V of GANGSTA RAP





アーティスト/タイトル レビュー
V.A.
/THE AGENCY PRESENTS A TRIBUTE TO 2PAC

なにやら怪しいレーベルから2000年にリリースされた2PACへのトリビュートアルバム。有名どころはDAZ、MC EIHT、COOLIO(クレジットはCOOLIE)くらいで残りはDON JAGUARを除いて全く知らないメンツ。内容はそれなりにそつなく出来ており、メローファンクの4.Hatin' on me(THUMP,DRAWZ PATINO,BABYGYRL,HEAVY HITTAZ)、哀愁スペーシーの5.All I wanna do(HEAVY HITTAZ,KRAZY KHROME)、哀愁メローの6.Summertime(LUCKY LUCCIANO,MC EIHT,BABY G)、トークボックス入りのウェッサイファンク8.Put in work(THUMP,KRAZY KHROME,DRAWZ,G-MACK)、スウィートな15.Can u stand the rain(LUCKY LUCCIANO,YOLAND HARRIS)が良かったです。アルバムとしてはごく普通のレベルでしたが、ホントに2PACに関係あるんでしょうか?ただの便乗商売!?(03/04/20)
V.A.
/DEMOLITION MEN Presents
Animal Planet(2006)

MOB FIGAZのHUSALAHとJACKAを中心としたMIX CD。スキットを含む全34曲収録。CHIC/Good Timesネタのブリブリ・チューン4.Do What We Do/HUSALAH&PRETTY BLACK、スペーシーな6.Just A Playa/J STALIN、80'Sネタのメロウ15.The Party Jumpin/J STALIN f/JACKA、鬼ドープなRock Out/HUSALAH、ソウルフルなメロウ・チューン31.Lately/JACKA&CELLSKIが気に入りました。MIX CDなので特にオススメしませんが、気になる方はどうぞ。(06/12/09)
V.A.
/AL D presents Unconditional luv
: A memorial to DJ SCREW(2002)

故DJ SCREWの実弟AL Dによるコンピ形式のDJ SCREWへの追悼アルバム。何年か前に話題になっていたアルバムで、これはその再発盤です。結構評判が良かったので期待していたんですが、あまりの微妙さにガッカリ・・・ 確かに80'Sテイスト(ネタ?)のメロウ・グルーヴ3.All I Wann Do (Al-D、FLEX & YUNGSTAR)と胸が締めつけられそうなくらい切ない5.Your time(WILEAN、TRAE & ROBER DAVIS SR. f/SAM PLEASANT) の2曲はかなり気に入ったんですが、残りは全く聴けませんでした。再発で安く購入できたので、それなりに満足でしたが… これより充実したアルバムはたくさんあるので、あえてオススメしません。(05/11/12)
V.A.
/Ball Ball(12)(2001)
インディアナ州のマイナー・レーベル「LAY IT DOWN RECORDS」から01年にリリースされた3曲入り12'シングル。収録曲は、A1.Ball Ball/MURDA-1,NITTIE,LIL GANGSTA,SHORT,HERON,V.S.、A2.Blood"N"Blood out/MURDA-1,KILLA-0,SHORT、A3.Shame/RAPPIN 4-TAY,SHORT,HERON,V.S.,PLAYA BOB
RAPPIN 4-TAYしか知りませんが、MURDA-1はJIVEからTOO SHORTの肝入りでデビューしたBADWAYZのメンバーでしょうか?あと、A3.のメンバーが見覚えあったので調べたところ、RAPPIN 4-TAY,V.S.,SHORT,SANG,C-BREEZY,BONE名義で以前に紹介したコンピ"LOCKDOWN"に20.Ride or dieを提供していることが分かりました。
メインのBall Ballは地元のRAPチャートで結構ヒットしたみたいですが、あまり良い出来ではないです。しかし、Blood"N"Blood outは微妙にチキチキ入ったトラックにに切ないピアノが絡む哀愁溢れる展開で大満足!ついでにShameもSPINNERSの名曲It's a shameネタのメロー・トラックにヘタウマな男性コーラスが入る好曲。意外な掘り出し物ですねこれは。(03/09/20)
V.A.
/BAY AREA PLAYAZ(1995)

95年にリリースされたベイエリア系コンピです。他のコンピと違ってアルバム未収録曲が多くて得した気になるアルバムです。ベスト・トラックはスペーシー・メロー・トラックが玉乱7.Mac&A.D.(TOTALLY INSANE)。ホント気持ちい良い最高の一品!他には、切れのいいドラムにメローなシンセが心地良い2.Can't be stopped(DELINQUENTS f/WHORIDE)、MASTER P,SILK,BIG ED,KING GEORGEの初期TRUによる哀愁系の5.1,2,3 I'm a gee(プロデュースはK-LOU!)、HITMAN f/T-LOWE,TOE THE TAGGER,MALLY MAL&RBLによる哀愁系のEverydayがGOOD!これら以外にもサグなラップがイカスGグループSTREET THUGSやLES G.によるダークなGUCEの曲も良い出来です。ウェッサイ・ファンならぜひともGETしましょう!(03/06/15)
V.A.
/BEATBOX RECORDS : Big Beat Volume One (2000)

テキサスのBEATBOX RECORDSのコンピレーション・アルバム。STREET MILITARY、KLONDIKE KAT、BAM、LEZ MONE、THE FAKKULTY等テキサスの濃い面々が所属していて、まさに主役(メジャー)を喰ういぶし銀な役者揃いの「悪役紹介」みたいなレーベルだね。NY勢に混じってWILD PITCHでも異色な存在だったSTREET MILITARYの暗く引きずり込むようなグルーヴの1.I Don't Give A Damn/STREET MILITARY、KRAFTWERK、BARRY WHITE等を使ったヘビー級ファンク2.Take Care Ya Bizness/LEZ MONE、ラップが鬼渋いBAMによる寂しげな4.A Rough Zaggin Bible/BAM、タイトなラップがイカしたファンキーな5.Wild In The City/STREET MILITARY、ビートが前面に出過ぎているのがマイナスだけど郷愁感あってメロウな9.Ghetto Baby/KLONDIKE KAT、THE ISLEY BROTHERS/Footsteps In The Darkネタのメロウな10.2 Black 2 Strong/LEZ MONE、RUN D.M.C./Rock Boxを彷彿とさせるロッキッシュなハーコー・チューン/13.Eyez Open/BAM、MC EIHTが似合いそうな重たいビーツの暗くてもの哀しい15.Lost Generation/THE FAKKULTY、サザン流儀の哀愁ナンバー16.Mindz Eye/G-RAPPがGOOD。絶対に一般受けはしないけど、一度はまると抜けれなくなりそうだね。(2012/01/08)
V.A.
/The best of black market records verse 1(1997)

泣く子も黙るサクラメント通称SAC-TOWNのドンBROTHA LYNCH HUNGを擁するBLACK MARKET RECORDSが97年にリリースした初期作品のベスト盤。MR.DOCTORによるメランコリックな4.40oz&chronic、BROTHA LYNCH HUNGのヘビーFUNKな7.Had 2 gat ya、アーシーファンクな24deep(remix)、X-RAIDEDのThat sickness(X-RAIDEDのアルバムPsycho activeで紹介済み)、アメリカでも大人気のCOLD WORLD HUSTLERSのEveryday thangのRemix(アルバム未収録)等が良い出来です。このレーベルの全てが網羅されているわけではないですが、初めて経験する方にはうってつけかと思います。でもかなりダーク路線全開なので覚悟した方がいいです。(03/01/13)
V.A./
BIZZY BONE presents Heaven'z movie(1998)

98年にBONE THUGS-N-HARMONYのメンバーBIZZY BONEがリリースしたオムニバスアルバム。参加ラッパーはBIZZYの舎弟達でボンサグのアルバムに比べるとかなりレベルダウンで、しかも暗い曲が多くて聴き通すには辛いです。しかしながら、なかなか良い曲もいくつかあり、一押しトラックはSOULネタを使ったスペーシメローな12.Nobody can stop meで、他にはもの哀しい7.Mr.Majesty、10.Demons surround me、懐かしいROCKMASTER SCOTT/The roof is on fireのフックを借用したダークな11.(The roof is)On fireです。熱心なボンサグファン向けだと思います。(03/02/01)
V.A/BREAK'EM OFF(1994) 94年にテキサス州ヒューストンのマイナーレーベル2 COLD RECORDSからリリースされたオムニバスです。全体的にマイナーG物のイナタイ雰囲気が充満しており、マニアにはたまらないアルバムですね。トラックはG-FUNKっぽいピーヒャラシンセを使ったものからサンプルメインのファンキーラップまであって結構おもしろいです。気に入ったのは、ファンキービートにオリジナルなネタ使いがカッコイイ6.Let it blow/CHASE、怪しくハードな7.Murda/ENDOJA、DRU DOWN/Can u feel meと同じネタの9.4 my g's/E.L.FUDGE、有名SOULネタを使用した11.Dry spots and puddles/SLOW TO SPEAKで、一押しトラックはTOM TOM CLUB/Genius of loveを丸々使用した(っていうかカバー?)トラックにFELONYなる女性シンガーが歌い、元O.G.STYLE(祝復活!)のラッパーORIGINAL Eが随所でラップを挟む12.Hangin' out/FELONYです。洗練される前のテキサスGラップが味わえるアルバムだと思います。(03/02/03)
V.A.
/Brown royal kingpins(2003)

01年にリリースされたチカーノ系コンピに2曲ボーナストラックを追加してFAMILIA RECORDSからリリースされた再リリース盤。プロデュースは、O.D.MとD.J.FABE。既発曲も多数含みますが、チカーノ特有の大ネタ系メロウ・チューンからファンク、ゴリゴリまでバラエティに富む内容でかなり楽しめました。特にゆる〜いファンク7.Hard head click(PHADALAZ)、もったりしたビートにピアノとギターのループが耳を惹く初期のDA BEATMINERZのようなトラックの8.50 yd dash(Z LOKEY LOC&POPS)、人気チカーノ・ラッパーMR.CAPONE-EによるTIMEX SOCIAL CLUB/Rumorsネタのメロウ・グルーヴ9.What's my name、WHODINIの定番ネタFriends使いの11.World is a ghetto(WICKED MINDS&POPS)、BATTLECATが作りそうな夏向きのメロウ・グルーヴ12.How ya like it(POPS)、80'Sネタと思われる最高に心地良いメロウ・チューン13.Everybody in it(BANDIT W.O.C)、AMBROSIAのエロ〜いセクシー・ラップにO.D.MのMary janeのコーラスもバッチリはまったまろやかなメロウ・チューン14.My main thingが気に入りました。チカーノ好きのみならずWEST COASTフリークにもオススメできる優良コンピです!(05/07/09)
V.A.
/Cali thugs be serv'n ya heat(1999)

カリフォルニアの中堅、無名ラッパーが集結した2枚組みコンピ。全30曲とかなりボリュームたっぷりで、聴き通すにはかなりの体力を要しますが、なかなか好曲収録されているのでご紹介。DISC1では、メロウ・ファンクの3.If it ain't me(OZERO)、寂しげなトラック上で女性Vo.VONITRAが歌う5.Love thief、NO FACE PHANTOM制作でナイス・ビートに郷愁を感じるメロディが耳を惹く6.Eiffel tower G's(NO FACE PHANTOM,TESZ',KEL,MAINY MOE,MAC DEN)、定番ネタTHE TIME/Gigolos get lonely tooを弾き直した8.Come out and play(JAYSTA)、聴き覚えあるベースライン(80'Sネタ?)にSURFACE/Happyをちょろっと絡ませたメロウ・チューン12.Real shit(KEY-LO,D-NUTT)、ノリノリな13.Makin money(TESZ' f/VONITRA)、有名ネタ使いのスロウR&B15.Movin on(VONITRA) が気に入りました。DISC2はちょっとダーク系が多くてイマイチでしたが、透き通るようなキーボードの音色がどこか懐かしさに浸れる4.Jack'n you(OLD E,D-NUTT,TESZ')、ファンキー・ビートにもの哀しいメロディの8.Tonight it rains(TESZ' f/NO FACE PHANTOM)、ブリブリ・シンセのファンク・トラックにスクラッチのアクセント、VONITRA嬢の歌をフィーチャーした14.Sittin on gold(MAC MALL,TESZ',RICHIE RICH,TWRIGHT)は良い出来です。これといった目玉曲が無いのは残念ですが、及第点は与えられるコンピだと思います。(05/03/26)
V.A.
/CELLBLOCK COMPILATION(1996)
CELLBLOCK RECORDSからリリースされたコンピ・アルバム。参加ラッパーはTOO SHORT,ANT BANKS,LUNIZ,RICHIE RICH,SEAGRAM,DEVIN,3×KRAZY,ASKARI-X,FATHER DOM等々ウェッサイ好きなら玉乱メンツが集結。内容も平均点はクリアしており、ベスト・トラックはベテランA.M.W.によるROY AYERS/Everybody loves the sunshine使いの哀愁てんこ盛りな4.Getting' high。男性コーラスも絡む玉乱一品です!他には哀愁ファンクの2.Expect the unexpected(MR.ILL,FM-BLUE,BAD-N-FLUENZ)と6.Flossn(FATHER DOM)、もの哀しい5.Deep shit(BAD-N-FLUENZ)、ダークな8.Keep it real(DELINQUENTS)、ファンキーな13.80 OZ.(RICHIE RICH)、メロー・ファンクの16.It's going down oakland(GANGSTA P)がGOODです。ウェッサイ好きならぜひこのコンピとVOL..2であるCELLBLOCK COMPILATION:FACE OFFを2枚セットで揃えることをオススメします。(03/07/26)
V.A.
/CELLBLOCK COMPILATION:FACE/OFF(1998)

