FUNK
| DISC | アーティスト/タイトル | レビュー | |
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ADC BAND /Roll With The Punches (1982) |
デトロイトの大型ファンク・バンドADC BANDが82年にリリースした5thアルバム。プロデュースは、FATBACKのBILL CURTISとGERRY THOMAS。P-FUNK+FATBACKって感じの重量級ファンク1. Roll With The Punches、どこかSUGARHILLっぽさも感じるファンク2. U-Funk-Ula、疾走感のあるファンク3. Funk On Fire、ヴォコーダー・ファンクの4. So Good、ロッキッシュなファンク5. Girls、軽快ファンキーな6. Give It Upといった具合に、まさに「ファンクの洪水」といった感じでファンク好きにはたまらない内容!ファンク好きなら必聴ですね。(2015/06/01) |
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ARTISTS UNITED AGAINST APARTHEID /Sun City (1985) |
南アフリカのアパルトヘイトに反対するアーティストが集結して制作された1985年発表のアルバム。プロデュースは、名匠ARTHUR
BAKERとBRUCE SPRINGSTEENのE STREET BANDのLITTLE
STEVEN(STEVEN VAN ZANDT)。参加アーティストは、裏ジャケより、AFRIKA
BAMBAATAA、RAY BARRETTO、STIV BATORS、PAT
BENATAR、BIG YOUTH、RUBEN BLADES、KURTIS
BLOW、BONO、DUKE BOOTEE、JACKSON BROWNE、RON
CARTER、CLARENCE CLEMONS、JIMMY CLIFF、GEORGE
CLINTON、MILES DAVIS、WILL DOWNING、BOB DYLAN、THE
FAT BOYS、PETER GABRIEL、PETER GARRETT、BOB
GELDOF、HALL & OATES、HERBIE HANCOCK、NONA
HENDRYX、LINTON KWESI JOHNSON、STANLEY JORDAN、KASHIF、EDDIE
KENDRICKS、LITTLE STEVENS、DARLENE VOLE、MALOPOETS、GRANDMASTER
MELLE MEL、MICHAEL MONROE、SONNY OKOSUNS、BONNIE
RAITT、JOEY RAMONE、LOU REED、DAVID RUFFIN、RUN?D.M.C.、SCORPIO、GIL
SCOTT-HERON、SHANKAR、BRUCE SPRINGSTEEN、ZAK
STARKEY、RINGO STARR、TINA B、PETE TOWNSHEND、VIA
AFRIKA、TONY WILLIAMS、PETER WOLF、BOBBY
WOMACK、KEITH RICHARDS、RON WOOD、スクラッチにはJAM
MASTER JAYとクレジットはないが、あのDJ CHEESEも参加。当時は、アフリカの飢餓に対するBAND
AID/Do They Know It's ChristmasやUSA FOR
AFRICA/We Are The Worldなどのチャリティー・プロジェクトが盛んで、チャートを賑わしていましたね。このアルバムからのシングル「Sun
City」もリリース時に話題となっており、ラジオで流れていて、速攻でシングル買いに行きましたね〜 このLPアルバムは最近ブックオフで買ったのだけど、当時レンタル・レコード店で借りて聴いて以来だから、40年ぶり!笑
CDもレア化してるんで、再発してくれないかな。 A1. Sun City シングル盤より長い7分のフルバージョン!女性の「ア〜、サンシッティ〜!」のコーラスからARTHUR BAKERがお得意のハンマー・ビートを刻む中、MILES DAVISが攻撃の狼煙を上げるようなトランペットをぶち込む。「ナーナナナナナッー、ナナッイェー」のコーラスの後にRUN-D.M.C.、MELLE MEL、DUKE BOOTEE、BAM、KURTIS 等のヒップホップ勢のラップが入り、そしてメンバーの歌、コーラスが続く。リリックは辛辣だけど、ARTHUR BAKERとLITTLE STEVENの手腕でノリの良いエレクトロ・ダンス・トラックに仕上げていて最高ですね! A2. No More Apartheid CHRIS LORD-ALGE、ROBBIE KILGORE、TOM LORD-ALGEがCOプロデュース。PETER GABRIEL & SHANKARメインで、アフリカの広大な大地を感じさせる先鋭的なロック・ナンバー。PETER GABRIELのイメージに合ってるね。 A3. Revolutionary Situation FAT COMETS、TACKHEADのKEITH LeBLANCのソロ。クソカッコイイ重量級ビートにネルソン・マンデラの演説、南アフリカのロックバンドの演奏、民族音楽をコラージュしたモロにTACKHEADなファンク・チューン! B1. Sun City (Version II) A1の続編。ギターが前面にでて、よりロックしてるね。 B2. Let Me See Your I.D. MILES DAVIS、GIL SCOTT-HERON、GRANDMASTER MELLE MEL、DUKE BOOTEE、KURTIS BLOW、FAT BOYS等参加で、 勢いのあるリズムに重たいベース、切れのあるスクラッチ、トランペットの攻撃的なトラック上でポエトリーリーディングとラップをかます。当時のAFRIKA BAMBAATAA好きならクリティカル・ヒット間違いなし。 B3. The Struggle Continues MILES DAVIS、RON CARTER、STANLEY JORDAN、TONY WILLIAMS & HERBIE HANCOCKとジャズ好きが騒ぐメンバーによるスリリングなナンバー。ジャズ好きも結構、未チェックなのでは? B4. BONO/Silver & Gold KEITH RICHARDSとRON WOODのアコースティック・ギターをバックに歌うのはU2のBONO。BONOの怒りの魂の叫びが胸を打つね。 (2025/09/27) |
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ARTISTS UNITED AGAINST APARTHEID /Sun City (1985) |
南アフリカのアパルトヘイトに反対するアーティストを集めてリリースしたシングル。プロテスト・ソングでリリックは辛辣だけど、プロデュースのARTHUR BAKERとLITTLE STEVENの手腕でノリの良いエレクトロ・ダンス・トラックに仕上げていて最高ですね。リリース当時ラジオで流れていて、速攻でシングル買いに行ったな〜そういえば。参加アーティストは、AFRIKA BAMBAATAA、BIG YOUTH、BOB DYLAN、BOB GELDOF、BOBBY WOMACK、BONNIE RAITT、BONO、BRUCE SPRINGSTEEN、 CLARENCE CLEMONS、DARLENE LOVE、DARYL HALL、DAVID RUFFIN、DUKE BOOTEE、EDDIE KENDRICK、FAT BOYS、GEORGE CLINTON、GIL SCOTT-HERON、GRANDMASTER MELLE MEL、HERBIE HANCOCK、JACKSON BROWNE、JIMMY CLIFF、JOEY RAMONE、JOHN OATES、KASHIF、KURTIS BLOW、LINTON KWESI JOHNSON、LITTLE STEVEN、LOU REED、MALOPOETS、MICHAEL MONROE、 MILES DAVIS、NONA HENDRYX、PAT BENATAR、PETE TOWNSHEND、PETER GABRIEL、PETER GARRETT、PETER WOLF、RAY BARRETTO、RINGO STARR、 RON CARTER、RUBEN BLADES、RUN-DMC、SCORPIO、SHANKAR、SONNY OKOSUNS、STANLEY JORDAN、STIV BATOR、TINA B、TONY WILLIAMS、VIA AFRIKA、WILL DOWNING、ZAK STARKEYとあらゆるジャンルから豪華な面々が集結。アルバムが入手困難なのは残念。再発してほしいですね。(2018/12/01) | |
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AUTUMN /Kold Krush (1985) |
黒人バンドAUTUMNが85年にリリースしたシングル。実家に眠っているカセットテープに録音されていたもので、RUN D.M.C.、SHEILA E.、FAT BOYS等が出演した伝説的なヒップホップ映画『KRUSH GROOVE』で使用されたことでその筋には知られていますね。日本ではその映画のサントラからシングルカットされた「Krush Groovin'」の7’シングルのB面に収録されていたけど、肝心のサントラにはなぜか未収録。かっこいいインスト・エレクトロ・ファンクで好き者にはたまらない感じなので、この曲を収録したCDを再発してほしいですね。(2017/05/07) | |
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AVERAGE WHITE BAND /AWB (1974) |
スコットランドの白人R&B/FUNKバンドのAVERAGE WHITE BANDが74年にリリースした2ndアルバムにして出世作。プロデュースは、名匠ARIF MARDIN。白人ながら黒人に引けを取らないグルーヴ感のあるグループで世界中で人気がありますよね。このアルバムだと代表曲でホーン・セクションが半端なくカッコイイ3.Pick Up The PiecesとISLEY BROTHERSのカバーで最高にグルーヴィーな5.Word To Doの2曲がずば抜けてるね!他にも軽快な1.You Got It、ライトなファンキー・チューン2.Got The Love、少し泥臭さもあるファンク4.Person To Person、和み系グルーヴの6.Nothing You Can Do、メロウな70Just Wanna Love You Tonight、疾走感溢れるグルーヴィーな9.I Just Can't Give You UpがGOOD。ボーナスで収録されたPick Up The Piecesのライブ10.も超豪華な面子で凄い!軽過ぎるともいわれるけど、このライトな感覚も個人的にはツボで、大好きなアルバムですね。(2010/12/07) | |
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AVERAGE WHITE BAND /Feel No Fret (1979) |
スコットランドの白人R&B/FUNKバンドのAVERAGE WHITE BANDが79年にリリースした7thアルバムに80年リリースの新録と旧録を収録した変則アルバム『Volume VIII』の新録4曲をボーナスで追加した再発盤。従来のファンクな部分を残しつつ、AOR的な感覚を押し出した好盤!軽快なファンキー・ナンバーの1. When Will You Be Mine、AORテイストのメロウ・グルーヴ2. Please Don't Fall In Love、バート・バカラックの名曲をグルーヴィーにアレンジしたご機嫌な3. Walk On By、小気味良くてファンキーな4. Feel No Fret、GANG STARR等でサンプリングされたファンキーな5. Stop The Rain、爽快でグルーヴィーな6. Atlantic Avenue、寂しげなミディアム8. Too Late To Cry、元気がでるナンバー9. Fire Burning、『Volume VIII』からで小気味良いメロウ・ミディアム11. Love Won't Get In The Way、AORライクなメロウ・チューン12. Love Gives, Love Takes Away、しっとり系スロウ13. Growing Painsと好曲多し。ファンク好きのみならずAOR好きにも聴いてもらいたいアルバム。(2019/07/22) | |
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BABY HUEY STORY /The Living Legend(1971) |
シカゴで活動していた巨漢白人シンガーBABY HUEYが71年にCURTOM RECORDSからCURTIS MAYFIELDのプロデュースでリリースした唯一のアルバム。リリース直前にヘロインの過剰摂取で死んでしまった不遇のシンガーで、とても白人とは思えないダイナミックな歌声が魅力的ですね。HIPHOPの定番ネタとして有名でラスト近くのブレイクが超絶ファンキーな1.Listen To Me、疾走感溢れるグルーヴィーな2.Mama Get Yourself Together、IMPRESSIONS/Mighty, Mightyのファンキーでご機嫌なカバー4.、CURTIS MAYFIELDのカバーでイントロがネタ使いされるファンキーな5.Hard Times、It's A Man's Man's Man's Worldに激似のイントロから始まるTHE MAMAS & THE PAPASの名曲のグルヴィーなカバー6.California Dreamin'、ちょっとロックっぽさが感じられる7.Running、ボーナスで収録された4.Mighty, Mightyの続編9.と聴きどころたっぷり。ファンク好きなら聴いておくべきアルバムでしょう。(09/12/20) |
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BAND OF GYPSYS /Same (1971) |
未だ影響を与え続ける伝説のギタリスト"JIMI HENDRIX"とドラマーのBUDDY MILES、ベースのBILLY COX等と結成した"BAND OF GYPSYS"が70年にリリースしたフィルモア・イーストでのライブ・アルバム。このライブの後に解散したので、これが最初で最後のアルバムとのこと。JIMI HENDRIXは普通ロックのくくりで語られるけど、これはもう立派な"ファンク"だね。小気味良いビートの1. Who Knows、12分にも及ぶ泥臭く、JIMI HENDRIXの汗が飛んできそうなプレイにノックアウトされる2. Machine Gun、疾走感溢れるグルーヴィーな3. Changes、力強くてノイジーな4. Power To Love、イントロでSLYを演奏する骨太ファンキーな6. We Gotta Live Togetherがお気に入り。演奏の技術なんて分からない(分かろうとも思わない)けど、JIMI HENDRIXのアルバムの中では一番、魂が震えたな。(2011/10/25) | |
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BAR-KAYS /Soul Finger (1967) |
メンフィスのベテラン・ファンク・バンドBAR-KAYSが67年にリリースしたデビュー・アルバム。このリリース後、悪夢の航空機事故でメンバーの大半を失うんですよね… ボーカルなしのインスト・アルバムで、大ヒットしたご機嫌なファンキー・ナンバー1. Soul Finger、ブルース・ハープが何とも言えないくらいファンキーな2. Knucklehead、郷愁感溢れるスロウ3. With a Child's Heart、ノリノリな4. Bar-Kays Boogaloo、ガヤも最高なファンキー・チューン6. You Can't Sit Down、オルガン・ソウル・ジャズって感じの7. House Shoes、躍動感溢れるホーンが印象的な8. Pearl High、ムードたっぷりのスロウ9. I Want Someoneがお気に入り。少し古臭いけど、味のあるアルバムで好きですね。(2014/02/28) | |
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THE BAR-KAYS /Gotta Groove(1969) |
