F of GANGSTA RAP
| アーティスト/タイトル | レビュー | |
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FACEMOB /Silence(2002) |
FACEMOBが02年にリリースした2ndアルバム。SCARFACE、DEVIN、DMG等で結成されていましたが、現在のメンバーについて詳細は分かりません。(SCARFACEがフィーチャリング扱いなんでメンバーから抜けたんでしょうか…) プロデュースはDO OR DIEでの良質な仕事で知られるMR.LEE、TONE CAPONE、DOMO、SCARFACE。ゲストはレーベルメイトのYUKMOUTHとDO OR DIE。お気に入りはYUKMOUTHをフィーチャーしたアップテンポの哀愁系2.Lay it down、タイトなビートにダークなベースライン、ブヨブヨシンセがイカした8.Headhunter、ブルージーな哀愁ナンバー11.Rich man,poor manです。かなり男汁溢れるゴツゴツした内容で、聴き手を選ぶと思いますが、SCARFACEやGETO BOYS等のRAP-A-LOTに慣れ親しんだ方なら充分満足できるものだと思います。(03/11/15) |
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FACTOR /Tha bomb connect(1999) |
カリフォルニアの州ピッツバーグのGスタ"FACTOR"が99年にリリースしたアルバム。プロデュースにDR.DRE参加!?と一瞬ビックリしたがよく見ると"D.DRE"とのこと。と少し不安になりつつも聴いてみると、これが非常によく出来た快作!ビビリました。ベスト・トラックは、瑞々しいメロー・トラックに女性Vo.が絡む8.Livinとスペーシー・メロー・トラックに男性Vo.が絡む13.Freak n you。マジで玉乱です!他にもスペーシー・メローな4.Mess we're inと5.It's on tonight、メロ〜・ファンクの7.Let me see dat、SAM BOSTIC製作のメロー・ファンク11.Gangsta等々好曲多し。ラップもしっかりしているのでマイナーに埋もれるには本当に惜しい人材です。大推薦盤!!!(03/07/10) |
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FAKKULTY /Southern hostility(1996) |
テキサスはヒューストンのGグループFAKKULTYが96年にX-BAM RECORDSからリリースしたアルバム。GANG SOCIETYや4 DEEP等にも通じる泥臭い曲が多くて聴き手を限定させますが、個人的には嫌いじゃないです。マイ・ベストはRODNEY EXプロデュースで寂しげなキーボードが印象的な8.What the hood is coming toで、他には重たいビートにフックのラガMCもイカしたブルージーな1.Life on the streets、哀愁ピアノが耳を惹くタイトル曲4.、郷愁を感じさせるトラックにVONDA嬢の歌をフィーチャーした10.I know what you need、K.B.が参加したダーク系の11.Lost generationがお気に入りです。絶対に一般受けしないと思いますが、4DEEP等が好きな方にはオススメです。(05/03/12) |
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FAST 1 /Down 4 tha cause(1995) |
フリスコのFAST 1が95年にリリースしたアルバム。プロデュースはG-NOTE、ゲストにはDANGLA、DIRTY ROTTEN等。当初予想したイメージとは少し異なっていて、派手な曲がほとんどなく、地味な曲ばかりですが、切ないメロディの6.Wake up、哀愁ファンクの7.Freak da fonk、ブリブリベースのファンキー・トラックにブルージーなフレイヴァを加えた2.Shady n***az(f/DANGAL)は当時のWEST COASTらしさがでてて気に入りました。ドラムの音が硬めなのが個人的に苦手なので評価はあまり高くないですが、特に気にしない方には全然OKだと思います。(04/02/07) |
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FATAL /In the line of fire(1998) |
98年にでたFATALのアルバムです。FATALは2PACのホーミーらしく、最近ではGANGSTA BOOのアルバムにもゲスト参加していました。このアルバムのゲストにはあのMAC MALLが参加しており、そのMAC MALL参加曲の6.はファンキーな良い曲です。 |
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FATHA DOM /Oaktown's finest(1997) |
オークランドで古くから活動するFATHA DOMが97年にリリースしたアルバム。大ネタ使いの曲が多いですが、飄々としたラップとマッチしていてかなり聴かせてくれます。CAMEO/Flirtネタの1.I'm A Flirt、NATE FOXプロデュースでS.O.S.BAND/Just be good to me使いのメロウ・トラックに女性コーラスが絡む2.Serenade(The Dick)、おそらく80'Sネタのメロウ・チューン3.Tell Your Baby Mama Leave Me Alone、これもNATE FOX制作でJANET JACKSON/All For YouやJVC FORCE/Smooth-N-Mellowと同じCHANGE/Glow Of Love(故LUTHER VANDROSSの名曲の一つ!)使いの80'Sメロウ4.Pimp Life、女性Vo.入りのジャジーな6.Millionaireがお気に入りです。メロウ・フリークならぜひとも聴いて欲しいアルバムです。(06/03/04) |
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FAT PAT&THE WRECKSHOP FAMILY /Throwed in da game(1998) |