96年のVol.1も好作だったCELLBLOCK RECORDSのコンピアルバムの続編ともいえる98年の2枚組コンピアルバム。このアルバムはマジでヤバイです!既発曲も結構含まれていますが良い曲多いです!特にDISC1は抜群ですね。TOO SHORT&E-40によるメローなイントロから始まり、MAC MALLによるメローファンクな3.One way、東のJUNIOR MAFIA f/BIGGIEの曲ながらBLACKJACKプロデュースのGなメロートラックが最高な5.Young G's perspective、TOO SHORTによるTHE CONTROLLERS/Stay使いの6.Stay with me、OTIS&SHUGがバッキングを担当したソウルフルなAm I dreaming(MC BREED)、2PAC&SPICE1によるメローな8.I can't turn back、メローファンクの9.Don't be fakin the funk(MR.ILL)等ノックアウト必至!DISC2は少し劣りますが、それでもSAN QUINNの怒渋ファンキーな3.Realy doe、タイトなビートに哀愁溢れるウワモノがGOODな8.Smooth get away(3×KRAZY)、それとR&BながらしっとりとしたスローのThank you(WANITA JACKSON)等中々聴かせてくれます。見つけたらぜひGETして下さい!(03/06/08)
V.A.
/CHUY GOMEZ presents ON HIT COMPILATION(1999)

99年にCHUY GOMEZなる男が監修した2枚組ベイエリアGラップコンピアルバム。CHUY GOMEZはANT BANKS/Big thangsで名前を見かけたことがあるが、どういった人物かは分かりません。ラジオDJでしょうか。クレジットされている面子(G-MAN STAN,SEAN-T,S.C.C.等)を見て食指がわかない人はいないんじゃないかというくらい豪華です。まずはDISC1、SPICE1,BLACK C,MOOT DITTYによるノリがいい1.Thug thang、哀愁G-FUNK2.I like to bounce/FUNK DADDYと7.How we do/CHILEE POWDAH&DON P、CISCO,YOUNG LAYによる哀愁系6.Kali soldierz、スムーズ&メローなキーボードと暗いピアノ音の対比が上手くはまった9.Killin' you softly/J-BONE、男性Vo.絡みのメローな10.All I do/YOUNG WOO、KHYAREEの舎弟FERG制作による泣きの一発12.Hatin' on me/SAY-SOあたりがお気に入りです。DISC2では、PRODEJEによるヘビーファンクの4.Migrat,adapt or die/ZOO CREW&S.C.C.、哀愁溢れる8.The rightest/FIDEL CASTRO,TONY MENDOZA,B-12、ドラマチックな曲調の9.World of jealousy/FURIOUS、大好きなSEAN-Tの完成度の高い哀愁系10.Out 2 get itが特に良かったです。これといって飛び抜けた曲は無いですが、平均点は軽くクリアしていると思うので購入して損はないと思います。(03/02/18)
V.A.
/COGNITO presents That's my mic(2005)

ベイエリアの白人ラッパーCOGNITO監修によるコンピ。参加メンバーは、TOO SHORT、C-BO、AP9、LIL' ZANE、PIZZO、918、PSD、MR.DOCTOR、K-LOU、MIKE MOSLEY等。かなり今っぽい曲が多くて、哀愁・メロウなベイ・フレイヴァを求めている方には不向きだと思いますが、個人的には結構気に入っております。ベスト・トラックは、3AMプロデュースで、女性コーラスも絡むメロウ・グルーヴの8.If You Was My Girl(LIL' ZANE)とMIKE MOSLEYが手掛けた少し怪しげな雰囲気の夕暮れ系10.I Hate 'Em(918&B-LEGIT)の2曲。特に後者は918とB-LEGITのフロウがバッチリはまっていて最高ですね!他にはSWAMPKAT制作で鐘の音が挿入されたゴリゴリ系の2.Click Clack(SAVIOR、COGNITO&D-BUCK)、MIKE MOSLEYによるファンキーなビートに琴線を刺激するメロディの6.The Way You Move(TQ)、小気味良いビートにブニュブニュ・シンセの7.Ain't Gotta Be(COGNITO)、BOOGIE BOYS/Fly girl似のビートにもの哀しげなピアノが絡む11.Ride or Die(GENOCIDE&COGNITO)が気に入りました。現在のベイエリア・シーンが好きな方ならオススメできる内容です。(05/07/16)

V.A./CONCENTRATION CAMP
:Da Holocaust(1998)

V.A./CAMP II
:The Holocaust(2004)

ルイジアナ州バトンルージュのC-LOC、YOUNG BLEED等を中心としたCONCENTRATION CAMPが98年にNO LIMIT RECORDSからリリースしたコンピ。ローカル臭溢れる内容で、聴くたびに味が出てきますね。泥臭さもプラスされた哀愁曲4.Where the Playas At(C-LOC、SILKK&MASTER P)、哀愁ピアノが耳を惹く6.Still In All(C-LOC、BOO、YOUNG BLEED)、郷愁感溢れる10.Nothin To Lose(MAX MINELLI、LEETYME&C-LOC)、情感あふれるR&Bスロウ11.Didn't Mean To Do It(LAMORRIS)、ナイス・ビートにもの哀しいメロディの12.Dog Hoes(LAY LO)がGOOD。当時のNO LIMITが好きなら聴いておくべきでしょう。(10/06/23)
※04年に『CAMP II:The Holocaust』として再発されています。収録曲は全て同じです。
V.A./DJ CRUNK MIX Presents
Crunk Da Mix Tape 2 (2005)

老舗インディ・レーベルICHIBAN RECORDSから2005年にリリースされたコンピ。クランクって謳っている割にはあまり関係ないものも収録しているあたりは流石ICHIBANといったところか(笑) どマイナーな連中の曲があったんでブックオフで250円で購入。ハードなギターが耳を惹く3. Welcome To Crunkville/REALIGY、サウスらしいファンキーさがでている5. Dirty South/MOBSTAZ COMMITTEE、暑苦しいラップが耳を惹く9. Gone Say Somethin'/BLOCKK、渋いネタ使いのファンキーな10. Tick Tock/KILO、おそらく"売る"ために収録したと思われる2PACをフィーチャーしたMC BREEDのクラシック12. Gotta Get Mine/MC BREED f/2PACが聴けたかな。色んな意味でICHIBANらしさ溢れるコンピだとは思うけど、MC BREEDや2PACを使うのはちょっと許せないかな。(2011/11/28)
V.A.
/DAMIZZA presents Where I wanna be(2000)

WEST COASTのプロデューサーDAMIZZAが監修したコンピ。WESTフリークには良く知れたコンピですね。NAUGHTY BY NATUREのKAY GEEプロデュースでTOTO/Waiting for your love使いのメロウ・グルーヴ・トラックにSHADE SHEIST、NATE DOGG、KURUPTが参加した2.Where I wanna be、ゆったり系トラックにTATUM嬢の歌が絡む5.If You Were Mine(SHADE SHEIST、TATUM TOTS、CAZ)、ラテン調のメロウR&B8.Let Me Do My Thang(DAMON SHARPE)、どことなく郷愁を感じる10.Lord What Have I Done?(KRAYZIE BONE、LAYZIE BONE、SHADE SHEIST)、WARREN G.が手掛けた派手さはないがツボを押さえたファンクの12.Bounce(SHADE SHEIST、TQ)がお気に入りです。WEST COASTフリーク、特にG-FUNK好きにオススメできるアルバムです。(05/11/12)
V.A.
/Da sak is fatt(7years in the game)(2002)

FATT SAK RECORDSなる謎のレーベルから02年にリリースされたコンピアルバム。参加メンバーはKURUPT,BIG SYKE,MAC MALL,JUVENILE,WHORIDAZ,SAN QUINN,MOBB FIGAZ等。内容的にはダークな曲が多く少し不満だが、70'S FUNK(昔トラックを作っていたときに使った事があるネタだが、曲名は忘れてしまった…)を使ったハードテイストなA2.So fast so quick/WHORIDAZ、JUVENILE、Skip、BIG SYKE&MAC MALLのマイクリレーがカッコいいダークなB1.Punk bi***、バウンシーなC2.U can go/MOBB FIGAZ、琴?の音がミステリアスなD1.We official/MAC MALL、SAN QUINN&SKYBALLERは気に入りました。ダーク系が好きな方にはオススメできます。(03/02/06)
V.A.
/DAZ DILLINGER'S TO LIVE AND DIE IN CA(2002)

(一応)DAZ名義のウェッサイ系コンピです。有名無名様々なラッパーが入り乱れていて、曲の出来にもバラツキがありますが、それほど悪くは無く、平均点はクリアしていると思います。特に気に入ったのは、哀愁系の10.Real n***az(DAZ&YOUNG RIDAH)、80'S R&B風の12.Gotta watch(ECAY UNO,CEE WEE 3&CHAG G.)、もの哀しい17.Its all on a hoe(D-MACK)と18.California livin(KAOZ THE ASSASSIN)で、ついでにDR.DRE"Bitches ain't shit"のカバー18.Bitchaz ain't shit(SKEE64,LUNI COLEONE,I-ROCC&T-NUTTY)もGOODでした。でも、"必聴!"ってものがないのが残念なところです。(03/05/18)
V.A.
/DEF SOUF RECORDS presents Soufside so real compilation(1998)

H-TOWNのDEF SOUF RECORDS監修のコンピ。H-TOWNフリークにはお馴染みのコンピで、大ネタ使いの曲が多くて人気がありますね。オールドスクール期からの定番ネタVAUGHAN MASON/Bounce,rock,skate,roll使いの1.H-Town Bounce(C-NOTE、MARIJANE、WORD)、ダンスクラシック人気曲CHERYL LYNN/Got to be realネタのノリノリな2.Souf Side So Real(WORD、GRACE、SOLO D、Z-RO)、ピーヒャラシンセ入りの怪しげな5.Mo Scrilla(D-RED、SEVEN、BOTANY BOYZ、ROWDY BONE、BREW of MASS 187)、エレクトロ調ファンク6.Nas-T Girl 2000(MARIJANE)、ISLEY BROS.使いの哀愁ナンバー7.Fallen Souljas (R.I.P. Rat)(Z-RO、WORD)、GHETTO MAFIA/Everyday thangと同ネタのメロウな9.Get Away(MS.GLO、BANDIT、LION KING)、H-TOWN流G-FUNKといった趣の13.My City(D-RED、BREW)、S.O.S.BAND/Take your timeのカバー15.Take Your Time (Do It Right)(ANGELA)、KOOL&THE GANG/Get down on it使いの16.Get Down on It(4-TREY、DAN THE DON)、ナイス・ファンクの19.Paper Chaser(SLASH、4-TREY)がお気に入りです。捨て曲も少ない誰にでもオススメできる好盤です!(05/09/03)
V.A.
/DELINQUENTS present
THE DOMINION(2001)

オークランドの中堅Gラップ・デュオDELINQUENTS監修のコンピ。元DANGEROUS CREWのFATHER DOMやFM BLUEも参加してますね。ドクロのジャケから想像できるようにダーク系のトラック中心ですが、ビートがしっかりしているので退屈しないで聴けました。ベスト・トラックはウェッサイ・ビートに80'Sテイストのメロウなウワモノが絡む7.We got it(FATHER DOM)とノリノリなメロウ・グルーヴ・トラックに男性Vo.が絡んだ11.Tha life(HARM,DELINQUENTS&B-LEGIT)の2曲。特にTha lifeは素晴らしい!メロウなWEST物が好きな方なら絶対に気に入るはず。他にはファンキーな1.Independent(DELINQUENTS&FATHER DOM)、DR.DRE/2001に影響を受けているであろうダーク系の2.Like what(DELINQUENTS&CHRIS LOCKETT)、V-DALの早口ラップが目茶苦茶イカす8.Ain't nuthin' funky(V-DAL&ASKARI X)、スパニシュギターが印象的なラテン哀愁歌10.Mamacitta(DELINQUENTS&FATHER DOM)がお気に入りです。個人的には十分満足できましたが、ダーク系が苦手な方には少しキツイかもしれません。(04/03/13)
V.A.
/Double Jeopardy(2002)

オレゴンのグループGOTMのSMURF LUCHIANO監修による2枚組みコンピ。コンピ『Guilty til proven innocent』の続編で参加メンバーは、C-BO、SUGA FREE、MESSY MARV、KOKANE、COO COO CAL、JACKA等。これといって目玉曲はないのですが、なかなか聴き応えがあり、特に渋いファンク6.Product/GOTM&MATT BLAZE、RICK ROCK制作でJIMMY SPICER/Bubble Bunchネタのナイス・ファンク7.Hotel Motel/MADD NATION&SUGA FREE(MADD NATIONのアルバムやコンピ『Konnectid Project』にも収録)、ネタ名は忘れたがメロウな9.Changes/SMURF LUCHIANO、INFAMOUS 1 MOE、D.T.DA MOUTHPIECE&LIL BONE、TONE CAPONEが手掛けた有名ネタ使いのファンク11.Doin Dirt/MR.SPENCE&ANDRETTI、ブリブリ・ファンク12.It's Gone Go/KOKANE&W KINFOLKZ、寂しげなピアノが耳を惹く15.Stop The Rain/JACKA、RISKY&PUGGY RUEが気に入りました。2枚目は4曲入りのボーナス盤ですが、特にたいした曲はないです。大々的にオススメしませんが、気になる方は聴いてみて下さい。(06/05/18)
V.A.
/Down South Mud(2002)


テキサスのGHETTO BROTHER RECORDSから02年にリリースされたコンピ。既発曲も結構多いが、なかなか聴かせてくれ、特に流麗なギターが耳を惹く郷愁メロウ1.Country Boyz/YOUNG SMITTY PROD.、CHIC/Good Timesネタの4.Do Your Thang/A-G f/BIG LU&LIL-C、寂しげな8.When We Ride/LIL KEKE、A-G、KRAZY、郷愁感溢れるエレピが最高な11.Never Forget/AL-D f/Z-RO、SPM、K-RINO、SHORTY MAC、C-NOTE&WILLEEN、CON FUNK SHUN/Love's trainネタのメロウ・トラックに故BIG MOEの歌が染み渡る14.Serious Smoke/LIL KEKE f/BIG MOE、MIKE D&DUKE、WHODINI/Friendsネタのクラシック18.SouthsideII/LIL KEKE f/8BALLがお気に入り。オススメできるコンピです。(08/03/14)
V.A.
/MESSY MARV Presents
Draped Up And Chipped Out(2006)

