A〜F of 80'S R&B


アーティスト/タイトル レビュー
A AL B. SURE!
/In effect mode(1988)

R&BガイドJUICY掲載。AL B. SURE!の88年のデビューアルバム。プロデュースはKYLE WESTで1曲だけTEDDY RILEYがALと共同プロデュースしています。ファルセットボイスに弱いのでそれだけで評価が甘くなってしまいます。1.Nite and dayは80'S R&Bの代表格みたいなもので数々の曲にサンプリングされた名曲です。あとは4.Naturally mineが切ないメロディーが心に染みます。良い曲です。TEDDYプロデュースの7.控えめなニュージャックスイングビートのフロア向けの曲でNJSの跳ねたビートが嫌いな自分でも聴けました。他にはロバータ・フラックのKilling me softlyのカバーもあります。
ALEXANDER O'NEAL
/Hearsay (1987)

ALEXANDER O'NEALが87年にリリースした2ndアルバムにして出世作。プロデュースは、JAM&LEWIS。ALEXANDER O'NEALといえば『Fake』が高校生の頃、よくラジオでかかっていたな〜。懐かしい。アルバム自体は、最近初めて聴いたんだけど、ほとんど一度は聴いたことがあるものばかりですね。JAM&LEWISによる良質なトラックが魅力的で、その感触はまさに"ブラコン"。瑞々しいダンス・ナンバー2.(What Can I Say) To Make You Love Me、美しいミディアム4.Hearsay、美メロかつグルーヴィーなダンス・ナンバー6.The Lovers、前述のハウスっぽさも感じるダンス・クラシック8.Fake、CHERRELLEとのデュエットで美しいなかにも力強さを感じることのできる12.Never Knew Love Like This、しっとりと切ないスロウ14.Sunshine、夜が似合うムードたっぷりなスロウ17.When The Party's Overがお気に入り。トラックだけでなく、ALEXの歌の上手さにもほんと惚れ惚れするね。素晴らしいアルバムだと思う。(2011/10/05)
ALYSON WILLIAMS
/Raw(1989)

JUICYにも掲載されていたALYSON WILLIAMSの89年のデビューアルバム。このアルバムからはSleep talkがヒットしており、この曲はHIPHOP R&Bのクラシックであり、JBのファンキードラマー使いのトラックは当時話題となりました。他にもORAN JUICE JONESやCHUCK STANLEYとのデュエット曲もあります。
ANGELA BOFILL
/Something About You (1981)

ジャズ/フュージョン、R&BシンガーのANGELA BOFILLが81年にリリースした3rdアルバム。プロデュースは、NARADA MICHAEL WALDEN。R&Bファンから人気のアルバムみたいで、紙ジャケでも再発されたが、再び廃盤となり、アマゾン・マケプレでも高値が付いてる状態。多分、フリーソウル『IMPRESSIONS』に収録の6. Only Loveが収録されているからかな。そんなに良いかね、Only Loveって。全然面白くないけどな。個人的には、TOWER OF POWERのホーンをフィーチャーした瑞々しいダンス・クラシック1. Something About Youに尽きるね。ほんとこの曲完璧だね。自然と腰が動くとはこのこと。他には、木陰でコーヒーを飲みながら聴くとマッチしそうなゆったりとしたメロウ・ミディアム4. Tropical Love、STYLISTICS/Stop Look Listenのカバー8.、イントロのサックスがかなりウザイけど、なかなかノリの良いフュージョン・ディスコ9. I Do Love Youが良かった。この4曲以外は全然面白くないな。通して聴いてみて、なんでそんなに人気があるのかな?って思うな、正直なところ。高い金出して購入するのはオススメしないかな。コンピなんかで十分だと思う。(10/05/03)
ANGELA WINBUSH
/The real thing(1989)

RENE&ANGELAとして活躍し、現在はISLEY BROTHERSのRONALD ISLEYの奥方でソングライティング/プロデュースの多方面で活躍しているANGELA WINBUSHが89年にだした2ndソロアルバムです。内容はというと、まずフロア向けの小気味よいFUNKナンバー1.The real thingで幕を開け、美メロミディアムの3.Thank you love、4.Lay your troubles down(with RONALD ISLEY-この人の声はエロくて最高ですね)と続き、そしてお気に入りの哀愁メローミディアム7.Menage a troisと続く流れが最高ですね!安心して聴けるよいアルバムだと思います。
ANITA BAKER
/The songstress(1983)

クワイエット・ストームの歌姫ANITA BAKERが83年にリリースしたデビューソロアルバム。ANITAといえば86年にヒットした"Sweet love"が有名ですね。ゴスペル仕込みのソウルフルな歌声にジャズ・フレイヴァーを織り交ぜたスタイルはまさにこのジャンルのお手本といった感じです。個人的にこのアルバムの白眉はなんといってもHIPHOPネタとして使われている7.Will you be mineでしょう! 都会の夜に似合いそうなメロウネス…、ホント非の打ち所のない名曲です!この曲がANITA BAKERだと知って速攻で中古屋巡りをしてGETしたくらい好きなネタです。ネタに興味がある方は是非チェックして下さい!(04/01/17)
ATLANTIC STARR
/Secret lovers... The best of ATLANTIC STARR(1986)

Alwaysのクロスオーバーヒットで有名なATLANTIC STARRの78年のデビューアルバムから85年の5thアルバム『As the band turns』までの5枚のアルバムから選りすぐったベスト・アルバム。Alwaysのイメージが強すぎてただのPOPグループだと思われがちですが、そんなことはないです!初期のアルバムを聴いてみたら分かると思いますが、かなりヤバイ曲多いです。このベスト盤でいうとHIPHOPフリークにはNATE DOGG/Nobody does it betterでお馴染みの10.Let's get closerをはじめ、SHARON BRYANTの瑞々しい歌声が光るダンスクラシック1.Circles、SHARONの後釜女性Vo.BARBARA WEATHERSがリードを取るメロウ・グルーヴ2.Silver shadow、アップテンポのダンス・ナンバー5.Love me down、KLEERっぽいクールなファンク6.When love calls、メロウ・ミディアム9.Touch a four leaf cloverはホント最高ですね!80年代後期になるとほとんどPOPになったのは時代の流れだったんでしょうか... とにかく80'Sフリークなら初期のATLANTIC STARRはぜひ押えて下さい!(05/04/16)
AVERAGE WHITE BAND
/Shine (1980)

