E of GANGSTA RAP







アーティスト/タイトル レビュー
EA-SKI
/1 step ahead of yall(1992)

92年にNO LIMIT RECORDSからリリースされたEA-SKIのアルバム。現在はトッププロデューサーとしての地位を築いていますが、ラップも攻撃的でカッコイイです!Gラップ史に残る傑作だと思います。ウェッサイファンクの2.Inch mile、哀愁ピアノがせつないタイトル曲の3.、メランコリックなピアノが最高な4.Mama used to say(EA-SKIの最高傑作!)、ファンキーな7.Straight business、P-FUNKネタの鬼カッコイイ!ウェッサイファンク9.Just for the radio等11年前の作品とは思えないくらいレベル高いです。必聴!(03/01/09)
E-A-SKI
/Blast if I have to(EP)(1995)
ウェッサイ系のプロデューサーとして有名なE-A-SKIが95年にリリースしたCDシングル。収録曲はスキットを除くBlast if I have to、When the smoke clears、Same ole niggaの3曲。Blast〜はICE CUBE主演映画FRIDAYに収録されていてSKI&CMTお得意の哀愁ピアノがヘビービートに絡んで最高!When〜はヘビーなP系ビートにダークなキーボードが絡む佳曲。Same〜も物哀しいキーボードにタイトなビートが玉乱一品。E-A-SKIは大好きなんで評価が甘くなってしまいますが、聴いて損はないと思います。(03/04/13)
E-A-SKI
/Showdown(EP)(1997)
E-A-SKIが97年にリリースした4曲入りCDシングル。収録曲はShowdown、Earthquake、Maddoggin、Welcome to californiaの4曲。フルアルバム"Earthquake"からの先行シングルのShowdownにはMONTELL JORDANをフィーチャーしたヘビーウェッサイファンク!少しダークながらさすがの出来。残りの3曲は収録時間が1分程度といった顔見せ程度。EarthquakeはICE CUBEをフィーチャーしたダーク系、MaddogginはJAYO FELONYをフィーチャーしたP-FUNKネタのヘビーファンク、Welcome〜も重苦しいドラムに怖めのキーボードが絡むダーク系。タイトル曲が一番の出来ですね。期待していたアルバム"Earthquake"はお蔵入りしたらしいです。残念.... (03/04/20)
E-A-SKI
/Gangsta funk(12)(2002)
初期NO LIMIT時代から第一線で活躍しているベテランE-A-SKIが02年にリリースした12シングル。収録曲はGangsta funkのみ。REMY/Roll wit usでお馴染みTOM BROWNE/Funkin' for jamaicaまんま使いの直球ファンク!分かりやすい作りだが、カッコイイE-A-SKIのフロウにマッチしていて最高ですね!シングルは、数枚リリースしていますが、肝心のアルバム一体どうなっているんでしょう?実績、実力共に申し分ないので、ぜひフルアルバムをリリースして欲しいところです。(05/04/09)
THA EASTSIDAZ
/Same(2000)

SNOOP率いるTHA EASTSIDAZが2000年にリリースした1stアルバム。先に紹介した2ndは別に聴かなくてもいいですが、この1stは絶対に聴くべきアルバムですね! バラエティに富んだトラックにツボを押さえたゲスト、さすがはSNOOP!ベスト・トラックは、やはりBUTCH CASSIDYの情感溢れるヴォーカルワークも冴え渡るゆるめのメロウ・ファンク10.G'd upでしょう!RAPPIN 4-TAY&THA LOCS(TWINZ)をフィーチャーした軽めのファンク4.Dogghouse、スペーシーな15.Be thankful、暖かみあるトラックの21.LBC thangも素晴らしいです。個人的にはRUN D.M.C./Peter piperでおなじみの定番ブレイクBOB JAMES/Mardi grasを使った20.P***y sellsのネタ選びがオールドスクールに対する愛情が感じられて嬉しかったですね。マイナーを血眼に探す前に絶対に聴くべきアルバム!(04/02/07)
THA EASTSIDAZ
/Duces'n trayz-The old fashioned way(2001)

SNOOP,TRAY DEEE,GOLDIE LOCからなるTHA EASTSIDAZが01年にリリースした2ndアルバム。このグループについてはもはや説明不用でしょう。個人的には不満が残る内容でした。男女Vo.を絡めたソウルフルな5.I don't know、NATE DOGG参加の哀愁ファンクWelcome 2 tha house等それなりに聴ける曲はたくさんあるんですが、これといった曲が無いように感じました。10段階評価だと6位でしょうか。辛口の評価ですが、他のマイナーラッパーならともかくこの3人にはもっとレベルの高いものが作れるはずだからあえて辛口にしてみました。DEF JEFFやオールドスクーラーMIXMASTER SPADEが参加していたのは嬉しいですね。特にMIXMASTER SPADEの独特なフロウには懐かしさを感じてしまいました(涙)(03/06/22)
EAZY B
/Green socks(EP)(年代不明)
アトランタ出身(と思われる)EAZY Bの5曲入りEP。A面はRadio side、B面はStreet side、収録曲は、1.Green socks、2.A-Town fire-N*g*az、3.Pop dat back、4.Get'cha mind right、5.Green socks(Remix)
EAZY Bという何ともオールドチックなネーミングには苦笑ですが、内容は結構良かったですね。特に哀愁溢れるスペーシー・トラックにKOKANEばりの歌で責めまくるGet'cha mind rightがお気に入りで、他にはどことなく3-6風のもの哀しいピーヒャラシンセが印象的なA-Town fire-N*g*azが良かったです。フルアルバムがリリースされるかが気になるところです。(03/10/04)
EAZY-E
/5150 Home 4 Tha Sick (1992)