今やフリスコの顔となったMESSY MARVが手がけた映画のサントラ。なかなか充実したサントラで、SEAN-Tによるネタ使いの哀愁漂う2.Wakin' Em Up(MESSY MARV)、DEE DEE嬢による誰かのR&B曲をネタに使った(カバー?)6.Tell Me、BPM早めのハイパー・エレクトロ・ナンバー7.Cookies(JESSICA RABBIT)、SEAN-Tが手がけた陽だまり系メロウ14.Deep(P.S.D.)、これもSEAN-TによるR&Bチックなメロウ・チューン15.It's Good(MESSY MARV&E-40)、FACTORのアルバムにも関わっていたD.DREプロデュースによるしっとりとしたR&Bスロウ・ナンバー20.If You Ask(SELAU)、ネタ使いのファンク・チューン21.West Ride(MESSY MARV&KURUPT)がお気に入りです。MESSY MARVの好調さがイイ感じででたサントラといえるでしょう。(06/07/28)
V.A.
/THRILL DA PLAYA presents Dunks n D's

フロリダ州オーランドのベテランBASSグループ"69 BOYZ"のリーダーTHRILL DA PLAYA監修のコンピ。参加メンバーはメンフィスのTEAR THE CLUB UP THUGS、西からはDAZ DILLINGER、地元フロリダの大物LUKE etc… と幅広い面子。お気に入りは、チキチキ・ドラムに聴き覚えある(ネタ?)もの哀しいメロディ、そしてハードなギターを絡めたB.A.による2.Wax dat azz、MAILMEN f/THRILL DA PLAYAによる哀愁バウンス6.Magic man、DAZ参加の69 BOYZによるアップテンポの哀愁チューン9.Joy、STEVE IVORYの歌をフィーチャーしたTHRILL DA PLAYAによるメロウ・グルーヴ10.Don't stop get it get it、インディR&Bフリークに人気のシンガーRAaBの歌声が映える切ないトラックにTHRILL DA PLAYAがラップで援護射撃する13.Lock down、オリエンタルなウワモノが好き者には堪らない69 BOYZによるパーティー・チューン15.Summa datです。西好きにはちょっとキツイかもしれませんが、サウス・フリークなら十分満足できると思います。(05/01/22)
V.A.
/D-SHOT presents boss ballin'compilation
the best in the business(1995)

95年にリリースされたD-SHOT監修のコンピレーションアルバム。GANGSTA LUV誌でもタカコスタ嬢が大絶賛していましたが、参加メンバーもPRODIGY&HAVOK、E-40、MAC MALL、SPICE 1、C-BO、SEAN-T、DRU DOWN、RBL POSSE等ツボを押さえた人選。ベストトラックはラップではなくて1曲だけ入っているR&Bの8.Do now(EMGEE)です。トニー×3タイプの甘美なミディアムは泣けます…素晴らしいです。ラップでは(たぶん)BLACKBYRDSネタのメローな7.Weak moves(DRU DOWN)、哀愁系の13.Act like you know(A.M.W.)、FUNK DADDY製作のファンキーチューン14.Hoes be trippin(D.M.S.)、男性Vo.をフィーチャーしたDeBARGE/I like it使いのメロウな15.Still on parole(THE GOVERNOR)等がGOODです。それほど騒がれる内容ではないと思いますが、お得なアルバムですのでオススメできます。(03/01/10)
V.A.
/8BALL PRESENTS THE SLAB(2001)

01年にリリースされた8BALL監修のオムニバスアルバム。TOO SHORT、E-40、LIL KEKE等の大物も参加してますが、殆どは無名のラッパーです。内容はというと、南部系に免疫がなければかなりキツイと思います。しかし、中には良い曲もあり、ハードなトラックにフックの"Say what"のかけ声もイカした5.Keep on pimpin(8BALL,LIL MAMA,CORLINE6000)、切ないピアノが泣かせる9.All in a day(HOOD)、ラップと歌の両刀使いの女性ラッパーCL'CHE'による哀愁系の13.Like Me、そして深いベースラインがファンキーな14.Top Notch(8BALL,RALLY BOYS)はオススメできます。(03/05/04)
V.A./F.B.C.(FAMILY BIZNIZ CLIQUE)/HIGHPOWEREDCRIME COMPILATION(1995)

カリフォルニアのFRESNOを拠点とするF.B.C.(FAMILY BIZNIZ CLIQUE)が95年にリリースしたコンピ。中ジャケを見る限り白人のWHITE CHRIS、D MAC 10、GANGSTER DEE、YOUNG DRE'(同名異人!?)、N SANE等から構成されているみたいです。13曲目が14とクレジットされているので、もしかしたらチカーノ関係かもしれません。結構微妙な曲が多いですが、目が覚めるような哀愁系の良い曲がありました!それは9.Female Geeで、イントロの透き通るようなキーボードからもうメロメロ!さらにメロウなギターが絡み、そして女性Vo.もフィーチャーされているときたら... いわずもがなです。この他にも12.Circle of ballersと13曲目のインストMissin linkも哀愁溢れる好曲!哀愁・メロウ好きはFemale Geeだけでもぜひ聴いて下さい!(04/03/13)
V.A.
/MESSY MARV PRESENTS
Fillmoe Nation Vol.1(2007)

MESSY MARVが監修したコンピ『Fillmoe Nation』のボリューム1。SEAN-Tプロデュースで大好きなCHAKA KHANのクラシックWhat Cha Gonna Do For Meをまんま使った4.What U Gonna Do 4 Me/BOO&HOME WRECKAとこれもSEAN-Tが手掛けたBPM早めのメロウ・グルーヴ(80'Sネタ?)8.Call Me/CLICK CLACK GANGが抜群!他にもTRON TREEZ制作で寂しげなキーボードが耳を惹く3.Get Gutta 4 Me/GUTTA MOB、COZMOによる郷愁感溢れるトラックにREALLの歌が絶妙にマッチした7.Who Am I/CLICK CLACK GANG、SEAN-Tプロデュースで哀しげな雰囲気のトラックに早回しのコーラスが効果的に挿入された10.Thanks 4 My Childがお気に入り。哀愁・メロウ好きなら"買い"なコンピでしょう。(07/12/26)
V.A.
/FLAMIN:B-Dawgs come better(1996)

96年にリリースされたBLOODS関連のコンピ。無名のリアルGスタ・ラッパーだけのアルバムですが、メロウ&哀愁系に好曲が多くてかなり聴かせてくれます! オススメは、メロウな3.Silent type killas/RIDER BONE、アップテンポのトラックにメロウなピアノが玉乱4.YG's got big dicks/JUNE DAWG&BRAZE MAC、哀愁溢れるトラックに女性Vo.を絡めた6.Eastside hustlers/EASTSIDE PIRU、ダンスクラシックTAANA GARDNER/Heartbeat使いのファンキーな9.Heart beat of a gangsta/TIM-TEE&MANIAC、なごみ系の10.Westside YG's/BRAZE MAC&JUNE DAWGです。オススメできる好盤です。(04/06/05)
V.A.
/4080 HIPHOP MAGAZINE COMPILATIONALBUM VOL.2"Bay Luv"(1998)

G-RAPのバイブル"4080 HIPHP MAGAZINE"がコンパイルしたコンピアルバムです。既発曲も結構含まれていますが、かなりの充実コンピですねこれは。捨て曲も2,3曲と少ないうえに優れた曲が多いです。ベスト・トラックはCLEE&JOHN DOE f/MONEY B.によるMTUME/You,Me and Heネタの最高にメローなスロー13.Hennessy,You&Me!フックのコーラスもGOOD。他にはRBL POSSEによるスペーシー・メローな5.F@#k this life、LEX A.D.,COUGNUT&DRIZOによる女性Vo.が絡んだメローな12.BayLuv、SPICE1,DWAYNE WIGGINS,JT THE BIGGA FIGGA,MAC DRE,SAN QUINN等総勢17名(組)による7分にも及ぶ哀愁ファンクの15.Worldwideがお気に入りです。この他にも良い曲多数収録していますので、見つけたらぜひGETして下さい!(03/06/15)
V.A.
/CAPTAIN SAVE A HOE presents Freaky tales(2002)

02年にリリースされたWEST系コンピ。HIPHOPだけでなくR&Bも3曲収録されています。お気に入りはG-MAN STANプロデュースのR&B調スロウ・トラックに歌とラップが絡み合うLIL BIG f/FELによる3.Indo、FUNK DADDYによる渋めのファンク6.Freak's、LEVITTIの喉が冴え渡るスロウ・ジャム10.Deep deep、女性シンガーJによるメロウ・ファンク11.If it feels good、YOUNG WOOによる超有名曲12.All I do、ROB CによるメロウR&B13.Trying ta get my freak onです。個人的にはLEVITTIの曲が聴けるだけで、"買い"なアルバムですね。またSTEVIE WONDER/All I doネタのGクラシックYOUNG WOO/All I doが収録されているので、持っていない方にもお得なコンピだと思います。(05/01/22)
V.A.
/GANG TAPES The Album(2002)

かなり怪しいレーベルから02年にリリースされたウェッサイ系のオムニバスアルバム。S.C.C.、DJ QUIK、MC EIHT、OUTLAWZ等の大物も参加してます。LV&PRODEJE f/COOLIOによるソウルフルなIn The Hood、CHINO XLによる攻撃的なWhat You Got、AMG f/DJ QUIKによるメローファンクのSoak Me Baby、S.C.C.&LVのウェッサイファンクWe Gonna Ride、PHAT BOI&MC BREEDによる哀愁ファンクのHit The Floorが良かったです。殆どは既発曲みたいなんでオリジナルを持っている方には不要なアルバムかもしれません。(03/05/04)
V.A.
/Gangsta Rap (1991)

PRIORITY RECORDSから91年にリリースされたギャングスタ・ラップ系コンピ。ギャングスタって言ってるけど、ERIC B.&RAKIMやX CLANも入っているいい加減なところもあり。ほとんどが有名曲で、古くからのG-RAPフリークはもちろん知っていると思うけど、ポイントが高いのはGETO BOYSのアルバム未収録曲7. Must Be the Music。ファンキーな打ち込みトラックにSECRET WEAPON/Must Be The Musicを合わせた好曲。ラップを聴く限り、PRINCE JOHNNY Cの声が聴けるんで初期GETO BOYSのメンバーによる録音かな。WCがDJ ALLADINと組んでいたLOW PROFILEのDJ ALLADINの超絶スクラッチに悶絶する5. Aladdin's on a Rampageや91年にひっそりとアルバム『Three Men with the Power of Ten』をリリースしたGトリオKMCの鬼渋い10. Gangstersも嬉しいね。
他の収録曲
1. Eazy Street/EAZY-E
2. 100 Miles and Runnin'/N.W.A.
3. Let the Rhythm Hit 'Em/ERIC B. & RAKIM
4. You Played Yourself/ICE-T
6. Who's the Mack?/ICE CUBE
8. Raise the Flag/X CLAN
9. Ballad of a Menace/C.P.O.
(2013/11/02)
V.A.
/GOTTA-GET-IT RECORDS presents
Tha Gotta-Get-It Family(2003)

サクラメントの新興レーベルGOTTA-GET-IT RECORDSが03年にリリースしたコンピ。ゲストのKEAK DA SNEAK、GANGSTA DREに釣られて購入したのですが、正直好みの曲は少なかったです。アップテンポのファンク・トラックがナイスな2.Flava(KEAK DA SNEAK,DA-DA&RADAR)、タイトなビートに郷愁を誘うメロディの3.World wide hustlin'(GANGSTA DRE,BLACK SEASON,LO-DOWN,RADAR,G.P.THE BEAST)、ホーンが効いた哀愁ファンクの5.Only 4 hustlas(DEMON,LO-DOWN)、GEORGE CLINTON/Atomic dogネタの12.That's yo dogg(HIGHEST PAID,JAY-DEE,LO-DOWN)、ドープ・ビートに哀しげなメロディの16.Litin' it up(KEAK DA SNEAK,MARK B.,DA-DA)以外はイマイチの出来。余程のSACフリーク以外にはオススメしません。このレーベルからは、男性ラッパーHIGHEST PAIDとコンピ『Sizllin'』もリリースされているので、気になった方はチェックしてみて下さい。(05/03/26)
V.A.
/Guilty til proven innocent(2001)

オレゴンのグループGOTMのSMURF LUCHIANO監修による2枚組みコンピ。参加メンバーは、E-40、YUKMOUTH、C-BO、BROTHA LYNCH HUNG、ESHAM等の大物から誰だか分からないマイナーまで、しかも地元以外にもウエスト、ミッドウエストまでと幅広い人選。トークボックスと熱い男性Vo.入りのナイス・ファンクBall Wit Me/BOMBSQUADが人気あると思いますが、男性Vo.絡みのメロウ・ファンクMy City/KANT B CAUGHTもGOOD!他にはBIG HOLLIS制作で愁いを帯びたSicc-N-High/BBROTHA LYNCH HUNG&BALLIN ASS DAME、ANT BANKSプロデュースで、ANTらしさ溢れるファンクAll From The Eastside/KOLA,SWOOP G&HIT、80'Sネタと思われるメロウ・グルーヴPlayaz World/MR.SPENCE&SMURF LUCHIANOがお気に入りです。正直、収録曲数に比べて聴ける曲は少ないので、コンピとしてのクオリティは低いですが、Ball Wit MeとMy Cityは聴く価値あると思います。(06/05/01)
V.A.
/Heated Speeches(2001)

01年にDONE DEAL ENT.からリリースされたベイエリア・コンピ。SURFACE/Closer than friends使いの80'sメロウ・チューン15.Wash The Money/G-BOOGIEが一押し!SURFACE好きには堪りませんね〜。残念ながら、これ以外は参加メンバーの割にパッとしない内容・・・ 強いて言えば寂しげな14.Knocked Your Bitch/MESSY MARV f/COUGNUT、BATTLECATプロデュースでNEWCLEUS/Jam on itのカバー17.Jam On It/DRU DOWN、YOUNG LIFE&AD-KAPONEによるゴリゴリ・ファンク19.One Lifeあたりが気になった程度。あまりオススメはできませんが、メロウ好きなら15.Wash The Moneyは聴いて損はないでしょう。(07/06/16)
V.A.
/E.S.G.&NINO Presents
Hood Hustlin : The Mix Tape Vol.5(2006)

