BASS
| アーティスト/タイトル | レビュー | |
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AFRO-RICAN /Against All Odds (1989) |
マイアミのベース・グループAFRO-RICANが89年にHIP ROCK/SKYYWALKER RECORDSからリリースした(多分)デビュー・アルバム。メンバーは、D.J. SLICE、RAHMING、M.D. ROCKの3名。ヒップホップの歴史上黙殺されたグループだけど、一部のBASS曲を除けば普通にヒップホップしているよ。当時ここまで聴いてヒップホップを語ったライターはどれだけいたかな。たった数曲のBASSのためだけにスルーされたのはあまりにも酷いと思うけどね。GEORGE McCRAE/I Get Lifted等を使ったファンキーなA2. This Is How It Should Be Done、BPM早めのイカしたファンキー・チューンA3. Go "Rahming" Go、ZAPP/Be Alrightにも似た極上のラブ・ラップA4. Always、B6と同じトラックのインタールードA5. Negative Force、PAUL HARDCASTLE/Rain? ForestにスクラッチとサックスをプラスしたUKファンキー・フュージョン風のインストB1. Kool、ドラムはバタバタしているがJBネタのB2. I Can Do That (Remix)、ISAAC HAYES/Joy使いのB4. I'm So Smooth、泥臭くて強烈にファンキーなB6. From The BottomがGOOD。このあたりもCDで再発して欲しいところ(2012/07/15) |
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ANQUETTE /Respect(1987) |
マイアミのエロ大王LUKEのレーベル"LUKE SKYWALKER"から87年に2 LIVE CREWの妹分としてデビューしたANQUETTEのデビューアルバム。なぜ今頃このアルバムを?って思うかもしれませんが、実はこのアルバム、甘茶SOULマニアには意外と人気があって、マイアミのオカマシンガーMICHAEL STERLINGがプロデュースした甘茶SOULナンバー12.I will always be there for youがコケティッシュな"歌"と甘ったるいトラックが絶妙に絡んだ名曲なのだ!この曲だけR&Bなんですよね何故か。ラップが絡んでいたらもっと良かったのに。他の曲はというと意外にミーハ―系のBASS物は少なく、ちゃんとHIPHOPしています。(ラップ自体はどうしょうもないレベルですが…) オールドスクール好きにオススメなのが、KOOL&THE GANG/Funky stuff使いの4.Funky stuff、アップテンポのフリースタイル、5.Freestyle rappin'、当時流行ったLYNN COLINS/Thinkを使った9.Get off your ass & jamです。甘茶マニアの方のみにオススメです(笑) |
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A-TOWN PLAYERS /True players vol.1(1995) |
アトランタのベテランBASSグループA-TOWN PLAYERSの95年のデビューアルバム。プロデュースには懐かしいEGYPTIAN LOVERがいるのにはビックリ。なんでもメンバーのICEBERGはEGYPTIAN LOVERのヒット曲Egypt egyptを共同制作したみたいです。このアルバムも基本的には陽気なBASS物ですが、ダークな6.Charge it to the game、女性Vo.が絡む哀愁溢れる9.True players、メランコリックな10.Gettin to itはGラップファンも気に入ると思います。 |
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A-TOWN PLAYERS /We keep it crunk for you(1998) |
LIL REDD、DJ.LEN、BONAYからなるアトランタのベテランBASSグループA-TOWN PLAYERSが98年にWRAP/ICHIBAN RECORDSからリリースした2ndアルバム。このアルバムは1stより音楽の幅が広がっていて、かなり楽しめる内容に仕上がっています!前半はイケイケBASSで固めていて、その中では、KEISHA嬢の歌をフィーチャーしたゆったり系メロウBASSの1.Player can't you seeが良い出来で、BASS以外では、南部風情溢れるメロウ・グルーヴ8.Players groove(We keep it crunk for you)、ファンク・ビートに哀愁メロディ、AMITA嬢の歌が絡む10.How you livin'、寂しげな11.Comin' like this、ギターが効いたファンキー・トラックにMANISH MAN&PLAYA COREYをフィーチャーした14.My folksがお気に入りです。BASSが苦手な方でも比較的聴きやすい良いアルバムでオススメです!(05/05/21) |
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BASS DADDY /Boomin' Bass(1993) |
マイアミBASSの重要レーベルPANDISC RECORDSから93年にリリースされたBASS DADDYのアルバム。プロデュースはBASS DADDYとD.J.QUAD。これもDRE-TOWNと同様昔のディスコ7インチ・シングルを思わせる絵ジャケがナイス。内容は、正直言ってよく分からなかったです(苦笑) UK等のヨーロッパあたりのクリエイターが作りそうな実験音楽って感じでBASSの枠を大きく超えてますよ、これは。エレクトロな3.Bass Journeyやアンビエント・ハウスっぽい9.Bass Werkなんてその筋の方が聴くと驚くかもしれませんね。HIPHOP、BASS好きよりもむしろエレクトロ、テクノ・フリーク向けかも(07/01/13) |
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BASS MASTER FUNK /In The Funk Box (1992) |
92年にHEAT WAVE RECORDSからリリースされたBASS MASTER FUNKなる謎のDJ(?)のアルバム。このジャケ凄いよな… 昔から絵心(?)溢れることで知られるBASS皿なんだけど、これは一級品。特に主役の"顔"の適当さには惚れ惚れするね(笑) 一瞬で心を奪われてしまって、気がつくとレジで会計してしまったくらい(とはいっても250円だったけど)。気になる内容は、ラップなしのインストで、超イケイケって感じじゃなく、かといってエレクトロ全開ってこともなく、BASSとしては少し中途半端かな。まあ、それでもPLANET ROCKモードの1. Records Mixer & Bass、ウェッサイ・ファンク好きにもバッチリ対応できそうな重量級ファンク3. Funk Machine、BEASTIE BOYS/Brass Monkeyネタの7. Brass Bass、ベースの定番HERMAN KELLY& LIFE/Dance To The Drummer Beat使いのノリノリな8. Dance to the Bassあたりは大好物だね。思っていたより聴けたアルバムかな。(2011/08/15) |
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BASS PATROL /The King Of Bass(1992) |
BASS PATROLが92年にリリースしたアルバム。THE TIME/Gigolos get lonely tooネタの2.Sweet Nothing、BAR-KAYS/Freak show(On the dance floor)ネタの5.Where the freak at?、S.O.S. BAND/Take Your Time使いの6.Raid With A Gaugeあたりが比較的聴きやすいか。ベスト盤を持っているなら余程のマニア以外購入する必要はないでしょう。(07/10/05) |
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BASS PATROL /Nuthin but bass(1993) |
BASS PATROLが93年にリリースしたアルバム。定番メロウISLEY BROTHERS/Footsteps in the darkネタの2.A Ho Is Whatchamaka、アップテンポでノリノリな5.Don't stop that bass drop、静けさ漂うメロウ・チューン10.Tell it like it isあたりはBASS嫌いでも十分聴けるかと思いますので、機会があれば聴いてみて下さい。(06/01/07) |
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BASS PATROL /4 da bass lovers(1994) |
BASS PATROLが94年にリリースしたアルバム。意外にもアップテンポのイケイケBASSナンバーは1曲のみで、残りはローテンポのトラック中心の構成。哀愁トラック上で"しゃべり"をかます1.Meet the stranger、黒いベースにスペーシーなキーボードが耳を惹く鬼渋いファンキー・チューン2.Full moon、浮遊感のある4.D's-N-Vogues、インストなのが残念だが、R&B風スロウの9.4 da bass lovers、80'Sテイスト(ネタ?)のメロウ・インスト12.Earthquakeが気に入りました。気に入った曲は過去に紹介済みのベスト盤にほとんど収録されているんで、余程のファン以外このアルバムは不要かもしれません。(06/02/25) |
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BASS PATROL /Trunk-A-Funk (1995) |
BASS PATROLが95年にリリースしたアルバム。Planet Rock使いのマイアミベースの雛型ともいえる2. 2 Da' Ground、メロウなキーボードがイイ感じの3. Trunk-A-Funk、落ち着いた雰囲気のメロウ・ナンバー6. Silly Of Me、ほとんどドラムマシンのみの簡素な7. Bring Down The Walls、ミステリアスな雰囲気のインスト9. It's Called Bass、これも落ち着いた感じの13. Let The Bass Blow、アンビエントな雰囲気のインスト14. Bass National AnthemがGOOD。比較的BPM遅めの曲が多いから聴きやすいね。(2013/02/07) |
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BASS PATROL f/BASS TOWN /Low Rider Bass(1995) |
BASS PATROLが95年にリリースしたアルバムで、仲間のBASS TOWN(K-$MOOTH&DJ J-TECH)もフィーチャー。割と聴きやすいノリノリなBASSチューン2.Turn Out The Show、オールドスクールのノリで迫るエレクトロ・チューン3.Party On Hit(Where Dey At)、スペーシーなキーボードが耳を惹くローテンポのメロウ・チューン9.Coffee、軽めの打ち込みビートにスクラッチが絡むDJチューン14.Scratch Analysisあたりがお気に入りです。ベスト盤以外では割と聴けるアルバムだと思いますので、興味がある方は聴いてみて下さい。(07/11/02) |
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BASS PATROL /Greatest hits(1995) |
D.J.FURY&RX LORDからなるマイアミBASSのベテランBASS PATROLが95年にJOEY BOY RECORDSからリリースしたベスト・アルバム。イケイケ高速BASS以外にも意外な好曲があることで知られるBASS PATROLですが、このベスト盤もBASS嫌いな方でもかなり聴き易い内容で、特に80'Sネタを使った1.Sweet Nothings、静けさが漂うメロウ・チューン3.Tell It Like It Is、定番メロウISLEY BROTHERS/Footsteps in the darkネタの6.A Ho Is Whatchamaka、インストなのが残念だが、R&B風スロウの15.4 Da Bass LoversあたりはG-RAP好きなら食指が動くのでは?まあ基本的にはイケイケがメインなんで、最初に聴くならこのようなベスト盤が良いでしょう。(05/10/22) |
