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アーティスト/タイトル |
レビュー |
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SIDE EFFECT
/Goin' bananas(1978) |
女性1名を含む4人組SIDE EFFECTが78年にFANTASY
RECORDSからリリースした3rdアルバム。プロデュースは、CRUSADERSのWAYNE
HENDERSON。トロピカルなジャケットで期待が高まりますが、その期待に応える好盤に仕上がっています。ベスト・トラックは、メロウ・グルーヴのB2.Private
world。最高に心地良い一発!HIPHOP/R&Bのネタとしても有名でWEST
G-RAPフリークにはWARREN G/Dope beatの元ネタといったほうが分かりやすいかも。これ以外には、ごきげんなファンキー・チューンのタイトル曲A1.、軽快なA4.Keep
on keepin' on、グッと腰にくるファンキー・ナンバーB1.It's
all in your mindがお気に入りです。ネタ好きならオススメできるアルバムです!(05/07/23) |
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THE SMITH CONNECTION
/Under My Wings(1972)
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スウィート・ソウル・フリークにはお馴染みのTHE
SMITH CONNECTIONが72年にリリースしたアルバム。こいったレアなものがCDで手軽に聴けるようになったのは嬉しい限りですね。全編スロウで勝負していますが、嫌味な所はなく、若さ溢れるコーラス・ワークでなかなか聴かせてくれます。(若さ故の怪しさは足りないですが) かもめの鳴き声もムードを盛り上げるタイトル曲4.、コーラスも素敵な5.Wish
I Had You、明るめのスロウ10.Angel Girlあたりがかなり気に入っています。スウィート好きなら基本盤といえるでしょう。(07/07/14)
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SOUL GENERATION
/Beyond Body And Soul (1972)
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甘茶ソウル百科事典でも取り上げられていたニュージャージーのCLIFF
PERKINS率いるSOUL GENERATIONが1972年にリリースしたアルバム。プロデュースはスウィートソウル界の重鎮PAUL
KYSER、演奏はPAUL HUMPHREY(ドラム)、CHUCK
RAINEY(ベース)、JOE SAMPLE(ピアノ)等の腕利き揃い。名盤中の名盤として有名ですよね。P-VINEからの再発盤で、4曲のボーナス入り。出だしはアーシーでファンキーなミディアム1.
Super Fine。スウィート一辺倒じゃないところがいいね。ドリーミーなトラックにファルセット・ボイスがハマった2.
In Your Way、伸びるファルセットも最高な幸せが染み渡る3.
Wait So Long、RASCALSのカバーで明るく朗らかな4.
Ray Of Hope、どこか懐かしい雰囲気の5. Million
Dollars、心踊らせる小粋なミディアム6. Sailing、正義のヒーローが登場しそうな感じのファンキー・チューン8.
Black Man、ピアノとパーカッションが効いたフリーソウル的な9.
Sweet Thing、しっとりとしたスロウ10. Thats
the Way It's Got to Be (Body & Soul)、ボーナス収録の寂しげな雰囲気のスロウ12.
I Wonder What She's Doin'がお気に入り。(2021/10/30) |
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SPINNERS
/The Best Of Spinners (1978)
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フィリー・ソウルを代表するグループSPINNERSが1978年にリリースしたベスト盤。フィリーの敏腕プロデューサーTHOM
BELLが関わった70年代の魅力が詰まったベスト盤ですね。爽快で若さ溢れる1.
I'll Be Around、優しさで包まれるスロウ2.
How Could I Let You Get Away、小気味良くメロウな3.
One Of A Kind (Love Affair)、リズミカルで爽やかな4.
Mighty Love、フリーソウル的な軽快で若さ溢れる6.
Then Came You、郷愁感溢れるスロウ7. Sadie、彼等の曲で最初に好きになった最高にメロウで心踊らせる8.
Could It Be I'm Falling In Love、少しファンキーに攻める10.
