R of GANGSTA RAP
| アーティスト/タイトル | レビュー | |
![]() |
RADICAL T /Radical but critical(1991) |
マイアミのBASSレーベル"ON TOP RECORDS"からリリースされたノース・メンフィス出身のRADICAL Tのアルバム。DJはその後何枚かアルバムをリリースするDJ ZIRKが担当。91年作という年代から察しがつくと思いますが、かな〜りイナたいです。もう多分ほとんどの方が聴けないくらいのレベルです(笑) 聴き返しましたが最高にショボかったです(笑) 例えて言うならGANGSTA PATの初期作品をさらにショボくした感じでしょうか(笑) ではなぜこのアルバムを紹介するかというと、あの8 BALLがゲスト参加しているんですね〜。(当時は気付かなかったんですが、最近知りました) Coming straight from the southって曲に参加しているんですが、今とはラップスタイルが違ってますね。一聴しただけでは分からなかったです。8 BALLの話はそれくらいにして主役のRADICAL Tですが、取り立てて良い曲はないのですが、強いて言えばISAAC HAYESネタのトラックに男性Vo.をフィーチャーしたPeace on earth、ファンキーなDef lick、タイトル曲、Gangsta dreamが聴けるかなといったところでしょうか。もちろん誰にもオススメしません(笑) マニアの方だけどうぞ!(04/05/08) |
![]() |
RADIO /Recognize da real(1995) |
95年にリリースされたRADIOなるグループのアルバム。ブラックミュージックレビュー1995年6月号でタカコスタ嬢も誉めていたように、ショボいジャケとは裏腹にハイレベルなG-FUNKが堪能できます!特にタイトなトラックにピーヒャラシンセが絡む13.Back off mine、スペーシーメローな14.Ghetto swingと18.6 feet deepがオススメですが、他にも良い曲多数ありますので、見つけたら買いましょう! |
![]() |
RAHEEM /The Vigilante (1988) |
テキサス州ヒューストンのレジェンドGグループGETO BOYS(元はGHETTO BOYS)のオリジナル・メンバーとして知られるRAHEEMが1988年にRAP-A-LOT RECORDSからリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースは、JAMES SMITHとKARL STEPHENSON。最近知りましたが、初期RAP-A-LOTのプロデューサーとして活躍したKARL STEPHENSONってBECK等のバンドのプロデューサーとして有名だったんですね。RAP-A-LOTでの経験が良い意味で活かされたんですね。あと、あのNYのオールドスクーラーDAVY DMXことDAVY Dが3曲(A面の1〜3)でプロデューサーとDJとして参加していたのにはビックリ!残りの曲でスクラッチをしているのはVENOMことGETO BOYSの良心DJ READY RED(R.I.P.)!内容としてはかな〜りイナたくてマニア向けだけど、EDDIE KENDRICKS/Keep on Truckin'ネタで軽快なファンキー・チューンA1. Dance Floor、DAVY Dのアイディアだろうか、45 KINGのビートを上手く使った鬼ドープなA2. Freak To Me、ロックギターも取り入れて、かなり本格的なレゲエを聴かせるA4. Punks Give Me Respect、硬めのドラムマシンに神秘的なシンセのラブ・ラップ路線と思われるA5. You're The Greatest、シングルカットされたタイトなビートにロックギター、近未来的なシンセを合わせたB1. Shotgun、シンプルな打ち込みビートにサスペンスタッチのメロディに銃声が鳴り響くB2. The Vigilante、NEAL HEFTI/Batman Theme、JAMES BROWN/Get Up, Get Into It, Get Involved使いの鬼気迫るB3. You're On Noticeがお気に入り。レアなCDにはAFRIKA BAMBAATAA/Planet Rockネタのエレクトロ・トラックにRAHEEMが煽るブレイクダンスにバッチリな曲も入ってますね。再発して欲しいな〜 (2023/1/7) |
![]() |
RAHEEM /Shotgun (1989) |
ヒューストンのレジェンドにしてGHETTO BOYS(GETO BOYS)のオリジナル・メンバーのRAHEEMが88年にリリースしたデビュー・アルバム『The Vigilante』からのシングル。プロデュースはJAMES SMITHとKARL STEPHENSON、スクラッチにはGETO BOYSの良心DJ READY RED。タイトなビートにロックギター、近未来的なシンセを合わせたA1. Shotgun (Itchin' For A Scratch 12")がGOOD。古さも感じるけど結構好きかな。(2019/05/16) |
![]() |
RAHEEM /Self Preservation (1989) |
ヒューストンのレジェンドにしてGHETTO BOYS(GETO BOYS)のオリジナル・メンバーのRAHEEMが89年にリリースしたシングル。プロデュースはJIVE関係の作品を手掛けていたBRYAN "CHUCK" NEWとDOUG KING。映画『LOST ANGELS』サントラ収録。LED ZEPPELIN/Whole Lotta Love、JIMI HENDRIX/Purple Haze、MALCOLM Xのスピーチをネタにしたロック色濃い快作。(2019/02/02) |
![]() |
RAHEEM/The invincible |
RAHEEMの2ndアルバムです。当時のメディアでは無視されましたが1stとは比べ物にならない充実作で、テキサスH-TOWNのGラップが好きな人にはマジでオススメです!一押しトラックは12.Original mack daddyで、80'S R&BトラックにフィーメールVo.が絡む最高な甘茶ラップですのでお見逃しなく! |
![]() |
RALLY BOYS /Up in yo yard(2002) |
