アーティスト/タイトル レビュー
BILLY SQUIER
/The Tale Of The Tape(1980)

USのハードロック系シンガーBILLY SQUIERが80年にリリースしたアルバム。RUN D.M.C./Here We GoやUTFO/Roxanne Roxanneでお馴染みHIPHOP定番中の定番ブレイクビーツA1.The Big Beatのカッコ良さといったら!叩きつけるようなヘビー・ビートがマジでドープ。 DJ、トラックメイカーなら必携です!(07/01/29)
BOB JAMES
/One(1974)

ジャズ/フュージョン界の大物ピアニストBOB JAMESが74年にリリースしたソロ・デビュー・アルバム。このアルバムの目玉は、なんといってもB3.Nautilusに尽きるでしょう!RUN D.M.C.、GHOSTFACE KILLA、ERIC B.&RAKIM、TIM DOG、EPMD、ONYX、ATCQ、ALKAHOLIKS、CAMP LO等々数え切れないアーティストにサンプリングされた超絶ファンク!IDRIS MUHAMMADのタイトなドラム・プレイ、BOB JAMESの妖しげなエレピ等イントロから最後まで聴き飽きません!純粋なJAZZ、FUSIONファンには人気がないかもしれませんが、HIPHOP、ファンク好きなら一瞬で虜になってしまうこと必至。Nautilus以外にもネタ曲満載で、DJ SHADOW、K-SOLO、GROUP HOME等で使われたA1.Valley Of The Shadows、エキサイティングなイントロが印象的なB1.Night On Bald Mountain、ROBERTA FLACK等で歌われているメロウな名曲B2.Feel Like Making Love(これもMANNISH、ONYX、PAPA CHUCK等で使用)と聴き応え十分。トラックメイカー、DJのみならずHIPHOP、R&Bフリークならぜひとも一度は聴いて欲しいアルバムの一つです。(07/02/03)
BOB JAMES
/Two(1975)

BOB JAMESが75年にリリースした2ndアルバム。RUN D.M.C./Peter Piperで一躍注目を集めた名ドラム・ブレイクA1.Take Me To The Mardi Grasが一押し!HIPHOPの基本中の基本ドラムといえるでしょう。(でも、この曲イントロのブレイク後はイージーリスニングみたいなメロディでかなりガクッってきますが・・・) 寂しげなメロディのイントロがネタとして使われるPATTI AUSTINが歌うA2.I Feel A Song (In My Heart)、2分過ぎにネタが飛び出すA3.The Golden Apple、後半に大ブレイクがあるB1.Farandole (L'Arlesienne Suite #2)、幻想的なイントロから一転してハートウォーミングなメロディに変わるB2.You're As Right As Rain、小気味良いB3.Dream Journeと聴き応え十分。これも『One』と同様聴くべきアルバムといえるでしょう。(07/02/03)
CHICAGO
/The Heart Of CHICAGO
1967-1997(1997)

ロック/ポップスの大物グループCHICAGOの結成30周年を記念してリリースされたベスト盤。80年代に大ヒットしたベタなバラードの数々は、当時から大嫌いなんでどうでもいいですが、ホーンセクションもイカした72年のヒット曲5.Saturday In The ParkとARCHIE BELL/Tighten Upをフォーキーにした感じの爽快ナンバー14.Beginningsは最高!フリーソウルに興味がある方は70年代のCHICAGOを聴くのをオススメします。(07/03/01)
DONALD FAGEN
/The Nightfly(1982)

STEELY DANのメンバーDONALD FAGENが82年にリリースしたソロ・アルバム。FAGENのソロとはいってもSTEELY DANのアルバムと感触はほとんど一緒で、耳障りのよい心地良い曲が中心。小気味良いメロウ・グルーヴ1.I.G.Y.、グルーヴィーな2.Green Flower Street、メロウな6.NightflyがGOOD。STEELY DANが好きなら聴いておくべきでしょう。(07/03/26)
FOREIGNER
/4(1981)

