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アーティスト/タイトル |
レビュー |
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CAGE
/Radiohead (1997) |
マニアに人気のNYのソロマイカーCAGEが1997年にFONDLE
'EM RECORDSからリリースしたシングル。プロデュースは、NECRO、ミックスはSTRETCH
ARMSTRONG。
A1. Radiohead (Dirty)
TEN YEARS AFTER/As the Sun Still Burns Awayを使った掴みどころのない、どことなくファニーなナンバー。悪くはないけど、それほど好みじゃないかな。
B1. Agent Orange (Dirty)
映画「時計仕掛けのオレンジ」のタイトル音楽を使った暗めのトラックに映画「子連れ狼」内の子供のセリフを合わせたナンバー。正直、あまり良さが分からないね。
(2024/03/12) |
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CAMP LO
/Coolie High (1996) |
「Luchini AKA This Is It」の大ヒットで人気を得たNYブロンクスのGEECHI
SUEDEとSONNY CHEEBAのデュオCAMP LOが1997年にリリースした『Uptown
Saturday Night』の先行シングル。
A1. Coolie High (Radio Version)
JOCKOとSKIプロデュースで、SKULL SNAPS/It's
a New DayビートにJANET JACKSON/Funny How
Time Flies (When You're Having Fun)のジャム&ルイスの極上メロディを合わせた心地良すぎるメロウ・クラシック!トラックも最高だけど、SONNY
CHEEBAのフロウが滅茶苦茶カッコイイんだよね〜
A2. Coolie High (Red Handed's Tapemaster
Remix)
RED HANDEDによるリミックスで、一転して暗めに仕上げてます。イマイチかな。
B1. World Heist (Radio Version)
SKI制作で、GATO BARBIERI/Rubyの心地良いピアノをサンプリングしたジャジー・メロウ・トラックにJUNGLE
BROWNをフィーチャー。なにげにアルバム未収録だね。
(2024/04/12) |
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CAMOFLAUGE LARGE
/Hitmen Holdin' Steel (1996) |
NYブルックリンのE-KNIGHT、WHITE-AL、D.J.
GOLDFINGERからなるグループCAMOFLAUGE LARGEが1996年にCLOSE
RANGE RECORDSからリリースしたシングル。プロデュースは、E-KNIGHT。ミキシングは名門D&Dスタジオ。
A1. Hitmen Holdin' Steel
不穏な雰囲気のNY好きならニヤリとされる佳曲。
B1. Cocbacda 9
これもダークなピアノが突き刺さるMOBB DEEP等を思い起こさせるナンバー。
(2024/04/12) |
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CANIBUS
/Niggas We Roll With (1997) |
フリースタイルで有名になったNYのCANIBUSが1997年にリリースした自主制作シングル。後にデビュー・アルバム『Can-I-Bus』ではタイトルを「How
We Roll」に変更してますね。
A. Niggas We Roll With
CLARK KENTのプロデュースで、PANAMA P.I.をフィーチャーした、MFSB/Something
for Nothingをネタ使いしたファンキー・チューン。ピッチ変更を取り入れているけど、不要だったんじゃないかな。
(2024/05/12) |
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CAPITAL PUNISHMENT
/Death Sentence (1991) |
(おそらく)テキサスのB-INSANE、LIL' C、THE
AGGRAVATED MCからなるグループCAPITAL PUNISHMENTが1991年に名門(?)ICHIBAN/WRAP
RECORDSからリリースしたアルバム『Livin' On
The Edge Of A Razor』からのシングル。プロデュースは、B-INSANE、LIL'
C、THE AGGRAVATED MC。
A. Death Sentence
PUBLIC ENEMYに影響を受けたであろうアップテンポで攻撃的なファンキー・チューン。
B. Murder
重たいビーツにAC/DC/Hells BellsとKOOL &
THE GANG/Jungle Boogieを合わせたドープな一発!これ最高にカッコイイね〜
(2024/05/12) |
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CAPITAL TAX
/The Masha (1993) |
TOTAL MIND DEVASTATOR (TMD)、DJ COOL AL、DJ
BIG M.C.からなるオークランドのヒップホップ・グループCAPITAL
TAXが1993年にリリースしたアルバム『The Swoll
Package』からのシングル。プロデュースは、DJ
SMOOTH G。ちなみにこのDJ SMOOTH Gは、LUNIZ/I
Got 5 On Itなどで知られるベイエリアの名プロデューサーTONE
CAPONE!グループは、PHARCYDEやHIEROGLYPHICSと似たニュースクール然としたスタイルで人気がありましたね。
A1. The Masha (Remix)
定番メロウFAZE-O/Riding Highストレート使いのチルアウトなリミックス。
A2. The Masha (Jazz Mix)
ジャジーだが暗めに仕上げたリミックス。ちょっと暗すぎかな。
B1. The Masha (Treemania Hype Mix No 2)
最高にファンキーなビートでグイグイ引っ張るドープ・リミックス!これがベスト!オリジナル・バージョンよりカッコいい!
でも、なぜアルバム・バージョンを収録しなかったんだろうね?もったいないな。
(2024/06/12) |
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CAPITAL TAX
/I Can't Believe It (1993) |
TOTAL MIND DEVASTATOR (TMD)、DJ COOL AL、DJ
BIG M.C.からなるオークランドのヒップホップ・グループCAPITAL
TAXが1993年にリリースしたアルバム『The Swoll
Package』からのシングル。プロデュースは、DJ
SMOOTH G AKA TONE CAPONE。
A1. I Can't Believe It (Radio Version)
小気味良いビートにALBERT KING/I'll Play the
Blues for You、そしてホーンのループを合わせた佳曲。
A2. I Can't Believe It (B'leedat Mix)
A1を基にビートをSKULL SNAPS/It's a New Dayに差し替えて強化。
A3. I Can't Believe It (Funk Remix)
オリジナルとガラッと変え、ネタを少しこもった音使いにしてファンキーに調理。
B1. I Can't Believe It (G's Acoustic Jazz
Mix Extended Version)
SKULL SNAPS/It's a New Dayビートにエフェクトかけたホーンをループした鬼渋いリミックス。
(2024/06/12) |
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CAPPADONNA
/Taking Drastic Measures (1996) |
WU-TANG CLAN一派のCAPPADONNAがフロリダのDRASTIC
MEASURES(DRAZTIK MEZURZ)と組んで1996年にDRASTIC
RECORDSからリリースしたシングル。
A1. Taking Drastic Measures
DRASTIC MEASURESのJ. MOBプロデュースの70年代ソウルっぽいネタ使いのSCREWEDっぽい遅めのトラックがクセになる佳曲。
B1. Taking Drastic Measures (Cyphamix)
DRASTIC MEASURESのJ. MOBプロデュースのロウなビートに不穏なネタのループがイルなリミックス!ジワジワくるね〜
B3. Ain't That What's Her Name?