E.S.G.とNINOによる『Hood Hustlin』シリーズ。メロウ系に好曲があり、特にサウス・ビートに女性コーラスを配したメロウ・チューン7.Hold On/NINO,QUINT BLACK&LIL MOMMA、陽だまり系メロディの極上メロウ・グルーヴ8.Sexy Lady/NINO、LUTHER VANDROSS/Don't you know thatネタの80'sメロウ12.My B**h/NINO、80'sテイストのメロウ・グルーヴ16.F**k With Me/NINOが気に入りました。メロウ・フリークは要チェック!(07/01/20)
V.A.
/KRAZY & NINO Presents Hood Hustlin Volume9(2007)

KRAZYとNINOによる『Hood Hustlin』シリーズ。ルイジアナ、テキサス、アラバマ等のラッパーが参加しており、コテコテなサウス・ナンバー中心で、好き嫌い別れそうですが、哀愁・メロウ系に好曲があり、ネタ早回し入りのソウルフルな9.Memories/NINO、ISLEYバリの哀愁溢れるトラックが素晴らしい16.Fallin Potnas/NINO &HYMIE、浮遊感あるキーボードが心地良すぎる27.Flow(アーティスト名クレジットなし)の3曲が一押し!他にはちょいメロウな5.Flossy/J-JUCE、寂しげな8.Husle Up/DRESKI、オールドスクール・テイスト溢れるチープなトラックがイカす19.Syrup Sippin/J-JUCE & KOTTON MOUTH、ナイス・ビートに早回しのコーラスを合わせた哀愁漂う23.Believe In Me/LOW-T、もの哀しげな25.Leave Me Alone/QUINT BLACK & FAMがお気に入り。メロウ・フリークは上記3曲は要チェックです。(07/12/)
V.A.
/PASTOR TROY & NINO
Presents Hood Hustlin(2006)

アトランタのPASTOR TROYとダラスの重鎮P.K.O.のNINOによるコンピ。かなり胡散臭いレーベルからのリリースで、しかもクレジットが全くないので誰の曲だか分からないですが、聴いた限りBIG TUCK等のダラス勢が中心だと思います。いつものTROY節が堪能できるダークな2.Its Going Down、男性コーラス絡みのハートウォーミングな4.Everythings Ok、泥臭いメロウ・チューン6.Call Me Baby、涼しげなメロウ・グルーヴ(ベスト・トラック!)11.I'm A Hustler、スロウの13.Crawlin Down The Block、ドラムが強過ぎなのが残念だが、まろやかなメロウ・トラックに女性コーラスが絡む17.Hold On Smoke OnがGOOD。安ければ聴いて損はないでしょう。(07/09/07)
V.A.
/X-RAIDED Presents The Initiation(2001)

01年にリリースされたX-RAIDED監修のコンピ。プロデュースは、一部で不評だが個人的に大好きなBIG HOLLIS。ワンパターンだがBIG HOLLISらしいトラックが聴け、特にピアノが効いた悪っぽくてカッコイイ1.Rip Off The Roof/LUNI COLEONE、T-NUTTY&NOLOVE、叩きつけるビートに寂しげなメロディの6.Gangsta,Gangsta/BIG HOLLIS&FANE、夕暮れにはまりそうな哀愁ファンク7.Mash 4 Cash/X-RAIDED,KINGPEN&NOLOVE、これも叩きつけるビートに寂しげなメロディ、ブリブリ・シンセが絡んだ9.No Fear/X-RAIDED,T-NUTTY&KB、ファンク・ビートに郷愁感漂うメロディの11.Smoke N Drink/TEDDY BEAR,T-NUTTY&DRE D.がお気に入り。BIG HOLLIS好きなら聴いて損はないコンピです。(08/01/25)
V.A./Jackin' Music (1997 ?) PLAYYA 1000が所属していたオクラホマのT-NASTY RECORDSからリリースされたコンピ。リリース年の表記がないけど、ネットによると97年頃のものとのこと。ローカル臭溢れるアルバムで、なかなか楽しめるね。LUTHER VANDROSS/Don't you know thatネタの1.Intro/PLAYYA 1000、チープなドラムに妖しげなメロディが癖になる6.It's So Hard/BIG BUR-NA、MARVIN GAYE/What's Going Onをヒネリなく使った7.What's Going On/RATED X、サックスも雰囲気を引き立てる寂しげな8.Comin' Out/THA TREE、AVERAGE WHITE BAND/A Love of Your Ownを使った郷愁メロウ9.In My Pockets/PLAYYA 1000、小気味良くファンキーな10.Value/THE PIMPTATIONS、なんと、アラフォー世代には涙ちょちょぎれのCUTTING CREW/(I Just) Died In Your Arms「邦題:愛に抱かれた夜」」を恥ずかしげもなく使った13.I Just Died/JUST WILL、タイトなブレイク・ビーツに浮遊感溢れるシンセが秀逸な14.RIP/ UNKNOWN ARTIST(実際はG-SLIMMの「It's All Good」)、1.と同じトラックの15.Outro/PLAYYA 1000がGOOD。ローカル・コンピの雛型みたいなアルバムだね。(2012/08/26)
V.A.
/KARACHI(1999)

シカゴのTERRELL"SHORTIE CAPONE"HARRISが99年にリリースしたコンピ。CRUCIAL CONFLICT以外は全くの無名ラッパー&シンガーばかりです。はっきり言ってかなりレベル低いです。この程度でメジャーからリリースされるとはかなり驚きです。唯一気に入ったのが男性Vo.&コーラスをフィーチャーしたアップテンポの哀愁ナンバーの12.Thank youのみ... この曲でさえも傑作には程遠い内容なのでオススメできる要素はどこにも見当たらない始末。こういうものをメジャーからリリースするからメジャー離れの要因となるのでは...(04/06/26)
V.A.
/KEEP IT WICKED ENTERTAINMENT
"Blaze on"(1999)

テネシーのドマイナー・レーベルKEEP IT WICKED ENTERTAINMENTが99年にリリースしたコンピ。名の知れたMCはJUVENILE、BOOGIE、PISTOL、CAPITOL PUNISHMENTくらいで残りは全く分かりません… ドマイナー丸出しの超イナたい内容ですが、それがまたマニア心を擽るというか(笑) ベスト・トラックは雷のイントロから始まる鬼哀愁歌の5.Silent victim。これほどまで哀愁を感じる曲はそう滅多にありません!思わずむせび泣き… この曲を聴きたいがために購入したんで残りはもうどうでもよかったんですが(笑)、RUN D.M.C.使いの8.Ville to the N.O.、攻撃的なトラックがカッコイイ9.What I'm here foも個人的にはかなり気に入りました。万人向けではないですが、哀愁・メロウ好きな方はSilent victimだけでもぜひ聴いて下さい!(04/03/13)
V.A./
KILLA VALLEY&YOUNG DROOP
Present Lethal Weaponz(2004)

YOUNG DROOPを含むKILLA VALLEY軍団を中心としたコンピ。かなり独特な感じのするトラック中心で好き嫌い別れますが、個人的には結構好きですね。SEAN T制作のファンキー・チューン3.It'z Wartime(HOLLOW TIP f/TRIFELEN)、重たいピアノが印象的な哀愁ナンバー9.Changes(SODA POP f/YOUNG DROOP)、BIG HOLLISプロデュースで、スペーシーなキーボードにブリブリ・シンセのメロウ・チューン10.Thug World(FIERCE f/GUCE&LUNI COLEONE)、郷愁感溢れるメロウ・トラックにLEVITTIの歌もハマった12.Gotta Watch My Back(LUXURY RYDAZ f/YUKMOUTH&LEVITTI)、ミックスでG-MAN STANも関わったアップテンポの哀愁系16.Fast Livin(KOMAIN f/CELLY CEL)、GAP BAND/I don't believe you want to get up & dance(Oops!)ネタの哀愁ファンク18.Ghetto Platinum(THC f/YOUNG DROOP&SWEETY)あたりがお気に入りです。結構マニアックな内容ですが、気になる方はぜひどうぞ(07/09/20)
V.A.
/KHAYREE brings you the blackalation
(The world is yours)(1997)

甘茶GラップのカリスマKHAYREEが97年にリリースしたコンピアルバム。ジャケットで拝めるKHAYREEはずいぶん男前な上に鍛え上げられてカッコイイです!参加メンバーも旧友MAC DRE、RAY LUV、DUBEE、A.K.(懐かしい!)、BIG SYKE、JT THE BIGGA FIGGA等おやG殺しなやつら揃い。もの哀しい2.Mista mista dopeman(f/BIG SYKE)、甘茶ソウルセンスに裏打ちされた哀愁メローの3.The world is yours(f/SLEEPDANK,ALF&YOUNG DRE)、ほのぼのFUNKの5.Slow ya role(f/THE GROUP NO NAME YET)、メロートラックにRAY LUVのラップが最高な6.It's alright、ヘビービートにもの哀しいピアノがマッチした7.Elevate your game(f/JT,JABBARI,DUBEE&DOSHA)、これぞ甘茶ラップと言えるスペーシーメローな8.All we do(f/THE CONFIDENT ONE)(ベストトラック!)、ONE WAY/Cutie pieを丸々サンプルしたうえにSHIMA嬢の原曲に忠実なコーラスがナイスなノリノリFUNK9.Thangs you do(f/PROBLEM CHILD&SHIMA)、トニー×3の曲を大胆に使用した甘茶ラップの10.It's rainin'game(f/MAC DRE&FERG)、SHIMA嬢のセクシーボイスがナイスなR&B12.Ah little somethin'、ラストのA.K.ことANTHONY KINGによる感情豊かな美メロミディアムがお気に入りです。KHAYREEの魅力に溢れた快作ですのでぜひ聴いて下さい。(03/02/18)
V.A.
/KING GEORGE PRESENTS PLAYAS &
HUSTLAS(1997)

初期NO LIMITでMASTER Pの相棒だったKING GEORGE監修のコンピレーションアルバム。幅広いコネクションを利用してか西から南の一癖も二癖もあるGスタを一同に集めています。参加ラッパーは、CALLI G,CAL-LUV,CCG,D-LOC(of 415),MISSISSIPPI MAFIA,MILKMAN,20-2-LIFE,DECO D等々Gマニアにはたまらない面子。個人的にはオークランドの古株415(あのRICHIE RICHがいたグループ)のD-LOCが参加しているのには驚きました。まだ現役だったんですね。
全19曲とボリューム満点で、駄曲もありますが総じて好曲が多いです。特に80'S R&B使いのメロ〜な11.1 way to live(GANGSTA POET)、DeBARGEの名曲I like it使いの13.Welcome to the game(YOUNG JAY)、スペーシーな14.Fire up(DOESHA MACN)、哀愁溢れる16.Nutt sack(BOHN)がGOOD! Gラップ・マニアなら聴き逃がしは厳禁です!余談ですが、国内盤は19曲しか収録されていないみたいですが、内ジャケには25曲クレジットされています。US盤には残り6曲収録されているんでしょうか?知っている方教えて下さい。(03/10/11)
V.A.
/THE KONNECTID PROJECT (2000)

DJ QUIK一派のSUGA FREE、故MAUSBERG、HI-C、PLAYA HAMM、そしてKAM、XZIBIT等が参加したコンピ。このアルバムは派手さはないもののQUIK好きなら絶対に外せないアルバムで、スペーシーなキーボードが心地良い3.The Re-Birth(MAUSBERG&KAM)、切ないトラックに女性Vo.が絡むダミ声MCのG.P.をフィーチャーした4.Finally、QUIK特有のウェッサイ・ファンク12.If it ain't broke(SUGA FREE&MAUSBERG)、メロウな14.Gone(SUGA FREE)と15.Livin' in da game(MAUSBERG&SQUEEK)がオススメ。(2016/09/18)
V.A.
/THE LAWHOUSE EXPERIENCE Vol.1(1997)

97年にABOVE THE LAW等でお馴染みのLAYLAWがリリースしたウェッサイコンピです。参加メンバーはジャケットのとおりICE CUBE,ICET,W.C.,ABOVE THE LAW,LUNIZ,DRU DOWN,PHARCYDE,L.V.,RAS KASS,XZIBIT,K-DEE,COOLIO等かなり豪華!メランコリックな4.Legal paper(ICE CUBE)、ウェッサイファンクの3.Give it up(WC),7.One way in(GO MACK),14.World wide(K-DEE)、ダーク系の11.You might get stuck(ABOVE THE LAW)が気に入りました。機会があれば聴いてみるのもいいかと思います。(03/01/09)
V.A./
LAYZIE BONE presents MO THUGSV The mothership(2000)

2000年にBONE THUGS-N-HARMONYのメンバーLAYZIE BONEが監修リリースしたコンピ。この手のコンピだと親分(ボンサグ)と舎弟のレベルの差が激しくてアルバム1枚通して聴くのが辛いですが、これはなかなか聴けるアルバムです。オススメはダークかつドープな2.Seldom seen(Seldom seen f/LAYZIE BONE&TN-TEE)と3.Last laugh(FREAKY-G&EMMORTAL THUGS)、物哀しいR&Bの6.Wanna be ballers(POTION)、メランコリックなギターが印象的な7.It don't stop(KEN DAWG)、哀愁トラックに女性Vo.がCRUSADERS/Street lifeのフレーズを歌う9.This ain't livin'(LAYZIE BONE&FELECIA)、哀愁系の13.Down from the startと15.If I can go back(FLESH BONE)、物哀しい16.Everything greenです。中古で安く見つけられれば買いだと思います。(03/02/22)
V.A.
/LEGAL DOPE(1995)

95年にPRIORITYからリリースされたGスタコンピ。メジャーの力でしょうか西&南の実力派Gスタを集めています。聴き物はYOUNG MURDER SQUADによる哀愁系の6.System got me fucked、HAVOC&PRODEJEによるスペーシーメローな9.To be a G、BIG MACKによるウェサイファンクの13.Tru 2 thisあたりでしょうか。WATTS GANGSTASのヘビーファンクWanna be(remix)もなかなかGOODです。まあ、G好きにはまず間違いないコンピでしょう。見つけたら迷わずGET!(03/06/08)
V.A.
/LIFE AFTER EVOLUTION:
REALITY CHECK(1997)

