M of GANGSTA RAP
| アーティスト/タイトル | レビュー | |
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MAC/Shell shocked(1998) |
98年にNO LIMITからリリースされたMACのアルバム。このアルバムも大量生産時のありきたりなNO LIMITサウンド全開で通して聴くには余程のファン以外は辛いと思います。個人的には2、3曲良いのがあればそれだけでも満足なんですよねこの時期のNO LIMITは(笑) このアルバムで言えばCallin' meとMy brotherが抜群の出来でまさにミラクル!Callin' meはドリ〜ミ〜なギター&キーボードの調べにウットリ...、My brotherはTR808のチャカポコ・ドラムにGAP BAND/Wednesday loverネタの甘美なメロディに腰砕け... この2曲だけでも哀愁・メロウ好きは絶対に買いですね!またルイジアナお祭りバウンス・フリークにはSoldier partyもオススメ。(04/07/17) |
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MAC&A.K. /Westbound(For riders only) The E.P.(1996) |
イースト・パロ・アルトの人気デュオMAC&A.K.が96年にリリースした7曲入りEP。プロデュースはMAC DAD-E、ギター&ベースにはあのG-MAN STAN!この時期のG-MAN STANに外れなし!捨て曲無しの鬼凄盤でございます!確かに全体的には派手さには欠けるが、その分飽きもこなく長く聴けると思います。ベスト・トラックはメロウ・ネタの定番BOBBY CALDWELL/What You Won't Do for Love(風のシルエット)使いの7.I got the messageでしょう!メロウ好きには間違いない一曲ですね。哀愁ファンクの1.Major league ballin'やメロウ・ファンクの5.Can I strike throughも流石の出来。評判に違わぬ名盤なのでWESTフリークはぜひともGETして下さい!(04/12/04) |
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MAC DRE /What's really going on?(1992) |
VALLEJOのボスMAC DREが92年にリリースしたアルバム。GANGSTA LUV誌によるとMAC DREはこの時18歳(!)だったそうです。プロデュースはGラップ界では知らぬものはいないKHAYREE!全8曲(アルバムのクレジットは6曲)と少ないですが、結構聴かせてくれます。92年だけあって少し古く感じますが、KHAYREE特有の生楽器を生かした作りで、アップテンポのFUNKナンバー3.Young playah'や4.All damn dayが良いですね。現在のGラップに聴きなれた耳にはちょっときついかもしれませんが、温故知新という事で聴く価値はあると思います。 |
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MAC DRE /Young black brotha(1993) |
BAY AREA HIPHOPシーンのパイオニアである故MAC
DREが93年にSTRICTLY BUSINESS RECORDSからリリースしたアルバム。プロデュースはもちろんKHAYREE。92年のEP『What's
really going on?』収録曲も再録しています。93年作ということで、かなり時代を感じさせますが、ファンク系トラックが多いので、今でも十分聴ける内容だと思います。お気に入りは、軽快なギターがイイ感じのファンク6.Young
playah、ノリノリな7.California livin'、鬼渋いトラックが最高な12.Young
black brotha、MAC MALLをフィーチャーしたノリノリ・ファンクの14.My
chevyです。BAY AREA HIPHOPのクラシックでもある本作に多くの方が耳を傾けて欲しいです。 それにしても本作に参加しているD.J. CEEとTHE M.A.C.も亡くなっていて、MAC DREも後を追うように亡くなってしまったとは... それもまだ34歳の若さで。心からご冥福をお祈りいたします。(04/11/04) |
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MAC DRE /Stupid doo doo domb(1997) |
V-TOWNことVALLEJOの影の首領MAC DREが97年にリリースしたアルバム。ジャケが訳わからんです(笑)MAC
DREもアルバムが多くて何を聴いたらいいか悩むとこですが、この時期のアルバムが最高!という人は多いはず。確かにこのアルバムは聴けない曲が少なく充実した快作で、哀愁系の2.Life's
a bitch、13.All it takes(女性Vo.入り)、RUN
D.M.C./Rock boxをリメイクしたLet's
all get
down、ウェッサイファンクの3.Da real
deal、総勢7名がマイクリレーする6.Crest
creepersが特に気に入りました。オススメできるアルバムです。(03/01/16) |
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MAC DRE /Rapper gone bad(1999) |
いったい何枚アルバム出すんだろうというくらい精力的に活動しているVALLEJOの重鎮MAC DREが99年にリリースしたアルバム。プロデュースはWARREN G.,TONE CAPONE,LEV BERLAK等。ゲストはPSD,HARM,WARREN G.,KOKANE,B-LEGIT,DUBEE,WHORIDAS等。WARREN G.とは意表をつかれましたね。このWARREN G.製作のメロ〜な4.Fast moneyがベスト・トラック。他にはファンキーなタイトル曲3.と10.F**k off the party、もの哀しい5.Fish head stew、哀愁系の11.Valley joeが気に入りました。悪くはないんですが全体的にはイマイチだと思います。このアルバムよりは以前に紹介したStupid doo doo dumbやROMPALATIONのコンピをオススメします。(03/08/09) |
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MAC DRE /Heart of gangsta,mind of a hustler,tongue of a pimp(2000) |
故MAC DREが2000年にリリースしたアルバム『Heart of gangsta,mind of a hustler,tongue of a pimp』の再リリース盤。このアルバムはMAC DREのアルバムの中でもかなり好きなアルバムの一つです。初っ端のホラーチックな1.Stayin aliveから惹きつけられます。さらにプロデューサーのNO FACE PHANTOMが関わった3.Lets go riden、6.Exo&Remi、7.Black buck rogersの3曲が80'Sネタ使いで最高ですね。他にはSTEVE BROWN制作のビートが最高にイカしたヘビー・ファンク9.Off tha rictorにもノックアウト!ファンク好きな方にはぜひ聴いて欲しいアルバムです。(04/11/06) |
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MAC DRE /It's not what you say....... It's how you say it(2001) |
VALLEJOの大ベテランMAC DREが99年にリリースしたアルバム。何枚目のアルバムか分かりません(笑) アルバム出しすぎですねMAC DREは。このアルバムは自分が持っているMAC DREのアルバムの中でも一番出来が悪いです。LEV BERLAKプロデュースの爽快な男性コーラスから始まる超ノリノリなファンキー・チューンの11.Take yo' panties offやSUGA FREEを迎えた切ない14.Bonus track、そしてゴミ収集車またはデパート屋上に置いてある幼児用乗り物のメロディーをまんま使った爆笑必至の5.Livin' itあたりは気に入ったんですが... 余程のMAC DREフリーク以外にはオススメしません。(04/09/25) |
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MAC DRE /Mac Dre's The Name(2002) |
故MAC DREが02年にBIG HOLLISのOUT OF BOUNDSからリリースしたアルバム。女性コーラスが絡むメロウ・ファンクの1.Mac Dre's The Nameが人気のアルバムですね。他は結構地味ですが、P-FUNKテイストの5.Throw、メロウ・グルーヴの 9.The Game Is Thick、DAZ等とマイクを回す12.Dangerousあたりが良かったです。再発盤はBe About your doeのリミックスがボーナスとして収録されていますので、購入するなら再発盤が良いでしょう。(06/04/01) |
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MAC DRE /Thizzelle Washington (2002) |
故MAC DREが2002年にリリースしたアルバム。ブックオフで久しぶりにアルバムを見かけたんで購入してみました。ビートはあまり好きではないけど、ジャジーというかもろスムーズ・ジャズな3. Stuart Littles、アコースティック・ギターのメロディに涙腺も緩むトラックにFREAKOとRIDAHをフィーチャーした4. Help Me、ドープなビートにダークなウワモノの5. The Mac Named Dre、インタールードながらなかなかファンキーな6. Dam, I Used To Know That (Interlude)、ブリブリ・シンセ入りのダーク・ファンク・トラックにYUKMOUTHをフィーチャーした7. Boss Tycoon、HALL & OATESのクラシックI Can't Go For Thatをまんま使ったトラック上でDUBEE、DEVIOUSとマイクを回す8. 4 Myself、寂しげなギターが耳を惹くトラックにDUBEEとPSDをフィーチャーした9. C.U.T./T.H.O.A.T.、哀愁溢れる16. Miss You(3:40過ぎから別の曲になる)が気に入りました。思っていた以上に楽しめたアルバムかな。(2011/02/14) |
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MAC MALL /Illegal business?(1993) |
ギャングスタラップの凄腕KHAYREEがプロデュースしたMAC MALLの93年の傑作アルバムです。GANGSTA LUV誌でも掲載されていたように全体的にドス黒くて太いファンキーチューンが中心ですが、女性Vo.が絡む名曲Ghetto themeはメローで玉乱です!他の曲もさすがはKHYREE!とGファンは満足できる名作です! |
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MAC MALL /Immaculate (2001) |
ベイエリアVALLEJOのベテラン・ラッパーMAC MALLが2001年にリリースした4thアルバム。プロデュースは名士KHAYREE、DJ YON、FEMI OJETUNDE、SHOCK G。ベイエリア特有のファンクやメロウ度数低くて、いまいち評価しにくい内容ですが、ラップに安定感あってなかなか聴かせてくれます。特にヒリヒリとした2. Some More Of It、FATALをフィーチャーしたジリジリと忍び寄る3. Save Me、スリリングな雰囲気の4. Immaculate、どこかジメっと暗い影を感じる7. Shakin' In The Alley、寂しげなアコースティック・ギターが胸を打つ8. I Feel Your Pain、SHOCK G参加で妖しい雰囲気溢れるファンク10. Chassy (Do Me)、寂しげな11. Cold On Me、ブルージーでファンキーな13. Monster、D KNOWLEDGEをフィーチャーしたサウスっぽいファンキーな16. The Man Upstairsがお気に入り。(2021/10/16) |
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MACKADELICS /Exposed to the game(1996) |
元LOW PROFILEメンバーでW.C.の相棒であったDJ ALADDINとPENTHOUSE PLAYERS CLIQUEのメンバーTWEED CADILLAC、B-LOW-Qの3名からなるMACKADELICSが96年にリリースしたデビューアルバム。怪しげなジャケとは裏腹にRODNEY Oチックな能天気なウェッサイ・ファンクやWARREN G.、DJ QUIKを思わせるメロ〜グルーヴ満載の大傑作!マジで全曲最高なのでレビューに困りますが、特に良かったのは哀愁メローの10.Lush-n-lavishと12.Gotta be fly、スペーシーメローな13.Like thisとBetween tha sheetsです。ウェッサイファンなら絶対に聴いて下さい!(03/04/27) |
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MACK 10 /The paper route(2000) |
WESTSIDE CONNECTIONの一員MACK 10が2000年にリリースした3rdアルバム。夫婦競演のウェッサイ・ファンクの7.Tight to defやフックのトークボックスもGOODなパーティ・シット2.From tha streetz、TIMBALANDによる暗めの3.Nobodyの他数曲は良かったんですが、全体的にバンギンなサウンドが続いて、ちょっと期待はずれ。メローな曲が1曲もないのが痛いです… それなりに楽しめましたが、あまりオススメできないです。(03/04/27) |
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MAD CJ MAC /True game(1995) |
RAP-A-LOTから95年にでたCJ MACとMADの2人からなるMAD CJ MACのデビューアルバムです。レーベルはRAP-A-LOTですが彼等はWESTのチームです。内容もホントにハイクオリティーなG-FUNKですのでオススメです!特に哀愁漂う4.、スペーシーメローな6.等全体的にメローな曲が多いです。 |
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MADROK /knowledge to noise(1992) |
L.A.出身(Thanks欄にPHARON(現JAZZE PHA)の名前があるのでサウスかも!?)と思われるMADROKが92年にリリースしたアルバム。全く詳細がわからない謎のラッパーで、しかも冴えないジャケであまり興味が沸かないと思いますが、意外にもP-FUNKやOHIO PLAYERS等の王道FUNKを使ったファンキーラップで結構楽しめます。特にP-FUNK系トラックのイントロ1.Prelude to funk、オールド調ながらかなりファンキーなタイトル曲5.knowledge to noise、ZAPPネタのトラックにMC BREEDのデビューシングルにして最高傑作Ain't no future in yo' frontin'と同じネタのFunky wormのシンセを絡めた10.Live from I.E.が良かったです。OHIO PLAYERSを招いたSkin tightのカバーもありますが、凡庸な出来で残念。安くで見つけたら聴いてみて下さい。(03/06/01) |
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MAFIOSOS /Take Cover(1995) |
リッチモンドのG-LOE&K-DOEのコンビMAFIOSOSが95年にリリースしたアルバム。配給は安心印のSOLAR。G-LUV誌掲載盤の中でもかなりの人気を誇る名盤ですね。LIL RICプロデュースの曲はTOM TOM CLUB/Genius of loveネタの11.The Town以外は全て聴くに堪えなかったのは残念ですが、それ以外はホント素晴らしい内容で、ボコーダーと女性コーラスが絡む哀愁ファンク1.Levels Of The Game、夕暮れに聴くと似合いそうな4.Step Daddy、女性コーラス入りの切ないスロウ・トラックにMAFIOSOSのしゃべりがのっかる5.Reminisce、DEE DEE嬢のコーラスも雰囲気をも仕上げる郷愁感溢れる6.Life Goes On、CAMEO/Back And Forth似のキーボードが耳を惹くメロウ・ファンク7.Take Coverがお気に入りです。以前より入手も簡単になったので、未聴の方はぜひ聴いて下さい!(06/11/23) |
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MAFIOSOS /For tha money(1996) |
カリフォルニアはリッチモンドを根城にするGラップチームMAFIOSOSが96年にリリースした2ndアルバム。K-LOUを中心にLIL RIC、CMT、PARKERのプロデューサー陣が作るトラックが絶品!心地よいウェッサイの風を感じることが出来るでしょう。個人的には1.と10.以外は全て気に入ったのですが特にスペーシーメロートラックにCMTらしいピアノが絡み、その上トークボックスも入った3.They can't fade us!、女性Vo.をフィーチャーしたメローな5.Chillin' in the game、80'S R&B風のメローな6.Floss'n、ブリブリFUNKの7.Beefy thangs、CAMEOを意識した哀愁トラックにトークボックスが絡む9.Levels of the gameがお気に入りです。ウェッサイファンなら絶対に気に入ります。大推薦!(03/03/23) |
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MAG /Hustla'z heaven(1998) |
インディアナ州の"MAD ASS GANGSTA"ことMAGが98年にリリースしたアルバム。NAUGHTY BY NATUREのKAYGEEがプロデュースに関わっていますね。アルバム全体の印象としては、東とG系のサウンドをミックスした感じで純粋にG系のピーヒャラシンセが好きな方には不満が残る出来だと思いますが、個人的には満足できる好盤でした。ベスト・トラックは、NORMAN CONNORS/You are my starshipネタのメロ〜・トラックが気持ちイイ18.Fist full of dankとスペーシーなキーボードにブルージーなギターがマッチした13.Pimpの2曲で、他には定番ブレイクビーツ使いのファンキーな3.Hustla、THREE-6 MAFIAのGANGSTA BOO嬢をフィーチャーした哀愁系の6.How you like it、そしてラストの19.Song for dubbの2分過ぎから始まる曲も哀愁たっぷりでGOODです。サウス系が好きな方なら全然OKのアルバムだと思います。(03/06/22) |
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MAGIC /Skys the limit(1998) |
現在も第一線で活躍しているMAGICが98年にNO LIMITからリリースしたアルバム。ジャケの雰囲気が気に入って、勝手に哀愁路線かなと思っていましたが、見事外れました(笑) それでもタイトル曲は男性コーラス絡みの極上の哀愁スロウで素晴らしいです!他の哀愁系では、(おそらく)70'S SOULネタ使いのハートウォーミングなNo hopeとシンプルな打ち込みビートにもの哀しいピアノが絡むLife is a bitchが気に入りました。残りはダーク&ハードな曲なので、苦手な方はきっとNGでしょう。まあ安ければ買ってやって下さい。タイトル曲は最高なので。(04/11/06) |
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MAGIC /White eyes(2003) |
NO LIMITの実力派MC"MAGIC"が03年にリリースしたアルバム。この時期のNO LIMITは毛嫌いされがちですが、これは哀愁・メロウ系が充実していて聴き応えバッチリです。80'Sネタと思われる男性コーラス絡みのメロウ3.Hustler、EZELL SWANG制作でSWEETY嬢のコーラス入りメロウ・グルーヴ6.I'll Be There、これもEZELL SWANGが手掛けた流麗なギターを活かしたグルーヴィー・トラックにTYRONのコーラスがバッチリはまった12.With You、定番メロウ・ネタISLEY BROTHERS/For the love of you使いの17.Forgive Usがお気に入りです。NO LIMITに偏見を持っている方でもきっと気に入るアルバムだと思います。(06/05/09) |
