M〜R of 90'S R&B


アーティスト/タイトル レビュー
M MAC BAND
/Love U 2 The Limit (1990)

McCAMPBELL四兄弟のグループMAC BANDが90年にリリースした2ndアルバム。この時代でクソみたいなニュージャックスイングに毒されていないアルバムは珍しい!この時代のアルバムでここまで聴けるのはないんじゃないかな。(たいていアップになるとしょーもないニュージャックスイングになるしね。) LARRY HATCHER&KEITH ANDES制作でヒットしたメロウ・グルーヴ1.Someone To Love、しっとり感のあるメロウ・ナンバー3.The Best Of Love、GARY TAYLORプロデュースで夜が似合いそうなメロウ・ミディアム4.Love U 2 The Limit、しっとりとしたスロウ5.You Are My Heart、メロウ・ミディアムの8.I'm No Stranger、8分にも及ぶ1.のリミックス10.Someone To Love(Remix)が特にお気に入り。人気のある1stも聴いてみたいですね。(2011/01/29)
MAN 2 MAN
/Intimate Black Secrets(1997)

97年にRKB RECORDSからリリースされた男性デュオMAN 2 MANのアルバム。HIPHOPオリエンテッドの良質な内容で、メジャーでも余裕で通用するのでは。CHIC/Good Timesのベースラインが効いたフロア・チューンの1.Roll、BLACKBYRDS/Mysterious Vibe使いのメロウ・ファンク2.Your Name、腰にグッとくるビートのメロウ・グルーヴ4.Freak Yourself、スロウ・ジャム5.No Dis-Respect、雷、雨音が挿入された濡れ系スロウ7.Mo' Better(When It's Wetter)、アダルトな雰囲気のメロウ・ミディアム9.Openあたりが聴きどころ。R&B好きならオススメできるアルバムです。(07/06/09)
MARCALEX
/Same(1990)
○オクで廃盤、名盤と書かれていて気になっていたので中古屋で購入。これがとんでもないポンコツ盤!とてもSOULとはいえないユーロビーとまがいのミーハーな曲の数々(実際シニータ等のユーロビート系をプロデュースしているPWLのPETE HAMMONDってやつが関わっています)。史上最低のゴミ盤。R&Bファンは絶対に買ってはいけません。
MARIAH CAREY
/Daydream (1995)

MARIAH CAREYが95年にリリースした5thアルバム。 プロデュースは、DAVE HALL、JERMAINE DUPRI、BABYFACE等。DAVE HALLプロデュースでTOM TOM CLUBの定番クラシックGenius Of Love使いの1. Fantasyが秀逸! まあ、このネタ使って悪い訳ないけどね。他にはJERMAINE DUPRI制作の心落ち着かせるミディアム5. Always Be My Baby、これもJERMAINE DUPRIが手掛けた郷愁感溢れる8. Long Ago、DAVID MORALESプロデュースでキーボードにサトシ・トミイエが参加した王道ハウス11. Daydream Interlude(Fantasy Sweet Dub Mix)がGOOD。(2017/09/16)
MARY J. BLIGE
/What's The 411? (1992)

ヒップホップR&Bの第一人者"MARY J. BLIGE"が92年にリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースは、TONY DOFAT、PUFFY、DAVE"JAM"HALL、MARK MORALES、MARK C. ROONEY、DEVANTE SWING。大ヒットしたAUDIO TWO/Top Billin'使いのメロウ・グルーヴ3.Real Loveはもちろん当時から知っていたんですが、なんかその売り出し方があまり気に食わなかったため長い間、聴かず嫌いしていたんだよね。たまたま安くで売っていたんで購入して聴いてみるとその完成度の高さに驚愕!ヒップホップ・ビートで攻めるイントロ1.Leave a Messageから強烈で、前述の3.Real Love、PATRICE RUSHEN/Remind Meのフレーズを歌う郷愁ミディアム4.You Remind Me、GROVER WASHINTON JR./Hydraネタ上でBUSTA RHYMEが吠える5.Intro Talk、RUFUS&CHAKA KHANの名曲を原曲に忠実にカバーした6.Sweet Thing、BOBBY CALDWELL/What You Won't Do for Love使いの7.Love No Limit、K-CIとデュエットしたエモーショナルなスロウ8.I Don't Want To Do Anything、しっとりと大人のスロウ9.Slow Down、メロウ・ミディアムの10.My Love、ERIC B.&RAKIM/My Melodyビートに寂しげなピアノが絡む11.Changes I've Been Going Through、GRAND PUBAをフィーチャーしたOHIO PLAYERS/Pride And Vanity使いのファンキーな12.What's The 411?とほぼ全曲最高!間違いなくクラシックと呼べるアルバムだねこれは。もっと早く聴いておけばよかったな。(2013/03/25)
MARY J. BLIGE
/What's The 411? Remix (1993)

ヒップホップR&Bの第一人者"MARY J. BLIGE"が93年にリリースしたデビュー・アルバムのリミックス・アルバム。きちんとした2ndアルバムじゃなくて「売れているからリミックスを作りました」的なPUFFYの策略が露骨に表れているな〜。そういうのが当時MARY J. BLIGEを聴かず嫌いしていた要因なんだよね。正直、オリジナルを超えなければリミックスする価値はないと思っているんで、これもそういった意味ではリリースする意味はなかったんじゃないかな、と。まあ、メロウ・グルーヴの3. My Love、ビートはこっちの方が好みのフロア対応の4. Real Love、JOHNNY GUITAR WATSON/Superman Loverネタの5. What's The 411?、MARY JANE GIRLS/All Night Long使いの9. Love No Limit、PUBLIC ENEMYのビート使いの寂しげな10. You Remind Meあたりは別曲として聴いたら楽しめたけどね。オリジナルが素晴らし過ぎただけになんか残念な気分になったな。(2013/09/30)
MARY J BLIGE
/Share My World(1997)

