| アーティスト/タイトル | レビュー | |
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ADRIAN SHERWOOD /ON-U SOUND CRASH: Slash & Mix (2006) |
UK レゲエ/ダブ界の鬼才ADRIAN SHERWOODが自身のレーベルON-U等の音源をミックスしたアルバム。ON-Uを理解するのにはもってこいのアルバムですね。レゲエ/ダブではDUB SYNDICATEあたりは昔から知っていて好きなんだけど、あまり好みじゃないのも多いね。むしろSUGAR HILLでのバックバンドやAFRIKA BAMBAATAAのアルバムにも参加していたTACKHEADの11. Mind At The End Of The Tetherやハンマービートが鬼ドープな24. Half Cut For Confidence/JACK THE BISCUIT、明るく楽しいというイメージしかないレア・グルーヴJACKSON SISTERS/I Believe In Miracleを使って混沌とした超絶イカしたダーク・ナンバーを披露する25. These Things Happen/MARK STEWART & MAFIAあたりをもっと収録してほしかったな。(2017/04/15) |
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ASWAD /Same (1976) |
UKを代表するレゲエ・バンドASWADが76年にリリースしたデビュー・アルバム。非常に優れたルーツ・レゲエを聴かせるね。悲壮感も感じる1.I A Rebel Soul、郷愁感溢れるダビーなインスト3.Ethiopian Rhapsody、夕暮れモードの4.Natural Progression、寂しげな5.Back To Africa、力強さも感じる8.Concrete SlaveshipがGOOD。やっぱ初期のASWADに外れなしですね。(2013/02/28) |
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ASWAD /New Chapter (1981) |
UKを代表するレゲエ・バンドASWADが81年にリリースしたアルバム。90年代以降のポップなASWADしか知らなかったんだけど、初期はメッセージ色濃いルーツ・ロック・レゲエなんだね。このアルバムも傑作の一つとして挙げられていて、確かにただ陽気なレゲエ物じゃないことは聴いてすぐに分かるね。ベスト・トラックはその何とも言えない愁いを帯びたメロディが胸を打つ1. African Children。人気が高いのもうなづける出来ですね。他にもホーンセクションがイイ感じに効いて、少しダビーな感じも入った2. Natural Progression、郷愁感漂う5. He Gave The Sun To Shine、イントロのホーンからもう耳を奪われる寂しげな感じもするが結構ノリも良い6. Tuff We Tuff、親しみやすい感じの7. Didn't Know At The Time、ダブ処理したホーンのイントロから続く重たいビートが耳を惹く11. Love Fireあたりがお気に入り。なかなかの好盤だと思う。初期のASWADをもっと聴いてみたくなりました。(2010/09/11) |
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ASWAD /New Chapter in Dub (1981) |
UKを代表するレゲエ・バンドASWADが81年にリリースしたアルバム『New Chapter』のダブ・アルバム。なかなか刺激的なダブを聴かせてくれ、特に物哀しげな1. Dub Fire、歌にもダブ処理をかけた寂しげな2. Flikaflame、ホーンのエコー処理も気持ちイイ3. Truth、ホーンが印象的な寂しげだけどノリの良い5. Tuffist、名曲『African Children』のダブ9. Ghetto In The Skyが気に入りました。でも、ダブは大好きだけど、個人的には『New Chapter』の方が好みかな。(2011/07/30) |
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ASWAD /Live And Direct (1983) |
UKを代表するレゲエ・バンドASWADが83年にリリースしたノッティングヒル・カーニバルでのライブ盤。観客の熱気も相当なもので、ASWADの人気の高さが分かりますね。全体的に愁いを帯びたメロディーの曲が多く、さらにダブ処理されていてもろ好みですね。寂しげな1. Not Guilty、郷愁感溢れる2. Not Satisfied、これも寂しげな3. Your Recipe、大好きな曲の一つで愁いを帯びたメロディが胸を打つ6. African Children、DENNIS BROWN等のクラシックをメドレーで歌いあげる8. Rockers Medley、重たいビートにホーンが印象的なもの哀しい9. Love Fireが特にGOOD。何度でもリピートして聴きたくなるアルバムだね。(2011/05/15) |
![]() 再発盤 ![]() オリジナル |
AUGUSTUS PABLO /King Tubbys Meets Rockers Uptown (1976) |
AUGUSTUS PABLOが76年にリリースしたダブ・アルバム。ダブ・ミックスは、KING TUBBYとERROL THOMPSON。ミュージシャンは、AUGUSTUS PABLO(メロディカ、ピアノ)、ROBBIE SHAKESPEARE(ベース)、CARLTON BARRETT(ドラム)、EARL ”CHINNA” SMITH(ギター)等。ダブ傑作盤の一つですね。郷愁感漂う1. Keep On Dubbing、イントロのホーンのダブ処理でトばされる2. Stop them Jah、元曲のボーカルのダブ処理が最高な4. Each One Dub、郷愁感溢れるJACOB MILLER/Baby I Love You So のダブ7. King Tubby Meets rockers Uptown、ダブ処理したボーカルが寂しく響く9. Say So、メロディカが印象的な10. Skanking Dub、THE ABYSSINIANS/Satta Massa Ganaのダブ12. Satta Dubが特に好きですね。ダブを知るにはバッチリなアルバムだと思いますね。(2013/11/14) |
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BLACK UHURU /Sinsemilla (1980) |
ジャマイカのベテラン・レゲエ・グループBLACK UHURUが80年にISLAND/MANGOからリリースしたアルバム。プロデュースは、SLY&ROBBIE。スラロビの作り上げるダブ処理も施したヘビーなサウンドとMICHAEL ROSEの愁いのある歌声が魅力的なグループで、もの哀しげな1. Happiness、重たいドラムとベースと対比的なピュンピュンって効果音が妙にマッチした3. Push Push、ハーモニカが耳から離れない寂しげな4. There Is Fire、郷愁感溢れる6. Sinsemilla、アルバムでは一番ルーツっぽい7. Endurance、ピアノのメロディが胸を打つ素晴らしくソウルフルな8. Vampireがお気に入り。それにしてもMICHAEL ROSEの声はやっぱイイね。歌に説得力があるな。傑作には及ばないと思うけど、優れたアルバムだと思う。(2010/11/18) |
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BLACK UHURU /Red (1981) |
ジャマイカのベテラン・レゲエ・グループBLACK UHURUが81年にリリースしたアルバム。プロデュースは、SLY&ROBBIE。タイトルの『Red』というのがジャマイカ選挙での流血事件ということでも分かるようにシリアス・モードで南国気分の陽気なレゲエってイメージで聴くと肩透かしを喰らいますね。全体的に暗めのトーンなんだけど、SLY&ROBBIEのタイトな演奏とMICHAEL ROSEのボーカルが耳を惹きつけて離しませんね。ラヴァーズを"ヤワ"だと痛烈に批判した2.Sponji Reggae、力強い中にももの哀しさを感じる3.Sistren、強烈なビートに染み渡るメロディが耳を惹く5.Utterance、郷愁を感じる6.Puff She Puff、寂しげな8.CarbineがGOOD。やっぱSLY&ROBBIEが手掛けるサウンドはカッコイイね。ロック好きから支持を受けているのも分かる気がするな。(2011/04/07) |
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BLACK UHURU /Chill Out (1982) |
ジャマイカのベテラン・レゲエ・グループBLACK UHURUが82年にリリースしたアルバム。プロデュースは、SLY & ROBBIE。タイトなサウンドはもちろんだが、MICHAEL ROSEのボーカルがマッチしていてやっぱりいいね〜。寂しげな雰囲気の1. Chill Out、どことなく郷愁を感じる2. Darkness、ラップ調のかけ合いやダビーなサウンドが不思議な魅力を放つ3. Eye Market、ロック的なビートやボコーダー声とか攻めた感じの4. Right Stuff、もの哀しげな5. Mondays、シンプルな感じだが引き込まれる6. Fleety Foot、郷愁感溢れる8. Moya (Queen Of I Jungle)、グイ〜ンって不協和音クセになる9. Emotional Slaughterがお気に入り。(2021/04/17) |
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BLACK UHURU /Anthem (1984) |
ジャマイカのベテラン・レゲエ・グループBLACK UHURUが1985年にグラミー賞ベスト・レゲエ・アルバムを受賞したアルバム『Anthem』。何種類かバージョンがあるみたいだが、これは1984年リリース盤。プロデュースは、BLACK UHURU、STEVEN STANLEY、PAUL SMYKLE。もちろんSLY & ROBBIEも参加。ダブ処理したタイトなサウンドはもちろんだが、MICHAEL ROSEのボーカルがマッチしていて最高ですね!郷愁感溢れる1. What Is Life?、ボーカルのエコーやダビーなサウンドにもトリップする2. Solidarity、うら寂しいトラックと歌が耳を惹く3. Black Uhuru Anthem、夕暮れが似合いそうなメロディだが、ダブ処理やゲームっぽい効果音で攻める4. Try It、ファンキーだが、どことなく寂しげな5. Botanical Roots、BERNIE WORRELLがクラビネットで参加したSLY & THE FAMILY STONEのカバーで、ダンサブルにアレンジした6. Somebody's Watching You、シリアスモードな雰囲気の7. Bull In The Pen、遠くを見つめるような寂しげモードの8. Elements、ダビーなドラムもイカしたファンク・テイストの9. Party Next Doorと全曲ナイス!(2022/04/09) |
