|
アーティスト/タイトル |
レビュー |
 |
MURO
/30 years and still counting (2015)
 |
「King Of Diggin'」ことMUROが活動30周年を記念してタワレコからリリースしたミックスCD。その選曲やミックスの素晴らしさは定評がありますが、これもホント素晴らしすぎます!HOT
WAX(INVICTUS)等の70年代とWEST ENDやTABUのようなアーバン80年代をこれほど違和感なくミックスできるのもMUROの真骨頂。どの曲も素敵だが、特に最高にソウルフルな1.
THE PICTURE WILL NEVER CHANGE/LAMONT DOZIER、温もりを感じる2.
I DON'T SEE ME IN YOUR EYES ANYMORE/BROTHERLY
LOVE、パーカシッブでビートが効いた3. AIN'T
IT GOOD FEELING GOOD/ELOISE LAWS、瑞々しくグルーヴィーな4.
STAY WITH ME/ELOISE LAWS、ソウルフルで高揚感もある5.
WE'VE GOTTA FIND A WAY BACK TO LOVE/FREDA
PAYNE、フィリーのヒップホップ・グループC.E.B.の元ネタとしても有名な最高にアガれる6.
STICK-UP/HONEY CONE、6と共に人気の7. WANT
ADS/HONEY CONE、D-NICEネタとして知られる鬼ファンキーな8.
CRUMBS OFF THE TABLE/LAURA LEE、こらもまたネタとして有名な超絶ファンキー9.
IF I COULD SEE THE LIGHT IN THE WINDOW/100
PROOF AGED IN SOUL、アフロ・ファンキーな10.
BUMP YOUR LADY/NATURAL HIGH、強烈ファンキーなワウワウ・ギターが耳を惹く11.
GOTTA GET AWAY/THE FLAMING EMBER、ジャジーかつファンキーな12.
TIME GONNA CHANGE EVERYTHING/LUCIFER、JELLYBEANのカバーで知られるBABE
RUTHのブレイクビーツ曲のディスコ・カバー14.
THE MEXICAN/BOMBERS、ロボ声のエレクトロ・チューン16.
B-BEAT CLASSIC/B+、声ネタでも人気のある郷愁系ダンス・クラシック17.
DO IT TO THE MUSIC/RAW SILK、ブニョブニョっとしたシンセが癖になるダンス・ナンバー18.
YOU CAN'T HAVE YOUR CAKE AND EAT IT TOO/BRENDA
TAYLOR、個人的に大大大好きなエレクトロ感たっぷりのダンス・クラシック19.
ANOTHER MAN/BARBARA MASON、中高生時代からずーっと聴き続けているJAM
& LEWISの永遠のメロウ・クラシック20.
THE FINEST/THE S.O.S. BANDと21. SATURDAY
LOVE/CHERRELLE、透明感のあるアーバン・メロウ22.
UNIVERSAL LOVE/WOODS EMPIRE、優しげでグルーヴィーな23.
QUEEN OF MY SOUL/AVERAGE WHITE BAND、高揚感があるダンス・ナンバー24.
CHANGIN'/MS. SHARON RIDLEYがお気に入り。(2022/05/14) |
 |
V.A.
/B&G Party (1988)
 |
前回紹介したBGP RECORDSのレア・グルーヴのコンピレーション・アルバム『Do
It Fluid』の続編で、1988年にリリースされた『B&G
Party』。これもFANTASY RECORDSとPRESTIGE
RECORDSからセレクトされていますね。
A1. THE BLACKBYRDS/Rock Creek Park
偉大なトランペッターDONALD BYRDの舎弟グループTHE?BLACKBYRDSが1975年にリリースした3rdアルバム『City
Life』収録。ヒップホップDJ必携の『ULTIMATE
BREAKS & BEATS』にも収録されていますね。ERIC
B. & RAKIM/The R、ULTRAMAGNETIC MC'S/When
I Burn、BIG DADDY KANE/Raw '91等々、数多のアーティストにサンプリングされた名曲中の名曲でG-FUNKにも通じる心地良いキーボードやベースラインも最高過ぎます!
A2. PLEASURE/Glide
CRUSADERSのWAYNE HENDERSONのバックアップを受けてデビューしたフュージョン/R&BバンドのPLEASUREが1977年にリリースした5thアルバム『Future
Now』収録。SUGARHILL GANG/Sugarhill Grooveにもネタ使いされた軽快なドラムとベースラインがイカしたファンク・クラシック!
A3. BILL SUMMERS/Straight To The Bank
HERBIE HANCOCKのHEADHUNTERSのメンバーとして活躍したパーカッション奏者BILL
SUMMERSが1978年にBILL SUMMERS?AND SUMMERS
HEAT名義でリリースしたアルバム『Straight
To The Bank』収録。ノリの良いディスコ・クラシック!でも途中のかけ声「フワ、フワ」にはガクッとするけどね。
A4. SPYDERS WEBB/I've Learned From My Burns
ジャズ・ファンク・バンドSPYDERS WEBBが1976年にリリースした唯一のアルバム『I
Don't Know What's On Your Mind』収録。BPM早めのジャズ・ファンクだけど、ディスコ過ぎてイマイチかな。
B1. SIDE EFFECT/Keep That Same Old Feeling
1976年にリリースした3rdアルバム『What You
Need』収録。THE CRUSADERSのカバーで、オリジナルも最高なんですが、このカバーもコズミックな雰囲気に溢れた最高に心地良い仕上がりで、フロアの人気曲でもありますね。
B2. PLEASURE/Ghettos Of The Mind
A2のPLEASUREが1976年にリリースした2ndアルバム『Accept
No Substitutes』収録。クールなインスト・ジャジー・ファンク!カッコ良すぎだな〜
B3. JOHNNY HAMMOND/Shifting Gears
オルガン奏者JOHNNY HAMMONDが1975年にリリースしたアルバム『Gears』収録。これも『ULTIMATE
BREAKS & BEATS』に収録されてますね。STETSASONIC/In
Full Gear、THE 45KING/The King Is Here、DMX/Fuckin'
Wit' D等々、数多の曲でサンプリングされた鬼ファンキーなクラシック!
B4. FUNK, INC./Sister Janie
ジャズ・ファンク・バンドFUNK, INC.が1971年にリリースしたデビュー・アルバム収録。レア・グルーヴ黎明期に人気を博したグループで、再発LPを購入してよく聴いてましたね。ソウルフルかつグルーヴィーなインスト・ジャズ・ファンク!
(2023/06/03) |
 |
V.A.
/Breakdown Vol.1 (1993) |
アメリカのSOUL SYNDICATEから1993年にリリースされたレア・グルーヴのコンピレーション・アルバム。
A1. WE THE PEOPLE/Break Down
ナッシュビルのファンク・バンドによる1975年の唯一のシングル。BPM早めのJAMES
BROWN系の熱いファンクで、MURO/A Head Of?The
Game Pt.1にも使用されています。
A2. SKULL SNAPS/It's A New Day
NYで結成されたファンク・バンドSKULL SNAPSが1973年にリリースしたアルバム『Skull
Snaps』収録。STEZO/It's My Turn、NICE &
SMOOTH/Skill Trade、ERIC B. & RAKIM/Step
Back、SCARFACE/Diary of a Madman、ONYX/Throw
Ya Gunz、THE PHARCYDE/Passin' Me By、GANG
STARR/Take It Personal、DIAMOND D/Sally Got
a One Track Mind、BLACK MOON/Who Got Da Props、DMG/Buck
Em Down等々、ほんと数えきれないくらいのアーティストにドラムが使われてますね。ホントこのイントロのドラムだけで軽くイっちゃいますね〜
A3. NOTATIONS/Superpeople
シカゴのR&BグループNOTATIONSが1974年にリリースしたシングル・オンリー曲。BIG
DADDY KANE/Dance With the Devil、CHANNEL
LIVE/What! (Cause and Effect)、GANGSTA BLAC/Fightでネタ使いされた CURTIS
MAYFIELD直系(歌い方も!)の郷愁感溢れてグルーヴィーなクラシック!ほんと良い曲だね、これ。
A4. VIBRATIONS/Ain't No Greens In Harlem
ロサンゼルスのR&BグループVIBRATIONSが1972年にリリースしたアルバム『Taking
A New Step』収録。小気味良いリズムにホーンセクションが最高なパーティー・ファンク!
A5. FATBACK BROTHER BILL CURTIS/Dance Girl
FATBACKメンバーのBILL CURTISが1973年にリリースしたシングル。以前紹介したTHE
RIMSHOTS/Dance Girlのオリジナル。THE RIMSHOTSバージョンよりコッテリと背油(FATBACK)ギトギトで最高にグルーヴィー!
A6. GRADY TATE/Be Black Baby
ドラマーのGRADY TATEが1969年にリリースしたシングル・オンリー曲。MAIN
SOURCE/Fakin' the Funk、BIG DADDY KANE/Set
It Off、LORDS OF THE UNDERGROUND/Madd Skillz等々にサンプリングされたご機嫌なファンキー・チューン!パーカッションも効いたリズムがとにかく最高だね〜
B1. PRETTY(BERNARD) PURDIE/Soul Drums
レジェンド・ドラマーBERNARD?PURDIEが1968年にリリースしたアルバム『Soul
Drums』収録。UNITED FUTURE ORGANIZATION(U.F.O.)/Dig
That Beat、ピチカート・ファイヴ/Love's Theme
(Saint Etienne Mix)に使われた弩級のファンキー・ドラム炸裂の快作!このドラム、カッコ良すぎ!
B2. JODI GALES/You Gotta Push
女性シンガーJODI GALESが1971年にリリースした唯一のシングル。アフロテイストの激ファンキーなトラックにこれまたファンキーな歌が最高ですね〜
B3. THE EDDIE JACOBS EXCHANGE/Pull My Coat
謎のファンク・バンドTHE EDDIE JACOBS EXCHANGEが1969年にリリースしたシングル。JAMES
BROWNマナーのイナたくて激熱なファンキー・シット!普通にJBだね、これ笑
B4. THE STICKS?OF DYNAMITE/It's Football
Baby
これも謎のファンク・バンドTHE STICKS?OF DYNAMITEがリリースしたシングル。(年代不明)跳ねるようなビートが印象的だけど、あまりピンと来ないかな。
B5. TONY ALVON & THE BELAIRS/Sexy Coffee
Pot
TONY ALVON & THE BELAIRSが1969年にリリースしたシングル。DJ
SHADOW/The Number Song、CYPRESS HILL/Real
Estate、ERIC B. & RAKIM/Run for Cover、SCARFACE/Mr.
Scarface、MOBSTYLE/Gangster Shitでもサンプリングされていたファンク・クラシック。明るく楽しくファンキーでイイね〜
B6. CARL HOLMES/Black Bag
フィラデルフィアのギタリスト/ヴォーカリストCARL?HOLMESが1974年にリリースしたアルバム『Investigation
No.1』収録。DJ HURRICANE/What's Really Going
On、BECK/Diskoboxで使われていて、ファンキーなドラムにアーシーなギターが最高にカッコいい!
(2024/01/20) |
 |
V.A.
/Discognosis Vol.I (?) |
怪しげなレーベル(イタリア?)からリリースされた70・80年代のファンク、ディスコ系コンピレーション・アルバム。discogs見るとブートレグみたいですね。
A1. THE JIMMY CASTOR BUNCH/When?
