L of GANGSTA RAP
| アーティスト/タイトル | レビュー | |
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L.A.D. feat.DARVY TRAYLOR /Ridin' low(1995) |
DARVY TRAYLORというボーカリストを中心としたチカーノ6人組グループL.A.D.が95年にリリースしたアルバム。正直言ってレベル低いです… 特に1曲目はTEMPTATIONS/My girlというブラックミュージックを聴いていないリスナーでも分かるような曲をサンプルした(自分の観点からすると)信じられないくらいWACKな曲。正直呆れました。続く2.もテクノチックな曲でゲンナリ…、9.はまるでアイドルのヒット曲みたいなPOPな曲… 何とか聴けたのは典型的なウェッサイFUNKの6.Just for da funk、女性Vo.が絡む哀愁系の8.Listen up、ベースが効いたヘビーFUNKの10.West coast thangの3曲のみ。やれば8.や10.のようなカッコイイ曲も作れるのになぜ?って思いが最後まで残りました。(03/03/23) |
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LA DOWN /Uda limit(1993) |
DAYTON FAMILYと同郷のフリント出身"LA DOWN"が93年にリリースした8曲入りミニアルバム。実にローカル臭ただよう垢抜けないジャケですね(苦笑) でも、そこがICHIBAN RECORDSの専売特許みたいなところはあります(笑) このCDを手に取った方は10人中9人が「どマイナー丸出しのポンコツ盤なんだろうな」と感じることと思います。実際、かなりのポンコツ盤です(笑) しかし、たった1曲だけ甘〜くとろけるような曲が入っているんですよ! 7.Don't goがその曲で、80'S R&B調(ネタかも?)の甘茶トラックに女性Vo.が絡んでたまらんとはこのこと。残りの曲は、なんとかZAPPかVAUGHAN MASONネタのFUNKトラックにKOOL&THE GANG/Hollywood swingingの声ネタを被せた1.Hollywoodが聴ける程度なので絶対にオススメはしませんが、安くで見つけられれば買いだと思います。(03/12/13) |
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LADY FRESH /Do it a nasty beat(12)(1990) |
カリフォルニアのVALLEY VUE RECORDSから90年にリリースされたLADY FRESHの12シングル。収録曲は、Do it a nasty beatとBad 2 the boneの2曲。プロデュースは、MICHAEL REESE,JR.、リミックスでDJ QUIK初期作品でお馴染みのCOURTNEY BRANCH&TRACY KENDRICKのコンビ。Do it a nasty beatはTOM BROWNE/Thighs highネタのダンス・チューン。ちょっとミーハーっぽいかも。Bad 2 the boneはDJ QUIK/Born and raised in comptonと同じISAAC HAYES/Hyperbolicsyllabicsesquedalymisticネタのファンキー・シット!リリース年月日がDJ QUIKより1年前なんですが、もしかして、こっちがオリジナルでQUIKがトラックの使い回し?それとも逆?(05/04/09) |
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L.A.NASH /Same(1995) |
以前紹介したL.A.NASHが95年にリリースした1stアルバム。ベテランARABIAN PRINCEもMIXで絡んでいますね。かなり渋い内容で、好みが分かれそうですが、ジワジワ効いてくる感じで個人的には好みですね。ゆったりとしたグルーヴの3. Car Bust A U、どこか泥臭い哀愁系7. Knock On Wood、MC EIHTが似合いそうな哀愁トラックに男女コーラスが絡んだ15. 64 Chevy、心落ち着くキーボードが印象的な19. Mindstateあたりが特にお気に入りです。トータルでは2ndに軍配が上がると思いますが、聴いて損はないアルバムだと思います。(2015/05/06) |
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L.A.NASH /Make Me Or Break Me(1997) |
WESTのG-STA"L.A.NASH"が97年にリリースした2ndアルバム。プロデュースはBATTLECAT、DJ SLIP、L.T.HUTTON、RICHI RICH等でゲストはMC EIHT、KAM、GONZOE、JEW'ELL、EL DeBARGE、BIG LURCH等と結構豪華な面子。以前購入した12シングル"Do or die"がイマイチな出来だったのでそれほど期待していませんでしたが、期待を良い意味で裏切る好盤でANITA BAKER/Will you be mineをネタにした大人の哀愁トラックにE-MANのVo.をフィーチャーした9.Ghetto star、BATTLECAT制作のスペーシーなキーボードが気持ちいいファンク・トラックにKAM&GONZOEをフィーチャーし、JEW'ELLのVo.を絡めた4.It's about time(Remix)、EL DeBARGEのVo.が小気味良いビートの哀愁トラックにマッチした10.Can I hit it、DR.DRE/Let me rideにそっくりな11.This is for my nigga's 、BIG LURCHをフィーチャーした夕暮れが似合いそうな哀愁系13.Could god be a "G"が特に気に入りました。捨て曲が2,3曲しかなく好曲揃いなのでWEST好きはぜひチェックしてください!(04/02/07) |
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LA ROCKCO TEE /Hold on tight(1994) |
コンプトン出身だと思われるLA ROCKCO TEEが94年にリリースしたデビューアルバム。当時DOMINOが所属していたOUTBURST RECORDSからのリリース。DOMINOの影に隠れて目立たなかったもののP-FUNK系の重たいビートを多用した良質のウェッサイファンク皿としてぜひとも注目して欲しいです。シングルカットされたSLICK RICKの声ネタをうまく使った1.Sump'n ta bounce toやメローファンクの2.I wish you didn't trust herをはじめ激渋哀愁曲の4.It's like this、哀愁ピアノが印象的なタイトル曲5.、AMG風のアップテンポのパーティチューン7.Big booty bitch等ウェッサイファンなら気に入るであろう好曲揃いです。少し地味かもしれませんが聴く価値はあると思います。(03/06/01) |
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LAROO THE HARD HITTER /Fear no fate(1998) |
リッチモンドやオークランドをベースとして活動するLAROOが98年にAWOL RECORDSからリリースした1stアルバム。この頃のAWOLは大量生産時期で似たり寄ったりの曲ばかりで面白味に欠ける作品が多く、このアルバムも似たような暗めのトラックが続いてかなり聴き疲れます。序盤のC-BO&KILLA TAYをフィーチャーした渋めのファンク1.Danger zone、ネタを弾き直したブリブリBASSの2.Hard hitter、後半のONE DROP SCOTTによるもの哀しい17.Flip a whole 1、LIL RICとKILLA TAYが参加した静けさの中に怪しさが漂う18.West coast smash'nはわりと好きな感じなんですが、中盤はほんとキツイです... 余程のマニア以外は手を出さないほうが無難です。(04/12/04) |
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LATIN ALLIANCE /Same(1991) |
チカーノラッパーの首領KID FROST(現FROST),MELLOW MAN ACE,ALT,MARKSKI,RAY SKI等に加えて大御所バンドのWARが参加したLATIN ALLIANCEが91年にリリースしたアルバム。チカーノオンリーのアルバムは当時でも珍しかったですね。全10曲と少ないですが、91年ということだけあって定番ネタ満載のファンキーラップに仕上がっていて楽しめます。(最近から聴き始めた方には古臭く感じるかもしれませんが…) お気に入りはWARの名曲LowriderとSANTANA/Evil waysを使った明るいラテン系の1.Lowrider、WAR/HeartbeatとEW&F/On your face(QUEEN PEN/Party ain't a partyのネタ)を使ったファンキーな2.What is an american?、BPM早めのファンキーチューン3.Runnin'、ミドルテンポのファンクの4.Know what I'm sayin'、A BEGINNING OF THE END/Funky nassau、AVERAGE WHITE BAND/Cut the cake、HERBIE HANCOCK/Spank-a-lee等を使ったイケイケトラックの6.Latinos unidos、HERBIE HANCOCK/Hang up your hang-upsネタのファンキー8.Smooth roughness、JBビーツのアッパーファンキー9.Valla en paz、手弾きベース、パーカッション&フルートがカッコイイ10.No man's landです。チカーノ好きならオススメです。(03/02/22) |
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LATINO VELVET /Clique(1998) |
JAY TEEとBABY BEESHのLATINO VELVETが98年にリリースしたアルバム。K-LOUプロデュースでROGERのトークボックスをフィーチャーしたBILLY STEWART/Sitting in the parkネタのハートウォーミングな7.Raza Parkで有名なチカーノ・クラシック!メロウだけでなく良質なベイ・ファンクも堪能できるアルバムで、MALCOLM MCLAREN使いのヘビー・ファンク・トラックにCHUCK Dの声ネタをあわせた2.West Coast Radio、JOHNNY Z制作でネタ使いと思われるファンク3.Brand Nu' Playa'、K-LOUが手掛けた優しい音色のキーボードに耳を奪われるメロウ・トラックにLEVITTIをフィーチャーした12.Buzzin'、ODMが参加した80'Sネタのノリノリ・ファンク12.What You Do、これもK-LOUプロデュースで澄んだキーボードのメロウ・チューン14.Latino VelvetがGOOD!チカーノ物に抵抗がある方でもきっと気に入ることができる好盤です!オススメ!(06/11/23) |
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LATINO VELVET /Velvet City (2001) |