スコットランドで結成されたホワイト・ソウル/ファンク・バンドのAVERAGE WHITE BANDが80年にリリースしたアルバム。プロデュースは、DAVID FOSTER。AORの名盤としても有名ですが、AORよりはR&B、ディスコ寄りだと思うけどね。まあ、そんなことはどうでもよいほど良くできたアルバムで、ベスト・トラックは、CHAKA KHANのバージョンで有名なライト・メロウ・クラシックの4. Whatcha' Gonna Do For Meとこれ聴いてノない奴なんているの!?って思うほどノリの良いディスコ・ファンク6. Catch Me (Before I Have To Testify)の2曲。ほんと素晴らしいですね。いつ聴いても惚れ惚れするね。他にも爽快なAORナンバー1. Our Time Has Come、初期の頃を思い起こさせるファンク・ナンバー5. Into The Night、スムーズなディスコ・ナンバー7. Help Is On The Way、どことなくROD TEMPERTONの作風っぽいディスコ・チューン9. Shineがお気に入り。AOR好きやダンス・クラシック好きなら絶対に聴いておきたいアルバムの一つ。(10/05/21)
B BERT ROBINSON
/No more cold nights(1987)

BERT ROBINSONが87年にリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースはBY ALL MEANSでもお馴染みのSTAN SHEPPARDやLIONEL JOB等。テディ・ペンばりの太い声が魅力的なシンガーで、HUSH系の都会的なトラックにマッチして聴かせてくれますね。アップ系は時代を感じさせるものが多くてダメでしたが、メロウ・ミディアムのA1.Heart Of Gold、A3.Just A Little Love、B2.You Turn Me Outやアップテンポのメロウ・グルーヴB4.Burning Inside Your Love、甘酸っぱいスロウのB5.Still Waitingは気に入りました。80'Sメロウが好きならぜひチェックして欲しいアルバムです。(07/04/01)
BILL WITHERS
/Watching You Watching Me (1985)

ソウル界の良心BILL WITHERSが85年にリリースした8thアルバム。前作から7年ぶりのアルバムなんだけど、いつもどおりの自然体のBILLを味わえるアルバムですねAORっぽい1. Oh Yeah、日本字が好きそうな小気味良いビートのメロウ・ミディアム2. Something That Turns You On、グルーヴィーなAORダンサー3. Dont Make Me Wait、レゲエを取り入れた4. Heart In Your Life、深夜をイメージさせるメロウ・ナンバー5. Watchng You Watching Me、トロピカル・ムードたっぷりの6. We Could Be Sweet Lovers、少し異質な感じがするデジタル・ファンク8. Steppin Right Alongがお気に入り。(2015/05/09)
BILLY GRIFFIN
/Be with me(1982)
MIRACLESに在籍していたBILLY GRIFFINが82年にリリースしたソロデビュ−・アルバム。なんといってもダンス・クラシックのA3.Hold me tighter in the rainに尽きます!優しい歌声で「雨の中で抱いて…」って歌われたら、泣けるってもんですよ… しかし残念なことにこの曲以外はあまりパッとした曲がなく、強いて言えばアップテンポのB3.Breaking outとミディアムのB4.Understandが気になった程度。まあHold me tighter in the rainだけで十分過ぎますね。未聴の方はぜひ聴いて下さい!(05/02/12)
BOBBY BROWN
/Dance! …Ya Know It!(1989)

一世を風靡したBOBBY BROWNによる企画物的なミニ・アルバム。大ヒットしたMy Prerogative等のニュージャック系ダンス・トラックはニュージャック嫌いなんで聴いてられないが、L.A.&BABYFACEが手掛けたメロウ・チューン1.Roni(最近MC MAGIC/Tenderoniで使用)や2.Rock Wit' Cha、LARRY BLACKMONによるCAMEOっぽいエレクトロ・ファンク3.Girl Next Doorは今でも聴けるクラシック。どこの中古屋にもある皿だと思うので、興味がある方は聴いてみて下さい。(06/05/25)
BOBBY GLOVER
/Bad Bobby Glover (1984)

ZAPPのシンガーBOBBY GLOVERが84年にリリースした唯一のソロ・アルバム。プロデュースは、御大ROGER。ディープな歌声を聴かせる本格的シンガーで、ZAPP流のファンクはもちろんあるけど、それにとらわれない素晴らしいR&Bアルバムに仕上がってますね。MACEOのサックスもナイスなZAPP印のメロウ・ファンク2. Your Spell、これもZAPP印全開のヘビー・ファンク3. So Mean、フリー・ソウル好きも気にいるであろう陽だまり系メロウ4. It's My Turn、優しげなメロウ・ミディアム5. Happy、落ち着いたスロウ7. I Love Youがお気に入り。ZAPP流儀のファンクをかなり期待していた人には期待外れかも知れないけど、個人的にはこのくらいのバランス感が丁度いいかな。(2013/09/15)
BOOKER T. JONES
/The Best Of You(1980)
Melting Pot等の数々のヒットを持つSTAXのハウス・バンド"BOOKER T&THE M.G.'S"のリーダー"BOOKER T. JONES"が80年にリリースしたアルバム。プロデュースはDAVID ANDERLEとBOOKER T. JONES、ギターにMICHAEL SEMBELLO、ドラムにJAMES GADSONが参加。ゲストとして義理の妹RITA COOLIDGEも参加。かなりソフト&メロウ(ポップ少々)路線のアルバムで代表作とは決して言えないが、捨てがたい内容で、ベスト・トラックは柔らかな日差しを浴びているかのような心地良さを感じるA2.The Best Of You。いや〜、ほんと染み渡りますね〜。正直、これ1曲だけで十分元は取れましたが、優しげなメロディのA4.Pride And Joy、SLY&THE FAMILY STONEのカバーB2.Stand、しっとりとしたムードたっぷりのスロウB4.Will You Be The OneもGOOD。メロウ好きならA2.The Best Of Youはぜひ聴いて欲しい。(残念ながらCD化されていないみたいですね・・・)(09/04/20)
BROWNMARK
/Good feeling(1989)

