S〜Z of 90'S R&B


アーティスト/タイトル レビュー
S SADE
/Love Deluxe (1992)

SADEが92年にリリースした4thアルバム。相変わらず時代に流されないエヴァー・グリーンなサウンド作りでため息が出るね〜。何とも言えない深い情感に満ち溢れた傑作1. No Ordinary Love、ファンキーなリズムに郷愁メロディの2. Feel No Pain、透明感に溢れた3. I Couldn't Love You More、寂しげなギターの音色が胸を打つ4. Like A Tattoo、ナイス・テンポの癒し系ナンバー5. Kiss Of Life、SADEの世界観が凝縮されたかのような傑作6. Cherish The Day、寂しげな8. Bullet Proof Soul、神秘的な雰囲気のインスト9. Mermaidが特に好きですね。(2014/01/16)
SA-DEUCE
/Same (1996)

JANAIとASIAHからなる17歳(!)のデュオSA-DEUCEが96年にリリースしたデビュー・アルバム。リリース元はADINA HOWARDで知られるMECCA DON RECORDS。シングルになった「風のシルエット」を基本にピーヒャラシンセを巧く合わせたメロウ・グルーヴ2. Don't Waste My Timeが少し話題になっただけで消えていったんだけど、これが売れない理由が分からん… こんな充実したアルバム滅多にないと思うぜ、マジで!HIPHOPビートが活きたメロウ・グルーヴ1. Can't Get You Off My Mind、前述の2. Don't Waste My Time、MARY JANE GIRLS/All Night Longのビートを使ったメロウ・ミディアム3. Just Can't Live Without Your Love、DeBARGE/Stay With Meネタの寂しげな4. Don't Take Your Love Away、BARRY WHITE/Playing Your Game使いの落ち着いた5. Go Down、あまりの切なさに胸を締めつけられるスロウ・トラックにレーベル・メイトのMICHAEL SPEAKSの骨太なボーカルも絶妙にマッチした6. Ordianry People、とろけるようなスロウ8. One Man Woman、アコギが耳を惹く郷愁感溢れるスロウ9. Body Knockin'、狂おしいほどのメロウなスロウ10. Full Time Loverman、エモーショナルなスロウ11. Does Sheとほんと捨て曲なし!90年代中期のR&B好きなら絶対に聴いておくべき。(2010/10/24)
SAMUELLE
/Living in black paradise(1990)

CLUB NOUBEAUの元メンバーSAMUELLEが90年にリリースしたソロデビューアルバム。プロデュースは2曲を除きFOSTER&McELROYが担当。デビューシングルの2.So you like what you seeはJBとP-FUNKを足して2で割ったようなFUNKナンバーで中々良い。他には美メロミディアムの6.Stayも割と好みでした。まあ、この2曲だけですね、まともに聴けるのは。ちなみにギャングスタラップのカリスマプロデューサーKHAYREEが1曲プロデュースしていますが、たいした曲ではないです。
702/no doubt(1996)

96年にBIV TEN RECORDSからリリースされた女性R&Bコーラスグループ702のデビュ−アルバム。とても優れたアルバムです。フロアチューンの3.No doubtを始め美メロの1.Get down like dat、4.Show you my love、JACKSON 5クラシックを使ったパーティーチューン6.All I want、スローの10.Finding my way等全曲聴かせてくれます!大推薦盤。(2003/01/01)
702/Same (1999)

96年にBIV TEN RECORDSから素晴らしいデビュー・アルバムをリリースした女性R&Bコーラス・グループ702が99年にMOTOWNからリリースした2ndアルバム。1stよりはだいぶ落ちるかな、やっぱり。それでも、流麗なギターが耳を惹くスロウ4. Make Time、しっとりとしたスロウ6. You'll Just Never Know、涼しげな雰囲気のスロウ7. Finally、心地良いギターがツボなメロウ・グルーヴ12. What More Can He Doあたりにはグッときますね。ブックオフ辺りで捨て値で売られていると思うんで、R&B好きならスルーしないで聴いてみて下さい。(2010/08/08)
7669
/7669 East from a bad block(1993)

NY出身の4名組み7669が93年に老舗MOTOWNからリリースしたアルバム。Bi*ch丸出しのジャケとは裏腹にしっかりとしたコーラスワークやラフなラップも聴かせる実力派グループです。プロデュースは、ALI DEE、FULL FORCE、KANGOL(of UTFO)、MARK V、JOSE SANCHEZ、BOBBY JONES。しっとりとしたスロウ・ジャム7.Changes、FULL FORCEプロデュースで自然と腰が動くフロア・チューン9.R.M.A.(Will U Remember Me)、ブレイク・ビーツ使いのファンキーな13.So high、ALI DEEが手掛けた郷愁を感じるピアノが耳を惹く17.Cloud 69、KING TEE/Played like a pianoでお馴染みのGROVER WASHINTON JR./Knucklehead使いのトラック上でラップした21.Phillies, 40's & 69がお気に入りです。HIPHOP R&B好きならオススメできるアルバムです。(05/09/03)
SHAMEKA
/Reason why(12)(1999)
良質なR&Bをリリースすることで知られるSKILLZ RECORDSから99年にリリースされたSHAMEKAの12シングル。A面のReason why(Remix)もスペーシーなキーボードが心地良いメロウHIPHOP R&Bで最高ですが、B面のTalk box remixもビートを差し替えたトラックに軽めのトークボックスが絡む好曲で甲乙つけ難いです。HIPHOP好きでも十分イケる曲ではないでしょうか。(04/08/21)
SHELLO
/The Homegirl (1994)

ウエスト・コーストの姉御シンガー/ラッパーSHELLOが94年にリリースしたアルバム。DJ QUIK、KEITH LEWIS、ROBERT"FONKSTA"BACON、DJ MADBALL等がバックアップ。骨太なファンクを聴かせるアルバムとしてウェッサイG-RAPファンやファンク好きに支持されていて、特にPARLIAMENT/Aqua Boogieネタの奔放なファンク1. West Coast Boogie、これもP-FUNK使いに妖しげなピーヒャラシンセが効いたトラックに貫録十分のラッピンを聴かせる2. Hello、もろQUIK印のファンク・トラック上で歌いあげる3. Sweet Love And Ecstasy、大好きなTHE BLACKBYRDS/Mysterious Vibes使いのアーバンなメロウ・チューン4. Good Thang、切ないスロウ・トラック上でエモーショナルに歌いあげる5. I Just Want You Here、THE LADY OF RAGE/Afro Puffsにも似た不穏な雰囲気のG-FUNK7. Funky Shit、ヘビーかつこってりなウェスト・コースト・ファンク8. Another Love Gone Bad、モロ重量級ヒップホップって感じの9. All Night Long、RUN D.M.C./Here We Go、CRUSADERS/Marcellas Dream、JOHN COLTRANE/India使いのクールなファンク10. Say You Love Meがお気に入り。これ以降名前を聞かなくなったのが残念ですね。(2011/03/31)
SHIRO
/Can we talk(1995)

A LIGHTER SHADES OF BROWN/On a Sunday afternoonのサビを歌っていたシンガーとして知られるSHIROが95年にリリースしたデビューアルバム。プロデュースにはDBA FLIP(MICHAEL"FLIP"BARBER)も関わっています。結構ヒットしたアルバムなので聴いたことがある方が多いと思いますが、もしWEST COAST HIPHOP好きでまだ聴いたことない方はぜひ聴くことをオススメします。全10曲捨て曲なし! 1曲目のトークボックス入りのFeel the funkからばっちり聴かせてくれます。ベストトラックはRUFUS&CHAKA KHAN/Sweet thing使いのメロウ・ミディアム3.Good lovin'ですね。ネタが良いので間違いないです!CAMEO/She's strangeネタのLBC風のレイドバックした2.Tell meや爽やかミディアム10.Summer dazeなんかも最高! たぶん中古屋で安価で売られていると思うのでぜひ聴いてみて下さい!(03/12/20)
SHOMARI
/Every Day Has a Sun (1992)

男性R&Bボーカル・トリオSHOMARIが92年にリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースは、3 BOYZ FROM NEWARK、RAPHAEL WIGGINS、SHOMARI等。大半がニュー・ジャック・スイング(NJS)で萎えるけど、RAPHAEL WIGGINSプロデュースのハートウォーミングな5.Let It Be Me、なごみ系ミディアムの6.Stay、RAPHAEL WIGGINS製作で自身のTONY TONI TONE/Anniversaryに似たスロウ12.Good Love、しっとり系ミディアムの13.Hurts Me Insideはイイ感じ。NJSは嫌いだけど、3.If You Feel The Need、4.Got To Go Get Ready、10.It Started、14.Every Day Has a Sunは聴けたかな。(2013/11/8)
SKINDEEP
/Get u open (1996)