「Apache」と同じくヒップホップの国歌とも言えるクラシック「It's
Just Begun」で知られるTHE JIMMY CASTOR BUNCHが1972年にリリースした2ndアルバム『Phase
Two』収録。「It's Just Begun」路線の野蛮さ溢れるアフロ・ファンキー・ナンバー!このいかがわしさ最高だね〜
A2. SWEET POTATO PIE/Hot Disco Night(Are
You Ready)
1978年にリリースされたディスコ系コンピレーションアルバム『Hot
Disco Night Vol. I』収録。パーカッションとドラム上でスペイン語でしゃべりや掛け声が乗っかるシンプルかつファンキーなラテン・ディスコ!中盤のエフェクトかかった部分が今っぽいな〜
A3. BAR-KAYS/Son Of Shaft
メンフィスのベテラン・ファンク・バンドBAR-KAYSが1971年にリリースしたシングル。アルバムには未収録で、ISAAC
HAYES/Theme From Shaftのアンサー・ソング。オリジナルも最高にファンキーだけど、これも負けずに熱く燃え上がるファンクで最高!BAR-KAYSやっぱ好きだな〜
BOMB THE BASS/Beat Dis、PUBLIC ENEMY/Caught,
Can We Get a Witness?でサンプリング。
A4. THE MAGIC DISCO MACHINE/Trying To Get
Over
ブレイクビーツの古典「Scratching」で有名なTHE
MAGIC DISCO MACHINEが1975年にMOTOWN RECORDSからリリースしたアルバム『Disc-O-Tech』収録。このグループってMOTOWNだったんだね。初めて知ったな。ウネウネしたシンセが強烈なインスト・ラテン・ディスコ・ファンク。
B1. KINSMAN DAZZ/Saturday Night
DAZZ BANDの前身KINSMAN DAZZが1978年にリリースしたデビュー・アルバム収録。派手さはないものの重たいベースライン、ホーンセクションがイカしたファンク!
B2. LALO SCHIFRIN/Amityville Frenzy
数々の映画音楽で有名なアルゼンチン出身の作曲家LALO
SCHIFRINが1979年にリリースした映画『The Amityville
Horror』のサントラ収録。鐘の音や「アチョー!」のブルース・リー的な叫び声入りのサスペンスタッチのディスコ・ナンバー。
B3. THE MAGIC DISCO MACHINE/Scratching
きました!RUN-DMC/Jam Master Jay、ブート盤のRock
the House (Part 1)、MC SHAN/Down By Law、DOUG
E. FRESH/Guess? Who?等々、数多のアーティストにサンプリングされた最高にファンキーなブレイクビーツの古典!この曲でノレない奴はヒップホップ聴く資格ないでしょ?
B4. WILLIE "BEAVER" HALE/Party
Times
マイアミのT.K. RECORDSでの活躍でも人気のギタリスト/ソングライターWILLIE
"BEAVER" HALEが1980年にリリースしたアルバム『Beaver
Fever』収録。少し泥臭いギターがイイ感じのファンキー・チューン。若い頃、このイントロ使ってトラックメイキングしたな〜
(2023/11/04) |
 |
V.A.
/Discognosis Vol.II (?) |
先月紹介した怪しげなレーベル(イタリア?)からリリースされた70・80年代のファンク、ディスコ系コンピレーション・アルバムの続編。
A1. THE FATBACK BAND/(Are You Ready) Do
The Bus Stop
NYの大型ファンク・バンドTHE FATBACK BANDが1975年にリリースしたアルバム『Raising
Hell』からのシングル。当時、ディスコ・ヒットしたらしく、「バスストップ!」の掛け声もイカすナイス・ファンキー・ディスコ。学生の頃、シングル盤にハマっていた時にこのシングル買ってよく聴いてたね、そういえば。
A2. SUN/Radiation Level
オハイオの大型ファンク・バンドSUNが1979年にリリースした4thアルバム『Destination
Sun』からのシングルで、サイレン音のイントロから始まるスリリングなファンク・ナンバー。
A3. PEOPLE'S CHOICE/Do It Anyway You Wanna
フィラデルフィアのファンク・バンドPEOPLE'S
CHOICEが1975年にリリースしたデビュー・アルバム『Boogie
Down U.S.A.』からのシングルで、日本でも「ディスコ天国」として名の通りディスコの定番だったみたいです。JUNGLE
BROTHERS/What U Waitin' 4?、PUBLIC ENEMY/Shake
Your Bootyでネタ使いされた少しシンプルで洗練されたガラージュ感のあるディスコ・チューン。これもシングル持ってるな、そういえば。
A4. DENNIS COFFEY/Back Home
MOTOWNでの活動で知られるデトロイトの白人ギタリストDENNIS?COFFEYが1977年にリリースしたアルバム『Back
Home』収録。重たいピアノのメロディにフルートが耳を惹くファンキーな佳曲。学生の頃、この曲のイントロをループさせてトラックメイキングしてたな〜、懐かしい。
B1. MOTHER'S?FINEST/Dis Go Dis Way, Dis Go
Dat Way
ブラック・ロック/ファンク・バンドのMOTHER'S?FINESTが1977年にリリースした3rdアルバム『Another
Mother Further』からのシングル。アフロなパーカッション炸裂のイントロからファンク・ロック的に疾走する超絶ファンク!めっちゃカッコイイ曲だよね〜
これ聴いてすぐにLP探したくらい大好きな曲!
B2. B.T. EXPRESS/Give Up The Funk (Let's
Dance)
NYブルックリンのファンク・バンドB.T. EXPRESSが1980年にリリースしたアルバム『1980』からのシングル。初期の曲が数々のサンプリング・ソースとして知られてますし、もちろん「Have
Some Fun」等のディスコ・ヒット曲も数多いですね。同アルバムからの「Have
Some Fun」には及ばないけど、ぜい肉をそぎ落としたシンプルなディスコ・ファンクはなかなか。
B3. BOOKER T. & M.G.'S/Sticky Stuff
STAXのスタジオ・ミュージシャンで数々の名曲のバックを担当し、「Melting
Pot」や「Hip?Hug-Her」も人気のBOOKER?T. &?THE
MG'Sが1977年にリリースしたアルバム『Universal
Language』からのシングル。スリリングなイントロから持っていかれるファンク・チューン。これもイントロを使ってトラックメイキングしたね。
B4. JOE TEX/I Gotcha
テキサス出身のソウル・シンガーJOE TEXが1972年にリリースしたアルバム『I
Gotcha』収録。まるでJAMES BROWNかと思うほど声もサウンドも激似で、男汁満載、女人禁制の鬼ファンク!STEADY
B/I Got Cha、SKINNY BOYS/Skinny (They Can't
Get Enough)等でネタ使いされたイントロの「アイ
ガッチャ!」のシャウトもカッコ良すぎで鳥肌もんです。
(2023/12/02) |
 |
V.A.
/Do It Fluid (1987)
 |
1987年にUKのBGP RECORDSからリリースされたレア・グルーヴのコンピレーション・アルバム。FANTASY
RECORDSとPRESTIGE RECORDSからのセレクトで、このアルバムをきっかけにジャズ・ファンクっていうのを知るきっかけになったな〜
A1. JOHNNY HAMMOND/Fantasy
オルガン奏者JOHNNY HAMMONDが1975年にリリースしたアルバム『Gears』収録。プロデュースは、LARRYとFONCEのMIZELL兄弟!JUNGLE
BROTHERS/Sunshineでもネタ使いされたタイトなドラムが最高すぎる爽快ファンキーなジャズ・ファンク・クラシック!
A2. PLEASURE/Joyous
CRUSADERSのWAYNE HENDERSONのバックアップを受けてデビューしたフュージョン/R&BバンドのPLEASUREが1977年にリリースした3rdアルバム『Joyous』収録。ヒップホップDJ必携の『ULTIMATE
BREAKS & BEATS』にも収録されていますね。SUGARHILL
GANG/Kick It Live From 9 to 5をはじめERIC
B. & RAKIM/Let the Rhythm Hit 'Em、LAKIM
SHABAZZ/Pure Righteousness、THREE TIMES DOPE/Do
You Wanna C It、PROFESSOR GRIFF/Love Thy
Enemy等々、数多のアーティストにサンプリングされた名曲中の名曲!
A3. PATRICE RUSHEN/The Hump
女性キーボーディストのPATRICE RUSHENが1977年にリリースした3rdアルバム『Shout
It Out』収録。中盤のキーボードが心地良すぎるジャズ・ファンク・ナンバー。
B1. SIDE EFFECT/Always There
1976年にリリースした3rdアルバム『What You
Need』収録。サックス奏者RONNIE LAWSのカバーで、オリジナルももちろん最高ですが、SIDE
EFFECTのバージョンはソウルフルな女性ボーカルが入っており、これまた極上の仕上がりでガラージュ・クラシックの名に相応しいね!
B2. THE BLACKBYRDS/Do It Fluid
偉大なトランペッターDONALD BYRDの舎弟グループTHE?BLACKBYRDSが1974年にリリースしたデビュー・アルバム収録。DJ
QUIK /Get 2Getha Againで使われたファンキーなドラムとベース、そして少し気だるいボーカルも最高なジャズ・ファンク・クラシック!この曲を知ってからBLACKBYRDSのレコードを買い漁って聴きまくったな〜
B3. THE THREE PIECES/Concrete Jungle
ジャズ・ファンク・バンドTHE THREE PIECESが1975年にリリースした唯一のアルバム『Vibes
Of Truth』収録。小気味よいリズムにサックス、もっさりとしたボーカルも絡むグルーヴィーなジャズ・ファンク。
(2023/05/27) |
 |
V.A.
/Fast, Funky And Fantastic (1988) |
1988年にUKのKENT?RECORDSからリリースされたレア・グルーヴのコンピレーション・アルバム。FANTASY
RECORDS(傘下のGALAXY含む)からのセレクト。
A1. DAVID SIMMONS/Will They Miss Me
フィラデルフィア出身の男性シンガーDAVID SIMMONSが1978年にリリースしたアルバム『Hear
Me Out』収録。プロデュースは、ファミリー・グループINGRAMメンバーのBUTCH
INGRAM。フィリーらしく流麗かつ軽快なディスコ・ナンバー。
A2. SIDE EFFECT/Always There
1976年にリリースした3rdアルバム『What You
Need』収録。サックス奏者RONNIE LAWSのカバーで、オリジナルももちろん最高ですが、SIDE
EFFECTのバージョンはソウルフルな女性ボーカルが入っており、これまた極上の仕上がりでガラージュ・クラシックの名に相応しいね!