DRASTIC MEASURESプロデュースのほとんどビートのみでラップするフリースタイル的な小品。
(2024/07/12) |
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CASH MONEY CLICK
/4 My Click (1994) |
メジャー前のJA RULEがCHRIS BLACKとO-1と組んでいたCASH
MONEY CLICKが1994年にBLUNT RECORDINGSからリリースしたシングル。プロデュースは、DJ
IRV。
A2. 4 My Click (Street)
SHOWBIZ & A.G./Next Level (Nytime Remix)と同じMAYNARD
FERGUSON/Mister Mellow使いだが、NYらしくないウエスト・コーストっぽいファンク・ビートにピーヒャラ・シンセ使いのトラックにMIC
GERONIMOをフィーチャー。NYフリークはどうかわからないが、個人的にはかなり好み。
B2. Get Tha Fortune (Street)
BEN SIDRAN/That Fine Dayネタの鬼渋くてもの哀しいナンバー。これも好きだな〜
(2024/08/12) |
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CASUAL
/That's How It Is (1993) |
オークランドのHIEROGLYPHICSのメンバーCASUALが1993年にリリースしたシングル。デビュー・アルバム『Fear
Itself』からの1stシングル。
A1. That's How It Is (LP Version)
DEL THA FUNKEE HOMOSAPIEN制作で、BOOKER T.
& THE M.G.'s/Born Under a Bad Sign使いの重たいトラックにAUDIO
2の声ネタがハマったドープ・チューン。
A2. That's How It Is (Disseshowedo Mix)
CASUALによるリミックスで、ビートをSLY &
THE FAMILY STONE/Sing a Simple Songに差し替えて不穏なムードたっぷりに仕上げる。この雰囲気、嫌いじゃないかな。
B2. Thoughts Of The Thoughtful (LP Version)
DOMINOが手掛けた、JOE HICKS/The TeamのビートにROY
AYERS/Brawlin Broadsのベース等とGARY BARTZ/Celestial
Bluesのホーンを組み合わせたニュースクールなファンキー・チューン!
(2024/08/12) |
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CASUAL
/I Didn't Mean To (1993) |
オークランドのHIEROGLYPHICSのメンバーCASUALが1993年にリリースしたシングル。デビュー・アルバム『Fear
Itself』からの1stシングル。
A1. I Didn't Mean To (LP Version)
重たいローファイ・ビーツにTOM WAITS/Diamonds
on My Windshieldの逆回転のようなベースライン、KOOL
& THE GANG/Blowin' With the Windのホーンを使ったドープな一発。TOM
WAITSのあそこだけを抜いて使うって凄いね、やっぱり。
B1. I Didn't Mean To (Remix)
CASUALとMIKE?Gによるリミックスで、鬼ファンキーなドラムに差し替えて雰囲気をガラッと変化。このビーツだけでノックアウト必至!
B3. That's How It Is - Part II
TOUREプロデュースで、サスペンスタッチなトラックにA-PLUSをフィーチャー。なかなか惹き付けるね。
(2024/09/12) |
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CATCH 22
/Just Asking (1992) |
オハイオ州クリーブランドのグループCATCH 22が1992年にPROFILE
RECORDSからリリースしたシングル。プロデュースにG-RAP界では知られた存在のTHE
COLLEGE BOYZのDJ RON SKIとHUMPHREY RILEYが関わってますね。
A1. Just Asking (Club Mix)
ファンク・ビートにFRED WESLEY AND THE J.B.'S/More
Peasのベースラインを合わせ、JAMES BROWN/Get
Up, Get Into It, Get Involved、The Payback、Say
It Loud?I'm Black and I'm Proud、Get on the
Good Foot、BILLY SQUIER/The Big Beatの声ネタをブッこんだナイス・ファンク!
A2. Just Asking (Conflict Vocal Version)?
A1.とあまり変化はないかな?
B1. Just Asking (Tempo Vocal Mix)
テンポを落とした粘着性ファンクに仕上げたリミックス。今聴くならこれかな。
(2024/09/12) |
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CAVEMAN
/Victory (1991) |
M.C.M.、THE PRINCIPLE、DIAMOND JからなるUKのヒップホップ・グループCAVEMANが1991年にPROFILE
RECORDSからリリースした1stアルバム『Positive
Reaction』からのシングル。UKヒップホップ界の中でも、かなりまともなグループで、トラックもNYに負けじと高水準。このシングルもアルバム未収録2曲あって見逃せません!
A1. Victory
GRAHAM CENTRAL STATION/The JamのドラムにBADDER
THAN EVIL/Just Plain Lutherを合わせたアップテンポでファンキーな一発!グルーヴ感あっていいね!
A2. Swift Sucker
DAVID BATISTE AND THE GLADIATORS/Funky Soulを使ったジャジー・ヒップホップ。これもナイス。
B1. Cool (Cos I Don't Get Upset)
DEXTER WANSEL/Theme From the Planetsの定番ビーツ使いの最高にグルーヴィーなジャジー・ヒップホップ!これ大好きだな〜
最高!
B2. Cool (Remix)
B1.のリミックスで、オリジナルよりガラッと下世話なファンキーに変化。粘着性のドラムもカッコいいね〜!(2024/10/12) |
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CAVEMAN
/The whole nine yards…
And Then Some(1992)
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91年に"Positive reaction"という好デビューアルバムをリリースしたUK
HIPHOPグループCAVEMANが92年にリリースした2ndアルバム。UKのHOPHOPグループはHIPHOPが流行ったらHIPHOPをやって、ハウスが流行ったらハウスに転向するみたいな一貫性が無いアーティストが多くて、一度聴くと飽きるものが大半でしたが、このCAVEMANは真面目にHIPHOPしていて、しかも高水準なトラックを聴かせるグループです。JAZZネタや渋いFUNKネタを使ったトラック中心で少し地味ですが、92年頃のミドル期が好きなファンにはバッチリだと思います。私的ベストトラックはDONALD
BYRD/Where are we goingを使った激渋ファンキーな13.T.shirt
and pantiesですね。(03/03/30) |
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C.E.B.