ジャケが最高にセクシーなNY出身の男性3人組SKINDEEPが96年にリリースしたデビュー・アルバム。2PAC/Dear mamaと同じJOE SAMPLE/In my wildest dreams使いでLIL KIMをフィーチャーしたDJ CLARK KENTプロデュースのデビュー・シングル1. No more gamesがネタの良さもあってか耳に残ります。他にもハートウォーミングなタイトル曲2.、優しげなスロウ3. Sleep over friend、染み渡るミディアム4. Joyride、DE LA SOULも使ったWHATNAUTS/Help is on the wayネタのフロア・チューン6.Everybody(これもDJ CLARK KENTプロデュース)、ERIC B.&RAKIMのビーツとJAMES BROWN/Paybackを使ったファットなトラックが最高な8.Supastarが良い出来です。(2003/02/22)
SKYY
/Nearer to you(1992)

RANDY MULLER率いるSKYYが92年にリリースしたアルバム。全体的に当時のUKっぽいグラウンド・ビーツ風のトラックが目立ち、その中では、フロア・ナンバーの1.Up And Overと3.That's The Way、スロウの4.Smooth And Slow、メロウ・グルーヴの7.Let Luv Flowが良かったです。悪くはないですが、これよりは、傑作スロウReal Love収録の『Start of a romance』(89年)をオススメしたいです。(07/01/27)
SMOOTH
/You Been Played (1993)

プロデューサーCHRIS STOKESの妹で元ラッパーのR&BシンガーSMOOTHが93年にリリースした1stアルバム。(これ以前にはMC SMOOTH名義でのリリースあり) プロデュースは、CHRIS STOKES、MIKE SCOTT等。元々ラッパーだったので、かなりラップ率が高くて、R&Bに分類するには無理があるかも。正直、トラックが微妙… ネタの組み合わせが悪くて、食べ合わせの悪いものを食べた後のような感じ。NYヒップホップっぽいトラック上でラップする1. Ready Or Not、WILLIE HUTCH/Foxy Brown Theme使いのファンキー・トラック上でラップと歌を行き来する4. Lovin' You Is Simple、当時らしいジャズ・ネタらしきトラックでけだるく歌う8. Get Inside My?の3曲以外は全然聴けなかったな。R&Bファンは2nd以降から聴くのをオススメします。(2012/07/09)
SMOOTH
/Same (1995)

プロデューサーCHRIS STOKESの妹で元ラッパーのR&BシンガーSMOOTHが95年にリリースした2rdアルバム。プロデュースは、LARRY"ROCK"CAMPBELL、K.FINGERS、CHRIS STOKES。元々ラッパー(MC SMOOTH)としてデビューしただけあってラップと歌を織り交ぜるスキルはたいしたもの。(個人的にはラップは余計だったかな。歌だけで勝負して欲しかったけどね。) しかし、今聴いてもこの充実ぶりは何と言っていいのやら!ほんと素晴らしいですな。TOM BROWNE/Funkin' For Jamaicaをグッとテンポを落として使ったメロウ・ファンク2. It's Summertime (Let It Get Into U)、ブリブリ・シンセにWHATNAUTS/Help Is On The Wayを隠し味的に使った絶品メロウ・ファンク3. Way Back When、しっとりとした好スロウ4. Blowin' Up My Pager、DIGITAL UNDERGROUND一派が絡んだ妖しげなファンク・トラックに2PACをフィーチャーした5. P.Y.T. (Playa Young Thugs)、独特なベースラインが耳を惹く妖しげな6. Swing It To The Left Side、スロウ・ジャムの7. Good Stuff、DONALD BYRD/Places&Placesネタの爽快グルーヴ8. Love Groove (Groove With You)、ERIC B.&RAKIM/My Melody使いでビートがとにかく最高なファンク・ナンバー9. Jeeps 'N' Benzos、CHIC/Warm Summer Night使いで郷愁感溢れる10. Ghetto Style、定番TEDDY PENDERGRASS/Love T.K.O.ネタのメロウ・チューン12. Let It Goと聴きどころ満載。ブックオフのセール棚の肥やしになっている事が多いんで、R&B好きやWEST COASTヒップホップ好きはぜひチェック!(2010/09/04)
SMOOTH
/Reality(1998)

プロデューサーCHRIS STOKESの妹で元ラッパーのR&BシンガーSMOOTHが98年にリリースした3rdアルバム。落ち着いた好盤で、LANCE ALEXANDER&PROF.T(LO-KEY?)のプロデュースでPATRICE RUSHEN/Where There Is Loveネタのジャジーなメロウ・チューン1.Strawberries、CHRIS STOKESによるスペーシーな2.Don't Sleep、JAMES STRONGが手掛けた美メロ・スロウ5.Do Ya、JAM&LEWIS制作のメロウ・ファンク7.He Thinks She Don't Know、これもJAM&LEWISによるISLEY風哀愁ギターが耳を惹くスロウ10.Willing To Fight、寂しげなスロウ12. Loving You、ZAPP/Computer LoveをネタにしたスペーシーなトラックにSHAQのラップとROGERのトークボックスをフィーチャーした14.Strawberries (Computer Love Remix)がお気に入り。でも、白人のロックシンガーが歌ってポップヒットしそうなアコースティック調の2.,4.,6.は明らかにマイナスだと思うけどね。まあ、このマイナス点を差し引いても聴く価値はあるアルバムだと思います。(09/10/27)
SMOOTHE SYLK
/Same(1994)

BOBBY BROWN監修コンピB.BROWN POSSEでデビューした男女デュオSMOOTHE SYLKが94年にリリースしたデビューアルバム。同コンピに収録の美メロミディアム2.Let me touch youのほか、ミディアムグルーブの3.Give it to youと6.Show me the way、切ないスロー5.The closer I get to youが良かったです。地味なアルバムですが、機会があれば聴いてみて下さい。(03/02/22)
SOMETHIN' FOR THE PEOPLE
/This time it's personal(1997)

ADINA HOWARD等のプロデューサーで知られるL.A.拠点の3人組SOMETHIN' FOR THE PEOPLEが97年にリリースした2ndアルバム。これは中々の好盤ですぞ!駄曲もありますが、おしなべて独特な曲作りで、飽きさせません。ベストトラックはアコースティックギターがメインの哀愁メロー・ファンクの14.Think of youです。不思議な音処理です。こんな曲聴いたことないです。最高!他にはシングルカットされた物哀しい2.All I do、ファンキーな4.My love is the shhh!と11.She's always in my hair、スペーシーメローな6.Act like you want itと8.What in the world?、スローの13.Playin' the fieldが気に入りました。久しぶりに良いものを聴かせてもらいました。(03/04/20)
SOMETHING SPECIAL
/Same(1990)

90年にリリースされたSOMETHING SPECIALのアルバムです。プロデュースはBOBBY ELIでレコーディングはフィリーの名門SIGMAスタジオで行われています。3.Memories of youは哀愁感溢れるミディアムメローで泣けます… 他にはP-FUNKのBERNIE WORRELLLが参加したアップテンポのFUNKYナンバーの9.I wonder who she's lovin'が80'S FUNK風でGOODです。まあ、他は今聴くと古臭くてだめですけど...
SONS OF FUNK
/The game of funk(1998)

98年にNO LIMIT RECORDSからデビューした4人組コーラスグループSONS OF FUNKのデビューアルバム。プロデュースがBEATS BY POUNDなのでゴリゴリのバウンス系かと思っていましたが、そっち系は少なく70'S風のクラシカルなものからSWEETなものが多くて楽しめました。オススメは70'S風のソウルフルなトラックにファルセットが絡む2.Sons of reasons、SWEETな3.You And me、7.Side to side、9.Pushin' inside you、サントラ"I got the hook-up!にも収録されていたメローな4.I got the hook-up!と10.I got the hook-up!(R&B)、切ないスローの5.Y'all I want、6.The first time、11.Don't wanna let you go、哀愁ミディアムの8.Makin' luv to my b...等々。ほとんど全曲イケます。R&Bファンは必聴です。(03/02/22)
SOUL FOR REAL
/Candy Rain (1994)