A3. THREE PIECES/I Need You Girl
ジャズ・ファンク・バンドTHE THREE PIECESが1975年にリリースした唯一のアルバム『Vibes
Of Truth』収録。DONALD BYRDプロデュースで、小気味良いリズムに爽快感のあるメロディの明るいナンバー。
A4. PHILLY CREAM/Motown Review
INGRAMとFAT LARRY’S BANDのメンバーからなるフィラデルフィアのグループPHILLY
CREAMが1979年にリリースした1stアルバム収録。BPM早目のフィリー・ディスコなんだけど、あまり好みじゃないかな…
A5. BILL CODAY/Get Your Lie Straight
ミシシッピー出身のサザン/ディープ・ソウル・シンガーBILL
CODAYが1971年にリリースしたシングル。アレンジにはHIサウンドで有名なWILLIE
MITCHELL。ファンキーなサウンドに塩辛いボーカルがイイ味出してるけど、少し60年代が過ぎるかな。
A6. CAL TJADER/Evil Ways
ラテン・ジャズ・ビブラフォン奏者CAL TJADERが1971年にリリースしたアルバム『Tjader』収録。もちろんSANTANAの代表曲のカバーで、ラテン・ジャズ風味に軽快にアレンジ。
A7. WATER & POWER/Mr. Weatherman
WHISPERSやJACKSON SISTERS等のソングライティングで知られるWARREN
SAMS JR.によるグループWATER & POWERが1975年にリリースした唯一のアルバム『Water
& Power』収録。プロデュースには、MARVIN
GAYEやNEW BIRTHのプロデュースで知られる大御所HARVEY
FUQUAも参加。快活で高揚感溢れる素晴らしいトラックに伸びやかな歌声が最高なフリーソウル・クラシック!元気が出てくるね〜
B1. THE BLACKBYRDS/Walking In Rhythm
偉大なトランペッターDONALD BYRDの舎弟グループTHE
BLACKBYRDSが1974年にリリースした2ndアルバム『Flying
Start』収録。優しげかつ涼しげなフュージョンタッチの佳曲。
B2. THE CHECKMATES LTD/Take All The Time
You Need
ボーカル・グループTHE CHECKMATES LTDが1977年にリリースしたアルバム『We
Got The Moves』収録。リズムが一番嫌いなパターンなのでパス。
B3. LAURA LEE/Sat-is-fac-tion
シカゴの女性ソウル/ゴスペル・シンガーLAURA
LEEが1979年にリリースしたシングル。アレンジには、数々のディスコヒットのプロデュース&アレンジャーで知られるPATRICK
ADAMS。フィリー系のBPM早めのディスコなんだけど、イマイチかな…
B4. JANICE/I Told You So
女性シンガーJANICEが1975年にリリースしたアルバム収録。ゴージャス系ディスコだけど、全然好みじゃないね。パス。
B5. DAMON HARRIS/It's Music
元THE TEMPTATIONSのメンバーDAMON HARRISが1978年にリリースしたアルバム『Damon』収録。高揚感を感じるアップテンポのディスコ・ナンバー。悪くはないね。
B6. JOHNNY 'GUITAR' WATSON/I Don't Want To
Be A Lone Ranger
ブルースにとどまらずR&B、ファンクでも活躍したギタリストJOHNNY
'GUITAR' WATSONが1975年にリリースしたアルバム『I
Don't Want To Be A Lone Ranger』収録。優しくも温かいメロディで包み込む人気曲!癒されるね〜
B7. BETTY EVERETT/Danger
ミシシッピ出身のベテランR&Bシンガーが1973年にリリースしたシングル。アルバム未収録。プロデュースには、WILLIE
MITCHELLも参加。哀愁あふれるHIサウンドに艶やかな歌が映える佳曲。
(2023/10/14) |
 |
V.A.
/Funky Party ! (1974) |
1974年にリリースされた名門ATLANTIC RECORDSからセレクトされたファンク/R&Bをコンパイルしたオムニバス・アルバム。30年位前の大学生の頃、中古レコ屋に行っては、こういった安いオムニバスを買い漁っていましたね。今見るとかなりの有名どころが揃ってるね。
A1. CLARENCE REID/Funky Party
マイアミのシンガーソングライターだが、銀バエ覆面エロ大王”BLOWFLY”としても有名なCLARENCE
REIDが1974年にリリースしたシングル。解説の八木誠さんも書いてますが、イントロにISAAC
HAYES/Theme From Shaftを拝借したアップテンポのファンキー・チューン。
A2. JACKIE MOORE/Sweet Charlie Babe
フロリダ出身の女性シンガーJACKIE MOOREが1973年にリリースしたアルバム『Sweet
Charlie Babe』収録。フィリーのシグマ・サウンド・スタジオ録音でMSFBがバックを務める小気味良いリズムの元気が出てくるナンバー。
A3. ACE SPECTRUM/Don't Send Nobody Else
NYの男性コーラス・グループ 1974年にリリースしたデビュー・アルバム『Inner
Spectrum』収録。ASHFORD & SIMPSONのペンによる彼らのヒット曲で、アップテンポで都会的なダンス・ナンバー。
A4. SAM DEES/Worn Out Broken Heart
シンガーソングライターで、数々の作曲やプロデュースで知られるSAM
DEESが1975年にリリースした1stアルバム『The
Show Must Go On』収録。温かみのあるスロウ・バラード。
A5. ARETHA FRANKLIN/I'm In Love
ソウルの女王ARETHA FRANKLINが1974年にリリースしたアルバム『Let
Me In Your Life』収録。プロデュースは名匠ARIF
MARDIN。BOBBY WOMACKのオリジナルで、WILSON
PICKETTもヒットさせた曲。T.I./Get Upで使われたどこか懐かしさを感じるメロディのミディアム・ナンバー。
A6. THE PERSUADERS/All Strung Out On You
スウィート・ソウルの名曲「Thin Line Between
Love and Hate」で有名なNYの男性コーラス・グループTHE
PERSUADERSが1974年にリリースした3rdアルバム『Best
Thing That Ever Happened To Me』収録。心に染みわたるスウィート・ソウル!
B1. BLACK HEAT/No Time To Burn
ワシントンD.C.のファンク・バンドBLACK HEATが1974年にリリースした2ndアルバム『No
Time To Burn』収録。熱い演奏と歌が最高にカッコいい激熱ファンク!いや〜、久々に聴いたけど、これ最高だわ、やっぱ。
B2. BETTYE SWANN/The Boy Next Door
女性サザン・ソウル・シンガーBETTYE SWANNが1974年にリリースしたシングル。フィリーのBUNNY
SIGLERやPHIL HURTTがメンバーのYOUNG PROFESSIONALS。少し寂しげな塩辛ムードのファンキー・ソウル!
B3. SPINNERS/I'm Coming Home
フィリー・ソウルを代表するグループSPINNERSが1974年にリリースしたアルバム『Mighty
Love』収録。名匠THOM BELLプロデュース。明るく小気味良いフリー・ソウル的なハッピーなナンバー。
B4. THE JIMMY CASTOR BUNCH/Love Train
サックスを中心としたマルチ奏者のJIMMY CASTOR率いるTHE
JIMMY CASTOR BUNCHが1974年にリリースしたカバー中心のアルバム『Jimmy
Castor (The Everything Man) And The Jimmy
Castor Bunch』収録。THE O'JAYSのカバーのアップテンポのダンスナンバー。
B5. MARGIE JOSEPH/Come Lay Some Lovin' On
Me
ミシシッピ出身の女性シンガーMARGIE JOSEPHが1974年にリリースしたアルバム『Sweet
Surrender』収録。サザン・ソウルの隠れた大物と呼ばれるPAUL
KELLYのカバーで、土臭い香りがするファンキー・ソウル。MATHEMATICS/Two
Shots of Hennyでサンプリング。
B6. BLUE MAGIC/Sideshow
フィラデルフィアのスウィート・ソウル・グループBLUE
MAGICが1974年にリリースしたデビュー・アルバム『Blue
Magic』
収録。プロデュースはフィリーサウンドの立役者NORMAN
HARRIS。虫歯になりそうなくらいトロトロに甘〜いスウィート・ソウルの大名曲!
(2024/07/04) |
 |
V.A.
/Got To Get Your Own-Some Rare Grooves Vol
1 (1987) |
1987年にUKのCHARLY RECORDSからリリースされたレア・グルーヴのコンピレーション・アルバム。かなりレア物を収録しているので、これぞまさしくレア・グルーヴと言えるかもしれませんね。
A1. REUBEN WILSON/Got To Get Your Own
ジャズ・オルガン奏者REUBEN WILSONが1975年にリリースしたアルバム『Got
to Get Your Own』収録。レア・グルーヴ黎明期にこの曲で再評価されましたね。ファンキーなリズムにオルガンやホーンもカッコ良すぎるレア・グルーヴ・クラシック!これでノれなきゃレア・グルーヴは向いてないかもね。
A2. AFRICAN MUSIC MACHINE/Black Water Gold
(Pearl)
ニューオーリンズでバンド活動をしていたAFRICAN
MUSIC MACHINEが1972年にリリースしたシングル。JAMES
BROWNが乗り移ったかのような鬼ファンキーさには驚かされるね!
A3. CONTINENTAL SHOWSTOPPERS/Goo Bah
CONTINENTAL SHOWSTOPPERSなるバンドの曲だが、ネットでいくら調べても情報が出てこないですね…
未発表曲なのかな?アフロ色濃いリズムにブルージーなギターも印象的なファンキー・ナンバー。
A4. RIPPLE/A Funky Song
ミシガン州のファンク・バンドRIPPLEが1973年にリリースしたデビュー・アルバム収録。LOW
PROFILE/Funky Song、MC LYTE/Funky Song、SPECIAL
ED/Taxing、GETO BOYS/Damn It Feels Good to
Be a Gangsta等々、数多のアーティストにサンプリングされたファンク・クラシック!演奏もだけど、男臭い歌・コーラスがまた最高だね〜
A5. PEE WEE ELLIS/Moon Walk
JAMES BROWNの数々の楽曲の作詞・作曲・編曲を担当したPEE
WEE ELLISが1970年にリリースしたシングル。少し地味ながらOHIO
PLAYERS/Funky Wormのようなシンセ音が印象的ですね。
A6. AFRICAN MUSIC MACHINE/Tropical
A2のAFRICAN MUSIC MACHINEが1972年にリリースしたシングル。YOUNG
BLACK TEENAGERS/Sweatin' Meでネタ使いされたホーンセクションもカッコいいノリノリなファンキー・チューン!
A7. ANN SEXTON/You're Losing Me
サザン・ソウル・シンガーANN SEXTONが1973年にリリースしたアルバム『Loving
You, Loving Me』収録。JAMES BROWNっぽいアップテンポのファンキー・ナンバーだけど、少し引っ掛かりがないかな。
B1. RIPPLE/I Don't Know What It Is But It
Sure Is Funky
A4のRIPPLEが1973年にリリースしたデビュー・アルバム収録。そのファンキーなベースラインや「オ〜ラ〜オ〜ラ〜イェ〜」のコーラスがSPECIAL
ED/I Got It Made、KID 'N PLAY/Rollin' With
Kid 'N Play等でネタ使いされている泥臭いファンキー・クラシック!
B2. SIR JOE QUATERMAIN & FREE SOUL/So
Much Trouble In My Mind
ワイントンD.C.のファンク・バンドSIR JOE QUATERMAIN
& FREE SOULが1973年にリリースしたアルバム収録。KINGS
OF PRESSURE/Give Me the Mike (Is This the
End)、UTFO/Wanna Rock、3RD BASS/Oval Office、STEZO/Put
Your Body Into It等々でサンプリングされたファンク・クラシック!イントロのホーンセクションとギターからテンションアゲアゲ!力強い歌も最高にカッコいいね!こんなファンキーな曲、そうそうないよね。
B3. PEE WEE ELLIS/That Thang
A5のPEE WEE ELLISが1970年にリリースしたシングル。小気味よいリズムにホーンセクションが絡むファンキーな佳曲。
B4. AFRICAN MUSIC MACHINE/The Dapp
A2のAFRICAN MUSIC MACHINEが1973年にリリースしたシングル。高揚感も感じ明るく元気になる、ファンキーというよりはフリーソウル感が出てるインスト・ナンバー。
B5. MOODY SCOTT/I Don't Dig No Phony Pt 2
ルイジアナのR&B/ファンク・シンガーMOODY
SCOTTが1972年にリリースしたシングル。これもJAMES
BROWNを思い切り田舎臭くした感じで最高なファンキー・ナンバー!少し柄が悪い歌も最高だね。当時はこんなのがゴロゴロしていたんだろうな〜
B6. CLEMON SMITH/Brotherman, Sister Ann
ニューオーリンズのR&B/ファンク・シンガーCLEMON
SMITHの曲だが、これもネットでいくら調べても情報が出てこないから未発表曲かも?DEF
JEF/Black to the Futureで使われたファンキーな佳曲。
(2023/08/26) |
 |
V.A.