/Get The Point (1992) |
フィリーのパイオニアSTEADY B、同じくフィリーのベテランCOOL
C、そしてSTEADY BやCOOL CのDJを務めていたDJ
ULTIMATE EAZEのトリオC.E.B.(Countin' Endless
Bank)が1992年にRUFFHOUSE RECORDSからリリースしたシングル。1993年にリリースしたアルバム『Countin'
Endless Bank』からの先行シングル。プロデュースは、STEADY
B。
A1. Get The Point
MELVIN BLISS/Synthetic Substitutionの定番ビーツにHONEY
CONE/Stick Upを合わせた高揚感溢れるファンキーなクラシック!
B1. Monkey On My Back
OHIO PLAYERS/Funky Worm、ALL THE PEOPLE/Cramp
Your Styleネタのハーコーな一発!
せっかくの復活アルバムをリリースしたのに、あんな事件(銀行強盗のあげく警官を射殺)を起こすなんて…
古くから応援していたファンにとっては残念でなりません…(2024/10/12) |
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CED-GEE
/Long Gev (1998) |
銀河系一ファンキーなグループULTRA MAGNETIC
MC'Sのメンバーで数々のクラシックの制作に関わったCED-GEEが1998年に3-2-1
RECORDSからリリースした唯一のシングル。カミスンLPからの先行シングルって書かれていたけど、リリースはなかったみたい。
B1. Long Gev (LP Version)
シンプルなビートのファンキー・トラックにCED-GEEの吐き捨てるようなドープなラップとWOOZIE
WOOZなるMCをフィーチャーした佳曲。
B3. The Impossible
ほぼ弾けるビートだけでグイグイ攻めるトラックにレジェンドDOUG
E. FRESHとTREACHEROUS THREEのSPECIAL
Kをフィーチャー。
両曲とも良いのに、なんでアルバムがリリースされなかったのかな?残念でなりません。(2024/11/12) |
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THA CHAMBA
/Hood Thang (1995) |
シカゴのCHAINSAW、TOXIC、RIOT ONEからなるハーコー・トリオTHA
CHAMBAが1995年にCORONER RECORDS, INC.からリリースしたアルバム『Makin'
Illa Noize』からの1stシングル。アングラ・シーンでも人気のあったグループで、アルバムもかなり人気ありますね。
A2. Hood Thang (The Lit.)
暗く淀んだトラックにジャズ・ネタのミスマッチが逆にフレッシュなクラシック!
B1. Hood Thang (Remix)
リミックスで、オリジナルよりダークさがマシマシで、ULTRA
MAGNETIC MC'Sを意識したであろうネタ処理(MELBIN
BLISSか?)がイルなクラシック!オリジナルより断然こっち!(2024/11/12) |
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CHANNEL LIVE
/Reprogram (1995) |
ニュージャージーのハーコー・デュオCHANNEL
LIVEが1995年にリリースしたデビュー・アルバム『Station
Identification』からのシングル。お目付け役は、KRS-ONE!
A1. Reprogram
KRS-OneプロデュースのCHICAGO TRANSIT AUTHORITY/Poem
58ネタのヘビーな曲。NYハーコー好きは反応すると思うけど、ドラムがドカドカしてイマイチかな。
A2. Reprogram (Remix)
敏腕EASY MO BEEによるリミックスで、深くズブズブ沈み込むようなドープなトラックがいいね。オリジナルより断然こっちだね。
A3. What! (Cause And Effect)
KRS-ONE制作で、BIG DADDY KANEと同じTHE NOTATIONS/Superpeople、THE
METERS/Handclapping Songを使った鬼ファンキーな一発!カッコ良すぎ!
B1. Mad Izm (Original Buckwild Remix)
彼等の人気曲のBUCKMILDによるリミックスで、MONTY
ALEXANDER/Let's Stay Together使いのドープ・チューン。
B2. Mad Izm (Original Buckwild '95 Remix)
これもBUCKMILDによるリミックスで、BOB JAMES/Nautilus、THE
CANNONBALL ADDERLEY QUINTET/Painted Desert、KID
DYNAMITE/Uphill Peace of Mindネタのヘビーかつドープな一発!これが一番カッコいいね!
(2024/12/12) |
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CHANNEL LIVE
/Six Cents (1998) |
ニュージャージーのハーコー・デュオCHANNEL
LIVEがマイナー落ちし、1998年にDJ SPINNAのBEYOND
REAL RECORDINGSからリリースしたシングル。
A1. Six Cents (Dirty Mix)
FRED SARGOLINIプロデュースで、KOOL &
THE GANG/Jangle Boogieのドラムに浮遊感のあるウワモノが絡むファンキー・チューン!雰囲気が最高にいいね〜
B1. Live 4 Hip Hop (Dirty Mix)
DOMINGO PADILLAプロデュース。うーん、ドラムもネタも含めてイマイチかな…
(2025/01/12) |
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CHARIZMA & PEANUT BUTTER WOLF
/My World Premiere (1996) |
STONES THROW RECORDSの創設者PEANUT BUTTER
WOLFが故CHARIZMAと組んで1996年にリリースしたシングル。STONES
THROW RECORDSの記念すべき一発目ですね。
A1. My World Premiere (Raw)
ロウなビートのループにスクラッチのみのシンプルの極みなトラックにラップでグイグイ引き込ませるドープな逸品。
A2. My World Premiere (Head Nod)
イントロにUTFO/Roxanne Roxanneを使い、ドカドカしたビーツに差し替えたA1のリミックス。
B1. Methods (Part 1 & 2)
86年頃のローファイなぶっといビートにWILLIE
BOBO/Dindiの穏やかで優しい音色のエレピが最高なナンバー!このビートとメロディの対比、最高すぎるぜ!