The Rubberband Manがお気に入り。(2020/08/22) |
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SPINNERS
/Dancin' And Lovin' (1979)
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フィリー・ソウルを代表するグループSPINNERSが1979年にリリースしたアルバム。プロデュースは、「フワ
フワ!レッツオールチャンッ!」の大ヒットでお馴染みのMICHAEL
ZAGER。MICHAEL ZAGERなのでファンク感はかなり薄めで、都会的なディスコ・サウンドの2.
Body Language、アルバムの中では一番ファンキーでノリの良い6.
One, One, Two, Two, Boogie Avenue (Home Of
The Boogie, House Of The Funk)しか聴けなかったですね。(2021/07/10) |
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STAIRSTEPS
/Stairsteps (1970)
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シカゴのファミリー・グループTHE 5 STAIRSTEPSが6人組としてSTAIRSTEPS名義で1970年にリリースしたアルバム。プロデュースは、STAN
VINCENT。メロウ・クラシック「Keep Risin'
to the Top」で有名なKENI BURKEが在籍していたことで知られてますね。このアルバムはメロウ・クラシック、フリーソウル・クラシックで数々のアーティストにカバーされた名曲「O-O-H
Child」収録!ビートルズのカバーが2曲あることからもシカゴ・ソウル色は薄いが、なかなか聴かせてくれ、ビートルズのカバーでファンク・テイストのA2.
Dear Prudence、SLY & THE FAMILY STONEを意識したであろうファンク・ナンバーA4.
Vice The Lights、STAN VINCENT作曲で前述の高揚感溢れる名曲A5.
O-O-H Child、ドラマチックなバラードB1. Because
I Love You、超低音ボイスで攻めたスロウB2.
What About Your Wife、寂しげなスロウB3. Up
& Down、高揚感のあるミディアム・ナンバーB4.
Who Do You Belong Toがお気に入り。(2023/12/09) |
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STEVIE WONDER
/Innervisions (1973)
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STEVIE WONDERが73年にリリースしたアルバム。プロデュースは、STEVIE自身。STEVIE信者から絶大な支持を受けるアルバムの一つ。ネタ使いもされるコズミッく感もあるファンキー・チューン1.Too
High、ファンキーな3.Living For The City、コンガが良いアクセントで、心落ち着かせる和み系の4.Golden
Lady、アーシーな感じもする6.Jesus Children
Of America、リラックス・モードにさせる9.He's
Misstra Know-It-Allがお気に入り。特にSTEVIE好きってわけでもないけど、独特な雰囲気があって良いアルバムですね。(2012/08/12) |
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STEVIE WONDER
/Fulfillingness' First Finale (1974)
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STEVIE WONDERが74年にリリースしたアルバム。数多いアルバムの中でも人気の高いアルバムですね。フリーソウル・シーンでも人気のある1.
Smile Please、心和ませる2. Heaven Is 10 Zillion
Light Years Away、明るくファンキーな4. Boogie
On Reggae Woman、代表曲「Superstition」の続編みたいなクラビネットが効いたファンク6.
You Haven't Done Nothin'、エレピの音が心落ち着かせる7.
It Ain't No Use、小気味良い9. Bird Of Beauty、ハッピーな気分にさせる10.
Please Don't Goがお気に入り。(2014/10/24) |
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THE STYLISTICS
/Same (1971)
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フィリーを代表するスウィートソウル・グループTHE
STYLISTICSが71年にリリースした記念すべきデビュー・アルバム。プロデュースは、名匠THOM
BELL。スウィートソウルの素晴らしさを教えてくれた素晴らしいグループで、レコードからテープに録音して擦り切れるくらい聴いた思い出のアルバムですね。その甘く切ないメロディにファルセットボイスがたまらない極上のスウィートソウル・クラシック6.
You Are Everythingの素晴らしさといったら
! どんなレアなスウィートソウルよりもまずこれでしょ
? 寂しげな名曲1. Stop, Look, Listen (To Your
Heart)と3. Betcha By Golly, Wow、爽やかで若々しい4.