BABY BEESH(BABY BASH)、CISCO、JAY TEE、FROSTからなるLATINO VELVETが2001年に40 OUNCE RECORDSからリリースした2ndアルバム。プロデュースは、BOSKO、PHILLY BLUNT、DEE 4、MASSIVE、BLINKY、FERG、SHORTY B.等。2ndからCISCOと大物FROSTも参加。1st『Clique』も好盤でしたが、これもかなりの充実作!ありがちな大ネタ使いじゃないところも良いですね。D.B.A.をフィーチャーした極悪ファンクって感じの1.Holla What's Up、ゲストのE-40に完全に喰われている2. FO SHO、ブヨブヨ・シンセのベイ・ファンク3.Scrilla、LEVITTIをフィーチャーしたウネウネってしたシンセが耳を惹くファンク4.Telly、郷愁メロウの5.Don't Need No Love、夕暮れ系メロウの7.Handle My Business、GAP BAND/I don't believe you want to get up & dance(Oops!)使いの80'sファンク8.Just Because、ブヨブヨ・シンセのベイ・ファンク10.We Ride Vogues、MARY JANE GIRLSのCANDIをフィーチャーした優しげなメロウ・ナンバー11.Velvet City、郷愁感溢れるメロウ・グルーヴ12.Perk Wit Us、RAPPIN 4-TAYとCANDIをフィーチャーしたメロウ・チューン14.Candi Coated、女性コーラスがRUFUS/Sweet Thingを歌うまろやかなメロウ・ナンバー15.Crazy Loveと好曲満載。(2013/08/07) |
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L-BURNA AKA LAYZIE BONE /Thug by nature(2001) |
BONE THUGS-N-HARMONYのメンバーLAYZIE BONEが01年にリリースしたソロアルバム。ボンサグは大好きなので期待していたんですが、個人的には暗めのトラックが多く少し期待外れでした。それでもTONY TONI TONEの名曲Pillowを大胆に使った甘茶系の14.Smoke on、哀愁溢れる15.Listen、メローな16.As the rainには大満足!もっとこういう曲が欲しかったですね。DJ U-NEEKが1曲も絡んでいないのは本当に残念。彼が作る曲好きだったのに… でもボンサグ・ファンなら満足できるアルバムとは思いますので、好きな方はチェックしてみて下さい。(03/08/23) |
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LAYZIE BONE & BIZZY BONE /Bone Brothers (2005) |
ボンサグのLAYZIE BONEとBIZZY BONEのタッグによるアルバム。プロデュースは、SELF&DEENUCKA、DENNIS JOHNSON、MARLOWE T。ボンサグ関連はリリース量が膨大なんで到底ついていけないけど、中古屋で安かったらつい買っちゃうよね。これも期待していたよりは良い出来で、特に攻撃的な4. Dick Rider、MO THUGS参加の不穏な5. No Rules、LAYZIEの奥方FELICIA嬢のコーラスもナイスなメロウ・チューン7. Give It To Me、THE ISLEY BROTHERS/I Need Your Bodyを使った極上メロウ・トラックにKRAYZIE BONE&KAREEMをフィーチャーした8. Need Your Body、郷愁感漂うメロウ・グルーヴ・トラックにKRAYZIE BONEが参加した10. Hip Hop Baby、もの哀しげなトラックにKRAYZIE BONEとWISH BONEをフィーチャーし、フックの節回しがルーツ・レゲエを思い起こさせる14. EverydayがGOOD。曲によってはバラツキがあるけど、悪いアルバムじゃないと思う。(2011/10/07) |
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LEGIT /It's all in the game(1999) |
まるでGを感じさせないジャケで登場は、コロラド州デンバーで活動するLEGIT。これはLEGITの99年のアルバムですが、はっきり言ってかな〜りショボイです。しかし、1.Just another day(In the hi city)はムードのあるサックスと女性Vo.をフィーチャーした80'S R&Bテイストの極上メロウ・チューン!これはまさにミラクル(笑) 鳥肌立ちましたね。この他にも男性コーラス絡みのメロウ・ファンク8.No panniesとドラムが少しうるさいながらMEL-LOW/Make it through another dayネタでもあるCON FUNK SHUN/Love's train使いの哀愁バウンス9.Pussy catは最高です。LEGITのラップはDOMINOにかなり影響を受けている感じで、シンギング・スタイルもかなり板についてますね。この3曲しか聴けませんが、これだけで十分満足できると思います。Just another dayはマイナーG好きの間では有名な曲かもしれませんが、聴いたことない方はぜひ聴いて下さい!(04/04/03) |
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DA LENCH MOB /Guerillas In Tha Mist (1992) |
T-BONE、J-DEE、SHORTYからなるICE CUBEの舎弟トリオDA LENCH MOBが92年にリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースは、ICE CUBE、COプロデュースにT-BONE、RASHAD、MR.WOODY、CHILLY CHILL。ICE CUBEも数曲に参加して存在感をアピール。PUBLIC ENEMYとWEST COASTサウンドが融合したようなハーコーな快作で、当時のICE CUBE(含むクルー)の勢いを体感できるんじゃないかな。DIGITAL UNDERGOROUND/The Humpty Danceを完全武装したようなヘビー級ファンク2.Buck Tha Devil、SLICK RICK/Lick The Balls、PARLIAMENT/Aqua Boogie、GRAHAM CENTRAL STATION/It Ain't No Fun To Meを使ったファンキーな3.Lost In Tha System、THE MAIN INGREDIENT/California My Way、PARLIAMENT/Sir Nose D'Void Of Funkネタの鬼ドープナ6.Guerillas In Tha Mist、ファンキーな8.Ain't Got No Class、渋いネタ使いのファンキー・ナンバー10.Ankle Blues、BLACKBYRDS/Dreaming About You使いのアルバム中唯一の哀愁溢れる12.Lord Have Mercy、暗いジャングルの中のゲリラ戦をイメージさせるアウトロ13.Inside Tha Head Of a Black Manと好曲満載。間違いなくウェッサイ・クラシックと呼べるアルバムだと思う。(2011/12/29) |
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LES-"G" /Still tha same aggin(2000) |
GANGSTA LUV誌で紹介され一躍マニアの間で有名になったLES-"G"が2000年にリリースしたコンピレーションアルバム。同誌でも書かれているように全ての曲が1曲として収録されているばかりか、詳細なクレジットも無し。(このいい加減さがGラップらしさとも言えるかも…) 全体的にチキチキドラムのうえ暗めの曲が多く、10曲目のISLEY BROS./Between the sheets使いで女性Vo.が絡むSpend the nightと22曲目の哀愁系Could you be the one?が聴けた程度。奮発して定価で購入したが、期待外れでガックシ... このアルバムを聴く前に聴かないといけないアルバムは履いて捨てるほどありますので、オススメはしません。(03/02/08) |
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LETHAL /Da chosen few(2001) |
CLAYDOE,CRITICAL,SKRILLからなるオクラホマの若きGスタグループLETHALが01年にリリースしたアルバム。マイナーグループでありながらゲストにKOKANE,BROTHA LYNCH HUNG,DEVIN,YUKMOUTH,LEVITTIと豪華!おまけにMIKE MOSLEYがアルバムの約半分をプロデュース。全体的に暗めな曲が多いものの、タイトなプロダクションでかなり聴かせてくれます。特にオススメは、MIKE MOSLEY製作の男性Vo.をフィーチャーした哀愁系の11.Gangsta lifeと15.Lil' homie、哀愁漂うピアノが印象的なトラックにウェッサイ系の客演シンガーLEVITTIをフィーチャーした17.Get high、もの哀しい19.New clothez、KOKANEをフィーチャーしたブルージーな20.Ni**az wanna rideです。爽やか系が好きな方には少しキツイかもしれませんが、SOUTH系が好きな方なら聴く価値はあると思います。(03/06/01) |
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LETHAL T&THE OUTCAST /Death by lethal's injection(1994) |
テキサス州サンアントニオを根城にするGラップチームLETHAL T&THE OUTCASTが94年にリリースしたアルバム。GANGSTA LUV誌GONZOSTA師が絶賛していたとおり、これは傑作です!怪しいイントロに続いてダークな2.Ready for the gankinからやられます!哀愁メローの4.My tongue's the trigger、スムーズ&メローの5.Hell express、切ないギターが印象的な8.Caught up、メランコリックな11.Triggerman等傑作多し!ぜひ見つけて聴いてください! |
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LEVEL 6 /Who be da dopest?(12)(1995) |
93年に名盤『Life-n-a-day』を発表したCHOCOLATEがプロデュースしたグループ"LEVEL
6"が95年にリリースした12シングル。収録曲は、A1.Who
be da dopest?(LP)、A1.Who be da dopest?(RADIO)、A1.Who
be da dopest?(INST)、B1.Who be da dopest?(Unplugged
remix)、B2.Serve da mic。 Who be da dopest?はTOP AUTHORITY/Never know whenや20-2-LIFE/Playa hatasのネタで知られるAVERAGE WHITE BAND/For a love of your ownを使った鬼哀愁曲!Serve da micもスペーシーなキーボードが絡む佳曲。アルバムがリリースされなかったのが本当に残念でなりません... CDシングルもあるので見つけたらぜひGETして下さい!(04/08/21) |
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LIFESTYL /Deep in the game(1997) |
テキサスのチカーノ・デュオLIFESTYLが97年にリリースしたアルバム。ジャケ買いしたアルバムですが、暗〜いトラックばかりでかなり期待外れでした… 確かにもの哀しいピアノ印象的なトラックに男女Vo.をフィーチャーした4.O baby、浮遊感あるトラックがナイスな5.Confianza、TIMEX SOCIAL CLUB/Rumorsネタの8.Hatersは好みなんですが…通して聴くにはかなりつらいです。熱烈なチカーノ・フリーク以外にはオススメできません。(04/04/10) |
