W of GANGSTA RAP
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WARREN G. /I want it all(1999) |
G-FUNKのパイオニアの一人WARREN G.が99年にリリースした3rdアルバム。衝撃的な1stアルバムからすると2ndはかなり物足りないアルバムで、その存在感も自分の中では徐々に薄れてきたのですが、このアルバムの素晴らしさと言ったら… メローな2.Gangsta loveを始めCOMMODORES/Painted picturesネタの4.Dollars make sense、DeBARGEの定番ネタI like it使いのタイトル曲5.、SIDE EFFECTの人気ネタPrivate world使いのJAZZY&メローな11.Dope beat、FREE SOULシーンで人気のGARY BARTZ/Music is my sanctuaryネタのハートウォーミングな14.If we give you a chance等々ほとんど全曲最高です!ウェッサイ初級者だけでなく全てのウェッサイ・フリーク必聴!!!(03/07/19) | |
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WARREN G /In the mid-nite hour(2005) |
G-FUNKのパイオニアの一人WARREN Gが昨年リリースした5thアルバム。オヤGうけするユル〜いトラックばかりで賛否両論ありましたが、個人的には全然OK。高揚感溢れるピアノが耳を惹く13.Turn It Up Loudがベスト・トラック。ソウルを感じさせますねこの曲は。素晴らしいです。他にはクラップ・ビートに重たいピアノのファンキー・トラックにMIKE JONESが参加した4.In Case Some Sh$# Go Down、NATE DOGGをフィーチャーしたシンプルなメロウ・チューン5.I Need A Light、心落ち着くタイトル曲14.、切ないスロウの15.I Like That Thereが気に入りました。普通に良いアルバムだと思います。(06/04/15) | |
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WARREN G /The G-Files (2009) |
G-FUNKのパイオニアの一人WARREN Gが2009年にリリースした6thアルバム。プロデュースは、WARREN Gに1曲のみTHX。郷愁感のあるトラックにHALLAとMR.LUCCをフィーチャーした2. West Is Back、レイドバックした4. Let's Get High (420)、落ち着いた雰囲気の6. Skate, Skate、妖しげなピーヒャラシンセが効いたトラックにRBXをフィーチャーした9. Suicide、寂しげなピアノが印象的なトラックにBLACK NICCとHALLAをフィーチャーした12. What's Wrong、柔らかなフルートの音色が和ませる13. Ringtone、RAY Jをフィーチャーした少しハイパー感もあるメロウ・ナンバー14. Crushがお気に入り。いつもどおりのWARREN Gが聴けるアルバムで安心感はありますね。(2013/04/29) | |
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WATTS GANGSTAS /The real(1995) |
WATTS出身のギャングスタ・デュオ"WATTS GANGSTAS"が95年にリリースしたアルバム。Gラップ・マニアにかなり評価の高いアルバムですね。イマイチな曲も2,3ありますが、それを補って余る好曲揃いで、ベスト・トラックは、ISLEY BROTHERS/Voyage to atlantis使いのネタに女性Vo.をフィーチャーした鬼哀愁歌10.Fuct in the game!オヤGはISLEYネタにはホント弱いです(笑) また、ヘビー・ファンクの3.Watts riders、OHIO PLAYERSネタのファンキーな7.What a nigga、哀愁ファンクの8.Stay a trueにもノックアウト必至!とにかく見つけたら即買の必聴アルバム!(04/01/17) | |
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WAY 2 REAL /38th street(1994) |