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BOB MARLEY & THE WAILERS /Catch a Fire (1973) |
BOB MARLEYが73年にリリースしたアルバム(メジャー・デビュー・アルバム)。70年代の音楽シーンに大きな影響を与えたアルバムとのこと。確かにサウンドはもちろん歌にもやり場のない怒りや悲しみ、そしてそれを乗り越えようとする強い意志を感じるね。サザン・ソウルを聴いているような感覚の1. Concrete Jungle、名曲2. Slave Driver、ゆったりとした王道のようなレゲエ4. Stop That Train、心地良いリズムとコーラスが最高な6. Stir It Up、クラビネット(?)のイントロから惹きつけられる8. No More Troubleが特に好きだな。(2011/09/12) |
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BOB MARLEY & THE WAILERS /Natty Dread (1974) |
BOB MARLEYが74年にリリースしたアルバム。名曲No Woman, No Cryが有名かと思うけど、ライブ盤でのあの切なさと逆にほのぼのした感じなのには少し面喰ったかな。まあ、それでも名曲には違いないけどね。他には寂しさを感じる3.Them Belly Full(But We Hungry)、ハーモニカがブルースっぽい表情を見せる4.Rebel Music(3 O'clock Road Block)、どこかほのぼのとした8.Talkin' Bluesが良かったですね。BOB MARLEYはベスト盤しか持っていないんで、アルバムもどんどん聴いてみたいですね。(2011/06/23) |
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BOB MARLEY & THE WAILERS /Exodus (1977) |
BOB MARLEYが77年にリリースしたアルバム。名曲が詰まった名盤ですねこれは。ほとんど全曲好きだけど、特に郷愁感のある1.Natural Mystic、レゲエの枠から飛び出してファンクも感じる5.Exodus、哀愁溢れる名曲6.Jamming、ハートウォーミングな名曲7.Waiting In Vain、「青い影」を思い起こさせるソウルフルな8.Turn Your Lights Down Low、まさに「エブリシン ゴナ ビー オーライ」って言葉がドンピシャな名曲9.Three Little Birds、元気が湧き出す名曲10.One Love/People Get Readyが最高ですね。まず初めに聴くならこれが最適かもしれないですね。(2013/05/17) |
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BOB MARLEY & THE WAILERS /Survival (1979) |
BOB MARLEY&THE WAILERSが79年にリリースしたアルバム。郷愁感のあるメロディが秀逸な1. So Much Trouble In The World、どこか寂しげな2. Zimbabwe、もの哀しげな雰囲気の3. Top Rankin'、力が湧き出てくる5. Survival、ほのぼのとした8. Ride Natty Ride、魂を鼓舞する10. Wake Up And LiveがGOOD。とても聴きやすいアルバムですね。(2015/05/02) |
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BOB MARLEY & THE WAILERS /Uprising (1980) |
BOB MARLEY&THE WAILERSが80年にリリースしたアルバム。アップテンポでダンス・クラシックとしても人気の8. Could You Be Lovedが一番好きかな、やっぱり。残りも悪くはないけど、曲調が似ているところが難点。どこか郷愁感を感じる3. Bad Card、もの哀しげな5. Work、ソウルを感じる6. Zion Trainあたりは好きなんだけどね。(2014/05/04) |
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BORN JAMERICANS /Kids From Foreign (1994) |
ワシントンDCのレゲエ・シンガーNOTCHとレゲエDJのSHINEのデュオBORN JAMERICANSが94年にDELICIOUS VINYL RECORDSからリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースは、彼等自身とCHUCKY THOMPSON。FRIGHTY & COLONEL MITEを思い出したけど、彼らよりはヒップホップ色は濃いね。重たい雰囲気のヒップホップ・レゲエって感じの1. Instant Death Interlude、AL GREEN/I'm Glad You're MineのビートにWILLIE WILLIAMS/Armagideon Timeを合わせた2. Warning Sign、CARLTON AND THE SHOES/Love Me Forever使いのグラウンドビーツ風の4. Sweet Honey、THE UPSETTERS/Chim Cherieネタのルーツ・レゲエっぽい雰囲気の5. Informa Fe Dead、BERT KAEMPFERT/Afrikaan Beat使いのホンワカした7. Ain't No Stoppin'、シンプルだけどなかなか惹きつけられる11. Boom Shak-A-Tack (Dancehall Remix)がGOOD。期待はしていなかったかけど結構好きだねこのアルバム。(2013/03/13) |
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BURNING SPEAR /Man in the Hills (1976) |
現在も活動を続ける偉大なレゲエ・アーティストBURNING SPEARが76年にISLANDからリリースしたアルバム。メッセージ色濃いリリックや個性溢れる歌に惹きつけられますね。ゆったりとした雰囲気の1. Man In The Hills、ファンキーな3. No More War、寂しげな4. Black Soul、躍動感のある6. People Get Ready、小気味よくファンキーな10. Groovyがお気に入り。物足りない部分もあったけど、普通に楽しめたアルバムかな。(2011/02/02) |
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DUB SPECIALIST /Better Dub From Studio One(1974) |
74年にSTUDIO ONEからリリースされたダブ・アルバム(再発盤)。BDP/Jack Of Spades、ORIGINAL CONCEPT/Charlie Sez等でネタ使いされているBRENTFORD ALL STARS/Greedy G(JAMES BROWN/Get On The Good FootのレゲエVer.)のダブB6.Gready Gが最高の一言。全然レゲエっぽくなく、普通にファンクしてるよね。DAWN PENNのヒット曲You Don't Love Me (No No No)のダブA2.Quick Stick、明るくて陽気なA4.Jamaica BackとA5.Ready Rock、オルガンが耳を惹くファンキーなB2.Better Dub 、タイトでファンキーなB4.Never Rub A Dubあたりもお気に入り。ジャマイカ盤なので恐ろしく盤質が悪いのが難点。ぜひCD化を望みたいアルバムの一つ。(09/12/19) |
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FREDDIE McGREGOR /MR.McGREGOR (1979) |
ジャマイカのベテラン・レゲエ・シンガーFREDDIE McGREGORが79年にリリースしたレアなデビュー・アルバムに当時のシングル・オンリーだった7曲をボーナス収録した再発盤。プロデュースは、名プロデューサのNINEY THE OBSERVER。FREDDIE McGREGOR自体初めて聴いたんですが、その歌声にも惹かれますが、トラックが秀逸ですな、このアルバムは。郷愁感溢れるトラックが素晴らしい1. We Got Love(HEPTONESのカバー?)、イントロのギターで耳を奪われる少し暗めの3. Jah Can Count On I、GERRY GOFFINとCAROL KINGの作品で明るく楽しげな4. Oh No, not My Baby、寂しげな雰囲気がヒシヒシと伝わる7. Rastaman Camp 、ほのぼのとした11. Lovers Rock J.A Style、BILLY STEWARTの名曲Sitting In The Parkの絶品カバーの15.(これ最高!ベスト・トラック!)、R&Bテイストのメロウな16. Jah Will Blessがお気に入り。R&B好きにも十分オススメできるアルバムで、特にSitting In The Parkはぜひとも聴いて欲しいですね。(10/05/12) |
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FRIGHTY & COLONEL MITE /Life(1990) |
UKのレゲエ・シンガーとDJのコンビFRIGHTY & COLONEL MITEがPROFILEからリリースしたアルバム。A5.RealizeがFunky DrummerとThinkの大ネタ使いのイカしたトラックでFRIGHTYの独特な歌もバッチリはまっていて最高ですね〜。多分当時、ラジオでこの曲がかかっていてこのアルバムを買ったんだったかな? ゆたっりとしたリズムに優しげなメロディのB3.I Know You Knowにも癒されますね。残りは全く好みじゃないんで、この2曲しか聴けなかったですが… この2曲はR&B好きでも気にいるんじゃないかな。(10/03/06) |
