DANCE CLASSICS


アーティスト/タイトル レビュー
A ALTON McCLAIN & DESTINY
/It Must Be Love (1979)

LAのガールズ・トリオALTON McCLAIN & DESTINYが79年にリリースした2ndアルバム。(解散後、メンバーの一部はKRYSTOLとして活動) フリーソウル・シーンでの再評価はもちろんダンス・クラシックとしても「Crazy Love」と「It Must Be Love」は人気ですね。高揚感のあるダンス・ナンバー1. Crazy Love、クラビネット(?)が効いたファンク2. Sweet Temptation、郷愁感のあるミディアム・メロウ3. Taking My Love For Granted、激ファンキーなドラムとワウ・ギターでイントロでKO必至の6. Push And Pull、ディスコ定番でこのリズムとメロディは最強の7. It Must Be Loveがお気に入り。人気があるのも頷ける内容ですね。(2014/12/21)
ARTISTS UNITED AGAINST APARTHEID
/Sun City (1985)
南アフリカのアパルトヘイトに反対するアーティストを集めてリリースしたシングル。プロテスト・ソングでリリックは辛辣だけど、プロデュースのARTHUR BAKERとLITTLE STEVENの手腕でノリの良いエレクトロ・ダンス・トラックに仕上げていて最高ですね。リリース当時ラジオで流れていて、速攻でシングル買いに行ったな〜そういえば。参加アーティストは、AFRIKA BAMBAATAA、BIG YOUTH、BOB DYLAN、BOB GELDOF、BOBBY WOMACK、BONNIE RAITT、BONO、BRUCE SPRINGSTEEN、 CLARENCE CLEMONS、DARLENE LOVE、DARYL HALL、DAVID RUFFIN、DUKE BOOTEE、EDDIE KENDRICK、FAT BOYS、GEORGE CLINTON、GIL SCOTT-HERON、GRANDMASTER MELLE MEL、HERBIE HANCOCK、JACKSON BROWNE、JIMMY CLIFF、JOEY RAMONE、JOHN OATES、KASHIF、KURTIS BLOW、LINTON KWESI JOHNSON、LITTLE STEVEN、LOU REED、MALOPOETS、MICHAEL MONROE、 MILES DAVIS、NONA HENDRYX、PAT BENATAR、PETE TOWNSHEND、PETER GABRIEL、PETER GARRETT、PETER WOLF、RAY BARRETTO、RINGO STARR、 RON CARTER、RUBEN BLADES、RUN-DMC、SCORPIO、SHANKAR、SONNY OKOSUNS、STANLEY JORDAN、STIV BATOR、TINA B、TONY WILLIAMS、VIA AFRIKA、WILL DOWNING、ZAK STARKEYとあらゆるジャンルから豪華な面々が集結。アルバムが入手困難なのは残念。再発してほしいですね。(2018/12/01)
A TASTE OF HONEY
/Twice as Sweet (1980)

ギターのHAZEL PAYNEとベースのJANICE JOHNSONの女性デュオA TASTE OF HONEYが80年にリリースした3rdアルバム。プロデュースは、ダンクラ物のプロデュースでは定評のあるGEORGE DUKE。問答無用のダンス・クラシック2. Rescue Meですよね〜。FUNKY 4+1/That's the Jointの元ネタで有名で、あのホーンも絡んだイントロが強烈に好きなんだよね〜。他にもノリノリな1. Ain't Nothin' But A Party、 クール&ファンキーって感じの4. I'm Talkin' 'Bout You、グッとテンポを上げた5. She's A Dancer、涼しげでグルーヴィーな6. Don't You Lead Me On、落ち着いたスロウ7. Good-Bye Baby、タイトなドラムがカッコいい8. Say That You'll Stay、坂本九のカバー9. Sukiyakiと好曲多し。(2017/12/02)
A TASTE OF HONEY
/Classic Masters(2002)

ギターのHAZEL PAYNEとベースのJANICE JOHNSONの女性デュオA TASTE OF HONEYのベスト盤。24BITのデジタル・リマスターでしかも1,000円以下という廉価であったので購入。大ヒットしたノリノリなダンス・クラシック1.Boogie Oogie Oogie、ナイス・ディスコの4.Do it good、瑞々しいイントロから最高なダンス・クラシック6.Rescue Me、クール&ファンキーって感じの7.I'm Talkin' 'Bout Youはやはり最高なんですが、残念なのは、FREE SOULシーンでも人気のI Love Youが収録されていないこと!ぜひこの曲は収録して欲しかったな〜。それでも安くて音質は最高なので、ダンス・クラシック好きならチェックして損はないでしょう。(2019/01/31)
B THE B.B. & Q. BAND
/Genie (1986)

『On The Beat』のヒットで知られるTHE B.B. & Q. BANDが86年にリリースし4thアルバム。リードボーカルはCURTIS HAIRSTONとULLANDA McCULLOUGH。一部の80'sフリークから再発を望まれていたアルバムですね。当時のJAM & LEWISからの影響大のヤオヤ(808)全開のキラキラ80's サウンドが最高の一言。全曲イケるけど、S.O.S.BANDと間違いそうな極上メロウな1. Genie、エレクトロ・グルーヴの2. Main Attraction、エレクトロ・ファンクの4. Don't Force It、メロウ・グルーヴの6. On The Shelf、大人気のメロウ・グルーヴ7.Dreamer、エレクトロ・ダンサーの8. Riccoche あたりが特にお気に入り。ボーナスで収録されたDreamerのSHEP PETTIBONEのリミックスやBEN LIEBRANDによるRiccocheのリミックス等ももちろんナイス。こういった再発ならどんどんしてほしいですね。(2018/03/17)
C CARL CARLTON
/Same(1981)

CARL CARLTONが81年にリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースは、LEON HAYWOOD、参加ミュージシャンは、キーボードにJAMES INGRAM、GEORGE DUKE、ドラムにJAMES GADSON、ホーン、ストリング・アレンジャーにTOM TOM 84と非常に豪華な面々。60年代から活躍していたCARL CARLTONですが、一般的にはShe's A Bad Mama Jamaで知られていますね。もちろん、そのダンス・クラシックのB1.She's A Bad Mama Jama(She's Built, She's Stacked)(オリジナルはLEON HAYWOOD)はもちろん、ライト・メロウなA2.Let Me Love You 'Til The Morning Comes、ご機嫌なフロア・チューンA3.Don't You Wanna Make Love、ホーンが効いたパーティ・ファンクB2.I've Got That Boogie Fever、メロウ・グルーヴB4.Fighting In The Name Of Loveと好曲多し。ダンス・クラシック好きなら聴くべきアルバムの一つ。(08/04/25)
CENTRAL LINE
/Same (1981)

UKのファンク・バンドCENTRAL LINEが81年にリリースしたアルバム。プロデュースは、ROY CARTER。なんといってもNo.1にもなった最強ダンス・クラシックの1.Walking Into Sunshineだな、やっぱり!人懐っこいメロディが最高だね。他にもディスコ・ファンクの2.I Need Your Love、ラテン・フレイヴァのディスコ・グルーヴ3.Breaking Point、エレクトロっぽさを感じるダンス・ナンバー4.Shake It Up、CHIC/Good Timesっぽさを感じるピアノが耳を惹くディスコ・ファンク6.Don't Tell Me、正統派スロウって感じの7.Goodbyeと捨て曲なし。ダンクラ好きなら聴いておきたいアルバムですね。(2013/03/15)
CHAKA KHAN
/Chaka(1978)

R&B DIVAの中で一番好きなCHAKA KHANが78年にリリースしたソロ・デビューアルバム。プロデュースは、ALIF MARDIN、バックにBRECKER BROTHERS(ホーンセクション)、RICHARD TEE(ピアノ)、ARTHER JENKINS、RICK MAROTTA(ドラム)、PHIL UPCHURCH(ギター)、CORNELL DUPREE(ギター)、WILL LEE(ベース)、AVERAGE WHITE BANDからはHAMISH STUART(ギター)、STEVE FERRONE(ドラム)という超豪華な面々。このアルバムの白眉はなんといってもR&Bチャートを制したダンス・クラシックの1.I'm Every Womanに尽きます!CHAKAのソウルフルで伸びやかな声が堪能できる永遠の名曲ですね。他にもイントロにドラム・ブレイクがある2.Love Has Fallen On Me、心地良くグルーヴィーな4.Sleep On It、イントロがMANDRILL/Mango Meatによく似たファンク・ナンバー5.Life Is A Dance、イントロのベースから惹きつけられるホーンもイカした7.Some Love、少し寂しげなダンス・ナンバー8.A Woman In A Man's World、ネタとしても使われるアーシーなファンキー・チューン9.The Message In The Middle Of The Bottomと好曲満載。R&Bフリークなら聴き逃し厳禁です!(09/07/20)
CHAKA KHAN
/Naughty(1980)