KOTTONMOUTH、BIG BEN、JIZNOからなるダラスのGトリオRALLY BOYSが02年にリリースしたアルバム。KURUPT、ROSCOE、LIL FLIP、LIL KEKE、DEVIN、MR.3-2等とゲストがかなり豪華なんですが、内容は結構地味です。男性コーラス絡みのメロウ・グルーヴ7.All I can be、LIL KEKEをフィーチャーした80'Sネタと思われる10.Why u trippin、これもネタ使いと思われるファンク・トラックにBIG POKEYとLO-LIFEをフィーチャーした11.24-7、イカすビートにもの哀しいメロディが絡む17.B.A.W. II がお気に入りです。パンチ不足な気がしますが、テキサスG-RAPフリークなら聴いて損はないでしょう。(05/03/12) |
![]() |
RALLY RAL /Something kinda funky(1994) |
94年にでたRALLY RALの3曲入り12インチシングルです。プロデュースがあのオークランドの凄腕E-A SKI&CMT!ですので好きな方にはバッチリです。そのE-A SKIも2曲にゲスト参加しています。どれもかなりハイレベルな曲で、マジでオススメです!ところでアルバムがカミンスーン!と表記されていますがリリースされたんでしょうか?知っている方教えて下さい。 |
![]() |
RAPPIN' 4-TAY /I'll be around(CDS)(1995) |
ラッパーとしてのデビューがTOO SHORTの88年のアルバムLife
is… Too Shortに収録のDon't fight the
feelin'ですからもうかなりのベテランといえるサンフランシスコ出身のRAPPIN'
4-TAYが94年のデビューアルバム"Don't
fight the feelin'"からカットしたシングルI'll
be aroundです。収録曲は、1.I'll be
around(Timber
Mix-Radio Ver.)、2.I'll be around(Album
Edit)、3.I'll
be around(Wicked Mix)、4.I'll be around(Al's
Brother 2 Brother Mix)、5.Just cause
I called
you a bitch もうこの曲はウェッサイファンにお馴染みですね。フィリーの名グループSPINNERSの超名曲I'll be aroundのカバーともいえる曲で、しかも本家SPINNERSをフィーチャーしたなんとも豪華な一発。このCDSにはオリジナルと異なる4つのREMIXが収録されており、特にオススメなのがビートをP-FUNK系のヘビービートに差換えてノリがUPした3.です。フロアで流したら盛り上がりは必至!オークランドの仕事師AL EATONによる4.も生楽器を追加した伝統的なオークランドスタイルのシンプルな曲で自分的には結構好きな感じです。Just cause〜も夏向けの爽快ファンキー・チューンでこれまたGOODです!(03/05/18) |
![]() |
RAPPIN' 4-TAY /Bigga than da game(1998) |
I'll be around等のヒットで知られるRAPPIN' 4-TAYが98年にリリースしたアルバム。プロデュースは、G-MAN STAN,AL EATON,ANT BANKS,MIKE CITY,BLACK C,K-LOU等ウェッサイ狂悶絶の面子。ゲストはSPICE 1,RODNEY O,TABB DOE,LIL FLY等。4-TAYのアルバムはどれも安定していて好きですね。このアルバムもほとんど捨て曲がない充実したもので、特にG-MAN STANの必殺オヤG殺し哀愁ナンバーの2.All together row(f/BLACK C)と仕事師AL EATONによるCURTIS MAYFIELDネタの哀愁溢れるトラックに男性Vo.が絡む6.Spittir game、MIKE CITYによるアップテンポのメロー・グルーヴ17.Ghetto bluzの3曲が秀逸!他にもG-MANによるチキチキ・ビートに温かみあるウワモノが印象的な7.We won't stop、RICK JAMES/MARY JANEを使ったK-LOUお得意ファンク・トラックに相棒のLIL FLYをフィーチャーした11.Keep it lavi、ウェッサイ・ファンクの14.Perpetratingと15.It takes gameがGOOD。ウェッサイ好きならMUST!でしょう。(03/08/23) |
![]() |
RAPPIN' 4-TAY /Introduction to mackin'(1999) |
シスコのベテランRAPPIN' 4-TAYが99年にリリースした6thアルバム。4-TAYにハズレなし!って勝手に思い込んでいたんですが、このアルバムは個人的には不本意な出来でした。確かに鬼メロウな16.Every third brotherや故ROGER、SNOOP、TRAY DEEの豪華ゲストをフィーチャーしたTONY G制作のウェッサイ・ファンク15.Throw it up、哀愁溢れるピアノがグッとくる11.Ho over my homieには大満足でしたが、DAZ&KURUPTが参加した2.Sweet loveを含めて悪くはないですが、どこか物足りない感じです。前作の『Bigga than life』がとても充実していただけにかなりショックでした。故ROGER参加曲やEvery third brotherが良い出来なだけに勿体無いですね。(04/12/04) |
![]() |
RAPPIN' 4-TAY /Still Standing (2011) |
シスコのベテランRAPPIN' 4-TAYの最新作。プロデュースは、NO NAME、MAQUINA、ICON。2007年以来のアルバムで、通算9枚目でしょうか。結構話題になっていたアルバムで、確かに久々の充実作だと思いますね。まろやかでコクがあってソウルフルなトラックにMIKE MARSHALLの歌が映える1. Dont Trip、LEVITY(LEVITTI)の歌も雰囲気を引き立てる寂しげな2. After The Club Is Over、郷愁感溢れるトラックにMYRA嬢の歌もバッチリな3. Left My Baby Home、胸が締めつけられるほど切ないトラックにCELLY CELとMATT BLAQUEをフィーチャーした4. Better Dayz、CHUCKII BOOKERの名曲Gamesを使った極上メロウ・チューン5. Would You Be With Me、ICON、DRU DOWN、BABY BASHを迎えたファンキーな9. Put It On Me、KYLE OWENSとSAN QUINNをフィーチャーしたもの哀しげな13. Other Side、切ないピアノのメロディに涙する14. What Kinda Life Is Thatがお気に入り。ベイらしいファンクがないのは残念だけど、ベテランの意地を感じたアルバムですね。(2011/08/04) |