ミネアポリス出身のベーシストでPRINCEと活動していたBROWNMARKが89年にMOTOWN RECORDSからリリースした2ndアルバム。幼い風貌と反対になかなか力強いプレイが印象的で、全体的な内容としては当時の主流NEW JACK SWING系のアップテンポ・ナンバー中心です。NJSが苦手なので、大半は聴けませんでしたが、PRINCEがバックグラウンドVo.で参加したNJSと言うよりHIPHOPテイストの力強いファンク・チューンA1.Bang bang、ドラムが時代を感じさせるがBY ALL MEANSのSTAN SHEPPARDが制作に関わった美しいスロウA5.My heart missesとナイス・テンポのメロウ・ミディアムB3.Cruisin'は気に入りました。機会があれば聴いてみて下さい。(05/02/12)
BY ALL MEANS
/Same (1988)

SKOOL BOYZで活動していたBILLYとSTANのSHEPPARD兄弟中心に結成されたBY ALL MEANSが88年にリリースした傑作デビュー・アルバム。JIMMY VARNERのテディ・ペンばりの野太いボーカルはもちろん最高だけど、トラックも上質の一言!アーバンかつシルキーなミディアム1. I Surrender To Your Loveで掴みはOK!硬質なダンス・ナンバー2. I'm The One Who Loves You、ソウルフルかつ優しげなミディアム3. You Decided To Go、繊細なスロウ4. I Believe In You、SURFACEにも似た打ち込み感覚とソウルが絶妙にマッチした絶品メロウ・グルーヴ6. Let's Get Started Now、しっとりとした大人のスロウ7. Slow Jam (Can I Have This Dance With You)、デジタルぽっさも感じる暖色系ミディアム9. Does It Feel Good To You、80年代らしいエレクトロっぽさも取り入れたダンス・ナンバー10. We're Into This Grooveと好曲満載。80'S好きなら1stから3rdまで全部聴いて下さい(2014/06/14)
BY ALL MEANS
/Beyond a dream(1989)

SKOOL BOYZで活動していたBILLYとSTANのSHEPPARD兄弟中心に結成されたBY ALL MEANSが89年にリリースした2ndアルバム。1stだけが取り上げられるのですが、この2ndもなかなかの充実作です!一番の魅力はJIMMY VARNERのテディ・ペンばりの野太いボーカルに尽きます。この歌声には惚れ惚れしますね〜。その歌声とSTAN SHEPPARDが作る大人のアーバン・サウンドが一体となったら、あとは言わずもがなですね。お気に入りは、ミディアム・テンポのメロウ・グルーヴ2.Do you remember、サックスが大人のムードを醸し出す6.Stay with me tonight、メロウな8.I'd rather be lonelyです。MARVIN GAYE/Let's get it onのカバーも収録。80'S好きならMUSTなグループと言えるでしょう。(05/08/06)
C CALIFORNIA EXECUTIVES
FEAT.RONALD DUDLEY
/Dancin' And Romancin' (1987)

87年にリリースされたCALIFORNIA EXECUTIVESのアルバム。グループ名義だけど、実質フィーチャリング・シンガーRONALD DUDLEYのソロって感じでしょうか。一部のマニアに人気があるアルバムみたいで、確かにメジャーになりきれない田舎っぽさを随所に感じるね。でも総じて好感触で、特にドラムはダッサダサだけど、いかにもな80'sダンサーの1. I Can't Forget You、よりファンク寄りの軽快なダンス・ナンバー2. You Know What I Like、KLEEERっぽさも感じるスムーズなメロウ・グルーヴ4. The Same For Me、70年代の香りがプンプンするムードたっぷりのスロウ5. Let Me Love You Tonight、しっとりとした大人のスロウ6. Baby I Love You、なめらかな肌触りって印象のスロウ7. What Are You Afraid Of、どこか寂しげなスロウ8. I Can't Let You Go、もろ70年代のスウィート・ソウルって趣の9. I Don't Know Whyがお気に入り。調べてみるとU.S. BLACK DISK GUIDEにも掲載されていたんだね。持っているのに気づかなかったな。スロウが好きなら聴いて損なしだと思います。(2012/04/08)
CALLOWAY
/All the way(1989)

R&BガイドJUICY掲載。MIDNIGHT STARのメンバーであったCALLOWAY兄弟の2人組からなるCALLOWAYが89年にだした1stアルバム。JUICYに掲載されていたので購入したが、ほとんど聴ける曲がない…唯一8.Sugar freeだけがミディアムテンポのメロートラックで良かった。レーベルがSOLARなので期待したがハズレだった。よほどのファン以外は購入しなくてもよいので。
CHAMPAIGN
/How 'Bout Us(1981)

イリノイ州出身の白黒混合グループCHAMPAIGNが81年にリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースは、TYRONE DAVISやMANHATTANSのプロデュースで知られるLEO GRAHAM。How 'Bout Usの大ヒットで知られていますが、個人的にHow 'Bout Usのどこが良いのか全くわかりません。これよりもむしろよくネタ使いされるスロウの4.I'm On Fireが聴きどころでしょう!泣きのギターも効果的な極上の逸品!HIPHOP好きなら一度は耳にしたこともあるのでは。他にもアーバンなメロウ・グルーヴ1.Can You Find The Time?、アーシーな中にも都会的センスを感じる2.Party People、ノリノリなライト・グルーヴ3.Whiplash、AORテイストの7.Dancin' Together Again、小気味良いファンク8.Lighten Upがお気に入り。スロウが好きなら4.I'm On Fireはぜひとも聴いて下さい!(09/08/08)
CHERRELLE
/Fragile (1984)

