アーティスト/タイトル レビュー
ABC
/The Lexicon Of Love(1982)

UKのポップ・グループABCが82年にリリースしたアルバム。ABCといえばやはり大ヒットした6.The Look Of Loveでしょう。一度聴いたら忘れないメロディはもちろんMRTIN FRYのVo.もGOOD。中学生の頃、カセットテープがノビるくらい聴き込んだのを思い出しますね〜。問答無用のダンスクラシック!キレイなキーボードが耳を惹くノリノリな2.Poison Arrowとカッティング・ギターもイカしたファンク・ナンバー4.Tears Are Not Enoughも抜群。80'Sダンス・クラシック好きならぜひチェックして欲しいアルバムです。(07/06/06)
AC/DC
/Back In Black (1980)

オーストラリアの王道ハードロックバンド"AC/DC"が80年にリリースした6thアルバム。ボーカルのBON SCOTTの死をのり越えて制作したアルバムで、全世界で4000万枚以上も売れたとのこと。早めの曲は、全く好みではないが、BEASTIE BOYS等がネタ使いしていたタイトル曲のカッコ良さといったら!こんな曲聴かされたら燃えるぜ、ホント。他にもBON SCOTTを追悼するような鐘の音が印象的な1.Hells Bells、ミドルテンポの5.Let Me Put My Love Into Youと10.Rock And Roll Ain't Noise Pollutionがお気に入り。ストレートなロックサウンドを聴きたければ、ぜひチェックして下さい。(09/01/26)
AC/DC
/Flick Of The Switch (1983)

オーストラリアの王道ハードロックバンドAC/DCが1983年にリリースしたアルバム。いやー、このアルバムも最高なロックを聴かせてくれるね〜!ローテンポが多いのも嬉しいね。力強いハードロック1. Rising Powerから興奮マックス!サビのシャウトもカッコいい2. This House Is On Fire、L.L. COOL J/Rock The Bellsネタでも有名な攻撃的なハードロック3. Flick Of The Switch、大好きなBack In Black的なヘビー・ロック4. Nervous Shakedown、イントロのギターからノックアウト必至の7. Deep In The Hole、不良っぽい感じがナイスな9. Badlandsがお気に入り。(2020/12/26)
AEROSMITH
/Toys in the Attic (1975)

アメリカを代表するロック・バンドAEROSMITHが75年にリリースした3rdアルバム。RUN D.M.C.のWalk This WayはAEROSMITHのカバーってことを高校の頃知って、後追いで聴くようになったんだけど、やっぱり4. Walk This Wayのビートには自然に反応するな〜。カッコイイッす。でも、正直、イントロ以外の部分はあまり好きではなく、曲としてこのアルバムで一番好きなのは、サイケっぽいイントロから浮かび上がるようにグルーヴ感満点なビートが出てくるところが最高な6. Sweet Emotionだな。ハードなギターもバッチリきまってるしね。ローテンポで重々しい8. Round And RoundもGOOD。(2010/08/16)
THE ALLMAN BROTHERS BAND
/Same(1969)

ツイン・ギターとツイン・ドラムスの重厚なサウンドが魅力的なサザン・ロックの代名詞的なグループ"THE ALLMAN BROTHERS BAND"が69年にリリースしたデビュー・アルバム。このアルバムで一番好きな曲というか部分は1.Don't Want You No Moreの30秒から1分までの30秒間なんです。この30秒間は、前後の曲調と全く異なっていて超グルーヴィー!ジャズ・ファンク等のレア・グルーヴ好きが反応するようなタイプじゃないかな。30秒しかないんで自分は、ループして勝手にリミックスして聴いてますね。他には疾走感溢れる3.Black Hearted Woman、攻撃的でファンキーな5.Every Hungry Woman、ブルージーな7.Whipping PostもGOOD。サザン・ロックといってもカントリーっぽさはほとんどしないので、70年代FUNK好きにもぜひ聴いてもらいたいですね。(09/04/02)
THE ALLMAN BROTHERS BAND
/Idlewild South(1970)

サザン・ロックの雄"THE ALLMAN BROTHERS BAND"が70年にリリースした2ndアルバム。泥臭くてファンキーな2.Don't Keep Me Wonderin'、少しカントリー臭がするがグルーヴィーな3.Midnight Rider、郷愁感溢れるギターが耳を惹き、1分30秒後にドラムがファンキーに変貌する4.In Memory of Elizabeth Reed、ファンキーな7.Leave My Blues at Homeがお気に入り。70年代FUNK好きも聴いて損はないでしょう。(09/05/10)
THE ALLMAN BROTHERS BAND
/At Fillmore East (1971)

サザン・ロックの雄THE ALLMAN BROTHERS BANDが71年にリリースしたライヴ・アルバム。超有名なアルバムだけど、あまり好みな曲は少ないかな。怒涛のリズムとギターで攻める5. Hot 'Lanta、13分にも及ぶファンキーな6. In Memory Of Elizabeth Reed、23分にも及ぶ疾走感溢れるブルース・ロック7. Whipping Postは大好きなんだけどね(2018/06/02)
THE ALLMAN BROTHERS BAND
/Eat A Peach(1972)

中心人物であったDUANE ALLMANのオートバイ事故死直後にリリースされた新生THE ALLMAN BROTHERS BANDの3rdアルバムで、スタジオ録音と伝説のフィルモア・イーストでのライブを混ぜた内容で、南部風情溢れるファンキーな1.Ain't Wastin' Time No Moreと壮大なイントロからB-BOY国歌"Apache"のようなドラムにグルーヴィーなオルガンが絡む2.Les Brers In A Minorがベスト・トラック!故郷を懐かしむようなメロディの3.Melissa、30分以上延々と続くライブ4. Mountain Jam、小気味良い7.Stand Backもお気に入り。Apacheがお気に入りなら2.Les Brers In A Minorはぜひ聴いて下さい!(09/5/15)
THE ALLMAN BROTHERS BAND
/Brothers And Sisters(1972)

THE ALLMAN BROTHERS BANDが73年にリリースした4thアルバム。フィルモア・イーストでのライブ盤と共に傑作に挙げられるアルバムみたいですが、なんか以前よりファンキー度が低くなっていてかなりがっかりさせられた記憶があります。強いて挙げれば3.Come and Go Blues、5.Southbound、6.Jessicaが聴けた程度。ブラック・ミュージック好きの視点から聴けばあまりにもブルース、カントリー臭強すぎて受け付けられないかもしれません。(09/06/10)
THE ALLMAN BROTHERS BAND
/Seven Turns (1990)

サザン・ロックの雄"THE ALLMAN BROTHERS BAND"が90年にリリースした10thアルバム。長いブランクからの復活作みたいですね。アメリカン・ロックらしさをビンビン感じる4.Shine It On、フュージョンっぽいというより完全にフュージョンな8.True Gravity、ファンキーなAORって趣の9.It Ain't over Yetがお気に入り。全盛期の勢いはないかもしれないけど、ベテランの良さは感じることはできたかな。(2013/06/07)
THE ALLMAN BROTHERS BAND
/Shades Of Two Worlds (1991)

サザン・ロックの雄THE ALLMAN BROTHERS BANDが91年にリリースしたアルバム。力強さと優しさを兼ね備えた1.End of the Line、小気味良い3.Nobody Knows、サザン・ロックど真ん中って感じの4.Desert Blues、力強いブルース・ロック6.Midnight Manが好きですね。全盛期の彼等を思い起こさせる好内容だとおもいます。(2013/10/24)
THE ALLMAN BROTHERS BAND
/An Evening with the Allman Brothers Band
- First Set (1992)

サザン・ロックの雄THE ALLMAN BROTHERS BANDが92年にリリースしたライヴ・アルバム。中々熱いライヴを聴かせてくれ、力強さと優しさを兼ね備えた1.End of the Line、小気味良い2.Blue Sky、ファンキーでノリの良い4.Southbound、15分にも及ぶジャム形式の7.Nobody Knowsが良かったですね。(2014/03/22)
THE ALLMAN BROTHERS BAND
/Where It All Begins (1994)

サザン・ロックの雄THE ALLMAN BROTHERS BANDが94年にリリースしたアルバム。泥臭いブルース・ロック1. All Night Train、ハードかつファンキーに攻める2. Sailin' 'Cross The Devil's Sea、温もりを感じるサザン・ロック3. Back Where It All Begins、THE ISLEY BROTHERSバージョンのLove the one you're withを思い起こさせるコクがあってファンキーな5. No One To Run With、勢いのあるブルース・ロック7. Mean Woman Bluesがお気に入り。とても聴きやすいアルバムですね。(2014/12/19)
THE ALLMAN BROTHERS BAND
/An Evening with the Allman Brothers Band- 2nd Set (1995)

サザン・ロックの雄THE ALLMAN BROTHERS BANDが95年にリリースしたライヴ・アルバム。ハードかつファンキーに攻める1. Sailin' 'Cross The Devil's Sea、温もりを感じるサザン・ロック4. Back Where It All Begins、ファンキーなロックを聴かせる6. The Same Thing、THE ISLEY BROTHERSバージョンのLove the one you're withを思い起こさせるコクがあってファンキーな7. No One To Run Withが良かったですね。(2015/05/19)
ALPHAVILLE
/Singles Collection (1988)

ドイツのシンセ・ポップ・グループALPHAVILLEが1984〜1986年のヒット曲のリミックス集。年代的にはMTVを観たり、NHK FMのクロスオーバー11をエアチェックしていた時期なんだけど、このグループは聴いた覚えがないですね。たまたまブックオフにあったので購入。そこそこヒットしたらしい爽やかな1. Forever Young (Special Extended Mix)、最大のヒット曲で日本のことをテーマにしてるけど、チャイニーズ風なのにはズッコける3. Big In Japan (Single Version '88)が気になったかな。リミックスもほぼ原曲と同じなのは残念。(2020/06/06)
ANNABELLA
/Don't Dance With Strangers (1985)
SEX PISTOLSの仕掛人でヒップホップをいち早く取り入れて曲を発表したマルコム・マクラーレンが手掛けたUKのニューウェーブ・バンドBOW WOW WOWの紅一点ANNABELLAが85年にリリースしたシングル。プロデュースが当時、人気上昇中のTHE SYSTEM、ミックスには、あのJOHN MORALESが参加。つい先日、実家に眠っているカセットテープを掘り起こしていたところ、NHK FMのクロスオーバー11をエアチェックしたテープを発見。その中で曲名が分からなかったものがあって、スマホのアプリで検索したのがこの曲。いやー、実に30数年ぶりに聴いたけど、この曲のことをすっかり忘れていましたね〜。勢いのあるビートにTHE SYSTEMらしかぬポップだけど憂いを帯びたメロディが最高ですよこれは!ネットで調べてもヒットした形跡はない… かなり日本人好みのメロディなんで、売れなかったのが不思議なくらい。CDではBOW WOW WOWのベスト盤にしか収録されていないのがこれまた残念。早く12インチをゲットしなければ!(2017/03/19)
ATLANTA RHYTHM SECTION
/Same (1972)

ソフトロック・ファンに人気のあるCLASSICS IVが前身とされるサザン・ロック・バンドのATLANTA RHYTHM SECTIONが72年にリリースしたデビュー・アルバム。サザン・ロックといってもかなり洗練された感じで、結構聴きやすいですね。ベスト・トラックは、小気味よいドラムに郷愁感溢れるギターが胸を打つ3. All In Your Mind。これ素晴らしい曲だね〜!以前から聴きたかったんだけど、期待を裏切らない出来には大満足。他にも寂しげなギターのイントロから耳を奪われる1. Love Me Just A Little、出だしがBOB DYLANの名曲Knockin' on Heaven's Doorにどことなく似ているファンキーなサザン・ロック5. Forty Days And Forty Nights、カッティング・ギターがイカすファンキー・ロック6. Another Man’s Woman (It's So Hard)、サザンらしさ溢れる9. Can't Stand It No MoreもGOOD。とにかくAll In Your Mind聴けただけでも十分元は取れたアルバムだね。(2010/10/19)
ATLANTA RHYTHM SECTION
/Back Up Against the Wall (1974)

サザン・ロック・バンドのATLANTA RHYTHM SECTIONが74年にリリースした2ndアルバム。1stとのカップリングCDだったんでこの2ndには全然期待していなかったけど、その期待どおりの出来かな。イマイチな曲が多くて、聴けたのは、ピアノも効いているノリの良いファンキー・ロック 16. What You Gonna Do About It?、ブルージーな21. It Must Be Loveくらい。まあ、ついでに聴けたから良しとするか。(2010/11/24)
BACHMAN-TURNER OVERDRIVE
/The Definitive Collection (2008)

カナダ出身で元THE GUESS WHOのRANDY BACHMANを中心としたハードロック・バンドBACHMAN-TURNER OVERDRIVEのベスト盤。骨太(特にボーカルは男汁満載!)だがノリの良いロックを聴かせてくれ、特にジャズっぽさも感じる2. Blue Collor、イントロの爽やかなギターとコーラスから一変してハードに唸る4. Let It Ride、ベストヒットUSAのオープニングのように爽快な5. You Ain't Seen Nothing Yet、激熱なギターのイントロから血圧アップ必至な6. Not Fragile、4.を軽くしたような11. Hey You、ノリが良くて小気味よい15. Shotgun Rider、最高にスカッとする17. Down The Roadがお気に入り。(2021/11/20)
BAD COMPANY
/Same (1974)

元FREEのPAUL RODGERSを中心にKING CRIMSON、MOTT THE HOOPLEのメンバーと組んだBAD COMPANYが74年にリリースした1stアルバム。UKのバンドだけど、アメリカン・ロックに近いサウンドで、FREEみたいのを期待していたのに少々肩透かしだったかな。だけど、ヘビーかつハードな2. Rock Steady、哀愁感漂う3. Ready For Love、R&B調のスロウ4. Don't Let Me Down、静かな曲調からダイナミックに転じる5. Bad Company、郷愁感溢れるスロウ6. The Way I Choose、もろアメリカン・ロックって感じの7. Movin' Onには惹きつけられるね。(2012/12/26)
BAD COMPANY
/Straight Shooter (1975)

元FREEのPAUL RODGERSを中心にKING CRIMSON、MOTT THE HOOPLEのメンバーと組んだBAD COMPANYが75年にリリースした2ndアルバム。シンプルなアメリカンロックって感じの1. Good Lovin' Gone Bad、少しカントリー臭もするが郷愁感溢れる2. Feel Like Makin' Love、STEVE MILLER BANDにもよく似たほのぼのとした4. Shooting Star、ドライブ感があるファンキーなロック6. Wild Fire Womanがお気に入り。(2016/06/18)
BANGLES
/Different Light (1986)

L.A.をベースに活動していた女性ロック・バンドBANGLESが86年にリリースした2ndアルバム。BANGLESといえばやっぱり1.Manic Mondayですよね〜(4. Walk Like An Egyptianの方が売れたけどね)。この曲がヒットしていた中房の頃、PRINCEが作曲したと聴いて、そのどこか懐かしくも爽やかでもある曲調に「本当にあのPRINCEの曲?似合わねー!」って驚いた記憶もありますね。そういえばTRACEY ULLMANのThey Don't Know(夢見るトレイシー)と一緒にテープに録音して一緒に聴いていたなー。懐かしいね。久々に聴くとあの頃の思い出が走馬灯のように蘇るね。やっぱ素敵だね音楽って。(10/06/30)
BANGLES
/Rock'n Syndrome (1987)

BANGLESのヒット曲のリミックスを収録した日本独自のミニ・アルバム。RRINCE作詞作曲で、どこか懐かしさを感じるメロディにSUSANNA HOFFSの可愛らしい歌声が魅力的な1. Manic Monday (Extended 'California' Version)ですね〜、やっぱり!途中でボブ・デュラン風になるところもナイス。2. Walk Like An Egyptian (Extended Dance Mix)はオリジナルで十分かな。(2021/05/29)
BECK, BOGERT &APPICE
/Same(1973)

JEFF BECKとVANILLA FUDGEのTIM BOGERTとCARMINE APPICEのスーパー・トリオによる唯一のスタジオ・アルバム。このアルバムだと何といってもSTEVIE WONDERでお馴染みの4.Superstition(迷信)に尽きますね。STEVIEとは異なるロック寄りの感じで、これはこれでかなりカッコイイ!(当時この曲をめぐってSTEVIE側と色々あったみたいですが) 他にもファンキー・ロックの1.Black Cat Moan、CURTIS MAYFIELDのカバーの9.I'm So ProudもGOOD。R&B好きにもSuperstitionはぜひ聴いて欲しいですね。(09/02/13)
BILL LaBOUNTY
/Same(1982)

AORシーンで人気のシンガー・ソングライターBILL LaVOUNTY82年にリリースしたアルバム。プロデュースは、ベテランRUSS TITELMAN、参加ミュージシャンは、STEVE LUKATHER、JEFF PORCAROのTOTO勢、ANDY NEWMARK、STEVE GADD、DAVID SANBORN等、コーラスにPATTI AUSTIN、JAMES TAYLOR等とかなり豪華な面々で製作されてます。その面子に相応しい素晴らしいトラック揃いで、BILLのややハスキーでソウルフルな渋いボーカルもバッチリはまってます。甘酸っぱい雰囲気のAORの雛形といえる名曲1.Livin' It Upをはじめ、しっとりとしたスロウ4.Slow Fade、小気味よいビートがナイスな正しくAORって感じの5.Comin' Back、小気味良いビートの清涼感溢れる7.Look Who's Lonely Now、ハートウォーミングな4.Never Gonna Look Back、哀愁たっぷりに歌うスロウ10.Secrets等聴きどころたっぷり。AOR好きなら絶対に聴いて欲しいアルバムの一つ。(09/12/14)
BILL LaBOUNTY
/The Best Of Bill LaBounty(1999)

AORシーンで人気のシンガー・ソングライターBILL LaBOUNTYがCURB RECORDSに78年から82年までに残した3枚のアルバムからセレクトされたベスト・アルバム。BILL LaBOUNTYといえばやはり82年のアルバム『BILL LaBOUNTY』からのヒット曲2.Livin' It Upでしょう!甘酸っぱい雰囲気のAORの雛形といえる名曲ですね。この『BILL LaBOUNTY』は当時のAORシーンの重要ミュージシャンが参加していることで話題になっていますが、CDは入手困難なんですよね・・・ このアルバムからセレクトされている曲はどれも素晴らしい!ハートウォーミングな4.Never Gonna Look Back、小気味良いビートの清涼感溢れる7.Look Who's Lonely Now、しっとりとしたスロウ12.Slow Fadeと、ほんと持っていないのが悔しくなりますね。AOR好きならぜひ聴いておきたいですね。(09/04/27)
BILLY IDOL
/Rebel Yell (1984)

UKパンクロック界の貴公子BILLY IDOLが84年にリリースしたアルバム。中房の頃、MTVで聴いてガツンと衝撃を受けた5. Flesh for Fantasyだね、やっぱり。獲物を狙うようなメロディから、爆発するサビの展開にはマジでノックアウトされたね!正直、この曲以外はおまけみたいなものだけど、郷愁感漂う3. Eyes Without a Faceもイイ感じ。(2016/4/9)
BILLY JOEL
/52nd Street (1978)

BILLY JOELが78年にリリースしたビッグヒット・アルバム。一般的には2. Honestyだと思うけど(実際、中房の頃はよく聴いていた)、KOOL G. RAP & DJ POLO/Road To The Richesでネタにされた5. Stilettoかな、やっぱり。気だるいサックスからフェードインしてくるファンキーなドラムにピアノにはヤラれるね〜。これ使ったMARLEY MARL偉い ! 活きの良いロックを聴かせる1. Big ShotもGOOD。アルバム全体的にジャズを大きく取り入れていて聴きやすいね。(2014/01/06)
BILLY SQUIER
/The Tale Of The Tape (1980)

USのハードロック系シンガーBILLY SQUIERが80年にリリースしたアルバム。RUN D.M.C./Here We GoやUTFO/Roxanne Roxanneでお馴染みHIPHOP定番中の定番ブレイクビーツA1.The Big Beatのカッコ良さといったら!叩きつけるようなヘビー・ビートがマジでドープ。 DJ、トラックメイカーなら必携です!(07/01/29)
BLACK OAK ARKANSAS
/Same(1971)

アーカンソーのサザン・ロック・グループ"BLACK OAK ARKANSAS"が71年にリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースは、IRON BUTTERFLYのLEE DORMANとMIKE PINERA。日本ではあまり人気がないみたいですが、本国やヨーロッパでは結構人気があるみたいです。5.Hot And Nastyのドラム・ブレイクでHIPHOPフリークに有名なアルバムで、ネタということを抜きにしても、ファンキーなトラックにヴォーカルのJIM"DANDY"MANGRUMのナスティな歌が絡んでマジで最高!こういうロックならどんどん聴きたくなるね、ほんと。この曲以外は残念ながら気に入ったものはなかったが、5.Hot And Nastyだけで十分満足できたアルバムです。(08/01/11)
BLACK SABBATH
/Same (1970)

BLACK SABBATHが70年にリリースしたデビュー・アルバム。2ndの『Paranoid』が一番好きですが、このアルバムもなかなか負けてないですね。ジャケットどおり不気味でオドロオドロしいサウンドはヤワな草食系男子じゃ1分ももたないだろうね。ICE-Tもネタに使った、雷の中、不気味な鐘の音が鳴り響き、それをギターで切り裂いていく1.Black Sabbathから弾き付けられ、ハーモニカのイントロからハードなギターが唸りをあげる2.Wizard、イントロの後にブレイクビーツとしても有名なドラムが飛び出す、曲としても相当にカッコ良いハードロック3.Behind the Wall of Sleepで既にノックアウト!その後も、これまたイカした4.N.I.B.、長い曲で転調していくが、初めのブルージーなパートがで鬼カッコイイ7.Warning、ボーナスとして収録されている当時シングルのB面だった勢いのあるイントロから一転してヘビーなハードロックに変わる8.Wicked Worldと聴きどころ満載。BPMが遅い曲が多いところもブラック好きにも好印象。ハードでファンキーなロックを聴きたければ絶対にチェックすべし。(09/07/05)
BLACK SABBATH
/Paranoid (1970)

イギリスのバーミンガムで結成された伝説的なヘビー・メタル・バンド"BLACK SABBATH"が70年にリリースした2ndアルバム。メンバーはボーカルのOZZY OSBOURNE、ギターのTONY IOMMI、ベースのTERENCE"GEEZER"BUTLER、ドラムのBILL WARD。BLACK SABBATHといえば個人的にはプロレスラーのロードウォリアーズの入場曲で有名なIron Manですね。OZZYのアクの強い歌声と重たいギターリフがロードウォリアーズのイメージとバッチリあっていて、ポップスしか聴いていなかった中房の自分にはかなり衝撃的だったのを覚えています。Iron Manだけでなく、イントロのOZZYの歌から惹き込まれるICE TやESHAMもネタに使った1.War Pigs、誰もが知っているであろうヒット曲2.Paranoid、イントロの太いベースとドラムブレイクにヤラれる6.Hand Of Doom等聴きどころ多し。このラグドな音はHIPHOP好きなら絶対に反応するはず。SCARFACE等ロック好きなGラッパーも多く、またロックっぽい曲も流行りつつあるので、聴いておいて絶対損はないです。(07/10/26)
BLACK SABBATH
/Master Of Reality (1971)

BLACK SABBATHが71年にリリースした3rdアルバム。OZZYの不気味な咳払いから始まるBEASTIE BOYSがRhymin & Stealinでネタ使いした鬼ドープな1.Sweet Leafがベスト!マジ最強だねSABBATHは。シビれるぜまったく。ちょっとポップ・ロックなイントロから一転してハードなギター・リフが唸る2.After Forever、地獄の底から聴こえてきそうな6.Lord Of This Worldや8.Into The VoidもGOOD。トータルでは1stや2nd『Paranoid』には劣るかもしれないけど、Sweet Leafだけでも聴く価値十分ありだね。(10/01/14)
BLACK SABBATH
/Vol.4 (1972)

BLACK SABBATHが72年にリリースした4thアルバム。重々しいギターのイントロからミディアム、アップと曲調を変える8分もの大作1.Wheels Of Confusion、シングルにもなったドライブ感たっぷりの2.Tomorrows Dream、ギターや途中のTHE ALLMAN BROTHERS/Black Hearted Womanに似たドラム・ブレイクも最高なグルーヴィー・ロック5.Supernaut、BLACK SABBATHらしいミディアム・ナンバー6.Snowblind、軽いロックンロールっぽいイントロや間奏部分に意表をつかれる9.St.Vitus Danceあたりがお気に入り。『Paranoid』よりは面白くないが、それなりに楽しめました。(09/02/26)
BLONDIE
/Autoamerican (1980)

マドンナ以前の80年代を代表するセックス・シンボルDEBORAH HARRY(DEBBIE HARRY)を擁するロックバンドBLONDIEが1980年にリリースした5thアルバム。プロデュースは、MIKE CHAPMAN。BLONDIE人気あったよね。小学生の頃、「Call Me」とか、よくラジオでかかっていましたね〜 ヒップホップ的観点からだと、やはり「Rapture」に尽きるかな!CHIC流のサウンドはもちろんだけど、歌詞もGRANDMASTER FLASHの事もきちんと入れていてリスペクト感あるしね。アルバムとしては様々なサウンドを取り入れていて、ノリの良いディスコ調の2. Live It Up、時折テレビのCMでも使われるジャマイカのTHE PARAGONSのヒット曲のカバーで全米No.1に輝いた4. The Tide Is High、ドライブ感溢れるヨーロピアンを感じるロック・サウンドの5. Angels on the Balcony、中近東チックなメロディのロック7. Do the Dark、そして前述したが、ラップでは初の全米No.1に輝いた(これって何気に凄いこと!)8. Rapture、青春ロック的なメロディの10. T-Birds、ボーナストラックで前述した全米No.1ヒットの13. Call Me (Original Long Version)、8. Raptureのロング・バージョンでブレイク部分にコンガ(?)等のラテン・テイストのインストをプラスした15. Rapture (Special Disco Mix)がお気に入り。(2022/09/24)
BLOOD, SWEAT & TEARS
/Child Is Father to the Man(1968)

ブラス・ロックの代表的グループBLOOD, SWEAT & TEARSが68年にリリースしたデビュー・アルバム。デビューはデビューなんだけど、うーん、本当の意味でのデビューは2ndだよね、やっぱり。だってDAVID CLAYTON THOMASの男汁満載の歌聴いた後にAL KOOPERじゃねぇ…、線細すぎ。まあ、別のグループだと考えれば、そう悪くはなく、転調も効果的なファンキー・ロック4. My Days Are Numbered、ピアノが効いたR&Bフィーリング溢れるファンキー・チューン7. I Can't Quit Her、CAROL KINGの曲をカバーした12. So Much Love/Underture、クラブ・ジャズ好きが喜びそうなボーナス・トラック13. Refugee from YuhupitzあたりはGOOD。ロック好きにはAL KOOPER絡みで人気があると思うけど、ブラス・ロック好きにはあまりオススメできないな。(10/03/26)
BLOOD, SWEAT & TEARS
/Same(1969)

ブラス・ロックの代表的グループBLOOD, SWEAT & TEARSが69年にリリースした2ndアルバムにして代表作。プロデュースは、同じブラス・ロックの代表格CHICAGOで実績のあるJAMES WILLIAM GUERCIO。創始者でナヨ声のAL KOOPERがリリース直後に脱退し(アレンジした曲は3曲ほどある)、男汁満載のボーカリストDAVID CLAYTON THOMASが加入したことで、重厚なサウンドとそれに対抗できるボーカルを持ち合わせた真のB,S&Tサウンドが確立されたと思いますね。正直、このアルバムが1stだと思っていて、AL KOOPERがボーカルの1st『Child Is Father To The Man』を聴いたときは、何?この弱々しいボーカルは・・・、ってショックを受けた思い出がありますからね。アップテンポで鬼ファンキーな2.Smiling Phases、この曲のみSTEVE KATZがボーカルをとった郷愁を誘う3.Sometimes In Winter、ファンキーなブラス・ロック4.More And More、3RD BASS、PUBLIC ENEMYもネタ使いしたファンキーな代表曲7.Spinning Wheel、ハートウォーミングな8.You've Made Me So Very Happyがお気に入り。CHICAGO、CHASEも素晴らしいですが、ブラス・ロックを聴くならまずこのアルバムでしょう!(09/09/21)
BLOOD, SWEAT & TEARS
/3(1970)

ブラス・ロックの代表的グループBLOOD, SWEAT & TEARSが70年にリリースした3rdアルバム。プロデュースは、BOBBY CLOMBYとROY HALEE。2ndよりは劣るけど、なかなか聴き応えのある内容で、特にMOVEMENT EX/Freedom Got A Shotgunのネタにもなった力強いイントロのホーンが最高の3. Lucretia MacEvilと、その続編4. Lucretia's Reprise 、THE ROLLING STONES/Symphony for the Devilを組曲でアレンジし、前半部分がアップテンポでファンキーな7. Symphony for the Devil/Sympathy for the Devil 、中盤のドラムがカッコイイ9. Somethin' Comin' On、TRAFFIC/40,000 Headmenをファンキーにアレンジし、後半は完璧なファンクになる10.がお気に入り。ファンク好きでもきっと受け入れられるアルバムだと思います。(10/05/15)
BLOOD, SWEAT & TEARS
/4 (1971)

ブラス・ロックの代表的グループBLOOD, SWEAT & TEARSが71年にリリースした4thアルバム。プロデュースは、DON HECKMAN、BOBBY COLOMBY、ROY HALEE。2ndが彼らの絶頂期なのは疑いがなく、2nd以降は目に見えてサウンドが衰えているのは否めず(ただし、74年の『Mirror Image』は傑作だと思う。)、この4thもトータルでは、聴ける曲は3、4曲しかないです… しかし!1.Go Down Gamblin'のヤバさときたら… 彼等の中でも1、2位を争うくらい鬼カッコ良いファンキー・ロック!DAVID CLAYTON THOMASのボーカルもいつにも増して熱いしね。グルーヴィーでファンキーな4.Redemptionも最高の一言。ファンク好きにもぜひ1.Go Down Gamblin'は聴いて欲しいですね。(10/01/25)
BLOOD, SWEAT & TEARS
/New Blood (1972)

ブラス・ロックの代表的グループBLOOD, SWEAT & TEARSが72年にリリースした5thアルバム。プロデュースは、BOBBY COLOMBY。このアルバムからボーカルがDAVID CLAYTON THOMASからJERRY FISHERへ変わってますね。DAVID CLAYTON THOMASのボーカルが素晴らしいのも売りの一つだけど、JERRY FISHERも悪くはないですね。BOB DYLANのカバーでサザン・ロック・テイストの1.Down In The Flood、静かな出だしから徐々に動き出し、中盤からギターを中心に盛り上げる展開がナイスな3.Alone、MARGIE JOSEPHのヒットでも知られているファンキーな5.I Can't Move No Mountains、CAROL KINGが組んでいたグループTHE CITYのカバーで、オリジナルよりファンキー度アップしたアレンジで中盤のエレピとホーンが滅茶苦茶カッコイイ8.Snow Queen、HERBIE HANCOCKのカバーのジャズ・ファンク9.Maiden Voyageがお気に入り。ロック、R&B、ファンク、ジャズの様々な面を感じることができる良作だと思います。(2010/08/06)
BLOOD, SWEAT & TEARS
/Mirror Image (1974)

ブラス・ロックの代表的グループBLOOD, SWEAT & TEARSが77年にリリースした7thアルバム。プロデュースは、MOTOWN等で活躍したHENRY COSBY。彼らの勢いが落ちてきた頃のアルバムで、一般的には人気はないが、マニア(特にR&Bも聴くロック・マニア)には結構人気があり、個人的にもかなりのお気に入りです。特にファンキーなビートに代名詞であるホーンもバッチリはまったR&B色濃厚な2.Look Up To The Skyとジャジーなピアノが耳を惹くアップテンポのインスト・ファンキー・ナンバー7.Movement I-Maglomaniaの2曲は最初聴いたときかなり感動しました!R&B度数高い疾走感溢れるファンキー・チューン1.Tell Me That I'm Wrong、どことなくフリー・ソウルっぽい3.Love Looks Good On You(You're Candy Sweet)もGOOD。フリー・ソウルや70年代ファンクが好きなら聴いて損はないアルバムです。(08/03/21)
BLOOMFIELD/KOOPER/STILLS
/Super Session (1968)

キーボーディストのAL KOOPER、ギタリストのMIKE BLOOMFIELDとSTEPHEN STILLSによるセッション・アルバム。DIAMOND AND THE PSYCHOTIC NEUROTICS/Best Kept Secretで使われたブルージーかつファンキーな2. StopとMAIN SOURCE、BLACK MOON等が使った11分にも及ぶファンキーな7. Season Of The Witchがやっぱり突出しているね。この2曲以外はほとんど聴けなかったけど、これだけで十分かな。(2013/07/05)
BLUE OYSTER CULT
/Spectres (1977)

アメリカのベテラン・ハードロック・バンドBLUE OYSTER CULTが77年にリリースした5thアルバム。正直このバンドについては、中古屋で頻繁にレコードを見かける以外なにも知らないですが、メンバーのERIC BLOOMによる「リンジニュースヲモウシアゲマス!コジラガギンザホウメンエムカッテイマス!ダイシキュウヒナンシテクダサイ!」の日本語のナレーション入りのハードロック・ナンバー1.Godzillaがとにかく最高!3RD BASS/Problem Childで使われていて初めて知ったんだけど、カッコ良すぎ!アルバム全体としては、Godzilla以外にはブルージーなロック6. R.U. Ready 2 Rockとどこかうら寂しい9. I Love The Nightが聴けただけだけど、Godzillaだけで十分だな。こういうロックがもっと聴きたいな〜。(2012/03/22)
BOBBY CALDWELL
/Same (1978)

Mr. AORといっても過言ではないBOBBY CALDWELLが78年にマイアミのT.K.からリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースは、ANN HOLLOWAY、MARSHA RADCLIFFE、GEORGE PERRY。うーん、まさに"クリスタル"。これほどAORって言葉が似合うアルバムないんじゃないかな。HIPHOPフリークにはやっぱり6. What You Won't Do For Love(風のシルエット)に尽きるね!数々のアーティストにサンプリングされたメロウ・クラシック!このメロウなメロディもそうだけど彼のソウルフルな歌声も最高だね。他にもイントロのメロウなヴァイブで即死する2. My Flame、爽やかな3. Love Won't Wait、タイトなドラムにメロウなメロディがマッチしたミディアム4. Can't Say Goodbye、1分弱なのがもったいないほどアップテンポでファンキーな7. Kalimba Song、小気味よいリズムにまろやかなギターが耳を惹くメロウ・グルーヴ9. Down For The Third TimeがGOOD。R&B好きでも聴いておくべきアルバムの一つ。(2010/10/30)
BOBBY CALDWELL
/Carry On (1982)

Mr. AORといっても過言ではないBOBBY CALDWELLが82年にリリースした3rdアルバム。非常に質の高いAOR、ブルーアイドソウルを聴かせてくれ、特にソウルフルなAOR2.Sunny Hills、涼しげなAOR4.Words、ブヨブヨっとしたシンセが印象的な5.Catwalk、完璧な80'sメロウ・グルーヴ7.You Belong To Me、胸が締め付けられるスロウ8.Carry Onがお気に入り。まさにアダルトな夜にぴったりなアルバムだね。(2013/12/26)
BOB DYLAN
/Highway 61 Revisited (1965)

偉大なる詩人"BOB DYLAN"がが65年にリリースしたアルバム。DYLAN初の全米ヒット「Like A Rolling Stone」収録。この「Like A Rolling Stone」に尽きますね、やっぱり。AL COOPERのオルガンはもちろんDYLANのボーカル等々その全てが胸に染み渡りますね。金持ちの女性が転落して貧しくなった時に、虚飾に満ちた生活からの脱却を説く重たい歌詞もDYLANらしくて良いですね。他には温かみのあるオルガンが耳を惹く6.Queen Jane Approximately、温もりを感じるメロディの8.Just Like Tom Thumb's Bluesがお気に入り。まあとにかく、「Like A Rolling Stone」だけでも多くの音楽ファンに聴いて欲しいなと思いますね。(2017/12/30)
BOB DYLAN
/John Wesley Harding (1967)

偉大なる詩人"BOB DYLAN"が67年にリリースしたアルバム。BOB DYLANの全ての音楽が好きなわけではないんだけど、いくつかは心に残る素晴らしい曲があるんですよね。このアルバムだと、THE JIMI HENDRIX EXPERIENCE、BARBARA KEITHのカバーで有名な4. All Along The Watchtower(邦題「見張塔からずっと」)だよね。シンプルなギターとハーモニカをバックにぶっきらぼうに歌うDYLANが心に突き刺さるぜ、マジで!残念ながらこの曲以外は8. I Am A Lonesome Hoboしか聴けなかったけど、All Along The Watchtowerだけで十分。(2018/10/31)
BOB DYLAN/Desire (1976)

偉大なる詩人"BOB DYLAN"が76年にリリースしたアルバム。殺人の冤罪で捕まったボクサーの無実を怒りとともに訴えた1. Hurricaneに尽きるね。初めて聴いた時には、その疾走感溢れるトラックとDYLANの怒りに満ちた歌に圧倒されて、本当に胸にグサっと突き刺さったな。CURTIS MAYFIELD/Move On Upとともに無人島に持って行って聴きたい名曲の一つですね。他には、ブルージーな感じも漂う2. Isis、どこかエスニックな印象を受ける寂しげな4. One More Cup Of Coffee、アコーディオンが心に染み渡る6. Joey、妻に捧げたラブ・ソング9. Saraもお気に入り。(2018/12/29)
BOB SEGER
/Smokin' O.P.'s (1972)

アメリカン・ロック・シンガーの大御所BOB SEGERが72年にリリースした5thアルバム。そのイモ臭い風貌でZZ TOPと共に長い間スルーしていたんだけど、このアルバムを初めて聴いた時の衝撃といったら!1曲目のBO DIDDLEYのカバー曲1. Bo Diddleyを聴いてみてよ、まず!こんな最高なファンキー・ロック滅多に味わえないぜ。男気溢れる熱くてソウルフルな歌も最高の一言。この出だしで完璧にノックアウト間違いなし。続くSTEPHEN STILLSのエバーグリーンな名曲のカバー2. Love The One You're WithもISLEYのカバーとも異なるファンキーなアレンジをしていてマジで最高だ。もうこの2曲だけで十分満腹なんだけど、TIM HARDINのカバーでサザン・ロックっぽい3. If I Were A CarpenterとBOBBY BLANDのカバーでノリノリな6. Turn On Your LightもGOOD。今までスルーしてきた自分が恥ずかしいよほんと。再評価されて然るべきアルバムだと思う。(2012/11/30)
BON JOVI
/Slippery When Wet (1986)

説明不要の大御所ハードロック・バンドBON JOVIが1986年にリリースした3rdアルバム。当時、高校生でしたが、大人気でしたねー。ラジオでもかかりまくってたし。スカッとしたアメリカン・ロックを聴かせてくれます。仰々しいイントロからヘビーなロックになだれ込む1. Let It Rock、「シャトゥザハー!」のイントロで有名な全米1位獲得のハードロック2. You Give Love A Bad Name、これまた全米1位に輝いた、トークボックスも印象的な最高にキャッチャーなロック3. Livin' On A Prayer、ストレートなハードロックが清々しい4. Social Disease、これも大ヒットしたアコースティック・ギターがウエスタンな香りを醸し出すバラード5. Wanted Dead Or Alive、疾走感溢れるハードロック6. Raise Your Hands、メロディアスなキーボードが耳を鷲掴みにするハードロック8. I'd Die For Youがお気に入り。(2022/04/02)
BOZ SCAGGS & BAND
/Same (1971)

古くはTHE STEVE MILLER BANDのメンバーで、その後ソロになってからブレイクし、AORの代名詞的なシンガーともいえるBOZ SCAGGSが71年にBOZ SCAGGS & BAND名義でリリースしたアルバム。プロデュースは、GLYN JOHNSとBOZ自身。AORのイメージで聴くと、ずっこけるけど、年代とバックボーンを考えるとBOZらしさが出ていると言えるかもしれないですね。ファンキーなドラムとパーカッションがとにかくカッコ良くてグルーヴィーな5. Flames Of Love、パーカッションに温もりを感じるメロディのフリーソウル好きが喜びそうな6. Here To Stay、ハートウォーミングなピアノとオルガンが耳を惹く7. Nothing Will Take Your Place、ファンク・バンドも真っ青なファンクを聴かせる8. Why,WhyがGOOD。AORのBOZもいいけど、こういう田舎っぽさもまた魅力的ですね。(2011/11/30)
BOZ SCAGS
/Moments (1971)