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LIGHTER SHADE OF BROWN /Layin' in the cut(1994) |
ODMとDTTXの人気チカーノ・デュオLIGHTER SHADE OF BROWNが94年にリリースした3rdアルバム。このアルバムはリリース当時POP過ぎるだとかHIPHOPを感じられないとかとHIPHOP通気取りの評論家に酷評されていましたが、そんなことは今のファンには関係ないですね。HIPHOPには色々な楽しみ方がありますからね。このアルバムはCALI LIFE STYLEの1stと同様に大ネタ満載で誰にでも親しみやすい内容に仕上がっています。1.Dip into my rideではCON FUNK SHUN/By your sideを使ったメロウ・ミディアム、5.Playin' in the shadeはKOOL&THE GANG/Too hotを使ったフロア・チューン、6.If you wanna groove(Radio remix)はBAR-KAYS/Move your boogie bodyネタの分かりやすいファンク、7.I like itはCAMEO/She's strangeを使ったトラックに原曲に忠実なコーラスをフィーチャー、8.Things ain't the sameはJAMMIN' JAMES CARTERプロデュースで大好きなEVELYN"CHAMPAGNE"KINGの名曲I think my heart is tellingを使った鬼哀愁曲!(この曲だけネタのクレジットがないのはなぜ?)、11.Hey D.J.はTHE WORLD'S FAMOUS SUPREME TEAM/Hey D.J.のカバーでもはや知らない人はいない必殺フロア・チューン!って具合です。チカーノ&WEST入門アルバムにはまさにうってつけのアルバムと言えます。(04/09/18) |
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LIL' BLACK /We all gone die (1999) |
テキサスのCKC(CILLER KLAN CLICK)のメンバーLIL' BLACKが99年にPIT BULL RECORDSからリリースしたアルバム。マイナーG-RAPのなかでは有名なアルバムで、2 PAC/I ain't mad at you使いの11.I ain't mad at you,PACを収録していることで人気がありますね。トータルでもかなり完成度高く、特にゆったりとしたトラックに男性コーラスが絡む3.Keep movin'、LIL KEKE参加の浮遊感漂うレイドバック・チューン4.Paper first、GUY/Let's chill使いの80'Sメロウ5.Let's chill、メロウ・ファンクの6.Million dollar dream、ネタ使いと思われる80'Sテイストのメロウ14.Wish you were alive、男女コーラス絡みの切ないタイトル曲16.がお気に入り。(2014/09/07) |
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LIL' BLACK /Around The World In A Day (2000) |
『We all gone die』が人気のテキサスのLIL' BLACKが2000年にリリースしたアルバム。バラエティに富んだ内容の充実作で、特にノリノリなパーティ・ナンバー4.If You Wanna Party、2 PAC/California LoveネタのトラックにSTRAITをフィーチャーした5.3rd Coast Rock、GAP BAND/Burn Rubber On Me使いのファンク・トラックにT BABYのコーラスが絡む6.Why You Wanna Hurt Me Girl、定番CLUB NOUVEAU/Why you treat me so bad使いの7.Around The World In A Day、フュージョンぽいサックスも絡む心温まるメロウ・チューン9.Never Let You Go、ファンキーなギターが耳を惹く10.My Message To A Dyin' World、優しげなピアノのメロディにうっとりする12.O.G.'s、南部風情溢れる哀愁ナンバー15.Come Down Come ThroughがGOOD。誰にでもオススメできるアルバムの一つです。(2013/12/27) |
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LIL BLACKY /Big ballin(2000) |
チカーノラッパーLIL BLACKYが2000年にリリースしたアルバム。このラッパーについては詳しいことは知りませんが、リリース当時BMR誌で紹介されていましたね。なかなか分かりやすいトラックが多くてGOODです!ZAPP/So ruff,so tuffネタのノリノリFUNKにトークボックスが絡むタイトル曲1.、SURFACEの名曲Happy(素晴らしい曲です!)使いのメロ〜な2.Only you、P系ビートにスペーシーな上物が気持ちいい3.Chosen few、ABOVE THE LAWの名曲Black supermanを使った哀愁ピーヒャラファンクの5.Super baller、スクラッチ&ブリブリシンセで構成された上物が面白いウェッサイファンクの7.Locked and loaded、ハートウォーミングな8.Some body pleaseと11.Lowrider girl、PATRICE RUSHEN/Remind meネタの12.Summer time等アルバム1枚通してサラリと聴き終えることができます。メローやノリノリなウェッサイ物が好きな方ならバッチリだと思います。(03/03/01) |
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LIL BUD&TIZONE /Gonna let u know(12)(1997) |
KEITH SWEATのアルバムにフィーチャリングされていたTIZONEが相棒LIL BUDと組んでリリースした12シングル。エグゼクティブ・プロデューサーはKEITH SWEATが務めており、曲自体もKEITHマナーのメロウ・グルーヴ!しかもKEITHの歌も入っているとなれば、ファンなら聴き逃せませんね!アルバム『Ghetto wayz』もリリースされているとのこと。ぜひ聴いてみたいですね。(04/11/20) |
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LIL CHILL /Ain't No Luv Lost(1995) |
コンプトンのLIL CHILLが95年にリリースしたアルバム。Gフリークには有名すぎるアルバムですね。今更ながら、やっと購入。寂しげな2.Raised In The Hub(City Of Compton)、郷愁を感じるトラックに女性コーラスが絡む5.I Won't Go Down、ピーヒャラ・シンセがナイスな哀愁系7.Ain't No Luv Lostが気に入りました。正直、期待が大きかっただけに、少し物足りなさを感じましたが、哀愁系が好物なら聴いておきたいアルバムでしょう。(07/03/24) |
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LIL' C-STYLE /Blacc balled(2004) |
ロングビーチのLIL' C-STYLEが04年にリリースしたアルバム。プロデュースは、FREDWRECK、SOOPAFLY、C-O、E.P.。渋い語り口のラッパーで、それに合わせてか渋目の曲中心の構成となってますね。お気に入りは、QUIC TA MAC&DAZをフィーチャーした疾走感溢れるハード・ナンバー4.Bounce yo ridahz、C-OとSOOPAFLYプロデュースでファンク・ビートに寂しげなキーボード、重たいベースラインをあわせた7.Who got some gangsta gansgta shit2、PARLIAMENT/Aqua boogie使いのTOO SHORT/Dead or aliveをネタにした10.Heard it waz a rumor、E.P.によるKANYE風早回しも取り入れたメロウ・チューン12.A dedicated rapです。この渋さは好き嫌い分かれるところですが、DPGフリークなら十分満足できるのではないでしょうか。(05/04/23) |
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LIL FLIP /Underground legend(2002) |
H-TOWNのアンダーグラウンド・ラッパーLIL FLIPが02年にリリースした2ndアルバム。フリースタイルでその名を轟かせたというだけあってラップは中々聴かせるものがあります。前半は少しキツイかなって感じでしたが、後半はかなり充実してますね。特に哀愁ピアノ&ギターが染みわたる10.Make mama proud、JUVENILEをフィーチャーしたファンキーな11.I can do dat(remix)、ISLEY BROS.の甘茶クラシック"I need your body"をサンプル(というかカバー!?)した甘茶メロ〜な12.Tonight(ベストトラック!)、2PAC/Dear mamaネタのJOE SAMPLE/In my wildest dreamsのメロディーを弾き直した(サンプル?)哀愁溢れるトラックにBIZZY BONEをフィーチャーした15.R.I.P.screwはマジで最高です!積極的にオススメしませんが、その4曲は聴いて損はないと思います。(03/03/23) |
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LIL' FLIP /U Gotta Feel Me(2004) |
H-TOWNのLIL' FLIPが04年にリリースした2枚組みアルバム。LIL' FLIPの人気を決定付けたアルバムですね。ゲーム音入りのGame Over、ネタ使いと思われる郷愁感あるメロウ・チューンSun Don't Shine、LEA嬢のチャーミングなコーラス入りのメロウ・チューンSunshine、ISAAC HAYES/Breakthroughのビート使いのメロウ・トラックにBUTCH CASSIDYをフィーチャーしたU Neva Knowあたりはかなり気に入ったんですが、残りはかなり微妙・・・ 無理して2枚組みにすることなかったんじゃないかというのが素直な感想。(06/06/03) |
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LIL' FLIP /I Need Mine (2005) |
H-TOWNのLIL' FLIPが2005年にリリースしたアルバム。プロデュースは、CARNIVAL BEATZ、MEL BEATZ、THE SYNPHONY、SCOTT STORCH、FYNGAZ、DJ PAUL&JUICY"J"、RUSSELL ROCKWELL等。後に回収されて、2枚組にボリュームアップされて再リリースされていますね。まあ、メジャー感に溢れるソツのない手堅い内容で、もの哀しげなピアノが効いたトラックにLYFE JENNINGSの歌も雰囲気を引き立てる5.Ghetto Mindstate、故NATE DOGG(R.I.P.)をフィーチャーした完全に西仕様なファンク6.Take You There、主役を完全に喰ったZ-ROの存在感がヤバいメロウ・グルーヴ7.Sorry Lil' Mama、レゲエVo.をフィーチャーしたファンキーな9.Tell Me、グルーヴィーでファンキーな11.Addicted(Mary Jane)、WILLIE HUTCH/Overture Of Foxy BrownネタのSOUL感溢れる17.I Just Wanna Tell U、寂しげなアコギのメロディが耳を惹く19.I Need 2 Find My Wayあたりがお気に入り。でも、ほとんどが再リリース盤に収録されているんで、買うならそっちかな。(2011/09/24) |