JAM & LEWISの秘蔵っ子的な美人R&BシンガーCHERRELLEが1984年にTABU RECORDSからリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースは、JAM & LEWISとISAAC SUTHERS & MICHAEL EVERITT DUNLAP。いやー、この頃のJAM & LEWISは無敵だね。隙のない完璧なミネアポリス・サウンドが最高過ぎる!瑞々しくノリが良いミネアポリス・ファンク1. Fragile... Handle With Care、後にROBERT PALMARがカバーしてヒットさせたD TRAINらしさも感じるミネアポリス・ファンク・クラシック2. I Didn't Mean To Turn You On、S.O.S. BANDで聴かれるチャカポコ808ビートのライトなファンク・チューン3. Like I Will、MTUME/Juicy Fruitっぽさも感じる最高に胸ミュン・メロウなミディアム5. Who's It Gonna Be、ISAAC SUTHERS & MICHAEL EVERITT DUNLAP制作の哀愁溢れるメロディが胸を打つスロウ6. Stay With Me、完璧なチャカポコ808ビートが最高なメロウ・グルーヴ7. When You Look In My Eyes、ISAAC SUTHERS & MICHAEL EVERITT DUNLAPが手掛けた陰のある寂しげなメロディに涙する8. I Need You Nowがお気に入り。(2024/03/23)
CHERRELLE
/High Priority (1985)

JAM&LEWISの秘蔵っ子的な美人R&BシンガーCHERRELLEが85年にリリースした2ndアルバム。プロデュースはもちろんJAM&LEWIS。ALXANDER O'NEALとのデュエットで大ヒットした代表曲の「Saturday Love」収録。全編JAM&LEWIS印のサウンドで、特にロックテイストでハードエッジな2.You Look Good To Me、ミネアポリス・ファンクの3.Artificial Heart、アップテンポなエレクトロ・チューン5.Oh No It's You Again、前述のグレイトなメロウ・クラシック6.Saturday Love、切ないメロウ・ミディアム7.Will You Satisfyがお気に入り。CHERRELLEの歌声も素敵だね、ほんと。ジャネットよりこっちを押していけばよかったのにね、JAM&LEWISは。(2014/04/14)
CHERRELLE
/Affair (1988)

JAM&LEWISの秘蔵っ子的な美人R&BシンガーCHERRELLEが88年にリリースした3rdアルバム。プロデュースはもちろんJAM&LEWIS。前作『High Priority』ほどではないけど、安定したJAM&LEWISサウンドとCHERRELLEの素敵な歌声が堪能できる好盤で、特にミネアポリス・マナーのダンス・ナンバー3. Discreet、ダンサブルなタイトル曲5. Affair、小気味良いメロウ・グルーヴ7. Foolin' Around、切ないミディアム8. Everything I Miss At Home、透き通るようなメロディのメロウ・グルーヴ9. Keep It Inside、美メロなスロウ10. My Friendがお気に入り。80年代のブラコンが好きなら聴いて損はないアルバムですね。(2014/05/31)
CHERRELLE
/The Best Of (1995)

ALEXANDER O'NEALとのデュエット曲「Saturday Love」で大ヒットした美人R&BシンガーCHERRELLEの84年のデビュー・アルバム『Fragile』、85年の2nd『High Priority』、88年の3rd『Affair』からセレクトされたベスト盤。プロデュースは、全てJAM & LEWIS。2. Saturday Loveはほんと大ヒットしたよね〜。高校生の頃、FMでかなりエアプレイされていたなー、そういえば。80年代を代表するR&Bだね。JAM & LEWISの名を知らしめた曲でもあるよね。これ以外でも、1stからのヒット曲でまさしく80年代ど真ん中のJAM & LEWIS流ミネアポリス・ファンク1. I Didn't Mean to Turn You On、3rdからALEXANDER O'NEALが参加したしっとりとした美しいスロウ4. Everything I Miss at Home、3rdから、これもALEXANDER O'NEALとのデュエットで透き通るような美メロ・グルーヴ5. Keep It Inside、1stから硬質なダンス・ナンバー7. Fragile...Handle With Care、2ndから郷愁感溢れてグルーヴィーな8. Will You Satisfy?がGOOD。JAM & LEWISってだけで安心感があるけど、主役のCHERRELLEの清楚な歌声も最高だね〜。(2012/12/14)
CHEW
/See The Light (1983)

数々のクラシックでキーボードを担当していたRAY CHEW率いるCHEWが83年にリリースした唯一のアルバム。メンバーは、天才ドラマーYOGI HORTON、ボーカルに紅一点SANDY BARBRA等。ガイド本で気になっていて、中古屋で安価で購入。想像以上に良い出来で、大満足。チャイニーズ風にイントロから打って変わって重心の低いファンクを聴かせる1. Chew (Theme)から惹き込まれ、都会的な中にもアーシーさが見え隠れするファンク2. Good Good (Feel Alright)、アーバンなダンス・ナンバー3. I Like It、小気味良くファンキーな4. Gimme Something、もろNYって感じの極上アーバン・ダンサー7. Tell Me You Love Me、郷愁感溢れるミディアム・グルーヴ8. See The Light、アルバム中一番ファンクを感じる9. Yummi Yumがお気に入り。女性ボーカルが弱いって言われているけど、別に気にならないかな。80年代のNYサウンド好きなら聴くべきでしょう。(2013/07/09)
CHUCKII BOOKER
/Chuckii(1989)

シンガー、ミュージシャン、プロデューサーとマルチな顔を持つCHUCKII BOOKERが89年にリリースしたデビュー・アルバム。デビュー・シングルのTurned awayが人気で、専門誌でも好評価だったので、かなり期待していたんですが… アップテンポ中心の楽曲自体は良いのですが、如何せんドラムが今聴くにはダサすぎ!ニュージャック系の跳ねるドラムも大嫌いなうえに硬めの音色で1曲も聴けないという最悪の結果になってしまいました。個人的な評価は×ですが、当時のニュージャック系が好きな方なら十分OKかもしれません。(05/09/10)
CLIFTON DYSON
/Slow Your Body Down (1981)
甘茶ソウル百科事典にも掲載されていたワシントンD.C.のシンガーCLIFTON DYSONが81年にリリースしたソロ・アルバムにボーナスを収録した再発CD。アレンジにAL JOHNSONも参加。甘茶ばかりかと思っていたけど、タイトル曲の1.はPRELUDEを思い起こさせるNYマナーのナイス・ディスコ!甘く切ないトラック上で女性シンガーとデュエットした2. Hypnotize、明るく軽快なディスコ3. I'm Giving Up、しっとりとしたスロウ4. So Lonely、79年のシングルでGAP BANDっぽさも感じるファンク6. She's a Playgirl、2.と同トラックだが、女性Vo.がCI CIなるシンガーに代わったCI CI名義の8. (You Got Me) Hypnotized、CLIFTON DYSON & RICK WEBB名義の88年のシングルでアーバンなファンク9. I Can't Let You Go、HOT & HEAVY名義でビートが効いた熱いスロウ10. Our Secret Hideawayと聴き応えたっぷり。甘茶だけでなくダンサー、ファンクとバラエティに富んでいるところもポイント高いですね。(2015/09/20)
CLUB NOUVEAU
/Life,love&pain(1986)