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MAJOR LEAGUE /Out tha park(1999) |
アーカンソー州リトルロックのMAJOR LEAGUEが99年にMAJOR LEAGUE ENT.からリリースしたアルバム。Gフリークには良く知られたアルバムで、聴く前まではかなり期待していたんですが、聴いた後は正直パンチ不足かなと。落ち着いたメロウ・チューン14.Million dollar dreamzと郷愁を感じる15.Fa my dawgsの2曲はかなり気に入りましたが、残りは、悪くはないが良くもないみたいな感じのトラックばかりでした。強いて言えばS.O.S.BAND/Take your timeをうっすらと使った3.Major league playaz 、タイトなビートのメロウ・グルーヴ7.Ghetto reality、アップテンポのメロウ・チューン11.Did ya see meが気になった程度。これより良いアルバムは、腐るほどあるので、あえてオススメはしません。(05/12/17) |
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MAJOR LEAGUE PLAYAZ /Game Spitters(2001) |
01年にリリースされたMAJOR LEAGUE PLAYAZのアルバム。プロデュースにBASS界の中堅JAMMIN Gが関わっているので、マイアミのグループかもしれません。B級感丸出しのグループですが、メロウ系に好曲があり、特に静けさ漂うキーボードにサックスのループもイイ感じの2.Game Spitters、アダルトなムード満点のR&Bテイストのメロウ・トラックにRICOの歌も絡む4.Give It All、温かみある7.Thoughts To The Head、優しげなメロディのメロウ・ナンバー10.Heavenが気に入りました。また、ボーナスで収録されたUNKNOWN SOURCEによるNYっぽいハーコースタイルの19.Charm City(Remix)もGOOD。サウス特有のアゲアゲ系に全く良い所がないのは残念ですが、メロウ好きなら聴く価値はあるでしょう。(07/07/21) |
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MAK VILLAIN /The Arrival(2000) ![]() |
ジョージアのMAK VILLAINが2000年にリリースしたアルバム。詳しいプロファイルはわかりませんが、LIL JONも1曲参加しているので、地元では結構有名なのかもしれません。澄んだキーボードを使った曲が印象的で、ベスト・トラックは軽めの打ち込みビートにキーボードを合わせた80'Sテイストのメロウ・チューン5.To All My Playa Hataz。心地良すぎる逸品!他にもスペーシーな10.Yah Dee Yah、SHAKIA嬢をフィーチャーしたメロウな11.(MVP)The Come On、メロウ・ファンクの12.Pretty Cutie Pie。メロウ好きなら聴いて損はないアルバムです。(06/11/10) |
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MANNIE FRESH /The mind of mannie fresh(2004) |
昨年末にリリースされたMANNIE FRESHの待望のソロアルバム!MANNIEのソロとはいっても、全体的な雰囲気はBIG TYMERSとあまり変わりませんけど(笑) 内容もコテコテのサウス・チューンからメロウ・フリークも惚れ惚れするような80'S使いまでバラエティに富んでいて飽きさせません!お気に入りは、ノリノリな1.Intro、TATEEZEをフィーチャーしたファンキーな2.Conversation、R.KELLY/Lovelandネタのハートウォーミングな13.Lady lady、AL B.SURE/Nite&Day使いのメロウ・トラック上でJASPER、BUN-B、DAVID BANNERとのマイク・リレーもイカした16.How we ride、ネタ使いと思われる陽だまり系メロウ17.Not tonight(ベスト・トラック!)、スクラッチをフィーチャーしてDJとしての存在感をアピールした18.The D.J.、血がたぎるファンキー・チューン27.Fight song、KEITH SWEAT/Make it last foreverネタのメロウ・トラックにLIL MO、TATEEZE、REELをフィーチャーした30.Shake that assです。まあこの辺のアルバムはもちろん皆チェックすると思いますが、未聴の方はぜひチェックして下さい!(05/03/05) |
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MANNIE FRESH /Return of the Ballin' (2009) |
ニューオーリンズ・ヒップホップ界の立役者MANNIE FRESHが2009年にリリースしたアルバム。インディ落ちもなんのその、頑張ってますね。SWAGG STARZとTHE SHOWの舎弟とコーラスにはRUSSELL LEEも参加。チキチキ・ビートにメロウなメロディの1. Like a Boss、もの哀しげな4. I Smell Like Money、メロウな5. Get With Me、メランコリックな8. "Feignin"、R&Bマナーなの切ないスロウ9. Strip Tease、メロウ度は低いけどR&Bライクな10. Let's Ride-Watch、胸キュン・メロウな11. Ladies、ナイスビートに哀愁メロディの12. Can I Liveと好曲たっぷり。(2015/06/17) |
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MARVALESS /Ghetto blues(1994) |
C-BOで有名なAWOL RECORDSから94年にリリースされたフィーメールGラッパーMARVALESSのアルバム。プロデュースはDJ DARYL,SPICE 1でお馴染みのXTRA LARGE等です。全10曲と少ないながら充実した傑作です!ベストトラックはC-BOのお抱え男性シンガーMISSISSIPPIをフィーチャーした超哀愁メロ〜の1.Ghetto bluesです!マジで最高です!ソファで咽び泣いてください。他にもスペーシーメローな4.It's about time(これまた最高!)、ダークでbutファンキーな9.Female assassin、JBネタのファンキーな8.Another dead nigga等好曲目白押し!見つけたら絶対に買いましょう! |
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MARVALESS /Just marvaless(1995) |
サクラメントのビアッチMC"MARVALESS"が95年にリリースした2ndミニアルバム。プロデュースは、DJ DARYL、MIKE MOSLEY&SAM BOSTIC、ゲストには親分C-BOとPIZZO。5曲入りと少ないながら粒揃いの好曲が収録されていて、特にPATRICE RUSHEN/Remind meネタのメロウなタイトル曲1.、DJ DARYLによる重たいビートにスペーシーなキーボードが気持ちイイ3.Ride with me、夕暮れ時に聴くとバッチリな激渋哀愁歌5.Jealous bitchesの3曲にはオヤGは腰砕け... MARVALESSは、これ以降はあまり良いアルバムはないので購入するなら1stとこの2ndをぜひ!(04/01/24) |
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MARVALESS /Wiccked(1996) |
サクラメントのビアッチMC"MARVALESS"が96年にリリースした3rdアルバム。傑作デビューアルバム後のアルバムは何か物足りない感じがしてたんで、このアルバムには少し期待していたんですが、残念ながら1stを超えるような出来では無かったです… 曲単位では、MISSISSIPPIのVo.をフィーチャーした哀愁ピアノが印象的な1.Ride with meと9.Ride with me(remix)等の好曲もいくつかありますが、全体的にダーク系が多く、通して聴くには辛いです。SAC-TOWN好きの方にだけオススメします。(03/06/22) |
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MARVALESS /Fearlessd(1998) |
サクラメントのビアッチMC"MARVALESS"が98年にリリースした4thアルバム。結論から言えばこのアルバムも一般的にイメージされるSAC-TOWN物で、ダーク系が圧倒的に多いです。なにか全てが空回りしている感じですね… あの1stはまぐれだったのか?3,4曲は良い感じのものもありましたが、通して聴くと滅入ります。普通のウェッサイ・ファンには必要無いでしょう。(03/07/10) |
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MARV/MITCH&LEMAY /Livin in the strange(1996) |
96年にリリースされたMARV/MITCH&LEMAYのアルバム。詳しいプロファイルはわかりませんが、C-BOがゲストなのでサクラメントのラッパーでしょうか。これは当り盤です!聴けない曲は2曲くらいで残りは中々カッコイイです。特に哀愁ピアノ&シンセが胸を熱くする5.Situation sticky、もの哀しいベースラインが印象的な7.Tha family、女性Vo.をフィーチャーした切ない8.Skits'o、9.Devilish scheme、11.Vision tha real、ラストの7分以上にわたるダークなOutroがお気に入りです。暗めの曲が多いので好き嫌いは分かれるかもしれないですが、個人的には好きですね。C-BOやBROTHA LYNCH HUNG等のサクラメント物が好きならバッチリです。(03/01/26) |
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MASS 187 /Real trues paying dues(1996) |
GANGSTA LUV誌でも好評価のMASS 187の96年にリリースしたデビューアルバム。これはPAYDAYからの出直し盤。いやー、南部出身の彼らですが、結構西の香りが漂う好盤ですね。特にお気に入りはROY AYERSの名曲Everybody loves the sunshineネタに女性Vo.が絡む鬼メローな3.South side、これまた哀愁系の9.Gangsta strutと10.Outcyde、ZAPPのビートにピーヒャラシンセが激ヤバイ2.G's 2 tha heartです。他曲もかなり良いですので、見つけたら買いましょう!(03/01/17) |
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MASTER P /Get Away Clean(1992) |
MASTER Pのデビューアルバムとされている92年のアルバム(再発盤)。正直、かなりのマニア向けで、作りが古臭くてチープなのでほとんどの方は聴けないと思います。しかも、クレジットが滅茶苦茶、13曲のクレジットだが実際は15曲だし、3曲目なんて2曲つながってるし。個人的にはGEORGE DUKE/Reach for itネタの1.Saxophone、RICK JAMES/Mary jane使いの3.の1曲目Pervin'、スクラッチがうるさいのが玉に瑕だがR&Bテイストのメロウな5.Low down and dirty、NWA/Gansgta gangstaネタの10.Jack Of The Jackersが気に入りました。初期のMASTER Pには『Mama's bad boy』、『Ghetto's tryin' to kill me』、『99 ways to die』、『Ice cream man』と傑作が多いですが、このアルバムは一番最後に聴いた方が良いかもしれません。(07/11/09) |
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MASTER P /Mama's bad boy(1992) |
NO LIMIT RECORDSのドンMASTER Pが92年にリリースしたアルバム。プロデュースはMASTER PとEA-SKI&CMT。ニューオーリンズに帰る以前のNO LIMITにハズレなし!と言われるようにGラップファンを十分満足させるアルバムです。特に好きなのは70'S SOUL風哀愁系の6.I'm going big time、大ネタLove T.K.O.を使ったメローな8.Ooh shit、P-FUNKネタの9.Watch yo ass(後半はなぜか別曲になります…)でベストカットはEA-SKIをフィーチャーした13.Trust no bodyです!メロディアスなキーボードにタイトなビートがマジでカッコイイですね!確かにしょーもない曲もありますが機会があれば聴いて損はないと思います。(03/01/08) |
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MASTER P /The ghetto's tryin to kill me!(1994) |
サウスの大物MASTER Pが94年にリリースしたアルバム。PがまだWESTにいた頃のアルバムで、しかも配給があのSMG!個人的にPの最高傑作アルバムで、特にSKI&CMTプロデュースの5.Somethin funky for the street、もの哀しい7.Anything goes、70'S SOUL調哀愁トラックの8.Study being a gangsta、サントラ『MENACEUSOCIETY』に収録のKENYA GRUV/Top of the worldネタのメロウなタイトル曲9.、哀愁ファンク・トラックに女性コーラスを絡めた10.Bastard child、やるせないピーヒャラシンセが琴線を刺激する16.No limit partyがお気に入りです。(ただ15.211でSONYA Cが日本人をディスってるのには正直気分悪いですが...) 初期NO LIMITを語る上では絶対に外せないアルバムの一つです。(04/07/17) |
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MASTER P /99 ways to die(1995) |
NO LIMITのボスMASTER Pが95年にリリースしたアルバム。西にいた頃にリリースしたアルバムでプロデュースはMASTER P,LIL RIC,K-LOU,AL EATON,SKI&CMT,LARRY Dと西好きなら食指が動く顔ぶれ。自分はこの頃のNO LIMITを断然支持しますね!特に70'S SOULネタの哀愁トラックにBIG ED,KING GEORGE,LIL RICをフィーチャーした4.Rollin thru my hood、SKI&CMTお得意の哀愁トラックにEA-SKI&RALLY RALをフィーチャーした5.Bullets gots no name、ソウルフルなトラックにピーヒャラシンセを絡めたトラックにフックの男性Vo.もGOODな7.Playa wit game、もの哀しいタイトル曲9.99 ways to dieがお気に入りです。駄曲もありますが、西にいた頃のNO LIMITを聴かずしてNO LIMITを語れません!ウェッサイ狂なら聴くべし。(03/07/26) |
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MASTER P /Ice cream man(1996) |
MASTER Pが96年にリリースしたアルバム。『Get away clean』から数えると5枚目のアルバムでしょうか。活動の拠点を故郷のニューオーリーンズに移した頃でプロデューサーにWEST勢はK-LOUとDJ DARYLの二人だけで、残りはMO B.DICK、CRAIG B等のBEATS BY POUNDとPIMP C(一曲のみ)が担当しています。NO LIMITのアルバムは曲数が多い割には聴けない曲が多く、半分聴けたら十分みたいな感じで、このアルバムも全19曲中半数は聴けなかったんですが、聴ける曲は総じてレベル高いです。特にMO B.DICKが関わった曲がすこぶる良く、WORLD CLASS WRECKIN' CRU/Turn off the lightsネタのスロウ2.Mr.ice cream man、ドラムが硬いのが難点だがメロウな10.Playa from around the way、80'S R&Bテイストのメロウ・グルーヴ11.Sellin' ice cream(ネタ使いでしょうか?)と16.Watch dees hoes(これもネタ使い?)、定番DeBARGE/I like it使いのトラックに哀愁ピーヒャラ・シンセが絡む19.Things ain't what they used to beあたりはホント最高ですね!またK-LOUも負けずとベイ風味の哀愁ファンク6.How G's rideやDRAMATICSの甘茶ネタIn the rain使いの7.No more tearsなんて傑作も提供しております!WESTとSOUTHの良いところが上手い具合に溶け込んだ快作ですので、Gフリークならぜひとも聴いて下さい!(04/11/06) |
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MASTER P /Ghetto D (1997) |
MASTER Pが97年にリリースしたアルバム。この頃からNO LIMITの売り上げも急激に伸びてきているんですが、売り上げに反比例して内容が悪くなっていると思うのは自分だけでしょうか。このアルバムも良い曲はあるのだが、聴けない曲の方が多いという典型的な大量生産期のNO LIMITのアルバムとなっていると思います。DIANA ROSS/Missing youネタのメロウなGangstas need love、ERIC B. & RAKIM/ERIC B.is the presidentを大胆に使ったタイトル曲、ISLEY BROS./For the love of youネタのTryin 2 do something、TIMEX SOCIAL CLUB/Rumors使いのStop hatin、MARVIN GAYE/Sexual HealingネタのBurbons and lacsあたりは好きなんですが残りは全く受けつけませんでした... これ買うくらいならこれ以前のアルバム聴くのをオススメします。(2005/01/29) |
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MASTER P /Mp Da Last Don(1998) |
MASTER Pが98年にリリースしたアルバム(2枚組)。正直、あまり良いアルバムとは思えないですね・・・ 大量生産時期のNO LIMITの悪いところがでてしまってますね。そもそも2枚組にする必要性があったのかな。一部ではG.C.CAMERON/It's Hard To Say Goodbye To YesterdayネタのGoodbye To Homiesが人気みたいですが、とりたてて騒ぐほどじゃないかと。個人的にDISC1では、定番AVERAGE WHITE BAND/For a love of your ownとKOOL&THE GANG/Summer Madnessネタの10.Black And White、ギターとピアノが効いたファンキー・チューン12.Dear Mr.President、SHALAMAR/For the lover in you使いの13.Mama Raised Me、DISC2では、タイトなビートに郷愁メロディの1.More 2Life、UGKをフィーチャーしたゆったりしたメロディが染み渡る2.Ghetto Lifeがお気に入り。MASTER Pにはこれ以外にも良いアルバムがあるので、積極的にオススメはしませんが、安ければチェックしてみて下さい。(08/02/15) |
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MASTER P /Only god can judge me(1999) |
MASTER Pが99年にリリースしたアルバム。スキットを含む全23曲と非常にボリュームがあるのですが、駄曲を省いて10曲にすればすっきりとしたアルバムになると思うのは自分だけか。全体的にはチキチキした中途半端なビートが多くてうんざりですが、哀愁溢れるトラックにNYのNASとSONS OF FUNKをフィーチャーした7.Where do we go from here、SOULネタの哀愁系10.Ghetto in the sky、P-FUNK系のビートを使った哀愁FUNKに裏声の男性Vo.をちょろっと絡めた18.Y'all don't know、JERMAIN DUPRIプロデュース&ゲストのファンキーな20.Da ballers、アコースティックギターが印象的な21.Crazy bout yaはかなり好みの曲でした。南部に移ったNO LIMITしか聴いたことがない最近のリスナーには受け入れられると思いますが、西にいた頃のNO LIMITに強い思い入れを持っている者にはやはり聴くには辛いです... (03/07/26) |
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MASTER P /Ghetto postage(2000) |