ギャングスタ・ラップの立役者EAZY-Eが92年にRUTHLESS/PRIORITY RECORDSからリリースしたミニ・アルバム。N.W.A.解散後のリリースとあって他のメンバーが参加していないのは寂しい限り。それでもいつものEAZY節で一気に聴かせてくれるね。意外にもNAUGHTY BY NATUREプロデュースの東寄りの2. Only If You Want It、COLD 187UM制作で彼らしい重苦しいトラックにラガMCもフィーチャーした3. Neighborhood Sniper、L.L.COOL Jとの活動でお馴染みのBOBCATが手掛けたB.B. KING & ERIC CLAPTON/Help The Poor使いの攻撃的なトラックにEAZYの攻撃的なリリックもイカした4. Niggaz My Height Don't Fight、DR.JAM&MADNESS 4 REALプロデュースのアーシーでファンキーなトラック上でMENAJAHTWA、BUCKWHEAT、WILL 1X、AT BAND KLANとマイクを回すゲットー・クリスマス・ソング5. Merry Muthafuckin' Xmas等粒揃い。1st『Eazy-Duz-It』とカップリングで再発されているんで、G好きは要チェック。(2012/12/04)
E.B.DADDY OF DA HOOD
/$tickin' to the plan(1997)

KHAYREEとも交流のあるVALLEJOのベテランE.B.DADDY OF DA HOODが97年にリリースしたアルバム。KHAYREEプロデュースは2曲と少なく、またその2曲もたいした出来じゃないのは残念ですが、他曲がYOUNG BLACK BROTHA(YBB)路線の哀愁・メローが多く、そのどれもが完成度高くて玉乱内容となってます。特に男性Vo.絡みのメロ〜な1.Mama、哀愁溢れる3.The ghetto、スペーシーな5.Pen 2 da pad、泣きのギター炸裂の6.I can feel the rage、哀愁ピアノがGOODな9.Cold city dreams、ヘビーなビートにもの哀しいウワモノが絡む14.Pop on the avenue等はマジで玉乱です!YBB、KHAYREE好きならぜひともGETして下さい!大推薦。(03/08/30)
EBONY EYEZ
/7 Day Cycle (2005)

セントルイスのフィーメール・ラッパー"EBONY EYEZ"が2005年にリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースは、THE TRACKBOYZ、JONATHAN "J.R."ROTEM、DR. LUKE、THE BEATSTAZ、XP MUZIK。J-KWONのアルバムにフィーチャーされていたみたい。なかなかキリっとした顔立ちで、ラップも気が強い感じでイイですね。TREY SONGZ参加のホラー映画のような2. Heart Of A Soldier、電子音とガヤ、We Will Rock Youっぽい力強いドラムがドープな3. In Ya Face、寂しげなギターも耳を惹くラテン系メロディの6. Broken Wings、80年代初期のオールドスクールっぽいビートにダークなウワモノの7. Act Like A Bitch 、J-KWONとTARBOYをフィーチャーした、これもラテン調の哀愁ナンバー8. Real Life、TREY SONGZ参加のメロウ・グルーヴ9. Hot Chick、SLIMとQ参加のまろやかなギターが最高なメロウ・チューン11. Take Me Back、喘ぎ声入りのタイトビートのファンキー・シット12. Good Vibrations 、寂しげなメロディの15. Dear Father 、マイアミの鬼エロ・ラッパーTRINA参加の3.のリミックス16. In Ya Face (Remix)がお気に入り。なかなかの充実作だと思います。(2019/10/21)
ECAY UNO
/Mental Scars(2003)

サンディエゴのECYA UNOが03年にMONEY HUNGRY RECORDSからリリースしたアルバム。リリース当時話題になったアルバムですね。バラエティに富んだトラック、ラップの実力ともに申し分なく、かなり聴き惚れているアルバムのひとつです。P-FUNK風のメロウ・ファンク2.U Turn Me、ファンク・ビートに郷愁感あるメロディの3.180 Gold、暗く沈みこむようなベースラインが耳を惹くBROTHA LYNCH HUNG風トラックにGOLDIE LOC&MR.TANをフィーチャーしたもの哀しい6.Ride 2Night、寂しげな7.God On My Side、ファンク・チューンの16.Nigga Say Nigga Do、どんよりとしたダーク・ナンバー17.Life Or Deathがお気に入りです。後半は一般受けしないトラックが多いかもしれませんが、聴いて損はない充実作でしょう。(06/08/26)
E-40
/Federal(1993)

VALLEJOの大物E-40が93年にSIC WID' IT RECORDSからリリースしたソロ・デビュー・アルバム。プロデュースは、SIC WID' ITといえばSTUDIO TON。全体的にチープな感じで正直聴き手を限定させる内容かもしれません。WHODINI/One loveネタの1.Drought season、70'Sネタの鬼渋い2.Rat heads、CAMEO/Flirt使いのファンク5.Hide-N-Seek、ジャジーでノリノリな11.Get em up、80'S FUNKネタの14.Shouts outがお気に入りです。オリジナルは全14曲なんですが、95年のJIVEの再発盤はどういうわけか11曲しか収録されていないので、E-40フリークならオリジナルを購入するのをオススメします。(05/07/02)
E-40/The mail man(1995)

V-TOWNことVALLEJOの大物E-40がメジャー(JIVE)デビューする直前の95年にリリースした6曲入りミニアルバムです。このアルバムから自身のグループCLICKをフィーチャーしたCaptain save a hoeが大ヒットしてJIVE入りしました。他にはP-FUNKビートに哀愁シンセ&トークボックスが絡む2.Neva broke、パーティーFUNKの5.Where the party atも最高です。ぜひ聴いてみてください。(03/01/17)
E-40
/In a Major Way (1995)