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THE GLADIATORS /Proverbial Reggae (1978) |
自ら楽器も演奏するレゲエ・コーラス・トリオTHE GLADIATORSが78年にリリースしたアルバム。彼等の代表作でルーツ・レゲエの名盤と評価されているアルバムとのこと。たまたまブックオフで購入しただけなので、詳しいことはほとんど分かりませんが、なかなか聴かせてくれる内容で、ダブ処理も効果的なほのぼのとした1. Jah Works、人懐っこいメロディが耳を惹く2. The Best Things In Life、少し郷愁感も漂う3. Dreadlocks The Time Is Now、明るくノリの良い6. Stick A Bush、ホーンも効果的な7. Stop Before You Go、郷愁感溢れる8. Can You Imagine How I Feel、ファンキーな10. Music Makers From Jamaicaがお気に入り。名盤かと言われると、うーん…って感じなんですが、ルーツ好きなら聴いて損はないかもね。(2010/07/31) |
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INNER CIRCLE /The Best Of Inner Circle Featuring JACOB MILLER (1992) |
ジャマイカのベテラン・レゲエ・グループINNER CIRCLEの偉大なシンガーJACOB MILLER在籍時代のベスト盤。アルバムとは別テイクが収録されていたりと何かと重宝するベスト盤ですね。79年にリリースされたジャマイカの映画『ROCKERS』のサントラに収録とは別テイクでダブ処理も施したクラシック1. We 'a' Rockers、これも『ROCKERS』収録のクラシックの未発表ライブ・バージョン2. Tenement Yard、THE HEPTONESのカバーのライブ3. I've Got The Handle、JACOB MILLER自身のクラシックのライブ4. Standing Firm、JACOB MILLERが急死したため、JACOB MILLERのボーカルが入らないのが寂し過ぎる9. Chips and Bruises、どことなくディスコチックで郷愁感溢れる10. Music Machine、ニューウェーブっぽいディスコ・ナンバー11. New Age MusicがGOOD。やっぱJACOB MILLERの歌には存在感があるね。(2012/05/08) |
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JACKIE MITTOO /In London(1967) |
ジャマイカの偉大なるキーボーディストJACKIE MITTOOが67年にリリースした記念すべきデビュー・アルバム。プロコル・ハルムの『青い影』のカバーA2.Whiter Shade Of Paleも良いですが、BAR-KAYSのカバーB6.Soul Fingerが最高!ファンキーで自然に体が動きますね〜。他にもクラシックのA6.Darker Shade Of Black、明るく楽しいナンバーB1.Ram JamやK-SOLO/Lettermanにも使われたB3.Who Done It等々聴きどころ多し。ロック・ステディ、JACKIE MITTOOを聴いてみたい初心者にオススメできるアルバムです。(07/06/20) |
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JACKIE MITTOO /Macka Fat(1970) |
JACKIE MITTOOが70年にリリースしたアルバム。このアルバムで大好きなのが、MARVIN GAYE/What's Going OnのカバーのB5.Ghetto Organ。JACKIEのオルガンが心に染み渡りますね、ホント。郷愁感溢れるA1.Henry The GreatとA3.Macka Fat、タイトルどおり心躍るB1.Happy People、ファンキーなB2.Purple HeartもGOOD。ロック・ステディ、JACKIE MITTOOを聴いてみたい初心者にオススメできるアルバムです。(07/06/20) |
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JACKIE MITTOO /Wishbone(1971) |
JACKIE MITTOOがカナダに渡り、71年にリリースしたアルバム。かなりのレア盤で知られていたので、CDで聴けるのは嬉しいですね。STUDIO ONE時代よりかなりファンキーになっており、ボーカルも結構取り入れているが、オルガンの魅力は変わらずで、特にジャズ・ファンク・テイストの2.Groovy Spirit、ボーカル入りのゆったりとしたロック・ステディ3.Love Life、レア・グルーヴ調のファンキー・ナンバー5.Grand Funk、ホーンが効果的なゆったりとしたロック・ステディ6.La-La Girls & Cha-Cha Boys、ボーカル入りのスカっぽいアップテンポのファンキー・チューン9.Soul Bird、楽しげなロック・ステディ11.Mother Funk、ボーカル入りのアップテンポでファンキーな12.Right Trackがお気に入り。JACKIE MITTOOファンのみならずレア・グル−ヴ・ファンも要チェックなアルバムです。(09/09/21) |
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JACKIE MITTOO /Reggae Magic!(1972) |
JACKIE MITTOOが72年にリリースしたアルバム。このアルバムは、ヒット曲のカバーが多く収録されており、その中では、CORNELIUS BROTHERS&SISTER ROSE/Too Late To Turn Back NowのカバーA1.が良いですね。イントロにドラムブレイクがあるので、トラックメイカーも要チェック。他にはドラムがイカすファンキー・チューンA6.Wintergreen、ギルバート・オサリバンのカバーB1.Alone Again,Naturally、TORNADOSのカバーB5.Telstar、心躍るB6.Reggae Magic!がお気に入りです。これもオススメのアルバムです。(07/06/20) |
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JACKIE MITTOO /At Wackies(1991) |
ジャマイカの偉大なるキーボーディストJACKIE MITTOOの没後直後にリリースされたアルバム。彼のオルガンを愛して止まぬファンは多いですね。音に表情があり、その親しみやすさが魅力の一つではないかと思います。このアルバムは決して彼の代表作ではないですが、シンプルな打ち込みトラック上で奏でる彼のオルガンを聴いているとほんと幸せな気分に浸れますね。もしJACKIE MITTOOに興味を惹かれたなら70年代のSTUDIO ONEからのアルバムを聴いてみて下さい。あなたの音楽観の新たな扉が開かれるはずですよ・・・ (07/03/06) |
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JIMMY CLIFF /THE HARDER THEY COME(1972) |
72年にリリースされたジャマイカの映画『THE HARDER THEY COME』のサントラ。JIMMY CLIFF名義なのはこの映画で主役を演じているからでしょうか。世界にレゲエを知らしめた記念碑的なサントラで、ルーツ・ロック・レゲエを手っ取り早く知るには最適じゃないかと思います。(もちろん『ROCKERS』もね。) スカっぽいノリの1.You Can Get It If You Really Want/JIMMY CLIFF、親しみやすいメロディの3.Rivers of Babylon/THE MELODIANS、JIMMY CLIFFの歌声が染み渡る名曲4.Many Rivers to Cross/JIMMY CLIFF、アップテンポでグルーヴィーな6.The Harder They Come/JIMMY CLIFF、ほのぼのとした7.Johnny Too Bad/THE SLICKERS、明るくてノリの良い8.007 Shanty Town/DESMOND DEKKER、これもスカっぽいノリの9.Pressure Drop/THE MAYTALSがお気に入り。ルーツ・ロック・レゲエを聴いてみたい方はこれからどうぞ!(09/07/05) |
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JOE GIBBS & THE PROFESSIONALS /African Dub - All Mighty - Chapter 3(1978) |
レゲエ界の名プロデューサーJOE GIBBSがJOE GIBBS & THE PROFESSIONALS名義で78年にリリースしたAFRICAN DUBシリーズ3作目。バックはSLY & ROBBIE、THE SKATALITESのTOMMY McCOOK(サックス)等で、エンジニアとプロデュースはERROL THOMPSON。JACOB MILLER/Baby I Love You So等の名曲を効果音を織り交ぜながら巧みにDUB処理していて、かなり聴き応えありますね。ジャマイカの太陽って感じのA2.Rema DubやA3.Tribesman Rockers、温もりを感じるオリジナルにブッ飛んだDUB処理を施したA4.Freedom Call、どことなくファニーなA5.Jubilation Dub、BILLY STEWART/Sitting In The Parkをどことなく思い起こさせるB2.Angolian Chant、ほんわかしたトラックにモクモクしたDUB処理をしたB3.Zion Gateが特に好きですね。DUB入門盤にピッタリなアルバムでしょう。(10/01/16) |
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JUDY MOWATT /Black Woman (1979) |
BOB MARLEYのバックコーラスをしていたJUDY MOWATTが79年にリリースしたアルバム。かなり評価の高いアルバムで、軽快なホーンのイントロからツボを刺激する1. Strength To Go Through、BOB MARLEYのカバー2. Concrete Jungle、ソウルを感じる素晴らしい3. Slave Queen、のどかな感じな 4. Put It On、郷愁感溢れる演奏の5. Zion Chant、ホーンが効果的な哀愁溢れる7. Down In The Valley、心に染み渡るソウルフルな8. Joseph、聴くとポジティヴな感じになる9. Many Are Called、ゴスペル感溢れる10. Sisters' Chantと好曲満載。素晴らしいアルバムですね。(2015/01/11) |