甘酸っぱいコーラスワークを売りにしたキッズR&BグループSOUL FOR REALが94年にリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースは、HEAVY D.、TRAKMASTERZ、KENNY GREEN、DAVE CINTRON等。ヒットしただけあってそつのない作りしてますね。A TRIBE CALLED QUEST/Check The Rhimeと同じAVERAGE WHITE BAND/Love Your Lifeネタの寂しげな1.Candy Rain、GAP BAND/Outstanding使いの落ち着いたメロウ・ナンバー2.Every Little Thing I Do、ミディアム・グルーヴの3.All In My Mind、郷愁メロウの4.If You Want It、雷のイントロから甘茶心をくすぐる切ないスロウ7.Spend The Night、しっとりとしたスロウ8.I Don't Knowがお気に入り。中古屋の定番アイテムだと思うので、未聴の方はぜひどうぞ。(2013/05/12)
SOUL FOR REAL
/For Life (1996)

甘酸っぱいコーラスワークを売りにしたキッズR&BグループSOUL FOR REALが96年にリリースした2ndアルバム。プロデュースは、HEAVY D.、TONY DOFAT、CHUCKIE TOHMPSON等。すっかりキッズの匂いがしない大人のグループになったな、というのが最初に印象。JAMES BROWN/Mind Powerネタのヒップホップ感を残したしっとり系スロウ1. Stay、切ないミディアム2. Never Felt This Way、JAMES BROWN/Take Some...Leave Some使いのトラックにHEAVY Dをフィーチャーした郷愁感溢れる3. You Just Don't Know、JAMES BROWN/Blues and Pantsネタのメロウ・グルーヴ4. Love You So、AL GREENのカバー5. Let's Stay Together、小気味良いビートのメロウ・ミディアム6. Good to You、切ないスロウ7. Being With Youと9. Where Do We Go、スウィートなスロウ・ジャム11.Your Love Is Calling、切ないスロウ12. I Don't Wanna Say Goodbyeと好曲満載。売れなかったのが不思議なアルバムですね。(2014/10/03)
SPECIAL GENERATION
/Take It To The Floor(1990)

最近なんだか人気のあるMC HAMMERのレーベルBUST-ITから90年にリリースされた5人組男性コーラス・グループSPECIAL GENERATIONのデビュー・アルバム。HAMMERプロデュースの1秒も聴いてられない糞曲はほっといて、まずは、STYLISTICSの名曲You Are Everythingのカバー9.You Are Everythingを聴くべし。イイ感じの808のチャカポコ感といい、コーラスワークといい、素晴らしいできですよ!また、甘酸っぱい4.Spark Of Loveや80'sの影響の残るメロウ・ミディアム7.Love Me Just For MeもGOOD。R&Bフリーク、甘茶フリークなら9.You Are Everythingは聴くべきでしょう!(07/01/13)
STEPCHILD
/Same(1995)

"Doohop"グループという触込みでデビューしたSTEPCHILDのアルバム。ジャケットが気に入らなかったのとDoohopって造語が胡散臭かったので聴かないでいたがJUICY2で紹介されていたのをきっかけに聴いてみた。予想を裏切られ、かなり良いじゃないですか!スペーシーなメロートラックに個性のある歌声&コーラスが気持ちいい3.Chill with you、5.#@?!in' wit me、8.Sun will shine、10.Freaky,freakayを始めシングルになった4.Hangin' around等R&B版ファーサイドといった感じで気に入りました。(03/01/03)
SUBWAY
/Goodtimes(1994)

94年にBIV TEN RECORDSからリリースされた男性4人組R&BコーラスグループSUBWAYのデビュ−アルバム。レーベルメイトの702と共にとても優れたアルバムです。特にGERALD LEVERT製作で702をフィーチャーしたスロー4.This lil' game we playやスローJAMの6.This is not a goodbyeを含むスローが魅力的です。全9曲と少ないですがとてもハイクオリティーです。大推薦盤。(2003/01/01)
SURFACE
/3 Deep(1990)


ネタとしても重宝されている「HAPPY」や「Closer than friends」でお馴染みのSURFACEが90年にリリースしたアルバム。全曲セルフ・プロデュース。前作『Surface』や『2nd wave』と比べるとポップな感じがしたのはガッカリですが、落ち着いた感じの美しいスロウ2.Give Her Your Love、あの「HAPPY」等のSURFACEサウンド全快のメロウ・チューン5.You're The One、スムーズなメロウ・グルーヴ9.When It Comes To Loveの3曲は絶品!他のアップテンポの曲は時代柄NJSなんで、全く聴けなかったですが・・・、それでもSURFACEファンならきっと満足できるアルバムだと思います。(07/11/09)
SWEET N LO'
/Pucker-Up(1993)

LAをベースに活動していた女性R&B、HIPHOPデュオのSWEET N LO'が93年にリリースしたアルバム。R&Bとラップが半々といった内容。正直、ラップ聴くならちゃんとしたラッパーのアルバム聴いたほうが良いし、歌を聴きたけりゃまともなR&Bシンガーのアルバム聴いた方が良いと思っているんで、こういったどっちつかずのアルバムは評価に困りますね・・・ 悪くはないですが、中途半端すぎて全然印象に残らなかったです。(06/09/11)
SWEET SABLE
/Old times' sake(1994)

過去にCEYBIL JEFFERIESでデビューした女性R&Bシンガーの再デビューアルバム。サントラABOVE THE RIMに収録されていたOld times'sakeは知っていたのですがアルバムは未聴だったので購入して聴いてみたところ、実に充実した快作ではないですか!もっと早く知っていれば…パトリース・ラシュエン/Forget me notsネタの1.Tonightを始め先のOld times'sake、80'S風R&BをHiphop感覚で上手く料理した12.Love come down、物悲しい14.Let me get to know you等極上のHIPHOP SOULを堪能できます!必聴です。(2003/01/01)
SWV
/It's About Time(1992)

先日、リユニオンで来日した90年代を代表する女性R&BグループSWVが92年にリリースしたデビュー・アルバム。90年代には多くの女性グループが登場しましたが、SWVは特に好きなグループの一つです。最初、MICHAEL JACKSON/Human Natureを使った15.Right Here [Human Nature Remix] を聴いた時には、なんて心地良いグルーヴなんだろうって驚いたんですが、それが自分の嫌いなTEDDY RILEYの仕業と知った時には2度驚きましたね。(余談だけど、TEDDYの作ったNJSは、R&Bにとって最大の汚点だね。あの跳ねるビートのどこがイイのかわからん。) プロデュースは、BRIAN ALEXANDER MORGAN、GERALD PARKER等が手掛けており、しっとりとしたスロウの1.Anything、ファンク・ビートのノリノリな2.I'm So into You、どことなくGAP BANDを思い起こさせる美しいスロウ5.You're Always on My Mind、メロウ・グルーヴの6.Downtown、アップテンポでメロウな7.Coming Home、メロウ・ミディアムの10.It's About Time、80'sタッチのミディアム12.That's What I Needもお気に入り。できればサントラ『ABOVE THE RIM』収録のFREEDOM/Get Up And Danceモロ使いのパーティ・チューンAnything(Old School Remix)も収録して欲しかったなー。90年代のR&Bが好きなら必聴でしょう!(10/01/23)
SWV
/New Beginning (1996)

デビュー・アルバムで一躍R&B界のトップになったガールズ・コーラス・トリオSWVが96年にリリースした2ndアルバム。プロデュースは、ALLSTAR、ERICK SERMON、NEPTUNES、HERB MIDDLETON、BRIAN A. MORGAN、CHUCKY THOMPSON等。傑作1stに比べると少し詰め込み過ぎかなって感じましたね。悪くはないけど、スロウが多くてどこか食傷気味な感じ。それでも渋めのファンキー・チューン2.You're The One、沈み込むようなグルーヴのファンキー・ナンバー3.Whatcha Need、FONDA RAE/Over Like A Fat Rat、JAMES BROWN/The Payback使いのERICK SERMON印ファンク4.On&On、しっとりとしたスロウ7.Where Is The Love、大人のスロウ8.Fine Time、しっとり系スロウ10.Use Your Heartあたりは流石だね。最初に聴くなら絶対に1stだけど余裕があればこれも聴いておいた方が良いかな。(2013/02/08)
SYBIL
/Sybilization (1990)

