N of GANGSTA RAP







アーティスト/タイトル レビュー
NASTYBOY KLICK
/Tha 1st chapter(1997)

紫色のジャケが卑猥なNASTYBOY KLICKの97年のアルバム。メンバーはM.C.MAGIC,L-DOG,BOOKIE LOC,D.O.S.,SLY,ZIGGY,LITTLE MISCHIEF,D.J. 2 SWIFTの総勢8名(多すぎ)。クレジットからすると多分アリゾナのグループ。駄曲も結構ありますが悪くないアルバムです。ベストトラックは故ROGERの十八番トークボックス&女性Vo.をフィーチャーしたスペーシーメローな2.Down for yoursで、他にはGRANDMASTER FLASHの名曲The message使いの粘着ファンク6.Bookies freestyle、男性Vo.を大胆にフィーチャーしたメローな8.Summertimeといったところです。手が出しにくい皿と思いますが、安ければ買う価値はあると思います。(03/02/22)
NASTY NARDO
/Whatever is clever(1999)

最終目標は世界制服(笑)という見た目かなりのオヤGのメンフィスGラッパーNASTY NARDOが99年にリリースしたアルバム。ゲストにはINDO GやEZ ROCK(あのIt takes twoで有名なDJ E-Z ROCK!?)。メンフィスということでTHREE 6系のホラー・トラック中心で聴き手をかなり限定させますが、ウェッサイ好きでも満足できそうな良い曲がいくつか収録されています。ISLEY BROS./Voyage to atlantisネタの哀愁溢れる9.Pimp in me、トークボックスを入りのウェッサイ風ファンキー・トラックにEZ ROCKをフィーチャーした10.Funkytown、男性Vo.絡みの哀愁溢れる12.On that hay、硬めのドラムに哀愁ピアノがGOODな16.Look at me nowはオススメできます。安ければ購入しても損はないと思います。(03/12/06)
NASTY NARDO
/Geto star(2002)

メンフィスのNASTY NARDOが02年にリリースした(多分)3rdアルバム。ゲストには、GANGSTA BLAC、HAYSTAK、DULAA等、プロデュースは、MR.SCHE、J.P、E-Z-ROC等。正直メンフィス特有のジクジク、ドロドロしたトラックが苦手なんで、大半は聴けなかったですが、シングルカットされたハードでギラギラした血圧アップ間違いなしの2.Bout 2 clown、80'Sメロウ・クラシックAL B.SURE/Nite & Dayネタの10.Geto star、MASTA ACEのローライダー・クラシックBorn to roll使いのダーク・ファンク・トラックにE-Z-ROC、D.J.WOOD、7 THA GREATをフィーチャーした11.Flickinの3曲はかなり気に入りました。でも、もう少し哀愁・メロウな曲を加えると聴き手が増えると思うんだけど... (05/06/11)
NASTY NARDO
/Already Famous(2006)

メンフィスのNASTY NARDOが06年にリリースした最新作。ゲストには、GANGSTA BLAC、GANGSTA BOO、LA CHAT、DJ SQUEEKY、MR SCHE、AL KAPONE、MIZZ T等。ジクジク、ドロドロした従来のメンフィス・マナーに従った曲中心ですが、MR.SCHEプロデュースでチキチキドラムに郷愁感あるメロディーの1.Take A Picture、KRUNK CITYが参加した哀愁漂う7.I'm So Fly、DRAMATICS/Whatcha see whatcha get使いのファンキー・トラックにHOLLYWOOD JAY PEEをフィーチャーした8.Keep It Pimpinなんてのも収録されています。ダーク系でもビートがしっかりした6.Pimky&ThumbzやDOUG E. FRESH/Play This Only At Nightでお馴染みのホラー映画「ファンタズム」のテーマを使った10.Alreadyはなかなかのカッコ良さ。THREE-6 MAFIAだけでなくこういった地道に活動しているラッパーももっと注目を浴びて欲しいところ。(06/09/11)
NATAS
/Blaz4me(1993)