大好きな女性R&BシンガーCHAKA KHANが80年にリリースした2ndアルバム。プロデュースは、ALIF MARDIN、バックにBRECKER BROTHERS(ホーンセクション)、HIRAM BULLOCK、PHIL UPCHURCH(ギター)、ANTHONY JACKSON、WILLIE WEEKS、MARCUS MILLER(ベース)、AVERAGE WHITE BANDからはHAMISH STUART(ギター)、STEVE FERRONE(ドラム)という前作同様に超豪華な面々。ASHFORD&SIMPSONのペンによる問答無用のガレージ・クラシック1.CloudsからCHAKAの歌に圧倒されます!ほんとシビれるね、この歌声には。緩やかなミディアムの2.Get Ready, Get Set、LOVE UNLIMITEDのカバーでフロアでも人気のある3.Move Me No Mountain、アーバンな雰囲気溢れるメロウ・グルーヴ5.So Naughty、ジャジーなファンク・ナンバー7.All Night's All Right、小気味良くてファンキーな8.What You Did、レア・グルーヴ・シーンで人気が再燃したGREGG DIAMOND BIONIC BOOGIEの名曲Hot Butterflyのカバー9.Papillon [aka Hot Butterfly]、これもASHFORD&SIMPSONのペンによるアップテンポで郷愁感を感じるダンス・ナンバー10.Our Love's In Danger等聴きどころ満載。R&Bフリークなら聴き逃し厳禁です!(10/01/27)
CHAKA KHAN
/What'Cha Gonna Do for Me (1981)

R&B DIVAのCHAKA KHANが81年にリリースした3rdアルバム。プロデュースは、ALIF MARDIN、バックにBRECKER BROTHERS(ホーンセクション)、HIRAM BULLOCK(ギター)、ANTHONY JACKSON(ベース)、AVERAGE WHITE BANDからはHAMISH STUART(ギター)、STEVE FERRONE(ドラム)等という前2作同様超豪華な面々。BEATLESのオリジナルより何百倍もカッコイイ1. We Can Work It Out、AVERAGE WHITE BANDのカバーだが、むしろCHAKAのオリジナルといっても過言ではないクラシックの2. What Cha' Gonna Do For Me 、高揚感のあるサビが特に大好きなクラシック3. I Know You, I Live You、今の時期に木陰で休みながら聴くと合いそうなミディアム・グルーヴ4. Any Old Sunday、軽快なホーンが最高な小気味よいファンキー・ナンバー5. We Got Each Other、派手さはないが、郷愁感あるメロディが耳を惹く8. Heed The Warning、温かみのあるミディアム9. Father He Said、メロディ、歌ともに完璧でこれ以上のダンス・ナンバーはないと思うガレージ・クラシックの10. Fateと好曲目白押し。R&B好きなら聴いて当然のクラシック!(2010/07/18)
CHAKA KHAN
/Same (1982)

R&B DIVAのCHAKA KHANが82年にリリースした4thアルバム。プロデュースは、ALIF MARDIN、バックにBRECKER BROTHERS(ホーンセクション)、HIRAM BULLOCK(ギター)、ANTHONY JACKSON(ベース)、AVERAGE WHITE BANDからはHAMISH STUART(ギター)、STEVE FERRONE(ドラム)等という前3作同様超豪華な面々。LARRY LEVANのリミックスでも有名なダンス・クラシック1. Tearin' It Up、RICK JAMESとデュエットしたスロウ・ファンク2. Slow Dancin'、カントリーなイントロから一転し、キレの良いファンクを聴かせる3. Best In The West、MICHAEL JACKSONのカバー4. Got To Be There、ジャズをダンス曲に仕立てた5. Be Bop Medley、ソウルフルだけど少しロックっぽさも感じるミディアム6. Twisted、AORっぽい都会的なメロウ・ナンバー7. So Not To Worry、キレの良いエレクトロ・ダンサー8. Pass It On (A Sure Thing)と全曲イケます。CHAKA好きなら聴いて当たり前のアルバムですね。(2013/12/19)
CHAKA KHAN
/I Feel For You (1984)

R&B DIVAのCHAKA KHANが84年にリリースした5thアルバム。プロデュースは、ARIF MARDIN、RUSS TITELMAN、JOHN ROBIE、DAVID FOSTER等いつもどおりの豪華な面々。CHAKA KHANといえば絶対にFeel For You。悪いがPRINCEじゃないのよ。GRANDMASTER MELLE-MELによる「チャカチャカチャカチャカカーン、チャカカーン」で始まるラップのイントロでもう中房の心をわし掴み!ラジオで流れていて速攻で近所のレコ屋にシングル盤を買いに行ったなー。自分にとってはHIPHOP/R&Bにのめり込むきっかけになった曲の一つだな。
1. This Is My Night
THE SYSTEMがバックアップしたエレクトロ・ダンサーの傑作!これ聴くとブレイクダンスを練習していた頃を思い出すなー。
2. Stronger Than Before
AORっぽいミディアム。まあ聴けないことはない。
3. My Love Is Alive
パス。
4. Eye To Eye
小気味よいドラムに「マニアック」のヒットで有名なMICHAEL SEMBELLOのギターが絶妙にマッチしたグルーヴィーなナンバー。この曲もかなり好きだなー。特にサビのコーラス部分が最高だね。
5. La Flamme
80年代中期特有のデジタル・ファンクって感じかな。なかなかタイトでカッコイイ。
6. I Feel For You
先に書いたとおり、思い入れも含めて最高・最強としか言いようがない傑作!STEVIE WONDERのハーモニカもフィーチャー。でも、これがPRINCEのカバーって聞いた時にはかなり驚いたけどね。
7. Hold Her
印象薄いね。可もなく不可もなくといったところ。
8. Through The Fire
DAVID FOSTERの曲でAORシーンで絶大な人気を誇っているみたい。これそんなに良いかね。正直、ありきたりなスロウだね。
9. Caught In The Act
まあまあファンキーな曲。
10. Chinatown
タイトルどおりエキゾチックな感じがするエレクトロ・ナンバー。シングルのB面だったのを思い出すね。
自分の音楽の原点って言えるアルバムの一つだな、やっぱり。一生聴き続けるアルバムの一つ。(2010/10/16)
CHAKA KHAN
/Dance Classics(1999)

故LARRY LEVANによるTearin' It Upのプロモ・リミックスを目玉とした歌姫CHAKA KHANの国内ベスト盤。CHAKA KHANとの出会いは、GRANDMASTER MELLE-MELのラップとSTEVIE WONDERのハーモニカをフィーチャーして大ヒットしたI Feel For You(オリジナルはPRINCE)が最初で、その圧倒的な歌唱力に惚れこんで、RUFUSやソロ作を聴き込んでいきました。このアルバム収録曲のほとんどがクラシックで、特に2.I'm Every Woman、4.Cloud、5Fate、6.Eye To Eye、10.I Know You I Live Youあたりは何度聴いたことか。Tearin' It Upのリミックスは初めて聴いたんですが、流石LARRY LEVANって感じのガラージ感がでてバッチリでしたね〜。強いて言うなら映画ブレイクダンスでも使われたAin't Nobodyも収録して欲しかった!いずれにせよ、CHAKA KHAN入門用にはバッチリなアルバムでしょう!(07/05/12)
CHANGE
/The Glow Of Love (1980)

イタリア人プロデューサーのJACQUES FRED PETRUSとMAURO MALAVASIが手掛けたディスコ・グループCHANGEが80年にリースしたデビュー・アルバム。LUTHER VANDROSSがシンガーとして参加していることでも有名ですね。アーバンなディスコ・サウンドが聴けるアルバムで、特にカラフルな表情のディスコ1. A Lover's Holiday (A Jim Burgess Mix)、 2. It's A Girl's Affair、3. Angel In My Pocket、リードボーカルにLUTHER VANDROSSを迎えた人気ダンス・クラシックの4. The Glow Of Love、ユーロ・テクノって感じのインスト6. The Endがお気に入り。(2018/11/24)
CHANGE
/The Very Best Of(1998)