クイーン・オブ・ヒップホップ・ソウルと呼ばれるMARY J BLIGEが97年にリリースした3rdアルバム。さすがにソツのない作りで、JAM&LEWIS製作でNASをフィーチャーしたメロウ・グルーヴ3.Love Is All We Need、R.KELLYをフィーチャーしたしっとりとしたスロウ8.It's On、STYLISTICS/You Are EverythingにJAMES BROWN/Paybackを合わせたメロウ・チューン11.Everything、エレクトロっぽいビートにグッとくる13.Can't Get You off My Mind、BIZ MARKIEネタのビートにROY AYERS/Searchingを合わせた15.Searchingあたりは楽しめました。(10/01/25)
ME-2-U
/Same(1993)

93年にリリースされた5人組男性ボーカルグループME-2-Uのアルバム。名門HUSH所属なのでコーラスも美しく、曲のクオリティーも高いです。若々しいアップナンバーが1.Alone wit uと2.Want u backと2曲続き、甘美なスロー3.All night、3 BOYZ FROM NEWARK製作のフロア向けのメロー4.I love辺りがGOODです。良いアルバムですが、スローの出来がイマイチなのが残念。
MICHAEL COOPER
/Get Closer(1992)

CON FUNK SHUNのリードボーカルだったMICHAEL COOPERが92年にリリースした3rdアルバム。プロデュースは、DEVANTE SWING、FOSTER&McELROY等確かな面子。スロウ、ミディアムに好曲揃いで、かなり聴かせます!特に胸キュンなラブ・ソング4.Shoop Shoop (Never Stop Givin' You Love)、切ないスロウ5.Come to Me、力強いビートに切ないメロディの7.Let's Get Closer、女性シンガーVANN JOHNSONとデュエットの美しいスロウ9.Love's Passion、CON FUNK SHUNのヒット曲のカバーでノリノリな12.Fun, Fun, Funが特にお気に入り。OHIO PLAYERS/Skin Tightのカバーもあります。(オリジナルには及びませんが) R&B好きならぜひとも聴いて欲しい一枚。(09/08/23)
MICHAEL SPEAKS
/No equal(1995)

ADINA HOWARD/You don't have to cryでのデュエットでデビューしたMICHAEL SPEAKSが95年にリリースしたデビューアルバム。骨太なヴォーカルでなかなか聴かせる好盤です。ヘビーFUNKの2.I'll make it allright、H-TOWN/Knockin' da boot似の3.Is it still good、メローミディアムの5.I specializeと6.Heartbreaker、スローの7.From the backまではかなり良かったんですが、それ以降の曲はポップ過ぎる曲調で×でした。ボーナストラックとして13曲目に上記You don't have to cryのremixが収録されており、メローミディアムの好remixとなってます。安ければ買って損はないと思います。(03/03/16)
MIC MURPHY
/Touch(1991)

Don't Disturb This Groove等のクラシックを持つTHE SYSTEMのボーカルMIC MURPHYが91年にリリースしたソロ・アルバム。クレジットを見る限り盟友DAVID FRANKの参加はないみたいです。Don't Disturb This Groove以降、売れっ子となるにしたがって曲のクオリティが下がっていった気がするのは自分だけかな? このアルバムもどこか馴染めなく、確かに美しいメロディのミディアム5.Touchとどこか懐かしい感じがするメロウ・グルーヴ6.Sleep With Meはお気に入りですが、残りはどこか中途半端な感じがしました。これ聴くよりは初期のTHE SYSTEMを聴くのをオススメします。(08/03/21)
MIDNIGHT STAR
/Work It Out(1990)

MIDNIGHT STARが90年にリリースしたアルバム。全曲セルフ・プロデュースで、時代を感じさせるアップは無理でしたが、スロウ、ミディアムは流石のできで、スロウの4.Money Can't Buy You Love、美メロ・スロウ7.Red Roses、メロウ・ミディアム8.One Life To Liveの3曲はGOOD。安ければオススメできるアルバムです。(07/11/02)
MIKKI BLEU
/Melodic massage(1997)

MIKKI BLEUが97年にリリースしたアルバム。この人はプロデューサーで見かけたことは有るのですが聴くのは初めてでした。結論から言うとかなりの充実作!久しぶりに良いR&Bを聴かせてもらいました。トロトロのスロー中心の構成で、1.Tonight's tha nightから美しいメロディーにセクシーな声で失禁寸前!他にもMARVIN GAYE/I want youのカバーの2.、ISLEY BROS.風の3.Everlasting loveと7.Lay your hands on me、ミディアムテンポのトラックにスペーシーなキーボードが気持ち良い4.U should be with meと13.Jealousy,envy,playahaters-Walk on byは最高でした。スローが好きなR&Bファンの方には自信を持ってオススメできます!(03/03/30)
MILIRA
/Same (1990)