H-TOWNの故FAT PATが98年にリリースしたアルバム。WRECKSHOPクルーや他のH-TOWNの大物が多数参加したコンピ形式のアルバムです。もはやH-TOWNの定番と言えるアルバムで、個々の個性溢れるラップも魅力的ですが、トラックがそれ以上に凄くて、特に哀愁・メロウ系の充実といったら!特に1.から8.の流れは凄すぎます!SOLOプロデュースで、大好きなSLAVEの名曲Watching youを見事に調理した3.Jammin screw、CELICIA嬢がコーラスで参加した80'Sテイスト(ネタ?)のメロウ・チューン7.If You only knew、D.GOTTI、TYTE EYES、E.S.G.参加の哀愁ファンク8.Do what you wanna doなんて失神ものですよ、ホント。また、メロウで攻めていたらダークな11.Wreckshopや14.I.O.U.を間に入れるあたり心憎いばかり。そして後半には、ドリ〜ミ〜な15.Dreamzなんてのもあって飽きさせません。Gフリークなら必聴の一枚です!(05/06/18) |
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FAT PAT /Ghetto dreams(1998) |
故FAT PATが98年にWRECKSHOP RECORDSからリリースしたアルバム。これはH-TOWNの定番といえるアルバムで、ほんと素晴らしい内容です!良い曲多くて書ききれませんが、カチッとしたビートに寂しげメロディの2.Body roc、ゆったり系メロウ・トラックにRONNIE SPENCERの歌声がバッチリはまる3.Peep N' Me、メロウ・グルーヴの5.Reality、どことなく80'Sっぽいメロウ・チューンの6.Superstar、ファンク・ビートに80'Sネタのベースラインを合わせたメロウ・ファンク7.I'm Tha Man、心温まるメロウ・チューン9.Why They Hatin' Us、YARBOROUGH&PEOPLES/Don't stop the music使いの12.Tops Drop、哀愁系の15.Friends We Know、切ないピアノに涙する16.Missing Our G'sが特にお気に入りです。Gフリークなら聴いて当たり前といえるアルバムでしょう。(06/04/27) |
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FED-X /Drug War(2006) |
MOB FIGAZのFED-Xが06年にリリースしたソロアルバム。プロデュースのほとんどを職人ROBLOが担当。メインストリーム系の内容ですが、ゴリゴリから哀愁、メロウとバラエティに富んでいて聴き飽きさせません。ソウルフルなイントロ1.Intro、AMPACHINOをフィーチャーしたネタ早回しの哀愁系3.Never Over、ピアノが効いたドープ・トラックに貫禄たっぷりなC-BOのラップもバッチリはまった5.Bossman、YUKMOUTHとDRU DOWNという一筋縄いかないMCが参加したナイス・ビートのダーク系7.Murder、CASHと100PROOFをフィーチャーしたネタ早回しのソウルフルなメロウ・ナンバー9.Fedy Cheese、ダークなピアノがじわじわ効いてくる10.Dopegame、ネタ早回しのソウルフルなメロウ・チューン13.Switch It Upがお気に入りです。最近聴いた中ではかなりイケてる好盤で、オススメです。(07/07/28) |
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FELA FRESH CREW /Taking charge(1991) |
初期NWA一派で、あのTHE D.O.C.が所属していたグループとして有名なテキサスのFILA FRESH CREWが1991年にPAR RECORDSから"FELA FRESH CREW"とスペルを変えてリリースした2ndアルバム。グループ名義だけど実際はDR. ROCKのソロ・アルバムみたいだね。プロデュースはDFW POSSEで、2曲のみCMW、MC EIHTでお馴染みのD.J. SLIP AND UNKNOWNが担当。このアルバム、自分が初めて購入したCDなんですよね、実は。これまではレコードだけ買っていたけど、CDオンリーのリリースも多くなっていて、意を決して購入した覚えがありますね。ありきたりのギャングスタ系ではなく、結構バラエティーに富んでいて(NJSなんてのもある)、特にD.J. SLIP AND UNKNOWNが手掛けたZAPP/More Bounce to the Ounce、VAUGHAN MASON AND CREW/Bounce, Rock, Skate, Roll、SEXUAL HARRASSMENT/I Need a Freakネタの西流ファンク1. Freak Deaky、EROTIC Dも制作に絡んだTHE SOUL SEARCHERS/Ashley's Roachclip、KRAFTWERK/Boing Boom Tschakネタのファンキーな2. Flowin' With The Rhythm、 これもEROTIC D絡みのMELVIN BLISS/Synthetic Substitution、BESIDE/Change the Beat (Female Version)使いの渋い3. You Must Be Jealous、ネタ名は、ど忘れしたが有名ネタのインストで終盤にピッチを激落とし(SCREW?)する5. Fela Fresh Groove (Industrial Mix)、小気味良いリズムに甘〜いメロディと男性コーラスが絡むメロウ・ミディアム6. Mystery Love、D.J. SLIP AND UNKNOWNプロデュースで、THE HONEY DRIPPERS /Impeach the President、WAR/Slippin' Into Darkness、AC/DC/Back in Black使いの当時のNYにも負けないくらい鬼ファンキーな7. I Got It All Sewed Up、BRAND NUBIANの名曲Feels So Goodと同じWAR/Sing a Happy SongにJAMES BROWN/Make It Funky、JOE TEX/Papa Was Tooを合わせたファンキーな8. Funkier Than Funky、THE BLACKBYRDS/Rock Creek Park、KING CURTIS/Memphis Soul Stew、LYN COLLINS/Think (About It)使いのアップテンポのファンキー・チューン10. Knowledge Of A Black Man、THE HONEY DRIPPERS /Impeach the Presidentを少し組み替えたドラムがめっちゃカッコいいファンキー・トラックにICE CUBEの声ネタもハマった11. In Control、RICK JAMES/Bustin' Outネタのアゲアゲな12. Bustin' Outがお気に入り。(2023/01/21)(全面改訂) |