FOREIGNERが81年にリリースした4thアルバム。5thアルバムの『Agent Provocateur』を聴いた後に購入したアルバムで、ジャングルで獲物を狙うようなイントロからギターが爆発し、LOU GRAMMのシャウトが唸る最高のハード・ロックA2.Juke Box Heroと切ないバラードA4.Waiting For A Girl Like Youの2曲が最高!誰でも親しめるROCKアルバムの一つだと思います。(07/02/14)
FOREIGNER
/Agent Provocateur(1984)

FOREIGNERが84年にリリースした5thアルバム。洋楽を聴き始めた中学2、3年頃、バラードのA3.I Want Know What love isのヒットでFOREIGNERを初めて知り、その後、FMのクロスオーバー11(津嘉山正種の渋いナレーションでお馴染みの名番組!「もやし君」覚えている方いるかな・・・)でB3.Down On Loveを聴いて感動した記憶があります。だから、自分にとってFOREIGNERといえばDown On Loveなんですよね。イントロの優しげなシンセのメロディから涙々・・・ LOU GRAMMのソウルフルなVo.も最高!産業ロックの代名詞的なアルバムですが、そんなことはどうでもいい。この曲を聴いたらあの頃の甘酸っぱい思い出が走馬灯のように頭を巡ります(しみじみ)。忘れることのできないアルバムの一つ。(07/02/14)
GARY NUMAN
/The Pleasure principle(1979)

UKのニューウェイブ、エレポップの代表格GARY NUMANが79年にリリースしたアルバム。テクノポップの重要アルバムとされているみたいですが、ロックには詳しくないので、よく分かりません(笑) HIPHOPフリークとしてチェックして頂きたいのはFilmsとCarsの2曲。Filmsは、ULTIMATE BREAKS&BEATSにも収録されたタイトなドラムと重たいベースラインの鬼ファンキー・シット!ミドル・スクールの作品では割と使われている有名ネタです。Carsは彼のヒット曲で、KOOL G.RAP&DJ POLOの1stアルバムに収録のCarsの元ネタとしても有名ですね。まあ、この2曲しか聴けませんが(笑)、トラック・メイカーなら持っていて損はないアルバムでしょう。(05/08/13)
GARY WRIGHT
/The Dream Weaver(1976)

元SPOOKY TOOTHのメンバーでGEORGE HARRISONとも親交の深いシンガー、キーボーディストGARY WRIGHTが76年にリリースしたソロ・デビュー・アルバム。大ヒット曲のタイトル曲のイントロの幻想的なシンセもよく使われていますが、HIPHOP的な感性で聴くとすれば3RD BASS/Wordz Of WisdomネタのA1.Love Is Alive、同じく3RD BASS/Steppin' To A.M.やT.I./No More TalkネタのA3.Can't Find Judge、Love Is Aliveに似たB3.Much Higherでしょう!ファンキーなエッセンスを取り入れたロックって感じで、ロックに抵抗のある方でも十分聴けるクオリティ。オススメできるアルバムの一つです!(07/01/29)
JACKIE MITTOO
/At Wackies(1991)

ジャマイカの偉大なるキーボーディストJACKIE MITTOOの没後直後にリリースされたアルバム。彼のオルガンを愛して止まぬファンは多いですね。音に表情があり、その親しみやすさが魅力の一つではないかと思います。このアルバムは決して彼の代表作ではないですが、シンプルな打ち込みトラック上で奏でる彼のオルガンを聴いているとほんと幸せな気分に浸れますね。もしJACKIE MITTOOに興味を惹かれたなら70年代のSTUDIO ONEからのアルバムを聴いてみて下さい。あなたの音楽観の新たな扉が開かれるはずですよ・・・ (07/03/06)
JAZZ CRUSADERS
/Old Socks, New Shoes...
New Socks, Old Shoes(1970)