MASTER Pが00年にリリースしたアルバム。このアルバムもスキットを含む全23曲とボリューム満点。全体の印象は上の「Only god can judge me」と変わりませんというか、クオリティはそれより劣りますね。特に前半は全く聴ける曲がなくガックシ… でしたが、後半に良い曲がいくつかありました。ベスト・トラックは、ISLEY BROS./Voyage to atlantisネタの哀愁たっぷりのトラックにISLEY似の男性Vo.が絡む23.Always come back to you。これは久々の大当たり曲ですね!ネタが良いのも手伝って玉乱一品に仕上がっています。他には2PAC似のKRAZYをフィーチャーしたR&Bトラックの21.Would you、SOULネタを使った哀愁系の12.Life I liveが気に入りました。オススメはしませんが、Always come back to youだけは聴く価値はあると思います。(03/07/26) |
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MASTER P /Game Face(2001) |
MASTER Pが01年にリリースしたアルバム。このアルバムはMASTER Pのなかでも大ネタ感がかなり強いアルバムで、最初聴いたときはちょっと面喰いました。若いリスナーは知っているかわからないが、RUN D.M.C.の師匠格にあたるKURTIS BLOWの名曲The Breaks使いの2.Ghetto Ballin、TEENA MARIEのクラシックSquare Bizネタのノリノリ・トラックに女性コーラスも絡む4.Real Love、TAVARES/More Than A Woman使いのハートウォーミングな7.A Woman、定番FUNKADELIC/One nation under a grooveネタのフロア・トラック上でSILKK THE SHOCKER、C-MURDER、LIL ROMEOとマイクを回す8.Back On Top、ノリノリなアップ・ナンバー10.What I'm About、これまた定番メロウ・ネタISLEY BROTHERS/Groove With You使いの11.Whoadie Gone、JACKSON 5/Got To Be Thereネタのほのぼのとした14.Lose It And Get It Backがお気に入り。これだけ分かりやすいアルバムはあまりないですね。ノリが良いものやメロウなものを求めている方なら絶対に聴いた方が良いです。(07/11/09) |
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MASTER P /Good Side Bad Side(2004) |
NO LIMITの首領MASTER Pが04年にリリースした2枚組みアルバム。DJ DARRYLが手がけたEMOTIONS/Don't Ask My Neighborsを早回し使いしたハートウォーミングなYou Don't Know Meは絶品!しかし、これ以外は全く気に入った曲はなかったです・・・ You Don't Know Meが素晴らしいだけにかなり残念なアルバムでした。(06/07/13) |
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MAUSBERG /Non fiction(2000) |
DJ QUIK一派の故MAUSBERGが2000年にリリースしたデビューアルバム。デビューアルバムにして遺作とは哀しいGANGSTAの宿命なんでしょうか…(改めてMAUSBERGにR.I.P.) QUIK関連のアルバムの中でも特に男っぽいファンキー・チューンが多く、従来のメロウ路線を期待していた方にとってはちょっと肩透かしな感じもするかもしれませんが、充実作には間違いありません。特に80'S調メロディ(ネタ?)にブリブリ・ベースが絡むファンク6.Y2K、SUGA FREEとJAMES DeBARGEをフィーチャーしたメロウ・ファンク7.Any way u want 2、AMG参加のメロウ・ファンク11.I can feel that、PLAYA HAMM&2NDUNONEをフィーチャーしたヘビー・ウェッサイ・ファンク12.Bank on it、男女コーラス絡みのドリーミーなメロウ・グルーヴ16.My life goes onは流石の出来栄え。主役のMAUSBERGのタフなフロウも聴きどころです。QUIK好きなら絶対に押さえて欲しいアルバム!(04/05/22) |
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MAX MINELLI /Get Served(2005) |
ルイジアナ州バトンルージュのMAX MINELLIが05年にリリースしたアルバム。プロデュースは、HAPPY PEREZ、C-LOC、HOWARD M等、ゲストには、懐かしいMIA-X、C-LOC等。この地のラッパーはC-LOCやYOUNG BLEED等どこか魅力があり、MAX MINELLIも実力は十分で、このアルバムも傑作とはいかないまでもなかなかの力作に仕上がっています。HAPPY PEREZ制作のブルージーなギターが効いたトラックにRUSSELL LEEをフィーチャーした1.Let Me Roll、ピーヒャラ・シンセがイカすローテンポのファンキー・トラック上でPAUL WALLとマイクを回す2.Find Me A Freak、NATALIE嬢のコーラスもハマったまろやかメロウ・チューン8.If U Want It(ベスト・トラック!)、70年代SOULをネタにしたと思われるハートウォーミングな15.Somebody Love Meがお気に入りです。サウス・フリークならチェックして損はないでしょう。(07/01/20) |
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MAX MINELLI /The Remedy (2008) |
ルイジアナ州バトンルージュのMAX MINELLIが08年にリリースしたアルバム。KOCHからの待望のメジャー・デビューなんですが、トラックに華が無さ過ぎるのが気になりますね。それでもラップ自体に魅力を感じているんで、個人的には十分満足できました。ドープなビートに妖しげなシンセの1.I'm The Sh*t、ファンキーな2.U Gotta Luv Me Baby、COLINE嬢のコーラスが絡む郷愁感溢れる3.Fresh 2 Def、ファンキーな5.Buzz Kickin' In、もの哀しい6.I Pimp、80年代チックな打ち込みビートのメロウ・トラックにRUSSELL LEEをフィーチャーした10.Happy I Made Itあたりがお気に入り。サウス・フリークなら聴いて損はないでしょう。(10/04/17) |
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MAX MINELLI /Pain Medicine (2009) |
ルイジアナ州バトンルージュのMAX MINELLIが09年にリリースしたアルバム。プロデュースは、お馴染みHAPPY PEREZにJONDO、SHONTA、NASTY NATE。リリース先がKOCHじゃないんでマイナー落ちか?というのが気になるところだけど、 それを心配させないくらい充実した内容で大満足。初っ端の1. I Can Feel Itから南部らしい郷愁感溢れるトラックにNICOYA嬢の寂しげなコーラスもバッチリはまった曲でガツンとやられたね。これもNICOYA嬢のボーカルをフィーチャーしたもの哀しげな2. Promises To Keep、不穏な雰囲気の3. Do It Do It (Swagga Mix)、哀愁感溢れるピアノを中心とした素晴らしくソウルフルなトラックに涙腺も緩む4. Louisiana Sky、泣きのギターがロックっぽさを感じるが南部フレイヴァ溢れる6. Doors On A Lambo、RUSSELL LEEをフィーチャーした南部風情溢れるブルージーな9. Money I Made Today、LETOYA嬢のボーカルも雰囲気を引き立てるメロウ・チューン11. Be With You、これもRUSSELL LEEが参加した温かみのある13. Mama's Only Son 2、ギターが効果的な夕暮れ系ナンバー14. What If I Don't Make It、FRANKIE J.の歌声が絶妙にマッチした素晴らしすぎるメロウ・チューン15. If It Wasn't For Loveと好曲満載。主役のMAX MINELLIのラップもカッコイイの一言。HIPHOP好きなら聴いておくべきアルバムだな。哀愁・メロウ好きなGラップ・マニアも14. What If I Don't Make Itは聴き逃しなく!(2010/11/14) |
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MAX MINELLI /Heart of a King (2011) |
ルイジアナ州バトンルージュのMAX MINELLIが2011年にリリースしたアルバム。プロデュースは、お馴染みHAPPY PEREZにDIVIDED SOULS PRODUCTIONS、D.J. PAIN1、MOD PRODUCTIONS、GUSSMAKEMYBEATS、HANNIBAL、。マイナー落ちしても、順調にリリースしているのはファンとしては嬉しいですね。前作に引き続き好調で、ダークに攻める1. Last Time I Checked、もの哀しいピアノのメロディが耳を惹く2. Heart of a King、重苦しい雰囲気をひき裂くような寂しげなピアノが印象的な5. Be Respected、サウスらしい雰囲気満載の6. Can I Help You、MALACHI X.をフィーチャーした素晴らしくソウルフルで郷愁感溢れる7. Make It、QUEをフィーチャーしたニュー・ソウル感覚が秀逸な12. City is Mine、どことなく愁いを感じる13. Only a Question、優しげなピアノのメロディに惚れ惚れするメロウ・トラックにRONNY MYをフィーチャーした14. Still Smileが特にお気に入り。相変わらずラップもカッコ良く、今後に期待ができるラッパーの一人ですね。(2011/11/22) |
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MAX MINELLI & SCC /Both Sides Volume 2(2006) |
メジャーKOCHからのデビューも決まったMAX MINELLIと白人ながら地元バトンルージュで根強い人気を誇るルイジアナのSCCことSOUTH COAST COALITIONによるアルバム。バトンルージュの勢いを感じさせるアルバムで、派手さはないものの、聴き応えある好盤で、特にブルージーで南部風情溢れる哀愁ナンバー4.Get Yours(MAX MINELLI&SCC)、もろサウスって感じなファンキー・チューン5.Hustle Sicker(SCC&LIL WITNESS)、HAPPY PEREZが手掛けたナイス・グルーヴのファンキー・ナンバー14.Block Boy(MAX MINELLI)、タイトなビートに70年代ファンクっぽいウワモノの16.Thuggin(MAX MINELLI)、RUSSELL LEEプロデュースで、ファンキーなビートに寂しげなメロディ、そしてRUSSELL LEEの歌も絡む17.Down Wit Me(MAX MINELLI、SCC、RUSSELL LEE)がお気に入りです。MAX MINELLIのラップ自体にかなり惹かれているので、評価は甘いですが、サウス・フリークなら聴いて損はないアルバムです。(07/08/25) |
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MAYHEMM /Global mayhem(1997) |
ROD、BIG SHOT、LARUのトリオMAYHEMMが97年にリリースしたアルバム。プロデュースはDJ SLIP、PRODEJE、ANT BANKS、MC EIHT等、ゲストにはMC EIHT、YOUNG PROD等。豪華なプロデューサー陣なので期待して聴いたんですが、前半はスペーシーかつJAZZYなゆったりテンポのトラックにMC EIHTが参加した4.Crucialが良かっただけで、残りは中途半端なトラックが続き退屈でした。しかし後半になるとPRODEJEらしさがでた寂しげなトラックにYOUNG PRODをフィーチャーした11.Deprived、もの哀しいトラックに寂しげなサックスが絡む12.No more stressin、ピアノの音色が心を落ち着かせる13.No secrets、イントロの女性Vo.から惹きつけられる穏やかなグルーヴの14.Here all aloneの流れは聴かせてくれました。ごく平均的なアルバムで、積極的にオススメしませんが、PRODEJE好きな方はチェックしてみて下さい。(05/09/17) |
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MC BRAINZ /Brainwashed(1996) |
BELL BIV DEVOEのMICHAEL BIVINSに見出されて92年にMOTOWNからデビューしたクリーブランド出身のイケメン・アイドル・ラッパーMC BRAINZ(当時はMC BRAINS)の4年ぶりの2ndアルバム。プロデュースはJAZZE PHA、THA RELATIVEZでも良い仕事をしていたMARK SPARKS等。正直まだいたの!?って感じで2ndがリリースされたのには驚きました。内容はレーベルメイトのMC BREED似で、BREEDよりも東寄りですね。中途半端な曲が多く、また哀愁・メロウ系もないのにはガッカリ... でもJAZZE PHAプロデュースのスモーキーなファンキー・チューン9.Dub sackと16.At my partyはかなり良かったですね!Dub sackはフックの女性Vo.がダンスクラシックINDEEP/Last night a DJ saved my lifeを気怠く歌うのもバッチリはまっていて、At my partyもRICK JAMES/Standing on the topを使ったノリノリ・ファンク!まあ、この2曲だけですが...、レーベルはあのICHIBANなのでマニアの方だけにオススメします(笑)(04/04/24) |
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MC BREED /20 below(1992) |
マイナーG-RAP/G-FUNKの陰の立役者MC BREEDが92年にICHIBAN/S.D.E.G. RECORDSからリリースした2ndアルバム。プロデュースは、お抱えDJのDJ FLASH TECHNOLOGY等。このアルバムの聴き所といえばやはり、傑作シングルAin't no future in yo' frontin'の続編といえる激カッコイイ1.I ain't to be f…ed withとR&BデュオのNIGHT&DAYをフィーチャーしたメロウ・チューンの6.Ain't too much worriedの2曲でしょう。当時から大好きでしたが、今聴いてもやはり良いものは良い!ですね。これ以外にはP-FUNK使いで音数多目なのアッパー・ファンク・チューンの3.Dis mode、これもP-FUNKネタでブレイク部分のかけ声とスクラッチが時代を感じさせる7.No frontin' allowed、CRUSADERSの前身JAZZ CRUSADERS/Way Back Home(名曲!)のベースラインが効果的なファンキー・チューン9.The great depression、鬼渋いネタ使いのファンキー・シット13.Shout outがお気に入りです。G-RAP自体はかなり浸透していると思うんですが、依然としてBREEDに対する評価は低いですね... もう少しこのあたりが評価されるようなシーンになって欲しいです。(05/10/01) |
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MC BREED /The new breed(1993) |
MC BREEDが93年にリリースした3rdアルバム。プロデュースはCOLIN WOLFEとWARREN G、ゲストには2PAC。WARREN Gは4曲手掛けていますが、LBC流メロウ・チューンを期待したら完全に肩すかし喰らいますね。BREEDに合わせてか、かな〜り地味なネタ使ってます(笑) お気に入りはBREEDらしい泥臭いファンク・トラックにピーヒャラシンセを絡めた10.Ain't 2 good、WARREN Gによるファンキー・トラックに2PACをフィーチャーした3.Gotta get mine、これもWARREN Gによるダーク系トラックに2PACが"煽り"で参加した5.Comin' real again、これまたWARREN Gが手掛けたJUNGLE BROTHERS/Straight out the jungleと同ネタのMANDRILL/Mango meet使いの怒渋な8.Conversationsです。久々に聴いたらやっぱり地味だな〜って思いました(笑) でもこの地味さ加減が自分にとってはツボなんですよね。(04/08/28) |
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MC BREED /Funkafied(1994) |
ミシガン州フリント出身のMC BREEDが94年にリリースした4thアルバム。マイナーGラップの立役者と言ってもいい実績がありながら、正当な評価がされていないと感じるのは自分だけでしょうか? 総じて派手さの欠けるトラックとモサっとしたラップ・スタイルがその要因だと思われますが、このアルバムはP-FUNK&G-FUNK度数が他のアルバムより高いので、BREEDに触れるなら最適なアルバムだと言えます。特にONEWAY/Cutie pieネタのトラックに男女コーラスをフィーチャーした4.Late nite creep、CAMEO/Please you使いの9.The deal is da funk、P-FUNKをベースにしたブリブリ哀愁ファンクの12.Back up in ya!、D.O.C.をフィーチャーしたゆったり系グルーヴの15.B.R.double E.D.がオススメです。でもやっぱり地味ですね(笑) 派手なトラックが好まれる現在では、BREEDがブレイクする可能性は低いか... 個人的に大好きなんでぜひとも聴いて欲しいところですが... (04/04/24) |
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MC BREED /Big Baller (1995) |
ミシガン州フリントを代表するラッパーMC BREEDが95年にリリースした4thソロ・アルバム。プロデュースは、BREED自身にDJ FLASH、SHORTY B、JAZZE PHA、PEE-WEE、AMP FIDDLER等。場末のバーで歌うブルースマンのごとく渋く円熟味があるアルバムだね(かなり地味だが...)。バーボン片手に酔いどれ気分で聴くとマッチするかも。ブルージーなイントロ1. Intro、泥臭くて郷愁感のある2. SFNU、JOE SIMON/Drowing In The Sea Of LoveネタにL.A. DRE のピアノも印象的なブルージー・ファンク・トラックにJIBRIとTOO SHORT(しゃべりのみ)をフィーチャーした4. Sea Of Bud、BEASTIE BOYSの声ネタが耳を惹くファンキーで妖しげなトラックに HURRICANEが参加した5. Real MC、CRAIG MACK/Flava In Ya Earにも似たシンプルなトラックにSLICK RICKの声ネタを合わせた7. Say What、どことなく夕暮れを感じるトラックにKOOL-ACEとJIBRIをフィーチャーした10. Nightlife、P-FUNKを意識したであろう11. Been Round For Yearsがお気に入り。惜しくも亡くなってしまいましたが、再評価されてほしいMCの一人。(2019/09/21) |
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MC BREED /To Da Beat Ch'all (1996) |
ミシガン州フリントを代表するラッパーMC BREEDが1996年にリリースした5thアルバム。プロデュースはMC BREED、ERICK SERMON、HURRICANE、JAZZE PHA等。熱心なブリード・フリークが満足する安定の地味さ、渋さはさすがだね(ディスってないよ)。地を這うようなベースが効いた鬼渋いトラックにD.O.C.が参加した2. Cum Clean、これもベースが効いた小気味良い4. Evil That Men Do、SONJI嬢と歌うほとんどスロウ・ブルースな5. My Walls、グッと重心低いファンク7. Same Thang、ERICK SERMONゲスト&プロデュースのミステリアスなファンク9. To Da Beat Ch'all、HURRICANEゲスト&プロデュースのチェイサーなんていらないぜ!ってグイグイ系のファンキー・チューン10. No Chaser、ダークに攻める11. Stop That、スペーシーで郷愁感漂う12. U Can't See Meがお気に入り。(2020/08/15) |
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MC BREED /Flatline (1997) |