Don't Make Me Overのヒットを持つアメリカのR&BシンガーSYBILが1990年にリリースした3rdアルバム。時代柄グラウンドビートも多く、また、プロデューサーにUK勢も絡んでいるんでUKの雰囲気がかなりしますね。PUBLIC ENEMYのビートを使った清涼感溢れる3. Love's Got A Hold On Me、もろグラウンドビートな5. Go On、ガラージ・ハウスな6. Falling In Love、BILL WITHERSの名曲をグラウンドビート仕立てにした7. Lovely Day、チャカポコビートも効いたまろやかなミディアム8. Let It Rain All Night Suite : Let It Rain、しっとりと大人のスロウ9. Let It Rain All Night Suite : I Wanna Know What It Means、心和ませるミディアム10. Let It Rain All Night Suite : Gentle Manがお気に入り。(2020/02/08)
T TASHAN
/For The Sake Of Love (1993)

初期DEF JAMで活躍したシンガーTASHANが93年にリリースした3rdアルバム。プロデュースは、UKのHEAVEN 17のMARTYN WARE、MARK MORALES、MARK C.ROONEY等。録音もUKで行われたようで、サウンドもかなりUK寄りの印象。JOCELYN BROWNやTAWATHA AGEEがコーラスで参加したMARVIN GAYEを思い起こさせるセクシーな4. For The Sake Of Love、温もりを感じる6. Still In Love、これもJOCELYN BROWNやTAWATHA AGEEが参加した高揚感のある8. Romantically Inspired、HOWIE TEE一派のKEVIN RYAN制作でファットなビートが耳を惹くメロウ・グルーヴ9. Control Of Me、アシッド・ジャズっぽい11. All I Ever Do、これもMARVIN GAYEっぽいメロウ・ナンバー12. Love Of My Life、MARVIN GAYEの好カバー13. I Want YouがGOOD。力作だと思うけど、生ドラムの音だけはいただけないな。ニューソウルっぽいものを作るならもっとそれにあった音色のものがあったんじゃないかな。(2013/01/26)
T.C.F.CREW
/Come and play with me(1993)

93年にリリースされたT.C.F.CREWのアルバム。メンバーには後にデビューするNONCHALANTがいますね。プロデュースはSTETSASONICのDADDY-O,TRACKMASTERSそして伝説のDJ GRANDMASTER FLASH等です。かなりHIPHOP色の濃いフロア向けのプロダクションが多く、特に1.Go to the horse's mouth、2.I ain't the one、9.I care、11.Body come trueはナイス!な出来です。ライブ仕立てのファンキースキット6.CondomentsやSMOKEY ROBINSON/Ooh baby babyのカバーの12.もオリジナルに忠実で好感が持てます。スローが無いのが残念です。でもオススメできるアルバムです。(03/01/25)
TEE
/Totally(1995)

UKモータウンのシンガーTEEが95年にリリースしたアルバム。このアルバム評価のしようがないです… 個人的には、全曲駄曲!全く聴ける曲なし!メロディがかなりPOPなうえにチープ!かなりR&B聴いている方でもこれは厳しいかもしれません。興味がある方のみ聴いて下さい。(05/08/20)
TERRY ELLIS
/Southern Gal (1995)

EN VOGUEのメンバーTERRY ELLISが95年にリリースしたソロ・デビュー・アルバム。プロデュースは、1曲のみSOMETHIN' FOR THE PEOPLEで残りはもちろんFOSTER&McELROY。このアルバム、思ったほど売れた記憶はないけど、90年代を代表する傑作だと思いますね。歌はEN VOGUEのアルバムで実証済みなんだけど、このトラックの充実振りといったら!捨て曲なしとはこのこと。FOSTER&McELROYもヒップホップ世代らしくビート感を出してはいるが、EN VOGUEの時より女性らしさを前面に押し出して差別化を図っていて、それが見事作品として昇華した感じかな。ベースが効いた地味ながら深いグルーヴ感を備えた1.She's a Lady、ハートウォーミングな素晴らしすぎるメロウ・ナンバー2.It Ain't Over、心に染み渡るスロウ3.Where Ever You Are、SOMETHIN' FOR THE PEOPLEが手掛けたアコースティック感を活かしたしっとり系スロウ4.I Don't Want To Wait Till Tomorrow、深みのあるメロウ・ミディアム5.What Did I Do To You、温もりを感じるミディアム7.I Don't Mind、メロウ・ミディアムの8.You Make Me High、メロウ・グルーヴの9.Back Down Memory Laneが特にお気に入り。個人的にFOSTER&McELROYの最高傑作じゃないかなと思います。R&B好きなら絶対に聴いて欲しいですね。(2011/12/27)
TERRY STEELE
/King of hearts(1990)

90年にリリースされたTERRY STEELEのアルバムです。このシンガーについて全く知りませんでしたが、このアルバムはマニアの間では人気があるらしく、プロデューサーはOLLIE E.BROWN、参加メンバーもJAMES INGRAM、PHILLIP BAILEY、MIC MURPHY、GEORGE DUKE、PATRICE RUSHEN、RAY PARKER JR.、LEON WARE!とかなり豪華。内容も1.Prisoner of love、2.If I told you once、8.You fixed the woundは最上級のアーバンメローで最高です!見つけたら速攻で買いましょう!
TEVIN CAMPBELL
/T.E.V.I.N.(1991)
TEVIN CAMPBELL
/I'm ready(1993)

TEVIN CAMPBELLが93年にリリースしたアルバム。このアルバムではなんといってもクラシックの1.Can we talkが有名ですね。BABYFACEプロデュースでS.O.S.BANDのWeekend girl使いの極上メロウ・ミディアム!これ以外には、ベテランNARADA MICHAEL WALDEN制作で美しいメロディの2.Don't say goodby girlとPAISLEY PARKが手掛けた70年代っぽさを随所に取り入れたエロい喘ぎ声入りの官能的なスロウ12.Shhhが異色な出来で気に入りました。大ヒットしたアルバムなのでどこの中古屋にも必ず置いてあると思うので、未聴の方はぜひ聴いてみて下さい。(05/10/01)
TEVIN CAMPBELL
/Back to the world(1996)
3RD AVENUE
/Let's talk about love(1992)

見た目かなり地味なオッサン・トリオ3RD AVENUEが92年にSOLARからリリースしたアルバム。1曲目から5曲目までのアップは、ほとんどゴミ… ダサすぎて話になんない。聴けるのは6曲目以降のスロウ、ミディアムで、その中ではドラムがダサダサだが、メロディは、清涼感があって良いタイトル曲7.、サビが少々臭いスロウ8.Playing The Fool、80'sテイスト溢れるミディアム9.Show Me、強めのドラムのメロウ・ミディアム10.Love Me Just A Little Bit More。あまり良いアルバムじゃないんで、熱心なR&B好き以外は、聴く必要ないと思います。(09/10/22)
III FRUM THA SOUL
/Same (1999)

93年のデビュー・アルバム『What Cha Missin'』でR&Bマニアを唸らせたオハイオ州シンシナティ出身のボーカル・トリオIII FRUM THA SOULが99年にリリースした2ndアルバム。ソウル魂を感じさせる快作ですね、これは。GERALD LEVERT制作のシンプルだが郷愁感を感じる1. You Played Meから引き込まれます。重たいビートのミディアム2. Black Superman、KEITH SWEATが手掛けた軽めのファンク3. Come On、しっとりと大人のスロウ4. Damn、大人の男の優しさを感じるスロウ5. Treat You Right、熱い歌が素晴らしいスロウ・バラード6. Take It Slow、GERALD LEVERTプロデュースの小気味よいドラムに心地よいエレピが最高なミディアム7. My Body、LOVE UNLIMITED ORCHESTRA/Midnight And Youネタの甘美でグルーヴィーなトラックにソウルフルなボーカルが絶妙な8. Fever、美しくも切ないスロウ9. Diamond In The Sky、 夜が似合うしっとりとしたスロウ10. That Ai'nt No Way To Treat A Lady、GERALD LEVERT制作の切ないスロウ11. Denying My Love、これもGERALD LEVERTによる染み渡るバラード12. Break Me Off A Piece、最後は心和ませるスロウ13. This Ringと全曲聴かせます。ほとんどスロウだけだが、ここまで聴かせるのは歌とコーラスが素晴らしいから。R&Bファン、ソウル・ファンにはぜひ聴いて欲しいですね。(2019/08/03)
TINA MOORE
/Same(1995)