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BASS PATROL /The Indestructible(1997) |
BASS PATROLが97年にリリースしたアルバム。メンバーがDJ GUSTOとDYCに代わってます。2代目BASS PATROLでしょうか。DJ FURYの音作りが気に入っていたんで不安だったんですが、不安は見事的中。高速イケイケBASSがほとんどで、唯一聴けたのが、ブレイクビーツ使いのアップテンポのパーティ・ナンバー12.You Gotts To Go。熱心なBASSマニア以外は聴く必要ないと思います。(08/02/29) |
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BASS PATROL /Greatest hits Vol.2(1997) |
マイアミBASS界でも一目置かれるベテラン・グループBASS PATROLが97年に老舗JOEY BOY RECORDSからリリースしたベスト・アルバム。一般的な印象だとイケイケ高速BASSオンリーでBASS好き以外は聴くに堪えないと思われがちですが、意外とローテンポのカッコイイ曲があるんです。またラップ自体がお粗末で聴けたレベルじゃないと一部のライターが言っているみたいですが、ラップじゃなく重低音BOOMIN'サウンドを聴かすのが目的なのでそういったことにこだわる自体ナンセンスな話ですね。お気に入りは、映画『ブレイクダンス』でも使われた思い出深いBAR-KAYS/Freak show(On the dance floor)ネタの1.Where the freak at、グウェン・ガスリーか誰かのダンスクラシック使いの7.Fury don't play dat、重たいトラックにラップをスロウダウン、いわゆるSCREWEDした10.Twenty 15'S(BP)Drag、メロウなキーボードがイイ感じの14.Trunk-A-Funk、80'Sテイスト(ネタ?)のメロウ・インスト17.Earth quake、哀愁トラック上で"しゃべり"をかます18.Meet the strangerです。メロウな曲でもビートが前面にだされていて聴きとりにくいところが残念なところですが、爆音で聴いたらそんなことも気にならないのかもしれませんね。BASS PATROLはアルバムがかなり多いので、もし興味がある方はこのようなベスト盤を初めに聴くのをオススメします。(05/02/26) |
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BASS PATROL /Greatest hits Vol.3 (1998) |
BASS PATROLが98年にリリースしたベスト・アルバム第3弾。DJ GUSTOとDYCの2代目BASS PATROLの曲は3曲のみで、残りはD.J.FURY&RX LORD。期待していたメロウなミディアム曲は全くなくて不満でしたが、オールドスクールのノリで迫るエレクトロ・チューン2.Party On Hit(Where Dey At)、アップテンポのファンキー・チューン3.Gangsta Hop、ネタ使いのノリノリ・トラックに派手なスクラッチも絡む5.Let The Quad Loose、S.O.S.BAND/Take Your Time使いの6.Raid With A Guage、ブレイクビーツ使いのアップテンポのパーティ・ナンバー14.Ya Gots To Goは気に入りました。ノリ重視なリスナーなら聴いて損はないでしょう。(2010/10/22) |
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CLAY D.&THE NEW GET FUNKY CREW /We're goin' off(1991) |
マイアミのベテランMC兼プロデューサーCLAY"BEATMASTER"DIXONが91年にリーリスしたアルバム。このアルバムのハイライトはなんといっても8.Do you really careに尽きると思います。80'S R&B特有のTR808のメロウ・トラックに精悍な男性Vo.を配したこの曲はまさに甘茶ラップのお手本!完璧ですね。BASSフリークには有名なこの曲も、G-RAPフリークは意外と見落としている方も多いのでは?これ以外には、BIG DADDY KANEのクラシックRawと同じビートにBOB JAMES/Mardi grasを合わせたファンキーな3.We're goin' offと80'Sのダンス・クラシック使いの4.Bitch is a bitchがナイス!他はイケイケBASSなので結構厳しいものがありますね(笑) 高いレア盤にだけ注目が集まりますが、こういった決してレアではなく、中古屋で結構見かけるタイプのBASS物にもミラクル級の曲収録していますので、ぜひチェックして下さい!(05/02/26) |
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CLAY D /Out Tha Can(1994) |
マイアミのベテランMC兼プロデューサーCLAY"BEATMASTER"DIXONが94年にPANDISC RECORDSからリーリスしたアルバム。2曲を除いて全てイケイケBASSなんですが、R&B調メロウの8.Mamma I Love YouとERIC B. & RAKIM/ERIC B. Is The Presidentまんま使いの14.Source Magazineの2曲はGOOD。91年の『We're goin' off』収録の名甘茶曲Do you really careには及びませんが、甘茶好きならMamma I Love Youはチェックして損はないでしょう。(07/03/24) |
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CONDITION RED /Don't get caught slippin(1993) |
フロリダ州オーランドのデュオCONDITION REDが"O"TOWN RECORDSから93年にリリースしたアルバム。80'Sネタ使いと思われるトラックに女性コーラスをフィーチャーしたタイトル曲1.、RODNEY O/Humps for the blvd.と同じネタ使いの5.Wishful thinkin、随所に挿入されたスクラッチがオヤGを刺激するファンキー・チューン7.In the city、アップテンポのファンキー・ナンバー12.Shout outzは気に入りましたが、残りはイケイケBASSなんで通して聴くには、かなり厳しかったです。余程のBASSマニアかオールド・スクール・フリーク以外にはオススメしません。(05/07/23) |
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DISCO&THE CITY BOYZ /Comin straight at cha(1996) |
フロリダ州オーランドのBASSグループDISCO&THE CITY BOYZが96年にリリースしたアルバム。G-RAPフリークには有名なアルバムですね。半数は高速イケイケBASSなので、好きな方以外は辛いと思いますが、残り半分は哀愁、ファンク、ノリノリとバラエティに富んでいて誰にでも楽しめるかと思います。お気に入りは、BOOTSY COLLINS/I'd rather be with youネタで原曲に忠実なボーカルも加えた2.I'd rather be with you、プログラミングでBASS好きには有名なCALY DIXON(BEAT MASTER CLAY D)が参加したKOOL&THE GANG/Summer madnessネタの4.Flexin' in the ghetto、FUNKビートにSADE/Nothing can come between usネタを合わせた6.Playa from the dale、BASSチューンながら割とBPM遅めで女性コーラス絡みで聴きやすいノリノリな9.Shake it、CALY DIXONプロデュースでRAY PARKER JR.の人気曲For those who like to grooveまんま使いのファンク15.Florida got it goin onです。BASS物の中でも聴けるアルバムの一つでオススメできます!(04/12/11) |
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DJ FURY /Furious Bass (1992) |
マイアミのBASS PATROLのメンバー"DJ FURY"が92年にON TOP RECORDSからリリースしたアルバム。マイアミ・ベース、エレクトロ・ヒップホップ好きには一目置かれているグループですね。ダンス・クラシック使いの1. Fury Don't Play Dat、JAMES BROWNと何かのネタ(ど忘れ…)を使ったイケイケな3. Let the Quad Loose、意表をついてアコースティックなギターを使ったまったり系メロウ・ベース4. Undercover Lover、ネタ使いのBPM早めのトラックにSWEET TEE/It's My Beatの声ネタを合わせた10. Fury's GrooveがGOOD。イケイケが多いのでトータルではちょっと厳しいアルバムかな。(2012/01/16) |
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DJ FURY /Still blowin' speakers(2000) |
マイアミのBASS PATROLのメンバー"DJ FURY"が2000年にFULL MOON RECORDSからリリースしたアルバム。仲間のSWOSSのアルバムでも手腕を発揮していたDJ FURYですが、このアルバムでもただのBASSアルバムに終わらない内容に仕上げております。お気に入りは、80'Sディスコ調メロディのノリノリなトラック上で女性VO.&コーラスが歌う12.Sacrifice、CON FUNK SHUNの定番ネタBy your side使いの極上のメロウ・チューン13.One night stand、ファンク・ビートに近未来的なシンセが絡むインスト17.Can you feel thisです。メロウ好きならOne night standはぜひチェックして下さい!(06/10/01) |
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DJ KIZZY ROCK /Can't stop the rock(1996) |
(おそらく)アトランタ出身のBASS DJのKIZZY ROCKが96年にリリースしたアルバム。製作にORGANIZED NOIZEも参加。BASS物にはほとんど興味はわかないが、BASS物を作っている奴らが作ったスロー〜ミディアムテンポの曲にはかなり良いのが多いので、セールを見計らって購入。案の定、5曲ほど良いのがありました。まずはブヨブヨしたシンセとベースラインがGOODな11.Bounce that shit、男性Vo.が絡む哀愁メローの13.Ballin、スペーシーメローの15.Luv dis game、沈み込むようなドラムに哀愁シンセがのっかる17.Eastside connection、CAMEO/She's strange使いのIt's like thatが気に入りました。BASS物を侮るべからず。 |
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DJ MAGIC MIKE /Don't talk just listen(1996) |
Gラップ・フリークの間ではSHALAMAR/A night to remember使いのフロア・ヒット"Groove on"で有名なフロリダのベテランBASS DJのMAGIC MIKEが96年にリリースしたアルバム。このアルバムの白眉はなんといってもGroove onの原曲である5.Get our groove onでしょう! てっきり2000年リリースの『Magic's kingdom』がオリジナルだと思っていたのですが、4年も前に作り上げていたとは… ただただ驚きです。(この曲の存在を教えてくれた"腹ぺこ☆とん太"さんにはマジで感謝!!!) この曲だけでも満足ですが、20.Come back homeはみんな大好きDELEGATION/Oh honeyネタときては買うしかないでしょう! この2曲の他はBASS系が2,3曲で残りはEAST寄りのファンキー系です。でも普段はNY系しか聴かない方が聴いたらきっと衝撃受けますね。EASTファンにもぜひ聴いて欲しいです。(03/12/20) |