BOZ SCAGGSが71年にリリースしたソロ・アルバム。プロデュースは、GLYN JOHNS。BOZの音楽的ルーツが表れているようなR&B、カントリー等が混ざりあった内容で、疾走感溢れて明るくファンキーな1. We Were Always Sweethearts、ボッサって言葉が好きそうな人が喜ぶと思われるメロウ・ナンバー2. Downright Women、泥臭い6. I Will Forever Sing (The Blues)、どことなくオリエンタルな雰囲気もする郷愁感漂うインスト10. Can I Make It Lastがお気に入り。(2015/04/06)
BOZ SCAGGS
/Hits(1980)

古くはTHE STEVE MILLER BANDのメンバーで、その後ソロになってからブレイクし、AORの代名詞的なシンガーともいえるBOZ SCAGGSが80年にリリースしたベスト・アルバム。全11曲とかなり少なめだが、ツボは押えており、76年の『Silk Degrees』からHiphopシーン、フリー・ソウル・シーンでも人気のメロウ・グルーヴ1.Lowdown、このアルバムのための新曲でバックでTOTOのメンバーが演奏するライト感覚のメロウ3.Miss Sun、80年の『Middle Man』からDAVID FOSTER絡みで小気味良いリズムのメロウ・グルーヴ8.Jojoがお気に入り。Miss Sunが聴けるアルバムはあまりないので、メロウなAORが好きな方はチェックして損はないでしょう。(08/04/04)
BREAKFAST CLUB
/Same (1987)

MADONNAが無名時代にドラマーとして参加していたNYのバンドBREAKFAST CLUBが1987年にリリースしたデビュー・アルバムにして唯一のアルバム。プロデュースは、HOWIE RICE、MICHAEL VERDICK、メンバーのSTEPHEN BRAY。ヒットした「Right On Track」が完成度の高いポップ・ダンス・ナンバーで好きだったんですが、後が続かず解散してしまったんでよね。「Rico Mambo」もクロスオーバー11でオンエアされていて好きだったのに残念。澄んだキーボードが耳を惹く哀愁溢れるポップ・ナンバー1. Never Be The Same、あのJOCELYN BROWNがバックボーカルで参加した前述のファンキーなポップ・ロック2. Right On Track、パーカッションを隠し味にした小気味良いメロウ・ミディアム3. Kiss And Tell、若さ弾けるエレクトロ・ナンバー4. Always Be Like This、1984年にZE RECORDSからリリースされた名匠DEODATO制作のトロピカル・モードの楽しげな5. Rico Mambo、優しげな雰囲気のポップ・ナンバー8. Standoutがお気に入り。(2024/04/20)
BRUCE SPRINGSTEEN
/Born In The U.S.A. (1984)

まさにアメリカそのものって感じがするロックン・ローラーBRUCE SPRINGSTEENが84年にリリースした7thアルバム。大ヒットしたBRUCE SPRINGSTEENの叫ぶような荒々しい歌が印象的なタイトル曲1. Born In The U.S.A.も好きだけど、MTV世代の自分にはやっぱ11. Dancing In The Darkしかないでしょう!この曲のプロモーションビデオ覚えてる? ライブ会場でただ歌うだけなんだけど、最後にステージに上げて一緒に踊る女の子の可愛さといったら!! 中3だった自分はもうゾッコン一目惚れだったなー。YOUTUBEで改めて見直してもやっぱ可愛いね〜。もうBRUCE SPRINGSTEEN関係無くなっちゃったな(笑) 甘酸っぱい思い出が蘇る曲。そういうのは大事にしていきたいね。(2010/09/12)
BRYAN ADAMS
/Reckless (1984)

今日は11月5日。今から38年前の11月5日にカナダの世界的ロック・シンガーBRYAN ADAMSがリリースした4thアルバム『Reckless』をご紹介。プロデュースは、BOB CLEARMOUNTAIN。BRYANと言ったら「Heaven」だよな〜やっぱり!洋楽にのめり込んでいった中学時代「なんて素敵な曲なんだろう!」って感動した思い出がありますね。ライブ仕立てのMVも印象的でしたね。もちろん、これ以外のヒット曲も忘れられないですね。LPは高くて買えなかったから、レンタルしてカセットテープに録音して、テープが伸びるまで聴いたな、そういえば。懐かしい!アルバム自体は、10曲中6曲がシングルカットされるくらい人気があり、全体的にクリアでスカッとしたロック・ナンバーにBRYANのハスキーなボーカルが冴えわたり、特にスカッと心地よいロック・ナンバー1. One Night Love Affair、全米6位で少し寂しげなメロディが琴線に触れる3. Run to You、そして全米1位に輝いた名バラードの4. Heaven、全米11位の郷愁感もあるが「I Need Somebody!」の力強いサビも最高な5. Somebody、全米5位のノリがよく、どこか少年時代を思い起こさせるような6. Summer of '69、TINA TURNER(パワフル!)とのデュエットで力強いロックを聴かせる8. It's Only Loveがお気に入り。こうやってアルバム丸々聴いてると、中学の甘酸っぱい思い出が甦ってくるね。音楽はタイムマシン… (2022/11/05)
BUFFALO SPRINGFIELD
/Buffalo Springfield (1966)

STEPHEN STILLSとNEIL YOUNGがメンバーのロック・バンドBUFFALO SPRINGFIELDが66年にリリースしたデビュー・アルバム。カントリー調な曲が多くて苦手な部類だけど、イントロがPUBLIC ENEMY/He Got Gameネタの1. For What It's Worth、郷愁感のある4. Nowaday's Clancy Can't Even Sins、楽しげでファンキーな5. Hot Dusty Roads、どこかセンチメンタルな9. Do I Have To Come Right Out And Say Itはお気に入り。(2015/09/02)
THE BYRDS
/Fifth Dimension (1966)

アメリカのフォークロック・バンドTHE BYRDSが1966年にリリースした3rdアルバム。正直、このアルバムで聴きたかったのは9. Captain Soulのみ。インストだが、LOWELL FULSOMばりのブルース・ファンクで、これはマジでカッコいい!BYRDSってフォークのイメージしかなくて、手が出せなかったが、この曲には参りました。(おそらくBYRDSファンの大半がただのインストって思うかもしれないが…) これ以外は全然好みは少なく、強いて言えば5. What's Happening?!?!が聴けたくらい。(2021/09/11)
CAROLE KING
/Tapestry(1971)

シンガーソングライターのCAROLE KINGが71年にリリースしたアルバム。有名すぎるアルバムで、名盤中の名盤といわれてますね。ファンキーなピアノのイントロからノックアウトされる鬼ファンキーな1.I feel the earth move、しっとりとしたなかに温もりを感じる2.So far away、パーカッションが効いたニューソウル風なクラシック3.It's too lateまでは良かったんですが、残りは全く好みじゃなく、全然ダメでした・・・ まあ、それでもかなり安くで購入できたので、3曲だけでも満足できましたけどね。(09/06/12)
CAROLE KING
/Music (1971)

シンガーソングライターのCAROLE KINGが71年にリリースした3rdアルバム。THE ISLEY BROTHERSもカバーしたラテン・タッチのハートウォーミングな1. Brother, Brotherに尽きるな〜。ほんと素敵な曲だね。他にはグルーヴィーな3. Sweet Seasons、小気味よく、元気が湧いてきそうな9. BrighterもGOOD。1. Brother, Brotherだけで十分満足なアルバムですね。(2012/09/04)
THE CARS
/Heartbeat City (1984)

ボストンのロックバンドTHE CARSが84年にリリースした4thアルバム。プロデュースは、ROBERT JOHN"MUTT"LANGEとTHE CARS。カラフルでポップな曲とコーラス、RIC OCASEKの個性的な歌で当時人気があったな。特にコミカルなPVも思い出深いノリノリなポップ・ロック6.You Might Thinkとシンセのメロディが心を穏やかにさせるスロウ4.Driveは忘れることのできない名曲だね。中房の頃、カセットに録音して聴きまくったな〜、そういえば。他には"オッオー ! イッツ マジック !"の覚えやすいサビも最高なダンサブルなポップ・ロック3.Magic、ドラマチックな7.It's Not The Nightも好きだね。思い出深い、青春の1ページのようなアルバムですね。(2012/10/25)
CECILIO & KAPONO
/Elua (1975)

70年代に人気を博したハワイのデュオ"CECILIO & KAPONO"が75年にリリースした2ndアルバム。プロデュースは、DAVID KERSHENBAUM、キーボードにTOTOのDAVID PAICHも参加。フリー・ソウル・シーンで人気が高いSomedayを収録したアルバムということで有名ですね。二人のアコギを中心とした素朴かつ爽やかな曲が中心ですが、前述の5.Somedayは絶品メロウ・グルーヴ!まさにミラクル。聴いた瞬間すぐにノックアウトされましたね。他にもHALL&OATESのカバー1.Goodnight And Goodmorning、海辺で聴くと似合いそうなハートウォーミングな8.Highway In The Sun、甘酸っぱいメロウ・チューン9.Summer LadyもGOOD。個人的にフリー・ソウルを聴かなければ、絶対に聴かない(手がでない)類の音楽なので、これに出会わせてくれたフリー・ソウルにはほんと感謝!(08/03/28)
CECILIO & KAPONO
/Night Music (1977)

70年代に人気を博したハワイのデュオ"CECILIO & KAPONO"が77年にリリースした3rdアルバム。プロデュースは、BRUCE BOTNICK、TERRY POWELL等、アレンジにNICK DE CARO、フルートとサックスにTOM SCOTTも参加。前作の『Elua』がフリー・ソウルで注目を浴びていて、自分的にも好みだったんで、このアルバムも購入してみました。ハワイらしく爽やかでグルヴィーな5. Have You Ever Had That Feelin'、これも爽やかだけど躍動感もある6. Climb the Line、RUFUS&CHAKA KHAN/Sweet Thingっぽいエレピも心地良いミディアム7. Make It Up To Youの3曲が最高にすきだな〜。だけど、残りは結構厳しかった…(BOZ SCAGGSの『We're All Alone』のカバーなんてのもあるけど、そもそもこの曲大嫌いだし…)(2012/03/13)
CHASE
/Same(1971)

JAZZのビッグバンドでキャリアを積んだBILL CHASE率いるブラス・ロック・バンド"CHASE"が71年にリリースしたデビュー・アルバム。4本のトランペットのエキサイティングなサウンドが持ち味のグループで、特に疾走感溢れる1.Open Up Wide、ファンキーな2.Livin' in Heat、勢いのある3.Hello Groceries、大ヒットした5.Get It On(邦題『黒い炎』)がお気に入り。14分超の組曲もあるんですが、これはイマイチ気に入らなかったです。CHICAGOといいBLOOD, SWEAT & TEARSといい、ブラス・ロックは、やっぱり最高だね!ロックのみならず、ファンク好きにもぜひ聴いてもらいたいアルバムの一つ。(09/01/27)
CHASE
/Ennea (1972)

"Get It On"のヒットで有名なブラス・ロック・バンドCHASEが72年にリリースした2ndアルバム。アルバムとしては成功しなかったみたいだけど、内容は素晴らしく、疾走感溢れる1.Swanee River、温かみを感じる2.So Many People、ハードに攻める3.Night、郷愁感を感じるミディアム4.It Won't Be Long、ノリノリな5.I Can Feel It、力強さ溢れる7.Cronus、攻撃的な9.Poseidon、波の音から静かに始まる序章から中近東風に妖しい中盤、ファンキーに燃え上がる終盤の構成の組曲10.-11.Aphrodite Pt.1-2、疾走感溢れる12.Hadesと好曲満載。CHICAGO、B,S&Tのどのアルバムと比べてもこの充実感は目を見張るな。大好きなアルバムの一つ。(2011/10/12)
CHASE
/Pure Music (1974)

"Get It On"のヒットで有名なブラス・ロック・バンドCHASEが74年にリリースした3rdアルバム。メンバーを一新し、シンセサイザーを導入。1st、2ndよりもポップさをアピールしていて、消化不良感もあるけど、カッティング・ギターが耳を惹く爽快グルーヴィーな2.Run Back To Mama、COMPTON'S MOST WANTED/Dead Men Tell No Liesで使われたベースが効いている鬼ファンキーな4.Bochawa、間を取ったリズムが印象的なファンキー・ナンバー5.Love Is On The WayはGOOD。それにしてもBochawaのファンキーさは凄いね。下手なファンク・バンドも敵わないかも。(2012/05/01)
CHAZJANKEL
/Number One (1985)
IAN DURY & THE BLOCKHEADのメンバーでQUINCYJONESでお馴染み『愛のコリーダ』のオリジナルのUKシンガー&キーボード・プレーヤーCHAZ JANKELが85年にリリースしたシングル。実家に眠っているカセットテープに録音されていたもので、中3か高1の頃にNHK FMのクロスオーバー11をエアチェックしたものだったはず。とてもダンサブルでゴキゲンなダンスナンバー ! あまりヒットしなかったのか、80's コンピにも全然収録されていないね。CDで欲しいなーと思ったけど、廃盤なのかレア価格には残念・・・ (2017/09/24)
CHICAGO TRANSIT AUTHORITY
/Same(1969

)
ベテラン・グループCHICAGOが69年にCHICAGO TRANSIT AUTHORITYリリースしたデビュー・アルバム。最初に『V』から聴いて、後追いでこの1stを聴いたんですが、あまりロックっぽくなく、ジャジーでファンキーな曲が多く、目玉のブラスもカッコ良くてかなり好きなアルバムです。特にARCHIE BELL/Tighten Upをフォーキーにした感じの爽快ナンバー3.Beginningsにはマジでヤラれましたね!CHICAGOの中でもSaturday In The Parkに次いで好きな曲です。他にも、これ聴くと元気を与えられる4.Questions 67&68、力強いトラックの5.Listen、イントロのギターでヤラれるファンキーな6.Poem58、疾走感溢れる9.I'm A Man等がお気に入り。オススメできるアルバムです。(09/01/17)
CHICAGO/II(1971)

CHICAGOが71年にリリースした2ndアルバム。短い曲が多くて少し聴きにくい印象を受けました。それでも4曲からなる組曲の19.It Better End Soon-1st Movement〜22.4Th Movementはイントロのギターやベースラインがイカしたファンキー・チューン! 他にもアップテンポの明るくファンキーな2.The Road、どこか寂しげな3.Poem For The People、6.Make Me Smile、変則的なリズムだが、ファンキーな11.To Be Free、疾走感溢れる14.25 Or 6 To 4あたりがお気に入り。余裕があれば聴いてみて下さい。(09/02/27)
CHICAGO/III(1971)

CHICAGOが71年にリリースした3rdアルバム。バラエティに富んだ内容で、特にイントロのカッティング・ギターでヤラれ、コーラスの「ラララ〜」も最高にマッチしたフォーキー・グルーヴ10.Happy 'Cause I'm Going HomeとイントロのJACKIE MITTOOを思い起こさせる温かなオルガンが最高な12.Lowdownの2曲には脱帽!他にもファンキーな1.Sing A Mean Tune Kid、ほのぼのとした3.What Else Can I Say、疾走感溢れる7.Free等がお気に入り。これも聴いておきたいアルバムの一つです。(09/02/16)
CHICAGO/V(1972)

ベテラン・グループCHICAGOが72年にリリースした5thアルバムで、これはRHINOからのボーナス3曲追加したリマスター盤。プロデュースは、JAMES WILLIAM GUERCIO。80年代のバラード中心のCHICAGOのイメージしかなくて、長い間毛嫌いしていたんですが、よくネタ使いされるSaturday In The Parkが気になってLPを購入して聴いてみると想像とは正反対のブラス・ロックでかなり驚いた記憶があります。BLOOD,SWEAT&TEARSとはまた異なるブラス・ロックで、特にイントロのギターも最高なファンキー・チューン4.Dialogue(Part One)と4.の続き5.Dialogue(Part Two)、明るく楽しくて体が勝手に動き出す名曲中の名曲7.Saturday In The Parkの3曲は抜群!これがあのCHICAGOかよ !?って聴いた瞬間、鳥肌立ちましたよ、ホント。他にも攻撃的なファンキー・ロック1.A Hit By Varese、明るく元気が出るフリー・ソウルっぽい2.All Is WellもGOOD。70年代のCHICAGOのアルバムの中でも特にオススメしたい1枚です。(08/04/25)
CHICAGO/VI (1973)

CHICAGOが73年にリリースした6thアルバム。プロデュースは、JAMES WILLIAMS GUERCIO。なかなか粒ぞろいで、ほんわか系だけどドラムがファンキーでイカす4.Jenny、少しサザン・ロックっぽいご機嫌なファンキー・ナンバー5.What's This World Comin' To、ノリが良くてファンキーな7.Hollywood、アーシーでファンキーな9.Rediscovery、元気みなぎるブラス・ロック10.Feelin' Stronger Every Dayがお気に入り。(2012/06/07)
CHICAGO/VII(1974)

CHICAGOが74年にリリースした7thアルバム。ちょっと分かり辛い楽曲が多いかなという印象を受けました。それでもファンキーな14.Woman Don't Want To Love MeとPOINTER SISTERSがバッキングVo.で参加したイントロのドラム・ブレイクもイカしたファンキー・チューン15.Skinny Boyの2曲はバッチリ。他にもハートウォーミングな7.Happy Manやフォーキーな11.ByblosあたりがGOOD。余裕があれば聴いてみて下さい。(09/03/11)
CHICAGO/VIII (1974)

CHICAGOが74年にリリースした8thアルバム。このアルバムから新メンバーのパーカッショニストが参加とのこと。全体的に印象が薄い気がしたけど、ハードなギターが最高なロック4.Hideawayとグルーヴィーなファンキー・ナンバー9.Ain't It Blue?の2曲にはヤラれたね。1曲の中に様々な表情を見せる3.Never Been In Love Before、活きが良くてドラマチックなブラス・ロック8.Long Time No See、元気が出てくるロック・ナンバー10.Old Daysあたりも好きかな。それなりに楽しめたアルバムかな。(2011/07/19)
CHICAGO/XI(1977)

CHICAGOが77年にリリースした11枚目のアルバム。リーダー格のTERRY KATH最後のアルバム(この後、銃の暴発で死去)。70年代後期のアルバムなので、かなり洗練されてきて、ブラスも控えめでダイナミックさも薄れてきて、魅力もかなり減ってきました。ファンキー・ロックの1.Mississippi Delta City Blues、優しい雰囲気の5.Take Me Back To Chicago、結構ハードに攻める7.Takin' It On Uptownしか聴けませんでした。正直、あまり好きなアルバムではないです。(09/04/17)
CHICAGO
/The Heart Of CHICAGO
1967-1997(1997)

ロック/ポップスの大物グループCHICAGOの結成30周年を記念してリリースされたベスト盤。80年代に大ヒットしたベタなバラードの数々は、当時から大嫌いなんでどうでもいいですが、ホーンセクションもイカした72年のヒット曲5.Saturday In The ParkとARCHIE BELL/Tighten Upをフォーキーにした感じの爽快ナンバー14.Beginningsは最高!フリーソウルに興味がある方は70年代のCHICAGOを聴くのをオススメします。(07/03/01)
CHRIS DE BURGH
/Into The Light (1986)

UKの男性シンガーCHRIS DE BURGHが86年にリリースしたアルバム。4. The Lady In Redは、当時、FMでかかっていて、そのチャカポコしたリズムと心に染み込む優しいメロディには心奪われましたね〜。あの時の甘酸っぱい思い出がよみがえる、今でも大好きな曲ですね。(2014/11/22)
CHRISTOPHER CROSS
/Same(1979)

CHRISTPPHER CROSSが79年にリリースしたデビュー・アルバム。EAGLESのDON HENRYやJ.D.SOUTHER、MICHAEL McDONALD等一流ミュージシャンも参加。CHRISTPPHER CROSSといえば、一般的にSailingって訳で、小学生の頃、姉のLPを借りて聴きまくってましたね〜。あれから30年近くたって、改めて聴いてみると、今の気分にフィットするのは、アップテンポで日本人好みのメロディのノリの良い6.Ride Like The Windですね。これも全米ヒットしてますね。他にもAORの雛形ともいえるノリの良い2.I Really Don't Know Anymore、郷愁感溢れる7.The Light Is On、ちょっぴりセンチメンタルな雰囲気の9.Minstrel Gigoloもお気に入り。弱々しいハイトーン・ボイスには好き嫌い分かれそうですが、AOR好きなら基本盤として押さえておくべきでしょう。(09/03/18)
THE CLASH
/Combat Rock (1982)

パンクを代表するグループTHE CLASHが82年にリリースした5thアルバム。ディスコでも人気があったというイントロのピアノやパーカッションもイカすグルーヴィー・ロック4. Rock The Casbahに尽きるかな、やっぱり。最高にカッコ良くてシビれるね〜。CLASH流ファンクを聴かせる7. Overpowered By Funk、郷愁感溢れるレゲエ10. Ghetto Defendantもナイス。(2017/07/30)
THE CLASH
/The Story Of The Clash Vol.1(1988)

ロンドン・パンクの雄"THE CLASH"の2枚組ベスト・アルバム。代表的な曲が収録されていると評判の良いベスト・アルバムみたいです。パンクには特に思い入れはないが、THE CLASH自体は、レゲエを取り入れたり、ファンクっぽいこともやっていたのでかなり気になっている存在でした。どちらかというとパンク色濃い初期よりも、より多様な音楽性を披露していた後期の方が好みです。このアルバムでいうとDISC1に後期の曲が多く、80年にリリースされた当時のSUGARHILL GANG等のラップを意識したと思われるファンキーな1.Magnificent Seven、今でもクラブシーンで大人気のご機嫌でノリノリな2.Rock The Casbah、ダビーなファンキー・チューン3.This Is Radio Clash、レゲエのカバー6.Armagedon Time、BEATS INTERNATIONALがネタに使った9.The Guns Brixton、SONNY CURTISのカバーでX-TRAILのCMソングに使われたI Fought The Law、レゲエ・ナンバーの13.Bank Robberがお気に入りで、DISC2ではレゲエ・シンガーJUNIOR MARVINのヒット曲Police & Thievesのカバーの15.Police & Thievesを良く聴いています。これからTHE CLASHを聴いてみたいと言う方にはうってつけのベスト盤ではないでしょうか。(09/03/01)
COZY POWELL
/Tilt (1980)

JEFF BECK GROUPE、RAINBOW等の名グループで活躍した偉大なドラマーCOZY POWELLが81年にリリースしたアルバム。ゲストはJEFF BECK、GARY MOORE、JACK BRUCE等豪華な面々。 ハードなものからフュージョンっぽいのまであり結構バラエティに富んでいるね。フュージョンタッチでファンキーな1. Cat Moves、GARY MOOREの郷愁感あふれるギターが光る2. Sunset、ヘビーで適度に激しいインスト4. Hot Rock、サックスも入ったファンキーなロックが最高な6. The Right Sideがお気に入り。(2018/08/04)
CREAM
/Live 2 (1972)

ERIC CLAPTON、JACK BRUCE、GINGER BAKERからなるUKのロックバンドCREAMが72年にリリースしたライブ・アルバム。解散後のリリースで、ライブ自体は68年頃みたいですね。熱い演奏を聴かせるアルバムで、疾走感溢れる1. Deserted Cities Of The Heart、ブルージーでハードな2. White Room、泥臭い3. Politician、重々しい4. Tales Of Brave Ulysses、印象的なリフの5. Sunshine Of Your Loveがお気に入り。(2014/08/11)
CREEDENCE CLEARWATER REVIVAL
/Same (1968)

サンフランシスコのロック・バンドCREEDENCE CLEARWATER REVIVALが68年にリリースしたデビュー・アルバム。このデビュー・アルバムから西海岸のバンドらしかぬ泥臭さ全開なのは凄いね。ブルージーなロック2. The Working Man、軽快なロックを聴かせる3. Suzie Q、フォガティの熱い歌も最高なファンキー・ロック4. Ninety-Nine And A Half、アーシーかつファンキーな6. Porterville、CCRの前身THE GOLLIWOGSからの作品でサイケっぽさも感じる8. Walking On The Waterがお気に入り。(2015/06/21)
CREEDENCE CLEARWATER REVIVAL
/Bayou Country (1969)

サンフランシスコのロック・バンドCREEDENCE CLEARWATER REVIVALが69年にリリースした2ndアルバム。とてもウエストコーストのグループとは思えないほど泥臭いね〜。JOHN FOGERTYの熱い歌が素晴らしい1. Born On The Bayou、アーシーかつファンキーな5. Penthouse Pauper、大ヒット曲で軽快な6. Proud Mary、ボートラで、1.のライブ・バージョン9. Born On The Bayou (live in London)、6.のライブ・バージョン10. Proud Mary (live in Stockholm)が聴きどころ。(2013/09/22)
CREEDENCE CLEARWATER REVIVAL
/Green River (1969)

サンフランシスコのロック・バンドCREEDENCE CLEARWATER REVIVALが69年にリリースした3rdアルバム。カントリー色が強くて正直イマイチだったけど、勢いのあるロック2. Commotion、南部テイスト溢れてファンキーな3. Tombstone Shadow、R&Bっぽさを感じるロック8. Sinister Purpose、ボートラのライブ13. Green River/Susie Q (Live in Stockholm, Sweden,9/2/71)あたりは好きかな。(2014/06/22)
CREEDENCE CLEARWATER REVIVAL
/Willy and the Poor Boys (1969)

サンフランシスコのロック・バンドCREEDENCE CLEARWATER REVIVALが69年にリリースした4thアルバム。カントリーやチャック・ベリーみたいなロッケンロールが目立っていて聴ける曲が少なくて残念。BEASTIE BOYSが使った陽気でファンキーな1. Down On The Corner、南部風情溢れてファンキーな5. Feelin' Blue、疾走感溢れるロック6. Fortunate Son、 ボートラのライブ11. Fortunate Son (live in Manchester)、BOOKER T.とセッションした13. Down On The Corner (jam with BOOKER T.)は好きなんだけどね。(2015/03/06)
CREEDENCE CLEARWATER REVIVAL
/Cosmo's Factory (1970)

サンフランシスコのロック・バンドCREEDENCE CLEARWATER REVIVALが70年にリリースした5thアルバム。カントリーっぽいものが多くてあまり好きな曲はないけど、中盤の郷愁感溢れるインスト部分が最高にカッコイイ1. Ramble Tamble、 スリリングな雰囲気の6. Run Through The Jungle、名曲「雨を見たかい」の続編っぽい雨つながりの9. Who'll Stop The Rain、MARVIN GAYEでお馴染みの10. I Heard It Through The Grapevine、ボーナスで収録されたBOOKER T.&THE MG'Sとのジャムセッション14. Born on the BayouはGOOD。(2016/03/13)
CREEDENCE CLEARWATER REVIVAL
/Pendulum (1970)

サンフランシスコのロック・バンドCREEDENCE CLEARWATER REVIVALが70年にリリースした6thアルバム。日本のロックにも影響を与えたであろう(エコーズ/Zoo等)不朽の名曲「Have You Ever Seen The Rain?」(邦題:雨を見たかい)がこのアルバムの白眉でしょう!長い間南部のグループだと思っていたけど、サンフランシスコとは意外でした。テンポアップするところは好きじゃないけどサザン・ロック・テイストのファンキーな1. Pagan Baby、疾走感があってホーンセクションも好印象の3. Chameleon、JOHN FOGERTYの男気溢れる熱いボーカルも最高な4. Have You Ever Seen The Rain?、ホーンも最高なファンキー・ロック6. Born To Move、PROCOL HARUM/A Whiter Shade of Paleにそっくりなオルガンがメインの8. It's Just A Thoughtがお気に入り。やっぱりJOHN FOGERTYの歌にはいつ聴いても惚れ惚れするね〜。他のアルバムもチェックしなくちゃね。(2012/12/12)
CROSBY, STILLS, NASH & YOUNG
/Deja Vu (1970)

DAVID CROSBY、STEPHEN STILLS、GRAHAM NASHにNEIL YOUNGが加わって70年にリリースした2ndアルバム。もの哀しげなギターが耳を惹く3. Almost Cut My Hair、ファンキーなロックを聴かせる5. Woodstock、ハーモニーもイカしたノリの良い10. Everybody I Love Youあたりは好きだけど、残りは全然聴けなかった… やっぱカントリーやフォーク色が濃すぎると苦手だなぁ。(2015/01/06)
CROSBY, STILLS, NASH & YOUNG
/So Far (1974)

DAVID CROSBY、STEPHEN STILLS、GRAHAM NASH、NEIL YOUNGの名グループが74年にリリースしたベスト盤。このアルバムの目玉は、やはりシングル・リリース・オンリーでオハイオでの学生デモ発砲事件をテーマにした怒りに満ちた5. Ohioでしょうね。このイントロのギターから耳を奪われること間違いなし。他にも郷愁感のある1. Deja Vu、もの哀しげな3. Wooden Ships、ファンキーなロックを聴かせる7. Woodstockがお気に入り。(2018/06/23)
CROWDED HOUSE
/Same (1986)

NEIL FINN(ボーカル、ピアノ、ギター)、NICK SEYMOUR(ベース)、PAUL HESTER(ドラム)からなるオーストラリアで結成のロックバンドCROWDED HOUSEが1986年にリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースは、MITCHELL FROOMで、1曲のみ、EDDIE RAYNERと、NEIL FINN。CROWDED HOUSEといえばやはり全米2位(年間チャート13位)に輝いた「Don't Dream It's Over」に尽きますね!ほんとメロディを含むその空気感は堪らないものがありますね。フォーキーなイントロから力強いドラム、ホーンが飛び出す青春ロック1. Mean To Me、寂しげなメロディに惹き付けられるロック・ナンバー2. World Where You Live、優しくもどこか懐かしいメロディ、プロコルハルムのようなオルガンも胸を打つトラックに「もう終わったなんて夢見ちゃだめだ」と歌う名曲4. Don't Dream It's Over、郷愁感漂うメロディに随所で不協和音なピアノも組み合わせた7. Hole In The River、ドライブ感のあるビートにどこか寂しげなメロディのロック・ナンバー8. Can't Carry Onがお気に入り。(2025/08/30)
CYNDI LAUPER
/She's So Unusual (1983)

CYNDI LAUPERが83年にリリースしたデビュー・アルバム。「Girls Just Want To Have Fun」(邦題「ハイスクールはダンステリア」)がヒットした時はキワモノ的存在だったと思うけど、その後の「Time After Time」等のヒット曲で確かな実力に裏打ちされたシンガーだと評価されたんじゃないかな。自分は確か中2の頃に「Rock It」のブレイクダンスで伝説になっているMTVアワードで初めて彼女を知って、すぐにシングル盤をレンタル・レコード屋に借りに行ったっけ。懐かしいなー。このアルバムもバラエティに富んでいるトラックもさることながら、それに合わせられる彼女の確かな実力を感じ取れる傑作で、ブルースハープも効果的な日本人好みのロック1.Money Changes Everything(浜田省吾はこの曲の歌詞に影響を受けたのかな?)、大ヒットした底抜けに明るくポップな2.Girls Just Want To Have Fun、ノリが良く親しみやすい3.When You Were Mine、しっとりとした中に優しさも感じられる名曲4.Time After Time、グーニーズとかの映画に挿入されたら似合いそうな5.She Bop、キラキラ・シンセが印象的なバラード6.All Through The Nightあたりが特にお気に入り。久しぶりに聴くと思春期のあの頃を思い出してちょっぴりセンチになっちゃうな。卒業アルバムを見ながら聴くと涙が止まらないかも… (2010/12/12)
DANE DONOHUE
/Same(1978)

DANE DONOHUEが78年にリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースは、TERENCE BOYLAN、参加ミュージシャンは、コーラスでDON HENRY、J.D.SOUTHER、STEVIE NICKS、ドラムにSTEVE GADD、ED GREENE、ギターにSTEVE LUKATHER、JAY GRAYDON、ベースにCHUCK RAINEY、エレピ、ヴァイブにVICTOR FELDMAN等もの凄い面子。AORの名盤の一つとされており、特に1.Casablanca、7.Can't Be Seen、9.Traceyで聴けるサウンドはまさにAORの雛形と言えるものではないでしょうか。サウンド面の印象が強いですが、DANE DONOHUEの歌もとても味わい深く、サウンドにマッチしていますね。AOR好きなら聴くべきアルバムでしょう。(09/03/05)
DARYL HALL & JOHN OATES
/Abandoned Luncheonette )1973)
ホール&オーツが73年にリリースした2ndアルバム。プロデュースは、名匠ARIF MARDIN。スマッシュヒットした「She's Gone」収録。朝に聴くと最高にマッチする爽やかな1. When The Morning Comes、爽やかでグルーヴィーな3. Las Vegas Turnaround、ハートウォーミングな4. She's Gone、グルーヴィーでファンキーな7. Lady Rain、泥臭くてファンキーな9. Everytime ILook At Youがお気に入り。(2019/06/14)
DARYL HALL & JOHN OATES
/Private Eyes(1981)

世界的に人気のロック/ポップス デュオ"HALL & OATES"が81年にリリースしたアルバム。これは2曲のボーナス・トラックを含むリマスター盤。シンプルなリズム・ボックスにメロウなメロディが心地良いDE LA SOUL等のネタ使いでHIPHOP/R&Bファンに大人気の3.I Can't Go For That(No Can Do)ももちろん最高ですが、個人的にはタイトル曲の1.Private Eyesなんです!ハンドクラップが入るサビがとにかく最高な完璧なポップ・ロックで、中坊の頃、姉が購入した7インチ・シングル盤を聴き狂った思い出の曲ですね〜。正直、この2曲とPrivate EyesのB面に収録された7.Tell Me What You Want、I Can't Go For That(No Can Do)の12'バージョン13.しか聴けませんが・・・、でも忘れ得ぬ思い出の詰まったアルバムの一つ。(08/03/14)
DARYL HALL & JOHN OATES
/H2O (1982)

DARYL HALL & JOHN OATESが82年にリリースしたライブ・アルバムを含めると13枚目のアルバム。大ヒットした「Maneater」収録だけど、この曲のイントロはSTEVIE WONDER/Part-Time Loverとソックリ。どっちも別に好きじゃないんでどうでもいいけどね。エレクトロ・ポップ・ナンバー2.Crime Pays、ハートウォーミングなメロウ・ナンバー4.One On One、ソウルフルな哀愁ナンバー5.Open All Nightをよく聴いていたね〜。やっぱDARYL HALL & JOHN OATESは良い曲多いね。(2011/06/26)
DARYL HALL & JOHN OATES
/Big Bam Boom (1984)


世界的に人気のロック/ポップス デュオ"HALL & OATES"が84年にリリースしたアルバム。プロデュースは、HALL & OATES、BOB CLEARMOUNTAIN、そして当時の人気リミキサー、プロデューサーARTHUR BAKERも作曲、ミックスに関わってます。1曲目の1. Dance On Your Kneesから2. Out Of Touchとなだれ込む展開はいつ聴いても最高だな〜!高1の頃NHKラジオのクロスオーバー11(自分の洋楽の原点!)でこの2曲を聴いた瞬間、あまりのカッコ良さに体中に電気が走ったのを思い出すね。
1. Dance On Your Knees
ARTHUR BAKER色丸出しでまるでTIME ZONEの曲かと勘違いするハイパー・ダンス・チューン!
2. Out Of Touch
全米No.1に輝いた彼等の曲の中で最も好きな曲。暗めのピアノとベースのイントロからポップなシンセがでてくるところや覚えやすいサビも最高!
3. Method Of Modern Love
結構不思議な感じのメロディなんだけど、それをポップに聴かせるところがセンスを感じるね。2ndシングルとしてカット。
6. Going Thru The Motions
力強いビートにブルージーなギターも絡む佳曲。
7. Cold Dark And Yesterday
JOHNがボーカルで、少し哀愁を感じさせるメロディが耳を惹くナンバー。
8. All American Girl
ダンサブルでポップな好曲。覚えやすいサビもGOOD。
9. Posession Obsession
これもJOHNがボーカルで親しみやすいメロディには自然に惹き込まれるね〜。
このアルバムを初めて聴いてからもう26年も経つのか… 1週間前のことは覚えてないけど、これ聴くと26年前のことは走馬灯のように駆け巡りますね。やっぱ音楽って素敵だね。(2010/11/01)
DAVE MASON
/It's Like You Never Left (1973)

元TRAFFICのギタリストDAVE MASONが1973年にリリースしたアルバム。スワンプ・ロックなどのアメリカンなサウンドを感じることができるナイスなアルバムで、特にファンキーでいて、郷愁感もにじみ出る1. Baby... Please、アメリカの南部を感じるロック3. If You've Got Love、疾走感のある5. Head Keeper、ホーンセクションとピアノが南部丸出しなファンキー・ナンバー6. Misty Morning Stranger、トロピカルで心地よいファンキーな7. Silent Partner、パーカッシブなリズムに渋いギター、エレピがカッコ良すぎな8. Side Tracked、STEVIE WONDERのハーモニカが印象的な郷愁感溢れる9. Lonely One、パーカッシブなリズムが最高にファンキーな10. It's Like You Never Leftがお気に入り。(2021/08/07)
DAVE MASON
/Split Coconut(1975)

元TRAFFICのギタリスト"DAVE MASON"が75年にリリースしたアルバム。アロハを着たDAVE MASONが海辺でギターを弾いている涼しげなジャケでイメージできるように、トロピカルなムードを散りばめたアルバムで、フリー・ソウル・シーンでも人気のあったアルバムです。アップテンポでグルーヴィーなA1.Split Coconutとアーシーなファンク・ナンバーA5.Save Your Loveの2曲が堪らなくカッコイイ!ギター好きにはTwo Guitar Loversも定番みたいです。派手さはないが長く聴けるアルバムかもしれません。(09/04/06)
DAVID BOWIE
/Let's Dance(1983)

UKを代表するロック・スターDAVID BOWIEが83年にリリースしたアルバム。プロデュースは、CHICのNILE RODGERS。このアルバムといえば3.Let's Danceに尽きますね〜。中房の頃、FMでもかかりまくりで、シングル・レコードも購入して聴きまくった懐かしい思い出が蘇ります。キレのあるCHICサウンドにUKらしいニューウェーブを織り交ぜたトラックが抜群で、ディスコでかなりヒットしましたね。ダブっぽい処理もしていてほんと最高ですね。しかし、アルバムはというと、これ以外は全く受けつけられない… いくら聴いても全然ダメ。なので、個人的にはシングル感覚で聴くアルバムですね。(09/10/18)
DEEP PURPLE
/In Rock (1970)

ハードロックの雄"DEEP PURPLE"が70年にリリースした5thアルバム。RICHIE BLACKMOREのハードロック志向が前面に出たアルバムで、1.Speed Kingからこれぞハードロック !って感じで最高ですね〜。他にもヘビーロックの2.Bloodsucker、重たいドラムのイントロからノックアウトされる6.Living Wreckにもぶっ飛ばされますね!スカっとしたい時に聴きたいアルバムですね。(2013/02/05)
DEEP PURPLE
/Purple Passage (1972)

ハードロックの雄"DEEP PURPLE"が72年にリリースした第1期黄金時代のベストにアルバム未収録の「Emmeretta」を収録したベスト盤。第1期は聴いたことがなかったけど、かなりハードロックしているね〜。疾走感溢れるハードロック1. And The Address、ジミヘンでもおなじみの2. Hey Joe、イントロのギターでノックアウト確実のヘビー・ロック4. Emmeretta、ハードな6. The Bird Has Flown、ドライブ感溢れるジミヘン似の10. Mandrake RootがGOOD。(2017/06/09)
DEEP PURPLE
/Machine Head (1972)

DEEP PURPLEが72年にリリースした7thアルバム。ハードロック/ヘヴィメタルの名作と評判のアルバム。疾走感溢れる1. Highway Star、重たいビートにヘビーなギターがイカした2. Maybe I'm A Leo、イントロのギター聴いただけですぐに分かる名曲5. Smoke On The Waterの3曲が好きだな。この3曲聴くとロック聴いているなって感じるね。(2012/07/16)
DEEP PURPLE
/Come Taste the Band (1975)

Smoke On The Water等のヒットで有名な世界的なロックバンドDEEP PURPLEが75年にリリースしたアルバム。JAMES GANGやBILLY COBHAMとの活動で知られるアメリカ人ギタリストのTOMMY BOLINが加入しており、ファンの間では第4期DEEP PURPLEって呼ばれていますね。第4期唯一のアルバムだけど、熱心なファンからは総スカンくらったみたいだね。どうやらTOMMY BOLINのブラック的な音に拒絶反応を起こしたみたいだけど、これのどこが駄作なの !? こんなファンキーなロック滅多に聴けないぜ ! サザンっぽさも感じられる2. Lady Luck、疾走感溢れてノリがイイ3. Gettin' Tighter、イントロの不良っぽいギターからノックアウトされるハード&ファンキーな4. Dealer、ハードかつヘビーで重心の低い6. Drifterが特に好きだな。DEEP PURPLEの他のアルバムも聴いたけど、これが自分の好みに一番マッチしているね。(2010/09/26)
DEREK AND THE DOMINOS/
Layla and Other Assorted Love Songs(1970)