LUTHER VANDOROSSがボーカルのクラシックThe Glow Of Loveでお馴染みのイタロ・ディスコ・グループCHANGEの全アルバム6枚からセレクトされたベスト盤。都会的なサウンドが持ち味のグループで、とにかく聴き易いの一言。80年の1st『The Glow Of Love』からのヒット1.A Lover's Holiday、先述の3.The Glow Of Love、81年の2nd『Miracles』からの洗練された5.Hold Tight、82年の3rd『Sharing Your Love』からJAMES ROBINSONがボーカルのメロウ・グルーヴ6.The Very Best In You、同じく3rdからファンク度数アップした7.Hard Times(It's Gonna Be Alright)、83年の4th『This Is Your Time』からエレクトロっぽい8.This Is Your Time、JAM&LEWISがプロデュースした5th『Change Of Heart』からS.O.S.BANDっぽい11.You Are My Melodyがお気に入り。ダンス・クラシック好きなら聴いて当たり前のグループです!(07/09/27)
CHERYL LYNN
/Same (1978)

「Got To Be Real」のクラシックで知られるR&BディーヴァCHERYL LYNNが78年にリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースは、DAVID&MARTY PAICH。その「Got To Be Real」に尽きるかな、このアルバムは。まさに問答無用のクラシック!これ嫌いな人に出会ったことがないな。これ以外だとセピア色のナンバー2.All My Lovin'、郷愁感溢れるダンス・ナンバー5.You Saved My DayがGOOD。アルバム自体は思ったより面白くなかったけど、「Got To Be Real」だけで充分かな、やっぱり。(2013/01/20)
CHERYL LYNN
/In The Night (1981)

「Got To Be Real」のクラシックで知られるR&BディーヴァCHERYL LYNNが81年にリリースしたアルバム。プロデュースは、RAY PARKER JR.。この頃のCHERYL LYNNに間違い無し。文句なしのダンス・クラシック1.Shake It Up Tonight、エモーショナルなスロウ2.Show You How、RAY印のライト・メロウ3.In The Night、しっとりとしたスロウ4.Hurry Home、これもRAY印で小気味良いダンス・ナンバー5.I'm On Fire、自然と腰が動くノリノリな7.If You'll Be True To Me、切れがあるダンス・ナンバー8.What's On Your Mind、ファンキーな9.Babyと半端ない充実ぶり。ダンクラ好きなら聴くべきアルバムの一つですね。(2013/04/24)
CHERYL LYNN
/Instant Love (1982)

CHERYL LYNNが82年にリリースした4thアルバム。プロデュースは、LUTHER VANDROSS。LUTHERの手腕が光る傑作で、特にクラシックの1.Instant Love、高揚感のあるダンス・ナンバー2.Sleep Walkin'、小気味良い4.Look Before You Leap、ノリの良い完璧なダンス・ナンバー5.Say You'll Be Mine、メロウ・グルーヴの6.I Just Wanna Be Your Fantasyがお気に入り。R&B好きなら聴いておくべきアルバムでしょう。(09/03/22)
CHERYL LYNN
/Preppie (1983)

「Got To Be Real」のクラシックで知られるR&BディーヴァCHERYL LYNNが83年にリリースした5thアルバム。JAM&LEWISの初期プロデュースとしても有名なダンス・クラシック1. Encoreに尽きるね ! エレクトロ・ファンク仕様で、ライブ仕立てのイントロも最高っす。他にも従来の路線を引き継ぐダンサブルな2. Fix It、メロディアスなピアノが耳を惹くダンス・ナンバー5. Change The Channel、キレのあるディスコ・ファンク7. Love Rush、エレクトロな雰囲気も醸し出すファンク・ナンバー10. Life's Too ShortがGOOD。ダンクラ好きなら押さえておくべきでしょう。(2013/08/25)
CHIC
/Same(1977)

NILE RODGERSと故BERNARD EDWARDS率いるCHICの記念すべきデビュー・アルバム。昔聴いた印象ではかなり軽い感じだなあ、と思っていたんですが、改めて聴き直すと結構色んなことしていて面白いですね。アゲアゲなダンス・クラシックの1.Dance, Dance, Dance (Yowsah, Yowsah, Yowsah) と4.Everybody Danceはもちろん、完璧なフュージョン・サウンドが心地良すぎる2.Sao Paulo 、1.と4.よりは落ち着いた大人のダンス・ナンバーって感じの3.You Can Get By 、しっとりとしたスロウ6.Falling in Love with You 、CHIC流フュージョン・ファンクの7.Strike Up the Band等聴きどころたっぷり。ダンクラ好きなら聴いておくべきアルバムでしょう。(09/06/07)
CHIC
/C'est Chic(1978)

NILE RODGERSと故BERNARD EDWARDS率いるCHICの2ndアルバム。プロデュースは、もちろんNILE RODGERSとBERNARD EDWARDS。ダンクラとして、CHICの代表曲の一つとして有名な2. Le Freakをはじめイントロがネタ使いされるダンス・ナンバー1.Chic Cheer、フュージョン・タッチのメロウなインスト・ミディアム3.Savoir Faire、グルーヴィーでご機嫌な4.Happy Man、日本人好みのメロディのダンス・チューン5.I Want Your Love、軽快で涼しげな7.Sometimes You Win、他曲とは違ってドラムが重めのインスト・ファンキー・チューン8.(Funny) Boneとかなりの充実作!ダンクラ、R&B好きならチェックすべきアルバムの一つ。(09/09/14)
CHIC/Risque(1979)

NILE RODGERSと故BERNARD EDWARDS率いるCHICの3rdアルバム。このアルバムといったら、なんと言ってもGood timesに尽きるでしょう!オールド・スクール・レジェンドSUGARHILL GANG/Rapper's delightのネタで知られるこの曲は、ノリノリなドラムにNILEの歯切れのいいギター、BERNARDのBASSが効いた最高のダンス・クラシック!もちろんGood timesだけのアルバムじゃないです。ノリノリなMy feet keep dancing、HIPHOP/R&Bネタとしても使われる切ないWill you cry(When you hear this song)、メロウ・グルーヴのWhat about meと聴きどころ多し。聴き逃し厳禁のアルバムです!(05/05/14_)
CHIC
/Dance, Dance, Dance
: The Best Of(1991)

NILE RODGERSと故BERNARD EDWARDS率いるCHICのベスト盤。デビュー・シングルの1.Dance, Dance, Danceをはじめ、ガラージ・クラシックの2.Everybody Dance(ここでは12'mixが聴ける)、ベース・ラインがネタにもなっている4.Chic Cheer、全米No.1に輝いたクラップビーツもイカした5.Le Freak、哀愁を帯びたメロディも秀逸な6.A Want Your Love、HIPHOPの王道ネタでこれも全米No.1となり、様々なアーティストに影響を与えた名曲7.Good Times、爽快でノリノリな8.My Feet Keep Dancing、かなり都会的なセンスのガラージ・クラシック9.My Forbidden Lover等珠玉のダンス・クラシックの数々。NILEのカッティング・ギター、BERNARDのベースはもちろんのこと、Vo.で参加しているLUTHER VANDROSS、JOCELYN BROWN等の歌も要チェック。ダンス・クラシックを聴いてみたい、CHICを聴いてみたいという方にはまさにうってつけのベスト盤といえます。(07/02/19)
COLLAGE
/Get in touch with me(1983)
83年にリリースされたCOLLAGEの同名アルバムからのシングル。ミディアムメローの傑作といっていい曲で、K-SOLO,CHUBB ROCK等にサンプリングされた定番ネタでもあります。
CON FUNK SHUN
/Secret (1977)

「Too Tight」や「Ffun」のヒットで有名なファンク/R&Bバンド"CON FUNK SHUN"が77年にリリースしたMERCURY移籍後2作目(通算4作目)のアルバム。個人的にSLAVEとともに大好きなグループで、学生の頃、LPを買い漁りましたね。爽快グルーヴィーな1.DooWhaChaWannaDoo、イントロがTHE MOMENTS/Sexy Mamaにとてもそっくりなメロウ・ミディアム2.Who Has The Time、イントロのシタール(?)が甘茶の雰囲気をだしているスロウ4.Tear In My Eye、軽快でファンキーなダンス・クラシック5.Ffun、優しく包み込むようなメロウ・グルーヴ6.Secrets、BAR-KAYSをライトにしたようなファンク7.Confunkshunizeya、クール&レイドバックなスロウ8.I'll Set You Out O.K.、タイトルどおり夏仕様のグルーヴィーなインスト・ナンバー9.Indian Summer Loveとノリノリからスロウ、ファンクとバラエティに富んだ快作!久々に聴いたけどやっぱりイイね〜。大好きなアルバムの一つですね。(2012/02/16)
CON FUNK SHUN
/Loveshine (1978)