メンフィスのベテラン・ファンク・バンドTHE BAR-KAYSが67年の有名な航空機事故を乗り越えて69年にリリースした2ndアルバム。SLY&THE FAMILY STONEへのアンサーソングで勢いのある1.Don't Stop Dancing (To The Music) Part 1から耳を惹きつけてくれますね。MARVIN GAYEとTAMMI TERRELLのカバーで郷愁感溢れる2.If This World Were Mine、COMPTON'S MOST WANTED/Dead Men Tell No Lies等で使われている泥臭くもカッコいいファンキー・チューン3.In The Hole、ホーン・セクションがイイ感じのファンク4.Funky Thang、RUN-D.M.C.やKOOL G. RAPが使った粋なファンキー・チューン5.Jiving 'Round、1.の続きの7.Don't Stop Dancing (To The Music) Part 2、少しサイケ・モードのギターが耳を惹くファンキー・ナンバー8.Street Walker、ICE CUBE、BLACK SHEEP等数多くのアーティストがネタ使いしているグルーヴ感溢れるファンク10.Humpin'等聴きどころたっぷり。BEATLESのカバーも2曲あり、ロック好きはむしろこれに反応するかと思うが、BEATLESが大嫌いなんで無視だね。トラックメイカーはもちろんファンク好きなら聴いておくべきアルバムでしょう。(10/03/21) | |
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THE BAR-KAYS /Black Rock(1971) |
メンフィスのベテラン・ファンク・バンドTHE BAR-KAYSが71年にリリースした3rdアルバム。タイトルどおりロック色を濃くした内容で、ロック・ファンには比較的人気があるアルバムかもしれません。サイケな感じから途中ファンキーに転調する1.Baby I Love You、THE IMPRESSIONSのカバー2.I've Been Trying、ギターがカッコいいロック・テイストのファンキー・ナンバー3.You Don't Know Like I Know、SLY&THE FAMILY STONEのカバーで本家よりファンキーになった4.Dance To The Music、ワウワウ・ギターが効いたファンキー・チューン6.Six O'Clock News Report、BOBBY BLOOMの70年の大ヒットMontego Bayの陽気なカバー8.Montego Bayがお気に入り。ファンク好きには少々物足りないかもしれないが、聴いて損はないアルバムでしょう。(10/03/21) | |
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THE BAR-KAYS /Coldblooded(1974) |
THE BAR-KAYSが74年にSTAX/VOLTからリリースした3rdアルバム(再発盤)。プロデュースは、ALLEN JONES。過小評価されているアルバムみたいですが、なぜでしょう?ここまでファンキーなアルバムもそうないのでは。アップテンポでノリの良いA3.In The Scheme Of Things、ハーモニカがイイ感じのファンキー・チューンA5.Smiling,Styling And Profiling、郷愁感あるメロディのB1.Frame Of Mind、鬼ファンキーなB3.Fightin' Fire With Fire、ファンキーなB5.Be Yourself等聴き所満載。このアルバムがCD化されていない状況が不思議でならないですね・・・ ファンク好きならぜひとも聴いて欲しいです。(09/05/11) | |
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BAR-KAYS /Injoy(1979) |
オーティス・レディングのバックバンドも務めていたメンフィスのベテラン・バンドBAR-KAYSが79年にリリースしたアルバム。80年代の彼らは一般的にはモノマネ・バンドで知られていますが、その演奏力の高さには定評のあるところです。このアルバムでは何と言ってもA2.Move your boogie bodyが強力ですね!ノリノリで最高ですよこの曲は。BAR-KAYSの中でもマイ・ベスト5にランク・インします。他にもアップテンポのファンキー・チューンA1.More and more、ドリーミーなA3.Running in and out of my life、結構ネタに使われるファンキーなA4.Girl I'm on your sideも最高!FUNK好きならぜひ聴いてみて下さい!(04/09/18) | |
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BAR-KAYS /Move your boogie body(1979) |
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BAR-KAYS /As One(1980) |
BAR-KAYSが80年にリリースした11thアルバム。プロデュースは、ALLEN A.JONES。常にクオリティの高いファンク・アルバムをリリースしてきたBAR-KAYSですが、このアルバムもファンクからミディアム、スロウと充実した傑作!ベスト・トラックは、ヘビー級ファンクの1.Boogie Body Landと4.Body Fever。これ以上のものはないですよ、ホント。他にもメロウ・ミディアムの2.Say It Through Love、ホーンとカッティング・ギターが効いたファンク5.As One、お洒落なメロウ・ミディアム7.Open Your Heart、切ないスロウ8.Deliver UsもGOOD。ファンク好きなら絶対に聴くべきアルバムの一つ。(09/03/29) | |
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BAR-KAYS /Nightcruising (1981) |
名ファンク・バンドのBAR-KAYSが1981年にリリースしたアルバム。今作では当時人気を博していたRICK JAMESをターゲットにして痛快なファンク・アルバムを作り上げてます!少し郷愁感が漂い、ホーンも最高にマッチしたファンク1. Nightcruising、ヒットした最高にカッコいいヘビー・ファンク2. Hit and Run、イントロのエコー効いたホーンも最高な男の寂しい背中が似合うメロウ・ミディアム3. Feels Like I'm Falling in Love、もろRICK JAMES路線のアップテンポのダンス・ナンバー4. Freaky Behavior、自然と腰が動くファンク・チューン7. Traffic Jammer、小気味良いインスト・ファンク8. Backseart Driverがお気に入り。(2022/03/19) | |
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BAR-KAYS /Animal (1989) |
名ファンク・バンドのBAR-KAYSが89年にリリースしたアルバム。バンドって体制自体が古臭くなっていた時代だけに彼等も3名に減員。かつての勢いは無くなったけど、なかなかどうして若者に負けないシブトイおっさんのパワーを感じさせてくれるね。アップテンポでファンキーな1.Animal、MTUMEプロデュースの力強いファンク・ナンバー3.Stop ! Look What You're Missing、BAR-KAYSらしくないメロディだけどダンサブルでファンキーな5.Are U Available、郷愁感溢れてグルーヴィーな8.I Adore YouがGOOD。旧作とは程遠いクオリティだけど、80年代のファンクでは頑張っている方だと思うな。(2012/10/02) | |
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BAZUKA /Dynamite (Part 1) (1975) |
FREDA PAYNE、GLADYS KNIGHT?AND THE PIPS、HONEY
CONE、MILLIE JACKSON等のプロデュース等に関わったTONY
CAMILLOをリーダーとするディスコ/ファンク・グループBAZUKAが1975年にリリースした唯一のアルバム『Bazuka』からのシングル。 A. Dynamite (Part 1) GANG STARR/Aiiight Chill、DEF RHYTHM PRODUCTIONS/Bring in the Dope Beat、LEN/Cryptik Souls Crewでもサンプリングされた小気味良いドラムにファンキーなホーンセクション、カッティング・ギター、ウネウネしたシンセ、ボーカルの「ダ〜イナ マ〜イ!」もバッチリはまったファンキー・ディスコ! B. Dynamite (Part 2) その続編。 (2023/10/07) |
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BETTY DAVIS /Same (1973) |
MILES DAVISの妻という肩書を持つBETTY DAVISが73年にリリースしたアルバム。プロデュースは、SLY&THE FAMILY STONEのGREG ERRICO、参加ミュージシャンは、GREG ERRICO(ドラム)。LARRY GRAHAM(ベース)等。一流ミュージシャンによるファンク・トラックも凄いが、これを歌いこなすBETTY DAVISのナスティな歌もカッコ良すぎ!最近初めて聴いたんだけど、あまりのカッコ良さに驚きを隠せないね。ロウ&ナスティなヘビー・ファンクの1.If I'm In Luck I Might Get Picked Up、アーシーなファンク・ナンバー2.Walkin Up The Road、エレピ、ベースが効いたクールなファンク・ナンバー3.Anti Love Song、疾走感溢れるファンキー・チューン5.Ooh Yea、ボーナスで収録されたノリの良いファンク・ナンバー9.Come Take Me、ファンキーで自然に体が動く10.You Won't See Me In The Morning、地味ながら引き込まれる11.I Will Take That RideがGOOD。こんなにファンキーなアルバムがあったなんて… 久々に衝撃を受けたアルバムですね。(2013/06/01) | |
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BLACK BRITAIN /Funky Nassau (1987) |
UKのファンク、シンセポップ・グループBLACK BRITAINが1987年にリリースしたアルバム『Obvious』からのシングル。DAVID SANCHEZ & TED CURRIERプロデュースで、THE BEGINNING OF THE ENDの名曲をエレクトロ・ファンク仕立てにして派手なスクラッチスも絡めたA面のFunky Nassauは当時ラジオで流れていて、すぐにレコ屋に行った思い出がありますね。B面のRunawayもエレクトロ・ファンクだが、まあまあの出来かな。(2020/05/16) | |
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BLACK HEAT /Keep on Runnin (1975) |
ワシントンD.C.のファンクバンドBLACK HEATが75年にリリースした3rdアルバム。ERIC B.&RAKIM/Step Back、SPECIAL ED/Ak-Shun、BIZ MARKIE/Return of the Biz Dance等数々の曲でサンプリングされたファンク・クラシック2 Zimba Kuだよね、やっぱり。ドラムだけでノックアウト間違いなしだね!他も充実していて、ご機嫌なファンキー・ナンバー1 Drive My Car、ソウルフルなスロウ4 Something Extra、郷愁感漂う5 Feel Like A Child、イキイキとしたファンク6 Last Dance、しっとりとしたスロウ7 Baby You'll See、熱いファンク10 Live Together、ブルージーなトラックと豪快なファンクが交互にでる11 Keep On Runnin'もGOOD。(2014/06/30) | |
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BO DIDDLEY /Black Gladiator (1970) |
ロックンロールの創始者の一人BO DIDDLEYが70年にリリースしたアルバム。当時のSLY等に影響を受けたファンク/ブラック・ロックなアルバムでリリース当初はファンに酷評されたそうな。レア・グルーヴを聴いてきたリスナー、特にファンク好きなら無視できないですよ、ホント。怒涛のファンキー・グルーヴで足腰がヘロヘロになる1. Elephant Manから凄い!SLY風の女性コーラスが入るBO流ファンク2. You, Bo Diddley、BOOKER T.&THE MG'S/Hip Hug-Herにとても似てファンキーな3. Black Soul、オルガンもご機嫌なグルーヴィー・チューン5. If The Bible's Right、ノリノリなファンキー・ナンバー6. I've Got A Feeling、ファンキーなギターとオルガンがイカしたタイトルどおりファンキーな9. Funky Fly、イントロのオペラからグルーヴィーなオルガン・ファンクに一転する10. I Don't Like Youと聴きどころ満載。ファンク好きなら絶対に聴くべきアルバム!(2014/09/22) | |
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BO DIDDLEY /Where It All Began(1972) |
ロックンロールの創始者の一人BO DIDDLEYが72年にリリースした19枚目のアルバム。プロデュースは、JOHNNY OTISとPETE WELDING。このドス黒くてファンキーなことといったら!凄いですな、ホント。アップテンポでファンキーな2.Woman、疾走感溢れる3.Look At Grandma、ファンキーな4.A Good Thing、サイケ調のファンキー・チューン5.Bad Trip、ブレイクビーツ炸裂の鬼ファンキーな6.Hey, Jerome、SHUGGIE OTISがリズム・ギターを担当した激ファンキーな8.Take It All Off、ライブ仕立てで、イントロのギターからハンドクラップで盛り上げていくところが、堪らない9.Bo Diddley-Itisとほとんど全曲最高にして最強!ファンク好きなら絶対に聴くべきアルバム!(09/10/24) | |
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BO DIDDLEY /Big Bad Bo (1974) |
ロックンロールの創始者の一人BO DIDDLEYが74年にリリースしたアルバム。定番サンプリング・ネタとして数多もの楽曲に使用されたレア・グルーヴ名曲「Hit Or Miss」収録!いやー、この怒涛のファンクネス痺れるね〜。ホーンが効いたアゲアゲ・ファンク1. Bite Youからノックアウト間違いなし。ニューオーリンズ・ファンク的などこか大らかな2. He's Got All The Whiskey、前述の傑作ファンクでイントロのビートだけで即KO必至の3. Hit Or Miss、ソウルテイストの4. You've Got A Lot Of Nerve、小気味良くてファンキーな5. Stop The Pusher、ブラック・ムービーのサントラにでも収録されていそうなファンク7. I've Been Workin' と聴きどころ満載。ファンク好きなら絶対に聴くべきアルバム!(2015/03/30) | |
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BOMBERS /(Everybody) Get Dancin' (1979) |
カナダのディスコ・グループBOMBERSが1979年にWEST
END RECORDSからリリースしたシングル。プロデュースは、GEORGE
LAGIOSとPAT DESARIO。 A. (Everybody) Get Dancin' BPM早めの軽いディスコ・トラックに男女ボーカルが歌うナンバー。うーん、悪くはないけど薄味だね。 B. Don't Stop The Music レイドバックしたトラックにエコーが効いたコーラスが入ったクールなインスト・ディスコ。どちらかと言えばこっちが好みかな。 (2025/08/07) |