![]() |
RAPPIN' RON & ANT DIDDLY DOG /Bad N-Fluenz(1995) |
オークランドのデュオ故RAPPIN' RON & ANT DIDDLY DOGが95年にCELL BLOCK RECORDSからリリースしたアルバム。プロデュースは、ANT BANKS、G.O.TWICE、MIKE、SONNY等。オークランド流儀のトラックが堪能できる好盤で、当時かなり聴いた思い出があります。特にANT BANKSらしいメロウ・ファンク・トラックにそのANT BANKSも参加した4.The Bomb、定番JUICY/Sugar free使いのメロウな5.Buster free、THE GOVENERをフィーチャーしたピーヒャラ・シンセが効いた郷愁感溢れる7.P.H.Balance、TOO SHORT、故SEAGRAM、MR.ILLが参加した7.P.H.Balanceと同感触の9.Dirty Work、ネタ使いと思われるメロウ・ファンク11.Smoke Seasonがお気に入りです。思い入れも含めてオススメできるアルバムです!(07/08/04) |
![]() |
RASHEEDA /GA Peach (2006) |
アトランタのフィーメール・ラッパーRASHEEDAがBIG CAT RECORDSから2006年にリリースした3rdアルバム。プロデュースは、JASPER、NITTI、SHIWEN SHANN、AKON、STOKLEY WATSON。AKON以外は全く聞いたことない人たちだな。結構美形な顔にもかかわらず男勝りなラップを聴かせてくれて、重たいビートに電子音が絡む3.Touch Ya Toes、3.と同系統な5. Buy My Drink、ラテンっぽいギターが耳を惹く6.See Me Naked、ほのぼのとしたスロウ7.Pack Ya Bags、 これまた3.と同系統8 Type A Girl、BPM早めのファンキー・トラックにAKONをフィーチャーした11.Let It Clap、郷愁感溢れる13.Bring It to Mamma、アコースティック・ギターが効果的な優しさ満点の15.Who Can Love You(ベスト・トラック!)は気にいったけど、トラックが一本調子で似通ったものが多すぎだね。500円で購入できたから満足できたけど、これが定価だったら、ちょっと許せないな。(2010/08/03) |
![]() |
RAY LUV /Who Can Be Trusted ? (1992) |
2 PACとの活動で知られるRAY LUVが92年にSTRICTLY BUSINESS RECORDSからリリースしたデビュー・ミニ・アルバム。プロデュースは、もちろんKHAYREE。安っぽいジャケの割にはトラックはしっかりしてますね。クレジットは6曲だけど、短いインタールードを含めると全部で11曲あって、少し古臭いけど活きの良いファンク2.Get Ma Money On !、70年代っぽい雰囲気のファンキー・チューン3.X Check It Out Ya'll !、アコースティック・ギターの寂しげなメロディに耳を奪われる9.1991 R.I.P.、流麗なギターとピアノが最高なインタールード11.がGOOD。ところでKHAYREEはどうしてるんでしょ? (2011/04/23) |
![]() |
RAZHEED/Livin' in D ghetto(1996) |
MASS 187で有名なヒューストンのレーベルSHORT STOP RECORDSから96年にリリースされたRAZHEEDの実質5曲入りミニ・アルバム。ジャケから受けるイメージそのままのダーク系中心の楽曲ですが、なかなかビートが太くてカッコ良いので紹介します。P-FUNK系のヘビーなドラムにダークなウワモノがイカす2.Skinny nappy nigga、ダーク&ファンキーなトラックにラガ・フロウもかます3.Boom boom bye、DIANA ROSSの定番ネタLove hang over使いの7.Wickey wildが良かったです。ゴリゴリ好きならぜひご賞味あれ!(04/05/08) |
![]() |
RBL POSSE /Ruthless by law(1994) |
ウエストコーストGANGSTA RAPグループ"RBL POSSE"の94年のアルバムです。プロデュースはR.B.L.、CELLSKI、ENHANCERです。内容は王道GANGSTA RAPといった感じで、ダークでハードなトラックが中心です。結構クセがある音作りなので好き嫌いがわかれるかも。 |
![]() |
RBL POSSE /An eye for an eye(1997) |
サンフランシスコのベテランGラップグループRBL POSSEが97年にメジャーATLANTICからリリースした(多分)3rdアルバム。このアルバムは相棒のMR.CEEを銃撃で失った悲しみを乗り越えて作り上げた傑作!!! プロデュースはRICK-ROCK,ENHANCER,T.C.,MIKE MOSLEY,FEMI,BLACK-C,CELLSKI,MIKE CAREN,G-MAN STAN,BARR-9の豪華メンバー。1曲目の浮遊感漂うダーク系のThe individualから聴かせてくれます。続くスペーシーメロ〜な3.1 time 4 the homies、アコースティックギターを絡めたファンキートラックにRICHIE RICHをフィーチャーした4.More game、大ネタJuicy fruitを使ったメローな5.Straight lacin'、ハートウォーミングな6.Gone away(最高!)、70'S SOUL風な暖かみのある9.Concrete jungle、BOSKOのトークボックスもバッチリはまったウェッサイファンクの10.How we comin'(west side remix)、MC EIHT、TELA&TQをフィーチャーしたファンキーシット12.Gotta git mine、G-MAN STANの鬼凄センスが光る超哀愁メロートラックに女性Vo.が心地よい13.Strictly this game(これ嫌いな人はいないでしょう!?)、80'S R&Bを使った14.Til' the endとほとんど全曲最高です。必聴!!!(03/03/09) |
![]() |
RBL POSSE /Hostile takeover(2001) |