TIMEX SOCIAL CLUB(TSC)の大ヒット曲RumorsのプロデューサーJAY KINGがTSCに裏切られた後に結成したグループCLUB NOUVEAUが86年にリリースしたデビューアルバム。メンバーにはEN VOGUEで有名なFOSTER&McELROYも所属していました。(その後脱退) このアルバムからはBILL WITHERSのLean on meのカバー3.が大ヒットしました。当時は毎日FMから流れていましたね〜、懐かしいです。HIPHOP好きならLUNIZがI got 5 on itで使った2.Why you treat me so badが気に入るはず。1.JealousyはRumorsに対するアンサーソング。時代を感じさせるトラックなので通して聴くにはちょっと辛いかも。(03/02/22)
THE CONTROLLERS
/Just In Time(1989)

アラバマのソウルグループ"THE CONTROLLERS"が89年にリリースしたアルバム。時代を感じさせるアップは無理でしたが、80年代特有の808ビートの爽やかなメロウ・ミディアム3.Just In Time、ドラムが古臭いがなかなかファンキーな6.We're Back、VASSAL BENFORDプロデュースの絶品美メロ・ミディアム8.Let's Stay Friends、小気味良いビートのメロウ・グルーヴ9.I'm So Glad I Met Youには十分満足。Just In TimeとLet's Stay Friendsはメロウ好きなら要チェックでしょう。(09/09/03)
CURTIS MAYFIELD
/Something To Believe In (1980)

ソウル界の良心、故CURTIS MAYFIELDが80年にリリースしたアルバム。プロデュースは、GIL ASKEY、CURTIS、KENNETH BURKE。初期のシリアス・モードからクールダウンし、リラックス・モードとなっていて少々戸惑ってしまいましたね。フリーソウル人気曲で小気味良い2.Tripping Outとまろやかなギターにうっとりするラブリー・モードの7.Never Stop Loving Meの2曲は素晴らしく、エバーグリーンだなーって思うんだけど、残りはね… ホイッスルの音が哀しく響くディスコテックな1.Love Me, Love Me Nowなんて聴きたくなかったな。まあ、Tripping OutとNever Stop Loving Meの2曲だけで十分満足なんだけどね。(2012/08/14)
D Da'KRASH
/Same(1988)
KOOL SKOOLの前身グループDa'KRASHが88年にリリースしたアルバム。プロデュースはTHE TIMEの元メンバーJESSE JOHNSON。ちょうど高校生の頃よく聴いていたアルバムで、当時はアップ・ナンバーしか聴いていなかったんですが、流石に今聴くと時代を感じさせますね(苦笑) 今聴くなら断然A4.Dance with meとB3.Uptownでしょう!特に前者は、美しいメロディがマジで最高なメロウ・ミディアム!こんな良い曲あったっけ?って感じで驚きました。後者もハートウォーミングなピアノの音色が印象的な佳曲。あまり取り上げられないグループですが、この2曲だけのためでもチェックする価値はあると思います。(05/01/08)
DAVID PEASTON
/Introducing...(1989)

THE DEELE
/Material Thangz(1985)

あのBABYFACEが在籍していたグループTHE DEELEが85年に名門SOLARからリリースした2ndアルバム。時代柄かエレクトロ系のダンス・ナンバーが目立ちますが、ベスト・トラックは、甘くて切ないスロウ6.I'll Send You Rosesに決まり!いやー、ほんと泣かせるいいメロディですね〜。流石はBABYFACE。他にはノリノリな1.Let's Work Tonight、エレクトロっぽいノリに寂しげなメロディがマッチした2.Stimulate、READY FOR THE WORLD/Oh Sheilaタイプの4.Suspicious、どことなくクラフトワークっぽい5.Material Thangs、これもREADY FOR THE WORLD/Digital Displayっぽい8.Sweet Nothingzあたりがお気に入り。とにかくR&B、特にスロウ系が好きなら6.I'll Send You Rosesは必聴でしょう!(09/08/08)
THE DEELE
/Eyes of a stranger(1987)

あのBABYFACEが在籍していたグループTHE DEELEが87年に名門SOLARからリリースした3rdアルバム。ヒットした有名曲1.Two occasionsも美しいメロディのミディアムで良いですが、3.Let no one separate usが正統派80'Sメロウって感じで最高ですね!しかし後半のアップは時代が時代だけにかなり厳しかったです(苦笑) でも80'S好きなら前述の2曲のためだけでも購入する価値ありです!(04/12/12)
DEJA
/Made to be together(1988)

88年の"DEJA(元AURRA)"のアルバムです。全曲TEDDY RILEY&GENE GRIFFINがプロデュースしています。UPナンバー中心ですが、ハートウォーミングなナイスミディアムのMore&moreやPatience and timeがあるので侮れないアルバムです!
DELEGATION/II(1981)

Oh Honeyでお馴染みのUKソウル・グループDELEGATIONが81年にリリースした3rdアルバム。プロデュースは、KEN GOLD。ダンス・ナンバーからミディアム、スロウと充実した傑作で、特に爽快なフロア・ナンバーA1.Feels So Good(Loving You So Bad)、明るくてノリの良いA2.Dance,Prance,Boogie、陽だまり系ミディアムのA3.In Love's Time、美しいメロウ・ミディアムのA5.12Th House、ダンス・ナンバーのB1.In The Night、カッティング・ギターがとにかく最高にグルーヴィーなB4.I Wantcha Backがお気に入り。R&Bファンならぜひとも聴いて欲しいアルバムの一つ。(09/06/03)
DEMETRIUS PERRY
/Another World (1989)

