T of GANGSTA RAP
| アーティスト/タイトル | レビュー | |
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TABB DOE /Hella flava(1995) |
フリスコのTABB DOEが95年にTANDEM RECORDSからリリースしたアルバム。プロデュースは、TANDEMではお馴染みのDAVE CHRISTIAN。内容は年代から察することが出来るようにオールド・スクールかつ、かなり東寄りで、ところどころWESTフレイヴァをトッピングしたような感じです。ブレイク・ビーツにブリブリ・シンセの2.Da Hip Hop、ちょいメロウでどことなくDIGITAL UNDERGROUND風な3.Just For Tonight、東のニュー・スクールっぽいジャジーな4.Sleepin With The Enemyがお気に入りです。Gフリークよりもニュー・スクール好きにオススメです。(06/03/25) |
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TABB DOE AND THE MONEY MOBB /Reality check(1995) |
フリスコのGラップ集団TABB DOE AND THE MONEY MOBBが95年にリリースした2ndアルバム。意外にもトラックは東を意識したものもあり、それが全然マイナスになってないところが彼らの凄いところ。センス良いです。特にPATRICE RUSHEN/Remind meネタのメロ〜な4.Playa haters、80'S FUNKネタのフロア・シット5.Save the drama、有名ネタを使ったアップテンポの哀愁系17.Black man's heavenが玉乱です!ホントに嫌味なく東のフレイヴァを織り交ぜているので普段は西を聴かない(又は西を馬鹿にしている)東系のリスナーに聴いてもらいたい好盤です。(03/05/18) |
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TAB&DA VILLON /Do or die(1995) |
95年にでたTAB&DA VILLONなるラップデュオのアルバムです。グループの詳細は分かりませんが、なかなかおやG殺しなセンスを持ったグループです。なかでもEveryday thangは80'S R&Bトラックに男性Vo.が絡むナイスGラップです。 |
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TAVARIS/Straight butta(1995) |
95年にリリーされたTAVARISなる謎のGラッパーのアルバム。GANGSTA LUV誌でタカコスタ嬢が取り上げていたように中々質が高いアルバムです。1曲目の哀愁メローAllnighters、ROY AYERSの名曲Everybody loves the sunshineネタのセクシーメロ〜な2.Echoes、怪しいシンセ&ベースがイカす4.Take ya honey、ファンキーな12.Bobb ya headがオススメできますね。COOLIOが参加したタイトル曲は全く良くないですが、12インチにしか収録されていないremixはかなり良い出来です(下記レビュー参照)。(03/01/02) |
| Now printing! | TAVARIS /Straight butta(12)(1995) |
95年に出たTAVARISなる謎のラッパーのプロモ12インチシングルです。収録曲はA1.smooth funk mix(feat COOLIO)、A2.playa's mix、A3.club mix(feat COOLIO)、A4.the jam mix、A5.smooth funk mix です。B面はA面インストとアカペラです。A1とA4はアルバムに収録されていたと思いますが、A2は12インチだけだと思います。正直言って長年ギャングスタ物を聴いていますが、この12インチは最近になって初めて見ました。内容もA2がずば抜けていいです!哀愁ただようメローなトラックにスムーズなラップが絡んでgoodです!マイナーギャングスタラップ及びG-FUNKファンにはぜひ聴いて欲しいです。 |
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TAYDATAY /Anticipaytion(1998) |
フリスコのベテランGグループ11/5のメンバーTAYDATAYが98年にリリースしたアルバム。プロデュースはMR.LAID、SEAN T等。第一印象は地味かな、と思ったんですが、聴き込んでいくと結構ハマるタイプの内容で、ノリノリなウェッサイ・ビートに怪しげなシンセが絡む4.Roll 'em up、これまたノリノリなウェッサイ・ファンク6.Ghetto royalty、寂しげなトラックが胸を打つ10.Luv ones、ヘビーなビートにもの哀しいメロディが絡む13.Blendo、マルコム・マクラレンのビートを隠し味に使ったドラムにTAANA GARDNER/HeartbeatのベースラインがGOODな14.Home alone、叩きつけるビートに哀愁漂うメロディがのっかる15.Dirty mackin'が気に入りました。万人受けする内容ではないですが、ゴリゴリも哀愁系も大好きという方にはオススメできると思います。(04/09/25) |
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T-BLACK /Ghetto style(1999) |
アトランタのオヤG顔ラッパーT-BLACKが99年にリリースしたアルバム。プロデュースは、SOUTHSIDE HUSTLAZ、THUG DOG等に参加していたB.HOOD。CYNDI LAUPER/Girls just want to have fun(邦題『ハイスクールはダンステリア』)を何の恥じらいもなく使った曲もあってかなりトホホ…な感じですが、ISLEY BROTHERS調(ネタ?)の哀愁トラックにKEISHA嬢のVo.をフィーチャーした3.Black like meなんてのもあってなかなか侮れません。スペーシーな6.In love with a thug、COMMODORES/Brick house使いの7.Out to get rich、アップテンポの哀愁系11.What bitches do、ONE WAY/Pushネタの12.Keepin it realもお気に入りです。完全にマイナー丸出しなので大々的にオススメはしませんが、安ければ"買い"だと思います。(04/05/28) |
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TCG /Larger Than Life(1998) |
(おそらく)テキサスのJ-LOCとLIL TのデュオTCGが98年に準メジャー・レーベルWARLOCK RECORDSからリリースしたアルバム。数年前に話題になっていたアルバムですが、正直ドラムがダサいのが多くてかなり萎えます・・・ まあ、CRUSADERS/Street lifeネタの3.Street Life、LL COOL J/Candyまんま使いの7.Candy Flossin'、初期G-FUNKの香りがする9.Trust B-tch、WHODINIの定番Friendsネタの11.Representin' (The Medley)、SECRET WEAPON/Must Be The Music使いの12.Must Beあたりは普通に聴けましたが。オススメはしませんが、気になる方はどうぞ。(06/08/05) |
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TEAR DA CLUB UP THUGS OF THREE 6 MAFIA /Crazy n da laz dayz (1999) |
THREE-6 MAFIAのメンバーDJ PAUL、JUICY J、LORD INFAMOUSからなるTEAR DA CLUB UP THUGSが99年にリリースしたアルバム。このホラーチックなサウンドはかなり好き嫌いが分かれるはず。自分は結構苦手です。このアルバムもいつも通りの展開ですが、TOO SHORTをフィーチャーした6. Undercover freaksはSPICE 1が似合う哀愁漂う作りで良いですね。AFRIKA BAMBAATAA/のクラシックPlanet rockをコラージュした9. Hell naw、AFRIKA BAMBAATAA/Bambaataa's Themeの元ネタでもあるジョン・カーペンターの映画『要塞警察』のメインテーマを使った15. When God Calls Time Outのサウンドはかなりカッコイイと思います。何曲かメロウなやつがあれば聴きやすくなったと思うんですけどね。(2003/01/16) |
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TECH N9NE /The worst 2k edition(1999) |
ミッドウエスト/カンザス・シティ出身のTECH
N9NEが99年にリリースしたアルバム。初めて知ったラッパーですが、結構西物を中心に多数の客演を重ねてきて知られたラッパーだったんですね。プロデュースは仲間のDON
JUANですが、Strangeという曲のみQDVがプロデュース。そのStrangeはQDV特有のメローなサウンドに女性Vo.が絡む良い出来。全体的にダークな曲が多いのですが、4.Thugged-outはYUKMOUTH,POPPA
LQ,GONZO等とマイクリレーするファンキーなポッセカット!10.Niggasは妻も気に入っているダークな好曲。バラエティに欠けると思いますが、曲単位ではとても良く出来ています。オススメできるアルバムです。(03/01/07) |
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TELA/Piece of mind(1996) |
メンフィス出身のTELAがSUAVE HOUSE RECORDSから96年にリリースしたデビューアルバム。プロデュースには相棒のSLICSE TEE、JAZZE PHAそしてT.MIX。ゲストには当時のレーベルメイトの8 BALL & MJG、CRIME BOSS等。SUAVE HOUSEが上がり調子だった頃にリリースされたこともあってなかなか充実したアルバムに仕上げられており、特にRUN DMCのクラシックRock boxをG風味に料理したトラックにトークボックスを絡めた2. Twisted、ナイスビートのファンキー・トラックに味のあるJAZZE PHAのVo.をフィーチャーした3. Tired of ballin、哀愁溢れるトラックに8 BALL & MJG、JAZZE PHAが参加した7. Sho nuff、アコースティック・ギターの音色が哀愁を誘う12. U can't tell、スペーシー・トラックにSUNS OF SOULのコーラスがハマるタイトル曲15.が聴きどころです。TELAファンのみならずサウス・フリークはぜひとも聴いて下さい。このアルバムは最近リマスターされ、さらにボーナストラック2曲追加されて再発されているので、購入するなら再発盤をオススメします。(2003/12/06) |
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TELA /World ain't enuff(2000) |
SUAVE HOUSEからの移籍組TELAが2000年にRAP-A-LOTからリリースしたアルバム。コンスタントにアルバムを出してますね。人気者なんでしょうか。南部物で有名なプロデューサーSLICSE TEEがいい仕事してます。恕ファンキーな7.Playboy、DEVIN&GANGSTA BLACゲストの9.Drugs、バウンシーな10.Sho nuff2000、SCARFACEゲストのタイトル曲14.はノリがよくて好きです。後2,3曲は聴けますが平凡な出来。評価としては10段階の6くらいといったところでしょうか。(03/01/15) |
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TELA /Double dose(2002) |
今やRAP-A-LOTには欠かせない存在となったTELAの4枚目のアルバム。ここ日本じゃ完全に黙殺されていますが、アメリカじゃかなり人気があるんでしょう。個人的にはTELAの声とフロウが好きですね。プロデュースは相棒のSLICSE T,DRUMMABOY,ENSAYNE WAYNE,PARAGON等。ベスト・トラックはハードなギターがカッコイイ7.25 hoes、男性Vo.をフィーチャーした哀愁系の14.Striveで、他には哀愁ファンキー・バウンスといった感じの4.Round&Round、DEVINをフィーチャーしたファンキーな8.Down 4 me等が気に入りました。サウス好きならぜひ聴いてみて下さい。(03/07/05) |
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TENDA TEE /Tenda yet deadly(1993) |
93年にリリースされたフィーメールラッパーTENDA TEEのアルバム。ジャケットの彼女は凄いですね…すごいブサイクです。おっさん顔にヒゲのようなメイクとは…ジャケットからは購買意欲が萎えてきますが、オヤG殺しの甘茶スロー4.I wanna kick it with you、哀愁メロー2.To be the dopeman's broadがあるので好きな方は要CHECKですね。(03/01/02) |
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THE TERRORISTS /Terror strikes-Always bizness, Never personal(1991) |
DOPE E&EGYPT EのデュオTHE TERRORISTSが91年にRAP-A-LOTからリリースしたアルバム。GANKSTA NIPにも通じるホラーコアなトラックのオンパレードで正直言って好きな方以外は全く聴けないです(笑) でもハマってしまえばこのダークネスさには病み付き必至で、特にネタ使いと思われるもの哀しい3.Blow dem hoes up、暗闇に引きずり込むような7.Xecution、腰のあるビートに哀しげなメロディのトラックにPOINT BLANKをフィーチャーした9.Dead bodies、ダーク・トラック上でLORD3-2、GRIM、DEF BUSY-X、AC-CHILL、P.T.BLANK(POINT BLANK?)、K-RINO、GANKSTA NIPがマイクを回す12.South park coalitionがお気に入りです。ホラーコア・マニアにはオススメです。(05/08/13) |
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THE TERRORISTS /Full scale attack(1995) |
THE TERRORISTSが95年にN-TERRORGATION RECORDSからリリースしたアルバム。91年にアルバム『Terror strikes-Always bizness, Never personal』よりはダークなトラックが減り、ファンキー系が増えていて結構聴きやすい内容ですね。(それでもマニアックですが(笑)) ファンク・ビートにOHIO PLAYERS/Funky wormのあのフレーズをトッピングした12.I'm better than that、BOOGIE DOWN PRODUCTIONSのクラシックSouth bronxをまんま使ってフックの"South park"もイカした13.South park、隠しトラックでK-RINO、KLONDIKE KAT、DBX、EYQUE、GRIMM参加のポッセカット14.Untitledがお気に入りです。熱心なH-TOWNフリーク向けですが、一度聴いて損はないでしょう。(05/08/13) |
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3-DEEP /Sucker free |
(おそらく)93年頃にリリースされたフィーメールラッパー3-DEEPの6曲入りミニアルバム。プロデュースはCLEE DOG&STAN G-MAN KEITH。このジャケ凄いですね。ほんと尋常ではありません。イカレてます。実質5曲入りで2曲しか聴けないトホホ皿ですが、その2曲がこれまた美味しいんですよ!打込みのチープなトラックに哀愁シンセがのっかる1.3-Deep got the bomb、超弩級哀愁スローの2.Sucka freeは絶品!しかし、このジャケじゃレジに持っていく気がしないよなー…(03/01/25) |
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3 ON /Game like we do(1998) |
VILLIN、THE HYPE&FOUL BALLのフロリダの3人組み"3 ON"が98年にリリースしたアルバム。前評判が高かったので期待していたんですが、聴いた感想としてはアベレージといったところでしょうか。でもそれなりにGファンのツボをつく渋い曲が多く、特に哀愁ピーヒャラシンセがイカす2.Roll it up、ブリブリシンセに男性Vo.&コーラスをフィーチャーした西風味のファンク3.Paper chase、男性コーラスを配したソウルフルなトラックが玉乱12.Reminicing、切ないピアノにグッとくる19.Chill till 5AMには満足できることでしょう。必聴とまではいきませんが聴いて損はないアルバムといえます。(03/12/06) |
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THREE 6 MAFIA /When the smoke clears sixty6,sixty1 |
THREE-6 MAFIAが2000年にリリースしたアルバム。THREE-6 MAFIAのアルバムはこれが初めてだったので期待して聴いたが、ずっと同じようなホラーチックなサウンドが続き、自分的には最後まで聴くのは辛かったです。別にホラー系は嫌いじゃないですが、それだけというのはね… ダーク好き以外はオススメしません。(03/01/26) |
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3×KRAZY /Sick-O(1995) |
オークランドのベテラン・トリオ3×KRAZYが95年にSTR8 GAME RECORDSからリリースしたEP。これがデビュー皿でしょうか? かなり渋いネタ使いの曲が多く、OHIO PLAYERS/Funky wormのシンセとジャジーなネタを合わせた1.Hit the gas、重めのBASSが効いたローテンポのファンク2.Somethin' 4 dat ass、KING TEE/Played like a pianoと同じGROVER WASHINTON JR./Knuckleheadネタのトラックに故SEAGRAMとGANGSTA P.をフィーチャーしたタイトル曲3.、ROY AYERSの定番ネタEverybody loves the sunshineを使った6.Sunshine in the"O"がお気に入りです。結構地味かもしれませんが、チェックして損は無いアルバムでしょう。(05/08/20) |