ACID RAPを標榜するデトロイトの変態ラッパーESHAM率いるNATASが93年にリリースしたアルバム。いかにもドクロ・マニア以外には食いつかない様なマニアックなジャケですが、中身は思っているほどドロドロしてないです。半数近くはダーク系が占めていますが、70'S SOUL風の哀愁曲4.Wet pussy on saturday night、太いBASSラインがカッコイイ5.He raped me、渋くてファンキーな6.All in yo head、ISACC HAYES/BreakthroughのドラムブレイクにCYPRESS HILL風のウワモノがのっかる7.I ain't giving up no love、FUNKADELIC/One nation under a grooveネタの9.Stay true to ya cityあたりは個人的に最高だと思うんですが。万人にはオススメしないけどESHAMフリーク(いるのか!?)なら聴き逃し厳禁ですよ!(04/07/10)
NATE DOGG
/G-Funk classics vol.1&2(1998)

ボイス オブ G-FUNK、苦労人NATE DOGGが98年にリリースした実質上の1stアルバム。細かい説明はいろんな方がやっているので省きます。DISC 1ではMAZEネタのファンキーな3.G-Funk、哀愁溢れる7.These days、故2PACをフィーチャーしたメローな11.Me&my homies、フロア向きな12.Because I got a girl、80'Sダンスクラシック風な13.My moneyが気に入りました。DISC 2ではウェッサイファンクの2.Who's playin games?と13.Sexy girl、CAMEO/She's strangeのウェッサイ仕立ての5.She's strange、ハートウォーミングな9.Friendsが気に入りました。ウェッサイ好きなら持っていて当たり前のアルバムといえるでしょう。(03/01/14)
NATE DOGG
/Music&me(2001)

"ボイス オブ G-FUNK"NATE DOGGが01年にリリースしたアルバム。「G-Funk classics vol.1&2」が素晴らしいアルバムだったので期待して聴いたが、う〜ん…というのが正直な感想。サウンドが自分の想像していたウェッサイ系とはかけ離れていたのが大きな要因です。それでもバウンシーな6.Your woman has just been sighted、スペーシーメローな9.Another shorty story、LUDACRISをフィーチャーした11Real pimp、SNOOP&EASTSIDAZ参加の12.Ditty dum ditty doo、哀愁溢れるタイトル曲13.は気に入りました。でも私的な希望を言うともっとウェッサイ丸出しのスムーズ&メロー路線でやって欲しかったです。(03/02/18)
NATE FOX
/Hittin' it from the back(1997)

Tバックでワンワンスタイルのエロいビッチが拝めるジャケで有名なNATE FOXが97年にリリースしたアルバム。ジャケはバッチリですが中身はというと、少しパンチ不足ですね。男性Vo.が絡むメローな2.Parlay in da bay、哀愁ピアノが心に残るスロートラックにLAND OF DA LOSTをフィーチャーした6.Tell me how it feelz、メロー・ウェッサイ・ファンクの10.Brastrapは玉乱ですが、アルバムとしてはアベレージといったところでしょうか。(03/09/06)
THE NATI
/B.S.Factor(1998)

98年にICHIBAN RECORDSからリリースされたTHE NATIのアルバム。シカゴ、デトロイトを中心に活動していたグループみたいです。内容はというとICHIBAN特有のローカル感丸出しでかなりイナたいですが、2曲素晴らしいものがあるのでご紹介します。まず6.Pleasures of the fleshですが、80'S R&BテイストのトラックにTONY TONI TONE/Anniversaryもちょろっとトッピングしたナイス・メロウ・グルーヴ!残りはスペーシーなキーボードが気持ちよすぎる8.Nati-n-ya-body。万人にはオススメできませんが、メロウ好きなら聴いても損はないと思います。(04/10/23)
NATIONWIDE RIP RIDAZU
/Betrayed(Can't trust nobody)(1999)