女性R&BシンガーMILIRAが90年にMOTOWNからリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースは、DONALD DEE BOWDEN。全体的にジャジーな香りがするアルバムで、寂しげなミディアム2.Go Outside In The Rain、エモーショナルなスロウ3.Waiting Here For You、ジャジーかつファンキーな8.Let Me Have a Chance、小気味良くファンキーな10.HomeがGOOD。パンチ不足な気もするけど悪くはないかな。(2013/04/17)
MILIRA
/Back Again !!! (1992)

女性R&BシンガーMILIRAが92年にMOTOWNからリリースした2ndアルバム。プロデュースは、BARRY J. EASTMOND、LEMEL HUMES、NARADA MICHAEL WALDEN、LORIS HOLLAND、MILIRA、DUNN PEARSON。1st同様にジャジーな香りがするアルバムで、クワイエット・ストーム路線の2. Three's A Crowd、3. Ready For Love、4. Love You Forever、5. If You Really Love Her、8. You Get Right To Me、STEVIE WONDERのカバー6. Rocket Love、ALYSON WILLIAMS/Sleep Talkを思い起こさせるダンサブルな7. All Night、ヒップホップっぽさも感じる10. Love Me This WayがGOOD。1stよりは面白かったかな。(2013/10/29)
MIND,HEART&SOUL
/Same

MINT CONDITION
/Meant to Be Mint(1991)

ミネアポリスのFUNK/R&BバンドMINT CONDITIONが91年にリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースは、同郷の先輩バンドTHE TIMEのJELLYBEAN JOHNSON。大ヒットしたスロウ3.Breakin' My Heart (Pretty Brown Eyes)で有名ですね。アルバムとしては、アップ系が多いのですが、このアップが全然好みじゃなく、結局、スロウの3.Breakin' My Heart (Pretty Brown Eyes)と7.Forever in Your Eyesしか聴けませんでした。正直、期待外れなアルバムの一つですね。(09/08/11)
MINT CONDITION
/From the mint factory(1993)

ミネアポリスのFUNK/R&BバンドMINT CONDITIONが93年にリリースした2ndアルバム。1stが期待外れでしたが、この2ndも不発・・・ とにかくどこか違うんですよね、自分の好みと。とりあえず聴けたのはアップテンポのファンキー・ナンバー3.If It Feels Right、メロウ・グルーヴの9.Good for Your Heart、メロウ・ミディアムの13.Always の3曲のみ。十数年経って聴いても同じ印象。1stのBreakin' My Heart (Pretty Brown Eyes)みたいなインパクトのある曲がない分、今後聴き返すことはないかもしれません。(09/08/11)
ML
/I'll be there for you(1993)

MLなる謎の男性シンガーが93年にリリースしたアルバム。配給はあのichiban。どんなセンスをしたらこんなジャケットを作れるのか聞いてみたいですねー(笑) というか、これこそがichibanたる所以か。中身のほうも予想通りチープさ満点! でも楽曲は悪くないです。使っている機材が、とくにドラムマシンのセンスはゼロです… かろうじて聴けたのが哀愁系の1.Waiting for youと5.Forget about him、フロア向けの2.Don't go there on meの3曲のみ。よほどのマニアじゃなきゃ聴かなくてもいいです。(03/01/26)
MO B.DICK
/Gangsta harmony(1999)


NO LIMITで歌にプロデュースにと活躍していたMO B.DICKが99年にリリースしたソロ・アルバム。R&BにG-RAPのエッセンスを取り入れた好盤で、スロウの1.Picture U & Me、小気味良いビートのメロウ・グルーヴ4.U Got That Fire、TOM TOM CLUB/Genius of love等をネタにした6.Mo B's Theme、心地良いキーボードの音色が魅力的なスロウ9.U Fell N Love W/A Gangster、メロウな12.Smoke My Life Away、SONS OF FUNKプロデュース&ゲスト参加でFIENDを迎えた美しいメロディのメロウ・チューン15.I'd B A Fool、陽だまり系の17.Could It B?、MR.SERV-ON、BIG ED、LI'L GOTTIをフィーチャーした切ないメロディに涙する18.Leave Her Aloneがお気に入りです。R&BフリークとG-RAPフリーク共に満足できるアルバムなので、未聴の方はぜひ聴いて下さい!(06/03/18)
MONA LISA
/"11-20-79" (1996)

弱冠17歳のR&BシンガーMONA LISAが96年にリリースしたデビュー・アルバム。年齢を感じさせない実力派のシンガーですね。トラックも充実しており、定番BOBBY CALDWELL「風のシルエット」を使ったDJ CLARK KENT制作のメロウ・グルーヴ2.Just Wanna Please U、PHYLLIS HYMAN/Children Of The Worldネタのメロウ・グルーヴ3.Where I Wanna Be、静けさ漂う4.Love U Enough、しっとり系スロウ6.Keep Fallin'、懐かしいREDHEAD(KINGPIN)プロデュースのISAAC HAYSE/Don't Let Me Be Lonely Tonight使いの郷愁感溢れるミディアム12.You Keep Leading Me On、AVERAGE WHITE BANDのメロウ・クラシックA Love Your Ownネタのライヴ仕立てのスロウ13.Our Time To Shine、シンプルながら惹きつけられるヒップホップR&B15.You Can't Be Wasting My Time(Remix)がGOOD。定番ともいえるアルバムだと思います。(2011/01/06)
MONICA
/Miss Thang (1995)