95年にリリースされたTINA MOOREのアルバム。フロア向けのアップに好曲が多く、特にKA*V*R/Never Let You Goでも使われたシカゴのM.DOC&JERE Mc(INDASOUL)プロデュースのメロウ・グルーヴ1.Never Gonna Let You Goが秀逸!同じくINDASOUL制作の6.Nobody Betterも似た感じの曲でGOOD。逆にMICHAEL J. POWELLが手掛けたスロウ〜ミディアムでは、美メロ・ミディアム8.Color Me Blueは素晴らしかったが、残りはほとんどポップスって感じの駄曲でガッカリ。中古屋の常連アルバムだと思うので、安ければぜひチェックして下さい。(07/04/28)
TLC
/Ooooooohhh… On The TLC Tip (1992)

プロデュースは、DALLAS AUSTIN、L.A.REID、MARLEY MARL、JERMAINE DUPRI、DARYL SIMMONS、KAYO、BABYFACEと超豪華な面々。さすがに若さほとばしる内容で、人気が出たのもうなずけるね。ファンク・ビートの5. Hat 2 Da Back、ESG/UFO使いのヒップホップR&B6. Das Da Way We Like' Em、ファンク・ビートのメロディアスな8. His Story、美メロ・ミディアムの11. Somethin' You Wanna Know、透明感のある美しいメロディの12.Baby-Baby-Baby、THE IMPRESSIONS/We're a Winnerネタのグルーヴィーな13.This Is How It Should Be Down、BAR-KAYS/Son Of Shaft、Humpin'使いの若々しい14. Depend On Myselfあたりがお気に入り。NJSが苦手な自分でも聴ける良いアルバムですね。(2017/02/19)
TLC
/CrazySexyCool (1994)

TLCが94年にリリースしたアルバム。全世界で大ヒットしたモンスター・アルバムですね。プロデュースは、DALLAS AUSTIN、BABYFACE、SEAN "PUFFY" COMBS、JERMAINE DUPRI、ORGANIZED NOIZE、CHUCKY THOMPSON等。TLCには全然興味がなかったけど、このアルバムの完成度はハンパないね!でも、もの凄く地味な「Creep」があれだけヒットしたのにはビックリしたけどね。A.T.C.Q.のPHIFE DAWGをフィーチャーした地味カッコ良いイントロ1. Intro-Iude、前述の地味ながらクセになる2. Creep、ヒップホップも感じさせる寂しげなミディアム3. Kick Your Game、 BRETHREN/Outside Love使いのヒップホップR&B5. Case Of The Fake People、郷愁感溢れるスロウ7. Red Light Special、ORGANIZED NOIZEらしいサザン・フレイヴァ溢れる8. Waterfalls、切ないメロディが耳を惹くミディアム10. Let's Do it Again、PRINCEのヒップホップ・テイストのカバー11. If I Was Your Girlfriend、G-FUNKっぽいシンセが耳を離れないスロウ13. Take Our Time、JEAN KNIGHT/Mr. Big Stuffをセンス良く使った自然に腰が動くノリの良い15. Switch、OUTKASTのDREをフィーチャーした郷愁感溢れる16. Sumthin' Wicked This Way Comes等好曲満載。R&B好きなら絶対に聴いておくべきですね。(2014/12/13)
TONY TERRY
/Same (1990)

ワシントンD.C.育ちでTED CURRIERに認められてデビューしたTONY TERRYが90年にリリースした2ndアルバム。時代が時代だけにニュージャックスイングなアップは聴いてられないが、ヒップホップ・オリエンテッドなビートが強烈なダンス・ナンバー4. Friends And Lovers、清らかなスロウ5. With You、TWIN HYPEのDJでも知られるKING SHAMEEKがスクラッチで参加したヒップホップ・フレイヴァを取り入れたメロウ・グルーヴ6. Come Home With Me、温かみのあるミディアム11. Everlasting LoveあたりはGOOD。(2013/09/27)
TONY THOMPSON
/Sexsational (1995)

HI-FIVEのリード・シンガーTONY THOMPSONが95年にリリースしたソロ・アルバム。プロデューサーにSEAN"PUFFY"COMBS、JON-JOHN、REGGIE GRIFFIN、AL B.SURE!、DAVE HOLLISTER、THE CHARACTERSS、DeVANTE SWING、JOE等豪華な面子を迎えた強力アルバム。パンチ不足な気も少しするけど、どの曲もクオリティが高くて素晴らしいですね〜。特にGROVER WASHINTON JR./Hydraネタのファンキーな1.I Know、美メロ・ミディアムの2.What's Goin' On、メロウ・グルーヴの3.I Wanna Love Like That、ピーヒャラ・シンセもイイ感じのメロウ・ミディアム5.Handle Our Business、和み系ミディアムの7.Come Over、アダルトチックなスロウ9.Goodbye Eyes、グルーヴ感のあるミディアム10.Slave、美しいメロディにウットリする11.Break It Donwがお気に入り。R&B好きなら聴いておくべきアルバムだと思います。(2010/12/23)
TONY! TONI! TONE!
/The Revival(1990)

トニーズが90年にリリースした2ndアルバム。オープニングのLYN COLLINS/Thinkというベタなネタ使いのノリノリな1.Feels Goodから惹き付けられますね。明るくてファンキーな4.Blues、名曲中の名曲でこのメロウネスには誰もがやられたであろう6.It Never Rains in Southern California、これも名曲の一つで甘酸っぱい胸キュン・スロウの7.Whatever You Want、アコースティックなスロウ8.I Care、ビートがギリギリ許容範囲だが、メロディが染み渡るメロウ・グルーヴ9.Sky's the Limit、ドラムが弱いのが難点だが、郷愁感溢れるメロディに惹かれる10.All My Loveが特にお気に入り。基本中の基本盤なんで未聴の方はぜひどうぞ。(09/09/15)
TONY! TONI! TONE!
/Sons of Soul (1993)

DWAYNE WIGGINS、RAPHAEL SAADIQ、TIMOTHY CHRISTIAN RILEYのR&B/FUNKグループTONY! TONI! TONE!が93年にリリースした3rdアルバム。90年代を代表するというか、R&Bを代表する傑作アルバムですね、これは。元々それほど好きじゃなかったけど、このアルバムを聴いた時にはその完成度の高さに随分驚かされたね〜。若々しいファンクを聴かせる3. My Ex-Girlfriend、爽やかでグルーヴィーな4. Tell Me Mama、甘く切ないスロウ6. Slow Wine、イントロのギターから胸を打つ傑作スロウ7. (Lay Your Head On My) Pillow、BROTHER JACK McDUFF/Hunk O' Funkのドラムにエレピが心地良い8. I Couldn't Keep It To Myself、CHICAGO GANGSTERS/Gangster Boogie、THE OHIO PLAYERS/Sweet Sticky Thing、THE METERS/Handclapping Song使いの小気味良いファンク9. Gangsta Groove、MACEO & THE MACKS/Soul Power '74、SLY & THE FAMILY STONE/You Can Make It If You Tryネタのファンキーな10. Tonyies! In The Wrong Key、DUKE WILLIAMS AND THE EXTREMES/Chinese Chicken使いのファンキーな13. Fun、究極に甘美なスロウ14. Anniversaryがお気に入り。R&B好きなら聴いておくべきアルバムの一つでしょう。(2015/02/07)
TONY! TONI! TONE!
/Hits(1997)

TOTAL/Same (1996)

PUFF DADDYに見出だされたニュージャージーのガールズトリオTOTALが1996年にBADBOY RECORDSからリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースはCHUCKY THOMPSON、RAPHAEL SAADIQ、POKE、THE NEPTUNES、STEVIE J.、CHAD ELLIOTT、RASHAD SMITH、3 BOYZ FROM NEWARK、RODNEY JERKINSと豪華な面々。PUFF DADDYがKrush Grooveのリリックも交えて紹介するイントロ1. Introからニヤリとさせるね。FRED WESLEY AND THE J.B.'S/Same Beatネタのゆっりとしたファンク2. Do You Know、DA BRAT参加でBDPのクラシックSouth Bronxまんま使いで話題をかっさらった人気曲3. No One Else、RAPHAEL SAADIQらしさ溢れるアコースティックなメロウ・チューン5. Kissin' You、これもRAPHAELが手掛けた素晴らしくソウルフルなミディアム6. Do You Think About Us?、クールなインタールード7. Definition Of a Bad Girl (Interlude)、THE NOTORIOUS B.I.G.をフィーチャーしたJAMES BROWN/The Paybackネタのファンキーだが寂しさも感じるメロディの8. Can't You See、HAMILTON BOHANNON/Save Their Souls使いのファンキーな9. Someone Like You、THE O'JAYS/Help (Somebody Please)ネタの70年代テイストのスロウ10. Tell Me、GEORGE CLINTON/Atomic Dog使いのクールなメロウ・ファンク11. Love Is All We Need、ZAPP/Computer Loveネタのしっとりとしたスロウ12. Don't Ever Change、TEDDY PENDERGRASS/Love T.K.O.使いのエモーショナルなスロウ13. Spend Some Time、THE BEE GEES/Love You Inside Outネタの少し重めのメロディが耳を惹く14. When Boy Meets Girl、3.のリミックスでLIL KIM、FOXY BROWN、DA BRATがマイクを回す15. No One Else (Puff Daddy Remix)とかなりの充実ぶり。当時はあまり聴いてなかったけど、今聴くといいね。(2020/10/10)
TQ
/They Never Saw Me Coming (1998)