/The Message Some Rare Grooves Vol II (1988) |
1988年にUKのCHARLY RECORDSからリリースされたレア・グルーヴのコンピレーション・アルバム。先月紹介したコンピの続編ですね。DE
LA SOULにネタに使われてから人気が爆発したカリブ諸島出身のメンバーがイギリスで結成したCYMANDEの曲が4曲収録されているところがポイントかな。
A1. DAWSON SMITH/I Don't Know If I Can Make
It
バージニア州の男性ソウル・シンガーDAWSON
SMITHが1974年にリリースしたシングル。プロデュースは、甘茶大王ことGEORGE
KERR!クラップ・ビーツにホーンもイカしたJAMES
BROWNマナーのファンク!JAMES BROWNの影響力って凄かったんだなぁと改めて思わせるね。
A2. CYMANDE/The Message
前述のCYMANDEが1972年にリリースしたデビュー・アルバムからのシングル。MASTER
ACE/Me and the Biz、THE COUP/I Ain't the
Nigga、KING TEE/On Tha Rox、KINGS OF SWING/2
Minutes of Funk、DOOM/On We Go、RAHEEM/Schooldaze
A3. MICKEY MURRAY/Mama's Got The Wagonでもサンプリングされたパーカッシブなビートにほのぼのとしたベースライン、ホーンセクションもナイスなレア・グルーヴ・クラシック!このまったりとした雰囲気クセになるね〜
A4. JACKEY BEAVERS/Mr. Bump Man (Give Me
A Hand)
ジョージア州の男性ソウル・シンガーJACKEY
BEAVERSが1974年にリリースしたシングル。アップテンポの四つ打ちドラムに軽快なカッティング・ギターが効いたファンキー・チューン。THEO
PARRISHがエディットの元曲にしていたように南部ではあるけどどこか都会的なガラージュ感もする不思議な感覚。
A5. CYMANDE/Bra
前述のCYMANDEが1972年にリリースしたデビュー・アルバムからのシングル。ネタ使いではDE
LA SOUL/Change in Speakが一番有名ですが、他にもGANG
STARR/Movin' On、BUSY BEE/Old School、DEF
JEF/Give It Here、SUPREME NYBORN/What if
I Was Serious?、DJ CHUCK CHILLOUT AND KOOL
CHIP/Time to Rhyme等々、数多くのアーティストがサンプリングしていますね。アップテンポでパーカッシブなドラムに独特なベースライン、高揚感溢れるホーン、少し青臭いボーカルも最高にグルーヴィーなレア・グルーヴ・クラシック!これ聴くと元気が出てくるな〜!
A6. ALVIN CASH & THE SCOTT BROTHERS ORCHESTRA/Keep
On Dancing
ミズーリ州の男性ソウル・シンガーALVIN CASHが1968年にグループ名義でリリースしたシングル。QUEEN
LATIFAH/Dance for Me、MASTER ACE's Letter
to the Better、PHASE N' RHYTHM/Hyperactive、CHUBB
ROCK/Gonna Do It for Youで使われたノリノリでゴキゲンなファンキー・ナンバー!
B1. MACEO & ALL THE KING'S MEN/Thank
You For Letting Me Be Myself Again
ご存じJBファミリーでファンク界を支えた名サックス奏者MACEO
PARKER率いるMACEO & ALL THE KING'S MENが1970年にリリースしたシングル。SLY
& THE FAMILY STONEのカバーで、MACEO流軽快ファンクで仕上げていて、オリジナルより断然好み!これってファースト・アルバムには収録されていないんだね。後にリイシューでボーナスで収録されたけど。
B2. EDDIE BO/Check Your Bucket
ニューオーリンズのレジェンドR&B/ソウル・シンガーのEDDIE
BOが1970年にリリースしたシングル。小気味良い乾いたビートに明るく楽しいメロディにいつものEDDIE節が最高なファンキー・ナンバー!
B3. CYMANDE/Brother's On The Slide
前述のCYMANDEが1972年にリリースした3rdアルバム『Promised
Heights』収録。8BALL & MJG/Get It Crunk、POISON
CLAN/Peep Da Flavaがネタ使いした郷愁感溢れるギターにグルーヴィーなリズム、雰囲気を引き立てるホーンが最高なレア・グルーヴ・クラシック!シンプルな感じなんだけど、それが逆にカッコいいね〜!
B4. AFRICAN MUSIC MACHINE/Mr. Brown
ニューオーリンズでバンド活動をしていたAFRICAN
MUSIC MACHINEが1973年にリリースしたシングル。ERIC
B. & RAKIM/Set 'Em Straightでサンプリングされたジャジーな雰囲気もするファンキーな佳曲。
B5. CYMANDE/Fug
前述のCYMANDEが1973年にリリースした2ndアルバム『Second
Time Round』からのシングル。DOUBLE XX POSSE/Girls
Be Frontin'...、HEAVY D & THE BOYZ/Cuz
He'z Alwayz Around、スチャダラパー/フィクション大魔境でサンプリングされたベースラインとホーンセクションが耳を惹くジャジーなレア・グルーヴ・クラシック!
(2023/09/30) |
 |
V.A.
/Miami Soul In Disco (1976) |
1976年にリリースされたマイアミ系ディスコ/ファンクのオムニバス・アルバム。このジャケの独特なイラストは、この時代ならではですね〜?
A1. GEORGE McCRAE/Rock Your Baby
GEORGE McCRAEが1974年にリリースし、世界的に大ヒットしたディスコ・ナンバー。チープなドラムマシンのイントロから、軽快なギター、ドラムが心地良いですね〜?PRAS/Get
Your Groove On、2 LIVE CREW/Rock Ya Baby等でサンプリング。
A2. K.C & THE SUNSHINE BAND/Get Down
Tonght
マイアミを代表するディスコ・バンドK.C &
THE SUNSHINEが1975年にリリースした2ndアルバム『KC
and the Sunshine Band』からの全米1位に輝いたシングル。マイアミらしい陽気で楽しげなディスコ・ファンク!
A3. GWEN McCRAE/Rockin' Chair
GEORGE McCRAEの妻のGWEN McCRAEが1975年にリリースしたシングル。「Rock
Your Baby」のアンサーソングで、全米R&B1位(全米9位)とこれまた大ヒット。CHUBB
ROCK/DJ Innovator、SHO/Pray I'll Be a Failure、LIL'
TROY/Small Timeでサンプリングされたほのぼのとしたファンキー・チューン。
A4. BETTY WRIGHT/Ooola La La
マイアミを代表する女性R&BシンガーBETTY
WRIGHTが1975年にリリースしたシングル(アルバム未収録)。曲調があまり好みじゃないかな…
A5. BOBBY BYRD/Back From The Dead
JAMES BROWN一家のBOBBY BYRDが1975年にリリースしたシングル(アルバム未収録)。VINNIE
PAZ/Santa Sangreで使われたマイアミ+JBな熱いファンキー・ナンバー!歌が激熱だね!
A6. THE SUNSHINE BAND/Shotgun Shuffle
K.C.抜きのTHE SUNSHINE BANDが1975年にリリースしたアルバム『The
Sound Of Sunshine』収録。心地良くファンキーなインスト・ナンバー。
A7. K.C & THE SUNSHINE BAND/That’s The
Way
K.C & THE SUNSHINE BAND1975年にリリースした2ndアルバム『KC
and the Sunshine Band』からの全米1位に輝いたシングル。もうディスコといえばこの曲って感じですね〜
世界的に大ヒットしたしね。
B1. K.C & THE SUNSHINE BAND/Sound Your
Funky Horn
K.C & THE SUNSHINE BANDが1974年にリリースしたデビュー・アルバム『Do
It Good』からのシングル。タイトルどおりファンキーなホーンがバッチリなファンキー・ナンバー!この曲、かっこ良くて好きだな〜
B2. GEORGE McCRAE/I Ain’t Lyin'
GEORGE McCRAEが1975年にリリースした2ndアルバム『George
McCrae』からのシングル。軽めのディスコ・ナンバーで、まずまずかな。
B3. SEVEN SEAS/Super Jaws
マイアミのディスコ・バンドSEVEN SEASが1975年にリリースしたシングル。後に1976年のデビュー・アルバム『The
Miami Sound』にも収録。映画「ジョーズ」に便乗したディスコ・ナンバーだけど、ワウ・ギターが効いてるね。
B4. JIMMY BO HORNE/Gimme Some
フロリダの男性ディスコ/R&BシンガーJIMMY
BO HORNEが1975年にリリースしたシングル。後に1978年のアルバム『Dance
Across The Floor』にも収録。かなりポップ寄りなディスコ・ナンバーだね。悪くはないけど、気分によってはパスするかも。
B5. BETTY WRIGHT/Where Is The Love
BETTY WRIGHTが1974年にリリースしたアルバム『Danger
High Voltage』からのシングル。アップテンポのリズムにファンキーなギターが印象的な佳曲。
B6. LITTLE BEAVER/Party Down
マイアミを代表する男性R&Bシンガー/ギタリストLITTLE
BEAVERが1974年にリリースした3rdアルバム『Party
Down』からのヒット・シングル。チープなリズムボックスにブルージーなギターが最高なアフターアワー・メロウ・ミディアム。
B7. MIAMI/Party Freaks
文字どおりマイアミのファンク・バンドMIAMIが1974年にリリースしたデビュー・アルバム『The
Party Freaks』からのシングル。「ウッ!」の掛け声入りのSTAXっぽいファンキー・チューン。
(2024/08/03) |
 |
V.A.
/Original Big Hits Volume 3 (1982) |
1982年にリリースされたSTAX RECORDSのヒット曲集。オーソドックスなソウルから、ブルース、ファンクと幅広いセレクト。学生の頃は、こういうコンピ買い漁って勉強してたな〜
たしか「Melting Pot」聴きたくて買ったかも。
A1. JOHNNIE TAYLOR/I Believe In You (You
Believe In Me)
R&B/ゴスペル・シンガーJOHNNIE TAYLORが1973年にリリースしたアルバム『Taylored
in Silk』収録。郷愁感のあるほのぼのとしたミディアム。あまり印象には残らないかな。
A2. THE STAPLE SINGERS/If You're Ready (Come
Go With Me)
「I'll Take You There」等の有名ネタを持つコーラス・グループTHE
STAPLE SINGERSが1973年にリリースしたアルバム『Be
What You Are』収録。アコースティックな雰囲気の柔らかいミディアム・ナンバー。
A3. WILLIAM BELL/Lovin' On Borrowed Time
サザン・ソウルのレジェンドWILLIAM BELLが1973年にリリースしたアルバム『Relating』収録。情感あふれるスロウだけど、イマイチかな。
A4. SOUL CHILDREN/Hearsay
名ボーカル・グループSOUL CHILDRENが1972年にリリースしたアルバム『Genesis』収録。アーシーでファンキーなナンバー。しゃがれ声のボーカルがいいね。
A5. THE DRAMATICS/Hey You! Get Off My Mountain
「In The Rain」の甘茶クラシックを持つベテラン・コーラス・グループDRAMATICSが1973年にリリースした2ndアルバム『A
Dramatic Experience』収録。イントロの「ヘイユー!」の掛け声がTHE
PHARCYDE/Hey You、MF GRIMM/Head in the Clouds
(Remix)でネタにされたソウルフルなスロウ。
A6. THE RANCE ALLEN GROUP/I Got To Be Myself
ALLEN兄弟のボーカル・グループTHE RANCE ALLEN
GROUPが1973年にリリースした3rdアルバム『Brothers』収録。アップテンポで楽しげなファンキー・チューン。
A7. ISAAC HAYES/Walk On By
サザン・ソウルの立役者の一人ISAAC HAYESが1969年にリリースした2ndアルバム『Hot
Buttered Soul』収録。バート・バカラックの曲をカバー。TONY
M.F. ROCK/Don't Go Out Like a Sucka、The
D.O.C./The D.O.C. & the Doctor、E.L.