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3×KRAZY /Stackin chips(1997) |
97年にリリースされた3×KRAZYのアルバムです。ゲストがYUKMOUTH,E-40,HARM,故SEAGRAM,DRU DOWN,MIKE MARSHALL,CYDALとかなり凄いです!プロデュースもTONE CAPONE,N.O.JOE,MIKE DEAN,LEV,BOSKO,ANT BANKSと凄腕揃い。GANGSTA LUV誌でタカコスタ嬢が絶賛していた女性Vo.が絡んだ52ND STREETの名曲Tell meネタ(S.O.S.BANDネタと各誌で間違えていましたが、これが正解)の鬼メローな2.Keep it on the realがとにかく最高!この曲を使われたらもう降参するしかないでしょう!他にも好曲揃いで、スペーシーな1.Sickkaluffa、タイトなビートがファンキーな5.Next niggas ho、故SEAGRAM(R.I.P.)と語り専門HARMを迎えた6.Can't f**k with this、女性Vo.絡みの哀愁系7.Open your eyes、ウェッサイファンクのタイトル曲8.、GUY(?)をサンプルしたR&Bフレイバーの9.West coast shit、MARVIN GAYE/Inner city bluesネタの哀愁メロー12.Ghetto soldiers、ANT BANKSお得意路線の13.In the name of rame、CYDAL(アルバム欲しい!)をフィーチャーしたダークなGet'em等々かなり聴き応えあってオススメです!(03/02/06) |
| Now printing! | 3×KRAZY /Ghetto soldiers&Sickkaluffa(プロモ12) |
GANGSTA LUV詩でタカコスタ嬢推薦の3×KRAZYのアルバムStackin chips(97年)からのプロモ12'シングルです。A面のGhetto〜はMARVIN GAYE/Inner city bluesネタの哀愁メロー、Sickkaluffaは3バージョン有り、個人的にオススメは、シンプルな打ち込みビートと女性Vo.の絡みがナイスなB2です! |
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3×KRAZY /Flowamatic 9(2003) |
オークランドのベテラン・トリオ3×KRAZYが03年にリリースした アルバム。プロデュースは、TONE CAPONE、ONE DROP SCOTT、STEVEN KING。昔から好きなグループなんでかなり期待していたんですが「いったいどうしたの?」って耳を疑いたくなるほど地味で冴えない曲ばかりが続き、ついには名曲Keep it on the realを思わせるメロウな曲も一度もでることなくアルバムは終わってしまいました… 確かに2、3曲は気に入ったのがありましたが、到底満足できるものじゃないです。熱烈な3×KRAZYファンには申し訳ないですが、全くオススメできません。(06/02/25) |
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3・2 /Wicked buddha baby(1996) |
古くはBIG MIKEとのコンビCONVICTS、その後はBLAC MONKSのメンバーだった3・2が96年にリリースしたソロアルバム。これは3・2の良さが十分に発揮された好盤で、特にN.O.JOEによるレイドバックした南部風情溢れるゆったりとしたトラックに3・2のまったりとしたラップ&女性Vo.が絡む2.Comin down、JOHN BIDOが手掛けたMTUME/Juicy fruitとTEDDY PENDERGRASS/Love T.K.O.の大ネタ使いのレイドバックしたメロウな4.My sweet trick、CON FUNK SHUN/Electric ladyネタの80'Sメロウの5.Them against me、アップテンポで爽快な7.Turning lane、TOO SHORT、EIGHTBALL&MJGをフィーチャーしたゆったりとしたメロウ・チューンの9.Hit the highway、3・2流G-FUNKって感じの11.Buddah nature(Remix)にはかなりヤラれました!CONVICTSもBLAC MONKSも好きですが、このアルバムの3・2が一番好きですね。誰にでも親しめるアルバムだと思います。オススメです!(04/06/19) |
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3・2 /Comin down&My sweet trick(プロモ12)(1996) |
3・2が96年にリリースしたプロモ12'シングル。A面Comin downはレイドバックした南部風のゆったりとしたトラックに3・2のまったりとしたラップ&女性Vo.がのっかる好曲。プロデュースはN.O.JOE。B面My sweet trickはJuicy fruit&Love T.K.O.の大ネタを使用したレイドバックしたメローな一品。プロデュースはJOHN BIDO。(03/01/06) |
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3 WAY FUNK /Same(2004) |
E-ROCK、SCWEEZIT、LO-LOからなるベイエリアのトリオ3 WAY FUNKが04年にSMOOTH N LETHAL RECORDSからリリースしたアルバム。G-MAN STAN絡みで人気があるアルバムですね。SEAN T.プロデュースで、G-MAN STANがギターで参加したブリブリ・シンセ入りの哀愁曲1.Eastbay Anthem、これもSEAN T.が手掛けたメロウ・トラックに男性Vo.が絡む4.Ride With Me(ネタ名がRight And Wrong To Love Somebodyとクレジットされているが一体誰の曲? 検索できなかったです…)、マニアに人気のCAPRICEが制作したナイス・テンポのファンク・トラックにE-40とG-MAN STANのギターをフィーチャーした8.Spittin' Fire、これもCAPRICEプロデュースでファンク・ビートに寂しげなメロディの13.Summer Heat、G-MAN STANによるLUTHER VANDROSS/Don't you know that使いのトラックにANTONIOの歌が絡む14.Do What I Gotta Doが気に入りました。かなり入手しやすく、かつ値段も比較的安いアルバムなので、気になった方はぜひどうぞ。(06/03/03) |
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THUG LORDZ /In Thugz We Trust (2005) |
YUKMOUTHとC-BO親分のタッグによるTHUG LORDZが2005年にリリースしたアルバム。魅力的なタッグなんだけど、ゴリゴリすぎだね。ゴリゴリの中に一服の清涼剤的なメロウ系があればもっと聴きやすいんだけどな。でもUSじゃ、結構売れているんで、こんなゴリゴリ系が主流なのかね。KILLA TAYを迎えた男気溢れる1.Go Hard In The Paint、もの哀しげな4.He Ain't a Thug、SPICE 1のクラシックTrigga Gots No Heartのカバーで、オリジナルのプロデューサーE-A-Ski & CMTが手掛け、その御大SPICE 1をフィーチャーした7.Killa Cali、少しオリエンタルな雰囲気の9.Get Ya Money (Be a Thug Lord)、ピアノのループが印象的な13.21 Gun Saluteが好きかな。メロウ系を求める人には不要だけど、ゴリゴリが好きなら聴く価値は十分あると思う。(2011/08/22) |
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THUG LAW /Thug Life Outlawz Chapter 2 (2003) |
BIG SYKE、OUTLAWZ等で結成されたTHUG LAWが2003年にリリースしたアルバム。実力派揃いの集団で、聴き応えもなかなかあって、派手さはないけど、スルメのような味わいのファンキー・チューン3. Pimpin、もの哀しげな4. Side Of Me、偉大なクラシックGRANDMASTER FLASH & THE FURIOUS FIVE/The Message使いの5. Feelin Like An Outlaw、悪の匂いプンプンするドープ・チューン10. Shift Change、男の哀愁を感じる12. Down Wit Us、郷愁を感じる15. Hell On Earthあたりが特に好きかな。普通に楽しめたアルバム。(2012/08/02) |
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T.I. /I'm Serious (2001) |
キング・オブ・サウスT.I.が2001年にリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースは、DJ TOOMP、CRAIG LOVE、MASEO、BRIAN KIDD、THE NEPTUNES、JAZZE PHA、YUNG D、LIL JON。セールスは振るわなかったけど、ソツの無い内容だね。寂しげなピアノが印象的な2. Still Ain't Forgave Myself、南部風情を感じる3. Dope Boyz、MAC BONEYをフィーチャーしたダークな雰囲気漂う5. You Ain't Hard、BEENIE MANのラガ・ラップを取り入れたフューチャリスティックな7. I'm Serious、PHARRELL WILLIAMS参加のもの哀しげな9. What's Yo Name、JAZZE PHAプロデュース&参加のWILLIE HUTCH/I Can Sho' Give You Loveネタの郷愁感溢れる11. Chooz U、レジェンドTOO SHORTをフィーチャーしたレイドバックした13. Hotel、WHODINIのクラシックをアップデートした感じの14. At The Bar、チープなドラムにブヨブヨ・シンセも効いた寂しげな16. Grand Royal、PASTOR TROYにかなりくわれた感のある7.のリミックスI'm Serious (Remix) f/YOUNG BLOODZ、BONE CRUSHER、PASTOR TROYがGOOD。(2015/03/01) |
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T.I. /Trap muzik(2003) |
アトランタ出身のT.I.が03年にリリースした2ndアルバム。プロデュースはMC SHY Dとの仕事で知られるDJ TOOMP、JAZZE PHA等。このアルバムはかなりヒットしていますね。ビルボード初登場4位って、かなり凄いです。これが全米で売れるメジャーの音ということでしょうか。JAZZE PHAプロデュースの哀愁系6.Let's get away、O'JAYS/She's only a womanをサンプルした10.I still luv you、ROGERの大クラシックI wanna be your man使いの11.Let me tell you something等はかなり好きですが、ヒット曲の7.24'Sは個人的にはイマイチでした。聴いた感じOUTCASTやP.A.等のDUNGEON FAMILYに近いですね。もちろんサウス好きにはMUSTだと思いますが、哀愁・メロウGラップを求めている方は避けたほうが無難です。(03/12/06) |
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T.I. /Urban Legend (2004) |
キング・オブ・サウスT.I.が2004年にリリースした3rdアルバム。プロデュースは、NICK"FURY"LOFTIN、DJ TOOMP、SANCHEZ HOLMES、JAZZE PHA、MANNIE FRESH、SCOTT STORCH、DAVID BANNER、THE NEPTUNES、SWIZZ BEATZ、LIL JON、DAZ DILLINGER等と豪華な面々。RUN D.M.C.の声ネタもナイスなハーコー・チューン1. Tha King、少し寂しげな2. Motivation、THE JONES GIRLS/When I'm Gone使いのメロウな5. Prayin For Help、ISAAC HAYES/Bumpy's Lamentネタのもの哀しげな6. Why U Mad At Me、NELLYをフィーチャーしたイケイケな7. Get Loose、PHARRELLの歌も郷愁感のある雰囲気に合った11. Freak Though、サウス特有の土っぽいファンキー・チューン12. Countdown、ノリノリな13. Bring Em Out、JAZZE PHAをフィーチャーしたソウルフルで郷愁感溢れる15. Chillin With My Bitch、TRICK DADDY、LIL JON、LIL WAYNEとサウスの顔役揃い踏みのクランク16. Stand Up、DAZ DILLINGER参加の落ち着いた雰囲気のメロウ・ナンバー17. My Lifeと好曲多し。(2015/05/24) |
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T.I. /King(2006) |
T.I.の最新作。アルバム・タイトルにKINGと付けるあたり、かなりの自信ですね。(正直、誰がKINGだろうと全く興味ないですが) アンダーグラウンドの香りは全くせず、バリバリのメジャーの音で、普段マイナーG-RAPを聴いているリスナーにはウケが悪いかと思いますが、個人的には結構気に入ってます。特にUGKのクラシックFront Back Side To Sideのリメイクで、そのUGKもゲストに招いた2.Front Back、ソウルフルなトラックにJAMIE FOXXの歌もその魅力を引き立てる5.Live In The Sky、懐かしいCRYSTAL WATERSのハウス・ヒットGypsy Womanネタ(こんな曲よりも、もっとネタにすべきダンス・クラシックたくさんあるのでは…)のメロウ・グルーヴ8.Why You Wanna、SOLOMON BURKE/Fight Back使いのファンキーな14.You Know Who、NEPTUNES制作のメロウなピアノが耳を惹くトラックにPHARRELLとCOMMONをフィーチャーした15.Goodlife、ISLEY BROTHERS/Hello, It's Meネタのハートウォーミングな16.Hello、国内盤にのみ収録で70年代ブラック映画のサントラを聴いているようなネタ使いの19.Drug Relatedがお気に入りです。この手の皿は旬な内に聴くのがベストでしょう。(06/04/22) |
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T.I. /T.I. vs TIP (2007) |
T.I.が2007年にリリースした5thアルバム。プロデュースは、MANNIE FRESH、JUST BLAZE、WYCLEF JEAN、TIMBALAND、DANJA、THE RUNNERS、EMINEM等々。映画『スーパーフライ』のサントラのような雰囲気のトラック上でT.I.P.編の始まりを告げる1. Act I: T.I.P.から惹き付けられますね。MANNIE制作でドラマチックなギターも印象的な2. Big Shit Poppin'、ヒリヒリとした感触の3. Raw、これもMANNIEが手掛けたN.W.A/Dopeman(Remix)ネタの映画『ロッキー』を思い起こさせる5. Da Dopeman、JAY-Zをフィーチャーしたブルージーな6. Watch What You Say To Me、サイケデリックな雰囲気のトラック上でALFA MEGA、BUSTA RHYMESとマイクを回す7. Hurt、1.と同じトラックでT.I.編の始まりを告げる8. Act II: T.I.、BARRY WHITE/Somebody's Gonna Off The Manネタのドラマチックな9. Help Is Coming、生楽器の軽いトラックにNELLYをフィーチャーした12. Show It To Me、エレピが最高に心地よいジャジー・ナンバー13. Don't You Wanna Be High、郷愁感を感じるトラックにEMINEMが参加した14. Touchdown、ファンキーなビートにもの哀しげなメロディの16. Tell 'Em I Said That、ピアノのメロディが哀しげな18. My Typeがお気に入り。(2021/07/17) |
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T.I. /No Mercy (2010) |
キング・オブ・サウスT.I.が2010年にリリースした7thアルバム。プロデュースは、ALEX DA KID、DANJA、DJ TOOMP、THE-DREAM、DR. LUKE、JAKE ONE、 JIM JONSIN、KANYE WEST、THE NEPTUNES、POLOW DA DON、LIL C等といつもながら豪華な面々。大物だけあってソツのない作りで、SCARFACEをフィーチャーした郷愁感溢れてソウルフルな2. How Life Changed、CHRIS BROWNのボコーダーボイスもイイ感じのメロウ・チューン3. Get Back Up、EMINEMが参加した寂しげな5. That's All She Wrote、金属感のあるドラムもナイスな9. Salute、サザン・フレイヴァ溢れる11. Everything On Me、DRAKEをフィーチャーしたホラー調の12. Poppin Bottles、エレクトロ・ミーツ・サウスな13. Lay Me Down、CHRISTINA AGUILERA参加の寂しげな14. Castle Walls、KERI HILSONをフィーチャーしたもの哀し気な16. Got Your Backがお気に入り。(2016/07/10) |
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T.I. /Trouble Man: Heavy Is The Head(2012) |