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DJ MAGIC MIKE /Magic's kingdom(2000) |
LUKEと並ぶBASS界の大御所DJ MAGIC MIKEが2000年にリリースしたアルバム。正直言ってMAGIC MIKEをまともに聴くのは初めてで、聴く前は殆どBPM速めのBASS物で2,3曲聴けたらいいか、くらいに思っていたんですが、これが期待を大きく裏切る大傑作!!! マジで凄いです。BASS系は一曲もなく全て真っ当なHIPHOP。もうどの曲を紹介していいか迷います。それほど素晴らしい曲ばかりですが、ベストトラックは、SHALAMAR/A night to remember使いの最高にグルーヴィーなトラックになんとフックにそのSHALAMARの元Vo.のHOWARD HEWETTをフィーチャーするという粋な計らいをした7.Groove on。この曲嫌いな人はいないでしょう!素晴らしい出来に失禁間違いなし!他には哀愁溢れるギターが印象的なトラックに男性Vo.が絡む1.Do what I gotta do、スペーシーメローな2.On top of the gameと9.What happened to?、ISLEY,JASPER,ISLEY/Caravan of love使いのメローな16.Is it good 2 u、LOOSE ENDSのメローな傑作Hangin' on a string使いが気持ちいい17.Glad you're mineがGラップファンにはオススメできます。MAGIC MIKEの凄いところは東系のアングラ系の曲も作っていて、その中では5.Get in, get out #1とDJのスクラッチをメインにした14.Check me out y'allがお気に入りです。NY物しか聴かないファンが聴いたら多分そのレベルの高さにびっくりすることでしょう。 レビューの力の入れ具合から分かると思いますが、本当に全てのHIPHOPファンに聴いて欲しい傑作です。必聴!(03/05/18) |
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DJ NASTY KNOCK /Sex(1996) |
フロリダのBASSラッパーDJ NASTY KNOCKが96年にリリースしたアルバム。プロデュースはDJ ACE。GANGSTA LUV誌にも別のアルバムが掲載されていたのでGフリークにも知られたラッパーだと思います。ほとんどイケイケ高速BASSで好き者以外にはかなり厳しいかと思われますが、G好きも唸らせる曲が2曲あるんです!TOM TOM CLUB/Genius of loveとFUNKADELIC/Knee deepの大ネタを惜しげもなく使った3.It's Getting Hot It's Getting Wetとファンク・ビートに澄んだ音色のキーボードのトラックに女性コーラスが絡む8.Groovin to That South Coast Thangにはマジでやられました!特に後者なんて他のG-RAPのアルバムでもなかなか聴けないくらい高品質だと思います。中古屋の常連アルバム(地元ではこいつとDJ UNCLE ALは大量に売られています(笑))だと思いますので、ジャケに惑わされないでぜひとも聴いてやって下さい!(06/02/27) |
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DJ NASTY KNOCK/Show me the money(1997) |
フロリダのBASSラッパーDJ NASTY KNOCKが97年にリリースしたアルバム。先に紹介したアルバム『Sex』とかなり曲がダブりますね。2 LIVE CREW/Move Somethin' と同ネタのノリノリBASSチューン6.Back On That Ass、打ち込みドラムと暗めのベースラインだけのシンプルでファンキーな7.Set It Off、上記『Sex』にも収録されたファンク・ビートに澄んだ音色のキーボードのトラックに女性コーラスが絡む8.Groovin to That South Coast Thangが気に入りました。また、なぜか最後には、SHANE BOYNTONによる綺麗なアカペラ・ソング14.God Will See You Throughなんてのも収録されています。目玉は8.Groovin to That South Coast Thangだけなんでこれと『Sex』のどちらを購入しても大差ないかと。どちらか一方持っていれば十分だと思います。(06/03/18) |
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DJ NASTY KNOCK /Back on that ass(1998) |
フロリダのBASSラッパーDJ NASTY KNOCK監修によるコンピ形式のアルバム。G-LUV誌にも掲載されていたので、結構有名ですね。コメディアンによるコメディも収録していて、実質的には10曲しかなく、その内6曲はイケイケBASSなんで余程のBASS好き以外は無理かもしれませんが、TONY D.のクラシックE.F.F.E.C.T.と同ネタのファンキーな2.Gangsta Livin'/THE FELONZ f/TANISHA、オールドスクールでよく使われるネタ使いのファンキー・チューン3.Rough In My Ghetto/SOUTH SIDE PRIDE、ちょいメロウな5.Backstabbers/GEOの3曲は結構気に入りました。いずれにせよ気になる方のみ聴けば十分でしょう。(06/04/22) |
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DJ SMURF AND P.M.H.I. /Versastyles(1995) |
アトランタのベテランDJ SMURFが95年にICHIBAN RECORDSからリリースしたアルバム。プロデュースには懐かしいMC SHY-Dが参加しており、キーボードにはCARL"COOLY C"DORSEYも参加しています。この手のBASS系アーティストは軽視されがちですが、聴いてみると意外にもまともなHIPHOPをしているんですよね。確かにお約束のイケイケ高速BASSもありますが、たった3曲だけで残りは結構渋めの路線で攻めています。お気に入りは、騒がしいイントロから一転して静かな雰囲気になり、そこに哀愁系ピアノが絡む3.Malice、オールディーズ・ネタ使いと思われるほのぼのした10.4 tha blunted ones、TOM TOM CLUB/Genius of love使いのファンク・トラックにSNOOPの声ネタを効果的に使った11.Drippin'です。一般的にBASS系はゴミ扱いされていると思いますが、G-RAPフリークならぜひBASS系にも注目して欲しいと思います。(04/08/28) |
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DJ SMURF /Dead Crunk (1998) |
アトランタの重鎮DJ SMURF aka MR. COLLIPARKが98年にICHIBAN RECORDSからリリースしたアルバム。LIL' JON、LUDACRIS、DADDY Tをフィーチャーしたもの哀しげな3. Stop Trippin'、2分足らずと短いながらJUNE DOG、DJ KIZZY ROCKをフィーチャーした和み系メロウ7. Thug Hoes、ピアノが効いた寂しげなトラックにTOP、GANSTA TRICKをフィーチャーした9. And You Know This、BPM早めながら日本人好みの哀愁メロウ・トラックにPOPをフィーチャーした13. Flawはお気に入りだけど、残りがイケイケBASSなんだよな… もう少し非BASS曲も入れて欲しかったな。(2012/10/31) |
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DJ TAZ /Worldwide(1997) |
ジョージアのベテランBASS DJ"DJ TAZ"が97年にPRIORITY RECORDSからリリースしたアルバム。基本は高速イケイケBASSですが、楽曲がバラエティに富んでいて、BASS嫌いでも十分聴ける内容に仕上がっています。一押しは、FORCE MD'Sの名曲Tender love使いの鬼メロウBASSトラックに男性コーラスが絡む2.Yearnin'。もうこのネタ使われたらオヤGは即死ですよ… 若かりし頃聴いたサントラ『KRUSH GROOVE』を思い出しましたね… これ以外でも泥臭いファンキーな3.Who's Laughin'?、DJ TOOMPプロデュースのメロウBASSの7.That's Right(Remix)、 叩きつけるようなビートに美しいメロディのピアノが絡む8.C.O.G. To the ATLも最高です!あと懐かしいREADY FOR THE WORLDのTonightとDigital display使いのBASS曲もあります。3.と8.以外は高速BASSなのであの"早さ"が苦手な方にはNGですが、"早さ"がOKな方ならきっと満足できるかと思います!(04/12/11) |
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DJ TAZ /Overcoming the world(1999) |
ベテランBASS DJのDJ TAZが自身のレーベルBIG TAZ RECORDSから99年にリリースしたアルバム。基本的に高速BASS中心の楽曲ですが、非BASSの好曲収録しております!フックでのタイトル「マ〜ッド、ボヮ〜イ」の連呼がクセになる3.U madd boiii、切ないピアノの音色が胸を打つ哀愁トラックにANGELなる男性シンガーをフィーチャーした7.If you freaky、人気ネタMINNIE RIPERTON/Inside my love使いの鬼メロウな8.I wonder、これもANGELをフィーチャーした哀愁BASSの11.If I told you、哀愁溢れるギターが印象的なアウトロ17.Family outroがお気に入りです。BASS侮るべからず!(05/02/26) |
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THE DOGS /Same (1990) |
ダーティ・サウス、マイアミ・ベースのレジェンドDISCO RICK率いるお下劣ベース・グループTHE DOGSが90年にJR RECORDSからリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースはCALVIN MILLS II。今見ても、 とてもヒップホップのアルバムとは思えないイラスト・ジャケだな(苦笑) リリース当時、なんの予備知識もないのに、このジャケで購入した自分って… まあ、内容は想像どおり、チープなイケイケお下劣マイアミ・ベース全開なんだけど、妙に捨てがたいんだよな〜。BPM早めで攻撃的なトラック上でDISCO RICKが吠えるA2. Where Is Disco Rick At? 、グッとBPMを落とした初期TOO SHORTのようなチープ極まりない打ち込みトラック上で大統領に噛みついたA4. F..k The President、80年代をポップスを感じさせるA5. Ten Little N......s、DEVO/Whip It使いの能天気なA6. Lick It、郷愁感漂うB4. Who Gives A F..kがGOOD。(2017/11/04) |
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DRE-TOWN /Sub-Zero Bass(1993) |