ME AND THE STREET PRODUCTS/Smoke Signals、COMPTON'S
MOST WANTED/Hood Took Me Under、VOLUME 10/Mom
& Deb、THE NOTORIOUS B.I.G./Warning等々、数々の曲でサンプリングされた土臭く寂しげなナンバー。
B1. EDDIE FLOYD/Knock On Wood
1967年にリリースしたデビュー・アルバム『Knock
On Wood』収録。大ヒットした曲で、60年代らしいファンキーなナンバー。
B2. THE EMOTIONS/Show Me How
70年代に活躍した女性コーラス・グループの代表格の一つEMOTIONSが1972年にリリースした2ndアルバム『Untouched』収録。エモーショナルで温もりのあるスロウ。
B3. ALBERT KING/That's What The Blues Is
All About
ブルース・ギタリストの3大キングの一人ALBERT
KINGが1974年にリリースしたアルバム『I Wanna
Get Funky』収録。ノリの良いファンキー・ブルース。
B4. RUFUS THOMAS/Do The Funky Chicken
1972年にリリースした2ndアルバム『Do The Funky
Chicken』収録。EAZY-E/Still Talkin'、SWV/Can
We、MISSY ELLIOTT/Don't Be Commin' (In My
Face)で使われた能天気なファンキー・クラシック!
B5. JIMMY HUGHES/I Like Everything About
You
アメリカ南部出身のソウル・シンガーJIMMY HUGHESが1969年にリリースしたアルバム3rd『Something
Special』収録。うーん…ちょっと無理だな…
B6. HOT SAUCE/Bring It Home (And Give It
To Me)
女性ボーカル・トリオHOT SAUCEが1972年にリリースしたシングル。暖かみを感じるミディアム。
B7. MAVIS STAPLES/A House Is Not A Home
THE STAPLE SINGERSのMAVIS STAPLESが1969年にリリースしたソロ・アルバム『Mavis
Staples』収録。これも苦手なタイプだな…
B8. BOOKER T & THE MG'S/Melting Pot
STAXのスタジオ・ミュージシャンで数々の名曲のバックを担当したBOOKER
T. & THE MG'Sが1971年にリリースしたアルバム『Melting
Pot』収録。ガラージの源流とも評価されている名インスト・ナンバー!心地良くて大好きな曲ですね〜
ROXANNE SHANTE/Live on Stage、M.C. RELL AND
THE HOUSEROCKERS/Something About It、BIG
DADDY KANE/Another Victory、TRIGGER THA GAMBLER/Bustでサンプリング。
(2024/09/07) |
 |
V.A.
/Rare -A Rare Collection Of Grooves- (1987) |
1987年にUKのBMGからリリースされたRCA/ARISTA
RECORDSのレア・グルーヴをセレクトしたコンピレーション・アルバム。
A1. CHOCOLATE MILK/Action Speaks Louder Than
Words
ダンス・クラシック・シーンでも人気のファンク・バンドCHOCOLATE
MILKが1975年にリリースしたデビュー・アルバム収録。プロデュースは、巨人ALLEN
TOUSSAINT!STETSASONIC/Don't Let Your Mouth
Write a Check Your Ass Can't Cash、AALIYAH/Choosey
Lover (Old School / New School)の後半部分でネタ使いされたニューオーリンズ流粘着ファンク。
A2. THE NEW BIRTH/Ain't No Change
大型ファンク・バンドTHE NEW BIRTHが1973年にリリースした5thアルバム『It's
Been a Long Time』収録。LARRY LARR/Jazz It
Up、YOMO & MAULKIE/Mockingbirdで使われたタイトなベース、ホーンセクションもイカすファンキー・チューン!
A3. THE HEADHUNTERS/If You've Got It, You'll
Get It
HERBIE HANCOCKのバックを担当していたバンドTHE
HEADHUNTERSが1975年にリリースしたデビュー・アルバム『Survival
of the Fittest』収録。レア・グルーヴの人気グループの一つで、LP購入して聴き狂ったな〜!BOOGIE
DOWN 、PRODUCTIONS/Ruff Ruff、MELLOW MAN
ACE/Talkapella、WILLIE D/Kick That S....、LITTLE
SHAWN/Funky, Funky Rhymesでネタ使いされた混沌としたグルーヴのジャズ・ファンク・クラシック!
A4. LARRY YOUNG’S FUEL/Turn Off The Lights
オルガンのコルトレーンと呼ばれたオルガン/キーボード奏者LARRY
YOUNGが1975年にリリースしたアルバム収録。SLUM
VILLAGE/Fat Cat Songでネタ使いされたムーグ使いのフリーキーなジャズ・ファンク・トラックに、これまたファンキー過ぎる女性ボーカルがイカすレア・グルーヴ・クラシック!
A5. BERNARD WRIGHT/Haboglabotribin'
キーボード奏者BERNARD WRIGHTが1981年にリリースしたデビュー・アルバム『'Nard』収録。SNOOP
DOGG/Gz and Hustlas、2 PAC/Lie to Kick It等々でネタ使いされた超ファンキーなベースラインとオールドスクール・ラッピンが最高なクラシック!
A6. WELDON IRVINE/Walk That Walk, Talk That
Talk
オルガン/キーボード奏者WELDON IRVINEが1974年にリリースしたアルバム『Cosmic
Vortex ? Justice Divine』収録。小気味良いリズム、ワウギターが耳を惹くジャズ・ファンク。
B1. THE JONES GIRLS/2 Win You Back
デトロイト出身のJONES三姉妹THE JONES GIRLSが1983年にリリースした4thアルバム『On
Target』収録。ファンキーなカッティング・ギターも最高な自然と腰が動くダンス・クラシック!これ聴いてテンション上がらない訳ないっしょ!
B2. BOBBY BROOM/Let It Go
ジャズ・ギタリストBOBBY BROOMが1984年にリリースした2ndアルバム『Livin'
For The Beat』収録。モロ80'sなアーバンな雰囲気を醸し出すダンス・クラシック!マジ最高にクールでカッコいいね!
B3. LINDA WILLIAMS/Elevate Our Minds
シンガー/キーボード奏者LINDA WILLIAMSが1979年にリリースした唯一のアルバム『City
Living』収録。ブラジリアンな雰囲気の高揚感溢れるミディアムで、フリーソウルの人気曲ですね。
B4. MICHAEL WYCOFF/Lookin' Up For You
STEVIE WONDERのバックシンガーも務めたR&BシンガーMICHAEL
WYCOFFが1982年にリリースした2ndアルバム『Love
Conquers All』収録。ZHANEのヒット曲「Hey
Mr. D.J.」の元ネタとして有名ですね。イントロの優し気なエレピのメロディからウットリするメロウ・グルーヴ・クラシック!これ嫌いな人いるのか!?って思うほど完璧なメロウネスだと思うな。
B5. WELDON IRVINE/I Love You
A6のWELDON IRVINEが1976年にリリースしたアルバム『Sinbad』収録。DON
BLACKMANがボーカルを担当した爽やかかつ優し気なフリーソウル・クラシック!この心地良さはミラクル!
B6. DON BLACKMAN/Holding You, Loving You
キーボード奏者/シンガーのDON BLACKMANが1982年にリリースしたデビュー・アルバム収録。これまた究極のメロウネス!このメロディで「Holding
You, Loving You」なんて歌われると身も心もとろけます…
B7. CHOCOLATE MILK/How About Love
A1のCHOCOLATE MILKが1976年にリリースした2ndアルバム収録。プロデュースは、もちろん巨人ALLEN
TOUSSAINT!出ました!CHOCOLATE MILKの人気メロウ・クラシック!心和ませるメロディにほっこりさせられますね〜
大学生のころ、イントロのホーンのメロディを使ってトラック作りしたな。懐かしい。
(2023/07/29) |
 |
V.A.
/Rare Groove Vol. 1 (1988) |
1988年にUKのSTREET SOUNDSからリリースされたレア・グルーヴのコンピレーション・アルバム。レア・グルーヴ・ブームの時に話題になった一枚で、かなり聴きまくったね〜!
A1. MIGHTY TOM CATS/Love Potion - Cheeba
Cheeba
1973年にNYはハーレムの伝説のレーベルPAUL
WINLEY RECORDSからリリース。別名HARLEM UNDREGROUND
BANDで、あのGEROGE BENSONも参加。BOOGIE DOWN
PRODUCTION、TONE LOC、CYPRESS HILL、ERIC
B. & RAKIM、COMPANY FLOW、AMY WINEHOUSE等々、錚々たるアーティストにドラムやボーカルをサンプリングされたオールド・スクール・クラシック!この曲、いとうせいこう氏が監修したDJ教本「ULTIMATE
DJ HANDBOOK」にも掲載されていて気になっていたところにこのコンピをゲット。鬼ファンキーなドラムにブルージーなハーモニカのトラックに怪しい男性のべしゃりに女性コーラスが絡んだ最高にドープな快作!
A2. BILL MOSS/Sock It To 'Em Soul Brother
オハイオ州でレーベルを運営していたソウル・シンガーの1969年リリース作。SAM
& DAVE/Soul Man等の当時のSTAXのヒット曲のリフを拝借したダンス・ナンバー。そんなに好みではないかな。
A3. EDDIE BO/Hook And Sling (Part One And
Part Two)
ニューオーリンズのレジェンドR&B/ソウル・シンガーの1969年リリース作。イントロの掛け声「Are
You Ready? Yeah!!」が数多の楽曲にサンプリングされていますね。ファンキーすぎるドラムにはっちゃけた掛け声も最高すぎるファンキー・クラシック!この曲でノれない奴っているのか!?
A4. COKE ESCOVEDO/Runaway
ラテン・ロックのSANTANAやAZTECAでの活躍で知られ、レア・グルーヴ黎明期で人気が再燃をしたパーカッション奏者の1976年の2ndアルバム収録。ちなみにCOKEの兄PETE
ESCOVEDOも同じパーカッション奏者であり、PETEは、あのシーラEの父親。ハスキーな歌も最高な小気味良いファンク・クラシック!ラストの叫び「Runaway!」がT
LA ROCK/Runawayでも使用されてますね。
B1. THE RIMSHOTS/Dance Girl
SYLVIA ROBINSONのALL PLATINUMのハウスバンドとして活躍したファンク/ディスコ・バンドによる1974年作。FATBACK
BROTHER BILL CURTISのカバー。イントロのブレイクや「イエ〜イエ〜イエ〜イエ〜イエ〜」もネタ使いされるアップテンポのファンキー・チューン。ドライブ感もあってカッコいいね。
B2. BROTHER TO BROTHER/Chance With You
これもまたSYLVIA ROBINSONのALL PLATINUMの系列レーベルに所属するバンドの1976年リリースの2ndアルバム『Let
Your Mind Be Free』収録。バンドの中心人物は、POSITIVE
FORCEのクラシックWe Got The FunkをプロデュースしたBILLY
JONESという人物。リズミカルなディスコ系ファンクで、ちょっと変わった声のボーカルが印象深い。
B3. NATURE ZONE/Porcupine
謎のグループによる1976年のラテン・テイストで哀愁漂うインスト・ディスコ・ナンバー。イントロのピアノがハウス感だしていてナイス。調べてみるとBERNARD
PURDIE(ドラム)、WILL LEE(ベース)、STEVE FELDMAN(キーボード)、CHARLIE
BROWN(ギター)、TOM DAWES(ギター)、VALERIE
SIMPSON(コーラス)といった凄腕がメンバーみたい。シングル一枚だけで消えていったのは惜しいですね。
B4. CHARLES WRIGHT AND THE WATTS 103RD STREET
RHYTHM BAND/Express Yourself (Part One)
1970年に全米ヒットした有名曲。NWA/Express
Yourselfの元ネタで知られてますね。ポジティブな気持ちになれる明るめのファンク・ナンバー!