VALLEJOのビッグボス”E-40”が1995年にリリースした2ndアルバム。プロデュースは、MIKE MOSLEY、SAM BOSTIC、FUNK DADDY、STUDIO TON、E-40、REDWINE、KEVIN GARDNERの鉄壁の布陣。タイトルにもメジャー進出への意気込みを感じるよね。E-40のフリーキーなラップ・スタイルも相変わらず最高だしね!寂しげなキーボードのメロディのイントロ1. Introから、メジャーに媚びないV-TOWNスタイルで一安心。チープなドラムにもの哀しげなメロディの3. Da Bumble、FUNK DADDYらしいブリブリ・ベースを活かしたクールなベイ・ファンク・トラックにB-LEGITとMAC SHAWNをフィーチャーした4. Sideways、中期80'sなエレクトロ感たっぷりのミディアム・ファンク5. Spittin'、ファンク感のあるメロウ・トラックにSUGA-T姉さんが援護射撃し、ラップ・チャート5位に輝いた6. Sprinkle Me、ゴシック調の重めのメロディとメロウなキーボードが合わさったトラック上で2PAC、SPICE 1、MAC MALLとマイクを回し、フックでLEVITTIが歌う8. Dusted 'n' Disgusted、ラップ・チャート4位に輝いた、WHODINI/One Loveをさりげなく取り入れたところにニヤリとさせられるチープなドラムに高音シンセのR&BトラックにフックでLEVITTIが歌う9. 1-Luv、ピーヒャラ・シンセやブリブリ・シンセが最高なもろONE WAY風(ネタ?)なベイ・ファンク・トラックにフックでLEVITTIが歌う10. Smoke 'n Drank、妖しげなピーヒャラ・シンセも効果的なベイ・ファンク・トラックにSUGA-T姉さんが妖艶に歌う12. Fed、重たいファンク・ビートに暗めのメロディの14. Bootsee、寂しげなトラックに息子のLIL E(aka DROOP-E)をフィーチャーした15. It's All Badがお気に入り。(2025/01/25)
E-40
/The elements of surprise(1998)

From VALLEJO!E-40が98年にリリースした2枚組アルバム。全24曲とボリュームたっぷりで途中ダレますが、DISC1はかなりカッコイイです。特にウェッサイファンクの3.All tha time、7.Money scheme、OTIS&SHUGの歌をフィーチャーしたメローな5.Hope I don't go backはGOODです!DISC2はあまり良い曲はないものの、ウェッサイファンクの6.Doin' dirt bad、12.Ballin' outta controlは良い出来です。まあ、あえて2枚組にする必要はなかったかもしれないです。
E-40
/Charlie Hustle:The blueprint of a self-made millionaire(1999)

VALLEJOの首領E-40が99年にリリースしたアルバム。メロウ系はEARTH,WIND&FIRE/Reasonsを使ったハートウォーミングなトラックにOTIS&SHUGのコーラスを絡めた8.Seasonedしかないですが、ウェッサイ・ファンクに好曲が多くてファンク好きには堪らないアルバムに仕上がっています。プロデュースも兼ねるBOSKOのトークボックスが唸るZAPP調の1.L.I.Q.、定番ONE WAY/Don't fight the feelin'ネタの7.F***in' they nose、11.Borrow yo' broad、LEVITTIをフィーチャーした12.Do what you know goodのファンクも最高ですが、個人的にはTOO SHORTのクラシックGirl(cocaine)That'sネタのトラックにTOO SHORTの喋り(ラップじゃないのが残念!)とOTIS&SHUGのコーラスをフィーチャーした9.Earl That's yo' lifeがベスト・トラック!この曲を聴いて感じたのはTOO SHORTはやはりWESTのパイオニアだなと。このネタは80年中期頃のものですが、今でも全然余裕で通用しますね。話がズレましたが、爽快メロウ系好きにはきついかもしれませんが、ファンク好きなら必聴です!(04/12/25)
E-40
/Grit & Grind (2002)

VALLEJOのビッグボス”E-40”が2002年にリリースした7thアルバム。プロデュースは、RICK ROCKをメインにAFROMAN、BOSKO、LIL' JON、MIKE DEAN、MIKE MOSLEY、SAM BOSTIC、TONE CAPONE、DJ SMASHが担当。時代柄、G-FUNKらしさは希薄ですが、バラエティに富んでますね。DR. DRE/The Next Episodeの雰囲気にも似たファンク1. Why They Don't Fuck With Us、単調なビートながらジワジワ効いてくる2. The Slap、PETEY PABLO、BUN B、8BALL、LIL JON & THE EASTSIDE BOYZをフィーチャーした絶唱系クランク4. Rep Yo' City、不気味な電子音のファンク・チューン5. It's All Gravity、RICK JAMES/Cold Bloodedネタのウエストコーストらしい80'sファンク・トラックにKOKANEが喉を鳴らす6. 7 Much、ホイッスルも陽気にさせるトロピカル・モードの8. Mustard & Mayonnaise、SUGA T姉さん参加の小気味良いファンク・ナンバー9. My Cup、重たいビートに寂しげなメロディの11. Lifestyles、ウエストコーストらしさ溢れる極上メロウ・ファンク・トラックにSUGA FREEとBOSKOのトークボックスも最高な12. Til The Dawn、HOWARD JOHNSON/So Fineネタのウェッサイ・ファンク・トラックにAFROMANとB-LEGITをフィーチャーした18. Roll Onがお気に入り。(2023/06/17)
8BALL
/Lay It Down(2002)