マイアミBASSの重要レーベルPANDISC RECORDSから93年にリリースされたDRE-TOWNのアルバム。プロデュースはDANNY D.。この適当な絵ジャケもイイ味だしてますね〜。内容はというとラップはなしで、全てインストとなってます。意外かもしれませんが、高速BASSは半数程度で残りはBPM遅めのトラック。バトルDJが作りそうなBREAKS&BEATS上にBEASTIE BOYSの声ネタをあわせた1.Feel The Beat、A.T.C.Q.を意識したと思われるDaylight/RUMPネタの2.Jazz Meets Bass、ISAAC HAYESネタの4.Make Love To Bass、これはICE CUBEを意識したのかISLEY BROTHERS/Footsteps in the darkを使った6.Bass Day、FLOATERS/Float on使いのトラックにRAKIMの声ネタをあわせた10.Make Em' Clapが気に入りました。BASSの意外な一面が聴けるアルバムですね。DJに特にオススメです。(07/01/13) |
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FRESH KID ICE /The Chinaman (1992) |
2 LIVE CREWの"巨根中国人"FRESH KID ICEが92年にEFFECT RECORDSからリリースしたソロ・アルバム。プロデュースは、FAT DADDY、FRESH KID ICE、EDDIE MILLER、SHAKE G、DJ MADMAN。ソロといってもいつもどおりのお下劣さ全開で、特にミステリアス・モードの2. Pussy Ain't Shit、CROWN HEIGHTS AFFAIR/Sure Shotネタのダンサブルな3. Dance To The Rhythm、AVERAGE WHITE BANDの定番ネタSchool Boy Crush使いの鬼ファンキーな4. From The Botton To Da Top、BOZ SCAGGS/Lowdownを隠し味に使ったメロウ・グルーヴ5. Long Dick Chinese、EARTH, WIND & FIRE/Fantasyネタの渋い6. Miami Da Bottom、シングルカットされたSPINNERS/I'll be aroundネタのトラックにレーベルメイトでR&Bフリークに人気のグループGAMEのソウルフルな歌をフィーチャーした最高に爽やかな7. I'll Be Here、レゲエ使いのファンキーな10. Bad Boys Move In Silence、TOM TOM CLUB/Genius Of Loveをテンポを上げて使ったノリノリな11. Roll Call、GRACE JONES/Pull up to the bumperネタのノリの良い13. Freestyle、定番のDJミックス物14. Madd-MixがGOOD。(2014/11/10) |
| FRESH KID ICE /I'll be there(12)(1992) |
2LIVE CREWのチャイナマンことFRESH KID ICEが92年にリリースしたアルバム『The chinaman』からの12シングル。収録曲は、I'll be thereのオリジナルとリミックス。オリジナルVer.はRAPPIN 4-TAYで有名なSPINNERS/I'll be aroundネタのトラックにレーベルメイトでR&Bフリークに人気のグループGAMEのソウルフルな歌をフィーチャーした最高に爽やかな一発!B面のNight mixは静かなるメロウとでも言いましょうか、どことなくアンビエント・ハウスっぽい感じに変身。どちらもお気に入りですが、オリジナルの方が万人受けしそうですね。爽やかメロウ好きは要チェックです!(05/08/27) | |
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GIGOLO TONY /Ain't It Good To Ya(1988) |
88年にマイアミの4SIGHT RECORDSからリリースされたGIGOLO TONYのアルバム。あのDJ SHADOWが「最高のエディット作品」として評価した"He is a D.J. Crash"で意外なところで再評価されたGIGOLO TONYですが、古くからの甘茶フリークにはむしろ11.I Want Youの方が有名でしょう。80年代特有のTR808のチャカポコ・ビートに甘〜くとろけそうなメロディがのる11.I Want Youはまさに甘茶の中の甘茶!これ嫌いな甘茶フリークはいないでしょう!? また、4.Please Don't Goもスウィートなトラック上でGIGOLO TONYが"語る"70'Sテイスト溢れる一曲。全ての甘茶フリークにオススメしたいアルバムです!(06/10/23) |
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GUCCI CREW II /G4 (1990) |
「Sally(That Girl)」のヒットで一部で有名なマイアミのベテランBASSグループGUCCI CREW IIが90年にHOT PRODUCTIONからリリースした4thアルバム。メンバーは、2-40、GUCCI MAN、HOLLYWOODの3名。4枚のアルバムの中ではこれがベストでしょう。十八番のBASS曲は残念ながらダッサダサで聴けたものではないが、残りは中々の出来。ベストは、一部甘茶フリークの間で有名なB1.Never Seen You Cry。R&Bアーティストもビックリのトロトロに甘〜いトラックは最高なんだけど、コーラスの男性シンガーが下手過ぎなのが残念… MICHAEL STERLINGあたりに歌ってほしかったな〜。他にもKOOL&THE GANGのカバーともいえるA2.Funky Stuff、EN VOGUE/Hold Onのベースラインを使ったカッコイイA3.The Rhythm、PARLIAMENT/FlashlightネタのファンキーなA3.Da-Da-Da-De、JAMES BROWN/Funky Drummerネタのファンキーなトラック上でGUCCI MANがフリースタイルっぽいラップを披露するA6.Gucci Man、ダンスホール・レゲエを取り入れたファンキーなB3.Rub-A-Dub Dub、MICHAEL JACKSON/Billy Jean使いのアウトロB7.Special ThanxもGOOD。この辺は誰にも取り上げられず歴史に埋もれているけど、正当な評価をして欲しいね。(2012/10/08) |
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HI-TOWN DJS /We came to groove(1998) |
MCのDERRICK RAHMING、MATT YOUNG、TEEZE、DJのDJ JP、シンガーのKALO、ダンサーのCHYNA DOLLが基本メンバーというフロリダとハワイをベースとするHI-TOWN DJSが98年にリリースしたアルバム。大半はイケイケBASSでBASS好き以外は厳しいかと思いますが、男性シンガーがメインで、ラッパーが合いの手を入れる哀愁BASSの1.It's on、KURTIS BLOWのクラシックThe breaksまんま使いで、そのKURTIS BLOWをゲストに迎えたタイトル曲7.、BEN E.KINGの有名曲Stand by meのカバーでCARL THOMASの歌も絡む11.Stand by me(YOUNGLORD Remix)あたりはBASS嫌いでも十分聴けると思います。Stand by meは高速BASSバージョンもあるのですが、ゆったりテンポのYOUNGLORD Remixがイイ感じですね。ベタですが、メロウ好きならきっと気に入るタイプの曲なので、見つけたらぜひ聴いてみて下さい。(05/02/26) |
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KINSU /Consensual sex(1997) |
NY出身にもかかわらずBASS好きでマイアミに移り住んだという変り種KINSUが97年にリリースしたデビューアルバム。BASS系アルバムに埋もれたGな曲を発掘しようと精力的にBASS物も買っているんですが、これはほとんど全曲能天気なお祭りBASSでした... 大好きなCAMEO/Candyネタの8.My baby mama、Harlem shuffleネタのファンキーな16.Hubba bubba baby、意外にまともにHIPHOPしているファンキーな17.Datz all I got tyme 4の3曲だけはかなり好きですが... エロジャケマニア以外にはオススメしませんね。(03/06/01) |
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LUKE f/THE 2 LIVE CREW /Banned In The U.S.A. (1990) |
THE 2 LIVE CREWのボスLUKEが90年にリリースした1stアルバム。LUKE名義といっても実質THE 2 LIVE CREWのアルバムなんだけどね。この時期何かと話題を振りまいていたLUKEだけど、このアルバムも検閲に対する主張を込めたもので、BRUCE SPRINGSTEEN/Born In The U.S.A.のカバーのタイトル曲が話題になっていたよね。基本はマイアミ・ベースだけど、きちんとヒップホップ感を出しているところが彼らの凄いところ。定番メロウBETTY WRIGHT/Tonight's the night使いのトラックにICE CUBEの声ネタもバッチリはまった3.Man, Not A Myth、BPM早めのファンキー・チューン9.Do The Bart、K.C.&THE SUNSHINE BAND/That's The Wayネタのお下劣ラップ11.Face Down Ass Up、アップテンポでファンキーなトラック上でしゃべりをかます13.Bass 9-1-7、JAMES BROWNネタのファンキーな14.So Funky、ULTRAMAGNETIC MC'S/Ease Backと同ネタのトラックにPOISON CLANのDEBONAIREとPROFESSOR GRIFFをフィーチャーした20.This Is To Luke From The Posse、AVERAGE WHITE BAND/School Boy Crush使いのトラックにPOISON CLANをフィーチャーした22.Fuck A Gang、MR.MIXXお得意のスクラッチが炸裂する25.Mega Mix IVあたりを良く聴いていたね。このへんも偏見なく聴いて欲しいところ。(2010/12/21) |
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LUKE /I Got Shit on My Mind (1992) |
THE 2 LIVE CREWのボスLUKEが92年にリリースした2ndアルバム。プロデュースは、MIKE FRESH、DEVESTATOR、EDDIE MILLER。相変わらずのオゲレツ路線全開で、テレフォンセ※※スから続くKC&THE SUNSHINE BAND/That's the way使いのイケイケ・ナンバー1. I Wanna Rock、 LAFAYETTE AFRO ROCK BAND/Hihache使いのファンキー・トラック上でJT MONEYをフィーチャーし、N.W.A.をディスった2. Fakin' Like Gangsters、アーシーなブレイクビーツ上でしゃべりまくる4. I Ain't Bullshittin', Pt. IV、SLY & THE FAMILY STONE/You Can Make It if You Try、Sing a Simple Song使いの鬼ドープなトラックにマイアミ好きには忘れられないBUSTDOWNとJT MONEYをフィーチャーし、KID 'N' PLAYをディスった5. Pussy Ass Kid and Hoe Ass Play (Payback is a Mutha Fucker)、FIVE STAIRSTEPS/Danger! She's a Stranger使いの切ないトラック上でエロエロ・トーク全開な6. Menage a Trois、HERMAN KELLY & LIFE/Dance to the Drummer's BeatにFREEDOM、MACEO等を合わせたアゲアゲな8. Breakdown、お約束の15. Megamixがお気に入り。(2015/01/27) |
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LUKE /Freak for Life 6996 (1994) |