すっかり大物R&BシンガーとなったMONICAが95年にROWDY RECORDSからリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースは、DALLAS AUSTIN、BOB ROBINSON、TIM KELLEY、COLIN WOLFE、ARNOLD HENNINGS、SOUL SHOCK & KARLIN、DARYL SIMMONS。駄曲の少ない充実作で、特にLL COOL J/Pink Cookies In A Plastic Bag Getting Crushed By Buildings/Back Sheet (Of My Jeep)ネタのヒップホップ感をうまく取り入れた2. Don't Take It Personal (Just One Of Dem Days)、タイトなビートにもの哀しげなメロディの3. Like This And Like That、MOBB DEEP等のモロNY系ヒップホップ・トラックの4. Get Down、チャコポコ・ドラムに甘酸っぱいメロディが秀逸な5. With You、ONE WAY/Cutie Pieネタのファンク6. Skate、S.O.S. BANDの名曲のカバー9. Tell Me If You Still Care、 LATIMOREのカバーで郷愁感溢れる10. Let's Straighten It Out、ハートウォーミングな11. Before You Walk Out Of My Life、しっとり系スロウ・ジャム12. Now I'm Gone、甘く美しいスロウ13. Why I Love You So Much、心落ち着くスロウ14. Never Can Say Goodby、個人的にはオリジナルより好きな80年代感を出したトラックが秀逸な15. Dont Take It Personal (Just One Of Dem Days) (Remix)がお 気に入り。(2018/07/31)
MOTIF
/More than magic!(1993)

NYのR&BトリオMOTIFが93年にリリースしたデビュー・アルバム。結構専門家に好評価のアルバムですが、個人的には少々パンチ不足に感じました。それでもメロウ・グルーヴの1.Please tell me tonight、80'Sテイストのメロウ8.Forbidden love、ミディアム・メロウの15.Please tell me tonight(In the backada car)は聴かせてくれます。デビュー・シングルでPOSITIVE Kをフィーチャーしたノリノリな2.You told meも悪くはないです。安ければ購入する価値はあると思います。(04/12/12)
N NEWTRONS
/A long time coming(1990)

甘茶ソウル辞典でも推薦されていた3人組キッズグループNEWTRONSの90年のアルバム。今聴くにはチョットきついです。聴ける曲はないですね。残念。甘茶ソウル信仰者向け。
NICKI RICHARDS
/Naked(To the world)(1991)

NICKI RICHARDSが91年にリリースしたアルバム。プロデュースは、LENNY WHITE他。Summer breezeのカバー・ヒットで知られてますね。その5.Summer breezeは、どことなくヨーロッパっぽい感じがしてちょっと苦手な感じです。これよりは、むしろ骨太なファンキー・チューンのタイトル曲1.、ISLEY BROTHERS/Voyage to atlantisのカバー6.、メロウ・ミディアム7.What happened to usがお気に入りです。機会があれば聴いてみて下さい。(05/05/14)
NUU
/Same(1994)

94年リリースの4人組男性コーラスグループNUUのデビューアルバム。プロデュースは3 BOYZ FROM NEWARK。3 BOYZ〜は手堅い作品を作りますね。NUUの美しいコーラスワークを引き出すスローJAM中心で、特に5.I'm coming home、6.Right now、8.Anythingが気に入りました。でも、アップナンバーが1曲しかないのは残念ですね。しかしながら良いアルバムだと思います。オススメできます。
NUTTIN' NYCE
/Down 4 Whatever (1995)

TOO SHORTのバックダンサーというキャリアを持つ女性ボーカル・トリオNUTTIN' NYCEが95年にリリースした唯一のアルバム。プロデュースは、LARRY"ROCK"CAMPBELL、K.FINGERS、MR.LEE、ART&RHYTHM等。このグループが紹介される際にきまって指摘されるのが、このセンスの悪いジャケット。ほんと趣味悪いダサダサのジャケだよな〜。中身が良いだけに勿体ないね。SOUL II SOUL/Back To Lifeのコーラス部分を使ったファンク2. Down 4 Whateva、GAP BAND/Shake、GEORGE CLINTON/Atomic Dog、YARBOROUGH & PEOPLES/Don't stop the musicという豪華なネタ使いのファンク3. Froggy Style、WESTらしいブリブリなファンク・チューン5. U Ain't Gotta Lie To Kick It、ビート感があるけど切ないメロディが胸を打つ6. En Tu Deep (Sticky Situation)、PRINCE一派のエロ・グループVANITY6のカバーでノリノリな8. Nasty Girl、ボコーダー入りのメロウ・ミディアム9. Don't Make Me Wanna Do You、HI-FIVEをフィーチャーしたキレの良いメロウ・グルーヴ11. What Can I Say To You (To Justify My Love)、メロウ・ミディアムの13. Show Me、小気味良いメロウ・グルーヴ15. Gotta Get Mine、地味ながら聴かせるミディアム17. Proof Is In The Puddin'と聴きどころ満載!中古屋の捨て値皿の常連(アマゾンでも1円)だけど、このジャケだけでスルーしている人は今すぐ中古屋に引き返して購入するのをオススメするね。90年代でも屈指のアルバムだと思う。(2010/10/03)
O OL SKOOL
/Same(1997)