T.I.が2012年にリリースした8thアルバム。プロデュースは、K-TRAK、CARDIAK、CHINKY P、DJ TOOMP、NO I.D.、RICO LOVE、EARL & E、JAZZE PHA、DJ MONTAY、T-MINUS、1500 or NOTHI'、THE FUTURISTIKS、PHARRELL WILLIAMS、LIL' C、SANCHEZ HOLMES、PLANET VI、THE CO-CAPTAINS等。相変わらず安定したアルバムを作りますね。MARVIN GAYE/Trouble Manネタのソウルフルな1. The Introduction、MEEK MILをフィーチャーしたTHE O'JAYS/Shiftless, Shady, Jealous Kind of People使いのハーコー・サウス・チューン2. G Season、A$AP ROCKYが参加したもの哀しげな4. Wildside、THE SHOWBOYS/Drag Rapネタの古き良きお祭りニューオーリンズ・バウンス・トラックにLIL WAYNEをフィーチャーした5. Ball、ANDRE 3000参加の寂しげな6. Sorry、WILLIE HUTCH/I Choose You使いのハイパー感もあるソウルフル・トラックにR. KELLYが参加した7. Can You Learn、ロック感もある尖がったサウンドの8. Go Get It、哀愁を感じるポップ寄りのトラックにP!NKがサビで歌う9. Guns and Roses、近未来感もあるスクリュー系ダーク・ナンバー10. The Way We Ride、R&B寄りの落ち着いた11. Cruisin'、チキチキ・ビートに郷愁メロディのトラックにCEELO GREENをフィーチャーした13. Hello、ELTON JOHN/Your Songネタの哀愁トラックにAKONのオートチューンが響きわたる15. Wonderful Lifeがお気に入り。(2022/10/01) |
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TIM SMOOTH /Straight up drivin' em(1994) |
94年にRAP-A-LOTからリリースされたTIM SMOOTH(&TOO COOL)のアルバム。ジャケット上13曲となっていますが実際は11曲目にSleeping with the enemyが入り、全14曲です。レーベルこそテキサスのRAP-A-LOTですが出身はルイジアナで、プロデュースにはMYSTIKAL、G-SLIMM等のBIG BOY RECORDSでお馴染みの敏腕LEROY"PRECISE"EDWARDSも参加しています。1曲目の怪しいピーヒャラシンセがバッチリなComin real wititから聴かせてくれます。ファンキーな3.Got me f_____ up、BUST DOWNをフィーチャーしたファンキー9.Like dat、哀愁漂う11.Sleeping with the enemy、P-FUNKビートのヘビーな14.My dogzも最高です。中々の好盤です。(03/01/25) |
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T-LEE /If it ain't one thang(12)(1995) |
H-TOWNのX BAM RECORDSから95年にリリースされたT-LEEの12'シングルです。収録曲は、A1.If
it ain't one thang(Radio)、A2.If it
ain't
one thang(Club)、A3.If it ain't one
thang(Inst)、B1.Take
that shit off(Club)、B2.Take that shit
off(Inst)、B3.Take
that shit off(Radio) A面のIf it ain't one thang(Radio)は、EARTH,WIND&FIRE/Devotionを弾き直したトラックにキラキラ・シンセをまぶし、男性Vo.&女性コーラスが絡んだ極上のメロー・グルーヴ!完全にノックアウト!If it ain't one thang(Club)はビートがP-FUNK系の粘着ビートに差し替わり、バックの演奏もよりシンプルになった感じです。メローなオリジナルが一番ですね。続くB面にも大きな期待を寄せたのですが、何と2 LIVE CREW調の能天気なBASSではないですか… この落差もマイナーGたる所以でしょうか(笑) このT-LEEは2000年にアルバムAre you readyをリリースしています。気になった方はチェックですね!(2003/08/30) |
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T-LOWE /Mack-a-flama(1996) |
語り屋HERM一派のT-LOWEが96年にリリースした2ndアルバム。BASS物系のジャケとは裏腹に意外にもフロウとサウンドは結構東寄りな感じです。ラップはREDMANの影響をかなり受けていますね。西の音を期待したリスナー(自分を含めて)には少し物足りなさを感じます。しかしながら、大大大好きなSLAVEの名曲Watchin' youのカバーである4.は男性Vo.&トークボックスをフィーチャーした最高のメロウFUNK!また、暖かみのあるキーボードが印象的なメローグルーヴのタイトル曲2.、JUNIORのクラシックMama used to sayのカバー11.、緊張感溢れるトラックに仲間のマイクリレーがイカすポッセカット15.Helter skelterはバッチリの出来で満足できました。4.だけでも聴く価値は十分にあります。(03/03/23) |
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T.M.H. /Evolution(EP) |
カリフォルニアのROSEVILLE出身のYOUNG GEEZIE、SPORT、J-GIBB、ICM等から構成されるグループT.M.H.が2000年にTAYLOR
MADE MUZIKからリリースした5曲入りEP。収録曲は、A1.Throw
dem bows、A2.Evolution、B1.What cha
gon do?、B2.Want
beef?、B3.What cha gon do? G系グループかは分かりませんが、Throw dem bowsはハンドクラップビーツと沈み込むようなベースラインが印象的なウェッサイ・ファンクでかなり気に入りました。EvolutionはJazzyなトラックに女性Vo.が絡む佳曲、What cha gon do?は暗めのベースラインがナイスなウェッサイ・ファンク。ジャケ付のEPもリリースされているみたいです。詳細が分かる方ぜひ教えて欲しいです。(03/09/20) |
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TOCKA/As Is(2005) |
オハイオ州シンシナティの新星MC"TOCKA"が05年にBUNGALO RECORDSからリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースには、MR.LEE、HI-TEK等。デビュー・シングルのDown Da Wayが一瞬だけ話題となっておりましたが、アルバムはどのメディアにも全く取り上げられず、すぐに廃盤・・・ そんな悲しいTOCKAですが、しっかりとしたラップの実力を持っていて、内容もメインストリーム寄りですが、なかなか充実しています。MR.LEEプロデュースでMARVIN GAYE/Soon I'll Be Loving You Againネタのファンキーな4.Ooh Wee、切ないアコースティック・ギターに心を奪われるトラックにSHA'DONNA嬢のコーラスも花を添える5.Angel(ベストトラック!)、T LA ROCKのクラシックIt's YoursをHI-TEKが上手く料理した9.Freaky Hoes、重々しくもどこか哀しげな14.God's Been Talkin'、MR.LEE制作で70年代のブラックムービーのサントラのような15.Long Time Coming お気に入りです。メインストリームもイケる方はぜひぜひチェック!(06/10/09) |
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TOMBOY /EP(2001) |
TOMBOYなる女性ラッパーが01年にリリースしたEP。レコーディングがシカゴなんで、おそらくシカゴ出身と思われます。レコードにはアルバム"Phemale conspiracy"とA girl like me"の2枚からセレクトして収録したと記載されています。かなりドマイナーでリリースしたと思われ、ネットで検索しても全然ヒットしませんでした。とりたてて優れたEPではないですが、ロリ声MCとロリ声シンガーに惹かれて購入しました(笑) お気に入りはアップテンポのラテン調の哀愁トラックのA1.Hesa' keepa'。そして、どことなくオールディーズ調のほのぼのトラックにロリ声MCとロリ声シンガーがマッチしたA3.I got a crush on youの2曲。まあ、こういうのもあるってことで。(05/06/04) |
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TOM SKEEMASK /2 wild for the world(1998) |
メンフィスの大御所DJ SQUEEKYのバックアップを受けてデビューしたTOM SKEEMASKのアルバム。ゲストには、PROJECT PLAYAZ、AL-KAPONE等。G-LUV誌にも載っていたのでかなり有名なアルバムですね。派手さはないものの、存在感のあるラップが魅力的なラッパーですね。メンフィス特有のゴリゴリ系にあまり好みの曲はなかったんですが、哀愁・メロウ系が充実しており、夕暮れにたたずんでいる時に聴くとバッチリはまりそうな哀愁曲4.Why Now?、優しく包み込むようなメロウ・チューン8.I Ain't Goin' to Be Able to Do It、鬼切ない10.How We Mob、郷愁メロウの16.First Loveは絶品!哀愁・メロウ好きなら必聴でしょう!(05/10/15) |
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TOM SKEEMASK /Come 2 My World(2005) |
メンフィスのいぶし銀MC"TOM SKEEMASK"が05年にリリースしたアルバム。テネシー流儀のダーク系には全くいいところがなく残念でしたが、哀愁・メロウはなかなかのもので、特にCHOPPER GIRLをフィーチャーしたスペーシーなキーボードとギターが耳を惹くメロウ・チューン5.Testin' My Hunger、タイトなビートに流麗なギターをあわせたトラックにJAY PEEのVo.をフィーチャーした9.Take U Out、郷愁感溢れる17.Thinkin' Of Youが気に入りました。熱心なテネシー・ファン以外にはちょっと厳しいかもしれません。(07/03/10) |
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TONY-O f/KEVIN GARDNER & REDWINE /PhD.(Playa Hata Degree)(1998) |
98年にEPICUREAN RECORDSからリリースされたTONY-OのシングルCD。数バージョンありますが、ノリノリなファンク・ナンバーの2.Radio Versionが好みですね。ファンク好きなら聴く価値はありでしょう。(内ジャケに書かれているカミスン・アルバム『Too Much To Lose』がリリースされているのか気になるところです)(07/06/09) |
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TOO DOWN /Ballin' after dark(1993) |
ウエストコースト出身のKID K&ROCK Gの白人デュオTOO DOWNが93年にリリースしたデビューアルバム。プロデュースはウェッサイの中堅JAMMIN' JAMES CARTER、D.J.FABE等。ベースとギターで(あの?)HAMIも参加。チカーノ勢とも交流があり、中々ノリが良いアルバムとなってます。特に男女Vo.をフィーチャーした爽快な4.You got it going on、HI-Cも使った"I'm your puppet"ネタのファンキートラックにSHIROがバックVo.で参加したパーティー・チューン5.The oceanfront、WHATNAUTS/Help is on the wayのベースラインがカッコ酔い7.Too A.M.が気に入りました。でも見た目でかなり損をしていますね彼等は。先入観を捨てれば意外な掘り出し物です。(03/05/18) |
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TOO MUCH TROUBLE /Player's choice(1993) |
BABYGET BOYSことTOO MUCH TROUBLE(TMT)が93年にリリースした2ndアルバム。このアルバムからメンバーが減って二人になっています。(白人の小人はクビになったんですね) ハード&ファンキーな1stと比べて丸くなったというか、トラックがバラエティに富んだものになっていて楽しめます。93年製なので古さも感じますが、イントロに続く2.Pleasin'my pimpからSTETSASONICのクラシックSallyを丸ごと使ったトラックでオヤGには玉乱です。他には、どこかウエスタン風のピーヒャラシンセがイカした哀愁系の5.Break yourself bitch、有名ネタを使ったハートウォーミングな6.If you ain't suckin'、70'S SOUL使いの心温まる8.Family、ハードなロックギターが唸るドープ・トラックにピーヒャラシンセを絡めた11.Jack mission、STEZO/It's my turnネタのファンキーな12.Red light victimがお気に入りです。今のGラップ・フリークにはとっつきにくいかもしれませんが、Familyだけでもぜひ聴いて欲しいです。(03/11/15) |
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TOO MUCH TROUBLE /Too much weight(1997) |
BABY GETO BOOYSとしてデビューしたTOO MUCH TROUBLEの97年のアルバム。今までのアルバムが結構好きだったので期待をして聴いたところ、さすがにGラップファンのツボを心得た手堅い作りをしていて好感が持てた。特にルーファス&チャカ・カーンの名曲Sweet thingのフレーズをを流用したメランコリックな7.P-thang、ISLEY BROTHERSの狂おしくも切ない名曲Let's fall in love丸使いの9.Hustler's got it ruff、TONE LOCも使用していたネタを用いたファンキーな13.Player's life、スペーシーメローな14.Pimp drunkがお気に入りです。力作ですのでぜひ聴いてください。 |
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TOO SHORT /Born to mack(1988) |
TOO SHORTが88年にリリースしたメジャー(JIVE)デビューアルバム。全8曲。ほとんどの曲が打込みビートにシンセがのるシンプルな作りなので、好き嫌いが分かれるところだと思う。実際自分もこの頃のTOO SHORTは大嫌いだったが、だんだんツボに入り始めてそれ以来もう十数年聴いています。1.Partytimeはその頃の流行りであったハードロック調のギターを取り入れた曲、3.Playboy shortUは異様にスカスカなFUNKYチューンだが、結構ハマる。5.Freaky talesは9分以上に及ぶ力作で、現在も結構サンプリングされている。古い作品を聴くことによって新しい発見があると思うので敬遠せずにぜひ聴いてもらいたい。 |
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TOO SHORT /Life is too short(1988) |
オークランドのレジェンドTOO SHORTが88年にリリースしたアルバム。生楽器を多用したスタイルはその後のG-FUNKにも深い影響を与えたと思います。このアルバムでもRAPPIN' 4-TAY参加でクラシックONEWAY/Don't fight the feelingネタの同名曲6.、AVERAGE WHITE BAND/School Boy Crushネタのヒット曲1.Life is too short、CAMEO/Keep It Hot使いの9.Pimp The Ho等Gファンなら必聴の1枚です!オークタウンGラップのパイオニアといえるTOO SHORTの作品は聴くべし。 |
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TOO SHORT /Short dog's in the house(1990) |
オークランドのレジェンドTOO SHORTが90年にリリースしたアルバム。プロデュースは職人AL EATON、TOO SHORT、SIR JINX、DJ POOH等。このアルバムからDONNY HATHAWAYの名曲The Ghettoのリメイク3. The Ghettoがヒットしており、詩の内容もいつになくポジティブなメッセージ・ラップ。PARLIAMENT/Dr. Funkensteinネタのユルユルなファンク2. It's Your Llfe、SKYY/High、JAMES BROWN/Make It Funky使いのシンプルなファンク4. Short But Funky、PARLIAMENT/Aqua Boogieネタの6. Dead Or Alive、SIR JINXプロデュースでODETTA/Hit Or Miss使いの鬼渋ファンキー・トラックにICE CUBEをフィーチャーした8. Ain't Nothin' But a Word To Me、 OHIO PLAYERS/Foppネタの怒渋ファンキー9. Hard On The Boulevard、近未来的なシンセにGAP BAND/Burn Rubber On Meの有名なブレーキ音のスクラッチが刹那的に響くトラック上で「ピンプへの道」を説いたオークタウン・ファンク10. Pimpology、DJ POOH製作でSTEVE MILLER BAND/Take The Money And Run、STANLEY TURRENTINE/Sister Sanctifiedネタのファンキーな11. Paula & Janetと好曲満載。特に今(2019年)聴くとPimpologyなんて、トラックもそうだけど、他の曲では聴けないオールドスクールなライミングがカッコ良すぎてシビれますね!ウエストコーストの基本盤として、ぜひ多くの人に聴いてもらいたい。(?/?/?) 追記(2019/06/22) |
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TOO SHORT /Shorty the pimp (1992) |
オークランドのレジェンドTOO SHORTが92年にリリースしたアルバム。プ
ロデュースは盟友ANT BANKS、TOO SHORT等。DON
JULIAN & LARKS/Shorty The Pimpをそのまま使ったファンキーなイントロから前作以上の出来を確信。BARRY
WHITE/I'm Gonna Love You Just A Little More,
Babyネタのほのぼのしたファンク1. In The Trunk、PARLIAMENT/The
Night Of The Thumpasorus Peoples使いのタイトルとは真逆のブリブリ・シンセが効いたユルユル・ファンク4.