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FESU /War with no mercy(1994) |
テキサス出身のFESUが94年にリリースしたデビューアルバム。SOURCE誌でも好評価を受けていたアルバムで、テキサス物特有な荒くれた感じではなく落ち着いた感じのサウンドと甲高くクールなラップが当時日本でも話題となりました。スキットを除く全10曲と少ないですが、捨て曲は無くかなり充実したアルバムです!1stシングルの11.Blind-cripple&crazy(日本語では書けない凄いタイトルですな…)もタイトな生ドラムに物哀しいキーボード、フックの女性vo.もバッチリ決まった名曲!他にもナントBOBBY WOMACK(!)をフィーチャーした恕渋哀愁曲(泣けます...)の7.Goin' in circles、KOOL&THE GANG/Jungle boogieをアクセントに使ったファンキーな8.22 ag'、MARVIN GAYE/Anger使いのソウルフルかつファンキーな9.Life put da matchbox、ドープビートに渋いSAX(?)を絡めた2ndシングルの12.Ya don't stop、哀愁系の13.Uncut funk等々良曲揃いです。オススメです。(03/03/01) |
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FESU /Blind-cripple&crazy(12)(1994) |
アルバム"War with no mercy"からの1stシングル。収録曲
A1.Blind,cripple&crazy(street mix)、A2.Blind,cripple&crazy(radio
mix)、B1.Scariest M.F. gonna shoot、B2.Blind,cripple&crazy(inst) Blind,cripple&crazyはタイトな生ドラムに物哀しいキーボード、フックの女性vo.もバッチリ決まった曲で、FESUの甲高い声との相性も抜群!生ドラムのローファイな音が実にいい感じですね。Scariest M.F. gonna shootは70'S風なアーシーなギターにファンキービートが最高なファンキー-シット!(03/03/01) |
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FESU /Ya don't stop(12)(1994) |
アルバム"War with no mercy"からの2ndシングル。収録曲
A1.Ya don't stop(street mix)、A2.Ya
don't
stop(no vocal mix)、B1.Ya don't stop(radio
mix)、B2.Ya don't stop(inst) ERIC B.&RAKIMの名曲ERIC B. is the presidentのビートに渋いSAX(?)のサンプルが印象的な渋い曲。ゲストにMR.LOCなるラッパーも参加。(03/03/01) |
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5TH WARD WEEBIE /Da unexpected(2003) |
ルイジアナの人気MC"5TH WARD WEEBIE"が03年にFATT BOY ENT.からリリースしたアルバム。コテコテのダーティ・サウス・トラックで全てのG-RAPフリークに受け入れられる内容だとは思いませんが、個人的には全然OK。アゲアゲな曲が多いのもGOOD。お気に入りはノリノリな2.You don't wanna f__ wit meと3.Shake dat thing on me、MTとSESS-45をフィーチャーしたダークな5.This dat shit、もの哀しいギターが印象的なトラックにMS.TEEの歌が絡む9.Luv is gone、P-N-CのKANGO SLIM参加でシタール(?)のループがクセになる13.Show what's under that thongです。個人的にはメロウな曲が1、2曲あれば、もっと多くのリスナーに受け入れられると思うんですが。哀愁・メロウ好きにはオススメできませんが、サウス好きなら聴いて損はないアルバムでしょう。(05/04/16) |
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55 /Git' ya sum(2002) |
H-TOWNの55が02年にリリースした2ndアルバム。ゲストは、LIL KEKE、JUVENILE、BIG MOE、BILLY COOK等。ラフな声質のタイトなラップはかなり好みですね。ベスト・トラックは、流麗なギターの音色にうっとりするメロウ・トラックにBILLY COOKの歌も絶妙に絡む17.Don't cry。実にまろやかな逸品です!他には重たいベースとドラムがナイスなタイトル曲2.、タイト・ビートのアーシーなファンク・トラックにBIG MOEをフィーチャーした5.I'm not going to jail、独特なグルーヴがジワジワ効いてくるファンキー・チューン8.Onslaughtがお気に入りです。地味ながら良いアルバムだと思うので、機会があれば聴いてみて下さい。(05/06/25) |
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50 SECOND&SOCENLA /Duces-R-Wild(1993) |