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BOOKER T. & THE MG'S /The Very Best Of |
STAXのスタジオ・ミュージシャンで数々の名曲のバックを担当したBOOKER T. & THE MG'Sが1962年から1971年までの間にリリースしたベスト盤を含む14枚のアルバムからセレクトされたベスト盤。メンバーは、オルガンのBOOKER T. JONES、ギターのSTEVE CROPPER、ベースのDONALD"DUCK"DUNN、ドラムのAL JACKSON, JR.。71年の『Melting Pot』しか所有してなく、60年代の彼等を聴くのはほとんど初めてだったけど、やっぱカッコイイですね〜。67年の『Hip Hug-Her』からRASCALSのカバー3.Groovin'、68年の『The Best Of BOOKER T.&The MG'S』からグルーヴィーな5.Boot-Leg、67年の『Hip Hug-Her』からちょいダークなベースラインが印象的な7.Slim Jenkin's Place、66年のシングル・オンリーでどことなくコミカルな雰囲気の8.Booker-Loo、PETE ROCKが使って再評価された67年の『Hip Hug-Her』のタイトル曲9.、68年の『Soul Limbo』から西部劇のような12.Hang 'Em High、69年のシングル・オンリーでファンキーな15.Slum Baby、71年の『Melting Pot』からガラージの源流とも評価されているタイトル曲の16.がGOOD。(2011/04/22) | |
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WILLIAM BOOTSY COLLINS /The One Giveth, The Count Taketh Away (1982) |
ファンク界のカリスマBOOTSY COLLINSが82年にリリースしたアルバム。セールスは振るわなかったみたいだけど、内容は最高の一言!完璧なP-FUNKを聴かせる1.Shine-O-Myte(Rag Popping)、メロウなファンク・ナンバー2.Landshark(Just When You Thought It Was Safe)、ダンサブルなファンク3.Countracula(This One's For You)、ZAPPを意識したのかトークボックスをフィーチャーした豪快なファンク4.#1 Funkateer、切ないスロウ5.Excon(Of Love)(こういうものも作れるのがBOOTSYの強みだね)、MACEOのラップから始まる小気味良いファンク6.So Nice You Name Him Twice、軽くなりすぎないダンサブルなファンク7.What's W-R-O-N-G Radioが特に好きだなー。ファンク好きならマストでしょう!(2014/12/23) | |
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BOOTSY'S RUBBER BAND /Strechin' Out In (1976) |
ファンク界のカリスマBOOTSY COLLINS率いるBOOTSY'S RUBBER BANDが76年にリリースしたアルバム。プロデュースは、GEORGE CLINTONとBOOTSY。ファンク基本盤ってところでしょうか。とにかくひねりが効いたP-FUNKを楽しめます。軽快なファンク1.Strechin' Out In (In a Rubber Band)、ホーンや後半のブヨブヨ・シンセもイカしたファンク2.Psychoticbumperschool、少しダーティ&ヘビーな3.Another Point Of View、哀愁溢れる名スロウで、ブリブリ感も凄い4.I'd Rather Be With You、郷愁メロディのギターが耳を惹くファンク6.Physical Loveが特に好きですね。(2013/01/27) | |
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BOOTSY'S RUBBER BAND /Ahh… The Name Is Bootsy, Baby !(1977) |
BOOTSY COLLINS率いるBOOTSY'S RUBBER BANDが77年にリリースした2ndアルバム。プロデュースは、GEORGE CLINTONとBOOTSY。P-FUNKを使った曲は好きだけど、P-FUNK自体はイマイチ反応が鈍い自分ですが、このアルバムは文句なし!1曲目のファンクAhh… The Name Is Bootsy, Baby!から惹き込まれ、キーボードとホーンが効いたノリノリなファンク・ナンバーA2.The Pinocchio Theoryでノックアウト!B面のメロウなスロウB1.What's A Telephone Bill?とMunchies For Your Love、少しほのぼのとしたファンクB3.Can't Stay Awayもバッチリ。ファンクの基本盤の一つといえるでしょう。(08/05/09) | |
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BOOTSY'S RUBBER BAND /Bootsy ? Player Of The Year (1978) |
ファンク界のカリスマBOOTSY COLLINS率いるBOOTSY'S RUBBER BANDが78年にリリースしたアルバム。プロデュースは、GEORGE CLINTONとBOOTSY。ノリノリなファンク・ナンバー1.Bootsy What's The Name Of This Town、哀愁溢れるスロウ2.May The Force Be With You、まさにP-FUNKって感じのファンク・ナンバー4.Bootzilla、小気味良いファンク5.Hollywood Squares、しっとりしたスロウ7.As In "I Love You"がお気に入り。(2014/05/03) | |
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BOOTSY'S RUBBER BAND /This Boot Is Made For Fonk-N (1979) |
ファンク界のカリスマBOOTSY COLLINS率いるBOOTSY'S RUBBER BANDが79年にリリースしたアルバム。ホーンセクションがイカしたソリッドなファンク2.Bootsy Get Live、少し寂しげなスロウ・ファンク3.Oh Boy Gorl、これぞP-FUNKって感じのヘビー・ファンク4.Jam Fan(Hot)、悪がきファンクって感じの5.Chug-A-Lugがお気に入り。(2014/09/05) | |
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BOOTSY'S RUBBER BAND /Ultra Wave (1980) |
ファンク界のカリスマBOOTSY COLLINS率いるBOOTSY'S RUBBER BANDが80年にリリースしたアルバム。プロデュースは、GEORGE CLINTONとBOOTSY。ダンサブルで最高にカッコイイP-FUNK2.F-Encounterがベスト!今でも通用するというか、このカッコ良さは永遠だな。これ以外でもホーンセクションがナイスな勢いのあるファンク4.It's Musical、どこか郷愁感のあるファンク5.Fat CatもGOOD。(2015/07/05) | |
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BRAINSTORM /Funky Entertainment (1979) |
デトロイトのファンク/ディスコ/R&BバンドBRAINSTORMが1979年にTABU RECORDSからリリースした3rdアルバムにして最後のアルバム。プロデュースは、JERRY PETERS。ディスコ全開の人気盤みたいですが、正直、軽いディスコが続き、期待外れ…と思ったんですが、P-FUNKを意識した少しヘビーなファンク・チューン3. Popcorn、ハードなギターが唸るファンク4. Funky Entertainment、ドリーミーなスロウ5. You Put a Charge in My Life、ホーンセクション、ホイッスルが効いた疾走感溢れるファンキー・チューン6. Don't Let Me Catch You With Your Groove Downは気に入りました。余談だけど、1. Hot for Youがガラージュ・クラシック、SAM DEES作の2. A Case of the Boogieがディスコ・ブギー・クラシックと言われているみたいだけど、ピクリともしない…? 過大評価だと思う。(2023/10/17) | |
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BRASS CONSTRUCTION /Changin' (1975) |
B.T. EXPRESSのプロデュースで知られるRUNDY
MULLER率いるNYのファンク・バンドBRASS CONSTRUCTIONが1975年にリリースしたデビュー・アルバムからのシングル。 A. Changin' 少し郷愁感も醸し出すベースラインに切れのあるホーンセクションが光るファンク・クラシック。SCHOOLLY D/Black Jesus、GANG STARR/Positivity、2 BLACK 2 STRONG MMG/Burn Baby Burnでサンプリング。 B. Peekin' NYらしいノリの良いディスコ・ファンク。歌がちょっとイマイチかな。 (2025/03/07) |
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THE BROTHERS JOHNSON /Look Out For #1 (1976) |
チョッパー・ベースで有名なTHE BROTHERS JOHNSONが76年にリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースは、QUINCY JONES。参加ミュージシャンは、ピアノにDAVE GRUSIN、ドラムにHARVEY MASON、パーカッションにRALPH MACDONALD、サックス・フルートにERNIE WATTSと豪華な面々。フュージョンテイストを織り込んだライトなファンク、ディスコを聴かせてくれる好アルバムで、特に優しげなメロウ・チューン1. I’ll Be Good To You、フュージョン・テイストのインスト・ファンク2. Thunder Thumbs And Lightnin' Licks、ダンサブルなファンク・ナンバー3. Get The Funk Out Ma Face、もろフュージョンな日曜の朝といった趣の爽やかな4. Tomorrow、ライト・メロウな7. Land Of Ladies、小気味よいファンク8. Dancin' And Prancin、少し泥臭いファンク9. The Devilがお気に入り。(2018/07/08) | |
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THE BROTHERS JOHNSON /Right On Time(1977) |
GEORGE&LOUIS JOHNSONのTHE BROTHERS JOHNSONが77年にリリースした2ndアルバム。プロデュースは、QUINCY JONESで、参加ミュージシャンもHARVEY MASON、DAVE GRUSIN、TOWER OF POWER等の腕利き揃い。このアルバムの白眉はなんといってもSHUGGIE OTISのカバーで、数々の曲にネタ使いされたメロウ・クラシックの5.Strawberry Letter 23でしょう!オリジナルも良いですが、彼等のバージョンがベスト!他にもイントロがネタ使いされるTOWER OF POWERのホーンも効果的なメロウ・ミディアム1.Runnin' For Your Lovin'、メロウなイントロから一転してファンキーになるインスト3."Q"、DAVE GRUSINのキーボードが効果的なインスト・ファンキー6.Brother ManもGOOD。ネタ好き、ファンク好きは聴くべきアルバムでしょう。(09/01/23) | |
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THE BROTHERS JOHNSON /Blam!!(1978) |
THE BROTHERS JOHNSONが78年にリリースした3rdアルバム。プロデュースは、QUINCY JONESで、参加ミュージシャンもDAVID FOSTER、STEVE PORCARO、RICHARD TEE、LARRY CARLTON等前作に引き続き腕利き揃い。前作よりかなりソフトになった印象を受けますが、イントロの「Yeah ah ha」のフレーズから惹き込まれる大ネタ・ファンク1.Ain't We Funkin' Now、チョッパーベース炸裂のファンキー・チューン6.Mista Cool、ホーンが効いたノリノリ・ファンク8.Streetwaveあたりは流石の出来。ファンク好きは聴いておくべきアルバムでしょう。(09/01/23) | |
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BROTHERS JOHNSON /Funk in peace |
チョッパーBASSで有名なブラジョンことBROTHERS JOHNSONのアルバム『Look out for #1』(76)、『Right on time』(77)、『Blam!』(78)の3枚からセレクトされたアルバム。ドス黒さではなく、ライトな感覚のファンクが売りのグループですね。HIPHOP/R&Bフリークに有名なメロウ・クラシックのStrawberry letter 23やイントロの「Yeah ah ha」のフレーズで有名なファンク・ナンバーAin't we funkin' nowの2曲がずば抜けてますね!80年代に入ると徐々に失速していったグループですが、上記3枚のアルバムは聴き応えありますので、ネタ好きなら聴いて損はないと思います。(05/02/19) | |
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THE BROTHERS JOHNSON /Light Up The Night(1980) |
THE BROTHERS JOHNSONが80年にリリースした4thアルバム。プロデュースは、もちろんQUINCY JONES。HEATWAVEのROD TEMPERTONも曲作りに参加しています。大ヒットしたダンス・クラシックの1.Stomp!をはじめ、軽快なタイトル曲2.Light Up The Night、ファンキーな3.You Make Me Wanna Wiggle、MICHAEL JACKSONが参加したアップテンポでノリノリな5.This Had To Be、チョッパー・ベースを活かしたノリの良いインスト・ファンキー9.Celebration等かなり充実した内容で、2nd、3rdよりはるかに聴き応えあります。ダンス・クラシック好きなら押えるべきアルバムでしょう。(09/01/23) | |
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BROTHER TO BROTHER /Monster Jam (I Want To Funk With You)(1981) |
70年代中期から活動するグループ"BROTHER TO BROTHER"が81年にSUGAR HILL RECORDSからリリースした12インチ・シングル。収録曲は、A面にMonster Jam(I Want To Funk With You)、B面にLet Me Be For Real。Monster JamはMAURICE STARRとLARRY JOHNSONのプロデュースで、厚みのあるビートにどこかほのぼのしたメロディが印象的なファンク。Let Me Be For Realはフリーソウル・シーンで受け入れられそうな感じのミディアム。決して傑作とは言えないが、忘れることのできないシングルです。(09/01/31) | |
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B.T. EXPRESS /Express (1974) |
NYブルックリンの人気ファンク・グループB.T.