BMR誌によるとジョージア州出身と思われるMC BODIE&BAMのデュオ"WAY 2 REAL"が94年にリリースしたデビューアルバム。こいつらいったい何者でしょうか?このアルバムはマジで最高ですよ!中古屋で見かけて無視した方、もう一度店に戻って購入することをオススメします。かなりのFUNK好きと思われ、P-FUNKからOHIO PLAYERS等のネタを使ってファンキー一直線って感じの内容です。一曲目のタイトル曲からメローファンクでやられます。続く2.Southern funkも有名FUNKネタで、3.Tha butterflyと10.Tha butterfly(n da club)はFUNKADELICのOne nation under a grooveとKnee deep使い、4.Still walkinでは、ERIC B.&RAKIMネタとして有名なDENNIS EDWARDS/Don't look any furtherのベースラインが効いており、7.Gangsta walkはOHIO PLAYERS/Funky worm系のシンセがきまったFUNKとかなり聴かせます。捨て曲もありますが、全体的な流れがいいのでさらっと聴けると思います。ぜひとも探して聴いてみて下さい。ちなみに12'シングルのStill walkinは、FLOATERSの名曲Float on使いのメロ〜な一品!アルバムには未収録なのでこちらも要チェック!(03/06/01) | |
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WAY 2 REAL /Still walkin'(プロモ12)(1994) |
上で紹介したWAY 2 REALのプロモ12シングル"Still
walkin'"。 収録曲は、A1.Still walkin'(Lazy remix)、A2.Still walkin'(TV mix)、A3.Still walkin'(inst) B1.Southern funk(High density)、B2.Southern funk(Low density)、B3.Southern funk(inst) このシングルは両面使えますね〜!A面のStill walkin'(Lazy remix)はアルバムのFUNK系から打って変わって、FLOATERS/Float onを使った甘くてメロ〜な曲に変身!元ネタが大好きなんで無条件で降伏ですね。しかし、このremixをプロデュースしたのがあのHIPHOUSEで有名なDOUG LAZYとは... まだ生きていたんですね(失礼) B面のSouthern funkはTOM BROWNE/Funkin' for jamaicaネタのフロア直撃パーティーチューン!Remixはビートが少し替わっているだけでオリジナルとさほど変化はないです。でもオリジナルでも充分カッコイイです。中古屋で見つけたら即GETして下さい!(03/06/01) |
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WC AND THE MAAD CIRCLE /Curb servin'(1995) |
今やウェッサイを代表するMCの一人となったWCがWC AND THE MAAD CIRCLE名義として95年にリリースした2ndアルバム。実に武骨なアルバムです。全編ウェッサイファンクの洪水といったところでしょうか。ICE CUBE、MACK10を迎えたGEORGE DUKE/Reach for it使いの2.West up!を始めCHOCOLATE MILK/Girl callinネタの4.The one、元(?)メンバーのCOOLIOをフィーチャーした定番PARLIAMENT/Aqua boogie使いの7.In a twist、怪しげなピーヒャラシンセが唸る9.Feel me、TOM TOM CLUB/Genius of love&PARLIAMENT/Dr.funkensteinの豪華二大大ネタ使いのタイトル曲10.等のウェッサイファンクが最高です!他には哀愁系の12.Wet dreamと16.The creatorもGOODです。とりあえずウェッサイ好きなら避けては通れない名盤です!(03/0525) | |
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WC /Ghetto Heisman (2002) |
ウェストコーストのベテランWCが2002年にリリースしたアルバム。プロデュースは、BRIAN WILSON、BUCKWILD、BATTLECAT、RICK ROCK、CRAZY TOONES等。LOW PROFILE時代から好きなMCの一人で、武骨な感じが最高ですね。KOKANEのいつもどおりなVo.も最高なファンク2. Bellin、SCARFACEとタッグを組んだ渋さ100%な5. So Hard、P-FUNKテイストのトラックにCASEが歌でバックアップする6. Flirt、ICE CUBE、MACK10とのWESTSIDE CONNECTIONで攻めるヘビー・ファンク8. Walk、BUTCH CASSIDYの歌も雰囲気にマッチしたセピア色のメロウ・ナンバー9. Tears of a Killa、硬質な感じの11. Throw Ya Hood Up、 ICE CUBEとMC REN(!)をフィーチャーした漢気溢れる12. Wanna Ride、サウスのようなブルージーな16. Something 2 Live 4がお気に入り。ゲストの人選も含めてやっぱカッコ良いアルバムだね。(2013/03/14) | |