BLOODS&CRIPS系レーベルのDANGEROUS RECORDSから99年にリリースされたNATIONWIDE RIP RIDAZUのアルバム。プロデュースはここのレーベルでは御馴染みのRONNIE RON、D.FINGAZ、TWEEDY BIRD等。LAKESIDE/Something about that womanネタの2.Gangsta boogieをはじめヘビー・ウェッサイ・ファンクの4.Days of oldと8.C's in the air、重たいビートとベースラインだけのシンプルなトラックが逆にカッコイイ10.Take it personal、GEORGE CLINTON/Atomic dog使いの12.Crip loc等のゴツゴツとした無骨な曲を中心としながらP-FUNK系ビートに70'S SOULネタと思われるウワモノをループさせた哀愁系の13.Between heaven or hellなんてのもあったりしてなかなか聴かせてくれるんですが、問題はドラムの音色なんですよね。まるで80年代中期のドラム・マシーンの音みたいに硬くて、結構辛いものがあります(苦笑) DANGEROUS RECORDSのアルバムってこんなドラムが多い気がします。ドラムさえ良ければもっと評価は違っていたんですが...(04/06/05)
NAYBAHOOD WATCH
/What really goes on(12)(1994)
DJ ALLADINの舎弟グループNAYBAHOOD WATCHが94年にリリースした12シングル。P-FUNK系ビートにメロウなウワモノのループが心地良いWhat really goes on、ナイスビートに爽快ネタ(かなり聴き覚えあるネタなんですが...)がのっかるBesta realize、ダークなBASSが怪しげな雰囲気を醸し出しているLet the ammo dumpの3曲を収録しています。個人的にはWhat really goes onとBesta realizeがオススメです。ビートもしっかりしているのでフロアでも使える一枚だと思います。(04/11/20)
NB RIDAZ
/Invation(2001)

新作も好評なアリゾナを代表するチカーノ・グループNB RIDAZ(aka NASTYBOY KLICK)が01年にリリースしたアルバム。全体的にチカーノ特有の甘〜いトラックが多く、好きものには堪らない内容かもしれません。個人的には甘すぎる3.I wanna luv-uやEAGLES/Hotel Californiaネタの12.Party in arizonaはPOP過ぎてだめでしたが、ノリノリ・ファンクの2.Ride with us、TEDDY PENDERGRASS/Come go with meにも似た流麗なギターの音色にうっとりする5.Panties droppin'、NB RIDAZといえばこれっていうくらいの有名曲6.Runaway、イントロの男性コーラスから聴かせるかなり甘めの9.Girl、哀愁ギター炸裂の13.No longer thereはかなりお気に入りです。15.から17.は、お子様チームのM1&DOGの曲がボーナス・トラックとして収録されています。この甘さは好き嫌い分かれるところですが、甘茶フリークならオススメできます。(04/08/14)
NEMESIS
/Munchies for your bass (1991)

DJ SNAKE、BIG AL、M.C.AZIMの3名(その後にRON Cも参加)からなるダラスの重鎮NEMESISが91年にリリースした2ndアルバム。当時は全く話題にもなりませんでしたが、このアルバムはテキサスGラップの隠れ名盤といってよいほど充実しています。特にヘビーファンクの2.Bitches and money、80'S R&Bネタのメローグルーヴトラックにトークボックス、男女Vo.が絡む4.I want your sex、有名ネタMELVIN BLISS/Substitution使いのファンキーな7.Settin' the record straight、P-FUNKネタの8.On the oneと13.Dallas we come fromがお気に入りです。どの曲もBASSが凄いので、カーステで聴くと最高です!愛すべきB級ファンキーラップアルバムとして全てのGラップファンに聴いて欲しいです。(03/05/04)
NEMESIS
/Temple Of Boom (1993)