SUAVE HOUSEのオーナーTONY DRAPER監修による8BALLのアルバム。8BALLが正規にリリースしたアルバムではなく、TONY DRAPERが勝手にリリースしたアルバム(没テイクの寄せ集め?)みたいですね。正直トータルではたいしたことはないのですが、12.How Uだけは別格!T-MIXプロデュースによるこの曲は、70'Sを思わせるソウルフルなトラックにコーラスもその雰囲気を引き立てた極上のメロウ・チューン!最初聴いた時は鳥肌が立ちましたよ、ホント。これ以外にはダークなベースラインが耳を惹くトラックにHAWKをフィーチャーした2.Ah Yea、タイトなビートにダーク・ピアノの6.Who Said Life Was E-Zくらいしか聴けませんでしたが・・・。でもメロウ・フリークなら12.How Uはぜひ聴いて欲しい!(06/11/01)
EIGHTBALL&MJG
/Comin' out hard(1993)

メンフィス出身の人気デュオEIGHTBALL&MJGが93年にSUAVE RECORDSからリリースした記念すべき1stアルバム。93年のデビューだから今年で丁度10年ですね。移り変わりの激しいHIPHOP界で10年の長きに渡り活躍しているラッパーは数えるほどしかいない状況から考えるといかに彼らが支持されているかが分かると思います。このデビューアルバムも激イナたくて今聴くには少しきついかもしれませんが、彼らの出発点を知る上では避けては通れないアルバムです。お気に入りはISACC HAYESネタのベースと打ちこみドラムだけのシンプル&ファンキーな2.9 little millimeta boys、TEDDY PENDERGRASSの哀愁メローネタLove T.K.O.使いの5.Pimps、SYMPLY REDのクラシックHolding back the years使いのタイトル曲6.です。機会があれば是非聴いてみてください。(03/07/19)
EIGHTBALL&MJG
/On the outside looking in(1994)

大御所EIGHTBALL&MJGが94年にSUAVE RECORDSからリリースした2ndアルバム。G-RAPクラシックと言えるアルバムで、FUNKADELIC/Knee Deep使いの4.Players Night Out、MC BREEDをフィーチャーしたネタ使いのファンク5.Sesshead Funk Junky、サウス流哀愁ナンバー7.No Sellout、RICK JAMES/Mary Janeネタの8.Anotha Day In Tha Hood、夕暮れ系のタイトル曲10.等聴きどころ多いです。マイナーやレア盤だけが話題になりますが、このような基本盤もぜひ押えて欲しいと思います。(05/06/25)
メンフィスのレジェンドEIGHTBALL & MJGがSUAVE HOUSE/RELATIVITYから1995年にリリースした3rdアルバム。プロデュースは、SMOKE ONE PRODUCTIONS(T-MIX)、スクラッチには、DJ SQUEEKYも参加。全米8位に輝き、ゴールドディスクとなった出世作。個人的にはMJGの聞き取りやすく、的確に韻を踏んだラップが大好きですね!もちろんEIGHTBALLの体格並みに迫力のあるラップも好きですけどね。
A1. Intro
ホラーなイントロ。
A2. Pimp In My Own Rhyme
妖しげなピーヒャラ・シンセも取り入れた暗闇に引きずり込むような雰囲気充満なトラックに貫録たっぷりな御大のラップが映えるダーク・チューン。
A3. What Can I Do
跳ね気味のドラムにおどろおどろしいシンセやピアノが耳を惹くナンバー。
A4. For Real
ワウ・ギターや儚い音色のシンセ、ピーヒャラ・シンセが郷愁感を駆り立てるミディアム・チューン!二人のラップも若干落ち着いた感じなのもナイス。
B1. Funk Mission
N.W.A./Dopemanの声ネタやラストには映画『New Jack City』のセリフも取り入れたブルージーな曲。ドラムが好みじゃないかな。
B2. Kick That Shit
STEVE MILLER BAND/Take the Money and Runのドラムを隠し味に使い、FLAVOR FLAVの「Kick?That Shit!」の声ネタも巧みにスクラッチしたファンキーな好曲!このネタ、たぶん誰かが使っていたけど、思い出せない…? Whosampledにもなかったけど、誰だろ?
B3. Friend Or Foe
アーシーで哀愁溢れるスロウ・トラックにE-40、MAC MALL、BIG MIKE、EIGHTBALL、MJGの順でマイクを回し、フックでは、RODNEY D. ELLISがエモーションな歌でバックアップするサザン・フレイヴァたっぷりの好曲!
B4. Hand Of The Devil
タイトなドラムに郷愁ギター、ピーヒャラ・シンセが効いたそこはかとなく寂しげなナンバー。この雰囲気イイね〜 落ち着いた貫禄たっぷりなラップも最高だね。
C1. Top Of The World
ファンキーなビートとISAAC HAYES/The Look of Loveを弾き直しを軸に浮遊感のあるキーボードと女性ボーカルのヴォコーダーを組み入れた郷愁感溢れてグルーヴィーな好曲!
C2. What Do You See
ドスが効いたビアッチ・ラッパーNUCKLE HEADSをフィーチャーしたミステリアスな雰囲気のナンバー。
C3. In The Line Of Duty
不気味な鐘の音が響き渡るホラー・チックな曲。ドラムがあまり好きではないかな。
C4. All In My Mind
レーベルメイトのSOUTH CIRCLEをフィーチャーした、もの哀しいピアノが胸を打つ曲だけど、ペラペラなドラムがもったいないな…
D1. Comin' Up
憂いを感じる暗めのナンバー。
D2. Space Age Pimpin'
まろやかなギターの優し気なメロディにすべてを持っていかれるトラックに1 OF THE GIRLS のメンバーNINA CREQUE嬢のコーラスもバッチリはまったメロウ・ミディアム!
D3. Break 'Em Off
タイトなビートにスリリングなウワモノの佳曲
(2025/05/31)
8BALL&MJG
/Space age 4 eva(2000)