ミシガン州フリントを代表するラッパーMC BREEDが1997年にリリースしたアルバム。デビュー・アルバムから数えて7枚目ですね。プロデュースは、MC BREED、JAZZE PHA、ANT BANKS、THE D.O.C.、PRESTON CRUMP、EROTIC D。夕暮れ感のある渋い1. Floatin' Through the Cosmos、ブルージーだが、妖しげなメロディにクラクラする2. My Dove、T-CONNECTION/The Best of My Loveネタの郷愁感溢れるトラックに枯れた味わいのコーラスも最高な3. Dreamin'、B.T. EXPRESSっぽいアフロ・ファンキーな4. Guerrilla Pimpin'、カチッとしたドラムに80年代っぽいウワモノのトラックなPIMP Cが参加した5. Rule No. 1、うら寂しい6. Caf? Interlude、怪しさ満点の地味なトラックにTOO SHORTとマイクを回す7. Conclusions、ジャジーで寂しげなトラックが最高な(インタールードでは勿体ない!)8. Lakeside Lude、70年代っぽい雰囲気のトラックにエレピが心地よい11. Flatline、EROTIC Dをフィーチャーした妖しげなピーヒャラシンセも耳を惹く12. Duece Shot、アーシーで渋すぎる13. Break of Dawnがお気に入り。いつもの安定したジミさ加減にホッとしますね。ファンならぜひどうぞ!(いないか…)(2021/12/11) |
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MC BREED /It's all good(1999) |
大ベテランのMC BREEDが99年にリリースしたアルバム。日本では全く評価されてないと思われるBREEDですが、もっと正当な評価がされていいと思います。独特な味わいのあるラップや泥臭いトラックも渋いですね。このアルバムも渋いイントロで始まり、ブルージーな3.Gangsta shit、TOO SHORTゲストのファンキーな4.Tricks、バウンシーな7.Work it from the bottom、もの哀しい8.Let's go to da club、PIMP C&舎弟のDFCをフィーチャーした10.Rule No.1がお気に入りです。さらっと聴ける好盤ですね。(03/01/19) |
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MC BREED /Rare breed(2000) |
このアルバムには騙されました!内容自体はいつものBREEDらしさが出ていて問題無いんです。(勿論好きな音です) 問題なのは、このアルバムは1997年にリリースされた「ONE PUFF MUSIC featuring MC BREED/Saucy vol.1」をタイトルと一部曲名を変えて再リリースしたアルバムということです。(下のアルバムがその「ONE PUFF〜」) その「ONE PUFF〜」を持っている自分にとっては全く必要の無いお皿。詐欺ですね!アメリカのアマゾンのサイトでも同じようなレビューが載っていました。まあ、「ONE PUFF〜」のリリース元のICHIBAN RECORDSが倒産して廃盤になっているみたいですから、「ONE PUFF〜」が欲しい人には嬉しい再リリースだとは言えると思います。レビューは下の「ONE PUFF〜」を参考して下さい。(03/01/26) |
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ONE PUFF MUSIC feat.MC BREED /Saucy(1997) |
97年にリリースされたMC BREED&その仲間達のオムニバス風なアルバム。プロデュースはほとんどJAZZE PHAが担当していて、ゆったりとした味のあるサウンドに仕上げてます。暖かみのある1.One puff、浮遊感溢れる音処理が印象的な3.Salt in my gameと15.For your mind、男性ボーカルをフィーチャーした哀愁系の9.Ashes to ashesが気に入りました。周りではあまり評判の良くないアルバムですが、それ程悪くは無いと思います。(03/01/26) |
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MC EIHT Featuring CMW /We Come Strapped (1994) |
コンプトンの大ベテランMC EIHTが94年にリリースしたアルバム。グループがフィーチャリング扱いなので、事実上のソロ・デビュー盤ですね。プロデュースは、MC EIHT、DJ SLIP、1曲のみRIC ROC。正直、物足りない部分もあるけど、MC EIHTの語り口を楽しめる良作には間違いないね。物哀しげな1. Niggaz That Kill (Endolude)、SKI & CMTを思い起こさせる漢の哀愁溢れる4. Take 2 With Me、メロウ・クラシックTYRONE DAVIS/In The Mood使いの人気曲5. All For The Money、JOE TEX/Papa Was Too、JOHNNY "HAMMOND" SMITH/Big Sur Suiteネタのサスペンス・タッチの9. We Come Strapped、これもSKI & CMTを思い起こさせる哀愁溢れるピアノが効いたトラックにSPICE 1とREDMANをフィーチャーした12. Nuthin' But The Gangsta、不穏な雰囲気漂う13. Hard Times、清々しさも感じるアウトロ15. 2 Tha Westside (Endolude)が特に好きかな。(2014/12/06) |
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MC EIHT /Section 8 (1999) |
コンプトンの大ベテランMC EIHTが99年にHOO BANGIN/PRIORITY RECORDSからリリースしたアルバム。プロデュースは、YOUNG TREY、ANT BANKS、BIRD、FREDWRECK、JULIO G、DJ RAW STEEL、MC EIHT、DJ SLIP、BINKY、BLACK HOLE。EIHTの中でもかなり人気があるアルバムですよね。バラエティに富んでいて、特にBOOM BAMをフィーチャーしたCOMMODORES/ZoomとEAGLES/I Can Tell You Why使いのメランコリックな2. Living 'N' Tha Streetz、ROY AYERS UBIQUITY/Everybody Loves the Sunshine、TYRONE DAVIS/In the Moodネタのメロウ・チューン3. My Life、ホラー・コアな4. Murder At Night、B.T. EXPRESS/Once You Get It使いのファンキーな5. Caution、腰にまとわりつくビートがとにかく最高な7. Automatic、HIGH"T"&CMWが参加した優やかなグルーヴを感じる8. Strawberriez -N- Cream、郷愁感漂う9. Flatline、NORMAN CONNORS/You Are My Starshipネタの胸に染み渡る郷愁メロウ10. Dayz Of 89'、SOULTREをフィーチャーしたソウルフルかつ寂しげな11. Tha Hood Still Got Me Under、TECHNIECが参加したTHE JEFF LORBER FUSION/Rain Dance使いの12. Me & My Bitch、ALICIA MYERS/If You Play Your Cards Rightネタの人気メロウ・チューン14. Thicker Than WaterがGOOD。聴いておくべきアルバムの一つでしょう。(2014/07/02) |
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MC EIHT /N' my neighborhood (2001) |
コンプトンの大ベテランMC EIHTが2001年にHOO BANGIN/PRIORITY RECORDSからリリースしたアルバム。個人的にはEIHTのあの声が聴けるだけで無条件にOKなんですが、アルバムとしてもかなりの充実作で大満足!特にSOULTREのVo.をフィーチャーした流麗なギターの音色にとろけそうなメロウ・グルーヴの6. Hold up、80'Sテイスト(ネタ?)のメロウ・トラックに女性コーラスを配した8. All around the hood、INTIMATE STRANGERS/Love Soundsネタのまろやかでソウルフルな12. Hood ratzの3曲が絶品!これ以外にもROSE ROYCE/Love don't live here anymoreネタの4. From yo hood 2 my hood、ずしっと重たいビートが効いた哀愁系の9. Must be murder、ドラマチックな13. Once upon a time n' the ghettoもナイス!マイナー物にだけ注目浴びていますが、こういったメジャーの良作もぜひ押えて欲しいところです。(2005/01/29) |
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MC EIHT /Veterans day(2005) |
ベテランMC EIHTが05年にリリースしたアルバム。プロデュースは、THA CHILLとTHA BOOBDOCZ。派手さには欠けるものの、渋い内容で気に入りました。特にファンク・ビートにBARRY WHITE/I'm Gonna Love You Just A Little More, Babyをあわせた渋カッコイイトラックに男性コーラスも絡めた2.Streets Don't Love U、クラップ・ビートにもの哀しげなメロディの5.U Know Why、タイトなビートに寂しげなキーボードが絶妙なトラックにTHA CHILLをフィーチャーした12.We Made It '04、渋すぎるファンキー・チューン14.Wavin the Pistol、ISAAC HAYES/Ike's mood使いのBIZ MARKIEのクラシックMake the music with your mouth,BIZをモチーフにしたトラックにU.T.F.O.のDJ"MIXMASTER ICE"風スクラッチがアクセントになっている16.Nobody Beat Usがナイス!大好きなMCということだけでも評価が甘くなるところですが、個人的には、ただメロウなだけのアルバムよりは何倍も聴き応えがありますね。WESTフリークならチェックすべきアルバムです!(05/12/03) |
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MC.JR.CAS /Born 2 flow(1991) |
91年にカリフォルニア州イングルウッドのBOSS MAN RECORDSなるマイナーレーベルからひっそりとリリースされたMC.JR.CASのアルバム。プロフィール等については全く分かりませんが、プロデュースであのQDVが4曲に参加しており、CRAZY TOONESもDJとして参加(1曲のみ)しています。これがなかなかの好盤でして、重たくブルージーなイントロで始まり、DRAMATICS/Get up and get downネタのアッパーなファンキーチューンの4.Coalition、JAMES BROWNの定番ビーツFunky drummer使いのファンキーな5.Hypothetically speaking(当時の東物と比べてもかなり高水準)、物哀しいSOULネタに吐き捨てるようなラップがバッチリな6.Joey、QDV制作のノイジーなギターが印象的な7.Nice and easy、同じくQDVが制作したA TRIBE CALLED QUESTも使ったWalk on the wild sideを使用した12.Wild side、そしてベストトラックの軽快ファンキーでフックのスクラッチもイカした13.One from the jr.がオススメです。見つけたらぜひ聴いてみて下さい。(03/02/22) |
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M.C.MAGIC /Don't worry(1995) |
NASTYBOY KLICK(現NB RIDAZ)のリーダー格M.C.MAGICが95年にリリースしたソロ・アルバム。このアルバムは、哀愁・メロウ系が好きな方なら堪らない好盤に仕上がってます。チカーノにありがちな大ネタもろ使いではないので大ネタ系が苦手な方でも十分楽しめると思います。お気に入りは、WHODINI/Friendsのビートも効いたメロウ・トラックに男性コーラスも絡めた夏にピッタリな2.Summertime、M.C.MAGICのトークボックスもフィーチャーしたメロウ・ファンク5.Don't worry、女性コーラス絡みのメロウ・ミディアム11.Excited、定番ブレイクImpeach the president使いのメロウ・ファンク12.Don't worry remixx、ラップがはいっていないのが残念だが、甘美なメロディのスロウ・インスト13.Dre's grooveです。チカーノ・フリークはもちろんLBC系G-FUNK好きには自信を持ってオススメできます!(04/08/14) |
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MC MAGIC /Magic City(2006) |
NB RIDAZのプロデュースやトークボクサーでお馴染みのMC MAGIC最新アルバム。Gラップ、チカーノ・ラップ・シーンでは知らぬ者がいない大物ですね。メロウ中心の構成で、5.Sexy Ladyみたいな限度を超えたポップス調のメロウ曲を除けば、なかなか聴き応えある内容です。ビートがQUEEN/We Will Rock You似の男っぽいファンク・トラックにGEMINI、CHINGO BLING、GUERILLA BLACKをフィーチャーした2.Ride It Out、BOBBY BROWNの懐かしい胸キュン・メロウRoniをネタにしたトラックにMARCOS HERNANDEZとJX3が参加した9.Tenderoni、DON CISCOをフィーチャーしたメロウ・チューン14.Be My Lady、ZAPP/Heartbreakerまんま使いの15.Tell Me、NB RIDAZのSLY参加のメロウ・チューン16.Lets Pretendがお気に入りです。ボーナスとしてヒット曲Crazy/GEMINI、Slow Jam/JUNEBUG SLIMも収録。普通にオススメできる好盤だと思います。(06/05/25) |
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MC REN /Shock of the Hour (1993) |
元NWAで西海岸のパイオニア的MCのMC RENが93年にリリースしたデビュー・フルアルバム。プロデュースは、TOOTIE、DR.JAM、MADNESS 4 REAL、RHYTHM D等。G-FUNKのダークな部分を代表する快作だね。全編ダークかつハーコー全開で、それにマッチしたMC RENのラップもカッコ良すぎ!MARVIN GAYE/Let's Get It On、JAMES BROWN/Stone to the Bone使いの郷愁感のあるトラックにSLICK RICKの声ネタを合わせた2. Same Ol' Shit、不穏な空気が充満した3. Fuck What Ya Heard、BARRY WHITE/ I'm Gonna Love You Just a Little More Babyネタのムーディーなトラックに攻撃的なスクラッチを合わせた4. All Bullshit Aside、PARLIAMENT/Flash Light使いのダーク・トラックに後にデビューするラガMCのDON JAGUARをフィーチャーした5. One False Move、暗いピアノにピーヒャラ・シンセがマッチした6. You Wanna Fuck Her、サントラ「CB4」にも収録されたハーコー・チューン7. Mayday On The Frontline、定番ブレイク・ビーツJOHNNY JENKINS/ I Walk On Guilded Splintersを使った鬼ダークで最高な8. Attack On Babylon、重たいビーツに寂しげなメロディが最高な9. Do You Believe、TOM SCOTT AND THE L.A. EXPRESS/ Sneakin' in the Back 、JAMES BROWN/The Payback、PARLIAMENT/Flash Lightネタの渋い10. Mr. Fuck Up、FIVE STAIRSTEPS/ Don't Change Your Love使いのヘビーかつダークな11. Shock Of The Hourとほぼ全曲聴けるね。(2016/01/23) |
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MC REN /The villain in black(1996) |
元NWAメンバーのMC RENが96年にリリースしたアルバムです。プロデュースはABOVE THE LAWのCOLD187やMADNESS 4 REAL&DR.JAM等です。全体的にダーク&ヘビーな曲調で統一しているため、好き嫌いが分かれますが、哀愁漂う2.Keep it real、ヘビーG-FUNK3.It's like that、ミステリアスな8.Mind blownは個人的には好みです。初心者にはチョットきついかも知れないです。(03/01/01) |
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MC TWIST /Bad Influence (1990) |
SAN JOSEのMC TWISTが90年にLETHAL BEAT RECORDSからリリースしたアルバム。89年にLUKE SKYYWALKER RECORDSからM.C. TWIST & THE DEF SQUAD/Comin' Thru Like Warriorsをリリースしているんで2ndにあたるのかな。当時の定番ネタのオンパレードで、トラック、スクラッチともに質が高いね。KC AND THE SUNSHINE BAND/I Get Liftedにスクラッチをのせたイントロ1. Bad Influence、THIN LIZZY/Johnny The FoxのギターとKRS-1の声ネタが効いたハーコー・チューン2. Cocaine Bizni$$、LYN COLLINS/Think使いのファンキーな3. A Step Beyond、THE TEMPTATIONS/Papa Was a Rollin' Stoneネタでシリアスモードの4. Dope Story、ブレイクビーツにGROVER WASHINGTON JR.やSLAVE等様々なネタを合わせた5. Cold Chillin' in San Jo、GO-GOビートにWILD CHERRY/Play That Funky Musicを合わせた7. Step Off、JBネタの8. The Eastside、当時のマイアミ・ラップ風の軽めのファンクでTWENNYNINE/Peanut Butterが効いた9. Eurythangz Gottabfunky、MALCOLM MCLAREN AND WORLD'S FAMOUS SUPREME TEAM/Hobo Scratch使いのファンク10. The Jokes on You (Hometown Critics)、泥臭いファンキー・ナンバー11. Mary Mack II、P-FUNKネタの12. What I Came 2 Doとほとんど聴けるね。埋もれるには惜しいアルバムだね。(2013/11/25) |
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ME&MY COUSIN /International(1996) |
96年にリリースされたME&MY COUSINのアルバムです。プロデュースはウェッサイ物で知られているRHYTHM Dです。ブラックミュージックレビューでも紹介されていましたが、全編通してFUNKYな曲が多く、特にCAMEO/Shake your pantsネタの5.Smooth、浮遊感あるメローな6.Internationalがオススメです。また14.Fonk interludeにはG物に多数参加しているMIKE"CRAZY NECK"SIMSが参加。 |
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MELLO K /Hard & Mello (1994) |
L.A.のL.A.BOY RECORDSから94年にリリースされたMELLO Kのアルバム。プロデュースは、MONTI BLUEとK.DAVIS。詳細不明のマイナー・ラッパーながらなかなか聴かせてくれますね。でもGANGSTAっていうよりは、SKEE-LOあたりのポップ・ラッパーって感じかな。ゲストのラガMCは余計だが、ダンサブルなトラックに男声コーラスを配した1.Do Me、DeBARGE/I like it使いのトラックにGREG NICEを意識したであろうフロウを聴かす2.Hold On To Your Love、ZAPP/Computer loveネタの3.On The Load To A Dead End、優しげなメロウ・チューン4.Him Or Me、JEAN CARNE/Don't Let It Go To Your Head使いの心地良すぎるメロウ・ナンバー5.Summer Days Mello NightsがGOOD。でも、後半のCYPRESS HILLやONYX風のハーコー3連発は確実にマイナスだね。聴けないことはないけど、アルバムの統一感が崩れているね。(2012/03/24) |