Country Living、ドラムが効いたミディアム5.
You're A Big Girl Now、落ち着いた曲調が逆に魅力的な7.
People Make The World Go Round、GEORGE BENSONの名曲『Breezin'』の元ネタと思われる爽やかな9.
If I Love You等聴きどころ満載。昨年、年末の来日ライブ見に行ったけど、元気で頑張っていたのは嬉しかったな〜。でもYou
Are Everythingがメドレー扱いだったのは残念…
(2017/02/28) |
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THE STYLISTICS
/Because I Love You Girl (1976) |
フィラデルフィアを代表するスウィート・ソウル・グループTHE
STYLISTICSが1976年にH&L RECORDSからリリースしたアルバム『Fabulous』からのシングル。プロデュースは、HUGO
& LUIGI、アレンジは、VAN McCOY。
A.Because I Love You Girl
9TH Wonder/Catch 22 (9th Wonder I'm Stylisticin'
on Ya Remix)、STATIK SELEKTAH/Harlem Bluesでネタ使いされたバラードだけど、安っぽい昼メロ・ドラマのテーマ曲みたい。初期の頃のような甘美さには程遠いね…
B.You Are
軽すぎるディスコでまったく聴けない…
(2025/04/07) |
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SWITCH
/Same (1978)
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デバージ兄弟も参加したR&B/ファンク・グループSWITCHが78年にリリースした1stアルバム。スロウ、ミディアム中心のアルバムで、落ち着いた雰囲気のミディアム1.
I wanna be with you、フリーソウルっぽい雰囲気のミディアム2.
There'll never be、ムードたっぷりのサックスも効いた甘茶スロウ3.
I wanna be closer、自然に腰が動くパーティ・ファンク4.
We like to party、優しげな雰囲気のミディアム7.
It's so real、BPM早めのダンス・ナンバー8.
Somebody's watchin' youがGOOD。(2015/03/03) |
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SYLVIA
/Pillow Talk (1973)
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セクシー・ソウル姉さん、またはSUGARHILL RECORDSの社長として有名なSYLVIAが73年にリリースしたアルバム。この吐息混じりのセクシーな歌といったら!ガマン汁もあふれ出すぜ… シングルヒットしたセクシー・ソウル1.
Pillow Talk、HOLLAND/DOZIER作のソウルフルな4.
Don't Leave Me Starving、小粋で軽快な5. My
Thing、官能的なムードのミディアム6. Didn't
Iがお気に入り。セクシー・ソウル好きの教科書的アルバムかな。(2013/10/08) |
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SYLVIA
/Same (1976)
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セクシー・ソウル姉さん、またはSUGARHILL RECORDSの社長として有名なSYLVIAが76年にリリースしたアルバム。フリーソウル的な清々しい10.
L.A. Sunshine、MARVIN GAYEのセクシーなカバー11.
You Sure Love To Ball、LITTLE BEAVER作の優しげな12.
He Don't Ever Lose His Groove、セクシー。ソウルど真ん中のミディアム13.
Next Time I See Youと14. Sweet Stuff、エレピが心地良いフュージョン・チックな16.
Mr Bartenderがお気に入り。少々エロさが足りないかと思うけど、これはこれでOKですね。(2014/01/23) |
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SYREETA
/Same (1972)
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STEVIE WONDERの元妻のSYREETAが1972年にMOTOWNからリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースはもちろんSTEVIE
WONDER。ムーグ・シンセサイザーを多用したSTEVIEお得意のトラックにSYREETAの可憐なハイトーンボイスがマッチしてますね。特にファンキーなトラックにスキャットを交えたSYREETAのボーカルも最高な1.
I Love Every Little Thing About You、心落ち着かせるギターとキーボードのメロディにエモーショナルに歌う2.
Black Maybe、小気味良く、楽しげな3. Keep
Him Like He Is、SMOKEY ROBINSON & THE
MIRACLESのカバーでソウルフルな6. What Love
Has Joined Together、高揚感のあるブリッジが印象的な8.