ERIC CLAPTONが在籍し、THE ALLMAN BROTHERSのDUAN ALLMANが参加したDEREK & THE DOMINOSが70年にリリースした唯一のスタジオ・アルバム。ロック史に残る名盤の一つとされていますが、個人的には有名な13.Layla以外には、ファンキーなサザン・ロック3.Keep On Growing、BPM早めでグルーヴィーな9.Why Does Love Got To Be So Bad、郷愁を感じる11.Little Wingしか聴けませんでした。しかもLayla自体、オリジナルよりこれを使ったAFRIKA & ZULU KINGSのクラシック""The Beach""をリアルタイムで聴きまくっていたため、良い曲だなあと思いつつもこれ以上の感動は味わえませんでした。CLAPTONやALLMANのギターが凄いとかそういった技術的なことは全く興味がなく、単純に曲が"カッコイイ"かだけを基準にしているので、そういった基準からはかなり外れるアルバムかなと。(09/06/20)
DONALD FAGEN
/The Nightfly(1982)

STEELY DANのメンバーDONALD FAGENが82年にリリースしたソロ・アルバム。FAGENのソロとはいってもSTEELY DANのアルバムと感触はほとんど一緒で、耳障りのよい心地良い曲が中心。小気味良いメロウ・グルーヴ1.I.G.Y.、グルーヴィーな2.Green Flower Street、メロウな6.NightflyがGOOD。STEELY DANが好きなら聴いておくべきでしょう。(07/03/26)
DONOVAN
/Gretest Hits (1969)

イギリスのBOB DYLANと言われたDONOVANが1969年にリリースしたベスト盤のボーナストラック入りの再発盤。DONOVANというとヒップホップ・フリークにはBIZ MARKIE/I Told Youで使われた「Get Thy Bearings」が有名ですね。(残念ながら、このアルバムには未収録) インド、サイケがミックスした摩訶不思議な3. Hurdy Gurdy Man、ノリの良い6. Epistle To Dippy、サイケでノリノリな7. Sunshine Superman、恋する男の子って雰囲気の9. Jennifer Juniper、サイケかつファンキーな11. Season Of The Witch、小気味よくファンキーな14. Barabajagalあたりがお気に入り。(2016/11/19)
THE DOOBIE BROTHERS
/Toulouse Street (1972)

ウエスト・コースト・ロックの重鎮THE DOOBIE BROTHERSが1972年にリリースした2ndアルバム。プロデュースはTED TEMPLEMAN。全米ヒットした爽快感溢れてファンキーな1. Listen To The Music、ドライブ感たっぷりのロック2. Rockin' Down The Highway、カントリータッチの小気味良い3. Mamaloi、SEALS & CROFTSのカバーでコンガも効いたノリノリ・ファンキーな5. Cotton Mouth、ゴスペルをファンキーにアレンジした7. Jesus Is Just Alright、ハード・ロック的な9. DiscipleSnake Manがお気に入り。(2020/06/27)
THE DOOBIE BROTHERS
/Minute By Minute (1978)

ウエスト・コースト・ロックの重鎮THE DOOBIE BROTHERSが78年にリリースした8thアルバム。プロデュースは、TED TEMPLEMAN。MICHAEL McDONALDが参加した後期の代表作の一つで、耳当たりの良いロックを聴かせてくれます。リズミカルでファンキーな1.Here To Love You、大ヒットした小気味良い2.What a Fool Believes、途中のテンポアップした部分はイマイチだけど、郷愁感溢れるイントロと後半にはグッとくる9.You Never Change、アップテンポでグルーヴィーな10.How Do The Fools Survive ?がGOOD。AORファンに人気があるのも頷けますね。(2013/11/18)
DREAMS
/same(1970)

BRECKER BROTHERS(ホーンセクション)、BILLY COBHAM(ドラム)、JEFF KENT(キーボード)、DOUG LUBAHN(ベース)、BARRY ROGERS(トロンボーン)、EDWARD VERNON(ボーカル)、JOHN ABERCROMBIE(ギター)の錚々たるメンバーによって結成されたDREAMSが70年にリリースしたデビュー・アルバム。20年程前、MAHAVISHNU ORCHESTRAに興味があり、中古屋で『MAHAVISHNU SOUNDへの道』みたいなタイトルの古いプロモLPを購入した際にJOHN MCLAUGHLINやMAHAVISHNU ORCHESTRAに混じってこのDREAMSのNew Yorkって曲が収録されていたのがこのグループを知るきっかけで、そのNew Yorkはタイトなドラムにホーンもバッチリきまった超絶ファンキー・ナンバーで一発でノックアウトされましたね。この頃、トラック造りもしていてそのネタにこの曲のホーンセクションも使ったくらい大好きでしたね。その後、このグループ自体忘れていたんですが、20年ぶりに『MAHAVISHNU SOUNDへの道』を聴き直して、このグループを思い出し、ネットで検索すると、なんとCDで再発されているではないですか!さっそく購入して聴いてみるとフュージョン/ジャズ色は薄く、当時CHICAGOやBLOOD, SWEAT&TEARSで流行していたブラス・ロックそのものでブラス・ロック大好きな自分にしてみれば、大当たりな一枚で、特にブラス・ロックそのまんまの1.Devil Lady、ほのぼのとした2.15 Miles To Provo、超絶なドラムが最高にイカしたファンキー・ナンバー5.Try Me、ボーカルにエコーがかかるところなんか明らかにBLOOD, SWEAT & TEARSを意識したファンキーな6.Dream Suite(Asset Stop)、ホーンに勢いのある8.Dream Suite(Crunchy Grenola)、前曲のラストのドラム・ソロからなだれ込む前述の9.New Yorkが最高!ブラス・ロック好きのみならずファンク好きにもぜひ聴いてもらいたいアルバム。(09/07/20)
DREAMS
/Imagine My Surprise (1972)

伝説のブラス・ロック・バンドDREAMSが72年にリリースした2ndアルバム。プロデュースは、STEVE CROPPER。メンバーは、BRECKER BROTHERS(ホーンセクション)、BILLY COBHAM(ドラム)、BARRY ROGERS(トロンボーン)、EDWARD VERNON(ボーカル)までは同じだが、新たにDON GROLNICK(キーボード)、BOB MANN(ギター)、WILL LEE(ベース)が参加。1stが好内容だったんで期待していたが…、正直全然面白くない!確かにコンガがアクセントになっているアップテンポの1.Calico Baby、BETTY EVERETTのヒット曲のカバー5.I Can't Hear You、ファンキーな6.Here She Comes Now、TRAFFICのカバーでノリの良い8.Medicated Gooあたりはまあまあ良かったんだけど、それでも満足できる出来じゃないかな。期待外れなアルバムですね。(2010/08/28)
DURAN DURAN
/Decade (1989)

MTVブームの火付け役とも言えるUKロック・バンドDURAN DURANの80年代の代表曲をまとめたベスト盤。メンバーは、NICK RHODES(キーボード)、JOHN TAYLOR(ベース)、SIMON LE?BON(ヴォーカル)、ANDY TAYLOR(ギター)、ROGER TAYLOR(ドラムス)の5名。全員がイケメンでかなり人気ありましたね。また、テイラーが3名いるけど血縁関係は無いっていうのも話題になってたね。もう、なんか人気がありすぎのアイドル的扱いだったんで、フツメンの自分なんかは意図的に聴くのを避けていたけど、MTVやFMでガンガン流れるから、嫌でも覚えてしまうというか… 今では普通に好きで、80'sのコンピ作りには欠かせない存在だよね、やっぱり。
1. Planet Earth
1981年のデビュー・アルバム『Duran Duran』収録。デビュー曲で全英14位。リアルタイムではないけどMTVで観てましたね。アップテンポの少し暗めのメロディにどこか惹かれますね。
2. Girls On Film
1981年のデビュー・アルバム『Duran Duran』収録。3枚目のシングルで全英5位。相撲も出てくるMVが問題になったそうな。勢いのあるロック・ナンバーでサビの「Girls On Film♪」も覚えやすくていいね。
3. Hungry Like The Wolf
1982年の2ndアルバム『Rio』収録。初めて全米ヒットの3位に輝く。ノリの良いロック・ナンバーでANDYのギターやサビの「Do do do do do do do do do do do do do, do do」もキャッチーで良いね。
4. Rio
1982年の2ndアルバム『Rio』収録。全米14位・全英9位。疾走感溢れるドラムにキラキラ・シンセ、切り込むようなギターが耳を惹くポップ・ロック。
5. Save A Prayer
1982年の2ndアルバム『Rio』収録。全英2位を記録。エスニックな雰囲気のシンセが魅力的な寂しげな曲で、刹那的な恋の歌詞も雰囲気にマッチしてますね。今までのヒット曲とは毛色が異なる静かな感じだけど、そこに惹かれるね。
6. Is There Something I Should Know
「プリーズ・テル・ミー・ナウ」でお馴染みの曲ですね。シングル・オンリーだったが、今ではデビュー・アルバムに収録されてるとのこと。全米4位に輝いた比較的軽めのポップ・ロック。
7. Union Of The Snake
1983年の3rdアルバム『Seven and the Ragged Tiger』収録。全米・全英3位と大ヒット。DAVID BOWIE/Let's Danceに影響を受けたというファンク・テイストを取り入れたこれぞニューウェーブなロック。
8. The Reflex
1983年の3rdアルバム『Seven and the Ragged Tiger』収録。全米1位・全英1位の両方の頂点に輝く。ポコポコするパーカッションや派手なエフェクトを駆使したノリノリなロック・ナンバー。サビの「リフレックス!」も覚えやすく、カッコいいね〜
9. Wild Boys
1984年のライブ・アルバム『Arena』収録。全米・全英2位と大ヒット。K1ファイター・総合格闘家ミルコ・クロコップの入場曲としても使用されたようにイントロの「Wild Boys!」の叫びから熱くなる、闘志溢れるファイティング・チューン。
10. A View To A Kill
1985年の映画『007 美しき獲物たち』のサントラ『A View to a Kill』収録。日本では日テレの「しゃべくり007」の挿入歌として有名かな。スパイ映画の曲らしく、シンセのオーケストラヒットも多用したスリリングなナンバー。
11. Notorious
1986年の4thアルバム『Notorious』収録。全米2位・全英7位を記録。ANDY TAYLOR(ギター)とROGER TAYLOR(ドラムス)が不在の3名体制でのリリースですが、プロデュースにはCHICのNILE RODGERSが担当していて、NILEらしいファンキーなカッティング・ギターやホーンセクションが特徴なファンク・ナンバーに仕上がっていますね。サンプリングされた「No, No, Notorious!」もインパクトあるよね。
12. Skin Trade
1986年の4thアルバム『Notorious』収録。あまりヒットしていないせいか、初めて聴きましたね。緩やかなグルーヴのポップ・ファンクって感じかな。どこかPRINCEっぽい歌い方がちょっと気になるね…
13. I Don't Want Your Love
1988年の5thアルバム『Big Thing』収録。このアルバムも3人体制みたいですね。全米4位と大ヒットですが、この頃になるとヒップホップやR&Bにのめり込んでいたので、初めて聴きましたね。この時代特有の打ち込みドラムにシンセサイザーのファンク・テイストのロックって感じで悪くはないですね。
14. All She Wants Is
1988年の5thアルバム『Big Thing』収録。全英9位。これもアップテンポの打ち込みハンマービートに軽快なカッティング・ギターも耳を惹くポップ・ファンク。
(2025/01/11)
EAGLES
/Long Run (1979)

ウエストコースト・ロックというかアメリカン・ロック界の大御所EAGLESが79年にリリースしたアルバム。名バラードの2. I Can Tell You Why、男の哀愁が漂う5. King Of Hollywood、ヒップホップのサンプリング・ソースとなっているヘビーなロックナンバー7. Those Shoesがお気に入り。EAGLESの代表的なアルバムじゃないけど、個人的にはこれがベストかな。(2013/03/22)
EDGAR WINTER
/The Edgar Winter Album(1979)

70年代のロック界を代表するバンド"EDGAR WINTER GROUP"のリーダーでブルース・ギタリストJOHNNY WINTERの弟EDGAR WINTERが79年にリリースしたソロ・アルバム。プロデューサーにあのTOM MOULTONを招いてディスコに挑戦したアルバムで、当時賛否両論あったみたいです。確かに他のアルバムに比べてかなり異質な感じはしますが、これはこれでOKで、スペーシーなイントロが耳を惹くミュンヘン・ディスコっぽい2.Above And Behind、BPM早めの完璧なディスコ・ナンバー5.Please Don't Stop、小気味良いメロウ・グルーヴ8.It Took Your Love To Bring Me Out等が聴きどころ。ROCKフリークにはオススメできないが、ディスコ好きなら聴く価値はあると思います。(09/02/21)
ERIC CLAPTON
/461 Ocean Boulevard(1974)

ERIC CLAPTONが74年にリリースしたソロ2ndアルバム。EPMDがStrictly Businessって曲でI Shot the Sheriffをサンプリングしたのがきっかけでこのアルバムのことを知ったわけで、そして、このアルバムを買ってみると、I Shot the SheriffはBOB MARLEY&WAILERSのカバーってことも知ったんだったっけ。20年近く前に聴いて以来、久々に聴いてみました。当時はロックに馴染みがなく、I Shot the Sheriff以外、つまんねーなーって思っていたんですが、今聴くとロックに免疫ができたみたいで、アップテンポの1.Motherless Children、JOHNNY OTISのカバーでほのぼのとした3.Willie and the Hand Jive、アーシーでファンキーな4.Get Ready、どこかLED ZEPPELIN/Stairway To Heavenを思い起こさせる8.Let It Grow、ROBERT JOHNSONのカバーでサザン・ロック風の9.Steady Rollin' Manあたりが気に入りました。個人的には、言われるほど名盤だとは思いませんが、聴いて損はないとは思います。(09/09/19)
ERIC CLAPTON
/There's One in Every Crowd(1975)

ERIC CLAPTONが74年にリリースしたソロ3rdアルバム。I Shot the Sheriffの成功を受けてレゲエを再び取り入れたアルバムで、個人的には前作『461 Ocean Boulevard』よりは好きですね。明るいレゲエ・ナンバー2. Swing Low, Sweet Chariot、ちゃんとパトワで歌う郷愁感溢れるレゲエ4. Don't Blame Me、ファンキーでノリの良い6. Singin' the Blues、染み渡るスロウ7. Better Make It Through Todayあたりがお気に入り。レゲエ好きにも聴いてもらいたいアルバムです。(09/10/11)
EURYTHMICS
/Sweet Dreams (Are Made Of This) (1983)

イギリス出身のANNIE LENNOXとDAVE STEWARTのデュオEURYTHMICSが1983年にリリースした2ndアルバム。EURYTHMICSと言えば、なんと言っても6. Sweet Dreams (Are Made of This)ですよね〜。不穏なメロディを奏でるシンセサイザーのイントロに続き、ANNIE LENNOXの威圧感たっぷりの歌が強烈なインパクトで、決してポップとは言いがたいが、ANNIE LENNOXのデスラー総統を彷彿させる強烈なルックスと斬新な曲調がウケて世界的大ヒットになったよね。牛をバックに歌うシュールなMVもなかなか衝撃的でしたね。他にはテクノポップって感じの1. Love Is a Stranger、郷愁感のある2. I've Got an Angel、アップテンポで疾走感のある3. Wrap It Up、ミステリアスな雰囲気の9. Somebody Told Meがお気に入り。(2020/10/24)
FACES
/First Step (1970)

ROD STEWRAT、RON WOODを擁するUKの名バンドFACESが70年にリリースしたアルバム。RODのハスキーかつセクシーな歌声はもちろんだけど、サウンドもバラエティに富んでいてカッコイイね。BOB DYLANの曲を最高にハードかつヘビーにカバーした1. Wicked Messenger、アーシーなブルース・ロック3. Shake, Shudder、「天国の階段」を思い起こさせる6. Flying、サザン・ロックのような泥臭い7. Pineapple And The Monkey、郷愁感のある8. Nobody Knows、勢いのあるロック9. Looking Out The Windowがお気に入り。(2014/09/21)
FACES
/A Nod Is As Good As A Wink…
To A Blind Horse (1971)

ROD STEWART率いるFACESが71年にリリースしたアルバム。温かみを感じる3. Love Lives Here、彼らの代表曲の一つでご機嫌なファンキーロック5. Stay With Me、人情味溢れるミディアム6. Debrisが最高ですね〜。(2018/05/19)
FACES
/Long Player (1971)

ROD STEWART率いるFACESが1971年にリリースしたアルバム。アーシーでファンキーなロック・サウンドにRODの歌も最高な1. Bad 'N' Ruinには即効でノックアウト!いやー、カッコ良すぎ!残りも期待したんだけど、ライブ収録でポール・マッカートニー作の郷愁も感じるオルガンが印象的な5. Maybe I'm Amazedといかにもロックンロール的な趣の6. Had Me A Real Good Timeしか聴けなかった… でも、Bad 'N' Ruinだけでも十分満足。(2021/10/23)
FACE TO FACE
/10-9-8 (1984)
ボストン出身のロックバンドFACE TO FACEが84年にリリースしたシングレ (邦題『恋のカウントダウン』)。プロデュースは、あのARTHUR BAKER。パワフルな女性ボーカルにARTHUR BAKER らしい味付けをしたダンス・ロックの佳曲なんだけど、小ヒットに終わったみたい。80'sのコンピにもあまり収録されていないのはもったいないな?。80'sポップス、ロックが好きなら聴いてみる価値はあると思うな。(2017/08/19)
FAR CRY
/The More Things Change… (1980)

PETER THOMとPHIL GALDSTONのデュオ"FAR CRY"が80年にリリースしたアルバム。EXEプロデューサーにあの大物PHIL RAMONE、プロデュースにSTEELY DAN等で手腕を振るったELLIOT SCHEINER。STEELY DAN流儀のサウンドでAORファンからかなり支持されているアルバムらしく、実際にDONALD FAGENもコーラスで3曲に参加しており、その他の参加ミュージシャンも一流揃い。STEELY DANが大好きなんで、このアルバムもかなりのお気に入りでして、アップテンポで爽やかな1.The Hits Just Keep On Comin'から聴かせてくれ、ちょっぴりセンチメンタルなメロウ・ミディアム3.The One And Lonely、ナイス・ビートにハートウォーミングなメロディの4.Because It's There、郷愁感溢れる10.Some Things Will Never Change等聴きどころ多し。AOR好きやSTEELY DAN好きならぜひ聴いてみて下さい。(08/03/07)
FISHBONE
/Same (1985)

黒人ミックスチャー・バンドの代表格と言えるFISHBONEが85年にリリースしたデビュー・ミニ・アルバム。中3か高1の頃NHKラジオのクロスオーバー11で3. ? (Modern Industry)を聴いたのが初めての出会いで、そのアバンギャルドなサウンドに結構ハマっていて、HIPHOPグループだと思い込んでいたんだけどアルバム聴いたらかなりロック色濃く、というかHIPHOP/R&Bの香りがほとんどしなくて、ガクッときた思い出がありますね。今聴いてもほとんど馴染めないけど、前述の3. ? (Modern Industry)とギターを前面に出したノリの良いファンク・ロック・トラックにラップをのっけた5. V.T.T.L.O.T.F.D.G.F.だけは今でも良く聴いてるね。2曲しか聴けないけど、当時の思い出が蘇るんで忘れられないアルバムだな、やっぱり。(2010/08/01)
FISHBONE
/Truth and Soul(1988)

黒人ミックスチャー・バンドの代表格と言えるFISHBONEが88年にリリースした3rdアルバム。スカ、ロック、ファンクのごった煮サウンドで、デビュー当時、結構話題になっていて、高1の頃、ファーストEPからの?(Modern Industry)をラジオで録音してかなり聴いた思い出がありますね。これはFISHBONEファンの間でもかなり評価されているアルバムで、リリース当時は、ロック色が濃すぎてあまり聴けなかったけど、ロックも色々と聴いてきた今では、結構面白いなって感じてますね。サウンドは陽気でも詩は社会的・政治的で、初っ端がCURTIS MAYFIELDの名曲Freddie's Deadってジャンキーをテーマとした重い曲のカバーってのも彼ららしいですね。そのFreddie's Deadをハードロックでアレンジした1. Freddie's Dead、ノリノリなスカ・サウンドにサ覚えやすいサビも好印象な2. Ma and Pa、郷愁感溢れる4. Pouring Rain、かなりベースが効いた疾走感溢れるファンキー・チューン7. Bonin' in the Boneyard、軽めのファンキー・ナンバー11. Ghetto Soundwaveあたりが気に入ってます。毎日聴きたいような音楽ではないけど、たまにはこういうのもいいかもね。(10/04/05)
FLEETWOOD MAC
/Rumours (1977)

UKのロック・バンドFLEETWOOD MACが1977年にリリースしたアルバム。世界中で大ヒットし、1978年のグラミー賞の最優秀アルバム賞を獲得。個人的にあまり好みの曲は少なかったですが、少し郷愁感もあるAORライクなトラックにSTEVIE NICKSの気だるい歌声が最高な2. Dreams、アコースティック・ギターを生かした素朴な雰囲気から後半に一気に疾走する7. The Chain、CHRISTINE McVIEが歌う寂しくも切ない10. Oh Daddyは気に入りました。(2023/02/04)
FLEETWOOD MAC
/The Best of Peter Green's
Fleetwood Mac (2002)

白人ブルースギタリストPETER GREENが在籍していた初期(67年から70年?)のFLEETWOOD MACのベスト・アルバム。正直、FLEETWOOD MACには好みの曲がほとんどなく、スルーしていたけど、知人から「初期は良い」と言われたんで、中古屋でこのベスト盤を購入。言われたほど良くはなく、聴ける曲もかなり少なかったけど、ほとんどアンビエント・ミュージックで不思議な魅力を持つ1. Albatross、SANTANAで有名な2. Black magic woman(これがオリジナルなんですね。初めて知りました)、郷愁感溢れるブルース・ロック6. Green mamalishi、ブルース・ハープが耳を惹くブルース・ロック9. Looking for somebody、ハードなロックンロールって感じの10. Oh well (parts 1&2)、UKのCHRIS COCOって人が今風に1.をリミックスした20. Albatross (Chris Coco remix)(でも、オリジナルの方が良いかな)は良かったですね。(2013/09/12)
FOREIGNER
/4(1981)

FOREIGNERが81年にリリースした4thアルバム。5thアルバムの『Agent Provocateur』を聴いた後に購入したアルバムで、ジャングルで獲物を狙うようなイントロからギターが爆発し、LOU GRAMMのシャウトが唸る最高のハード・ロックA2.Juke Box Heroと切ないバラードA4.Waiting For A Girl Like Youの2曲が最高!誰でも親しめるROCKアルバムの一つだと思います。(07/02/14)
FOREIGNER
/Agent Provocateur(1984)

FOREIGNERが84年にリリースした5thアルバム。洋楽を聴き始めた中学2、3年頃、バラードのA3.I Want Know What love isのヒットでFOREIGNERを初めて知り、その後、FMのクロスオーバー11(津嘉山正種の渋いナレーションでお馴染みの名番組!「もやし君」覚えている方いるかな・・・)でB3.Down On Loveを聴いて感動した記憶があります。だから、自分にとってFOREIGNERといえばDown On Loveなんですよね。イントロの優しげなシンセのメロディから涙々・・・ LOU GRAMMのソウルフルなVo.も最高!産業ロックの代名詞的なアルバムですが、そんなことはどうでもいい。この曲を聴いたらあの頃の甘酸っぱい思い出が走馬灯のように頭を巡ります(しみじみ)。忘れることのできないアルバムの一つ。(07/02/14)
FRANK ZAPPA
/Hot Rats (1969)

奇才ギタリストFRANK ZAPPAが69年にリリースしたアルバム。どこかUK的な感じがするアルバムで、民族音楽風な楽器はマイナスだけど、ドラムがカッコいい1.Peaches En Regalia、CAPTAIN BEEFHEARTのしゃがれ声の歌も雰囲気に合ったファンキーな2.Willie The Pimp、(いろんな楽器がマイナスに感じたが・・・)ファンキーでカッコいい3.Son Of Mr. Green Genes、渋いベースが光るジャズ・ロック5.The Gumbo Variationsがお気に入り。思っていたより良かったけど、捉えどころがない不思議な感じがするアルバムだね。(2012/05/27)
FREE
/Same (1969)

BAD COMPANY、近年ではQUEENのボーカルとして活躍するPAUL ROGERSがPAUL KOSSOFF(ギター)、ANDY FRASER(ベース、ピアノ)、SIMON KIRKE(ドラム)と組んだUKのハードロック・バンド"FREE"が69年にリリースした2ndアルバム。途中、ブギ調のドラムになるところが非常に残念だけど、総じてグルーヴィーなロックを聴かせる2.Songs Of Yesterday、ブルージーなロック4.Trouble On Double Time、和み系なインスト・ナンバー5.Mouthfull Of Grass、重たいドラムがイカしたヘビー・ロック6.WomanがGOOD。やっぱFREEはカッコ良くて好きだな〜。(2013/09/03)
FREE
/Fire And Water (1970)

BAD COMPANY、近年ではQUEENのボーカルとして活躍するPAUL ROGERSがPAUL KOSSOFF(ギター)、ANDY FRASER(ベース、ピアノ)、SIMON KIRKE(ドラム)と組んだUKのハードロック・バンド"FREE"が70年にリリースした3rdアルバム。非常にシンプルでいてダイナミックなロックを聴かせてくれるバンドで、この音はホント好み。どっしりとしたドラムとギターが最高にカッコイイ1. Fire And Water、ローテンポで鬼渋いなロック・ナンバー2. Oh I Wept、少しサザン・ロックっぽさを感じる3. Remember、ヒットしたストレートなロック・ナンバー7. All Right NowがGOOD。(2012/07/04)
FREE/Live !(1971)

BAD COMPANY、近年ではQUEENのボーカルとして活躍するPAUL ROGERSがPAUL KOSSOFF(ギター)、ANDY FRASER(ベース、ピアノ)、SIMON KIRKE(ドラム)と組んだUKのハードロック・バンド"FREE"が71年にリリースしたライブ・アルバム。非常にシンプルでいてダイナミックなロックを聴かせてくれるバンドで、70年の『Fire And Water』が個人的には好きですね。このアルバムはヒット曲の熱いライブで、ライブ盤が苦手な自分にもバッチリ聴けますね。ヒットしたストレートなロック1.All right Nowから惹きつけてくれ、少しブルージーながらもファンキーな2.I'm A Mover、2.よりもっとブルース色濃いスロウ3.Be My Friend 、ギターとドラムのファンキーさにノックアウトされる4.Fire and Water、地味ながらジワジワと効いてくるローテンポの6.Mr BigがGOOD。派手さがない分、長く聴けそうなアルバムですね。(10/03/28)
FREE
/Heartbreaker (1973)

BAD COMPANY、近年ではQUEENのボーカルとして活躍するPAUL ROGERS率いるUKのハードロック・バンド"FREE"が73年にリリースした6thアルバムにしてラスト・アルバム。メンバーもかなり変わっているようだけど、全然カッコイイね。哀愁も漂うハードロック1. Wishing Well、泣きのギターに男の哀愁を感じる2. Come Together In The Morning、ブルージーな4. Heartbreaker、どこか心落ち着かせる7. Easy On My Soul、少し暗くて重厚さもある8. Seven Angelsがお気に入り。やっぱFREEって好きだなー。(2014/07/13)
FULL MOON
/Same(1972)

ギタリストのBUZZY FEITONやキーボーディストのNEIL LARSENがメンバーのFULL MOONが72年にリリースしたデビュー・アルバム。HIPHOPフリークには定番ブレイク収録のLIGHTNIN' ROD/Hustlers Conventionに参加していることで知られていますね。幻のレア盤で有名だったんで、嬉しい再発ですね。プロデュースは、ALAN DOUGLAS。かなりバラエティに富んだ内容で、ロックという枠には納まらないですね。この時代でこの幅広さには驚かされます。鬼ファンキーな1.The Heavy Scuffle's On、AIRTO MOREIRAがパーカッションで参加したトロピカルな香りがするインスト3.Malibu、サザン・ロック風味のファンキー・チューン4.Take This Winter Out Of My Mind、これもトロピカル系のインスト5.Midnight Pass、6.バラードっぽいイントロから一転して、心ウキウキするようなご機嫌なサウンドが展開する6.Need Your Love(ベスト・トラック!)、フュージョン・タッチの7.Selfishがお気に入り。ボーナスとして当時のMILES DAVIS風のジャズ・ナンバーも2曲収録されてます。フリー・ソウル好きなら間違いなく聴くべきアルバムだと思います。(09/10/17)
FULL MOON
Featuring NEIL LARSEN & BUZZ FEITEN
/Same (1982)

LARSEN/FEITEN BANDがFULL MOON名義で82年にリリースしたアルバム。DAVID SANBORNもサックスで参加。プロデュースは、引き続きTOMMY LIPUMAが担当。小気味よいAORの1.Phantom Of The Footlight、ファンキーなフュージョン・ナンバー2.The Visitor、ディスコ・ヒットしたノリの良い5.Brown Eyes、味のあるオルガンが効いたレゲエチックな7.Standing In Lineがお気に入り。どちらかといえば80年の『LARSEN/FEITON BAND』の方が好みかな。(2012/02/05)
GARY NUMAN
/The Pleasure principle(1979)

UKのニューウェイブ、エレポップの代表格GARY NUMANが79年にリリースしたアルバム。テクノポップの重要アルバムとされているみたいですが、ロックには詳しくないので、よく分かりません(笑) HIPHOPフリークとしてチェックして頂きたいのはFilmsとCarsの2曲。Filmsは、ULTIMATE BREAKS&BEATSにも収録されたタイトなドラムと重たいベースラインの鬼ファンキー・シット!ミドル・スクールの作品では割と使われている有名ネタです。Carsは彼のヒット曲で、KOOL G.RAP&DJ POLOの1stアルバムに収録のCarsの元ネタとしても有名ですね。まあ、この2曲しか聴けませんが(笑)、トラック・メイカーなら持っていて損はないアルバムでしょう。(05/08/13)
GARY WRIGHT
/The Dream Weaver(1976)

元SPOOKY TOOTHのメンバーでGEORGE HARRISONとも親交の深いシンガー、キーボーディストGARY WRIGHTが76年にリリースしたソロ・デビュー・アルバム。大ヒット曲のタイトル曲のイントロの幻想的なシンセもよく使われていますが、HIPHOP的な感性で聴くとすれば3RD BASS/Wordz Of WisdomネタのA1.Love Is Alive、同じく3RD BASS/Steppin' To A.M.やT.I./No More TalkネタのA3.Can't Find Judge、Love Is Aliveに似たB3.Much Higherでしょう!ファンキーなエッセンスを取り入れたロックって感じで、ロックに抵抗のある方でも十分聴けるクオリティ。オススメできるアルバムの一つです!(07/01/29)
GENESIS
/Same (1983)

UKのプログレッシブ・ロック・バンドGENESISが1983年にリリースした12thアルバム。全英1位・全米9位と大ヒットしていますね。プロデュースは、GENESISとHUGH PADGHAM。全英1位になった偶然出会った娼婦を“ママ”と呼んで執着する10代の若者のことを歌詞にし、途中の「ハハ〜ハッ!」が不気味な1. Mama、全米6位になったピアノが郷愁を感じる印象的なポップ・ロック2. That's All、後半にPHILの歌が出るがほぼインストのどこか懐かしい感じがするナンバー4. Second Home By The Sea、80'sらしいメロディのポップ・ナンバー6. Taking It All Too Hard、アップテンポでファンキーさも感じるデジタル・ロック7. Just A Job To Do、妖しげなイントロからミディアム・テンポのリズムに昔を懐かしむようなメロディが秀逸な9. It's Gonna Get Betterがお気に入り。(2024/12/14)
GENESIS
/Invisible Touch (1986)

UKのプログレッシブ・ロック・バンドGENESISが1986年にリリースした13thアルバム。GENESISのアルバムですが、「世界で一番忙しい男」PHIL COLLINSの影響がサウンドに色濃く出ていて、全英1位・全米3位と大ヒットしていますね。全8曲中5曲が大ヒットというモンスター級のアルバムで、特にノエビア化粧品のCMソングに使用され、全米1位を記録した、これ以上なく明るくポップなキーボード、弾けるようなドラムにいつも通りのフィル節が最高なポップ・ナンバー1. Invisible Touch、全米3位にもなった9分にも及ぶ暗めだが惹きつけられるプログレッシブ・ロック2. Tonight, Tonight, Tonight、全米3位に輝いた情感たっぷりのバラード4. In Too Deep、全米4位になったどこか懐かしさを感じるメロディのミディアム・ナンバー7. Throwing It All Awayがお気に入り。(2024/06/09)
GINO VANNELLI
/Brother To Brother(1978)

ROCK、SOUL、JAZZ、FUSIONを独自に消化したサウンドと情感あふれる歌声で人気のあるカナダーのシンガーGINO VANNELLIが78年にリリースした6thアルバム。ヒットした3.I Just Wanna Stopには別に何も感じませんでしたが、緊張感あふれるトラックが素晴らしい1.Appaloosa、ドラム・パターンがあまり好みではないが、小気味良い2.River Must Flow、郷愁を感じる4.Love and Emotion、落ち着いたメロウ・チューン9.People I Belong Toには大満足。特にAppaloosaのサウンドは今まで聴いたことのない感触がしましたね〜。聴いて損はないアルバムだと思います。(09/02/03)
GINO VANNELLI
/Nightwalker(1981)

GINO VANNELLIが81年にリリースした7thアルバム。前作『Brother To Brother』と並ぶ傑作と評判だったので、期待して聴いたんですが、聴けたのは、ドラマチックな1. Nightwalkerと2. Seek and You Will Find、ファンキーな7. Stay with Meのみ… ヒットしたという6. Living Inside Myselfなんかは、全く受けつけられないね。ネットとか見ている超絶技巧のドラマーが聴きどころなんて技術的な面が結構書かれているけど、曲の良し悪しと技術なんて比例するのかね、まったく。下手だろうが面白ければそれでOKじゃないかと思うけどね。個人的には感性の合わないアルバムで、これよりは絶対に『Brother To Brother』をオススメします。(09/11/22)
GRAND FUNK RAILROAD
/On Time (1969)

アメリカを代表するハードロック・バンドGRAND FUNK RAILROADが69年にリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースは、TERRY KNIGHT。これぞハード・ロックな1. Are You Ready、日本人好みの哀愁メロディで疾走感溢れる2. Anybody's Answer、後半からファンキーになる6. Into The Sun、代表曲のバラード(後半のテンポアップするところもナイス)7. Heartbreaker、アップテンポでノリの良い8. Call Yourself A ManがGOOD。ポップな感じの曲が多いのは少し意外だったかな。(2015/06/07)
GRAND FUNK
/Same (1970)

アメリカを代表するハードロック・バンドGRAND FUNK RAILROADが70年にリリースした2ndアルバム。プロデュースは、TERRY KNIGHT。最高にパワフルなロックを聴かせてくれるね〜。イントロから圧力たっぷりな豪快ロック1. Got This Thing On The Move、カッコ良いロックを聴かせる2. Please Don't Worry、歪んだギターとヘビーなドラムがヤバすぎる4. Mr. Limousine Driver、ブルージーな雰囲気の6. Winter And My Soul、地鳴りがするようなヘビーロックを聴かせる7. Paranoid、THE ANIMALSのハードなカバー8. Inside Looking Out、ボーナスで収録されたアルバム『Closer To Home』の名曲のデモ・バージョン9. Nothing Is The Same、4.のロング・バージョン10. Mr. Limousine Driverと好曲たっぷり。最高にご機嫌なアルバムだね。(2015/09/13)
GRAND FUNK RAILROAD
/Closer To Home (1970)

アメリカを代表するハードロック・バンドGRAND FUNK RAILROADが70年にリリースした3rdアルバム。プロデュースは、TERRY KNIGHT。これぞアメリカン・ロック!の王道サウンドで久々に衝撃を受けましたね〜。バンド自体はかなり前から知っていたのに聴いたのはここ数年。なんでもっと前にチェックしなかったんだろうなー。爽やかなアコースティック・ギターのイントロから一転し、ハードなギターが轟くハードロック1. Sin's A Good Man's Brother、イントロがMASTER ACEのクラシック「Music Man」ネタで知られるロック・ナンバー3. Nothing Is The Same、R&Bっぽさも感じるインスト5. Get It Together、小気味良くファンキーな6. I Don't Have To Sing The Blues、ヘビーかつブルージーな7. Hooked On Love、10分にも及ぶサザン・ロックやフォーク・ロック、さらにはオーケストラをミックスした感じの8. I'm Your Captain、ボーナスで収録された寂しげなキーボードのイントロが印象的な9. Mean Mistreater (Alternate Mix)、代表曲のライブ11. Heartbreaker (Live)がお気に入り。自分がロックに求めている全てをぶち込んでいるね。大満足のアルバムですね。(2013/06/12)
GRAND FUNK RAILROAD
/Live Album (1970)

アメリカを代表するハードロック・バンドGRAND FUNK RAILROADが70年にリリースしたライブ・アルバム。このジャケット最高だね〜。ライブの熱気が伝わってくるね。LED ZEPPELINを焦らせたと言われる彼等のライブだけど、本当に熱いね!疾走感溢れる2. Are You Ready、ヘビーかつハードなロックを聴かせる3. Paranoid、スカッとした後味爽快な4. In Need、代表曲の5. Heartbreaker、泥臭い展開から一気に疾走するインスト・ナンバー8. Mark Says Alright、これぞハードロックの雛型といえる感じの10. Inside Looking Out、有り余るパワーを全てぶつけたようなハイスピードの11. Into The Sunが好きですね。ライブの素晴らしさを感じることができるアルバムだね。(2013/10/18)
GRAND FUNK
/Survival (1971)

アメリカを代表するハードロック・バンドGRAND FUNK RAILROADが71年にリリースした4thアルバム。プロデュースは、TERRY KNIGHT。タイトルからはジョン・デンバーの「カントリ〜ロ〜ド」て田舎臭いイメージとは真逆なハードなギターがカッコイイ1. Country Road、地味ながらグイグイ惹きつけられ、中盤からのブルージーにテンポダウンするところもイカす2. All You've Got Is Money、サザン・ロックっぽさも感じる3. Comfort Me、TRAFFICのカバーでファンキーな4. Feelin' Alright、これもサザン・ロックみたいな郷愁感を感じる6. I Can Feel Him In The Morning、ROLLING STONESのカバー7. Gimme Shelter、ボーナスとして収録された1.、2.、4.のロング・バージョン10.、11.、12.と好曲満載。私的ツボを突きまくりのロック・アルバムだね。(2016/05/14)
GRAND FUNK RAILROAD
/E Pluribus Funk (1971)

アメリカを代表するハードロック・バンドGRAND FUNK RAILROADが71年にリリースした5thアルバム。プロデュースは、TERRY KNIGHT。ハードロック・ファンクとでも呼べそうなミックスチャー的なサウンドを聴かせるメッセージ色濃い2. People, Let's Stop The War、個人的にSTONESっぽいものを感じる3. Upsetter、若さ弾ける4. I Come Tumblin'、ハードかつファンキーな6. No Lies、ストリングスを導入したドラマチックな展開の7. Loneliness、ボーナスで収録されたライブではメドレーの8. Live Medley: I'm Your Captain/Closer To Home、おどろおどろしく攻める9. Hooked On Love、ファンキーなオルガンが耳を惹く10. Get It Togetherがお気に入り。うーん、やっぱ最高のサウンドを聴かせてくれるね。(2014/01/12)
GRAND FUNK RAILROAD
/We're An American Band (1973)

アメリカを代表するハードロック・バンドGRAND FUNK RAILROADが71年にリリースした7thアルバム。プロデュースは、TODD RUNDGREN。ノリの良い代表曲1. We're An American Band、ファンク的なサウンドの2. Stop Lookin' Back、郷愁感漂う3. Creepin'、男の哀愁溢れるスロウ5. The Railroad、スカッとしたアメリカン・ロック7. Walk Like A Man、南部フレイヴァを感じる8. Loneliest Rider、ボーナス・トラックでは、活きの良いロック9. Hooray、アーシーなヘビー・ロック10. The Endがお気に入り。良いアルバムだけど、TODD RUNDGRENの影響か、以前の荒々しさが無くなったのは少し残念。(2014/12/01)
GRAND FUNK
/Caught in the Act (1975)