EXPRESSが1974年にリリースしたデビュー・アルバム『Do
It ('Til You're Satisfied) 』からのシングル。プロデュースは、JEFF
LANE。 A. Express B. Express (Disco Mix) B面はA面のロングバージョンで、列車の音を取り入れたノリの良いディスコ・ファンク!BUSY BEE/Express、GANG STARR/Gusto、LEADERS OF THE NEW SCHOOL/Sound of the Zeekers @#?**?!、POWERULE/Young Stars From Nowhere、PRINCE JOHNNY?C/For the Love of Hip-Hop等でサンプリング。 (2025/05/07) |
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B.T. EXPRESS /Peace Pipe (1975) |
NYブルックリンの人気ファンク・グループB.T.
EXPRESSが1975年にリリースした2ndアルバム『Non-Stop』からのシングル。プロデュースは、JEFF
LANE。 A. Peace Pipe アップテンポのディスコ・ナンバー。KENNY DOPEもプレイしたらしい人気曲みたいだけど、イマイチかな。 B. Devil's Work Shop 切れのあるホーンやカッティング・ギターもイカしたアップテンポなファンキー・チューン。「Peace Pipe」よりはファンク度が高くて好みですね。 (2025/06/07) |
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B.T. EXPRESS /Close To You (1975) |
NYブルックリンの人気ファンク・グループB.T.
EXPRESSが1975年にリリースした2ndアルバム『Non-Stop』からのシングル。プロデュースは、JEFF
LANE。 A. Close To You (遥かなる影) カーペンターズでお馴染みのバート・バカラック作品のカバー。JANET JACKSON/I Want Youでサンプリング。悪くはないが、いまいちピンとこないかな。 B. Whatcha Think About That? ファンキーなホーンからスタートするノリの良いディスコ・ファンク! (2025/07/07) |
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B.T. EXPRESS /Energy to Burn (1976) |
NYブルックリンの人気ファンク・グループB.T.
EXPRESSが1976年にリリースした3ndアルバム『Energy
to Burn』からのシングル。 A. Energy to Burn 疾走感溢れるリズムに軽快なホーンセクション等、タイトルどおりエナジー溢れるディスコ・ファンク! B. Time Tunnel JOE SMOOTH/Time TunnelでサンプリングされたBPM早めのアフロなパーカッションが効いたディスコ・ファンク。 (2024/06/07) |
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B.T. EXPRESS /Funky Music b/w Sunshine (1977) |
NYブルックリンの人気ファンク・グループB.T.
EXPRESSが1977年にリリースした4thアルバム『Function
at the Junction』からのシングル。 A. Funky Music BPM早めでファンキーなホーンもナイスなディスコ・ファンク。後半に出てくるボコーダー(トークボックス?)をもっと前面に出していたら更に良かったのにな〜 B. Sunshine ゆったりとしたリズムに温かみを感じるメロディのフリーソウル的なメロウ・チューン。今聴くなら「Sunshine」だろうね。(2023/11/07) |
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CALHOON /(Do You Wanna) Dance Dance Dance(1975) |
PHIL SPECTORが設立したPHIL SPECTOR INTERNATIONALからリリースされたCALHOONなるアーティスト(グループ?)のシングル。KOOL&THE GANG/Funky Stuffをパクッたイントロで一瞬驚きましたが、後は、マイアミのT.K.風ちょい軽めのディスコ・ナンバーって感じ。歌声を聴く限り白人かな? 全然悪くはない、というか結構好きですね。(09/11/30) |
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CAMEO /Cameosis (1980) |
ベテラン・ファンク・バンドCAMEOが80年にリリースした5thアルバム。プロデュースは、LARRY BLACKMON。CAMEOとの出会いは『Word Up』が最初で、その後に聴いたアルバムがこれだったんだよね。ドス黒いファンクの1.Cameosis、超ノリノリなファンク2.Shake Your Pants、イントロがネタ使いされるメロウ・ファンク3.Please Youの3曲が強烈!最初聴いたときはぶったまげましたね、ほんと。もうこの3曲だけで十分満腹なんだけど、可愛らしいイントロがネタ使いされる7.Why Have I Lost Youもイイね。とにかくファンク好きなら絶対に聴くべきですね。(2014/10/30) | |
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CAMEO /She's strange(1984) |
大御所ファンク・バンド"CAMEO"が84年にリリースしたアルバム。自分の世代ではCAMEOと言えばやはりWord upやCandyになってしまうのですが、タイトル曲1. She's strangeもCAMEOらしいクール・ファンクで最高!しかしアルバム全体としてはかなり微妙というか、この曲以外にはミディアム・ファンクの5. Groove with youとスロウの6. Hangin' downtownしか聴けませんでした… レゲエにも手を出していますが、そこまでする必要は無いかなと(苦笑) まずはベスト盤を購入するほうが良いかも。(2004/09/18) | |
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CAMEO /Word Up ! (1986) |
ベテラン・ファンク・バンドCAMEOが86年にリリースしたアルバム。プロデュースは、LARRY BLACKMON。モンスター・ヒットの1.Word Upだろうな、やっぱ。中3の時にヒットしていたけど、その呪文的な歌とヒップホップ感覚が見事にブレンドされていて、初めて聴いたとき「なんじゃこりゃ!? ヘンテコだけどカッコイイ!」って思って、速攻でレンタル・レコード屋にLP借りに行った記憶があるね。他にも2ndシングルでサンプリング・ネタとして度々使用される少し寂しげなメロウ・グルーヴ2.Candy、3rdシングルでシンセが心地良いディスコ・ファンク3.Back And Forth、しっとり系メロウ・ミディアム4.Don't Be Lonely(こういうのもあるのもがCAMEOの魅力の一つだね)、ラップを披露したミディアム・ファンク5.She's Mineあたりも良く聴いていたね。80年代を代表するアルバムだと思う。聴くべし。(2014/05/14) | |
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CAPTAIN SKY /The Adventures Of Captain Sky (1978) |
シカゴ出身のボーカル/ベーシストCAPTAIN SKYが78年にリリースした2nd(?)アルバム。ディスコ色濃厚なファンク一筋のB級っぽさが魅力的なアーティストで、この人といえばやはり、定番ネタのA2.Super Spormだろうね。KURTIS BLOW/The Breaks的なパーカッションを大々的に取り入れたご機嫌なパーティー・ファンクで、終盤のブレイクがたまりませんな。唯一のスロウB1.Now That I Have Youを除いて、全て同路線で正直少しダレますが、P-FUNKの雰囲気を出しているB3.Wonder Wormのノリは大好きですね。ディスコ好きなら聴いて損はないでしょう。(10/01/09) | |
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THE CHAMBERS BROTHERS /Greatest Hits (1990) |
ブラック・ロック/ファンク・バンドのTHE CHAMBERS BROTHERSのベスト盤。随分前から気になっていたグループで、やっとこさブックオフで250円で購入。A TRIBE CALLED QUEST/I Left My Wallet In El Segundoで使われたブレイクビーツの1. Funky、WILSON PICKETTのカバー2. In the Midnight Hour、代表曲で11分にも及ぶサイケ・ロック3. Time Has Come Today、IMPRESSIONSの名曲のカバー5. People Get Ready、熱いファンキー・チューン7. Are You Ready、イカしたブラック・ロックを聴かせる8. Let's Do It (Do It Together)がGOOD。ロックとファンクがイイ塩梅で溶け込んでいるね。もっとアルバムを聴きたくなりましたね。(2013/09/11) | |
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CHOCOLATE MILK /Bule jeans(1981) |
Action speaks louder than wordsのネタ曲で知られるニューオーリンズのファンク・バンドCHOCOLATE MILKが81年にリリースした7thアルバム。プロデュースはBAR-KAYSでお馴染みのALLEN JONES。ホーンもイカしたBAR-KAYS風の重量級ファンク1.Blue jeansでいきなりノックアウト!マジでカッコ良すぎ!さらにしっとりとしたメロウ・チューン2.Like my lady's love、アップテンポでノリノリな3.Running on empty、ヘビー・ファンクの4.Honey bun、軽快なパーティ・ナンバー5.Let's go all the wayと好曲満載。80'Sフリークなら聴き逃し厳禁です!(06/02/25) | |
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CHOCOLATE MILK /The Best Of Chocolate Milk (2002) |
巨人ALLEN TOUSSAINTに見いだされたニューオーリンズのファンク・バンドCHOCOLATE
MILKのベスト盤。なかなかCDでの再発がないので全体像を掴むには手っ取り早いベスト盤だね。 1. Action Speaks Louder Than Words 1975年のデビュー・アルバム『Action Speaks Louder Than Words』収録。プロデュースは、巨人ALLEN TOUSSAINT!STETSASONIC/Don't Let Your Mouth Write a Check Your Ass Can't Cash、AALIYAH/Choosey Lover (Old School / New School)の後半部分でネタ使いされたニューオーリンズ流粘着ファンク。 2. Pretty Pimpin' Willie 1975年のデビュー・アルバム『Action Speaks Louder Than Words』収録。プロデュースは、ALLEN TOUSSAINT。ニューオーリンズらしさも放つ鬼渋いファンキー・チューン。 3. Ain't Nothing But A Thing 1975年のデビュー・アルバム『Action Speaks Louder Than Words』収録。プロデュースは、ALLEN TOUSSAINT。軽めのファンキー・ナンバー。まずまずかな。 4. People 1975年のデビュー・アルバム『Action Speaks Louder Than Words』収録。プロデュースは、ALLEN TOUSSAINT。ワウギターも効いた土臭いファンク・ナンバー。 5. How About Love 1976年の2ndアルバム『Chocolate Milk』収録。プロデュースは、ALLEN TOUSSAINT。出ました!CHOCOLATE MILKの人気メロウ・クラシック!心和ませるメロディにほっこりさせられます。 6. Running Away 1976年の2ndアルバム『Chocolate Milk』収録。プロデュースは、ALLEN TOUSSAINT。疾走感溢れるジャズ・ファンクっぽい佳曲。 7. Comin' 1976年の3rdアルバム『Comin'』収録。プロデュースは、ALLEN TOUSSAINT。グルーヴィーなリズムが最高なファンク・チューン!少し憂いを帯びたメロディも最高だね〜 8. Girl Callin' 1977年の4thアルバム『We're All In This Together』収録。プロデュースは、ALLEN TOUSSAINT。WC & THE MAAD CIRCLE/The Oneでネタ使いされた小気味良いファンキー・チューン! 9. Say Won'tcha 1979年の5thアルバム『Milky Way』収録。プロデュースは、ALLEN TOUSSAINT。BLACKBYRDS/Rock Creek Parkにも似たグルーヴィーなファンキー・ナンバー! 10. Groove City 1979年の5thアルバム『Milky Way』収録。プロデュースは、ALLEN TOUSSAINT。優しげなメロディのフリーソウル的なミディアム。 11. Hey Lover 1980年の6thアルバム『Hipnotism』収録。プロデュースは、SMOKEY ROBINSONやKIM CARNES等を手掛けたGEORGE TOBIN。いい感じに都会と南部が融合したファンク・チューン!このグルーヴ最高だね〜 12. Blue Jeans 1981年の7thアルバム『Blue Jeans』収録。プロデュースは、STAX、BAR-KAYSでお馴染みのALLEN A. JONES。BAR-KAYS風の重量級ファンク!これ聴けない人はファンク聴く資格ないよね。 13. Let's Go All The Way 1981年の7thアルバム『Blue Jeans』収録。プロデュースは、ALLEN A. JONES。軽快なパーティー・ファンク! 14. Take It Off 1982年の8thアルバム『Friction』収録。プロデュースは、ALLEN A. JONES。MIDNIGHT STARっぽさもあるBPM早めのエレクトロ・ファンク! 15. Who's Getting It Now 1982年の8thアルバム『Friction』収録。プロデュースは、ALLEN A. JONES。CAMEOを意識した感じで、エフェクト処理も取り入れたご機嫌なパーティー・ファンク! 16. Honey Bun 1981年の7thアルバム『Blue Jeans』収録。プロデュースは、ALLEN A. JONES。これまたヘビー級のファンク!くーっ!最高すぎる! (2023/11/18) |