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MEL-LOW /It's a B.G. thang(1995) |
SOUTH CENTRAL CARTELのPRODEJEの大々的なバックアップを受けてデビューしたMEL-LOWの95年のデビューアルバムです。シングルカットされたPRODEJEプロデュースの9.Make it through another dayがとにかく最高です!CON FUNK SHUN/Love's trainネタの哀愁溢れるミディアム・トラックにL.V.のソウルフルなVo.入りときたら… 他にも切ない4.Life of a youngster、哀愁溢れるピアノが胸を打つトラックにPRODEJEをフィーチャーした5.Money,houses and clothes、NYのREDMAN&ROCKWILDERがプロデュースしたGAP BAND/Outstandingのドラムを隠し味に使ったヘビー・ファンクの11.The day I dieがお気に入りです。S.C.C.ファンならぜひとも聴いて欲しいアルバムです!(03/09/06) |
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MEL-LOW /Make it through another day(12)(1996) |
95年にリリースされたMEL-LOWの名盤アルバム"It's
a B.G. thang"からの12インチシングル。収録曲はA-SIDE:Make
it through another day A1radio、A2.street、A3.remix、A4.show
ver.、A5.acapella B-SIDE:Blaze it up f/REDMAN B1radio、B2.street、B3.remix、B4.show ver.、B5.acapella Make it〜のプロデュース&REMIXはウェッサイのカリスマS.C.C.のPRODEJE!とにかく哀愁溢れるミディアムトラックが最高!おまけにL.V.のソウルフルなVo.入りときたら... REMIXはオリジナルより少し明るめの曲になってます。やはりここはオリジナルを絶対に聴くべし! Blaze〜はNYの赤男がプロデュースした完全に東系のトラック。ウェッサイファンにはあまり必要無い曲かもしれません。(03/05/11) |
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MENACE CLAN /Da hood(1995) |
95年にRAP-A-LOTからリリースされたMENACE CLANのアルバム。当時のBMR誌によるとテキサス出身となっているが、ジャケにはSOUTH CENTRALの標識も見られるってことはもしかしたら西系かも。気に入ったのはSCARFACE制作のダークな3.Record deal、WARREN G.等のウェッサイ系にも通じるN.O.JOE制作のレイドバックした鬼メローな4.Life(マジで最高!)、DR.DREのパクリ?っぽいダークな5.Runaway slave、再びSCARFACE制作のもの哀しい7.What you say、哀愁ギターが印象的な10.Me by myselfです。駄曲も結構ありますが、4.Lifeはかなり良い曲なので機会があれば聴いてみて下さい。(03/02/03) |
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MENACE TO SOCIETY /Situation critical(2000) |
A.G.Q.とRICCOLAからなるミシガン州INKSTERのデュオMENACE TO SOCIETYが2000年にI.T.P.PRODUCTIONSからリリースした6曲入りEP。セルフ・プロデュースで、ゲストには、B-LEGIT、ROYCE DA 5'9''、G-MAN等。ICHIBANからの『Life of a real one』で初めてこのグループを知ったんですが、その後も地道に活動している姿にはどこか惹かれるものがありますね。これの前のアルバムはあまり良くなかったんですが、このアルバムは、結構良くて、男女コーラスをフィーチャーしたチキチキ・ビートの哀愁系1.Good times、B-LEGIT&故G-MAN(G-MAN STANとは別人です)参加の西風ファンク2.I ain't tripping、DIZZY&O-Dをフィーチャーした哀愁ファンク3.Just don't earl、タイトなビートのもの哀しい6.I will surviveが気に入りました。Gフリークには全く注目されない悲しい存在ですが、いつまでも応援していきたいと思わせる不思議な魅力を持つグループです。(05/06/18) |
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MESSCALEN /Different Slanguages(2004) |
MESSY MARVが04年にMESSCALEN名義でリリースしたアルバム。それほど特筆するような内容ではないですが、KEAK DA SNEAKをフィーチャーしたスペーシーな7.It's On、クラップ・ビートにブリブリ・シンセをあわせた10.Stuntin、RUN DMCのクラシックRock Box使いの11.Disobayish、SHALAMAR/For the lover in youネタのメロウ・チューン14.It's Krazyがお気に入りです。特にオススメはしませんが、MESSY MARV好きなら聴いて損はないでしょう。(07/03/17) |
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MESSCALEN /Scrapers, Stunnas And White Tees(2005) |
MESSY MARVが05年にMESSCALEN名義でリリースしたアルバム。ほとんどCOZMOによるプロデュース。哀愁・メロウ系に聴き応えあるアルバムで、寂しげなコーラスと重々しいピアノを全面に配した2.Warrior、カッティング・ギターがナイスなBPM早めのメロウ・グルーヴ5.Click Clack Gang、DANNY HATHAWAY&ROBERTA FLACK/The closer I get to youネタのメロウ・トラックに早回しコーラスをトッピングした6.Ova N' Ova、SURFACE/Closer than friends使いの13.True To The Game、おそらくネタ使いの17.Children Of The GhettoがGOOD。哀愁・メロウ好きならオススメできるアルバムです。(07/03/17) |
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MESSY MARV /Messy situationz(1996) |
フリスコの甘茶王MESSY MARVが96年にリリースしたアルバム。これは去年リリースされた再発盤です。期待し過ぎていたせいか、少し物足りなく感じましたが、ISLEY BROS./For the love of youネタの1.Ghetto blues、REGINA BELLE/Baby come to me使いの4.In the game、LUTHER VANDROSS/Don't you know thatネタの8.On the D.L.、タイトルどおりKOOL&THE GANG/Too hot使いの11.Too hot、EARTH,WIND&FIRE/Devotionネタの12.Freak downと大ネタ満載で好きものには堪えられない内容には間違いないです。この大ネタ感には好き嫌いが分かれそうですが、聴いて損はないアルバムだと思います。(05/02/19) |
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MESSY MARV /Turf politics(2002) |
MESSY MARVが02年にリリースしたアルバム。プロデュースは、SEAN T、FEMI、RICK ROCK、DEWAYNE WIGGINS、A.G.、ゲストにはC-BO、DAZ、JT THE BIGGA FIGGA、LEVITTI、GEORGE CLINTON等。ずば抜けて良い曲はないものトータルで聴きやすい内容で、特にSEAN Tが手掛けた曲がすこぶる良く、WHODINIのクラシックFriendsネタのトラックにC-BOをフィーチャーした1.What!、クラップ・ビートの80'Sネタと思われるメロウな2.Fo a life time、80'Sっぽい(ネタ?)ファンク6.Cuzzin、GEORGE CLINTON参加で女性コーラス絡みのファンク11.Twistedが気に入りました。他にはFEMI&RICK ROCK制作でキーボードが心地良いまろやかなメロウ・トラックにDAZ、JT THE BIGGA FIGGA、LEVITTIをフィーチャーした3.Turf politics、DEWAYNE WIGGINS&A.Gが手掛けた優しく包み込むようなメロウ・チューン7.Who wudda knownがお気に入りです。オススメできる好盤です。(06/04/22) |
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MESSY MARV /Disobayish(2004) |
フリスコのMESSY MARVが04年にリリースしたアルバム。リリース当時、BMR誌でも結構評価が高かったですね。その影響か、近所の小さなCDショップにも入荷していて驚いた記憶があります。正直、それほどの内容ではないと思いますが(USアマゾンではかなり酷評されてますね)、DEWAYNE WIGGINSとBIG HOLLISがプロデュースした夕暮れ系哀愁トラックにDEWANEとBILLIY COOK(!)の歌が雰囲気を盛り上げる7.Blades(ベスト・トラック!)やYUKMOUTHをフィーチャーしたスペーシーな2.You Already Know、琴(?)の音は余計だが、グルーヴ感あるメロウ・ナンバー4.That's What's Up!、SIEGAL参加のメロウ・チューン16.The Flameは良い出来です。安ければ聴いてみて下さい。(06/04/01) |
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MESSY MARV /Bandannas, Tattoos & Tongue Rings(2005) |
フリスコのMESSY MARVが05年にリリースしたアルバム。メロウ・チューンが多いことで、人気がでたアルバムで、特にTHE TIME/Gigolos get lonely tooネタのまろやかメロウ・チューン3.I'm Too Thowed、ネタ使いと思われるメロウ・トラックにH-TOWNのCLOVER GEEZをフィーチャーした6.Still Ballin'、切なさも感じる7.Momma、タイトなビートに哀愁メロディのトラック上で故MAC DREとTHE MACに哀悼の言葉を述べた15.Mac Dre & The Mac、E-40とYUKMOUTHを迎えたパーティ・チューン16.Neva B Rightが気に入りました。普通に聴きやすいアルバムでオススメです。(06/07/31) |
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MESSY MARV /Hustlan.a.i.r.e.(2005) |
MESSY MARVが05年にリリースしたアルバム。MESSCALEN名義の『Different Slanguages』から数曲、タイトルを変えて再録しているのはガッカリでしたが、MESSY好きなのでなんとか許せました。軽めのクラップビートにスペーシーなシンセの4.Pop That Ni**a、クラップ・ビートにブリブリ・シンセをあわせた6.Stuntin'、KEAK DA SNEAKをフィーチャーしたスペーシーな8.Dangerous、SHALAMAR/For the lover in youネタのメロウ・チューン9.Crazy、背中で泣いているような雰囲気の哀愁溢れる11.Where I'm Bout 2 Goあたりが気に入りましたが、余程のMESSYフリーク以外にはあまりオススメしません。(07/05/) |
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MESSY MARV /What You Know Bout Me?(2006) |
最近、好調かつリリース・ラッシュのMESSY MARVが06年にリリースしたアルバム。メロウ系が充実したアルバムで、SELAU嬢のコーラスをフィーチャーした80'sネタ(?)のメロウ・グルーヴ3.I
See, You Baby、SEAN T制作でまろやかなギターの音色に酔いしれるトラックにKEISHA嬢のコーラスが絡む7.Oh、NORMAN
CONNORS/You Are My Starshipsネタのメロウな9.You
Can Be My Nigga、WARREN G/Regulateネタでお馴染みのMICHAEL
McDONALD/I Keep Forgettin'使いのトラックにOUTLAWZをフィーチャーした11.Neva
Forgetが最高!メロウ・フリーク必聴でしょう!(07/02/17) ※7.Ohのネタ名を知っている方ぜひ教えて下さい。 |
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MESSY MARV /What You Know Bout Me? Part.2(2006) |
『What You Know Bout Me?』から間髪入れずリリースしたPt.2。収録曲は少ないものの、これもメロウ系が充実しております。ベストは、THE
CREEPER/Be trueやE.S.G./I know I should changeと同じDENNIS
EDWARDS/(You're My) Aphrodisiacネタを使った極上R&Bスロウの4.B。また、SEAN
T制作でハウスのFINGERS INC.を思い出させる雰囲気の静かなメロウ・トラックに男性Vo.のVICTORをフィーチャーした8.Shackless(The
Remix)、(たぶん)80'sネタのメロウ・チューン9.You
Were My World、メロウ・グルーヴの11.The Black
Topもナイス!メロウ・フリークはPart.1とあわせてこれもGET!(07/02/17) ※4.Bのネタ名を知っている方ぜひ教えて下さい。 |
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MESSY MARV & SAN QUINN /Explosive Mode 2 "Back In Business"(2006) |
ベイエリアの大物MESSY MARVとSAN QUINNのタッグによるExplosive Modeのパート2。結構話題となっていたアルバムで、ほとんどがSEAN-Tによるプロデュース。早回し系メロウ・チューンの2.Wassup、郷愁感溢れるメロウ3.Smile、BIG Dプロデュースの80'sネタ使いと思われる鬼メロウ・チューン4.Dedicated 2 You、ピアノのメロディが耳を惹くメロウ5.The Wolves Come Out、ネタ使い(?)のメロウ・チューン11.Be Like Meとメロウ系が充実!曲調が似通っているのが難点ですが、メロウ・フリークなら聴き逃し厳禁でしょう!(07/01/27) |
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MIA X /Good girl gone bad(1995) |
NO LIMITの女性ラッパーMIA Xが95年にリリースした1stアルバム。西と南の実力派プロデューサーが冴えたトラックを提供していて、中々の充実作に仕上がってます。CONSCIOUS DAUGHTERSを迎えた重量級トリオにDIANA ROSS/Love hangoverネタがGOODな1.Ghetto sarah lee、K-LOUプロデュースの哀愁スローの3.Mission 2 get paid、同じくK-LOU製作のLUNIZ/I got 5 on itと同ネタのCLUB NOUVEAU/Why you treat me so bad使いの5.Can't trust a man(f/SUGA T.)、オークランドのベテラン仕事師AL EATONによるファンキーなタイトル曲10.も良いですが、なんといっても哀愁ピーヒャラシンセが胸を打つ14.R.I.P.Jil'が最高!NO LIMIT物は結構敬遠されがちですが、初期は優れたアルバムが多いので聴き逃がしは厳禁ですよ!(03/05/18) |
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MIA X /Unladylike(1997) |
MIA Xが97年にリリースした2ndアルバム。95年の『Good girl gone bad』が好盤だったので期待していたんですが、ありきたりなNO LIMITサウンドに染まっていて残念な出来に。しかしながら4曲素晴らしいものが収録されております!しっとりとした大人のメロウって感じのI don't know why、切ないメロディに女性コーラスが絡むRainy dayz、80'Sテイストのメロウ・グルーヴのMommie's angels、『Good girl gone bad』にも収録された哀愁ピーヒャラシンセが胸を打つ14.R.I.P.Jillがそれです。この4曲はホント最高ですね!これ以外には寂しげな感じのI pitty uもいい感じです。中期NO LIMITの中でも比較的聴けるアルバムですので、機会があれば聴いてみて下さい。(05/06/04) |
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MIA X /Mama drama (1998) |
NO LIMITの姉御ラッパーMIA Xが1998年にリリースした3rdアルバム。このアルバムと言ったらやはり2. Whatcha Wanna Do?に尽きると思います!GAP BANDの名曲Yearning For Your Loveをネタにした極上のメロウ・トラックに何と!そのGAP BANDの名シンガーCHARLIE WILSONをフィーチャーした凄すぎる逸品!ネタの良さは当然ながら、CHARLIEの熱いボーカルも聴きどころ。他にはMYSTIKALとSKULL DUGGERY参加のソルジャー・バウンス1. Bring It On、危機感を煽る3. Don't Start No....、KEITH SWEAT/Don't Stop Your Loveネタのメロウ・バウンス5. Imma Shine、スクラッチもイカすファンキー・チューン7. Mama's Tribute、FAT JOEとSNOOP DOGGが助太刀した追い詰められたような緊張感に溢れる8. What's Ya Point、ファンキーなワウギターが効いた9. Thugs Like Me、もの哀しげなトラックにC-MURDERとMR. SERV-ONが参加した15. Don't Blame On Me、鬼切ないギターが泣かすトラックに女性コーラスを絡めた16. Daddy、寂しげなR&BトラックにSILKK THE SHOCKERと女性ボーカル&コーラスが抜群にマッチした18. Sex Ed.、亡きJilに捧げた包み込むように優しげで浮遊感溢れる20. Fallen Angels (Dear Jil)がお気に入り。(2005/06/04)(追記あり) |
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MIC-C /Candyland(1999) |
サクラメント出身でYOUNG RIDAH等と活動しているMIC-Cが99年にリリースしたデビューアルバム。ゲストはYOUNG RIDAH、HOLLOW TIP、BALLIN A$$ DAME、J-MACK等。サクラメント系はC-BO、BROTHA LYNCH HUNG系に代表される暗くドロドロしたイメージがありますが、これはFUNKや哀愁系も多く収録されているので割と聴き易い内容となっています。哀愁ファンクの5.Nasty nights、FUNKADELIC/Knee deep使いのブリブリ・ファンク6.Money talks、BIG HOLLISプロデュースでスクラッチをアクセントにしたビートにシンプルなベースライン、スペーシーなキーボードが印象的な哀愁系8.Don't take this lightly、P-FUNK系粘着ビートの哀愁ファンクにHOLLOW TIPをフィーチャーした10.Ghetto politics、ギターが効いた哀愁ファンク12.Game overあたりがお気に入りです。MIC-C自身のラップにこれといった特徴がないのがマイナスですが、この辺のSAC物が好きな方なら聴いて損はないと思います。(個人的にSAC物は好きなんで評価は甘いです)(03/10/25) |
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MIDWEST M.A.F.I.A. /Dope game 2K(2000) |