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LIL' FLIP /I Need Mine (2007) |
H-TOWNのLIL' FLIPが2005年にリリースしたアルバム『I Need Mine』の再リリース盤。一旦回収された後、豪華2枚組になって登場しているけど、ボリューム多すぎだね、かなり気合を入れないと聴けないかな。プロデュースは、CARNIVAL BEATZ、MEL BEATZ、THE SYNPHONY、SCOTT STORCH、FYNGAZ、DJ PAUL&JUICY"J"、RUSSELL ROCKWELL等。DISC 1では、もの哀しげなピアノが効いたトラックにLYFE JENNINGSの歌も雰囲気を引き立てる4.Ghetto Mindstate(Can't Get Away)、MYAのコケティッシュな歌も魅力的なフロア向けのノリノリな8.Flippin、グルーヴィーでファンキーな9.Addicted(Mary Jane)、寂しげなアコギのメロディが耳を惹く11.Find My Way、小気味良いビートにハートウォーミングなメロディの12.Single Mother、WILLIE HUTCH/Overture Of Foxy BrownネタのSOUL感溢れる15.I Just Wanna Tell U、主役を完全に喰ったZ-ROの存在感がヤバいメロウ・グルーヴ17.Sorry Lil' Mama、故NATE DOGG(R.I.P.)をフィーチャーした完全に西仕様なファンク19.Take You There、DISC 2では、BIG SHASTAをフィーチャーした寂しげだけどグルーヴィーな1.We Go Make It Out Da Hood、クラップ・ビートがナイスで、シンプルなのが逆に魅力的な3.Hustle、YUKMOUTHをフィーチャーした郷愁感溢れるメロウ・ナンバー5.Stay Ballin'、レゲエVo.をフィーチャーしたファンキーな7.Tell Me、ハードな味付けだけどもの哀しさも感じられる13.Family Traditionあたりがお気に入り。良いアルバムだと思うけど、やっぱ詰め込みすぎだな。2枚組にする必要はどこにもないかな。(2012/03/07) |
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LIL 1/2 DEAD /The dead has arisen(1994) |
94年にリリーされた"半分死んじゃった男"LIL 1/2 DEADのアルバム。プロデュースはDJ QUIKやSYLK SMOOVでの仕事で知られるCOURTNEY BRANCH&TRACY KENDRICKが全曲担当。ゲストにはAMG,CHILL(OF CMW),X-CON,HOSTYLEでギター&ベースにはお馴染みROBERT FONKSTA BACON!このアルバムはG-FUNKを語る上で外せない大傑作だと思います。1曲目のHad to be a hustlerから2.12pacofdoja、AMG,CHILLゲストの3.Stz'll got itと続く哀愁系にノックアウト!さらにもの哀しい5.Still on a mission、ブリブリシンセ&ヘビービートが激ファンキーな8.That dope nigga 1/2 dead、ピーヒャラシンセに甘茶系のネタが絶妙な9.Eastside,westside(思わずソファーでむせび泣き...)、これまた有名SOULネタ使用の哀愁溢れる11.That's what you get、アップテンポのファンキーナンバー13.You know me、そしてラストはP-FUNKネタの哀愁メローファンクのDeadicatedまでサイコー!の一言。これだけ充実したアルバムは数える程度しかないと思います。必聴!!!(03/02/08) |
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LIL 1/2 DEAD /Steel on a mission(1996) |
94年の傑作デビューアルバムから2年を経てリリースしたLIL 1/2 DEADの2ndアルバム。ウェッサイG-FUNKを語る上でこのアルバムも絶対に外すことはできないですね。全10曲と少ないですがほとんど全曲玉乱です!(個人的に9.Gotta git chaだけはNGでした) 特にお気に入りなのはシングルにもなったメロ〜な3.Southern girl、泣きのピーヒャラシンセが胸を打つ4.Back in the day、アップテンポの哀愁ナンバー6.Young HD、メロ〜な7.If you don't knowです。細かいことは言いません。未聴の方は見つけたら迷わずGET!!!(03/08/30) |
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LIL HOLLYWOOD (aka TREE) /Real life stories(2004) |
オハイオ州コロンバスのTREE aka LIL HOLLYWOODが04年にリリースしたアルバム。ほとんど自家製トラックなんですが、かなりしっかりしており、また、ラップもなかなか上手いですね。女性コーラスが絡んだちょいメロウな西風ファンク3.Do You、BABYが参加した男性コーラス絡みのノリノリ・メロウ・バウンスの5.Star Studded、落ち着いたメロウ・チューン8.Y'all Don't Want That Shit、PRINCE/If I was your girlfriendネタの10.Boyfriend、ハートウォーミングな14.Oh la La、カッティング・ギターを活かしたメロウ・グルーヴ17.Mean Muggin'、KEITH SWEATかR.KELLYのトラック使いと思われるメロウなアウトロ19.Outro、シングル・カットされたHot shitのリミックスでLIL' WAYNEをフィーチャーしたアゲアゲな20.Hot shit(Remix)が気に入りました。付属のDVDでは、サブ・ラッパーとして参加しているLIL HOLLYWOODの彼女MS.CRISSのダイナマイト・バディや貫禄たっぷりなLIL' WAYNEの姿も見れます。サウスのHIPHOP好きならオススメできるアルバムです。(05/10/22) |
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LIL KEKE /Don't mess wit texas(1997) |
H-TOWNの首領LIL KEKEが97年にリリースしたデビュー・アルバム。もう今さら説明することもない名盤中の名盤で、H-TOWNクラシックというよりはG-RAPクラシック。哀愁・メロウの曲が多く、しかも、その全てがずば抜けて素晴らしく、特に男性シンガーPHAZとMADD HATTAをフィーチャーした清々しいメロウ・チューン2.Don't You Know、H-TOWN流G-FUNKともいえる極上のメロウ・ファンク・トラックに3-2が参加した4.Something About the Southside、CON FUNK SHUN/Loves Trainネタのメロウ・トラックにDUKE、MIKE Dをフィーチャーし、さらにBIG MOEがフックで喉を振るわす6.Serious Smoke、ネタ名は忘れたがメロウな9.Bounce and Turn、定番メロウ・ネタFLOATERS/Float On使いの10.If You Wanna、ネタ使いと思われる寂しげな12.We Bust Back、AL-Dと故FAT PATが参加した気持ち良すぎるメロウ・チューン13.Can You Feel Meがお気に入りです。メジャー再リリース盤の『The commission』とダブる曲が多いですが、『The commission』には未収録の曲も結構あるのでGフリークなら必聴の一枚でしょう!(06/03/03) |
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LIL KEKE /The commission(1998) |
H-TOWNの首領LIL KEKEが98年にリリースしたデビューアルバム(メジャー再リリース盤)。もはや説明不要の名盤ですねこれは!全14曲ほとんど捨曲なし! 切ない2.Baller in the mix、メロウな3.Gettin' paid、4.Pimps, players&hustlas、6.Don't you know、R&Bネタの8.Fo sure等々… これ聴かないで何聴くの!? って感じで個人的にはE.S.G./Sailin' da southと並ぶH-TOWNクラシック! G好きなら聴いて当たり前!(04/03/06) |
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LIL KEKE /It was all a dream(1999) |
LIL KEKEが99年にリリースしたアルバム。『Don't mess wit texas』、『The commission』と並んでクラシックとされる名盤中の名盤!完成度がハンパないですね。80'Sネタと思われる男性コーラス絡みのグルーヴィーな1.Goodpart、透き通る様なキーボードが耳を惹くメロウ・チューン3.Money Money、BIG HAWKとDSDをフィーチャーした心地良すぎるメロウ・グルーヴ5.Superstars、ちょっとポップ過ぎるがダンス・クラシック・ネタを使用したノリノリな7.Until We Reach The Top、タイトなビートに郷愁感溢れるメロディの9.Everyday Allday、CRAZY参加の寂しげな11.When We Ride、WHODINI/FriendsとMC SHAN/Left Me Lonelyのクラシックを上手く合わせたトラック上でCL'CHEとマイクを回す13.Do You Wanna Ride、おそらく80'Sネタの16.Shops And Bopsがお気に入りです。G好きなら聴いて当然の基本盤!(06/03/11) |
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LIL KEKE /Peepin in my window(Screwed)(2001) |
テキサスを代表するラッパーに成長したLIL KEKEが01年にリリースしたアルバムPeepin in my windowのScrewedバージョン。個人的にScrewedはそれ程好きではないですね。でも楽曲がかなりレベル高く、特に故FAT PATをフィーチャーしたメローな1.Can u feel me、これまた鬼メローな2.Everyday、もの哀しい5.When we ride、哀愁溢れる8.Fo' so、ISLEY風な9.It's gonna be alrightは最高ですね。ひとつ言えることは曲が良ければScrewedでもそれほど気にならないということでしょうか。でも買うならノーマルバージョンを断然オススメしますけど。(03/01/16) |
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LIL KEKE /Birds fly south(2002) |
LIL KEKEが02年にリリースしたアルバム。これはSCREW盤を含む2枚組みです。『Don't mess wit texas』、『The commission』、『It was all a dream』と比べると酷ですが、充実した内容で、特に男性コーラスも雰囲気を醸し出す夕暮れ系トラックにRALLY BOYS&KOTTONMOUTHをフィーチャーした2.Ballin'、静けさ漂うキーボードが耳を惹く7.Dreamin、ナイス・ドラムのファンキー・チューン10.I'm a G、まろやかなギターの音色が染み渡り、BIG Tの歌も添えた11.Love and Understood、SHIMA参加のメロウ・グルーヴ12.Smoke With Meがお気に入りです。LIL KEKEフリークのみならずH-TOWN好きなら聴くべきアルバムでしょう。(06/03/25) |