オリンピックの短距離ランナーという経歴を持つ異色の男性ンがーDEMETRIUS PERRYが89年にTABU RECORDSからリリースしたデビュー・アルバムにして唯一のアルバム。プロデュースは、JEFF CARRUTHERSとDEMETRIUS PERRY、参加ミュージシャンには、JEFF LORBERもいますね。なかなかセクシーでエモーショナルな歌を聴かせてくれますね。80年代らしい美メロ・ミディアムの1.Another World、ニュー・ジャック・スイングだけど、これはギリギリ許容範囲内のノリの良い2.Can-Do Can-Do (Anything For You)、R&Bフリークに人気のあるしっとりとしたアダルトなスロウ3.Breathless、BILL WITHERSのカバーでダンスフロア向けにアレンジした5.Use MeがGOOD。1.と3.を聴いていると、消えるにはもったいないなーって思いましたね。時代が悪かったのかな。(2011/08/21)
DIANA ROSS
/Diana(1980)

DIANA ROSSが80年にリリースしたアルバム。プロデュースは、CHICのNILE RODGERSとBERNARD EDWARDS。勢いのあったCHIC全面プロデュースということで人気のあるアルバムで、特にBIGGIEもネタにした4.I'm Coming Outがベスト・トラック!イントロのカッティング・ギターから最高で、ほんとこれ以上のものがあるの!?ってくらい最高にゴキゲンなダンス・ナンバー!これ以外にも腰にグッとくる大ヒットした1.Upside Down、もろCHICサウンドって感じな2.Tenderness、明るく楽しい5.Have Some Fun(Again)、ネタとしても有名な哀愁ナンバー7.Now That You're Gone等好曲揃い。ダンス・クラシック好きなら基本といえるアルバム。(09/02/14)
DIONNE WARWICK
/Heartbreaker (1982)

アメリカの研ナオコとも言われる大ベテラン歌手DIONNE WARWICKが1982年にリリースしたアルバム。プロデュースはBEE GEESのBARRY GIBB等。やはり大ヒットした1. Heartbreakerに尽きるかな。優しくも切ないメロディにDIONNEのソウルフルな歌、「あなたにフラれてどうしたらいいの…」的な刹那的な歌詞に涙しますね。当時は青い中坊だったので、ピンとこなかったんですが、大人の階段も上った今ではウルウルきますね… エレガントで哀愁溢れる2. It Makes No Difference、爽やかでファンキーなAORって趣の4. Take The Short Way Home、フュージョン・タッチのAORサウンドが気持ちい5. Misunderstoodがお気に入り。(2022/02/26)
DONNA ALLEN
/Serious(12)(1986)
発売当時「黒いマドンナ」と言われたDONNA ALLENの1stアルバムPerfect timingからのシングルヒット曲"Serious"の12インチシングル(US盤)です。アップテンポの固めのトラックに力強い歌が映える力作です。
DR.YORK
/New(1985)
スウィート・ソウル・マニアに人気のDR.YORKが85年にリリースしたアルバム。この次のアルバム『Re-New』が全く気に入らなかったので、期待していなかったんですが、期待を遥かに上回る内容で大満足!スウィ〜トなバラッド1.It's only a dream、STYLISTICSの名曲You are everythingのカバー3.、切ないスロウ6.It's on meはスウィート・ソウル・フリークに人気があるのも頷けましたが、ダンス・ナンバーの2.Don't stopや4.Newもかなり良い出来でビックリ!スウィート、ダンスクラシック好きのどちらも満足できるアルバムなので見つけたら即買です!(05/06/11)
DR.YORK
/Re-new(1986)
86年にリリースされたDR.YORKの2ndアルバム後期デルフォニックスのリードシンガーであったメジャー・ハリスの75年のヒットLove won't let me waitのカバー収録。SWEET SOULは大好物でよく聴いているんですが、このアルバムはだめでした...声がSWEET SOULに合わないと思います。やっぱりファルセットじゃないと!
E ENTOUCH
/All Nite(1989)

KEITH SWEATやKUT KLOSEのプロデュース等で知られるERIC McCAINEとFREEのデュオENTOUCHが89年にリリースしたデビュー・アルバム。リリース当時レコ屋でジャケ見たときHIPHOPのグループだとばかり思って購入したらR&Bだった懐かしい思い出がありますね。KEITH SWEATのデビュー・アルバムと似た質感で、80年代特有のメロウ・ミディアム2.4ever、温かみのあるスロウ3.II Steps 2 the Right、ニュー・ジャック・スイングとは異なるシンセベースが効いた正統派80's FUNKの7.Crazay 4/Uの3曲が絶品!(というかこれ以外はちょっと無理でしたが・・・) 80's R&B好きなら聴いておくべきアルバムでしょう。(09/08/15)
E.U.
/Livin' large(1989)

ワシントンGO-GOの古株バンドExperience Unlimited aka E.U.が89年にリリースしたメジャー・デビュー・アルバム。スパイク・リーの映画『School Daze』の主題歌でもあったDa ButtのR&Bチャート1位のヒットを受けてメジャーからリリースされました。80年代初期のTROUBLE FUNK等を聴きなれている者からすれば、GO-GOとしては、かなり物足りない出来でがっかりでしたが、シングルカットされた、ドリーミーな甘茶胸キュン・スロウの4.Taste of your loveとあのPATRICK ADAMS作曲でBLACK IVORYの代表曲であるスウィート・ソウルDon't turn aroundのカバー9.Don't turn aroundの2曲は、ほんと最高!この2曲だけで十分過ぎますね。マイナー、レアに血眼になっている甘茶フリークの皆さんこの皿見逃してはいませんか?近くの中古屋に安値で眠っているかもしれませんよ… (06/01/02)
EUGENE WILDE
/I Choose You (Tonight) (1989)

EUGENE WILDEが89年にリリースした3rdアルバム。プロデュースは、EUGENE自身にLOUIL SILAS, JR.、E.W.、DONALD ROBINSON、TERRY BURRUS、GERALD LEVERT、MARC GORDON等。EUGENEといえば、84年のヒット曲「Gott Get You Home Tonight」が有名ですね。このアルバムはニュージャックスイング全盛期のものなんで、若干不安もあったけど、スロウ、ミディアムが充実していて良いね。JEFF LORBERがキーボードとギターで参加したメロウ・ミディアム1.I Can't Stop (This Feeling)、ほどよいチャカポコ感がイイ感じのしっとりとしたアダルトなスロウ3.I Choose You (Tonight)、Sexual Healingタイプのメロウ・ミディアム6.I'll Keep Calling、エモーショナルなミディアム8.I Can't Take Itがお気に入り。スロウ、ミディアム好きならオススメですね。(2012/01/17)
EVELYN KING
/I'm In Love(1981)