THE 2 LIVE CREWのボスLUKEが94年にリリースした4thアルバム。プロデュースは、MIKE FRESH、DJ SLICE、LAZARO MENDEZ。相変わらずのオゲレツ路線(ジャケもね)全開!JT MONEYをフィーチャーしたノリが良いファンキーな4. That's How I Feel、もはや定番のイケイケ・メガミックス7. Megamix、THE VISITORS/Holiday in Love使いのトラック上でしゃべりまくる9. Some Ole Bulls--T、小粋(というには下品すぎるが)なメロウ・チューン11. Pre-Masterbatorial、THE 2 LIVE CREW、JT MONEY参加の鬼ファンキーな14. Represent、DONALD BYRD/Where Are We Going?ネタの涼しげなグルーヴィー・チューン18. Freaky Business、タイトルどおりのクワイエット・ストームなR&Bスロウ20. Welcome To The Quiet Storm、LONNIE LISTON SMITH/Colors of the RainbowネタにRAKIMの声を合わせたファンキー・チューン21. Cool (Some Cool S--T)、JT MONEY、DEBONAIRE & LIKKLE WICKEDをフィーチャーしたゆるーいファンキー・シット23. Movin' AlongがGOOD。(2015/06/09) |
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MAMADO & SHE /Wild(1989) |
89年にリリースされたMAMADO&SHEのアルバム。TONE LOC/Wild ThingsのアンサーソングI'm your wild thangを含む全10曲収録。以前から気になっていたので100円で購入。全然期待してなかったが、予想はほとんど的中。完成度の低いチャカポコ系BASSラップがほとんどで正直言って聴けた代物ではないです… しかし!3曲目の"I don't know y"だけは別格!80'S R&B特有のTR808のメロートラックにささやくようなラップ、そしてテレフォンコール、雷、男性ボーカル&女性ボーカル…、甘茶ソウルの重要な部分を全て含む極上の甘茶ラップだったとは!!!! 初めて聴いたときには思わずオヤGソファーで咽び泣いたあげく失○してしまいました… いやー、いろいろ聴いてみないとわからないもんですね。ジャケで判断するのは良くないです。チャレンジ精神が大切だと改めて感じました。でも購入する際はこの曲だけ視聴して買うのを勧めます。この曲が気に入らないとただのポンコツ盤ですから(笑)(03/01/19) |
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(M.C.)A.D.E. /An all out bash(1991) |
フロリダ州マイアミのベテランBASSラッパーM.C.A.D.E.が91年にリリースした3rdアルバム。このアルバムは意外にまともなHIPHOPの曲も収録していて(というかBASS系はわずか2曲)、オールド好きならそれなりに楽しめる内容で、特にグルーヴあるネタ使いが秀逸なニュー・スクール系ファンキー・チューン1.Autobiography、ワシントンGO-GO風のノリノリ・ビートにKOOL&THE GANG/Funky stuffを合わせたタイトル曲の2.、アーシーなネタ使いのファンキー・トラックにスクラッチのアクセントもきまった5.Take heed、これもニュー・スクール系の渋めのファンキー・トラックにラガDJをフィーチャーした11.King of the swingがお気に入りです。改めて聴いてみると当時のニュー・スクール系グループのトラックとなんら遜色ない出来なんですよね。(ラップ自体は確かに弱いと思うが) こういったものを聴かないで、BASS系は全て"ダサい"と決め付けていた当時のライター・評論家がいかに多かったことか。これがNYのレーベルからリリースされていたらもっと評価は違っていたかもしれませんね。中古屋の定番アルバムだと思うので、ニュー・スクール系HIPHOP好きな方はぜひ聴いてみて下さい。(05/02/26) |
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M.C.A.D.E. /Ain't no thang like the game(1997) |
G SHORTIESと同じフロリダ州マイアミのベテランBASSラッパーM.C.A.D.E.が97年にリリースしたアルバム。Gラップの影響を受けてか、かつてはノリノリBASS主体のアルバムでしたがこのアルバムでは怪しげな独特のGラップを披露。(ま、BASS系も4,5曲あるのはご愛嬌といったところ) いきなりNAS/If I ruled the worldと同じトラック(KURTIS BLOWの同名曲ネタ)使いの1.Luv em,luv em,babyがかなりカッコ良くてビックリ!他にも哀愁溢れるトラックに女性コーラスを絡めた5.Confessions of a gangsta、雷&雨の伝統的なSweet soulマナーのイントロで幕を開けるアコースティックな6.Scarred for life(この曲は2PACに捧げられています.R.I.P.)、R&Bトラックに男性Vo.&"語り"をフィーチャーした12.If you're lonelyが玉乱ですね!BASS系を無視すればかなり良く出来たアルバムだと思います。(03/09/06) |
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M.C. SHY-D /Got To Be Tough (1987) |
ブロンクス生まれアトランタ育ちのM.C. SHY-Dが87年にLUKE RECORDSからリリースしたデビュー・アルバム。EARTH,WIND&FIRE/Brazilian rhymeネタのA1.Gotta Be Tough、ISAAC HAYES/Ike's mood使いのA2.Yes Yes Y'all、ビートとスクラッチだけのシンプルさが逆にナイスなA4.So Take That、定番ブレイクJUICE/Catch a beatネタのファンキーなA5.Shy-D's Theme、これも定番HERMAN KELLY& LIFE/Dance To The Drummer's Beat使いのイケイケなB3.Bust This、CHERYL LYNN/Got to be realネタのB4.Rap Will Never Die(Part II)がGOOD。CDでリリースされていないので、できれば過去のシングル(Rapp Will Never Die等)を収録して再発して欲しいですね。(2012/11/17) |
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M.C. SHY-D /Comin' Correct In 88' (1988) |
ブロンクス生まれアトランタ育ちのM.C. SHY-Dが88年にLUKE RECORDSからリリースした2ndアルバム。プロデュースは、DJ TOOMP、M.C. SHY-D、DJ MIKE FRESH。全8曲(CDは9曲)と少ないが、ツボを押さえた好盤で、特に80年代特有のビートに生ベース(?)が効いたA1. I Am Rough、JOESKI LOVE/Pee Wee's Dance似のビートにLL COOL Jの声ネタが効いたA2. It's Just My Caddy、甘茶フリークからも人気の高いTHE ISLEY BROTHERS/Between The Sheetsネタの胸キュン・ラブ・ラップ・クラシックA3. I Don't Want To Treat You Wrong、CHERYL LYNN/Got to be realネタの高速ハイテンションなB1. I Will Go Off Part II、ローファイなビーツにDEBARGE/All This Loveを合わせたB2. Atlanta That's Where I Stay、RUFUS&CHAKA KHAN/Do You Love What You Feelネタのイケイケ・ハイパー・チューンB4 I Wanna Danceと聴きどころたっぷり。彼の『Greatest Hits』のCDでこのアルバム全曲聴けるけど、正式にCDで再発して欲しいな〜。(2013/01/08) |
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M.C. SHY-D /Don't Sweat Me (1990) |
ブロンクス生まれアトランタ育ちのM.C. SHY-Dが90年にリリースした3rdアルバム。プロデュースは、M.C. SHY-D、D.J. TOOMP、MICHAEL STERLING。甲高い声の高速ラッピンが持ち味で、「Rapp Will Never Die」がオールドスクール・フリークには有名ですね。専門誌では全く取りあげられなかった悲運のMCだけど、この3rdはありきたりなBASSアルバムの括りで評価されるにはあまりにも残念。ベスト・トラックは、一部の甘茶狂の間で神格化されているTHE STYLISTICSの名曲のカバーともいえるA4.You Are Everythingで間違いなし!イントロとブレイク以外はメロディをアレンジしていて完璧なカバーじゃないけど、これ以上甘く切ないラブ・ラップはないよ、マジで。後半のMICHAEL STERLINGの切ない歌も泣かせるね。これ以外でもKURTIS BLOW/I'm Chillin'とRAKIMの声ネタを使ったGO-GOヒップホップの中でもとびきりファンキーなA1.I Am Back、GEORGE McCRAE/I Get Lifted、JAMES BROWN/Funky Drummer、DOUNG E.FRESH/La Di Da Di使いの鬼ファンキーなA2.Don't Sweat Me、MARY JANE GIRLS/All Night Longネタの小気味良いA3.Got It Good、たぶんDJ HOLLYWOOD/Hollywood's World、MARVIN GAYE/What's Going Onを使ったトラック上で"ブラザー同士殺し合いは止めよう"とポジティブなメッセージを送るB2.Whats All This About、MAGIC DISCO MACHINE/Scratchin'、GRAHAM CENTRAL STATION/Now Do You Wanna Danceを使った良センスなイケイケ・ナンバーB3.I Can Make You Dance、ISAAC HAYES/Ike's Moodネタのトラック上で過激なラップを吐き捨てるB5.G.T.F.O.M.F.B.と好曲満載。CDは廃盤みたいなんでぜひとも再発&再評価を望む。(2012/09/13) |
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95 SOUTH /One mo' 'gen(1995) |
69 BOYZのクルーである95 SOUTHが95年にリリースした2ndアルバム。69 BOYZの衝撃を再び夢見て購入したんですが、2、3曲を除く全てがイケイケ能天気BASSでございました(笑) でもLOOSE ENDS/Slow Downネタの80'sメロウ6. One Mo' 'Gen、MARVIN GAYE/Inner city bluesのフレーズがアクセントとなっている哀愁系7. Trip 2 the getoは結構気に入りました。でもBASS系の購入はやはり難しいですね(苦笑) 気になる方は試聴できるサイトで確認してから購入するのが無難です。(2004/03/13) |
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NO GOOD & JIGGIE /Lizard lizard(1998) |
マイアミのエロ大王LUKEのLUKE RECORDSから98年にリリースされたNO GOOD&JIGGIEのアルバム。いいお尻ですな。お約束のエロジャケがサイコーです。とりあえずBASS物は無視して、アッパーファンキーな2.Diss、ハービー・ハンコック使いのメローな10.What a girl need、ダークな11.Come thru、ダークトラックに絡む喘ぎ声がエロカッコいい19.Taste my loveといったところがまあ、聴ける範囲ですね。でも聴ける曲は総じてレベル高いです。BASS物も聴けば拾い物があるので要CHECKです。 |
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OUT UV KONTROL /Same(1993) |