No Love From Oakland、OHIO PLAYERS/I Want
To Be Free、 AFRIQUE/House Of Rising Funk、MARVIN
GAYE/I Want Youネタの鬼渋い5. I Want To Be
Free (That's The Truth)、PARLIAMENT/Agony
Of Defeet使いのオークランド・ファンク7. Step
Daddy、OHIO PLAYERS/Pack It Upネタで、どこかアラビアンチックなファンク8.
It Don't Stop、GROVER WASHINGTON, JR./Black
Frost使いのファンキー・チ ューン9. So You
Want To Be a Gangster、生楽器中心のオークランド・ファン
ク・トラック上でANT BANKS、MHISANI (GOLDY)、POOH-MANとマイクを回すポッセカット10.
Something To Ride To 、DONNY HATHAWAY/Magnificent
Sanctuary Band使いの郷愁トラック上で感謝を述べる11.
Extra Dangerous Thanksと好曲多し。ベイエリアの基本盤なので、多くの方に聴いてもらいたいですね。 追記(2019/08/01) |
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TOO SHORT /Get in where you fit in(1993) |
93年にリリースされたTOO SHORTのアルバム。このころから自身のDANGEROUS CREWのメンバーが固定化され、身内のプロデュース、ゲストが多くなる。外部プロデューサーは3.Just another dayのQDVだけで、そのJust〜は最高にカッコイイG-FUNK!G-MAN STANがギターを弾いています。7.All my bitches are goneはヘビーなドラムがGOOD、ANT BANKS&SPICE 1等のクルーをフィーチャーしたオークタウンFUNKの8.The dangerous crew、哀愁漂う11.Way too realが酔いです!音楽的に前作とは比べ物にならない位進歩しているので初めての方はこのアルバムが良いかもしれません。 |
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TOO SHORT /Cocktails(1995) |
95年リリースのTOO SHORTのアルバム。プロデューサーは全作とほぼ同じ。このアルバムからアトランタに移り住んだと思われ、レコーディングも1曲を除き全てD.A.R.P.スタジオで行っています。その為か少し南部の香りが漂う曲もありますが、3.Can I get a bitchやシングルにもなったPaystyleはいつもどおりのオークタウンFUNKで最高です!他にもドラムの"鳴り"が印象的な8.Top down、故2PAC,MC BREED&FATHER DOM参加のFUNKチューンWe do thisもGOODです。前作より少し地味に感じますが、良いアルバムなので1度は聴いてみて下さい。(2001/12/31) |
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TOO SHORT /Gettin' it(1996) |
96年リリースのTOO SHORT通算10枚目のアルバム。10枚ものアルバムをだせるラッパーが何人いるのか?それだけでもTOO SHORTの凄さが分かると思う。この"ラストアルバム"と称された本作はTOO SHORTの最高傑作だと思います。まずBOOTY COLLINS/I'd rather be with youネタの哀愁漂うタイトル曲から引き込まれダークな2.Survivin'the gameで傑作を確信。スペーシーな4.Bad ways、MC BREEDゲストの恕渋ファンキーな5.Fuck my car、8.Pimp me、10.Nasty rhyme、BOBBY CALDWELL/What You Won't Do for Loveをモチーフにした12.I must confess、ハートウォーミングな13.So watcha sayin'、そして再びパーラメント/ファンカデリックが引退に花を添えるように怪しげに歌う14.I've been watching youでアルバムは終わりを告げます。とにかく多くの方に聴いていただきたい名盤です!(2002/12/31) |
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TOO SHORT /Can't stay away(1999) |
Back to the rap game!ってことで引退宣言をしたTOO SHORTの復帰作である99年の通算11枚目のアルバム。復帰祝いということでしょうか、EIGHTBALL&MJG,JAY-Z,JERMAINE DUPRI,DAZ,E-40,SOOPA FLY,SCARFACE,DWAYNE WIGGINS,B-LEGIT,PUFF DADDYと物凄いゲスト!内容も期待を裏切りません!ゆったりとしたリズムがいい感じの2.Ain't no bitches、EIGHTBALL&MJGのラップもツボな3.Don't stop rappin'、JAZZE PHAの歌や甘美なキーボードが素晴らしい7.Good life(ベストカット!)、B-LEGITゲストのウェッサイファンク10.What Happened to the groupies、フロアチューンの13.It's about that moneyは最高です!ぜひお聴き下さい。おまけとして舎弟グループの曲も4曲収録してます。中々良いです(03/01/13) |
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TOO SHORT /You nasty(2000) |
TOO SHORTが2000年にリリースしたアルバム。いつも安定した良質なアルバムを作るTOO SHORTですが、今作はタイトなビートにブヨブヨシンセが絡むもの哀しい1.Anything is possible、ファンキーなギターとブヨブヨシンセがイカした西風ファンク・トラックにKOKANEをフィーチャーした3.Pimp shit、70'S SOUL風の哀愁トラックに男性Vo.が絡む5.Call me daddyの3曲には満足しましたが、残りはかなり中途半端なトラックが多くてガッカリな出来でした… 盟友ANT BANKSのトラックもだめでしたし、DJ SNAKEってやつ(あのP.K.O.のDJ SNAKEと同一人物か!? )のトラックはもっと最悪。どうしょうもないです。人選ミスですね今回は。よほどのTOO SHORTファン以外は聴かなくてもいいかと思います。(03/10/18) |
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TOO SHORT /What's My Favorite Word(2002) |
TOO SHORTが02年にリリースしたアルバム。大物だけあってゲストがTWISTA、LIL JON、PIMP C、BUN B、E-40、B-LEGIT、ANT BANKS、DEWAYNE WIGGINS、DEVIN、BIG GIPP、PETEY PABLOとかなり豪華な面々。近年のTOO SHORTはかなり微妙なアルバムが多いのですが、これはなかなかの充実作で、特に女性コーラスが絡む80'Sテイスト(ネタ?)のメロウ・グルーヴ3.That's Rightがベスト!気持ち良すぎる一発。他にもミディアム・テンポの渋すぎるファンキー・チューン1.Triple X、ROGER TROUTMAN JR.のトークボックスをフィーチャーしたファンク・ナンバー 2.Get The Cheese、ANT BANKS制作でE-40、B-LEGIT、ANT BANKS、DEWAYNE WIGGINSが参加したP-FUNK風の9.Cali-O、DEVIN、BUN B、BIG GIPPをフィーチャーした寂しげな10.Pimp Life、浮遊感あるキーボードにJIMMY SPICER/Dollar bill y'allをネタにしたマッタリ系の13.She Loves Herがお気に入りです。下手なマイナー、レア盤買うよりはオススメできます。(06/04/01) |
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TOO SHORT /Married To The Game (2003) |
ベイエリアのパイオニアTOO SHORTが03年にリリースしたアルバム。LIL JONが6曲に絡んでいるサウス色濃い内容だけど、ちらほらとWESTの香りを残しているところが良いですね。盟友ANT BANKSプロデュースのSHALAMAR/This Is For The Lover In Youネタのメロウ・ファンク2. What She Gonna Do?、LIL JONが手掛けた女性コーラス入りの寂しげな3. That's How It Goes Down、これもLIL JON制作で定番THE MOHAWKS/The Champネタのスカスカだけど妙に惹き込まれるファンキー・チューン6. Burn Rubber、DEZプロデュースのTOO SHORT流P-FUNK9. Hobo Hoeing、これもDEZによるシンプルながら力強いトラックにTOO SHORTのラップがいつになくカッコイイ10. Get It、これまたDEZによる郷愁感溢れる12. California Girls、VAL YOUNG嬢の艶のあるボーカルも良いアクセントになっている14. Don't Act Like Thatがお気に入り。あまり評判の良いアルバムではないけど、聴いて損はないと思います。(10/07/16) |
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TOO SHORT /Blow The Whistle(2006) |
ベイエリアのパイオニアTOO SHORTが06年にリリースしたアルバム。最近のTOO SHORTはサウス系トラックばかりでどこか馴染めなく、このアルバムも大半は受けつけませんでした・・・ それでもJAZZE PHAプロデュースのハートウォーミングなアコースティック・ギターが最高な8.Nothing Feels Better、クラップ・ビーツに郷愁感あるメロディの9.Sophisticated、70年代ソウル風な10.Playaの3曲はバッチリ楽しめました。熱心なTOO SHORTフリーク以外にはあまりオススメできないです。(08/04/11) |
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TOO SHORT /Greatest hits Vol.1:The player years 1983-1988 |
TOO SHORTがメジャー(JIVE)デビュー以前に地元オークランドのインディ・レーベルからリリースした曲をコンパイルした2枚組アルバム。個人的な見解ですが、現在のウェッサイの基本形を作ったのはDREでもなくQUIKでもなく、まぎれもなくTOO SHORTだと思います。このアルバムや他のアルバムを聴いて分かるように生楽器を中心とした曲作りで、10数年前の曲ですが、あまり違和感は感じません。お気に入りはベースラインが印象的なウェッサイ・ファンクのThe invasion of the flat booty bitches、"ダハー、ダハー"で知られる(知らない!?)懐かしい一発屋RAPPIN DUKEのトラックをまんま使用した4.Blow job betty、哀愁系のGirl(cocaine)That'sの3曲。一貫して生楽器にこだわるTOO SHORTの姿勢はもっともっと評価されてしかるべきだと思います。このCDは別レーベルから最近再発されましたので、機会があればぜひTOO SHORTの原点に触れてみて下さい。(03/07/10) |
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TOP AUTHORITY /Somethin' to blaze to(1993) |
上記TAVARISのレーベルメイトでミシガン出身のTOP AUTHORITY93年のアルバムです。スペーシーで鬼メローな93、Remind meネタのHow much、ダークなAnother murder等激ヤバです!ラップもかなりTHUGな感じで最高です。見つけたら迷わず買いましょう! |
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TOP AUTHORITY /Uncut-The new year(1997) |
ミシガンのPEACOCK兄弟のグループTOP AUTHORITYが97年にWRAP/ICHIBAN RECORDSからリリースした3rdアルバム。プロデュースはDAYTON FAMILYやMC BREEDにも関わったGEE PIERCE等。1stがかなり気に入っていたので、期待していたんですが、その期待に応える聴き応えある好盤に仕上がっています。派手なトラックは無く通好みの渋めの哀愁系が多く、その中でもAVERAGE WHITE BAND/For A Love Your Ownネタの鬼哀愁トラックに男性コーラスをフィーチャーした8.Never know whenや男性Vo.&女性コーラスから始まるイントロから惹かれるソウルフルな5.Ghetto is the triggerの2曲にはむせび泣くこと必至!他にもCAMEO/Strange使いの6.Strange、哀愁系の12.Haters等もGOOD。ぜひ聴いて欲しいアルバムです。(03/12/13) |
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TOTALLY INSANE /Direct from the backstreet(1992) |
MAC-10&AD-KAPONEからなるイースト・パロ・アルトのGスタデュオ"TOTALLY INSANE"がオークランドのIN-A-MINUTE RECORDSから92年にリリースしたデビューアルバム。プロデュースはT.C.とTOTALLY INSANE。なんて垢抜けないジャケなんでしょう。まるでサウスのイナたいGスタみたいです。92年作と若干古臭く感じられますが、P-FUNK、ZAPP等の大ネタを使った直球FUNKが多くて結構楽しめます。特にお気に入りは(たぶん)80'S R&Bネタを使ったタイトルどおりスムーズなウェッサイ・ファンク8.Smoooth、ISLEY BROS./Between the sheets使いの11.I don't even tripの2曲で、他にはウェッサイ・ファンクの4.No more MR. nice guyと6.Mack gameもGOODです。FUNK好きの方にオススメです。(03/10/04) |
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TOTALLY INSANE /Goin' insane(1993) |
TOTALLY INSANEが93年にリリースした2ndアルバム。1stは直球FUNKって感じの分かりやすい内容で好きだったんですが、2ndは西と東の中間みたいなトラックで、しかもそのどれもが中途半端な出来でがっかり... 定番ネタGEORGE CLINTON/Atomic dog使いの6.The timesやTOM BROWNE/Funkin' for jamaica使いの10.Backstreet boysなんてのもあるのですが、ネタの旨味を全く活かしきってないです。気に入ったのはビアッチ・ラッパーFEMALE FUNKをフィーチャーした哀愁SOULネタの5.Pimps up hoes downのみという寂しい結果に... 余程のマニア以外買う必要は無いでしょう。(06/10/01) |
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TOTALLY INSANE /Back street life(1995) |
TOTALLY INSANEが95年にリリースした3ndアルバム。このアルバムではなんと言っても爽やかな男性コーラスから始まる6.Back street life(Remix)でしょう!メロウなメロディと重たいピアノが不思議なハーモニーを奏でていてかなりお気に入りの一曲です!しかし、残念なことにこの曲以外は中途半端な曲が多く、強いて言えばアグレッシブなファンキー・チューンの3.Mr.Ad Kaponeとメロウな12.The bad hand tooが気になった程度。有名ネタのFAZE-O/Riding high、CAMEO/She's strange、SYLVIA/Sexy mama使いの曲もあるのですが、あまり良くないです。Back street life(Remix)はぜひ聴いて欲しいですが、この1曲だけではちょっと厳しいかも。(06/04/15) |
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TRAPP f/2PAC&NOTORIOUS B.I.G. /Stop the gunfight(1997) |
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TRAE /Losing composure(2003) |
GUERILLA MAABの構成員TRAEが03年にリリースしたソロアルバム。 新譜はあまりチェックしないのですが、評判の良さと渋い佇まいのジャケに魅せられて購入。いや〜評判に違わぬ好盤ですねこれは。まず声が渋い!内容もバラエティに富んでいて、特にBILLY COOKをフィーチャーした切ない7.Days of my life、流麗なギターが魅力的なトラックにRUSSELL LEEのVo.がマッチした8.Doing my thang、TEDDY PENDERGRASS/Love T.K.O.ネタ(というかAHMAD/Back in the days使い?)の9.Ain't no turnin back、HARD BOYZ/At 2 O'clockと同じネタ(曲名知っている方ぜひ教えて下さい!)のアップテンポの哀愁ナンバー18.How could youが最高ですね!03年にリリースされたGラップ・アルバムの中でもトップクラスの出来だと思うので、ぜひチェックして下さい!(04/03/06) |