Baby Don't You Let Me Lose This、STEVIE WONDERとのデュエットでスペーシーなキーボードにコンガが印象的で徐々に盛り上がりファンキーになる9.
To Know You Is to Love Youがお気に入り。(2021/03/20) |
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TAVARES
/The Greatest Hits (2000)
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70年代に活躍した兄弟コーラス・グループTAVARESのベスト盤。TAVARESはほとんど聴いたことがなかったので、中古屋でこのベスト盤を購入。正直、「It
Only Takes A Minute」や「Heaven Must Be Missing
An Angel」等の反吐が出そうな糞ディスコな曲を強調したベスト盤でガッカリ…
聴けたのは、79年の『Madam Butterfly』に収録されたGREY
AND HANKSが手掛けたフリーソウル好きも納得の絶品メロウ4.
Never Had a Love Like This Before、74年の『Hard
Core Portry』からHALL&OATESの名曲の素晴らし過ぎるカバー6.
She's Gone、77年の『Love Strom』収録の心ウキウキさせる楽しげな9.
Whodunit、75年の『In The City』から心和ませるスロウ13.
The Love I Never Hadのみ。ネットで試聴した限りではもっと素敵な曲があるのに勿体ないな。ベスト盤を買うより単品アルバムを買った方が良さそうですね。ベスト盤ならダンクラ人気曲の「Loveline」収録の『Capitol
Gold:The Best of Tavares』がオススメかな。(2012/12/09) |
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TAVARES
/Capitol Gold:The Best of Tavares (1993)
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70年代に活躍した兄弟コーラス・グループTAVARESのベスト盤。73年のデビュー盤『Check
It Out』からソウルフルなミディアム3. That's
The Sound That Lonely Makes、74年の『Hard
Core Portry』からダンサブルな5. Too LateとHALL&OATESの名曲の素晴らし過ぎるカバー6.
She's Gone、75年の『In The City』から心和ませるスロウ8.
The Love I Never Had、77年の『Love Strom』収録の心ウキウキさせる楽しげな11.
Whodunit、79年の『Madam Butterfly』に収録されたGREY
AND HANKSが手掛けたフリーソウル好きも納得の絶品メロウ14.
Never Had A Love Like This Before、80年の『Supercharged』からサンプル・ソースとしても有名な深夜が似合う妖しげなイントロから引き続いてAORサウンドになだれ込む15.
Bad Times、81年の『Loveline』からKASHIFサウンド全開の最高にグルーヴィーなダンス・ナンバー16.
Lovelineがお気に入り。(2012/12/10) |
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THE TEMPTATIONS
/Masterpiece (1973)
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ベテランR&BグループTHE TEMPTATIONSが1973年にリリースしたアルバム。プロデュースはNORMAN
WHITFIELD。13分以上で、ほぼインストながらアクション映画の音楽のような緊張感のある2.
Masterpiece、アーシーかつサイケ感覚な3. Ma、スーパーフライとかの映画に合いそうなスリリングな5.
Plastic Man、どんよりとしたスロウ6. Hurry
Tomorrowが気に入ったけど傑作のタイトルには違和感が残ったかな。(2020/08/01) |
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THE TEMPTATIONS
/A Song For You (1975)
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ベテランR&BグループTHE TEMPTATIONSが1975年にリリースしたアルバム。前半のファンク/ディスコ路線が最高にカッコいいね。LIONEL
RICHIE共作の大ヒットした切れのいいファンク1.
Happy People、テンポ早くファンキーな2. Glasshouse、サイケな感覚も匂わせたファンク3.
Shakey Ground、少し妖しげな雰囲気を醸し出す4.
The Prophet、1.のインスト5. Happy People
(Instrumental)、寂しげなムードも醸し出すスロウ8.
I'm a Bachelor、ハートウォーミングアップなスロウ9.
