アーティスト/タイトル レビュー
JACKAL THE BEAR
/On fire(1996)

96年にリリースされたフィラデルフィアのラガMC"JACKAL THE BEAR"のアルバム。外見はBUSHWICK BILLにそっくりです。(そういえばBUSHWICK BILLもジャマイカ生まれでしたね) 話題になることなくひっそりとリリースされたこのアルバムですが、EASTファンよりむしろ80'S R&B好きのWESTファンにオススメできる内容です。お気に入りはLOOSE ENDS/hanging on a string使いに女性Vo.をフィーチャーした2.Plaything、CHERYL LYNN/Encore使いのフロア・トラックに女性Vo.を絡めた4.Jackal so good、大好きなGAP BAND/Yearning for your loveネタの6.Respect she、NYのSLEEPING BAG/FRESH RECORDSで活動していたマニアックな女性シンガーJOYCE SIMSのCome into my life使いの13.Ain't gonna hurt nobodyです。これ以外にはSTEVE ARRINGTON/Weak at the kneesネタの曲なんてのもあります。もしラガMCが嫌いでなければかなりオススメできます!(03/12/20)
JAM
/Soul Search'n' (1995)
NYのJAMが1995年に456 RECORDSからリリースしたシングル。プロデュースもJAM自身。GROVER WASHINGTON, JR/Maracas Beachを使ったジャジー・メロウなA1. Soul Search'n'がナイス。A.T.C.Q.にも似た感じかな。B面のLike Thisはイマイチ。(2020/05/30)
JAMAL
/Fades em all(12)(1995)
ILLEGALのラッパーであったJAMALのファーストアルバムLast chance,no breaksからのシングルです。ヘビーFUNKなオリジナルはアルバムで知っていたんですが、PETE ROCKがリミックスした12インチは買い逃していたので購入して聴いたが、オリジナルには到底及ばないですね。PETE ROCKのリミックスには当たり外れが大きいです。これは外れです。オリジナルで十分です。
JAY-Z
/Vol.3...Life and times of S.CARTER(1999)

JAZとつるんでいた頃から知っていたが、ここまでメジャーになるとは思ってもいなかったJAY-Z。1stと2ndはよく聞いていて好きだったが、これはごく普通の内容だと思う。割と気に入ったのが、クラブでもヒットした”Big Pimpin'”と”Come and get me”の2曲。前者は怪しげな曲調とゲストのUGKの絡みが○、後者はヘビーかつファンキーな曲がgood。
JAY-Z
/The Black Album (2003)

JAY-Zが2003年にリリースした8thアルバム。このアルバムの白眉は、やはり鬼才RICK RUBINによる9. 99 Problemsでしょう!BILLY SQUIER/The Big Beat、MOUNTAIN/Long Red、WILSON PICKETT/Get Me Back On Time, Engine #9の定番ブレイクを使ったRICKのロック魂溢れる鬼ハードコア&ドープな逸品!曲の出だしから血管ブチ切れ必至。最高過ぎるね、まっ たく。これ以外にもなかなか聴かせてくれ、特にJUST BLAZEプロデュー スで、THE CHI-LITES/That's How Longネタのソウルフルな2. December 4Th、THE BUCHANANS制作でMFSB/Something For Nothing使いの高揚感溢れる3. What More Can I Say、KANYE WESTが手掛けたJOHN HOLT/I Willネタの内面から燃え上がるような4. Encore、THE NEPTUNESプロデ ュースのグルーヴィーな5. Change Clothes、JUST BLAZE制作でLITTLE BOY BLUES/Seed Of Love使いのもの哀しい10. Public Service Announcement、DJ QUIKらしかぬMADONNA/Justify My Love ネタの暗めの11.Justify My Thug、THE NEPTUNESが手掛けたソウルフルな 13.AllureがGOOD。(2018/07/14)
J-FORCE
/For All Thoze
b/w Runnin' On E (1996)
NYのSTATEN ISLANDのJ-FORCEが96年にリリースした2ndシングル。録音はレジェンドMARLEY MARL!MOBB DEEPのフォロワーっぽくて、A面のFor All Thozeはイマイチで、ダークで殺伐としたB2. Runnin' On Eは聴けたけど、至って普通の出来。(2019/11/08)
JIBRI
/Wise one(1991)