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TRAE /Same Thing Different Day(2004) |
TRAEが04年にリリースしたアルバム。H-TOWNフリークから絶大な支持を受けるアルバムですね。ピアノを活かした哀愁溢れるトラックもさることながらTRAEのダンディなラップもほんと痺れます!ソウルフルな哀愁トラックにSPICE 1の声ネタを合わせ、さらにそのSPICE 1もゲストで参加した6.In The Ghetto、DALLASの歌も雰囲気を引き立てる寂しげな8.I've Been Hustling、ピアノのメロディに胸が締めつけられる10.Till The Day I Drop、郷愁を感じる11.Sittin On Top Of The World、メロウ・トラックにZ-RO、そしてSHYNA嬢の歌をフィーチャーした14.Let Me Live、一人寂しげに佇んでいるような雰囲気を醸し出している17.Don't Need Yall、ルイジアナからC-LOCを迎えた郷愁メロウ16.On Your Own、ソウルフルなトラックにSHYNAをフィーチャーした18.Special等々聴きどころ満載。文句なしのGクラシック!(07/05/12) |
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TRAE/Later Dayz(2006) |
G.MAABのTRAEが06年にリリースしたアルバム。最新アルバム『Restless』の前フリみたいなアルバムでしょうか?ソウル・ネタ早回しトラックが多いアルバムで、その中ではMARVIN GAYEをサンプリングしたと思われる3.The Same Shit、フックのサックスも雰囲気を引き立てる4.I Can Feel It、DALLASとSHYNAの男女コーラスが絡んだ6.The Other Sideが気に入りました。他にはZ-RO、JAY'TON、BOSSが参加したメロウな13.From The South(Assholes Remix)、BILLY COOKをフィーチャーしたもの哀しい19.All Alone、DJ QUIK/Quik's Groove使いの20.G CallがGOOD。多少不満な点もあるアルバムですが、H-TOWNフリークには十分オススメできます。(06/06/16) |
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TRAE /Restless(2006) |
TRAEが06年にリリースしたアルバム。そのダンディズム溢れる声とフロウで人気ですが、このアルバムも期待を裏切らない好盤で、WISHBONE ASH/Real Guitars Have Wingsネタのもの哀しいトラックにファスト・ラッピンが冴え渡る2.Real Talkから惹き込まれます。LIL KEKEを迎えたダークな4.Screw Done Already Warned Me、WILLIE HUTCH/Overture Of Foxy Brown早回しのソウルフルなトラックにYOUNG NOBLEをフィーチャーした6.Restless、寂しげなギターが耳を惹くトラックにDALLASとSHYNAのボーカルも雰囲気を引き立てる7.The Rain、哀愁溢れるピアノが印象的な8.Dedicated To You、PIMP C、故HAWK、故FAT PATとマイクを回す男の哀愁も感じるメロウ・チューン10.Swang、Z-ROを迎えた夕暮れ系哀愁ナンバー13.No Help等聴き応えバッチリ!未聴の方はぜひ聴いて下さい。(07/06/23) |
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TRAE /Life Goes On(2007) |
TRAEが07年にリリースしたアルバム。もうこの辺のMCは安心してアルバムが聴けますね。これも充実した内容で、これ聴いたらしばらく他のアルバムが聴けなくなったほど。LIL WAYNEをフィーチャーした4.Screwed Up、2PACとの擬似競演作5.Against All Odds、KOOL&THE GANG/Winter Sadness使いの寂しげなトラックにSLIM THUGを迎えた7.Nuthin' 2 A Boss、MIKE DEAN絡みのソウルフルで切ない8.Life Goes On、SEAN T.制作でANGELA WINBUSH/Your Smileネタの哀愁トラックにJADAKISSとSTYLZ Pが参加した9.Smile、寂しげなピアノが耳を惹く12.Give My Last Breathe、ISLEY BROTHERS/Sensuality I&II使いの寂しげな13.Gittin' High、2PACのPainと同ネタのEARL KLUGH/Livin' Inside Your Love使いのキラキラ・シンセが眩しいメロウ・トラックにRICH BOYとLLOYDをフィーチャーした15.Ghetto Queen、哀愁溢れるロッキッシュなギターが印象的な18.I'm Good、ALICIA MYERS/I Want To Thank Youネタの80'sメロウ19.The Truthと聴きどころ満載。聴いて当たり前のアルバムでしょう。(08/05/09) |
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TRAE & Z-RO /A.B.N.(2006) |
G.MAABのTRAEとZ-ROの強力タッグによるアルバム。大好きなTRAEとZ-ROなのでかなり期待していたが、全15曲中スキットが5曲もあって、実質10曲しかなくてかなりガッカリ・・・ クラップ・ビートにギターが絡む6.Fuck Wit Yall、定番メロウ・ネタBOBBY CALDWELL/What You Won't Do for Love使いのトラックにMIKE D、WARREN Gをフィーチャーし、フックでBILLIY COOKが歌い上げる7.Gotta Be A G、これもBILLY COOKが参加した落ち着いたメロウ・チューン13.Miss My Dawgの3曲は非常に良かったが、残りは微妙な出来。ボーナス・ディスクとしてSLABEDもあるが、SLABEDに興味がない自分にとっては不要。購入値段が安かったので、それなりに満足したが、もっと曲を増やして欲しかった。(06/06/09) |
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TRE MAK /The one(2004) |
04年にSKYHIGH ENT.からリリースされたTRE MAKのアルバム。プロデュースは、VINCE V、ゲストには、DAZ、KEAK DA SNEAK、YUKMOUTH、NOBLE等。サクラメントかその周辺のMCでしょうか?アルバムの内容は、かなり今時の感じなんですが、メロウ系に好曲があって、特にクラップ・ビートに浮遊感あるキーボードが耳を惹くトラックにYOUNG504、N-ZONE&FRISCOをフィーチャーした5.Who Can Do It Like Us、セクシーな歌声のDONTE ROBINSON参加のメロウ・グルーヴ6.I Promise、力強いビートに落ち着いたメロディのキーボード、それにアーシーなギターがアクセントになったメロウ・ファンク13.The rainの3曲が気に入りました。他にはラテン調のトラックにCHRIS JONESのコーラスをフィーチャーした11.Are You Ready、サウス調のファンキー・チューン17.Where You Atも割りと良かったです。全体的には派手さもなく微妙な感じなんで、積極的にオススメできないですが、5.、6.、13.が気に入ったなら是非チェックして下さい。(05/10/01) |
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TRE+6 /Tech-Life(1996) |
マイアミのTRE+6が96年にリリースしたアルバム。おバカなジャケのせいで勝手にイケイケBASSと勘違いして長年無視していたんですが、聴いてみるとビックリ!ORGANIZED NOIZE一派風の渋いサウンドを下地にマイアミの下世話さを味付けし、その上にWEST COASTのスパイスをかけたようなオリジナリティ溢れる快作ではないですか!9.TRE-φ-5なんてPATRICE RUSHEN/Forget me notsを使った極上のメロウ・グルーヴ!同じネタ使ったBEATNUTSを超えてますねこれは。定番ネタTOM TOM CLUB/Genius of love使いの3.Life is crazy、ZAPP/Computer loveを隠し味に使ったファンキー・トラックに男性コーラスを絡ませた8.Project girl、ノリノリな西風ファンク14.Bumpin bushesもお気に入りですが、ファンキーなドラムとカッティングギターにスペーシーなキーボードとブリブリ・シンセが絡み合った19.Graveyard shiftも最高!こんな感じは初めて聴きましたね。メロウ系はTRE-φ-5しかないのでメロウ好きにはアルバムはきついかと思いますが、渋いのもイケるという方はぜひ聴いて下さい!(04/08/07) |
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TRICK DADDY/Based On A True Story(1997) |
マイアミの人気サグ・ラッパーTRICK DADDYが97年にリリースした1stアルバム。KEITH SWEAT/Make it last foreverを隠し味に使ったと思われるメロウ・トラックに女性コーラスが絡む11.I'll Be Your Playerが人気ですね。アルバム全体としてもマイアミBASS色は薄く、どちらかといえばORGANIZED NOIZE一派っぽい感じがしました。サグ感溢れるドープな1.Based On A True Story Part1と2.Based On A True Story Part2、女性コーラス絡みの寂しげな5.They Don't Live Long、BUDDY ROEをフィーチャーしたノリノリな12.I Got Plans、郷愁感あるループのトラックにBUDDY ROEとJ.T.MONEYが参加した13.Pimpがお気に入りです。サウス・フリークなら聴いて損はないアルバムでしょう。(06/06/16) |
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TRICK DADDY /WWW.THUG.COM(1998) |
マイアミを代表するGラッパーTRICK DADDYが98年にリリースした2ndアルバム。TRICK DADDYというとお祭りダーティ・サウス系でサウス・フリーク以外には敬遠されがちですが、これはかなり聴けるアルバムですよ。ヒット曲のTRINA参加のダーティ・サウス・アンセムNann niggaもタメのあるドラムに二人の掛け合いもバッチリでもちろん良いですが、J-SHINの歌声に酔いしれる7.Hold on、流麗なギターの調べにウットリな10.I'll be your other man、哀愁ギターを活かしたトラックに微笑ましい子供のコーラスを入れた14.Living in a world、80'S R&Bテイストのメロウかつノリノリな15.I'll be your player(Remix)も最高!またボーナス・トラックとして収録されているTOO SHORTの曲でSCARFACE、DAZ DILLINGERをフィーチャーした17.I luvも結構好きですね。大物3名に囲まれて分が悪いと思いきや、存在感のあるフロウを披露していますね。TRICK DADDYもそうですが、仲間のTRE+6、69 BOYZ等個性的なラッパー(グループ)を輩出しているフロリダには今後も注目していきたいですね。(04/11/27) |
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TRICK DADDY /Book of thugs:Chapter A.K. verse 47(2000) |
マイアミの大物サグ・ラッパーTRICK DADDYが2000年にリリースした3rdアルバム。プロデュースは、RIGHTEOUS FUNK BOOGIE等、ゲストには、TWISTA、TRE+6、TRINA等。このアルバム、前半は良い曲が少なくて肩透かしでしたが、中盤から後半にかけては中々聴かせてくれました。お気に入りは、ISAAC HAYES/Blues crib使いの渋い7.Thug for life、ファンキー・ビートにもの哀しいピアノが絡む11.Bout my money、TWISTAをフィーチャーした寂しげな12.Could it be、MONEY MARK参加のビートにクセはあるが、切ない曲調が印象的な13.Thug life again、BUDDY ROEをフィーチャーしたスリリングな15.Gotta let you have it、これもBUDDY ROE参加のノリノリな16.Hoe but can't help itです。個人的には少々パンチ不足かなと感じましたが、サウス・フリークなら聴いて損はないアルバムと思います。(05/10/01) |
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TRICK DADDY /Thugs Are Us (2001) |
マイアミのボスTRICK DADDYが2001年にリリースした4thアルバム。プロデュースは、RIGHTEOUS FUNK BOOGIE、JIM JOHNSON、ROC、BLACK MOB、J-ROC。悪の匂いが充満な3. Where U From、KC & THE SUNSHINE BAND/Boogie Shoes、JAMES BROWN/The BossネタのノリノリなトラックにTRINAとTHE SLIP-N-SLIDE EXPRESSをフィーチャーした5. Take It To Da House、スキットではもったいないファンキーな6. Thump In The Trunk (Skit)、ミステリアスな雰囲気の8. Survivin' The Drought、HERMAN KELLY AND LIFEの名ブレイクビーツDance To The Drummer's Beatまんま使いの9. Pull Over(Remix)、少し寂しげな11. Bricks & Marijuana、TRE+6参加のタイトなドラムだけでイケる13. 99 Problems、MIGRAINEをフィーチャーしたハーコー・シット16. Somebody Shoulda Told Ya、郷愁感溢れる17. Amerika、クルーのDEUCE POPPIのスニペット18. Duece Poppi SnippetがGOOD。サウス好きなら定番的なアルバムかな。(2014/12/18) |
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TRICK DADDY /Thug holiday(2002) |
マイアミのTRICK DADDYが02年にリリースした5thアルバム。地味過ぎてとっつき難いかと思いますが、DAVID BANNERプロデュースでR&B風スロウ・トラックにLATOCHA SCOTTの歌をフィーチャーした5.Thug HolidayはGOOD!DAVID BANNERの意外な一面に驚かされますね。他にはPlanet Rockをテンポ・ダウンしたような2.All I Need、BABYとSCARFACE参加でフルートが印象的な70'S風ファンキー・チューン4.Gangsta、LIL JON制作のシンプルな7.Play No Games、COOL&DREが手掛けたOHIO PLAYERS/Contradiction使いの渋いファンキー・チューン8.Let Me Ride、もの哀しい12.Ain't No Santaが気に入りました。サウス好きなら聴いて損はないアルバムだと思います。(06/02/09) |
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TRICK DADDY /Thug matrimony:Married to the thug(2004) |
すっかりサウスの大物の風格漂うTRICK DADDYが04年にリリースした待望のニュー・アルバム(6thアルバム)。ジャケの作りからもレーベルの期待の大きさが窺い知れます。肝心の内容はというと、個人的には期待以上で、ショップで視聴して即買いしたほどです。(話題になっているシングルLet's goやT.I.、CEE-LO等の大物参加曲は、イマイチ惹かれませんでしたが...) G-RAPフリークの間で話題になりそうなのがSCOTT STORCH制作でRONALD ISLEYが参加した泣きのギター炸裂の鬼哀愁歌14.I cry。泣けますね、ほんと... 他にもFOSTER SYLVERS/I'm your puppetネタのほのぼのした6.I wanna sang、WEE GEES/Hold onto your dreamsという渋すぎる曲を使ったハートウォーミング・トラックに子供のコーラスもハマッた7.The children's song、JAZZE PHA、SMOKE、MONEY MARKが参加した渋めのファンキー11.Menage a trois、JAZZE PHAが制作と歌で参加した南部風情溢れるユル〜い13.4 eva、男性コーラス絡みの明るいメロウ・チューン15.Thugs about、売れっ子HAPPY PEREZプロデュースのラテン・テイスト溢れる哀愁トラックにTREY SONGZのコーラスがマッチした16.Ain't a thug、懐かしいMIDNIGHT STAR/No parking on the dance floorとCON FUNK SHUN/Ffun使いのイケイケBASSトラックにTRINA、YING YANG TWINZ、DEUCE KOMRADZをフィーチャーしたお祭りパーティー・チューン17.Down wit da southがお気に入りです。このアルバムでさらに評価が高まるんじゃないでしょうか。新作のなかではかなりオススメです!(04/11/27) |