T.A.$、VERSUS、HOODLUM9mmからなるカンザス州のGトリオMIDWEST M.A.F.I.A.が2000年にリリースした2ndアルバム。プロデュースは、CORLENE" 2000、ゲストには、MC BREED、LIL' KEKE、TECH N9NE等。MIDWEST物では有名なアルバムで、哀愁、メロウ、ファンク、ダークとバラエティに富んでいて、しかも非常にタイトでしっかりとしたトラック揃いでかなり楽しめます!チキチキ・ビートに定番CAMEO/She's Strangeを合わせた哀愁メロウ・トラックにMC BREEDとSEAN PIZZIをフィーチャーした2. Luvin It、LIL' KEKE参加のISLEY風泣きのギター炸裂の鬼哀愁歌3. Tell Em I'm Ya' Homey、TEDDY PENDERGRASS/Love T.K.O.ネタのまろやかメロウ・トラックに男性コーラスが花を添える4. Let Her Go、ブリブリ・シンセが耳を惹くダークな5. Up In Smoke、攻撃的なトラックにBIG LUとLIL' MAMAをフィーチャーした7. WAR、切ないピアノの音色が胸を打つトラックに男性コーラスがうら寂しく響く8. On My Own、じわじわと恐怖が忍び寄る雰囲気の9. Trust Nobody、悪の匂いプンプンな10. Killing Fieldz、LIL' KEKE参加の不気味な鐘の音が耳を惹くダーク・ナンバー12. Mafia Style 2K、ギターの調べに心温まる15. Pray For Meがお気に入り。G-RAPフリークなら聴いて損はない好盤です!(2023/02/25) |
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MIDWEST SYNDICATE /We stay high(12)(1998) |
セントルイスの"WRECSHOP RECORDS"からリリースされたMIDWEST
SYNDICATEの12'シングル。 収録曲はA1.We stay high(radio)、A2.Inst、B1.Riding' broke(radio)、B2.Inst レーベルはH-TOWNの"WRECKSHOP RECORDS"ではないです。よーく見ると"K"がついていません(笑) WRECKSHOPの知名度を利用した便乗レーベルか!? WRECKSHOPじゃないと分かってガッカリしていたんですが、聴いてみると意外にもしっかりしたトラックで安心しました。A面のWe stay highはダーク系ファンキー・トラックにフックでやるきのないコーラスが絡む佳曲、B面のRiding' brokeもダーク系でした。まあこんなのもあるってことで。(03/08/23) |
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MIDWIKID /Something wikid this way comes… (2002) |
98年に『Hustla'z heaven』をリリースしたMAGとB-12からなるインディアナ州のデュオMIDWIKIDが02年にリリースしたアルバム。発売当初結構話題になっていて専門誌でも評価が高かったのですが、COMMONのプロデュースで知られるNO I.D.によるもの哀しいウワモノが印象的なトラックにJAHEIMの寂しげな歌が光る4.Like we sposed ta、T-CONNECTION/Best of my loveネタのブルージーなギターが染み渡る11.A ballad for my niggaz,DUGANZ、COO COO CAL、INDO Gをゲストに迎えた、MIDWEST流G-FUNKって趣の17.Get it off in the clubあたりにはかなり惹かれましたが、全体的にはあまり好みではないトラックが多かったです。個人的にはMAGのアルバムの方が聴き応えあると思うんですが... (05/03/19) |
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MIKE JONES /Who Is Mike Jones?(2005) |
H-TOWNの人気者ラッパーMIKE JONESが05年にリリースしたアルバム。GLENN JONES/We've Only Just Begun使いの80'sメロウ3.Flossin'、STYLISTICSの名曲You Are Everythingネタの6.Scandalous Hoes、郷愁感溢れるメロウ・チューン10.Five Years From Nowの3曲が最強!これ以外だと哀愁系の14.Type Of N**ga U NeedとAL HUDSON&THE PARTNERS/Keep Dancing早回しのメロウ・ナンバー15.Grandmaが気に入りました。(この5曲以外は正直聴けませんでしたが・・・) メロウ好きなら聴いておくべきでしょう。(07/03/03) |
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MIKE WEST /They never knew(2001) |
フロリダ州FT.LAUDERDALE出身のMIKE WESTが01年にHANGTIME ENT.にリリースしたアルバム。プロデュースは、BIG FRO、RATED R.、TRACKJUNKIES等。ゲストにはDAZ DILLINGER、MOPREME、MR.MOOK等。スキットを除く全9曲と少ないのですが、サグ感溢れるトラックが多くてなかなか聴かせる好盤に仕上がっております。ベスト・トラックは、ファンキー・ビートにメロウなピアノが絶妙なサザン・メロウ・トラックにエロい声が挿入された10.Whats your fantasy。この曲かなり好きですね〜。ゴリゴリな中にこういったものが挿入されるとやはりヤラレてしまいますね。これ以外でも、MOPREME参加のドープな5.Never saw me coming、スペーシーなキーボードが印象的な7.See the light、MR.MOOKをフィーチャーしたサグ感バリバリなハーコー・チューン12.Dirty southもGOOD。派手さはないので一般受けしないと思いますが、チェックして損はないアルバムと言えるでしょう。(05/06/18) |
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MIRACLE /Strikes back crunktivity episode one(2003) |
"Bounce"のヒット曲を放ったジョージア州オーガスタのガナリ系ラッパーのMIRACLEが03年にMIRACLE ENTERTAINMENT INC. RECORDS&FILMからリリースした3rdアルバム。スターウォーズ・マニアなのか良く分かりませんが、なかなかの馬鹿ジャケっぷりですね(笑) その後ヒット曲に恵まれなかったのかマイナー落ちしてますね。マジでカッコ良いドープなイントロを聴いて、今回のMIRACLEは何か違うぞ、って感じた後にきました2.Gonna take ah miracle。DAWN McCLAINのチャーミングなコーラスが絡む極上のメロウ・チューン!ほんと夢見心地とはこのことですね〜。恐れ入りました。続く3.Bump-Interlude after this oneは、MISSY ELLIOTTのヒット曲Get ur freak onのアンサー・ソングともいえるノリノリ・チューン!この3曲目までは大興奮でしたが、4曲目からは失速... コテコテのダーティ・サウス・ナンバーのオンパレードで全く聴けなかったです... ラップ・スタイルがMYSTIKALのような感じなので好き嫌い完璧に分かれるかと思いますが、2.Gonna take ah miracleはほんと極上なんで、ぜひ聴いて欲しいです!(05/10/08) |
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MISTA RODD /Ooh baby(12)(1994) |
94年にリリースされたMISTA RODDの12シングル。収録曲は、A1.Ooh
baby(Radio)、A2.Ooh baby(Live mix)、A1.Ooh
baby(Rodd's mix)、B1.Don't stop(Radio)、B2.Don't
stop(Street) メンフィスにもMISTA RODDというGスタがいるみたいで、そいつと同一人物かどうかは情報不足で分かりませんが、このシングルはマジで最高です! 特にOoh babyは定番ブレイクImpeach the presidentにISLEY BROS./Between the sheetsを被せたトラックにピーヒャラシンセというGマニアのツボを突いた反則スレスレの一品。これはネタがネタだけに悶絶確実ですね。B面のDon't stopもRICK JAMES/Mary janeモロ使いのパーティー・チューン!これまた分かりやすい一発。もしレコ屋で見つけたら迷わずGETして下さい!(何年か前にMISTA RODD名義のアルバムがICHIBANからリリースされていたのを見た気がしますが... もし何か知っている方がいましたら情報提供お願いします。)(03/11/22) |
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MISTA RODD /Greedy 4 life(1999) |
以前紹介したMISTA RODDとは同名異人のMISTA RODDが99年にリリースしたアルバム。メンフィスかアトランタのラッパーみたいですが良くわかりません。正直全然期待していなかったんですが、期待を裏切る好盤でビックリしました! トラックは、ビートがしっかりとしているのでどの曲も抵抗なく聴けます。ベスト・トラックは、ANITA BAKER/Will you be mineをネタにしたアダルトな雰囲気の4.Campaigning-n-da houseに決定! このネタはCOMPTON'S MOST WANTED(CMW)の1stに収録のLate night hypeのネタであり、ず〜っと誰の曲か知りたっかんで感激もひとしお! もうこの曲だけで満たされましたが、ファンキーな1.Smokin-n-Drinkin、MARVIN GAYE/Life is for learning使いのムーディーな7.Cheeze、男性Vo.&コーラスを大胆にフィーチャーした哀愁系の8.Keep on doin、AL GREEN/Free at last使いの哀愁トラックにGHINOとZINA嬢のお歌を絡めた10.Too catも気に入りました。メンフィスのレーベルからのリリースですが3-6系のドロドロ・ホラー系のオンパレードではなくバラエティに富んでいるので、機会があればぜひ聴いてみて下さい。(04/01/17) |
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MJG /Pimp Tight (2008) |
メンフィスの大御所"8BALL & MJG"のMJGが08年にREAL TALK ENT.からリリースしたソロ・アルバム。プロデュースは、BIG HOLLIS、COSMO、VINCE V.、PREACH。気合の入ったイントロ1.Ya'll Ain't Readyから一気に聴かせてくれます。絶妙なチキチキ具合の南部フレイヴァ溢れるアーシーな2.Pimp Tight、グルーヴィーなトラックに相棒8BALLをフィーチャーした3.Get Yo A** Up、少し重苦しい5.Get You H*e、1.と同じトラックにスクリュー声をフィーチャーした8.At Last、哀愁溢れるピアノが耳を惹く9.My Life, This Life、男性コーラスも雰囲気を引き立てる郷愁メロウ11.I TriedがGOOD。やっぱりベテランだけに安定したものがありますね〜。(2013/07/30) |
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M.O.B.(MIND OVER BODY) /The-Un-X-Pected(1996) |
A.K.&J-CLIPからなるミズーリ州セントルイスのGスタ・デュオ"M.O.B.(MIND OVER BODY)"が96年にリリースしたアルバム。製作にはBAYで活躍するLEV BERLAKも絡んでいます。間違いなく一般受けしないと思われる渋い内容ですが、個人的にはかなり気に入っています。9.Creepin thru yo hoodなんて素晴らしくソウルフル!感動すら覚えました。他にも重たいビートに渋めのBASSが効いた3.P-L-A-Y-A-Eye-Am、ZAPP/Computer loveをベースにピーヒャラ・シンセを絡めた西風ファンク5.Own-D-I-See、ネタ使いと思われる少し泥臭くメロウな7.Breaks em' offがお気に入りです。決して話題になるような内容ではないですが、Creepin thru yo hoodだけでもぜひ聴いて欲しいです!(04/12/25) |
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MOB FIGAZ /C-BO's Mob Figaz (1999) |
C-BOの舎弟グループMOB FIGAZが99年にリリースしたアルバム。メンバーは、AP.9、FED-X、HUSTLAH(HUSALAH)、THE JACKA、RIDHA(RIDAH J.KLYDE)。なかなかバラエティに富んだ内容で、特にDJ DARYLプロデュースで郷愁感溢れるピアノが耳を惹く5.Soldiers Paradiseが秀逸。他にもLEV BERLAKとROB LOWE制作によるファンク・ビートに寂しげなメロディの2.Hustlin In The Rain、LEVとFLEXXによる重たいビートに琴(シタール?)系が絡む7.Tailor Made、KEZOプロデュースのスペーシーなキーボードが印象的な12.Secret Of The 5、これもKEZOによるブリブリ・ファンク・トラックにC-BO、SPICE 1を迎えた14.Mob FashionがGOOD。MOB FIGAZファンならはずせないアルバムといえます。(10/04/17) |
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MOBB FIGGAZ /Wise guyz on tha rise(2000?) |
テキサスの(LIL KEKE等で有名な)JAM DOWN RECORDSから(たぶん)2000年にリリースされたMOBB FIGGAZのアルバム。C-BO一味のMOB FIGAZとは別グループみたいです。全く詳しいことは分かりませんが、このレーベルは間違い無しですね!2、3曲を除いてほとんど聴かせてくれます。いきなり男性Vo.絡みのメローなSteady ballinから心を奪われます。続くスペーシーメローな2.Young niggas、JUICY FRUITネタのメロ〜な3.Jam downでとろけます... とろけた身体をファンキーな4.Ruff&rugged、5.Conversations、6.Space ageで再び熱くさせられたと思ったら、哀愁溢れる8.Why you lyin、10.Gangstaz、13.Wise guys on da shine、15.Wise guysで再びオヤGソファでむせび泣く... 西のメローなものが好きな方なら絶対に気に入ると思います。オススメです!(03/01/26) |
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MOBB LYFE /The crime wave(2000) |
メンフィスの中堅ラッパーNASTY NARDOとプロデューサーのDUKE NITTYのコンビMOBB LYFEが2000年にBIG SHOT ENT.からリリースしたアルバム。ゲストは、INDO-G、DULAA、K-P、DON VITO等。メンフィス特有のダーク系だけでなく、哀愁系もバランス良く配置していて、聴きやすい内容となってます。CRUSADERSでお馴染みの定番Street lifeネタのメロウ・トラックにDULAAとSMILEYをフィーチャーした2.Mobb Lyfe、女性ラッパーのK-9参加のゴリゴリ・ダークの4.Now What、夕暮れ時に聴くとバッチリな哀愁溢れる8.Vogues and Chrome、ハードなゴリゴリ・チューン10.Bar None、寂しげなトラックにMR.MISTAとシンガーのGLEN LANTONをフィーチャーした13.What It's Hittin' Like、どことなくISLEY BROS.を思い起こさせる哀愁メロディの16.Mobbin'が気に入りました。メンフィスのギラギラした音を求めている方には物足りないかもしれませんが、自分にはこのくらいが丁度聴きやすいかなと。メンフィスが苦手な方にもオススメできるアルバムです。(05/09/24) |
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MOE GEEKED /The nickel sack(2000) |
(おそらく)H-TOWNのMOE GEEKEDが2000年にWALL STREET RECORDSからリリースしたミニ・アルバム。プロデュースは、DJ JAWAN。NIKIA嬢のコーラスが絡んだソウルフルでまろやかなメロウ・チューン2.21 About Itは絶品!一部で人気があるのも頷けますね。他にはBROTHERS JOHNSON/Strawberry letter 23をちょろっと使った1.Follow We、寂しげなスロウ4.Never Savedが気に入りました。メロウ好きはチェックして損はないアルバムだと思います。(06/02/15) |
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M.O.G(MURDER ONE GANGSTER) /Exposed to the game(1992) |
以前紹介したSEAN-Tを含むイースト・パロ・アルト出身の3(4?)人組みGラップグループM.O.Gが92年にリリースしたアルバム。GANGSTA LUV誌でタカコスタ嬢が絶賛していましたが、個人的にも大好きなアルバムの一つです。(当時のB○R誌ではクソ扱いされていて悔しかったのを思い出します。)ファンキーな1.Act nutty、ソウルフルなネタをループさせた5.Homicidal niggas(ベストカット!)、ダンスクラシックをネタにしたファンキーな9.Peep game、PATRICE RUSHEN/Remind meを使ったメローな10.Doing my partがお気に入りです。G-FUNK以降の音ではないので評価は分かれるところですが、聴いて損はないと思います。(03/01/03) |
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MONEY BLACK /4 Da Money(2003) |
H-TOWNのMONEY BLACKが03年にリリースした(おそらく)2ndアルバム。ゲストにはESG、HAWK、SLIM THUG、RONNIE SPENCER、5TH WARD BOYZ等。ベスト・トラックは、狂おしいまでのメロウ・トラックにRONNIE SPENCERの歌声も雰囲気をいっそう引き立てる7.If You Was Here To Rideと定番ネタGAP BAND/Yearning for your love使いの11.Runnning。11.はネタがネタだけに間違いないですが、7.はホントに絶品ですね〜!メロウ好きなら気に入ること間違いなし。他にはO'JAYS/For The Love Of Money使いのタイトル曲4.、タイトなビートに寂しげなメロディの16.Major Player、アーシーな17.Smash Dem Boyzが気に入りました。駄曲も結構目立つものの、聴いて損はないアルバムでしょう。(06/08/26) |
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MONEY GANG /Thizz Nation Vol.12 Starring:Money Gang(2007) |
RYDAH J.KLYDEとJOHNNY CA$Hのコンビ"MONEY GANG"がTHIZZ ENT.からリリースしたアルバム。05年のアルバムやTHIZZのコンピ、MAC MALLのアルバムからの曲も収録されているので、ベスト盤的な趣か? 全体的には一般受けするようなものではないものの、いろんなタイプのトラックがあって結構楽しめましたが、しかし・・・、ベスト・トラックがRYDAH J.KLYDEが05年にリリースした『What's Really Thizzin』にも収録されたメロウ・チューン7.Hustlin'っていうのはちょっとね・・・ 曲自体は、まろやかで温もりを感じる好曲なんで文句はないですが・・・ これ以外だとFED-Xをフィーチャーしたボーカルを早回ししたメロウ・チューン2.Quit Whinnin'(これも『What's Really Thizzin』に収録)、P.S.D.が参加した渋いファンキー・チューン3.1,2 Thang、郷愁感溢れるメロウ・ナンバー4.MGM Mob、ノリノリなファンキー・トラック上でMAC MALL、RAY LUVとマイクを回す12.Butta(MAC MALLのアルバムにも収録)がお気に入り。悪くはないですが、これよりは『What's Really Thizzin』がどちらかというとオススメです。(08/02/29) |
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MOOT DITTY /The hustler(1999) |