アメリカを代表するハードロック・バンドGRAND FUNK RAILROADが75年にリリースしたライブ・アルバム。初期のヘビーネスが影を潜め、ポップさが出てきたように感じるところが不満。3. I'm Your Captain/Closer to Home、6. Shinin' On、9. The Railroad、12. Inside Looking Outは良かったけど、オリジナルに比べるとね… 70年のライブで十分だと思うな。(2017/01/31)
GREGG ALLMAN
/Laid Back (1973)

THE ALLMAN BROTHERS BANDのボーカリスト、オルガン奏者のGREGG ALLMANが73年にリリースしたソロアルバム。サザン・ロックらしい大らかな感じがするアルバムですね。エレピも心地良いゆったり系の1. Midnight Rider、心落ち着くスロウ2. Queen Of Hearts、郷愁感のある3. Please Call Home、JACKSON BROWNEのカバーで染み渡る5. These Days、暖かく高揚感もある7. All My Friendsがお気に入り。(2018/04/28)
GREG GUIDRY
/Over The Line(1982)

ソングライターとして活躍したGREG GUIDRYが82年にリリースしたアルバム。AORフリークに大人気のブルー・アイド・ソウルAORの名盤で、参加ミュージシャンもTOTOのDAVID HUNGATE、サックス奏者のDAVID SANBORN、DOOBIE BROTHERSのBOBBY LAKIND等と豪華な面々。まさにAORの鏡といえるような内容で、特にヒットした哀愁あふれる1.Goin' Down、MICHAEL McDONALDを彷彿させる小気味良いリズムの2.(That's) How Long、日本人受けする哀愁メロディの3.Show Me Your Love、どことなく当時のFOREIGNERを思い出させる寂しげな5.Gotta Have More Love、メロディアスなイントロから惹きつけられ、サビがPLAYER/Baby Come Backと似た7.(I'm) Givin' It Up、これもFOREIGNERを思い出させる8.Are You Ready For Love、STEELY DANっぽいアップテンポの10.Darlin It's Youがお気に入り。AOR好きはもちろんR&B好きにも聴いてもらいたいアルバムです!(09/02/09)
THE GUESS WHO
/American Woman (1970)

カナダのロックバンドTHE GUESS WHOが70年にリリースしたアルバム。BURTON CUMMINGSの熱い男を感じる歌も最高なファンキー・ロック最高峰1. American Womanに尽きるね! LENNY KRAVITZのカバーもカッコ良いけど、オリジナルには到底及ばないね。他にもハードと繊細さを織り交ぜた4. No Sugar Tonight/New Mother Nature、疾走感溢れる8. Proper Stranger、ボーナスで収録されたアコースティックで素朴な10. Got to Find Another WayがGOOD。(2018/01/13)
HAIRCUT 100
/Pelican West(1982)

80年代初頭にロンドンで流行した"ファンカラティーナ"(ファンク、ディスコにラテン・テイスト取り入れた陽気な音楽)シーンでアイドル的人気を誇りながらわずか1年余りで解散したHAIRCUT 100が82年にリリースしたデビュー・アルバム。ボーカルのNICK HEYWARDのアイドル的ルックスだけみるとあまり興味が持てないですが、これが、なかなかどうしてカッティング・ギターとホーン・セクションをメインにしたいかにもUK的なお洒落でノリノリな音楽を聴かせてくれるんです。代表曲はディスコ・ヒットした1.Favourite shirt (boy meets girl)(邦題は『好き好きシャーツ』。 シャーツってなによ(笑) 邦題つける人って結構変わり者が多いね、ホント。)。正直、この曲はそれほどおもしろくないが、BPM早めの3.Lemon firebrigade 、郷愁感溢れるメロディがグっとくる6.King size、ベースとカッティング・ギターが効いたファンキーな10.Love's got me in triangles、イントロのホーン・セクションもバッチリなノリノリ・ファンキーな12.Calling Captain Autumnあたりにはセンスを感じるね。アシッド・ジャズ好きにも合うんじゃないかな?コレが気に入ったならファンカラティーナ・シーンのもう一つの雄"MODERN ROMANCE"もぜひどうぞ!(09/07/12)
HEART
/Bad Animals (1987)

ウィルソン姉妹を中心としたアメリカのロック・バンドHEARTが87年にリリースしたアルバム。HEARTっていったらやっぱり「Alone」だよね。いつまでも心に残っている名曲の一つで、この美しくも切ないメロディは素晴らし過ぎるね。もちろんANN WILSONの歌もエモーショナルで最高だね。でもこれってI-TENっデュオのカバーなんだね。知らなかったな。アルバムも「産業ロック」って非難されているけど、ポップな魅力に溢れていて、特にキャッチャーって言葉がぴったりなロック1. Who Will You Run To、スピード感もあって哀愁感も溢れるまさに「エイティーズ」って言葉がぴったりな3. There's The Girl、小ヒットしたスロウ4. I Want You So Badが好きだな。久々に聴いたけどやっぱり「Alone」を聴くと青春時代の初恋を思い出して涙が自然にこぼれてくるね… やっぱ音楽ってイイね〜。(2012/12/31)
THE HOOD
/It Takes a Thief (1987)
THE HOODなる謎の男性シンガー (グループ?) が87年にリリースしたアル『Cooler Than Thou』収録曲。プロデュースは、IVAN IVAN。実家に眠っているカセットテープに録音されていたもので、おそらく高2の頃に近田春夫のFM 『ミュージック・ワークショップ』をエアチェックしたものだったはず。ジャンル的にはファンク寄りのニューウェーブ系かな。どことなくミネアポリス系の感じもするね。結構気に入っているが、レコードのみのリリースなのが残念。(2017/11/11)
HUEY LEWIS & THE NEWS
/Picture This (1982)

マイ・ルーツ的80'Sシリーズ。アメリカン・ロック、ポップスを代表するバンドHUEY LEWIS & THE NEWSが82年にリリースした2ndアルバム。中学の頃、MTVでよく流れていた大ヒット曲「Do You Believe In Love」が大好きでカセットに録音して伸びるまで聴いていたな〜。これ以外にも意外にもレゲエ・フレイバーが最高な2. Tell Me A Little Lie、明るく楽しげなアメリカン・ロック3. Giving It All Up For Love、温かみのあるバラード7. Is It MeがGOOD。(2015/05/14)
HUEY LEWIS & THE NEWS
/Fore ! (1986)

アメリカン・ロック、ポップスを代表するバンドHUEY LEWIS & THE NEWSが86年にリリースした4thアルバム。中学や高校の頃、ヒットチャートの常連で、Do You Believe In LoveやThe Heart of Rock & Rollもよく聴いていたなー。懐かしいです。で、このアルバムからは映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でフィーチャーされていたThe Power of Loveが85年に大ヒットしましたよね。まさにアメリカンで開放的なポップ・ロックで今でも聴くとあの頃を思い出しますな。この曲以外は、というと、うーん…、イマイチというか、どうでもいいというか(苦笑) まあ、それも仕方ないけどね。個人的にはThe Power of Loveだけで十分なアルバムかな。(10/04/30)
HOWARD JONES
/Human's Lib(1984)

UKから突如、彗星のように現れたエレ・ポップの新星"HOWARD JONES"が84年にリリースしたデビュー・アルバム。いやー、懐かしいですね〜。まだ現役だと思うけど、自分の記憶はこの頃でストップしているからな〜(笑) 6.New Songを初めてラジオで聴いた時は確か中3だったけど、その軽快なテンポと新鮮なシンセのメロディにはすぐに心を奪われたね。そして次のシングル2.What Is Love?は打って変わって哀愁を帯びたミディアム・テンポの曲で、これにもかなりヤラれたね〜。でも、その後、チャートで見かけることも少なくなり、自分もHIPHOPやR&Bに夢中になっていってその存在も忘れかけていたけど、こうやって改めて聴き直すとMTVを夢中で見て、気にいった曲を貸レコード店で借りていた洋楽に目覚めた頃を思い出しますね。でも、最近はこういった物を聴くのが多くなったなー。年のせいだろうか… (10/03/20)
HUMBLE PIE
/As Safe As Yesterday Is (1969)

イギリスのロック・バンドHUMBLE PIEが69年にリリースしたデビュー・アルバム。STEPPENWOLFのカバーで情感たっぷりの1. Desperation、アメリカのサザンロックっぽさも感じる5. As Safe As Yesterday Is、勢いのあるロックを聴かせる6. Bang!、インドっぽい雰囲気の序盤から打って変わってハードに転調する8. I'll Go Alone、ボーナスで収録されたデビュー・シングルのハード・ブギ―11. Natural Born Bugie、11のB面の郷愁感漂う12. Wrist Jobがお気に入り。(2014/07/28)
HUMBLE PIE
/Town & Country (1969)

イギリスのロック・バンドHUMBLE PIEが69年にリリースした2ndアルバム。デビュー・アルバムとほとんど同時期だけど、フォーク・ロックって感じな曲が多いかな。泥臭いカントリー・ロックって感じの2. The Sad Bag Of Shaky Jake、素朴な4. Cold Lady、勢いのあるロックを聴かせる5. Down Home Again、ニューオーリンズのお祭りのような音楽にも感じる短いインタールード6. Ollie Ollie、重たいドラムが効いたアコースティック・ロック9. Only You Can See、情感たっぷりの10. Silver Tongue、ボーナスで収録の美しいインスト11. Home And Awayがお気に入り。(2015/02/11)
HUMBLE PIE
/Rock On (1971)

イギリスのロック・バンドHUMBLE PIEが1971年にリリースした4thアルバム。熱い演奏とSTEVE MARRIOTの熱唱が印象深いアルバム。オルガンが印象的なロック1. Shine On、アーシーかつヘビーな2. Sour Grain、ハード・ロックって言葉がぴったりの4. Stone Cold Fever、MUDDY WATERSのカバーでハードロック・ブルースって趣の5. Rollin' Stone、人懐っこいメロディのオルガンも魅力的な温かみのあるロック・ナンバー7. The Light、どこかMOUNTAINを思い起こさせる泥臭いロック8. Big George、グルーヴィーなリズム&ピアノが最高すぎる序盤から情感あふれるボーカルが入る9. Strange Daysがお気に入り。(2022/12/17)
HUMBLE PIE
/Performance: Rockin' the Fillmore (1971)

イギリスのロック・バンドHUMBLE PIEが71年にリリースしたライブ・アルバム。熱い演奏とSTEVE MARRIOTの熱唱が印象深いアルバムだね。ヘビーで破壊力満点の2. I'm Ready、ハード・ロックって言葉がぴったりの3. Stone Cold Fever、DR.JOHNのカバーで23分にも及び4. I Wlak On Gilded Splinters、MUDDY WATERSのカバーでロックテイストのブルースを聴かせる5. Rolling Stone、RAY CHARLESのヒット曲を見事にハードロックで仕立てた7. I Don't Need No Doctorが好きだな。(2013/05/26)
HUMMINGBIRD
/Same(1975)

第2期JEFF BECK GROUPのメンバーである、BOBBY TENCH(ボーカル、ギター)、MAX MIDDLETON(キーボード)、CLIVE CHAMAN(ベース、フルート)、BERNIE HOLLAND(ギター)、CONRAD ISIDORE(ドラム、パーカッション)が結成したHUMMINGBIRDが75年にリリースしたデビュー・アルバム。ゲストには、LINDA LEWISも参加。ネットで絶賛されているグループで、かなり期待していましたが、その期待をはるかに上回る内容で驚きました!黒人グループ顔負けのファンクっぷりで、特に1.Music Flowingのファンキーさといったら!鳥肌立ちましたね、ホント。他にもワウワウ・ギターが印象的な2.You Can Keep The Money、クロスオーヴァーって言葉がぴったりなインスト・ナンバー4.Horrors、STEVIE WONDERのカバー5.I Don't Know Why I Love You、ワウワウ・ギターとエレピが効いているファンキーな6.Maybe、ローテンポでもの哀しい9.Island Of Dreamsもバッチリ。かなりオススメのアルバムです!(09/03/23)
JACKIE LOMAX
/Three (1972)

GEORGE HARRISONに見出された英国のギタリスト/シンガーソングライターJACKIE LOMAXが72年にリリースしたアルバム。アメリカでの録音でBERNARD PURDY等の腕利きミュージシャンが参加。このアルバムみたいなものをスワンプ・ミュージックというのでしょうか。なんとも泥臭く、アメリカ南部の香りが充満していてイイ感じですね。ファンキーなホーンが耳を惹く南部風情溢れるファンキー・ナンバー1. No Reason、大らかな雰囲気がしてファンキーな3. Hellfire, Night-Crier、WILSON PICKETTを思い起こさせるドライブ感溢れる5. Roll On、ファンキーなギターのイントロからノックアウト確実のファンキー・チューン!8. Fever's Got Me Burnin'、激渋いスライド・ギターから惹き込まれるブルージー&ファンキーな10. Rock Salt、ゴスペルも取り入れたカントリー・タッチの11. (You've Got To) Do It All Yourselfがお気に入り。とてもバランスの良いアルバムだと感じましたね。(2015/01/12)
JAMES GANG
/Rides Again (1970)

名ギタリストJOE WALSHがEAGLES以前に組んでいたハードロック・バンドJAMES GANGが70年にリリースした2ndアルバム。とてもファンキーでご機嫌なハードロックを聴かせてくれますね〜。ファンキーなブレイクも入ったタイトルどおりなファンクを感じる1. Funk #49、小気味良くてファンキーなインスト2. Asshton Park、アメリカン・ロックらしさ満点の奔放な3. Woman、7分にも及ぶメドレー形式でイカしたファンキーなハードロックを聴かせる4. Bomber: Closet Queen/Bolero/Cast Your Fate、アコースティックな趣の素朴な7. There I Go Again、アコギのメロディが美しい8. Ashes the Rain and Iと聴きどころたっぷり。素晴らしいアルバムですね。(2013/10/07)
JAMES GANG
/Live in Concert (1971)

名ギタリストJOE WALSHがEAGLES以前に組んでいたハードロック・バンドJAMES GANGが71年にリリースしたライブ・アルバム。とても骨太なサウンドを聴かせる好ライブ・アルバムで特に攻撃的なギターが唸る1. Stop、ブルージーにスロウで攻める2. You're Gonna Need Me、郷愁感漂うオルガンが印象的な3. Take A Look Around、天国への階段を思い起こすアコースティック・ギターが耳を惹く5. Ashes, The Rain And I、再びノイジーなギターが唸るロック6. Walk AwayがGOOD。(2014/12/09)
JAMES GANG
/Thirds (1971)

名ギタリストJOE WALSHがEAGLES以前に組んでいたハードロック・バンドJAMES GANGが71年にリリースした3rdアルバム。奔放なハードロックを聴かせる1. Walk Away、自然体な大らかな雰囲気を感じるロック3. Things I Could Be、南部風情を感じる6. Midnight Man、後半にフォーキーかつグルーヴィーになる7. Againがお気に入り。前作には劣るけど、この感覚嫌いじゃないな。(2014/03/06)
JANIS JOPLIN
/Pearl (1971)

圧倒的な歌力で、死してもなお根強い人気を誇るJANIS JOPLINが71年にリリースした遺作。レコーディング途中で薬物のオーバードーズで亡くなったらしく、5. Buried Alive In The Bluesはインストで収録されてますね。彼女については名前だけは知っていたんだけど、音をきちんと聴いたことがないので、近所のブックオフで250円で購入。松浦亜弥がKIRIN午後の紅茶のCMでカバーしていたハードなロック・ナンバー1. Move Over、パーカッションや躍動感あふれるピアノが耳を惹くファンキーな4. Half Moonの2曲は気にいったけど、残りは全然好みじゃないかな。(歌い方も正直、イマイチ好きになれない…)(2011/11/01)
JEFF BECK
/Blow By Blow(1975)

世界三大ギタリストの一人JEFF BECKが75年にリリースしたアルバム。有名ネタ収録の『Wired』ばかり聴いていましたが、久々にこのアルバム聴いてみると、やっぱカッコイイの一言。ファンキーな1.You Know What I Mean、クラビネットが効いた小気味良い3.Constipated Duck、ドラムがとにかく最高にファンキーで、後半BPMがグッと落ちてもグルーヴが持続する4.Air Blower、STEVIE WONDERのカバーでクラビネットが雰囲気を醸し出すファンキー・チューン7.Thelonius等聴きどころ満載。ファンキー好きなら聴くべき傑作アルバムの一つ。(08/05/09)
JEFF BECK
/Wired(1976)

世界三大ギタリストの一人JEFF BECKが76年にリリースしたアルバム。HIPHOPフリークの間では2.Come Dancingのドラム・ブレイクは有名ですね。JEFF BECKのギターはもちろんですが、NARADA MICHAEL WALDENのタイトなドラムもナイス。ファンキーな1.Led Bootsと2.Come Dancing、アコースティック・ギターとNARADAのピアノが耳を惹く哀愁ナンバー8.Love Is GreenがGOOD。JAZZ FUNKが好きな方ならぜひ一度聴くことをオススメしたいアルバムです。(07/03/01)
JEFF BECK
/Live With the Jan Hammer Group (1977)

世界三大ギタリストの一人JEFF BECKが77年にリリースしたライブ・アルバム。JAN HAMMER GROUPのライブに客演したものみたいですね。フュージョン、R&B、ファンクが融合したカッコイイ演奏で、特にスペーシー感が新鮮な1. Freeway Jam、ボーカル入りのファンキーな2. Earth (Still Our Only Home)、レゲエ・ビートの3. She's A Woman、ボーカル入りの疾走感溢れてファンキーな4. Full Moon Boogie、混沌とした世界観の5. Darkness/Earth In Search Of A Sun、勢いのあるロックを聴かせる7. Blue Windがお気に入り。JEFF BECKに外れなしですね。(2015/06/14)
JEFF BECK
/There And Back (1980)

世界三大ギタリストの一人JEFF BECKが80年にリリースしたアルバム。『Blow By Blow』、『Wired』と同じインスト・アルバムで、個人的に想像していたよりは面白かったですね。お気に入りは、古いテクノっぽいシークエンサーも耳を惹くファンキーな1. Star Cycle、少し郷愁感のある2. Too Much to Lose、ドラマチックな印象の3. You Never Know、グッとテンポを落として少しブルージーさも感じられる4. Pump、心落ち着かせる曲調からじわじわと盛り上がったりする6. Golden Road。『Blow By Blow』や『Wired』には落ちるかもしれないけど、なかなか聴かせてくれるアルバムですね。(2010/07/24)
JEFF BECK
/Flash (1985)

世界三大ギタリストの一人JEFF BECKが1985年にリリースしたアルバム。プロデュースにCHICのNILE RODGERS、エレクトロ・ヒップホップの立役者ARTHUR BAKERを起用するなど、かなり売りにきてるね。力強いビートにギターソロもカッコいい1. Ambitious、ARTHUR BAKERらしいBPM早めのエレクトロ・ビートに切り裂くギターJIMMY HALLの伸びのあるボーカルが最高な2. Gets Us All in the End、大ヒットしたTHE IMPRESSIONSのカバーでROD STEWARTのボーカルも泣かせる4. People Get Ready、NILE RODGERSらしい郷愁感のあるエレクトロ・ファンク的な5. Stop, Look and Listen、近未来的なトラック上でJEFF自身が歌う6. Get Workin'、軽めのエレクトロ・ファンクで、これもJEFFが歌う8. Night After Night、透明感のあるキーボードのトラック上でエモーショナルなギターを聴かせる9. You Know, We Knowがお気に入り。(2021/03/27)
JEFF BECK
/Guitar Shop (1989)

世界三大ギタリストの一人JEFF BECKが89年にリリースしたアルバム。メンバーは、TERRY BOZZIO(ドラム)、TONY HYMAS(キーボード)の3名。期待していたより音が固めというか、かなりロックよりな感じを受けましたね。ギターも少々うるさく感じたかな。JEFF流レゲエの3. Behind The Veil、プログレっぽさも感じる6. Stand On It、ヒップホップを意識したであろう7. Day In The House、ゆったりとしたリズムに壮大なメロディの8. Two Riversあたりは良かったけど、ドラムの音色が硬いのがかなり気になったな。(2015/01/21)
JEFF BECK
/Jeff (2003)

世界三大ギタリストの一人JEFF BECKが2003年にリリースしたアルバム。2000年代のアルバムは初めて聴いたけど、結構、若いというか、エレクトロ感たっぷりで驚いたな。攻撃的なエレクトロ・ロック1. So What、UKの香りプンプンするノイジーな2. Plan B、ノイジーで疾走感溢れる4. Seasons、ハードエッジな5. Trouble Man、尖りまくりのロックン・ファンク6. Grease Monkey、郷愁感溢れるスロウ9. JB's BluesがGOOD。エレクトロ・ロックみたいのは好きじゃないけど、たまにはこういうのもイイかも。(2014/08/18)
JEFF BECK
/Emotion & Commotion (2010)

世界三大ギタリストの一人JEFF BECKが2010年にリリースしたアルバム。うーん、正直、面白くないね… 聴けたのは、壮大な3. Never Alone、環境音楽っぽい8. Nessun Dorma、JOSS STONEをフィーチャーした郷愁感溢れる9. There's No Other Meの3曲のみ。(2014/10/15)
JEFF BECK (JEFF BECK GROUP)
/Truth (1968)

孤高のギタリスト"JEFF BECK"のグループJEFF BECK GROUPが68年にリリースしたアルバム。第1期JEFF BECK GROUPのアルバムとも呼ばれているみたいですね。(よく知りませんが…) メンバーは、ボーカルにROD STEWART、ベースにRON WOOD、ドラムにMICKY WALLER。ブルース色濃い曲は全く聴けなかったけど、RODの熱い歌も最高なハードロック1. Shapes Of Things、ご機嫌なブルース・ロック2. Let Me Love You、TIM ROSEのカバーでオリジナルよりファンキー(サイケ?)にアレンジした3. Morning Dewの3曲は流石JEFF BECKって感じで最高! もう少しこんな感じの曲があれば良かったのにね。(2014/06/17)
JEFF BECK (JEFF BECK GROUP)
/Beck-ola (1969)

孤高のギタリスト"JEFF BECK"のグループJEFF BECK GROUPが69年にリリースしたアルバム。第1期JEFF BECK GROUPのアルバムですね。メンバーは、ボーカルにROD STEWART、ベースにRON WOOD、ドラムにTONY NEWMAN、ピアノにNICKY HOPKINS。ギターももちろんだがロッド・スチュワートのハスキーなボーカルが最高ですね!エルビス・プレスリーのカバーでノリのイイ1. All Shook Up、スリリングなハードロック2. Spanish Boots、エルビス・プレスリーの代名詞のカバーで、ハードロックに仕立てた4. Jailhouse Rock、ギターリフが耳を惹くグルーヴィーなロック5. Plynth (water down the drain)、ブルージーでヘビーな6. The Hangman's Knee、7分にも及ぶインストでハードな面や郷愁感もみせる7. Rice Puddingがお気に入り。(2020/04/25)
JEFF BECK GROUP
/Rough And Ready(1971)

孤高のギタリスト"JEFF BECK"のグループJEFF BECK GROUPが71年にリリースしたアルバム。ファンの間では第2期JEFF BECK GROUPといわれており、メンバーは、JEFF BECK(ギター)、CLIVE CHAMAN(ベース)、BOB TENCH(ボーカル)、COZY POWELL(ドラム)、MAX MIDDLETON(ピアノ)で、そのなかでCLIVEとBOBは黒人です。この頃のJEFF BECKはSTEVIE WONDER、CURTIS MAYFIELD、SLY等のR&Bに傾倒していたらしく、このアルバムでもR&B色濃く仕上げており、かつ、ボーカルのBOB TENCHも黒人なので、普通にR&B、ファンク好きにもバッチリな内容となっています。時折Tighten Up風のフレーズがでてくるアップテンポのファンキー・ナンバー1.Got That Feeling、MAXのピアノとJEFFのギターが中心で時折でてくるCOZYのドラムが激ファンキーなジャズっぽいインスト・ナンバー4.Max's Tune、これ聴くと元気が出てくるアップテンポのファンキー・チューン6.New Ways/Train Train等聴きどころ十分。70年代のファンク好きならぜひ聴いてもらいたい名盤。(08/04/11)
JEFF BECK GROUP
/Same (1972)

孤高のギタリスト"JEFF BECK"のグループJEFF BECK GROUPが72年にリリースしたアルバム。第2期JEFF BECK GROUPのアルバムですね。プロデュースは、STEVE CROPPER。前作同様R&B路線で、BOB TENCHのボーカルもカッコイイですね。ジワジワと惹き込まれるファンキー・チューン1. Ice Cream Cakes、ソウルフルな5. I Can't Give Back The Love I Feel For You、アーシーかつファンキーな6. Going Down、ソウルフルで勢いのある7. I Got To Have a Song、郷愁感のある8. Highwaysがお気に入り。(2017/08/27)
JEFFERSON AIRPLANE
/Long John Silver (1972)

サンフランシスコを代表するサイケ・ロック・バンドJEFFERSON AIRPLANEが72年にリリースした7thアルバム。後に80年代に「We Built This City」(邦題:シスコはロックシティ)をヒットさせるSTARSHIPのルーツとは到底思えないサウンドだね。郷愁感溢れるギターが耳を惹く2. Aerie (Gang Of Eagles)、疾走感溢れる3. Twilight Double Leader、激しい歌が突き刺さる4. Milk Train、ドラマチックな6. Easter?、カントリー・タッチの7. Trial by Fire、ハードなロックを聴かせる9. Eat Strach Monがお気に入り。(2014/10/05)
JESSE ED DAVIS
/Keep Me Comin’ (1973)

ネイティブ・アメリカンでTAJ MAHALのバンドで活躍したスワンプ・ロックの名ギタリストJESSE ED DAVISが1973年にリリースした3rdアルバムにしてラスト・アルバム。スライドギターも効いたアーシーでファンキーな2. She’s A Pain、ホーンも効果的なファンキーなインスト4. Natural Anthem、楽しく温もりを感じる6. Ching,Ching,China Boy、タイトなリズム、ホーン、ベース、ギターのどれも最高なファンキー・インスト9. 6:00 Bugalu、どこたなくDOOBIE BROTHERSを思い起こさせるファンキーな10. Keep Me Comin’がお気に入り。1stと2ndも聴いてみたくなりましたね。(2020/11/14)
GEILS(J. GEILS BAND)
/Monkey Island (1977)

ブルースやR&Bに根ざした「アメリカのストーンズ」と評されるJ. GEILS BANDが77年にリリースした9枚目(?)のアルバム。J. GEILS BANDといえば81年の大ヒット曲「堕ちた天使 (Centerfold)」が有名ですが、熱心なファンには初期のアルバムが人気みたいですね。初期の頃の曲を試聴したんですが、どうもブルース調の曲やブギ調の曲は受けつけないな。でも、このアルバムはなかなかバラエティに富んでいて聴きやすいね。あのLUTHER VANDROSSがコーラスで参加しているのもポイント高いね。CISSY HOUSTONがボーカルで参加した勢いがあってファンキーな1. Surrender、メロウでハートウォーミングな2. You're The Only One、まさにアメリカン・ロックって感じの4. Somebody、ピアノが効いたちょいラテン風味のジャジーな前半部分が秀逸な6. Monkey Island、R&B度高いファンキーな8. So Good 、アコースティックで美しい曲から最後は泣きのハードロック調ギターで幕を閉じる9. Wreckageがお気に入り。彼等の引き出しの多さを感じさせるアルバムですね。(10/06/26)
THE J. GEILS BAND
/Freeze Frame (1981)

ブルースやR&Bに根ざした「アメリカのストーンズ」と評されるTHE J. GEILS BANDが77年にリリースした12枚目(?)のアルバム。従来からのファンには「産業ロック」に走ったってことで大不評みたいだけど、大ヒットした代名詞的な「堕ちた天使(Centerfold)」なんて良い意味でバカっぽくてポップでカッコ良くね?中房の時にカセットに録音して良く聴いていたのを思い出すね。ディスコ対応のファンキー・ロック6. Flamethrowerやリズムボックスを使った郷愁感溢れる7. River Blindnessも最高だね。売れるってことは決して悪いことじゃないことを証明したアルバムだと思う。(2012/06/21)
JIMI HENDRIX EXPERIENCE
/Are You Experienced?(1967)

未だ影響を与え続ける伝説のギタリスト"JIMI HENDRIX"がJIMI HENDRIX EXPERIENCE名義で67年にリリースしたデビュー・アルバム(11曲にアルバム発表前にシングル・リリースしていた6曲を追加)。基本的にはロックだと思うんですが、そこにファンクやR&B的なエッセンスが感じ取れてファンク好きの自分でもかなり気に入ってしまいました。ノイジーでファンキーな名曲1.Foxy Lady、疾走感溢れる4.Can You See Me、ビートがファンキーなロック・ナンバー5.Love Or Confusion、どこかクールでジャジーな9.Third Stone From The Sun、テープの逆回転処理が印象的なタイトル曲11.、郷愁を感じる12.Hey Joe、イントロで即死確実の名曲14.Purple Haze、アップテンポでノリノリな15.51st Anniversaryがお気に入り。ファンク好きも聴いておくべき名盤の一つ。(09/08/01)
JIMI HENDRIX EXPERIENCE
/Axis: Bold As Love (1967)

伝説のギタリスト"JIMI HENDRIX"がJIMI HENDRIX EXPERIENCE名義で67年にリリースした2ndアルバム。ファンクとロックが融合した刺激的なサウンドを聴かせてくれますね〜。攻撃的なギターが最高な3. Spanish Castle Magic、軽快でファンキーな4. Wait Until Tomorrow、疾走感溢れるハードロック5. Ain't No Telling、枯れた味わいの6. Little Wing、ジワジワと惹き込まれる緊張感溢れるロック7. If 6 Was 9、若さ溢れるロック8. You Got Me Floatin'、ファンキーなドラムもナイスな9. Castles Made Of Sand、メランコリックな序盤からブルージーに転調する11. One Rainy Wish、イントロのドラムブレイクも有名なハードかつファンキーなロック12. Little Miss Loverがお気に入り。(2015/02/23)
JIMI HENDRIX EXPERIENCE
/Electric Ladyland(1968)

伝説のギタリスト"JIMI HENDRIX"がJIMI HENDRIX EXPERIENCE名義で68年にリリースした3rdアルバム。ネットとか見ていると一番評価されてるアルバムみたいですね。個人的には1stより面白さを感じさせなかったな。 イントロのギター一発で分かる名曲16. Voodoo Child (Slight Return)は曲として最高で文句なしなんだけど、他に聴ける曲があまりなかったな(苦笑) 一応、スバルのCMで使われたハードロック・ナンバー3. Crosstown Traffic、15分にも及ぶブルージーな4. Voodoo Chile、ファンキーな6. Long Hot Summer Night、どことなく郷愁感漂う11. 1983... (A Merman I Should Turn to Be)、BOB DYLANのカバー15. All Along the Watchtower(BOB DYLANの方が好きだけどね)あたりは好きなんだけどね。ブラック好きには少々厳しいかもしれませんね。(10/04/10)
JIMI HENDRIX EXPERIENCE
/Live at Monterey (2007)

伝説のギタリスト"JIMI HENDRIX"がJIMI HENDRIX EXPERIENCE名義で2007年にリリースした67年のライブ・アルバム。躍動感溢れる3. Foxey Lady、BOB DYLANの名曲のハードなカバー4. Like a Rolling Stone、疾走感溢れる5. Rock Me Baby、郷愁を感じる6. Hey Joe、激しい7. Can You See Me、ライブでも相変わらずカッコイイ名曲9. Purple Haze、タイトルどおりワイルドな10. Wild Thingがお気に入り。(2016/01/24)
J.J. CALE
/Troubadour(1976)

古くはLEON RUSSELと活動し、ERIC CLAPTONが取り上げた「After Midnight」や「Cocaine」等の作者として根強い人気があるギタリスト"J.J. CALE"が76年にリリースした4thアルバム。プロデュースは、AUDIE ASHWORTH。FREE SOULシーンでも取り上げられたアルバムで、総じてR&Bフィーリングに富んでいて、特にBPM早めのグルーヴィーな2.Travelin' Light、鬼ファンキーな4.Ride Me High、ERIC CLAPTONがカバーしたファンキー・ロック6.Cocaine、跳ねたビートにピアノが絡む9.The Woman That Got Away、明るくウキウキする感じの10.Let Me Do It To Youと好曲揃い。決して巧くはないが味のある歌もまた良し。オススメのアルバムです。(09/07/11)
JOAN JETT & THE BLACKHEARTS
/I Love Rock N' Roll (1981)

女性ロッカーJOAN JETT率いるJOAN JETT & THE BLACKHEARTSが1981年にリリースしたアルバム。やはりなんといっても1. I Love Rock N' Rollでしょう!イントロのギターリフから拳を握り締め、サビの「ア〜イラブ ロッケンロー!」のコールアンドレスポンスで心肺停止確実!QUEEN/We Will Rock Youに匹敵するロック・アンセム!PVでのJOAN JETTの生意気そうなカッコよさ、わかるかなぁ〜、わかんねぇだろうなぁ〜。でも、この曲、イギリスのバンドTHE ARROWSのカバーとは知らなかったな。他にはスカッとするロック・ナンバー2. (I'm Gonna) Run Away、愛は苦痛のタイトルとは裏腹に明るく激しい3. Love Is Pain、緩急つけた構成で聴かせる5. Crimson And Clover、ヘイッ!のガヤもナイスなロックンロール11. Oh Woe Is Me、ボーナス収録の若さ溢れて勢いのある12. Louie Louieがお気に入り。(2021/06/12)
JOE COCKER
/Joe Cocker's Greatest Hits(1977)

UK出身の名シンガーJOE COCKERのデビューから77年までの間のベスト盤。しゃがれたハスキーボイスが魅力的なシンガーですね。HIPHOPフリークなら2PAC/California LoveやULTRA MAGNETIC MC'S/Funky、EPMD他で使われた定番Woman To Womanが有名。このベスト盤以外でまともにJOE COCKERを聴いたことはないのでよく分かりませんが、正直、A2.Woman To Woman以外聴けたものはなかったです・・・ いずれにせよWoman To Womanは聴いておくべき曲だと思います。(08/02/15)
JOE COCKER
/Luxury You Can Afford (1978)

UK出身の名シンガーJOE COCKERが78年にリリースしたアルバム。プロデュースは、ニューオーリンズの名士ALLEN TOUSSAINT。アマゾンでは廃盤扱いだけど、近所のホームセンターで500円でGET。とてもソウルフルで素敵なアルバムだね〜。ディスコテックだけどファンキーな1.Fun Time、PROCOL HARUMの名曲のカバー4.A Whiter Shade of Pale、ホーンセクションもファンキーでイカした5.I Can't Say No、ご機嫌なファンキー・チューン8.What Did You Do to Me Last Night、MARVIN GAYEのカバー11.I Heard It Through the GrapevineがGOOD。(2014/05/10)
JOE PERRY PROJECT
/Let The Music Do The Talking (1980)

エアロスミスのギタリストJOE PERRYがSTEVEN TYLERと仲違いして1980年にリリースしたソロ・プロジェクト。なかなかストレートなアメリカン・ロックを聴かせてくれますね。ドライブ感がありスカッとする2. Conflict of Interest、スピード感があってファンキーな3. Discount Dogs、激しいギターが耳を惹く4. Shooting Star、ロックというよりは激しいファンクがぴったりな6. Rockin' Train、グッとテンポを落としハード&ダークに攻める7. The Mist Is Risingがお気に入り。(2021/11/06)
JOE WALSH
/You Can't Argue with a Sick Mind (1976)

EAGLESのメンバーのJOE WALSHが76年にリリースしたライブアルバム。ドライブ感あふれて最高なロック1. Walk Away、快活なアメリカン・ロック2. Meadows、少しヘビーかつファンキーな4. Time Out、5. Help Me Make It Thru The Night 幻想的なシンセのイントロから郷愁感のあるギターが耳を惹く6. Turn To Stoneがお気に入り。(2018/09/15)
JOE WALSH
/But Seriously Folks (1978)

EAGLESのメンバーのJOE WALSHが78年にリリースしたソロアルバム。あまり引っかかりのない感じだけど、サラッと聴けるウエスト・コースト・ロックですね。リラックスムードの2. Second Hand Store、爽やかな風を感じる3. Indian Summer、リズミカルでファンキーな4. At the Station、ハートウォーミングな5. Tomorrow、郷愁感のあるインスト7. Theme From Boat Weirdosあたりがお気に入り。(2016/10/29)
JUDAS PRIEST
/Rocka Rolla (1974)

UKヘヴィメタルの大御所JUDAS PRIESTが74年にリリースしたデビュー・アルバム。一般的なヘビメタと言われる速い曲もあるけど、ズシリと重いヘビーなロックを聴かせてくれて、とても好みにマッチしていますね。ヘビー・ロックという言葉がピッタリな1. One For The Road、BLACK SABBATHっぽいダークかつヘビーな曲で始まり不良っぽさ満点なヘビー・ロックで締める組曲3. Winter/Deep Freeze/Winter Retreat/Chater、攻撃的なギターがイカす4. Never Satisfied、寂しげな5. Run Of The Mill、暗闇に迷い込んだような混沌とした曲から疾走感溢れる曲に転調する6. Dying To Meet You、物哀しげなインスト7. Cavier And Methsがお気に入り。ファンには不評なアルバムみたいだけど、個人的にはこれが一番かな。(2014/02/01)
JUDAS PRIEST
/Sad Wings of Destiny (1976)

UKヘヴィメタルの大御所JUDAS PRIESTが76年にリリースした2ndアルバム。1stほどではないけど、ヘビーなロックを聴かせてくれますね。ギターが最高にカッコ良く響くヘビー・ロック1. Victim of Changes、スリリングなヘヴィメタル2. The Ripper、寂しげな3. Dreamer Deceive、疾走感溢れる6. Tyrantがお気に入り。(2015/03/23)
KEEF HARTLEY BAND
/Halfbreed (1969)

イギリスの名ドラマーKEEF HARTLEY率いるブルース/ジャズ・ロック・バンドKEEF HARTLEY BANDが69年にリリースした1stアルバム。このアルバムは最近知ったんだけど、最高にカッコイイね!シンガーの声もナイス。イカシタジャズ・ロックの1. Sacked Introducing Hearts and Flowers/Confusion Theme/The Halfbreedから惹き込まれるね〜。イントロのギターとドラムでノックアウト必至のファンキー・ロック!の4. Leavin' Trunk、ジャズ・テイストの5. Just to Cry、ジミヘンっぽいギターのイントロで即死なサイケ・ロック7. Think It Over/Too Much to Take、BLOOD, SWEAT & TEARSなブラスも効果的な8. Leave It 'Til the Morning [Single 'A' Side]がお気に入り。他のアルバムも要チェックですね。(2018/02/24)
KIM CARNES
/Mistaken Identity (1981)

アメリカの女性シンガーKIM CARNESが1981年にリリースした6thアルバムにボーナス6曲を追加。世界的に大ヒットした1. Bette Davis Eyes(邦題:ベティ・デイビスの瞳)に尽きるかなー、やっぱり。当時、小学生だったけど、ラジオでも頻繁に耳にしていましたからね。元々は1975年にシンガーソングライターJACKIE DeSHANNONが発表した曲のカバー。オリジナルは、ほのぼのした眠気を誘うスイング・ジャズっぽい曲だけど、浮遊感のあるシンセサイザーやアタック強めのシンセ・ドラムを駆使して大胆にアレンジしており、KIM CARNESのハスキー・ボイスも相まって一度聴いたら忘れられない名曲となってますね。他には、どこか懐かしさを感じるロック・ナンバー2. Hit and Run、AORテイストのアダルトなスロウ3. Mistaken Identity、アコースティックギターが耳を惹くカントリー・タッチのロック4. When I'm Away from You、チープなドラム・マシンやパーカッションも良い感じの佳曲5. Draw of the Cards、優しい雰囲気のシンセ・ポップ・ロック8. Don't Call It Love、ボーナスで収録のTHE MIRACLESのカバーで小気味良いメロウ・ミディアム11. More Love、1983年の8thアルバム『Caf? Racers』からのシングルで、ドライブ感溢れるポップ・ロック12. Invisible Hands?(Dance Mix)、1985年の9thアルバム『Barking at Airplanes』からのシングルで、THE CARSを思い起こさせるシンセ・ポップ・ロック14. Crazy in the Night (Barking at Airplanes)、1983年の8thアルバム『Caf? Racers』収録で、郷愁感漂うロック・ナンバー15. I Pretendがお気に入り。(2023/09/16)
KING CRIMSON
/In the Court of the Crimson King (1969)