B2. Methods (Fresh For '86)
B1のビートのみのバージョン。これはこれでタイトルどおり86年頃の雰囲気充満で良いね〜
B3 Top Notch Competitor
MARVEL LOVE制作で、ズンドコ・ビートにシンプルなウワモノのファンキーな佳曲。
(2025/01/12) |
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CHEBA
/The Piper (1990) |
謎に包まれたラッパーCHEBAが1990年にRUFFHOUSE
RECORDSからリリースしたデビュー・シングル。
CHEBAについて色々調べているとRUFFHOUSEの創設者の一人CHRIS
SCHWARTZが書いた本に詳しく書いており、なんとDIGITAL
UNDERGROUNDのSHOCK Gがラップやトラックの制作に大きく関わっているみたい。というか、CHEBAは何もしてなくて、CHRISからは「アーティストではない」とディスられてる始末。結構好きだったんで軽く衝撃でしたが、アルバムがリリースされなかったのはそういったことがあったからだったんだろうな。
A1. The Piper
JOE "THE BUTCHER" NICOLOプロデュースで、重いビートにホラーチックな鐘の音、フックで寂しげなフルートとピアノが鳴り響くトラックに淡々とした、時折呟くようなラップ、時折コミカルなラップのゲストを交えた暗めのファンキー・チューン。確かにSHOCK
Gが演出したような寸劇っぽさも感じられるね。
B1. The Piper (Street Mix)
リミックスは、同郷のTHREE TIMES DOPEのCHUCK
NICE。JAMES BROWN/Funky President & Funky
Drummerを組み合わせた鬼ファンキーなビートに差し替えたご機嫌なリミックス!オリジナルよりこっちを好んで聴いてたな〜
B3. Just Because
JOHN HODIAN制作で、ゆったりとしたビートに温もりを感じるメロディのメロウ・チューン。ビートがあまり好きではないけど、悪くはないかな。
(2025/02/12) |
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CHEBA
/Business Doin' Pleasure (1991) |
引き続いて、謎に包まれたラッパーCHEBAが1990年にRUFFHOUSE
RECORDSからリリースした2ndシングル。
A1. Business Doin' Pleasure
プロデュースは、JIM SALAMONE。グラウンドビーツ風のビートに涼しげなメロディ、そしてGROVER
WASHINGTON, JR.のサックスがアクセントで挿入されたメロウ・トラックになんとTEENA
MARIEがゲストで歌うナイス・グルーヴ。
B1. Clap You Hands
プロデュースは、JOE "THE BUTCHER"
NICOLOとD.J. JAZZ。THE HONEY DRIPPERS/Impeach
The PresidentビートにBOOKER T. & THE
MG'S/Hip Hug-Herを合わせたファンキーな一発!このネタ使ったら悪いわけないね!
B3. Dis Is Nice
プロデュースは、JOE "THE BUTCHER"
NICOLO。JAMES BROWN/Funky Drumemr使いのファンキーなトラックにGROVER
WASHINGTON, JR.のサックスをメインにしたインスト・ジャジー・ヒップホップ。CHEBAは合いの手でしか登場しないのは残念な限り。
(2025/02/12) |
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CHEK 1 CHEK 2
/The Thickness (1992) |
謎のグループCHEK 1 CHEK 2が1992年にMHJ RECORDSからリリースした唯一のシングル。2曲とも最高なのにまったく話題にならなかったのは残念な限り。
A1. The Thickness (Hip Hop Mix)
THE ISLEY BROTHRS/Between The SheetsネタのイントロからSOUL
II SOUL/Back To LifeのビートにMTUME/Juicy
Fruitを合わせたトラックにフィーメールMCがラップするメロウ好きには堪らないメロウ・ミディアム!
B1. One Nite (Extended Mix)
疾走感のあるビートにメロディアスなピアノ、(多分)INNER
LIFE/I'm Caught Up (In a One Night Love Affair)のフレーズを合わせた最高のメロウ・グルーヴ!
(2025/04/12) |
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CHIEF GROOVY LOO & THE CHOSEN TRIBE
/Got 'Em Running Scared (1993)
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CHIEF GROOVY LOOとそのクルーTHE CHOSEN TRIBE(AL
MONDAY & GRANDMASTER VIC)が93年にWRAP/WORD
RECORDSからリリースしたアルバム。お目付け役はPUBLIC
ENEMYのCHUCK D。WRAP/WORD RECORDSからのリリースということが不利になったか知らないが、全く話題にならなかったけど、なかなか聴かせる内容。アップテンポでファンキーな1.Shades
Of Black、ビートが糞ドープなファンキー・チューン2.I
Love New York、ネタにセンスを感じる4.My Mamma
Told Me、HIPHOP国家Apacheをさりげなく使ったファンキー・ナンバー5.MC's
Got Nuttin' On Loo(Remix)、定番Mardi Gras使いのファンキーな6.The
Ghetto Mac、渋いベースが最高な7.When I Rhymeの7曲目までの流れは最高なんだけど8曲目以降は、驚くくらいボロボロになるのはなぜ… それでもミドル好きなら聴いて損はないと思う。(2011/06/04) |
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CHILDREN OF THE CORN
/American Dream (1996) |
NYハーレムのBIG L、CAM'RON、MA$E、McGRUFF、BLOODSHEDからなるCHILDREN
OF THE CORNが1996年にリリースした自主制作のシングル。
A1. American Dream (LP Version)
DeBARGE/A DreamネタのR&B色濃いナンバー。
B1. Harlem U.S.A. (Uptown Version)
軽めのビートにもの哀しげなメロディの曲。
B2. Harlem U.S.A. (Harlem Version)
THE MAIN INGREDIENT/Summer Breezeのイントロをループした曲。もう少しこのネタらしい哀愁感を出してほしかったな。
(2025/03/12) |
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CHILDREN OF THE CORN
/A Star Is Born (1997) |
NYハーレムのBIG L、CAM'RON、MA$E、McGRNFF、BLOODSHEDからなるCHILDREN
OF THE CORNが1997年にリリースした自主制作のシングル。
A1. A Star Is Born
TEDDY PENDERGRASS/Come Go With Me使いのメロウ・トラックにMC
SHAN/The Bridgeの声ネタを合わせた好曲。
なぜかインストが2曲収録されてるけど、リミックスくらい収録して欲しかったところ。
(2025/03/12) |
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CHILL ROB G
/Let Me Know Something (1996) |
ニュージャージーのレジェンドMC"CHILL
ROB G"が長いブランクを経て1996年にECHO
INTERNATIONALからリリースしたシングル。
A2. Let Me Know Something (Street Version)
プロデュースは、STORMで、暗めのピアノのループに短い女性コーラスをプラスしたアングラな佳曲。
B1. Know Ya Place (Dirty)
プロデュースは、EMOEで、ズシっと重たいビートに寂しげなピアノのループが印象的なもろNYアングラな一発。
(2025/04/12) |
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CHINO XL
/Kreep (1996) |
ブロンクス生まれニュージャージー育ちで西海岸で活動するプエルトリコとブラックのハーフMC"CHINO
XL"がRICK RUBINのレーベルAMERICANから1996年にリリースしたデビュー・アルバム『Here
to Save You All』からの2ndシングル。バトルMCとしても有名ですね。歯切れの良い攻撃的なラップ・スタイルがカッコいい!