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LEE'SCRATCH'PERRY & DUB SYNDICATE /Time Boom X De Devil Dead(1987) |
レゲエ界の生ける伝説LEE'SCRATCH'PERRYがUKのON-U SOUNDのADRIAN SHERWOODとタッグを組んでリリースしたアルバム。ジャケのデザインが大好きで、今でも部屋に飾っているアルバムです。ON-Uからのリリースとあって過激でエキセントリックなダブを期待していたが、ダブ感は希薄で、LEE PERRYのしゃがれた味のあるボーカルを活かしたルーツ系サウンドが楽しめますね。ゆったり系でほのぼのとしたA1.S.D.I.とA2.Blinkers 、女性コーラスも雰囲気を引き立てる郷愁感溢れるA3.Jungle、明るく、コミカルなボーカルもいい塩梅のA4.De Devil Dead、シンプルながら惹き込まれるB3.Allergic to Liesあたりがお気に入り。比較的聴きやすいアルバムでオススメできます。(10/02/04) |
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MAD COBRA /Hard to wet,easy to dry(1992) |
ジャマイカのレゲエDJ"MAD COBRA"(COBRA名義でもアルバム有)が92年にリリースしたUS進出アルバム。プロデューサーは、CLIFTON"SPECIALIST"DILLON、SLY DUNBAR、TONY"C.D."KELLY、STEELY&CLEVIE。基本はダンスホール・スタイルですが、US向けにHIPHOPノリの曲も収録しています。お気に入りは、ドリーミーな鬼メロウ・トラックに女性コーラスをフィーチャーした2.Flex、男性シンガーをフィーチャーしたR&Bテイストのメロウ・チューン6.Legacy、ジャマイカとテキサスのバッドボーイのコラボ、GETO BOYSとのマイクリレーもイカすファンキーなDead end street、アゲアゲなトラックが最高な11.Mate a talkです。レゲエ好きじゃないと厳しいところもありますが、メロウ好きでレゲエDJに抵抗のない方にはぜひFlexは聴いて欲しいです!(05/01/08) |
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MAD COBRA /Milkman(1996) |
ジャマイカのレゲエDJ"MAD COBRA"が96年にリリースしたアルバム。プロデューサーは、CLIFTON"SPECIALIST"DILLON、TONY"C.D."KELLYとHIPHOP畑からはSALAAM REMIとTONY DOFATを起用しています。本場ダンスホール・スタイルの曲が半数以上でちょっとキツイですが、SALAAM REMIプロデュースで定番ネタDELAGATION/Oh honey使いの3.Splash、JIMMY SPICER/Money(Dollar bill y'all)ネタの15.Mo' big long johnは好きで良く聴いていました。『Hard to wet,easy to dry』と共に中古屋での常連アルバムだと思うので、安ければチェックしてみて下さい。(05/01/08) |
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MAD PROFESSOR /Dub me crazy(1982) |
UKのダブマスターMAD PROFESSORがARIWA RECORDSから82年にリリースしたシリーズ第1作。昔からレゲエの中でも特にDUBが好きで時折棚から引っ張り出して聴くんですが、やっぱりMAD PROFESSORは良いですね〜。海辺に佇んでビールを飲みながらずっとのんびりしていたい時に聴いたら最高です。HIPHOPファンにもぜひ一度はDUB MUSICに触れて欲しいですね。(03/09/13) |
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MAX ROMEO & THE UPSETTERS /War Ina Babylon(1976) |
ベテラン・レゲエ・シンガーのMAX ROMEOが76年にリリースしたアルバム。プロデュースは、LEE'SCRATCH'PERRY。打ちひしがれた女性のイラスト・ジャケットから分かるようにシリアスな歌詞にTHE UPSETTERSの安定感抜群のトラックが相まってかなり聴きごたえ十分な名盤となっています。寂しげで、影がある感じの1. One Step Forward、明るくほのぼのとした2. Uptown Babies Don't Cry、郷愁感溢れる3. I Chase the Devil、これも郷愁を醸し出している5. Norman、明るくて楽しげな感じの6. Stealing in the Name of Jah、どことなくコミカルなトラックが楽しい7. Tan and See、ファンキーで自然にノッてくる9. Smile Out of Style等聴きどころ満載。ルーツ・レゲエ好きなら絶対に聴くべきアルバム!(10/03/30) |
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MIGHTY DIAMONDS /Right Time (1976) |
ジャマイカのボーカル/コーラス・レゲエ・グループMIGHTY DIAMONDSが76年にリリースしたアルバム(デビュー・アルバム「When The Right Time Come I Need a Roof」の再リリース盤?)。演奏は、SLY & ROBBIEのREVOLUTIONARIES。甘い歌とコーラスが魅力的で聴きやすいですね〜。ほのぼのとした1. Right Time、タイトなトラックがナイスな2. Why Me Black Brother Why、甘い歌とコーラスに聴き惚れる3. Shame And Pride、ゆったり感溢れる4. Gnashing Of Teeth、ソウルフルな5. Them Never Love Poor Marcus、甘く伸びのある歌声に惚れ惚れする6. I Need A Roof、郷愁感溢れる7. Go Seek Your Rights、小気味良い9. Natural Nattyと10. Africaと好曲満載。大好きなアルバムですね。(2014/07/12) |
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MIKEY DREAD /African Anthem (1979) |
70年代のレゲエ界で活躍したMIKEY DREADが79年にリリースしたダブ・アルバム。ダブの名盤で、MIKEY DREADのMCとセクシーな女性MCがよく声ネタとして使われていますね。エフェクターを多用したズブズブなダブでかなりぶっ飛んでますね〜。ファンキーで楽しげな3.Headline News、郷愁感のある5.Resignation Dub、オルガンが味のある7.Comic Strip、ファンキーなんだけどどこかほのぼのとした9.Operators Choiceが特にGOOD。LPに収録されているTribal Dubが入っていないのはとても残念だけど、ダブ好きなら聴いておくべきアルバムの一つでしょう。(2011/03/02) |
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MIKEY DREAD /Pave The Way(1982) |
THE CLASH/Sandinistaに参加したことでパンク、ロック・ファンにも有名なジャマイカのレゲエ・アーティスト、ラジオDJのMIKEY DREADが82年にリリースしたアルバム。THE CLASHのベーシストPAUL SIMONONも参加。ファニーな感じが妙に惹きつけられるA1.Pave the Way、CARL DOUGLAS/Kung Fu Fightingにそっくりなディスコ・ナンバーA2.Reggae-Hit Shot、郷愁感漂うA3.Roots and Culture、ハートウォーミングでほのぼのしたA5.Knock Knock、明るくて楽しげなB3.Dance Face to Faceあたりを好んで聴いています。MIKEY DREADの代表作ではないが、割と聴きやすいアルバムじゃないかと思います。(09/12/26) |
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PATO BANTON /Never Give In(1987) |
UKのレゲエDJ"PATO BANTON"が87年にリリースした2nd(?)アルバム。A5. Hello Toshって曲、みんな知っているかな? UKらしいエレクトロ心溢れるトラックにPATOのコミカルなDJがバッチリはまったファニーな傑作!当時、少し話題になったが、今じゃ知っている人もほとんどいないかもね。今でも十分通じそうなんだけどね〜。この曲以外にもハードなギターが唸るトラックにPATOのラップ(DJじゃないよ)がのっかるA2. Never Give In、ちょい暗めでファンキーなA3. Don't Sniff Coke、郷愁感溢れるA4. Settle Satan、ルーツ・レゲエっぽいB2. Don't WorryとB3. Handsworth Riot、ダンスホールでヒットしたB4. Gwarn!となかなかの充実ぶり。Hello Toshはエレクトロ好きにもぜひ聴いて欲しいな。(09/12/22) |
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PATRA /Queen Of The Pack (1993) |
ジャマイカのレゲエ/R&Bシンガー兼DJのPATRAが93年にリリースしたデビュー・アルバム。HIPHOPテイストのダンス・ホール1.Hardcore、心地良いメロウ・ミディアム7.Worker Man、グラウンド・ビーツ風トラックにCHRISTOPHER WILLIAMSとデュエットしたの8.Sexual Feeling、小気味良いビートが耳を惹く10.Whining Skill、レジェンドLYN COLLINSをフィーチャーした「Think」の90年代バージョンともいえる13.Think (About It)[Hip Hop Remix]を良く聴いてたね。でも、できればラガは封印して歌一本でやってほしかったかな。(2011/11/08) |