B5. CHARLES WRIGHT AND THE WATTS 103RD STREET
RHYTHM BANDExpress Yourself (Part Two)
B4の続編。
(2023/04/29) |
 |
V.A.
/Shove It! The Essential 70's Soul Album
 |
1989年にUKでリリースされたデトロイトのレーベルWESTBOUND
RECORDSを中心にセレクトされたオムニバス・アルバム。
A1. MILLIE JACKSON/My Man, A Sweet Man
こんな感じのトラック苦手だ… パス
A2. FATBACK BAND/Night Fever
NYの大型ファンク・バンドFATBACK BANDが1976年にリリースした7thアルバム『Night
Fever』収録。ラテン感覚の勢いのあるディスコ・ファンク。
A3. FUNKADELIC/Can You Get That
FUNKADELICが1971年にリリースした3rdアルバム『Maggot
Brain』収録。アコースティック・ギターと女性Vo.が耳を惹くロック寄りのナンバー。
A4. OHIO PLAYERS/Pain
OHIO PLAYERSが1971年にリリースした2ndアルバム『Pain』収録。ピアノとホーンが印象的なファンク!GANG
STARR/Love Sick、PETE ROCK & C.L. SMOOTH/Soul
Brother #1でサンプリングされています。
A5. DETROIT EMERALDS/Baby Let Me Take You
(In My Arms)
後のFLOATERSとなるデトロイトのボーカル・グループDETROIT
EMERALDSが1972年にリリースしたアルバム2nd『You
Want It, You Got It』収録。イントロがDE LA
SOUL/Say No Goにネタ使いされたゆる〜いミディアム・グルーヴ。
B1. DENISE LA SALLE/A Man Size Job
サザン・ソウルの女性シンガーDENISE LA SALLEが1973年にリリースした2ndアルバム『On
the Loose』収録。ブルース・フィーリングあふれるファンキー・チューン。
B2. FATBACK BAND/Keep On Stepping
NYの大型ファンク・バンドFATBACK BANDが1974年にリリースした4thアルバム『Keep
On Stepping』収録。NYの雰囲気充満のドス黒いファンク・サウンドが最高!
B3. JOE SIMON/Get Down, Get Down (Get On
The Floor)
これもちょっと無理だな… パス
B4. OHIO PLAYERS/Pleasure
OHIO PLAYERSが1972年にリリースした3rdアルバム『Pleasure』収録。ジャジーな面も感じられるファンキー・チューン。
B5. MILLIE JACKSON/It's All Over But The
Shouting
ハスキーボイスが魅力的な女性シンガーMILLIE
JACKSONが1974年にリリースした4thアルバム『Caught
Up』収録。ファンキーなドラムに哀愁感漂うメロディがナイスなナンバー。
B6. FUNKADELIC/Funky Dollar Bill
FUNKADELICが1970年にリリースした2ndアルバム『Free
Your Mind ... and Your Ass Will Follow』収録。サイケデリックなファンク・ロック!今聴くとゾクゾクするね〜
(2024/05/25) |
 |
V.A.
/The Sound Of Funk Volume 1 (1992) |
1992年にUKのGOLDMINE SOUL SUPPLYからリリースされたレア・グルーヴのコンピレーション・アルバム。
「おらが町のJAMES BROWNだっぺ!」って感じの物まねSHOW的なアーティストが多いのは時代なんだろうな。やっぱりJBの影響力の大きさをまざまざと感じさせるね。
A1. THE HERB JOHNSON SETTLEMENT/Damph F'aint
フィラデルフィアで活躍したR&BシンガーHERB
JOHNSON率いるTHE HERB JOHNSON SETTLEMENTが1972年にリリースしたシングル。ドカドカしたドラムにラップ交じりの歌がナイスなJB系ファンキー・チューン。
A2. LEROY & THE DRIVERS/The Sad Chicken
詳細は不明だが、シカゴのローカル・ファンク・バンドが1967年の作品とのこと。STONES
THROWのレア・ファンクのコンピで有名になったみたいですね。BLU
AND NOTTZ/The Manがサンプリングしたサックス吹きまくりなインスト・ファンキー・ナンバー。
A3. JAMES LEWIS FIELDS/How Long Shall I Wait
JAMES LEWIS FIELDSが1973年にリリースしたシングル。これも歌もトラックもまんまJAMES
BROWN笑 でもホーンセクションが効いたご機嫌なファンクなんで、効いたら自然と腰が動くよね。
A4. THE VILLAGE CALLERS/Hector
LAのチカーノ・バンドTHE VILLAGE CALLERSが1968年にリリースしたアルバム『Live』収録。ヒップホップDJ必携の『ULTIMATE
BREAKS & BEATS』にも収録されており、CYPRESS
HILL/The Funky Cypress Hill Shit、DE LA SOUL/The
Mack Daddy on the Leftでネタ使いされたパーカッシブなビート、ハンドクラップ、オルガン、ガヤが混然一体となったインスト・ラテン・ファンク!
A5. GUS 'THE GROOVE' LEWIS/Let The Groove
Move You
ニューオーリンズでDJ/ソングライターとして活動したGUS
'THE GROOVE' LEWISが1967年にリリースしたシングル。これもまんまJB系のアップテンポなドラムにホーンセクション
が最高にグルーヴィーなファンキー・チューン。
A6. FABULOUS CAPRICES/Groovy World
テキサスのファンク・バンドFABULOUS CAPRICESが1971年にリリースしたシングル。パーカッシブで疾走感あふれるリズムとギター、ホーンセクションが最高にグルーヴィーなファンク!
A7. THE FABULOUS COUNTS/Jan Jan
デトロイトのファンク・バンドTHE FABULOUS
COUNTSが1969年にリリースしたアルバム『Jan
Jan』収録。ホーンセクションとブルージーなギターが耳を惹くインスト・ファンク・ナンバー。
B1. MICKEY & THE SOUL GENERATION/Iron
Leg
テキサスではかなり知られたファンク・バンドだったらしいMICKEY
& THE SOUL GENERATIONが1969年にリリースしたシングル。タイニーパンクス/ラスト・オージーで使われたチープなオルガンの音色やファンキーなリズムがイイ感じのファンク。
B2. FRANK WILLIAM’S ROCKETEERS/You Got To
Be A Man
マイアミのソウル/ファンク・バンドFRANK WILLIAM’S
ROCKETEERSが1966年にリリースしたシングル。これはもうJAMES
BROWNでしょう笑 ものまねの域を超えてるんじゃないかな。JB直系のイカしたファンキー・チューンで最高ですね。
B3. JAKE WADE AND THE SOULSEARCHERS/Searching
For Soul
ワシントンGO-GOの神CHUCK BROWN率いるバンドとは異なるJAKE
WADE AND THE SOULSEARCHERSが1968年にリリースしたシングル。GHOSTFACE
KILLAH/Troublemakersにも使われた名ブレイクビーツJOHNNY
JENKINS/I Walk On Guilded Splintersにとても似たドラム・ブレイクやブルージーなギターがイカすインスト・ファンク!
B4. SONS OF SLUM/The Push And Pull
シカゴのファンク・バンドSONS OF SLUMが1971年にリリースしたシングル。ドラム、ホーンセクション、ディレイを効かせた歌も最高なスリリングなファンキー・チューン!これカッコ良すぎだな〜
B5. JAMES SPENCER/Take This Woman Off The
Corner
メンフィスのファンク・シンガーJAMES SPENCERが1970年にリリースしたシングル。OUTKAST/Player's
Ball (Remix) で使われた鬼ファンキーなドラム・ブレイクですべて持っていかれる最高にご機嫌なナンバー!
B6. ROBERT MOORE/Everything's Gonna Be All
Right
フロリダのシンガーROBERT MOOREが1971年にリリースしたシングル。これもJAMES
BROWN系で、ドラムが弱いけどホーンセクションが効いたファンキー・ナンバー。
B7. THE SHOWMEN INC./The Tramp Pt. 1
カリフォルニアのレーベルからリリースされた謎のグループTHE
SHOWMEN INC.が1968年にリリースしたシングル。DJ
SHADOW AND CUT CHEMIST/Brainfreeze (Side
1) で使われた「Funky Broadway」系の激しいドラムが耳を惹くファンク・チューン。
B8. CHRIS JONES/I'm The Man
ロサンゼルスのレーベルからリリースされた謎のシンガーCHRIS
JONESが1970年にリリースしたシングル。これも、もうJAMES
BROWNでしょう笑 トラック、歌ともにまんまJB。でもカッコいいから良しですね笑
(2024/02/17) |
 |
V.A.
/Starship The De-Lite Superstars (1977) |
1977年にDE-LITE RECORDSからリリースされたレーベルのショーケース的なコンピレーション・アルバム。大学生だった1990年頃にこういった古いファンク、R&B系のオムニバスを片っ端から買い漁って聴いて、色んなアーティスト覚えていったな〜
これはレーベルのドル箱KOOL & THE GANG中心のセレクトで安心して聴ける好盤ですね。
A1. KOOL & THE GANG/I Want To Take You
Higher
偉大なファンク・バンドKOOL & THE GANGが1971年にリリースしたライブ・アルバム『Live
At The Sex Machine』収録。もちろんSLY &
THE FAMILY STONEのカバーで、本家にもひけをとらない熱くファンキーな演奏を聴かせてくれるね!
A2. THE KAY-GEES/You've Got To Keep On Bumpin'
KOOL & THE GANGの弟分グループTHE KAY-GEESが1974年にリリースしたデビュー・アルバム『Keep
On Bumpin' & Masterplan』収録。兄貴分に負けず劣らずホーンやクラビネットを効かした熱いファンキー・チューン!
A3. CROWN HEIGHTS AFFAIR/Dreaming A Dream
(Disco)
ブルックリンのファンク・バンドCROWN HEIGHTS
AFFAIRが1975年にリリースした2ndアルバム『Dreaming
A Dream』収録。都会的な軽快なディスコ・ナンバー。
A4. GENYA RAVAN/Feel The Need In Me
アメリカのロックバンドTEN WHEEL DRIVEと活動していたポーランド人女性シンガーが1975年にDE-LITE
RECORDSからリリースしたシングル。ポップなディスコって感じでイマイチかな。
A5. CROWN HEIGHTS AFFAIR/Foxy Lady
2ndアルバム『Dreaming A Dream』収録。軽快なディスコ・ナンバーだけど、イマイチかな。SIMON
HARRIS/Sexy Ladyでサンプリング。
B1. FRANKIE AVALON/Venus
白人シンガーFRANKIE AVALONが50年代にヒットさせた曲を1976年にディスコ・カバーしてリリース。うーん、ただのポップ・ディスコだね。うん、パス。
B2. STREET PEOPLE/Never Get Enough Of Your
Love
男性5人組STREET PEOPLEが1976年にリリースした唯一のアルバム『Street
People』収録。これも軽〜いディスコで、イマイチだな。
B3. BENNY TROY/I Wanna Give You Tomorrow
白人シンガーBENNY TROYが1976年にリリースしたアルバム『Tearin'
Me To Pieces』収録。ノーザン・ソウルと言われているみたいだけど、うーん、ただのディスコだなこりゃ。
B4. KOOL & THE GANG/Summer Madness
KOOL & THE GANGが1974年にリリースした7thアルバム『Light
Of Worlds』収録。永遠のメロウ・クラシック!インストながら、このメロウネス、鳥肌立ちますね〜
RODNEY O AND JOE COOLEY/Give Me the Mic、MELLOW
MAN ACE/If You Were Mine、GANG STARR/DJ Premier
in Deep Concentration、DJ JAZZY JEFF &
THE FRESH PRINCE/Summertime、POWERULE/5 Minutes
2 Showtime、SNOOP DOGG/Doggy Dogg World、ATT
WILL/Another Day in Compton、ICE CUBE/You
Know How We Do It等々、数多のアーティストがサンプリング。
C1. CROWN HEIGHTS AFFAIR/Every Beat Of My
Heart
2ndアルバム『Dreaming A Dream』収録。うーん、普通の軽いディスコ。パス。
C2. THE KAY-GEES/Get Down
兄貴分に負けじと熱いファンクを聴かせてくれる!DR.