元COMING OF AGEのメンバーTQが98年にリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースは、MIKE MOSLEY、FEMI OJETUNDE、JAYCEN JOSHUA、JAZZE PHA、BRYCEN EVANS、THOMAS ANDERSON等。ウエスト・コースト・ヒップホップ好きに人気のあるアルバムですね。一番人気なのは、2PAC/Dear Mamaと同じJOE SAMPLE/In My Wildest Dreamsネタの哀愁メロウ2.Westsideかな。まあ、このネタ使えば悪いはずがないよな。他にもGROVER WASHINGTON JR./Paradise使いの爽やかな4.Paradise、E-40をフィーチャーしたまろやかなメロウ・ミディアム7.Gotta Make That Money、優しげなミディアム8.I Get Around、どこか寂しげな12.Darlin' Mary、切ないスロウ13.When I Get Out、御大TOO SHORTが参加したピアノが耳を惹く寂しげな15.Your Sister、エモーショナルなスロウ18.Better Daysがお気に入り。R&B好きなら押さえておくべきアルバムだと思う。(2012/06/10)
TRELLINI
/I Wanna Be Yours(1994)

マイアミのLUKE RECORDSから94年にリリースされたTRELLINI嬢のアルバム。プロデュースはH-TOWN等を手掛けたBISHOP BURRELL。歌唱力もさることながら、HIPHOPオリエンテッドなトラックも秀逸な隙のないアルバム!全曲通して聴けますが、シングル・ヒットしたDELEGATION/Oh Honeyネタのメロウ・グルーヴ10.I Wanna Be Yoursと美しすぎるスロウ11.Follow My Heartの2曲がベスト!これだけでも大満足なんですが、RICK JAMES/Mary Jane使いの2.Stay With Me、ノリノリな4.Don't Call Me Baby、メロウ・グルーヴな5.U Said U Loved Me、しっとりとしたスロウ12.Together Forever、ウッドベースがイカすファンキー・チューン16.What UpsもGOOD!R&Bフリークならぜひとも聴いて欲しいアルバムです!(06/11/16)
TREY LORENZ
/Same (1992)

MARIAH CAREYのバックボーカルとして見出された男性シンガーTREY LORENZが92年にリリースしたデビュー・アルバム。近所のブックオフで100円で売られていたんで、購入したんだけど、これは、久々にやられたね… ある程度ポップなのは分かっていたけど、これほどまでとは。喫茶店でコーヒー頼んだら、薄〜いインスタントがでてきた感じ。92年の時点でグラウンド・ビート使っている点で逆にヤバい。100円でも高かったな… (2014/03/24)
TRISHA COVINGTON
/Call Me (1995)

オハイオ州クリーブランド出身の女性R&BシンガーTRISHA COVINGTONが95年にリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースは、ALAN"BYRD"TATUM、RANDY D.JACKSON、MARC NELSON、KYLE WEST、CHRIS TAYLOR、KENNY"SMOOVE"KORNEGAY等。この時代に多かったMARY J. BLIGEフォロワーの一人だけど、歌もトラックもしっかりしていて良いね。フロアを賑わせた(唯一の)ヒット曲1. Why You Wanna Play Me Out?、グラウンド・ビーツ&ファンクって感じの2. Same Old Thang、重たいビートにほのぼのとしたメロディの5. So Tight、ウェッサイ・ファンク調の7. Let's Get It On、ファンク度高めのメロウ・グルーヴ8. Bedtime、しっとりとしたスロウ・ジャム9. Don't Leave Me Lonely、THE J.B.'S/(It's Not The Express) It's The JB's Monorail使いのホットなフロア・チューン10. Givin' It Up、THE ART OF NOISE使いのスロウ・ジャム11. Anything, Anytime、1.のリミックスでビートを差し替えてJAMES BROWNをトッピングして小気味良さを増した12. Why You Wanna Play Me Out? [K's Reprise]と聴きどころたっぷり。この時代のR&Bが好きならオススメできるアルバム。(2012/06/06)
TROOP
/A Lil' Sumpin' Sumpin' (1994)

男性R&BグループTROOPが94年にリリースした4thアルバム。このアルバムではメンバー・チェンジし、さらに3名に減員。一時期はメジャーで人気だったけど、MC HAMMERのレーベルBUST IT RECORDSにマイナー落ち。レーベルがレーベルだけに全然期待していなかったけど、スロウからアップとバラエティに富んだ快作に仕上がってます!心温まるミディアム1. Let's Get Warm、しっとりとしたスロウ2. Break A Dawn、エモーショナルなスロウ3. Poohnany (remix)、アコースティックで、しかもまろやかさも兼ね備えたスロウ4. Blowin' My Mind、しっとり系スロウ6. Get Loose、アコースティック感もでたグルーヴィーな7. Around、ヒップホップビーツのメロウ・グルーヴ8. That's The Way、ZAPPテイストのファンク10. Got Me Goin'、ブリブリ・シンセにメロウなメロディのベイ・ファンク11. Do Meとほぼ全曲最高だね。オリジナルメンバーじゃないから評価が低めだけど、これほど聴かせるアルバムはそう無いと思うけどね。(2013/07/25)
THA TRUTH!
/Makin' moves…everyday(1997)

EPMDのERICK SERMON率いるDEF SQUADから送り出された3人組女性コーラスグループTHA TRUTH!が97年にリリースしたデビューアルバム。製作にはMISSY ELLIOTなんかも関わってますね。歌の実力は分かりませんが、トラックが兎に角絶品!マジで酔いですよ。定番ネタLYN COLLINS/Thinkを効果的に使ったヘビー・メロー・ファンクの2.Gotta find…をはじめ浮遊感漂うメロー・グルーヴの3.I wanna know、9.Candy、10.How we roll、懐かしいGUY/Piece of my love使いの5.If I show you、ZAPP/More bounce to the ounceネタのフロア・シット!の11.Red light/Bustin' out(on funk)等々好曲揃い。少ないスローもトークBOXが絡んでなかなかの出来。R&B好きにはホントにオススメです!(03/04/27)
UCLOSE
/More to a man(1993)

93年にTABU RECORDSからデビューした男性3人組コーラスグループUCLOSEのアルバム。JUICY2で紹介されていたようにアップ系中心の構成。うーん、どうなんでしょう。アップといっても自分の嫌いなニュージャック系の跳ねたビートオンリーなんで全く聴けなかったです。コーラスワークとかは良かったんですけどね。ニュージャック系が好きな人にはオススメできます。(03/02/01)
UD EXTREME
/Same(1993)

R&BガイドJUICY2掲載。JOHNNY GILLの兄RANDY GILLが所属する3人組グループUD EXTREMEが93年にだした1stアルバム。アップナンバーはGAP BANDの名曲Outstandingのカバーを含めて当時流行のニュージャックスイング(NJS)なので、NJSのドラムパターン嫌いの自分としては全く受け付けられないが、美メロスローの2.Let me love youや、Impeach the presidentドラム使いのメロー11.I need your lovinの2曲は良かった、というかこの2曲しか聴けなかった…
U U-MYND
/Prove my love(1993)

93年にCHICAGO LOOP/LUKE RECORDSからリリースされた5人組男性コーラス・グループU-MYNDのデビュー・アルバム。STYLISTICSの名曲Stop,Look&Listen(To your heart)のカバーの1.がマニアに人気のアルバムですね。かなりの評判だったので期待していたんですが、聴いた感想としては、こんなものか?って感じです。確かに1.Stop,Look&Listen(To your heart)も良いことは良いんですが、オリジナルに比べたらねえ… 残りも楽曲の弱さが目立ち強いて言えばスロウの3.Do it to yaとフロア・チューンの11.Good lovinが気になった程度。レーベル・メイトのH-TOWNと比べられていてH-TOWNより良い!って評価を目にしますが、個人的には全く逆ですね。H-TOWNの方が何倍も素晴らしいと思います。これ聴くくらいならH-TOWN聴いて欲しいです。(05/10/08)
U.N.V.
/Something's goin'on
マドンナのレーベルから出たUNVなる4人組コーラスグループのデビュー盤。とてもポップな作りで聴くに耐えないです。
V VERONICA
/V... As In Veronica (1995)