大物の貫禄たっぷりのメンフィス出身のデュオ8BALL&MJGが2000年にリリースしたアルバム。ジャケットがカッコイイですね〜!内容もなかなかの好盤で、泥臭いファンキーの1.Intro、XSCAPEのTINY&JAZZE PHAをフィーチャーしたもの哀しい3.Thingz、哀しげなピアノ&ギターが心に残る4.Collard greens、バウンシーな6.Buck bounce(プロデュースはナントDJ QUIK)と10.Alwayz、JAZZE PHA制作のハードエッジなファンキーチューン11.At tha club、BILLY COOKのボーカルをフィーチャーしたもの哀しい13.It's all real、SWIZZ BEATS参加のダークな14.Thank godがお気に入りです。しかしながら以前のようなメローなサウンドがないのが少しがっかりです... まず聴くなら旧作からがいいかと思います。(03/02/18)
8BALL & MJG
/Living Legend (2004)

メンフィスの重鎮8BALLとMJGが04年にBAD BOYからリリースしたアルバム。BAD BOYに移籍したのを聴いて少なからずショックを受けて長い間スルーしていたアルバムだったんだけどね。SHONDRAE制作のホラーチックな2. You Don't Want Drama、NASHIEM MYRICKが手掛けた古いソウル風味の4. We Do It、オルガンのウワモノが効いたファンキー・トラックにBUN Bをフィーチャーした5. The Streets、GORILLA TEKプロデュースで涼しげなギターが耳を惹くメロウ・グルーヴ9. Trying To Get At You、郷愁感あるメロウ・グルーヴ10. Baby Girl、2分足らずのインタールードだけど寂しげなトラックが秀逸な11. Get A Kit (Interlude)、LLOYDをフィーチャーした哀愁感のある(電子音は不要だったな…)12. Forever、RED SPYDAによる素晴らしくブルージーで南部魂を感じ取れる16. Memphis City Blues、COOL AND DREが手掛けた夕暮れに聴くとマッチしそうな郷愁感溢れる18. ConfessionsがGOOD。確かにメインストリーム寄りでサウス臭は薄くなった気がしたけど、まあ普通に楽しめるアルバムですな。(2010/10/25)
8BALL & MJG
/Riding High (2007)

メンフィスの大御所"8BALL & MJG"が2007年にBAD BOY SOUTHからリリースしたアルバム。ベテランだけあって手堅い内容で、特にDJ NASTY&LVM製作でNOTORIOUS B.I.G.ネタの不穏なハーコー・トラックにPROJECT PATをフィーチャーした2.Relax And Take Notes MIDNIGHT BLACKプロデュースの郷愁感溢れるスロウ・トラックにTHREE 6 MAFIAをフィーチャーし、112のSLIMの寂しげな歌が雰囲気を引き立てる5.Cruzin'、バキバキなサウス・トラックにPIMP Cが参加した6.Watch Gonne Do、SOULDIGGAが手掛けたEAZY-E/Boyz N Da Hoodタイプのヘンテコな7.30 Rocks、JAZZE PHA制作の南部風情溢れるメロウ・トラックにJAZZE PHAとJUVENILEが参加した14.Pimpin' Don't Fail Me Now、DJ TOOMPによるハーコー・サウス・シット15.Worldwide、MIDNIGHT BLACKプロデュースでPOO BEARをフィーチャーした寂しげなスロウ16.Take It Off、C.K.P.による苦いブラックコーヒーのような味わいのブルージーな19.Stand Upがお気に入り。メジャー感溢れる作りで、まさにサウスど真ん中っていった感じかな。(2012/08/10)
8BALL & MJG
/From the Bottom 2 the Top (2010)

メンフィスの大御所"8BALL & MJG"が2010年にREAL TALK ENT.からリリースしたアルバム。プロデュースは、大好きな西のビート職人BIG HOLLIS!繋ぎの一枚だとは思うけど、HOLLISの作るトラックとも相性が良く、なかなか聴かせますね。郷愁感たっぷりの1. Pimp Ride、G-FUNK時代を彷彿とさせる高音シンセが耳を惹くもの哀しげな3. Roll One、チキチキ・ビートに郷愁感あるホーン(?)がイイ感じの5. Blunts & Broads、クラップ・ビートにもの哀しげなシンセが耳を惹く7. Put the Money in My Hand、ファンキーなビートに哀愁溢れるピアノが胸を打つ8. Lay It Down 2、南部風情を感じる郷愁ナンバー9. Down Chick、BPM遅めの寂しげな12. It's Gon be Alright、男声コーラスもバッチリはまった夕暮れ系哀愁ナンバー13. You knowがお気に入り。まあ、この二人のラップがあれば大抵のトラックなら聴けるかな。その存在感だけでも十分満足ですね。(2011/12/21)
E.L.ME & THE STREET PRODUCTS
/16 Lessons From The Street(1992)

92年にTHG RECORDSからリリースされたE.L.ME & THE STREET PRODUCTSのアルバム。詳細は不明ですが、テキサスのグループでしょうか?G-FUNK以前のネタ使いの多いアルバムですが、リリース当時からかなり気に入っているアルバムの一つです。(お約束どおり当時のEAST重視のBMR誌では酷評されていましたが・・・) ド定番BILLY SQUAIRE/Big Beat使いのファンク2.E.L. Me and the Street Products、鬼渋いネタ使いのもの哀しげな3.Hustle to Survive、GEORGE CLINTON/Atomic dog使いのファンク12.1000 Wattsがお気に入りです。DA LENCH MOBの1stや初期NWAが好きな方にオススメのアルバムです。(06/11/10)
E-MACK-7
/16 Minutes of an O.G.(1997)