英国プログレッシブ・ロックの雄"KING CRIMSON"が69年にリリースしたデビュー・アルバム。このド迫力のジャケットは一度見たら忘れられないですよね。そういえば中学生の頃、FM雑誌でロック名盤100って特集でこのアルバムが紹介されていたな。拡声器を使ったような歌とヘビーでハードかつノイジーで狂気すら感じる代表曲1. 21st Century Schizoid Man (Including Mirrors)、幻想的で郷愁感も漂う3. Epitaph (Including March For No Reason/Tomorrow And Tomorrow)、宗教的な荘厳さを感じる5. The Court Of The Crimson Song (Including The Return Of The Fire Witch/The Dance Of The Puppets)は好きだけど難解だなぁ。PINK FLOYD/The Dark Side Of The Moonもそうだけど、プログレの良さを分かるにはあと数年かかるかな。(2012/09/20)
KING CRIMSON
/Earthbound (1972)

英国プログレッシヴ・ロックの雄"KING CRIMSON"が72年にリリースしたライブ・アルバム。客席からのカセット録音で音質が極めて悪いためROBERT FRIPPが長い間再発を許可しなかったみたいですね。KING CRIMSONを聴くならこのアルバムからがいいよ、って薦められたんで軽い気持ちで聴いてみたけど、「なんだ、この迫力は!?」ってすぐに腰を抜かしてしまいましたね。音質は全然気にならなかったけど、この演奏の圧倒的な破壊力といったらほんと凄い!凄まじいギターとドラムが鼓膜を突き破る1.21st Century Schizoid Man、ロックじゃなくもろファンクで特にサックスとドラムが最高にファンキーな2.Peoria、これもサックスが雰囲気たっぷりで全体的にブルースっぽく泥臭くてファンキーに攻める4.Earthboundが特に好きですね。久々に衝撃を受けたロックのアルバムで、ファンク命!って人にもぜひ2.と4.は聴いて欲しいな。(2011/09/18)
KING CRIMSON
/Larks' Tongues in Aspic (1973)

英国プログレッシブ・ロックの雄"KING CRIMSON"が73年にリリースした アルバム。プログレは正直、苦手だけど、ブックオフで安かったらつい買っちゃうんだよな。バイオリン等も取り入れたアコースティックで感傷的な3. Exiles、徐々に響いてくる4. Easy Money、ノイジーなギターが印象的な6. Larks' Tongues in Aspic, Pt. 2あたりはなかなかおもしろかったけど、民俗音楽っぽいところも多くて、相変わらず意味不明な感じだだな。(2014/08/26)
KISS
/Same (1974)

アメリカン・ロック・バンドの殿堂!”KISS”が1974年にリリースした記念すべきデビュー・アルバム。メンバーの奇抜なメイク、GENE SIMMONSのザ・シーク顔負けな火炎放射は小学生ながら知っていて、怖いイメージでしたが、当時人気だったディスコ・サウンドを取り入れた「I Was Made for Lovin' You」を聴いて素直にカッコイイなぁと思いましたね。しかし、アルバムまでは聴くに至らず、今になってやっとアルバムも購入に至りました。全体的にストレートなロックンロールで聴いていて気持ち良かったですね〜 スカッとしたロックを聴かせる1. Strutter、代表曲で、とても男らしいロック・ナンバー3. Firehouse、歪みまくったギターにGENE SIMMONSのロックなボーカルも実にアメリカンでカッコイイ4. Cold Gin、メインの曲終わりの突然のインストがハードでカッコ良すぎる5. Let Me Know、ノリの良いロック・ナンバー6. Kissin' Time、代表曲でドライブ感のあるロック・チューン7. Deuce、唯一のインスト・ナンバーだが泥臭くてファンキー感もあってカッコイイ8. Love Theme From Kiss、アコースティックのイントロから郷愁感のあるハードロックになだれ込む名曲10. Black Diamondがお気に入り。(2022/12/31)
KISS
/Dynasty (1979)

1979年にリリースした7thアルバム『Dynasty(邦題:地獄からの脱出)』。プロデュースは、VINI PONCIA。当時、小学校低学年でしたが、「I Was Made for Lovin' You」はラジオやテレビでかなり流れていましたね〜 怖いペイントして、ザ・シーク顔負けに口から火を吹くパフォーマンスには子供ながらに恐怖を覚えましたが、こんなノリの良い曲もしてるんだって思った記憶がありますね。全米11位と大ヒットとなった「アイ ワズ メイド フォー ラヴィン ユー、ベイビー♪」もキャッチャーなディスコ対応のハードロック1.?I Was Made for Lovin' You、ベースが効いた郷愁感漂う3.?Sure Know Something、ちょっとポップな感もあるノリの良いハードロック4.?Dirty Livin'、男の哀愁を感じるギターが胸を熱くさせるハードロック6.?Magic Touch、ドライブ感たっぷりのハードロック7.?Hard Timesがお気に入り。(2025/05/10)
THE KNACK
/Get The Knack (1979)

「My Sharona」でおなじみの一流(?)一発屋THE KNACKが79年にリリースしたデビュー・アルバム。確かに「My Sharona」が強烈すぎるから他の曲があまり入ってこないね。郷愁感漂う5. Maybe Tonightやオールドテイストの10. Lucindaあたりはなかなか好きなんだけどね。(2017/02/25)
LARSEN/FEITEN BAND
/Same (1980)

マニアに人気のキーボード奏者NEIL LARSENとギタリストのBUZZ FEITENのグループLARSEN/FEITEN BANDが80年にリリースしたアルバム。ベースにはWILLIE WEEKSも参加。プロデュースは、TOMMY LIPUMA。AORフリークから絶大な評価を得ているアルバムですね。人の評価は聴くまで信用しないけど、確かにこれはイイね。これ!といった曲はないけど、色々なタイプの曲があって通して楽しめます。小気味よいAORの1.Who'll Be The Fool Tonight、ファンキーな2.Danger Zone、ラテン色も取り入れたフュージョン3.Further Notice、四つ打ちのディスコチックなファンキー・チューン5.She's Not In Love、タイトルは「朝」だけど夕焼けが似合いそうな郷愁感溢れる6.Morning Star、心ウキウキする7.Make It、これもラテン入ったフュージョン8.Aztec LegendがGOOD。長く聴けそうなアルバムかな。(2011/05/07)
LEAF HOUND
/Growers Of Mushroom (1971)

UKのブルース・ロック/ハードロック・バンドのLEAF HOUNDが71年にリリースしたデビュー・アルバム。いやー、このアルバム、すげーカッコイイね!まさに自分が求めている"ヘビー・ロック"を体現しているね!1曲目の1.Freelance Fiendから血圧アップ確実のヘビー・ロック全開!アコースティック・ギターながら重たいドラムがナイスな2.Sad Road To The Sea、重々しい雰囲気の3.Drowned My Life In Fear、徐々に熱くなる4.Work My Body、DEEP PURPLEっぽさも感じるドライブ感溢れる8.Stagnant Pool、軽快なファンキー・ロック9.Sawdust Ceasar、ボーナスで収録された郷愁感溢れる10.It's Going To Get Betterと好曲満載。出会って本当に良かったアルバムですね。(2014/09/06)
LED ZEPPELIN
/Same(1969)

世界的なロック・バンドLED ZEPPELINが69年にリリースしたデビュー・アルバム。正直、好みの曲はあまりないですが、オープニングの1.Good Times Bad Timesのカッコ良さといったら! 個人的にJOHN BONHAMのヘビーなドラミングにかなり惹かれていて、この曲のドラミングもかなり好きですね〜。他にはローテンポで妖しげな4.Dazed And Confused、ギターがメインだと思うが、やっぱりドラムに耳が奪われる5.Your Time Is Gonna Come、ブルージーな3.You Shook Meがお気に入り。ROCKの基本として聴くべきアルバムでしょう。(09/02/25)
LED ZEPPELIN
/II (1969)

LED ZEPPELINが69年にリリースした2ndアルバム。LED ZEPPELINフリークから最高傑作との評価の高いアルバムみたいですね。ベスト・トラックは、やっぱ1. Whole lotta love(邦題「胸いっぱいの愛を」)。このハードなギター・リフほんと最高だね!痺れるぜマジで!少しサザン・ロック的な感じもする2. What is and what should never be、重たいドラムとノイジーなギターに絡む渋いベースもカッコイイ3. Lemon song、これぞハードロックって感じの5. Heartbreaker、1:40頃までのブルース調の曲調はつまらないが、その後ノイジーなハードロックに転調する9. Bring it on homeもお気に入りだな。(2010/12/28)
LED ZEPPELIN
/III (1970)

LED ZEPPELINが70年にリリースした3rdアルバム。このアルバムだと、思い出深いのは、名プロレスラー"超獣"ブルーザー・ブロディのテーマ曲として使われた「移民の歌」(1. Immigrant song)だな、やっぱ。獲物が狙うような野性的で疾走感溢れる曲で、ROBERT PLANTの「アーアーアーアーッ!」って雄叫びも最高だな。他には疾走感溢れるロック3. Celebration day、かなりヘビーでイカしたドラムにノックアウトされる5. Out on the tiles、「天国への階段」にも通じるアコースティックでメロディアスな7. Tangerineがお気に入り。「移民の歌」を聴いているとプロレスに夢中になっていたあの頃を思い出すな、やっぱり。(2012/08/23)
LED ZEPPELIN
/IV(1971)

LED ZEPPELINが71年にリリースした4thアルバム。普通の観点からすると4.Stairway To Heaven(天国への階段)ってことになりますが、HIPHOPの観点から聴くと絶対に8.When The Levee Breaksでしょう!イントロのドラム・ブレイクの強烈さといったら・・・ 初めて聴いたときはぶっ飛ばされましたね、ほんと。これ以外にもイントロのROBERT PLANTのシャウトで耳が惹きつけられる1.Black Dogや名曲4.Stairway To Heavenもお気に入り。聴いて当たり前のアルバムでしょう!(09/03/08)
LED ZEPPELIN
/Houses of the Holy (1973)

LED ZEPPELINが73年にリリースした5thアルバム。DOUBLE D & STEINSKI /Lesson 3でも使われたファンク・テイスト濃厚な4. The Crunge、レゲエというよりトロピカル・ミュージックって感じの6. D'yer Mak'er、メロトロン等を使って幻想的に仕上げた7. No Quarter、BEASTIE BOYS、REAL ROXANNE、STEADY B等に使われたギター・リフがカッコ良すぎる8. The Oceanがお気に入り。(2012/05/07)
LED ZEPPELIN
/Physical Graffiti(1975)

LED ZEPPELINが75年にリリースした6thアルバム。LED ZEPPELINの中でも最もR&B/FUNK寄りなアルバムとして知られていて、実際、ブラック好きの自分が反応する曲が多いのもこのアルバムですね。ファンキーなロック1.Custard Pieからニヤリとさせますね。これまたファンキーでギターのフレーズがお気に入りの2.The Rover、次第に激しくなっていく3.In My Time Of Dying、ディスコ・シーンでも人気のあるノリノリなファンキー・ロック5.Trampled Under Foot、ORIGINAL CONCEPTやSCHOOLLY Dがサンプリングした妖しげな6.Kashmirが特に気に入ってます。ファンク好きなら聴いておくべきでしょう。(10/02/20)
LED ZEPPELIN
/Presence (1976)

LED ZEPPELINが76年にリリースした7thアルバム。タイトでファンキーなドラムにギターが印象的な2. For Your Life、ギターのイントロから惹き込まれるハードロック'N'ファンキーな4. Nobody's Fault But Mine、疾走感溢れるロック5. Candy Store RockがGOOD。悪くはないけど、初期作よりは好みじゃないかな。(2013/03/07)
LED ZEPPELIN
/In Through the Out Door (1979)

LED ZEPPELINが79年にリリースした9thアルバム。実質的なラスト・アルバムになるのかな。初期とは比較しようがないけど、どこか感傷的なハードロック1. In the evening、サザン・ロックっぽさも感じる2. South bound saurez、シンセが耳を惹く10分にも及びプログレっぽい5. Carouselambra、リリース前に亡くなったROBERT PLANTの愛息に捧げたバラード6. All my loveあたりは好きですね。(2014/04/02)
LED ZEPPELIN
/Coda (1982)

LED ZEPPELINが82年にリリースしたラスト・アルバム。未発表曲の寄せ集め的なもので、録音年代も69年から78年と幅広いですね。あまり面白くはなかったけど、BEN E.KINGのカバーでアップテンポでグルーヴィーな1.We're Gonna Grooveはカッコイイね〜!こんなのを期待したんだけど、それ以降はイマイチで、重たいドラムが印象的な6.DarleneとJOHN BONHAMのドラム・ソロの7.Bonzo's Montreuxが聴けたくらい。まあ、We're Gonna Grooveが良かったから、これはこれでOKかな。(2012/02/25)
LED ZEPPELIN
/BBC Sessions (1997)

LED ZEPPELINがBBC向けに録音したスタジオセッションとライブを収録したコンピレーション・アルバム。詳しいことは語れないけど、LED ZEPPELINの恐ろしくカッコ良いライブを聴ける最高のアルバムだね。DISC1では攻撃的な3. Communication Breakdown、ハードに攻める5. The Girl I Love She Got Long Black Wavy Hair、3.よりはスマートな感じの7. Communication Breakdown、アーシーな8. Travelling Riverside Blues、イントロのギターから悶絶必死の名曲9. Whole Lotta Love、激しく攻める11. Communication Breakdown、DISC2ではブルーザー・ブロディを思い出すハードロック・クラシック1. Immigrant Song、イントロの歌から惹き込まれる4. Black Dog、永遠の名曲6. Stairway To Heaven、名曲をメドレーで繋げた9. Whole Lotta Love (Medley)が好きですね。(2016/08/20)
LES DUDEK
/Same (1976)

THE ALLMAN BROTHERS BAND、BOZ SCAGGS、STEVE MILLER BANDのギターを務めたLES DUDEKが76年にリリースしたソロ・デビュー・アルバム。プロデュースは、BOZ SCAGGS。BOZ SCAGGSの名曲Low Downの印象的なギターがこの人だったんですね〜。明るく軽快なアメリカン・ロックを聴かせてくれ、ドライブ感溢れて軽快な1. City Magic、疾走感溢れてファンキーなフュージョン・タッチの3. Don’t Stop Now、サザン・テイストのファンキーな5. It Can Do、ドゥービー・ブラザースを思い起こさせるファンキー・ロック7. Cruisin' Grooves、郷愁感のあるミディアム・ナンバー8. What a SacrificeがGOOD。(2018/10/13)
LESLIE WEST
/Mountain (1969)

巨漢ギタリストLESLIE WESTが69年にリリースしたアルバム。FELIX PAPPALARDIがギターとキーボード、N. D. SMART IIがドラムで参加しており、実質的にはMOUNTAINの1stアルバムみたいですね。とても自分好みのロックを聴かせてくれ、特に正統派ハードロックって感じの1. Blood Of The Sun、後のライブ・バージョンの豪快さには到底及ばないけどB-BOYに馴染み深い2. Lond Red、泥臭いブルース・ロック4. Blind Man、カッコ良すぎるハードロック5. Baby, I'm Down、これまたイカしたハードロック6. Dreams Of Milk & Honey、疾走感溢れる10. Southbound Trainあたりが好きですね。その後のアルバムと比べて…って評価を良く見るけど後期よりは断然こっちを支持するね。(2013/04/18)
LITTLE FEAT
/Same (1971)

LOWELL GEORGE率いるLITTLE FEATが1971年にリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースはRUSS TITELMAN。アーシーかつファンキーな素晴らしいアルバムだね〜!特にファンキーなスライド・ギターに雰囲気を盛り上げるピアノが最高な1. Snakes On Everything、気持ちが高揚する2. Strawberry Flats、温もりのあるピアノのが印象的な3. Truck Stop Girl、郷愁感を感じる4. Brides Of Jesus、ファンキーなドラムのイントロから最高な6. Hamburger Midnight、泥臭くてご機嫌な8. Crack In The Door、小躍りしそうなリズミカルでトランペットもいい感じの11. Crazy Captain Gunboat Willieがお気に入り。(2021/03/06)
LITTLE FEAT
/Dixie Chicken(1973)

元FRANK ZAPPAのバンド・メンバーだったLOWELL GEORGE率いるLITTLE FEATが73年にリリースした3rdアルバム。ニューオーリンズのセカンドライン・ファンクを大胆に導入したアルバムで、ロック・フリークにはかなり有名ですね。HIPHOPフリークの定番ブレイク6.Fool Yourselfはもちろん、泥臭いファンキー・チューン2.Two Trainsも最高ですね〜。ファンク・フリークでも一度は聴く価値のあるアルバムだと思います。(07/05/14)
LITTLE FEAT
/Feats Don't Fail Me Now(1974)

LOWELL GEORGE率いるLITTLE FEATが74年にリリースした4thアルバム。プロデュースは、LOWELL自身と1曲のみVAN DYKES PARKS。前年の『Dixie Chicken』が一般的には最高傑作とされていますが、ファンク、R&B好きには絶対にこっち!全体的にドラムがよりファンキーに鳴っていて、マジで下手なファンク・バンド聴くよりいいね。LOWELLのギターがいい味を出している南部風情溢れるファンキーな1.Rock & Roll Doctor、ドラムがグッとファンキー度を増す3.Skin It Backと4.Down the Road、ファンキーなホーン・セクションを含む全てが真っ黒くて最高なVAN DYKES PARKS制作の5.Spanish Moon(ベスト・トラック!)、アーシーでファンキーな前半部分に惹かれる8.Medley: Cold Cold Cold/Tripe Face Boogieがお気に入り。ファンク好きなら絶対にチェックして欲しいロック・アルバム!(09/10/03)
LIVING IN A BOX
/Same (1987)

ボーカルのRICHARD DARBYSHIRE率いるUKのポップグループLIVING IN A BOXが87年にリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースは、RICHARD JAMES BURGESS。代表曲で切れの良いダンスナンバー1.Livng In a Boxだろうな、やっぱ。ラジオでもかかりまくっていたからね。他にはミディアム・グルーヴの3.So The Story Goes、イントロで即死確実のドリーミーなミディアム4.From Beginning To End、もう一つのヒット曲7.Scales Of Justice、ARTHUR BAKERがリミックスしたインスト・ハウス11.Livng In a Box(The Pent House Mix)あたりを良く聴いていたね。HUEY LEWISをソウル寄りにしたようなRICHARD DARBYSHIREのボーカルは良いけど、曲によってはバナナラマみたいな俗悪なユーロポップ調になっているのがとても残念。1.や4.みたいな曲がもっとあると良かったのに。(2013/12/4)
LIVING IN A BOX
/Gatecrashing (1989)

「Living In a Box」のヒットで知られる、ボーカルRICHARD DARBYSHIRE率いるUKのポップグループLIVING IN A BOXが89年にリリースした2ndアルバム。プロデュースにはTOM LORD-ALGE、DAN HARTMAN、LEON SYLVERS IIIも参加。全体的には1stよりは完成度高く、特に優しげでダンサブルな3. Day After Tomorrow Night、ノリの良いドラムに郷愁メロディの4. Touch Sensitive、心和ますスロウ5. All the Difference in the World、ヒットしたLiving In a Boxにも似た感覚のファンク・ナンバー6. Gatecrashing、小気味良いダンス・ナンバー7. Mistaken Identity、優しげな雰囲気の9. Different Air、しっとりとした味わいのスロウ10. Room in Your Heart、国内盤だけのボーナスで、CMに使われて一部で人気あるらしいノリの良い11. Bed Of Roses、きちんとUKファンクしてる12. Dance The Mayonnaiseがお気に入り。(2021/02/13)
LIZZIE TEAR
/Life Won't Be the Same (1987)
LIZZIE TEARなる女性シンガーが87年にリリースしたシングル。SALT-N-PEPA/Push Itをよりポップにした感じ。ミーハーっぽいけど結構好きだな。(2019/02/28)
LOGGINS & MESSINA
/Same (1972)

KENNY LOGGINSとJIM MESSINAのデュオが72年にリリースした2ndアルバム。STEVIE WONDERやJEFF BECKを彷彿させるクラビネット(?)が最高な超弩級ファンクの1. Good Friendだね、やっぱり!昔聴いた時には、まさかKENNY LOGGINSがこんな曲やっているとは夢にも思わなかったな〜。もうこの曲が強烈すぎて、残りは印象が薄いけど、ファンキーなフュージョン・タッチの11. Angry Eyesも凄いイカしているね。(2015/11/03)
LYNYRD SKYNYRD
/Pronounced Leh-Nerd Skin-Nerd (1973)

THE ALLMAN BROTHERS BANDと並ぶサザン・ロックの雄"LYNYRD SKYNYRD"が73年にリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースは、AL KOOPER。そういえば中学時代に見ていた全日本プロレスで人間魚雷テリー・ゴーディとマイケル・ヘイズのタッグ"ファビュラス・フリーバーズ"が入場曲で彼等のFree Birdを使っていたなー。懐かしー!ALLMANより不良っぽいところが魅力的で、ベストは二部構成で、もの哀し気なギターのメロディに耳を奪われる前半から、トリプル・ギターが炸裂するアップテンポの後半の展開が最高な8. Free Bird。彼等の代表曲の一つでもあるけど、やっぱ最高っす!イントロのドラムがイカすファンキー・ロック1. I Ain't The One、オーケストラも取り入れた郷愁感溢れるバラード2. Tuesday's Gone、 寂しげなメロディのギターが胸を打つ4. Simple Man、南部らしい泥臭いロック7. Poison WhiskeyもGOOD。豪快さと繊細さも兼ね備えた大好きなアルバムの一つ。(2010/10/11)
LYNYRD SKYNYRD
/Second Helping (1974)

THE ALLMAN BROTHERS BANDと並ぶサザン・ロックの雄"LYNYRD SKYNYRD"が74年にリリースした2ndアルバム。プロデュースは、1stと同じくAL KOOPER。NEIL YOUNGが南部を強烈に批判した「Southern Man」のアンサーソングとして有名な1. Sweet Home Alabamaだよねやっぱり。南部風情溢れるカッコ良いロックだね。GETO BOYS/Gangster Of Loveのネタにも使われているね。郷愁たっぷりの泣きのギターが染み渡る2. I Need You、痛快なロック・ナンバー4. Workin' For MCA、疾走感溢れるロック7. The Needle & The Spoon、ボーナス・トラックで郷愁感溢れてアーシーな10. Was I Right Or Wrong (Demo)もGOOD。1stの次に好きなアルバムかな。(2013/08/04)
LYNYRD SKYNYRD
/Nuthin' Fancy (1975)

THE ALLMAN BROTHERS BANDと並ぶサザン・ロックの雄"LYNYRD SKYNYRD"が75年にリリースした3rdアルバム。プロデュースは、AL KOOPER。カラっとしたサザン・ロック1. Saturday Night Special、ブルージーかつヘビーな2. Cheatin' Woman、ファンキーなドラムとアーシーなギターがカッコ良すぎる4. I'm A Country Boy、ヘビーなロックを聴かせる5. On The Hunt、カントリー一歩手前って感じの6. Am I Losin'、ボーナスで収録された5.のライブ10. On The Hunt (Live)がGOOD。あまり評判の良くないアルバムみたいだけど、十分楽しめたかな。(2014/02/08)
LYNYRD SKYNYRD
/Gimmie Back My Bullets (1976)

サザン・ロックの雄LYNYRD SKYNYRDが76年にリリースした4thアルバム。プロデュースは大御所TOM DOWD。イントロのギターから耳を鷲掴みにする1. Gimmie Back My Bullets, BOB DYLANを思い出させる温かみのある2. Every Mother's Son、ファンキーなドラムとギターがイカす3. Trust、J.J. CALEのカバーでやさぐれた4. (I Got The) Same Old Blues、ドライブ感溢れてファンキーな5. Double Trouble、スピード感があってどことなく郷愁を感じる7. Searching、泥臭い8. Cry For The Bad Man、南部情緒溢れて染み渡る9. All I Can Do Is Write About It がお気に入り。ファンの間では地味なアルバムと評価されているみたいだけど、個人的には1stから4thまでの中では一番好きなアルバムですね。(2019/03/09)
LYNYRD SKYNYRD
/Endangered Species (1994)

THE ALLMAN BROTHERS BANDと並ぶサザン・ロックの雄"LYNYRD SKYNYRD"が94年にリリースした全編アコースティックのアンプラグド・アルバム。最初、アコースティックじゃ地味すぎるなーって感じたけど、5. Saturday Night Special、6. Sweet Home Alabama、7. I Ain't the One、10. Poison Whiskeyの名曲は流石にアコースティックでも味があって良いね。日本盤にはSimple Manのライブ14.Simple Manも収録。(2014/07/24)
MADONNA
/Same(1983)

MADONNAが83年にリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースは、REGGIE LUCAS、JELLYBEAN、MARK KAMINS。中房の頃、「Like A Virgin」のPVを初めて見た時には、かなり股間に衝撃を受けましたね〜(笑) 今見ると全然エロくないんだけど、その雰囲気が中房には刺激的だったのかな。この曲がかなり大ヒットしてラジオでもかなりMADONNAの曲を流してましたね。その中で特に好きだったのが、このアルバムに収録のLucky StarやHolidayです。2ndはかなりポップス寄りになっていたけど、このアルバムはもろNYサウンドって感じで最高だね。FUNKテイストでノリノリな1. Lucky Star、親しみやすいメロディで当時から大好きな2. Borderline、ダンクラ好きには定番で楽しく自然に腰が動く5. Holiday、少し地味だけど、なかなかノリの良い6. Think of Me、かなりNYっぽい、ちょいエレクトロ入った7. Physical Attraction、これも定番でラテンっぽさを取り入れた8. Everybodyと好曲満載。ポップス・ファンのみならずダンクラ好きも聴いておくべきアルバムでしょう。(10/06/21)
MADONNA
/Like A Virgin (1984)

MADONNAが84年にリリースした2ndアルバム。プロデュースは、NILE RODGERSで、CHICの面々がバックアップ。MADONNAが一躍スターダムにのし上がるきっかけっとなったアルバムですね。「Like A Virgin」のPVは中房の頃の"バイブル"だったな〜(笑) その「Like A Virgin」の大ヒットを受けてラジオ、TVでもかなりMADONNAの曲を流してたね。ポップな1. Material Girl、ノリノリだけど結構落ち着いた雰囲気の2. Angel、ROSE ROYCEの名曲のカバーでしっとりと切ない5. Loce Don't Live Here Anymore、ダンサブルな6.Dress You Up、心和ませる7. Shoo-Bee-Doo、1stの雰囲気のディスコ・テイストの8. Pretenderあたりを良く聴いていたな〜。自分の洋楽の原点ともいえる思い出深いアルバムですね。(2011/08/24)
MADONNA
/True Blue (1986)

MADONNAが86年にリリースした3rdアルバム。プロデュースは、MADONNA、PATRICK LEONARD、STEPHEN BRAY。『Like a Vergin』の大ヒットを受けてリリースされたアルバムで、ラテン・タッチの「La Isla Bonita」がまたまた大ヒットしていたね。この頃、HIPHOPにどっぷりハマっていたんで、アルバム自体は正直、最近聴いたんだけど、全部ラジオでエアチェックしていた曲ばかりで、クラシックの1.Papa Don't Preach、弾けたノリノリの2.Open Your Heart、ポップ・ロックって感じの3.White Heat、エモーショナルで素敵なスロウ4.Live To Tell、明るくノリノリな5.Where's The Party、ラテン・フレイヴァのノリの良い9.Love Makes The World Go Roundを良く聴いていたなー。(「La Isla Bonita」はラテン過ぎて全然好きじゃないかな。) アルバムは持っていなかったけど、全曲知っていたんで、改めてMADONNAの人気の凄さを思い知らされましたね。(2012/07/30)
MANASSAS
/Same (1972)

クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤング(CSN&Y)で活動していたSTEPHEN STILLS率いる大所帯バンドMANASSASが72年にリリースしたアルバム。様々なスタイルの音楽を取り込んだ充実作で、アーシーかつファンキーな1. Song Of Love、小気味よくてアーシーな2. Rock&Roll Crazies/Cuban Bluegrass、ノスタルジックなメロディの5. Both Of Us、フォーキーな13. Johnny's Garden、ワウワウ・ギターがナイスなファンキー・ナンバー17. The Love Gangster、疾走感あふれる19. Right Now、郷愁感溢れてグルーヴィーな20. The Treasure (Take1)あたりがお気に入り。(2018/09/29)
MEN AT WORK
/Business As Usual (1981)

オーストラリアのロック・バンドMEN AT WORKが81年にリリースしたデビュー・アルバム。いや〜、懐かしいバンドだね。中房の頃、1. Who Can It Be Now?(邦題「ノックは夜中に」)がMTVでよくかかっていたな〜。一度聴いたら忘れないサックスが印象的なノリノリなポップ・ロック。レゲエを取り入れた異国情緒のセカンド・シングル3. Down Underも秀逸。これもレゲエを取り入れたゆったりとした9. Catch A Star、優しげなメロディが胸に染み渡る10. Down By The SeaもGOOD。(2014/03/11)
MICHAEL FRANKS
/Art Of Tea (1975)

AOR/スムーズ・ジャズ・シーンで人気のあるMICHAEL FRANKSが75年にリリースした2ndアルバム。プロデュースは、TOMMY LIPUMA、アレンジがNICK DE CAROというマニアが好む面々。JOE SAMPLE、LARRY CARLTON、JOE GUERIN、WILTON FELDERとCRUSADERSのメンバーを中心とした面子がバックアップ。気だるい昼下がりって趣の1.Nightmoves、アルバムの中では異色な感じがするDAVID SANBORNのサックスもナイスなファンキー・チューン3.Monkey See-Monkey Do、郷愁感のある4.St.Elmo's Fire、優しげなエレピが最高な陽だまりメロウ・ナンバー5.I Don't Know Why I'm So Happy I'm Sadが良かったかな。言われているほど面白くはなかったかなと。というか、このヤワなボーカル自体あまり好みじゃないかも。聴くときの気分によって好き嫌いが分かれるタイプの音楽かなって感じましたね。(2011/03/05)
MICK JAGGER
/She's The Boss (1985)

MICK JAGGERが85年にリリースしたソロ・アルバム。これが初ソロだったんですね。初めて知りました。参加ミュージシャンが凄いね。JEFF BECK、HERBIE HANCOCK、BILL LASWELL、NILE RODGERS、BERNARD EDWARDS、SLY&ROBBIE、JAN HAMMER etc。やっぱ記憶に残っているのは6. Just Another Nightだな〜。ラジオでもかなりオンエアされていたしね。80年代らしいロック・ナンバー2. 1/2 A Loaf、ファンキーなロック7. Lucky In Love、ヘビーなドラムに耳を奪われる9. She's The Bossも好きかな。思い入れの無い分さらりと聴けたけど、熱心なTHE ROLLING STONESファンに評判悪いのも分かる気がするね。(2013/08/11)
THE MOB
/The Heritage Sessions(1995)

フィリーソウル、ポップス、ロック界で活躍したJERRY ROSSのプロデュースでデビューしたブラス・ロック・バンド"THE MOB"が70年にリリースしたデビュー・アルバム10曲に未発表曲等9曲追加した再発盤。グループの詳細は、良く分かりませんが、当時のBLOOD,SWEAT&TEARSに近い感じでかなり気に入っています。デビュー・アルバムからの心躍るハッピーな3.(I'd Like To See)More Of You、ファルセットのR&Bシンガーが似合いそうなソウルフルなスロウ4.Lost、郷愁感溢れる6.For A Little While、ARCHIE BELL/Tighten Upにも似た疾走感溢れる9.Love's Got A Hold On Me、ファンキーな10.Back On The Road Againも最高ですが、一番のお気に入りは、KOOL&THE GANG/Celebration!のカバーにサビのコーラスでSLY&THE FAMILY STONE/Everyday Peopleを合わせた超ご機嫌な未発表曲の12.Everyday People/Love Power。この曲、クレジットでは、71年作となっていますが、Celebration!が80年なんで、絶対に80年代の曲だと思うのですが。(全体でみるとこの曲だけかなり違和感ありますが) その他の未発表曲では、CAROL KINGのカバー15.I Feel The Earth Move、アップテンポのファンキー・チューン17.Where You LeadもGOOD。当時のCHICAGO、BLOOD,SWEAT&TEARS、CHASE等のブラス・ロックが好きなら絶対に聴いておくべきでしょう。(09/03/21)
MONTROSE
/Same (1973)

ギタリストのRONNIE MONTROSE、後にVAN HALENのボーカルにもなったSAMMY HAGERがメンバーのカリフォルニアのバンドMONTROSEが1973年にリリースしたデビュー・アルバム。これぞハードロックの雛型的なサウンドで、SAMMY HAGERのボーカルも最高ですね!MOUNTAINにも似た疾走感のある1. Rock the Nation、ドライブ感たっぷりの2. Bad Motor Scooter、疾走感のある3. Space Station #5、イントロがブレイクビーツにも使えそうなどっしりと重たい6. Rock Candy、ヘビーでイカした8. Make It Lastがお気に入り。もっと聴いてみたくなりましたね。(2020/03/21)
THE MOTELS
/Shock (1985)

紅一点のマーサ・デイヴィスをボーカルに擁するアメリカン・ロック・バンドTHE MOTELSが85 年にリリースした5thアルバム。2. Shame(邦題:うれしはずかしシェイム・オン!) (トホホな邦題....)に尽きるかな、やっぱり。THE MOTELSのヒット曲の中でも一番売れて ない曲だが、どこか悲しげなメロディとボーカルが魅力的で、バンド名そのままの寂れたモ ーテルで歌うPVも曲の雰囲気にマッチしていていて思い出深い曲の一つ。アルバム自体もなかなか聴き応えあって、もの哀しさの中に力強さも感じる、少しファンクっぽい1. Shock、どことなく懐かしさを感じる3. Hungry、郷愁感溢れる6. New York Times、80年代らしいシンセが耳を惹くポップ・ロック7. State Of The Heart、寂しげな8. My Love Stops Hereがお気に入り。(2019/09/28)
MOUNTAIN
/Climbing!(1970)

巨漢ギタリストLESLIE WESTとCREAMのプロデューサーだったFELIX PAPPALARDIを中心としたアメリカン・ハード・ロック・バンド"MOUNTAIN"が70年にリリースしたアルバム。メンバーは、LESLIE WEST(ギター、ボーカル)、FELIX PAPPALARDI(ベース、ピアノ)、CORKY LAING(ドラム)、STEVE KNIGHT(オルガン、ボーカル)の4名。グループとしては1stアルバムだが、実質的には前年のLESLIE WESTのアルバムが1stとみられていて、これは2ndにあたるとのことです。LESLIEの無骨なボーカルが最高なヒット曲1.Mississippi Queen、映画『イージーライダー』のサントラにも収録された哀愁漂うロック・ナンバー2.Theme From An Imaginary Western、ファンキーな4.Silver Paper、イントロのドラムが使えそうなアップテンポの8.Sittin' On A Rainbow等男汁溢れる熱いロックを聴かせてくれます!MOUNTAINといえば定番ドラム・ネタのLong Redが収録されたライブ盤がトラックメイカーやHIPHOPフリークに有名ですが、このアルバムもぜひ聴いてもらいたい!(08/02/08)
MOUNTAIN
/Nantucket Sleighride (1971)

巨漢ギタリストLESLIE WESTとCREAMのプロデューサーだったFELIX PAPPALARDIを中心としたアメリカン・ハード・ロック・バンド"MOUNTAIN"が71年にリリースした(実質的な)3rdアルバム。個人的には前作の『Climbing!』の方が好みだけど、これもなかなか気に入っています。ベスト・トラックは、彼等の名曲の一つに数えられる3. Nantucket Sleighride (To Owen Coffin)。少し哀しげな出だしから、転調してアップテンポになり、再び元に戻るプログレっぽい構成もグッときますね〜。出だしのベースとドラムが特にカッコイイっすね。他には、快なアメリカン・ロックって感じの1. Don't Look Around、泥臭い感じの4. You Can't Get Away!、印象的なリズムの5. Tired Angels (To J.M.H.)、ミドル・テンポでハーモニカがアクセントになっている7. My Lady、どこかで聴いたようなギターのメロディが耳を惹く8. Travellin' in the Dark (To E.M.P.)もGOOD。アメリカン・ロック好きなら押さえておくべきアルバムでしょう。(10/06/06)
MOUNTAIN
/Flowers Of Evil (1971)

巨漢ギタリストLESLIE WESTとCREAMのプロデューサーだったFELIX PAPPALARDIを中心としたアメリカン・ハード・ロック・バンド"MOUNTAIN"が71年にリリースした(実質的な)4thアルバムでスタジオとライブの両方を収録。MOUNTAINらしい重たいロック3. One Last Cold Kiss、ハードなギターがイカした4. Crossroader、UKのプログレっぽさも感じる5. Pride And Passion、25分にも及びライブ・メドレー6. Dream Sequence: Guitar Solo/Roll Over Beethoven/Dreams Of Milk And Honey/Variations/Swan Theme、ヒット曲のライブ7. Mississippi QueenがGOOD。正直、スタジオ曲にするかライブにするか統一した方が聴きやすいと思ったな。少し中途半端な感じがしたね。(2013/02/22)
MOUNTAIN
/Live : The Road Goes Ever On (1972)

巨漢ギタリスト"LESLIE WEST"とCREAMのプロデューサーだったFELIX PAPPALARDIを中心としたアメリカン・ハード・ロック・バンド"MOUNTAIN"が72年にリリースしたライブ・アルバム。MOUTAINファンには、17分以上にも及び伝説のNantucket Sleighrideが有名ですが、トラックメイカーやHIPHOPフリークにはなんといっても1.Long Redに尽きるね!このドラム、まさにミラクル!こんなヘビーなビートなかなか無いよね。もちろん曲自体も最高で、特に迫力満点のボーカルとギターが男汁溢れんばかりだな。他にも郷愁感溢れるトラックにボーカルの熱い歌がばっちりハマった2.Waiting To Take You Away、大海原を切り裂くようなギターにノックアウトされるハードロック3.Crossroader、前述の17分以上にも及び名曲Nantucket Sleighrideと全曲聴かせてくれるね。ライブ・アルバム嫌いな自分を変えてくれたアルバムの一つですね。(2011/03/22)
MOUNTAIN
/Avalanche (1974)

巨漢ギタリストLESLIE WESTとCREAMのプロデューサーだったFELIX PAPPALARDIを中心としたアメリカン・ハード・ロック・バンド"MOUNTAIN"が74年にリリースしたアルバム。奔放なアメリカン・ロック2. Sister Justice、泥臭い雰囲気の4. Swamp Boy、THE ROLLING STONESの重々しいカバー5. Satisfaction、ハードでブルージーなロック6. ThumbsuckerがGOOD。初期より軽くなった気もするけど、悪くはないですね。(2013/08/19)
MOUNTAIN
/Twin Peaks (1974)

巨漢ギタリスト"LESLIE WEST"とCREAMのプロデューサーだったFELIX PAPPALARDIを中心としたアメリカン・ハード・ロック・バンド"MOUNTAIN"が74年にリリースした大阪でのライブ・アルバム。ライブといえば『Live : The Road Goes Ever On』に尽きるけど、これもなかなか聴かせてくれます。豪快なハードロック1. Never In My Life、代表曲でもある哀愁漂う2. Theme For An Imaginary Western、パワフルなロック3. Blood Of The Sun、32分にも及ぶ代表曲5. Nantucket Sleigh Ride、ハードなギターがイカした6. Crossroader、代表曲の7. Mississippi Queen、ファンキーな8. Silver PaperがGOOD。『Live : The Road Goes Ever On』よりは劣るけど、十分楽しめたかな。(2014/02/14)
MR. MISTER
/Welcome to the Real World (1985)

元PAGESのRICHARD PAGEとSTEVE GEORGEを中心として結成されたポップロック・バンドMR. MISTERが1985年にリリースした2ndアルバム。このアルバムからはKyrieとBroken Wingsの2曲が全米1位に輝きましたね。小気味良いリズムのポップロック6. Is It Love、水滴が落ちるような静かなイントロからズシッと重たいドラムとシンセが入り、印象的なサビで盛り上げる7. Kyrie、静けさを感じるシンセの序盤から熱く歌い、じわじわ盛り上げる8. Broken Wings、跳ねるようにリズミカルで自然と体が動くポップなナンバー9. Tangent Tearsがお気に入り。(2022/03/12)
NED DOHENY
/Hard Candy(1976)