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CHUNKY A /Large And In Charge (1989) |
アメリカのコメディアンARSENIO HALL aka CHUNKY Aが89年にリリースしたアルバム。プロデュースは、A.Z. GROOVE、CHUNKY A、KEVIN DORSEY。CHUCKII BOOKERもピアノで参加。悪ふざけ(大真面目?)なアルバムで、リリース当時聴いた時には若くてヒップホップ命だったんで全く受けつけなかったけど、 20数年ぶりに聴くと丸くなったのかなぜか聴けるね〜。CAMEO/Word Upのオマージュで、OHIO PLAYERS/Fireのフレーズも飛び出す1.Owwww !、PUBLIC ENEMYでお馴染みのTHE J.B.'Sネタ(あのヤカンの音ね)も取り入れたヘビー・ファンク3.Stank Breath、スウィート・マナーのトラック上で泣き声でコメディを繰り広げる5.Sorry、モロPRINCEなファンク・トラック上でヘタウマなPRINCEのモノマネで歌う7.Very High Key、独特な下手くそラップがファンク・トラックにマッチした8.Dipstickが好きだな。中古屋で見かけても多分スルーされるのがおちだけど、80'sファンク好きや甘茶好きならチェックして損はないと思う。(2012/11/26) | |
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COMMODORES /Machine Gun (1974) |
ライオネル・リッチーが在籍したMOTOWNの名ファンク・グループCOMMODORESが74年にリリースしたデビュー・アルバム。軽快なインスト・ディスコ・ファンク1. Machine Gun、小気味よいファンク 2. Young Girl Are My Weakness、ホーンも効いたアップテンポのファンク3. I Feel Sanctified、1.と同系統のインスト・ファンク5. Rapid Fire、4分過ぎに炸裂する定番ブレイク・ビーツが鬼カッコイイ、ファンク・チューン6. The Assembly Line、激しく攻めるファンキー・ナンバー8. Gonna Blow Your Mind等好曲多し。ファンク好きならマストですね。(2017/02/18) | |
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COMMODORES / (Can I) Get A Witness (1976) |
1975年にリリースした3rdアルバム『Movin' On』収録で、日本のみのシングル。A面の「 (Can I) Get A Witness」はクラビネット等も効いたノリノリなナイス・ファンク!さすがCOMMODORES、演奏も歌もしっかりしてますね。下手にマイナーでレアなファンク聴くより満足できるね。B面の「Sweet Love」は全米5位に輝いた甘くとろけるようような展開のあるバラードで、コーラスもバッチリですね。WARREN G/You Never Know、CAFFEINE/Boo, We Ain't Forgot About Youでサンプリングされてます。(2022/12/07) | |
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COMMODORES /All the Great Hits (1982) |
ライオネル・リッチーが在籍したMOTOWNの名ファンク・グループCOMMODORESが82年にリリースした新曲2曲を含むベスト・アルバム。このアルバムの白眉はなんといってもWARREN G.、ERIC B.等がネタ使いした極上メロウ・ミディアムの新曲1. Painted Pictureですね ! ライオネル・リッチー脱退後のリリースなので、ヒットしなかったみたいですが… 他にも81年のライオネル・リッチー在籍最後のアルバム『In the Pocket 』からの自然に体が動くダンス・クラシック2. Lady (You Bring Me Up)、74年のデビュー・アルバム『Machine Gun』からのインスト・ファンク・クラシック5. Machine Gun、77年の『Commodores』から、これまたディスコでも大ヒットした代名詞的なファンク名曲6. Brick House、新曲のミディアム・ファンク10. Reach Highが聴きどころ。(2016/04/16) | |
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DAYTON /Hot Fun(1982) |
オハイオ州の大型ファンク・バンドSUNのメンバーを中心として結成されたDAYTONが82年にリリースした3rdアルバム。BOOTSY COLLINSがゲスト参加した強力ファンクの4.Krackity-Krackのカッコ良さときたら・・・ しびれます!SLY&THE FAMILY STONEのカバー1.Hot Fun In The Summertime、ファンク・チューンの2.We Can't Miss、メロウ・ミディアム3.Patiently、都会的なダンス・ナンバー5.Meet The ManもGOOD!ファンク好きなら必聴でしょう!(06/07/09) |
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DAZZ BAND /Keep It Live (1982) |
ベテラン・ファンク/R&BバンドのDAZZ BANDが82年にリリースしたアルバム。プロデュースは、REGGIE ANDREWS。「Let It Whip」、「Let It All Blow」等の大ヒット曲もありながら、なかなかCD化が進まない不遇のグループ。このアルバムも長らくCD化が望まれていたもので、ファンク、スロウ共に好曲たっぷり!ノリノリの大ヒット曲1. Let It Whip、フリーソウルっぽさも感じるライト・メロウ2. Gamble With My Love、切ないスロウ3. I'll Keep On Loving You、クールなメロウ・ミディアム4. Just Can't Wait 'Till The Night、出だしのホーンセクションからノックアウトされる激熱ファンク5. Shake What You Got、ノリノリなエレクトロ・ファンク6. Keep It Live、エモーショナルナスロウ7. Just Believe In Love、BAR-KAYSっぽい重心低めのファンク8. Can We Dance、涼しげなメロウ・ミディアム9. Let Me Love You Untilと全曲最高だね。(2015/03/16) | |
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DAZZ BAND /Joystick (1983) |
ベテラン・ファンク/R&BバンドのDAZZ BANDが83年にリリースしたアルバム。プロデュースは、REGGIE ANDREWS。なかなかCD化が進まない不遇のグループだったけど、このアルバムと翌年の『Jukebox』がめでたくカップリングで再発!ファンク、スロウ共に最高で、ホイッスルから始まるノリノリなデジタル・ファンク1. To The Roof、ボコーダーも入ったMIDNIGHT STARっぽいエレクトロ・ダンサー2. Joystick、スクラッチ音も取り入れたイケイケ・エレクトロ・ファンク3. Swoop (I'm Yours)、優しげなミディアム4. Until You、クールな80'sデジタル・ファンク6. Straight Out Of School、切ないスロウ7. Now That I Have Youが特にお気に入り。(2016/02/29) | |
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DAZZ BAND /Jukebox (1984) |
ベテラン・ファンク/R&BバンドのDAZZ BANDが83年にリリースしたアルバム。プロデュースは、REGGIE ANDREWS。なかなかCD化が進まない不遇のグループだったけど、このアルバムと翌年の『Jukebox』がめでたくカップリングで再発!前作よりエレクトロ度アップしていて、個人的には中坊のころMTVで見て聴き狂ったエレクトロ・ファンク・クラシックの1. Let It All Blowに尽きる!いや〜。懐かしいね。ヘビーなファンク2. She's The One、美しくも切ないミディアム3. Heartbeat、少しポップ調なメロウ・グルーヴ4. Dream Girl、軽快なエレクトロ・ダンサー5. Undercover Lover、ハートウォーミングなミディアム6. I've Been Waiting、温かみを感じるミディアム8. So Much Loveもなかなか。(2016/08/13) | |
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DENNIS COFFEY /Goin' For Myself(1972) |
MOTOWNでの活動で知られるデトロイトの白人ギタリストDENNIS COFFEYが72年にリリースしたアルバム。このアルバムだと何といっても定番ブレイクのA4. Ride, Sally, Rideに尽きますね〜。曲としても最高にファンキーで、中盤のパーカッションが効いたブレイクがまたヤバい!これ聴いて反応しない奴いないよね、ホント。これ以外にも代表曲のSCORPIOタイプのA1.Taurus、どこか郷愁感を漂わせるA2.Can You Feel It、JACKSON 5のカバーA3.Never Can Say Goodbye、アップテンポのファンキー・チューンA5.Midnight Blue、SIMON & GARFUNKELのカバーB1.Bridge Over Troubled Water、J.J.JOHNSONのサントラ用の曲のカバーB2.Man And Boy (Main Theme)、CAROL KINGの名曲のカバーB3.It's Too Lateと聴きどころたっぷり。ぜひCD化を望みたいアルバムの一つ。ファンク好きなら絶対に聴くべし。(09/12/09) | |
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DR. JOHN /Desitively Bonnaroo(1974) |
ニューオーリンズの名ピアニスト"DR. JOHN"が74年にリリースした7thアルバム。プロデュースは、前作『In The Right Place』と同じくニューオーリンズの重鎮"ALLAN TOUSSAINT"でバックも同様にTHE METERSという強力な布陣。DR. JOHNといえば20数年前にとあるコンピで「Right Place, Wrong Time」を初めて聴いて、なんてカッコいいファンクなんだろうって思い、アルバムをチェックしていたら、何やら『Gumbo』ってアルバムが最高傑作ということで聴いてみたんですが、全然ファンクじゃなく、糞面白くない曲ばかり続き、1曲さえ聴けず、なんでこんなものが最高傑作なんだ!?って嫌な思い出を持っていましたが、このアルバムの充実感といったら!これだよこれ!って感じのニューオーリンズ・ファンク目白押しで、特に鬼ファンキーな1.Quitters Never Win、ローテンポでファンキーな2.Stealin'、HIPHOPネタにも使われるシンプルなビートのファンキー・チューン3.What Comes Around(Goes Around)、ご機嫌なファンキー・ナンバー6.(Everybody Wanna Get Rich) Rite Away、ピアノが効いたソウルフルな8.R U 4 Real、ファンキーな10.Can't Git Enuffがお気に入り。ファンク好きならぜひこのアルバムか『In The Right Place』を聴いて下さい!(09/07/08) | |
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EARTH, WIND & FIRE /Same(1971) |
EARTH, WIND & FIREが71年にリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースは、JOE WISSERT。ディスコ全盛時代しか語られませんが、このアルバムも最高にファンキーで素晴らしい!ブラジリアン・テイストを盛り込んだファンキーな1.Help Yourself、有名ネタでもある鬼ファンキーな2.Moment Of Truth、タイトなドラムが耳を惹く4.Fan The Fire、SLYを意識したと思われるファンキー・チューン5.C'mon Children、MAURICE WHITEのカリンバをフィーチャーした疾走感溢れるファンキー・ナンバー8.Bad Tune等聴きどころ満載。70年代ファンクが好きなら外せないアルバムです。(09/04/16) |
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EARTH, WIND & FIRE /The Need of Love (1971) |
EARTH, WIND & FIREが71年にリリースした2ndアルバム。プロデュースは、JOE WISSERT。爆発寸前の火山といった印象で、ジャズっぽさを前面に出しているのが印象的ですね。アフロチックでファンキーな展開からアップテンポのジャズ・ファンクに転調する1. Energy、渋いベースラインが耳を惹くゆったり系グルーヴの2. Beauty、ブルージーなイントロもイカすドス黒いファンク・ナンバー3. I Can Feel It In My Bones、イントロは甘茶系だが、本編に入ると甘茶感が薄れるところが残念だけど、ドリーミーなミディアム4. I Think About Lovin' You、DONNY HATHAWAYのカバーでジャズ・ファンクぽさも感じられる5. Everything Is Everythingと全曲GOOD。目玉となる曲がないんで売れないのはなんとなく分かるけど、普通にカッコイイと思う。(2010/11/08) | |