CRUSADERSの前身バンドJAZZ CRUSADERSが1970年にリリースしたアルバム。CRUSADERSのことなんて全く分からなかった20年程前にジャケが気に入って購入。印象的なベースラインから始まり、心和むサックスのメロディに耳を奪われる10.Way Back Homeがとにかく最高!後にBIZ MARKIE/My Man Richで使われていて、当時トラック作りに没頭していた自分は"先にやられた・・・"と残念がった記憶がありますね。SLY&THE FAMILY STONE/Thank Youのカバー1.Thank YouもGOOD。思い出深いアルバムの一つです。(07/01/20)
JEFF BECK
/Wired(1976)

世界三大ギタリストの一人JEFF BECKが76年にリリースしたアルバム。HIPHOPフリークの間では2.Come Dancingのドラム・ブレイクは有名ですね。JEFF BECKのギターはもちろんですが、NARADA MICHAEL WALDENのタイトなドラムもナイス。ファンキーな1.Led Bootsと2.Come Dancing、アコースティック・ギターとNARADAのピアノが耳を惹く哀愁ナンバー8.Love Is GreenがGOOD。JAZZ FUNKが好きな方ならぜひ一度聴くことをオススメしたいアルバムです。(07/03/01)
MAD COBRA
/Hard to wet,easy to dry(1992)

ジャマイカのレゲエDJ"MAD COBRA"(COBRA名義でもアルバム有)が92年にリリースしたUS進出アルバム。プロデューサーは、CLIFTON"SPECIALIST"DILLON、SLY DUNBAR、TONY"C.D."KELLY、STEELY&CLEVIE。基本はダンスホール・スタイルですが、US向けにHIPHOPノリの曲も収録しています。お気に入りは、ドリーミーな鬼メロウ・トラックに女性コーラスをフィーチャーした2.Flex、男性シンガーをフィーチャーしたR&Bテイストのメロウ・チューン6.Legacy、ジャマイカとテキサスのバッドボーイのコラボ、GETO BOYSとのマイクリレーもイカすファンキーなDead end street、アゲアゲなトラックが最高な11.Mate a talkです。レゲエ好きじゃないと厳しいところもありますが、メロウ好きでレゲエDJに抵抗のない方にはぜひFlexは聴いて欲しいです!(05/01/08)
MAD COBRA
/Milkman(1996)

ジャマイカのレゲエDJ"MAD COBRA"が96年にリリースしたアルバム。プロデューサーは、CLIFTON"SPECIALIST"DILLON、TONY"C.D."KELLYとHIPHOP畑からはSALAAM REMIとTONY DOFATを起用しています。本場ダンスホール・スタイルの曲が半数以上でちょっとキツイですが、SALAAM REMIプロデュースで定番ネタDELAGATION/Oh honey使いの3.Splash、JIMMY SPICER/Money(Dollar bill y'all)ネタの15.Mo' big long johnは好きで良く聴いていました。『Hard to wet,easy to dry』と共に中古屋での常連アルバムだと思うので、安ければチェックしてみて下さい。(05/01/08)
MAD PROFESSOR
/Dub me crazy(1982)
UKのダブマスターMAD PROFESSORがARIWA RECORDSから82年にリリースしたシリーズ第1作。昔からレゲエの中でも特にDUBが好きで時折棚から引っ張り出して聴くんですが、やっぱりMAD PROFESSORは良いですね〜。海辺に佇んでビールを飲みながらずっとのんびりしていたい時に聴いたら最高です。HIPHOPファンにもぜひ一度はDUB MUSICに触れて欲しいですね。(03/09/13)
MASS ORDER
/Maybe one day(1992)
BASEMENT BOYSのプロデュースでデビューした男性デュオ"MASS ORDER"が92年にリリースしたアルバム。基本はハウス/ガラージなんですが、ミディアム、スロウもあってなかなか楽しめる内容で、特にナイス・ビートのノリノリな4.I Wonder Why He's Sweatin' You、エモーショナルなスロウ5.I Wanna Be Your Love、温かみを感じるスロウ7.Let Me Show You、透きとおるキーボードが印象的なフロア・チューン8.Runaway Loveがお気に入りです。中古屋の常連アルバムだと思いますので、安ければチェックしてみて下さい。(06/01/07)
MILES DAVIS
/In A Silent Way(1969)