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TRICK DADDY /Back By Thug Demand(2006) |
マイアミのボスTRICK DADDYが06年にリリースした7thアルバム。前半から中盤にかけては、ダーク系のトラックが目立ち、その中では悪の匂いがプンプンする6.10-20-Lifeくらいしか印象に残らず、少しガッカリ・・・ しかし、後半にGORILLA TEK制作で郷愁感溢れるメロウ・トラックにJAHEIMの歌とTRINAをフィーチャーした12.Tonight、DUNK RYDERS&SKKYが参加したメロウ・ナンバー13.You Damn Right、BIG D.プロデュースでまろやかなギターの音色に耳を奪われるトラックにTREY SONGZの歌と鬼渋い8BALLのラップも花を添える15.So Highとメロウ曲が続いて満足。現行サウス・フリークなら聴くべきアルバムでしょう。(07/05/26) |
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TRILLTOWN MAFIA /It Goes Without Sayin (2006) |
2006年にRAP-A-LOT RECORDSからリリースされたTRILLTOWN MAFIAのアルバム。正直、金太郎飴状態でどれも同じに聴こえて退屈だな。しいて言えば、熱く重々しい3. Intoxicated、スッカスカなトラックに惹かれる8. Party Over Here、スクラッチもはまったヘビー・チューン18. We Boundの3曲だけかな。(2015/11/01) |
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TRINA /Diamond Princess (2002) |
サウスを代表するエロ・ビアッチMC"TRINA"の2ndアルバム。プロデュースは、SIGNATURE、COOL&DRE、MISSY、JIM JONSIN、KANYE WEST等。正直大した内容じゃないけど、COOL&DREプロデュースでSummer Breezeのイントロのメロディを効果的に使用したしっとり系メロウ・チューン15.100%とKANYE WEST製作でセンス溢れるソウルフルでノリノリな16.Do You Want Me?の2曲は最高だね〜!他にはEAZY-E/No More ?'s使いのノリの良い2.Hustling、THE O'JAYS/You And Meを早回ししたソウルフルな6.U & Me、ハイパー系パーティー・ナンバー9.No Pantiesくらいかな聴けたのは。TRINAなら最初に聴くべきなのはやっぱり3rdの『Glamorest Life』だと思うな。(2011/08/02) |
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TRINA /Glamorest life(2005) |
サウスを代表するエロ・ビアッチMC"TRINA"の最新3rdアルバム。ゲストには、SNOOP DOGG、LIL WAYNE、MANNIE FRESH、JAZZE PHA等。正直、今までのアルバムは、いまいちピンとこなかったんですが、このアルバムの充実度といったら!特にメロウ系に好曲多く、FORCE MD'Sの名曲Tender loveを弾き直した極上メロウ・トラックにKELLY ROWLANDをフィーチャーした4.Here We Go、MANNIEがプロデュースとヘタウマVo.で参加したバウンス・ビートに温かみのあるアコースティック・ギターをあわせた6.Da Club、JAZZE PHAが手がけたSEQUENCE/Funk You Upネタのメロウ・グルーヴ7.It's Your B-Day、TEDDY PENDERGRASS/When Somebody Loves You BackとR.KELLY/Not Gonna Hold Onを使ったメロウ・トラックにTREY SONGZをフィーチャーした10.50/50 Love、TONY TONI TONEの名曲Pillowネタの必殺80'Sメロウ13.Lil Mamaが最高!他にもオールド・スクール・テイストのノリノリ・チューン1.Sum MoやSNOOP参加のクラップ・ファンク5.Sexy Gurlがお気に入りです。メロウ・フリークならぜひとも押さえて欲しいアルバムです。(05/12/17) |
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TRINA /Still Da Baddest(2008) |
サウスを代表するエロ・ビアッチMC"TRINA"の最新4thアルバム。ゲストには、RICK ROSS、PITBULL、KILLER MIKE、KEYSHA COLE等。全12曲と少ないですが、メロウ系が充実しており、特にYOUNG SEARSプロデュースで、80年代のダンス・クラシックっぽい(ネタ?)メロウ・グルーヴ2.Still Da Baddest、KANE DA KAMELEON制作でR&Bマナーのスロウ・トラックにKEYSHA COLEの歌も雰囲気を引き立てる6.I Got A Thang For You、JIM JONSINが手掛けたハートウォーミングなアコースティック・ギターが染み渡る8.Wish I Never Met Youの3曲にはノックアウト!前作もメロウ・ナンバーが良かったですが、今作も大当たり。他にも郷愁感溢れる3.Killing You Hoe、KILLER MIKEが参加したスカスカなオールドスクール・テイストのファンキー・ナンバー5.Look Back At Me、R&Bテイストのスロウ11.Phone Sexx、GORILLA TEKプロデュースによる有名ネタ(曲名、ど忘れ・・・)のファンキー・トラックにRICK ROSSをフィーチャーした12.Hot CommodityもGOOD。サウス・フリークはもちろんメロウ好きも押えるべきアルバムでしょう。(08/04/25) |
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TRINA /Amazin' (2010) |
サウスを代表するエロ・ビアッチMC"TRINA"が2010年にリリースした5thアルバム。プロデュースは、YOUNG YONNY、SCHIFE OHZEE、CP HOLLYWOOD、THE MONSTERS&THE STRANGERZ、J.R. ROTEM、DJ FRANKE、HITSQUAD MUSIC、BLACKOUT MOVEMENT、J.U.S.T.I.C.E. LEAGUE、BIGG D、LAMB、MAXWELL SMARTS、COZMOS、JIM JONSIN、DVS PRODUCTIONS等。ベラエティに富んだ好盤で、特にミステリアスな雰囲気にスクリュー声の合いの手がナイスな1. Amazin Intro、80年代ポップスを思い起こさせるキャッチャーなトラックに KERI HILSON&DIDDYをフィーチャーした3. Million Dollar Girl、煌びやかなメロウ・トラックにSHONIE嬢が歌う4. On Da Hush、MONICAの歌も最高なしっとりメロウ・ナンバー6. I Want It All、FLO-RIDAとGIT FRESHをフィーチャーしたイケイケな7. White Girl、電子音のバックも効果的な8. My Bitches、郷愁感漂う9. By Myself、結構人気な ANQUETTE/I Will Always Be There For Youを使った極上R&Bメロウ・トラックにMONICAの歌声も染み渡る10. Always、LIL WAYNEとRICK ROSSをフィーチャーしたゴリゴリな11. Currency、 LYFE JENNINGSの歌もマッチした E.W&F/Devotionを思い起こさせる郷愁ナンバー12. Make Way、ソウルフルなミデイアム14.Showing Out、SHONIE嬢が歌う哀愁トラック上で語る15. Capricornがお気に入り。(2017/07/29) |
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TRINITY CARTEL GARDEN /Don't blame it on da music(1995) |
Gラップファンから一目置かれるテキサスのGラップ集団TRINITY CARTEL GARDENが95年にリリースした2ndアルバム。当時話題になったジャケでも窺えるように非常に男臭いアルバムに仕上がっています。オススメは疾走感溢れるファンキートラックが最高なタイトル曲3.、ISAAC HAYSE/Do your thingを弾き直した9.Charge it to the game、怪しげなシンセが印象的な10.Gank town、CAMEO/She's strangeを料理したファンキーな12.Play"lil"funky、哀愁溢れるピアノが胸を打つ13.The world is a ghetto、ウェッサイにも通じるアッパーファンク14.1.2.3.pass yo gripです。個人的には大好きなアルバムですが、かなり泥臭いサウンドなので爽やか系が好きな方にはキツイかもしれません。(03/03/09) |
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TRIPLE BEAM /28g W/O bags(1999) |
以前に紹介したサクラメントのGトリオTRIPLE BEAMが99年にリリースしたアルバム。トラックはメロウ系もありつつもSAC特有の暗めの哀愁トラックも収録していてSAC好きにはバッチリな好盤に仕上がっています。定番MTUME/Juicy fruitネタのメロウ・トラックに男性コーラスを絡めた3.Playaz only、MASTER P/Bastard childでも使われたROSE ROYCE/Love don't live here anymore使いのしっとりとしたトラックに男性Vo.&コーラスが映える8.Pain、80'S R&Bテイストの14.Down woman、切ないスロウの15.Twistedあたりが特にお気に入りで、他にはGAP BAND/I don't believe you want to get up & dance(Oops!)を気だるく使ったトラックにYUKMOUTHをフィーチャーし、STAN BLACKSHIREの歌も絡む5.Parking lot pimpinもなかなかの出来。SACが苦手な方でもとっつき易いアルバムだと思います。(05/01/29) |
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TRIPLE BEAM /Conspiracy(2000) |
CHOPAH、POOK、SHOTGUNからなるサクラメントの若きGスタ・トリオTRIPLE BEAMが2000年にリリースした2ndアルバム。ゲストは、BOOTSY COLLINS、LUNIZ等。とりあえず11.So highを聴いて下さい! 爽やかな男性コーラスから始まるノックアウト必死の必殺メロウ・ファンク!(この曲は12インチもあるのでDJの方はぜひチェックして下さい!) これ以外でもLOOSE ENDS/hanging on a string使いのメロウな5.Baller's world、フックでタイトルどおり2 LIVE CREWのお下劣ヒット"We want some p***y"を連呼する哀愁系の9.We want some p***y、哀愁ファンクの11.The party、BOOTSY COLLINSがゲスト参加したゆる〜いファンキー・トラックにBOOTSYの味のあるVo.もGOODな13.Playa's instinctが気に入りました。捨て曲も結構ありますが、So highとBaller's worldだけのために購入しても損はないと思います。オススメです。(04/2/14) |
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TRIPLE BEAM /36 zips(2001) |
POOK、SHOTGUN、CHOPAHからなるサクラメントのGトリオTRIPLE BEAMが01年にリリースしたアルバム。以前紹介したアルバム『Conspiracy』と『28g W/O bags』に比べると明らかに劣る内容にはかなりガッカリ… しかしながら、ナイス・ビートに懐かしさを感じるメロディの4.Not the average、SAC系シンガーSTAN BLACKSHIREをフィーチャーした心落ち着くメロウ・チューン5.The way I feel about you(ベスト・トラック!)、WHODINI/Friendsのビートに寂しげなピアノが効いたトラックにZAPP/Computer loveをさり気なく合わせた13.F**k a homie、夕暮れ系哀愁トラックにMARCELLのコーラスが映える14.Lift your hoodはかなり気に入りました。最初に聴くなら『Conspiracy』と『28g W/O bags』をオススメしますが、余裕があればこれも聴いて下さい。(06/03/05) |
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TRIPLE-C /Unutha way(2002) |
チカーノ人気グループとして不動の地位を得たTRIPLE-C(CENTRAL COAST CLIQUE)が02年にリリースしたアルバム。『Here comes the triple c』、『Tha mastapiece』、『TRIPLE C presents Underworld 805 family』のどれもが爽やかな好アルバムだったので期待していたんですが、微妙な曲も結構あって、少し期待外れな感じがしました。でも、女性Vo.入りのメロウ・ファンク3.At tha party、S.O.S BANDの歌姫MARY DAVISをフィーチャーした鬼メロウな7.All tha time、スペーシーなキーボードに哀愁を感じるトラックに男性Vo.&コーラスがバッチリきまった16.Hittin' every cornerなんかは流石の出来で満足。先に期待外れと書きましたが、期待が大きかっただけちょっと物足りなかったといった方がいいかもしれません。これだけ聴かせるアルバムもそうないのでやはりTRIPLE-Cは凄いなって気もします。とりあえず今までのアルバムが気に入った方なら聴いて損はないと思います。(04/12/18) |
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TRU /Who's da killer?(1993) |
MASTER P,SILK,C-MURDER,KING GEORGE,BIG ED,CHALLI-G,MILK MANの7人からなるオリジナルTRU(THE REAL UNTOUCHABLES)のアルバムWho's da killer?。CDには93年との表示があるので、NO LIMITの初期盤の再発盤でしょう。初期のNO LIMITは大好きで何枚か持っているんですが、このアルバムの存在は知らないですね。内容は時代が時代だけにチープなビートが目立つかなりイナタイ作りです。それでも8分近くに及ぶ怪しげなタイトル曲の1、古いSOULをサンプルした3.Neighborhood dopemanも良いですが、ベストトラックはタイトなビートに哀愁溢れるシンセ&ピアノが最高な9.Ghetto is a trapです。この曲は間違いなくSKI&CMTのプロデュースでしょう!他曲と全然完成度が違います。やっぱりSKI&CMTは最高ですね!(EA-SKI/Ski&Cmtというアルバムがあると聞いたんですが、知っている方教えて下さい!)(03/01/19) |
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TRU/True(1995) |
MASTER P、SILK 、C-MURDER、KING GEORGE、BIG ED等からなるTRUが95年にリリースしたアルバム。まだウエストコーストにいる時にリリースしたアルバムなので現在の音とはかなり違ってます。断然この時期が良いですね!もの哀しい2.Last dance、SKI&CMT作の7.Watch your ass、かなりノリがいい10.Anything goes、スペーシーな15.TRU playaz、粘着性のあるファンキービートにもの哀しい上物が絡む18.Keep it jumping、ハートウォーミングな19.Keep it all goodは良い出来です。決して傑作ではないですが、聴いて損はないアルバムです。(03/01/16) |
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TRU /Tru 2 Da Game (1997) |