93年にカリフォルニア州ポモナのWEST TOWN RECORDSからリリースされた50 SECOND&SOCENLAの7曲入りアルバム。「Duces-R-Wild」とはタイトルなのかグループ名なのかホントはっきりしないです(苦笑) ネットでは、グループ名がDUCES-R-WILDでアルバムが『That Type of nigga』ってなってるし。プロデュースを担当しているANDRE(COOL DRE)McJIMSONは、あのCOOL DRE? 余談ですがこのANDRE(COOL DRE)McJIMSON、現在はKOOL KEITH&KUT MASTER KURT等のリリースで知られるDMAFT RECORDSのA&Rを務めています。内容は93年作と結構オールドながら、ファンク・テイスト溢れる佳作で、特にウェッサイ・ファンクの2.That type of nigga、EN VOGUE/Hold onと同じJBネタとピアノが効いていてMC EIHTが似合いそうなゆったり系グルーヴの3.Where u goin'、M.C.JR.CASでも使われたJBネタの渋めのファンキー・チューン4.To G or not to G、RODNEY Oを思い起こさせるウェッサイ・ファンクの5.That's why I carry a gunがお気に入りです。古き良きWEST COAST G-RAPを味わいたい方にはオススメです。(05/04/23) |
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FIRST BORN CHILD /Holla At Cha(2000) |
テキサスのFIRST BORN CHILDが2000年にリリースしたアルバム。プロデュースはSAM"PLAYITAGAIN SAM"LYNCH。BMR誌でタカコスタ嬢が絶賛していましたね。確かにメロウが充実(というかメロウ以外は全く聴けない・・・)していて、特に心地良いキーボードが耳を惹くトラックに女性コーラスが絡む4.Staying True、スペーシー・キーボードにWILD CHERRY/Play That Funky Musicのギター・フレーズを合わせた7.On My Creep、絶品メロウの10.Living Large、SPM、故HAWK、D.L.、DABが参加した男性コーラス入りのレイドバック・メロウ21.Ballin My Wayあたりが聴きどころ。メロウ・フリークはチェック済と思いますが、未聴の方はぜひどうぞ。(08/02/29) |
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FIRST DEGREE /South bound(1995) |
マニアに人気のサクラメントはFAHRENHEIT出身のFIRST DEGREEが95年にリリースしたアルバム。声が恕渋!気に入ったのはダーク&ヘビーの3.Swallow it、もの哀しい5.Striddnapped、ヘビーファンクの8.G licsです。他にも中々良い曲ありましたが、ちょっと暗いです。もう少し明るいのも欲しかったですね。(03/01/09) |
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FIRST STAR /My grip is like a cobra(1990) |
オハイオのフィーメール・ラッパーFIRST STARが90年にWRAP/ICHIBAN RECORDSからリリースしたアルバム。プロデュースは、仲間で同レーベルから『Compton killa』をリリースしているSWEETENLOとKEITH ROBERTS。この時代を感じさせるダサダサなファションとは裏腹にファンク系トラック中心で結構聴かせてくれます。特にTOO SHORT/Stay with meやDANGEROUS DAME/Stay with meと同じTHE CONTROLLERS/Stay使いのA2.All I want to do、KOOL&THE GANG/Ladies nightネタのA3.Ladies night out、定番ブレイクBig beat使いのファンキーなA4.Diss is the suckas、AWESOME DRE/Sackchaserにも似たアップテンポのA5.The dude、KURTIS BLOW/The breaksを使ったトラックにSWEETENLO等をフィーチャーしたポッセカットB3.It's on you、音数多いが80'Sファンクを使ったB5.Why you to talk about meがお気に入りです。オールド感は否めないですが、古く良きファンキー・ラップが好きな方はぜひ聴いて下さい。(05/06/04) |
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5 CENT /5 Cent Deposit 50 Cent Funk(2006) |
Get Your Groove Onが人気の5CENTが06年にリリースしたアルバム。HMVでバカ売れしているみたいですね。正直、06年発売とはいえ、90年代中期の匂いがプンプンしますね。(そこが人気がでたポイントの一つかもしれませんが) フルートの音色も清々しい5.Love Is The Real Thing、ドラムがダサダサながら一昔前のラブ・ラップを思い出させる8.Missing You、80'Sテイストのファンク・チューン9.Never Enoughも良いですが、やはりメロウ・グルーヴの10.Gotta Get Your Grooveが最高!実はこの5CENT、知名度が上がる前にYMB氏に教えてもらったんです。YMB氏から教えてもらわなければ、たぶんチェックすることもなかったでしょう。改めてYMB氏にリスペクト。余談ですが、このアルバムにフィーチャーされているSH'KILLAってあのSH'KILLA!? (06/08/26) |
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5¢SOLDJAZ /Operation platinum(1998) |
DOWN LO&SNAKEからなるテキサスの5¢SOLDJAZが98年にリリースしたアルバム。ゲストにはD OF TRINITY GARDEN CARTEL、5TH WARD BOYZ、TEXXAS T.、CHOICE等。このアルバム、かな〜り地味です(笑) でもそこに惹かれてしまうんですよね。お気に入りはもの哀しいギターが印象的なトラックに5TH WARD BOYZをフィーチャーした5.Timez get hard、ファンキーなビートに哀しげなウワモノの9.Stop hating(f/X-MAN&K.G.)、寂しげなタイトル曲10.、ピアノとベースだけのシンプル&ダークの12.Playa made、渋いファンキー・チューン13.Bar none、70'S SOULを感じさせるトラックにTEXXXAS T.の歌が絡む14.Momma's loveです。オールド・ソウル・ファンにはCHOICE嬢をフィーチャーしたBILL WITHERS/Ain't no sunshineネタの3.Hustlin' onも気に入るかもしれません。とにかく派手さは全くないので、テキサス・メロウを求めている方は避けた方が無難です。渋いのも好物な方にのみオススメです。(04/11/13) |