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WEBBIE /Savage life(2005) |
PIMP CのTRILL ENTERTAINMENTに所属するルイジアナ州バトンルージュのWEBBIEが05年にリリースしたソロ・アルバム。WEBBIE自身は、同郷のLIL' BOOSIEとの『Ghetto stories』と『Gangsta muzik』でデビュー済みですね。コテコテのダーティ・サウス・チューン満載で好き者には堪らないはず。ホラー映画を思い出させるピアノのループがイカす1.G-Shit、チープな打ち込みドラムに重たいウワモノのトラックにLIL' BOOSIEをフィーチャーした4.Full of Dat Shit、ファンキーなビートに暗めのブリブリ・シンセの6.Crank It Up、MANNIE FRESHプロデュースのソウルフルな10.What Is It、これもMANNIE制作及びゲスト参加で鐘の音入りのダークな14.Come Here Bitchがお気に入りです。こういう音がメイン・ストリームど真ん中なんでしょうね。以前なら苦手とした感じですが、聴き慣れたら不思議としっくりきますね(笑) 哀愁・メロウG-RAPフリークにはかなり厳しいものがありますが、サウス・フリークなら聴き逃し厳禁でしょう!(05/08/20) | |
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WEBBIE /Savage Life 2(2008) |
PIMP CのTRILL ENTERTAINMENTに所属するルイジアナ州バトンルージュのWEBBIEが08年にリリースした2ndアルバム。1stも結構好きなんですが、2ndはこれを凌ぐ好盤に仕上がっており、特にBJプロデュースで、DIANA ROSS/Missing Youネタのメロウ・トラックにLETOYA嬢の歌もバッチリ絡む12.I Miss Youが秀逸!これはメロウ好きも納得の一発でしょう。他にはMANNIE FRESH制作でYOUNG DROをフィーチャーしたSOUL度高い哀愁ナンバー4.I Know、哀しげなピアノが耳を惹くトラックにBIG HEADが参加した8.You A Trip、MOUSE ON THE TRACKが手掛けたもの哀しいトラックにBIRDMANとRICK ROSSをフィーチャーした10.A MiracleもGOOD。オススメのアルバムです。(08/04/11) | |
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WESTSIDE CONNECTION /Bow Down (1996) |
ICE CUBE、WC、MACK 10の強力トリオWESTSIDE CONNECTIONが1996年にリリースした1stアルバム。プロデュースは、BUD'DA、ICE CUBE、BINKY、QD III。シンプルながら力強いビートに不穏なシンセの2. Bow Down、THE STYLISTICS/People Make the World Go Roundを使ったシリアスモードの3. Gangstas Make The World Go Round、JOHNNY PATE/You Can't Even Walk in the Park (Opening Theme)、OHIO PLAYERS/Funky Worm、MARVIN GAYE/Inner City Blues (Make Me Wanna Holler)、THE LAST POETS/New York, New Yorkネタでピアノのループが恐怖感を煽る4. All The Critics In New York、ISAAC HAYES/Walk on By、JIMMY McGRIFF/Love Is My Life使いのホラー映画のような雰囲気の5. Do You Like Criminals、エスニックな感じもするダーク・ナンバー7. The Gangsta, The Killa And The Dope Dealer、ダークかつ力強い8. Cross 'Em Out And Put A 'K、CYPRESS HILLをディスった9. King Of The Hill、AHMAD JAMAL/Ghetto Child、JOE TEX/Papa Was Tooネタのどこか郷愁感を感じるファンキー・チューン10. 3 Time Felons、強烈なビートが効いたドープ・ナンバー11. Westward Ho、ヘビー過ぎるファンク・チューン13. Hoo-Bangin' (WSCG Style)がお気に入り。(2021/05/22) | |