97年にアトランタのALEXIA RECORDS(ディストリビュートはあの"ICHIBAN")からリリースされた2枚組コンピアルバムです。買う前はICHIBAN絡みということで不安だったんですが、内ジャケを見るとBATTLECATが23曲中9曲をプロデュースしていることが分かり、期待が一気に上昇。結論から言えばウェッサイ好きならまず間違えない充実作!特にお気に入りはDISC1では飛び切りにメローなR&B5.Closer than friends(MS.LYDIA)、ファンキーな13.Caviar(KAY CAVIE)、BATTLECATがその殆どをプロデュースしたDISC2ではVAL YOUNGをフィーチャーしたウェッサイファンクの1.Reality check(L.A.GRINDERS)、SURFACEの名曲Happyを隠し味に使ったメローな2.Mama pray for me(RUFF DOG,KING LOU,BABY-S)、これまたVAL YOUNGをフィーチャーしたメローな3.Real memories(KAY CAVIE,4D,KING LOU,PLAYA HAM,SUPREME,PEEPS GAME)、ISLEYS/Foot steps in the dark使いのメローな4.God save me(RUFF DOG,E-MAC,RUMP)、フックのDeBARGE/I like itのコーラスもはまった哀愁系の7.I like it(RUFF DOG)です。見つけたらぜひGETして下さい!(03/06/08)
V.A.
/CELLY CEL Presents
Live From The Ghetto(2001)

ベテランCELLY CEL監修によるコンピ。ベイエリア、ロス、シアトル、サクラメント、ユタ、カンザス、テキサス、オハイオ、テネシー、ジョージアから有名無名のラッパーが参加しており、明るいメロウ・グルーヴ2.Let's Get High(ALLFRUMTHAI f/BOO-KAPONE)、ONE WAY/Don't fight the feelin'ネタの7.Here Come The Stranglaz(HILLSIDE STRANGLAZ f/CELLY CEL)、ネタ名は忘れたが80'Sファンク使いの10.How Many Bitchez(RICHIE RICH、YOUNG C-MAJOR、HOGG BOSS)、G-MAN STAN制作のブンブン・ベース・ファンク14.For Da Hood(CELLY CEL)、BIG HOLLISプロデュースで、彼らしい寂しげな15.What Would You Do?(LUNI COLEONE、SKEE64、MAD DOG)がお気に入りです。目玉曲がないのは残念ですが、駄曲も少なく良いコンピだと思います。(06/09/23)
V.A.
/Lockdown(2000)

2000年にリリースされたベイエリアの中堅&無名ラッパー達のオムニバスアルバム。知っているのはTOTALLY INSANE、TABB DOE、SAN QUINN、11/5、LEVITTI、RAPPIN 4-TAYくらいで後はほとんど知りません。あまり期待していなかったですが、これがかなりの充実作なんです!バラエティに富んでいてダーク系なら1.Lockdown(TOTALLY INSANE)と18.Redrum(A.D.R.)、ウェッサイファンクでは3.Ammunition(2-11)、4.Vacate(LOUIE LOC)、6.Bomb threat(TOTALLY INSANE&2-11)、80'S R&B風メロー(これがまた絶品!)なら12.Misery(TABB DOE&REDD)と19.Ounce of game(2-11 f/LEVITTI)、他にはBLACKBYRDSの定番メローネタをサンプルした9.Bonafied factor(BIG MACK)やアッパーな哀愁トラックに早口ラッピンがヤバイ10.Havin thangz(U.N.L.V.)も最高です!絶対の自信を持ってオススメできるコンピです。(03/01/27)
V.A.
/MAC DRE PRESENTS
THE ROMPALATION(1996)

V-TOWNことVALLEJOの影のドンMAC DREが96年にリリースしたコンピ。参加メンバーもMAC MALL,JT THE BIGGA FIGGA,SEFF,SAN QUINN,MESSY MARV,PLAYA JAY TEE,DUBEE等地元の大物から若手まで幅広いです。EAZY-Eのドラム使いの3.What we do、ダークな4.Gumbo、哀愁系の5.Shady times、P系FUNKの7.Playa to playa、WHODINI/5minutes of funkを弾き直した8.Uninvited、どこか80'S FUNK風なカッコイイ10.If it ain't real、CMWも使っていた哀愁ネタANITA BAKER/Will you be mine使った12.Ghetto world、ファンキーな13.Dirty moneyと15.Where we dwell等かなり聴き応えあります!MAC DREはアルバムが多くて迷いますが、これはオススメですね。(03/01/13)
V.A.
/Masters of the game(1999)

99年にBOSS RECORDSからリリースされたWEST系コンピ。収録曲全てが既発曲で、JAY TEE&BABY BEESHの『Latino velvet』からは何故か4曲も収録されています(苦笑) お気に入りは、どんよりとした雰囲気の中にスペーシーなキーボードが光る2.West coast parlae(BROTHA LYNCH HUNG)、SILKY嬢のコーラス入りのまろやかな極上メロウ・チューン4.Gorilla milk(E-40,G-NOTE,MOSSIE,DON P.,TWICE)、SNOOP DOGG/Ain't no funまんま使いの5.535%(MAC MALL,SLEEP DANK,DUBEE).、哀愁溢れる6.Fatha figga(SNOOP DOGG&JT THE BIGGA FIGGA)、FINGAZのトークボックスをフィーチャーした80'Sネタの分かりやすいフロア・チューン10.What you do(JAY TEE&BABY BEESH f/O.D.M.)、K-LOUお得意のファンク・チューン11.Game tight(JAY TEE&BABY BEESH f/CELLY CEL)です。結論としては、コンピとしての価値は全くないが、ダラ聴きにはうってつけのコンピだと思います。(05/07/09)
V.A.
/MC BREED PRESENTS
THE THUGZ Vol.1(1999)

99年にリリースされたMC BREED監修のマイナーGスタコンピ。TOO SHORT,RICHIE RICH,ROYAL C( of HARD BOYZ)、,BOOTLEG,T-DOUBLE(of D.F.C.)の有名どころ以外は全くどこの誰だか分かりません… 内容は意外としっかりしていてファンキー・ビートにもの哀しいウワモノがのっかる3.Tricks(MC BREED,TOO SHORT,RICHIE RICH)、ナイス・ビートにスペーシーなキーボードと女性Vo.を絡めた6.Scandalous(MC BREED,D EVAN,B THOMPSON,G PIERCE,R DUCE)、SPICE1の2ndを思い起こさせるもの哀しい1.Gangsta gangsta、BREEDのデビュー・シングルにして最高傑作のAin't no future in yo' frontin'の続編No future(MC BREED,BOOTLEG)が気に入りました。それなりに楽しめますが、やはりマニア向けのコンピだと思います。(03/06/22)
V.A.
/Midwest funk Volume2(1997)

オハイオ州コロンバスのRATTI RECORDSから97年にリリースされたコンピ。コロンバスを中心に、クリーブランド、シンシナティ、デイトン、ゲーリー、シカゴ等のマイナー・ラッパーが集結していますが、知っているのはK-STONEだけで、残りは、正直全然分かりません… 曲によってバラツキがあるものの、TEDDY PENDERGRASSの定番メロウ・ネタLove T.K.O.使いのトラックにZENVIA嬢の歌が絡む1.Rest in peace(LI'L BOY WONDER&MIZZ ZENVIA)、トークボックス入りのブリブリ・ファンク2.Crazy(CATFISH)、CMW/Late nite hype等でお馴染みのANITA BAKER/Will you be mine使いのメロウな4.Everyday thang(ANT DUB)、引き裂かれるようなピアノのメロディが印象的な5.Money to burn(AKA)、ファンク・ビートにSummer madness風シンセがナイスなメロウ・ファンク6.Stretched out(NUFFY)は最高ですね!WEST COAST好きな方にもオススメできるコンピです!(05/09/03)
V.A.
/The Mob Gets Explosive
: Explosive Mode III(2006)

MESSY MARVとSAN QUINNの『Explosive Mode』にJACKAとHUSALAHが合体。プロデュースはSEAN-TとROBLO。Explosive Mode2の好調さを引き継いだ感じの内容で、特にナイス・ビートのメロウ・グルーヴ3.Lets Get Tatted Up、ソウルフルなメロウ・チューン9.1st Of The Month、スペーシーなキーボードに和風な琴(?)をあわせた11.Dopegame Cocaine、早回し系のハートウォーミングな14.Get Em、小粋なメロウ・チューン15.Let Me TalkがGOOD。メロウ・フリークなら2とあわせてGET!(07/01/27)
V.A.
/AP.9 Presents The Mob Shop(2006)

MOB FIGAZのAP.9監修によるコンピ。特に優れたコンピではないものの、AP.9好きの自分にとっては満足できるもので、特に派手なホーンが耳を惹くファンキー・チューン3.M.O.B./AP.9、HUSALAH、GONZOE、FED-X&LIL CYCO、70年代のフォーク・ロック風のもの哀しげな7.Money Getting/AP.9&FED-X、ROB-LOプロデュースでMINNIE RIPERTON/Inside My Love似のメロディにギターが絡むメロウ・チューン10.AK Spray/AP.9、寂しげな17.Lit Today/AP.9&SQUEEZE、ASSASSIN制作で女性コーラス絡みのメロウ・グルーヴ18.Shinin In Yo City/SOUTH CENTRAL CARTEL&ASSASSIN、タイトなビートに哀しげなピアノがマッチした19.Life's Insane/AP.9&DOC HOLIDAYがお気に入り。気になる方はチェックしてみて下さい。(08/03/07)
V.A.
/NATIONWIDE-INDEPENDENCE DAY(1998)

TOO SHORTが設立したSHORT RECORDSが98年にリリースした2枚組コンピアルバムです。NYのREDMANやファンク大王GEORGE CLINTON等の有名どころから地元の無名まで幅広く収録しています。様々なタイプの曲が収録されているので、なかなか楽しめる内容だと思います。お気に入りは、DISC1では粘着系ファンクトラックに女性Vo.が絡む4.Spread your love(MURDA ONE)、UGKのPIMP C&TOO SHORTによるスペーシーメローなAll about it、TOO SHORT/Cuss wordsを丸々使った12.Paper chase(AL BLOCK)、DISC2では哀愁系の6.I ain't gonna forget this(BADWAYZ f/JAMAL)、大大大好きなE-A-SKI&CMTプロデュースによる男性コーラスを絡めた哀愁溢れる9.Who loves ya(JAY-O FELONY)(ベストトラック! )、オークランドの古株FATHER DOMによるスペーシーメローな10.Same old songです。確かに駄作もありますが、聴いて損はないコンピだと思います。(03/06/08)
V.A.
/NITRO ENTERTAINMENT PRESENTS/Hustlin' pays(2000)

QUEEN LATIFAHのFLAVOR UNITにDADDY Dとして参加していた(らしい)オクラホマ出身のMR.NITROが2000年にリリースしたコンピ。参加ラッパーは全て地元のラッパーで全国レベルで有名なのは誰一人していません。内容はというとごく平均的なレベルで、可も無く不可も無くといったところ。気に入ったのはもの哀しい2.What's up nowとタイトル曲の5.、RODNEY O&JOE COOLEYのクラシックEverlasting bassを使った6.Do the damn thang、男性Vo.が絡む哀愁系トラックにダミ声ラップがイカした9.Watch ya girl、スペーシーメローな14.Dodge the sprinklesです。オクラホマならではの個性があまり感じられないのが残念なところですが、聴いて損は無いと思います。(03/05/11)
V.A.
/Off da heezzy(2002)

オクラホマ州MUSKOGEEのALL-N-RECORDSのコンピ。レーベル所属アーティストの他にQUINT BLACK、E-40、LEVITTI、KOTTONMOUTH、SNAKE、MIKE MOSLEYも参加。正直クセのあるトラックばかりで、ほとんど聴けなかったんですが、ブルージーな味わいの哀愁ナンバー4.Get up(MR.ENIGGMA&BIG CHEDDA)、メロウ・グルーヴの5.All I wanna do(E-LOC、BIG CHEDDA、HULIO)、MIKE MOSLEY制作で80'Sネタのもの哀しい7.Boss(KAINE、E-40、12-STYLE、LEVITTI)、温かみのある17.How we ride(D.P.、KAINE、ONE ONE)の4曲は良かったです。余程のマニア以外は必要ないかもしれません。(05/11/12)
V.A.
/PENTAGON(1999)

99年にリリースされたPENTAGON RECORDSのコンピ。参加メンバーはYOUNG DRE、BATTLE LOC、SEXCEE、CLUB NOUVEAU、DRU DOWN等。他のGラップ・サイトでも絶賛されていますが、その評判に違わない鬼凄皿!全編に渡って歌が挿入されていてとても聴き易いです。ベスト・トラックはメロウなアコギがたまらないトラックに女性Vo.が絡む4.I was'nt ready 2 say goodbye(この曲聴き覚えがあるのですが… 確かYUKMOUTHがラップしていたような。分かる方教えてください)と男女コーラス&ボコーダーをフィーチャーしたメロウ・グルーヴの11.Money can't buy u luv。この2曲でもうオヤGは昇天... この他にも80'SトラックにCLUB NOUVEAUが歌いまくる5.When will u cum back 2 me、EMOTIONS/Flowers使いの爽やかメロウ・トラックに女性コーラスも絡む7.By all means necessary、哀愁ファンクの12.All the wayがGOOD! 個人的にはダーク系の2.The loc coatもお気に入りです。とにかくGラップ・フリークならぜひとも聴いて欲しいアルバムです!(05/01/22)
V.A./SPICE 1 presents THE PLAYA RICH PROJECT COMPILATION(2000)

2000年にリリースされたSPICE 1監修のコンピ。映画「ブレアウィッチ・プロジェクト」をもじったタイトルから分かるように暗めのトラックが多くて気が滅入りますが、ウェッサイ・ビートに悲しげなピアノが絡んだ10.East bay anthem(3 WAY FUNK)、男性Vo.をフィーチャーしたもの哀しい12.Playaz paradise(NO GOOD)、哀愁ファンクの13.You can't tell me…(2-TON)と14.Ride 4 me(C-BO,ROD-DEE&SPICE 1)はかなり気に入りました。豪華な面子とは裏腹にそれほど良い出来ではないので興味がある方だけチェックして下さい。(04/03/13)
V.A.
/Playas Association
The Bomb Bay(1996)