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PATRA /Scent of Attraction (1994) |
ジャマイカのレゲエ/R&Bシンガー兼DJのPATRAが94年にリリースした2ndアルバム。CLIFTON DILLON制作でSLY&ROBBIE、P-FUNK HORNSがバックを務めたGRACE JONESのダンス・クラシックのカバー1. Pull Up To The Bumper、DAVID KENNEDYが手掛けた小気味良いファンク2. Dip & Fall Back、HURBY LUV BUGプロデュースでSALT 'N' PEPAをフィーチャーした渋いファンキー・チューン3. Hot Stuff、SALAAM REMI制作のGROVER WASHINGTON, JR/Just the Two of Us使いのメロウ・ダンス・ホール4. Banana、THE CHARACTERSが手掛けたAARON HALLをフィーチャーしたメロウ・ミディアム7. Scent Of Attraction、SALAAM REMI&EDDISON ELECTRIKプロデュースのSADE/The Sweetest Taboo使いのメロウ・ナンバー8. Goin' 2 The Chapel、SOULSHOCK&KARLIN制作のスロウ・ジャム10. Undercover Lover、CLIFTON DILLONが手掛けPRINCE MYDASをフィーチャーした流麗なメロウ・ミディアム11. You Want It、ANTHONY KELLYプロデュースのビート感が前面に出たメロウ・グルーヴ12. Deep Insideと好曲たっぷりなんだけど、やっぱりラガは封印して歌だけでやってほしかったな。(2012/02/21) |
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PETER TOSH /Legalize It(1976) |
BOB MARLEY & WAILERSのメンバー"PETER TOSH"が76年にリリースしたソロ・アルバム。PETER TOSHを語る上で絶対に外せないアルバムですね。ほのぼのとした2.Burial、どことなくコミカルな3.Whatcha Gonna Do、少しノリの良い5.Why Must I Cry、寂しげな6.Igziabeher(Let Jah Be Praised)、温かみのある7.Ketchy Shubyあたりがお気に入り。ポップさはあまり感じられないが、聴いていくうちに味わいが広がるアルバムかなと感じました。(09/06/07) |
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PINCHERS /Mass Out(1987) |
87年頃、Agonyのダンスホール・ヒットで、一時、日本のHIPHOP界で活躍するミュージシャンの間で話題となっていたベテラン・レゲエ・シンガー/DJのPINCHERSが87年にリリースしたアルバム。SLY & ROBBIEがバックを務めているんで非常に安定感抜群で、今でもよく聴いているアルバムです。グルーヴィーかつメロウなA1.Pot Of Coffee、少し寂しげなA2.Meant To Be、エバーグリーンなメロウ・ミディアムA5.Turn Over、ハートウォーミングな陽だまり系ナンバーB2.Take Some Timeが特にお気に入り。R&B好きも十分聴けるアルバムだと思います。(10/02/18) |
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SANCHEZ /The Sweetest Girl(1988) |
レゲエ界のベテラン・シンガーSANCHEZが88年にリリースしたアルバム。甘〜い歌声が魅力で、このアルバムはリリース当時、よく聴いてましたねー。READY FOR THE WORLDのカバーでアップテンポのレゲエ・バージョンって感じのA1.Let Me Love You Down、甘酸っぱいA2. Lonely、CYNDI LAUPER/Time After Timeっぽいメロディ・ラインのA4. My Sound、ゆったりしてホンワカ系のB1. Come on Babyが特に好きですね。多少の古臭さは感じますが、R&Bファンは一度は彼の甘い歌声を聴いて欲しいです。(10/02/09) |
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SANDRA CROSS /Comet In The Sky (1988) |
世界的(特に日本)に人気のあるUKラヴァーズ・ロック・レゲエ・シンガーのSANDRA CROSSが1988年にMAD PROFESSORのARIWA SOUNDSからリリースしたアルバム。プロデュースはもちろんMAD PROFESSOR。これぞラヴァーズ・ロックって言えるアルバムで、ほんとウィークエンドの昼下がりにビーチでビールを飲みながら聴くにはもってこいですな。自然に心もウキウキする1. Who's Finally Won?、メロウなギターが耳を惹く3. Blinded By Love、ゆったりとして心和ませる4. Whitewash、オルガン(ピアニカ?)がどことなくルーツっぽさを醸し出す6. My Only Desire、シンプルなトラックながら不思議に惹きつけられる9. Free South Africa、SANDRA自身のピアノによる弾き語り10. I Want You So Badly、小気味良くて明るい12. Hard Up Bachelorあたりが特に好きですね。(2010/12/14) |
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SANDRA CROSS /This Is Sandra Cross (1991) |
世界的(特に日本)に人気のあるUKラヴァーズ・ロック・レゲエ・シンガーのSANDRA CROSSが1991年にMAD PROFESSORのARIWA SOUNDSからリリースしたアルバム。プロデュースはもちろんMAD PROFESSOR。ダビーな処理も最高なラヴァーズ・ロックを味わえるアルバムで、ほんと海辺でビールを飲みながら聴きたいですね。優しげなメロディに癒される1. Holding On、THE STYLISTICSの名曲のカバー2. Stop, Look, Listen、若干テンポ早めのメロウなラヴァーズ・ロック3. Can't Let You Go、郷愁感漂う4. Bear With Me、70年代ソウルの雰囲気溢れるメロウ・ナンバー5. Hard Up Bachelor、BOB MARLEY &THE WAILERSのカバーで、のどかな雰囲気の6. Put It On、比較的シンプルで、寂しげなメロディが印象的な7. Just Don't Careがお気に入り。(2023/07/08 |
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SHAGGY /Hot shot(2001) |
メジャーなレゲエDJ、SHAGGY。ヒットした"Angel"を聴きたくて購入しました。まともに聞いたのは初めてで、聴いた印象はいい意味でポップだなーって感じです。一番のお勧めは上記"Angel"で、この曲は大好きなSTEVE MILLER BANDの名曲"The joker"をネタにした、ほのぼのした曲でゲストのRAYVONの歌もはまってます。他には"Luv me,luv me"が定番ネタの"Impeach the president"をつかっており、HIPHOP好きにもうけそうなファンキーな曲です。 |
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SHINEHEAD /Rough And Rugged (1986) |
80年代後期から90年代にかけて一世を風靡した(今も現役かな?)SHINEHEADが86年にAFRICAN LOVE RECORDSからリリースしたデビュー・アルバム。2nd『Unity』への再録4曲含む9曲収録。ダビーなトラックに甘く歌う1. Good Love Tonight、和み系メロディの2. Answer Me、『Unity』にも収録した心和ませる3. Golden Touch、『Unity』にも収録したもろレゲエ・トラックだけどラップをかまし、途中の口笛もナイスな4. Helo Y'all、ラガマフィンなダンスホール・スタイルの5. Rough & Rugged、『Unity』収録より電子音を前面に出したシンプルな6. Know Fe Chat、『Unity』収録よりシンプルで寂しげなトラック上でラップをかます7. Who the Cap Fitがお気に入り。MICHAEL JACKSONのカバーの8. Lady In My Lifeと9. Billy Jeanが一部で人気だけど、この2曲トラックがほとんど同じだね。カバーといっても曲調がオリジナルとほとんど違っているから1回聴いただけでは、全然分からん… 正直、不要だったんじゃないかな。良いアルバムだけにこの点が残念。(2013/12/07) |
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SHINEHEAD /Unity (1988) |
SHINEHEADが88年にリリースした2ndアルバムにしてメジャー・デビュー・アルバム。プロデュースは、CLAUDE EVANS、HIPHOP界からはJAM MASTER JAYとDAVY D.、そしてSTEELY & CLEAVIEも参加。NYを拠点に活動していただけあってHIPHOPを上手く融合したスタイルで、リリース当時聴きまくった思い出があるアルバムだね。当時は、JAM MASTER JAYとDAVY D.が手掛けた1. Unity と2. Chain Gang Rapがカッコイイ印象があったんだけど、今聴くとちょっと厳しいかな。お気に入りは、JAM MASTER JAYとDAVY D.によるスクラッチ等のHIPHOPフレイヴァを上手くブレンドしたファンキーな3. The Truth、もろレゲエ・トラックだけどラップをかまし、途中の口笛もナイスな4. Hello Y'All、明るめのトラックにメッセージ色濃いリリックをのせた6. Gimme No Crack、陽気でノリノリなトラックにSHINEHEADのDJも最高な7. Raggamuffin、ドラムにスクラッチを合わせたシンプルながらもストリート臭がするトラックがイカした8. Know How Fe Chat、Impeach The President使いの寂しげなトラック上でラップをかます9. Who The Cap Fits、心和ませるトラックに上手くないが味のある歌を披露する10. Golden Touch。普通に良いアルバムだと思うな。中古屋で見つけたらぜひチェックして欲しいですね。(2010/07/24) |