A2. Kreep (Video Remix Original Full-Length)
KUT MASTA KURTによるリミックスで、THE WHATNAUTS/Why
Can't People Be Colors Too?のファットなビートにCOLERIDGE-TAYLOR
PERKINSON/Where Do I Go From Here (Sonny
Carson's Theme)の寂しげなピアノをループした男の哀愁あふれるナンバー。いやー、これ最高ですね〜!歯切れのよいラップはもちろんだけど、フックでも「I'm
a kreep.?I'm a loser.?You're so very special.?I
wish I was special.」と意外と達者な歌も披露。
B1. Kreep (Dirty Linen Remix Original)
DJ HOMICIDEによるリミックスで、SONS OF CHAMPLIN/Freedom使いだけど、ちょっとドラムが地味すぎるかな。
B3. Kreep (Album Version Clean Edit)
ERIK ROMEROプロデュースで、RADIOHEAD/Creep、IRON
BUTTERFLY/In-A-Gadda-Da-Vida使いの暗く寂しい曲。まずまずかな。
(2025/05/12) |
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CHOCLAIR
/Just A Second (1996) |
カナダのアングラMC"CHOCLAIR"が1996年にKNEE
DEEP RECORDSからリリースしたシングル。当時、結構話題になってたね。
A1. Just A Second
12 INCHプロデュースで、暗めのエレピのループがナイスなジャジー・ヒップホップ。
B1. What It Takes
DAYプロデュースで、沈み込むようなビートにQUINCY
JONESLove Me by Nameを合わせた神秘的なトラックに女性シンガーJULLY
BLACKが歌うドープ・チューン!この雰囲気、最高だね!
(2025/06/12) |
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CHUN-LI
/Raspy (1996) |
CHUN-LIなるフィーメールMCが1996年にMINDSTATE
RECORDSからリリースしたシングル。1995年にFREEZE/PRIORITY
RECORDSからリリースされたコンピレーションアルバム『Blackmarket
Unreleased』にも1曲参加していますね。マニアのサイトによるとシカゴのMCみたいですが、詳細は不明。
A1. Raspy (Vocal)
ROBERT WILSONプロデュースで、重たいビートにどんよりとしたベースライン、フックではMOUNTAINの定番ブレイクLong
Redを合わせたドープなナンバー。トラックはバッチリだけど、ラップがあまり好みじゃないかな。
B1. Raspy (Smash Remix Vocal)
ROBERT WILSONプロデュースで、オリジナルを軽めのビートに差し替え、うっすらと透明感のあるウワモノに差し替えたリミックス。
B3. Go For Yours (Vocal)
MARCEL VANDEMARKとMARCUS WILSONによる制作で、ZAPP/Be
Alrightをメインに使ったファンキー・メロウな佳曲。サブで使われるネタがちょっとテイストが土臭いのが残念。ZAPP一本でいってほしかったな。
(2025/06/12) |
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CIRCLE OF POWER
/Same (1994)
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WIZとMONEからなる西海岸のヒップホップ・デュオCIRCLE
OF POWERが94年にRUMBLE RECORDINGSからリリースしたアルバム。ジャズ・ネタを多用したニュースクールで、ハイエロやグッドライフ一派に通じるセンスの良さを感じさせるアルバムなんだけど、リリース当時、全く話題にならなかったのは一体なぜ? 70年代モロ出しな泥臭い3.Smoked
Ham、QUINCY JONES/Summer In The Cityネタの郷愁感溢れる6.Daddy、LONNIE
LISTON SMITH & THE COSMIC ECHOES/Devika(Goddess)のベースラインが鬼ドープな9.Ghetto:State
Of Mind、ライブ仕立てのこもった音にエコー効きまくりのラップがイカす10.B.F.
Soundcheck(Freestyle '93)、ラテン・タッチの楽しくファンキーな11.Blak
Beanz、ぶっといビートの12.1 For Da Trouble、後半のエレピも最高なスペーシーかつグルーヴィーな13.Onseen
Offspring、全曲の後半から繋がっている有名ネタ使いのジャジー・グルーヴPsycho
2、生演奏でジャジーかつメロウに攻めるポッセカット14.Live
From Da Treehouseあたりが特にお気に入り。ニュースクール好きならぜひ聴いて欲しいグループですね。(2011/10/03) |
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CIRCLE OF POWER
/Daddy (1993) |
WIZとMONEからなる西海岸のヒップホップ・デュオCIRCLE
OF POWERが1993年にRUMBLE RECORDINGSからリリースしたアルバムからのシングル。プロデュースは、メンバーのMONEとWIZ。
A2. Daddy?- Cool Clay Mix (Instrumental)
QUINCY JONESの人気ネタ「Summer in the City」を使った郷愁感溢れるトラックにトランペット?を大々的にフィーチャーしたジャジー・インスト・ヒップホップ。これはこれで最高だけど、ラップを入れて欲しかった!
B1. Take A Look Around
おそらくジャズ・ネタを使ったセンス溢れるジャジー・ヒップホップ!やっぱりこのグループ最高だな〜
B2. Daddy - Original Mix
前述どおりQUINCY JONES/Summer in the Cityネタの郷愁感溢れるクラシック!