DALLASラップ界のパイオニアの一つNEMESISが93年にリリースした3rdアルバム。この時のメンバーは、D.J. SNAKE、BIG AL、Mr. JOE MACC、そしてソロ・デビューしていた重鎮RON Cの4名。当時は黙殺されていたけど、こういうグループがいたからこそ、NY以外の地域が盛り上がっていったのは間違いないね。ISAAC HAYES/Hyperbolicsyllabicsesquedalymisticというか、この曲をネタにしたPUBLIC ENEMY/Black Steel in the Hour of ChaosとPARLIAMENT/Up for the Down StrokeとChocolate City使いの1. Temple Of Boom、今度はきちんとISAAC HAYES/Hyperbolicsyllabicsesquedalymisticを使った2. Nemesis On The Premises、BEE GEESのヒット曲Love You Inside Outをいち早く使ったメロウ・グルーヴ4. Cantfiguritout、定番VAUGHAN MASON & CREW/Bounce, Rock, Skate, Rollネタのイカしたファンク・ナンバー6. Get Ya Flow On、B.T.EXPRESS/If It Don't Turn You On (You Oughta' Leave It Alone)とPRINCE/If I was your Girlfriendをネタにした重たいファンキー・チューン7. Str8 Jackin'(ベスト・トラック!)、銃声も鳴り響くドープな8. Hard From Birth、少しオールドチックな9. Parkin' Lot On Dixon、ドラムと"Go Ron C"という女性の掛け声だけのシンプルながらノリノリな10. Go Ron CがGOOD。愛すべきB級ラップ・アルバムの一つ。(2010/07/25)
NEMESIS
/Munchies for your bass Da return(2000)

国内盤もリリースされたこともあるダラス出身のNEMESISが2000年にリリースしたカムバックアルバム。全盛時はP.K.O.のメンバーで知られるDJ SNAKEや知る人ぞ知るRON Cもメンバーだったんですが、このアルバムでは、オリジナルメンバーはBIG ALだけで、あとはMABOODAというラッパーの1人だけという寂しい状態… しかし!内容は思ったより良くて、寂しげなハーモニカ(?)が印象的な2.Feels so good、怒渋ファンキーな4.Work itと10.All about gettin' paid、男性Voを大胆にフィーチャーした哀愁溢れるスロートラックにチョロッとラップが絡むほとんどR&B状態の5.Take somethin' home、哀愁系の7.Munchies for your bass、物哀しい12.So thowed、ダークな13.Greedy greenはかなり気に入りました。万人にはオススメしませんが、H-TOWN物が好きな方なら気に入ると思います。(03/04/20)
N.E.S.
/4 yo ride(1995)

シカゴ出身の2人組N.E.S.が95年にリリースしたアルバム。グループの詳細は全く分かりません…配給がICHIBANってところもポイント高いですね(笑)。まあ、内容はよくある大ネタFUNKY RAPといったところですが、ROGER/Be alrightネタの2.Rock on、哀愁溢れる上物にナイスビートが気持ちいい7.This is how it should be、ファンキーな9.What I'm aboutとMARVIN GAYE/T plays it coolネタのアッパーファンキーな10.Friday niteは満足する出来映えでした。このクラスのマイナー物にしてはよく出来ている方だと思います。(03/01/15)
NEVA LEGAL
/Potnaz in crime(1998)