フリスコのベテランGグループRBL POSSEが01年にリリースした アルバム。97年の傑作アルバム『An eye for an eye』並みの作品を期待して聴いたのですが、ジャケからイメージできるようなダークな曲ばかりでかなりげんなり... 確かにTHA DOGG POUND/LA LAネタの6.Frisco, Frisco、メロウではないが(たぶん)80'S R&Bネタの11.Stay pump !は気に入ったんですが、期待していたG-MAN STANプロデュースのタイトル曲19.も不発とあっては... 近年のベイ物はこういうトラックがとても多くなりましたね。悪いとは思わないのですが、従来の爽やかベイ・フレーバーも少しは混ぜて欲しいところ。よほどのRBLフリーク以外にはオススメしません。最初に聴くなら絶対『An eye for an eye』しかないですよ!(04/07/03) |
![]() |
READY 4 WAR /2000(2000) |
ロスのラップ集団READY 4 WARが2000年にリリースしたアルバム。構成メンバー等の詳細は全く分かりませんが、全編に漂うB級感が魅力的なグループで、ブヨブヨ・シンセのナイス・ファンク2.What happen、80'Sネタと思われるファンク7.Bang bang、オールドスクール・ネタBOB JAMES/Mardi grasに重たいベースラインをあわせたドープな10.Come on everybody、トークボックス入りのファンク12.Ready to do itが特に気に入っております。WEST COASTのファンク・チューンが好きな方なら聴いて損はないアルバムと思います。(05/09/10) |
![]() |
REALITY /Federal indictment(1997) |
ジョージア出身と思われるREALITYが97年にリリースしたアルバム。プロデュースはREALITYとNIXX NORIEGA。ゲストにはTOO SHORTとICE-Tという渋い人選。このアルバムはずば抜けた曲はないものの、聴いていくうちに味が出るタイプですね。ナイスビートに哀愁ピーヒャラ・シンセが絡む3.One shot-One kill、スペーシーなキーボードとピーヒャラ・シンセが心地良い4.Livin in the city、男性Vo.をフィーチャーした切ないスロウ6.Things we gotta do、太いビートに悲しげなメロディのタイトル曲12.が特にお気に入りです。以前少しだけ話題になったことがあるのでご存知の方も多いと思いますが、チェックして損はないアルバムだと思います。(05/07/02) |
![]() |
REALITY /No apologiez(2000) |
97年に『Federal indictment』をリリースしたREALITYが2000年にリリースしたアルバム。ゲストには、MC BREED、DAVID BANNER、KASTRO、FIEND等。『Federal indictment』と同様かなり渋い内容で好き嫌い分かれるかと思いますが、個人的には結構気に入っております。COOL CUTTAをフィーチャーした西風味のファンク6.Cut no mo?、ネタ名は思い出せないが、有名ネタを使ったもの哀しい9.Pleasue of pain、ICE T/Hit the fanと似たベースラインが渋すぎるファンキー・トラックにKASTROが参加した11.Three time looserz、渋いネタ使いのベースラインがツボな12.Pen bluezが特に気に入っております。哀愁・メロウを求めている方には不向きですが、渋目が好みな方なら聴いて損はないと思います。(05/12/03) |
![]() |
REALITY /Thugs national anthem… I got yo' back(2000) |
HOT-BOY、NUT-WILD、MIGHTY-MOUSE、DRAE-DAYの4人組HIPHOP/R&BグループREALITYが2000年に蟹のマークでお馴染みS.D.E.G.RECORDSからリリースしたアルバム。メロウ・フリークには知られたアルバムかもしれませんね。聴き覚えあるメロディ(80'Sネタ?)のメロウ・グルーヴ1.I Got Yo' Back、MARVIN GAYE/Sexual Healingネタの4.Just A Thug、メロウな6.Your Yesterday、WHODINI/Friends使いの10.Sacrifice、RENITA嬢のVo.がメインの哀愁スロウ11.Evil Thoughtsが気に入りました。でもトラック自体はかなりチープ!これは狙ったというより機材がないからでしょうね。メロウだからソコソコ聴けますが、メロウ以外は聴けたもんじゃないです正直... ただメロウなものが聴きたいと思っているリスナーのみ聴けば十分です。(05/09/10) |
![]() |
THE RELATIVEZ /The takeover(2002) |
元YOUNG SOLDIERZのBIG WYとSUGA BUGAのデュオTHE RELATIVEZが02年にリリースした2ndアルバム。プロデュースはBIG RUSH,VMF,DJ FINGAZに加えて何故かNY系のMARK SPARKS。このアルバムはかなりの充実作ですね。音的には東寄りな感じがする曲もいくつかありますが、男性コーラスをフィーチャーした曲が多くてかなり聴きやすいと思います。オススメはKING TEEのクラシックPlayed like a piano(最高!)のカバーにそのKING TEE本人を迎えた3.Played like a piano 2003、MARK SPARKS製作の男性コーラスが絡む哀愁系の4.A real woman、典型的なウェッサイって感じのメローな9.Bounce、スペーシーなトラックに男性コーラスが絡んだ10.Baby girlと15.Homeboy'z bitch(こちらはエロいあえぎ声入り!)、ビートがハウス風の4つ打ちながらもメローなウワモノが気持ちイイ16.Be a hoe、DJ FINGAZ製作の切ない系の18.Everydayといったところですが、他曲も悪くはないです。ウェッサイ好きならぜひオススメしたいアルバムです。(03/08/16) |
![]() |
THE RELATIVEZ /Money respect money(2005) |