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504BOYZ /Ballers(2002) |
新生NO LIMITのドリーム・チーム504BOYZが02年にリリースしたアルバム。メンバーは、MAGIC、SILKK、CHOPPA、MASTER P、KRAZY、T-BO、CURREN$Yの7名。新生NO LIMITというとG-RAPフリークからあまり評判が良くない印象があるのですが、流石にバリバリのメジャーだけあって、そつのない手堅い作りで、普通に聴ける内容だと思います。一番のお気に入りは、WILLIE HUTCHのメロウ・クラシックAin't that(mellow mellow)使いの16.Everywhere I goです。これはもうネタ選びのセンスに尽きますね!普段はイースト・コースト物しか聴かないリスナーが聴いたら驚くかもしれませんね。その他には、2PAC/Picture me rollin'と同じKOOL&THE GANG/Winter sadnessネタのメロウ・グルーヴ7.Look at me now、渋めのファンキー・チューン8.Yeah yeah、定番ISLEY BROTHERS/For the love of you使いのメロウな15.I gotta have that thereがお気に入りです。サウスが苦手な方には結構キツイ部分もあると思いますが、Everywhere I goだけでもぜひ聴いて欲しいです。(05/04/16) |
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5-UVEM /Let me hit your sunshine(12)(1998) |
オハイオ州コロンバス出身のEDWARD"5-UVEM"ELLIOTTが98年にイリノイ州のマイナーレーベルLAB
ENTERTAINMENTからリリースした12シングル。収録曲は、Let
me hit your sunshineとThug niggas prayaの2曲(両A面) アメリカのサイトIUMAによれば、過去にDEF D名義でNo competition、そしてCan't stop sellin'yaoというを12シングルをリリースしているらしいです。KRS-1がアイドルで、過去にNYのアポロシアターのラップコンテストで優勝した経験があるという5-UVEMは、もしかしたらGANGSTAではないかもしれませんね。しかしながらLet me hit your sunshineはWARREN G.等にも通じるR&Bテイストのレイドバックしたトラックに女性Vo.が絡んだ極上の一品! レコ屋で試聴して鳥肌が立ちました... Thug niggas prayaも切ない哀愁トラックに女性Vo.が絡む佳曲。力強いラップもGOOD。レコ派の方は勿論、CDシングルもリリースされているみたいですので、CD派の方も見つけたら迷わずGETして下さい!(03/11/22) |
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FLEXX /Same(1997) |
FLEXXなるMCが97年にリリースしたアルバム。プロデュースはTRIPLE C、LA ROCKCO TEE、SHUG等を手掛けたMADDBALL TONY DEE、DJ QUIK等、ゲストにはAMGとYOUNG DRE。FLEXX GやらG FLEXXやら似た名前が多いので誰が誰やら分からないですが、このアルバムはホント最高ですよ!マジで捨て曲なし!ベテラン・ミュージシャンROBERT"FONKSTA"BACONもイイ仕事しております!特にKOOL&THE GANG/Summer madnessネタの1.O.G.Ridhaz、陽だまり系メロウの4.The game don't last forever、TEDDY PENDERGRASS/Come go with me使いのソウルフルな7.Try to make her mine、哀愁スロウの14.Here I go again、LEVEL 6、TOP AUTHORITY、20-2-LIFEでも使われたAVERAGE WHITE BAND/For a love of your ownネタの哀愁溢れる16.Take care of your ownなんかはオヤG悶絶!WESTフリークは必聴です!(05/07/16) |
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FLEXX G /When reality strikes(1999) |
99年にリリースされたFLEXX Gのアルバム。プロデューサーにはPARIS、BLACKJACK、RHYTHM&GREEN、DI DI CHILL等の仕事で知られるKENNY Mもいます。捨て曲もありますが、それが気にならないほど良質な曲を収録しております。ベスト・トラックは、男性Vo.絡みの鬼メロウな2.Are u ready(A whole lot of gangstas die)と男性Vo.が主役(?)の哀愁たっぷりな9.Why you wanna hate meの2曲。この2曲はホント絶品ですね!これ以外にも哀愁系の3.Fading away、ウェッサイビートにブリブリベースがイカした6.Phone call、ヘビー・ファンクの8.Here's what they think about you、KURUPTをフィーチャーした12.Whole lotta gangstas Part2もGOOD!WESTファンならぜひとも押さえておきたいアルバムです。(04/03/27) |
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FO'CLIPS /Just Be Thankful(1995) |