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LIL KEKE /Platinum in da ghetto(2001) |
テキサスの若きボスLIL KEKEが01年にリリースしたアルバム。テキサス物のアルバムでは名前を見ないことが無いくらい相当な人気です。実力もさる事ながら楽曲もハイレベル。ALEXANDER O'NEALネタの哀愁アッパーのタイトル曲2.から惹き付けられます。8BALLをフィーチャーしたバウンシーな6.Callin my name、ウェッサイFUNK風の8.Pyrex shakin'、どことなくミステリアスなファンキーチューン9.Where da south at?、もの哀しい14.Where my dog at、女性Vo.をフィーチャーしたR&Bフレイバー溢れるメローな17.What i wanna do(ベストトラック!)がお気に入りです。でもこれまでのアルバムと比べるとメロー度数が少し減ったのが残念なです。できれば過去のアルバムから聴くのをオススメします。(03/02/01) |
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LIL KEKE /Loved By Few Hated By Many (2008) |
テキサスの若きボスと呼ばれていたが、今や重鎮といっても過言ではないベテランMC"LIL KEKE"が2008年にリリースしたアルバム。プロデュースは、MR.LEE、J-KUT、MR.BANGLADESH、XFYLE、BRUCE BANG等。久々のメジャー・アルバムということで、なかなか充実しており、特にもの物哀しげな2.Boss、PAUL WALLの奥方CRYS WALLの寂しげなコーラスも雰囲気を引き立てる悲しみに満ちた4.Miss My Boyz、暗くどんよりした6.I'm A G、胸を打つ感動的なトラックに寂しげな男声シンガーBLAKのコーラスもマッチした7.What's It Made For、オートチューンをフィーチャーした哀愁漂う8.Phenomenal、G-FUNK的な雰囲気を醸し出す哀愁系の10.Suga Daddy、電子音に被さるピアノが耳を惹く12.Scholarships 2 The Penあたりがお気に入り。普通に良いアルバムだね。テキサス・フリーク以外でもきっといけるはず。(2010/10/13) |
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LIL KEKE&SLIM THUG /The big unit(2003) |
H-TOWNの首領LIL KEKEと全国区でのブレイクが予想されるSLIM THUGの強力タッグが03年にNODFACTOR/RAP-A-LOTから放ったアルバム。プロデュースは、MR.LEEとMIKE DEAN(2曲のみ共同プロデュース)、ゲストには8BALL、BUN-B、TELA等。このアルバムにはかなり期待していたんですが、哀愁・メロウもかなり少なく、また、ファンキー系にも良いものが少なくてかなりガッカリ… 確かにMIKE DEANが制作に絡み、男性Vo.のLATE NITEをフィーチャーしたゆったりテンポのメロウ・グルーヴ15.This how we doやファンキーな3.Ain't nothin like、4.Southern niggaはかなり気に入ったんですが、ほんとこれだけって感じです。MR.LEEの仕事もどこか中途半端な感じがしますね。熱心なH-TOWNフリーク向けだと思います。(05/03/12) |
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LIL MAC /From the cracks to the stacks(2000) |
ヒューストンのLIL MACが2000年にLOCKDOWN RECORDSからリリースしたアルバム。H-TOWNフリークの間では結構人気があるアルバムですね。ベストは、これ使われると弱い定番ネタDENEICE WILLIAMS/Free使いの11.Ball till I fall。CHADの歌もGOOD!これ以外には、派手なウワモノにスペーシーなキーボードを合わせたノリノリ・ファンキー・トラックにラガMCも参加した4.Rise to shine、BOZ SCAGS/Low downをモチーフにしたメロウ・トラックにLIL KEKE&SLIM THUGをフィーチャーした5.Parlay till dawn、なごみ系トラックにBILLY COOKをフィーチャーした14.Fool fo youが気に入りました。捨て曲も結構ありますが、聴いて損はないといえるでしょう。(05/08/06) |
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LIL MAC /It's my turn(2002) |
H-TOWNの中堅ラッパーLIL MACが02年にLOCKDOWN RECORDSからリリースしたアルバム。プロデュースは、JOE TRACKS、SHAWN、HYDRO。正直パッとしない内容で、SKYYをフィーチャーした郷愁系の6.Grindin'、落ち着いたソウルフル・ナンバーの7.All or Nuthin、CHOCOLATE TY&KAMILE参加の哀愁スロウ11.Thug Thangの3曲以外は、イマイチ満足できませんでした。熱心なH-TOWNフリーク向けだと思います。最初に聴くなら2000年の『From the cracks to the stacks』をオススメします。(05/10/15) |
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LIL MILT /Brangin' sum(2000) |
テネシー州ナッシュビルのLIL MILTが2000年にリリースした2ndアルバム。PLAYA G絡みの1stアルバム『Prophecy』がGラップ・フリークの絶大な支持を受けていますが、この2ndにはPLAYA Gの参加はなし。全体的にダーク系トラックが多く、しかも良い曲が少なくてガッカリ... 強いて言えばファンキー・ビートに哀愁ピアノが絡む7.Will I end upとダークで重たいピアノがカッコイイ11.Pop popの2曲が気に入りました。いずれにしても余程のサウス・フリーク以外にはオススメしません。(04/01/17) |
| LIL NUT /Awl damn(12)(2003) |
インディアナポリスのLIL NUTが03年にリリースしたアルバム『Wear I live』からの3曲入り12シングル。収録曲は、Awl damn、Holla yeah、Damn thang。Awl damnは渋めのファンキー・チューン。まずまずの出来。Holla yeahは、重たいビートとピアノが印象的なもの哀しいトラックに8BALL&MJGをフィーチャーした佳曲。Damn thangは寂しげなメロディが耳を惹く好曲で哀愁感を引き出す男性コーラスもGOOD!アルバム『Wear I live』は正直微妙なんですが、Damn thangやHolla yeah等いくつかは好曲収録されていますので、チェックして損はないでしょう。(06/02/18) | |
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LIL O /Blood Money(1999) |
H-TOWNのLIL Oが99年にリリースした1stアルバムの再発盤。人気皿でしたので再発は嬉しいところ。メロウ系は、MR.3-2、故HAWK、BIG MOE、SLIKK BREAZEをフィーチャーした哀愁ピアノが耳を惹く3.Playas Get Chose、RONNIE SPENCERの歌もバッチリな人気メロウ・チューン7.Try、DANA嬢のコーラス入りのスペーシー・メロウ12.When God Made You、BILLY COOKをフィーチャーしたメロウ・ナンバー15.The Truthと充実しているのですが、他は中途半端なできでちょっと残念。UGK参加曲もイマイチ・・・ まあ、それでもH-TOWN好きなら購入して損はないアルバムといえます。(06/12/26) |
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LIL' O /Da fat rat wit da cheeze(2001) |
H-TOWNのLIL' Oが01年にATLANTIC RECORDSからリリースした2ndアルバム。メジャーリリースのH-TOWN物の中でも充実した好盤で、とりわけ哀愁・メロウ系が素晴らしいです!ピアノの調べに心落ち着くメロウ・チューン7.Ooh wee、BIG MOEの歌声もバッチリはまったハートウォーミングな8.Slow down、SLIM THUGとBIG Tをフィーチャーしたボコーダー入りのノリノリ・チューン10.We ain't broke no mo、男性コーラス絡みの美メロな15.I wonder whyアップテンポのメロウ・グルーヴ16.Hold it down、ソウルフルなトラックに3-2、HAWK、BIG MOE、SLIKK BREAZEが参加した17.Playas get chose、BILLY COOKをフィーチャーしたメロウ・チューン19.My loved onesが特に気に入りました。哀愁・メロウ・フリークなら基本といえる一枚でしょう!(05/04/30) |
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LIL O /Food on tha table(2003) |
H-TOWNのLIL Oが03年にGAME FACEからリリースした3rdアルバム。安定した好盤をリリースしているLIL Oですが、この3rdも充実した内容で大満足!ベスト・トラックは、どことなくISLEY BROTHERSを思い出させる鬼哀愁歌10.It Can't Rain 4 Everと早回し系のソウルフルな17.Thankfulの2曲。他にはRACHEL嬢のVo.入りの哀愁溢れる1.Food On Tha Table Pt.1、寂しげな3.If I Could Then I Would、サザン・フレイヴァ溢れるメロウ・チューン8.Do You Think About Me、HAWK、BIG MOE、3-2をフィーチャーしたメロウな11.Playas Still Get Chose、PARLIAMENT/Aqua boogieネタのファンク・トラックにHAWKとBIG POKEYが参加した12.Let's Get F*cked UpもGOOD。H-TOWN好きならぜひとも聴いて欲しいアルバムです。(06/03/18) |
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LIL O /My Struggle My Hustle : The Lost Tapes(2006) |
H-TOWNのLIL Oが95〜96年頃に録音した音源をリリース。解説によるとこれが1stアルバムとなる予定だったとのこと。これがリリースされていれば話題となっていたかもしれないですね〜。かなりの好曲揃いで、特にメロウ・グルーヴの2.When Push Comes 2 Shove、最近話題となったDESTINY'S CHILDをフィーチャーしたLOOSE ENDS/Hanging on a stringネタの80'sメロウ3.Can't Stop、静けさ漂うキーボードが耳を惹く11.Ozs N Keys、寂しげな12.Daddy Wasn't There、WILLIE Dを迎えた郷愁メロウ13.That's Why、これもDESTINY'S CHILDが参加したまろやかメロウ14.Love Don't Loveとメロウ系が充実!H-TOWNフリークやメロウ・フリークなら要チェックでしょう!(06/12/26) |
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LIL' RAW /Livin' raw(2000) |