ウィスコンシン州ブリュータウン(BREWTOWN)のE-MACK-7(E-MAC-7?)が97年にリリースしたアルバム。配給はSMG。トラック制作に関わっているTHE DREとはあの同郷のTHA D.R.E.のことか?ローカル色溢れる渋い内容で好みは分かれるかもしれませんが、男性コーラス絡みの鬼メロウな6.Raised in the ghetto、ソウルフルな8.Look around、メロウ・グルーヴの9.2 to the domeには大満足!ファンキーな1.I need a birdと7.Mind blowinも好みですね。ずば抜けた内容ではないですが、聴いて損はないアルバムだと思います。(05/10/01)
EMCEE COOLER
/Scanda-Lust(1995)

フロリダのMC.A.D.E.のお仲間GスタラッパーEMCEE COOLERが95年にリリースしたアルバム。かなりイナタくマニア向けなアルバムですねこれは。暗くてあまり聴ける曲は無いですが、哀愁溢れるピアノの旋律が胸を打つ12.Ride out 2 tha hide out、ダークな14.Pimpology、ピーヒャラシンセ&ピアノが印象的な哀愁系18.Confessions of a gangstaだけはGOODです。ありきたりのGラップでは満足できない方のみにオススメします。(03/08/16)
E-MOE
/Ghetto gospel(2001)

サクラメントのSICCMADE MUSICCに所属するE-MOEが01年にリリースしたアルバム。BROTHA LYNCH HUNG監修なので、ドロドロなダーク系を想像しがちですが、全く正反対で爽やかなものや哀愁・メロウ系も充実していてかなり驚かされます!ベスト・トラックは小気味良いビートのメロウ・グルーヴ2.I hope I live、キーボードでBIG HOLLISが参加した切ない6.Special lady、BIG HOLLISが手がけたサックスを大胆にフィーチャーした大人のメロウ14.Feddyとこの曲のサックスのみのバージョン18.Feddy(Reprise/Sax solo)です。14.や18.なんてほとんどフュージョンといっても過言じゃないです(笑) 他にはノリノリなタイトル曲1.、アップテンポのドラムに寂しげなキーボードとダークなBASSが絡む3.Tha 415510916、ダークな15."G"gospelが気に入りました。SACは「暗いから苦手」と思っている方にこそぜひ聴いてもらいたいアルバムです!(05/08/20)
ENDO
/One world one chance(1999)

テキサス(H-TOWN?)のENDOが99年にD.A.L.RECORDSからリリースしたアルバム。ゲストには、地元の大物LIL KEKE、YUNGSTAR等。このアルバム、メロウ系がかなり充実したアルバムでホント最高です!定番FAZE-O/Riding highネタの3.Put ya money where your mouth is、SINプロデュースでLIL KEKE&YUNGSTARをフィーチャーした80'Sテイストのメロウ・グルーヴ4.Young killaz on da rise(Remix)、これもSIN制作でLIZ嬢の歌をフィーチャーしたメロウ・グルーヴの6.One world one chance、SWIFTプロデュースの80'Sテイスト(ネタ?)のメロウ・チューン8.Believe in me、PROWLA制作の疾走感溢れるメロウ・グルーヴ10.Young killa or nasty boy、BLUEが手掛けた女性Vo.絡みの夕暮れ系メロウ12.Follow、これもPROWLA制作で男性コーラス入りのソウルフルなメロウ・チューン14.Sista soul、BLUEによるナイス・ビートのメロウ・トラックにTABOO&CUE STICKをフィーチャーした15.Loving the way、KLEERの人気メロウ・ネタIntimate connection使いの16.Chasing dreamsと良質メロウのオンパレード!メロウ・フリークならぜひ聴いて下さい!(05/05/28)
EQUIPT&MIKE MARSHALL
/K.I.M.(2004)

ラッパーのEQUIPTとTIMEX SOCIAL CLUBのシンガーMIKE MARSHALLのコンビが04年にリリースしたアルバム。MAROON5/This love使いの6.The Takeoverが一時話題となっていましたね。(個人的には全く好みじゃなかったんで、なんでこんなに騒がれるんだろう?と思っていましたが) 後半はNY,NY(DOGG POUND)、Nothin' but a G thang(DR.DRE)、93 til' infinity(SOULS OF MISCHIEF)等クラシックのインストを使ったフリースタイルなんで、正直アルバムとしては評価の対象外なんですが、「風のシルエット」ネタの3.Threw 4 Love、キーボードの音色が心落ち着かせる7.The Beauty (Family)、寂しげなギターが耳を惹く10.Keep Rising、思い出深いART OF NOISE/Beat boxの後半部分の美しいピアノを使ったアウトロ19.After The Dance(ベスト・トラック!)はかなり気に入りました。でも、もっとオリジナルの楽曲で勝負して欲しかったですね。(05/12/17)
E.S.G
/Sailin' da south(1995)

H-TOWNの重鎮E.S.G.が95年にリリースした2ndアルバム。このアルバムはH-TOWN Gラップの名盤の一つですね。聴けない曲はほとんど無いです。バラエティに富んだトラックで良い曲が多いですが、特に哀愁ピーヒャラシンセがイカした5.Swangin' and bangin'と哀愁溢れるトラックに男性コーラスが絡んだ8.G-Rideはマジで玉乱です!これだけでも購入する価値はありますが、グラウンド・ビーツにKOOL&THE GANG/Summer madness風スペーシー・キーボードが絡んだ3.Crooked streets、80'S R&Bネタ(?)のメロウな4.R.I.P.等もオススメです。とにかくGラップ・フリークなら必聴です!(03/11/15)
E.S.G.
/Return of the living dead(1997)