96年にリリースされたベイエリアのコンピ(再発盤)。良質なベイ・ファンクが味わえる好盤で、JOHNNY Zプロデュースの郷愁感溢れるメロウ・チューン5.California Lifestyles/JAY TEE, IRONIC & BIGTIME、K-LOUが手掛けたファンク6.In A Real Way/JAY TEE & J SWEETS、STEVE DEEによるピアノが耳を惹くメロウ・ナンバー7.Tha Potion In Me/IRONIC、ピーヒャラ、ブリブリ・ファンクの8.Day 2 Day Basis/N2DEEP、ナイス・ファンクの14.Parlayin'/N2DEEP, J SWEETS & BABY BEESHがお気に入りです。ファンク好きならオススメできるコンピです。(06/11/18)
V.A.
/POCOS PERO LOCOS/The show(2003)

『POWER 106FM』が送るチカーノ/ラティーノHIPHOPコンピ。日本におけるチカーノ人気を決定付けたアルバムですね。自分のようなチカーノ初心者にはうってつけの内容となっており、ベスト・トラックは、これ以上の哀愁は無いであろうと思われるほど素晴らしいトラックに女性コーラスを配したKNIGHTOWL/In love with a gangsta。この曲はマジで素晴らしい!即効でノックアウトされてしまいました… またDOWN f/ROSCOEによるトークボックス入りのウェッサイ・ファンク18.Fu** the system、NB RIDAZの大人気曲26.Runaway、MR.SHADOWとDAZによるダーク・ファンクの28.Sound of my heataも最高!DVDもついているのでお得な一枚といえるでしょう。チカーノ聴き始めの方にバッチリな一枚といえるでしょう!(04/04/10)
V.A.
/Poets & gangstas(年代不明)

テキサスはサンアントニオのGラップ集団P.K.O.のメンバーMAGIC MARK、NINO、KOTTON MOUTH等が監修したコンピレーションアルバム。マイナーGラップファンを惹きつけるツボを心得てますね。全編怪しいサウンド満開です!特にお気に入りなのがメランコリックな1.Poets&Gangstas(NINO/POPS/KOTTON MOUTH)、タイトなビートに怪しいシンセが被さる7.Gangsta shit(BIG GANGZTA)、かなりファンキーで怪しい9.Utmost corrupt(B.V.A.)、男性コーラス&ボーカルをフィーチャーしたメロ〜な12.In tha hood(V.S.O.P. f/KOTTON MOUTH)、もの哀しい13.No luv(CHILLY D)です。他曲も悪くはないです。全体的に暗めの曲が多いですが、飽きずに聴ける好盤です。さらにマイナーGラップにはまりたい人にはうってつけです。(03/01/10)
V.A.
/RIMSHOP presents… N.E.W.S.(1999)

99年にRIMSHOP RECORDSからリリースされたコンピ。N.E.W.S.(North,East,West,South)のタイトル通りTOO SHORT、LAYZIE BONE、UGK、LIL JON、 BEANIE SIEGEL、KEITH MURRAY、T.W.D.Y.等各地のラッパーが参加しています。このアルバム、アメリカでは、ほとんど捨て値同然で売られているんですが、かなり聴き応えある内容で、値段以上の価値があります!MIKE D&SONNY Bプロデュースによるパシャパシャしたファンク・ビートに80'Sテイストのメロディ、女性コーラスが絡む心地良いメロウ・ファンク・トラック上でTOO SHORT&LAYZIE BONEのラップが光る1.Something About Your Pimpin'、SPEARHEAD X制作でスペーシーなキーボードが耳を惹く夕暮れ系の3.Something About The Game(PAPER VIEW)、808乱れ打ちのドラムにWHODINI/Friendsをモチーフにしたと思われるメロディのトラックでLIL' JONがいつもの様にがなる5.Swing、ダークなピアノが耳を惹く6.Snitches&Bitches(Jay MAC f/MURDA ONE&SLINK CAPONE)、JAY MACが手掛けたナイス・ビートに渋いベースの通好みのファンキー・チューン7.Peep The Steelo(BEANIE SIEGEL)、エレクトロ調のノリノリ・トラック上でJAMALとKEITH MURRAYのオールドスクール風ラッピンが滅茶苦茶カッコイイ8.All My Dogs、ダークで不思議な世界を醸し出す11.Universal Sessions(NEWSENSE OF PSYCHODRAMA)、もの哀しいピアノが印象的な12.It's All About Me(G-SIDE)、タイトなビートの哀愁系13.Cash Rules(C.O.L.)等ほとんどの曲が気に入りました。各地域のHIPHOPを幅広く聴いている方にはうってつけのコンピと言えるでしょう!(05/07/09)
V.A.
/J PRINCE PRESENTS R.N.D.S.(1999)

99年にRAP-A-LOTからリリースされた豪華2枚組オムニバスアルバム。RAP-A-LOT所属アーティストからテキサスの有名無名ラッパー、ルイジアナのHOT BOYZ、メンフィスの3-6 MAFIAと幅広い人選。全27曲とボリューム満点で結構通して聴くのは辛いですが、UGKによるヘビーなWoodwheel、故DJ SCREW&SUC(SCREWED UP CLICK)によるファンキーなMind of my money、GHETTO TWINZによるアグレッシブなUs B'、故FAT PATによる女性Vo.をフィーチャーした哀愁溢れるIf U only knew、TELAによるファンキーなMo problems、マニアに人気のESG /f PIMP TYTEによるもの哀しいDo you wanna rideはお気に入りです。SOUTH初心者にはちょうどいいかもしれないです。(03/01/25)
V.A.
/SEATTLE... THE DARK SIDE(1993)

SEA-TOWNことシアトルの第一人者SIR MIX-A-LOTが監修したコンピ。全9曲と少ないですが、大ネタ使いの曲やメロウなR&Bも収録されていてとても聴きやすい好盤となっています。お気に入りはE-DAWGによるGAP BANDのダンスクラシックOutstanding使いの1.Drop top、KID SENSATIONによるアルバム未収録曲で定番ブレイクImpeach the presidentに定番ネタCON FUNK SHUN/By your sideをのっけたメロウな6.Flava you can taste、またまたE-DAWGによるPARLIAMENT/Flashlightネタにピーヒャラシンセを絡めたノリノリ・ウェッサイ・ファンクの7.Little locsです。肝心のSIR MIX-A-LOTは既発曲Just da pimpin' in me(アルバム『Chief boot knocka』収録)でちょっとがっかり。R&Bもイケる方ならコーラス・グループ3RD LEVELによるR.KELLY風スロウの5.Show youも気に入ると思います。中古で結構出回っていると思うので見つけたらぜひGETして下さい。(04/06/26)
V.A./Secret Of Tha West Coast Raps :
Da Ultimate Biyatch Traxxx(1997)
97年にAVEXからリリースされたJIVE関係のビャ〜ッチ曲コンピ(タカコスタ嬢の解説あり)。全て既発曲ばかりですが、ジャケのエロさと100円で売っていたので購入。1曲のみUGKで、残りは全てDANGEROUS CREWからのセレクト。BOOTSY'S RUBBER BAND/Hollywood Squaresネタの2.I'm A Player/TOO SHORT、ブリブリ・ファンクの3.Sideways/E-40 f/B-LEGIT&MAC SHON、ブヨブヨ・シンセとスペーシーなシンセが癖になるファンク4.Dime A Dozen/PLAYAZ TRYNA STRIVE、ほのぼのした5.Hurricane/THE CLICK、ヘビー・ファンクの8.Can My Nine Get Ate/B-LEGIT、メロウな11.Spinkle Me/E-40 f/SUGA-T、ANT BANKSらしさ全開のファンク12.Can I Get A Bitch/TOO SHORT f/ANT BANKSあたりはやはり良いですね。まあ、こんなコンピもでていたってことで。(08/04/18)
V.A.
/17 REASONS(1998)

GET LOWで数枚アルバムをリリースしたSAN QUINNが監修したコンピアルバム。ジャケでも分かるようにチカーノ勢とも深い交流があるみたいです。参加メンバーは、SAN QUINN,MAC DRE,B-LEGIT,MESSY MARV,GUCE,JT THE BIGGA FIGGA,SEFF THA GAFFLA,CISCO,BABY BEESH等なかなか豪華な面々。G-LUV誌でも好評価だっただけに、捨て曲も少なく安心して聴けます。私的ベストトラックはSOULネタを使用したソウルフルな16.Player in you(MESSY MARV)で次に2.Everyday thang in the bay(GUCE)、7.Black and brown(JT THE BIGGA FIGGA&LOUIE LOC)、12.Dedicated to da riches(MAC DRE&MESSY MARV)あたりが哀愁系でGOODですね。少し物足りない部分もありますが、聴いて損はないと思います。(03/06/15)
V.A.
/POETIC-1 & D-DIGGS Presents Sex, Drugs & Rap(1999)

POETIC-1とD-DIGGS監修によるコンピ。Gフリークには知られたコンピですね。既発曲も結構ありますが、かなり充実した内容です。個人的ベストはMTUME/Juicy Fruitネタのメロウ・グルーヴ15.I Like This/ANT BANKS。原曲まんま使いではなく、よりグルーヴ感をアップさせたトラック作りはさすがANT BANKS!これ以外にも80'sテイストのファンク・ナンバー6.Gunz And Money/SPICE 1、GAP BAND/Outstandingっぽいメロウ・グルーヴ10.Deep In The Game/RBL POSSE & RAPPIN 4-TAY、落ち着いたピアノの音色が心を和ませる13.These Days/ACE DEUCEもバッチリ。通して聴ける良質なコンピで誰にでもオススメできます!(07/07/07)
V.A.
/SLOWPAIN&NINO BROWN present LA RAZA KNOCKOUT HITS(2004)

チカーノの重鎮SLOWPAINとNINO BROWN監修のコンピ。チカーノらしい良い意味で大味なトラック満載で結構良かったです。ベストは、SURFACE/You are my everything使いの鬼メロウな3.Unconditional(NINO BROWN)とトークボックス入りの80'Sテイスト(ネタ?)のファンク4.Cali livin'(BIGG BANDIT)の2曲。この他にもピーヒャラシンセがイカすファンク1.Team de la hoya(SLOWPAIN&NINO BROWN)、JONNY Uの歌もナイスなヘビー・ファンク6.I do what I do(DOLL-E GIRL&JONNY U)、サイレントとスクラッチ入りのアグレッシブな12.Block 2 block(NINO BROWN)が気に入りました。ファンク好きなら十分楽しめるコンピと言えます。(05/07/09)
V.A.
/SMG PRESENTS STREET LIFE(1998)

数々のGANGSTA RAP傑作アルバムをリリースしている鬼凄レーベル"SMG(SOLAR MUSIC GROUP)"が98年にリリースした6枚組み(!)コンピレーション・アルバム。収録曲は、既発曲、未発表曲合わせて合計75曲。6枚組みとなれば意味不明のBASS曲やしょうもないPOPSみたいなものも含まれていますが、流石はSMGと唸らされる玉乱曲揃いで十分満足できました。DISC 1では、R&BネタのTakin ends/DMSともろウェッサイな哀愁系4.Ghetto baby/G-PAC、DISC 2では、女性Vo.絡みの哀愁溢れる11.Natural born killers/LES"G"とソウルフルなNo love/DEE MACK、DISC 3では、オークランドの古株FATHA DOMによるMARY JANE GIRLS/All night long似のドラムにスペーシーなキーボードを絡めた6.No mercy、DISC 4では、切ないメロディーに涙する3.Float on/BLACK WIDOW、ナイスビートの哀愁ファンク9.I hold my own/LEGEND MAN、MIDNIGHT STARの大クラシックCurious使いの鬼メロウな10.Nicest emcee/LAZ、DISC 5では、哀愁ピアノが印象的な9.Ghetto paradise/MR.APHILIYATED、DISC 6では、夕暮れ系哀愁歌8.Old school/NTO、ドラムがちょっと跳ねていて苦手だが、コーラス入りのメロウ・グルーヴ10.Come together/ST.MARKが特にお気に入りです。SMG関連ではこのコンピ以外にも良いアルバムがありますが、入門用として最適なコンピなのでオススメです。(04/01/10)
V.A
/STRICTLY FOR THE STREETS:A COMPILATION ABOUT THE GAME(1995)

95年にリリースされたベイエリア系コンピ。参加メンバーはHAVIKK,SH'KILLA,LAYLAW,CHUNK,ASSASSIN等。全体的に暗めの内容ですが、聴き所も多く、ASSASSINがプロデュースした激ファンキーな3.Hustla's conventionやP-FUNKビートにメローなウワモノがのっかる13.(Bitch)Perpin' like she's top notch、ウェッサイ・ファンクの15.Streets is how we comin'が個人的にはベストトラックで、他にはG.A.T.の"Smilin' faces"と同ネタ使用の5.1-800-Bustah、ヘビーかつダークな11.Don't fuck wit' a Gあたりも好きです。メロー系がないのが少し残念。(03/06/08)
V.A.
/SUAVE HOUSE(1997)

97年にリリースされたSUAVE HOUSEのコンピです。参加ラッパーは、8BALL&MJG、TELA、SOUTH CIRCLE、CRIME BOSS、NOLA、THE FEDZ。個人的にこの頃のSUAVE HOUSEはかなり好きで、このアルバムでもSLICSE Tプロデュースのタイトビートの哀愁トラックに男性コーラスが絡む2.Rider/TELA、CAMEO/Candyネタのメロウな5.Just like candy/8BALL&MJG、CRIME BOSS/Conflicts&confusionに収録されていたNOLAによるもの哀しい8.Life is crying、男性コーラス入りの哀愁ファンク11.Dusk til dawn/THE FEDZは堪らないですね。イマイチ人気がないと思われるSUAVE HOUSEですが、聴いて損はないと思います。(04/01/10)
VA
/Survival of the fittest(2000)

ミシシッピ州ジャクソンのMONETARY RECORDSが2000年にリリースしたコンピ。正直言って参加ラッパーは誰一人として分かりません… 内容はマイナーの域を超えるものではないですが、なかなか良い曲収録しております!XSTIANO&UNDA-ESTIMATEDによるナイス・ビートのゆったり系グルーヴ4.I know ready、RMCによるハートウォーミングなピアノの音色が耳を惹く5.Why u trippin'、RATT PAC f/RMCによる寂しげなギターが胸を打つ8.If I failは哀愁・メロウ好きならきっと気に入ることでしょう。KODによる疾走感溢れるトラックにスクラッチを絡めた10.Dog in his primeもお気に入りです。気になった方はぜひチェックして下さい!(05/01/22)
V.A.
/FRISCO STREET SHOW.COM PRESENTS:This is how we eat(2003)