KEITH SWEATの後ろ盾によりデビューしたBOBBY、TONY、POOKIE、CURTISの4人組OL SKOOLが97年にリリースしたアルバム。KEITHは直接プロデュースには関わっていないがKEITHマナーの素晴らしい楽曲揃いで特にアコースティック・ギターを活かしたトラックが目立ちます。また、熱いリードVo.とコーラス・ワークも聴きどころです。美しいスロウの3.Come With Meと6.Without You、鬼切ない7.Just Between You And Me、PRETTY RUSSのラップをフィーチャーしたメロウ・グルーヴ8.It Won't Let Go、11.フロア向けの11.Touch Youがお気に入りです。XSCAPEとKEITHが参加したSAM DEES作のATLANTIC STARR/Am I dreamingのカバーなんてのもあります。90年代R&B好きならかなりオススメできるアルバムです!(05/11/05)
OMAR CHANDLER
/Same (1991)

アポロシアターのアマチュア大会で優勝したのをきっかけにデビューし、ROB BASE &E-Z- ROCK/Joy And Painでボーカルを務めたOMAR CHANDLERが91年にリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースは、LORIS HOLLAND、GUY VAUGHN、DAVID SANCHEZ、VAN GIBBS、EDDISON ELECTRIK、KEITH SWEAT、TIMMY ALLEN、DONALD DEE BOWDEN etc。この時代のアルバムにしてはかなり聴けるアルバムだと思うな。ヒップホップ色濃くて若々しいダンスナンバー1.Do You Really Want It、サックスでGERALD ALBRIGHTが参加したエモーショナルなミディアム2.Love Tangle、AUDREY WHEELERとのデュエットでソウルフルで美しいスロウThis Must Be Heaven、美メロなスロウ4.I'd Rather Be With You、80年代的なメロウ・グルーヴ6.You Changed Me For The Better、少しポップなスロウ7.If OnlyがGOOD。存在感のある歌声もナイス。普通にオススメできるアルバムですね。(2013/10/11)
1 OF THE GIRLS
/Same(1993)

GERALD LEVERTに見い出された4名組みフィーメール・コーラス・グループ 1 OF THE GIRLSが93年にリリースしたデビュー・アルバム。GERALD LEVERTの御眼鏡にかなっただけあってしっかりとした歌とコーラスを聴かせますね。重たいドラムのフロア・チューン1.Ain't giving up on nothing、スロウの5.Handle with care、落ち着いたスロウ・ナンバー6.Sorry didn't do it、どことなくISLEY風のしっとりとしたスロウ10.Will You be mineが気に入りました。R&Bフリークなら是非押えておきたいアルバムです。(05/06/25)
112
/Same (1996)

96年にBAD BOYからリリースされた男性R&Bグループ112のデビュー・アルバム。似通ったスロウばかりで、聴いていて疲れた!良いスロウもあるけど、こう同じ感じじゃ埋もれるんじゃないかな。なので結局、VAUGHAN MASON AND CREW/Bounce, Rock, Skate, RollbyネタのトラックにMASEとTHE NOTORIOUS B.I.G.をフィーチャーした12. Only You(Bad Boy Remix)、THE EMOTIONS/Blind Alleyネタの14. In Love With You、KC & THE SUNSHINE BAND/I Get Liftedネタの19. Only You(Clean Radio Mix)のヒップホップR&Bしか印象に残らなかったな。(2014/08/12)
ONE II 3
/Whole New Head (1993)

男性ボーカルトリオONE II 3が93年にリリースしたアルバム。プロデュースは、C.K. BLUNT PRODUCTIONS, INC.、CHRISTOPHER WILLIAMS、IKE LEE III、KIY GRIFFIN、ONE II 3。ニュージャックスイング系だけど、なかなか聴きやすいね。ヒップホップを組み合わせたイントロ1. Intro、ミディアム・テンポの2. Love Me Right、重たいビートが効いた3. Do I Cross Ya Mind、妖しげなメロディのミディアム・グルーヴ4. Can't Leave Her Alone、若々しくグルーヴィーな6. Make Up Your Mind、ラップ全開で完全にヒップホップな8. Whole New Head、エモーショナルなスロウ11. Heat Up、切ないスロウ12. Rock Me Tonite、80年代の香りがするスロウ13. Round & Round、しっとり系スロウ14. Needing YouがGOOD。(2018/04/21)
P PAUL HARDCASTLE
/Hardcastle 1 (1994)

85年に世界的ヒットしたエレクトロ・ポップ・ナンバー「19」をリリースしたPAUL HARDCASTLEが94年にリリースしたアルバム。このアルバムの密かな目玉は、やっぱり84年のクールなエレクトロ・グルーヴの傑作13. Rainforest (original version)の収録ですね〜。BARBARA MASON/Another Man的なエレクトロ・トラックにシンセが秀逸!「19」より断然こっちかな。アルバム全体としてはテクノ寄りかと思ったけど、意外にもフュージョン色濃いR&Bといった趣で楽しめました。LOOSE ENDSっぽさを感じるアーバンメロウ・トラックに男性Vo.が歌う1. Can't Stop Now、THE JAZZMASTERSでも歌っていたHELEN ROGERSをフィーチャーしたスムーズジャズ/R&B2. Driftin' Away、IMANIなる女性Vo.が歌うクールでダンサブルな3. Never Let You Go、哀愁溢れるスロウ・インスト4. Forever Dreamin'、男性Vo.が歌う心落ち着くミディアム5. You May Be Gone、グルーヴィーな中にも郷愁感が溢れる6. Feel The Breeze、尺八も取り入れたアンビエントな8. Lazy Days、日本でも有名なJAKI GRAHAMが歌う郷愁感溢れるミディアム12. It Must Be Loveがお気に入り。(2015/07/10)
PERRI
/Tradewinds (1990)