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SKADANKS /Give Thanks (1994) |
レゲエをベースにファンク、ロック等をミックスしたバンド"SKADANKS"が94年にリリースしたアルバム。ボーカルの弱さはあるものの、なかなか聴かせてくれ、ALL THE PEOPLE/Cramp Your Style、FATBACK BAND/Keep On Steppin'ネタのヒップホップ・レゲエ1. Pass The Herb、ダブ処理も施したユル〜い3. Friends、BARRINGTON LEVY/Murderer使いのヒップホップ・レゲエ4. Wanted List、大らかな雰囲気の5. Rock An Come On、涼しげでグルーヴィーなトラックが素晴らしい7. 2 Luv、THE UPSETTERS/Rubba Rubbaネタのルーツ・レゲエ・テイストの9. Sweatty、重たいビートが効いた10. Look Shock、不穏な雰囲気のヒップホップ・レゲエ12. 2 RuffがGOOD。(2014/11/12) |
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STEEL PULSE /True Democracy (1982) |
UKを代表するレゲエ・バンドSTEEL PULSEが82年にリリースした4thアルバム。勝手なイメージで陽気なカリビアン・チックな音のグループだと思って長い間スルーしていたんだけど、中古屋で250円で売られていたんで試しに購入。いやー、参ったね… こんな素晴らしいルーツ・レゲエを聴かせてくれるなんて!UKグループにありがちなポップさはほとんど感じられないね。郷愁感溢れるメロディと躍動感溢れるリズムが最高な1. Chant A Psalm、どこか懐かしさも感じるメロディが印象的な3. Find It...Quick、リズミカルな4. A Who Responsible?、寂しげな6. Leggo Beast、タイトなドラムでノックアウト確実な7. Blues Dance Raid、どこかブルージーな表情を持ったメロディが秀逸な8. Your House、ダブ処理を施した10. Dub' Marcus Sayが特にお気に入り。初期のアルバムも聴いてみたくなりましたね。(2012/03/20) |
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TIGER /Me Name Tiger(1987) |
ベテラン・レゲエDJ"TIGER"が87年にリリースしたメジャー・デビュー・アルバム(これは93年の国内盤CD)。今はたまにしかレゲエを聴かないが、昔からずーっと聴き続けているのが、このTIGERのアルバム。当時、雑誌『FINE』かなにかで話題になっていてLPを購入した記憶があります。J.V.C.FORCEもカバーした2.Puppy Loveがベスト!メロディはもちろん覚えやすいサビも最高ですね。ほのぼの系の1.No Wanga Gutや歌物の6.Don't Be GreedyもGOOD。現在、TIGERは不慮の事故でセミリタイヤみたいですね。また元気に復帰して欲しいものです。(07/03/19) |
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THIRD WORLD /Journey to Addis (1978) |
ベテラン・レゲエ・グループ"THIRD WORLD"が1978年にリリースした3rdアルバム。とってもポップ感溢れているけど、それが嫌みなく処理されているのは流石だなーって思いますね。1曲目の1. One Cold Vibe (Couldn't Stop Dis Ya Boogie)から郷愁感溢れる素晴らしいトラックや清涼感のあるコーラスに惹き込まれますね〜。温かみがあってホッコリした2. Cold Sweatと3. Cool Meditation、ボーカルが入っていないのはちょっと残念だけど、ダブ的な処理も施した素晴らしすぎるインスト6. Journey To Addis、コーラスを堪能できるハートウォーミングな7. Fret Not Thyself、小気味良いリズムの爽やかな8. RejoiceもGOOD。(余談だけど、一般的には5. Now That We Found Loveがガラージ・クラシックとして人気だと思うけど、この曲はオリジナルのO'JAYSが一番!THIRD WORLDのバージョンは、なんとか聴けるレベルだけど、HEAVY Dのものはゴミだね。) R&Bは好きだけどレゲエには馴染みのない方にこそ聴いて欲しいアルバムですね。(2011/01/08) |
![]() ![]() (国内盤) |
THIRD WORLD /Rock The World(1981) |
ベテラン・レゲエ・グループ"THIRD WORLD"が81年にリリースした7thアルバム。特に好きなグループということでもないですが、ダンス・クラシックの6.Dancing On The Floor(Hooked On Love)がとても大好きなんですよね。イギリスでもヒットしたこの曲は、ちょっぴり哀愁を帯びたメロディに口ずさみやすいサビがGOOD。他曲はもちろんレゲエ中心ですが、ポップ感が全面に出ていて、結構聴きやすく、優しく語りかけるような3.Who Gave You(Jah Rastafari)、メロウな7.There's No Need Question Why、グッとポップになった8.Peace And Loveあたりがお気に入り。レゲエ好きよりは、ダンス・クラシック好きにオススメしたいアルバム。(08/04/11) |
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UNITY 2 /What Is It, Yo ?! (1990) |
レゲエ、ヒップホップにカリビアン・ミュージックをブレンドしたグループUNITY 2が90年にリリースしたアルバム。BDPにも関わったSIDNEY MILLS絡みということでリリース当時、購入したけど、正直、クソだね。まともに聴けたのはルーツレゲエ+ラップの10. Abc'sとオリジナルとビートを差し替えて少しましになった11. Shirlee (Rub-a-dub Mix)だけ。(2016/09/25) |
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THE UPSETTERS /Return of Django (1969) |
レゲエ界の生ける伝説LEE'SCRATCH'PERRY率いるTHE UPSETTERSが69年にリリースしたアルバム。LEE PERRYといってもダブ的なサウンドではなく、スカやロックステディ的な初期のレゲエですね。明るく楽しげに幕を開ける1. Return Of Django、チープなオルガンも味のある3. Cold Sweat、ホーンもイカしたファンキーな4. Drugs And Poison、ハートウォーミングかつチャーミングな5. Soulful I、軽快なズンチャカ・リズムが楽しい8. Eight For Eight、跳ねるビートにファンキーなオルガンがナイスな9. Live Injection、ノリの良い10. Man From M.I.5あたりが特に好きですね。ダブも好きだけど、こういったレゲエも素敵ですね。(2015/02/08) |
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UPSETTERS /Super Ape(1976) |
レゲエ界の鬼才LEE"SCRATCH"PERRY率いるTHE UPSETTERSが76年にリリースしたDUBの名盤!このインパクトのあるアートワークからして最高ですよね〜。一回聴いただけでは、地味な印象を受けるんですが、良く聴いてみると、音の飛ばし方やエフェクトのかけ方が絶妙なんですよ。お気に入りは寂しげな1.Zion's Bloodと6.Dread Lion、ノリが良い7.Three In One、ベースが前面にでて、ホーンセクションもナイスな8.Patience、明るい9.Dub Alongです。HIPHOPに聴き疲れた耳を癒すために時折DUBを聴くんですが、ホント癒されます。一生聴き続けるであろうアルバムの一つです。(06/11/16) |
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V.A. /Best Of Black Scorpio Pt.2 Singers (1991) |
ジャマイカのBLACK SCORPIOレーベルのシンガーを集めたコンピ。91年リリース。 FRANKIE PAUL、SUGAR MINOTT、PINCHERS、BARRINGTON LEVY等々懐かしいですね。当時はこの辺もよく聴いていたな〜。爽やかで軽快な1. Sound Boy Halla/SINGING MELODY、郷愁感漂う3. World Is Disaster/MICKEY MELODY、優しげなメロディが心地良い9. Dancehall Fever/HALF PINT、小気味よい11. Where Did All The Love Go/DENNIS BROWN、心躍らせる16. Only Sixteen/JOHNNY OSBOURNE、心ウキウキする17. Her Love Is Burning/PLIERS、ついついサビも口ずさむ小粋な18. She Is Mine/BARRINGTON LEVYあたりが特に好みかな。(2017/06/18) |
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V.A. /Dub Chill Out (1996) |
96年にリリースされたレゲエ・ダブのオムニバス。KING TUBBY、LEE PERRY、KING JAMMY、SLY & ROBBE等、大物の良作をコンパイルしていて、最高ですね。特に郷愁感溢れる1. KING TUBBY/Zion Gate Dub、どことなく懐かしい感じがする4. KING TUBBY/Money Dub、軽快でファンキーな6. KING JAMMY/Slow Motion Dub、ご機嫌なリズムの8. KING TUBBY/The Battle Axe Dub、陽気な11. SCIENTIST/Rasta Dub It Everywhere、オルガンの音色が心地良い12. KING TUBBY/Dark Destroyer Dub、アーシーな13. KING JAMMY/Jump Song Dub、明るく楽しい16. KING TUBBY/Rock With Dubがお気に入り。(2017/11/18) |