EVELYN"CHAMPAGNE"KINGが81年にリリースしたアルバム。KASHIF絡みのヒット曲1.I'm In Loveで有名なアルバムです。KASHIFらしい都会的なメロウ・ダンサーって感じでほんと最高ですね〜。また、EVELYN KINGのVo.も素晴らしいメロウ・グルーヴ6.The Other Side Of Loveにもノックアウト!素晴らしすぎます。他には1.I'm In Loveと似た感触の2.If You Want My Lovin、70年代後期の典型的なディスコって感じの4.What Are You Waitin' Forと7.I Can't Take ItもGOOD。まさにクラシックに相応しいアルバムだと思います。(09/02/28)
EVELYN"CHAMPAGNE"KING
/Flirt(1988)

EVELYN"CHAMPAGNE"KINGが88年にリリースしたアルバム。ハウスにも手を出し、結構厳しい曲が多いですが、心温まるメロディのクラシック3.Kisses Don't Lieは絶品!メロウ・ミディアムの6.When Your Heart Says YesもGOOD。この2曲しか聴けませんでしたが、80'Sフリークなら3.Kisses Don't Lieは聴き逃し厳禁でしょう!(09/07/19)
EVELYN"CHAMPAGNE"KING
/The Girl Next Door (1989)

「Shame」、「Love Come Down」、「I'm in Love」等のヒット曲を持つディーヴァEVELYN"CHAMPAGNE"KINGが89年にリリースした10thアルバム。プロデュースは、LEON SYLVERS III、 NAYAN、 MARSHALL JEFFERSON、 TEN CITY、 DAVID COCHRANE、 JOHNNY KING。80年代後期特有の硬いドラム印象的な硬質なダンスナンバー1. The Girl Next Door、MARSHALL JEFFERSONとTEN CITYが手掛けた爽やかなカッティング・ギターとパーカッションがマッチしたフロア・チューン3. Day To Day、チャカポコ・ドラムが効いたしっとり系スロウ4. Cross Your Mind、美しいドラムも印象的なメロウ・グルーヴ8. Serious、熱く歌い上げる夜モードのスロウ9. This SongがGOOD。(THE ISLEY BROTHERS/Footsteps In the Darkのカバーはフロア仕立てにアレンジしたが跳ねたドラムが最悪なんで×)(2014/10/17)
F
52ND STREET
/Children of the night(1986)
From UKの4人組グループ52ND STREETが86年にリリースしたアルバム。プロデューサーにNICK MARTINELLIを迎えていることで都会的な洗練された音になっていて最高なアルバムに仕上がっています。なんといってもシングルヒットしたA1.Tell me(how it feels)が素晴らしいですね!S.O.S.BANDを思わせるサウンドは嫌いな人はほとんどいないと思います。他にもA2.Never give up on you、B2.I can't let you go、B3.Smiling eyes、B5.Let's celebrateは最高です!ウェッサイ系のメローサウンドが好きな人なら絶対に気に入ると思います。見つけたら即GETして下さい!(03/02/06)
FINIS HENDERSON
/Finis(1983)

83年にMOTOWNからリリースされたFINIS HENDERSONのアルバム。プロデュースが、E.W&FのAL McKAY、参加ミュージシャンはTOTOのメンバーを含む超一流揃いということで、AOR好きに特に人気がありますが、ダンス・クラシック好きにもSkip To My Louは定番となっています。R&Bっぽさがあまりなく、AOR寄りなんで個人的には、微妙な感じでしたが、前述の1.Skip To My Louは超ノリノリでゴキゲンなトラックにFINISの艶やかで伸びのある歌声がマッチしていてノックアウト!NITEFLYTEのSANDY TORANO作のアダルトなメロウ・グルーヴ5.Blame It On The Night、爽快ファンキーな6.Percussion Intro/Call MeもGOOD。ダンクラ好き、AOR好きは聴いておくべきアルバムでしょう。(09/02/10)
THE FIT
/Just havin' fun(1988)
CHUCK GENTRYとVINCE EBOのデュオTHE FITが88年にリリースしたアルバム。VINCEの熱いボーカルが聴きどころなんですが、トラックの出来が悪過ぎ!専門誌でなかなかの評価だったんですが、ほとんど聴けなかったです… 強いて言えばCAMEOっぽいファンクA3.Sweet surrenderとメロウ・ミディアムのB5.Paradiseが聴けた程度。スロウに至っては、ほとんどポップス。余程のマニア以外は聴く必要ないです。(05/06/25)
FLAME
/Same (1989)

女性R&BシンガーFLAMEが89年にリリースした唯一のアルバム。プロデュースは、TED CURRIR、GARY HENRY、STEVE PECK。今聴くとなかなか悪くないアルバムで、TONY TERRYをフィーチャーしたハイパーなダンス・ナンバー1. On The Strength、ハードな一面も持つファンク2. One Way Lover、心落ち着かせるスロウ4. Holiday、NJSっぽいドラムはイマイチだけど、CAROL LYNN TOWNES/99 1/2にとても似たサビが耳に残って離れないフロア・ナンバー5. Lifetime GrooveあたりはGOOD。(2014/12/22)
FORCE M.D.'S
/Chillin'(1985)

NYのコーラスグループFORCE M.D.'Sが85年にTOMMY BOY RECORDSからリリースした2ndアルバム。JACKSON 5/ABCネタの若々しい1.One plus oneから惹きつけられますね〜。続く2.Here I go againはSUGARHILL RECORDSの数々のクラシックを演奏した伝説のバンドFAT COMETSのバックによるドリ〜ミ〜なスロウ!3.Uh oh!は80'Sメロウ・チューン。5.FORCE M.D.'S meet THE FAT BOYSは、FORCE M.D.'Sがオールド・スクール調ラッピンをかまし(余談ですが彼らは元々ラップ・グループです)、FAT BOYSが十八番のヒューマン・ビートボックスで迎え撃つ展開がオールド・スクール・マニアには涙... そして、きました6.Tender love。JAM&LEWISによる超スウィ〜トなスロウ!これ聴くと当時の色んな思いが走馬灯のように駆け巡りますね... 思い出の曲です。ラスト8.Walking on airは極上の80'Sメロウ・グルーヴ!これも最高!ドラムの音が古すぎるとか、そんな事はこのアルバムに限っては言いたくないですね。とにかく80'Sフリークならぜひとも聴いて欲しいアルバムです!(05/11/05)
FORCE M.D.'S
/Touch And Go (1987)