93年にICHIBANレーベルからリリースされたOUT UV KONTROLなる女性3人組のアルバム。これはポンコツ盤ですね...しかし!4曲目のBaby, I'm readyはR&Bトラックに男性ボーカルが絡む甘茶ラップに仕上がっていてビックリしました!この曲だけは一度は聴いたほうがいいかも。 |
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THE PUPPIES /Recognize(1996) |
マイアミのお子様ラッパーBIG BOYとTAMARA DEEのデュオTHE PUPPIESが96年にPANDISC RECORDSからリリースした2ndアルバム。プロデューサーCALVIN MILLS IIとCARTON MILLS。基本はイケイケBASSなんで、BASSフリーク以外には流石に厳しいですが、ISLEY BROTHERS/Make me say it again girlネタのメロウ・トラックにALICIA MAYERS/Heavenly Father歌をあわせた4.Heavenly FatherとGREGORY ABOTT/Shake You Downネタのハートウォーミングな13.Satisfactionの2曲はバッチリ!こういうBASS物は大抵捨て値で売られているので、興味のある方はぜひ聴いてみて下さい。(07/03/03) |
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RAHEEM THE DREAM /Down south comin' up(1995) |
アトランタのBASSラッパーRAHEEM THE DREAMが95年にRTD RECORDSからリリースしたアルバム。ディストリビュートはあのSOLAR。イケイケの高速BASSを想像しがちですが、全11曲中たったの3曲しかBASSはなく、ほとんどは当時のWEST COAST系に近い良い意味で大味なトラックです。お気に入りはFREEDOMの傑作ダンス・クラシックGet up and dance使いのノリノリな3.Raheem the dream、女性コーラス絡みのメロウ・ファンク6.Sloe ginです。エロ・マニアには生々しい11.2A.M.visit(X-Rated mix)もぜひ聴いてみて下さい。これ本気でやってない?って感じで凄いです(笑) 古き良きWEST COASTファンキー・ラップ好きならBASS皿といって無視することなく、ぜひともチェックして欲しいアルバムです。(05/02/26) |
| RAHEEM /She so freaky(12)(2000) |
アトランタのBASSラッパーRAHEEM(THE DREAM)が2000年にTIGHTWLIFE RECORDSからリリースした12シングル。収録曲は、She so freakyのみ。プロデュースは、ベテランのDJ TAZ。流麗なギターが効いたメロウBASSトラックにMZ.NEKA嬢の歌も絡む好曲。BASS嫌いにはオススメしませんが、BASSもイケるという方はぜひチェックして下さい。(05/08/27) | |
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6'1"DOG & THE CITY BOYS /Looking for a Way out(1993) |
フロリダのBASSグループ6'1"DOG & THE CITY BOYSが93年にHIP ROCK RECORDSからリリースしたアルバム。イケイケ高速ベースのオンパレードの中にありましたAVERAGE WHITE BAND/For a love of your own使いの哀愁溢れる11.Looking For A Way Out。このネタ使いの曲の中でも昔からかなり好きな一曲です。正直これ以外には、ニュースクール好きが気に入りそうなBPM早めのファンキー・チューン13.The BottomとDJの激しいスクラッチがメインの15.KOS"N"A Quakeしか聴けませんが・・・ まあ、For a love of your ownネタ好きなら聴いて損無しでしょう。(06/06/04) |
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69 BOYZ /199Quad(1994) |
フロリダのBASSグループ69 BOYZが1994年にリリースした1stアルバム。プロデュースは95 SOUTH。HIPHOPが本来持っているパーティー感覚とかの楽しい部分の魅力を最大限に表現したグループだと思いますね彼らは。RUN D.M.C.のクラシックPeter piper使いのイントロ1.Land 69にはHIPHOPに対する愛情を感じますし、ARRESTED DEVELOPMENT/Tennesseeをパロッた8.Hennessyにはユーモアを感じますね。内容については高速イケイケBASS以外にも好曲収録されており、GRACE JONES/Pull up to the bumperネタの7.Da set、SOULUSOUL等のグラウンド・ビーツで多用されたドラムに寂しげなメロディがのっかる9.Survival of da fittest、シンプルな打ち込みビートにJazzyなウワモノが渋い11.Get together、WHODINI/Friendsまんま使いのトラックにファンキーなギターをトッピングした16.10 Chicken wangs & A bottle of dom、GEORGE CLINTON/Atomic dog使いのファンク18.All men r dawgsがお気に入りです。上記曲はBASSが苦手な方でも十分聴けると思いますので、BASSといって毛嫌いしないで、ぜひ聴いて欲しいです。(04/12/11) |
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69 BOYZ /Kitty kitty(12)(1994) |
フロリダ州オーランドのBASSグループ69 BOYZが94年にリリースしたアルバム『199Quad』からの12シングル。収録曲はKitty kittyのみですが、4バージョン収録しています。オリジナルは、イケイケBASSで、BASS好き以外にはキツイと思われますが、聴きどころはB1.Burn rubber mixです。タイトルでピンときた方もいるかと思いますが、そうGAP BANDのダンスクラシックBurn rubber(イントロのタイヤのスリップ音がよくトランスフォーマー・スクラッチ・ネタとして使われてましたね)を使ったノリノリなパーティー・チューンなんです!69 BOYZのBASS系ラップもほんとカッコイイ!こういうタイプのトラックにはバッチリはまりますね彼らのラップは。クラブでかけたら盛り上がること必至です!DJの方はぜひチェックして下さい!(04/11/20) |
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69 BOYZ /69.97 Quad FM(1997) |
前回紹介した98年のアルバム"The wait is over"がかなりの充実作だった69 BOYZが97年にリリースした未収録曲を多数含む日本独自の企画アルバム。スキットとインターリュード5曲含む全18曲収録。最初に言っときますが、これかなりの傑作です! ホントに最高です!DJ MAGIC MIKE/Magic's kingdomを聴いた時と同じ衝撃を受けました。 BASSグループですがBASSなんてたったの2曲しかないですよ。残りはかなり聴き易い曲ばかり。特にCAMEO/Candyネタの5.Ain't no play、ネタ元は分かりませんが80'S R&B使いのトラックに可愛い女性Vo.をフィーチャーした7.Down low、(解説によると)ジョージ・ベンソン使いの爽やかな8.Shoop shoop、1stにも収録されていたGAP BAND/Yearning for your love使いのメロウ・グルーヴ9.Survival of da fittest、LOOSE ENDS/Hold Tightネタの哀愁系11.Role model、HAROLD MELVIN&BLUE NOTES/You know how to make me feel so goodネタのソウルフルな14.Roll wit me、暖かみあるネタ使いの15.Deville、哀愁スロー・トラックにBASS調のラップが最高な17."E-Chill"GrooveはGラップ・フリークでも十分満足できる曲だと思います。こんな素晴らしいアルバムを今まで無視していた自分が情けないです... たぶん中古屋に安価で置いていると思うのでだまされたと思って購入してみて下さい!!! (03/10/30) |
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69 BOYZ /The wait is over(1998) |
Tootsee rollの大ヒットで一躍BASS界のスターダムにのし上がったフロリダの69 BOYZが98年にリリースした2ndアルバム。「所詮BASSでしょ。聴く価値なし。」と無視するのも良いですが、一歩譲って「もしかしたら美味しい曲あるかも」と興味を持った貴方、正解です。イケイケBASSに混ざって玉乱曲が収録されているんですよ!SURFACEの名曲Happyをアップテンポにしたトラックにオールドスクール調のラッピン、そしてビアッチMCが絡む10.Da set,Part2、ISLEY BROS./All in my lover's eyesネタのメロ〜な14.Strip club luv、"Got to be real"でお馴染みCHERYL LYNNのダンス・クラシックEncoreをまんま使ったトラックにコール&レスポンスがイカした20.ICU、哀愁溢れるミディアム・トラックにR&Bフリークに人気のマイアミ・シンガーRAabとTIAをフィーチャーした26.I need you '98の3曲はマジで玉乱です!他にもチキチキ・ハイハット・トラックにもの哀しいキーボードが絡む5.Freak you down 2 da bass、KID FROST/La raza使いの7.Catch 22、暗めの哀愁トラックにJ.T.MONEY、RAab、C-NILEをフィーチャーした23.2 A.M.(Whatcha doin'?)もGOOD。こういうBASS物は中古屋で大抵安価で売られているので是非ともGETして聴いてもらいたいです。(03/10/18) |
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69 BOYZ /2069(2000) |
フロリダのBASSグループ69 BOYZが2000年にリリースしたアルバム。ゲストにはJ.T.MONEY、BEELOW等。BASS系グループでは良質な曲を作ることで知られる69 BOYZですが、このアルバムには哀愁・メロウ系に良い曲が全くなくガッカリ... イケイケ高速BASS自体は3曲しかなく、感触としては今時のダーティ・サウスって感じです。80'S R&Bでよく使われたシンセヒットがナイスな2.Gone lil mama、2LIVE CREWのBROTHER MARQUISとDISCO&THE CITY BOYZをフィーチャーしたホイッスルが効いたファンキー・チューンの11.She scaredと電子音が印象的なアップテンポのファンキー・ナンバー20.Pop dat thang(f/DISCO&THE CITY BOYZ)は好みなんですが... このアルバム購入するよりは『The wait is over』と『69.97 Quad FM』を断然オススメします。(04/12/11) |
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69 BOYZ /Trunk Funk 101(2001) |
フロリダのBASSグループ69 BOYZが01年にリリースしたアルバム。3.Gimme Munnieを除いて2000年の『2069』と曲がダブります。お気に入りは暗めのファンキー・チューン3.Gimme Munnie、『2069』にも収録されたホイッスルが効いたファンキー・チューンの11.She skurred、ちょいメロウな12.Chill In Da Ville(Remix)、MONA嬢の歌がメインのスロウ13.X.T.C.、アップテンポでノリノリな15.Pop dat thang(f/DISCO&THE CITY BOYZ)です。独自のパーティ感覚を持つお気に入りグループですが、購入するなら『The wait is over』と『69.97 Quad FM』を断然オススメします。(06/11/10) |