JAZZの帝王MILES DAVISが69年にリリースしたアルバム。参加ミュージシャンは、WAYNE SHOTER(サックス)、CHICK COREA(エレピ)、HERBIE HANCOCK(エレピ)、JOHN McLAUGHLIN(ギター)、DAVE HOLLAND(ベース)、TONY WILLIAMS(ドラム)等。自分はJAZZの門外漢で語れるような知識はなにもないが、2.In A Silent Wayの心地良さといったら!静かなる夜明けと表現したらいいでしょうか。嫌な事があったときはいつもこれ聴いてリラックスしてます。1.Shhh/PeacefulのグルーヴィーなプレイもGOOD。ず〜っと聴き続けるであろう、アルバムの一つ。(07/01/20)
MR FINGERS
/Introduction(1992)
シカゴハウスミュージックの大御所MR FINGERS(aka FINGERS INC.)が92年にリリースしたアルバム。以前は3人組だったと思いますが、このアルバムではLARRY HEARD一人だけになっており、数曲で元メンバーのROBERT OWENSが歌っています。ハウスクラシックMystery of loveなど数々の名曲をクリエイトしてきましたねLARRY HEARDは。このアルバムも基本的にはその頃のサウンドと同じで、浮遊感溢れるメロディアスなキーボード&ピアノを中心としたトラックがハウスをガンガン聴いていたあの頃を思い出させて涙しました... ROBERTの歌もファルセットボイスの情感溢れるもので、LARRYが作るトラックとの相性は抜群です。ハウスが多様化してから次第に距離が離れていって、いつしか全く聴かなくなりましたが、LARRYが作る作品だけは別です。R&Bフリークにはハウスだからと敬遠せずぜひ聴いてもらいたいアルバムです。(03/03/01)
ORLEANS
/Waking & Dreaming(1976)

著名なギタリストJOHN HALLを中心としたEAST COASTのグループORLEANSが76年にリリースした2ndアルバム。バンド名からわかるようにニューオーリンズの音楽に影響を受けていて、R&Bのエッセンスを取り入れた聴きやすい音楽を持ち味としているみたいです。個人的には、ほとんどの曲が苦手でしたが、MICHAEL BRECKERのサックスも雰囲気を惹き立てるタイトルどおり春をイメージさせる爽快なB5.Spring Feverがベスト。FREE SOULっぽさもあってかなりお気に入りの曲です。ファンキーなA2.What I Needもなかなかのでき。FREE SOULが好きな方ならSpring Feverは聴く価値有りだと思います。(07/01/29)
PLAYER
/Best Of(1990)

全米No.1ヒットとなった"Baby Come Back"で知られるPLAYERのベスト盤。このベスト盤は1st、2nd『Danger Zone』、3rd『Room With A View』からセレクトされており、やっぱり耳を惹くのがDFC/Mo Love等でネタにされた優しげなメロディのメロウ・チューン1.Baby Come Back。NO.1になったのも頷ける名曲ですね。これ以外にはイントロのギターもナイスな爽快ファンキーな10.Who Do You Think You Are、フォーキーな13.Wait Until Tomorrowが気に入りました。アルバム全部聴いていないんでよく分かりませんが、正直Baby Come Backだけかなって気もしますが・・・、でもBaby Come Backは一度は聴くことをオススメします。(07/03/12)
POINT BLANK
/Same(1976)