FO'CLIPSが95年にDANGEROUS/WARLOCK RECORDSからリリースしたアルバム。プロデュースは、RONNIE PHILLIPS、D.FINGAZ、LEROY DUKES、TWEEDY BIRD LOC。G-RAPの名盤として誉れ高いですが、個人的には過大評価しすぎじゃないかなと思います。確かに夕暮れに聴くと似合いそうな哀愁溢れる8.Hold On(この元ネタは?)をはじめ、DELEGATION/Oh Honeyをちらっと使った80'sテイスト(ネタ?)のファンク・ナンバー5.It's On、スムーズなメロウ・チューン7.Can You Feel Me、ファンキーなギターとスペーシーなキーボードが印象的なメロウ・グルーヴ12.Life Ain't Easy等楽曲は凄く良いんですが、いかんせんドラムが硬すぎ! リリース時に聴いてそう感じたんですが、十数年後に改めて聴いてもその印象が変わることはなかったです。せっかく曲は良いのに勿体ないな、ホント。ドラムだけ差し替えて再発してくれないかな… (08/02/15) |
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FOESUM /The foefathers(2002) |
傑作1stアルバムでその存在を知らしめたFOESUMが02年にリリースした2ndアルバム。まさに"ウェッサイ"な作りで完璧ですね。ファンキービート&ベースにスペーシーな上物が絡む激カッコイイ2.What ya gonna do?、女性Vo.がサビで絡むスペーシメローな4.Hello、これまた女性Vo.入りにメローな6.Things ain't what they used to be、タイトなトラックがイカしたウェッサイファンク7.Playin for keeps、80'S メローR&B風の10.Late night、EVELYN KING使いでフロア受けしそうな11.Btcha she don't love you、爽快メローな13.Think about itと14.Ain't damn thing changed、横浜からはKAYZABROを迎えたウェッサイファンクの15.Worldwideとほとんど全曲最高です!ウェッサイ好きなら必聴の1枚です。(03/01/25) |
| FOREVER LAWLESS /Ballas,Pimps,Ganstas(12)(2000) |
サウス・セントラル出身のAGGINEとELUSIVのデュオ"FOREVER LAWLESS"がアトランタのDEEP RECORDS,INCからリリースした12シングル。収録曲は、Ballas,Pimps,GanstasとRide itの2曲。Ballas,Pimps,GanstasはベテランDJ SMURFプロデュースで、KRAFTWERK/Trans Europe expressをモチーフにしたと思われる曲。ちょっとパンチ不足か。Ride itは重たいビートにもの哀しいメロディとコーラスが絡む好曲。どことなくORGANIZED NOIZE一派を思い出させますね。MCもなかなか実力あると思うのですが、アルバムはリリースされていないみたいです。これ1枚で消えるには惜しい存在ですね。(05/08/27) | |
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4 DEEP /Another day in the jungle(1993) |
BIG BOSS、KLAS 1、KOO RODのGトリオ4 DEEPが93年にICHIBAN RECORDSからリリースした1stアルバム。このアルバム、リリース当時某専門誌で酷評されていましたが、全然良いアルバムですよ!確かに今のリスナーには毛嫌いされるオールドチックなトラックですが、それがどうした!って感じですね。当時から聴いていた者からすれば忘れることが出来ない名盤ですよ。激ファンキーなタイトル曲2.、音数多いながらP-FUNKネタのノリノリな4.Can't turn back、ISLEY BROTHERS/Groove with youネタのメロウな8.I don't luv ya、CAMEO/Why have I lost you使いのほのぼの系17.Buck naked loverあたりは当時聴き狂ったもんです。「古臭い」の一言では片付けて欲しくないアルバム。(04/10/23) |
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4DEEP /What's really goin' on(1994) |
RAP-A-LOTでO.G.STYLE(レビュー参照)としてデビューしたデブG"BIG BOSS"とKLAS-1、KOO-RODの3人からなる4DEEPが94年にリリースした(おそらく)2ndアルバム。もう最高ですよ、このアルバムは!鬼メローなSOULネタで始まる1.G's can flowでソファーでむせび泣き、泥臭いファンキーな3.Up 2 no good、ISLEY BROS.の激哀愁ネタLet's fall in loveの4.Rollin 4 deepで失○... さらにSADE使いの哀愁ファンキーシット7.Another day、マジカッコイイダーク系の9.Guess who's coming、GスタビッチBIG BLACを迎えたアーシーな12.D.A.H.で血圧アップさせたと思ったら、哀愁スローの13.I don't luv ya!で再びソファーに泣き崩れる始末... とにかく最高のG皿です!見つけたら即GETしましょう!(03/01/20) |
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4DEEP /Deep 4 life(1996) |
4 DEEPが96年にリリースした3rdアルバム。全体的にダークで哀愁系もどこか寂しさが漂っている感じです。気に入ったのはファンキーな2.It's on、哀愁系の7.Playas rondavu、Jazzyなネタ使いの8.Homie wuza ho、鬼渋哀愁曲のタイトル曲9.等です。これは完全にマニア向けです(笑) 4 DEEPマニア&サウス・フリークにのみオススメします。(03/09/13) |
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4DEEP /All dat'n'dem some(1997) |
デブG"BIG BOSS"率いるテキサスのGラップ集団4DEEPが97年にリリースした4thアルバム。相変わらずイナタサ満点のアルバムで、1曲目のイントロからヒューマンビートボックスに合わせたやる気の無い"ho"の掛け声が最高!イントロでこのテンションの低さ!さすがは4DEEPやってくれます。他にも小気味よいファンキーシット3.Ruff shi*、ファンキービートにホラーチックな上物がたまらない4.Lyrical torture、TOO SHORT/Freaky talesの替え歌やレゲエのトースティングが印象的なファンキー10.Slap me a pound、Down&dirtyなトラックがイカした12.Throw yo hands in d air、超有名メローネタ(曲名が知りたいです!)を使用したトラックに女性Vo.もバッチリはまった13.Bettaway(ベストトラック!)がオススメです。個人的には楽しめましたが哀愁系が少ないのが残念ですね。イナタイFUNKY系が好きな方なら○です。(03/03/01) |