H-TOWNの重鎮E.S.G.が97年にリリースしたアルバム。プロデュースはSOLO&JP NITTY。まずジャケがイカしてますね!刑務所を出所したE.S.G.のバックにカモメの群れ。Gスタの哀愁がにじみ出てます。内容はというと結構ダーク路線で攻めていて、哀愁・メロー路線は少ないですが、その少ない哀愁・メロー系のどれもが素晴らしい出来となっています。THE CREEPER/Be trueと同じDENNIS EDWARDS/(You're My) Aphrodisiac)ネタの鬼メロ〜なトラックにDEVIOUS&KALO、そして女性シンガーのMS.LIZをフィーチャーした18.I know I should change、80'S R&B風トラック(ネタ?)に男性Vo.が絡む15.Turn me loose、WARREN G.にも通じるアーバン・メロ〜な16.I luv niggazの3曲は悶絶必至! 他曲もしっかり作り込まれたトラック揃いなので飽きずに聴き通せると思います。H-TOWNフリークなら迷わずGETです!(03/10/25)
E.S.G.
/City under siege(1999)

H-TOWNの大御所E.S.G.が99年にWRECKSHOP RECORDSからリリースしたアルバム。毎回質の高いアルバムをリリースしているE.S.G.ですが、このアルバムもメロウからファンキー、ゴリゴリまでと幅広い内容で唸らせます。NOKE D制作でTYTE EYEZとBIG POKEYをフィーチャーしたナイス・ビートのファンキー・チューン2.Ride Out、BLUEプロデュースでまろやかなメロウ・トラックにフックでBIG MOEが喉を揮わす4.Drop Yo Top、これもBLUEによるSLIM THUGを迎えた心地良いメロウ・グルーヴ6.Grippin' Grain、H-TOWNのアイズレーRONNIE SPENCER参加のメロウ・グルーヴ10.Good Life、DOUBLE D.が手掛けた(おそらく)80'Sネタ使いのBPM早めのノリノリ・ファンク・チューン11.Billion Dollar Deal、これもDOUBLE D.によるRONNIE SPENCERをフィーチャーした80'Sネタ使いと思われる極上メロウ13.Keep On Grindin'がお気に入りです。定番ともいえるアルバムなので未聴の方はぜひどうぞ!(06/03/11)
E.S.G.
/All american gangsta(2004)

H-TOWNの重鎮E.S.G.が04年にリリースしたアルバム。専門誌でもかなりの高評価でしたが、その評価に違わぬ快作ですこれは!南部風情溢れる哀愁・メロウ・チューンが多く、特に流麗なギターの音色やIDEALのコーラスが眩い13.Come with meはマジで最高!他にも70'S SOULネタと思われる甘美な3.Dirty hustle、メロウ・グルーヴの4.Getting money、BUN Bが参加した寂しげな7.In my cadillac、故FAT PATをフィーチャーした哀愁ナンバー8.Comin' down、ファンク・ビートに哀愁メロディが絡む10.Snake-N-da-grass、男性コーラス絡みの夕暮れ系17.Stay strongもGOOD!H-TOWNフリークなら既に押えているかと思いますが、もし未チェックならぜひどうぞ!(05/04/30)
ESHAM
/Boomin Words From Hell(1990)

デトロイトの変態ラッパーESHAMが90年にリリースしたアルバム。13歳の時にテープオンリーでリリースした『Words From Hell』の一部に数曲追加して再リリースしたのが本作みたいです。誰もまともに取り上げない悲しいラッパーですが、個人的に無視できない一人です。このアルバムはリリース当時、地元のレコ屋で売れ残ってワゴンセールされたにもかかわらず、まだ売れ残っていたところを購入した記憶がありますね。当時主流だったNYの音とは全く正反対で、かなりのローカル臭漂う内容ですが、渋いネタ使いのファンキー・チューン6.True、DE LA SOUL/Plug Tuninと同じPARLIAMENT/Swing Down,Sweet Chariotネタの7.Knockin' Em Dead、ハードなギターが唸る11.Cross My Heart、BEASTIE BOYS/The New Styleの後半のビートにMARVIN GAYE/Inner City Bluesを合わせた15.Wish You Was Downあたりを良く聴いていました。オススメはしませんが、気になる方はどうぞ。(07/10/26)
ESHAM
/Judgement Day Vol.2-Night(1993)

ESHAMが93年にリリースしたアルバム。かなりクセのあるトラックが多いですが、なかなか気に入っていて、特にBLACK SABBATH/War Pigsネタのハードな1.Judgement Day、ファンキーな3.Play Dead、70年代っぽいファンキー・チューン6.The Devil Gets Funky、NWA/Express YourselfのビートにBDP/My Philosophyを合わせた11.U Wanna Know Something、GETO BOYS/Gangster of loveやSHAGGY/Angelと同じSTEVE MILLER BAND/The joker使いの13.Dyin To Be Down、P-FUNK使いの14.Sell Me Yo SoulがGOOD。ミドル・スクールあたりが聴けるなら、チェックして損はないです。(07/10/26)
ESHAM
/Closed casket(1994)

デトロイトの変態ラッパーESHAMが94年にリリースしたアルバム。そのACID RAPと自ら呼ぶドロドロした曲が気味悪がられ日本でのファンは限られていると思われるが、本国ではRAPアルバムリリース枚数世界一にもなったほど安定した人気があるみたいです。確かにホラーチックなトラックは聴いていて滅入りますが、なかにはイイ曲もあるんですよね。このアルバムではBOBBY CALDWELL/What You Won't Do for Loveネタの鬼メロ〜な17.24/7、GAP BAND/Yearning for your loveネタの洒落たアーバン・トラックに女性Vo.を絡めた18.Diggin on da D-L、PRINCE/She's Always In My Hairを使った少し暗めのもの哀しいトラックの14.Make me wanna hollaがそうです。これを聴いたらESHAMに持っていた偏見が無くなるかもしれません。積極的にオススメは出来ませんが、機会があれば聴いてやってください。(03/01/16)
ESHAM
/Dead Flowerz(1995)