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EARTH, WIND & FIRE /Last Days and Time (1972) |
EARTH, WIND & FIREが72年にリリースした3rdアルバム。プロデュースは、JOE WISSERT。2ndよりはファンク寄りな感じで、ラテンやアフロの感覚もあるごった煮ファンク1. Time Is On Your Sideから惹き込れるね。どこか懐かしさも感じるMILES DAVIS作の3. They Don't See、BREADのカバーでフリーソウル・テイストのハートウォーミングな5. Make It With You、カリンバの神秘的なイントロから続いてファンキーなカッティング・ギターが飛び出す怒涛のアフロ・ファンク6. Power、アーシーなファンク7. Remember The Children、反戦歌として有名な古いフォークソング『花はどこへ行った』のカバー9. Where Have All The Flowers Gone、女性ボーカルをフィーチャーしたソウルフルな10. I'd Rather Have YouがGOOD。とてもバラエティに富んで充実したアルバムだと思います。(2013/08/08) | |
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EARTH, WIND & FIRE /Head to the Sky (1973) |
EARTH, WIND & FIREが73年にリリースした4thアルバム。ラテンフレイヴァ、特にブラジル音楽を取り入れたアルバムで、商業的に成功した最初のアルバムですね。ラテン風味溢れてファンキーな1. Evil、郷愁感溢れるミディアム2. Keep Your Head To The Sky、ワウワウ・ギターが耳を惹くアーシーなファンク3. Build Your Nest、ラテンフレイヴァのライトなファンキー・ナンバー5. Clover、ブラジルのシンガーEDU LOBOのカバーで13分にも及ぶ壮大なE,W&F流ジャズ・ファンク6. Zanzibarがお気に入り。(2014/06/15) | |
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EARTH,WIND&FIRE /Open our eyes(1974) |
EARTH,WIND&FIREが74年にリリースした5thアルバム。EW&Fというと一般的にはディスコ色濃いグループだと認識されていますが、初期の頃はかなりファンキーなグループなんですよね。このアルバムの最大の目玉といったらやはり名曲A2.Devotionでしょう!HIPHOPやR&Bで使われまくっているのでお馴染みですね。PHILIP BAILEYのファルセット・ボイスも聴き所の一つだと思います。他にも若々しいホーンもナイスなファンキー・チューンA1.Mighty mighty、FREE SOULシーンの人気曲Feelin' blue、ボトムが低くブルージーかつファンキーなB2.Tee nine chee bitもお気に入りです。元ネタ好きならDevotionのためだけにでも購入して損はないアルバムです!(05/01/15) | |
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EARTH, WIND & FIRE /That's The Way Of The World (1975) |
EARTH, WIND & FIREが75年にリリースした6thアルバム。プロデュースは、MAURICE WHITE。全米でプラチナに輝いたこのアルバムからE,W&Fの快進撃が始まったんですよね。ポップに弾けたファンキー・ナンバー1.Shining Star、ハートウォーミングな2.That's The Way Of The World、爽快ファンキーな3.Happy Feelin'、ほんのりジャズ・フレイヴァも感じるファンキーな5.Yearnin' Learnin'、陽だまり系スロウの6.Reasons、イントロの笛から惹きこまれるアフリカン・フレイヴァたっぷりのファンキー・チューン7.Africanoと聴き応えたっぷり。ファンク好きなら聴くべきアルバムだと思います。(2013/03/03) | |
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EARTH, WIND & FIRE /Gratitude(1975) |
EARTH, WIND & FIREが75年にリリースした7thアルバム。LPでは2枚組の大作で、ライブ音源(録音場所は数ヶ所とのこと)が中心にスタジオ曲も5曲収録。ライブは歓声の凄さに驚かせますね〜。E,W&Fの人気の凄さがうかがえます。1曲目のシングルにもなった疾走感溢れる鬼ファンキーなメドレー2.Africano/Powerで血圧アップ間違いなし!ライトなファンキー・チューン3.Yearnin' Learnin'を挟み、続くメロウ・クラシックの4.Devotionでもう完全にノックアウト!それにしてもDevotionが始まったときの歓声の凄さは尋常じゃないですね〜。アイドル・グループ並だねこりゃ。続いて、RAMSEY LEWISのメロウ・クラシックSun Goddessのカバー5.。元々MAURICE WHITEが提供した曲なんで、E,W&Fの演奏も当然のようにハマりますね。この曲のイントロのカッティング・ギターは最強だね!心地良すぎてヨダレでそうです。陽だまり系メロウの6.Reasons、1分弱の短い曲ながら会場を煽るイケイケなファンキー・チューン7.Sing A Message To Youの後、全米No.1に輝いた8.Shining Star、カリンバのイントロに心を奪われ、その後、ミディアムからアッパーへ転調するジャズ/フュージョン的な9.New World Symphonyでライブは幕を閉じます。スタジオ曲もすこぶる良く、イントロがネタ使いされる軽めのファンキー・ナンバー11.Sunshine、瑞々しく、その後のディスコ・ヒットの布石にもなったと思われる12.Sing A Song、CREATIVE SOURCEのカバーでNYのオールドスクーラーJUST-ICEも使ったメロウ・クラシック16.Can't Hide Loveがお気に入り。EARTH, WIND & FIREの数多いアルバムの中でも最高傑作に挙げる人が多いのも頷ける内容ですね。EARTH, WIND & FIREを聴くなら絶対に外せないアルバムといえます。(09/07/30) | |
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EARTH, WIND & FIRE /Spirit(1976) |
EARTH, WIND & FIREが76年にリリースした8thアルバム。E,W&Fを代表するアルバムの一つで、個人的にはディスコ全盛期のアルバムも大好きなんですが、このディスコの一歩手前って感じも捨てがたいですね。キレのあるカッティング・ギターやホーン・セクションのどれをとっても素晴らしくカッコイイBPM早めのファンキー・ナンバー1.Getaway、QUEEN PEN/Party ain't a partyでもネタ使いされた小気味よいファンキー・チューン2.On Your Face、軽めのディスコ・ナンバー5.Saturday Nite、どことなくセピア色のメロウ・ミディアム6.Earth, Wind and Fire、スカッと爽快なファンキー・インスト8.Biyoあたりがお気に入り。R&B/FUNKではベーシックなアルバムだと思うので、一度は聴いておいた方が良いでしょう。(10/03/13) | |
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EARTH, WIND & FIRE /All 'N' All (1977) |
EARTH, WIND & FIREが76年にリリースした9thアルバム。全米でダブル・プラチナになった大ヒット・アルバムで、これを彼等の代表作にあげる人も多いですね。当時ディスコでも人気のあったファンキーな1. Serpentine Fire、あまり好きな類ではないけど、代表曲の一つでもあるミディアム2. Fantasy 、ホーンがめちゃくちゃカッコイイ疾走感溢れるファンキー・ナンバー4. Jupiter、ほっこり系ミディアムの5. Love's Holiday 、インタールードながらいまだに皆に愛されている爽快グルーヴィーなクラシック6. Brazilian Rhyme (Interlude)、アップテンポなファンキー・チューン8. Magic Mind、これも人気のあるタイトルどおり疾走感溢れるファンキーなクラシック9. Runnin'、ボーナスで収録された9. Runnin'のジャズ・ファンク・バージョンっぽい13. Runnin' [Original Hollywood Mix]がお気に入り。R&B好きなら聴いておくべきでしょう。(10/06/13) | |
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EARTH, WIND & FIRE /Faces (1980) |
EARTH, WIND & FIREが80年にリリースした11thアルバム。少々パンチ不足な気もするけど、いつもどおりのE,W&Fらしさ全開で、特に小気味良くダンサブルな1.Let Me Talk、AORチックなライト・メロウ2.Turn It Into Something Good、ホーンセクションもバッチリな力強いダンス・ナンバー3.Pride、軽快なダンス・ナンバー7.Song In My Heart、自然に体が動くアップテンポでファンキーな12.Win Or LoseがGOOD。ダンクラ好きなら聴いて損はないですね。(2012/03/17) | |
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EARTH, WIND & FIRE /Electric Universe(1983) |
EARTH, WIND & FIREが83年にリリースした14枚目のアルバム。プロデュースは、MAURICE WHITE。売り物であったホーン・セクションを捨てて、シンセを大胆に導入した作品で、熱心なファンには最大の失敗作だとか酷評されているアルバムみたいです。確かに今までのアルバムに比べてロック、ポップス度が高く、正直、あまり面白く感じませんでした。しかし、ハートウォーミングなメロディのメロウ・グルーヴ2.Touch、小気味良くてノリノリな3.Moonwalk、ロック・テイスト濃厚なアップテンポの6.Sweet Sassy Ladyと7.Electricnationには満足。AORフリークあたりが好みそうなアルバムかもしれませんね。(10/01/14) | |
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EARTH, WIND & FIRE /Touch the World (1987) |
EARTH, WIND & FIREが87年にリリースした15thアルバム。83年の『Electric Universe』以来のアルバムですね。「Let's Groove」等のヒット曲は知っていたけど、リアルタイムできちんと彼等を聴いたのはこのアルバムだったかな。復活作として当時は騒がれていたのを覚えてる。シングルカットされた力強いファンク1.System of Survival、デジタルっぽさはあるがアース印のメロウ・グルーヴ3.Thinking of You、アーバンな感触のファンク6.Money Tight、エモーショナルで切ねいスロウ9.Here Today and Gone Tomorrowあたりを良く聴いていたね。今聴くとかなりデジタルっぽい音で全盛時とは感触が異なるけど、悪いアルバムじゃないと思う。(2014/08/22) | |
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EDDIE HAZEL /Rest In P (1994) |
P-FUNKのギタリストEDDIE HAZELが75、76年頃に録音したと思われるスタジオデモ集。静かな中にMILES DAVIS/In a Silent Wayを思い起こさせる1. Until It Rains、女性コーラスがナイスなコズミック・ファンク2. Beyond Word and Measure、勢いのあるファンキー・ロック3. Relic 'Delic (Purple Hazel)、14分にも及ぶギターが暴れ出すブラック・ロック5. Juicy Fingers、グルーヴィーでファンキーな7. Why Cry?、ファンキーなギターにノックアウトされる 9. No, It's Not!がGOOD。ボーカルが無いので、曲そのもののロウな部分が感じとれて良かったですね。(2014/6/3) | |
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EDWIN STARR /Toys (1976) |
1970年のヒット曲「War(邦題:黒い戦争)」で有名な男性ソウル・シンガーEDWIN STARRが75年にインディ・レーベルからリリースしたアルバム『Free To Be Myself』からのシングル。日本だけのシングル・カットかな? A面のToys(邦題:ディスコ・マシーン)イントロのワウ・ギターから耳を奪われ、EDWINの熱すぎるシャウトも最高なファンキー・チューン!30年前の大学生の頃、このイントロを使ってトラックを作ったほど大好きな曲ですね〜。B面は、Pain(邦題:ドゥー・ザ・トラッキン)は、シャウトから始まる、少し60年代を感じるファンキーな佳曲。アルバムもCDで再発してほしいですね。(2019/09/16) | |
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THE FATBACK BAND /Keep On Steppin' (1974) |