ウェスト・ピッツバーグ出身で好盤『Havin' it my way』をリリースしたGELOの弟MOOT DITTYが99年にリリースしたアルバム。プロデュースは半数以上はSEAN Tで残りはMOOT、ROB LOWE、そしてあのG-MAN STAN。G-MAN STANプロデュースってことで購入したが、たった1曲14.Thug thangのみのプロデュースで、しかもCHUY GOMEZ presents ON HIT COMPILATIONとSPICE 1/The last danceにも収録されているじゃないですか... 近年のSEAN Tはモブ感強めのゴリゴリ・トラックが多くて嫌な予感していたんですが、予感はほぼ的中で、これといった哀愁・メロウ系は収録されておらず、重たいファンク・トラック中心の構成でした。派手さに欠ける地味なトラックばかりで、SEAN T制作の70'S FUNK風のギターがナイスな3.Play the game、QUEEN PEN/Party ain't a partyと同ネタのEARTH,WIND&FIRE/On your faceを怪しく惹き直し、そしてダークなピアノを絡ませた5.Proper piece、ファンキーな12.Gotta get itは好みでしたが、結局、男性コーラス入りの80'S FUNK調ウェッサイ・ファンクThug thangがベストというわけでして... それだったらCHUY GOMEZ presents ON HIT COMPILATIONかSPICE 1/The last danceを購入するほうがオススメです。(04/07/03) |
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MOSS /Strictly 'A' Class (2005) |
カナダ出身のラッパーMOSSが2005年にリリースしたアルバム。G-RAPが盛り上がっていた当時そのメロウなサウンドで人気があった記憶がありますね。正直、その頃全く興味が持てなかったアルバムで長い間スルーしていたけど、中古屋で100円で売られていたので、購入してみました。確かに耳触りの良いメロウでポップな曲が多く、特にメロウ・グルーヴの1. Mo' Love、BILLY STEWART/Sitting in the ParkとTHE DOVE SHACK/Summertime in the LBCをミックスしたかのような人気メロウ・ナンバー4. Summertime Jam、軽快でグルーヴィーな9. Playa Mob、寂しげな雰囲気の10. Rollin' at 2 Amが良かったかな。(2013/5/11) |
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THE MOSSIE /Have Heart Have Money Gone(1997) |
E-40の実弟KAVEO、TAP DAT ASS、YOUNG MUGZIのトリオTHE MOSSIEが99年にSICK WID IT/JIVEからリリースしたアルバム。90年代後半のバレーホ・サウンドが堪能できる好盤で、STUDIO TONも良い仕事してます。特にSTEVE ARRINGTON'S HALL OF FAME/Nobody Can Be You But Youネタのファンク・トラックにE-40をフィーチャーした3.Nobody Can Be You But You、B-LEGITが参加したOHIO PLAYERS/Skin Tight使いの4.When I Say Jump、ブヨブヨ・シンセと切れの良いギターが耳を惹くファンク・トラックにCELLY CELを招いた5.N.S.R.(Nutt Sak Rider)、LEVITTIがプロデュースに歌にと活躍するソウルフルな7.Mama Used To Tell Me、定番PARLIAMENT/Mothership Connectionネタの11Players Roll、ヘビー・ファンクの12.Strugglin'がGOOD。基本盤ですので、未聴の方はぜひ聴いて下さい。(07/12/08) |
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THE MOSSIE /Point Seen Money Gone(2001) |
THE MOSSIEが01年にSICK WID ITからリリースしたアルバム。個人的にはあまり面白みに欠ける内容でしたが、BOSKOのプロデュースでトークボックスも挿入したファンク2.Guest List Hoes、ANT BANKS制作で ネタのファンク・トラックにE-40をフィーチャーした3.Boss Up、REDWINEとKEVIN GARDNERが手掛けたブリブリ・ファンク・トラックにE-40とLEVITTIが参加した4.Break Badの3曲はバッチリ。オススメはしませんが、ファンク好きなら上記3曲はチェックする価値はあると思います。(07/12/08) |
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MO THUGS /IV : The Movement (2003) |
ボンサグのLAYZIE BONE監修によるオムニバス第4弾『IV:The Movement』。7年くらい前にこのアルバムに収録の絶品メロウ7. All Life Longを紹介したんですが、だいぶ時間が空いてしまったね(苦笑) 怪しげなトラックにトークボックスも絡む4. It Ain't Nottin'/KEN DAWG、ゴシック調のダークな6. Fa' Sho'/SKANT、LAYZIE BONEとFELECIAの夫婦デュオによる前述のレイドバックしたメロウ・チューン7. All Life Long/FELECIA & LAYZIE BONE、男性シンガーTHIN Cによる哀愁溢れる8. Love Is/THIN C、N.W.A.ネタのトラックにサグ感丸出しのラップがイカす9. Tha Land/D.J. SKAIL、メランコリックな11. It's Fast/KEN DAWG & DIRTY RED、ISLEY BROTHERS/Make Me Say it Again girlをモチーフにしたと思われる郷愁感溢れる素晴らしいメロウ・チューン16. Be Free/LAYZIE BONE f/KRAZIE BONEがお気に入り。久々に聴いてもやっぱ7. All Life Longと16. Be Freeは素晴らしいね!この2曲だけでも聴く価値ありだな。(2010/10/03) |
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MO THUGS /All life long(12)(2003) |
ボンサグ・ファミリーのMO THUGSが03年にリリースしたアルバムW:The movementからの12シングル。収録曲は、A1.All life long(Radio)、A2.All life long(TV)、A3.All life long(Inst)、A4.All life long(Accapella)でB面にはNYのハーコー集団ONYXのメンバーSTICKY FINGAZのソロ曲Can't call itを収録。All life longはBMR誌11月号にも掲載されていましたが、LAYZIE BONEとFELECIAの夫婦デュオによるレイドバックしたメロウ・トラックにLAYZIE BONEのラップ、FELICIAのVo.を絡ませた極上の一品!さり気ないトークボックスもGOOD。久々の大当たり曲です。アルバムは未聴でしたが、早速チェックしなければいけませんね。(03/11/22) |
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MR.COOP /Game still deadly(1999) |
WEST TEXASのMR.COOPが99年にFULTON ENT.からリリースした(おそらく)2ndアルバム。プロデュースは、FAT CAT、QUENTIN BANKS、BISHOP BURREL、FANO、J.SMITH、ゲストにはLIL KEKE、KID FROST、RICHIE RICH。かなり渋い曲揃いで、一般受けは厳しいかなと思いますが、個人的には好きなアルバムの一つです。お気に入りは、RICHIE RICH参加の西風味のファンク5.Bread and meat、ファンク・ビートに寂しげなメロディ、そして男性Vo.が絡む6.Moma neva rocked Thugg、男性Vo.参加の西風味のファンク8.She ain't my type、よく使われる哀愁ネタ使いの11.Smokin' my lady、重たいベースラインのトラックがドープな15.Poisonous gameです。哀愁・メロウしか聴けない方にはNGですが、ダーク系もイケる方なら十分満足できるかと思います。(05/10/01) |
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MR.DOCTOR /Setripn' Bloccstyle(1995) |
サクラメントのMR.DOCTORが95年にリリースしたアルバム。プロデュースは、1曲を除いて全てBROTHA LYNCH HUNGが担当。SACクラシックに相応しい内容で、当時かなり聴き狂ったアルバムです。HEAD HUNTERSのビートにブリブリ・シンセとピーヒャラ・シンセがマッチしたSAC特有の哀愁ナンバー2.Bloccstyle、ブレイクビーツに重めのピアノをあわせた5.Fucc Yo Side、重たいビートにもの哀しいメロディの11.40Oz & Chronic Dice、これもSAC特有の暗めの哀愁チューン15.Largest Way 2 Representあたりがお気に入りです。これ聴いてダメならSAC物には手を出さないほうが無難でしょう。SAC入門盤として避けて通ることのできない名盤!(07/08/08) |
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MR.DOCTOR /Bombay(1999) |
95年にSACクラシック『Setripn' bloccstyle』をリリースしたMR.DOCTORが99年にBLACK MARKET RECORDSからリリースした アルバム。このアルバムもSACフリークには定番中の定番で、ダーク系からファンキー、哀愁・メロウとバラエティに富んだ内容でかなり聴かせてくれます!特にTRE EIGHTをフィーチャーした女性コーラス絡みのSACファンク2.You & I know、P.C.O.&TRIPLE BEAMメンバーが参加したMR.DIZZプロデュースの夕暮れ系哀愁ナンバー6.Total lockdown、小気味良いビート&ギターのファンキー・チューン9.Tha real in my life、澄んだキーボードの音色が耳を惹く寂しげなトラックにSTAN BLACKSHIREの歌がマッチした11.Anybody、80'Sネタと思われるメロウ・グルーヴの14.Joyride、FOE LOCが参加したコーラス入りの心温まるメロウ・チューン15.Send me an angelがお気に入りです。SACだからといって全然ドロドロしてなく、むしろかなり聴きやすい内容ですので、SAC入門用には最適なアルバムだと思います。オススメです!(05/09/24) |
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MR.INTERNATIONAL /Remi-N-Alize(1998) |
テキサスの4 DEEPが所属するレーベルとして知られるALBATROSS RECORDSから98年にリリースされたMR.INTERNATIONALのアルバム。なかなか渋いジャジーかつメロウな好曲が収録されていて、オススメはメロウな3.World in dramaとタイトル曲4.、女性Vo.絡みのメロウ・ファンク5.TomikaとS.O.S.BAND似の80'S調メロウ・トラックに女性Vo.をフィーチャーした11.I don't wanna dieです。他は結構NO COAST的なトラックであまりGっぽさは感じられないです。スキットが多いのが玉にキズですが、哀愁・メロウ好きなら聴いて損はない好盤だと思います。(04/04/17) |
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MR.IVAN!! /187in"a"hockey mask(1994) |
初期CASH MONEYの重要グループU.N.L.V.の構成員MR.IVANが94年にリリースしたソロアルバム。この頃のMANNIE FRESHが織り成すサウンドは最高ですね!(今のサウンドはあまりにも大量生産しすぎてか薄っぺらく感じてしまいます) 途中声を裏返したりするIVANのラップも個性溢れてGOODですが、MANNIE流G-FUNKというべき哀愁トラックがとにかく玉乱です。特にお気に入りはアップテンポの哀愁トラック2.Ruger#9と4.All crossed up、故KILO-G,TEC-9,BIG"BEN"をフィーチャーしたグラウンドビーツ風のドラムに物哀しいベース&キーボードがのっかる6.Up it daddy!、宿敵BIG BOYの凄腕Gラッパー故G-SLIMM(最高です!)のMamma pray for meと同じネタを使ったハートウォーミングな11.Look at yourself、ブルージーなギターに哀愁シンセが絶妙に絡んだ12.fakin' ass hustlersです。西好きでも充分聴ける好盤です。(03/04/06) |
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MR.KAOS /Hood ia a battlefield(2002) |
H-TOWNのMR.KAOSが02年にDARKE PEARL ENTERTAINMENTからリリースしたアルバム。全くノーチェックだったラッパーですが、中々どうして大ネタ等を盛り込んだ聴き易い内容で驚きました!ベスト・トラックはTIGER,MO'DANGEROUS&RBプロデュースの心地良過ぎるメロウ・ファンク4.HeartbreakerとTEDDY PENDERGRASS/Come go with meネタのスロウ・トラックに男性Vo.をフィーチャーした9.My placeの2曲。特に前者は完璧ですね… とろけますよホント。これ以外にもJOHN BIDO制作でBIG Tが参加した哀愁ファンク2.Who your friends is、LUTHER VANDROSS/Don't you know that使いの3.Girl of my dreams、定番FAZE-O/Riding highネタの8.Ridin' highがお気に入りです。結構捨て曲もありますが、聴ける曲は総じてレベル高いのでぜひチェックして下さい!(05/04/02) |
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MR.KEY /Me and my crazy world(2002) |
オークランドのS.N.O.P.の片割れMR.KEYが02年にリリースしたソロアルバム。プロデュースは、仲間のKRUSHADELIC、エンジニアでG-MAN STANも参加。手堅い作りのアルバムで、ナイス・ファンクの2.Who's in the house、郷愁を感じる3.Rock on、SIERRA嬢のVo.をフィーチャーした夕暮れ系5.Lil' johnny、同じくSIERRA嬢が参加したハートウォーミングな7.My baby mama、寂しげな13.My family、M.O.E.MONEYをフィーチャーしたアップテンポの哀愁ファンク19.Life or deathあたりがお気に入りです。結構クセがある音作りですが、チェックして損は無いアルバムです。(05/10/08) |
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MR.KING GEORGE /Tru player(1997) |
元TRUのKING GEORGEが97年にリリースしたアルバム。全18曲ですが、なぜかCCGのThe gameと『Life of a kingpin』収録の曲も数曲再録されております。最初に言っておきます、哀愁・メロウ好きなら絶対に買ってください!マジでオヤG泣かせな鬼凄アルバムです!使っているネタがまず凄い。PATRICE RUSHEN/Remind me、FAZE-O/Riding high、LOOSE ENDS/hanging on a string、McFADDEN&WHITEHEAD/Ain't no stoppin' us now、BROTHERS JOHNSON/Strawberry letter 23等々。これだけでも食指が動く方も多いかと思いますが、特にメロウなのが5.Freakyと『Life of a kingpin』収録のCheck your gameのREMIXの9.Check game(Full of game mix)の2曲。多分ネタ使っているんですが、もうメロウ過ぎて即死確実です。とにかく内容の伴わない高いレア盤買うより、安く手に入るこのアルバムを買うことを絶対にオススメします。必聴!!!(04/05/15) |
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MR.LIL ONE /Tha sicko hits(2002) |
サンディエゴの重鎮チカーノ・ラッパーMR.LIL ONEが02年にリリースしたベスト版的なアルバム。この人もかなりの枚数をリリースしていますね。ホントどれ聴いたらいいか分かりません(苦笑) とりあえず、このアルバムが安くで売っていたんで聴いてみたんですが、ほとんど似たような雰囲気の曲が多くて正直疲れました・・・ まあ、それでもメロウ・グルーヴの1.So Sick、妖しげなシンセが効いたファンク7.Who Be The Bad M-F、MR.SHADOWをフィーチャーしたファンク10.Excited、LL COOL JのクラシックBig Ol' Buttをサンプリングした14.Big Ol' Buttあたりは結構気に入りましたが。いずれにせよ熱心なチカーノ・フリーク向けかもしれません。(06/02/07) |
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MR MIKE /Rhapsody(1999) |
テキサス出身のラッパーMR MIKE。前作は結構良かったです。今作はプロデュースにウェッサイのBATTLECAT、ゲストラッパーにMACK10、RAS KASSを迎えて聴きやすい作品に仕上がってます。 |
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MR.MIXX & DA ROUGHNECK POSSE /One Monkey Don't Stop No Show(1994) |
2 LICE CREWのDJであるMR.MIXXが2 LIVE CREW解散直後に仲間を引き連れて94年にリリースしたアルバム。マイアミ系ならそれだけでスルーされていた悪しき時代にリリースされたのがホントに残念ですが、ウッドベースを多用したNYテイストのファンキー・チューンが多く、MR.MIXXの楽曲能力の高さを窺い知ることのできるアルバムです。Apache使いのアゲアゲな2.Big Butt & A Smile(NO WAY JOSE)、鬼渋いネタ使いの11.Welcome To Tha Game(ART B)のようなファンキー・チューンも好きですが、それ以上に好きなのが、EDSEL HARRISによるR&Bナンバー6.Can I Make You Mine。HEADHUNTERSのビートにメロウなメロディが絡む大人のムードたっぷりのナイス・スロウ!甘茶好きなら絶対に聴いた方がよい逸品ですよ、マジで!全体的にGラップ・フリークには厳しいかもしれませんが、甘いのが好きなら、ぜひ6.Can I Make You Mineだけでも聴いてみて下さい。(07/07/14) |
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MR. MONEY LOC /No Fear No Pain (1996) |
オハイオ州クリーヴランドのMR. MONEY LOCが96年にリリースした7曲入りミニ・アルバム。プロデュースはEQ、MR. MONEY LOC、BOBBY JONES、JAZZMARK、E-NUF。マイナーな割りにかなり聴きごたえのある内容で特に、ボコーダー入りでGスタの哀愁を感じるA2. Guns Gave Me Dead Homies、BDP/The Bridge Is Overをモチーフにしたであろうダークなピアノが効いたA3. Situation Critical、優しげメロウなA4. Dedication、EDWIN BIRDSONG/Rapper Dapper Snapper使いのメロウ・ミディアムB1. Black Amerikkka、ホラーコアなB3. Rump ShakeがGOOD。(2019/10/13) |
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MR.QUIKK/69 wayz(1998) |
98年にリリースされたテネシー出身のMR.QUIKKのアルバムです。MIX CDで有名ですね彼は。トラックはTHREE-6 MAFIAに似た感じで、ラップはC-BO風の吐き捨てるような感じで迫力あります。その手の音が好きな方にはばっちりだと思いますが、自分的にはちょっと単調すぎるかなという印象を受けました。 |