元YOUNG SOLDIERZのBIG WYとSUGA BUGAからなるイングルウッドの人気デュオTHE RELATIVEZが05年にリリースしたアルバム。プロデュースは、RUSH、RICC RUDE、MARK SPARKS等、ゲストには、TOO SHORT、KOKANE、GANGSTA、YOUNG HOOTIE、MITCHY SLICK等。リリース当時結構評判が良かったアルバムで、メジャー感はあるものの、ソツのない好盤に仕上がっています。特にDAVE HOLLISTERの歌をフィーチャーした夕暮れ系の6.Run these streets、今時の感じながらイカしたファンキー・チューンNiggaz only luv u、TOO SHORTのいぶし銀フロウが耳を惹く渋くてファンキーな9.Pimpin'、まろやかでメロウな11.F**kin' u、ノリノリな12.What would u do?、SPANISH F.L.Y./Loco por vidaでも使われたMICHAEL HENDERSON作のBe my girl(これはDRAMATICSバージョン)ネタのハートウォーミングなトラックにBUTCH CASSIDYをフィーチャーした13.Ride wit meがお気に入りです。WEST好きならオススメのアルバムです。(05/12/10) |
![]() |
REMY /Roll wit us(Coast to coast)(1996) |
12'シングル"Roll wit us"が絶大な人気を誇るREMYが96年にリリースした1stアルバム。このアルバムを嫌いな人は多分いないんじゃないかというくらい大ネタ満載のファンキーラップです。(大ネタを使えば良いのは当たり前と言えばそうですが…) 1曲目のタイトル曲からTOM BROWNE/Funkin' for jamaicaを大胆に使ったパーティーファンク!12'買っとけば良かったと後悔しました。続く2.SheilaもEARTH,WIND&FIRE/Can't hide loveネタ、3.Give the dj some luvはBLACKBYRDSの定番メローネタDreaming about youを使った哀愁溢れる一品、5.Swerve onもまたEARTH,WIND&FIRE/Devotion(オリジナルもぜひ聴いて下さい!)使いの哀愁系、7.Eyes on uはTODAY/Girls I got my eyes on youを使ったR&Bフレイバー溢れる好曲、8.Make it alrightはナントHUMAN LEAGUE/Humanを使った反則ギリギリのメローグルーブ、9.How would I luv yaはDeBARGEの人気ネタAll this love使いの哀愁系と最後まで飽きさせません。爽やか系が好きな方にはバッチリな好盤です。(03/02/22) |
![]() |
RHYTHM&GREEN /Music and mail(1998) |
RHYTHM&GREENの98年のアルバムです。全17曲、プロデュースはLEV BERLAK,SHOCK G,DJ DARYL,ONE DROP SCOTT,BOSKO等です。このアルバムの売りは多彩なゲストで、DWAYNE WIGGINS,RICHIE RICH,B-LEGIT,WHORIDAS,YUKMOUTH,DELINQUENTS等です。特にDWAYNE WIGGINS参加の曲は鬼メローで必聴です!他曲もかなりレベル高いです。 |
![]() |
RICHIE RICH /Half thang(1996) |
以前PRIORITYからアルバムを出したこともあるオークランドギャングスタチーム"415"のメンバーであったベテランラッパーRICHIE RICHのDEF JAMに移籍する直前の96年のアルバムです。PRODUCED BY DJ DARYL,LEV BERLAK オークランドFUNKマナーで製作されたトラックと渋い声のRICHとの相性は抜群です。ゲストはT-LUNI,KEV.T,ECLIPZです。 |
![]() |
RICHIE RICH /Seasoned veteran(1996) |
RICHIE RICHが96年にDEF JAMからだしたアルバムです。プロデュースはDJ DARYL,LEV BERLAK,RIC ROC等ですのでウェッサイファンには十分満足できる内容に仕上がっています。クレジットはないですが故2PACが9.に参加しており、その亡き2PACに捧げた15.は涙なくしては聴けません… この曲は2PACファンのみならず、全てのGラップファンに聴いてもらいたい名曲です!他にはTONY TONI TONEの名曲スローPillowのカバーもあり(DEWAYNE WIGGINSも参加)、ラストの16.Touch myselfにはTLCのT-BOZが参加しているのでTLCファンも要CHECKです。 |
![]() |
RICHIE RICH /The game(2001) |
オークランドの大ベテランRICHIE RICHが01年にリリースしたアルバム。彼も人気があるのかないのか分かりませんね。でも渋い声ですよね。このアルバムは中々の好作で、B-LEGITがゲストのウェッサイファンク1.Straight mailからいい感じで、LUTHER VANDROSS/Don't you know thatをネタにしたメローな9.Bringin it back、ファンキーな12.Her pu**y、ONE WAYネタのファンク度数高い13.Hit me on the hip、哀愁系の16.Tyme-n my lifeはかなり気に入りました。ちなみにFAT BOYS/Fat boysとICE T/Rhyme paysのカバーも収録しています。(オリジナルには到底及びませんが...)(03/01/16) |
![]() |
ROB'N'RAZ /Circus(1996) |
なんともふざけたジャケで登場したのはスウェーデンのベテランR&B/HIPHOPチームROB'N'RAZの96年のアルバム。WEST流G-FUNKにPOPさを加えた誰でも親しみやすいトラック中心で、中でも1.Take a rideがフロアでかなり人気ありますね。確かにノリが良くて最高ですが、途中のラガ・ラップは余計かな(笑) 個人的にはちょっと地味だが男性コーラス入りの哀愁ファンク3.Throw your hands in the airがベスト・トラック。フックのコーラスが覚えやすくて最高です。他にはメロウな8.Rich and famousと10.Spice for the flavorあたりが好きです。残りはPOP過ぎてちょっと無理です(苦笑) このPOPさは好き嫌いが分かれるところですが、聴いて損はないアルバムだと思います。(04/03/20) |
![]() |
RO-CEE /Da persiadic gee(1996) |