フリスコの有名ショップが監修したベイエリア・コンピ。参加メンバーはDAZ、MESSY MARV、MAC DRE、B-LEGIT、KILLA TAY、4-TAY、JT THE BIGGA FIGGA等豪華な面々。正直今のベイエリアの音に違和感を感じていて、このアルバムもその違和感を取り除く事はできませんでした。ただ、大好きなBIG HOLLISによるどことなくメロウな3.Come bang with us(MESSY MARV&KEAK DA SNEAK)、一部のフリークに注目されているROB LOが手掛けた郷愁を感じるシンセにファンキーなビートを合わせた4.Fo my gangstas(HUSALAH OF THE MOB FIGAZ)、ピアノのメロディが70'S SOULを感じさせるトラックに男性Vo.をフィーチャーした19.Black jesus(MESSY MARV)はかなり気に入りましたが、残りの曲は個人的にはかなり厳しかったですね... 余程のベイエリア・フリーク以外には必要ないかも知れません。(05/01/22)
V.A.
/3-1 TIME CLIQUE MAFIA The smoke has cleared 2001 3-6 trick(2000)

メンフィスの恕マイナーレーベルから2000年にリリースされた3-1 TIME CLIQUE MAFIAのオムニバスアルバム。このアルバムはTHREE-6 MAFIAに対するディスアルバムみたいです。参加メンバーはほとんど聞いた事ない無名のやつらばかりで、知られているのはSKINYY PIMPとGANGSTA PATくらい。内容もTHREE-6 MAFIA風の暗めのやつが多くてほんとショボイですが、なぜか気になるアルバムです。(そういう感覚になるとほとんどビョーキですね…) 気に入ったのは村祭り系バウンスでサビの"ダリダリッ!"がハマる5.Dirty south/SPLIT PERSONALITY、同じくSPLIT PERSONALITYによるもの哀しい6.Dead or alive、ダークな11.Break' em down,break' em off/RIZOD ROD、ベストトラックのSKINNY PIMP,LIL DOPE&SPLIT PERSONALITYによるドープでダークな16.Paper chase(SKINNY PIMPは本格的に聴いてみたいところです)、そしてこれまたダークな17.Having thangs/MO TRAXX,1 TIME&JAY?DUBです。これだけレビューしといてなんですがサウスマニアならともかく普通のGラップファンは買う必要はないです。(03/02/08)
V.A.
/TALES FROM THE UNDERGROUND(1996)

96年にPOWER/TRIAD RECORDSからリリースされたコンピ。収録アーティストは、HARD BOYZ、SPICE 1、BLACKJACK、D.F.C.、SKANLESS、GHETTO MAFIA、M.C.BREED、GANGSTA PAT、KOOL J.C.等。派手な曲がなく、恐ろしく地味な曲ばかりですが、POWER RECORDSだから仕方ないかもしれません(笑) でも、印象的に残る良い曲がいくつかあり、D.F.C.の名曲4.Caps get peeled(f/MC EIHT)、GHETTO MAFIAによる永遠のダンス・クラシックFREEDOM/Get up&dance使いのフロア・チューン6.Pass the quart、SPICE 1の初期作品7.Keys & G's、MC BREEDの名曲Ain't no futureのリミックスでVAUGHAN MASON/Bounce,rock,skate,rollネタのファンキーな8.Ain't no future(Remix)、MARVIN GAYE/Inner city blues使いの哀愁溢れるHARD BOYZの10.Get awayが気に入りました。かなりマニアックなので、マニアの方にだけオススメします。(04/01/10)
V.A.
/THUG ANGEL:The life of an outlaw(2002)

2PACの映画『THUG ANGEL:The life of an outlaw』関連のコンピ。監修はQDV。参加メンバーはOUTLAWZ、YOUNG DRE、TECH N9NE、MAC MALL、RAY LUV、JOHNNY"J"等。QDVに惹かれて購入したのですが、これといった曲がなくてガックシ… しいて言えば哀愁溢れるギターがGOODな8.Storm interview#1、暗めの哀愁トラックの17.Ghetto lullabye/KEPLYN、HALL&OATS/Everytime you go away使いのハートウォーミングな21.Thinking of you-Tribute to 2PAC/STEPCHYLDE&JOHNNY"J"の3曲が気に入りました。よほどのファン以外には必要ないかもしれません。(04/01/10)
V.A.
/SPICE 1 presents Thug disease(2003)

SPICE 1監修のコンピ皿。参加メンバーはSPICE 1の広い人脈を生かしてKURUPT、LIL KEKE、C-BO、JUVENILE、BROTHA LYNCH HUNG、UGK等大物揃い。お気に入りは、ノリノリ・ビートにダーク系ベースがマッチした2.Pimps,players,hustlers(SPICE 1,ROSCOE,LIL J,MICALOBE)、渋めのトラックにBROTHA LYNCH HUNGのラップが光る6.Lights off(BROTHA LYNCH HUNG&BLACK CESAR)、ファンク・ビートに郷愁を感じるギター、スペーシー・キーボードを合わせた男性コーラス絡みの7.Ballin(LIL KEKE&RALLY BOYS)、TIMEX SOCIAL CLUB/Rumors似のメロディが耳を惹くノリノリな10.Double up again(KURUPT)です。全体的には微妙な曲も結構あるので、評価としてはアベレージといったところです。(05/03/26)
V.A./THUG LIFESTYLES(2001)

怪しいコンピをリリースしているACTIVATE ENTERTAINMENTから01年にリリースされたG系コンピ。収録メンバーはSNOOP、NATE DOGG、S.C.C.、OUTLAWZ、TQ、SPICE 1、JT MONEY、JAYO FELONY、CRUCIAL CONFLICT等。かなり胡散臭いレーベルですが、このアルバムはなかなか良い曲収録しています。特にSNOOP&NATE DOGGがゲスト参加したレゲエDJのPRINCE ITAL JOEによるメロウな1.No more games、MIKE DEAN制作のギターとキーボードがソウルフルで心地良い4.Cry for help(NAPOLEON)、ISLEY BROTHERS/Between the sheetsをコードを変えて弾き直したメロウな13.Money,clothes&Hoes(GRILL&JT MONEY)はかなり良い出来で大満足。既発曲も結構あるのですが、このアルバムにしか収録されていない曲もあるので要チェックです!(04/03/13)
V.A.
/THRILL DA PLAYA Presents
The Best Of Homebass Vol.1(1999)

独自のパーティ感覚を持つフロリダの69BOYZのリーダーTHRILL DA PLAYA監修によるコンピ。このコンピほとんど話題にも上がっていませんが、ノリノリからメロウ、スロウとかなり聴き応えのある好盤で、特にタイトルとは反対に陽だまり系メロウ・チューンの5.Rainy Daze/THE KNIT WITZ f/THRILL DA PLAYA&RAAB、THRILL DA PLAYA、TRICK DADDY、JT MONEYによる豪華なトリオFRATERNITYによる70'sファンク使いのアゲアゲ・ナンバー6.Bang-Bang-Bang/FRATERNITY、ビアッチ・ラッパーK-NOCKによる軽めのドラムにスペーシーなキーボードが堪らないメロウ・チューン10.Keep It Real/K-NOCK f/RAAB、93年の『You're The One』もマニアに人気なレーベルの看板シンガーRAABによるしっとりとしたスロウ・ジャム11.Layaway/RAAB、大御所LUKEを招いた80's中期の荒々しいサンプリングを思い起こさせるノリノリ・ファンキー・ナンバー12.Don't Start No Shh/69BOYZ f/LUKE、R&Bテイストのスロウ・トラックにPHOEBE嬢のコーラスが絡む15.God You Are/THRILL DA PLAYA f/PHOEBEがお気に入りです。BASS嫌いでも十分楽しめるコンピで、オススメです!(海外ではゴミみたいな値段で売られています。内容の伴わないバカ高いレア盤買うより断然こっちですよ!)(06/12/21)
V.A.
/TRIPLE C presents Underworld 805 family(1999)

CALI LIFE STYLEと並ぶチカーノHIPHOPの人気者TRIPLE C(CENTRAL COAST CLIQUE)が99年にリリースしたコンピ。かなりの大ネタ、特に80'Sダンスクラシック使いのトラックが多いアルバムですね〜。この大ネタ感は好き嫌い分かれるところですが、個人的には全然OKですね。ただスパンダー・バレエ/Trueネタの人気曲3.TrueはP.M.DAWNのイメージがこびりついていまいち好きになれないです(苦笑) マイ・ベストは、夕暮れに聴くとバッチリな哀愁系8.This one's for youと大好きなBLACKBYRDS/Mysterious vibeネタの14.World of the wickedの2曲。この他にもQUEEN/Another one bites the dust使いの1.Dangerous、80'Sネタの4.When we ride、6.Let's get downと12.Flippin' scripts、哀愁ネタの5.Twistin'、SLY&THE FAMILY STONE/(You caught)Me smilin'ネタのハートウォーミングな15.Love for the westもGOOD!80'Sのレコードを引っ張り出して聴きたくなるような爽快感に溢れたアルバムです。爽快メロウ系が好きな方はぜひGETして下さい!(04/12/18)
V.A.
/UNDER THE STREETLIGHT(2001)

トークボックスで有名なプロデューサーFINGAZZが全面プロデュースしたコンピ。トークボックスが絡んだ曲が2曲しかないのには肩すかしでしたが、それを補って余る充実した楽曲を提供しています。特に気に入ったのは男性Vo.絡みのメロウ・ファンクの2.Ain't nothin' to it but to do it(BAD AZZ,ROSCOE,EASTWOOD,LIL J,KROOK)、意外にもNYのTRIGGA THE GAMBLERを迎えたメロウ・チューンの7.Tell me why(フィーチャリングシンガーのSTEREOの歌もGOOD!) 、もの哀しいトラック上でMR.SHADOWをトークボックスで援護射撃する11.Haters、そしてFINGAZZのソロでトークボックスが唸る15.These daysです。トークボックス・フリークにはラストのThese daysは堪らないはず。オススメの一枚です!(04/06/26)
V.A.
/YUKMOUTH Presents
:United Ghettos Of America (2002)

LUNIZの片割れYUKMOUTHが02年にリリースしたアルバム。OUTLAWZ,MESSY MARV,RICHIE RICH,C-BO,MC EIHT等多数のゲストをフィーチャーしたアルバムでかなり期待して聴いたんですが… ほとんどダーク系の曲でげんなり… ダーク系でもカッコイイ18.United ghettos of america等数曲は聴けましたが、通してはかなり辛いです。オススメできません。(03/06/29)
V.A.
/YUKMOUTH Presents
:United Ghettos Of America Vol. 2

YUKMOUTHが2004年にリリースしたサントラの第2弾。クラップビートが効いたもの哀しげな3. Kalifornia G'z/CROOKED I, E-40, NATE DA NUT, YUKMOUTH、弾けるようなファンク・チューン4. We Just Wanna Thu/DIZZLE DON, N.O.R.E., YUKMOUTH、どことなくエスニック感漂う7. Spin & Chop/DRU DOWN, KIEU, NATE DA NUT, YUKMOUTH、郷愁感漂う8. Whats Beef/I-ROCC, LUNI COLEONE, MONSTA GANJAH, YUKMOUTH、RICHIE RICHの渋い声が聴けるだけで満足な11. The Side Show/C-BO, NATE, RICHIE RICH, YUKMOUTH、勢いがあってファンキーな15. Stunt 211/SILVERBACK GUERILLAZ, YUKMOUTH、緊張感を引き出すピアノのループが印象的な20. United Ghettos of America Part II/151, C-BO, DRU DOWN, EASTWOOD, ROSCOE, SPICE 1, THA REALEST, YUKMOUTHくらいしか聴けなかったな。面子は異常に豪華なんだけどな… まあ、Vol.1よりは面白かったけどね。(2013/10/09)
V.A.
/BROTHA LYNCH HUNG&TALL CANN G present Uthanizm(2004)

サクラメントの重鎮BROTHA LYNCH HUNGとTALL CANNが監修したコンピ。有名無名のSAC-TOWN G-STA集合でSACフリークには聴き応え十分な内容に仕上がっています。お気に入りは、KEAK DA SNEAK、J-BABY、COS、LYNCHによる変則的なビートにラテン・テイストの哀愁メロディ、そして女性Vo.も絡む4.On edge、JV&D-DUBBによるかなりジャジーでWEST COAST G-RAPでは比較的珍しいタイプの10.Players play、PHONK BETA&MALLY MALによるスペーシーな雰囲気の13.Shysti、CROOKWOOD、D-DUBB、ZAGG&LOKIによるスペーシーというより"清らか"という言葉がピッタリな14.Boiling point、ARKANGELSによるソウルを感じさせるオルガンとギターが印象的な17.Six feet from hell、CRIMEWATCH&LYNCHによるファンク・ビートにもの哀しいメロディの18.The watchです。決して一般受けするような『哀愁・メロウ』ではないので、万人にはオススメできませんが、SACフリークならチェックする価値は十分あると思います。(05/03/26)
V.A.
/We're All In The Same Gang ?
THE WEST COAST RAP ALL-STARS (1990)

90年にリリースされたウエストコーストのコンピ。ウエストコーストの一致団結をアピールしたコンピだけど、有名どころは1曲のみで残りは2軍、3軍の寄せ集めなのが商売上手を感じるな?。KING TEE、BODY & SOUL、DEF JEF、MICHELLE、TONE LOC、ABOVE THE LAW、ICE-T、N.W.A.、J.J. FAD、YOUNG M.C.、DIGITAL UNDERGROUND、OAKTOWN'S 3.5.7.、M.C. HAMMER、EAZY-Eの正に当時のウエストを代表するスターから構成されたTHE WEST COAST RAP ALL-STARSによるDR. DREプロデュースのJAMES BROWN/Untitled Instrumental使いの鬼渋いタイトル曲1. We're All In The Same Gangと、そのリミックスでWAR/Slippin’ Into DarknessとTHE HEADHUNTERS/God Make Me Funky使いのファンキーな 11.が白眉でしょうか。他には ISAAC HAYES/Hyperooo、CHIC/Good Timesネタのファンキーな4. Soul Sista/SOULA、ウエストコーストらしいファンクを聴かせる7. Keep Funkin' It/M.C. KRZ、FATBACK BAND/Backstrokin'使いのファンク9. Livin' In South Central L.A./SOUTH CENTRAL POSSE、ZAPP/Doo Wa Dittyネタのファンク10. Get Up And Dance/M.C. SUPERB f/D.J. PRESSUREがGOOD。(2019/03/16)
V.A.
/WEST COAST BAD BOYZ・Anotha level of the game(1994)