テキサスのサザン・ロック・バンドPOINT BLANKが76年にリリースした1stアルバム。サザン・ロックの名曲LYNARD SKYNARD/Sweet Home Alabamaと同感触のワイルドなB1.That's The Lawとギターのイントロがイカすラグド&ロウなB2.Lone Star FoolがGOOD。テキサス出身だけあって初期のRAP-A-LOTにも通じるものがありますね。普段はHIPHOPやR&Bしか聴かず、ロックは滅多に聴かないが、この2曲は普通にカッコイイ。(07/01/29)
SEA LEVEL
/Same(1977)
ALLMAN BROTHERS BANDのメンバーJAIMOE、LAMAR WILLIAMS、CHUCK LEAVELLが結成したバンドSEA LEVELが77年にリリースした1stアルバム。ロックというよりはフュージョンって感じのアルバム。悪くはないですが、耳に残らなかったです。(07/01/29)
SHAGGY
/Hot shot(2001)
メジャーなレゲエDJ、SHAGGY。ヒットした"Angel"を聴きたくて購入しました。まともに聞いたのは初めてで、聴いた印象はいい意味でポップだなーって感じです。一番のお勧めは上記"Angel"で、この曲は大好きなSTEVE MILLER BANDの名曲"The joker"をネタにした、ほのぼのした曲でゲストのRAYVONの歌もはまってます。他には"Luv me,luv me"が定番ネタの"Impeach the president"をつかっており、HIPHOP好きにもうけそうなファンキーな曲です。
SHINEHEAD
/Rough & rugged
SIMPLY RED
/Picture Book(1985)

UKの人気グループSIMPLY REDが85年にリリースしたデビュー・アルバム。R&B、JAZZ等をブレンドしたUKならではのグループ。このアルバムではなんといっても大ヒットした7.Holding Back The Yearsでしょう!ソウルフルなトラックにMICKの優しげな歌声が心に響く名曲中の名曲!ほんといつ聴いても当時の感動が蘇りますね。これ以外にもピアノが耳を惹くガラージ・テイストの1.Come Ot My Aid、澄んだキーボードが印象的なジャジー・ナンバー5.Jericho、ハウス風ピアノもナイスなBPM早めのグルーヴ・チューン6.Money$ Too Tight(To Mention)あたりよく聴いていましたね。R&Bフリークにもぜひ聴いてもらいたいアルバムの一つ。(07/03/20)
STEELY DAN
/Aja(1977)

DONALD FAGENとWALTER BECKERのユニットSTEELY DANが77年にリリースした6thアルバム。STEELY DANのアルバムで一番好きなのがこの77年の『Aja』。ロック、ジャズ、R&Bをブレンドした完成度の高い内容で、LORD TARIQ&PETER GUNZ/deja vuでお馴染みのゆったり系グルーヴ1.Black Cowをはじめ、フリーソウル系の爽やかな3.Deacon Blue、DE LA SOUL/Eye KnowやGOLDIE/In The Land Of Funkで有名な爽快メロウ・グルーヴ4.Peg、タイトなビートにピアノが絡むファンキーな6.I Got The News、アップテンポのファンキー・チューン7.Josieと聴き応え十分。ファンク好きにも聴いてもらいたい名盤中の名盤!(07/03/26)
STEELY DAN
/Gaucho(1980)

STEELY DANが80年にリリースした7thアルバム。前作の『Aja』同様、ロック、ジャズ、R&Bフレイヴァを取り入れた良質なクロスオーバー・サウンドで、浮遊感漂うキーボードが耳を惹く1.Babylon Sisters、BPM早めのトラックに印象的なコーラスがナイスな2.Hey Nineteen、フリーソウルっぽいファンキーな3.Glamour Profession、ノリが良い5.Time Out Of Mind、ファンキーな6.My RivalがGOOD。フリーソウル系に興味がある方にはオススメできます。(07/03/)
SWING OUT SISTER
/The Best Of(1996)