(2025/07/12) |
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CLASS A FELONY
/Same (1993)
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ロングアイランド出身のLORD DUMARとDJ STITCHESのデュオCLASS
A FELONYが93年にリリースしたアルバム。プロデュースは、メンバーのC.SMITH(DJ
STITCHES)、THE 45 KING、DIAMOND D、ゲストにはLAKIM
SHABAZZとDIAMOND D。不運にもリリース前にMCのLORD
DUMARは射殺されてしまい、これが唯一のアルバムなんですよね。80年代後期から90年代初期のローファイでドープなトラックもさることながらKING
SUNを思い起こさせるスキルフルなLORD DUMARのラップも素晴らしいの一言。ドープなビートが最高な1.
Time to Make the Doughnuts、アップテンポでファンキーな2.
Hyped Up、サスペンス・チックな3. Hostage、HAMILTON
BOHANNON/Save Their Souls、FRED WESLEY AND
THE J.B.'S/Blow Your Head使いの鬼ドープな4.
I'm Not the Herb You're Lookin 4、ダビーなレゲエ・トラック使いの7.
Lyrical Bloodbath、KOOL&THE GANG/Good
TimesとTHE JIMMY CASTOR BUNCH/It's Just Begunネタの疾走感溢れる10.
Warriors Come Out to Play、タイトルどおり暗闇から忍び寄るようなダーク・チューン11.
The Night Stalker、BARBARA ACKLIN/Am I The
Same Girl等を使ったソウルフルな12. Tey're
All Gonna Laugh at You、ほぼビートだけのシンプルなトラックが逆にラップを引き立たせる13.
Rita、アップテンポでファンキーな14. Black
Rain、ファンキーなトラック上でスクラッチが映えるDJナンバー15.
Electricityと好曲満載。忘れ去られるには勿体ないアルバムだな。(2013/02/27) |
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CLEVER JEFF
/Jazz hop soul(1994)
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CLEVER JEFFなるラッパーが94年にリリースしたアルバム。詳しいプロフィール等は不明ですが、西のラッパーみたいです。風貌はどことなくGっぽい感じがしますが、タイトルから分かるようにJAZZネタオンリーで東系のサウンドです。自分的にはビートが跳ねた感じの曲が多くて好みに合わないですが、ファンキーJAZZな3.Full
stride、6.Catch rek、16.The birthはかなり良く出来た曲で気に入りました。センスはかなりあると思うのでトライブとかブラックシープ等が好きな人にはバッチリだと思います。(03/01/27) |
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CO-DEFENDANTS
/Just When You Thought (1995) |
WU-TANG CLANの2軍メンバーENZAが組んでいたグループCO-DEFENDANTSが1995年にECHO?INTERNATIONALからリリースしたシングル。
A1. Just When You Thought
KING SUNとのコンビで一世を風靡したD. MOETが手掛けたBARRY
WHITE/I'm Gonna Love You Just a Little More
Babyネタに少しGっぽいピーヒャラ・シンセを合わせた哀愁トラックに男性ボーカルOMAR
CHANDLERがフックで熱く歌うナンバー。ドラムがもう少し強ければな〜
B1. Get Your Weight Up
C.E.O.プロデュースによるSUN/Time Is Passing使いの夕暮れモードのトラックに、なんとベテランROB
BASEをフィーチャーした佳曲。
B3. Who Are We
C.E.O. & GREG BROWNプロデュースで、ファンクな重たいドラムにイルな音処理のウワモノがカッコ良すぎる!ウェスト・コースト好きにもオススメ。
(2025/08/12) |
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COLD CRUSH BROS.
/Cold Crush Flava (1995) |
ブロンクスの伝説的なオールド・スクーラーCOLD
CRUSH BROS.(COLD CRUSH BROTHERS)が1995年にKRS-ONEのレーベルFRONT?PAGE
ENTERTAINMENTからリリースしたシングル。プロデュースは、もちろんKRS-ONE。
A1. Cold Crush Flava
軽めのビートにDONALD BYRD/Dominoesのフレーズを交えた曲だけど、ビートがイマイチかな。
A2. Resurected
クレジットはないがCHUCK Dのアジテーションからスタートし、スリリングなトラック上でマイクを回し見事なオールド・スクール・ラッピンを披露する快作!
A3. Hut - Girl
JUNIOR/Mama Used To Sayのフレーズからスタートし、COMMODORES/The
Assembly Line使いの勢いのあるトラック上でマイクを回す佳曲。
(2025/09/12) |
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COLLEGE BOYZ
/Radio fusion radio(1992)
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先週紹介した大学生こと"COLLEGE BOYZ"が92年にリリースしたデビューアルバム。このアルバムは2ndと違いまったくGラップの匂いがせず、むしろEAST系のスタンスなのでNO
COASTで紹介することとしました。92年ということで今聴くとオールドスクールって感じで今の洗練された音に馴れたリスナーにはちょっとキツイかもしれませんが、ISLEY
BROS./For the love of youネタのメロ〜な3.Hollywood
paradox、GAP BAND/Humpinネタの11.Humpin、FUNKADELICS/Knee
deepネタの17.How ta actは今でも聴けると思います。個人的には好きなアルバムですが、オールド好きな方でない限りオススメはしません。(03/10/04) |
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THE COLLEGE BOYZ
/Victim Of The Ghetto (1992) |
1994年リリースの2nd『Nuttin' Less Nuttin'
Mo'』がG-RAP好きにも知られているLAの大学生ことTHE
COLLEGE BOYZが1992年にリリースしたデビュー・アルバム『Radio
Fusion Radio』からのシングル。メンバーは、R.O.M.、SQUEAK、HUMPHRY、DJ
CUE。
A1. Victim Of The Ghetto (Ragamuffin Mix)
プロデュースは、TONY JOSEPHとERIC "QUICKSILVER"
JOHNSON。リミックスは、DJ RON SKIとHUMPHRY。EDDIE
KENDRICKS/The Newness Is Goneネタの郷愁感溢れるトラックにラガ・ラップをフィーチャーした、この時代ならではのリミックス。ラガに抵抗ないんで好きだな〜
A2. Victim Of The Ghetto (Hip Hop Mix)
ブレイクビーツ(ISAAC HAYES/Breakthrough?)に緊張感のあるネタ(B.T.
EXPRESS ?)を合わせ、サビで女性コーラスが歌うリミックス。このリミックス、最高なんだけど、なんでラップ入れなかったのかな?もったいない!