NED DOHENYが76年にリリースした2ndアルバム。プロデュースはBOOKER T&MG'SのギタリストのSTEVE CROPPER。ロックにR&B、JAZZ等を巧みにブレンドしたトラックも秀逸だが、NED DOHENYの清涼感溢れるボーカルも最高なAORの名盤中の名盤!自分が求めているAORの形がそこにありますね。TOWER OF POWERがホーンを担当したメロウ・ミディアムの1.Get It Up For Love、AVERAGE WHITE BANDのクラシックA Love Of Your Ownのカバー(というよりAVERAGE WHITE BANDのメンバーHAMISH STUARTとの共作。この二人はCHAKA KHANのクラシックWhat cha Gonna Do For Meも手がけています。)で、TOWER OF POWERがホーン、DAVID FOSTERがキーボード、HAMISH STUARTがバッキングVo.で参加した5.A Love Of Your Own、アコースティック・ギターが効いたフォーキー&メロウな6.I've Got Your Number、これもTOWER OF POWERのホーンをフィーチャーしたノリノリ・ファンキーな7.On The Swingshift等ほとんど全曲聴かせてくれます。ブラック以外聴かないという方にぜひ聴いてもらいたいアルバムの一つ。(08/02/01)
NED DOHENY
/Prone(1978)

NED DOHENYが78年に日本のみでリリースしたアルバム。プロデュースはBOOKER T&MG'SのギタリストのSTEVE CROPPER、参加ミュージシャンにDAVID FOSTER、JEFF PORCARO、J.D.SOUTHER等。前作の『Hard Candy』もAORの名盤中の名盤だが、このアルバムもかなり充実してます!アメリカで発売されなかったのが、不思議なくらい。ホーンもいいアクセントになっているファンキーな1.To Prove My Love、ローテンポのファンキー・チューン2.Think Like A Lover、郷愁ファンキーの3.Labor Of Love、ラテンタッチの軽快な5.Guess Who's Looking For Love Again、しっとりとした6.The Devil In You、メロウ・ミディアムの8.If You Only Knew、アップテンポのファンキー・チューン9.Sweet Frictionと聴きどころ満載。『Hard Candy』が気に入った方はぜひこのアルバムもどうぞ!(09/03/09)
NED DOHENY
/Best Collection (1995)

AORを代表するアーティストの一人NED DOHENYが1988〜1995年にリリースした曲から選りすぐったベスト・アルバム。80年代後期以降のサウンドだとポップスになりがちだけど、上質なAORを聴かせてくれますね。NEDが作曲に関わったCHAKA KHANでもお馴染みのクラシックを優しくメロウにアレンジした1. Watcha Gonna Do For Me?、爽快だけど、どこか寂しげな表情を見せる3. Perish The Thought、THE POLICEの「見つめていたい」にも似た4. Between Two Worlds、リズミカルで心地よい6. Heartbreak In The Making、優しげなスロウ7. Diary Of A Fool、これもNEDが作曲に関わったAVERAGE WHITE BANDでお馴染みのメロウ人気曲を弾き語りで歌った8. A Love Of Your Own、堅めのドラムに心地よいアコースティック・ギターがマッチした9. The Secret Society Of Women、またまたNEDが作曲に関わりGEORGE BENSONが取り上げたメロウ・グルーヴ10. Never Too Far To Fall、70年代のスウィート・ソウルにも通じるしっとりとしたスロウ12. Life After Romance、堅めのドラムにファンキーなアコースティック・ギターがナイスな13. Love In The Rear-View Mirror、ドラムが強すぎるのが気になるが、ウェットなメロウ・ミディアム15. Touched By Love、FM横浜の番組用に録音され、今回、初CD化されたフォーキーかつグルーヴィーな弾き語り18. Can't Help But Love Herがお気に入り。(2021/01/30)
NEIL YOUNG
/After the Gold Rush (1970)

アメリカを代表するシンガー・ソング・ライターNEIL YOUNGが70年にリリースした3rdアルバム。当時のアメリカ南部の黒人に対する人種差別に異を唱えた4. Southern Manに尽きるかな。とてもメッセージ色濃い歌詞もさることながら怒りと哀愁が混ざったようなトラックが胸に響きます。他は諭すような7. Don't Let It Bring You Downと明るいロック9. When You Dance You Can Really Loveが良かったですね。正直、Southern Manだけが突出し過ぎているかなって感じましたね。(2013/07/13)
NEIL YOUNG
/Harvest (1972)

アメリカを代表するシンガー・ソング・ライターNEIL YOUNGが72年にリリースした4thアルバム。前作の「Southern Man」みたいな突出した曲はないものの、トータルでは前作よりは面白かったですね。ハーモニカが多用されていてBOB DYLANにかなり影響を受けているのかなっても感じましたね。カントリー調の心和ませる1. Out On The Weekend、全米No.1ヒットで寂しげなハーモニカとギターが胸に深く響く4. Heart of Gold、カントリーなギターも良いアクセントになっているカントリー・ロック6. Old Man、「Southern Man」に引き続き南部を痛烈に批判した郷愁ロック・ナンバー8. Alabama、男の哀愁を感じるロック10. Words (Between the Lines of Age)がお気に入り。(2015/03/14)
NEIL YOUNG
/Greatest Hits (1993)

アメリカを代表するシンガー・ソング・ライターNEIL YOUNGの69年から91年までのベスト盤。最近、NEIL YOUNG聴いている率が高くなっているな。この歌声とギターに惹かれるんだよね。9分にも及ぶ泥臭い1. Down By The River、これも10分にも及ぶもの哀しげな2. Cowgirl In The Sand、故郷を懐かしむようなメロディの4. Helpless、代表曲で当時のアメリカ南部の黒人に対する人種差別に異を唱えた7. Southern Man、オハイオでの学生デモ発砲事件をテーマにした怒りに満ちた8. Ohio、カントリーなギターも良いアクセントになっているカントリー・ロック10. Old Man、全米No.1ヒットで寂しげなハーモニカとギターが胸に深く響く11. Heart of Gold、郷愁感のあるロックを聴かせる12. Like A Hurricane、ノイジーなロックで少し驚かされる14. Hey Hey, My My (Into The Black)、疾走感のあるロック15. Rockin' In The Free Worldがお気に入り。(2018/08/18)
NENA
/99 Luftballons (1984)

「ロックバルーンは99」でお馴染みのNENAがヨーロッパでリリースした1stと2ndからセレクトされたアメリカ編集盤(みたい)。正直、「ロックバルーンは99」しか知らなかったけど、なかなかポップでイイね。序盤とブレイク部分がUKニューウェイブっぽくてファンキーだけど、本編はもろロックンロールに転調する前述のメガヒット曲1. 99 Red Balloons、郷愁感のあるロック3. Hangin' On You、イントロがなかなかのブレイクビーツの深みのあるフュージョンチックな5. Let Me Be Your Pirate、少しアフロの香りもするエレポップ7. Das Land Der Elefanten、STINGっぽい寂しげな雰囲気の10. Uner Kannt Durch's Marchenland、「ロックバルーンは99」のドイツ語バージョン11. 99 Luftballonsがお気に入り。(2015/09/21)
NICK DECARO
/Italian Graffiti(1974)

NICK DECAROが74年にBLUE THUMB RECORDSからリリースしたアルバム。NICK DECAROのお気に入りの曲のカバーを収録したAORの歴史的名盤ということで、以前から気になっていて、アマゾン等のサイトでもかなりの高評価だったので購入してみました。バックも一流のミュージシャンばかりで期待が高まっていたんですが、いざ聴いてみると「なんじゃこりゃ? もしかしてイージーリスニング?」って思うくらいおとなしくて地味な曲ばかり・・・ 悪くはないけど、良くもないみたいな。ロック/ポップス・フリークからしてみれば粋な選曲ばかりで流石と唸るかもしれないが、長年R&BやHIPHOPを聴いている自分からしてみればかなり退屈。同じAORでもPAGESやNED DOHENY、MICHAEL FRANKSの方が何百倍も聴けるね。全くオススメできません。(08/02/01)
NU SHOOZ
/Poolside (1986)

オレゴンの夫婦デュオNU SHOOZが1986年にリリースした(実は)2ndアルバム。JFFF LORBERも参加。エレクトロ・ポップとR&Bを絶妙にミックスしたサウンドが素晴らしく、なんと言っても大ヒットした2. I Can't Waitですねやっぱり!ディスコでもヘビロテ状態で、イントロの女性の声のサンプリングが始まるとフロアは大騒ぎでしたね〜 他にも郷愁メロディのエレクトロ・ダンサーの1. Lost Your Number、アーバン・メロウなダンスナンバー3. Don't Let Me Be the One、少し寂しげな5. You Put Me in a Trance、小ヒットしたノリの良いポップ・ナンバー6. Point of No Return、小気味良い8. Don't You Be Afraidがお気に入り。一発屋扱いされがちだけど、もっと評価されるべきデュオだと思いますね。(2021/01/16)
NU SHOOZ
/Told U So(1988)

86年のI Can't Waitの大ヒットで一躍ブレイクしたオレゴンの夫婦デュオ"NU SHOOZ"が88年にリリースした(実は)3rdアルバム。エレクトロ・ポップ系のサウンドにR&B感覚を上手くブレンドしたデュオですが、このジャケで顔(白人である事)を出してしまったために失速していったとのこと。I Can't Waitは当時ラジオでかかりまくりで、高1の頃、7インチ・シングルか何かを買った記憶もありますね。この2ndもアーバン感覚に優れていて、特にR&Bチャートで1位を獲得した808ビートの極上メロウ・グルーヴ2.Should I Say Yesは絶品!他にもJEFF LORBERがプロデュースで絡んだメロウ・グルーヴの4.Wonder、これもJEFF LORBER絡みのAORっぽいメロウ・ナンバー6.Driftin'、またまたJEFF LORBERが参加したメロウ・グルーヴ7.If That's the Way You Want It、2.Should I Say YesのMANTRONIKによるリミックスで、メロディよりビートを強調した11.Should I Say Yes(Mantronik CD Love Mix)もGOOD。80's R&Bが好きなら聴いておくべきアルバムでしょう。(09/09/22)
ORLEANS
/Waking & Dreaming(1976)

著名なギタリストJOHN HALLを中心としたEAST COASTのグループORLEANSが76年にリリースした2ndアルバム。バンド名からわかるようにニューオーリンズの音楽に影響を受けていて、R&Bのエッセンスを取り入れた聴きやすい音楽を持ち味としているみたいです。個人的には、ほとんどの曲が苦手でしたが、MICHAEL BRECKERのサックスも雰囲気を惹き立てるタイトルどおり春をイメージさせる爽快なB5.Spring Feverがベスト。FREE SOULっぽさもあってかなりお気に入りの曲です。ファンキーなA2.What I Needもなかなかのでき。FREE SOULが好きな方ならSpring Feverは聴く価値有りだと思います。(07/01/29)
ORLEANS
/The Best Of Orleans(1997)

著名なギタリストJOHN HALLを中心としたEAST COASTのグループORLEANSのベスト盤。リリース元はベスト盤で定評のあるRHINOで、73年の1st、75年の2nd『Let There Be Music』、以前にレビューした76年の3rd『Waking & Dreaming』、79年の4th『Forever』からセレクトされています。全米大ヒットとなった爽やかな"Dance With Me"が一般的には有名でしょうか。聴けば「ああ、この曲ね」って分かるかと思います。正直、ヒットした曲には全く魅力は感じられず、むしろワウ・ギターが効いたファンキーな6.Cold Spell、ディスコチックなファンキー・チューン10.What I Need、MICHAEL BRECKERのサックスも雰囲気を惹き立てるタイトルどおり春をイメージさせる爽快な16.Spring Fever、Still The OneのB面に収録されたアルバム未収録で暖かみのあるキーボードとアコースティック・ギターが耳を惹く17.Siam Samあたりが聴きどころだと思います。FREE SOUL好きなリスナーなら十分気に入るかと思います。(08/01/25)
PABLO CRUISE
/The Best Of Pablo Cruise(2001)

サンフランシスコのロックバンド"PABLO CRUISE"のベスト盤。当時サーファーに絶大な人気を誇っていたグループで、ロックにディスコのフレイヴァを加えた爽やかな曲が持ち味みたいですね。このベスト盤以外、聴いたことがないのですが、これを聴く限り、ちょっとポップス寄りかなって印象を受けました。それでも、全米ヒットした爽快でノリノリな2.Whatcha Gonna Do?と4.Don't Want To Live Without Itの2曲は抜群!フリーソウル・シーンでも人気があるのが頷けますね。(08/01/25)
PAGES
/Same(1981)

RICHARD PAGE、STEVE GEORGE、JOHN LANGからなるLAのトリオPAGESが81年にリリースした3rdアルバム。AORの名盤の誉れ高いアルバムです。メロウな1.You Need A Hero、ピアノが効いたメロウ・ナンバー2.Tell Me、メロウ・グルーヴ3.O.C.O.E.(Official Cat Of The Eighties)、優しく包み込むような4.Come On Homeの前半4曲がとにかく抜群!POPSにありがちなクドさもないですね。自分みたいなAOR初心者はもちろん、WARREN G.等のスムーズなG-FUNKが好きなHIPHOPフリークにもぜひ聴いて欲しいアルバムです。(07/05/31)
PAT TRAVERS BAND
/Crash and Burn (1980)

ギタリストのPAT TRAVERS率いるPAT TRAVERS BANDが80年にリリースしたアルバム。シンセサイザーも効いた1. Crash And Burn、ハードなギターがイカすロック2. (Your Love) Can't Be Right、これぞハードロックな3. Snortin' Whiskey、ALBERT KINGで有名なブルース・クラシックのファンキーなカバー4. Born Under a Bad Sign、少し寂しげな8. Material Eyesがナイス。(2018/12/08)
PAUL YOUNG
/The Secret of Association(1985)

UKのブルー・アイド・ソウル・シンガーPAUL YOUNGが85年にリリースした2ndアルバム。前に紹介したHOWARD JONESに続く自分の洋楽の原点のような歌手ですね。ほんと懐かしいっす。PAUL YOUNGというとやはり、2. Everytime You Go Awayですよね〜。ストリングスの旋律が胸を打つ切ない曲で、全米No.1の大ヒットになりましたよね。この曲がHALL&OATESのカバーだと知ったのは、十数年後だったかな。オリジナルとアレンジを変えているけど、やっぱこっちの方が好きだなー。この曲と出合ったのは中3の頃なんで、アルバムなんて買えるわけがなく、シングルだけを聴いていたから、アルバムを聴いてみてもいまいちピンとこないんだよね(苦笑) まあ、Everytime You Go Awayだけでも甘酸っぱい中房の思い出を蘇らせてくれるから十分満足っす。(10/03/27)
PETER GABRIEL
/So (1986)

GENESISの元メンバーPETER GABRIELが86年にリリースした5thアルバム。GENESISやPETER GABRIEL自体はほとんど知らないけど、中房時代にはMTVで『Shock The Monkey』は良く観て(聴いて)ましたね〜。でも、個人的には、やはりこのアルバムに収録されている全米No.1にもなった代表曲の2. Sledgehammerに尽きるかな。尺八から始まるイントロにも驚かされたけど、何よりファンクを意識したと思われる力強いビートとメロディにはノックアウトされたなー。もちろん少しハスキーな歌声も十分魅力的。ゲストのKATE BUSHのボーカルが耳から離れない心落ち着かせるムードの3. Don't Give Up、落ち着いた雰囲気の6. Mercy Street、ファンク・テイストのノリノリな7. Big Time、音数が少なく少し不思議な感じの曲だけど妙に耳に残る9. This Is The Picture (Excellent Birds)も好きだな。全然ポップスらしくなく、不思議な感じがするアルバムだけど、大好きだな、やっぱり。(2010/07/29)
PHIL COLLINS
/No Jacket Required (1985)

世界的に人気のPHIL COLLINSが85年にリリースした アルバム。このアルバムに収録の「Sussudio」は大ヒットしましたね〜。ノリノリでご機嫌な曲で、高校1年の頃、テープに録音してずいぶん聴いた思い出があるね。CD購入してクレジットを見て初めて知ったんだけど、キーボードでSYSTEMのDAVID FRANKやアレンジでTOM TOM 84が参加していたんだね。他には、名匠ARIF MARDINがストリングのアレンジで参加したしっとりとしたスロウ5.One More Nightや「Sussudio」と同タイプだけど、よりアグレッシブになり自然に体が動く6.Don't Lose My Numberがやっぱり思い出深いかな。こういう曲を聴いていると洋楽をエアチェックしていた当時の記憶が蘇るね〜。やっぱ音楽って素敵やね。(2011/04/04)
PINK FLOYD
/Meddle (1971)

UKのプログレッシブ・ロック・バンドPINK?FLOYDが1971年にリリースした6thスタジオ・アルバム。純粋なファンには怒られるけど、名悪役プロレスラー”アブドーラ・ザ・ブッチャー”の入場曲1. One of These Days(邦題:吹けよ風、呼べよ嵐)ですねよ、やっぱり!風の音に引き続いて、エコーかかりまくりな不気味なベースが鳴り響き、フォーク攻撃で追い詰めるかのような殺気立ったギターで追い打ちし、途中のおどろおどろしい叫び声「「One of these days, I'm going to cut you into little pieces(いつの日か、お前を細切れにしてやる)」でとどめを刺すインストルメンタル・ロックの傑作だね!他には、フォーキーでどこか懐かしい感じにさせる3. Fearless、23分にも及ぶ大作で、内省的な序盤から一気にファンクなドラムが飛び出し、唸るギターと相まってジャズ・ロック的な様相を見せた後、宇宙を彷徨うような神秘的な世界が広がり、最後は再び内省的で寂しげな感じで幕を閉じる6. Echoesがお気に入り。(2024/10/19)
PINK FLOYD
/The Dark Side Of The Moon(1973)

UKのプログレッシブ・ロック・バンド"PINK FLOYD"が73年にリリースした9thアルバム。世界規模で売れたPINK FLOYDを代表するアルバムみたいで、プログレ入門用として聴いてみました。最初聴いた印象は、「うーん・・・ 悪くはないが、地味だな〜。」ってのが正直なところ。しかし、繰り返し聴いているうちにだんだんハマっていき、寂しげなメロディの1(b).Breathe、クラフトワークっぽい電子音が印象的なテクノ2.On The Run、神秘的なイントロから始まる泥臭いローテンポのロック3.Time、スペーシーなシンセサイザーが効果的な7.Any Colour You Likeあたりが気に入りました。期待していたものとは大きく異なりますが、これはこれで良かったかな。(09/07/16)
PINK FLOYD
/Wish You Were Here (1975)

UKのプログレッシブ・ロック・バンド"PINK FLOYD"が75年にリリースしたアルバム。壮大かつ愁いを帯びた組曲1. Shine On You Crazy Diamond (Part One)、ブルージーかつヘビーなサウンドがカッコ良すぎる3. Have A Cigar、哀愁溢れる4. Wish You Were Here、1.の続編で、スペーシーな部分も感じさせる5. Shine On You Crazy Diamond (Part Two)がお気に入り。『The Dark Side Of The Moon』よりは全然好み。断然こっちを支持するな。(2013/09/29)
PLAYER
/Best Of(1990)

全米No.1ヒットとなった"Baby Come Back"で知られるPLAYERのベスト盤。このベスト盤は1st、2nd『Danger Zone』、3rd『Room With A View』からセレクトされており、やっぱり耳を惹くのがDFC/Mo Love等でネタにされた優しげなメロディのメロウ・チューン1.Baby Come Back。NO.1になったのも頷ける名曲ですね。これ以外にはイントロのギターもナイスな爽快ファンキーな10.Who Do You Think You Are、フォーキーな13.Wait Until Tomorrowが気に入りました。アルバム全部聴いていないんでよく分かりませんが、正直Baby Come Backだけかなって気もしますが・・・、でもBaby Come Backは一度は聴くことをオススメします。(07/03/12)
POINT BLANK
/Same(1976)

テキサスのサザン・ロック・バンドPOINT BLANKが76年にリリースした1stアルバム。サザン・ロックの名曲LYNARD SKYNARD/Sweet Home Alabamaと同感触のワイルドなB1.That's The Lawとギターのイントロがイカすラグド&ロウなB2.Lone Star FoolがGOOD。テキサス出身だけあって初期のRAP-A-LOTにも通じるものがありますね。普段はHIPHOPやR&Bしか聴かず、ロックは滅多に聴かないが、この2曲は普通にカッコイイ。(07/01/29)
THE POLICE
/synchronicity (1983)

大御所STINGを擁するTHE POLICEが1983年にリリースした5thアルバム。
このアルバムでは、なんと言っても世界的にヒットした7. Every Breath You Take(邦題:見つめていたい)ですね。アンディ・サマーズによる印象的なギターのイントロから始まり、スティングが熱く歌うサビも印象的で、このヒットによりグラミー賞で最優秀ロックポップ・ヴォーカルデュオ/グループに輝きましたね。でも、この曲、実はストーカー的心理を歌ったものらしく、スティング自身も結婚式で使われて困惑していたみたい。
アルバム自体、この曲以外は結構微妙で、アフロ的な2. Walking In Your Footsteps、ファンキーな3. O My God、寂しげな9. Wrapped Around Your Fingerが気になった程度。でも「見つめていたい」だけで十分満足。青春時代の思い出が甦るからね。(2020/02/15)
THE POWER STATION
/Same (1985)

DURAN DURANのJOHN TAYLORとANDY TAYLOR、そしてROBERT PALMER、CHICのドラマーTONY THOMPSONの4名からなるユニットTHE POWER STATIONが85年にリリースしたアルバム。DURAN DURANの別ユニットって感じなんだけど、DURAN DURANよりヘビーで聴き応えがありますね。中学、高校の頃、DURAN DURANはあまり好きじゃなかったんだけど、シングルのGet It Onを聴いたときには、あまりのカッコ良さに驚いた覚えがあるな。1stシングルでホーンもイカしたアップテンポでファンキーな1.Some Like It Hot、ハードに迫るUKらしいロック・ナンバー2.Murderess、地味だけど何故だか惹かれる3.Lonely Tonight、3rdシングルでファンキーなロック・ナンバー4.Communication、前述のT.LEXのカバーで迫力のロック・サウンドが味わえる5.Get It On(Bang A Gong)、ISLEY BROTHERSの名曲Harvest For The Worldのロック・テイスト溢れるカバー7.が好きですね。DURAN DURANのイメージで聴かず嫌いしている人も多いかと思うけど、ロック好きなら聴いておくのをオススメしますね。(2011/02/09)
PSYCHEDELIC FURS
/Midnight To Midnight (1987)

イギリスのポストパンク〜ニューウェーヴ期にデビューし、人気を博したPSYCHEDELIC FURSが1987年にリリースした5thアルバム。アルバム1曲目で、唯一USでヒットしたらしい1. Heartbreak BeatをNHK FM「クロスオーバーイレブン」で聴いてから、気に入ってカセットテープでよく聴いていましたね〜 懐かしい。どこか郷愁を感じるサウンドにボーカルのRICHARD BUTLERのカスレ気味のセクシーなボーカルが最高ですね〜!、効果的に鳴るサックスもナイス!他にはイントロのギターとサックスのブロウもイカしたロッキン・ナンバー2. Shock、どこか男の寂しさを感じる4. Angels Don't Cry、疾走感溢れる6. One More Word、少しハードに攻める7. Torture、どことなく寂しげな9. No Releaseがお気に入り。(2022/07/16)
QUEEN
/News Of The World (1977)

世界的ロックバンドのQUEENが77年にリリースした6thアルバム。QUEENといったらこのアルバム収録の1. We Will Rock Youに尽きますね!ロック、ファンクとかジャンルを超越したスーパー・ドープなクラシック!このハンドクラップ・ビーツにFREDDIE MERCURYのボーカルのハマリ具合は奇跡だね、マジで。(もう一つ有名な2. We Are the Championsは、正直、全然面白くないけどね。なんで人気があるのか分からん。) ヘビーなドラムとハードなギターがイカす6. Fight from the Inside、隙間のある曲で、少し不思議な感じがするけどカッコイイ7. Get Down, Make Love、どことなくサザンっぽさも感じる大作10. It's Lateも好きですね。ボーナスで収録された12. We Will Rock You (Remix)はRICK RUBINによるHIPHOPフレイヴァ溢れるドープなリミックスが最高!METERS/Hand Clapping SongやBILLY SQUIER/Big Beat、ESG/UFO、MOHAWKS/Champ等定番ネタを使ってこれだけ原曲の雰囲気に合わせるのはさすがRICK。まあ、純粋なQUEENファンにはかなり不評みたいだけどね(苦笑) でも、こういう切り口からQUEENを聴き始めるHIPHOPファンもいるわけだから、そうガミガミすんなって、言いたいね。話はズレたけど、ファンク、HIPHOPファンも聴くべきアルバムだと思う。(2010/09/07)
QUEEN
/Hot Space (1982)

世界的ロックバンドのQUEENが82年にリリースしたアルバム。ディスコに迷走(?)したことで、熱心なファンからは嫌われているアルバムみたい。名匠ARIF MARDINがアレンジしたディスコ・ファンク1.Staying Power、ロックN'ファンクって感じの2.Dancer、ディスコでもヒットした3.Back Chat、ボトムの低いロック・ナンバー6.Put Out The Fire、涼しげで心地良いレゲエ・ナンバー10.Cool Cat、バニラ・アイスで再び脚光を浴びたDAVID BOWIEとのデュエット11.Under Pressureがお気に入り。ディスコ、ファンク好きなら聴いて損はないと思う。(2012/08/05)
RAINBOW
/Rising (1976)

DEEP PURPLEのギタリストRITCHIE BLACKMOREが結成したハードロック/ヘヴィメタル・バンドRAINBOWが76年にリリースしたアルバム。メンバーは、名ボーカリストのRONNIE JAMES DIO、JEFF BECKの元で活動していた名ドラマーCOZY POWELL。RAINBOWを代表する名盤みたいで、確かにギンギンのハードロック/ヘヴィメタルなんだけど、ポップな要素もあってとても聴きやすいですね。STEVE MILLER BAND/Space Introに似たスペーシーなイントロからハードに一転する1. Tarot Woman、ヘビーロックって言葉が似合う2. Run With The Wolf、スカッと心地良く激しい4. Do You Close Your Eyes、8分にも及ぶ宗教的な雰囲気も漂う5. Stargazerがお気に入り。思っていた以上に聴きやすくてビックリしましたね。もっと聴いてみたくなりましたね。(2015/04/19)
RAINBOW
/Long Live Rock 'n' Roll (1978)

ヘヴィメタルの古典って感じの内容だけど、ボーカルのRONNIE JAMES DIOの声質、歌の上手さもあってかヘビメタ素人みたいな自分でもとっつき易い内容ですね。キャッチャーなフックが印象的なタイトル曲の1.、ハードなロックを聴かせる2. Lady Of The Lake、ヘビーなトラックがカッコイイ3. L.A. Connection、イントロの寂しげなギターからヘビーな展開に変わる6. The Shed(Subtle)がお気に入り。(2016/09/12)
RANDY VANWARMER
/Same(1979)

シンガーソングライターのRANDY VANWARMERが79年にリリースしたデビュー・アルバム。『アメリカの郷ひろみ』と呼ばれていたみたいですが、1.Losing Out On Loveを聴いた第一印象は、『アメリカの田中星児』って感じかな?大ヒットした2.Just When I Needed You Most(邦題「アメリカンモーニング」)をはじめ、ポップス丸出しの曲ばかりで、思い出とか思い入れがないと聴けないアルバムだね、これは・・・ 唯一聴けたのは、ノリの良い4.Gotta Get Out Of Hereと郷愁を感じる5.Convincing Liesのみ。うーん、個人的には、かなりのハズレ盤ですね・・・ (09/02/22)
ROBBIE NEVIL
/Same(1986)

現在は、ソングライターとして活躍しているROBBIE NEVILが86年にリリースしたデビュー・アルバム。この人といえば誰もが5.C'est La Vieだろうね。高1のころ瞬く間にヒットチャートを駆け上っていったR&Bフィーリング溢れる好ナンバーで、今聴いても普通にカッコイイね。アルバム自体は最近初めて聴いたが、C'est La Vie自体に思い入れが強すぎて、他はイマイチ印象に残らなかった… まあ、でも、青春の1ページを飾る思い出深いアーティストには間違いないですね。(10/01/22)
ROBERT BYRNE
/Blame It On The Night (1979)

マッスル・ショールズのソングライターROBERT BYRNEが79年にリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースは、CLAYTON IVEYとTERRY WOODFORD。ジャケのアダルトな雰囲気が秀逸で、その雰囲気に合った音を聴かせてくれるね。歌も雰囲気に実にマッチしたアダルトな感じで最高だね。メロウ、アーバンって言葉がぴったりマッチする優しげな3.That Didn't Hurt Too Bad、まろやかなロック・ナンバー4.Pretend He's Me、軽快なメロウ・グルーヴ5.I Did It All For Love、出だしはディスコチックだが、徐々にリズミカルなAORに変化する6.No Love In The Morningがお気に入り。これ1枚で表舞台から消えていったのはなんとも惜しい限り。(2012/01/07)
ROBERT PALMER
/Sneakin' Sally Through The Alley(1974)

UKのブルー・アイド・ソウル(死語?)の先人、故ROBERT PALMERが74年にリリースしたソロ・デビュー・アルバム。ソロ以前はVINEGAR JOEというバンドでR&Bをルーツとした泥臭いロックをやっていたらしく、このアルバムではニューオーリンズであのMETERSをバックに迎え、さらにLITTLE FEETのLOWELL GEORGEも参加してニューオーリンズ流の泥臭いファンクを聴かせています。以前から「ROBERT PALMERのデビュー・アルバムは凄い」と聞かされていて、つい最近ようやくゲットして聴いてみたんですが、噂に違わぬ内容に驚きました!LITTLE FEETのカバー1.Sailing Shoes、泥臭い2.Hey Juliaから耳を奪われ、ALLEN TOUSAINT作の有名曲3.Sneakin' Sally Through The Alley、渋いベースラインが耳を惹く4.Get Outside、これもALLEN TOUSAINTのカバーで、少し落ち着いた雰囲気の7.From A Whisper To Scream、中盤からのドラムがグッとファンキーになる8.Through It All There's You等聴きどころ満載。LITTLE FEET/Dixie Chickenより聴けるアルバムで、PALMERの歌も非常にソウルフル。METERS等のニューオーリンズ・サウンドが好きなら必聴でしょう!(07/12/26)
ROBERT PALMER
/Double Fun(1978)

UKのブルー・アイド・ソウルの先人、故ROBERT PALMERが78年にリリースした4thアルバム。4曲がTOM MOULTONで、残りはセルフ・プロデュース。プールサイドで脱ぎ捨てられたビキニを見ながらニヤけるPALMERのジャケがスケベ親父丸出しでイイですね〜。フリー・ソウル・シーンで有名なスチールドラムが良いアクセントになっているトロピカルかつソウルフルな名曲1.Every Kinda Peopleがとにかく最高!アメリカでヒットしたみたいですが、ほんと素晴らしすぎます。PALMERの曲の中でもこれに勝るものはないと思ってます。これ以外でもアーシーな3.Come Over、TOM MOULTON制作で透き通るようなキーボードが耳を惹くメロウ・チューン4.Where Can It Go?、ALLAN TOUSSAINTのカバーで、ノリノリなファンキー・ナンバー5.Night Peopleあたりが最高!もしR&B好きで、このアルバムを聴いたことない方はぜひ聴いて欲しいアルバム!(07/12/28)
ROBERT PALMER
/Riptide (1985)

UKのブルー・アイド・ソウルの先人、故ROBERT PALMERが1985年にリリースした8thアルバム。プロデュースはCHICのBERNARD EDWARDS、参加ミュージシャンは、CHICのTONY THOMPSONやDURAN DURANのANDY TAYLOR、RUN D.M.C.のロック曲でもお馴染みのEDDIE MARTINEZ等。(ほぼパワステのメンバーですね) そのTHE POWER STATIONの成功を受けてリリースされ、3.の「恋におぼれて」がMTVでもヘビロテされて大ヒットしましたね。懐かしい!ノリが良くてスカッとする2. Hyperactive、重たいドラムとギターに派手なシンセが効いたポップ・ロック3. Addicted To Love、JAM & LEWIS制作でCHERRELLEがヒットさせた傑作ミネアポリス・ファンクのカバーで、D TRAIN/Keep Onにも似た激カッコいいアレンジが最高な6. I Didn't Mean To Turn You On、ハードなギターも最高なヘビー・ロックを聴かせる7. Flesh Wound、もろUKニュー・ウェーブって感じの8. Discipline Of Loveがお気に入り。80年代ダンス・クラシック好きには6. I Didn't Mean To Turn You Onは、ぜひとも聴いてほしいですね。(2021/12/18)
ROBERT PALMER
/The Best (2005)

UKのブルー・アイド・ソウルの先人、故ROBERT PALMERのベスト・アルバム。70〜80年代の代表曲がバランスよく収録されていて入門用にはもってこいですね。85年の8枚目『Riptide』から全米No.1に輝いた1.Addicted To Love、75年の2枚目『Pressure Drop』からTHE MAYTALSのレゲエ・クラシックのカバー2.Pressure Drop、74年のファースト『Sneakin' Sally Through The Alley』からALLEN TOUSAINT作の有名曲でニューオーリンズ・スタイルのファンキーな3.Sneakin' Sally Thru The Alley、これもファーストからALLEN TOUSAINTのカバーで、少し落ち着いた雰囲気の6.From A Whisper To Scream、78年の4枚目『Double Fun』からフリー・ソウル・クラシックでスチールドラムが良いアクセントになっているトロピカルかつソウルフルな7.Every Kinda People(ここではリミックスを収録。グルーヴィーになっているけど、できればオリジナルが良かったな。)、75年の2枚目『Pressure Drop』収録のGive Me An Inchのリミックスで郷愁感漂う8.Give Me An Inch、76年の3枚目『Some People Can Do What They Like』からLITTLE FEATのカバーで彼等にも引けを取らず鬼ファンキーな10.Spanish Moon、83年の7枚目『Pride』からTHE SYSTEMのエレクトロ・ファンク・クラシックのカバー13.You Are In My System、85年の8枚目『Riptide』から、もろUKニューウェーブって感じの16.Discipline Of Loveと好曲満載。白人と思えないくらいソウルフルな歌声にはいつ聴いても惚れ惚れするね〜。アルバムほとんど持っていないから頑張って集めないといけないな。(2012/09/26)
ROBERT RANDOLPH & THE FAMILY BAND
/Live at the Wetlands(2002)

黒人のペダル・スティール・ギター奏者"ROBERT RANDOLPH"とそのファミリーバンドが02年にリリースしたデビュー盤。デビュー盤でライヴ盤なので、かなりの自信が伺えますね。ゴスペル出身ということですが、その音楽は、どう聴いてもロックそのもの(時折ファンク、ジャズも感じさせますが)。BPM早めでグルーヴィーな1.Ted's Jam、これもBPM早めで、オルガンが効いた、どことなくALLMAN BROTHERSを思い起こさせる2.March、スロウな出だしから、アップテンポで郷愁感溢れるメロディに変化する3.Pressing My Wayがお気に入り。難を言えばドラムが一本調子なとこ。もっとドラムパターンに変化をつけて欲しかった。グルーヴ感は良く出ているので、サザン・ロックあたりが好きならチェックして損はないでしょう。(09/06/06)
ROBERT WYATT
/The End of an Ear (1970)

UKジャズ・ロック界の大物SOFT MACHINEのドラマーROBERT WYATTが70年にリリースしたソロ・アルバム。プログレみたいなものを想像していたが、よりジャズ向きで、しかもサウンドエフェクトやテープエディット(?)等を使用したサイケデリックなサウンドにはかなり驚きましたね。理解不能なところもあるけど、嫌いじゃないかな。意味不明なボーカルの早回しやダブ処理もクラクラしてくる1. Las Vegas Tango, Pt. 1、イントロの太いドラム・ブレイクも最高な2. To Mark Everywhere、2.と同系統のビートに妖しげなピアノが耳を惹く6. To Caravan and Brother Jim、まさに"カオス"という言葉がピッタリな9. Las Vegas Tango, Pt. 1がお気に入り。(2015/04/11)
THE ROLLING STONES
/Sticky Fingers (1971)

THE ROLLING STONESが71年にリリースしたアルバム。いかにもストーンズって感じの内容ですね。苦手な曲も多いけど、活きの良いロックンロール1. Brown Sugar、泥臭くも郷愁感溢れる2. Sway、心に染み渡る3. Wild Horses、イントロのギターとドラムでノックアウトされるファンキー・ロック4. Can't You Hear Me Knocking、疾走感溢れる6. Bitchあたりは凄い好きですね。(2017/04/02)
THE ROLLING STONES
/It's Only Rock 'n' Roll (1974)

THE ROLLING STONESが74年にリリースしたアルバム。なんといっても10. Fingerprint Fileに尽きる ! こんなイカしたファンクなロック聴いたことないよ、全く ! これ以外でもTHE TEMPTATIONSでの有名な2. Ain't Too Proud To Beg、心温まるサウンドを聴かせる4. Till The Next Goodbye、郷愁感溢れる5. Time Waits For No OneもGOOD。ファンク好きなら一度は10. Fingerprint Fileを聴いて欲しいね。(2015/10/11)
THE ROLLING STONES
/Black And Blue(1976)

THE ROLLING STONESが76年にリリースしたアルバム。このアルバムからRON WOODが加入していて、RON WOODの趣味からかいつになくR&B色濃く仕上がってます。BILLY PRESTONがピアノで参加した鬼ファンキーな1.Hot Stuff、レゲエに挑戦した3.Cherry Oh Baby、ファンキーな5.Hey Negrita、温もりを感じるスロウ7.Fool To Cryがお気に入り。R&B好きにチェックして欲しいアルバム。(09/05/28)
THE ROLLING STONES
/Some Girls (1978)

THE ROLLING STONESが78年にリリースしたアルバム。大ヒットした1.Miss Youがやっぱりカッコイイね。他にもTHE TEMPTATIONSのヒット曲のカバー3.Just My Imagination、アーシーで酔いどれ感覚の4.Some Girls、弾けたロックを聴かせる8.Before They Make Me Run、ほのぼのとした9.Beast Of Burden、活きのよいロックを聴かせる10.Shatteredがお気に入り。(2014/05/19)
THE ROLLING STONES
/Tattoo You (1981)

THE ROLLING STONESが81年にリリースしたアルバム。THE ROLLING STONESにはあまりl興味がないけど、友人に勧められて聴いてみました。FMとかで聴き覚えのあるノリノリなヒット曲1.Start Me Upが一番良かったけど、他にもSONNY ROLLINSのサックスがイイ感じのミディアム3.Slave、どこか懐かしさを感じる7.Worried About You、オルガンが60〜70年代のSOULっぽい雰囲気を醸し出す8.Tops、哀愁を感じる男の背中って感じのスロウ10.No Use In Crying、温もりを感じるピアノが耳を惹く11.Waiting On A Friendも気に入りました。70年代のもろロッケンロー的なものは勘弁だけど、こんな感じだったらもっと聴いてみたいね。(2011/12/05)
THE ROLLING STONES
/Voodoo Lounge (1994)

THE ROLLING STONESが94年にリリースしたアルバム。プロデュースは、WAS(NOT)WASのDON WAS。たまたま中古ショップで安く売っていたんで、聴いてみたんですが、70年代にタイムスリップしたような曲が多くて、なかなか楽しめましたね。渋くてカッコ良いロック・サウンドを聴かせる1.Love Is Strong、ストレートなロック・ナンバー2.You Got Me Rocking、どこかノストラジックな12.Blinded By Rainbowsあたりがお気に入り。週末の日に聴くとスカッとするアルバムだなー。(特に1.や2.) (2012/04/13)
ROLLINS BAND
/Weight (1994)

ハードコア・パンク・バンドBLACK FLAGのボーカリストであったHENRY ROLLINSがBLACK FLAG脱退後、結成したハードコア・バンドROLLINS BANDが1994年にリリースした4thアルバム。プロデュースは、THEO VAN ROCK。このアルバムから黒人ベーシストのMELVIN GIBBSが加入。当時、音楽雑誌などで話題になっていたバンドで、自分は確か宝島かFINEの記事を読んで、彼等を知りましたね。こういったハードコアなミュージシャンは破天荒なイメージがあるけど、HENRY ROLLINSは「早寝早起き、禁酒・禁煙、さらに毎日3時間の筋トレを欠かさない」など体調管理には最善の注意を払っているというギャップにも驚かされた記憶があります。アルバムの内容は、MELVIN GIBBSの影響なのか、ブラック・ロック的な雰囲気もあるハードコアなサウンドにHENRY ROLLINSの歌というかラップに近い魂の咆哮に圧倒されます。(歌詞の内容は、内省的な部分もあってなかなか言い表せませんけどね)特にローテンポのリズムに地を這うようなベース、激しいギターがBLACK SABBATHを思い起こさせる1. Disconnect、疾走感溢れて攻撃性の高い3. Icon、グッとテンポを落とした重量級のロック・サウンドを聴かせる4. Civilized、全米ロック・チャート40位になった彼等の代表曲で、ジャジーな静かなトラックにサビでは激しく転調したサウンド上で「Sucker! Sucker! Liar! Liar!」と叫びまくるラブソング(!)6. Liar、地響きのようなギターに「ステップバーック!」の雄叫びも最高なヘビー・ロック7. Step Back、重戦車のごとく破壊力たっぷりなギターなどのリズムをバックに激アツに叫びまくる9. Volume 4、他曲と比べると結構軽めでファンキーさもある12. Shine、ボーナス・トラックのヘビーかつノイジーな13. Moosemanがお気に入り。(2025/07/26)
RON WOOD
/I've Got My Own Album To Do(1974)