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WESSYDE GOON SQUAD /Crazy(プロモ12)(1995) |
95年にリリースされたWESSYDE GOON SQUAD/Crazy(プロモ12)です。プロモ盤には「WESSYDE」しか表記されていませんが、正式なグループ名は「WESSYDE
GOON SQUAD」に間違いないと思います。 収録曲はA1.Crazy(LP(Radio)Ver.)、A2.Crazy(LP Ver.)、B1.Inst、B2.Acappella メンバーには元NEW EDITIONメンバーで後に"Poison"のヒットで知られるBELL BIV DEVOEのRONNIE DEVOEがいます。曲としてはピーヒャラ系トラックではないですが、ゆったりした哀愁トラックにホーンのループがアクセントになっている好曲。シンギングスタイルのMCも良い感じです。翌年にもシングルをリリースしていますが(未聴です)、アルバムはお蔵入りしたらしいです。詳しいことが分かる方情報提供お願いします。(03/09/20) |
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WHITE BOY /No Gray Area(2004) |
シカゴの白人MC"WHITE BOY"(なんてストレートなネーミング!)が04年にリリースしたアルバム。KANYE WEST絡みといいことで結構注目されていましたね。スキルのあるMCで、白人ながらかなり聴かせてくれます。パーカッションも効果的なファンキー・チューン1.Young Pimp、STYLISTICS/You Are Everythingをひねって使った3.It's Alright、レコードのプチプチ音も効果的なハートウォーミングなネタをループした6.Daddy、70's SOULテイスト濃厚なファンキー・トラックにJOHNNY PとBUMPY JOHNSONをフィーチャーした10.Can't Get Out The Same、寂しげな11.Long Story Short、心温まる15.Growing Painsがお気に入りです。G好きにはあまり受け入れられないと思いますが、メインストリームも聴く方にはオススメできます。(07/07/28) | |
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THE WHORIDAS /Whoridin' (1997) |
KING SAANとMR. TAYLORのオークランドのデュオTHE WHORIDASがDELICIOUS VINYL RECORDSからリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースは、DAZ、JAY-Z(あの人とは別人)、J GROOVE、MERG ONE、G-MAN、SHOCK G等。ウエストコースト・ファンクにニュースクール的な感覚をミックスしたような内容で、ダークな1. Never Heard、Impeachビートに不協和音のウワモノがクセになる3. Taxin'、VAUGHAN MASON AND CREW/Bounce, Rock, Skate, Rollby使いのダーク・ファンク4. Shot Callin' & Big Ballin'、ヘビー・ファンクの5. Keep It Goin'、アングラ・ベイ・ファンク7. Talkin' Bout Bank (Funk Mode Mix)、ピーヒャラ感を出した郷愁メロウ10. Off The Ringa !、浮遊感漂う14. True Playas (Remix)、アングラ臭溢れる16. Pull Off That Whorideは大好きなんだけど、やっぱ地味だなー。もっと派手に仕上げても良かったのにな。まあ、このアングラ感がNY好きにも受けていたみたいだけどね。(2014/07/15) | |
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WILLIE DEE /Controversy (1989) |
GETO BOYSの怒れる男WILLIE DEE(WILLIE D)が89年にリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースは、DJ READY RED、PRINCE JOHNY "C"、LIL' J、DOUG KING。このキツいセンスのジャケットでかなり敬遠されるのは間違いないが、トラックもかなりの田舎っぺ丸出しで、NY聴いてる奴らにゃ、鼻で笑われていたんだろうなぁ。