オハイオ州シンシナティ出身でMC BREEDの『Funkafied』にも参加していたJIBRIが91年にリリースしたデビュー・アルバム。デビュー当時はYOUNG MC等と同類のPOPラッパーにカテゴライズされていて嘲笑の対象となっていましたが、無視できない好曲が収録されているんですよねこれが。最近注目されているCHIC/Good times使いの鬼ファンキーな1.The house the dog builtとこれぞ甘茶ラップ!って感じの5.Could'a would'a should'aです。1.The house dog builtは、CHICのオリジナルメンバーNILE RODGERSがプロデュースしているあたりもポイント高く、Could'a would'a should'aは熱い男性Vo.と女性コーラスが絡むところも最高です!この2曲は当時より今のほうがむしろマッチしていると思います。残りの曲は当時流行したNEW JACK SWING系のミーハー中心なので個人的には×ですが、跳ねるビートがOKな方なら楽しめるかと思います。中古屋でゴロゴロ転がっているかと思うので、気になった方は買ってやって下さい。(04/09/11)
JIGGIE GEE
/Let The Rhythm Ride(1991)

LUKEお気に入りの女性ラッパーJIGGIE GEEが91年にLUKE/ATLANTICからリリースしたアルバム。プロデュースはERIC GRIFFINとJONATHAN BLACK。JBネタを多用したこの年代にありがちなトラックは当時結構気に入っていたんですが、今聴くとやはり古さを感じますね。今聴くなら断然、雨上がりで心も晴れてウキウキするような心躍るメロウ・チューン 5.I Need A Good Man と寂しげなスロウ 10.I Want You(New Mix) の2曲でしょう!甘茶ラップ・フリークでも結構ノーチェックなのでは?(07/12/08)
JOINT VENTURES
/Itz da Joint (1993)

ボストンのヒップホップ・グループJOINT VENTURESが93年にPROFILE RECORDSからリリースしたアルバム。これといったキラー・チューンはないけど、ミドル好きには十分受け入れられる内容じゃないかな。JAMES BROWN/People Get Up and Drive Your Funky Soul、FUNKY 4+1/That's the Jointネタのファンキーな2. Itz da Joint、WILD CHERRY/Play The Funky Musicを巧く使ったドープ・ナンバー3. Time to Pay the Piper、JAMES BROWN/Get Up Offa That Thing使いの5. Gotta Give It Up、Impeach the PresidentビートのCYPRESS HILL風な8. Fuck What Ya Heard、ヘビーなブレイクビーツ使いがイカしたハーコー・チューン12. Somethin' for the Headあたりが特に好きですね.(2015/04/10)ボストンのヒップホップ・グループJOINT VENTURESが93年にPROFILE RECORDSからリリースしたアルバム。これといったキラー・チューンはないけど、ミドル好きには十分受け入れられる内容じゃないかな。JAMES BROWN/People Get Up and Drive Your Funky Soul、FUNKY 4+1/That's the Jointネタのファンキーな2. Itz da Joint、WILD CHERRY/Play The Funky Musicを巧く使ったドープ・ナンバー3. Time to Pay the Piper、JAMES BROWN/Get Up Offa That Thing使いの5. Gotta Give It Up、Impeach the PresidentビートのCYPRESS HILL風な8. Fuck What Ya Heard、ヘビーなブレイクビーツ使いがイカしたハーコー・チューン12. Somethin' for the Headあたりが特に好きですね.(2015/04/10)
JUICE WITH SOUL
/Body armor(1993)

ボストンで活動するJUICEとSOULの2人組JUICE WITH SOULが93年にリリースしたアルバム。正統派ミドル・スクールHIPHOPな内容で久々にこういうのを聴くとなんか昔を思い出しますね。A.T.C.Q.やPETE ROCK等が好きな方なら気に入るであろう渋いネタ使いで特にナイスビートに爽やかなウワモノがGOODな2.To the uumhm、DIZZY GILLESPIE/Stomped&Wastedネタのファンキーな3.It's on、サックスが絡んだファンキーなタイトル曲7.、ALLYSHA MYERS/If you play your cards right使いの哀愁系の8.Like father,like sonがお気に入りです。当時リリースされたシングルが少し話題になっただけで、アルバム自体はメディアにあまり取り上げられなかったですが、もっと評価されてもいいかなと思います。(05/01/14)
J of NO COAST