CON FUNK SHUNが78年にリリースした5thアルバム。派手さには欠けるけど、いつもながら充実した内容で、軽快で爽やかな1. So Easy、どことなくけだるい雰囲気のミディアム2. Magic Woman、ポップで軽快なイントロから惹きつけられるダンス・クラシック3. Shake And Dance With Me、しっとりとしたスロウ4. Make It Last、RAMSEY LEWIS/Sun Goddessに似た爽快なイントロからノックアウトされるメロウ・グルーヴ5. Loveshine、ちょいファンク度アップしたノリノリな6. When The Feeling's Right、適度な湿り気と温もりを合わせもったスロウ7. I Think I Found The Answer、郷愁感漂うミディアム9. Can't Go Awayがお気に入り。これっ!って曲はないけど安定して聴けるところは流石はCON FUNK SHUNですね。(2012/06/04)
CON FUNK SHUN
/Candy (1979)

CON FUNK SHUNが79年にリリースした6thアルバム。充実作の多いグループだけど、これもかなりバラエティに富んだ快作で、疑似(?)ライブのイントロのファンク1. Fire When Readyから惹きつけれらます!若さみなぎるCON FUNK SHUN流傑作ファンクの2. Chase Me、ハートウォーミングなスロウ3. Not Ready、ラテンなイントロから一転する晴れた朝が似合いそうなメロウ・グルーヴ4. Da Lady、疾走感溢れるファンク5. Candy、ISLEYにも似た泣きのギターに涙腺も緩む切ないスロウ6. (Let Me Put) Love On Your Mind、しっとりとしたインスト・スロウ8. Imagesと聴きどころ満載。ほんと最高なグループだね、CON FUNK SHUNって!(2012/12/13)
CON FUNK SHUN
/Sprit of love (1980)

CON FUNK SHUNが80年にリリースした7thアルバム。このアルバムはかなり良い曲多いですね〜。彼らのアルバムの中でも大好きなアルバムの一つです。強力ダンサーのA1.Got to be enough、HIPHOPの定番メロウ・ネタA2.By your side、ミディアム・ダンサーのA3.Curtain callの3曲が凄すぎ!切ないB2.All up to youも好みで、ぜひG-RAPのネタにして欲しいところ。Too tightしか注目されないCON FUNK SHUNですが、アルバムのトータルとしてはこれが一番だと思いますので、元ネタ好きの方やSOUL好きの方はぜひチェックして下さい!(04/09/18)
CON FUNK SHUN
/Touch (1980)

「Too Tight」や「Ffun」のヒットで有名なファンク/R&Bバンド"CON FUNK SHUN"が80年にリリースした8thアルバム。このアルバムは学生時代にLPで購入して聴きまくりましたね〜。やっぱ1.Too Tightに尽きる!この瑞々しさは一体なに !?って感じで、最初聴いたとき衝撃を受けましたね。エバーグリーンなダンス・クラシック。これ以外でも活きの良いファンク2.Lady's Wild、疾走感溢れてファンキーな4.Pride And Glory、自然と体が動くダンス・ナンバー5.Kidnapped、チョッパー・ベースが効いた活きの良いファンク7.Touch、フュージョンぽいライト・ファンク9.Play Widit、2.Lady's Wildの12インチバージョンの10.Lady's Wildと好曲揃い。やっぱこのアルバム最高だわ。彼等を代表するアルバムじゃないかな。(2013/07/29)
CON FUNK SHUN
/7 (1981)

「Too Tight」や「Ffun」のヒットで有名なファンク/R&Bバンド"CON FUNK SHUN"が81年にリリースした9thアルバム。充実作が多い彼等だけど、これもかなり充実していて、特に軽快なディスコ1.Bad Lady、日本人好みの愁いを帯びたメロディの切れのあるディスコ・ファンク2.I'll Get You Back、ボコーダー入りのエレクトロ・ダンサー3.Body Lovers、泣きの哀愁ファンク5.If You're In Need Of Love(ベスト・トラック!)、イントロが70年代のスウィート・ソウルを思い起こさせる甘く切ないスロウ6.Straight From The Heart、ラテン・タッチの夕暮れディスコ8.California 1、1.Bad Ladyの12インチバージョン9.Bad Ladyがお気に入り。やっぱCON FUNK SHUNに外れなしですね。(2013/10/19)
CON FUNK SHUN
/To The Max (1982)

「Too Tight」や「Ffun」のヒットで有名なファンク/R&Bバンド"CON FUNK SHUN"が82年にリリースした アルバム。充実作が多い彼等だけど、これもかなり充実していて、特にノリノリのディスコ・ナンバー1.Ms. Got The Body、コズミック感もあるディスコ・ファンク2.Let's Ride And Slide、ボコーダー入りの切れのあるエレクトロ・ファンク4.Hide And Seek、自然に体が動くディスコ・ナンバー5.You Are The One、数々の曲にネタ使いされているメロウ・クラシックの7.Love's Train、切れのあるディスコ・ファンク8.Ain't Nobody BabyがGOOD。やっぱCON FUNK SHUNに外れなしですね。(2014/02/15)
D D TRAIN
/You're the one for me (1982)

D TRAINが82年にPRELUDE RECORDSからリリースしたアルバム。プロデュースは、MTUMEのHUBERT EAVESV。ダンス・クラシック好きでD TRAINを知らない方はまずいないと思われますが、ほんと最強のアルバムです!大ヒットしたB2.Keep on、タイトル曲A1.、A2.Walk on byをはじめメロウ・ミディアムのA3.Tryin' to get over等耳が惹きつけられっぱなし!未聴の方はぜひ聴いてさい!(2019/06/15)
E EMOTIONS
/Rejoice(1977)

70年代に活躍した女性コーラス・グループの代表格の一つEMOTIONSが77年にリリースしたアルバム。プロデュースは、E,W&FのMAURICE WHITE。STAX時代のEMOTIONSも捨てがたいですが、やっぱこの時代の彼女たちが一番輝いていたんじゃないかな。このアルバムの白眉は、やはり1.Best of My Loveに尽きます!この曲は20世紀が生んだ奇跡ですよ、ホント・・・ 自分の結婚式の入場のときにもCHERYL LYNN/Got To Be Realのイントロの後にブッこんで使ったほど愛してやまない曲の一つ。これと同等に素晴らしいダンス・ナンバーは正直数えるほどしかないんじゃないかな。他にはビートがファンキーなグルーヴィー・チューン6.How'd I Know That Love Would Slip Away、メロウ・グルーヴの8.Blessed、と元気が出るダンス・ナンバー9.RejoiceがGOOD。7.Don't Ask My Neighborsは結構人気のスロウだが、個人的にはいたって普通って感じ。ダンクラ好きなら避けて通れないアルバムの一つ。(09/07/11)
F
G GAZ
/Sing sing
上記"Runaway"のB面に収録されたこの曲はネタとしても有名なダンスクラシックです。途中のドラムブレイクは幾多のHIPHOPでサンプリングされました。ドラム以外にも使えるところがあるのでトラックメイカーで聴いたことがない人は聴いてみてはいかがでしょうか。
GRACE JONES
/Nightclubbing(1981)

モデルのGRACE JONESが81年にリリースしたアルバム。レゲエのSLY&ROBBIEが全面バックアップ。なんといってもダンス・クラシックのA2.Pull Up To The Bumperが強力!ほんとファンキーで最高ですね〜。しかし残りは正直、全く聴けませんでしたが・・・、でもPull Up To The Bumperだけで十分すぎます。ダンス・クラシック好きなら要チェック。(07/05/04)
GRACE JONES
/Private Life : The Compass Point
Session (1998)