Fireflyがお気に入り。(2020/07/11) |
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TONY AIKEN
& FUTURE 2000
/Unity Sing It Shout It(1976)
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TONY AIKEN AND FUTURE 2000が76年にリリースしたアルバム。かなりのレア盤として有名だったこんなアルバムも簡単にCDで聴けるのは嬉しい限りです。でも肝心の内容はというと、正直イマイチ・・・ 確かにスウィートな4.She
Loves Meの歌とコーラスは良いが、トラックはどこか物足りないし、ファンキー系はジャズ・ファンクっぽい5.Time
Tunnelしか聴けないし。ショップも売るのに必死なのかわからないが、鬼ファンキーだとか鬼スウィートって誇大な宣伝しているのはどうも理解できない。スウィートならベーシックなDELFONICS、MOMENTS等の足元にも及ばないし、ファンキーならこれより聴くべきものはごまんとある。まさに内容の伴わないレア盤とはこのこと。再発で安く購入できたからこそまだ良いが、ウン万円で購入した方は本当に満足できたのかな?(07/09/20) |
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24-CARAT BLACK
/Ghetto: Misfortune's Wealth (1973)
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STAXのアレンジャーDALE O. WARRENを中心とする24-CARAT
BLACKが73年にリリースしたアルバム。STAXのレア・グルーヴ盤として根強い人気がありますね。ERIC
B.&RAKIM/In The Ghettoの元ネタにこのアルバムのGhetto:
Misfortunes Wealthが使われていたのが知るきっかけでしたね。結構地味な感じだけど、トラックメイカーに重宝されているアルバムで、NAUGHTY
BY NATURE等が使った寂しげな2. Poverty's Paradise、オルガンが味のある小気味良い3.
Brown-Baggin'、軽めのファンキー・ナンバー4.
Synopsis Two: Mother's Day、NAS、JAY-Z等が使った郷愁感溢れるソウルフルな5.
Mother's Day、ホーンやエレピも良い感じのファンキー・チューン6.
Foodstamps、前述のERIC B.&RAKIM/In The
Ghettoの元ネタで最高にファンキーな7. Ghetto:
Misfortune's Wealth、アップテンポでイカす8.
24-Carat Black (Theme)とほとんど聴けますね。ネタ好きなら押さえるべきアルバムだと思います。(2011/01/19) |
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V.A.
/Deep Down in Florida (1995)
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マイアミのTK傘下のレーベルからリリースされたディープ・ソウルのコンピ。ディープ・ソウルって響きにかなりの警戒感を抱いたが、聴いてみるとフリーソウルっぽいものも多くて一安心。DELEGATIONっぽいイントロから耳を惹きつけるメロウ・ナンバー2.
Honey Honey/DAVID HUDSON、甘い雰囲気の4.
If I Hadn't Slipped Up and Got Caught/BOBBY
PATTERSON、クラビネット(?)が耳を惹くファンキー・チューン7.
All I Need Is You/OTIS CLAY、アイズレーっぽいギターも飛び出すソウルフルな8.
I've Tried It All/MEADOWS BROTHERS、甘茶な雰囲気が溢れているスロウ9.
Baby I Cried Cried Cried/CHARLES JOHNSON、甘茶の定番シチュエーションの一つ「電話」物で語りもたっぷりと挿入した13.
Love on the Phone/JOHN MITCHELL、夢見心地な雰囲気の16.
When I'm Loving You/DAVID HUDSON、心ウキウキする躍動感溢れる17.
Special Kind of Love/OTIS CLAYが気に入りました。こういうディープ・ソウルだったらもっと聴きたいね。(2013/12/18) |
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V.A.