ミルウォーキーのD&D RECORDSから2000年にリリースされたLIL' RAWのアルバム。ゲストにはKINGPIN SKINNY PIMP、BAD AZZ、C-LIM。このアルバム話題になっているのを見かけたことがないですが、かなり哀愁系が充実している好盤です。特に全体の3/4を手掛けるBLACK BEAUTYの曲が最高!雷のイントロから始まる狂おしくも切ない4.Thank you、BAD AZZをフィーチャーした夕暮れ系の6.Land of the kill、80'Sテイスト溢れるアップテンポの7.Rolla outa、C-LIMと女性Vo.が参加した80'Sメロウの8.Rollin'、郷愁を誘うメロディの10.Ride out、小気味良いビートのメロウ・グルーヴ11.Kinda coolあたりがお気に入りです。しかし後半4曲はF.O.Dなるやつが手掛けており、これがまたトホホな出来... 全体の流れが良かっただけにほんと残念!でもLIL' RAWのBROTHA LYNCH HUNG系早口ラッピンもかなりカッコ良く、前述の曲も良い出来なので哀愁好きはぜひチェックして下さい!(04/10/16) |
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LIL RIC /Wicked streets(1996) |
初期NO LIMITで活躍したLIL RICが96年にリリースした2ndアルバム。この2ndからはMASTER Pと仲違いしてかプロデュースには全くPは関わっていません。P抜きでも"ここまで出来るぜ!"と意地を見せてか中々の充実作に仕上がってます。聴けない曲はほとんど無く、特にお気に入りは、初期NO LIMITを支えたLARRY DEE制作のタイトルどおりCRUSADERS/Street lifeのフレーズをフィーチャーした哀愁溢れる5.Street life、MIKE MOSELYプロデュースの浮遊感漂うタイトル曲6.、LARRY DEEも関わった哀愁を帯びたスペーシーなキーボードが耳に残る7.Groove wit me、男性Vo.が絡んだメロー・ファンクの9.Funk flow、B-LEGITをフィーチャーした哀愁ファンクの14.Don't stopです。他にもK-LOU絡みのファンク等の良い曲が収録されていますのでオススメできるアルバムです。(03/03/30) |
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LIL RIC /It's Like Armageddon (1998) |
初期NO LIMITで活躍したLIL RICが98年にC-BOのAWOL/NOO TRYBE RECORDSからリリースした3rdアルバム。プロデュースは、ONE DROP SCOTT、LIL RIC、J-CUTT等。この頃のAWOLは大量生産時期で似たり寄ったりの曲ばかりで面白味に欠ける作品が多く、このアルバムも似たような暗めのトラックが続いてかなり滅入るね。KAVEOをフィーチャーしたダーク・ファンクの3.Go Getta、LOOSE END/Hangin' On A Stringネタの7.Ghetto Mode、背後から襲われそうな雰囲気のダーク・ナンバー8.Shake 'Em Up、ブヨブヨ・シンセ入りのもの悲しい20.High Til I Dizieくらいしか気に入らなかったですね。余程のマニア以外は手を出さないほうが無難かも。(2011/04/15) |
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LIL ROB /High till I die(Remix2000)(2000) |
2000年にリリースされたLIL ROBのアルバム。他のアルバムを聴いたこがないのですが、このアルバムに限っては少々パンチ不足な気がしました。確かに男性Vo.を絡めた哀愁溢れるスロウのタイトル曲3.やオールディーズ・ネタのハートウォーミングな6.La cantina、哀愁ファンクの7.Let me flyはかなり気に入りましたが、残りはオールドスクール・クラシックのNEWCLEUS/Jam on itをネタにした5.Wickie wickedが気になったくらい。LIL ROBはアルバムを結構リリースしているみたいなので、このアルバムだけで判断は出来ませんが、これは初心者にはあまりオススメできない内容だと思います。(04/02/21) |
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LIL ROB /Neighborhood music(2004) |
サンディエゴで活動するチカーノの大物LIL ROBが04年にリリースした新作。今っぽいトラックが多いながら、チカーノらしいメロウな曲が聴きどころの好盤に仕上がっています。EVELYN"CHAMPAGNE"KING/I think my heart is tellingをBPM上げて使ったメロウ・トラックが素晴らしいタイトル曲3.、ハートウォーミングなギターの音色が染み渡る7.Just one of your kisses、男性コーラス絡みの絶品メロウ・ミディアム9.It's my life、FINGAZのトークボックスも冴え渡るファンク・チューン11.We don't playが特にお気に入りです。メロウな曲はNB RIDAZ等で聴けるチカーノ特有の甘ったるさはさほどしないので、甘いのが苦手な方でも十分イケるでしょう。でも個人的にチカーノで定番のオールディーズ・ネタはかなり苦手ですね... (SWEET SOULネタなら大好きなんですが) (04/08/14) |
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LIL SIN /The Greatest Flames(2006) |
SCREWED UP CLICK(S.U.C)のLIL SINが06年にリリースしたベスト盤。LIL SINのアルバムは全く聴いたことがなかったので、ベスト盤から聴いてみようと思い購入したんですが、流石S.U.C.ホント充実していて脱帽!スペーシーなシンセがナイスなメロウ2.Mama、優しげなメロディのトラックにBILLY COOKの歌もハマる4.Platinum Plaques、一昔前のアンビエント・ハウスを思い起こさせる静けさ漂うキーボードが印象的なトラックに女性コーラスもマッチした8.Mind Keeps Wondering、しっとりとしたスロウ10.38 Reasons、R&Bマナーのスロウ・トラックにDEVINと熱い歌を聴かせる男性ボーカルをフィーチャーした12.Sex、これもR&Bマナーのスロウ・トラックにLADY LUNATICとSLIM THUGが参加した14.Smokeとメロウ系が充実しています。アルバム全て持っている方には不要ですが、LIL SINを聴こうと思っている方にはうってつけのアルバムです。(07/09/01) |
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LIL SISCO & E.S.G. /Gorilla Grindin Vol.3(2008) |
テキサスのLIL SISCOとE.S.G.監修によるアルバム。これもストリート・アルバム的なもので、オリジナルのトラックかどうかは不明ですが、安さに惹かれて購入してみました。それほど大した内容ではないですが、ギターが耳を惹くロック路線の2.Block Boyz、オールドスクールルネタの8.Acting Bad On 84's、R&Bテイストの切ないスロウ・トラックの10.South Side Holdingはかなり気に入っています。興味がある方は聴いてみて下さい。(08/05/02) |
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LIL SLIM /Powder shop(1994) |
CASH MONEY RECORDSから94年にリリースされたLIL SLIMの6曲入りミニアルバム。プロデュースはモチロンMANNIE FRESHでゲストはB-32、P*M*W、PIMP DADDY。軽めの声質ですが軽快なラップを聴かせてくれ、トラックは彼のスムーズなフロウに合わせてか少しBPM早めが多いです。お気に入りは(多分)HERBIE HANCOCK/Water melon man使いのファンキーな3.Ho's I used 2 sweatU、物哀しいピーヒャラシンセが印象的な4.True to tha games!!、ドラムにベースラインだけのシンプルなOLD SCHOOL風ファンキーシットのタイトル曲5.、有名ネタを使った少し暗めの哀愁系6.Blunt after bluntです。曲数が少ないのが残念なところです。(03/04/06) |
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LIL WAYNE /Tha block is hot(1999) |
LIL WAYNEが99年にリリースしたアルバム。CASH MONEYフリーク、サウス・フリークには定番中の定番アルバムですね。MANNIE FRESHのバラエティに富んだトラック満載で、B.G.参加のメロウ・グルーヴ6.High Beamin'、流麗なギターとピアノが印象的なメロウ・チューン7.Lights Off、ハートウォーミングな8.Fuck the World、JUVENILEをフィーチャーした哀愁バウンス13.Enemy Turf、スクラッチがアクセントになっているファンキー・チューン15.Come On、しっとりとしたメロウの16.Up to Meがお気に入りです。普段はマイナーしか聴かない方でも、この辺は聴いて欲しいです。(05/10/22) |
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LIL WAYNE /Lights out(2000) |
サウスのラップ・スターLIL WAYNEが2000年にリリースしたソロ2ndアルバム。アルバムの印象はB.G./Checkmateと同じ感じで曲数が多い割にはあまりぱっとしないな、といったところだが、ISLEY BROTHERS調の哀愁溢れる5. Everything、BIG TYMERSをフィーチャーしたソウルフルなメロウ・ナンバー7. Lil one、BIG TYMERS参加で男性コーラス入りのメロウ・グルーヴ8. Break Me Off、ファンキーなビートに郷愁メロディの10. Wish you would、寂しげな11. Grown Man、HOT BOYS参加の明るくノリの良い12. Shine、BIG TYMERSをフィーチャーしたもの哀しげな16. Let's Go、70年代っぽいメロディの19. Beefはオススメですね。追記(2019/09/05) |
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LIL WAYNE /500 degreez(2002) |
LIL WAYNEが02年にリリースしたアルバム。プロデュースはもちろんMANNIE FRESH。個人的にCASH MONEYは外しが少ない"買い"なレーベルと思っており、このアルバムも突出した出来ではないが、普通によく出来たアルバムで好感がもてました。お気に入りは、定番DENNIS EDWARDS/Don't look any further使いのトラックにBIG TYMERS&TQをフィーチャーした3.Way of life、郷愁を感じる5.Gangsta and pimps、JIMMY SPICER/Money(Dollar bill y'all)をモチーフにしたと思われる6.lovely、流麗なギターが印象的なメロウ・チューン9.Bloodline、ハートウォーミングな14.Young n'bluesです。CASH MONEYフリークなら持ってて当たり前ですが、未聴の方はぜひ聴いてみて下さい。(05/04/16) |