B1. Victim Of The Ghetto (LP Version)
オリジナル・バージョンで、A1のトラックに女性コーラス入り。ラガに抵抗あるならこれがオススメかな。
B3. Medley: Fuck All The Rigamarole - Politics
Of A Gangster
アルバム収録曲のメドレーみたいな曲。正直、不要かな。
(2025/08/12) |
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COMMON
/Like Water for Chocolate (2000)
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シカゴのベテランMC、COMMONが2000年にリリースした4thアルバム。プロデュースはQUESTLOVE、COMMON、DEREK
DUDLEY、JAY DEE、DJ PREMIER、D'ANGELO等。デビュー当時から聴いてる好きなMCの一人で、このアルバムも充実作ですね。FEMI
KUTIが参加したアフリカンな雰囲気でボーカルにエフェクトを効かせた1.
Time Traveling (A Tribute To Fela)、PARLIAMENT/Funkin'
for Fun、FRED WESLEY & THE J.B.'S/Doing
It to Death、STEVE MILLER BAND/Space IntroネタのファンキーなトラックにRAHZELとBLACK
THOUGHTが参加した3. Cold Blooded、RICK JAMES/Give
It to Me Baby使いのJAY DEEらしいファンキーな4.
Dooinit、BOBBY CALDWELL/Open Your Eyesネタのメロウな5.
The Light、DEODATO/Spirit of Summer使いの郷愁感のあるトラックにBILALとJILL
SCOTTが歌う6. Funky For You、心地よいトラックにMOS
DEFと懐かしいMONIE LOVEが参加した7. The Questions、DJ
PREMIER制作でTHE INTRUDERS/Memories Are Here
to Stay、GIL SCOTT-HERON/The Revolution Will
Not Be Televisedネタの鬼ドープな9. The 6th
Sense、HUGH HOPPER & ALAN GOWEN/Morning
Order、ROY AYERS UBIQUITY/Running Away使いのレイドバックしたメロウ・ナンバー11.
Nag Champa (Afrodisiac For The World)、SLUM
VILLAGEをフィーチャーしたGEORGE DUKE/Vulcan
Mind Probeネタの落ち着いた雰囲気の12. Thelonius、PLACEBO/S.U.S.、JAMES
BROWN/The Paybackネタの渋い13. Payback Is
A Grandmother、大好きなTHE FAMILY STAND/Ghetto
HeavenのカバーでD'ANGELOが気だるく歌う14.
Geto Heaven Part Two、CEE-LO参加の優しげなメロウ・チューン15.
Song For Assata、心なごむトラック上でCOMMONの父親が語る16.
Pops Rap III...All My Childrenがお気に入り。(2021/01/09) |
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COMPANY FLOW
/Funcrusher (1995) |
BIGG JUS、EL-P、MR. LENからなるNYブルックリンのトリオCOMPANY
FLOWが1995年に自主制作したアルバム。これは2ndプレスのカラーヴァイナル盤。プロデュースは、EL-PとMR.
LEN。当時人気だったアングラ・ヒップホップ・シーンに衝撃を与えたグループで、初めて聴いた時には、そのアバンギャルドさに度肝抜かれましたね。どんよりとした重たい空気感が充満したA1.
Bad Touch Example、SMOKEY ROBINSON/Theme
From Big Timeの怪しげなフレーズのイントロからMIGHTY
TOM CATS/Love Potion-Cheeba-Cheebaのスモーキーなビート、ELECTRIC
LIGHT ORCHESTRA/Telephone Lineのファックスの通信音のような音を合わせたトラックにフリーキーなラップで切り込むドープなクラシックA2.
8 Steps、BMSをフィーチャーしたBRETHREN/Outside
Loveの重たいビートにROXANNE SHANTE AND BIZ
MARKIE/Biz Beatのイルなビートを合わせた狂気を感じるアングラ・シットB1.
Vital Nerve、LITTLE FEAT/Fool YourselfのビートにSILVER
CONVENTION/Magic Mountainを合わせたファンキーなC1.
Corners 94、不気味な雰囲気のトラックにKRS-ONEの声ネタをコスりまくるC2.
The Definitive、オールドスクールなビートに郷愁感漂うピアノが印象的なトラックにフックでBOB
JAMES/Farandole (L'Arlesienne Suite #2)を使った佳曲D1.
Krazy Kings、FREDDIE HUBBARD/Red ClayのビートにBEASTIE
BOYS/Slow and Lowの声ネタを合わせたファンキーなインタールードD2.
Lencorcismがお気に入り。(2024/11/16) |
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COOKIE CREW
/Fade To Black (1991)
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ロンドンのMC REMEDEEとSUSIE Qからなるフィーメール・ラップ・デュオCOOKIE
CREWが1991年にリリースした2ndアルバム。プロデュースは、DANCIN'
DANNY D、CJ MACKINTOSH、DAVE DORRELL、DADDY-O、DAZZLE、BLACK
SHEEP、GANG STARR、PHIL CHILL等、ロンドン、NYの精鋭揃い。1stアルバムしか注目されないのは残念な限り。トータルではこの2ndが確実に優れてるけどね。BRENDA
RUSSELL/A Little Bit of LoveをメインにPLEASURE/Bouncy
Lady、BARRY WHITE/I'm Gonna Love You Just
a Little More Babyを合わせたグンバツにメロウかつグルーヴィーなトラックにDANCIN'
DANNY Dのソウルフルな歌も最高な1. Secrets
(Of Success)からテンション、アゲアゲ!ROY
AYERS UBIQUITYのメロウ・クラシックRunning
Awayをカバーし、バイブにご本人ROY AYERSが登場し、心地よいバイブを披露するというなんとも贅沢三昧な2.
Love Will Bring Us Together、DADDY-OプロデュースでFIVE
STAIRSTEPS/Danger! She's a Strangerを使ったシリアスでもの哀しげな3.
Fade To Black、GWEN McCRAE/90% of Me Is You、BILL
WITHERS/Ain't No Sunshineを使ったタイトルどおりポジティブで力強い5.
The Powers Of Positive Thinking、BLACK SHEEP制作で大ネタFREDA
PAYNE/The Easiest Way to Fall、TOM SCOTT
AND THE L.A. EXPRESS/Sneakin' in the Backを使った渋いファンキー・チューン7.
Watch The Cookies Crumble 'Em、これもBLACK
SHEEPが手掛けたESTER WILLIAMS/Last Night
Changed It All (I Really Had a Ball)ネタのNYニュースクール・モードのコミカルな8.