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V.A./Dub Of The 70's(1988) | UKのレゲエ・レーベルATRAから88年にリリースされた70年代のDUBのオムニバス。オリジナルは有名かもしれませんが、知識不足でだれの曲か全く分かりません… プロデューサーとしてクレジットされているのがSATIC RECORDSの設立者であるLEONARD CHINとDONOVAN PHILIPS。郷愁感漂うA2.North Parade、軽快で楽しげなA5.Ants Dub、小気味良くて日本人好みのメロディなB1.Live The Way You Dub、明るくて陽気なB2.Getting In Shape、オルガンが心地良く響くB3.Melodies Of War、レゲエ特有のファンキーさがでているB4.Levi、ちょい寂しげなメロディの中にファンキーさも感じられる個人的に一番のお気に入りのB5.MSI At The Tor 3がGOOD。派手さはないが、なかなか惹かれるものがありますね。(10/02/14) |
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V.A. /Dub Reggae Essentials (2000) |
70年代から90年代までのダブを収録したオムニバス。年代は幅広いけど、かなり選曲もナイスでかなり聴きやすい好盤。高揚感あるボーカルのダブ処理が耳を惹く1. STEEL PULSE/Revolution Dub (Take 1)、郷愁感溢れるJACOB MILLER/Baby I Love You So のダブ名曲2. AUGUSTUS PABLO/King Tubby Meets The Rockers Uptown、ほのぼのとした3. SCIENTIST/Fission、ダブ感は乏しいが寂しげなメロディが秀逸な5. GREGORY ISSACS/Night Nurse (Kruder & Dorfmeister Session)、ROD TAYLOR/Ethiopian King'sのダブ7. KING TUBBY/Ethiopian Version、郷愁感のある11. MIKEY DREAD/Resignation Dub、75年のレア・ダブ・アルバムから明るく陽気な12. IMPACT ALL STARS/Last Of The Jestering、ヒップホップ界にも影響を与えたDJのファンキーな17. YELLOWMAN/Mad Over Meがお気に入り。(2016/08/08) |
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V.A. /Funky Reggae Crew (Strictly Hip-Hop Reggae Fusion) (1989) |
1989年にメジャーのワーナーからリリースされたヒップホップmeetsレゲエのコンセプト・アルバム。当時はBDP(KRS-ONE)やQUEEN LATIFAHあたりが積極的にレゲエを取り入れていて、その流れからのリリースだった記憶がありますね。当時の印象だともっとヒップホップ寄りだと思っていたけど、今聴くとむしろレゲエ寄りだね。かといって本場のダンスホール・スタイルではないけど。しかし、レゲエ勢が無名過ぎないか笑 MIKEY DREADとLADY LEVIしか知らない… NYやロンドンの中堅もいると思うけど、もう少し知名度のあるやついなかったのかな。QUEEN LATIFAHのデビュー・アルバム『All Hail the Queen』からの再録で、DADDY-O制作で、MILES DAVISのレゲエ・ナンバー「Don't Lose Your Mind」をサンプリングした暗めながら郷愁感も溢れるダブ・テイストのヒップホップ・レゲエA1. QUEEN LATIFAH AND DADDY-O/The Pros、DREAD FLIMSTONEプロデュースで、OHIO PLAYERS/Painを隠し味に使った寂しげなメロディのレゲエA2. PAPPA YAIE/What's Gone Wrong、KRS ONE & SIDNEY MILLSが手掛けた明るくて朗らかなトラックに独特なダミ声で歌うA3. MIKEY DREAD/The Source (Of Your Divorce)、DANNY "BAD BULL" HOLLOWAY制作のノリの良いダンスホール・トラックに甲高い声でDJスタイルを披露するA4. SATTA BLUE/Cruise Control、MATTHEW ROBINSON &?STEPHEN BRAYが手掛けたルーツ・レゲエをアップデートしたような寂しげなトラック上でDJするB3. PAPPA JUGGY/Educate Yourself、MATTHEW ROBINSON制作のファンク色濃いトラック上でラップやDJを披露するB5. DADDY MATTHEW/Free Mandelaがお気に入り。(2024/06/22) |
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V.A. /Intensified! original ska 1962-66 (1979) |
1979年にUKのMANGOからリリースの1962〜66年に発表されたスカの名曲をセレクトしたオムニバス。これは多分1989年頃の再発盤です。国内盤も発売されていましたね。88、89年頃に音楽雑誌などで東京スカパラダイスオーケストラが話題になっていて、その流れでレジェンドTHE SKATELLITESも人気が出たと記憶。当時、近田春夫のFM 『ミュージック・ワークショップ』でROLAND ALPHONSO/James Bondがオンエアされていて、そのカッコ良さに「へえー、スカって結構面白いじゃん」って思い、地元のレコ屋でこのLPを購入しましたね。そういえば、DJ CHUCK CHILLOUT AND KOOL CHIPも「I'm Large」で「ジェームス・ボンドのテーマ」をネタ使いしていたね。期待していた割にROLAND ALPHONSO/James Bond以外が聴けなくて、購入以来聴いてなく、30年以上ぶりに聴いたら、いろいろな音楽を聴いて大人になったのか、思っていた以上に楽しめましたね。ファンキーなテナーサックスや猫の鳴き声ものまねも取り入れたファニーなA1. ROLAND ALPHONSO/El Pussycat、明るく陽気なトラックにご機嫌な歌を聴かせるA4. THE CHARMS/Carry, Go, Bring, Come、自然に腰が動くトラックにジャマイカ訛りの歌が強烈なA6. SHENLEY DUFFUS/Rukumbine、THE BEATLES/I Should Have Known Betterのカバーで、タイトなリズムに郷愁感のあるホーン隊がナイスなA8. THE SKATELLITES/Independent Anniversary Ska、陽気なサウンドにイナタい歌を聴かせるB1. THE MAYTALS/John+James、前述の「ジェームス・ボンドのテーマ」を見事にスカでカバーしたクラシックB4. ROLAND ALPHONSO/James Bond、ほのぼのとした雰囲気のB6. DON DRUMMOND/University Goes Skaがお気に入り。(2024/07/27) |
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V.A. /NEW BEAT! NEW SOUNDS! REGGAE REVOLUTION(1979?) |
79年頃にキングレコードからリリースされたプロモLPで、当時勢いのあったジャマイカのレーベル"BALLISTIC
RECORDS"所属アーティストのお披露目的オムニバス。収録曲は下記のとおり。 A1.Nobody Here But Me/THE RASS-ES A2.Blessed Are The Meek/THE RASS-ES A3.Finsbury Park/TRIBESMAN A4.Chant Of Wisdom/TRIBESMAN A5.My Sweat Turns To Blood/THE ROYALS A6.Stand And Give Praise/THE ROYALS B1.Tension/REVOLUTIONARIES B2.Intense/REVOLUTIONARIES B3.Love And Understanding/THE GAYLADDS B4.Piculiar Man/THE GAYLADDS B5.Conscious Man/THE JOLLY BROTHERS B6.Marijuana/THE NATURALS Feat. FRANKIE J & MIKE PHILLIPS 10数年前に中古レコ屋で偶然購入したLPなんですが、レゲエ素人の自分でもかなり聴きやすい曲が多くて、今でも愛聴してますね。どこか寂しさも感じるA1.Nobody Here But Me/THE RASS-ES、陽気なA2.Blessed Are The Meek/THE RASS-ES、ほのぼのとしたA3.Finsbury Park/TRIBESMAN、郷愁感たっぷりなA4.Chant Of Wisdom/TRIBESMAN、SLY & ROBBIEがメンバーの伝説的なダブ・グループREVOLUTIONARIESによる気持ちよすぎるダブ・チューンB1.TensionとB2.Intense、小気味よいビートのファンキーなB3.Love And Understanding/THE GAYLADDSとB5.Conscious Man/THE JOLLY BROTHERS、イントロのアーシーなギターから惹き込ませ、エレピも耳を惹くB6.Marijuana/THE NATURALS Feat. FRANKIE J & MIKE PHILLIPSと聴きどころたっぷり。CD化されていないものも結構あるんで、ぜひCD化して欲しいですね。(09/12/29) |
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V.A. /Reggae Dance Hall All The Hits (1988) |
ROHIT INTERNATIONAL RECORDSから(おそらく)1988年にリリースされたダンスホール・レゲエのコンピレーション。那覇市にあった知る人ぞ知るレコ屋「タワーミュージック」(タワレコじゃねーぞ笑)が今は無き「マキシ−」の地下の階段にあった頃にSANCHEZのアルバムと一緒に買ったな〜。いとうせいこうが監修した日本初のDJ本『ULTIMATE