ANITA BAKERのコーラスも務めたPERRIシスターズが90年にリリースした3rdアルバム。『JUICY』掲載盤ということで期待していたんだけど、あまりの酷さにガッカリ… アップテンポの5. Talk To Me、ニュージャック風味が気になるけどダンサブルな9. No Way To Treat A Lady、小気味良い10. Say You Willの3曲はなんとか聴けるレベルたけど、残りは全然ダメ… 久々のハズレ盤だなこりゃ。(2013/11/24)
PO' BROKE 'N LONELY?
/Forbidden vibe(1995)

ウェッサイ系のプロデューサーで知られるCHRIS"THE GROVE"TAYLORが所属する3人組グループPO' BROKE 'N LONELY?が95年にリリースした2ndアルバム。1stも個人的には好きだったんですが、この2ndは1stを遥かに凌駕する大傑作!BATTLECATがプロデュースに加わった効果でしょうか、浮遊感溢れるメローなキーボードが縦横無尽に炸裂し、気持ち良いことこの上なし。ベストトラックはトーク・ボックスをフィーチャーしたスローの2.Mr.go down、スペーシーメローな3.Voyeursと5.Hideawayですが、他にもファンキーな10.Three honeys等好曲揃いです。R&BガイドJUICYや色々な方のHPで好評価を受けているのも納得できますね。ウェッサイファンは必聴の一枚です!(03/05/25)
P.O.V.
/Handin' out beatdowns(1993)

KOOL&THE GANGのリーダーROBERT"KOOL"BELLの息子HAKIM BELLを中心としたグループP.O.V.が93年にリリースしたデビュー・アルバム。ラップやラガ・ラップも取り入れたかなりストリート色濃いグループで、モロHIPHOPなイントロなんか聴いているとR&Bとは思えないですね。若々しいフロア・ナンバーの2.U Got What I Wantや4.Good Lovin'なんかも悪くはないですが、フィーチャーされているラガはいらないなー。時代かもしれないけど、かなりウザい。むしろしっとりとしたスロウ8.Let Me Do U、切ないスロウ9.U R The Only 1、ALTON"WOKIE"STEWARTがプロデュースしたエモーショナルなスロウ10.Sitting Here Waiting、JADEをフィーチャーしたHIPHOP感覚溢れるミディアム12.All Thru The Nite(でもやっぱりラガが余計!)が好み。ラップやラガに抵抗がなければオススメできるアルバムです。(09/10/24)
PREMIERE
/Same(1996)

FOSTER&McELROYが第2のEN VOGUEを目指して売り出した女性ボーカル・トリオPREMIERが96年にリリースしたアルバム。このアルバムのリリース時に近所のCDショップで大量に売り出されていて、しかも、全く売れなかったのか、すぐにブックオフで100円で投げ売りされている始末。(アマゾンでも1円で大量に出品されているし) どんなアルバムだろうと思い、中古で購入して聴いたところ、かなりの充実度にビックリ!ピーヒャラ・シンセがいいアクセントになっているメロウ・ミディアム1.Somethin' About You、小気味良いビートにメロウなギターが耳を惹く2.If You Want My Love、重めのビートのファンク基調の3.On My Mind、しっとりとしたスロウ4.Somethin' Just Ain't Right、切ないスロウ5.Stay、G-FUNKから影響を受けたと思われるフロア・ナンバー7.No One Loves Me Like U Do、みんな大好きFLOATERS/Float Onネタの甘〜い10.Spread Loveと聴きどころ満載。こんなに良いのになんで売れなかったんだろうね。安売りされているからといって見逃すアルバムではないね。90年代のR&Bが好きなら聴くべきアルバムだと思います。(09/08/25)
PRESSHA
/Don't get it twinsted(1998)

98年にLaFACE RECORDSからリリースされたPRESSHAなる男性シンガーのアルバム。プロフィール等は不明ですが人脈からアトランタ出身ではないかと思います。アトランタということでOUTKASTやGOODIE MOB等に似た泥臭い2.Don't get it twinstedや4.Make you dance、12.Do boyが耳に残ります。他にはファンキーな10.Shawty、チキチキビートの14.Splackavellie(red zone remix)がまあまあの出来。売れそうなタイプじゃないですが個人的には嫌いじゃないです。応援したくなりますねこういうタイプは。でも積極的にオススメはしませんが。(03/02/03)
PURE SOUL
/Same(1995)