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LIL WAYNE /Tha carter (2004) |
CASH MONEYの看板スターというよりシーンのトップスターとなったLIL WAYNEが04年にリリースしたアルバム。プロデュースは、MANNIE FRESH、BATMAN、RAJ SMOOVE。正直、このアルバムはリリース当時試聴してあまり好みじゃなく、スルーしていたんですが、BOOKOFFで250円だったので、購入してみました。印象としては、思っていたより面白かったけど、印象に残るような曲はあまりなかったかな。お気に入りは、ヒットした電子音がイカす2. Go DJ、MANNIE FRESHをフィーチャーしたメロウ・グルーヴ3. This Is the Carter、寂しげな6. I Miss My Dawgs、BABYをフィーチャーしたネタを弾き直した15. Get Down、MANNIE FRESHをフィーチャーしたホンワカ系の17. Hoes、AL GREEN/Let's Stay Togetherネタの19. Earthquake、イカしたビートとメロディの20. Ain't That a Bi**hくらい。これよりは翌年の『The Carter II』の方をオススメかな。(10/06/14) |
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LIL WAYNE /Tha carter II(2005) |
CASH MONEYの看板スターLIL WAYNE最新作。MANNIE FRESHが全く絡んでいないのは残念ですが、ベテランのT-MIXがイイ仕事していますね。ベスト・トラックはそのT-MIXとBATMANのコンビがプロデュースした陽だまり系メロウ・チューンの10.Grown Man。これは絶品!かなりやられましたね〜。メロウ・フリークも納得の出来なのではないでしょうか。ヒットしたサイレン入りのバウンス・ナンバー4.Fireman、T-MIX&BATMANによる枯れた味わいの哀愁系14.Hustler Musik、HEATMAKERZが手掛けたISLEY BROTHERS/The Lay Awayを早回ししたKANYE風の15.Receipt、クラシックERIC B.&RAKIM/Paid In FullネタのトラックにBIRDMANがゲスト参加した19.I'm A Dboy、70年代SOULを感じる20.Feel Meもお気に入りです。LIL WAYNEのラップもとても個性的でスターの貫禄溢れていますね。オススメできる好盤です。(06/02/25) |
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LIL WAYNE /Tha Carter III (2008) |
LIL WAYNEが08年にリリースしたアルバム。リリース時にも感じたんだけど、かなり微妙だなー、このアルバム。KANYE WESTによるビートがイカしたメロウ・グルーヴ・トラックにBABYFACEをフィーチャーした5.Comfortable、ROBIN THICKEの歌も雰囲気を引き立てる郷愁感溢れる8.Tie My Hands、BOBBY VALENTINOの甘い歌をフィーチャーしたまろやかなメロウ・チューン9.Mrs.Offcerの3曲しか聴けなかったな。(2014/03/16) |
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LITEFOOT /Good day to die(1996) |
チェロキー族のネイティブ・アメリカンLITEFOOTが96年にリリースしたデビューアルバム。FROST,ALT,TONY G等のチカーノ勢がバックアップしています。聴く前はその容姿からあまり期待していませんでしたが、中々の好盤でビックリ!特に切ない哀愁トラックにFROST&ALTをフィーチャーした3.Call me hostile、チープなドラムボックスにハートウォーミングな上物そして、トークボックスも入った5.NDN summer、決して好きなドラムではないがそれを補って余る甘美なメロディーが心に残る6.Cruizin' round、当時のDRE風のダークな10.On a mission(f/FROST)、どこか寂しげな11.Blue sky、ベストトラックであるFOESUMのDJ GLAZEがプロデュースした哀愁メローFUNKの12.Gettin' my hustle on(f/ALT,O.G.ENIUS,FOESUM)、ソウルフルな女性Vo.をフィーチャーした15.For my peopleがお気に入りです。駄曲もありますが、オススメ曲はホントに素晴らしいので、ぜひ聴いて欲しいです。(03/03/23) |
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LITTLE BRUCE /Xxxtra Manish (1995) |
VALLEJOのLITTLE BRUCEが、メジャーになる前のSICK WID' IT RECORDSからリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースは、STUDIO TONとMIKE MOSLEY、SAM BOSTICというお馴染みの面々。古き良き時代のウエスト・コーストG-RAPを堪能できるアルバムで、リリース当時、聴き狂った覚えがありますね〜。KAVEOをフィーチャーした極上ウェッサイ・ファンク2.Raw Deal、ISAAC HAYES/The Look Of LoveとOHIO PLAYERS/Funky Wormを使ったトラックにMAC SHAWNをフィーチャーした3.Mobbin' In My Old School、重たいビートとベースでハードに迫るファンク5.Something Terrible、これもまた最高なウェッサイ・ファンク・トラック上でMAC SHAWN、FUNK MOBB、K-1、G-NOTE、P-DUBとマイクを回すポッセ・カット6.Funk Mob Niggaz、なかなかノリの良いファンク11.Cognac Killer、SLAVE/Just A Touchネタの極上ウェッサイ・ファンク・トラックにG-NOTEとLEVITTIをフィーチャーした12.Keep A Tre' Eightがお気に入り。懐古趣味に浸るつもりはないけど、この時代の"音"はやっぱ最高だなと思う。(2011/03/24) |
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LO DOWN /Gangstaville(1994) |
N2DEEPのJAY TEE一派のLO DOWNが94年にリリースしたアルバム。GANGSTA LUV誌にも掲載されていたので、かなり有名なアルバムですね。比較的地味な内容だが、レイドバックしたメロウ・ファンクの1.Funky Shitがずば抜けて良いです!他には静かな感じのメロウ・チューン2.Eastside、BROTHERS JOHNSON/Strawberry letter 23ネタと妖しげなシンセと合わせた3.Bullet N Da Chamba、渋いネタ使いのファンキー・チューン11.Gangstavilleがお気に入りです。ISLEY BROTHERS/For the love of youを使った7.Coppin' Deuceはもうちょっとメロウ度をアップして欲しかったところ。再発されて入手しやすくなったので、気になる方は聴いてみて下さい。(06/04/01) |
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L.O.L. /Do or die(1994) |
最近人気が出ているLORD OF LYRICS"L.O.L."が94年にリリースしたアルバム。当時のG-FUNKフレイヴァ溢れる好内容で人気が出るのも頷けますね。ZAPP+OHIO PLAYERSの大ネタ・ファンク1.Wanna B Free、MINNIE RIPERTON/Memory laneを効果的に使った心地良いキーボードが耳を惹くグラウンドビーツ風の3.Memori Lane、ファンク・ビートにピーヒャラ・シンセ、そしてトークボックスという王道G-FUNKの4.Can U Feel It、定番EARTH,WIND&FIRE/Devotionネタのメロウな6.Save the Children、ネタ使いと思われるメロウ・チューン8.Lockdownがお気に入りです。WEST/G-FUNKファンなら安心して聴けるアルバムです!(05/07/30) |
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LOW END BOYS /EP(2000) |
マイアミのTONY MERCEDES/PANDISC RECORDSから2000年にリリースされたLOW END BOYSのアルバム『Smoke city』からの4曲入りEP。収録曲は、Uh-Ah、Uh-Ah(Remix)、Lookin' Fo Dat Trick、Who Dat Dey。Uh-Ahは、LIL JON風の雄たけびも決まったクランク。Lookin' Fo Dat Trickは、シンプルな打ち込みドラムにもの哀しいピアノ、男性コーラスが絡む佳曲。でもサウス・フリーク以外はちょっと厳しいかも。(05/11/26) |
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LOWER LEVEL ORGANIZATION/Wanted by five-o Feared by most(1992) | ルイジアナの極悪レーベルMOBO JOEから92年にリリースされたLOWER LEVEL ORGANIZATIONの6曲入りミニ・アルバム。メンバーはNOTORIOUS A.&MOBO JOE。ローカル臭プンプン漂うジャケから相当きてます。かなりドロドロかと思われがちですが、そんなことはないです。初期NWAやRAP-A-LOTのようなファンキー・チューンで個人的には当時としては結構センス良いかなって思いましたが。お気に入りはNWAっぽいチンピラ・サウンド全開のトラックにMC RENの声ネタもバッチリな1.Portrait of a villain、JB/Funky drummerをベースにしたファンキー・トラック(結構凝った作りしてますね)の2.It ain't easy、オリエンタルなウワモノも最高なファンキー・トラックにEAZY-Eの声ネタを効果的に挿入した4.Armed n' dangerousです。相当なマニア向けかもしれませんが、初期NWAやRAP-A-LOTが好きな方ならぜひ聴いてみて下さい。(04/05/08) |
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LOW PROFILE /Pay ya dues(12)(1989) |
LOW PROFILEの1stアルバム"We're in this
together"からの1stシングル。メンバーは今やウェッサイの大御所W.C.と89年DMCワールドチャンピオンのD.J.ALLADIN。 収録曲はA1.Pay ya dues(album ver.)、A2.Pay ya dues(inst)、B1.That's why they do it、B2.The dub B.U. just begun Pay ya〜はズシッと重たいP-FUNK系ビートがドープなウェッサイファンククラシック!That's why〜はAVERAGE WHITE BANDネタを使用したファンキートラックにALLADINのスクラッチが絡んだ激渋曲。この2曲も良いですが、注目すべきはB3.The dub B.U.〜です。アルバムには未収録のこの曲は、今では珍しいBPM早めの激ファンキートラックにALLADINの超絶スクラッチがマジでヤバイ鬼凄SHIT!今のファンには古臭いと言われるかもしれないですが、誰が何と言おうと最高!!! 我が心のクラシック。(03/03/23) |