この田舎具合が初期RAP-A-LOTの最大の魅力なんだけど、正直、RAP-A-LOTフリークの自分でも、半数以上はついていけないかな… INCREDIBLE BONGO BAND/ApacheネタのバタバタしたドラムにCURTIS MAYFIELD/Super flyネタを合わせた彼等らしいファンキー・トラック上で初期GHETTO BOYSメンバーのSIR JUKE BOX、PRINCE JOHNY "C"、DJ READY REDとマイクを回す1. Do It Like It G.O.、THE HONEY DRIPPERS/Impeach the President、JAMES BROWN/Funky Drummer、THE UNDISPUTED TRUTH/Smiling Faces Sometimes使いの2. F... The KKK、MELVIN BLISS/Synthetic Substitution、BO DIDDLEY/Hit Or Missネタのアーシーな5. Put the F'in Gun Away、FUNK INC./Kool Is Back、LYN COLLINS/Think (About It)等を使った全体的に不気味な雰囲気の7. 5th Ward、泥臭いファンキー・チューン10. Kinkyが好きかな。(2013/08/18) | |
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WILLIE D /Play witcha mama(1994) |
GETO BOYSの怒れる男WILLIE Dが94年にリリースした3rdソロ・アルバム。WILLIE Dというとゴリゴリで一本調子なラップ・スタイルと大味なファンキー・トラックのイメージがありますが、このアルバムはそれを大幅に覆す傑作アルバム!G-FUNKの波を受けてかなり洗練されたソウルフルで哀愁溢れるトラックが多く、特にソウルフルなネタに女性Vo.を絡めた2.Is it real(My mind still playin' tricks on me)、鬼メローなトラックにSHOをフィーチャーしたCreepin'、SHO&RASIR Xをフィーチャーした爽やかな7.Throat、哀愁溢れるピーヒャラシンセがイカす8.Somethin' good、うらぶれたGスタ特有の哀愁感が玉乱13.Smoke'M(f/LOST BOYS&SHO)は絶品!G狂なら絶対に聴き逃がしてはならない名盤です!(03/07/19) | |
| Now printing! | WILLIE D feat.SHO /Creepin(プロモ12)(1995) |
95年にGETO BOYSのラッパーWILLIE DがだしたアルバムPlay witcha mama(GANGSTA LUV誌でタカコスタ嬢が絶賛!)からのプロモ12インチシングルです。この曲はマニアから人気があるSHOがフィーチャーされ、鬼メローなトラックに2人のラップが絶妙に絡み合ってマジで素晴らしい曲に仕上がってます!WILLIE Dというとハードコアな印象があり、敬遠されがちですが、この曲はホントにスムーズ&メローですので、見つけたら即効で買いましょう!!! | |
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WITHOUT WARNING /Same(1999) |
セントルイスの3人組WITHOUT WARNINGが99年にリリースしたアルバム。なんとこのグループはあのCHINGYが在籍していたグループだそうです。ゲストにSPICE 1やHAVOCがあったんで購入したのですが、HAVOCがどの曲に参加しているのか気付きませんでした(苦笑) かなりバンギン系のトラックが多く、それもまた微妙な出来でかなりガッカリでしたが、哀愁溢れるピアノが胸を打つトラックに男性コーラスを絡めた10.A shoulder to cry onは絶品!(ただ、出だし部分でコーラスとラップが重なり合う点は聴きづらいですが…) あとは強いて言えば哀愁系の6.Too busy too fall in loveとSPICE 1をフィーチャーしたもの哀しい8.49 to the yayが聴けた程度。ラップ自体はなかなかカッコ良くて気に入ったんですが、トラックが悪すぎますね。A shoulder to cry onはぜひ聴いて欲しい曲ですが、これだけでは... (04/03/27) | |
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WOJACK /Where ya goin wo?(1997) |
シアトルの隣町タコマのDCP ORGANIZATIONのメンバーWOJACKが97年にリリースしたアルバム。レーベルは信頼のSMG(SOLAR MUSIC GROUP)。SMGにハズレなし!と言いたいところですが、これは暗めのトラックが多くて少し不満ですね。メロウなのが男女Vo.をフィーチャーした4.206のみというのが寂しいところ。それでもダーク系のウェッサイ・ファンクの2.To the brainとSwingin、哀愁系の9.Executionは割と好きですが。G-LUV誌にも掲載されているので探している方も多いと思いますが、これを買うよりはDCP ORGANIZATIONのアルバムを購入するのをオススメします。(04/03/20) | |