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4DEEP /IV ever(1998) |
4DEEPが98年にリリースした5thアルバム。この時点で5枚目のアルバムですから地元での人気の高さが窺えます。このアルバムもいつもどおりの4DEEP路線でかなり聴きこまないとその良さは分かりづらいと思いますが、哀愁メロウ・トラックに男性コーラスを絡めた12.Rollin' 4 deepUはホント絶品!一瞬でノックアウトされました。他にも寂しげなギターの音色が印象的なトラックにフックで男性Vo.がStreet lifeのフレーズを歌う7.G's life、哀愁スローの14.Why am I so flyと15.My potnahsが玉乱ですね。4DEEPが苦手な方でもRollin' 4 deepUだけはぜひ聴いて欲しいです。(03/11/15) |
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415 /Nu niggaz on tha blokkk(1991) |
オークランドのオールドスクールGラップグループ415が91年にリリースした(たぶん)2ndアルバム。メンバーはDJ DARYL,D-LOC,BROSKI,J.E.D.の4名。RICHIE RICHが所属していたグループとして知られていますが、このアルバムには残念ながら参加していません。内容はというと、G-FUNK以前のイナタイファンキーラップ全開で特にJAMES BROWNのIn the jungle groove収録のGive it up or turn it a loose(remix)を使ったアッパーな3.415 is the code、ファンキーな13.Court in tha street〈remix〉、WARの定番ネタSlipping into darkness使いの15.Lifestyle as a gangsta、KOOL&THE GANG/Jungle boogieネタのファンキーな17.Nuttin but a come upは好きでよく聴いていました。時代を感じさせる音なので万人にはオススメできませんが、ウェッサイのルーツを知るために聴いてみるのもいいかと思います。(03/02/18) |
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40 THEVZ /Honor Amongst Thevz (1997) |
COOLIOの弟分としてデビューしたコンプトンのラップデュオ40 THEVZが97年にリリースした1stアルバム。ネタ感の強い聴きやすい好盤で、特に歯切れの良いラッピンがナイスなファンク1. It's Alright、妖しげなピーヒャラ・シンセが効いた2. Mad Doggin、KURTIS BLOW/Christmas Rappin'使いのノリノリな3. Tennis Shoe Pimpin、AVERAGE WHITE BAND/School Boy Crush使いの郷愁トラックにCOOLIOをフィーチャーした4. One For The Money、GIL SCOTT-HERON/Angel Dust使いの背中に漢の哀愁を感じる7. Thank God For The Children、DIANA ROSS/Love Hungoverにも似た寂しげな8. All I Wanna Do、秋の夕暮れって雰囲気の9. Crazy Love、ファンク・ビートにもの哀しいメロが秀逸な10. Get Away、重たいビーツに郷愁メロディの11. What Would I Be、ベタなディスコ・クラシックKC & THE SUNSHINE BAND/That's the Way (I Like It)を巧く使ったフロア・チューン12. I Like It、COMMODORES/Zoomネタの哀愁スロウ・トラックにDRAMATICSのコーラスをフィーチャーした13. Fly Away、重たいファンク14. Group Therapyがお気に入り。(2014/11/24) |
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40 THEVZ /Lef 4 dead(1999) |
COOLIOの弟分としてデビューしたコンプトンのラップデュオ40 THEVZが99年にリリースした2ndアルバム。1stが個人的にかなり好評価だったので2ndも購入。全10曲でしかもジャケも安っぽいインディ丸出しだったので全く期待していなかったのですが、予想を裏切る好盤ですねこれは!確かに駄曲が数曲あるが、ナイスアフロビートを使った物哀しい1.Watchin' you、80'S ダンス・クラシック風(サンプル?)のナイスグルーヴトラックに男性Vo.が絡む4.Come up outta that、シカゴスタイル(DO OR DIE似)のダークな5.Think about this、これまた男性Vo.をフィーチャーした日だまり系ハートウォーミングな6.Appreciate、ナイステンポの哀愁ナンバー7.Hay hay hay hay、ナイスビートに哀愁溢れるキーボードが玉乱9.For the homies locked up、物哀しい10.If ah started killin等々好曲揃い!COOLIOの弟分というイメージにとらわれて聴かなかったら後悔しますよ!(03/03/09) |
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FRANZEN&TRACEDOG'S /Up all night paper chase(1998) |