/The Essential Sweet Soul Selection(1997)
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UKのGOLDMINEから97年にリリースされたマイナーなスウィート・ソウルのコンピ。選曲はTIM
BROWNとKEV ROBERTSで、アーチストはかなりのマイナーばかり。知らなかったですが、スウィート好きにはかなり人気があるコンピみたいですね。正直、リリース当時聴いたときには、そのマイナーさゆえほとんどの曲が聴けなかったんですが、改めて聴いてみると結構聴ける曲が多く、ドリーミーな3.Why
Should I Forgive You/SHOCK、甘々な4.Tricky
Dick/TRAIN ROBBERS、ハートウォーミングな6.What
A Lovely Way To Meet/TRUE MOVEMENTと10.How
Do You Say Goodbye/THE HEARTBREAKERSと11.Let
Me Take Care Of Your Heart/THE SMITH
BROTHERS、ボーカルの胸が張り裂けそうな歌が切ないトラックにマッチした9.I
Stand Alone/CALIF. MALIBUS、哀愁トラックに美しいコーラスが映える12.I
Do Love My Lady/HAZE、清らかなエレピがに心奪われるスロウ13.Stop
To Think It Over/GOD'S GIFT TO WOMEN、リードがファルセットじゃないのが残念だけど寂しげなトラックが秀逸な19.You
Mean Everything To Me/FOUR TRACKSがお気に入り。(残りは正直、聴けませんでしたが・・・) こういうコンピを聴くとスウィート・ソウルの奥深さを思い知らされるが、逆にESCORTSやMOMENTS等のベーシックなものの重要性も改めて感じさせられますね。基本を全て聴きつくしたマニアには歓迎されるが、基本を全て聴いていない(自分を含めた)リスナーにはちょっと早すぎる気もしますね。今からスウィート・ソウルを聴いていこうと思っている方はこういったものより、簡単に入手できるベーシックなアーティストを聴く方を絶対にオススメしますね。(07/10/17)
収録曲
1.We're Gonna Be Together/THE DYNAMICS
2.Hey Foxy Lady/NATURAL RESOURCES
3.Why Should I Forgive You/SHOCK
4.Tricky Dick/TRAIN ROBBERS
5.Vibrations/5FAHRENHEIT
6.What A Lovely Way To Meet/TRUE MOVEMENT
7.Don't Ask Me/NORFOLK
8.Turned Around Over You/THE IMPERIAL WONDERS
9.I Stand Alone/CALIF. MALIBUS
10.How Do You Say Goodbye/HEARTBREAKERS
11.Let Me Take Care Of Your Heart/THE SMITH
BROTHERS
12.I Do Love My Lady/HAZE
13.Stop To Think It Over/GOD'S GIFT TO WOMEN
14.The Young Hearts Get Lonely Too/NEW YOUNG
HEARTS
15.No One In This World/ENCHANTING ENCHANTERS
16.Now I Know/FINAL CHAPTER
17.Bet You Didn’t Know/MIND READERS
18.Don’t Let Go/SWEET BERRY
19.You Mean Everything To Me/FOUR TRACKS
20.Never Turn Your Back On The One You Love/STONE
LUV
21.I Love You, Baby/MOOVERS |
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VERNON BURCH
/Get Up(1979)
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BAR-KAYSのギタリストだったVERNON BURCHが79年にリリースした4thアルバム。プロデュースは、ドラマーのJAMES
GADSON、ホーンアレンジにTOMTOM84とFRED WESLEY、バックコーラスにTHE
WATERSも参加。VERNON BURCHといえば個人的にはB1.Get
Upしですね〜。ブレイクビーツとしても有名なダンス・クラシックの一つでVERNON
BURCHの代表曲でもあります。他にもノリノリなA1.Never
Can Find The Way(Hot Love)、THE DOOBIE BROTHERS/Long
Train Runnin'風のA2.Sammy-Joanne(One Half
Woman One Half Man)、ファンク・テイストのA4.Dr.