ベイエリアの4人組NEVA LEGALが98年にリリースしたアルバム。メンバーにはBUSHWICK BILLみたいな小人もいてまるでベイエリア版GETO BOYSって感じです。プロデュースは、BLACKJACK、SEAN-T、TC等、ゲストにはSCOOT DOG、AD KAPONE(OF TOTALLY INSANE)等。あのG-MAN STANもMIXとBASSで参加しています。G-MAN STAN絡みとあってかなり有名なアルバムですが、評判に違わぬ好盤で、特にBLACKJACKプロデュースで、G-MANがMIXした温かみあるメロウ・トラックに男性コーラスが絡む2.Contactとコーラス入りのメロウ・ファンク(ネタ使い?)10.Stuck like chuckの2曲は絶品!これなんですよね、今のベイエリアに求めているものは!ゴリゴリも良いですが、こういった曲も復活してほしいものです。この2曲以外にもG-MANがBASSで参加したPRINCEのヒット曲Pop life(懐かしい!)ネタの3.Lil freak、LUTHER VANDROSS/Never too much使いの6.Playas don't hate、永遠の名曲RUFUS&CHAKA KHAN/Ain't nobodyネタの7.Have u seen my body、スペーシーなキーボードに哀愁ピアノが絶妙に絡み合った8.When the lights go.......?は流石の出来で大満足!あの頃のベイ・フレイヴァを求めている方なら聴き逃し厳禁です!(06/11/01)
NEW BREED OF HUSTLERS
/Ratha b-a hustla(1993)
93年にリリースされたNEW BREED OF HUSTLASのアルバム。裏ジャケの彼等怖いです…モノホンのギャングスタでしょうか。全体的にG-FUNK以前のファンキートラック中心です。お気に入りは恕渋ファンキーネタにスクラッチが絡む3.Mind of a gangsta、同じくファンキー系の7.P.T.P.、Love T.K.O.使いのメロー8.Anotha dollaですが、他も当時のトラックとしては完成度高くてかなり好きです。ただ、G-FUNK系のピーヒャラシンセ音が好きな方は次作のStreet got me goneを聴いた方がいいと思います。(03/01/08)
NEW BREED OF HUSTLERS
/Streets got me gone(1994)
94年にリリースされたNEW BREED OF HUSTLASのアルバム。前作もかなりの好盤だったので期待して聴いたが、期待を裏切らない良いアルバムでした。G-FUNK以降のピーヒャラシンセを全体的にフィーチャーしたレイドバックトラック中心で、哀愁系の1.Intro:Mobstyleから惹きつけられ、バイブ(木琴?)がバッチリはまる鬼メローの2.City of thugstasで昇天… そしてこれまた哀愁漂うピアノが最高なタイトル曲、寂しげなヘタウマな歌をフィーチャーした哀愁系の11.Logs dye 2、P-FUNKを意識したウェッサイFUNKの12.Boone docksが最高です!必聴盤ですね。(03/01/08)
NICCOLO BONDZ
/Tired(12)(2004)
NYのドマイナー・レーベルGUN GAME RECORDSからリリースされたNICCOLO BONDZのアルバム『Ghettocracy』からの12シングル。収録曲はA面にTired、B面にはGet it down。レーベルのHPによるとブロンクスとブルックリンで生まれ育ったとのこと。Get it downもアップテンポのシンプルなファンキー・チューンで気に入ったのですが、MOBB DEEP/Hell on earthをネタにした、男性Vo.&コーラス絡みの鬼切ないTiredには思わず悶絶... NY物では比較的珍しい哀愁系です。気になる方はチェックしてみて下さい。(04/11/20)
918
/Zaggin gon be zaggin(1998)

以前紹介したオクラホマのLETHALとレーベルメイトである918の98年のアルバム『Zaggin gon be zaggin』と01年のアルバム『Reincarnated』の2枚組み再発アルバム。特に『Zaggin gon be zaggin』はオクラホマ・クラシックと言われていたので再発は嬉しい限りですね。その『Zaggin gon be zaggin』はトラックだけ聴けば完全にWESTです。かなりタイトなプロダクションで完成度が高く、特にタイトなビートにピーヒャラシンセが絡むもの哀しい2.Baby minded、フックで女性Vo.がGAP BAND/I don't believe you want to get up & dance(Oops!)を歌う、SUGA Tをフィーチャーした3.Northside geez、ウェッサイ・ファンクというよりもP-FUNKに近い8.Pay style、LEVITTIの歌がいっそう哀愁感を引き立てる9.Cost 2 smokeは最高の一言!若干暗めの内容でSAC系に近い感じなのでその系が好きな方ならかなり気に入ると思います。(04/10/16)
918
/Reincarnated(2001)