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LUCKY LU /Rollin chiefin(12)(2000) |
アラバマ州バーミンガムのPOWERHOUSE RECORDSから2000年にリリースされたLUCKY LUの12'シングル。収録曲は、Rollin chiefin、Bama Blues、9th ctの3曲でプロデュースはSHAWN MARTINとKEN SMITH。詳細不明のラッパーですが、軽快な語り口が魅力的で、女性コーラスとゲスト・ラッパーをフィーチャーしたメロウ・グルーヴRollin chiefinは最高!哀愁ピアノとオールド・テイストのスクラッチが耳を惹く9th ctもなかなかの出来。アルバムとかはリリースされているんでしょうか? とても気になるラッパーですね。(07/12/13) |
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LUCKY LUCIANO /Casino life(1999) |
アルゼンチンの一流バンドマンだったという過去を持つラティーノ・ラッパーLUCKY LUCIANOが99年にリリースした2ndアルバム。プロデュースは、REAL RICHIE RICH、UZI$ BROS.のWILL ROC、ICE T一派のHEN GEE等。ベスト・トラックはREAL RICHIE RICHが手掛けたウェッサイ・ファンクの3.Funky latinoですね。懐かしいRICK JAMESをフィーチャーしたこの曲はかなりノリノリで最高!他にもフロア向けのファンキー・チューン2.Casino life、女性コーラス絡みのウェッサイ・ファンク6.Crazy mama、PET SHOP BOYS/West end girlという意外なネタを使った9.Westcoast life等々誰でも親しめるファンキーな曲が多いのでノリノリ・パーティー系が好きな方なら必聴の一枚です!それにしてもREAL RICHIE RICHってホントに良い曲を作りますね。要チェックのプロデューサーだと思います。(でもRICHIE RICHって自分が知る限り他にも3名いますが、このREAL RICHIE RICHって何者なんでしょう?)(03/11/29) |
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LUCKY 7 /One chance(2004) |
警察から7発の銃弾を受けたことが名前の由来というサウス・セントラルの新鋭ラッパーLUCKY 7がPLAYBOY W.のレーベルLAP DANCE CEE DEEZから04年にリリースしたアルバム。プロデュースは、K-LOU、DJ DIZE、SEAN G.、TEE JAY BLAKK等。ベスト・トラックは、ROGERの名曲I wanna be your manを使ったタイトル曲の10.One chanceと男女コーラス入りのなごみ系メロウ・チューン14.Dear daddyの2曲。この2曲はメロウ・フリークならまず間違いなく気に入るはず。他には寂しげな7.I apologize、ブヨブヨ・シンセのファンク12.Oh my god!が気に入りました。トータルでは、微妙ですが、メロウ・フリークなら10.と14.はチェックして損はないでしょう。(05/05/07) |
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LUNASICC /Mr.lunasicc(1997) |
サクラメントのLUNASICC(aka LUNI COLEONE)が97年にAWOL RECORDSからリリースした1stアルバム。ゲストにはKILLA TAY、LIL RIC、LAROO、PIZZO、MARVALESS、JT THE BIGGA FIGGAと豪華な面々。SAC特有のダーク系トラックが多いながらも、それほどドロドロしてなく聴きやすい好盤に仕上がっています。怪しいシンセと渋いBASSがイカすファンク・トラックにLAROOをフィーチャーした3.Consequence、KOOL&THE GANG/Too hotをテンポを落として使ったトラックに寂しげな男性コーラスがハマる6.Hard times、カチッとしたビートにもの悲しいシンセをのっけた15.Betta get her、LAROO&JT THE BIGGA FIGGA参加の哀愁ファンク16.4 tha bizznessあたりが特にお気に入りです。爽快WESTを求めている方は避けた方が無難ですが、SAC好きならぜひ聴いて下さい!(04/10/09) |
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LUNI COLEONE /The Recall Albums(2007 |
サクラメントのベテランLUNI COLEONE(LUNASICC)が07年にリリースした2枚組アルバム。これは新作ではなく03年の『Total Recall(Collector's Edition』と06年の『Global Recall』をあわせて2枚組みにした変則的なアルバムです。リリースした意図はよく分かりませんが、その2枚のアルバムが気になっていた自分にとっては1枚の値段で2枚聴けてとても得した感じがしました。DISC1の『Total Recall』では、不穏な雰囲気のファンク1.Time Waits 4 No Man、郷愁感溢れるトラックにDEVIOUS、MAD DOG、THUGANをフィーチャーした2.Shit Ain't Changed、ファンク・ビートに優しく包み込むようなメロディの8.Dear Mama、SKANLESSを迎えた寂しげな12.Thug Shit、ECAY UNO、SMIG DIRTEE、I-ROCCとマイクを回す16.Bluez Brotherzあたりが気に入りました。DISC2の『Global Recall』はハイフィーを含む今っぽいトラック中心の好内容で、特にAFRIKA BAMBAATAA/Looking For The Perfect Beatをまんま使ったハイパーなノリノリ・トラックにKEAK DA SNEAKを迎えた2.(F.L.Y.)Feelin Like Yee、心癒されるメロディのトラックに女性コーラスもバッチリはまった6.I Know This(ベスト・トラック!)、SACのボスBROTHA LYNCH HUNGが参加したオリエンタルな雰囲気のダーク・チューン8.Gorilla Warfare、RUFUS&CHAKA KHAN/You got the love使いの渋いファンキー・トラックにフックでMISSISSIPPIがCURTIS MAYFIELDっぽく歌う10.Players Ball The Game、ハードなギター・リフが耳を惹く12.Luni Clap、タイトなビートのファンキー・チューン14.It's On TonightがGOOD。オリジナルを持っている方には不用ですが、上記2枚『Total Recall(Collector's Edition』と『Global Recall』に興味がある方にはお得なアルバムでしょう。(07/10/12) |
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LUNIZ /Operation Stackola (1995) |
YUKMOUTHとNUMSKULLのオークランドのデュオLUNIZが94年のミニアルバムに次いで95年にリリースしたデビュー・アルバムTONE CAPONEプロデュースでCMWのような鬼渋ダークなトラックにDRU DOWNをフィーチャーした2. Put The Lead On Ya、大ヒットしたTONE CAPONEが手掛けたCLUB NOUVEAU/Why You Treat Me So Badネタの哀愁溢れる3. I Got 5 On It、ゲストにDRU DOWNとRICHIE RICHを迎えたN.O. JOEらしい南部風情を感じる5. Pimps, Playas & Hustlas、名プロデューサーのSKI&CMT制作でBOBBY CALDWELL/ What You Won't Do For Loveを使った傑作メロウ6. Playa Hata、これもN.O. JOEらしいサザン・フレイヴァの11. Yellow Brick Road、TERRY Tプロデュースでタイトなビートにもの哀しいメロディの12. So Much Drama、GINO BLACKWELLが手掛けた郷愁感漂う13. She's Just A Freak、ダークなピアノが耳を惹く14. Plead Guilty、3.のロングバージョン的な15. I Got 5 On It (Reprise)がGOOD。ベーシックなアルバムじゃないかな。(2018/10/27) |
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LUNIZ /Bootlegs & B-Sides(1997) |
YUKMOUTHとKNUMSKULLの人気デュオLUNIZが97年にC-NOTE RECORDSからリリースした6曲入りミニ・アルバム。サンプリングを多用した東寄りなトラックが目立ち、EPMD/Manslaughterと同じLOVE UNLIMITED ORCHESTRA/Strange Games And Thingsネタの1.Scandalous、これも良く使われるベース・ネタの2.Doin' Dirt、ファンキーな4.Scope、軽めのビートにスペーシーなキーボードの5.Just A Freakあたりは当時良く聴いていました。でも、所詮ボツ集みたいなものなので、熱心なLUNIZファン以外には必要ないかもしれません。(06/06/04) |
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LUSCIOUS ICE /Southern hospitality(1999) |
ヒューストンのLUSCIOUS ICEが99年にリリースしたコンピレーション・アルバム。LUSCIOUS ICEは地元では著名なDJなんでしょうか、参加アーティストがかなり豪華でMC BREED、LIL KEKE、BIG POKEY、CL'CHE、ACE DEUCE等々。NYの人気者NOREAGAも参加しているのはちょっと意外でしたが。このコンピは話題になってませんがかなりの充実作だと思います。特にLIL KEKEによるメロウなキーボードが気持ち良過ぎる4.Now is the time、定番ネタPATRICE RUSHEN/Remind meを使ったDJ Dによるメロウな5.84 Swanga'、大御所MC BREEDによる哀愁スロウ・トラックに男性コーラスを絡めた8.First u f**k me、激ドープなビートにもの悲しいウワモノが効いたトラックにMAFIA GENIEの2PAC似のラップが映える12.Mafia me、SHOESTRINGのラップがカッコ良すぎ!のダーク系13.Wiggy、ISLEY BROTHERS/Let's fall in loveネタのやるせない17.Outroがお気に入りです。H-TOWNやサウス好きなら気に入ること間違いないです!(04/09/11) |
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LV & PRODEJE /The playground(2002) |
02年にS.C.C.のPRODEJEとLVがリリースしたアルバム。このアルバムは曲名のクレジットがメチャクチャ過ぎます! ほとんど合ってないです(苦笑) トラックは今っぽいものが多いですが、イントロのISLEY風のコーラスからイカされる1.In the hood(f/COOLIO)と同タイプの17.(クレジットなし)はS.C.C.流のソウルフルな名曲で涙なしには聴けません! LV最高です! 他にもシンプルなビートにギターが絡んだ哀愁系の4.やアップテンポの哀愁系6.Bubble witcha、ウェッサイ・ファンクの13.Hollaがお気に入りです。過去のS.C.C.を知る方にとっては複雑な思いがあるかもしれませんが、1.と17.だけは絶対に聴いた方がいいです。(04/03/27) |