DRE/A Nigga Witta Gun、ROBBIE B AND DJ JAZZ/Get
Hip to the Real Thingでサンプリング。
C3. KOOL & THE GANG/Jungle Jazz
KOOL & THE GANGが1975年にリリースしたアルバム8th『Spirit
of the Boogie』収録。自身の大ヒット曲「Jungle
Boogie」の続編で、問答無用のファンク・クラシック!特にイントロの重いドラムが最高!COLDCUT/Say
Kids What Time Is It?、ICE-T/Somebody Gotta
Do It (Pimpin' Ain't Easy!!!)、MANTRONIX/King
of the Beats、THE COLD CRUSH BROTHERS/Cold
Crush、NILE KINGS/Listen to the Light、JAZ/Boost
Up the Family、BOO-YAA T.R.I.B.E./Rated R、BRAND
NUBIAN/Drop the Bomb、JADE/Don't Walk Away(名曲!)等々、数多のアーティストがサンプリング。
C4. RHYTHM MAKERS/Zone
後のG.Q.となるファンク・グループRHYTHM MAKERSが1976年にリリースしたアルバム『Soul
On Your Side』収録。ファンキーなエレピが最高なディスコ・ファンク!
D1. KOOL & THE GANG/More Funky Stuff
KOOL & THE GANGが1973年にリリースした6thアルバム『Wild
and Peaceful』収録。大ヒット曲「Funky Stuff」の続編で、イントロのホイッスルから引き続き放たれる強烈なブラス・セクションがとにかく最高にファンキーなクラシック!MC
SHAN/Words of a Freestyle、K-9 POSSE/No Stoppin
or Standin Between the Rhyme、KWAME/The Mic
Is Mine、ROBBIE B AND DJ JAZZ/Comin' Correct、MONIE
LOVE/Work It Out、N2DEEP/V-Town等でサンプリング。
D2. KOOL & THE GANG/Cosmic Energy
KOOL & THE GANGが1976年にリリースした9thアルバム『Love
& Understanding』収録。KOOL & THE
GANGらしいドライブ感あふれるジャングル・ファンク!BIG
DADDY KANE/Nuff Respectでサンプリング。
D3. CROWN HEIGHTS AFFAIR/I Am Me
2ndアルバム『Dreaming A Dream』収録。四つ打ちドラムのガラージュ感のあるディスコ・ナンバー。
D4. CROWN HEIGHTS AFFAIR/Na Na Hey Hey
2ndアルバム『Dreaming A Dream』収録。BPM早めのディスコ・ブギー。まずまずかな。
D5. SHELLY BLACK/Free And Red Hot
フィラデルフィアの女性シンガーSHELLY BLACKが1976年にリリースしたシングル。小気味良いリズムの高揚感溢れるフリーソウル的なナンバー。
(2024/06/29) |
 |
V.A.
/Stax Funk -Get Up And Get Down- (1989) |
1989年にUKでリリースされたSTAX RECORDSのファンクをコンパイルしたアルバム。さすがSTAX!と唸らされる内容で、これ聴いた後、ISAAC
HAYESやBAR-KAYSを買い漁った思い出がありますね〜
A1. ISAAC HAYES/Theme From Shaft
サザン・ソウルの立役者の一人ISAAC HAYESが1971年にリリースした映画『SHAFT(邦題:黒いジャガー)』のサウンド・トラック収録。スリリングなワウ・ギターも最高な問答無用のファンク・クラシック!TUFF
CREW/Deuce, Ace, Housin'、THE REAL ROXANNE/Don't
Even Feel It、TUFF CREW/Show 'Em Hell、ROXANNE
SHANTE/Knockin' Hiney、YOUNG MC/Know How、POISON
CLAN/Dance All Nite、TRU/Crooked Ass Law、JAY-Z/Reservoir
Dogs等々でサンプリング。
A2. DYNAMIC SOUL MACHINE/Moving On
STAX系列のRESPECTから1975年にリリースされたDYNAMIC
SOUL MACHINEのシングル。プロデュースは、あのSAM
DEES。シングル1枚で消えたグループみたいですね。「Theme
From Shaft」直系のホーンやワウ・ギターがカッコ良すぎる疾走ファンク!
A3. FAT LARRY’S BAND/Castle Of Joy
フィラデルフィアのファンク・バンドFAT LARRY’S
BANDが1977年にリリースした2ndアルバム『Off
The Wall』収録。ホーンが効いた重心低めのファンク・チューン!これまた最高だね〜
A4. SHO-NUFF/Funkasize You
ファンク・バンドSHO-NUFFが1978年にリリースした1stアルバム『From
The Gut To The Butt』収録。BAR-KAYSにも似たドス黒ファンク!あ〜、これも最高すぎる!MOBB
DEEP/Don't Fuck With Youでサンプリング。
A5. SONS OF SLUM/What Goes Around (Must Come
Around)
大型ファンク・バンドSONS OF SLUMが1972年にリリースしたシングル。少しダークな雰囲気のファンク・ナンバー。
A6. BAR-KAYS/Holy Ghost
息の長い活動で知られるベテラン・ファンク・バンドBAR-KAYSが1978年にリリースしたアルバム『Money
Talks』収録。超ヘビー級のファンク・クラシック!マジで最高にカッコ良すぎる!KID
'N PLAY/Gittin' Funky、CASH MONEY?& MARVELOUS/The
Music Maker、DEF JEF/Give It Here、BEASTIE
BOYS/Hey Ladies、AWESOME DRE/Sex Fiend等々でサンプリング
A7. DRAMATICS/Whatcha See Is Whatcha Get
「In The Rain」の甘茶クラシックを持つベテラン・コーラス・グループDRAMATICSが1971年にリリースしたデビュー・アルバム『Whatcha
See Is Whatcha Get』収録。パーカッシブなラテン風味のリズムに体が動き出すメロディのファンキーなクラシック!ROMEO
& RHYME/Nothin' But A Fan、YOMO &
MAULKIE/When You Back's Turned、LATIN ALLIANCE/What
You See Is What You Get、SYLK SMOOV/Luv Letter、UGK/Mutha
Ain't Mine、BLACK MENACE/Str-8 Up, Gangsta、SPICE
1/City Streets、BROWN PRIDE/Livin in the
Barrio、GURU/Where's My Ladies、LIL' KIM/I
Know You See Me等々でサンプリング。ラテン風味だからかギャングスタ系やチカーノに人気ありますね。
B1. BAR-KAYS/Son Of Shaft
BAR-KAYSが1971年にリリースしたシングル。ISAAC
HAYES/Theme From Shaftのアンサーなのはモチのロン。イントロのワウ・ギターでノックアウト確実なファンク・クラシック!BOMB
THE BASS/Beat Dis、7A3/Lucifer、PUBLIC ENEMY/Caught,
Can We Get a Witness?、AWESOME DRE/On the
Rampage、SUCCESS-N-EFFECT/Real Deal (Holyfield)、CAMP
LO/Son of A...等々でサンプリング。
B2. INEZ FOXX/Circuits Overloaded
女性R&BシンガーINEZ FOXXが1974年にリリースしたシングル。イントロの古いタイプのUFOが出てきそうな効果音のイントロが印象的なファンキー・チューン。まずまずかな。
B3. ROY LEE JOHNSON & THE VILLAGERS/The
Dryer Part 1
ギタリストかつシンガーのROY LEE JOHNSONがグループ名義で1973年にリリースしたアルバム『Roy
Lee Johnson & The Villagers』収録。疾走感溢れるファンキー・ナンバー!B級感があって最高だね。
B4. FAT LARRY’S BAND/FLB
FAT LARRY’S BANDが1977年にリリースした2ndアルバム『Off
The Wall』からのシングル「Peaceful Journey」のB面収録で、アルバム未収録曲。アップテンポなインスト・ファンクだが、いまいちかな。
B5. MAR-KEYS/Black
STAXを支えたハウス・バンドMAR-KEYSが1969年にリリースしたアルバム『Damifiknow!』収録。アーシーで60年代スタイルなファンキー・インスト・ナンバー。WC
AND THE MAAD CIRCLE/Dress Codeでサンプリング。
B6. JEAN KNIGHT/Mr Big Stuff
ニューオーリンズの女性R&BシンガーJEAN
KNIGHTが1971年にリリースしたデビュー・アルバム『Mr
Big Stuff』収録。全米で大ヒットした曲で、イントロから明るく楽しげなファンキー・クラシック!EAZY-E/Boyz-N-The-Hood、HEAVY
D & THE BOYZ/Mr. Big Stuff、CHOICE/Mr.
Big Stuff、TLC/Switch、QUEEN LATIFAH、SHADES
AND FREE/Mr. Big Stuff等々でサンプリング。
B7. DRAMATICS/Get Up And Get Down
DRAMATICSが1971年にリリースしたデビュー・アルバム『Whatcha
See Is Whatcha Get』収録。イントロのシャウトも最高な男汁溢れる鬼ファンク・クラシック!THE
REAL ROXANNE/Get Up on the Get down、L.A.
DREAM TEAM/Season of the Backstabbers、KINGS
OF PRESSURE/Brains Unchained、PROFESSOR GRIFF?AND
THE LAST ASIATIC DISCIPLES/The Verdict、LIFERS
GROUP/The Real Deal & Suckers Edit、TWEEDY
BIRD LOC/South bronx can't touch?compton、SPICE?1/Fucked
in the Game、LL COOL J/Ain't No Stoppin'
This、MC.JR.CAS/Coalition、SH'KILLA/East
bay gangstrez、5TH WARD BOYZ/Studio Gangster、NEW
BREED OF HUSTLAS/Aggrevated Assault、M.O.P./Get
Down等々でサンプリング。
(2024/10/05) |
 |
V.A.