Do It Good、フロア・ナンバーのB3.Arrogant
Lady、フリー・ソウル・テイストのライト・メロウB4.Once
Again In My Lifeもお気に入り。ダンクラ・フリークなら聴いておくべきアルバムでしょう。(09/04/29) |
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THE VOICES OF EAST HARLEM
/Same (1973)
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ニューヨークのハーレム地区のゴスペル・グループTHE
VOICES OF EAST HARLEMが1973年にJUST SUNSHINE
RECORDSからリリースした3rdアルバム。これは1994年のP-VINEからの再発レコード。プロデュースは、LEROY
HUTSON、CURTIS MAYFIELD、RICH TUFOということで、見事なノーザン・ソウルを聴かせてくれます。特にこのグループを知るきっかけとなった近田春夫のFMラジオ「ミュージック・ワークショップ」でオンエアされていた「Wanted,
Dead, Or Alive」の瑞々しさは至高!ほんとこの素晴らしさは饒舌に尽くしがたいですね!フリー・ソウル・シーンで大人気の瑞々しくて素晴らしくソウルフルで多幸感がハンパないA1.
Cashing In、パーカッシブなリズムにドラマチックなメロディのグルーヴィー・ナンバーA2.
Just Believe In Me、重たいコーラスなど、少しダークな雰囲気もするファンキー・チューンA3.
Little People、胸を締め付けられる素晴らしいバラードA4.
Giving Love、前述のこれ以上瑞々しくも哀愁を帯びたファンキーな曲はないであろう至高のB1.
Wanted, Dead, Or Alive、まさにハピネスという言葉がピッタリな小気味良いグルーヴィー・チューンB3.
I Like Having You Aroundがお気に入り。(2025/07/19) |
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WHATNAUTS
/Message From
A Black Man(1997)
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ニュージャージーの名甘茶グループWHATNAUTSのベスト盤。プロデュースは、もちろん甘茶王GEORGE
KERR。スウィート一辺倒ではなく、ファンキーにも聴きどころ多いグループで昔から大のお気に入りグループです。WHATNAUTSといえば個人的には、なんといっても鬼切ない10.What's
Left To Giveに尽きます!胸が締めつけられそうなくらい切ないトラックに絡む絞り出すようなファルセット・ボイスにはただただ涙々・・・ これ以外にも定番スウィートの2.I
Just Can't Lose Your Love、11.Hurry Up And
Wait、ドリーミーな12.Please Make The Love
Go Away、MIRACLESのカバー13.Ooh Baby, Babyはもちろんのこと、メッセージ色濃いファンキー・ナンバー1.Message
From A Black Manや鬼ファンキーな9.Why Can't
We Be Togetherも最高!甘茶ソウル入門として聴くべき基本盤。(07/08/25) |
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WILSON PICKETT
/Funky Broadway (1967) |
名R&BシンガーWILSON PICKETTが1967年にリリースしたシングル。A面の「Funky
Broadway」は、DYKE & THE BLAZERSのカバーで全米8位の大ヒット。オリジナルもファンキーで最高ですが、これも軽快なリズムとギター、ホーンセクションに男汁溢れる歌がナイスなファンク/R&Bクラシック。B面の「I'm
Sorry About That」は、ちょっと好みじゃないかな。(2023/01/07) |
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WILSON PICKETT
/In Philadelphia (1970)
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サザン・ソウルの大御所WILSON PICKETTが70年にフィラデルフィアに乗り込んで制作したアルバム。ヒップホップ・フリークには当然、大ブレイクビーツの6.
Get Me Back On Time, Engine Number Nineしかないでしょう!サイケなギターにド迫力のドラムときたらノックアウト間違いなし!この曲には何度KOされたことか…
もちろん迫力満点の歌も最高の一言。これだけでも十分満腹なんだけど、フィリー流のスウィートでソウルフルな2.
Help The Needy、ノリが良くて鬼ファンキーな4.
Bumble Bee (Sting Me)、アップテンポのダンス・ナンバー8.
International Playboy、6.のシングル・バージョン11.
Engine Number Nine (Single Version)、8.のシングル・バージョン12.
International Playboy (Second Single Version)もGOOD。(2013/09/23) |
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