4人組女性R&Bグループ"PURE SOUL"が95年にリリースしたアルバム。プロデュースにTEDDY RILEY、FOSTER&McELROY、RAPHAEL SAADIQ等とかなり豪華な面々。かなり実力のあるグループで聴き応えありますね。TEDDY RILEYプロデュースの寂しげなスロウ2.Something About the Way That You Do、これもTEDDY RILEY制作のシンプルなファンキー・トラックにトークボックスもフィーチャーした3.I Want You Back、RAPHAEL SAADIQが手掛けたまろやかなスロウ4.What Did We Do?、FOSTER&McELROYによる70年代っぽいファンキー・ナンバー5.I Feel Like Running、哀しげなスロウ8.Turns Me On、美しいスロウ9.Wait for Youと好曲揃い。あまりブレイクしなかったのが惜しまれますね。90年代のR&Bグループ好きなら聴いておきたいアルバムです。(09/08/22)
PYRAMID
/Turn yuh luv(12)(年代不明)
PYRAMIDなる正体不明の男性コーラス・グループの12シングル。年代標記がないのですが、BIG PUNをフィーチャーしていることから、90年代後半から2000年初頭頃の作品と思われます。収録曲は、Turn yuh luvとRide。Turn yuh luvはEN VOGUE/Hold onにも似たトラックに故BIG PUNをフィーチャー。Rideは、男性ラッパー(誰だか分かりませんでした…)をフィーチャーした爽やかなメロウ・グルーヴ!一部で人気があるのも頷けますね。R&Bフリークはチェックして損はないでしょう。(05/04/09)
Q QUINCY JONES
/Q's Jook Joint (1995)

御大QUINCY JONESが95年にリリースしたアルバム。参加メンバーの凄いこと!これだけのアーティスト集められるのはQUINCYしかいないですね。マイケル・ジャクソンの名曲のカバーで、BRANDYが歌いHEAVY Dがラップする5. Rock With You、ブラジョンのカバーで、CHAKA KHAN、CHARLIE WILSONが歌い、COOLIO、LUNIZ、GRANDMASTER MELLE MEL、SHAQUILLE O'NEAL、YO-YOがラップするファンキーな7. Stomp、75年発表曲のセルフカバーでGLORIA ESTEFANが歌う軽快ファンキーな10. Is It Love That We're Missing、R. KELLY、AARON HALL、RONALD ISLEYが歌うアダルトなメロウ・ナンバー11. Heaven's Girl、78年発表曲のセルフカバーで、当時と同じASHFORD & SIMPSONとCHAKA KHANにBRANDYとCHARLIE WILSON、RAY CHARLESが参加した12. Stuff Like That、BARRY WHITE、PORTRAIT、SWV、BABYFACEが歌うミッドナイト・スロウ13. Slow Jamsがお気に入り。安心して聴ける一枚ですね。(2019/12/29)
R RAab
/You're the one(1993)

マイアミの男性シンガーRAabが93年にリリースしたデビューアルバム。マイアミBASS物に結構客演していますね彼は。マイナー物にしてはしっかりとした音作りで、哀愁系の1.Try my love、雨音の中の電話で始まるマニア泣かせの哀愁ミディアム4.Feel me、スローの6.Give it a try、フロア向けのファンキーなタイトル曲7.、EPMDネタを使用したアッパー11.It's just like datはとても良い出来です。安くで見つけられれば買いでしょう。(03/01/26)
RAJA-NEE
/Hot & Ready (1994)

ラガ・ラップと歌の両刀使いの女性シンガーRAJA-NEEが94年にリリースしたデビュー・アルバムにして唯一のアルバム。お目付け役は、JAM&LEWIS、プロデュースは、そのJAM&LEWISにAUTO&CHEROKEE、TRAVON"SPUN G"POTTS、DAVE"HARD DRIVE"PENSADO、KEITH ANDES、LA RON STYLE、REGGIE HUGGINS、LEON HI。下品でセンスのないジャケットでだいぶ損しているけど、かなり充実した快作!時折出てくるウザいレゲエのダンスホール・トラックがなければ、傑作といっても過言じゃないね。どの曲もビートが太くて、ビート命な自分にとっては、それだけで満足なんだよね〜。シングルになり、今でも結構人気のあるJAM&LEWISによるISLEY BROTHERS/Make Me Say It Again, GirlというかNAUGHTY BY NATURE/Hip Hop Hooray使いのノリノリなメロウ・グルーヴ2.Turn It Upと同じくJAM&LEWISが手掛けた80'sマナーの美しすぎるミディアム・トラックにバックコーラスとしてSOLOをフィーチャーした9.Take Your Time(彼等のあのダンクラ同名曲とは違いますよ!)の2曲は絶品!いや〜、久しぶりに聴いたけどやっぱ最高だね〜。他にもOHIO PLAYERS/Fireネタ(ちょっと気づかなかったが・・・)のノリノリなファンク4.Walking Away With It、どことなくKEITH SWEATっぽい作風の重たいビートが効いたスロウ・ジャム5.Who's Been Givin' It Up、SIMPLE E/Play My Funkネタのメロウ・ファンク6.Sex In A Jeep、ダンスホールなイントロから一転してファンクに変化する7.Hot & Ready、エレピが心地良いメロウ・ミディアム8.Give It To MeもGOOD。これ以降全く名前を聞かなくなったのが、残念でならないですね。(2012/03/08)
RALPH TRESVANT
/Same (1990)

NEW EDITIONのメンバーで、その甘ったるい歌声で絶大な人気を誇ったRALPH TRESVANTが90年にリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースは、JAM&LEWIS、DARYL SIMMONS、KYLE WEST、WOLF&EPIC、VASSAL BENFORDと錚々たる面子。ほとんどが完全なNEW JACK SWINGモードで聴けたもんじゃないけど、少しポップだが、なかなかの雰囲気のスロウ6. Love Hurts、狂おしいほどに切ないスロウ11. I Love You (Just For You)、チャカポコ感が最高なメロウ・ミディアム12. Alright Nowはナイス。この時代のスロウ、ミディアムにはやっぱグッとくるもんがあるね。(2012/01/09)
REEL TIGHT
/Back to the real(1999)