WESTファンに大人気のスウェーデンのグループINFINITE MASSの(サブ)メンバーのRO-CEEが96年にリリースしたアルバム。ヨーロッパ産といってナメてはいけません。ROB'N'RAZとは比べ物にならないくらいストリート臭プンプン香るナイスG-FUNKアルバムとなっています。特に気持ち良くノリノリなメロウ・ファンクの11.Gettin' all da' babesと女性Vo.絡みの哀愁ファンク7.Back in da' daysの2曲は絶品!マジで最高です!他にも本場WESTも真っ青なG-FUNKがテンコ盛りです。曲調が似通っているのが難点ですが、ヨーロッパ特有の胡散臭さはないのでWEST好きならぜひとも聴いて欲しい好盤です!(04/03/20) |
![]() |
ROCKMAN /Rollin' with my homiez(12)(1993) |
93年にリリースされたROCKMANの12シングル。収録曲は、A1.Rollin'
with my homiez(Radio)、A2.Rollin' with
my
homiez(LP)、A2.Rollin' with my homiez(Inst)、B1.Get
ready for the jack(Radio)、B2.Get ready
for
the jack(Inst) ROCKMANというなんとも安直な名前に惹かれて購入したのですが、意外にもピーヒャラシンセを絡めたもの哀しいRollin' with my homiezは良かったです。(マイナーの域は出ないですが) Get ready〜は、EAST風のトラックでイマイチ。アルバムもでているらしいですが、情報不足で何一つ分かりません... 知っている方いましたら御一報下さい。(03/11/03) |
![]() |
ROCWELL /Incredible hulk(12)(2004) |
フロリダ州オーランドのソロMC"ROCWELL"が04年にリリースした12シングル。この男以前は"HI-TEK"と名乗っていたみたいです。もちろんあのHI-TEKとは別人でしょう。収録曲は、Incredible hulkのみ。勢いのあるビートに少しホラーチックなウワモノのアゲアゲな曲で、血湧き肉踊ります!ミックス・テープにでも収録されれば結構人気がでるかもしれませんね。今後リリース予定のアルバム『Anger Management』にも期待大です。(04/11/20) |
![]() |
RODNEY O&JOE COOLEY /Me&Joe(1989) |
|
![]() |
RODNEY O&JOE COOLEY /Fuck new york(1993) |
Everlasting bass等のクラシックを持つベテランRODNEY O&JOE COOLEYが93年にリリースしたアルバム。内容はお決まりのP-FUNKやONE WAY等の王道FUNKネタを使ったファンキーラップ一直線!通して聴くと結構つらいですが、ICE CUBE/It was a good dayと同じネタのメローなCalifornia cruiser、ブリブリシンセ?がそそるウェッサイファンクな7.Sit back、CON FUNK SHUN/Ffunネタの爽快ファンクの10.Humps for the blvd.は大好きで今でもよく聴いています。ワンパターンですが、ノリノリなFUNKY系が好きな方なら聴いてみるのもいいかと思います。(03/01/17) |
![]() |
RODNEY O&JOE COOLEY /The final chapter |
Everlasting bassのクラシックを持つウェッサイの大ベテランRODNEY O&JOE COOLEYが(おそらく)97年にリリースしたアルバム。これがコンビでのラストアルバムみたいです。P-FUNKネタをストレートに多用した王道ウェッサイスタイルでカッコイイ曲もありますが、かなりワンパターンで最後は少しダレます。昔のアルバムの方がクオリティは高いので聴くならNASTY MIX RECORDSからでたアルバムをオススメします。 |
![]() |
ROMEY-ROME /The slick,the sly and the wicked(1997) |
オハイオ州クリーブランドのどマイナーレーベルから97年にリリースされたROMEY-ROMEのアルバム。詳細は分かりませんが、意外にもR&BシンガーのJ.LITTLEや往年の名バンド"DAZZ BAND"のVo.であるMIKE CALHOUNが参加しています。そのJ.LITTLEをフィーチャーした哀愁系の3.Love don't love nobodyがベスト・トラックですが、残りはこれといった曲がなくパンチ不足は否めません。他に聴くべきアルバムはたくさんあるのであえてオススメしません。(03/10/25) |
![]() |
RON C /C ya(1989) |
ダラスで活動するベテランRON Cが89年にPROFILEからリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースは、RON CとTHE SNAKE。89年という年代から分かるようにかな〜りオールド・スクールで、しかも異様にスカスカなんでオールド嫌いな方は全く聴けない代物なんですが、こういうものがあったからこそ今のシーンができたのも事実。ラップから曲調までTOO SHORTの完璧コピーって感じのダーティ・ファンキー・チューンA2.What's tha tip?、ネタ名はど忘れしましたがFUNKネタのA3.Capping、軽いドラムにブリッとしたシンセ・ベースのファンキー・シットA4.Good to go、CON FUNK SHUN/Ffun使いのB4.RON"C"がお気に入りです。他にはAFRIKA BAMBAATAA&SOULSONIC FORCE/Planet rockネタのイケイケBASSのB1.Do dat danzなんてのもあり。名盤には程遠いが忘れることのできないアルバムの一つです。(05/10/28) |
![]() |
RON C /Back on the street(1992) |
ダラスのRON Cの92年の2ndアルバム。ダラス出身のクルーNEMESISのTHE SNAKEがプロデュースを担当。当時は全く話題にもならず黙殺されてましたが、TOO SHORTに影響を受けたと思われるそのスタイルはかなりGOODです!特に7.SADE"Keep looking"ネタ&NWAビートのスペーシーメローと11.名曲"Sugar free"ネタの甘茶メロートラックに男性ボーカルが絡み堪らないです!他にも良い曲多数あります。 |
![]() |
RON C /The C theory(1994) |