デトロイトの古株ESHAMが95年にリリースしたアルバム。この人ほど見た目のイメージで損をしているラッパーはいないんじゃないだろうか?確かにACIDラップにマッチするような変態チックなトラックもあるが、中には素晴らしい曲も埋もれているんです。80'Sネタと思われるナイス・ファンク3.You Betta Ask SomebodyをはじめNYのクリエイターが作りそうなジャジーでお洒落なトラックに女性コーラスを絡めた15.Trick Wit Meと17.Hold U Up、FOESUMのLil' Somethin' Somethin' やMJG/That Girlと同じSTEVIE WONDER/That girl使いの80'Sメロウ18.U Ain't Fresh、80'S FUNK使いの22.Wit Yo Punk Azzと聴きどころ多し。ESHAMに偏見を持っている方にこそ聴いて欲しいアルバムです。(06/01/05)
ESHAM
/Bruce Wayne Gothom City(1997)

ESHAMが97年にリリースしたアルバム。トータルでは『Dead Flowerz』に劣るものの『Dead Flowerz』に収録のYou Betta Ask SomebodyのリミックスでMICHAEL JACKSON/Rock With Youネタのメロウ・グルーヴの10.You Betta Ask SomebodyとESHAMのラップはないが、お抱え女性シンガーのZELAH WILLIAMSの歌をフィーチャーしたハートウォーミングな13.Seems Like Yesterdayの素晴らしさといったら!こんな良い曲なかなか出会えないですよ・・・ メロウ好きなら聴くべきでしょう!(06/01/05)
ESHAM
/Repentance(2003)

ESHAMが03年にリリースしたアルバム。結構クセがあるものの、聴き逃せない好曲が収録されていて、特に波の音にエレピのイントロから引き込まれるニュー・ソウルっぽい郷愁メロウ7.Back In Da Dayと寂しげなピアノが耳を惹くトラックに女性コーラスも絡んだ20.All Of My Lifeの2曲は抜群!他にもシングルカットされたファンキーな2.Woo Woo Woo Woo、近未来的な雰囲気のドープ・チューン6.Soopa Doopa、渋いベースラインのファンキー・ナンバー9.Hard Times、CYPRESS HILL風のデトロイト賛歌15.DetroitあたりがGOOD。万人にはオススメできないが、メロウ好きなら7.Back In Da Dayと20.All Of My Lifeはぜひチェックして下さい。(07/10/26)
E-SIDE GHETTO
/Ghetto tales(2000)

SLIM、MALICE、K-DOGGのチカーノ・トリオ"E-SIDE GHETTO"が2000年にHIT A LICK RECORDSからリリースしたアルバム。結構知られたアルバムですね。ベテランTONY G.も3曲でプロデュース。前半はこれといった曲が無くてかなり退屈だったんですが、後半になると盛り返し、ピーヒャラ・シンセ入りのナイス・ファンク11.Gangsta shit、おそらくネタ使いと思われる女性コーラス絡みの哀愁メロウ15.Page me、Juicy fruitにも似たビートのメロウ・ファンク・トラックにJANIS嬢のコーラスがマッチした16.Call me daddy、JANIS嬢のソロで哀愁溢れるトラックが秀逸な17.Being with youが気に入りました。正直なところ全体的にはアベレージぎりぎりといったところなんで、安ければ"買い"といったところでしょう。(06/02/25)
ESSA
/Gettin' it (2004)

ルイジアナ州モンロー(MONROE)のESSAが2004年にリリースしたアルバム。見た感じ少しラティーノの血が混ざっているみたいですね。全体的にはクランクやバウンス中心のコテコテなダーティ・サウスで余程のサウス・フリーク以外は厳しいかと思います。(特に前半は自分でも厳しかったです…) しかし、聴き逃していけないのは、13. This is 4 my dawgsです!男性シンガーTYE HOWARDのヴォコーダー(トークボックス?)の歌声から惹き込まれる鬼メロウ・チューン!この曲だけ異様に浮いてますが、メロウ好きには堪えられないです!他にもBROTHERS JOHNSON/Strawberry letter 23ネタのメロウ・トラックに男性シンガーTANKをフィーチャーした17. Switchin' lanes、タメのあるドラムがイカしたもの哀しい10. Jokes on uやファンキーな11. Bounce t bounce、ダークな14. Uh ohhhもお気に入りです。おまけのDVDではESSAによる田舎自慢(笑)とエロいビアッチ勢揃いのShake wit itのPVも見れます。サウスが苦手なメロウ・フリークもぜひ13.This is 4 my dawgsは聴いて欲しいです!(2005/03/05)
E.Z.S.D.
/Game 2 Be Sold(1995)
E-DOUBLE ZとSKIP DOGのデュオE.Z.S.D.が95年にリリースしたアルバム。プロデュースはMIKE MOSLEYとSAM BOSTIC。Gフリークには有名なアルバムですね。マイナー感はあるが、当時の雰囲気を堪能できる好盤で、特に80'sネタと思われるノリノリな2.Money Makin' Genius、郷愁感溢れるファンク・ナンバー3.Sometimes I Wonderと6.Always N 2 Shitどこか寂しげなメロウ・チューン4.Puttin' In Workと曲数少ないながら、聴きどころ多し。再発されて入手しやすくなったし、オススメできるアルバムです。(07/08/17)
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