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69 BOYZ /Greatest Hits (2001) |
フロリダのBASSグループ69 BOYZのベスト盤といいつつ、95 SOUTHとQUAD CITY DJ'Sも収録。未発表曲2曲につられて購入したが、全曲イケイケBASSでした… まあ、長年BASS聴いてると案外慣れるもんです笑 ヒット曲のリミックスでART OF NOISE/Moments In LoveというBASSに向かないと思われるスロウを料理した1. Tootsee Roll (Remix)、95 SOUTHのヒット曲でエレクトロ色濃い3. Whoot (There It Is)、WILL SMITH出演の映画『Bad Boys』サントラに収録でK-NOCKをフィーチャーしたエレクトロBASS5. Five-O Five-O、95 SOUTHの曲でCHERYL LYNN/Got To Be Realネタの6. Rodeo、QUAD CITY DJ'Sの大ヒット曲でBARRY WHITE/Theme From Together BrothersネタのノリノリBASS7. C'Mon N' Ride It (The Train)、CAMEO/Back And Forth使いのBASS8. Round & Round、69 BOYZと95 SOUTHが組んだ10 K.A.N.'S名義のBASSだけどイイ感じにテンポを落としたファンキー・チューン15. U Need Dick N Your Lifeがお気に入り。(2020/02/01) |
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THRILL DA PLAYA /The Return Of The Big Bronco(2001) |
フロリダのBASSグループ69 BOYZのリーダーTHRILL DA PLAYAが自身のHOMEBASS ENT.から01年にリリースしたソロ・アルバム。ゲストにはGOODIE MOBのBIG GIPP等。BASS系でありながら良質な曲を作ることで知られる69 BOYZですが、ここ日本では全く人気がないのは寂しい限りです。THRILL DA PLAYAのラップもトラックに合わせてスタイルを変えるなど確実なスキルを持っていてかなり好きなMCで、このアルバムもずば抜けた曲はなが渋い好盤で、特に重たいビートにやられる1.Intro、スペーシーなキーボードとピーヒャラ・シンセが耳を惹くトラックにMAILMENとC-NILEをフィーチャーした4.Last Time、サザン・フレイヴァ溢れる哀愁曲10.Fuck Ni**a、軽めのドラムに哀愁漂うピアノの12.Don't Givah、レゲエ・テイストの13.Head Bussaあたりが聴きどころ。渋いものが好きならぜひ聴いて欲しいです。(07/10/12) |
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THRILL DA PLAYA /Broamz, Chrome & Redbones(2003) |
フロリダのBASSグループ69 BOYZのリーダーTHRILL DA PLAYAが自身のHOMEBASS RECORDSから03年にリリースしたソロ・アルバム。ゲストにはYING YANG TWINS、GOODIE MOBのBIG GIPP、ORGANIZED NOIZE、T.I.等。前作の『The Return Of The Big Bronco』からの再録も収録されていて手抜き感は少しありますが、充実した好盤で、特にSUPA制作でBLACKMALEのコーラスもバッチリはまった寂しげな哀愁ナンバー2.N My Lifetime、TEVIN CAMPBELLのクラシックCan We Talkもろ使いのメロウ・チューン6.Holla Atcha、ピアノを基調とした落ち着いたメロウ7.Places、心温まるトラックにDEXTER REDDINGSの歌も絡む10.Queens Ur、渋いベースラインのファンキー・トラックにT.I.をフィーチャーした14.Instructions、ISLEY BROTHERSを意識した哀愁ギターに耳を奪われるトラックにGRANDADDY SOUFを迎えた15.I Would(この曲と同名異曲が前作にも収録あり)がお気に入り。サウス・フリークなら押えるべきアルバム。(だいぶ前にこのアルバムをレビューしていた腹ペコ☆とん太氏には改めてリスペクト!)(07/10/12) |
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TONY M.F. ROCK /Let Me Take You To The Rockhouse (1989) |
アトランタのレジェンド・ラッパーTONY M.F.ROCKが89年にEFFECT/SKYYWALKER RECORDS からリリースしたアルバム。プロデュースは、 DAVID HOBBS aka MR. MIXXとLUKE SKYYWALKER、あとクレジットはないがはDJ TOOMPもプロデュースとDJで参加。イケイケBASS系だと思われがちだけど、BASS系は数曲だけで、残りは真っ当なヒップホップ。そこら辺はきちんと聴いて評価しないといけないよね。 METERS/Rigor MortisネタのファンキーなA1. Who's Tony Rock、DAZZ BAND/Keep It Live、JAMES BROWN/Soul Pride & Get Up Offa That Thing使いのイケイケ・ナンバーA2. Keep Dancin'、QUEEN/Dragon Attackネタの渋いA3. Street Resident、AFRIKA BAMBAATAA AND SOULSONIC FORCE/Looking For The Perfect Beat使いのアゲアゲ・トラックに盟友MC SHY-Dが合いの手で参加したA4. She Put Me in A Trances、AFRIKA BAMBAATAA AND SOULSONIC FORCE/Planet RockネタのノリノリなA5. Pump & Grind、BOB JAMES/Mardi Gras、THIN LIZZY/Johnny The Fox使いのファンキーな A6. PWYP (Practice What You Preach)、YMO/Fire CrackerネタのノリノリなB1. Freak That Girl、ハトの鳴き声のような音も耳を惹くファンク・トラックに MC SHY-DをフィーチャーしたB3. Still Doin' It、T.S. MONK/Bon Bon Vie、JAMES BROWN/Funky Drummer、METERS/Same Old Thing使いのファンキーなB4. Same Ol'Thangs、スパイ映画の音楽のようなLL COOL J/I'm That Type Of GuyのカバーのB5. I'm That Type Of Nigga、ISAAC HAYES/Hyperbolicsyllabicsesquedalymistic、CERRONE/Rocket in The Pocket使いの鬼ファンキーなB7. Tony Rock's Themeと好曲多し。DJTOOMPの鋭いスクラッチにも注目。(2018/03/31) |
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THE 2 LIVE CREW /Is what we are(1986) |
マイアミのエロ大王LUKE率いる2 LIVE CREWが86年にリリースした大ヒットアルバム。メガヒットしたWe want some p…y!!が有名ですが、注目すべきは1曲目の2 live is what we areです。この曲はライブ仕立てになっていて、打込みのシンプルビートにギターリフ、そしてDJのMR.MIXXの激しいスクラッチが絡む隠れた名曲です!テンポの速いBASS物にだけ注目されがちな2 LIVE CREWですが、BASS物以外でも良い曲が結構あるのでオススメです! |
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THE 2 LIVE CREW /Move Somethin' (1987) |
THE 2 LIVE CREWが87年にリリースした2ndアルバム。1stもかなり好きなんだけど、これはより下世話になっていて最高だね〜!KRAFTWERK/Trans Europe Express、JAMES BROWN/Get Up,Get Into It、Get Involved、TROUBLE FUNK/Drop The Bombネタの鬼ファンキーな2.Drop The Bomb、ノリノリなお下劣エレクトロ・ベース3.Move Somethin'、ISAAC HAYES/Breakthrough使いのドープ過ぎる4.Ghetto Bass、THE METERS/Hand Clapping Songネタのファンキーな6.P-A-N、1stの続編で、QUEEN/We Will Rock You、使いのドープ・トラックにMR.MIXXのスクラッチも冴えわたる10.Word II、鬼ファンキーな11.Feel Alright Y'all、Apache、Mardi Gras等定番ネタ・オンパレードのDJミックス13.Mega-Mixx IIがお気に入り。リリックの過激さだけが取り沙汰されたけど、純粋にトラックも評価されるべきだよな。2 LIVE CREWを代表するアルバムだと思うね。(2012/06/26) |
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THE 2 LIVE CREW /As Nasty as They Wanna Be (1989) |
THE 2 LIVE CREWが89年にリリースした3rdアルバム。お下劣極まりないこのアルバムがダブル・プラチナとはアメリカ恐るべし。彼等を代表するアルバムで、特にMASS PRODUCTION/Firecrackerネタの鬼エロなアゲアゲ・ナンバー1. Me So Horny、元ネタもエロいTHE CHAKACHAS/Jungle Fever使いのファンキーな2. Put Her in the Buck、FEARLESS 4と同じKRAFTWERK/The Man-Machineネタの"エロ"クトロ・チューン3. D.K. Almighty、イントロからエロさ全開のイケイケ・チューン4. C'mon Babe、アップテンポでファンキーな5. Dirty Nursery Rhymes、DEXTER WANSEL/Theme From the Planets使いのトラック上で語りまくる8. I Ain't Bullsh****n'、DEE FELICE TRIO/There Was a Time、THE JIMMY CASTOR BUNCH/It's Just Begunネタの鬼ファンキーな9. Get Loose Now、VAN HALEN/Ain't Talkin' 'Bout Love使いのTONE LOCっぽい10. F**k Shop、2 LIVE流ダンスホール・レゲエ13. Reggae Joint、ワシントンGO-GO使いの15. Bad A.. B...H、KRAFTWERK/NumbersとComputer WorldネタのトラックにMR.MIXXのコスりが冴え渡る人気シリーズのパート316. Mega Mixx III、YOUNG-HOLT UNLIMITED/Soulful Strutネタのユル〜い17. Coolin'がGOOD。高速BASSなんてほんの僅かなんで、HIPHOP好きならきちんと聴いて欲しいね。(2014/07/23) |
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THE 2 LIVE CREW /Live in Concert (1990) |
THE 2 LIVE CREWが90年にリリースしたライヴ・アルバム。ヒット曲のWe Want Some P---y、Me So Horny、Banned In The U.S.A.をはじめMR. MIXXのターンテーブル・ショウも収録していて楽しめるけど、しゃべりの部分がかなり多いのが気になった。英語が完全に分かれば、ライヴの盛り上がりについていけるけど… まあ、よっぽどのマニア以外は不要だろうね。(2013/06/09) |