モデル兼シンガーGRACE JONESのバハマのコンパス・ポイント・スタジオで録音された音源からセレクトされた2枚組コンピレーション・アルバム。大好きな「Pull Up To The Bumper」収録のアルバム『Nightclubbing』しか聴いたことがなかったんで、結構期待していたんだけど、「Pull Up To The Bumper」以外で聴けたのは80年の『Warm Leatherette』からトリップ感のあるレゲエPrivate Life(Long Version)、SMOKEY ROBBINSONのカバーでガラージ風のThe Hunter Gets Captured By The Game、82年の『Living My Life』からファンキーなNipple To The Bottle、L.L.COOL Jが使ったMy Jamaican Guyくらい。アルバム全部聴いていないけど、GRACE JONESって相当過大評価されていると思うな。(2011/06/05)
H HIGH FASHION
/Feelin' Lucky(1982)

MELI'SA MORGAN、ALYSON WILLIAMSの2大歌姫と唯一の男性Vo.ERICK McCLINTONのトリオHIGH FASHIONが82年にリリースしたアルバム。プロデュースにはKASHIFやDENNIS COFFEYも参加。タイトル曲の1.Feelin' Lucky Latelyがベスト・トラック!これ聴いて腰が動かないやつはいないでしょう!? 他にもノリノリな2.You're the Winner、ERICKがメインVo.のミッドファンク4.Next to Youと7.I Want to Be Your EverythingがGOOD!ダンス・クラシック好きなら必聴です!(06/07/09)
I
J JIMMY ROSS
/First True Love Affair (1981)

トリニダードトバゴ出身のシンガーJIMMY ROSSが1981年にイタリアのFULL TIME RECORDSからリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースは、イタリアのディスコ・グループとして有名なKANOのLUCIANO NINZATTIとSTEFANO PULGA。MEL TURNER名義で60年代から活動していたみたいですね。最大のヒット曲「First True Love Affair」をあのLARRY LEVINがリミックスしたこともポイントですね。学生の頃、LPで購入して聴きまくったな〜 ただ、塩辛ボイスのヘタウマな老け顔オジサンが「ファ〜ストゥル〜 ラ〜バフェア〜♪」って歌う姿はなんか笑えたけど。これがLUTHER VANDROSSだったらなーなんていつも思ってしまう。煌びやかNY系ディスコ・サウンドが最高すぎるクラシック1. First True Love Affair、「トランス」って言葉に一抹の不安を覚えたが、リズミカルなダンス・トラックで安心した2. Fall Into A Trance、優し気なメロディのポップ・ダンサー3. Sad Sam、時折、KLEEERっぽさを醸し出すアーバン・ダンサー4. Chocolate Ice、AORモードなメロウ・ミディアム5. Love Will Never Die、ベースが効いているファンク・モードのダンス・ナンバー6. My Life、明るく楽しいげなメロディの7. S.O.S. Of Love、ボーナス収録の2.のリミックス8. Fall Into A Trance (Remix)、1984年リリースで、JIMMY自身がプロデュースしたボコーダー入りのエレクトロ・ダンサー9. New York To Moscow (Edit)、クラブDJに人気のこれぞNYディスコなLARRY LEVANリミックス10. First True Love Affair (A Larry Levan Mix)がお気に入り。(2025/03/29)
JUNIOR
/JI (1982)

西インド諸島に生まれ、イギリスで歌手として活動したJUNIORが82年にリリースしたアルバム。JUNIORといえばMama Used to Say。Mama Used to SayといえばJUNIOR。ほとんど一発屋としか扱われていないけど、この曲の素晴らしさといったら!トラックもさることながらJUNIORのコブシやファルセットを織り交ぜた歌も最高だね。他も好曲揃いで、特にAORテイストのメロウ・グルーヴ3. Too Late、都会的でダンサブルな5. Let Me Know、ブリッとしたシンセ・ベースが効いたダンス・ナンバー6. Down Down、Mama Used to Sayよりもこっちが好きという方も多いと思われるAORテイストのメロウ・グルーヴ7. I Can't Help Itがお気に入り。ダンクラ好きならぜひ聴いて欲しいアルバム。(2010/10/11)
K KANO
/New York Cake (1981)

イタロ・ディスコ・グループのKANOが81年にリリースした2ndアルバム。CD化が切望されていたアルバムとのことで、自分も数曲しか聴いたことがなかったけど、確かにディスコ/ダンクラ好きならバッチリの出来だね。(ヨーロッパ特有な感じがする数曲はちょっと受けつけなかったけどね)ベストは、CHIC/Good Timesにも似たピアノが耳を惹く都会的なダンス・ナンバー1. Can't Hold Back (Your Loving)。他にも重心が低いディスコ・ファンク4. Party、ボコーダーをフィーチャーしたヨーロピアン・テイストのダンス・ナンバー6. Don't Try To Stop Me、1.のロングバージョン7. Can't Hold Back (Your Loving. Extended 12" Mix (Bonus Track)も良いね。(2013/05/24)
K.C. & THE SUNSHINE BAND
/The Best Of (1996)

マイアミの白黒混合ディスコ/ファンク・バンドK.C. & THE SUNSHINE BANDのベスト盤。大学生の頃、彼等のLPを結構買って聴きまくったな〜。ファンクというにはあまりにも軽すぎるけど、マイアミらしくノリが良くてイイね。(でも曲調が似ているのが多いけどね) ディスコといえば絶対にこれってなっちゃう代表曲1. That's The Way I Like It、底抜けに明るいホーンもナイスな2. Sound Your Funky Horn、疾走感溢れる4. Let It Go(Part 1)、ノリが良くて郷愁感も漂う6. (Shake, Shake, Shake) Shake Your Booty、イントロが大ブレイク・ビーツな彼らの中では比較的ファンクを感じさせる8. I Get Lifted、派手なホーンが耳を惹くハッピー・ディスコ9. Boogie Shoes、これも代表曲の一つのディスコ・ファンク10. Get Down Tonight、心ウキウキさせるミディアム・グルーヴ12. Ain't Nothin' Wrong、軽快でノリノリな13. Keep It Coming Love、イントロから陽気でノリが良い16. Do It Goodがお気に入り。このベスト盤は安くて曲も多くてなかなか良いけど、2ndの曲が多すぎかな。できれば79年のパーティ・ファンク「Do You Wanna Go Party」も収録して欲しかった!(2012/10/23)
KLIQUE
/It's Winning Time (1981)

CON FUNK SHUNの弟分グループKLIQUEが81年にリリースしたデビュー・アルバム。ダンス・クラシックの1.Love's Danceが人気のグループで、CON FUNK SHUNをマイルドにした感じが好感触。1.Love's Dance以外にも郷愁メロディのダンス・ナンバー2.I Think You know、ノリの良い4.It's Winning Time、優しくも切ないスロウ8.You Brought My Love To LifeもGOOD。80年代初期のディスコ・ナンバーが好きなら聴いて損はないアルバムだと思います。(2012/10/06)
KOOL & THE GANG
/Ladies night(1979)

70年代初頭にかなりのヒットを飛ばしたファンク・バンドKOOL & THE GANGが79年にリリースしたアルバム。プロデュースは、類まれな都会的センスをもったEUMIR DEODATO。そして新ボーカリストにJAMES"J.T."TAYLORが就任。この二人の影響だろうか、ファンク路線から洗練された都会的なサウンドに方向転換したアルバムで、ファンの間では話題になったとのこと。確かに70年代初期のアルバムを最初に聴いていたんだけど、ほんとに同じグループ !? って感じだよね。良い意味で聴きやすい、悪く言えばPOPなトラック満載ってところかな。大ヒットしたダンス・クラシックのタイトル曲1. Ladies Night、親しみやすいメロディの2. Got You Into My Life、とてもノリの良いディスコ・ナンバー3. If You Feel Like Dancin'、明るくキレの良いライト・ファンク4. Hangin' Out、これもキレがあってノリノリなファンキー・ナンバー5. Tonight's The Night、数々のアーティストにサンプリングされたメロウ・グルーヴ6. Too Hotと全曲好きですね。いち早く80年代を先取りした重要なアルバムだと思いますね。(2012/09/02)
KOOL & THE GANG
/Celebrate !(1980)