98年にME&MINE ENT.からリリースされたFRANZEN&TRACEDOG監修によるコンピ。このコンピは一筋縄ではいかない面子が参加しており、既発曲もあるが、かなり充実した内容です!MAC&AKによる80'Sネタ使いの鬼メロウなトラックに男性コーラスが映える2.Turn Your Luck Around、TABB DOEによるヘビーでドープな3.Nuthin Like Hip Hop Music、COBRAによる重量級ファンク5.Bringin'、G LLOYDによるP-FUNKフレイヴァのブリブリ・ファンク6.Dedication、TABB DOEによるLOOSE ENDS/Hanging on a string使いの80'Sメロウ10.Save The Drama、USUAL SUSPECTSによる80'Sネタ使いの極上甘茶曲12.Keep A Playa、人気のLEX A.D.によるSPICE 1が似合いそうな泥臭い14.Hustla、FAM BAM CLICCによる極上メロウ・グルーヴ17.Time To Chill、これもLEX A.D.によるRemind MeやFreeにも似た人気メロウ・チューン18.Bay Loveがお気に入りです。かなりオススメできるコンピです!(05/11/12) |
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FREAKY FRED /Game check (1994) |
From V-TOWNことVALLEJOのGラッパーFREAKY FREDが94年にリリースしたアルバム。プロデュースはMIKE MOSLEY & SAM BOSTIC。かなりファンク度数高いアルバムです!GANGSTA LUV誌でも紹介されていましたが、ギターとシンセが効いたウェッサイ・ファンク1. Strictly 4 da trunk、CLUB NOUVEAU/Why You Treat Me So Badネタの寂しげな2. Take a tuke、シンプルだがクールなファンク3. The Flatlands、どことなくコミカルなファンク4. Freaky fonk flow、ピーヒャラ・シンセも効いた郷愁感のある5. Play it rightが気に入りました。全8曲と少ないですがさらっと聴ける好盤です。(2003/01/17) |
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FROST /Smile now, die later(1995) |
チカーノHIPHOPのパイオニアFROSTが95年にリリースした3rdアルバム。プロデュースはMONTE CARLO、TONY G.、JULIO G.、COLD 187UM等。このアルバムのハイライトはやはりMONTE CARLO製作の鬼哀愁スロウの1.East side rendezvousでしょう! A.L.T.&O.G.ENIUSも参加したこの曲には咽び泣き必至ですね! 他にも哀愁系では5.Nothing but lovefor the neighborhood、6.Rest in peaceも最高です。COLD 187UMプロデュースでABOVE THE LAW&KOKANEをフィーチャーしたウェッサイ・ファンクの11.Last daysやシングルカットされたEL CHICANO/Chachitaネタのトラックに男性Vo.がSLY&THE FAMILY STONEの名曲Family affairを歌うLa familiaもGOOD。バラエティに富んだ好盤でチカーノ・フリークのみならずウェッサイ・フリークも必聴の一枚です。(03/11/29) |
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FUNKAHAWLIKZ /Futuristic ghetto sicknizz(1995) |
KOOL ACE/Mackathermastaticzoneに参加していたDJ SLICSE TEE、JAZZE PHA、J DAWG X、MAJOR AKSHUNの4人組FUNKAHAWLIKZがメンフィスのBASIX MUSICから95年にリリースしたアルバム。サウス流G-FUNKとでも言いましょうか、P-FUNKを基調とした渋い曲が揃っていてなかなか聴かせる内容に仕上がっています。一押しは哀愁ファンクの3.Drawz。ビートもしっかりしてるし、DOMINO似のラップも最高ですね!他にはD.O.C.のクラシックIt's funky enoughネタがオヤGには涙のファンキー・チューン2.Cadillacz、ピーヒャラシンセがイカす哀愁ファンク9.Freak 'n you、FAZE-O/Riding high使いのノリノリな12.All tha moneyもGOOD!KOOL&THE GANG/Summer madnessやTOM TOM CLUB/Genius of loveネタの曲もあります。派手さはないがジワジワ効いてくるアルバムではないでしょうか。(このアルバムを教えてくれたとん太さんにリスペクト!) 余談ですが、このアルバムの前にリリースされたシングルDon't stopはSALT'N PEPA/Push itみたいなイケイケBASS調なのでBASS好き以外は手を出さない方が無難です。(05/02/05) |
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FUNK MOBB /It ain't 4 play(1996) |
E-40のレーベルSICK WID IT/JIVEから96年にでたFUNK MOBBのアルバムです。Produced by STUDIO TON,K-LOU,LEVITTI,MAC SHAWNですので正統派V-TOWN Gラップが味わえる好盤です!特にダークなシンセ&ヘビービートの6.、ポッセカットの12.,エレクトロhiphopクラシックJam on it使いの15.がオススメです! |
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FURIOUS D /Me so feaky(2000) |
メンフィスのFURIOUS Dが2000年にリリースしたアルバム。97年にアルバム『All niggas ain't black』をリリースしているFURIOUS Dと同一人物です。その『All niggas ain't black』からもかなり再録していますね。ベスト・トラックは80'Sテイストのメロウ・ミディアム3.Players get lonely tooとスペーシーなキーボードが心地よいノリノリ・メロウ・ファンクの7.'Lil something for tha players to roll tooの2曲。これはメロウ好きなら気に入ること間違いなし!個人的にはダークでカッコイイ1.Bounce yo ass gulも最高に好きですね。まあこの3曲以外はキツイので積極的にオススメしませんが、安ければ買いでしょう!(04/10/02) |