NYのコーラスグループFORCE M.D.'Sが85年にTOMMY BOY RECORDSからリリースした3rdアルバム。メンバーはMERCURY(R.I.P.)、TRISCO、T.C.D.(R.I.P.)、STEVIE Dの4名。HIPHOPやR&Bにハマりつつあった高校の頃、レコード屋にFULL FORCEのアルバム目当てに買いに行ったときにふとこのアルバムを目にし、そのレコードの帯に惹かれて購入した思い出がありますね。当時の国内版LPは2,800円とバカ高く、一月分のお小遣いの全てをはたいてその2枚を購入したんだよな〜。懐かしいね。ベスト・トラックは、GEOFF GURDとMARTIN LASCELLESのプロデュースによる80'sメロウ・クラシックの1.Love Is The Houseですね、やっぱり!この80's感の雰囲気最高だな、ホント。自分の結婚披露宴に使ったくらい大好きな曲です。他にもビートはあまり好きではないけど小気味の良さに惹かれる2.Would You Love Me?、VICTOR BAILEYとPOOGIE BELLが手掛けたアタックの強いビートが耳を惹くミディアム3.Touch And Go、ROBIN HALPINとRICHARD SCHERによるドリーミーなスロウ4.Couldn't Care Less、ROBIN HALPINとERIC CALVIプロデュースのアコースティック感のあるスロウ8.Sweet DreamsもGOOD。メンバーの二人は既に亡くなっているけど、どんな形であれ、もう一度表舞台に出てきて欲しいグループですね。(2010/12/02)
FORCE M.D.'S
/For Lovers & Others
: Greatest Hits(1992)

NYのコーラスグループFORCE M.D.'Sの84年のデビュー作から90年までのアルバム4枚の中からスロウ〜ミディアムを選りすぐったアルバム。これ聴いたらほんと素晴らしいグループだったな〜って改めて感じましたね。70年代の古典的なスウィート・ソウルって趣の1.Tearsをはじめ、映画『KRUSH GROOVE』のサントラが最初の出会いで、美しいピアノだけをバックに歌うJAM & LEWIS作の名曲2.Tender Love、ドリ〜ミ〜なスロウ3.Here I Go Again、アルバム未収録だったINTRUDERSのカバー4.I Wanna Know Your Name、自分の結婚式にも使ったくらい大好きなメロウ・グルーヴ5.Love Is A House、メロウ・ミディアムの6.Somebody's Crying、美メロ・ミディアムの9.Couldn't Care Less、メロウ・グルーヴの10.Walking on air等々珠玉の名曲の数々。スウィート好きなら必聴でしょう!(09/02/23)
FREDDIE JACKSON
/Rock Me Tonight (1985)

大御所シンガーFREDDIE JACKSONが85年にリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースは、BARRY EASTMONDやPAUL LAURENCE等の信頼のHUSHプロダクション。この質感はまさに"ブラコン"。"ブラコン"とは何か?って聞かれた時にはこのアルバムを聴かせると良いでしょう。アーバンなダンス・ナンバー1. He'll Never Love You (Like I Do)から耳を鷲掴み。切ないイントロから涙するスロウ2. Love Is Just A Touch Away、クリスタルな雰囲気のダンス・ナンバー3. I Wanna Say I Love You、80年代特有のチャカポコ感が心を和ませるスロウ4. You Are My Lady、最初のヒット曲で代表曲にもなっているハートウォーミングなミディアム5. Rock Me Tonight (For Old Times Sake)、優しげなメロディのアップ6. Sing A Song Of Love、グルーヴィーなメロウ・ミディアム7. Callingがお気に入り。FREDDIEのセクシーなボーカルに都会的なトラックがマッチした傑作だね。(2013/08/03)
FREDDIE JACKSON
/Just Like The First Time (1986)

FREDDIE JACKSONが86年にリリースした アルバム。プロデュースは、PAUL LAURENCE、BARRY EASTMOND、HOWARD KING、GARRY GLENN、GENE McFADDEN etc。まさに"ブラコン"って言葉がぴったりなアルバムですね。Sexual Healingタイプのミディアム1.Tasty Love、これぞブラコンの王道的な切ないスロウ2.Have You Ever Loved Somebody、アップテンポでグルーヴィーな6.I Can't Let You Go、ミッドナイト・メロウ・ナンバー7.I Don't Want To Lose Your Love、哀愁ミディアムの9.Still Waitingがお気に入り。恋人との夜にオススメしたいアルバムですね。(2014/05/08)
FREDDIE JACKSON
/The Greatest Hits Of
Freddie Jackson (1994)

大御所シンガーFREDDIE JACKSONのベスト盤。90年の『Do Me Again』しか聴いたことがなかったんですが、中古屋で捨て値で売られていたので、聴いてみました。最初のヒット曲で代表曲にもなっている85年のハートウォーミングなミディアム2.Rock Me Tonight、夜が似合うアーバンで素敵な86年のスロウ3.I Don't Want To Lose Your Love、88年のいかにも80年代中後期らしいブラコンって感じのメロウ・グルーヴ6.Nice & Slow、1.に続く85年のヒットでチャカポコしたドラムがいかにもなメロウ・ミディアム7.You Are My Lady、90年のしっとりとした8.Love Me Down、86年の美メロ・ミディアム9.Have You Ever Love Somebody、88年のしっとりとセクシーに迫るスロウ10.Hey Lover、85年のヒット曲で美しいメロディが心に響く11.Love Is Just A Touch Away、86年のSexual Healingを意識したであろうミディアム12.Tasty Loveとスロウ、ミディアムが予想以上に良くてビックリ!まさに”ブラコン”ってかんじの音はもちろんだけど、そのセクシーな歌もかなり魅力的だね。アルバム全部聴いてみたくなったな。(2012/03/02)