KOOL & THE GANGが80年にリリースした通算17枚目のアルバム。プロデュースは、EUMIR DEODATO。リードVo.がJAMES JT TAYLORに代わって2枚目のアルバムで、大ヒットした1.Celebrationがやはり目玉ですね。熱いファンク・バンドだった初期に思い入れのある人には毛嫌いされているみたいですが、これほど完璧なダンス・ナンバーはそうないはず。他にもライト・グルーヴの3.Take It To The Top、少し地味目だがなかなかのグルーヴを持っている5.Love Festival、古い感じのメロディラインのディスコ・ナンバー7.Night Peopleもお気に入り。ダンクラ好きなら聴いて当たり前のアルバムでしょう。(09/04/08)
L L.A. BOPPERS
/Same (1980)

SIDE EFFECTのバックを務めていたバンドのL.A. BOPPERSが80年にリリースしたアルバム。BOPPERS名義でリリースしたアルバムを含めると2ndアルバムとのこと。フュージョンっぽさを感じる爽やかなR&B/FUNKで、特に小粋なメロウ・グルーヴ2. You Did It Good、フリーソウル的な爽やかな3. I Can't Stay、自然に腰が動くパーティー・ファンク4. Life Is What You Make Of It、重心の低いファンクを聴かせる6. Funk It Out、語り入りの甘美なスロウ8. Are We Wrong、これもフリーソウル的な小粋でブリージンなフュージョン9. Watching LifeがGOOD。(2015/03/10)
LOLEATTA HOLLOWAY &
THE SALSOUL ORCHESTRA
/Runaway
数々のダンスクラシックス持つレーベル"SALSOUL"のなかでもベスト10に入る名曲ですねこれは。ボーカルのLOLEATTAの瑞々しい歌声、SALSOUL ORCHESTRAのグルービーな演奏も最高です。
M
N NARADA MICHAEL WALDEN
/The Dance Of Life(1979)

JAZZ、FUSIONのドラマーとして活躍し、MAHAVINSH ORCHESTRAやJEFF BECKの『Wired』に参加していたNARADA MICHAEL WALDENが79年にリリースした3rdアルバム。参加ミュージシャンは、ベースにT.M.STEVENS、キーボードにFRANK MARTIN、ギターにCORRADO RUSTICI。このアルバムといえば個人的にはA2.I Shoulda Loved Yaですね〜。明るくてノリが良く、ハンドクラップが入るサビもナイス。これ以外にも良曲が多く、FREE SOULっぽいライト・メロウなA4.Crazy For Ya、キレのあるギターもイカしたダンサブルなB1.Tonight I'm Alright、ハートウォーミングなメロウ・ミディアムB2.Why Did You Turn Me On、重たいビートに哀愁漂うギターが耳を惹くB3.Carry On、唯一のインストで、変則的なリズムにギターを絡めたB4.The Dance Of LifeがGOOD。ダンス・クラシック好きにはぜひとも聴いて欲しいアルバムの一つ。(08/04/18)
NICK STRAKER BAND
/A Little Bit Of Jazz (1981)
NICK STRAKER BANDが81年にPRELUDE RECORDSからリリースしたシングル。何の予備知識がなく、ただPRELUDEってことで購入したシングルだったけど、A面の「A Little Bit Of Jazz」の素晴らしさといったら!エレクトロなシンセ、タイトなビート、ハウスの源流を感じさせるピアノ、哀愁溢れる歌、どれをとっても素晴らしいスペーシー・エレクトロ・ディスコ!B面の「Space Age」も弱冠BPM早めながら、ヴォコーダーも取り入れたエレクトロ好きなら聴いて損はない出来。この2曲ともCDでの入手がなかなか難しいのはとても残念。できれば83年のアルバムに追加してCDで再発してほしい!(2016/11/13)
NICK STRAKER
/Same (1983)
UKのPINNACLE RECORDSからリリースしたアルバム。プロデュースは、ANDY GIERUSとNICK STRAKER。NICK STRAKERを初めて知ったのは81年にPRELUDE RECORDSからリリースされた「A Little Bit Of Jazz」で、これが素晴らしすぎるスペーシー・ディスコ・グルーヴだったんで、このLPを見つけた時は嬉しかった思い出がありますね。「A Little Bit Of Jazz」が収録されていないのは残念だけど、タイトなビートにスペーシーなシンセ、サックス、ハウスの源流のようなピアノも最高にグルーヴィーなA1. You Know I Like It、エレクトロ・フレイヴァたっぷりのディスコA2. Against The Wall、ファンクを感じるエレクトロ・グルーヴA3. Information、フュージョンを意識したであろう郷愁ナンバーA4. Airwaves、イントロの軽快なカッティング・ギターから惹き込まれるD-TRAINを意識したであろうメロウ・ダンサーB1. Straight Ahead、ニューウェイブ風ダンス・ナンバーB3. Crazy Nights、Straight AheadとYou Know I Like Itのインストで少しダブ処理を施したB4. Out Takes (Straight To Your Head, Uno Eye Like It)とほぼ全曲センス溢れるバッチリな出来栄!なぜこれほどのアルバムがCD化されないのか? CDでの再発を切に願う。(2015/01/04)
NV
/It's Alright (1983)
男1女2のトリオNVが83年にSIRE RECORDSからリリースしたシングル。プロデュースは、DARRYL PAYNE。当時勢いのあったTHE SYSTEMに似たエレクトロ・ファンク・ナンバーでGOOD。だけど、サビの「Don't You Don't You Know That」って完全にTHE SYSTEM/You're In My Systemのパクリだよね(苦笑) (2014/01/28)
O
P PASSION
/Don't Stop My Love (1980)

NYの名門PRELUDE RECORDSから80年にリリースされたPASSIONのアルバムにボーナスとして12インチ・シングル2曲を追加。80年のリリース時の収録曲は2.から5.の4曲で、プロデュースは全てRAY MARTINEZ。その4曲の中では、絶妙なミッド・テンポのまろやかで優しげなメロディが心地良すぎる2.Midnight Loversがグレイト!これ最高に癒されるわ、ホント。残りの3.Don't Bring Back Memories、4.Dancing And Romancing、5.In New Yorkも嫌いじゃないけど、少しBPM早すぎかな。あまりに速いと大嫌いなハイエナジーっぽく聴こえるんだよね。ボーナスでは、82年リリースで、KASHIFF(Fが多いね)が作曲、BERT DE CATEAUX(BERT DE COTEAUXの間違いか)がプロデュース、FRANCOIS KEVORKIANがミックス、そして、あの変態甘茶王DR. YORKが総指揮を務めたもろKASHIFサウンドでNYアーバン・ディスコの傑作1.Don't Stop My Love、84年リリースで、ERIC MATTHEWがプロデュース、GAVIN CHRISTOPHERが作曲、DR. YORKが総指揮を務めたエレクトロ色濃いめのディスコ・ナンバー6.You Can't Hide Itも最高!LEON WARE/Musical Massageと非常に似たエロいジャケもグー。ダンクラ好きなら要チェックですね。(2012/03/24)
POSITIVE EXPRESS
/Changin' Times (1982)

「We Got The Funk」のクラシックで有名なPOSITIVE FORCEの後続グループともいえるPOSITIVE FORCEが82年にVICTORY/SUGARHILL RECORDSからリリースしたアルバム。プロデュースは、MR. LUCKYこと甘茶ソウルの重鎮GEORGE KERR、サウンドは、BABYFACEやREGGIE GRIFFINを擁したREDD HOTT、総指揮はSYLVIA ROBINSONというマニア心くすぐりまくりの面子。いきなりTHE MOMENTSの甘茶クラシックのカバー(甘茶度はそれほど高くないが)1. Not On The Outsideでスウィート・ソウル好きの自分はグッと惹き込まれましたね。キレが良くてノリノリなダンス・ナンバー2. Love Injection、ベースが効いたミディアム・ファンク3. Time Is Changing、SUGARHILLの一連のヒップホップを思い起こさせるノリの良いファンク4. Welcome To The Party、SOLAR系に近いライトタッチのファンク6. Do Me、FREE SOUL『Actions』に収録された、ご存じSPINNERSの名曲のカバーで、少しモダンなアレンジの7. It's A Shame、GWEN McCRAE/Funky Sensationを明るくしたような感じのパーティ・ファンク8. Ready For Your Loveとほとんど聴けるね。ファンク・ディスコ好きなら聴いておくべきアルバムですね。(2012/04/19)

(再発盤)

(オリジナルのジャケ)
POSITIVE FORCE
/Same (1980)