918が01年にリリースしたアルバム。プロデュースは、MR.LEE、MIKE MOSLEY等、ゲストにはDEVIN、C-BO、B-LEGIT、UGK、RONNIE SPENCER、BILLY COOK、LEVITTI、KOKANE等とかなり豪華!1st同様充実した内容で、イントロのRONNIE SPENCERが歌う泥臭い哀愁歌から惹きつけられます!MR.LEEプロデュースのダークな2.Smugglin boyz、DEVINの酔いどれボイスが効いた3.Strange、重たいビートに寂しげなメロディの8.I hate niggaz、MIKE MOSLEYプロデュースのどこか懐かしさを感じるトラックにUGK&RONNIE SPENCERをフィーチャーした12.I don't owe u、80'S R&B的な哀愁トラックにKOKANEをフィーチャーした14.2 have it made、E-40、B-LEGIT、LEVITTIが参加した哀愁溢れる15.Freakshow、70'S SOULっぽいソウルフルなトラックが秀逸な18.Where do we goはマジで最高ですね!決して爽やかではないので爽快メロウ系を求めている方には不向きですが、怪しいMIDWESTテイストを味わいたい方ならぜひ聴いて下さい!(04/10/16)
NINI X
/She's dangerous(1994)

DAGEROUS RECORDSから94年にリリースされたNINI Xのアルバム。ゲストには仲間のYOUNG SOLDIERZ、TWEEDY BIRD LOC等、またDJとして若き日のBATTLECAT(クレジットはDJ BATTLE KAT)も参加しています。ドラムの音が少し硬めなのが玉に傷ですが、ファンク中心の手堅い作りで好感が持てます。お気に入りはZAPP/Computer loveのビートにスペーシーなキーボードが絡む4.Jokin' around、浮遊感あるキーボードが印象的な8.Gangsta props、BRICK/Dazz使いのウェッサイ・ファンク10.Peel hiz cap、ヘビー・ファンクの15.Break 'em donwです。決して名盤と言える内容ではないですがチェックして損はないと思います。(03/11/08)
NINO
/Co-Founder of P.K.O.(1995)

P.K.O.のメインラッパーNINOが95年にリリースしたソロアルバム。プロデュースはもちろんDJ SNAKE。NINOのソロアルバムということでかなり期待したんですが、少し期待外れな内容で残念ですが、暗闇に誘うかのようなダーク・トラックがカッコイイ1.Pimpin' ain't eazy、哀愁感漂うギターの音色がGOODな9.Ask somebody、打ち付けるようなドラムに切ないウワモノが泣かせる10.Slow ride、KOOL&THE GANG/Summer madness風シンセがイカす13.My brothas keepaあたりは流石の出来で満足。市場では結構高値がついてると思いますが、その値段に見合う内容かは少し疑問が残ります... しかしながらP.K.O.マニアならチェックしておくべきアルバムだと思います。(04/01/31)
NO GOOD
/Gameday, PBB(2002)

マイアミのエロ大王LUKEの元で活動していたMR.FATALとT-NASTYのデュオNO GOODが02年にリリースしたアルバム。このアルバムからは、Ballin' boyがヒットしていますね。個人的にほとんどの曲が好みじゃないですが、SCIRYLをフィーチャーした寂しげな13. Ain't got no money、BOOGIE BOYSのオールド・スクール・ヒット『A fly girl』のリメイク15.2002 Fly girl、女性コーラス入りの哀愁スロウ16.Hold onの3曲は、ホント最高!この3曲のためだけでもチェックする価値はあると思います。(05/06/18)
N.O.H.MAFIA
/N#gg%z on high(1996)

フリスコのRBL POSSE一派であるN.O.H.MAFIAが96年にリリースしたアルバム。メンバーはMOE THE HUSTLAとMALLY MAL。RBLのMR.CEEを凶弾で失った直後にリリースされた本作は、その後にリリースされたRBLの"An eye for an eye"に勝るとも劣らない傑作!プロデューサーのBLACK C,ENHANCER,YOUNG CELLSKIもイイ仕事してます!特にお気に入りはハートウォーミングな2.Trip off life、SOUL心溢れる5.N.O.H.MAFIA、哀愁溢れる6.Drivin me wildと10.It won't stop、メロー&JAZZYな12.Now they wanna jockです。他にもMR.CEEに捧げた7.Nuttin but love 4 MR.CEEやウェッサイ・ファンクの14.Roll 2 this等聴きどころ満載です。ウェッサイ・ファンのみならず全てのGファンに聴いて欲しいアルバムです。(03/07/10)
NONFIKTION
/Creative differences(1996)