NYの大型ファンク・バンドFATBACK BANDが1974年にリリースした4thアルバム。1990年頃にレコードで再発されていて、FUNKADELICやFUNK, INC.あたりと一緒に買い漁って聴いてましたね。NYの淫靡さ溢れるファンク満載で、特にベースラインが効いた(ほぼ)インスト・ファンク1. Mister Bass Man、1.から引き続き、ファンキーなカッティング・ギターが耳を弾くファンク・トラック上で喋りまくる2. Stuff、ホーンセクション、裏打ちドラムも鬼渋ファンキーな3. New York Style、MARVIN GAYEなどのニュー・ソウルを意識したであろうフリーソウル的なメロウ・グルーヴ4. Love、これもフリーソウル的なハートウォーミング系ミディアム5. Can't Stop the Flame、A TRIBE CALLED QUEST/Show Businessでサンプリングされたレアグルーヴ・クラシックFATBACK BROTHER BILL CURTIS/Dance Girlの続編的なファンキーな6. Wicky Wacky、ベースとカッティング・ギターがイカしたファンク・チューン7. Feeling、NYの雰囲気充満の深みのあるドス黒いファンク8. Keep on Stepping、ラストのフリーソウル感溢れる心温まる9. Breaking Up with Someone You Love Is Hard to Doと全曲ナイス!(2023/09/23) |
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THE FATBACK BAND /Yum Yum (1975) |
NYの大型ファンク・バンドFATBACK BANDが1975年にリリースした5thアルバム。NYストリートの息吹きを感じることができる内容で、下世話な雰囲気充満なディスコ・ファンクA1. Yum Yum (Gimme Some)、軽快なホーンセクションが耳を惹くアップテンポでファンキーなA2. Trompin'、JUNGLE BROTHERS/Acknowledge Your Own History、ILL BREED/Act Up等で使われたイントロのブレイクビーツが最高にドープで、映画『ロッキー』にも似合いそうな鼓舞系ファンク・ナンバーA3. Let The Drums Speak、THA ALKAHOLIKS/Bullshit、DJ HURRICANE/Stick 'Em Up、SCREW FACE/I Need a Hoe等でサンプリングされた、これこそ彼等の真骨頂と言える猥雑で最高なストリート・ファンクA4. Put The Funk On You、ERIC B. & RAKIM/Everything's Cool、SLAM SLAM/Free Your Feelingsで使われたクールで落ち着いたファンクA5. Feed Me Your Love、自然に体が動き出すディスコ・ファンクB1. Boogie With Fatback、KOOL G RAP & DJ POLO/Streets of New Yorkでネタ使いされた土臭くブルージーなファンクを聴かせるB2. Gotta Learn How To Dance、暑苦しい男達による爽やかな風って感じのミディアムB3. If You Could Turn Into Me、ラストはイキの良すぎるNYストリート・ファンクB4. (Hey) I Feel Real Goodと全曲お気に入り。(2024/06/01) | |
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THE FATBACK BAND /Night Fever (1976) |
NYの大型ファンク・バンドTHE FATBACK BANDが1976年にリリースした7thアルバム。ディスコの波を大きく受けたアルバムだけど、下世話な感じが彼等らしいですね。もろラテンなインスト・ディスコ・ナンバーA1. Night Fever、ヘビーなベースラインもイカした猥雑ファンクA2. A Little Funky Dance、一転してプールサイドで涼むようなメロウ・グルーヴA3. If That's The Way You Want It、タイトなビートにホーンセクションが最高にグルーヴィーなファンクA4. The Joint (You And Me)、パーカッシブなビートに渋いベースが耳を惹くファンク・チューンB2. The Booty、イントロがネタ使いされるご機嫌なファンキー・ナンバーB3. No More Room On The Dance Floor、前年にヒットしたTHE FOUR SEASONSのカバーで、ポップ寄りのダンス・ナンバーB4. December 1963 (Oh, What A Night)がお気に入り。(2024/08/24) | |
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FATBACK /THE Fattest Of Fatback(1997) |
NYのベテラン・ファンク・バンド"FATBACK(初期はFATBACK BAND)"のベスト盤。ベスト盤に定評のあるRHINOによるものなので、かなり聴き応え十分!ほんと初期の泥臭いファンクから後期のエレクトロ・ファンクまでバランスよく網羅しています。イントロのベースラインがよく使われるファンキー・チューン3.I Like Girls、DJ HOLLYWOODの物真似として一部批判はあるものの、ラップをいち早く導入したとして有名な6.King Tim III(Personality Jock)、クラップビーツ上でラップやボコーダーも飛び出すノリノリな7.Gotta Get My Hands On Some(Money)、まさに重量級ファンクといえる8.Backstrokin'と9.Let's Do It Again、ちょい垢抜けたファンク11.Take It Any Way You Want It、打ち込みビートにブヨブヨ・シンセ、スペーシーなキーボードが絡むエレクトロ・ファンク13.Is This The Future?、かなり都会的なメロウ・グルーヴ14.I Found Lovin'等まさにクラシックの数々。ファンク・フリークなら聴き逃し厳禁なグループでしょう!(07/04/01) | |
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FAZE-O /Riding High (1977) |
オハイオ州デイトンのファンク・グループFAZE-Oが77年にリリースしたデビュー・アルバム。小型OHIO PLAYERSの異名を持つグループで、メロウ、ファンクともに良質なものを聴かせてくれます!サンプリングに引っ張りだこの定番メロウ・クラシック1.Riding High、OHIO PLAYERSが乗り移ったかのような重量級ファンク2. Funky Reputation、甘茶の雰囲気を漂わせるスロウ3. You and I (Belong Together)、軽快でファンキーな4. Toejam、ムードたっぷりのスロウ5. True Love、若さ弾けるファンク6. Get Some Booty、自然と腰が動くファンク7. Test-This Is Faze-Oと全曲イケます。ファンク好きなら聴いておくべき基本盤でしょう。(2015/02/24) | |
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FAZE-O /Riding high(7'シングル)(1977) |
オハイオ州デイトンのファンク・グループFAZE-Oが77年にリリースしたアルバム『Riding high』からの7インチ・シングル。A面のRiding highは、もはやHIPHOP、R&Bで定番ネタとなっているメロウ・グルーヴ・クラシック!ネタ好きなら聴くべし!(05/02/05) | |
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FMob /Once in a blue moon |
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FORCE ONE NETWORK /The M M E Program 1 (1992) |
DIGITAL UNDERGROUND一派のベイエリアのファンク/R&BグループFORCE ONE NETWORKが92年にリリースしたアルバム。ボーカルにはDAVE HOLLISTERも参加していますね。ラップ、スクラッチ、歌の全てを取り入れた所信表明的な2. Force One Theme、アップテンポでノリの良いファンク4. Sista Sista、P-FUNKネタの勢いのあるトラックにSAAFIRのラップをフィーチャーした5. Love Vapors、ワシントンGO-GOっぽさも感じるノリの良い6. Pick 'N' Choose、爽やかな7. Somethin' About You、甘酸っぱいミディアム9. Another Night、ピーヒャラ・シンセが効いたP-FUNKマナーの12. Back 'N The Dayz、寂しげなミディアム14. One Drag、郷愁感のあるファンク16. Knock A Lot、美しいメロディが印象的な18. Losing You、切ないスロウ19. Insecurity、サントラ『Boyz N The Hood』にも収録されたゴスペル+ファンク+ヒップホップって感じの20. Spiritと好曲満載。(2014/08/08) | |
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FULL FORCE /Guess Who's Comin' to the Crib? (1987) |
UTFO/Roxanne Roxanneをプロデュースして「ロクサーヌ」ブームを作り出したブルックリンのファンク・バンド/プロデューサーFULL FORCEが87年にリリースした3rdアルバム。このアルバムは、高校生の頃、高い国内盤のLPをFORCE M.D.'SのLPと一緒に買った思い出がありますね〜。2枚で6,000円近い大金で、金がない高校生にはかなりキツかったなー。それ故、忘れなれない思い出のアルバムで、ファンク・テイストのトラックにメロウなメロディがイイ感じの2. Love Is for Suckers (Like Me and You) 、R&Bチャートにランクインした甘酸っぱいスロウ3. All in My Mind、すっきりとしたアーバン・テイストのトラックで、どことなくハウスの雰囲気も漂う4. 3 O'Clock School's Out!、JBを隠し味にしたファンク6. Full Force Git Money $ 、ちょいラテン・ヒップホップ風味のキャッチャーなメロウ・グルーヴ7. Your Love Is So Def 、軽快なファンキー・チューン9. Low Blow Brenda、HIPHOPテイスト溢れているけど、メロディはメロウな10. Black Radio を良く聴いていましたね。今でも現役バリバリなんで、ぜひ、このアルバムのように熱く思い出に残るアルバムを出し続けて欲しいですね。(10/04/03) | |
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FULL FORCE /Smoove(1989) |
UTFO/Roxanne Roxanneをプロデュースして「ロクサーヌ」ブームを作り出したブルックリンのファンク・バンド/プロデューサーFULL FORCEが89年にリリースした4thアルバム。甘茶フリークには、SMOKEY ROBINSON/Baby Baby、DELFONICS/La La Means I Love You、MOMENTS/Love On A Two Way Street、MARVIN GAYE/Distant Loverのメドレー5.4-U(FULL FORCE's Mellow Medley)が有名ですね。悪くはないですが、ドラムがちょっと好みじゃないですね。これよりは、アップテンポのメロウ・グルーヴ3.Friends B-4 Lovers、ミッドテンポのメロウ・チューン8.Kiss Those Lips、スウィートな10Make Love To My Mindがお気に入りです。アップは大嫌いなニュージャック系なんで×。時代を感じさせる作りですが、R&B、甘茶フリークなら聴いても損はないでしょう。(06/06/11) | |
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FUNKADELIC /Free Your Mind… (1970) |
FUNKADELICが1970年にの7月ににリリースした2ndアルバム『Free Your Mind And Your Ass Will Follow』。大学生の1990年頃に再発LPを購入。当時は頭の中が「?」だったけど、いろんな音楽を聴いてきた今になって、そのカッコよさが理解わかりますね。クラクラするようなサイケデリックなファンク・ロックで、左右を行ったり来たりするサウンド処理やEDDIE HAZELのハードなギターがカッコ良すぎるA1. Free Your Mind And Your Ass Will Follow、ハードなギターが最高にドープなブラック・ロックA2. Friday Night, August 14th、人気のあるブラック・ロックでギターはもちろんBERNIE WORRELLのピアノ/オルガンが存在感を放つB1. Funky Dollar Bill、サイケデリックなロック・サウンドにクラクラ必死のB2. I Wanna Know If It's Good To Youがお気に入り。あまり好みではないけど、ラストのB4. Eulogy And Lightは、テープの逆回転サウンドにGEORGE CLINTONの語りなんてイカれてるよね笑 (2023/03/04) | |
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FUNKADELIC /Maggot Brain (1971) |