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MR.SANDMAN /Out of time(1997) |
ベイエリアの砂男ことMR.SANDMANが97年にBAY RIDER ENTERTAINMENT/ICHIBAN RECORDSからリリースしたアルバム。ゲストはTAY DA TAY、MAC SHON、SEAN-T等。プロデュースはSEAN-T、BLACK C、FUNK DADDY等。このアルバムはマジで最高です! この頃のベイエリアのトラックってなんでこんなにカッコ良いんでしょう。ホント惚れ惚れしますね。叩きつけるようなビートに透きとおるようなキーボードが最高な哀愁ファンク1.Bad intentions、BLACK C制作の哀愁メロウ3.Everyday, all day、EARTH,WIND&FIRE/Devotionネタの4.Situationz、メロウな8.Functioneerz、FUNK DADDYプロデュースのウェッサイ・ファンク10.Swerve onあたりが特にお気に入りです。WEST好きならMUSTでしょう!(03/12/13) |
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MR.SERV-ON /Life insurance(1997) |
MR.SERV-ONが97年にリリースしたアルバム。いつもどおりの身内プロデューサー&ゲストに加えてBROTHA LYNCH HUNGが1曲プロデュース&ゲスト参加しています。このアルバム、ずば抜けて内容は良くないですが、切ないメロディに男性コーラスが絡むWe ain't the sameにはオヤG咽び泣き!いや〜、この曲にはマジでヤラれました!他にはSACスタイルのもの哀しいIt's real、哀愁バウンスのP dreams、哀愁ファンクのWho raised me、EARTH,WIND&FIRE/FantasyのイントロをループしたHeaven is so closeがお気に入りです。上記の曲はNO LIMITに抵抗がある方でも全然OKだと思うので、機会があればぜひ聴いてみて下さい。(04/11/06) |
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MR.SERV-ON /War is me part.1(2000) |
元NO LIMITソルジャーのMR.SERV-ONが2000年にLIFETIME RECORDSからリリースしたアルバム。バリバリのメジャー・ラッパーのSERV-ONですが、このマイナー感溢れるジャケにまず惹かれますね。内容もサザン・フレイヴァたっぷりのファンキー系や3-6 MAFIA参加のドロドロ系もあれば胸キュンな哀愁・メロウ物もあってかなり聴かせてくれます!お気に入りは、COURT DOGがプロデュース&ゲスト参加した攻撃的なタイトル曲3.、ナイス・ビートに心温まるギターが耳を惹く6.Last dayz、温もりあるオルガンの音色が印象的な7.Life-n-loss、ピアノの音色に心和む11.My city、E.R.C.をフィーチャーした鬼切ない14.Therapy、これもCOURT DOGプロデュース&ゲスト参加のもの哀しい15.Thug's dairy、BIG EDが参加したハード・テイストの17.Gott'em gott"em、哀愁漂う22.Tequila dreamsがお気に入りです。メジャー・アーティストは聴かれているようで意外と聴かれていないと思うのですが、良い作品も結構あるので、無名のラッパーを追うだけでなく、こういったメジャーもぜひとも注目して欲しいところです。(05/12/25) |
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MR.SERV-ON /No more questions(2003) |
元NO LIMITソルジャーのMR.SERV-ONが03年にリリースしたアルバム。NO LIMITを離脱した後のアルバムはあまり好きではなかったのですが、このアルバムはソルジャー物から哀愁物までバラエティに富んだ構成でなかなか聴かせてくれます。特にしっかりとしたビートと哀愁溢れるスパニッシュ(?)ギターのトラックに男性コーラスが絡む9.The game、ハートウォーミングな11.New orleans、スチールドラムがトロピカルな雰囲気を醸し出すゆったり系グルーヴ・トラックにエロい喘ぎ声と男性コーラスが絡む14.Good p...y、アップテンポのファンキー・チューン15.20's n overがお気に入りです。個人的にMR.SERV-ONのラップ・スタイルがかなり好きなので、評価は甘いかもしれませんが、サウス好きなら聴いて損はないアルバムだと思います。(04/10/02) |
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MR.SERV-ON /Life Insurance 2: Heartmuzik (2008) |
元NO LIMITソルジャーのMR.SERV-ONが08年にリリースしたアルバム。昨年もアルバム『Gangsta 1 More Time』をリリースするなどしぶとく活動していますね。このアルバムはかなり充実していて、特にチキチキ・ビートに寂しげなピアノ、シンセのメロディが耳を惹く2. Stacks Up、ホラー映画『ファンタズム』っぽい4. Ahhh、男声コーラスも雰囲気を引き立てるメロウ・グルーヴ5. Please Me、南部風情溢れる素晴らしくソウルフルなトラックに男性シンガーも熱く歌い上げる7. Crazy、郷愁感溢れるトラックが胸を打つ8. Let's Lie、アコースティック・ギターを活かした哀愁トラックに女性コーラもバッチリはまった11. Dream、勢いのあるファンキー・バウンス13. I'm A Champ、ノリの良い16. Be Me、少し暗めの哀愁ナンバー18. Got To Get Back、ちょっとポップ寄りだけど温かみのあるギターのメロディにグッとくる20. Ballad of My Struggle、そして20.の4分過ぎ頃から始まる郷愁メロウ・ナンバーがお気に入り。ラップ・スタイルを含めてやっぱMR.SERV-ONはカッコイイ ! って再認識させてくれるアルバムだね。(2010/09/23) |
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MR.SINATRA /Az da world burnz(2000) |
カリフォルニアのDOWN-N-DIRTYというデュオの片割れでLEGAL DOPE ENTERTAINMENTを経営するMR.SINATRAが2000年にリリースしたソロアルバム。一見すると白人みたいですが、実際のところどうなんでしょうか?肝心の内容はというと、どマイナー丸出しで、あまり良くないです。なぜ紹介するかというと、大好きなEARTH,WIND&FIRE/Devotionをネタにしている曲があるからです!13.Til'tha last breathがその曲で、女性コーラスも絡んで凄いことになってます。この曲目当てだったので、残りはどうでも良かったんですが、バンギン・トラックの2.Get at me、男性Vo.絡みの哀愁ファンク11.Me in your worldも気に入りました。万人には絶対にオススメしませんが、Devotion好きならチェックしてみて下さい。(05/01/15) |
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MR.SKRILLA /Baller status(2000) |
テキサスのMR.SKRILLAが2000年にリリースしたアルバム。このアルバムは、99年の『Rida's and Balla's』の出し直し盤ですが、15.It's Your Lifeが追加収録されています。プロデュースは、仲間のERNIE G。ベスト・トラックは15.It's Your Lifeで、爽やかな男性コーラスが絡む極上のメロウ・グルーヴ!今の季節にバッチリですね。他にはクランク調のハードなトラックにフックでの雄叫びがナイスな1.Booyah Here It Is!、シンプルな打ち込みビートに郷愁感あるメロディのトラックにTHE INN&OUT BOYZをフィーチャーした3.Rida's and Balla's、BOB JAMES/Nautilusを使ったオールドスクール・テイストのトラックにフックでLL COOL J/Dear yvetteを使ったノリノリな6.Who's the Best?、タイトルから分かるように定番PATRICE RUSHEN/Remind me使いのメロウな14. U Remind Meが気に入りました。BROTHA LYNCH HUNG参加の9.Do Whatcha' Gotta' Doがイマイチな出来なのは残念な点ですが、メロウ・フリークなら15.It's Your Lifeは見逃すことなかれ!(05/07/23) |
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MR.STR8 /Living on the edge in the new millenium(1999) |
(おそらく)フロリダ州TallahasseeのMR.STR8が99年にSOULJAH/BIG MOUTH RECORDSからリリースしたアルバム。プロデュースは地元でR&BバンドTHE CHAPTERを率いるのDOC D等。熱心なG-RAPファンには知られたアルバムで、80'Sの大ネタ使いが多くとても聴きやすい仕上がりとなっています。お気に入りは、CAMEO/She's strangeネタの5.Living on the edge、女性コーラス絡みの切ないスロウ6.Last dayz、人気ネタRANDY CROWFORD/Street life使いのメロウ・チューン8.Stleet life、これまた定番ネタKOOL&THE GANG/Too hot使いの9.My block、80'Sネタ使いと思われるアップテンポのメロウ・グルーヴ・トラックに女性シンガーUNIKUEをフィーチャーした10.Thug's best friend("Money")、MOTOWNのコーラス・グループPROPHET JONESのシンガーP.BOWEとB.MOYEが参加した哀愁溢れるスロウ13.Thugs need luv 2、DOC DをフィーチャーしたGAP BAND/Burn rubber on meネタの14.Hater's talknigです。哀愁・メロウ好きならぜひとも押えて欲しいアルバムです!(05/05/28) |
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MR.3-2 /The governor(2001) |
古くはBIG MIKEとのCONVICTSやBLAC MONKSのメンバーとして活躍したMR.3-2が01年にN YO FACE RECORDSからリリースしたアルバム。以前のアルバムとは微妙にラップスタイルが変わっているのが残念な点ですが、トラックは充実しており、特にスペーシーで清らかなキーボードが耳を惹く7.It's Rough、メロウ・グルーヴの8.2 Hell and Back、たぶん80'Sネタ使いでフックでBIG Tが歌うメロウな13.Tonight's the Night、亡き父に捧げたゆったりとしたメロディが素晴らしくソウルフルな19.My Daddy (R.I.P.)の4曲は最高!メロウ好きなら間違いないでしょう。他にも好曲ありますので、H-TOWN好きなら是非とも押えて欲しいアルバムの一つです。(05/11/05) |
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MR.X /Same(1996) |
96年にQDVの後ろ盾でデビューしたMR.Xのデビューアルバム。ラップだけでなくレイドバックした歌も持ち味で、タイプ的にはドミノに近いかもしれません。ほとんどの曲をQDVがプロデュースしており、これがほとんど全曲最高なウェッサイGラップ!駄曲がなく全曲イケますが、特にオススメは哀愁トラックにレイドバックした歌が最高な1.Playahata、美メロミディアムの4.Flossin、浮遊感漂う哀愁ファンクトラックにブリブリシンセが絡む5.Low rider、ウェッサイファンクの9.So highと10.Playa's life、哀愁メローグルーヴの13.One time、80'S R&B調メロートラックの14.Any ole sundayです。ウェッサイ好きなら絶対に気に入るアルバムです。大推薦盤!!!(03/03/23) |
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MS.SANCHA /www.mssanchalive.com(2006) |
LOW PROFILE RECORDSのファースト・レディMS.SANCHAが06年にリリースしたアルバム。プロデュースはROYAL T。トークボックス入りの極上スロウ2.Daddy's Little Girlとこれもトークボックス入りのまろやかメロウ・チューン5.The Nastiestの2曲がベスト!メロウ・フリークならKO必死でしょう。これ以外にはZAPP/Computer loveネタのファンク3.Ms Sancha Live.Com、BULLET NASTYとLIL BANDITをフィーチャーしたファンキー・チューン7.Bounce、ファンク・ナンバーの9.Gold Diggerが気に入りました。メロウ・フリークは要チェックでしょう。(07/02/03) |
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M$.TEE /Having things(1995) |
歌うようにスムーズなラップスタイルがイカしたMS.TEEが95年にCASH MONEYからリリースした1stアルバム。見た目はイモ(失礼!)ですがその実力はもっと評価されて良いんじゃないでしょうか。このアルバムでのMANNIEはTR808を使用した80'Sスタイルのチャカポコトラックを(意識的?)多用しており、その中でもABOVE THE LAWが1stでも使ったCAMEOネタのメローな2.Hit the road、TOM TOM CLUB/Genius of loveを使ったファンキーな3.Let's get high、哀愁ピアノ&シンセが胸を打つ5.Keep your head up!、ISLEY BROS.ネタのメローな8.If he don't trick、JBのシャウトを上手く使った物哀しいトラックの上で"歌う"9.Woke one morningが気に入りました。チープなドラムは好き嫌いが分かれそうですが、中々良いアルバムなのでぜひ聴いてみて下さい。(03/04/06) |
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MURDER INC. /Let's Die 2-Gether (1997) |
ルイジアナの2PACことCRAZYと女傑MCのALAMOのコンビMURDER INC.が97年にリリースしたアルバム。プロデュースは、BIG LOU、WHITE BOY GREG、LIL MICKEY、BIG RO等。時代が時代だけに古き良きG-RAPを聴かせてくれ、久々にあの頃を思い出しましたね〜。寂しげなトラックに荒々しいラップがカッコ良すぎる2.Barrel Of Uh Hard Head(Remix)、ピーヒャラ・シンセ&ブルージーなギターの4.Slugfest、おそらくネタ使い(P-FUNK?)のファンク10.Born Uh Sinner、郷愁感溢れる12.Thangs Neva Change、スぺーシーなキーボードが耳を惹く16.F**k Friends、寂しげな18.Silence Me(Remix)がお気に入り。どマイナーだけど音はメジャー級。噂に違わぬアルバムですね。(2012/10/05) |
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MURDER SQUAD /S.C.C. presents murder squad nationwide(1995) |
もう説明は不要ですね。再評価が高まっているSOUTH CENTRAL CARTEL(S.C.C.)の別ユニットと言えるMURDER SQUADが95年にリリースしたアルバム。ウェッサイ系のなかでもソウルフルなグループとして有名で、1曲目のIt's an S.C.C.thangに有名SOULグループCHI-LITESをフィーチャーしています。(メンバーであるHAVOCの父親がCHI-LITESのメンバーというのは有名) お気に入りはL.V.の熱いボーカルとEARTH,WIND&FIREの名曲Devotion(ぜひオリジナルを聴いてみて!)を弾き直した哀愁トラックが最高な4.Ghetto got me shadey、SPICE 1,BIG MIKE,G-NUTとのマイクリレーもカッコイイ疾走感溢れる5.Gun smoke、ANT BANKS制作のピーヒャラG-FUNK6.Pass da dank(f/SPICE 1)、シングルにもなった切ない7.Knock on wood、女性Vo.をフィーチャーした哀愁溢れる10.Who's da starといったところです。ウェッサイ物の定番アルバムですので未聴の方はぜひ聴いて下さい。(03/02/08) |
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MUSZAMIL /Reparation Is Due(2006) |
OUTLAWZのNAPOLEONの弟MUSZAMILが06年にリリースしたアルバム。2PACが参加した2曲が話題となっていますね。なかなか充実したアルバムで、特にTWINZ/Hollywoodと同じRUFUS&CHAKA KHAN/Hollywoodネタの陽だまり系メロウ・トラックにVAL YOUNGの歌もバッチリはまった3.Hollywood、テディペンの定番メロウ・ネタLove T.K.O.使いの9.Let It Go、MIKE DEAN制作でまろやかなギターが耳を惹くハートウォーミングな11.Make A Changeのメロウ系はバッチリ!普通にオススメできるアルバムです。(07/08/04) |
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MYSTIKAL /Y'll ain't ready yet(12)(1995) |
95年にでたMYSTIKALのGラップ傑作ファーストアルバムMind of mystikal(GANGSTA LUV誌掲載P72)からのファーストシングルです。収録曲はSIDE A 1.Y'll ain't ready yet(street),2.Y'll ain't ready yet(radio),SIDE B 1.Y'll ain't ready yet(street remix),2.Remix inst,3.Beware プロデュースはL."PRECISE"EDWARDSです。 |
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MYSTIKAL /Ghetto fabulous(1998) |
MYSTIKALが98年にリリースした3rdアルバム。当時大量リリースで食傷気味だったNO LIMITですが今聴き返してみると意外に聴けますね。それでも王道サウス・トラックなので聴き手を限定させますが、GAP BANDのCHARLIE WILSONとSNOOPをフィーチャーしたタイトル曲の5.なんてナイス・グルーヴで最高じゃないですか!CHARLIE WILSONの歌声が聴けるだけで無条件降伏ですね。またBUSTA RHYMESとの強力タッグで攻めるドープなWacha want,Whacha needも最高ですね(かなり騒がしいですが(笑)) 個人的には全然OKな内容でしたが、もしMYSTIKALを聴くなら断然1stをオススメします。(04/05/28) |
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MYSTIKAL /Let's get ready(2000) |
2000年にリリースされたMYSTIKALのアルバム。いつのまにやらNO LIMITから離脱していたんですね。大ヒットしたNEPTUNESプロデュースの2.Shake ya ass、ハードな7.I rock I roll、ダーク系の12.The braids、ファンキーな15.Neck uv da wood(f/OUTCAST)は気に入りました。メジャーからのリリースだけあってそつのない作りで楽しめます。もちろんMYSTIKALのがなりラップが好きだという前提で。(結構うるさいから嫌いな人もいますよね)(03/01/09) |
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MYSTIKAL /Tarantula(2001) |
SOUTHのBUSTA RHYMESとも呼ばれるMYSTIKALが02年にリリースしたアルバム。良い意味でも悪い意味でもメジャーの臭いがプンプン漂うアルバムですね。作りにソツがないです。今回のアルバムはかなりファンキーな曲が多い印象を受けました。哀愁系は少ないですが、JUVENILEプロデュース&ゲストの4.Settle the scoreがかなりメロディアスな曲でビックリ!JUVENILEやりますね!他はBUTCH CASSIDYをフィーチャーしたファンキーなタイトル曲2.や典型的なサウス系ファンキー・チューンといった感じの11.Paper stackがカッコ酔いです。サウスのパーティー系トラックが好きな方にはオススメできます。(03/07/05) |