We Got The Funkのファンク/ダンス・クラシックで有名なPOSITIVE FORCEが80年にSUGARHILL RECORDSからリリースしたアルバム。"We Got The Funk"だけが注目されるけど、アルバム自体もかなり高品質。ちょいマイルドなダンス・ナンバーA1.Especially For You、ハンドクラップもナイスな小気味良いダンス・ナンバーA2.People Get On Up、ホーンもイカした躍動感溢れるA3.You're Welcome、フリーソウルっぽいメロウ・チューンB1.Today It Snowed、カッティングギターが兎にも角にも最高な問答無用のファンク/ダンス・クラシックB2.We Got The Funk、個人的には普通だが、"ボッサ"って言葉に反応する人が聴いたら喜びそうなB3.Tell Me What You Seeと全曲イケます。POSITIVE FORCEの残党で結成されたPOSITIVE EXPRESSとカップリングでCD再発されているけど、残念なことに当時のアートワークを全く無視して最悪なジャケなんだよね。曲順もバラバラだし。紙ジャケでなくてもいいから、オリジナルに忠実なCDでの再発を望む!(2012/08/04)
Q QUINCY JONES
/The Dude (1981)

名プロデューサーのQUINCY JONESが81年にリリースしたモンスター・アルバム。誰でも知っているメガヒット・ダンスクラシック1.「愛のコリーダ」(Ai No Corrida)はもちろん最高だけど、他もバラエティに富んでいてさすがの出来栄え。でも、「愛のコリーダ」がQUINCYのオリジナルじゃなくCHAZ JANKELの曲っていうのを数年前に知ったときはかなり驚いたな〜。ボコーダーやラップも取り入れたファンク2. The Dude、郷愁感漂うメロウ・グルーヴ4. Betcha' Wouldn't Hurt Me、黄昏感が出ているフュージョンタッチの5. Something Special、軽快なダンス・クラシック6. Razzamatazz、唯一のインストで、のんびりリラックスモードの8. Velas、イントロがルパン三世で少し笑えるダンス・ナンバー9. Turn On The Actionが最高だね。(2016/03/19)
R RAFAEL CAMERON
/Cameron's In Love(1981)

81年にSALSOUL RECORDSからリリースされたRAFAEL CAMERONのアルバム。プロデュースは、職人RANDY MULLER。ダンス・クラシックとして愛されているアルバムで、ずしっと腰にくるファンクA2.Funtown U.S.A.、瑞々しいダンス・ナンバーB1.All That's Good To Me、切ないスロウB2.In Love、ベースが効いているファンク・ナンバーB4.Boogies Gonna Get Ya'あたりが聴きどころ。ダンス・クラシック好きなら要チェックでしょう。(内容とは関係ないですが、よく見るとかなり突っ込みどころの多いジャケですね。おっさんが笑顔で赤い花もって笑っているし、なによりもこのパンツ(笑) 凄いデザイン、しかも似合ってないし(笑))(07/06/16)
RUFUS f/CHAKA KHAN
/Rufusized (1974)

CHAKA KHANを擁するファンク・バンドRUFUSが1974年にリリースした3rdアルバム。プロデュースはBOB MONACO。初っぱなからイキが良くてノリノリな1. Once You Get Startedで惹き付けるね〜 作曲は80年代に活躍したGAVIN CHRISTOPHER。「ソイヤ、ソイヤ、ソイヤ」の空耳アワー的な掛け声も印象的な小気味良いファンク2. Somebody's Watching You、優しげな雰囲気のミディアム3. Pack'd My Bags、ボコーダー入りのアーシーなインスト・ファンク5. Rufusized、これも土臭く、どこかナスティな雰囲気のファンク6. I'm a Woman (I'm a Backbone)、ライトでファンキーな7. Right Is Right、疾走感溢れてグルーヴィーな8. Half Moon、BOBBY WOMACK作でイントロがネタ使いされてる少し寂しげな10. Stop on Byがお気に入り。(2020/10/03)
RUFUS featuring CHAKA KHAN
/Ask Rufus (1977)

CHAKA KHANを擁するファンク・バンドRUFUSが1977年にリリースした5thアルバム。プロデュースはRUFUS。CHAKAにゾッコンだった学生の頃にLPで購入して聴きまくってた懐かしいアルバムですね。若さ弾けるファンク・チューン1. At Midnight (My Love Will Lift You Up)からツカミはオッケー牧場!メロウなイントロ部分をネタにトラック作りをした思い出もあるメロウ・ナンバー2. Close The Door、優しげメロウな4. Earth Song、心落ち着かせるメロウ・ミディアム5. Everlasting Love、ポップで耳に残るイントロから最高なメロウ・グルーヴ6. Hollywood、郷愁感のあるミディアム7. Magic In Your Eyes、ファンキーなドラムとメロウなピアノのイントロからノックアウトされるメロウ・グルーヴ8. Better Daysと好曲満載。改めて聴き惚れましたね。(2020/12/05)
RUFUS & CHAKA KHAN
/Masterjam (1979)

CHAKA KHANを擁するファンク・バンドRUFUSが79年にリリースした7thアルバム。プロデュースは、QUINCY JONES、コンポーザーにQUINCYお抱えのROD TEMPERTONも参加。MICHAEL JACKSONでノリにノっていた時代のQUINCYだけに安定したサウンドを聴かせてくれますね。もちろんCHAKAの歌声も十分堪能できます。切れが良くてノリノリな1.Do You Love What You Feel、メロウ・グルーヴの3.Heaven Bound、クラップビーツもナイスなアップテンポのファンク4.Walk The Rockway、パーカッションが効いたメロウ・グルーヴ6.Body Heat、クールなミディアム・グルーヴ8.What Am I Missing?、ROD TEMPERTON印のダンス・ナンバー9.MasterjamがGOOD。ダンクラ好きに特にオススメですね。(2013/07/04)
RUFUS featuring CHAKA KHAN
/The Very Best Of RUFUS (1982)

CHAKA KHANを擁するファンク・バンドRUFUSが1974〜1979年の間にリリースした6枚のアルバムからセレクトされたベスト盤。切れが良くてノリノリで、途中の「I Wanna Dance〜」も堪らない1. Do You Love What You Feel、ソリッドでダンサブルな3. Dance Wit Me、ポップで耳に残るイントロから最高なメロウ・グルーヴ4. Hollywood、憂いを帯びたメロディが素敵なメロウ・ミディアム5. Stay、イキが良くてノリノリな6. Once You Get Started、TONE LOC/On Fire (Remix)のネタにもなった鬼ファンキーな7. You Got The Love、若さ弾けるファンク・チューン8. At Midnight (My Love Will Lift You Up)、ハートウォーミングなメロウ・ミディアムの金字塔の10. Sweet Thingがお気に入り。手っ取り早くRUFUSを知るには最適なベスト盤ですね。(2021/10/02)
S THE SALSOUL ORCHESTRA
/Magic Journey (1977)

ヴァイブ奏者VINCENT MONTANA, JR.率いるTHE SALSOUL ORCHESTRAが77年にリリースしたアルバム。プロデュースは、もちろんVINCENT MONTANA, JR.。LOLEATTA HOLLOWAYがリードボーカルを務めたダンス・クラシック3.Runawayに尽きるよね、このアルバムだと。LOLEATTAの瑞々しい歌声には聴き惚れるしかないでしょ!他にはRHYTHM HERITAGE/Theme From S.W.A.T.を意識したようなファンキーなインスト6.Getaway、ほどよくファンキーな8.Journey To Phoebus、ボーナスで収録された郷愁感溢れるダンス・クラシック10.Take Some Time OutがGOOD。全曲通して聴けるようなものじゃないけど、Runawayだけでだいぶ評価が甘くなっちゃうな。(2011/12/17)
SHALAMAR
/Go For It(1981)
SHALAMARが81年にリリースした5thアルバム。メロウ・クラシックの5.Sweeter As The Days Go Byがやはりピカ一!派手さはないが、瑞々しさを備えたトラックが最高ですね。正直、この曲以外はかなり地味で、ダンス・ナンバーにも冴えがありません。しいていうなら、ミディアム・テンポの4.You're Got Me Running、ファンク・ナンバーの8.Rockerが気になった程度。同時期に『Three for love』や『Friends』の傑作が生まれたのにこのクオリティはなぜ?って感じました。熱心なSHALAMARファン向けかもしれません。(購入するなら『Friends』との2in1CDがお得。自分もこれ買いました。)(09/11/01)
SHALAMAR
/Friends(1982)