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THE 2 LIVE CREW /Sports Weekend (As Nasty As They Wanna Be Part II) (1991) |
お下劣ラップのパイオニア"THE 2 LIVE CREW"が91年にLIL' JOE RECORDSからリリースした5thアルバム。プロデュースは、MIR.MIXX。スキットがとても多く、かなり聴き辛いのが難点だけど、イケイケBASS以外のしっかりヒップホップした曲もあるんだよね。ノリノリでファンキーな2. Pop That Pussy、アーシーかつファンキーな8. Ugly As Fuck、ノリノリ・パーティ・シットの10. Fraternity Joint、泥臭いファンキートラックにRAKIMの声ネタも効果的な12. Here I Come、恒例となっているメガミックス15. Mega Mixx V、伝統的なマイアミ・ベースって感じの17. Freaky Behavior、渋いトラック上でしゃべりまくる23. I Ain't Bullshittin' III、Mardi Gras使いのメロディアスでグルーヴィーなトラックにEDSEL HARRISの歌もバッチリな27. Who's Fuckin' Who(ベスト・トラック!)がGOOD。前にも書いたけど、このへんも偏見なく聴いて欲しいところ。(2011/10/08) |
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THE NEW 2 LIVE CREW /Back at Your Ass for the Nine-4 (1994) |
THE 2 LIVE CREWが94年にリリースした6thアルバム。このアルバムでは、BROTHER MARQUISとMR. MIXXが抜け、新たにVERBなるラッパーが参加しているので、THE "NEW" 2 LIVE CREWになっているね。まあ、内容はいつもの感じなんだけどね。ラガMCのLIKKLE WICKEDとDON UGLYをフィーチャーしたファンキーな2. Dem A Talk、ファンキービートにファニーなウワネタの6. P-ssy And Dick Thing、ジャジーなネタ使いのノリノリ・ナンバー9. 2 Live Freestyle、あの問題曲の続編10. We Want Some P-ssy II、ハードエッジでファンキーな13. F-ck Nigga、イケイケBASSの15. Suck My D-ck、妖しげなトラック上でDRE、SNOOPをディスりまくる17. F-ck 'Em、これまたお下劣高速BASS19. Work That P-ssyが良かったかな。でも、定番のMega MixがMR. MIXXじゃないんで、全然面白くないのが残念。(2012/12/05) |
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THE 2 LIVE CREW /Shake a Lil' Somethin' (1995) |
THE 2 LIVE CREWが95年にリリースした7thアルバム。紆余曲折があり、このアルバムでは久々にFRESH KID ICE、BROTHER MARQUIS、MR MIXXとほぼオリジナルのメンバーが集まってますね。(LUKEの参加はなし) キーボードにKEN FRANKLIN、ギター、エンジニアにAL EATONとベイエリアの大御所が参加しているんで、少なからず期待したが、結果はいつもどおりのイケイケBASSのオンパレード…(やっぱり) でも、NEMESISを思い起こさせるBOOMIN' BASSのエロエロな1. Intro、ピーヒャラ・シンセが郷愁感を引き立てる、もろG-FUNKモードの4. Bulldagger Stole My Bitch、同世代のMC"SCHOOLLY D"のクラシックをなぜかG-FUNKモードでリメイクした12. PSK '95の3曲は最高だね。(2013/04/30) |
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THE 2 LIVE CREW /The real one(1998) |
お下劣ラップのパイオニア"2 LIVE CREW"が98年にLIL' JOE RECORDSからリリースしたアルバム。親分LUKEやMR.MIXXの参加がないのは残念なところですが、それでも相変わらずパワフルなお下劣ぶりを発揮しているのには頭が下がります。内容は大ネタ使いの高速イケイケBASSで、BASS好き以外には厳しいかもしれませんが、なかにはG-RAPフリークにも人気でそうな良い曲あるんです!一押しは、CLAY DプロデュースでMAZEの名曲Before I let goネタのトラックにベテランICE-Tをフィーチャーし、爽やか男性コーラスを加えたタイトル曲9.The real one。これはネタがネタだけに間違いないです!他にもCLAY D製作で(おそらく)ネタ使いと思われるノリノリなトラックにLUNIZをフィーチャーした8.Bottle and a blunt、MALCOLM MCLAREN&THE WORLD FAMOUS SUPREME TEAM/World's famousまんま使いの使いの16.World famousもお気に入りです。無視されがちな2 LIVE CREWですが、単純に楽しい曲が多いので、ノリノリ好きならぜひともチェックして下さい!(04/12/11) |
| V.A. /Bass Patrol ! Vol.2(1994) |
中古屋の常連"BASS PATROL"シリーズのVol.2。誰でも一度は中古屋等で見かけたことがあると思うのですが、あの能天気なBPM130以上の高速イケイケBASSが苦手(自分もかなり苦手・・・)な方にはなかなか手が出ないシリーズですね。でも、シリーズによってはそれなりに聴ける曲が結構収録されているんですよ。Vol.2は結構聴けて、その中でも重たいビートにネタをあわせたファンキー・チューン4.Ya Gotta"Go"/ANT"D"、Chic/Good Times使いの10.Big Fat Woman/TWO TRICK DADDY、STETSASONICのクラシックTalkin all that jazzでお馴染みのLONNIE LISTON SMITH/ExpansionsなんてBASSと正反対なお洒落なネタを使った11.Who's Getting Funky/HALF PINT、BILL WITHERS/Lean On Meネタの14.Midnight Stroll/RX LORD、定番ネタFREEDOM/Get up and dance使いの15.Better Than Me/HALF PINTが気に入りました。安ければ"買い"でしょう。(07/01/13) | |
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V.A. /Bass Patrol ! Vol.4(1995) |
BASS PATROLシリーズのVol.4。ほとんど全曲BPM130以上の高速イケイケBASSで失敗だったんですが、レア・グルーブ使いのファンキーな14.Hyped Tip/MENTALLY DISTURBEDとCHERYL LYNNのクラシックGot to be real使いの17.Chicken Wing/JAMMIN' Gだけは気に入りました。気になる方だけどうぞ(07/01/13) |
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V.A. /Bass Patrol ! Vol.5(1995) |
BASS PATROLシリーズのVol.5。これもほとんどBPM130以上の高速イケイケBASSなんですが、SWEET SABLE/Old time's sakeでお馴染みのEDDIE KENDRICKS/Intimate friendsネタの9.2 Da Funky Beat/M-4-SERS、ネタ使いのメロウ・ファンク10.The Way Da Flow Goes/FRESH CELESTE、SPINNERSの人気曲It's A Shameを使ったメロウ・チューン(ドラムがダサダサなのが残念!)13.Here We Go Come On/CREEP DOG f/BULL DOG、BDP/I'm Still #1と同ネタの14.Hyped Up/THE DOGS f/DISCO RICKは気に入りました。それなりに聴ける曲があるので安ければ"買い"でしょう。(07/01/13) |
| V.A. /Feel The Bass Vol.6 Shake Somethin(1997) |
G-RAPものに定評のあるドルフィンから97年にリリースされたBASSコンピ。これも基本的には高速イケイケBASSですが、ローテンポのファンキー・チューン3.2,4 The Bass/C.C.LEMON HEAD、渋いネタ使いのファンキー・シット8.Mad Trickin/C.C.LEMON HEAD f/69BOYZ、エレクトロ・クラシックのPlanet RockとMALCOLM MCLAREN/She's Looking Like Hoboネタをあわせたノリノリな9.I'm On My Way/DJ TRANS、LEON HAYWOOD/I Wanna Do Something Freak to you使いの18.True To The Bass/DJ TRANSが気に入りました。それなりに聴ける曲があるので安ければ"買い"でしょう。(07/01/13) | |
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V.A. /The Miami Bass Express (1989) |
89年にPANDISC RECORDSからリリースされたマイアミ・ベース・コンピ。高速イケイケ・ベースじゃなく、エレクトロ系ベースなので聴きやすいね。ロックっぽいギターが意外にマッチしたエレクトロ・ベース1. MAGGOTRON CRUSHING CREW/Miami Bass Express、ACDC/Back In Blackなんてマイアミ・ベースに不似合なネタを使った2. SMOKEY DEE & DXJ/My Bass Weighs A Ton、「Egypt, Egypt」等を使った直球エレクトロ・ナンバー3. MAGGOZULU/Mix It Up、少し地味なエレクトロ・チューン4. DJ FINGERZ & CUTMASTER KNOBZ/Are You With Me Out There?、ZAPP使いのファンク寄りのエレクトロ・ナンバー5. DXJ & THE MIAMI BASS MOB/Do You Want To Rock?、2 LIVE CREWを意識したであろうエレクトロ・チューン7. MAGGOTRON CRUSHING CREW/Bass It To The MaxがGOOD。 (2018/07/21) |
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V.A. /Rap Miami Style (1990) |
マイアミBASSの主要レーベルPANDISC RECORDSから90年にリリースされたマイアミBASSのコンピ。当時、一部の好き者しか聴いていなかったBASS物だけど、BASSの中でも色んなスタイルがあるのがこれを聴くだけでも分かるよね。高速BASSの一部の曲だけを聴いて、"ゴミ"扱いしていた当時のライター、評論家の功罪は大きいと思う。もはやBASS物の古典ともいえる1. Me So Horny/2 LIVE CREW、オールドスクール・スタイルの超クールなエレクトロ・ヒップホップを聴かせる4. Rhymes Flow/PARTY ROCK CREW、ハードなギターが耳を惹くローテンポでズシっと重たい5. We're from Miami/F.U.S.、KRAFTWERK/Home ComputerとTHE GAP BAND/Burn Rubber on Me (Why You Wanna Hurt Me)ネタのノリノリな7. Shake the Joint/BREEZY BEAT M.C.、MASS PRODUCTION/Turn up the Music使いのノリノリな8. Turn up the Music/RENARD WITH NO REGARD、TONE LOC/Wild Thingを意識したと思われる9. Girls Get Ill/KOOL SLICあたりが聴きどころ。BASS物は12'シングルのB面あたりに非BASSの好曲が収録されていたりするんで、そういうのも集めたコンピでもリリースして欲しいところ。(2012/06/14) |