ダラスのベテランRON Cが94年にリリースした3rdアルバム。プロデュースはRON CとN2DEEPのPLAYA JAY TEE。RON Cの中でも一番好きなアルバムで、シングルカットされたI don't really wannaはSOULを感じさせる哀愁トラックが玉乱です。他にも哀愁系では、なよっとした男性Vo.をフィーチャーした7.Gettin' perved、女性Vo.絡みの8.Freak(Big baby)、11.Snitchesもお気に入りです。曲調が似ているので、通して聴くと退屈するかもしれませんが、RON C入門編としてぜひ聴いてみてください。(03/09/06) |
![]() |
RON C /Raw 4 Life(1996) |
ダラスのベテランRON Cが96年にMIDWEST RECORDSからリリースした4thアルバム。ナイス・ビートのファンキー・チューン1.Ain't No Doubt、KLEERっぽいメロウ・トラックにD.J.CURLYをフィーチャーした3.It's Going Down、妖しげシンセのファンク5.Freak of da Week、ファンキー・ビートに浮遊感あるキーボードの10.Pagerが聴き所だと思いますが、ちょっと地味か。このアルバムよりは、2ndと3rdをオススメしたいです。(06/06/03) |
![]() |
RON C /The O/G Trendsetter (2004) |
ダラスのOGラッパー、RON Cが04年にリリースした6thアルバム。98年の『South
Side Rider』から結構ブランクがありましたが、このアルバムはダークからファンキー、メロウとバラエティに富んだ好盤に仕上がってます。 もの悲しい2. Who Is He、RICK JAMES/Mary Janeネタのメロウ・チューン5. Baby Gurl、初期作品にも通じるホイッスルが効いたシンプルなファンキー・チューン6. Y-Yo、セクシーな女性Vo.をフィーチャーしたBOOTSY COLLINS/I'd rather be with youネタのメロウ・ナンバー7. Fa' Sho、典型的なサウス仕様の8. Throw It Back 、初期のTOO SHORTを思い起こさせるナスティな12. Sexy Bia、下手くそなコーラスもイイ感じのほのぼのしたナンバー14. Ballin Street、男声コーラスをフィーチャーした清涼感溢れるメロウ・チューン15. Talk 2 U、ゴスペル・コーラスが染み渡るしっとりとメロウな16. Pray 4 Meがお気に入り。このぐらいバランス良いと聴きやすいね。2ndの次に好きなアルバムかな。(2010/08/24) |
![]() |
RONDO & CRAZY RAK /The Abused(1994) |
シスコのRONDOと故CRAZY RAKが94年にリリースしたアルバム。ディストリビュートは安心のSOLARグループ。リリース当時、NYっぽいJAZZネタも織り交ぜた他のベイエリア物と一線を画す内容に驚いた記憶があります。女性コーラスもナイスなジャジー&メロウ1.Mr.&Mrs.Abuserをはじめ、OHIO PLAYERS/Pride And Vanityネタの2.Hit Em' Up、BARRY WHITEネタの渋い3.Low Down & Dirty、KRAFTWERK/Trans Europe Expressを効果的に使った4.Badge Wearing Bitch In Blue、GIGOLO GとG-MAN STAN KEITHのプロデュースによる郷愁感溢れるピーヒャラシンセが耳を惹く9.The Game、ダーク系の10.Born To Die(Remix)、スリリングなハード・ナンバー12.666 Is My Code、MARVIN GAYE/Inner city bluesネタのアウトロ15.Trouble Outとう好曲揃い。思い入れも含めて、G好きにはぜひ聴いて欲しいアルバム。(07/06/09) |
![]() |
ROSCOE /I Luv Cali(2006) |
ROSCOEが06年にリリースした2ndアルバム。FINGAZZ全面プロデュースということで話題になっていますね。今の季節にぴったりなメロウ系中心の収録で、トークボックス入りのメロウ・グルーヴ2.Sumertime Again、STEVE MILLER BAND/Fly like an eagleをモチーフにしたファンキーな6.Get High Like an Eagle、DIAMONIQUEをフィーチャーしたまろやかなメロウ・チューン7.Rain or Shine、心地良いキーボードが印象的なトラックにBLAQTHOVENが参加した9.Flip Flop、MC MAGICみたいなベタベタなメロウ・チューン12.Fuck Buddy、優しげなメロウ・ナンバー18.Easy Come Easy Goがお気に入りです。欲を言えばWESTらしいノリノリなファンク・チューンあたりも収録して欲しかったですね。いずれにせよ、オススメできるアルバムです。(06/07/31) |
![]() |
ROYAL FLUSH /"Uh Oh!"(1988) |
GANGSTA RID、ELITE AL-B、B-2 OMEGA、SERGIO MAGNIFICOの4人組(2ndでは2人組み)ROYAL FLUSHが88年にRAP-A-LOTからリリースしたアルバム。プロデュースはKARL STEPHENSON、GANGSTA RID、JAMES SMITH、CLIFF BLODGET。R.P.COLAも参加しています。こいつらもDEFWと共に忘れることのできないグループの一つです。内容はDEFWよりバラエティに富んでいて、2LIVE CREW/We want some p***yのようなイケイケなRock fanからドラムはダサダサながらISLEY BROTHERS/Groove with youにCOMMODORES/Zoomを合わせたメロウなGangsta style、WILD CHERRYの有名ファンクPlay that funky music使いのAin't we funky、AFRIKA BAMBAATAA&SOULSONIC FORCE/Looking for the perfect beatをネタにしたBPM早めのファンキー・トラックにフックのCHUCK Dの声ネタもイカすGet from in fronna me、FOXY/Get off使いの能天気イケイケ・チューンDance or die等もあってかなり楽しめます。続く2ndはGREGORY Dのデビューアルバムで知られるYO! RECORDSからリリースされており、それも鬼渋い内容なのでマニアの方はCHECKヨロシク!(04/06/19) |
![]() |
ROYAL FLUSH /976-Dope(1991) |