サクラメントのGANGSTA DRE&YOUNG JAYDAのデュオNONFIKTIONが96年にリリースしたアルバム。これはBLACK MARKETからの再発盤です。結論から言うとSAC好きにはMUST!、苦手な方にはNGなストレートSACな内容です(笑) このSAC特有の暗めの哀愁がまたイイんですよね〜。このアルバムの肝は狂おしいほど哀愁を感じさせる3.Burgandy dayでしょう。これぞSAC!といえる見事な曲です。また熱い男性Vo.をフィーチャーした哀愁ファンクの7.Life gets hard、ウェッサイ・ファンクの8.East/West partyも最高!オリジナルは入手困難ですが再発盤は容易に入手できるのでSACフリークはお見逃しなく!(04/05/01)
NORTH SIDE/Same(1994)

COOL-E、KID、D.J.DOEからなるベイエリアのトリオNORTH SIDEが94年にリリースしたアルバム。配給は信頼のSMG。ジャケにアーティスト名、曲名も書かれていないイイ加減なところもマイナーGラップらしさ溢れていますね。軽めのファンク・ナンバー中心の構成で、特にノリノリな1.Dodge City、HERBIE HANCOCK/Chameleonネタにピーヒャラ・シンセが絡むファンキー・チューン8.Sick Wit It、MARY JANE GIRLS/All Night Longまんま使いの9.All Night Long、S.O.S.BAND/Just The Way You Like Itネタのメロウ・グルーヴ12.Fun、緊張感ある13.North SideがGOOD。WEST好きならオススメできる好盤です。(07/09/01)
N.O.T.P
/Shootin' "da" breeze(1994)

STAN"J"、AL"DA"O-G、KEN-BOYの3名からなるミシガンのGスタチームN.O.T.P.が94年にリリースしたアルバム。詳細不明のグループだが、このアルバムは絶対に紹介しておきたかった最高のG皿!実質全8曲と少ないながらそのトラックの完成度はメジャー並。1曲目のタイトル曲からP-FUNKを上手く料理した哀愁ファンク!やられます。続く2.Quiet stormはSummer breezeをさらりと使った哀愁トラックに女性Vo.も絡んで玉乱です。5.Life-n-"da"holeは男性Vo.入りの切ない系トラックが胸を打ち、6.Blaze it upはJB/Funky drummerをバックに物哀しいメロディー、そしてE,W&FのBrazillian Rhymeのコーラスまで飛び出して思わず涙...、7."Da"bombは哀愁ギターが印象的な好曲、9.Troublesome maniacは完成度の高い哀愁メローインスト!マジで凄いです!こんな訳わからん奴らがこれほどのアルバムを作るなんて... 見つけたら迷わず購入して下さい!(03/03/23)
N2DEEP
/Back to the hotel(1992)

E-40で有名なV-TOWNこと"VALLEJO"出身のN2DEEPが92年にPROFILEからだしたデビューアルバムです。プロデュースはメンバーのJOHNNY Zです。このアルバムでも彼はいい仕事しています!ヒットしたシングルのタイトル曲や名曲Sugar Freeをサンプルした甘茶系のThe weekend、クレジットは無いですが、同郷のE-40が参加したV-Town等MUSTな内容です!
N2DEEP
/The golden state(1997)

N2DEEPが97年にリリースした3rdアルバム。傑作の呼び声高いアルバムですが、その評判どおり捨て曲が少ない好盤となっています。特にオススメはK-LOUプロデュースの80'S R&Bネタのメローな2.Day 2 day basis、IRONICと(あの!?)MARY JANE GIRLSをフィーチャーしたウェッサイ・ファンクの4.On tha everyday、PATRICE RUSHEN/Remind meネタのメローな7.Kick way on back、ISLEY BROS.定番ネタGroove with you使いの哀愁溢れる8.Situations、BABY BEESH&PSDをフィーチャーしたヘビー・ウェッサイ・ファンクの12.T-Shirts&Pantiesあたりです。N2DEEP入門用にバッチリなアルバムでオススメです。(03/10/04)
N2DEEP
/The rumble(1998)