PRIORITYから配給される以前のNO LIMIT RECORDSから94年にリリースされたオムニバスアルバム。この時期のNO LIMITにハズレはありません!MASTER P,TRU,KING GEORGE,LIL RIC,JT THE BIGGA FIGGAを含むGET LOWクルー,RBL,DELINQUENTS,4-TAY,TOTALLY INSANE,DRE DOG,DAGEROUS DAME,RAY LUV,C-BO,EZSD(MIKE MOSELY&SAM BOSTICのデュオ)物凄いメンツです!これだけのメンツを仕切るMASTER Pはやはり只者じゃないですね。内容もモチロン鬼凄の一言。P&RBLのCAMEO/Candy使い3.Tryin to make a dollar out of 15cents、4-TAYのウェッサイFUNK5.You do your thang、DAMEの哀愁溢れる7.Another level、C-BO&Pの切ない10.Headin 4 the jack、KING GEORGEのアイズレー/Between the sheetsネタの鬼メロ〜14.Locked upが特にお気に入りです。数あるコンピ皿の中でもトップクラスの出来なので必ず聴いてください!(03/01/03)
V.A.
/WEST COAST BAD BOYZU(1997)


97年にNO LIMIT RECORDSからリリースされたコンピ『WEST COAST BAD BOYZ』続編。WESTSIDE CONNECTION、BROTHA LYNCH HUNG等かなりの大物が参加しているのですが、内容は正直良くないです... ダーク系のBangin/WESTSIDE CONNECTION、IMG/E-A-SKI、Mr.Dayton/HOMICIDE、SAC特有の暗めの哀愁曲Datz what I said/BROTHA LYNCH HUNG、オールドスクール・クラシックJIMMY SPICER/Dollar bill y'allネタのBreakin' skrill /DELINQUENTSしか聴けませんでした。大量生産期のNO LIMITを象徴するようなアルバムだと思います。これ聴くくらいなら断然VOL.1をオススメします。(04/11/06)
V.A.
/West coast bad boyz・Poppin' collars(2001)

NO LIMITから01年にリリースされた伝説的なコンピWEST COAST BAD BOYZの続編アルバム。NO LIMITがメジャーになる前にリリースされたイナタサ満点のVol.1に比べたら怪しさが減っているのは仕方ないが、それなりに満足できる内容です。一押しはP,SILKK,DAZ,WC,E-40等の豪華キャスティングにSOOPAFLY制作のウェッサイファンクがカッコいい1.Pop rockin' itと映画MATRIXを思わせる近未来的なファンクトラックが最高な8.The matrix(そのままですね...)/ROSCOE&BAD AZZです。他にはE-40のフリーキーなラップがナイスな3.Sick、ファンキーな9.Hater-aid/JAKE MOVEZ&WALTER GOLDSTEINも中々の出来。ラストのBROTHA LYNCH HUNGの曲はなんと甘茶王のKHAYREEがプロデュース。しかしながらBROTHA LYNCH HUNGに合わせたかのような暗い曲でガックシ... 全体的に見れば平均的なアルバムだと思います。(03/02/03)
V.A.
/West Coast Ballin Vol.1(2003)

ベイエリア周辺の有名無名ラッパーによるコンピ。これといった目玉曲はないのですが、なかなか聴かせてくれ、男性コーラス入りの小気味良い3.On My Way/LIL SPADE、ファンク・ビートに暗めの哀愁メロディの4.Ghetto Has No Face/VITANI、BIG HOLLIS制作の切ない7.Comrades/SKANLESS&BIG HOLLIS、Atomic Dogのビートを使ったダーク・ファンク8.It's On/DEVIOUS、MAD DOG&X-RAIDED、ファンク・ビートにスペーシーなキーボードが絡む11.Crooked Path/G-SQUABLER、ホイッスル入りのファンク・チューン17.West Coast/JOKER、LIL SPADE&CHRONICがお気に入りです。安ければチェックして損はないでしょう。(06/11/01)
V.A.
/WEST COAST RAP VOL.1(1997)

97年にドルフィンからリリースされた西のチカーノ系HIPHOPコンピアルバムです。FROST,S.C.C.,BROWNSIDE等のメジャーから初めて聞くマイナーMCまで全15人(組)参加。全16曲と結構多いですが、チカーノ系特有の甘く切ない感じの好曲が多いので、あっという間に聴き終える事が出来ます。特にZAPPの大ネタBe alrightモロ使い(というかカバー!?)の1.Be alright(BOBBY{D.T.T.X.}of LIGHTER SHADE OF BROWN)、フックの男性コーラスがGOODな哀愁溢れる2.Good,good feeling(ALT&SLOW PAIN)、I.B.S.なるグループの哀愁ファンク3.Pass da zig zag、スウィートな男性コーラスが絡む哀愁系の8.If you need a man(D-THA RUGGED ONE)、大御所S.C.C.&MS STREZによるもの哀しい9.Fucc respect、BLACK DYNASTYの名曲12.Deep east oakland(LUNIZ/I got 5 on itと同じCLUB NOUVEAU/Why you treat me so badネタ)、DR.DREチックなもの哀しい13.Smooth and easy(FROST)が玉乱です。チカーノ好きのみならずウェッサイ好きなら是非ともGETして欲しいアルバムです。(03/06/22)
V.A.
/WESTCOAST TRIPPIN':AWOL KILLA COMPILATION(1998)

サクラメントの重鎮C-BOを輩出したレーベルAWOLから98年にリリースされたコンピアルバムです。収録ラッパーはC-BO,KILLA TAY,MARVALESS,PIZZO,LUNASICC,MISSISSIPPI,LAROO,YOUNG MEEK等。土地柄かなりダークなトラック中心で聴き手を選ぶアルバムですが、P系ビートにBARRY WHITE系のもの哀しいピアノが絡む9.Ain't no tellin、フックでMO JAYなる男性シンガーが歌う哀愁系の10.4 my real folks、C-BO"Til' my casket drops"にも収録された怒渋哀愁曲14.Money by the ton(フックでのMISSISSIPPIの男臭い歌声もGOOD!)、RIC ROCプロデュースのウェッサイ・ファンク17.Monopolyあたりはオススメできます。ダーク系でも聴ける方はチャレンジしてみて下さい。(03/06/08)
V.A.
/C-BO'S West side ryders(2003)

03年にWEST COAST MAFIA RECORDSからリリースされたC-BO監修のコンピ。このレーベル特有のMOB感溢れるトラック中心ですが、見逃してはいけないのは、LO KEI&PIERCEプロデュースによるLBC流メロウ・グルーヴの10.Gangsta shit(C-BO&SWOOP G)。この曲だけアルバム内で異様に浮いていますが(笑)、マジで気持ち良過ぎる逸品です!この曲だけで十分満たされましたが、他にもBOSKOが手掛けたレア・グルーヴ使いの渋いファンキー・チューン2.Street life(C-BO,PHATS BOSSI&KILLA TAY)、MIKE MOSLEYによる寂しげなトラック上で男性Vo.が寂しげに歌う9.Smoke break、TODD BROWN制作のファンク・ビートに寂しげなメロディ、男性コーラスが絡む13.Thuggin hard(ALL AMERICAN HUSTLER,ANONIMOUS,151,MACK TRIP&DOE)、WINOプロデュースでチキチキ・ドラムの少しサウス・テイストが入った哀愁漂う16.Holla(SPADE,BUTTA PHLY&BLEU DAVINCI)もGOOD。C-BO好きじゃないと全体的には厳しいかと思いますが、メロウ・フリークならGangsta shitはぜひともチェックして下さい!(05/03/26)
V.A.
/C-BO'S West Side Ryders II(2005)

C-BO監修によるコンピ。ずば抜けたものはないものの、粒揃いの内容で、ワウ・ギターがイカしたノリノリなトラック上でMISSISSIPPIが歌いまくる2.Hang Wit A Baller/C-BO f/MISSISSIPPI、ビート感が強いながら、流麗なギターが耳を惹く5.2nite/SPADE f/5STAR、哀愁漂うトラックにトークボックスが絡む16.Keep It Movin'/C-BO f/KILLA TAY&MR.REDD DOGG、ブリブリとしたファンキー・チューン17.Watchin'/D/A RIDA OFFICIALZ、ROGER TROUTMAN JR.プロデュースの寂しげな19.Cali Girl/BIG LURCH f/TOO SHORTがお気に入りです。SAC周辺の音が好きなら聴いて損はないでしょう。(07/03/17)
VELL BAKARDY
/Genuine liqua hits(1995)

カンザスのアル中MC"VELL BAKARDY"が95年にリリースしたアルバム。DJ QUIKの兄貴分AMGも2曲に参加。AMGの参加が影響しているのか、ウェッサイ度数高めのアルバムに仕上がっています。お気に入りは哀愁ファンクの3.Playa shit、哀愁ピアノにピーヒャラシンセが玉乱7.Deep shit、AMGプロデュース及びゲスト参加したJBネタのブリブリ・ファンク10.Liqua ndustryの3曲です。捨て曲もありますが、総じて標準はクリアしていると思います。AMGの2ndと感触が似ているのでAMGが好きならオススメです。(03/07/19)
Now Printing! VELL BAKARDY
/Drink wit me(12)(1995)
95年にでたVELL BAKARDYの1stアルバムGenuine liqua hitsからの12'シングルです。カンザス出身のラッパーでGANGSTA LUV誌でGONZOSTA氏が同アルバムを大絶賛しています。A面のDrink wit meはレイドバックしたロングビーチ系のメロートラックにコミカルなラップが絡んだ曲で、B面のDrunk bitchesは西と東を足して2で割ったようなファンキートラックにゲストのAMGとのラップが乗っかったパーティFUNKです。
VICIOUS from X-MOB
/I ball like kobe(2002)

ルイジアナのGラップグループX-MOBのメンバーVICIOUSが02年にリリースしたソロアルバム。南部では結構有名なグループですね。GANGSTA LUV誌にも載ってました。今時珍しくDJ MXのイントロから始まるってのもGOODですね。物哀しいピーヒャラシンセのタイトル曲2.、バウンシーな4.Truth、ハードなギターをフィーチャーした少し古臭い6.Bottom of the boot、どこか癖になるファンキーシット8.Can't stop the hustle、BRANDY(あの人とは別人です)なる女性Vo.が参加した哀愁バウンスの11.Understandがお気に入りです。SOUTH好きならNO DOUBT!でしょう。(03/03/09)
VILLAIN
/Skanless but true(1994)

シカゴの老け顔オヤGラッパーVILLAINが94年にリリースした(多分)デビューアルバム。あまり売れなかったみたいですが、凄い男気溢れるアルバムで最高!哀愁系は14.Set trippin(jeep funk mix)しかなく、他はNWA系の攻撃的かつ重厚なトラック中心ですが、ありきたりのダ−クトラックではなく、ビート選びも抜群でハイレベルに仕上がっています。特にお気に入りはNWA系の手弾きベースがバッチリな2.Pigs in a blanket、フリーキーなループが印象的な3.Set trippin、OHIO PLAYERS/Funky worm系シンセがGな雰囲気を醸し出すファンキーな5.Clip 2 tha gat、ヘビーファンクの6.Trigga nigga、激渋ファンキーな9.16 dayz before death rowと12.This iz it cha'llです。爽やかなGラップが好きな方には絶対にオススメしませんが、MC REN系のハードなGラップが好きな方には絶対の自信を持ってオススメできます。(03/03/30)
VILLAIN
/Ghetto symphony(1996)

以前にも紹介したシカゴのオヤGスタVILLAINが96年にリリースした(多分)2ndアルバム。1stがかなり好きだったので期待して聴いたのですが、暗くて地味な曲ばかりでかなり残念な出来に… 曲単位としては、ダークな4.2 Kricialと5.Wayz等なかなかカッコイイ曲もありますがアルバムを通して聴くにはかなり辛いです。メロー&哀愁系も全く無いのでオススメできません。マニア向けです。ちなみにこのアルバムの次にリリースされた3rdアルバム"Whut tha lick iz"はこのGhetto symphonyと収録曲が全て同じで、Mind funkshunのremixが新曲として1曲追加されているに過ぎないトホホ皿なので、購入される方は要注意です。(分からずに2枚とも買ってしまいました...)(03/06/08)
V-WHITE
/Perfect Timin'(2007)

オークランドのDELINQUENTSのメンバー"V-WHITE"が07年にリリースしたアルバム。プロデュースはBIG ZEKE、E-A-SKI&CMT、ANT BANKS、LEV BERLAK、TRAXAMILLION、ゲストには、TOO SHORT、ANT BANKS、RICHIE RICH、MISTA F.A.B.、G-STACK(of DELINQUENTS)、CASUAL等とオークランドの重鎮、新鋭を集結。今時のトラックが多いながらなかなかバラエティに富んだ内容で、特にトラックはイマイチながら、CASUAL、EDDIE P.、E-A-SKI、TOO SHORT、ANT BANKS、THE NEIGHBORHOODとオークランドの新旧巧者がマイクを回す5.Oakland、THE NEIGHBORHOODをフィーチャーした近未来的なファンキー・チューン8.Good Work、探偵映画のワンシーンのようなファンキー・トラックにRICHIE RICHの渋い語り口がバッチリはまった13.Respect The Game、ナイス・ビートの16.Intermission、ALICIA WARDの歌をフィーチャーした80'sテイストのメロウ20.Mom's、QUEEN PENでお馴染みEARTH,WIND&FIRE/On your face使いと思われるゴキゲンなファンキー・トラックにMARIOの若々しい歌声も雰囲気を盛り上げる21.Summertime、これもALICIA嬢の歌をフィーチャーしたメロウ・グルーヴ26.The Girl Next Doorがお気に入り。スキットの15.DameではあのDANGEROUS DAMEがフリースタイルをカマして健在さをアピール。熱心なBAYエリア好きならきっと気に入ると思います。(08/05/09)