UKの人気デュオSWING OUT SISTER(SOS)の1st〜4thアルバムからセレクトされた国内ベスト盤。R&B、ジャズ、ボサノヴァ等を巧みにブレンドしたサウンドが人気のデュオですね。SOSといえば、なんといっても1.Breakoutに尽きますね〜。86年に大ヒットしたこの曲、当時よく聴いていました。ハッピーな気分になれる名曲!SOSがただのミーハーPOPSデュオじゃないところはカバーの選曲にもでていて、BARBARA ACKLINの瑞々しい名曲Am I The Same GirlやDELFONICSの名甘茶曲La La(Means I Love You)も素晴らしいでき。4thアルバムからのホーンもナイスなセンス溢れる8.Ordinary People、1stからのメロウな10.Surrender、FOSTER&McELROYのプロデュースによるハートウォーミングな11.Heaven Only Knows、4thからのナイス・ビートのファンキー・ナンバー12.Better Make It Better等々。比較的ノリがいいものをセレクトしているので、聴きやすいベスト盤だと思います。POPSだからといって避けてほしくないアーティストの一つ。(素晴らしい曲は案外近くに(安くで)あるものですよ・・・) (07/03/06)
TEN CITY
/That was then, This is now(1994)

シカゴのハウス/R&BグループTEN CITYが94年にリリースした3rdアルバム。ハウス/R&Bクラシックのデビューアルバム『Foundation』が有名ですが、このアルバムもハウスを基本としつつR&Bも取り入れた好盤に仕上がっています。お気に入りは、腰のあるファンク・ビートのメロウ・グルーヴ・トラックにあのD TRAINがバックグラウンドVo.で参加した6.What my love can do、ハウスとしてはBPM遅めだが、スペーシー・トラックが心地良いインスト・ハウス7.Interlude:Then、これもBPM遅めの暖色系メロディのハウス8.Under you、いかにもKENNY DOPEらしい音のフロア・チューン9.All this love、キーボードでBILLY BECKが参加したメロウ・ミディアム11.All I want、ファンキーな13.Fantasy(Funky ginger mix)です。ハウスが苦手な方でも楽しめると思いますので、ぜひ聴いてみて下さい。(06/06/09)
TIGER
/Me Name Tiger(1987)

ベテラン・レゲエDJ"TIGER"が87年にリリースしたメジャー・デビュー・アルバム(これは93年の国内盤CD)。今はたまにしかレゲエを聴かないが、昔からずーっと聴き続けているのが、このTIGERのアルバム。当時、雑誌『FINE』かなにかで話題になっていてLPを購入した記憶があります。J.V.C.FORCEもカバーした2.Puppy Loveがベスト!メロディはもちろん覚えやすいサビも最高ですね。ほのぼの系の1.No Wanga Gutや歌物の6.Don't Be GreedyもGOOD。現在、TIGERは不慮の事故でセミリタイヤみたいですね。また元気に復帰して欲しいものです。(07/03/19)
TROUBLE FUNK
/Live(1996)
WASHINGTON D.C.の"GO-GO"musicの大御所TROUBLE FUNKが79年(?)にリリースしたライブアルバムの再発盤。"GO-GO"って知ってますか?多分若いリスナーは聴いたことないと思いますが、ニュー・ジャック・スイングの原型になったファンク・ミュージックとして知られています。そのTROUBLE FUNKですが、"パン パン パン パンピ アッ!"や"セイワッ!"といったスクラッチの声ネタのグループといえば"あのグループか"と気づく方もいることでしょう。"GO-GO"といえばLIVE!もうこれでノレないやつはいないんじゃないの!?というくらい熱い演奏とファンキーなコール&レスポンスが兎に角最高!今の音楽とは全くかけ離れているのでオススメはしませんが、興味がある方は聴いてみてください。(03/06/01)
UPSETTERS
/Super Ape(1976)


レゲエ界の鬼才LEE"SCRATCH"PERRY率いるTHE UPSETTERSが76年にリリースしたDUBの名盤!このインパクトのあるアートワークからして最高ですよね〜。一回聴いただけでは、地味な印象を受けるんですが、良く聴いてみると、音の飛ばし方やエフェクトのかけ方が絶妙なんですよ。お気に入りは寂しげな1.Zion's Bloodと6.Dread Lion、ノリが良い7.Three In One、ベースが前面にでて、ホーンセクションもナイスな8.Patience、明るい9.Dub Alongです。HIPHOPに聴き疲れた耳を癒すために時折DUBを聴くんですが、ホント癒されます。一生聴き続けるであろうアルバムの一つです。(06/11/16)
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