MASTER P、C-MURDER、SILKK THE SHOCKERのTRU(THE REAL UNTOUCHABLES)が97年にリリースした4th(?)アルバム。他にもメンバーがいたけど、このアルバムではこの3名がメイン。2枚組でDISC1では、CRAIG B&KLCプロデュースでMIA XとMO B. DICKが参加したROCKWELL/Somebody's Watching Meネタの3. I Always Feel Like、KLC&MO B. DICKが手掛けたCAMEO/Candyネタの5. I Got Candy、K-LOUプロデュースのウエストコースト流メロウ・グルーヴが最高な6. Ghetto Thang、CRAIG Bが手掛けたSEALS&CROFT/Summer Breeze使いの哀愁溢れる9. Smoking Green、DJ DARYLによるダーク・ファンク12. Ghetto Cheeze、ピーヒャラシンセも効いた13. Heaven 4 A Gangsta (TRU Remix)、DISC2ではK-LOUプロデュースでCAMEO/Why Have I Lost You?ネタの落ち着いた感じの1. TRU 2 Da Game、MO B. DICKが手掛けたLEVERT/(Pop, Pop, Pop, Pop) Goes My Mind使いの優しげなメロウ・チューン5. Pop Goes My 9がGOOD。収録曲の異なる再発盤もあるけど、オリジナルが良いかも。(2017/03/26) |
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TRUMP THIGHT /Phase 1:Earn yo' keep(1999) |
KOO DADD&FAT PAULからなるネブラスカ州オマハのTRUMP THIGHTが99年にリリースしたアルバム。プロデュースは、L-MAC-N、POCKET PETE、ENOCH等。G-LUV誌にも載っていたのでGフリークには割りと有名なアルバムですね。楽曲的には妖しげなMIDWESTテイスト溢れていてかなり好みなんですが、如何せんドラムが弱いんで魅力が半減… それでも愁いを帯びた6.Pimp song、G-FUNKっぽい8.We gitz it down、妖しげなファンク・トラックにAC THE BOSSをフィーチャーした11.Self-Made、静寂なトラックにTONA&CRYSTAL嬢のコーラスが絡む12.Starzz、哀愁ファンクの14.Everyday all dayには満足できました。ドラムの音にこだわらない方なら十分満足できるかもしれませんので、気になる方はチェックしてみて下さい。(05/10/28) |
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TRU PIT BULLS /Deep in tha game(2004) |
BIG SMILLEY&LOCからなるルイジアナのデュオ"TRU PIT BULLS"が04年にLO DOWN RECORDSからリリースしたアルバム。トラックもかなりチープなんですが、CD自体も紙ケースに入れられているだけというチープ極まりないマイナー丸出しなんですよこれが(笑) しかしながら、鬼切ない13.I'm a playerにはヤラれました!これ以外には、ブヨブヨ・シンセの怪しげな6.Gone off henn、80'Sっぽいメロディの11.You can never be me、哀愁系の12.Get yours get myneが気に入りました。哀愁好きな方は、13.はぜひ聴いてみて下さい!(05/05/14) |
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TURF FELLAZ /Mobb Official(2007) |
FLIP LOCとDARCCYDEからなるカンザス州ウィチタのデュオ"TURF FELLAZ"が07年にリリースしたアルバム。お目付け役がLUNI COLEONEということで、サクラメント・マナーに沿ったゴリゴリ、ドロドロ満載でかなり聴き手を限定させます。G MANEをフィーチャーしたもの哀しい2.It's Real、LUNI COLEONE、FIERCE、BIG HOLLISが参加したどこかほのぼのしたファンキー・チューン4.Thow Me Sump'n、クラップ・ビートにブヨブヨ・シンセ、スペーシーなキーボードがマッチしたメロウ・トラックにLUNI COLEONEとFIERCEをフィーチャーした7.Rollin Down The Ave、深くて暗い、もろSACって感じの12.All I Needあたりがお気に入り。万人には到底オススメできませんが、熱心なSACフリークなら聴いて損はないでしょう。(08/05/16) |
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TURK /Young&Thuggin'(2001) |
HOT BOYSのTURKが01年にリリースしたアルバム。このアルバムでのMANNIE FRESHは一体どうしたの?と思うほど冴えないです… 気になったのはLIL' WAYNEをフィーチャーした17.All night程度。どんなに駄曲が多くても、必ず2、3曲は素晴らしいものがあるとCASH MONEYには思っていたんですが、このアルバムは個人的には受けつけませんでした… あまりオススメできません。(05/11/19) |
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TURK /Penitentiary Chances (2004) |
HOT BOYSのTURKが2004年にリリースした3rdアルバム。プロデュースはKENOE、A.D.、U.P.、TURK。どことなくルーツレゲエのようなホーンが耳を惹く2. Raw & Off the Chain、KENOE参加のクライム映画のシーンのようなヒリヒリする3. Doin My Thing、もの哀しげな4. Killer、ブリブリなシンセベースが効いたダークな5. I'm a Dog、R&Bマナーの寂しげな7. Life's a Gamble、電子音と生楽器が絶妙なファンキー・ナンバー8. You Put It Together" [Remix]、KENOEをフィーチャーしたアラビアンなメロディも飛び出す10. All I Got in This World、爽やかなギターが効いた爽快メロウな11. Heartacheがお気に入り。(2020/11/07) |
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TWEEDY BIRD LOC /187 ride by(1992) |
コンプトンのTWEEDY BIRD LOCが92年にリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースはRONNIE RON、そしてBATTLECAT!このアルバムは92年作ながら好曲揃いの充実した内容です!コンプトンをディスったTIM DOGへのお礼参りでDRAMATICS/Get up and get downネタの鬼ファンキーな1.South bronx can't touch comptonからオヤGは血圧アップ(笑) 4.My dick is prejudiceはベスト・トラックでPATRICE RUSHEN/Feels so realネタのメロウ・ファンク・トラックにNINI Xをフィーチャー。フックのVo.もハマリすぎの傑作!この曲にヤラれた方も多いのでは?エレクトロ・クラシックNEWCLEUS/Jam on it使いの 5.Comin out the age、ピアノをループしたダーク・ファンクの8.A hoe is a bitch、P-FUNK系ビートに80'S FUNKネタをサンプルしたタイトル曲の10.、FUNKネタの19.You don't hear me thoughもお気に入りです。個人的に2ndよりは断然この1stを支持します。なかなか見かけないアルバムですが、見つけたら即GETして下さい!(04/06/05) |
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TWEEDY BIRD LOC /No holds barred(1994) |
コンプトンのTWEEDY BIRD LOCが94年にリリースした2ndアルバム。プロデュースはお馴染みRONNIE RON、J.STANK、DUKE-E FINGAZ等。1st同様ファンク・チューンを中心とした好内容で、ベスト・トラックはSHOの名曲Here Today Gone Tomorrowと同ネタで泣きのギターが炸裂するスロウ11.I got my strap。これはホント傑作ですよ… YOUNG SOLDIERZ/If tomorrow comesに匹敵すると思いますね。これ以外でもBAR-KAYS/Hit and runネタのフロア・チューン8.Keep on walkin'、定番PATRICE RUSHEN/Remind me使いの9.My dick is still prejudiced、ピーヒャラシンセに女性コーラスが絡んだウェッサイ・ファンクの13.C thru the bullshit、かなりノリノリな15.Y'all can't fuck with us、ネタ使いの17.Dangerous is the shitあたりがお気に入りです。1stに比べると比較的流通していると思うので見つけたらぜひ聴いて下さい!(06/03/11) |
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T.W.D.Y. /Derty work(1999) |
ANT BANKS、RAPPIN 4-TAY、CAPTAIN SAVE' EMのトリオT.W.D.Y.が99年にリリースしたアルバム。プロデュースはANT BANKS、ゲストは、TOO SHORT、E-40、SPICE 1、MAC MALL、B-LEGIT、C.J.MAC、KEAK DA SNEAK、AGERMAN、POOH-MAN、M.C.ANT、DOLLA WILL、METRO、GRIPとかなり豪華な面々。TOO SHORT&MAC MALLをフィーチャーしたBILL WITHERS/Lovely day使いのメロウ・グルーヴ11.Players Holidayが人気のアルバムですね。このネタ使いではこれがBESTでしょう!この曲以外は、かなり地味な曲が多いんですが、KEAK参加の渋すぎるファンク2.Cross Me Up、TOO SHORT&E-40をフィーチャーしたP-FUNK風の4.Pervin、OTIS&SHUGのコーラスが絡むゆったりテンポのメロウ・チューン10.Out 2 Get Me、ANT BANKSらしいズシッと重たいファンク17.Gameless Mortalsはかなり気に入っています。定番といえるアルバムなので未聴の方はぜひ。(05/11/05) |
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T.W.D.Y. /Lead The Way(2000) |
ANT BANKS、CAPTAIN SAVE'M、DOLLA WILLのトリオT.W.D.Y.が2000年にリリースしたアルバム。前作『Derty work』でメンバーだったRAPPIN 4-TAYからDOLLA WILLにメンバー変更されています。ラップはゲストの力に頼りながらも、トラックはANT BANKSらしさ溢れていて、特にTOO SHORTとVIDAL PREVOSTをフィーチャーしたLIONEL RICHIE/Love Will Find A Wayネタのメロウ・グルーヴ1.Lead The Way、ICE TとTOO SHORTが参加したヘビー・ファンク6.Shut Up、CAMEO/Flirt使いのファンク・トラックにE40、MAC SHAWN、TOO SHORTをフィーチャーした11.Game Shooters、WCとG STAKを迎えたRICK JAMES/Ghetto Life使いのファンク・チューン13.In The Ghetto、ZAPP/So Ruff、So Tuffネタの16.Cali 4 Ni Yey、E.A.SKIとの妖しげなファンク・ナンバー19.Me&Skiがお気に入りです。『Players Holiday』に匹敵する曲がないのは残念ですが、トータルでは『Derty work』より良いと思います。ファンク好きなら必聴でしょう。(08/05/24) |
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TWINZ /Conversation(1995) |
WARREN Gプロデュースによってデビューした"TWINZ"が95年にリリースしたデビューアルバム。ウェッサイ好きにはもうはや説明不要の名盤で必聴でしょう!とにかくスムーズ&メロー。G-FUNKとは何ぞや?と聞かれれば、WARREN GとこのTWINZを聴かせるのが一番。それほど完成度の高いアルバムです。2.Round & round、3.Good times、5.Jump ta thisと続くスムーズかつメロ〜なサウンドで強烈なボディブローを食らったと思ったらDENEICE WILLIAMS/Freeネタの6.Eastside LBでダウン!さらに攻勢は続き、物哀しい7.Sorry I kept you、メローな9.Journey wit me、ハートウォーミングな10.Hollywood、NEW BIRTH(あの70年代に活躍した名バンド!?)をフィーチャーした切ない13.Don't get it twisted、ラストのWARREN G&FOESUM(グレート!)参加の14.Pass it onでノックアウト... これ以後アルバムを発表していないのが不思議でならないです。最後にもう一度だけ言います。必聴!!!(03/03/16) |
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TWISTA /Kamikaze(2004) |
早口世界一TWISTAの最新アルバム。シングルSlow jamzがかなりヒットしていますね。KANYE WEST制作のこの曲はLUTHER VANDROSS/House is not a homeを45回転にしたトラックにKANYE&JAMIE FOXXをフィーチャーした必殺のメロウ・グルーヴ!新譜はあまりチェックしないですが、これにはやられました!この曲以外でもBILL WITHERSの人気曲Lovely dayを使った爽やかメロウの15.SunshineやR.KELLYプロデュース&ゲストの10.So sexy(JS嬢のお歌がセクシー!)、切ないギターにDANNY BOYの歌声がマッチした12.Snoopin'等バラエティに富んでいて聴き応え十分です。メジャーに興味のない方にもぜひ聴いてもらいたいです。(04/02/28) |
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TWISTA /The Day After (2005) |
早口世界一TWISTAが2005年にリリースしたアルバム。前作は「Slow Jam」というモンスター級の曲があったんで、このアルバムはちょっと見劣りがするかな。でも、TOXICプロデュースで、JOHNNY Pの甘い歌声がバッチリはまった甘美なスロウ3. Chocolate Fe's & Redbone、SCOTT STORCHが手掛けた少し不穏な雰囲気のする4. Get It How You Live、UNUSUAL SUSPECTS制作でREADY FOR THE WORLD/Tonightを使ったセクシーなメロウ・トラックにTREY SONGZをフィーチャーした6. Girl Tonite、タイトルどおり鼓動を感じるハーコー・チューン8. Heartbeat、THE NEPTUNESプロデュースで、JAMIE FOXとPHARRELLをフィーチャーしたジャジーな香りもするメロウ・ナンバー10. When I Get You Home(A.I.O.U.)、RODNEY JERKINSが手掛け、MARIAH CAREYをフィーチャーしたタイトルどおり哀愁溢れる11. So Lonely、SNOOP DOGGをフィーチャーした少し土っぽい香りもするファンキー・チューン12. Had To Callあたりには満足。普通に良いアルバムだと思いますね。(2011/12/12) |
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TWISTA /Adrenalin Rush 2007 (2007) |
早口世界一TWISTAが2007年にリリースしたアルバム。男性ボーカルが絡む暖色系の5. Say Say、男性ボーカルをフィーチャーした心温まるソウルフルな9. Love Rehab、勢いのあるビートが効いたファンキー・チューン10. Seven Day Hustle、R&B流儀の切ないスロウ16. Ain't No Hoes、アーシーで郷愁感のある20. Be a Hustla、攻撃的な21. Bussin' No Discussin'がGOOD。少々パンチ不足なアルバムかな。(2015/02/15) |
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TWISTED BLACK /The Life Of Tommy Burns(2005) |
テキサスの人気グループONE GUD CIDEのメンバーTWISTED BLACKが05年にリリースした2ndアルバム。渋く、男気溢れる語り口のMCで、かなり聴かせてくれます。ゴリゴリ系の1.S.W.A.C.、ネタ使いと思われるジャジーなエレピが最高なメロウ・チューン6.Push Back、映画のワンシーンのようなスリリングな7.Damn Fool、70'Sファンク臭プンプンする9.The Jungle、郷愁感溢れるメロディが胸に染み渡る14.Soldierがお気に入りです。サウス・フリークなら聴くべきアルバムでしょう。(07/06/02) |
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TWISTED BLACK /Street Fame(2007) |