/Strictly Breaks Volume 2 (1997) |
1997年にSTRICTLY BREAKS RECORDSからリリースされたブレイクビーツ、いわゆるネタ物のコンピレーション・アルバム。
A1. THE MAIN INGREDIENT/Summer Breeze
NYの男性コーラス・トリオTHE MAIN INGREDIENTが1974年にリリースした6thアルバム『Euphrates
River』収録。THE ISLEY BROTHERSでもお馴染みのSEALS
& CROFTSの郷愁感あふれる名曲のカバー。元曲が良いので無条件に好きですね!THE
NOTORIOUS B.I.G./Things Done Changed、GODFATHER
DON/Da Bomb Baby、K-RINO/When It's Time、BIG
SHUG/Dirty Rat等でサンプリングされています。
A2. DYNASTY/Adventures In The Land Of Music
SOLOR RECORDS所属でロスをベースに活動していたR&BグループDYNASTYが1980年にリリースした2ndアルバム『Adventures
In The Land Of Music』収録。CAMP LO/Luchini
AKA This Is Itでネタ使いされ一気に人気になりましたね。ミディアム・テンポで多幸感を感じるメロディが秀逸!ミュージック・バーでお酒飲みながら聴きたいね。
A3. GRACE JONES/My Jamaican Guy (Skit)
モデル兼シンガーのGRACE JONESが1982年にリリースした6thアルバム『Living
My Life』収録。L.L. COOL J/Doin' Itネタで有名かな。寂しげなイントロのメロディが耳を惹くミディアム・ダンス・チューン。DONALD
D AND DJ CHILLY-D/Dope Jam、KID 'N PLAY/Undercover、LESHAWN/Wild
Thing、THE NEW STYLE(後のNAUGHTY BY NATURE)/Start
Smokin'、BIG DADDY KANE/Children R the Future等でサンプリングされています。
A4. MILT JACKSON WITH THE RAY BROWN BIG BAND/Enchanted
Lady
ヴィブラフォン奏者MILT JACKSONとベーシストRAY
BROWNのビッグバンドとの共作で1970年にリリースしたアルバム『Memphis
Jackson』収録。PETE ROCK & C.L. SMOOTH/Carmel
City、LARGE PROFESSOR/Ijuswannachill、DE
LA SOUL/Dinninit、HELTAH SKELTAH/MojicaTherapy、FUNKY
DL/Underground Hip Hop、3RD EYE/360 Degrees、DJ
BEAT f/SOUL SCREAM/Free Wayでサンプリングされた人気曲。イントロの浮遊感や郷愁感のあるメロディが秀逸なメロウ・ジャズ・クラシック!いかにもNY勢が好きそうな曲だね。
A5. JOHN KLEMMER/Free Soul
シカゴのテナーサックス奏者JOHN KLEMMERが1969年にリリースしたアルバム『Blowin
Gold』収録。印象的なフレーズのサックスがカッコ良すぎるジャズ・ファンク・クラシック!RONDO
& CRAZY RAK/No Justice, No Peace、DRED
SCOTT/Nutin Ta Lose (Marley's Mix)、ED O.G.
& DA BULLDOGS/Less Than Zero、AKINYELE/Exercise、KURIOUS/Leave
Ya With This、VISION QUEST/Soul Clique、INI/The
Life I Liveでサンプリングされていますが、特筆すべきは西のG系グループのRONDO
& CRAZY RAKが誰よりも早く使っていること!なのに当時のライターはED
O.G.とかのNY物ばかりのセンスを誉めまくるのには閉口したな。
A6. MARVA WHITNEY/Unwind Yourself
JAMES BROWNファミリーのソウル・シスターの一人MARVA
WHITNEYが1969年にリリースしたアルバム『It's
My Thing』収録。THE 45 KING/The 900 Numberネタのイントロで即死確実なJBマナーのアップテンポのファンキー・クラシック!このイントロ切り取ってループしたTHE
45 KING、流石です。DONALD D/Armed and Dangerous、STETSASONIC/Do
You Remember This、ZHIGGE/Drop the Beat Salaamでもサンプリングされてます。
B1. RAMSEY LEWIS/The Mighty Quinn
ジャズ・ピアニストRAMSEY LEWISが1968年にリリースしたアルバム『Maiden
Voyage』収録。LEADERS OF THE NEW SCHOOL/Case
of the P.T.A.がまんま使ったピアノのイントロよりは、ファンキーなドラムに耳がいきますね。THE
PHARCYDE/Officer、BRAND NUBIAN/Allah U Akbar、THE
PHARCYDE/Passin' Me by (Fly as Pie Remix)、ARRESTED
DEVELOPMENT/U、FU-SCHNICKENS/True Fuschnick、BLACK
SHEEP/Strobelite Honey (No We Didn't Mix)、ICE-T/Home
Invasion、PUDGEE/This Is How We...、J.V.C.
F.O.R.C.E./Pump It Upでもサンプリングされてます。
B2. JEAN-JACQUES PERREY/E.V.A.
フランスの音楽家で電子音楽の先駆者の一人JEAN-JACQUES
PERREYが1970年にリリースした9thアルバム『Moog
Indigo』収録。イントロの摩訶不思議な音がGANG
STARR/Just to Get a Repでサンプリングされて有名になりましたね。曲自体はUFOが出てきそうな雰囲気もするアバンギャルドかつファンキーなナンバー。SCIENTIFIK/Bitch,
I Don't Need Ya、YOUNG BLACK TEENAGERS/Blowin
Up the Spot、ATT WILL/Do It Att Will、ATT
WILL/Make a Bitch、LORD FINESSE/MarqueeGameplan、A
TRIBE CALLED QUEST/Same Ol' Thing、ARTIFACTS/Lower
Da Boomでもサンプリングされてます。
B3. BRICK/Fun (Skit)
ファンク・バンドBRICKが1977年にリリースした2ndアルバム『Brick』収録。レゲエ・フレイヴァのリズムにフルートの心地良いメロディが合わさるトラックにコーラスが絡むメロウ・ミディアム。AKINYELE/Put
It in Your Mouth、BUSTA RHYMES/It's a Party、DA
BRAT/Live It Up、M.O.P./The Bottomでもサンプリングされてます。
B4. OHIO PLAYERS/Funky Worm
偉大なファンク・バンドOHIO PLAYERSが1972年にリリースした2ndアルバム『Pleasure』収録。このウネウネ、ピーヒャラしたシンセに尽きる!こんなカッコ良くて、刺激的な音はそうないですね!曲自体も変声でしゃべりたおすフリーキーなファンクで最高!MC
BREED AND DFC/Ain't No Future in Yo' Frontin'、N.W.A/Dopeman、SPOONIE
GEE/Spoonie Gee、MINISTERS OF BLACK/Step
Into My Office、JUNGLE BROTHERS/Belly Dancin'
Dina(当時は意識してなかった、意外!)、P.K.O./World
War II、THREE TIMES DOPE/Mr. Sandman、KRIS
KROSS/Jump、AMG/The Vertical Joyride等々、数多のアーティストがサンプリング。いつの時代でも通じるミラクルなネタかもね。
B5. JEFF LORBER FUSION/Night Love
ジャズ/フュージョン・キーボード奏者/コンポーザーJEFF
LORBERのグループが1981年にリリースした5thアルバム『Galaxian』収録。イントロの郷愁感溢れるメロディで耳を引きつけられるメロウ・フュージョン。JAY-Z/Who
You Wit、IMAN OMARI/Outside、WALE/Jay Jointでサンプリングされてます。
B6. ROY AYERS UBIQUITY/Searching
ヴィブラフォン奏者ROY AYERS率いるROY AYERS
UBIQUITYが1976年にリリースしたアルバム『Vibrations』収録。夜が似合うアダルトなメロウ・クラシック!この雰囲気、流石はROY
AYERS!恐れ入る。ED O.G. & DA BULLDOGS/Be
a Father to Your Child、BUMBLE B.H.E./Pain、ORIGINAL
FLAVOR/Keep on (Searching)、ANOTHA LEVEL/What's
That Cha Say、PETE ROCK & C.L. SMOOTH/Searching、TABB
DOE AND THE MONEY MOBB/Bringing the Real、ZHANE/This
Song Is for You、MARY J. BLIGE f/ROY AYERS/Searching、CHUBB
ROCK/I Will Surviveなど数多くのアーティストがサンプリングしてます。
(2024/03/02) |
 |
V.A.
/Sweet N' Sour Harmonies (1997)
 |
名門ATLANTICに残された70~80年代の甘酸っぱいスウィート・ソウルの名曲をコンパイル。監修と解説は重鎮、桜井ユタカ氏。温もりを感じる1.
So far away/THE SPINNERS、ドリーミーで激甘な2.
It really hurts/TRUE REFLECTION、アダルトムードの語りのイントロからとろっとろに甘い3.
You can't reason with a broken heart/THE
SMALL WOOD BROTHERS、郷愁感たっぷりの4. All
strung out on you/THE PERSUADERS、名グループによるリズムも効いた夢見心地な5.
Just don't want to be lonely/BLUE MAGIC、爽やかなコーラスが耳を惹く6.
I Just want to spend the night with you/ACE
SPECTRUM、ムードたっぷり激甘で、ファルセットもばっちりな7.
Wild goose chase/THE MOVING VIOLATION、ドラマチックなピアノが胸を打つ8.
Love don't love nobody Pt.1 & Pt.2/THE
SPINNERS、ディスコだけじゃなく、都会的なスウィートな一面も見せる9.
Seasons for girls/THE TRAMMPS、夕暮れが似合いそうな10.
Now that you're mine again/THE SPINNERS、ファンク・テイストなメロウ・ミディアム11.
Say you'll stay/KLEER、人気キッズ・コーラス・グループによるめちゃ甘くて切ない12.
Sugar brown/JIMMY BRISCOE & THE LITTLE
BEAVERS、男っぽいボーカルがエモーショナルに歌う13.
Don't you know/ELUSION、壮大な印象の14. I've
been through this before/THE PERSUADERSと全曲泣かせます。こういうコンピはいくらあってもいいね〜。(2022/04/23) |
 |
V.A.
/URBAN CLASSICS (1987)
 |
1987年にUKのポリドール傘下のレーベルURBANからリリースされたレア・グルーヴのコンピレーション・アルバム。レア・グルーヴ・ブームの火付け役的な一枚。ちょうどERIC
B. & RAKIMがこのアルバム収録のBobby
Byrd/I
Know You Got Soulをネタにしていて、ヒップホップから連動したムーブメントでしたね。これを機会にJAMES
BROWNとその仲間たちの再評価も始まって、ヒップホップもJBネタだらけ笑
でも、ホント埋もれていた良質な音楽を知るきっかけになったのは感謝ですね〜
A1. MACEO AND THE MACKS/'Cross The Track
(We Better Go Back)
レア・グルーヴ王道の一発!MACEOのイカしたサックスなど、ご機嫌なファンクを聴かせてくれるね〜
A2. JACKSON SISTERS/I Believe In Miracles
ご存じ永遠のレア・グルーヴ・クラシック!この瑞々しさはエバーグリーンですね〜
元気が湧き出てくる!
A3. BOBBY BYRD/I Know You Got Soul
これまたレア・グルーヴの王道というか、ネタとしても王道だね。火傷しそうな熱いボーカルの黒すぎるファンクネスがたまらんです!
A4. JAMES BROWN/Don't Tell It
御大JBによるじわじわ効いてくるファンキー・チューン。
A5. FRED WESLEY & THE J.B.'S/Blow Your
Head
PUBLIC ENEMYで有名なウネウネしたシンセのイントロでノックアウト確実なファンキー・クラシック!
A6. FRED WESLEY/House Party
1980年リリースなので、少し洗練されたディスコ・ファンクが今聴くとツボだなぁ。FRED
WESLEYのトロンボーンも最高だしね。
B1. GREGG DIAMOND BIONIC BOOGIE/Hot Butterfly
LUTHER VANDROSSがボーカルを取った優しげかつ軽やかなディスコ・ナンバー。
B2. JOHNNY BRISTOL/Hang On In There, Baby
JOHNNY BRISTOLの全米ヒットした代表曲だが、どこかBARRY
WHITEっぽいな。あまり好みではないね。
B3. ROY AYERS UBIQUITY/Everybody Loves The
Sunshine
来ました!メロウ・ネタの決定版!イントロから最後まで、このトロケルようなメロウネスたまりません!
B4. LA TOYA JACKSON/Camp Kuchi Kaiai
1981年リリース。ご存知MICHAEL JACKSONのお姉さん。ひだまり系メロウが今聴くとバッチリだね。このコンピ買った当時はピンと来なかったが。
B5. GLORIA GAYNOR/This Love Affair
ディスコ系ディーヴァで有名なシンガーだけど、この曲は全然好みじゃないな…
(2023/03/18) |
|
|
|