NY出身のラティーナR&BシンガーVERONICAが95年にリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースは、RODNEY JERKINS、FULL FORCE、ARNOLD HENNINGS、KENNI HAIRSTON、DEWEY BROWDER III。とても優れたヒップホップR&Bを聴かせるアルバムで、ローテンポのヒップホップR&B1. Without Love、フロア対応のメロウ・ファンク3. Unnecessary Trip、しっとりとしたスロウ4. Lock Down、カチッとしたビートで聴かせる5. Can't Stop Lovin' You、DARP特有の音を聴かせる6. Sista、GORDON CHAMBERSをフィーチャーしたアコースティックなところも好感触のスロウ7. A Love To Come Hoe To...、AUDIO TWO/Top Billin'タイプのドラムが効いた8. Really Don't Miss You、もろヒップホップなインタールード9. House Party、ヒップホップ・ビートに寂しげなメロディの10. Trippin (Remix)、ビートが効いているR.KELLY調のスロウ・ジャム11. Ova & Ova、ドラムが跳ね気味だけど、ギリギリ聴けるアップテンポなナンバー12. 4 Uと好曲満載。トラックだけでなく、もちろんVERONICAの歌もかなり良いね。ブックオフやマケプレで投げ売りされているのは残念な限り。(2013/09/09)
VERTICAL HOLD
/Head first(1995)

Funk you upのクラシックを残したシ−クエンスのメンバーであったANGIE B.STONEを含む3人組グループVERTICAL HOLDが95年にリリースした2ndアルバム。70年代風クラシックソウルとHiphopのエッセンスを絶妙にブレンドした曲調が最高に気持ちいい傑作です!シングルにもなったLove todayを含む全てがソウルフルかつグルービー!あえて細かい内容は書きません。必聴です!!!(03/01/02)
VINCE EBO
/Love is the better way(1992)

92年にでた元FITのボーカルVINCE EBOのアルバムです。何と言っても美メロで80'S風の打ち込みトラックの"Love is the better way"が最高に気持ちいいです!が他は自分的には×でした...
VOICES OF THEORY
/Same(1998)

(多分)プエルトリカンとブラックの混合コーラスグループVOICES OF THEORYが98年にリリースしたデビューアルバム。う〜ん、どうなんでしょう、これ。かなりPOP寄りの曲が多いですね。哀愁系の2.Inside、MONA LISAとKURUPTをフィーチャーしたスローの3.Somehow、メローな8.I'll give my love to youの3曲だけは聴けました。初期のBUM等のPOP系が好きな方なら聴けるかもしれません。(03/06/01)
VOYCEBOXING
/Same (1991)
ジャズ、フュージョンのレーベルGRPから91年にリリースされた女性ボーカル・トリオ VOYCEBOXING唯一のアルバム。プロデュースは、ジャズ、フュージョン界の大御所ドラマーLENNY WHITE。おそらくEN VOGUEの線を狙ったと思うけど、これが見事に失敗... ボーカルは悪くはないけど、欠けていたのはプロデューサーのストリート感覚。これは致命的で、ドラムの音一つとっても"ダサい"音していて、聴くのが辛い... 強いて言えば夜が似合うスロウ5. Talk To Me、メロウ・ダンサーの8. Invitation 2 Dance、ナイトムードのグルー ヴィー・チューン10. The Little Black Dress、ファンク・テイストのメロウ・グルーヴ11. Same Cafeが聴けた程度。がっかりなアルバムですね。(2019/09/07)
VYBE/Same(1995)

LAの4人組コーラス・グループVYBEが95年にリリースしたデビュー・アルバム。粒ぞろいの内容なんですが、あまり売れなかったらしく、ブックオフやアマゾンで捨て値で大量に売られていますね。DOUG RASHEEDが制作に関わったRAPPIN' 4-TAY/Playaz Clubで知られるWILLIAM BELL/Private Number使いの2.Warm Summer Daze、重たいビートの哀愁ミディアム4.I Like It、SOMETHIN' FOR THE PEOPLEプロデュースのメロウ・ファンク6.All My Love、しっとりとしたスロウ7.Slow&Easy、浮遊感あるキーボード印象的なミディアム12.Funky Low Down Feeling、これもSOMETHIN' FOR THE PEOPLEが手掛けたほのぼの系の14.Stayがお気に入り。未聴の方は、安くで買える内に聴いておくべきアルバムだと思います。(09/10/25)
W
WADE ELLIOTT
/Passionate love(1992)

92年にリリースされたWADE ELLIOTTのアルバム。知識が浅くて彼の詳しい事がわからないのですが、SHARON BRYANTの夫RICK GALLWEYがプロデュースを2曲行っているのでその関係の人物でしょうか。詳しいことを知っている方教えて下さい。そのRICK作のタイトル曲の1.がメローミディアムで最高ですね!そしてBILL WITHERSの名曲Lovely dayをダンサブルにカバーした3.も極上の仕上がり。このLovely dayをプロデュースしているZAN THE MANとはあのZANでしょうか?そして4.I was the oneもRICK作の甘美なミディアム!5.On your bodyはHiphop調のタイトなビーツのフロアチューン。このCDは近所の中古ショップで250円で購入したんですが、久々の大当り盤でした!皆さんも見つけたら即買いましょう!
WALTER&SCOTTY
/My brother's keeper(1993)

元WHISPERSのシンガーを務めていた双子デュオが93年にリリースしたアルバム。内容は取りたてて良くはないですが、歌声はやはり素晴らしいですね。気に入ったのはJBネタのファンキーな1.Move your body、美メロミディアムの2.Dirty dancin'と9.Rest my lips、SLY&THE FAMILY STONE/Thank youのカバーの12.の4曲のみ。あえてオススメはしませんが、2.は本当に良い曲ですよ。(03/02/22)
WHITEHEAD BROS.
/Serious(1994)

Mc FADDEN & WHITEHEADのJOHN WHITEHEADの息子デュオWHITEHEAD BROS.が94年にMOTOWNからリリースしたデビュー・アルバム。"G"な雰囲気漂う好盤で、特にKOOL&THE GANG/Jungle Boogieネタの渋いファンク1. Forget I Was a "G"、ピーヒャラ・シンセが妖しくも切ないスロウ2. Your Love Is a 187、ファンク・ビートに寂しげなメロディの3. Shaniqua、モロHIPHOP R&Bって感じの4. Changeと6. Late Nite Tip、SLAVEのクラシック Just a Touch of LoveのHIPHOP R&B的なカバー7.Just a Touch of Love、メロウ・ミディアム9. Serious、エモーショナルなスロウ12. Turn U Out、切ないスロウ13. She Needed Meがお気に入り。これ以降アルバムがリリースされていないのが残念ですね。R&B好きなら聴いて損はないアルバムです。(09/11/28)
THE WOOTEN BROTHERS
/Try My Love (1990)

男性R&BトリオのTHE WOOTEN BROTHERSが90年にリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースは、メンバーのGARY WOOTEN。年代的にアップは完全なNEW JACK SWINGで聴けたもんじゃないけど、グラウンドビーツの匂いも感じさせてくれるメロウ・ミディアム3. Tell Me、心落ち着かせる美メロ・ミディアム4. We Could Be Together、ドラムが時代を感じるが、グルーヴィーなメロウ・ナンバー6. I'd Rather Be With You、イントロの泣きのギターでがっちりハートを掴む哀愁溢れる10. Love Or LustはGOOD。2ndの方が高評価なんでこちらも聴いてみたいですね。(2012/06/20)
WORLD CLASS WRECKIN' CRU
/Phases in life(1990)
過去にあのDR.DREが在籍していたことで有名なグループの90年のアルバムです。HIPHOPというよりもほとんどR&Bです。RAPよりも歌がメインの曲が多いです。SPINNERSの名曲"I'll be around"のカバーや、ナイスダンサーの"Success conquers all"、美メロの"Holiday for you"、エレクトロ系の"Thank you"がオススメです。
WATAZ
/Natural high(1998)
X
XSCAPE
/Hummin' comin' at' cha(1993)