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WON-G /Do it,do it WON-G(1995) |
ハイチ出身でブルックリン育ち、現在はLAを活動拠点とするラッパーWON-Gが95年にリリースした1stアルバム。このアルバム以外のWON-Gは聴いたことが無いので分かりませんが、このアルバムはあまりオススメできません。楽曲は良いと思うのですが、いかんせんドラムマシンの"音"がかなり硬めで、ドラムの音色にこだわる自分としてはほとんどの曲がNG。聴けた曲はファンキーな3.Once again it's onと10.Breakin'off、ISLEY BROTHERS/Groove with youネタのハートウォーミングな11.City of L.A.、物哀しい13.This is My clickの4曲のみ。かなり厳しい評価ですが、この程度のアルバムではしかたないでしょう。(03/02/22) | |
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WON-G /Explosion(2002) |
WON-Gが01年にリリースしたアルバム『No better than this』のメジャー再リリース盤。プロデュースは、DOUBLE M、L.T.HUTTON、DJ QUIK。ゲストは、DA BRAT、OUTLAWZ、DJ QUIK、JAMES DeBARGE、YUKMOUTH、LAYZIE BONE。1stは正直微妙だったんですが、このアルバムはサウンドのクオリティーがはるかに高くなっていて驚きました。ベスト・トラックは、みんな大好きDJ QUIKプロデュース&ゲストの鬼メロウな4.Nothing's wrongでしょう! ROBERT"FONKSTA"BACONのギター・ワークも冴えていて、おまけにJAMES DEBARGEも参加とくればいわずもがなですね。他にも切ないメロディが泣かせる11.This is your life kid、Freeと並ぶDENEICE WILLIAMSの人気曲Cause you love me babyネタのメロウな3.Every man has a woman、トークボックス入りの8.We want your body等々好曲揃いなので万人にオススメできる好盤です!(04/02/07) | |
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WOOD /Crazy World(12)(2002) |
HALF DEAD ORGANIZATIONのメンバーWOODが02年にリリースしたアルバム『Out
of the woodwork』からの12シングル。収録曲は、A面Crazy
world、B面Armed & Dangerous。 Crazy worldはISLEY BROTHERS/Voyage to atlantisネタの哀愁テンコ盛りトラックにBILLY COOKをフィーチャーした素晴らしすぎる一品!ネタがネタだけに間違いないですね。Armed & Dangerousはバウンシーなファンキー・トラックにT・2、A.G.、BILLY COOKをフィーチャーした佳曲。H-TOWN好きのDJは要チェックです!(04/08/21) |
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WOODFELLAZ /Why the popo's fucking with me(12)(2000) |
アラバマのグループWOODFELLAZが2000年にリリースしたアルバムWoodfellaz
on da riseからの5曲入りEP。収録曲は、A1.Why
the popo's fucking with me、A2.Why
the popo's
fucking with me(Clean)、A3.Bitch get
back、A4.Bitch
get back(Clean)、B1.Blaze a sack、B2.Blaze
a sack(Clean)、B3.We run this shit、B4.Move
some/Shake some 02年にはBIZZY BONEをフィーチャーしたシングルもリリースしているらしい彼等ですが、Why the popo's fucking with meにはマジでやられました!レゲエ・フレーバーをまぶした気だるい哀愁トラックとやる気のないへたうまコーラスがとにかく最高! 最近はまっている1曲です。残りの曲はというと、かなりチープなトラックで全く聴けませんでした... まあ個人的にはWhy the popo's〜だけで大満足の1枚です。(03/12/06) |