DJ HANDBOOK』を読んでレゲエも買い始めた頃でもあるね。レコードを集め始めた頃でもあるから、思い出深いね。 A1. TIGER/Don Is Don 人気DJのTIGERによるイケイケなダンスホール・スタイル。でも、ダンスホールにありがちな、つんのめるようなリズムのところは苦手だな。 A2. YELLOWMAN/Girl Watcher RUN-D.M.Cとも共演し、ヒップホップ界からも人気のあるレジェンドDJのYELLOWMANによる、ほのぼの系トラックのユルーい佳曲。味があるDJだよね。 A3. BARRINGTON LEVY/She Is Mine カナリア・ボイスで知られる人気ダンスホール・シンガーBARRINGTON LEVYによる、心ウキウキさせる楽しいトラックに伸びやかに歌いあげる好曲!これ本当に気持ちいいね〜 A4. SHELLY THUNDER/Kuff ヒップホップ界でも名が知られている女性DJのSHELLY THUNDERのヒット曲。ドラムだけの単調でどうってことない曲だけど、コミカルなDJがうけたんだろうね。知らんけど。 A5. FRANKIE PAUL/Them Ah Fight Fight ジャマイカのスティービー・ワンダーと呼ばれる大物シンガーFRANKIE PAULによる、郷愁感溢れるルーツ系トラックに寂しげな素晴らしい歌を聴かせる好曲!このアルバムで一番好きな曲ですね!ほんと良い曲! B1. GENERAL TREES/Raggamuffin 80年代の人気DJによる、シンプルなユルユルなトラックに気の抜けたようなコミカルなDJのナンバー。特にひっかかりはないかな。 B2. SANCHEZ/Come On Baby 甘い歌声で人気を博したシンガーSANCHEZによる、ゆったりホンワカ系のナンバー。歌声が素敵だよね。 B3. HALF PINT/Romeo & Juliet THE HEPTONES/Get In The Grooveのリメイクで、ゆったりと甘いトラックにHALF PINTの味のある歌が染み渡るね。 B4. MARK BRYAN/Sharron Sharron 70年代から活動するシンガーの楽しげなナンバー。これって絶対70年代の曲だよね!? サウンドが全然違うよね。 B5. SANCHEZ/Lonely ゆったりとしたリズムにどこか懐かしいメロディのトラックに甘い歌声を聴かせるナンバー。 (2025/08/16) |
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V.A. /Reggae Love Collection (2003) |
UKの老舗レゲエ・レーベルのTROJANからセレクトされた60、70年代R&B、ロック、カントリーのヒット曲のカバーを集めたオムニバス。なにげにブックオフを見ていたらこういうアルバムあるよね。大抵は今どきのつまらないダンスホール物だけど、たまにこういった初期のロックステディ、レゲエを集めたのは見逃さないようにしてますね。元曲が大ヒットしたものだから聴きやすいねやっぱり。レゲエ入門用にかなり最適だと思うよ、ほんと。 1. If You Don't Know Me By Now/ZAP POW R&B好きならご存じHAROLD MELVIN & THE BLUE NOTESの代表曲の一つであるスロウのカバー。オリジナルより陽気な感じだけど、それはそれでOKかな。 2. Help Me Make It Through The Night/JOHN HOLT カントリー・シンガーKRIS KRISTOFFERSONの曲だけど、カントリー臭は全くしないんで聴きやすいね。 4. Hurt So Good/SUSAN CADOGAN LEE PERRYプロデュースのオリジナル・ソング。ノリの良い曲で、こういうの好きだなー。 5. Love Me For A Reason/THE FAB FIVE INC. THE OSMONDSのカバー。聴き覚えのあるメロディが耳に残る佳曲。 6. Everything I Own/KEN BOOTHE BREADのメンバーDAVID GATESの曲のカバー。このゆったりとメロウな感じ最高だね〜。 7. Everybody Plays The Fool/THE CHOSEN FEW ネタとしても知られているMAIN INGREDIENTのクラシックのカバー。オリジナルには及ばないけど、これもイイね ! 8. The Tide Is High/THE PARAGONS BLONDIEのカバー・ヒットで有名な曲。これ嫌いな人いないんじゃない!?って思うほどポップな名曲 ! ほんと最高っす。 9. I'm Gonna Love You Just A Little Bit More/LLOYD CHARMERS ご存じBARRY WHITEの名曲のカバー。声質もBARRYそっくりで、これまた最高にファンキーなカバー ! 10. Angel Of The Morning/JOYA LANDIS SHAGGYもカバーしたMERRILEE RUSHの名曲のカバー。キュートで楽しげな好曲。 12. Oh Carol/FREDDIE McKAY NEIL SEDAKAのカバー。オリジナルは聴く気がしないけど、こういったカバーだと不思議と聴けるね。 17. Some Guys Have All The Luck/DERRICK HARRIOTT THE PERSUADERSのカバー。なかなかファンキーでイイね。 18. Didn't I (Blow Your Mind)/THE CABLES もちろんDELFONICSの名スウィート・ソウルのカバーだけど、ファンキーなアレンジしていて結構斬新。これはこれで悪くはないね。 19. It's Too Late/DENNIS BROWN ご存じCAROL KINGの名曲のカバー。これも楽曲の勝利かな。もちろんDENNIS BROWNの歌も最高だけどね。 20. Stop That Train/KEITH & TEX KEITH & TEXのオリジナルかな? 少し寂しげなところもグッとくるかな。 (2010/08/28) |
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V.A. /Roots Of Innovation - 15 And X Years ON-U SOUND (1996) |
UKレゲエ/ダブ界の鬼才ADRIAN SHERWOODのレーベルON-U SOUNDのコンピ。96年リリース。TACKHEADみたいなアバンギャルドなタイプは大好きだけど、このレーベルのレゲエは正直、ピンとこないんだよね。まあ、それでも傑作サントラ『Rockers』に収録のJUNIOR BYLESの名曲のカバー2. Fade Away/NEW AGE STEPPERS、妖しげなアラビアンチックなダブ6. Ravi Shankar/DUB SYNDICATE、ノイジーかつアフロ色濃い7. Privatise The Air (Part 1)/GARY CLAIL/ON-U SOUNDSYSTEM、ルーツ・レゲエにノイズ音とダブ処理を加えた感じの8. Wadada (Means Love) (Part 1)/DUB SYNDICATE、寂しげな雰囲気の14. Ease Up (Part 1) /REVOLUTIONARY DUB WARRIORS、郷愁感溢れる17. The Only Alternative/DUB SYNDICATE f/LEE PERRYあたりは気に入ったけどね。(2017/08/06) |
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WHITEY DON /Same (1997) |
白人ラガMC/DJのWHITEY DONが97年にJIVEからリリースしたアルバム。白人で本格的なラガMC/DJということが話題だったのか、国内盤もリリースされているね。(正直、これよりもリリースすべきものがあるだろ!って思うが) ビートルズのどうしようもないカバーや糞つまらないダンスホールもあるけど、MARC NILESがプロデュースした中毒性の高いトラックにPHIFEとCHIP-FUをフィーチャーした4. Artical (Original Posse Mix)、KRS-ONE制作&参加のヘビーな5. Scatter、STEELY & CLEVIEが手掛けたもの哀しげな7. Murderer、KRS-ONEプロデュースで、KRS-ONE、MAD LION、SHELLEY THUNDERが参加した9. Lyrical Shot (Artical Pt. 2)、STEELY & CLEVIEによるTHE TEMPTATIONS/Ain't Too Proud to Beg使いのハートウォーミングな10. Satisfaction、STEELY & CLEVIE制作のナイスビートの陽だまりメロウ11. Looking For LoveはGOOD。(2014/09/14) |
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THE WILD BUNCH Featuring SANDRA CROSS /Same(1984) |
UKラヴァーズの歌姫SANDRA CROSSがメンバーであったTHE WILD BUNCHが84年にARIWAからリリースしたアルバム。ミックスとプロデュースはもちろんMAD PROFESSOR。ラヴァーズ特有の哀愁感漂うメロディにMAD PROFESSORのダブ処理したトラックが秀逸で、ゆったりとリラックスした4.Style Boy、寂しげな6.Run A Round、陽だまり系の7.Love & Harmonyが特にお気に入り。たまにはレゲエもやっぱり良いですね。(09/02/07) |
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OST『ROCKERS』(1979) |
79年にリリースされたジャマイカの映画『ROCKERS』のサントラ。『THE HARDER THEY COME』と同じくルーツ・ロック・レゲエを手っ取り早く知るには最適なサントラで、テーマソング的な1.We 'A' Rockers/INNER CIRCLE、LEE"SCRATCH"PERRYプロデュースでTHE CLASHもカバーした名曲3.Police and Thieves/JUNIOR MURVIN、軽快でノリの良い4.Book of Rules/THE HEPTONES、ほのぼのとした6.Tenement Yard/JACOB MILLER、寂しげな7.Fade Away/JUNIOR BYLES、どことなく影がある雰囲気のトラックをダブ処理した9.Slave Master/GREGORY ISAACS、LEE"SCRATCH"PERRY&THE UPSETTERSの名作『Super Ape』収録の10.Dread Lionと聴きどころ満載。ルーツ・ロック・レゲエを聴いてみたい方はぜひチェックして下さい。(09/07/05) |