JERMAINE DUPRIプロデュースの女性R&BコーラスグループXSCAPEのデビューアルバム。やっぱり彼女たちは歌が上手いですね。1曲目の80'S R&Bを再現したメローミディアムJust kickin' itが1番好きです。3.Let me knowはMARLEY MARLのクラシックSymphonyと同じネタをサンプリングしたフロア向けの曲、6.With youは重たいトラックにメローな上物が絡む佳曲。ラストにはJust kickin' itのremixが収録されていますがオリジナルには到底及ばないですね。オリジナルが1番です。
Y Y?N-VEE
/Same (1994)

セクシーな下着ジャケで登場の女性4人組グループ"Y?N-VEE"が94年にリリースしたアルバム。プロデュースは、OJI PIERCE、NYKEIN FRANCES、DOUG RASHEED、ALVIN OLIVER、DOBBS THE WINO、BRIAN G等ウエスト・コースト物で活躍する面々。ラップも取り入れたこの時期にありがちなグループですが、クオリティは高く、特にヒップホップ・オリエンテッドなメロウ・ナンバー1.Even When U Sleep、寂しげなミディアム2.All I Wanna Do、寂しげな3.4 Play、アダルトでしっとりとしたスロウ6.Sonshine's Groove、RICK JAMES/Mary Janeネタのファンク7.Chocolate、ファンク・ビートにMTUME/Juicy Fruitを合わせ、ベースにSTAN THE GUITAR MAN JONESが参加した9.Tricks-N-Trainin'、ヒップホップ色濃い11.Real G、ビートとエレピが効いたメロウ・グルーヴ13.We Got A Good Thingと好曲揃い。これ1枚で消えていったのが惜しいグループですね。(2011/09/04)
YOUNG DISCIPLES
/Young Ideas (1991)

UKアシッド・ジャズ・シーンで人気のあるYOUNG DISCIPLESが91年にリリースしたアルバム。リードシンガーは、JAMES BROWN一派の女性シンガーVICKI ANDERSONの娘CARLEEN ANDERSON。そのCARLEENの確かな歌に70年代のファンク/ソウル/ジャズネタをふんだんに盛り込んだトラックが光る好盤で、特にJAMES BROWN/Funky President使いの小気味良い1. Get Yourself Together、ジャジー・メロウな2. Apparently Nothin'、STEVE PARKS/Movin' In The Right Directionネタの心地良いグル―ヴィーなトラックにMASTA ACEのラップもフィーチャーした4. Talkin' What I Feel、アフリカン・テイストのファンキーなダブ5. All I Have (In Dub)、疾走感溢れてファンキーな6. Move On、郷愁感を帯びた7. As We Come (To Be)、ERIC B. & RAKIMの名曲「Ghetto」と同じTHE 24-CARAT BLACK/Ghetto:Misfortune's Wealthネタの鬼渋い8. Step Right On (Dub)、16分にも及ぶ組曲仕立ての9. Freedom Suite、5.のボーカル・バージョン10. All I Have (In Me)がGOOD。(2015/04/15)
YOURS TRULY
/Truly yours
懐古趣味な3人組コーラスグループ。古臭い楽曲で自分の趣味には全く合いません。コメント不可能です。
YVETTE MICHELE/My dream(1997)

FUNKMASTER FLEXのプッシュを受けてデビューしたYVETTE MICHELEがLOUDから97年にリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースには、あのFULL FORCEも参加。MARY J. BLIGEのフォロワー的な路線で、かなり聴きやすいHIPHOP R&Bを聴かせてくれます。BOB JAMES/Look-Alike使いの涼しげなメロウ・ナンバー2.Summer Love、3 FROM NEWARKプロデュースのしっとりとしたスロウ3.All I Really Want、JONES GIRLS/Dance Turn Into Romance使いのファンク・チューン4.Crazy、クールなメロウ・グルーヴ5.Everyday & Everynight、CHRIS LIGGIO制作のファンキー・チューン8.Something in the Way (You Make Me Feel) 、THE GAP BAND/I Found My Baby使いのナイス・メロウ9.My Dreams、これぞHIPHOP R&Bって感じのノリノリなメロウ・グルーヴ10.The First Time、定番ネタSYLVESTER/Was It Something I Saidネタの12.I'm Not Feeling You、FULL FORCEプロデュースでオールドスクールHIPHOPの定番CAPTAIN SKY/Super Sporm使いが彼等らしいノリノリな13.DJ Keep Playin' (Get Your Music On)と聴きどころ満載。中古屋の定番アルバムだと思われるので、未聴の方はぜひ聴いて下さい!(09/08/11)
Z
ZAKIYA
/Same (1997)

タレントショー優勝をきっかけにデビューしたブルックリンのR&BシンガーZAKIYAがDV8 RECORDSからリリースしたデビュー・アルバム。この時代にありがちな女性シンガーものだけど、優れたヒップホップR&Bを聴かせてくれますね。重たいビーツと優しげなメロディが耳を惹く2. I'm Ready To Love You、MARY JANE GIRLS/All Night Longのビート使いのメロウ・ミディアム3. Love Like Mine (Partee Mix)、ビートがイカしたメロウ・ヒップホップR&B6. My Love Won't Fade Away、清涼感も感じるミディアム7. Because Of You、寂しげな雰囲気の9. All The Man、地味ながら郷愁感漂う10. Jimmy、哀愁溢れるミディアム11. If You Stay、JOE TEX/Papa Was Tooのビートが効いたミディアム12. Calling Out My Name、郷愁感溢れるアコースティックギターが効いたグルーヴィーなミディアム14. Whenever You Need Me、アウトロだけではもったいないほど切ないスロウ・トラックの16. Thank You (Outro)、BARRY WHITE/Playing Your Game, Baby使いのメロウ・ヒップホップR&B17. My Love Won't Fade Away (Future Audio Mix W/ Rap)がGOOD。マイナーからのリリースだからこれ1枚で消えていったのかな。メジャーならもう少し注目されたかもしれないですね。(2012/10/17)
ZHANE
/Pronounced Ja-Nay (1994)

RENEEとJEANの女性デュオ"ZHANE"が94年にNAUGHTY BY NATURE(NBN)が設立したILLTOWN/MOTOWNからリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースは、後見人のNBNとZHANE自身。クラシックに相応しいアルバムで、フロア向けの曲も結構あるけど、地に足がついていて、ミーハーな感じに一切なっていないところが彼女らの凄いところ。MICHAEL WYCOFF/Lookin' Up To YouネタのグルーヴィーなトラックにNBNの舎弟ROTTIN RASCALSをフィーチャーしたフロア・クラシックの1. Hey Mr. D.J. 、GEORGE BENSON/Love × Love使いのこれまたフロア・クラシックの3. Vibe、ヒップホップ・ビーツにしっとりとしたメロディが絶妙な4. Sending My Love、落ち着いたミディアム5. Sweet Taste Of Love、小気味良いビート&美メロの6. Changes、少し寂しげな7. You're Sorry Now 、ピアノのメロディが胸を打つ8. Love Me Today、寂しげなスロウ10. La, La, La、ノリノリなフロア・ナンバー11. Groove Thang、QDIIIによる1. のリミックスでGROVER WASHINGTON JR./Knuckleheadを使った13. Hey Mr. D.J. (Remix)と好曲満載。今は解散状態みたいだけど、ぜひとも復活して欲しいですね。(2010/12/16)
ZHANE
/Saturday Night (1997)

RENEEとJEANの女性デュオ"ZHANE"が97年にNAUGHTY BY NATURE(NBN)が設立したILLTOWN/MOTOWNからリリースした2ndアルバム。プロデュースは、後見人のKAY GEE、DARREN LIGHT、POP、J.R.SWINGA、EDDIE F.、MARK SPARKS、ZHANE等。1stが最高だったんで、リリース当時ワクワクした思い出がありますね。ASHFORD&SIMPSON/It Seems To Hang Onネタのメロウ・グルーヴ1.Request Line、MARY JANE GIRLS/All Night Longのビート使いのメロウ・ファンク・トラックにTHE LOXをフィーチャーした2.Saturday Night、LOWELL/Mellow Mellow Right Onネタのメロウ・ミディアム3.So Badd、乾いたビートが効いたスペーシーなミディアム6.Just Like That、CHIC/Good Timesのカバー8.Good Times、夜更けが似合うジャジーなスロウ14.Confusionが特にお気に入り。歌唱力、存在感は抜きんでたものがあって素晴らしいんだけど、後半は似たようなジャジーなスロウが多くて少し飽きたかな。彼女たちがやりたいのは本当はこれだったかもしれないけど、もう少し変化がほしかったかな。(2012/02/02)