V-TOWNことVALLEJOのベテラン・チカーノ・チームN2DEEPが98年にリリースした4thアルバム。プロデュースはメンバーのJOHNNY Z,K-LOU,TONY G,LEV BERLAK等お馴染みの顔ぶれ。N2DEEPに"ハズレなし"って感じですが、このアルバムもツボを心得た手堅いもので、いつもよりFUNK度数高いです。特に故ROGERのトーク・ボックスも最高なウェッサイ・ファンク8.All night、BOZ SCAGSの超有名ネタ"Low down"使いのフロア・トラックに男性Vo.をフィーチャーした9.Wonderin、スペーシーなトラックにピーヒャラシンセ&ピアノを絡めたファンキー・チューンに爽やかな男性Vo.を迎えた11.Out here hustlin、MAC SHAWN,TAY DA TAY,COUGNUT,COOLI DA UNDA DOGG,KAVEO,BABY BASH,J SWEETS,CISCO THE FRISCO MACのGスタがマイクを回すポッセカットの15.Bay area playazが最高です!他曲も平均はクリアしていると思うので、ウェッサイ好きの方はお見逃しなく。(03/07/26)
N2DEEP
/Slightly Pimpish/Mostly Doggish(2000)


VALLEJOのN2DEEPが2000年にリリースした5thアルバム。『The Rumble』、『Golden State』と比べると多少劣りますが、捨て曲の少ない好盤で、ベストはBABY BEESHとMERCILESSをフィーチャーしたスペーシー・ファンク7.Congratulationsと男性コーラスが絡むメロウ・グルーヴ・トラックにO.D.Mが参加した11.Summertime In The Cityの2曲。これ以外でも、PSDとMAC DREとマイクを回すファンク3.Act A Fool、P-FUNKっぽいトラックにJOHNNY FINGAZZのトークボックスも挿入した4.Turn It Into Somethin'、YOUNG DRUをフィーチャーしたナイス・ファンク12.Game Tight、軽快なノリノリ・ファンク14.Little Bit Of Head、ダークでファンキーなトラックにチンピラっぽいラップがイカす16.I'm From Vallejo Playaがお気に入りです。普通にオススメできるアルバムです。(07/01/06)
NUBIAN KINGZ
/Memoirs Of The Original Man(1995)

95年にMIDWEST RECORDSからリリースされたNUBIAN KINGZのアルバム。録音がダラスなのでそこら辺のグループでしょうか。結構、EAST寄りな内容、しかもこれといった曲がなく退屈で郷愁感ある8.Who's That Knockingしか印象に残らなかったです。余程のマニア以外は手を出さないほうが無難でしょう。(06/06/03)
NUTY
/Professional mobbin(2000)

ベイエリアのNUTYが2000年にWORLD WIDE ENT.からリリースしたアルバム。プロデュースは、DOLA MIC、ROB GROOVE、G-NOTE。ギターにはあのG-MAN STAN!手堅い内容ですが、ちょっとパンチ不足か。お気に入りは、DOLA MICをフィーチャーした女性コーラス入りの80'Sテイスト・メロウ・ファンク4.Chasin Paper、80'Sネタと思われるファンク・トラックにDOLA MIC、CELLY CEL、E-40をフィーチャーした5.Off The Hinges、GAP BAND/Outstandingのドラムを隠し味に使ったファンク・トラックにDOLA MICとMESSY MARVが参加した6.She Say She Want A Balla、男女コーラス入りの夕暮れ系ナンバーの11.Dank & Hen。(2016/08/07)
N.W.A
/100 miles and runnin'(1990)

ギャングスタラップのパイオニアであるN.W.Aが90年にだしたミニアルバムです。ICE CUBEが脱退した直後にリリースされた本作は、CUBE脱退の影響を微塵も感じさせない傑作に仕上がっており、Gラップファンには必聴の1枚です!1曲目のタイトル曲から血圧アップ間違い無し!