TWISTED BLACKが07年にメジャーのTVTよりリリースした3rdアルバム。急増アルバムなのか、1st、2ndからの再録がほとんどです。YO GOTTIとCHYNA WHYTEをフィーチャーした悪っぽい雰囲気の1.Throw It Up、ゴリゴリ系の4.S.W.A.C.、男性コーラス絡みのメロウ・チューン7.Broke Street、哀愁系の10New Boot、オルガンをメインにしたニュークラシック風のメロウ・トラックが秀逸な11.Hustler's Prayer、ちらっと出てくるスペーシー・キーボードもアクセントになっているメロウ・グルーヴ13.Keep It Simple、70'Sファンク臭プンプンする15.It's A Jungleあたりが気に入りました。聴いて損はないアルバムだと思います。(07/06/02) |
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20-2-LIFE /Twenty-two-life(1997) |
テキサスの無骨なGラップデュオ20-2-LIFEが97年にリリースしたアルバム。このアルバムのレーベルBIGTYME RECORDSのアルバムは結構好きでよく聴いているんですが、これは曲が単調過ぎてだめですね。GANGSTA LUV誌でも評価が高かったので期待したんですが、自分には合わなかったです。4曲くらいは聴けるのはありましたが、心に響かなかったです。20-2-LIFEを聴きたいなら他のアルバムをオススメします。(03/01/10) |
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20-2-LIFE/No bond(2001) |
テキサスの無骨Gラップ・デュオ20-2-LIFEがリリースした『Inside looking out』、『Up 4 parole』、『Twenty-Two-Life』、『Confessions』、『Don't hustle, Don't eat』からセレクトされたベスト盤。クレジットは10曲ですが、実際は13曲収録されています。あまり好きではない『Twenty-Two-Life』からの曲が半数近くあるのには少しガッカリでしたが、入手が難しい初期の2枚『Inside looking out』、『Up 4 parole』の曲が聴けるのは嬉しいですね。ベスト・トラックは、LEVEL 6、TOP AUTHORITYでも使われたAVERAGE WHITE BAND/For A Love Your Ownネタの哀愁溢れる3.Playa hatasとISLEY BROTHERS/Voyage to atlantis使いの9.Inside lookin outの2曲。両曲とも大好きなネタなので間違いないです!またREMYでお馴染みのTOM BROWNE/Funkin' for jamaicaネタのファンク・トラックに男性Vo.をフィーチャーした1.Afta servin a deuce、H-TOWNらしいブルージーな哀愁トラックにRONNIE SPENCERのVo.が染み渡る7.Ghetto life、もの哀しい12.Watchin meもお気に入りです。20-2-LIFEを知りたい方には最適なアルバムです。(04/04/17) |
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2-DEF /Str-8 doin tha fool(1997) |
H-TOWNの20-2-LIFEやKLONDIKE KATらと活動する2-DEFが97年にリリースしたアルバム。ラップのみならず自らフックで歌うスタイルで決して上手くはないが味のあるボーカルを披露しています。このあたりのH-TOWN勢はハズレがないですね。傑作とはいかないまでもかなり聴かせてくれます。特にタイトなビートに哀愁溢れるピアノ&とギターが絡むトラックに20-2-LIFEとJAMのボーカルをフィーチャーした6.Tha game、哀愁スロー・トラックにPSK-13をフィーチャーした9.Real N's don't luv H'sには失禁寸前!他にもウェッサイ風味のファンク5.F*ck then haters、哀愁ファンクの8.We party、もの哀しいギターが胸を打つ11.Can i get my freak on等がお気に入りです。H-TOWN好きにはMUSTでしょう!(03/09/27) |
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UFOE THA $ /It's goin' down(1996) |
V-TOWNのデュオUFOE THA $が96年にリリースしたアルバム。派手さは無いもののツボを心得たプロダクションでなかなか聴かせる好盤に仕上がっております。特にどことなくブルージーなギターが絡むゆったりしたメロディの3.Known as biaje、シンプルなベース&キーボードがジワジワ効いてくるファンキー・チューン6.Blood bath、MIKE MOSLEYプロデュースでCAMEO/Candyネタの8.It's the dank、ベースでSTAN THE G MANが参加した女性コーラス絡みのメロウ・グルーヴ9.Ghetto summer、ノリノリなファンキー・シット12.Player shitがお気に入りです。目玉となる曲が無いのが残念ですが、長く聴ける一枚だと思います。オススメです。(06/11/23) |
| 2 HIGH /California thugin'(12)(2002) |
02年にチカーノ・ラッパー2 HIGHの人気を決定付けた"California thugin'"収録の12シングル。プロデュースはERNIE G。OHIO PLAYERSの定番ネタFunky wormをヒネリなくまんま使った曲。個人的にはなんでこんなに人気がでたんだろう?って思いましたが、その分かり易さがウケたんでしょうか。クラブDJなら持っていて損はないでしょう。(05/11/26) | |
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2 HIGH/Same(2002) | シングル"California thuggin"が人気のチカーノ・ラッパー2 HIGHが02年にリリースしたアルバム。プロデュースは大御所PROPER DOSのERNIE G。今っぽい作風のトラックが多いですが、バラエティに富んでいて聴き応え十分な好盤に仕上がっています。目玉となるのはやはりナイスビートに女性コーラスを絡めた哀愁曲5.Heaven is going through hell(h.i.g.h.)、女性Vo.をフィーチャーした哀愁溢れる8.Can't get away、切ないトラックに涙する16.If tommorow comezの3曲でしょう! 他には大好きなGANKSTA NIP/That's How it isと同ネタの15.Warzoneなんかもお気に入りです。チカーノ、WEST好きならオススメのアルバムです!(04/02/21) |
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2 LOW /Funky lil brotha(1993) |
H-TOWNのチビッコGスタラッパー"2 LOW"が93年にリリースしたデビューアルバム。プロデュースはお馴染みJOHN BIDO,N.O.JOEそしてSCARFACE。ゲストはSCARFACEとBLAC MONKSのLORD 3-2。これ意外と良いアルバムですよ(笑) RAP-A-LOTお得意のブルージー&ファンキートラック中心ですが、ピーヒャラシンセが絡むG系トラックも割と収録されています。オススメは、どことなくメローな感じのウワモノがのっかるファンキーなGrowing up ain't easy、P-FUNK系パーティーチューンのタイトル曲4.、もの哀しいピーヒャラシンセとピアノが印象的な7.Boo ya、G系王道ネタOHIO PLAYERS/Funky wormネタの10.Send ya fa mama、個人的にはドラムパターンがあまり好きではないが、メロー系のウワモノがGOODな11.Everyday thangです。RAP-A-LOTが抵抗なく聴ける方は一度試してみてください。(03/06/01) |
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UN DA CHAMBER /Gotta have my money(1998) |
SEA-TOWNことシアトルのGスタデュオUN DA CHAMBERが98年にリリースしたアルバム。プロデュースはSKILLS,FUNK DADDY,RAZOR RAY,LIL SYL。シアトルというと古くはSIR MIX-A-LOT、KID SENSATION、最近ではGANGSTA NUTT、SELF TIGHT'LD等個性あるラッパーを輩出している地域で、ベイエリアとさほど変わらない音作りなので聴きやすいアルバムが多くかなり期待していたが、EARTH,WIND&FIRE/Devotionネタの1.The beginning、ラガMCをフィーチャーした哀愁系の2.Take another hit、シンプルな打ちこみトラックに哀愁ピーヒャラシンセを絡めた14.How it used to beの他3、4曲が気に入ったくらい。期待していたFUNK DADDYの曲も×でした。悪くはないがシンプル過ぎてパッとしないアルバムというのが聴き終えた印象。素材は良いと思うのでプロデューサーを変えればもっと良くなるんじゃないでしょうか。(03/08/30) |
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2 N DA CHAMBER /Hated on(2005) |
サクラメントのデブGスタ・デュオ2 N DA CHAMBERが05年にU C IT ENT.からリリースしたアルバム。シアトルやイリノイにいも2 N DA CHAMBERってグループはいますが、内容ではこちらが段違いに良いです。ゴリゴリ系も多いがメロウ系に極上の曲収録されていて、BIG DAVE&SHAWN Cプロデュースで小気味良いビートにピアノがマッチしたメロウ・チューン4.I'm Sorry、KG&BIG DAVE制作でGUY/Piece Of My Loveに加工を施して心温まるメロウ・チューンに仕立て上げた11.Piece of My Love、MAXAMILLIONが手掛けたメロウなピアノにピーヒャラ・シンセが最高のトラックに男性Vo.をフィーチャーした12.Destiny、PLAT-E-NUMプロデュースでSPADE&PAULAが参加した陽だまり系メロウ・グルーヴ14.Shadyが素晴らしい!メロウ・フリークなら気に入ること間違いなしの逸品!(06/04/01) |
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2 OF THE CREW /Playa's Fantasy(2001) |
C-DUBBERELLIEとENUTTLEのベイエリアのデュオ"2 OF THE CREW"が01年にリリースしたアルバム。メロウ・フリークに人気のアルバムですね。SONNY"B"プロデュースで女性コーラス絡みの80'sテイストのメロウ・チューン4.Adore U、MIKE"D"制作でジャジーなメロウ・トラックにJT THE BIGGA FIGGAをフィーチャーした6.Touch Basis、ベテランAL EATONが手掛けたキーボードの音色に夢心地な8.Emotions、これもAL EATON制作でS.O.S.BAND/Weekend Girlネタの80'sメロウ9.Cheat、MIKE"D"によるまろやかなギターに耳を奪われる10.C&E Suites等メロウ曲が素晴らしい。メロウ好きなら聴いておくべきアルバムでしょう。(このアルバムを教えてくれたYMB氏に改めて感謝!)(07/05/12) |
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214 THUGZ /Act ah fool(1999) |
LIL P、BIG DANK、TICKA、MS.Pからなるテキサスの4人組214 THUGZが99年に4 DEEP等で知られるR n D RECORDSからリリースしたアルバム。この購買意欲を無くす不気味なジャケは明らかにマイナス要素ですが、中身は意外と言うか、なかなかどうして充実しています。まず耳を奪われたのはLEVEL 6、TOP AUTHORITY、20-2-LIFEにも使われた哀愁ネタAVERAGE WHITE BAND/For a love your own使いの5.Love of your own(Remix)と14.Love of your own。重たいビートに差し替わったRemixも良いですが、女性コーラス絡みのスロウなオリジナルに軍配は上がります。また定番TEDDY PENDERGRASS/Love T.K.O.ネタの11.Locked upやMASTER P/The ghetto's tryin to kill meと同じサントラ『MENACEUSOCIETY』に収録のKENYA GRUV/Top of the worldネタのトラックにアーシーなワウ・ギターを絡めた2.Mama、Summer breezeネタの10.Crooked cop、MONICA使いのトラックにComputer loveを随所に差し込んだ13.Fat sac of dankもかなり聴かせてくれます!渋めのトラックもあり、ラッパーも色々なタイプがいるので飽きずに聴きとおせると思います。だまされたと思ってぜひ聴いてみて下さい!(04/07/31) |
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213 /The hard way(2004) |
SNOOP DOGG、WARREN G、NATE DOGGからなる問答無用のスーパーグループ"213"ファン待望のフルアルバム!巷の評判が二つに分かれていたので少し不安だったのですが、聴いてみると今っぽさもキープしつつ、懐かしさの方を前面に押し出したアルバムに仕上がっていて、自分みたいなオヤGにはバッチリな内容でした。AORの名曲STEELY DAN/Black cow使いの渋すぎる4.Keep it gangsta、CMWのメンバーTHA CHILLによるジャジーな5.Run on up、心温まるトラックにNATEのVo.も最高にマッチした7.Lovely girl、KANYE WESTにしてはノーマルにEDDIE KENDRICKS/Intimate friendsをサンプルした8.Another summer(この曲聴くとSWEET SABLE/Old time's sakeを思い出しますね)、自分の結婚式にも使ったくらい大好きなEMOTIONSの瑞々しい魅力に満ちた名曲Rejoiceをまんま使った大味ながら、そこに気持ちよさがある10.Gotta find a way(LIL 1/2 DEADプロデュース!)、ハンドクラップ・ビートにソウルフルなオルガンが絶妙にマッチした18.Appreciation、MOICA/So goneのトラックを拝借した19.So flyがお気に入りです。WESTを含むG-RAPはマイナーになればなるほど注目され、メジャーは見向きもされない傾向にありますが、メジャーでも聴くべき作品はたくさんあると思います。このアルバムが聴くべきアルバムかは聴き手の感性にまかせますが、個人的には多くの方に聴いてもらいたい素晴らしいアルバムだと思います。(このアルバムに刺激を受けて415の復活!はありえないか..)(04/10/30) |
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2PAC&OUTLAWZ /Still I rise(1999) |
故2PACとそのクルーOUTLAWZ名義で99年にリリースされたアルバム。熱心な2PAC信者ではありませんが、やはりその存在感のあるフローは際立ってますね。ホントに惜しいラッパーを失ったものです…(R.I.P.) アルバムの内容はレベルにばらつきがあるものの、概ね哀愁系で占められているので、ウェッサイ初心者から中毒者までオススメできる好盤です。特にQDVプロデュースによる哀愁溢れる1.Letter to the presidentから5.As the world turnsまでの流れは圧巻!聴かせてくれます。他にも70'S SOUL風の哀愁漂う10.The good die young、NATE DOGGをフィーチャーしたQDV製作の哀愁メローの12.Teardrops and closed caskets、JOHNNY"J"によるもの哀しい14.U can be touchedがお気に入りです。MUST!な1枚といえるでしょう。(03/04/20) |
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2-TONE /Nu Breed(1993) |
(おそらく)ダラスのトリオ(ブラック1名、ラティーノ2名)2-TONEが93年に2-TONE RECORDSからリリースしたアルバム。ライターにクレジットされているMR.MABOODAとは、後期NEMESISのMABOODA? 内容は70'S系ファンキー・ネタ使いのオールド・スクールで、チカーノ・フリークよりはニュー・スクール好き向けで、ファンキーな4.Nu Breed、11.True 2 Tha Game、15.Hard Head Freestyle、ネタ使いの哀愁漂う14.Coat & Tie Occassionがお気に入りです。探して購入するほどではないですが、気になる方はどうぞ。(06/06/03) |
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UTRU /A new breed of female(1997) |
BONE THUGS-N-HARMONYのクルーである女性2人組UTRUが97年にだしたアルバムです。全体的にダークで哀愁溢れるトラックが中心で、特に物哀しい6.、LAYZIE&KRAYZIE BONEをフィーチャーし、DeBARGEの有名ネタを使った9.、ホラーチックな11.がオススメです。 |