FACESやROLLING STONESで活躍するギタリスト"RON WOOD"が74年にリリースしたソロ・デビュー・アルバム。プロデュースは、RON WOODとGARY KELLGREN、参加ミュージシャンは、ROLLING STONESのKEITH RICHARD(ギター)とIAN McLAGAN(キーボード)、WILLIE WEEKS(ベース)、SLY&THE FAMILY STONEの『Fresh』で名を上げたファンク・ドラマーANDY NEWMARK、ROD STEWART、MICK TAYLOR等。決して気取ることのないその音楽スタイルが絶大な支持を受けるRON WOODですが、このアルバムもどこかルーズだが、温かみのある内容に仕上がっています。郷愁感溢れるスロウ2.Far East Man、温もりを感じる3.Mystifies Me、ゴスペルっぽい女性コーラスが雰囲気を引き立てる5.Act Together、泥臭くブルージーでファンキーな6.Am I Grooving You、ファンキーな7.Shirley、イントロのリズム・ボックスがSLYを思い出させるインストルメンタルのファンキー・チューン11.Crotch Musicが特にお気に入り。R&B好きにも聴いて欲しいアルバムです。(09/05/18)
RONNIE WOOD
/Now Look (1975)

FACESやROLLING STONESで活躍するギタリスト"RON WOOD"が75年にリリースしたソロ2ndアルバム。プロデューサーにラスト・ソウル・マン"BOBBY WOMACK"が参加したR&B色濃い内容で聴かせてくれます。ファンキーなロック1. I Got Lost When I Found You 、BOBBY WOMACKのカバーでソウルフルなミディアム4. If You Don't Want My Love (Give It Back)、ノリが良くファンキーな5. I Can Say She's Allright、温かみのあるピアノ、オルガンが耳を惹くR&Bテイスト濃厚な8. Sweet Baby Mine、ANN PEEBLESのカバーでブルージーかつファンキーな9. I Can't Stand the Rain、ファンキーな10. It's Unholyがお気に入り。派手さがないぶん、長く聴けるアルバムだと思います。(10/06/19)
RON WOOD
/Gimme Some Neck(1979)

RON WOODが79年にリリースしたアルバム。デビュー・アルバムのようなR&Bテイストが全く感じられず、BPMの早いいかにもなロックンロールな曲がほとんどで、がっかり…  ちょいレゲエも感じるほのぼのとした2. Breakin' My Heartと郷愁感を感じる10. Lost and Lonelyの2曲しか聴けませんね。もう二度と聴く機会はないだろうね。(09/11/22)
RORY GALLAGHER
/Deuce (1971)

今は亡きアイルランドのギタリスト"RORY GALLAGHER"が71年にリリースした2ndアルバム。正直、好みの曲はほとんどなく、強いて言えば活きの良いロックを聴かせる2. Used To Be、郷愁感も漂う10. Crest Of A Waveの2曲が聴けた程度。リリース年も古いから仕方ないのかな。(2013/06/05)
RORY GALLAGHER
/Caling Card(1976)


今は亡きアイルランドのギタリスト"RORY GALLAGHER"が76年にリリースしたアルバム。プロデュースは、DEEP PURPLEのROGER GLOVER。ミュージシャンは、キーボードにLOU MARTIN、ベースにGERRY McAVOY、ドラムにROD De'ATH。RORYのギターを中心としたシンプルで骨太なロックを聴かせるアルバムで昔からのお気に入りです。特にファンキーなロック・サウンドにノックアウトされる1.Do You Read Me、DEEP PURPLE調の疾走感あふれるロック3.Moonchild、ピアノが効いたジャジーなファンキー・ナンバー7.Jackknife Beatの3曲はマジで最高!特に1.Do You Read Meと7.Jackknife Beatはイントロにドラム・ブレイクがあるんですが、このドラム使った曲は聴いたことないですね。(The Breaks Comでも該当なし) 70年代ロック好きはもちろんファンク好き、ビート・メイカーにも聴いて欲しいアルバムの一つ。(09/01/22)
RORY GALLAGHER
/Top Priority (1979)

今は亡きアイルランドのギタリスト"RORY GALLAGHER"が79年にリリースした8thアルバム。いやー、2. Philbyのカッコ良さには驚いたね!イントロのギターから心を鷲掴み。少し寂しげなメロディに妖しげなエレクトリック・シタールがかなりマッチしてるね。ラップ調のRORYの歌もカッコイイの一言。この曲だけで十分満腹なんだけど、重々しいロック・ナンバー4. Keychain、ギターのリフが「レイラ」を思い出させる6. Bad Penny、アメリカンロックっぽさも感じる9. Public Enemy No.1もGOOD。最高なロック「Philby」に出会えたことに感謝感謝。(2013/12/14)
RORY GALLAGHER
/Jinx (1982)

今は亡きアイルランドのギタリスト"RORY GALLAGHER"が82年にリリースした9thアルバム。疾走感溢れるロックンロール1. Big Gunsと哀愁溢れるロック・バラード7. Easy Come Easy Goの2曲がGOOD。残りはちょっと好みじゃなかったな… (2014/06/06)
RORY GALLAGHER
/Fresh Evidence (1990)

今は亡きアイルランドのギタリスト"RORY GALLAGHER"が90年にリリースした11thアルバムで、最後のスタジオ・アルバム。ホーン入りのブルージーなロック9. Walkin' WoundedとTHE ROLLING STONESを思い起こさせるロック10. Slumming Angelが素晴らしい!(これ以外は正直、聴ける曲はなかったが…) (2014/11/07)
ROY BUCHANAN
/Street Called Straight (1976)

ギタリストが聴くギタリスト的存在のROY BUCHANANが1976年にリリースしたアルバム。プロデュースは、名将ARIF MARDIN、バックには、ANDY NEWMARK(ドラム)、BILLY COBHAM(パーカッション)、WILL LEE(ベース)、BRECKER BROTHERS(ホーン)、LUTHER VANDROSS(ボーカル)等々の豪華な面々。ブルージーなロック・ナンバー1. Running Out、グルーヴィーなリズムとベースが効いたカッコ良すぎるファンク・ナンバー2.Keep What You Got、小気味良いリズムのファンキーなロック・ナンバー3. Man On The Floor、どこかニューオーリンズっぽいリズムとピアノが耳を惹くファンキーな5. Okay、タイトなリズムのブルージーなロック・ナンバー7. My Friend Jeff、THE JIMI HENDRIX EXPERIENCEのカバーで鬼ファンキーな8. If Six Was Nineがお気に入り。(2023/12/16)
ROY BUCHANAN
/Sweet Dreams : The Anthology (1992)

ギタリストが聴くギタリストの存在のブルース・ギタリストROY BUCHANANのベスト盤。いやー渋いっすね〜。ギターのテクなんて分からないけど、ファンが多いのも頷けるな。DISC 1では、イカしたブルース・ロックの1. Blatimore、日本人好みの泣きのフレーズでもっていかれる2. Black Autumn、「天国の階段」と似た雰囲気を感じる3. The Story Of Isaac、PROCOL HARUMの名曲「青い影」(A Whiter Shade of Pale)とほとんど一緒の4. There'll Always Be、鬼渋いブルース6. Pete's Blue、活きの良いロックを聴かせる12. My Baby Says She's Gonna Leave Me、DISC 2では、NIEL YOUNGの曲のブルース調にカバーしたライブ1. Down By The River (Live)、小気味良くてファンキーな2. I'm A Ram (Live)、THE JIMI HENDRIX EXPERIENCEのカバーで鬼ファンキーな5. If Six Were Nine、BOOKER T. & THE MG'Sの名曲の好カバー6. Green Onions、郷愁感のある7. Soul Dressing (Live)、これもJIMI HENDRIXのカバーのライブ8. Hey Joe (Live)、スペーシーな雰囲気の中、愁いを帯びたギターが胸を打つ9. Fly...Night Bird、泣きのギターが印象的なイントロから最高な10. Turn To Stoneがお気に入り。アルバム全部集めてみたいね。(2014/09/13)
RUSH
/Moving Pictures(1983)

カナダのプログレ・バンドRUSHが83年にリリースした9thアルバム。HIPHOPフリークには、なんといっても1曲目のTom Sawyerに尽きると思います。この曲のイントロの"うねり"はマジでカッコイイ!(というか曲そのものもカッコイイ) トラックメイカーやネタ好きなら外す事のできないアルバムでしょう!(07/06/30)
RY COODER
/Paradise and Lunch(1974)

スライド・ギターの名手"RY COODER"が74年にリリースしたアルバム。プロデュースは、LENNY WARONKERとRUSS TITELMAN。R&B、カントリー、テックス・メックス等をミックスしたような音楽で、ルーツ・レゲエのようなリラックス・モードな曲を聴かせてくれ、特にカントリー風味で温かみのある2.Tattler、これもカントリー風味で小気味良い3.Married Man's a Fool、レゲエとニュー・オーリンズの音楽を合わせたような5.It's All Over Now がGOOD。海辺でビールでも飲みながら聴くにもってこいですね。(09/06/06)
SCANDAL f/PATTY SMYTH
/The Warrior (1984)

アメリカン・ロック・バンドSCANDALが84年にリリースしたアルバム。SCANDALと言えば大ヒットした1.The Warriorに尽きますね! 爽快なアメリカン・ロック・サウンドにアメリカ版"中村あゆみ"ともいえるパワフルなPATTY SMYTHの歌声が絶妙にマッチした元気が出る快作ですね?。中坊の頃、MTVで見まくっていたな?。クールな雰囲気のロック 2. Beat Of A Heart、郷慈メロディーの3. Hands Tied、セピア色したスロウ8. Say What You Willあたりも好きですね。良質なポップ・ロックを聴かせてくれるアルバムだね。(2018/01/31)
SEALS & CROFTS
/Summer Breeze (1972)

アメリカン・フォーク・ロック・デュオSEALS & CROFTSが72年にリリースした4thアルバム。ISLEY BROTHERS等のカバーで有名な珠玉の名曲「Summer Breeze」に尽きますね〜。アイズレーのカバーも最高だけど、オリジナルのこの郷愁感もたまらないですな〜。疾走感のある3. Say、前述の4. Summer Breeze、フォーキーかつファンキーな8. The Euphrates、どこか南部っぽさを感じる10. Yellow Dirtもナイス。(2016/12/25)
SIMPLY RED
/Picture Book(1985)

UKの人気グループSIMPLY REDが85年にリリースしたデビュー・アルバム。R&B、JAZZ等をブレンドしたUKならではのグループ。このアルバムではなんといっても大ヒットした7.Holding Back The Yearsでしょう!ソウルフルなトラックにMICKの優しげな歌声が心に響く名曲中の名曲!ほんといつ聴いても当時の感動が蘇りますね。これ以外にもピアノが耳を惹くガラージ・テイストの1.Come Ot My Aid、澄んだキーボードが印象的なジャジー・ナンバー5.Jericho、ハウス風ピアノもナイスなBPM早めのグルーヴ・チューン6.Money$ Too Tight(To Mention)あたりよく聴いていましたね。R&Bフリークにもぜひ聴いてもらいたいアルバムの一つ。(07/03/20)
SPOOKY TOOTH
/Two (1969)

イギリスのロック・バンドSPOOKY TOOTHが69年にリリースした2ndアルバム。ヘビー・ロックとゴスペル/R&Bを織り交ぜた最高のロックを聴かせてくれますね!イントロのブレイクビーツも最高なヘビー・ロック1. Waitin' For The Wind、R&B、ゴスペルを巧くブレンドした熱いロック2. Feelin' Bad、タイトルどおり"邪悪"な雰囲気の9分にも及ぶヘビー・ロックの名曲4. Evil Woman、カントリータッチな6. That Was Only Yesterday、イントロのハードなギターで耳を奪われる7. Better By You, Better Than Meが特にお気に入り。(2014/10/29)
STARSHIP
/Knee Deep In The Hoopla (1985)

サンフランシスコのロックバンドSTARSHIPが1985年にリリースしたアルバム。元々はサイケデリック・バンドJEFFERSON AIRPLANEがその母体みたいでしたが、メンバーチェンジの紆余曲折を経てSTARSHIPとなったみたいです。このアルバムだと、全米1位に輝いた1. We Built This Cityと2. Saraに尽きますね!We Built This Cityは、まさに産業ロックの鏡というべきもので、これ以上ポップなものあるの?っていうくらいポップでノリがよく最高ですね!Saraは、うって変わって甘酸っぱい雰囲気漂うバラードで、これもラジオでガンガンかかってましたね。3. Tomorrow Doesn't Matter Tonightもシングルカットされた、いかにも80年代らしい華やかでいて、少し寂しげなサウンドでいいね。産業ロックというとバカにされる風潮があるけど、産業ロック全盛時に洋楽にハマった自分は、なんとも思わないんだよね。まあ、曲によって好き嫌いはあるけど。こういったものも偏見なく聴いて欲しいところ。(2021/08/28)
STEALERS WHEEL
/The Best of Stealers Wheel (1993)

英国のCROSBY, STILLS, NASH & YOUNGと呼ばれたSTEALERS WHEELのベスト盤。カントリー臭がきつくて無理だな、これは… どこか懐かしいメロディの13. Wheelin'しか聴けなかった… (2016/11/27)
STEELY DAN
/Pretzel Logic (1974)

DONALD FAGEN、WALTER BECKERのユニットSTEELY DANが74年にリリースした3rdアルバム。プロデュースは、GARY KATZ。ロック、ジャズ、R&Bフレイヴァを取り入れた良質なクロスオーバー・サウンドを聴かせてくれ、特にファンキーなロックを聴かせる1. Night By Night、和み系の3. Any Major Dude Will Tell You、アップテンポでグルーヴィーな6. Parker's Band、少しブギっているけどファンキーな8. Pretzel Logic、明るく朗らかな11. Monkey in Your Soulがお気に入り。(2019/02/23)
STEELY DAN
/The Royal Scam (1976)

DONALD FAGENとWALTER BECKERのユニットSTEELY DANが76年にリリースした5thアルバム。プロデュースは、GARY KATZ、参加ミュージシャンは、ドラムにBERNARD PURDIE、RICK MAROTTA、ギターにLARRY CARLTON、ベースにCHUCK RAINEY等豪華な面々。ロック、ジャズ、R&Bフレイヴァを取り入れた良質なクロスオーバー・サウンドでほんと惹かれるね〜、ノリが良くファンキーな1.Kid Charlemagne、少し郷愁感がある2.The Caves Of Altamira、明け方のハイウェイで聴くと似合いそうな3.Don't Take Me Alive、郷愁感のあるまさにクロスオーヴァー・サウンドって言葉がぴったりな5.The Fez、イントロがネタに使われるアップテンポでファンキーな6.Green Earrings、寂しげな9.The Royal Scam等聴き応えバッチリ。『Aja』も大好きだけどこのアルバムも同じくらい好きだな、やっぱり。(2011/01/16)
STEELY DAN
/Aja(1977)

DONALD FAGENとWALTER BECKERのユニットSTEELY DANが77年にリリースした6thアルバム。STEELY DANのアルバムで一番好きなのがこの77年の『Aja』。ロック、ジャズ、R&Bをブレンドした完成度の高い内容で、LORD TARIQ&PETER GUNZ/deja vuでお馴染みのゆったり系グルーヴ1.Black Cowをはじめ、フリーソウル系の爽やかな3.Deacon Blue、DE LA SOUL/Eye KnowやGOLDIE/In The Land Of Funkで有名な爽快メロウ・グルーヴ4.Peg、タイトなビートにピアノが絡むファンキーな6.I Got The News、アップテンポのファンキー・チューン7.Josieと聴き応え十分。ファンク好きにも聴いてもらいたい名盤中の名盤!(07/03/26)
STEELY DAN
/Gaucho(1980)

STEELY DANが80年にリリースした7thアルバム。前作の『Aja』同様、ロック、ジャズ、R&Bフレイヴァを取り入れた良質なクロスオーバー・サウンドで、浮遊感漂うキーボードが耳を惹く1.Babylon Sisters、BPM早めのトラックに印象的なコーラスがナイスな2.Hey Nineteen、フリーソウルっぽいファンキーな3.Glamour Profession、ノリが良い5.Time Out Of Mind、ファンキーな6.My RivalがGOOD。フリーソウル系に興味がある方にはオススメできます。(07/03/)
STEPHEN STILLS
/Same (1970)

CROSBY, STILLS, NASH & YOUNGのSTEPHEN STILLSが70年にリリースしたソロ・アルバム。THE ISLEY BROTHERSをはじめ数々のアーティストにカバーされているエバーグリーンな名曲「Love The One You're With」収録!いやー、もちろんアイズレーのも超大好きなんだけど、このオリジナルも最高だよね〜。この曲以外にもバラエティに富んでいて最高だね。特にJIMI HENDRIXが参加した疾走感溢れる最高のロック4. Old Times Good Times、アーシーなファンキー・ロック5. Go Back Home、温かみのあるオルガンが効いた6. Sit Yourself Down、透明感漂うスロウ7. To A Flame、STEPHENのブルージーなアコースティックギターを堪能できる8. Black Queen、フルートも印象的なロック9. Cherokee、郷愁感溢れる10. We Are Not HelplessもGOOD。ロック・クラシックに相応しいアルバムだと思うな。(2015/05/26)
STEPPENWOLF
/16 Greatest Hits(1973)

Born To Be Wildの大ヒットで知られるカナダのロック・バンドSTEPPENWOLFが73年にリリースしたベスト盤。68年から71年の8枚のアルバムからセレクトされてます。前述の1.Born To Be Wild、分かりやすいアメリカン・ロックって感じの3.Rock Me、スタジオ・バージョンは、このアルバムで初収録のイカしたファンキー・ロック4.Hey Lawdy Mama、これもアメリカン・ロック丸出しな8.Ride With Me、GRANDMASTER FLASHがネタ使いしたカッティング・ギターが最高なノリノリ・ファンキー・ロック9.Magic Carpet Ride、ダウナーな雰囲気が魅力的な10.The Pusher、ギターがカッコ良くてファンキーな12.Jupiter's Child等聴きどころ満載。これ一枚でSTEPPENWOLFの魅力が存分に味わえるベスト盤だと思います。(09/09/21)
STEPPENWOLF
/Born To Be Wild
/A Retrospective (1994)

Born To Be Wildの大ヒットで知られるカナダのロック・バンドSTEPPENWOLFが1968年から1990年の間にリリースしたアルバムとリード・ボーカルのJOHN KAYのソロ・アルバムからセレクトされた2枚組ベスト盤。STEPPENWOLFのベスト盤の中でもピカ一。(前回紹介した73年のベスト盤も素晴らしい内容だけどね。) DISC1では、グルーヴィーなロック3.Sookie Sookie、大ヒットした前述の5.Born To Be Wild、ダウナーな雰囲気が魅力的な8.The Pusher、アップテンポの9.The Ostrich、渋いながらも不良っぽさを感じる10.Don't Step On The Grass, Sam、GRANDMASTER FLASHがネタ使いしたカッティング・ギターが最高なノリノリ・ファンキー・ロック11.Magic Carpet Ride、分かりやすいアメリカン・ロック12.Rock Me、ギターがカッコ良くてファンキーな13.Jupiter's Child、サザン・ロックっぽい14.It's Never Too Late、最高にファンキーなHey Lawdy Mama、DISC2では、アメリカン・ロック丸出しな6.Ride With Me、JOHN KAYのソロからカントリーをファンキーにアレンジした7.I'm Movin On、おそらくこのアルバムの目玉となるJOHN KAYとLITTLE FEATの故LOWELL GEORGEの渋すぎるタッグによる77年作でサザン風味の12.Live Your Lifeあたりが特にお気に入り。Born To Be Wildだけの一発屋じゃないことはこのアルバムを聴くと証明できるんじゃないかな。Born To Be Wildを聴いて気になった方ぜひこのベスト盤を聴いて欲しいですね。(2011/02/13)
STEVE MILLER BAND
/The Joker (1973)

STEVE MILLER BANDが1973年にリリースした8thアルバム。GETOBOYS/Gangster Of Love、SHAGGY/Angel等で使われたタイトル曲の5. The Jokerの激渋なカッコ良さといったら ! 少々気だるさも感じるところも最高ですな。疾走感のある1. Sugar Babe、意味不明なタイトルとは裏腹に躍動感溢れてグルーヴィーな3. Shu Ba Da Du Ma Ma Ma Ma、心和ませる9. Something To Believe InもGOOD。(2019/01/19)
THE STEVE MILLER BAND
/Fly Like An Eagle (1976)

60年代から活動するサンフランシスコの名ロックバンド"THE STEVE MILLER BAND"が76年にリリースしたアルバム。ロック史上に輝く名盤で、彼等の代表作といえるアルバムですね。これはリリース30周年を記念した特別盤で、ボーナスやらDVDやら盛りだくさん。BIZ MARKIEの元ネタとして聴き始めたけど、そのカッコ良さにノックアウトされたね。宇宙を感じるスペーシーなイントロ1. Space Introから引き続くスペーシー・ロック・クラシックの2. Fly Like An Eagle、郷愁感溢れるアコギのメロディとボーカルが絶妙にマッチした4. Serenade、ブルージー&ファンキーな6. Mercury Blues、イントロのドラムがカッコ良すぎる南部フレイヴァのロック7. Take the Money and Run、イントロのウネウネしたサイケデリックなシンセが強烈で、歌に入るとエスニックで郷愁ナンバーに変化する12. The Window、2.のデモ・バージョンで泥臭くアレンジされた13. Fly Like An Eagle '73 (Bonus Track)、7.と代表曲のThe Jokerが絶妙にブレンドされた14. Take the Money and Run (Acoustic-Bonus Track)、カントリー風味のゆったりとしたグルーヴの15. Rockin' Me '76 Slow (Bonus Track)がお気に入り。初期のブルース色濃いものも悪くはないけどこの頃が最高だね。ジャケも最高にカッコイイしね。(2012/11/24)
THE STEVE MILLER BAND
/Greatest Hits 1974-78

60年代から活動するサンフランシスコの名ロックバンド"THE STEVE MILLER BAND"の73年の『The Joker』、76年の『Fly Like an Eagle』、77年の『Book of Dreams』からセレクトされたベスト盤。初期にはあのBOZ SCAGGSも在籍していて、非常にブルース色濃い曲中心だったそうですが、73年の『The Joker』からポップ感溢れる曲をやりだしたそうです。初期は未聴なので何ともいえませんが、上記3枚のアルバムは大好きで、この3枚を手軽に楽しむにはこのベスト盤が手っ取り早いかなと。イントロのドラム・ブレイクがTOO SHORT等でネタ使いされているファンキー・ロックA3.Take The Money And Run、趣味でやっているBMXフラットランドの名作ビデオ『Balancing Act』や『DORKIN 10』で神様KEVIN JONESのパートでかかる郷愁感溢れるアコギのメロディとボーカルが絶妙にマッチしたA5.Serenade、全米No.1(こんな地味な曲が!)に輝いた一般的にはSHAGGY/Angel、個人的にはGETO BOYS/Gangster Of Love(大傑作!!!)の元ネタとして有名なB1.The Joker、BIZ MARKIE他数々のアーティストに使われているスペーシー&ファンキーな名曲B2.Fly Like an Eagle、これまたBMXフラットランドの名作ビデオ『Willies』のイントロで使われている明るいB3.Jet Airliner、寂しげなB6.Winter Time等聴きどころ満載。ブラック好き、フリーソウル好き、BMX『Dorkin』シリーズに影響を受けたフラットライダーなら聴いておくべきグループの一つ。(08/02/22)
STEVE WINWOOD
/Back In The High Life (1986)

STEVE WINWOODが86年にリリースしたアルバム。プロデュースは、RUSS TITLEMAN。STEVE WINWOODといえばやっぱり大ヒットした1.Higher Loveに尽きますね!STEVE WINWOODのソウルフルな歌ももちろん、RANDY BRECKERのトランペット(アレンジはSYSTEMのDAVID FRANK)も効果的なトラックも最高!自分の結婚披露宴にも使ったくらい大好きな曲で、80年代ポップスの最高峰だと思いますね。正直、この曲が好き過ぎて他は印象が薄いけど、JOE WALSHのスライド・ギターが耳を惹く3.Freedom Overspill、マンドリンがノスタルジックな雰囲気を醸し出す4.Back In The High Life、ブリッジのノリの良さが耳を惹く5.The Finer Thing、ARIF MARDINがシンセのアレンジをしたハートウォーミングな8.My Love's Leavin'もお気に入り。一生聴き続ける思い出のアルバムですね。(2010/12/24)
STEVE WINWOOD
/Chronicles(1990)

STEVE WINWOODの1stから4thより選曲されているベスト盤。個人的にSTEVE WINWOODといえば86年の大ヒット曲8.Higher Love以外にあり得ない!CHAKA KHANもコーラスで参加したまさにポップ・ソウルの王道というべき傑作。自分の結婚式にも使ったくらい大好きですね。これ以外にも彼には良い曲あるので、気になった方はこのようなベスト盤からぜひ聴いてみて下さい。(07/07/14)
THE STONE ROSES
/Same (1989)

イギリスはマンチェスターのロック・バンドTHE STONE ROSESが1989年にSILVERTONE RECORDSからリリースしたデビュー・アルバム。これは「Fools Gold」を収録した2001年の再発盤。プロデュースは、1曲を除きJOHN LECKIEが担当。このバンドを知ったのはRUN D.M.C.が「What's It All About?」で「Fools Gold」をサンプリングしていたのがきっかけでしたね。「Fools Gold」はBOBBY BYRD/Hot Pants (Bonus Beats)の定番ビートを使い、ワウ・ギターも絡めたレア・グルーヴ感もあるダンス・トラックにIAN BROWNのヘタウマだけど気だるい歌が魅力的なナンバー。「Fools Gold」はすぐにチェックしたけど、当時は、ヒップホップ、R&B命だったので、アルバム自体を聴いたのは十年以上経ってからだったかな。そういえば音楽雑誌「ロッキン・オン」と「ミュージック・マガジン」が彼等の評価を巡ってディスりあっていましたね。「衰弱した小児病者の錯誤に微笑みを」とか結構、過激な表現でディスっていたのはひきましたけどね… (苦笑)肝心のアルバムの内容はというと、「Fools Gold」以外はほとんど好みの曲はなく、郷愁感のあるロック・サウンドを聴かせる1. I Wanna Be Adoredくらいしか聴けません… というか「Fools Gold」と音楽性が違いすぎないか!?個人的には「Fools Gold」だけで十分でしたね。(2025/06/09)
SWING OUT SISTER
/It's Better to Travel (1987)

UKの人気デュオSWING OUT SISTER(SOS)の記念すべき1stアルバム。やっぱり1. Breakoutしかないでしょ、アラフォー世代には。高2の頃だったと思うけど、ラジオでエアチェックしてテープが擦り切れるほど聴きまくったな〜(しみじみ)。ほんといつ聴いても元気が湧き出てくるよね。アルバムも良く出来ていて、東京駅(?)の効果音から始まるボサノヴァの感覚も取り入れた素晴らしいポップ・ナンバー2. Twilight World (Superb, Superb Mix)、透明感のあるシンセが印象的で後半から曲調がスイングに変わる3. After Hours、これも大ヒットした少し寂しげでエモーショナルな5. Surrender、DyDoの清涼飲料水「PHIPHI」のCMに使われたCMのイメージどおり爽やかな6. Fooled By A Smile、心に染み込んでいきそうな美しいメロディの7. Communion、郷愁感のなかに少しハードっぽさをだした8. It's Not Enough、Breakoutの12インチ・ミックス10. Breakout (Nad Mix)、Surrenderのリミックス11. Surrender (Stuff Gun Mix)等好曲満載。エバーグリーンなアルバムだと思うな。POPSだからといって避けないで、一度は聴いて欲しい。(2011/12/28)
SWING OUT SISTER
/The Best Of (1996)

UKの人気デュオSWING OUT SISTER(SOS)の1st〜4thアルバムからセレクトされた国内ベスト盤。R&B、ジャズ、ボサノヴァ等を巧みにブレンドしたサウンドが人気のデュオですね。SOSといえば、なんといっても1.Breakoutに尽きますね〜。86年に大ヒットしたこの曲、当時よく聴いていました。ハッピーな気分になれる名曲!SOSがただのミーハーPOPSデュオじゃないところはカバーの選曲にもでていて、BARBARA ACKLINの瑞々しい名曲Am I The Same GirlやDELFONICSの名甘茶曲La La(Means I Love You)も素晴らしいでき。4thアルバムからのホーンもナイスなセンス溢れる8.Ordinary People、1stからのメロウな10.Surrender、FOSTER&McELROYのプロデュースによるハートウォーミングな11.Heaven Only Knows、4thからのナイス・ビートのファンキー・ナンバー12.Better Make It Better等々。比較的ノリがいいものをセレクトしているので、聴きやすいベスト盤だと思います。POPSだからといって避けてほしくないアーティストの一つ。(素晴らしい曲は案外近くに(安くで)あるものですよ・・・) (07/03/06)
TALKING HEADS
/Remain In Light(1980)

鬼才DAVID BYRNE率いるニューヨークの(ポスト)パンク・バンド"TALKING HEADS"が80年にリリースした アルバム。プロデュースも鬼才として知れ渡るBRIAN ENO。アフリカのエッセンスを大胆に導入した実験的要素の濃いアルバムで、TALKING HEADSのアルバムの中でも名盤として高く評価されています。個人的にはB1.Once In A Lifetimeが中坊のときにMTVで見て、そのインパクトに強い衝撃を受けた思い出があります。ベスト・トラックは、そのOnce In A Lifetimeで、アップテンポでファンキーなトラックが最高で、イントロがよくネタに使われていますね。他にもA1.Born Under Punches(The Heat Goes On)、A2.Crosseyed And Painless、B2.Houses In Motion、B3.Seen And Not Seenがファンキーでお気に入りです。ファンク好きにぜひ聴いて欲しい名盤の一つ。(09/04/14)
TALKING HEADS
/Speaking In Toungues(1983)

鬼才DAVID BYRNE率いるニューヨークの(ポスト)パンク・バンド"TALKING HEADS"が83年にリリースした アルバム。P-FUNKのBERNIE WORRELLもシンセで参加。かなりディスコっぽい曲が多く、ダンサブルでファンキーな1.Burning Down The House、アップテンポでノリノリな2.Making Flippy Floppy、ファンキーな3.Girlfriend Is Better、カッティング・ギターが効いた7.Moon Rocks、これもダンサブルでファンキーな8.Pull Up The Roots、どこか郷愁を感じるミディアム9.This Must Be The Placeがお気に入り。ダンクラが好きな方ならきっと気に入るであろうアルバム。(09/10/22)
TALKING HEADS
/Naked (1988)

鬼才DAVID BYRNE率いるニューヨークの(ポスト)パンク・バンド"TALKING HEADS"が88年にリリースした8thアルバムかつラスト・アルバム。近田春夫氏のFM「ミュージック・ワークショップ(だったかな?)」でかかっていた、JAMES BROWN+ラテンって感じの最高にファンキーな1. Blindを聴いた時は、ぶったまげたなぁ〜。しかし、アルバムを聴いてみると過剰なまでのラテン… うーん、TALKING HEADSがあえてやらないといけない音楽だったのか大きな疑問が残りましたね。(2015/05/04)
TEARS FOR FEARS
/Songs from the Big Chair(1985)

マイ・ルーツ的80'Sシリーズ。UKのエレポップ・デュオTEARS FOR FEARSが85年にリリースした2ndアルバム。最近初めてネットで調べたんだけど、実は2ndだったんだね。未だ現役で活躍しているみたいだけど、自分の記憶はこのアルバムだけだからな〜(笑) とにもかくにも全米第1位になった1. Shoutしかないでしょう、やっぱり!当時MTVで嫌というほど流れていたよね。力強いビートも印象的なエレポップ・ファンクって感じで、今聴いてもガツンとくるね。これ以外には全米第1位にもなった3. Everybody Wants to Rule the Worldがお馴染みかな。個人的には、サックスが効いた深みのあるミディアム2. Working Hourも結構好みかも。洋楽に目覚めた頃を思い出すアルバムの一つですね。(10/04/11)
TED NUGENT
/Cat Scratch Fever (1977)

アメリカのギタリストTED NUGENTが1977年にリリースした3rdアルバム。初めて聴いたアーティストですが、アメリカらしいスカッとしたハードロックを聴かせてくれ、特にシングルヒットしたドライブ感たっぷりの1. Cat Scratch Fever、疾走感溢れる2. Wang Dang Sweet Poontang、ど真ん中豪速球なハードロック3. Death By Misadventure、ファンク系のビートがいい感じのスカッと心地よい4. Live It Up、ドライブ感溢れるどこか懐かしいメロディの8. A Thousand Knivesあたりがお気に入り。(2020/01/03)
TERRY REID
/River (1973)

UKフォークロックのギタリストTERRY REIDが73年にリリースしたアルバム。プロデュースは、TOM DOWDとEDDIE OFFORD。サザン・フレイヴァな軽快なファンキー・ロック1. Dean、小気味良いリズムに弾けるアコースティック・ギターがイイ感じの3. Things to Try、DOOBIEの「Long Train Runnin'」っぽいファンキーなドラムがナイスな4. Live Life、コンガにベース、アコースティック・ギターの郷愁感のあるバラード5. Riverがお気に入り。(2017/12/09)
THIN LIZZY
/Same (1971)

アイルランドの英雄と呼ばれるロック・グループのTHIN LIZZYが71年にリリースしたデビュー・アルバム。メンバーは、アフロヘアーがトレードマークのPILLIP LYNOTT(ボーカル、ベース)、BRIAN DOWNEY(ドラム)、ERIC BELL(ギター)の3名。HIPHOP的にはULTIMATE BREAKS & BEATSにも収録されたJohnny The Foxが有名ですね。アルバム全体としては、好みの曲は少ないけど、4. Ray-Gunには衝撃を受けたね!鬼ファンキーでいかしたロックで、「これよこれ!こういうのを待っていた!」って感じですね。他にもドラムがファンキーな1. Friendly Ranger at Clontarf Castleや寂しげな曲調に惹き込まれる6. EireもGOOD。ファンキーでイカしたロックが聴きたいなら、Ray-Gunはぜひ聴いて下さい!(10/05/08)
THIN LIZZY
/Vagabonds of the Western World (1973)

アイルランドの英雄と呼ばれるロック・グループのTHIN LIZZYが73年にリリースした3rdアルバム。結構混沌とした感じのアルバムだなというのが第一印象。でも聴ける曲は総じてカッコイイね。6分にも及ぶワウギターが耳を惹くファンクも感じる2. The Hero And The Madman、荘厳なドラムのイントロから耳を奪われるブルージーかつファンキーな3. Slow Blues、アメリカン・ロックっぽいイントロのギターからノックアウト間違いなしのハードロックで、サビの「アイマ ロッカ !」もカッコ良すぎる4. The Rocker、どことなく寂しげな6. Little Girl In Bloom、太いベースのイントロから耳を奪われるタイトルどおり暗闇から忍び寄るような7. Gonna Creep Up On You、ボーナスとして収録された疾走感溢れるハードロック10. Black Boys On The Corner、ブルース・ロックって感じの12. Broken Dreamsがお気に入り。(2013/01/11)
THIN LIZZY
/Night Life (1974)

アイルランドの英雄と呼ばれるロック・グループのTHIN LIZZYが74年にリリースした4thアルバム。このアルバムからツイン・ギター体制になったとのこと。(だからどう変化したてことは素人の自分には良く分からんが…) THIN LIZYYというとハード・ロックってイメージだったんだけど、このアルバムで聴かせるフォーキーな面も魅力的ですね。爽やかなフォーキー・グルーヴの1. She Knowsから掴みはOK!GARY MOOREの泣きのギターが胸を打つバラード4. Still In Love With You、ブラック・シネマのサントラのような渋いベースラインから続くファンキーなワウ・ギターに驚かされ、パーカッションも効果的で、後半はテンポアップしCURTIS MAYFIELD/Move On UpとISLEY BROTHERSを合わせたような展開になる鬼渋いファンキー・チューン6. Showdown、ちょっと東洋(日本?)っぽいイントロが印象的な疾走感溢れる8. Philomena、このアルバムではハードな部類に入る9. Sha-La-La、温かみのある(けど少しポップかな)10. Dear Heartがお気に入り。THIN LIZZYの代表的なアルバムではないみたいだけど、一番好みなのはこれかも。(2010/09/20)
THIN LIZZY
/Johnny The Fox(1976)

アイルランドのハードロック・バンドTHIN LIZZYが76年にリリースした7thアルバム。ヒップホップを聴いてきた自分にとっては、なんといってもTRICKY TEE/Johnny The Fox、ABOVE THE LAW/Livin' like hustlers(remix)等で使われた名ブレイク・ビーツ6. Johnny The Fox Meets Jimmy the Weedしかない!イントロのドラムとギター、ボーカルのカッコ良さといったらないね〜。この曲だけ異様に黒いね。これ以外にも疾走感溢れるハードロック1. Johnny、アコギが効いた哀しげなスロウ3. Borderline、どこかアメリカンロック的な感じもする5. Fools Gold、シタールも使った一転して癒し系のミディアム9. Sweet Marie、怒神のごとく迫りくるブギウギ・ソング10. Boogie Woogie Danceがお気に入り。(2017/10/01)
THIN LIZZY
/Bad Reputation (1977)

アイルランドの英雄と呼ばれるロック・グループのTHIN LIZZYが77年にリリースした8thアルバム。スカッとしたアメリカン・ロック的な1. Soldier Of Fortune、獲物を狙うようなギラギラしたハードロック2. Bad Reputation、明るくて快活な4. South Bound、ドライブ感溢れるハードロック6. Killer Without A CauseがGOOD。初期作の方が断然好みだけど、これはこれでOKかな。(2013/11/4)
THOMAS DOLBY
/The Golden Age of Wireless (1982)

シンセ(テクノ)・ポップのパイオニアの一人THOMAS DOLBYが82年にリリースしたデビュー・アルバム。大ヒットしたノリの良い1. She Blinded Me With Science(邦題「彼女はサイエンス」)かな、やっぱり。当時、ラジオでよくかかっていた記憶があるね。 正直、1.以外はイマイチで、矢野顕子もバックVo.で参加したアップテンポなテクノ・ポップ2. Radio Silence、ロック的で郷愁感も感じる9. One Of Our Submarinesが聴けたくらいかな。(2013/07/26)
THREE DOG NIGHT
/Naturally(1970)

DANNY HUTTON、CHUCK NEGRON、CORY WELLSのトリプル・シンガーで人気のあった7名組みUSロック・バンド"THREE DOG NIGHT"が72年にリリースした4thアルバム。プロデュースは、RICHARD PODOLAR。彼等のヒット曲自体にはそれほど魅力を感じないが、それ以外の曲にブラック好きでも食指が動くものが多く、個人的に好きなグループの一つです。このアルバムでは前半の流れが最高にファンキー!カナダのロックバンドでレーベルメイトのBUSHのカバーでイントロのブレイク、ボーカルのシャウト等全てが最高にファンキーで、3×DOPE、DIAMOND、BLACK SHEEP等がネタに使った1.I Can Hear You Callingからヤラれ、BPM早めのファンキー・ロック2.One Man Band、ファンキーなギターが最高にイカしたインスト4.Fire Eater、THE SPENCER DAVIS GROUPのカバー5.I Can't Get Enough Of It、打って変わってフリーソウルっぽいフォーキーな6.Sunlight等聴きどころたっぷり。ネタ云々以前に良いアルバムだと思うので、ファンキーなフィーリングを持ったロックを聴きたい方にオススメです。(08/01/21)
THREE DOG NIGHT
/Seven Separate Fools(1972)