88年に『"Uh Oh!"』をリリースしたダラスのROYAL FLUSHが91年にGREGORY D&MANNIE FRESHの1stアルバムのリリースで知られるYO! RECORDS,INCからリリースした2ndアルバム。プロデュースとビート制作であのTHE SNAKEも参加。ゲストには、BORN TWICE(aka B-2)。BORN TWICEは1stのメンバーだったB-2 OMEGAだったんですね〜。久しぶりに聴き直して初めて気がつきました。91年作なんでもちろんオールド・スクールで、ULTIMATE BREAKS&BEATSシリーズだけで作り上げたと思われる当時の大ネタ・ファンキー・トラック満載で、特にGROVER WASHINTON JR./Hydra使いのA2.I Never Made 20、アップテンポのファンキー・チューンA3.How We Gonna Act、Impeach the presidentのビートにPARLIAMENT/FlashlightをあわせたB1.976-Dope、ネタ使いのメロウ・チューンB4.She Chose Me、GARY NUMANの有名ネタFilms使いの鬼ドープなB5.Watch Out for the Plantがお気に入りです。個人的にはTXクラシックと思っているんで、TXフリークならぜひとも聴いて欲しいです!(05/08/13) |
![]() |
ROYAL T /Coast to coast(1998) |
LOW PROFILEのボスROYAL Tが98年にリリースしたアルバム。チカーノHIPHOPのクラシックと言われるアルバムだけあって鬼凄の一言!これほどまでに聴けるアルバムもそうないはず。ほとんどの曲にシンガーをフィーチャーしており、特にORAN"JUICE"JONESのクラシックThe rainを使った4.In the rain、鬼メロウな6.Cruizin'、MTUME/Juicy fruitネタの14.Juicy thang '98、これまた鬼メロウな16.Make it lastには咽び泣き必至!他にもDELEGATION/Oh honey、ZAPP/So ruff so tuff、ONE WAY/Cutie pieを使った好曲あり。とにかく全てのチカーノ・Gラップ・フリークに聴いて欲しい傑作!大推薦!(04/04/10) |
![]() |
R.S./...Louder than words(2005) |
ニュージャージーで活動するR.S.が05年にリリースしたアルバム。メロウ・フリークの間で話題となったアルバムですね。全体的にドラムがダサくて聴き辛かったですが、メロウ・グルーヴの4.Get Away、心温まる6.From Here、80'Sっぽいメロウ・チューン8.The One That Got Awayは気に入りました。確かに哀愁・メロウ命みたいな方には最高なアルバムですが、同じような展開の曲ばかりで、しかも、同じ女性Vo.が全ての曲にフィーチャーされているので退屈に感じました。もっとバラエティに富んでいれば、評価は変わっていたんですが・・・ (06/04/27) |
![]() |
RUP DOG /Shitty kruchaphino kross da don(2003) |
サクラメントで活動するRUP DOGが03年にGOODFELLA RECORDSからリリースしたアルバム。レーベルメイトにはあのYOUNG JAYDAもいます。ゲストにはC-BO、YOUNG MEEK、MESSY MARV、SAN QUINN、J.D.K.等。珍しくジャケ買いしてみたものの、ぶっちゃけ内容良くないです(苦笑) 大好きなBIG HOLLISも1曲手掛けていますが、全然ダメでした... それでもROB LOWE(ROB LO?)による小気味良いビートにセンス良いホーンのサンプリング、ガンショットの音を効果的に配した17.It's like a jungle、EPHRAM GALLOWAYプロデュースによる男性コーラスから始まる哀愁溢れる21.Callin me、スパニッシュギターが効果的な哀愁トラックにUNCLE MIKEの歌をフィーチャーした22.Game tightはなかなかの出来で満足。RUP DOGのサグ感溢れるラップはかなりカッコ良いだけに残念なアルバムでした。余程のSACフリーク以外には厳しいかと思います。(04/10/09) |
![]() |
RUSSELL OZBY /Skeleton key(2000) |
BUENOのリリースで知られるカリフォルニアのNOYZ"R"US RECORDSからリリースされたRUSSELL OZBYの8曲入りアルバム。SAC系のダーク・トラック中心であまり聴けませんが、ナイスビートにブヨブヨシンセ、哀愁ピアノを絡めたもの哀しいA2.Saturday nite、メロディアスなピアノが哀愁を誘うトラックに女性Vo.を絡め、終盤の泣きのギターもGOODな4.Life's breathの2曲がお気に入りです。特にオススメはしませんが、こんなのもありますってことで。(05/04/09) |
![]() |
RUTHLESS JUVENILES /Hard as a f**k(1992) |
ルイジアナの極悪レーベルMOBO JOEから92年にリリースされたRUTHLESS JUVENILESのアルバム。マニアには、かなりの人気を誇るレーベルですが、トラックは、恐ろしくチープかつダーク!正直、MARVIN GAYEか何かを使った哀愁系の9.(クレジットは8.)のLife ain't nothin' to fool wit以外は、聴くに堪えないです… 今まで何度も中古屋行きの候補にあがったんですが、妙にLife〜が気に入ってしまって売らずにとっておいたんですよね。いずれにしてもドロドロ・ダーク系フリーク以外は聴く必要はないです。(05/12/10) |
![]() |
RYDAH J.KLYDE /What's Really Thizzin |
故MAC DREのTHIZZから05年にリリースされたRYDAH J.KLYDEの(おそらく)2ndアルバム。曲数は少ないものの結構バラエティに富んだ佳作でベスト・トラックは、KEAK&JOHNNY CA$Hをフィーチャーした夏向きのメロウ・チューン7.Hustlin'。これからの季節にバッチリはまる心地良い一発!他にもタイトなビートにスペーシーなキーボードのトラックにFED-Xが参加した2.Top Hat、ブリブリ・シンセにカッティング・ギターのファンキー・トラックにMISTAH F.A.B.、MAC MALL,DUBEE&PSDの豪華な顔ぶれでマイクを回す3.Blow Ya' Mind、KEAK&PSDをフィーチャーしたメロウ・グルーヴの12.Bottomがお気に入りです。オススメできるアルバムです。(06/06/24) |