SHALAMARが82年にリリースした6thアルバム。プロデュースは、LEON F.SYLVERS III。JODY WATLEY、HOWARD HEWETT、JEFFREY DANIELのベスト・メンバーによる代表作の一つで、最強のSOLARサウンドを味わえる傑作の一つ。問答無用のダンス・クラシック1.A Night To Rememberをはじめ、ノリノリな2.Don't Try To Change Me、メロウ・ミディアムの3.Help Me、メロウ・グルーヴの4.On Top Of The World、ノリノリな6.Friends、ミディアム・ダンサーの9.There It Is等好曲目白押し。ダンス・クラシック好きなら聴いて当たり前のアルバムでしょう。(09/11/01)
SKYY
/Same(1979)

数々のダンス・クラシックやメロウ・クラシックを持つSKYYが79年にリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースは、RANDY MULLERとSOLOMON ROBERTS,JR.。このアルバムはあまり評価されてないみたいですが、個人的にはかなり大好きでして、邦題『セイ・イェー!』で感じ取れるように勢いのあるディスコ・ファンク1.This Groove Is Badからブッ飛ばされます。続く2.First Time Aroundは少しテンポを落としたディスコ・ナンバーで、ところどころで出てくるピュンピュン・マシーンもイイ感じ、同時期にリリースされたVERNON BURCH/Steppin' Out(どっちがパクリ?)のイントロとかなり似ているファンク・チューン3.Let's Turn It Out、割とノリの良い4.Fallin' in Love Again、コズミックな雰囲気も漂わせるベースが効いたディスコ・ファンク6.Disco Dancin' とかなり聴かせてくれます。ダンス・クラシック好きなら聴いて損はないアルバムでしょう。(10/03/07)
T TOM BROWNE
/Funkin' For Jamaica:Best(1998)

トランペット奏者TOM BROWNEのベスト盤。まずは黙って1.Funkin' For Jamaicaを聴くべし。数々のHIPHOP/R&Bでネタに使われた王道ファンク!ビート、ベース、トランペット、コーラス全てをとっても完璧。ヤバいです。他にもクラップ・ビートがイカす人気のファンク2.Thighs High、切れのあるトランペットとカッティング・ギターのファンク3.Byegones、メロウなエレピが耳を惹く5.Brighter Tomorrow、MICHAEL JONZUNが関わったエレクトロ・ファンク7.Rockin' RadioとMr.Business、夜が似合うメロウ10.Charisma、MAURICE STARR制作で優しげなメロディの80'Sメロウ12.Secret Fantasy等聴き応え十分。TOM BROWNE入門にはバッチリなベスト盤でしょう!(07/10/05)
TOM TOM CLUB
/Same (1982)

TALKING HEADSのドラマーCHRIS FRANTZとその妻TINA WEYMOUTHのグループTOM TOM CLUBが82年にリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースは、STEVEN STANLEY、TINA WEYMOUTH、CHRIS FRANTZ。ヒップホップ創世記からネタ使いされているファンク/ディスコ・クラシックの2.Genius Of Loveに尽きますね!レゲエにも影響受けたであろうエフェクト掛けまくりのビートに人懐っこいメロディ、R&B、ファンク、ラップの偉人を含んだ歌詞の全てにヤラれたね!LPや7インチのシングルも買って聴きまくったな。エレクトロ meets カリブって感じのノリノリなディスコ1.Wordy Rappinghood、しゃべり中心でジャンル分け不能な不協和音な8.Booming And Zoomingも好きでよく聴いてたな。ボーナスでは、THE DRIFTERSのカバーの明るく陽気な9.Under The Boardwalk、Wordy Rappinghoodのリミックス11.、Genius Of Loveのリミックス12.もナイス。難しいことを考えずに気楽に聴ける娯楽作だと思うな。(2012/11/14)
U
V V.A.
/Le Freak Music Inspired By CHIC (2015)

2015年にリリースされたUKのレジェンド・ハウスDJ、プロデューサーJOEY NEGROが監修したオムニバス。世界の音楽シーンを席巻したCHICサウンドにインスパイアされた楽曲をJOEY NEGROがセレクト!初めて聴く曲ばかりで最高に楽しめたのと同時にCHIC、NILE RODGERSのカッティング・ギターの影響をまざまざと知らされましたね。特にバカっぽいディスコ・ヒットだけと思っていたMICHAEL ZAGER BANDによる6.には昇天!これ欲しさに買ったといっても過言ではない。女優のANN MARGRETのまさにCHICサウンド全開のダンス・ナンバー1. Ann Margret/Everybody Needs Somebody Sometimes (Part One)、「Oh Honey」のクラシックで有名なDELEGATIONのCHICサウンドにホーンをトッピングしたディスコ・ブギー2. Delegation/Heartache No. 9 (Special Remix Version)、軽快でファンキーなディスコ・チューン3. Van Jones/Not About That (Show Me Some Respect)、イタリアのグループによる都会的でグルーヴィーな4. Firefly/Love Is Gonna Be On Your Side、Good Timesをスペイン語で歌い、トラックもラテン・フレイヴァたっぷりなカバー5. Charanga 76/Good Times (Como Vamos A Gozar)、LUTHER VANDROSSが歌う前述の極上メロウ・グルーヴ6. Michael Zager Band/Don't Sneak On Me、ディスコ世代には有名なグループによる歯切れの良いディスコ・グルーヴ7. GQ/Shake、これもディスコでは定番グループでLUTHER VANDROSSが歌うクリスタルなダンス・ナンバー8. Change/Heaven of My Life、これもディスコ世代に人気のグループの曲で本家NILE RODGERSとBARNARD EDWARDSが作曲したファンク寄りのディスコ・グルーヴ9. Odyssey/Together、クラップビートにホーンも効果的なディスコ・ナンバー10. Nightlife Unlimited/Lets Do It Again、なにやらレアらしいドラマチックなトラックに歌だけでなくラップも披露するダンス・ナンバー11. She/Easy Money、自分的には懐かしいハウス・ディーヴァによる98年作だが80年代のディスコ・テイストを見事に作り上げた12. Ultra Nate/New Kind of Medicine (Original Extended Vocal Mix)、2013年のリミックスだが、しっかりと80年代感、CHIC感を出してきて最高な13. Joey Negro & The Sunburst Band/The Secret Life of Us (The Reflex Re√ision)と全曲ナイス!ダンス・クラシック好きならぜひ聴いてもらいたい。(2022/03/03)
W WHISPERS
/The Best Of Whispers(1995)

ベテラン・コーラス・グループWHISPERSのベスト盤(国内盤)。WHISPERSというとAnd The Beat Goes On等のダンス・クラシックが有名で、個人的にも70年代前半、中盤あたりの曲にはあまりピンとこず、やはり耳が奪われるのは、70年代後半から80年代あたりの曲ですね。79年『Whispers』からのリリースで、大ヒットした問答無用の9.And The Beat Goes On、80年『Imagination』からのリリースで自然と腰が動くフロア・ナンバー11.It's A Love Thing、81年の『This Kind Of Lovin』からのノリノリな13.In The Raw、83年の『Love For Sale』からエレクトロ度アップしたNYって感じの14.Tonight、87年の『Just Gets Better With Time』からL.A.&BABYFACEの出世作でAnd The Beat Goes On以来の大ヒット15.Rock Steady、これも『Just Gets〜』から胸が締めつけられるほど切ないスロウ16.In The Mood等誰でも一度は聴いたことがある名曲揃い!個人的にもリアルタイムで聴いていたRock Steadyは懐かしくて最高ですね〜。R&Bフリークなら押えておくべきグループです!(08/03/28)
X
Y
Z ZALMAC
/Whatcha Gonna Do (1982)

女性シンガーのZULEMAとAL MACDOWELLのコンビ"ZALMAC"が82年にThe Sound Of Brooklyn (TSOB)からリリースした唯一のアルバム。とてもダンサブルでキレの良いダンス・サウンド尽くしで、しかもZULEMA嬢の歌もソウルフル。キレの良いディスコ・ファンク1. What's In It for Me、郷愁メロのダンス・ナンバー2. Dreamin'、ミッドナイト系メロウ・グルーヴ3. See What Your Love Has Done、スピード感溢れるディスコ・ファンク4. Friends、メロウ・ファンク6. I Get Down、哀愁溢れるスロウ7. Happy FeelingsがGOOD。このアーバン感覚はとても好きだね〜。ずーっと聴いていたいと思わせるな。(2013/11/26)