THREE DOG NIGHTが72年にリリースした6thアルバム。プロデュースは、RICHARD PODOLAR。彼等のヒット曲自体にはそれほど魅力を感じないが、それ以外の曲にブラック好きでも食指が動くものが多く、個人的に好きなグループの一つです。このアルバムもトロピカルっぽいものやインスト、アコースティックと幅広い楽曲なんですが、ブルージーなギターが耳を惹く6.Chained、RARE EARTHのカバーでファンキーな8.In Bed、POOR RIGHTEOUS TEACHERS/Can I Start This?の元ネタでイカしたファンキー・ナンバー10.THE Writings On The Wall、KAM/Dramaの元ネタで静かなイントロから一転する鬼ファンキーな11.Midnight Runawayあたりが聴きどころ。ネタ云々以前に良いアルバムだと思うので、ファンキーなフィーリングを持ったロックを聴きたい方にオススメです。(08/01/21)
TIL TUESDAY
/Voices Carry (1985)

ボストンのロックバンド'TIL TUESDAYが85年にリリースしたデビューアルバム。このバンドといえばなんといっても大ヒットした名曲で郷愁感のあるメロディが最高の『愛のヴォイシズ』(Voices Carry)だよね。10代の頃の思い出の曲の一つですね〜。当時、MTVで見たエイミー・マンの長身で金髪のパンキッシュなルックスでベースを弾きながら歌うインパクトも強かったよね。(あまり歌は上手くなかったけど…) 『愛のヴォイシズ』だけかなと思わせるけど、アルバムはなかなか聴き応えがあって、クールかつ郷愁感を併せ持つ6. Winning The War、切ないスロウ7. You Know The Rest、ファンクっぽさも感じる9. Are You Serious?、郷愁感のあるロック10. Don't Watch Me Bleedあたりが好きですね。(2017/07/16)
T. REX
/Electric Warrior (1971)

グラム・ロックの代名詞的なグループT. REXが71年にリリースしたアルバム。MARC BOLANのセクシーなボーカルも印象的だけど、このジャケットのカッコ良さといったら!最高にロックしてるね。ファンキーなドラムのイントロから惹き込まれる1. Mambo Sun、オーケストラも導入した2. Cosmic Dancer、80年代にPOWER STATIONがリバイバルヒットさせた6. Get It On、小気味良いドラムが耳を惹く7. Planet Queen、「Get It On」タイプの9. The Motivator、ハード・ロックしている11. Rip Off、ボーナスで収録されたクラシックなイントロから一転してノリが良くなる12.There Was a Time-Raw RampがGOOD。(2014/04/13)
TODD RUNDGREN
/todd (1974)

TODD RUNDGRANが1974年にリリースした5thアルバム。プログレ的な摩訶不思議な内容で正直、聴けた曲は少ないかな。UFOが出てきそうな雰囲気でトリップさせる3. The Spark Of Life、フリーソウル的なハートウォーミングな5. A Dream Goes On Forever、ポップで躍動感ある13. Izzat Love?、桃源郷に誘うような不思議感覚の16. Don't You Ever Learn?は気に入ったんだけど、残りはダメでした… 凡人には理解できないってことかもね。(2020/11/28)
TOMMY BOLIN
/Private Eyes(1976)

BILLY COBHAMの名作『Spectrum』やJAMES GANG、DEEP PURPLEでギタリストとして活躍したTOMMY BOLINが76年にリリースした2ndアルバム。プロデュースは、TOMMY自身とDENNIS MACKAY。R&Bフィーリング溢れる好盤で、特にファンキーな1.Bustin' out for Rosey、泥臭くてファンキーな4.Shake the Devil、優しげなギターがナイスなフリーソウル風味の5.Gypsy Soul、ドラムでCAMINE APPICEが参加した、フリーソウル好きもきっと気に入るであろうフォーキーなグルーヴィー・ナンバー6.Someday Will Bring Our Love Homeがお気に入り。ぜひ聴いてもらいたいアルバムの一つです。(09/01/29)
TOMMY ROE
/Dizzy (1969)
アメリカの男性ポップ・シンガーTOMMY ROEが1969年にリリースしたアルバム『Dizzy』からのシングル。
A. Dizzy
STEVE BARRIプロデュースで、NICE & SMOOTH/Early To Riseでサンプリングされたイントロのファンキーなドラム・ブレイクが最高なポップ・ナンバー!
B. The You I Need
明るくポップなナンバー。
(2024/01/07)
TOM PETTY
/Full Moon Fever (1989)

アメリカのロック・バンドTOM PETTY & THE HEARTBREAKERSのボーカルTOM PETTYが89年にリリースしたソロ・アルバム。プロデュースは、ELOのJEFF LYNNE等。TOM PETTY は、80年代にMTVでかなり流れていたけど、典型的なアメリカン・ロックって感じで全く興味が湧かなかったなあ、そういえば。そんな音楽を今聴いているってことは、俺も歳をとったのかなあ… PIMP C/I'm Freeでもネタ使いされた大ヒットした南部風情溢れる1. Free Fallin'が好きだね、やっぱり。サビの「I'm Free、Free Fallin'」のシャウトにはシビれるね〜。他には、ベースラインがSTINGっぽさも感じるロック2. I Won't Back Down、シンセの音がもろ80年代ロックって感じの3. Love Is A Long Road、郷愁感溢れる4. A Face In The CrowdもGOOD。(2015/04/26)
TOTO
/Same (1978)

日本でも人気のある技巧集団TOTOが78年にリリースしたデビュー・アルバム。ジャンルを超えて愛されているメロウ・クラシック3.Georgy Porgyに尽きますね、やっぱり!この曲嫌いな人を聴いたことがないくらい、ほんと素晴らしい曲だよね。ピアノのメロディが耳を惹くドラマチックな5.You Are The Flower、切ないミディアム7.Takin' It Backも最高!この3曲しか聴けなかったけど、これだけど十分満足できたアルバムですね。(2011/08/07)
TOTO
/IV (1982)

日本でも人気のある技巧集団TOTOが82年にリリースした4thアルバム。代表曲であるRosannaとAfrica収録のアルバムで、全世界で大ヒットしましたよね。中学の頃、ラジオでも相当かかっていたのを覚えていますね。個人的にはその2曲にはたいして魅力を感じなかったけど、どことなくファンキーな4.Good For You、どこか懐かしさを覚える5.It's A Feeling、気持ちの良いアメリカン・ロックって感じの8.We Made It、AORらしいメロウ・グルーヴ9.Waiting For Your Loveあたりは頻繁に聴いていたな〜。傑作とは思わないけど、普通に楽しめるアルバムだと思う。(2012/10/14)
TRACEY ULLMAN
/You Broke My Heart In 17 Places (1983)

イギリス出身の女優・歌手のTRACEY ULLMANが83年にリリースしたデビュー・アルバム。中房の頃、MTVで観た「They Don't Know」が気にいってシングル盤を購入したっけ。懐かしいな〜。KIRSTY MACCOLLって人のカバーみたいだけど、そんなことはどうでもいいかな。オールディーズ調の曲で、PVにはポール・マッカートニーも友情出演していたね。アルバムは完全に後聴きなんで、正直、「They Don't Know」以外全然好みじゃないけど…、でも思い出を蘇らせるには「They Don't Know」だけで十分かな。それにしてもこの曲を聴いた後に必ずBANGLES/Manic Mondayを聴きたくなるのは自分だけ?(2010/11/16)
TRAFFIC
/John Barleycorn Must Die(1970)

STEVE WINWOOD率いるUKの名バンド"TRAFFIC"が70年にリリースした4thアルバム。プロデュースは、CHRIS BLACKWELL、GUY STEVENS、STEVE WINWOOD。疾走感溢れるグルーヴィーなインスト1. Glad、アップテンポでファンキーな2. Freedom Rider、ファンキーなビートに絡むオルガンが耳を惹く3. Empty Pages、STEVE WINWOODが全ての楽器を担当したサザン・ロック風の4.Stranger To Hiimself、オルガンが温もりを感じさせる7. Every Mothers Sonとなかなかの充実ぶり。派手さはないが、聴けば聴くほど味が出るタイプといったところでしょうか。(10/02/05)
TRAFFIC
/Low Spark of High Heeled Boys(1971)

STEVE WINWOOD率いるUKの名バンド"TRAFFIC"が74年にリリースした6thアルバム。プロデュースは、STEVE WINWOOD。TRAFFICの代表的なアルバムで、ベスト・トラックは、USのみでシングル・リリースされたパーカッションとギターが効いたファンキー・トラックにJIM CAPALDIがボーカルを取る4.Rock and Roll Stew!マジでカッコ良すぎ!このシングルのB面に収録されたロング・バージョンもボーナスとして7.Rock and Roll Stew, Pts. 1 & 2に収録されています。他にもCHRIS WOODのどこか東洋(中南米?)を感じさせる寂しげなフルートが魅力的な1.Hidden Treasure、静かなイントロから次第にグルーヴィーに変化する約12分もの大作2.Low Spark of High Heeled Boys、落ち着いて温かみを感じる5.Many a Mile to Freedom、これも郷愁感溢れるフルートが印象的な6.Rainmakerがお気に入り。一回聴いただけでは地味にも感じられますが、何回か聴いていくうちにハマるアルバムかな。70年代のR&B好きにも一度は聴いて欲しいアルバムです。(09/07/19)
TRAFFIC
/Welcome to the Canteen (1971)

STEVE WINWOOD率いるUKの名バンド"TRAFFIC"が71年にリリースしたライブ・アルバム。素晴らしいライブアルバムで、爽快グルービーな1. Medicated Gooから耳を鷲掴み ! 郷愁感溢れる3. (Roamin' Thro' The Gloamin' With) 40.000 Headman、おおらかな雰囲気の4. Shouldn't Have Took More Than You Gave、10分以上にも及ぶサザン・ロック・フレイヴァの5. Dear Mr. Fantasy、TAFFICの前身バンドTHE SPENCER DAVIS GROUPのヒット曲をファンキーかつグルーヴィーににアレンジした6. Gimme Some Lovin'とほぼ全曲最高 ! (2018/11/10)
TRAFFIC
/Shoot Out at the Fantasy Factory (1973)

STEVE WINWOOD率いるUKの名バンド"TRAFFIC"が73年にリリースした7thアルバム。プロデュースは、STEVE WINWOOD。前作に続いてマッスルショールズのスタジオ・ミュージシャンが参加。パーカッションが効いたご機嫌なファンキー・ロック1. Shoot Out At The Fantasy Factoryから聴かせてくれますね〜。英国らしい落ち着いた雰囲気の2. Roll Right Stones、もの哀しいメロディのギターが印象的な3. Evening Blue、寂しげなサックスのメロディが耳を惹くインスト・ナンバー4. Tragic Magic、アメリカ南部風情溢れる 5. (Sometimes I Feel So) Uninspiredと全曲イケますね。(2015/06/28)
TRAFFIC
/On The Road (1973)

STEVE WINWOOD率いるTRAFFICが1973年にリリースしたライブ・アルバム。とても素晴らしいライブ・アルバムで、ジャジーかつファンキーなスピード感溢れるGladからジャジーで落ち着いたFreedom Riderに繋ぐ1. Glad/Freedom Rider、サックス入りの泥臭い2. Tragic Magic、枯れた味わいのギターが耳を惹くスロウ3. (Sometimes I Feel So) Uninspired、ワイルドでファンキーな4. Shoot Out At The Fantasy Factory、スピード感溢れてファンキーな5. Light Up Or Leave Me Alone、郷愁感のあるジャジーな6. The Low Spark Of High Heeled Boysと全曲最高ですな。(2018/07/28)
TRAFFIC
/When The Eagle Flies(1974)

STEVE WINWOOD率いるUKの名バンド"TRAFFIC"が74年にリリースした9thアルバム。メンバーは、STEVE WINWOOD(ボーカル、ギター、ピアノ、オルガン)、JIM CAPALDI(ボーカル、ドラム、パーカッション)、CHRIS WOOD(サックス、フルート)、ROSKO GEE(ベース)、REEBOP KWAKU BAAH(パーカッション)。一度聴くだけではその良さが分かりづらいが、何度か聴くうちに地味だが味わいが出てくるアルバムです。郷愁感溢れるピアノやオルガンのメロディが印象的な2.Dream Gerrard、ファンキーなビートが耳を惹くジャジーな3.Graveyard People、オルガンとピアノ主体の温もりあるサウンドが秀逸な4.Walking In The Wind、フルートが効いたジャジーな6.Loveがお気に入り。もちろんWINWOODもソウルフルなボーカルを聴かせてくれます。派手さは全くないが、長く聴けるアルバムだと思います。(08/02/29)
THE TRIPLETS
/Break The Silence (1986)
DIANA、SYLVIA、VICKYからなるNY出身のメキシコ系アメリカ人の三つ子姉妹THE TRIPLETSが1986年にリリースしたデビュー・ミニ・アルバム。プロデュースは、CHICのBERNARD EDWARDS。MTVのオーディション番組「ザ・ベースメント・テープス」で優勝してデビューしたというのもあって参加ミュージシャンは、ベースにBERNARD EDWARDS、ギターにDURAN DURANのANDY TAYLORとRUN-D.M.C.の「Rock Box」や「King Of Rock」で弾いていたセッション・ギタリストEDDIE MARTINEZ、ドラムにKISS、MICK JAGGER、MADONNAの作品に参加したANTON FIGと何気に豪華な面々。当時、たまたまMTVで流れていたデビュー曲の「Boys」がポップでソリッドなナンバーで気に入っていたが、少々セクシー路線のMVの影響なのかヒットせず大コケ… いつしか忘れられた存在になっていたが、当時録音したカセットテープを数十年ぶりに聴いて気になり始め、CDを探すもレコード・オンリーでCDのリリースなし… 配信サービスで聴けることは分かったが、元来のコレクター気質から、ヤフオクでレコードを購入。もちろん「Boys」以外は初めて聴いたが、なかなかどうして、当時のTHE POWER STATIONっぽい楽曲もあり、帯の「キュートなパンチでN.Y.の男の子達を完全にノック・アウト!!」とはいかないまでも結構楽しめました。特に力強いビートに哀愁を感じるメロディ上でDIANA嬢が「ボーイズ、あなたって本当に悪いコね?」と峰不二子ばりに歌うポップ・ロックA1. Boys、DIANA嬢がボーカルを取り、ANDY TAYLORがハードなギターでバックアップするロック・ナンバーA2. Message Of Love、寂しげで切ないシンセのメロディに乗せてVICKY嬢が「あなたの愛を手に入れたいの…」と歌い上げるバラードA3. Win Your Love、SYLVIA嬢がリードボーカルを務めた、ホーンセクションも取り入れたモロにTHE POWER STATIONなイケイケなロック・チューンB1. Translateが気に入りました。「Win Your Love」なんてホント良い曲で、シングルカットされていたら売れていたんじゃないかな?現在はラテン・ポップス界で活動しているみたいだけど、もういちどポップスを歌ってほしいね。(2024/01/27)
THE TRIPLETS
/Boys (1986)
ラテン3姉妹のボーカル・トリオのTHE TRIPLETSが86年にリリースした デビュー・ミニ・アルバム『Break The Silence』からのシングル。プロデュースは、CHICのBERNARD EDWARDS。実家に眠っているカセットテープに録音されていたもので、高2の頃にNHK FMのクロスオーバー11をエアチェックしたものだったはず。郷慈感溢れるメロディが秀逸なポップ・ロックで、昔からお気に入りなんだけど、ヒットしなかったのか、CDでのリリースなし… 80'sコンピへの収録も現時点でなし… アナログで購入するしかないですね。(2017/05/27)
TRIUMPH
/Progressions of Power (1980)

カナダのハードロックバンドTRIUMPHが80年にリリースした4thアルバム。カラッとして激しい2. I Can Survive、郷愁感溢れるロッカバラード3. In The Night、ハードなギターがうなるヘビー・チューン4. Nature's Child、ドライブ感溢れるハードロック5. Woman In Loveがお気に入り。(2019/06/28)
TRIUMPH
/Allied Forces (1981)

カナダのハードロックバンドTRIUMPHが81年にリリースした5thアルバム。疾走感溢れてノリの良い1. Fool for Your Love、パワフルかつドライブ感たっぷりの4. Allied Forces、情感たっぷりのロッカバラード6. Fight the Good Fight、哀愁溢れる7. Ordinary Manがお気に入り。(2019/08/13)
UPP
/Get Down In The Dirt:The Complete

ロック・ファンにはJEFF BECKのプロデュース等、HIPHOPフリークには『ULTIMATE BREAKS & BEATS』に収録のGive It To Youで有名なUKのUPPが75年にリリースした1st『Upp』と2nd『This Way Upp』にデモ7曲をボーナスとして追加したコンプリート盤。『Upp』の収録曲はどれも秀逸で、下手な黒人バンドよりよっぽどファンキー。ファンキーな2.Friendly StreetをはじめSTEVIE WONDER/Superstitionを思い出させるクラビネットが鬼ファンキーな4.Get Down In The Dirt、トークボックス使いで中盤にBPMが落ちてからグッとファンキーになり、定番ブレイクが飛び出す5.Give It To You、メロウな6.Jeff's One、JEFFのギターをフィーチャーしたハートウォーミングな12.I Don't Want Nothing(To Change)等聴きどころ満載!Give It To Youだけしか知らなかったですが、こんなにファンキーだったとは驚きました。久々に興奮した1枚です。70年代のファンキー好き、アシッドジャズ系が好きな方ならぜひ聴くことをオススメします!(07/05/22)
U2
/The Joshua Tree (1987)

アイルランドの世界的ロックバンドのU2が87年にリリースした5thアルバム。80年代に青春を過ごした方なら誰でも知っているだろうU2の名盤ですね。中学時代はU2は聴かず嫌いだったんだけど、このアルバムの3. With Or Without Youを聴いてからかな、U2を聴くようになったのは。決して派手な楽曲じゃないけど、なんだろうこの惹き込まれる感じは。やっぱりBONOの絞り出すようで、少し愁いを帯びた歌に惹かれたのかな。前半の4曲の流れが素晴らしいね!少しずつフェードインしてくるギターやキーボードのイントロも印象的で、躍動感あふれるギターが素晴らしすぎる1. Where The Streets Have No Name、多くのアーティストにカバーされているミディアム・テンポで温かみのある名曲2. I Still Haven't Found What I'm Looking For、遠くを見つめて郷愁感に浸りたいときに聴くとピッタリなU2、いや80年代ロック、ポップスの歴史的名曲3. With Or Without You、POWERULE/That's the Way it Isでサンプルされたハードエッジでダークな4. Bullet The Blue Sky、少しヨーロッパの伝統音楽的なところが耳を惹く6. Red Hill Mining Town、これも1.と同様疾走感溢れるギターが印象的な7. In God's Countryあたりが特に好きかな。全然派手なアルバムではないけど、心に残るアルバムですね。素晴らしいです。(2010/09/04)
VALERIE CARTER
/Wild Child (1978)

元HOWDY MOONのメンバーVALERIE CARTERが78年にリリースした2ndアルバム。フリーソウル好きには「Ooh Child」のカバーで知られていますね。AORの名盤と評価されていて、確かにTOTOやRAY PARKER JR.等が関わったサウンドはAORの王道って感じですね。クール&ファンキーな1.Crazy、TOM TOM84のホーンセクションもナイスなファンキー・ナンバー6.The Story Of Love、地味ながらクールで惹きつけられる8.Change In Luck、小気味良いリズムの9.Trying To Get To Youがお気に入り。(2013/04/07)
VANGELIS
/Albedo 0.39 (1976)

ギリシャのシンセサイザー奏者、作曲家のVANGELISが1976年にリリースしたアルバムで、全英チャート18位に輝く。シンセサイザーはもちろん、ドラム、ベース等のすべての楽器も一人で担当。VANGELISと言えば映画『炎のランナー』で有名ですよね。プログレッシブ・ロック、シンセサイザー・ミュージック、ニューエイジ等々、ジャンルを超越した音楽性ですね。このアルバムは30数年前に中古レコ屋でジャケットが気に入って買ったのが出会い。VANGELISは『炎のランナー』くらいしか知らなかったけど、これは松本零士先生の銀河鉄道999や宇宙海賊キャプテン・ハーロックを観ているような宇宙的なサウンドが魅力的。ニュース番組の曲としても使用された壮大なスペース・ナンバーA1. Pulstar、エスニックな雰囲気のA2. Freefall、宇宙空間でのバトルシーンを思い起こさせるスペーシー・ロックA4. Main Sequence、銀河鉄道999の寂しげなシーンを思い出させる叙情的なA5. Sword of Orion、GOODIE MOB/Angelic Wars、NUMSKULLZ/Main Aim、NATURE/We Ain't Friends、PEP LOVE/T.A.M.I.、PROJECT PAT/Make Dat Azz Clap (Back Clap)、BUC FIFTY/Say It Ain't So、J DILLA/Track 32 (Da 1st Installment)等でサンプリングされた寂しげなシンセサイザーのメロディが耳を離さない名曲B1. Alpha、これも宇宙空間でのアクション・シーンのようにスリリングなB2. Nucleogenesis (Part One)、未知なる宇宙へ冒険への旅に出るかのような勇ましいB3. Nucleogenesis (Part Two)がお気に入り。(2025/03/15)
VAN HALEN/Same (1978)

アメリカを代表するハードロック・バンドのVAN HALENが78年にリリースしたデビュー・アルバム。VAN HALENといえば自分らの世代には84年のモンスターヒット『Jump』が有名ですよね。趣味でやっているBMXフラットランドの名作ビデオ『DORKIN 10』で神様CHASE GOUINのパートでこのアルバムの4. Ain't Talkin' 'Bout Loveを聴いたのがこのアルバムとの初めての出会いなんですが、いやー、この曲のカッコ良さといったら!イントロのギターはもちろん若きDAVID LEE ROTHのパワフルなボーカルも圧倒的!シビれるぜ、マジで。不穏な雰囲気のイントロから続くDAVID LEE ROTHの雄叫びもイカすワイルドなロック・ナンバー1. Runnin' With The Devil、THE KINKSのカバー3. You Really Got Me、TONE LOC/Wild Thingの元ネタ6. Jamie's Cryin'、典型的なアメリカン・ロックって感じの8. Feel Your Love Tonight、どことなく郷愁感漂う9. Little Dreamer、疾走感溢れるハード・ロック・ナンバー11. On FireもGOOD。元気が無いときやイライラした時に聴くとスカッとするアルバムだね。(2010/07/20)

VAN HALEN
/1984 (1984)

アメリカを代表するハードロック・バンドVAN HALENが1984年にリリースした6thアルバム。モンスター・ヒットした2. Jumpかな、やっぱり!中学生の頃、MTVをかじりついて観てましたね〜。シンセサイザーを導入した産業ロックに成り果てたって意見もあるけど、そんなことはどうでもいいかな。Jumpのイントロ的なシンセサイザーの荘厳な響きの1. 1984、明るく楽しく激しい、まるで全日本プロレスのような前述の2. Jump、ドライブ感たっぷりで激しい3. Panama、AC/DC/Back In Black的なハードロック5. Drop Dead Legs、シリアストーンのシンセサイザーが印象的な7. I'll Wait、激しくうねるハードロック9. House Of Painがお気に入り。このアルバムをリリース後、ボーカルのDAVID LEE ROTHが脱退するんですよね。でもVAN HALENはこの人のボーカルだよね!(2020/07/25)
VANILLA FUDGE
/Same (1967)

NYで結成されたロックバンドVANILLA FUDGEが1967年にリリースしたデビュー・アルバム。メンバーのTIM BOGERT (ベース) とCARMINE APPICE (ドラム) が後にJEFF BECKとBECK, BOGERT & APPICEというスーパーグループを結成しているのは有名ですね。カバー曲が多いですが、サイケデリックかつローテンポなアレンジでほぼオリジナルと言ってもいいほど。サビを聴くまでまったく気が付かないTHE BEATLESのカバーでローテンポでサイケな1. Ticket to Ride、これもTHE IMPRESSIONSの名曲のカバーだが、仰々しいイントロから、オルガンのみになり、そしてドラム、ギターも入り盛り上げるサイケなアレンジにクラクラする2. People Get Ready、THE ZOMBIESのカバーで、重たいリズムとサイケなオルガンに耳を奪われる3. She's Not There、CHERのカバーで、THE ALCHEMIS/Bangers、FAT JOE/So Much More、CYPRESS HILL/Bang Bangでサンプリングされた4. Bang Bang、デビュー・シングルでヘビーなリズムとサイケなギターが最高すぎるTHE SUPREMESのカバー6. You Keep Me Hanging On、LATYRX/Burnt Prideでネタ使いされたTRADE MARTINのカバーで、R&Bを感じる8. Take Me for a Little Whileがお気に入り。(2023/08/05)
VAN MORRISON
/Astral Weeks (1968)

ロックの殿堂入りしたイギリスのシンガーVAN MORRISONが68年にリリースした2ndアルバム。正直、名前だけは知っていたというシンガーで、これが初対面。うーん、思っていたのとは違うかな… BOB DYLANっぽいというか… 歴史的名盤みたいだけど、好みじゃないな。(2015/07/09)
THE WHO
/Who's Next (1971)

UKの偉大なロックグループTHE WHOが71年にリリースしたアルバム。シンセサイザーのイントロから「テクノ !?」って思わせる1. Baba O'Riley、勢いのあるロックを聴かせる2. Bargain、イカしたドラムとアコースティック・ギターが耳を惹く3. Love Ain't For Keeping、美しいピアノのメロディが染み渡る曲調から激しく転調する展開もナイスな5. The Song Is Over、美しいピアノながらロックを感じさせる6. Getting In Tuneが特に好きかな。(2014/04/29)
WISHBONE ASH
/Argus (1972)

ツイン・ギターを売りにするUKを代表するバンドの一つWISHBONE ASHが72年にリリースした3rdアルバム。名盤と言われているけど、正直、良さが分からなかったかな… アコースティックで寂しげな前半から一転してアップテンポに変化する2. Sometime World、郷愁感漂う4. The King Will Comeあたりは聴けたけど… うーん、もう1回聴くことはないかもね。(2013/11/15)
WISHBONE ASH
/There's the Rub (1974)

ツイン・ギターを売りにするUKを代表するバンドの一つWISHBONE ASHが74年にリリースした6thアルバム。プロデュースは。EAGLES、THE J.GEILS BAND等を手掛けたBOB SZYMCZYK。アメリカのマーケットを意識して作られたアルバムみたいですね。WISHBONE ASH自体初めて聴いたので、そこら辺は良く分かりませんが、確かに曲によってアメリカン・ロックみたいな雰囲気にガラッと変わるところもありますね。このアルバムで一番のお気に入りは、ドラム・パターンがカッコ良く、ベースラインも地味ながら存在感があり、5分37秒過ぎにテンポが速くなりギターが存在感を増す6. F.U.B.B.。前半部分がかなりカッコ良くて最高だね。他にはギターがカッコイイ疾走感溢れる2. Don't Come Back、寂しげなメロディに胸を締めつけられる3. Persephone 、一転してアメリカン・ロックの様にカラッと明るい4. Hometownが気に入りました。たまたま安くで売っていて購入したんだけど、買って良かった。フュージョン好きでも6. F.U.B.B.は気にいるんじゃないかな。(10/05/23)
YES
/Close To The Edge (1972)

現在も活動するUKのプログレッシヴ・ロック・バンドYESが72年にリリースした5thアルバム。YESの代表作かつプログレの代表作とのこと。プログレは苦手ながらブックオフで250円、しかも20%OFFということで購入。トータル3曲(!)しかなく、その内2曲が10分のオーバーの組曲というのもちょっとひいてしまうな。まあ、予想どおりあまり理解できなかったけど、ところどころはカッコ良く、特に1. Close To The Edge - (i)The Solid Time Of Change(ii)Total Mass Retain(iii)I Get Up, I Get Down(iv)Seasons Of A Manの14分過ぎからのコズミックなサウンドや2. And You And I - (i)Cord Of Life(ii)Eclipse(iii)The Preacher, The Teacher(iv)Apocalypseの1分過ぎのアコースティック・ギターの素朴なメロディの部分、6分過ぎのフォーキーな郷愁グルーヴな部分、ドライブ感溢れる3. Siberian Khatruが良かったかな。YESといえば「ロンリーハーツ」のイメージしかなかったんで、違う面も聴けて良かったかな。(2014/02/25)
YES
/Relayer (1974)

現在も活動するUKのプログレッシヴ・ロックバンドYESが74年にリリースした7thアルバム。全3曲 ! 1曲目なんて約22分… やっぱりプログレの全盛期はこんな感じなのね。いまいちプログレの良さは分からないけど、安かったら買ってしまうんだよね。イントロのシンセのメロディから「おお !」って思わせ、10分過ぎのハードな展開が耳を惹く1. The Gates of Delirium、7分40秒過ぎからのコズミックで疾走感溢れる展開が最高な2. Sound Chaserあたりは素直にカッコイイと思う。けど、そこに至るまでが退屈だったりするんだよなぁ… (2015/02/03)
THE YOUNG RASCALS
/Same (1966)

Groovin'のヒット曲でおなじみのTHE YOUNG RASCALSが66年にリリースしたデビュー・アルバム。カバー曲が多くてとても親しみやすいですね。ソウルフルなスロウ2. Baby Let's Wait、LEMME B. GOODのカバーで全米No.1に輝いた6. Good Lovin'、BOB DYLANの名曲のカバー7. Like A Rolling Stone、WILSON PICKETTのヒットでお馴染みの8. Mustang Sally、これもWILSON PICKETTのカバーの10. In The Midnight HourがGOOD。(2014/01/19)
THE YOUNG RASCALS
/Groovin' (1967)

Groovin'のヒット曲でおなじみのTHE YOUNG RASCALSが67年にリリースした3rdアルバム。やっぱ6.Groovin'でしょうね〜。エバーグリーンな名曲ですね。これ以外だとギターリフが印象的なモンキーズみたいな2.Find Somebody、心躍るウキウキ系7.If You Knew、日曜の昼下がりにハンモックで揺られながら聴くとマッチしそうな8.I Don't Love You Anymoreがお気に入り。(2013/05/05)
ZEPHYR
/Same (1969)

名ギタリストのTOMMY BOLINが所属していたUKのブルース・ロック・バンドZEPHYRが69年にリリースしたアルバム。基本はブルース・ロックだと思うけど、プログレ、ジャズっぽさも取り入れていて新鮮な感じがしましたね。フリーキーな前半、ヘビーな中盤の展開も耳を惹く1.Sail On、熱いロックを聴かせる3.Raindrops、汚い酒場が似合いそうなブルース・ロック5.Somebody Listen、DEEP PURPLEが似合いそうなハードロックからジャズっぽい展開も織り交ぜた6.Cross The River、ギターのリフが最高にイカすブルース・ロックから中盤以降、激熱なファンキー・ロックに切り替わる9.Hard Changin' Womanがお気に入り。ボーカルは、女性だけど個人的にはJONIS JOPLINよりは断然こっちの方が好み。なかなか良いものを聴かせてもらったかな。(2014/05/30)
ZZ TOP
/First Album (1972)

アメリカを代表するテキサスのスリーピース・ロック・バンドZZ TOPが72年にリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースは、BILL HAM。デビュー以来、一度もメンバーチェンジしたことがないのは凄いね。結束力の高さも人気の要因なのかな。ZZ TOPは80年代に嫌というほどMTVで流れていて、その髭面のビジュアルのダサさから勝手にカントリー系だろうなと長い間毛嫌いしていたんだけど、ロックを色々と聴き始めていくうちにそのカッコ良さに気がつかされましたね。ブルース色濃いロック・ナンバー1. (Somebody Else Been) Shaking your Tree、ブギ調のギターの長いイントロから一転してハードかつアーシーなロックに変化する2. Brown Sugar、ファンキーなロック・ナンバー3. Squank、イントロのギターがカッコ良すぎるハードロック4. Goin' Down To Mexico、南部風情溢れる哀歌5. Old Man、泥臭くてファンキーな6. Neighbor, Neighbor、ドライブ感溢れる7. Certifie Bluesと10. Back Door Love Affairとほとんどが自分好みのロック。素晴らしいアルバムだね。(2012/11/12)
ZZ TOP
/Fandango ! (1975)

アメリカを代表するテキサスのスリーピース・ロック・バンドZZ TOPが75年にリリースした4thアルバム。3曲はライブ、残り6曲がスタジオ録音といった内容。9分にも及ぶホットなライブ3. Backdoor Medley、ハードかつファンキーな4. Nasty Dogs And Funky Kings、ドライブ感溢れる6. Balinese、ブルージーな7. Mexican Blackbirdがお気に入り。(2019/07/23)
V.A.
/Hot Menu '73 (1973)
1973年にワーナー/リプリーズ/アトランティックの各レーベルからリリースされたロック、カントリー、フォーク、ソウルをコンパイルしたオムニバス・アルバム。ブレイクビーツを求めてロックも積極的に聴いていこうと決心した大学生だった90年頃に中古レコ屋でゲットしたアルバム。いや〜懐かしいね!30年ぶりくらいに聴いたが、当時はその良さがわからなかったロックもきちんと聴けて、しみじみ大人になったな〜なんて思いますね。ちなみに当時の値段は980円!2枚組で、安っ!
A1. ALICE COOPER/Elected
アメリカン・ロックの大御所ALICE COOPERが1973年にリリースしたアルバム『Billion Dollar Babies』収録。勢いのあるハードロックだけど、イマイチかな。
A2. SEALS & CROFTS/Summer Breeze
アメリカン・フォーク・ロック・デュオSEALS & CROFTSが1972年にリリースした4thアルバム『Summer Breeze』収録。ISLEY BROTHERS等のカバーで有名な珠玉の名曲!アイズレーのカバーも最高だけど、オリジナルのこの郷愁感もたまらないですね。
A3. THE DOOBIE BROTHERS/Listen To The Music
ウエスト・コースト・ロックの重鎮THE DOOBIE BROTHERSが1972年にリリースした2ndアルバム『Toulouse Street』収録。全米ヒットした爽快感溢れてファンキーな名曲!
A4. GORDON LIGHTFOOT/Beautiful
カナダのシンガーソングライターGORDON LIGHTFOOTが1972年にリリースしたアルバム『Don Quixote』収録。カントリー色濃くて無理…
A5. RY COODER/Dark End Of The Street
スライドギターの父と言われるRY COODERが1972年にリリースしたアルバム『Boomer's Story』収録。1967年のJAMES CARRのカバーで、RYのギターがメインの寂しげなインスト・スロウ。
A6. ARLO GUTHRIE/The City Of The New Orleans
アメリカのフォークシンガーARLO GUTHRIEが1972年にリリースしたアルバム『Hobo's Lullaby』収録。もろカントリーなので無理…
A7. JAMES TAYLOR/You Can Close Your Eyes
シンガーソングライターのJAMES TAYLORが1971年にリリースしたアルバム『Mud Slide Slim and the Blue Horizon』収録。うーん、ちょっとフォーク過ぎて無理かな…
B1. TOWER OF POWER/Down To The Nightclub
サンフランシスコのファンク・バンドTOWER OF POWERが1972年にリリースしたアルバム『Bump City』収録。小気味良いファンキーなリズムに軽快なホーンセクションが最高なファンキー・チューン!
B2. THE GRATEFUL DEAD/Playing In The Band
ウエストコーストを代表するロックバンドTHE GRATEFUL DEADが1971年にリリースしたライブ・アルバム『GRATEFUL DEAD』収録。思いの外、軽いロックで拍子抜けだが、結構好みかな。
B3. THE ALLMAN BROTHERS BAND/Ain't Wastin' Time No More
サザン・ロックの雄THE ALLMAN BROTHERS BANDが1972年にリリースした3rdアルバム『Eat A Peach』収録。南部風情溢れるファンキーなナンバー。
B4. VAN MORRISON/Wild Night
北アイルランドのシンガーソングライターVAN MORRISONが1971年にリリースしたアルバム『Tupelo Honey』収録。聴けるけど、それほど好みじゃないかな…
B5. THE SECTION/Doing The Meatball
ギタリストDANNY KORTCHMARがメンバーのセッション・バンドTHE SECTIONが1972年にリリースしたアルバム『The Section』収録。後に再評価されたグループですね。楽し気で小粋なリズムにMICHAEL BRECKERのサックスが最高なインスト・ナンバー!
B6. MALO/Momotombo
SANTANAの弟JORGE SANTANAをメンバーとしたラテン・ロックバンドMALOが1972年にリリースした2ndアルバム『Dos』収録。熱いラテン・ロックを聴かせてくれますね〜
B7. DEEP PURPLE/Black Night
ハードロックの雄DEEP PURPLEが1970年にリリースしたシングル。当時はアルバム未収録だったみたいですが、現在では『In Rock』に収録されていますね。イントロがUCCブラック・無糖のCMでも使われてますね。ブギー調の曲は嫌いだが、これは聴き慣れたせいで、イケますね笑
C1. LED ZEPPELIN/Hey, Hey, What Can I Do
世界的なロックバンドLED ZEPPELINが1970年にリリースしたシングル「Immigrant Song(邦題: 移民の歌)」(ブルーザー・ブロディ!)のB面で、アルバム未収録曲。今ではアルバム『Coda』のボーナスとして収録されてるみたい。カントリー・ロック的な曲だけど、BONZOのタイトなドラムがカッコいいね。
C2. BLACK OAK ARKANSAS/Keep The Faith
ブレイクビーツ「Hot And Nasty」でヒップホップ・フリークには有名なアーカンソーのサザン・ロック・バンドBLACK OAK ARKANSASが1972年にリリースした2ndアルバム『Keep The Faith』収録。ロックンロール・ナンバーだけど、全然好みじゃないね。
C3. DR. JOHN/Stack-A-Lee
ニューオーリンズの名ピアニストDR. JOHNが1972年にリリースしたアルバム『Gumbo』収録。申し訳ないがGumboは全曲聴けない… ほんとダメだ…
C4. SPINNERS/I'll Be Around
フィリー・ソウルを代表するグループSPINNERSが1973年にリリースした3rdアルバム『Spinners』収録。フィリーの敏腕プロデューサーTHOM BELLプロデュースの若さ溢れる名曲!
C5. THE J. GEILS BAND/Homework
ブルースやR&Bに根ざした「アメリカのストーンズ」と評されるJ. GEILS BANDが1972年にリリースしたライブ・アルバム『Full House』収録。1962年のOTIS RUSHのカバーで、ライブバンドの面目躍如な熱い演奏を聴かせてくれますね。
C6. RAMATAM/Wild Like Wine
ジミヘン関係のドラマーMITCH MITCHELLやIRON BUTTERFLYのMIKE PINERAによるロックバンドRAMATAMが1972年にリリースしたデビュー・アルバム『Ramatam』収録。トーキング・モジュレーター(トークボックス)を使った時代を先取りしたファンキー・ロック!いや〜このバンド、見過ごしていたな〜 今こそ聴くべきバンドだと思う。早くチェックしなければ!
C7. EMERSON, LAKE & PALMER/Lucky Man
イギリスのプログレッシブ・ロック・バンドEMERSON, LAKE & PALMER(ELP)が1970年にリリースしたデビュー・アルバム『Emerson, Lake & Palmer』収録。全体的にフォークっぽくてイマイチだが、終盤のムーグが近未来的な感じで惹きつけられるかな。
D1. MANASSAS/Colorado
クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤング(CSN&Y)で活動していたSTEPHEN STILLS率いる大所帯バンドMANASSASが1972年にリリースしたデビュー・アルバム『Manassas』収録。このアルバムは好きだけど、これはカントリータッチでダメかな…
D2. JONATHAN EDWARDS/Stop And Start It All Again
シンガーソングライターJONATHAN EDWARDSが1972年にリリースしたアルバム『Honky-Tonk Stardust Cowboy』収録。軽快なカントリー・ロックだけど、好みじゃないな…
D3. HUGUES AUFRAY/On N'est Pas Heureux
フレンチ・ポップス界のHUGUES AUFRAYによる曲だが、フレンチはちょっと無理…
D4. JOHN PRINE/Sam Stone
アメリカのカントリー/フォークシンガーJOHN PRINEが1971年にリリースしたデビュー・アルバム『John Prine』収録。うーん、もろカントリーは無理だ…
D5. DANNY O'KEEFE/Good Time Charlie's Got The Blues
カントリー・シンガーDANNY O'KEEFEが1972年にリリースしたアルバム『O'Keefe』収録。これも、もろカントリーで無理…
D6. DONNY HATHAWAY/Little Ghetto Boy
ニュー・ソウルの代表格DONNY HATHAWAYが1972年にリリースした3rdアルバム『Live』収録。パーカッシブなリズムに温もりのあるオルガン等が最高なソウル・ナンバー!
D7. ROBERTA FLACK/The First Time Ever I Saw Your Face
女性ソウル・シンガーROBERTA FLACKが1969年にリリースしたデビュー・アルバム『First Take』収録。弾き語りっぽい感じで、ちょっと無理…
(2024/07/03)
ROCK & POPS