Going Freestyle、GANG STARRプロデュースでGROVER
WASHINGTON, JR/Lock It In The Pocket使いのジャジーで鬼渋い9.
A Word To The Conscious、SISTER SLEDGE/He's
the Greatest Dancerネタの少しハウスっぽいダンサブルな12.
Like Brother Like Sister、以下はCDのみ収録で、ドラマチックな展開のファンキー・ナンバー13.
Time 2b What We Wanna Be、1.のリミックスで、メロディ感を抑えた14.
Secrets (Of Success) (Cooks Mix)、MAIN SOURCEのK-CUTによるリミックスで、MAIN
SOURCEマナーのジャジー・ファンキーな15. Secrets
(Of Success) (Live At The Bar-B-Que Mix)がお気に入り。(2022/08/06) |
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CRAIG MACK
/Project: Funk Da World (1994)
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BAD BOYからリリースした「Flava In Ya Ear」の大ヒットで一世を風靡した元MC
EZ&TROOPのメンバーCRAIG MACKが94年にリリースしたデビュー・アルバム。いやー、懐かしいね。一時期かなり人気があったけど、今は全く名前を聞かないね。結局一発屋みたいなもんだったのかな。いかにもNYって感じのアングラ臭のする地味目のトラックが多くて正直聴き疲れするけど、HAMILTON
BOHANNON/Save Their Souls使いのファンキーな1.
Project: Funk Da World、SLY & THE FAMILY
STONE/Sing a Simple Song使いのヘビーな4.
That Y'all、EASY MO BEEが手掛けた前述のヒット曲5.
Flava In Ya Ear、THE EMOTIONS/Blind Alley使いの6.
Funk Wit Da Style、EASY MO BEEプロデュースで「Flava
In Ya Ear」タイプの7. Judgment Day、Days
of Our Lives Main Theme、SKULL SNAPS/It's
a New Day、COMMODORES/The Assembly Lineネタのハーコー・シット8.
Real Raw、MANDRE/Final Funk使いのファンク9.
Mainline、IKE & TINA TURNER /Why Can't
We Be Happy、JOE TEX/Papa Was Too使いのアーシーな11.
Welcome To 1994あたりは当時よく聴いてたな。できればTHE
NOTORIOUS B.I.G.、RAMPAGE、LL COOL J、BUSTA
RHYMESとマイクを回すFlava In Ya Ear(Remix)も収録すればよかったのにね。(2012/11/03) |
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CRAZY SAM &
DA VERBAL ASSASSINS
/Street Power (1994)
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見た目暑苦しいCRAZY SAMとそのクルーDA VERBAL
ASSASSINS(BILLY(CRAZY SAMの別キャラ?)、DARKMAN、D-TERROR、STALKER)が94年にカリフォルニアのATOMIC
BOMB RECORDSからリリースしたアルバム。ゲストにBIG
DADDY KANE、APACHEも参加。CRAZY SAMの詳しいプロフィールは分かりませんが、WYCLEF
JEANの『Carnival』にもゲスト参加していましたよね。ジャズ・ネタを多用した当時の主流の音なんだけど、完成度高いことといったら!リリース当時、専門誌等でも全然取り上げられていなかったのが不思議なくらい。ジャズ・ネタ使いのどことなくCYPRESS
HILLを思わせるフリーキーな1.5 Boros、ビートとベースがとにかく最高なハーコー・シット2.Come
In From Da Underground、ビートだけでぶっ飛ばされる鬼ドープな4.Street
Power、LED ZEPPELIN/When The Levee Breaksのビート使いのファンキーな6.My
Hoodie、ダークな雰囲気が最高なドープ・チューン10.Whipped、ジャズ・ネタで妖しく攻める11.Verbal
Assassins、イカしたビートに寂しげなウワモノがマッチした13.Jail
Rap等好曲目白押し。ミドル好きなら是非とも聴いて欲しいアルバムの一つ。(2011/02/27) |
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CYPRESS HILL
/Same (1991)
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DJ MUGGS、B-REAL、SEN-DOGのトリオCYPRESS
HILLが91年にリリースしたデビュー・アルバム。一度聴いたら忘れない声質をしているB-REALの癖のあるラップ、DJ
MUGGSの中毒性の高いトラックがWESTを毛嫌いしていた当時のNY信者達にウケてブレイクしたよね。でも、ろくにWEST物を聴いていないのに、ライター(NY信者のラッパー)の一人が採り上げると誰もかしこも「CYPRESS
HILLサイコー!」ってなっちゃったのには笑っちゃったけどね。正直、ほぼクラシックといえる内容なんだけど、個人的にB-REALの声が苦手なんで、クラシック一歩手前ってのが自分の評価。(でも、そうは言っても12インチは全部持っているし、なんだかんだ言っても好きかもしれない。) MANZEL/Midnight
ThemeのビーツにLOWELL FULSON/Tramp、JAMES
BROWN各種、JIMI HENDRIX/Are You Experiencedのハードなギター、SUICIDAL
TENDENCIES/Institutionalizedを隠し味的に挿入した、後にロック・ミュージシャンにもかなり支持された2.How
I Could Just Kill a Man、MUDDY WATERS/Tom
Cat使いのヘビー&ドープなインタールード5.Ultraviolet
Dreams、KOOL&THE GANG/Good Times使いのファンキーな6.Light
Another、『Wild Style』のサントラのビーツにEDDIE
HARRIS&LES McCANN/Compared To Whatを合わせたWESTらしいファンクを感じるインタールード8.Break
It Up、ALL THE PEOPLE/Cramp Your Style、BAR-KAYS/Humpin'、SLY&THE
Family Stone/Underdogネタのアップテンポでファンキーな9.Real
Estate、CURTIS MAYFIELD/Future Shock、『Wild
Style』のサントラ使いのファンキーなインタールード12.Something
For The Blunted、SLY&THE Family Stone/Sing
a Simple Song、PAZANT BROTHERS/A Gritty Nitty、ELEPHANT'S
MEMORY/Mongooseネタのパーカッシブでファンキーな13.Latin
Lingoが特に好きですね。でも、MUGGSにはTHE
7A3が一番似合っていたと思うけどなー。(THE
7A3なんて知らないってリスナーがほとんどだと思うけど。) (2011/10/17) |