WARREN Gのバックアップでデビューした4人組コーラス・グループREEL TIGHTが99年にリリースしたデビュー・アルバム。あまり売れなかったみたいですが、なかなかの好盤で、特にトークボックスがアクセントになったスロウ・ジャム1. (Do You) Wanna Ride、WARREN Gプロデュースのメロウ・グルーヴ3. I Lied、これもWARREN G製作でJESSICAをフィーチャーした美しすぎるミディアム4. I'm So Sorry、ドラムがイマイチだが切ないメロにグッとくる6. Don't Wake Me、これもWARREN Gが手掛けたハートウォーミングなミディアム8. Ladyがお気に入り。R&B好きだけでなく、WESTのメロウなヒップホップが好きな人にもぜひ聴いてもらいたいですね。(09/11/14)
RIFF
/Same(1991)

91年にリリースされたRIFFのデビューアルバム。コーラスは爽やかでいいんですが、曲が×ですね。全然聴けませんでした。
R. KELLY
AND PUBLIC ANNOUNCEMENT
/Born Into The 90's (1992)

R&B界の大御所といっても過言ではないR. KELLYが彼のグループPUBLIC ANNOUNCEMENTとリリースしたアルバム。グループ名義だけど、実質、彼のデビュー・アルバムだね、これは。大嫌いなニュージャックスイング(NJS)期にリリースされたんで、前半の5曲を含むアップはおぞましいほどのNJSでげんなり… でも、PATICE RUSHEN/Remind Meネタのトラック上で歌じゃなくラップを披露する6. Born Into The 90's、ボコーダーも雰囲気にマッチしたアダルトなスロウ7. Slow Dance、胸キュンなスロウ8. Dedicated、しっとり系スロウ9. Honey Loveは良いね。でも、「Dedicated」ってFORCE M.S.'Sの名曲「Tender Love」のピアノを完全にパクッているよね? クレジットないけど、これでいいのかR. KELLY !? (2012/10/01)
R. KELLY
/12 Play (1994)

大御所R&BシンガーのR. KELLYが94 年にリリースしたソロ・デビュ ー・アルバム。プロデュースは、R. KELLYで、数曲で TIMMY ALLENも参加。かなり思い出深いアルバムですね。優しげなメロウ・ミディアム1. Your Body's Callin'、心地良いエレピが最高な全編ラップ仕様のメロウ・グ ルーヴ3. Homie Lover Friend、しっとりとしたスロウ4. It Seems Like You're Ready、GAP BAND/Outstanding使いのメロウ・トラックにラップを乗せた7. Summer Bunnies、WILLIE HUTCH/Brother's Gonna Work It Outネタのメロウ・トラックに、これまたラップを乗せた9. Back To The Hood Of Thing、L.T.D./Stranger使いの寂しげなスロウ 11. Sex Me (Part & Part II)がGOOD。できれば「Bump N' Grind」の12バージョンも収録して欲しかったな〜。 (2018/05/26)
ROBBIE MYCHALS
/Same(1990)

ROGER
/Bridging The Gap(1991)

故ROGERが91年にリリースしたアルバム。定番ブレイクImpeach The President使いのフロア・キラー1.(Everybody)Get Upが大好きで、12インチをよく聴いていましたね〜。4.You Should Be Mineや6.Break Throughのファンクもナイスですが、まろやかなギターに耳を奪われる2.Take Me Back、ドリーミーな5.Emotions、清涼感溢れる7.Love Incorporatedのメロウ・チューンも最高!ROGERフリークなら聴くべきアルバムでしょう。(07/07/21)
ROME
/Same(1997)

男声R&BシンガーのROMEが97年にリリースしたデビュー・アルバム。スロウ・ジャムがお得意のシンガーみたいで、押し並べて高水準なんですが、ちょっと似たようなスロウが多いかも。コーラスがJUICY/Sugar Freeっぽいメロウ・ミディアム3. Crazy Love、しっとりとしたスロウ4. Just Once, Once More, Three Times、美しいスロウ8. Real Love、ストリングスが絶妙にマッチしたスロウ10. Let Me Come Home、哀愁を感じるスロウ13. Heavenあたりが特にお気に入り。アップももう少し入れると聴きやすくなるんだけどね〜。でも悪いアルバムではないので、R&B好き、特にスロウが好きな方におオススメです。(09/11/14)
RUDE BOYS
/Rude awakening(1990)

LEVERTによって発掘されたコーラス・グループRUDE BOYSが90年にリリースしたデビューアルバム。アップ系は個人的には厳しいものがあったのですが切ないスロウI'm going thruとハートウォーミングなメロウ・ミディアム8.Are you lonely for meは絶品!R&Bフリークなら押えて損はないアルバムです。(05/03/12)
RUDE BOYS
/Rude house(1992)

LEVERTによって発掘されたコーラス・グループRUDE BOYSが92年にリリースした2ndアルバム。LEVERTの御眼鏡に適っただけあって、歌、コーラスの実力は申し分ないのですが、楽曲が個人的にはしっくりこなかったです… それでもスロウの6.Miss you so muchと8.This love、フロア向けのファンク・ナンバー11.There's no doubtは気に入りました。中古屋で結構見かけるアルバムですので、興味があれば聴いてみて下さい。(05/04/02)