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WOSS NESS /Da game done changed(EP)(1996?) |
テキサスのGラップグループWOSS NESSが(おそらく)96年にリリースした8曲入りミニLP。メンバーにはBIG STEVEというラッパーがいるらしいですが、詳しいことは勉強不足で分かりません… このLPはなかなかの盛り出し物ですね。西にも通じる音作りをしていて、男性Vo.を大胆にフィーチャーした哀愁系のA1.It's don't stopとA2.Mic checkやP-FUNKビートを使ったA4.Da symphony、哀愁溢れるメロ〜なB1.Thugs never die、もの哀しいB3.Da anthum等かなり聴かせてくれます。フルアルバムを買いたくなりました。(03/01/25) | |
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WOSS NESS /2000 Bangin screw(2000) |
故BIG STEVE、LIL HEAD等からなるH-TOWNのWOSS NESSが2000年にリリースしたアルバム。プロデュースは、1曲のみCRAZY Cで残りはMISTA LUV。安定した作品を送り出しているWOSS NESSですが、このアルバムも安定感のある好盤に仕上がっています。ベスト・トラックは、SIMPLY REDの名曲Holding back the yearsをまろやかに弾き直したトラックに男性Vo.も絡む極上メロウの1.Rollin' chromeとピュンピュン・マシーンの効果音もイカしたファンク6.Murder,chaos,hoe's&greed、そしてMEL-LOW、JEWEL Tでもお馴染みのCON FUNK SHUN/Love's train使いのメロウ・トラックにZ-RO(クレジットはZERO)をフィーチャーした16.I miss my homiesの3曲。これ以外でも重たいベースラインが効いたシンプルなファンキー・チューン11.Dime on a dub、西風ファンクの13.Symphony、シンガーJOE D SHARPのソロ15.Coming homeもGOOD!H-TOWNフリークなら基本盤ですが、未聴の方はぜひどうぞ!(05/07/30) | |
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WOSS NESS /The only way to beat us to cheat us(2001) |
故BIG STEVE、LIL HEAD等からなるH-TOWNのWOSS NESSが2001年にリリースしたアルバム。毎回安定した作品をリリースしているWOSS NESSですが、このアルバムも重量感のある内容でWOSS NESSフリークには間違いないですね。男性コーラスとヘタウマ女性コーラスが絡むノリノリな西風ファンク1.Haters Hate That、WHODINI/Friendsのダーク・ファンク版って感じの2.Ballers, Hustlers, G's, And Macks(f/KOTTONMOUTH&LIL' O)、重たいビートのダーク系9.Rap Game, Crap Game、80'S(ネタ?)っぽいノリノリなトラックに故BIG MELLOをフィーチャーした13.Deuce Out The Roof、E.S.G.参加のぶ厚いファンク15.Party Over Here、LIL' HEADによるD.J.SCREWへの哀悼歌19.R.I.P. DJ Screwが気に入りました。メロウな曲が1、2曲あれば万人受けしたかもしれませんが… いずれにせよH-TOWNフリークなら聴いて損はないアルバムだと思います。(06/01/10) | |
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WRECKLESS KLAN /Blowin' up tha scene(1997) |
POINT BLANK&PSK13からなるヒューストンの荒くれGラップデュオWRECKLESS KLANが97年にリリースしたアルバム。女人禁制ともいうべき男汁満載の無骨なアルバムです。物哀しいピアノの旋律が耳に残るタイトル曲1.、ヘビービートにダークなベースラインが不気味な2.Klan deep、哀愁溢れる3.Let's ride、男性Vo.を大胆にフィーチャーした物哀しい6.Cruel world、G男の哀愁がひしひしと感じられるスローの7.I wish、女性Vo.が絡む哀愁ミディアムの9.Never hated uとフックの女性Vo.が歌うADINA HOWARD/Freak like meの替え歌コーラスがイカした哀愁系の11.Swing a episodeがオススメです。H-TOWN物はウェッサイとはまた違った魅力に溢れているのでオススメできます。(03/03/01) | |