FUNKADELICが1971年にリリースした3rdアルバム。大学生だった90年ころ、ファンクを勉強する目的で再発LPを購入して聴いてましたね。当時はそのロック色濃いサウンドが理解できなかったけど、今では少しだけ理解できるようになったかな。寂しげなアコースティックのメロディの中、EDDIE HAZELの鬼気迫るギターが唸りを上げるA1. Maggot Brain、アコースティック・ギターとゴスペル的な女性Vo.がナイスなロック・ナンバーA2. Can You Get to That、ファンキーなドラムとギターが耳を惹くA3. Hit It and Quit It、重いドラムと暗めのピアノが最高なドス黒ファンクA4. You and Your Folks, Me and My Folks、アフロなビートにハードなギターが唸るB1. Super Stupid、コミカルな雰囲気もするB2. Back in Our Minds、混沌としたカオス的なファンク・チューンB3. Wars of Armageddonがお気に入り。数十年ぶりに聴いたけど、You and Your Folks, Me and My Folksのイントロ使ってトラック・メイキングしていたのを思い出したな〜 ファンク入門編というより、ロック好きに最適かもね。(2023/07/01) | |
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FUNKADELIC /America Eats It's Own Young (1972) |
FUNKADELICが72年にリリースした4thアルバム。このアルバムからBOOTSY COLLINSが参加しているみたい。全面ファンクって感じじゃなく、ブラックロック、サイケ色濃厚で、結構好みの曲は少なく、45KING/We Got The FunkやCPO/Gangsta Melodyで使われたファンキーな4. A Joyful Process、EPMD/Who's Bootyで使われた脱力系ファンク6. Loose Booty、DE LA SOUL/Areaで使われたサイケ調のロッキン・ファンク8. I Call My Baby Pussycatくらいしか聴けなかったかな。ロック好きに好まれるのもなんとなく分かりますね。(もちろんファンク好きでもイケるとは思うけどね。)(2011/08/19) | |
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FUNKADELIC /Standing on the Verge of Getting It On (1974) |
FUNKADELICが1974年にリリースした6thアルバム。ギタリストEDDIE HAZELの復帰が話題になったアルバムで、ロック色濃い曲が多いですね。鬼ファンキーかつロックなA1. Red Hot Mama、「こんなのがやりたいんじゃ!」と言わんばかりの、もろハード・ロックなA2. Alice in My Fantasies、DE LA SOUL/Millie Pulled a Pistol on Santa、K-SOLO/Long Live the Fugitive、DETROIT'S MOST WANTED/Back on My Block、CRUCIAL CONFLICT/Hay、LIL ROB/If You Should Lose Me、5TH WARD BOYZ/Intro、M.O.P./Brooklyn等でサンプリングされたブルージーなスロウ・ファンクA3. I’ll Stay、軽快なファンキー・チューンA4. Sexy Ways、今のミクスチャー・ロック的なファンキー・ロックB1. Standing on the Verge of Getting It On、EDDIEのギターが妖しく語りだすインスト・ナンバーB3. Good Thoughts, Bad Thoughtsがお気に入り。(2024/03/30) | |
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FUNKADELIC /Let's Take It To The Stage (1975) |
FUNKADELICが75年にWEST BOUNDからリリースしたアルバム。ロック色のあるファンクが堪能でき、特にロック'N'ファンクって感じの1.Good To Your Earhole、寂しげな3.Be My Beach、サイケデリックな4.No Head No Backstage Pass、SCHOOLLY Dのネタ使いを思い出すギターが唸るファンク6.Get Off Your Ass And Jam、妖しげなファンク8.Stuff & Thingsがお気に入り。(2015/02/04) | |
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FUNKADELIC /Hardcore Jollies (1976) |
FUNKADELICが1976年にリリースした9thアルバム。ギタリストのMICHAEL HAMPTONがギター弾きまくりなブラック・ロック色濃いアルバムで、小気味良いファンク・トラック上でロック的なギター弾きまくりな1. Comin' Round The Mountain、ウネウネと重心低く、泥臭いファンク2. Smokey、ファンカらしいフリーキーなファンク3. If You Got Funk, You Got Style、ハードロック感たっぷりのロックN'ファンク4. Hardcore Jollies、若干リラックスモードの5. Soul Mate、ロック色濃いファンク。チューン6. Cosmic Slop、スロウ・テンポでドロドロ、ブルージーにファンクする7. You Scared The Lovin' Outta Me、ロックなギター炸裂のインスト・ナンバー8. Adolescent Funkがお気に入り。(2023/05/13) | |
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FUNKADELIC /Uncle Jam Wants You (1979) |
FUNKADELICが79年にリリースしたアルバム。DE LA SOUL/Me, Myself & I 等数えきれないくらいの曲に使われたファンク 2. (Not Just) Knee Deep収録 ! これぞP-FUNKって感じがしてFUNKADELICの中でも大好きな曲の一つですね。他にもABOVE THE LAW、TOO SHORT、2ND II NONE等にサンプリングされた郷愁感も漂うファンク1. Freak Of The Week、ライト感覚でコミカルなファンク3. Uncle JamがGOOD (2017/09/23) | |
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GENERAL CAINE /Girls (1982) |
MITCH McDOWELL率いるファンク・バンドGENERAL CAINEが1982年に名門TABU RECORDSからリリースした3rdアルバム。P-FUNK軍団からMACEO PARKER、FRED WESLEY、DAWN SILVA、RAY DAVIS等が参戦した超強力盤!学生時代にレコードを購入したが、そのファンクの嵐には叩きのめされました!シンセ・ベースにファンキーなカッティング・ギターが最高なもろP印なヘビーファンク1. Girls、ソリッドなホーンにどこかSF的な雰囲気もするファンク2. Can We Warm It Up、イントロのジャズなピアノ、ホーン隊(MACEOのソロも!)等まんまP-FUNKな3. Knock Down The Walls、ドリーミーで愛液滴る唯一のスロウ4. For Lovers Only、CAMEOっぽさもみせる極上エレクトロ・ファンク5. Don’t Stop、DAZZ BANDを思い出させるアップテンポで軽快なファンク6. Baseball、ONE WAYを意識したシンプルなドラムにシンセが最高なファンク7. Momie Dear、アップテンポのエレクトロ・ファンクでROGERばりのトークボックスも飛び出す8. It’s Getting Deep、低音ボーカルにハードなギターが印象的なドス黒ファンク9. Wait At The Mountain、ボーナス収録で1.のシングル・バージョン10. Girls [Single ver.]と全曲最高!ファンク好きなら絶対に聴いておくべきアルバムですね。(2021/04/03) |
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GRAHAM CENTRAL STATION /Same (1973) |
チョッパー・ベースの元祖LARRY GRAHAM率いるGRAHAM CENTRAL STATIONが74年にリリースしたデビュー・アルバム。20数年前にレコードで購入して聴いた印象としては、「イマイチ」だったんですが、久しぶりに聴くと色々な音楽聴いてきたからか知らないが、なかなかイケるじゃない。少しロックっぽいところもあるけど、中盤からファンキーに聴こえてくる2. It Aint' No Fun to Me、イントロのベースがイカすファンキー・ナンバー3. Hair、どことなくブルージーな4. We Be's Gettin' Down、リズム・ボックスを活かしたノリの良いファンク5. Tell Me What It Is、地を這うようなグル-ヴの鬼渋いファンク9. GhettoがGOOD。ファンク好きは聴いておいて損はないアルバムでしょう。(10/05/13) | |
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GRAHAM CENTRAL STATION /Release Yourself(1974) |
チョッパー・ベースの元祖LARRY GRAHAM率いるGRAHAM CENTRAL STATIONが74年にリリースした2ndアルバム。GCSは何枚も持っていて曲単位では好きなんだけど、アルバムはイマイチの物が多く、この2ndも個人的にはそういった感じで、リズム・ボックスに独特のシンセが印象的なファンク1.G.C.S.やほのぼのとしたファンキー・ナンバー4.I Believe In Youくらいしか聴けず、あとは、5.'Tis Your Kind Of Musicのブレイク時部分だけがファンキーで好きかなっていったことろ。知り合いから貰ったCDだったから良かったが、定価で購入してたらショックを受けたかも。(09/09/19) | |
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GRAHAM CENTRAL STATION /mirror(1976) |
ベーシストLARRY GRAHAM率いるGRAHAM CENTRAL STATIONの1976年のアルバム。A1のEntrowがアッパーなFUNKでネタに使われてました。しかし、この曲以外はあまりよくなかった...津田沼のユニオンで900円で購入。1000円以上出して購入する価値はあまりないと個人的に思います。 | |
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HAMILTON BOHANNON /Foot Stompin' Music (1974) |
モータウンのバックバンドを務め、70年代はディスコの巨匠として知られたHAMILTON BOHANNONが1974年にリリースしたアルバム『Keep On Dancin'』からのシングル。A面は、Foot Stompin' Music(邦題:すてきなデスコテック)。デスコ…、なんかの田舎者コントのセリフみたいなトホホな邦題ですが、四つ打ちドラムにファンキーなカッティング・ギターがイカしたナイス・インスト・ディスコ!グルーヴィーでいいね〜 B面は、「Dance With Your Parno」で、ラテン色濃い軽めのファンキー・トラックに力の抜けた歌が何とも言えない佳曲。(2023/03/07) |
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INCORPORATED THANG BAND /Lifestyles of the Roach & Famous (1988) |
ANDRE FOXXE(ボーカル、ギター、キーボード)、LIGE CURRY(ボーカル、ベース)、PATRICK DRUMMOND(ボーカル、キーボード)、ROBERT GARRETT(キーボード)、CHRISTOPHER BRUCE(ギター)、DEAN RAGLAND(ドラム)、CLAUDIA WHITE(ボーカル)、ANGEL KEENER(ボーカル)からなるP-FUNKのヤング・ジェネレーションなバンドINCORPORATED THANG BANDが88年にリリースしたアルバム。プロデュースは、GEORGE CLINTONとBOOTSY COLLINSのP-FUNK2大総帥!BOOTSYもベースに、GARRY SHIDERもギターにと本隊の精鋭も参加。80年代後期はヒップホップの爆発力にやられてファンクの低迷期だったけど、これはなかなか聴き応えあるね。変にヒップホップを取り込もうとしなかったのが良かったんだろうね。パーカッシブなビートもご機嫌なエレクトロ・ファンク1. Body Jackin'、ベースとギターが最高にファンキーな70年代後期のP-FUNKの流れを継承する良質なファンク2. Storyteller、結構メロディアスなファンクというよりダンス・ナンバー4. Androgynous View、小気味良いビートにホーンも軽快なファンク5. Jack of All Trades、郷愁感溢れるメロウ・ファンク7. What If the Girl Says Yes?、80年代らしいエレクトロ感覚のファンク8. 44-22-38が特に好きですね。ファンク好きなら聴いて損なしです。(2012/02/29) |
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INCREDIBLE BONGO BAND /Bongo rock(1973) |
HIPHIOPネタの王道!超有名ネタ”Apache”収録。オリジナル盤は渋谷で3万で売られていたのを覚えています。内容は怒涛のBongo FUNK!!! 説明不要です。聴くべし。 | |
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ISAAC HAYES /Hot Buttered Soul (1969) |
本日8月10日はサザン・ソウルの立役者の一人ISAAC
HAYESの命日です。 今回はISAAC HAYESが1969年にリリースし、全米ヒットした2ndアルバムをご紹介。プロデュースは、AL BELL、MARVELL THOMAS、ALLEN JONES。バックの演奏は、THE BAR-KAYS!ヒップホップにどっぷりハマっていた大学生の頃、トラック・メイキングのためにLPを購入し、聴きまくった思い出がありますね。 A1. Walk On By BURT BACHARACHとHAL DAVIDの名曲のカバーで、歪んだギターがサイケデリック・ソウルを醸し出し、それにお馴染みの低音ボイスで歌い、後半はテンポアップしサイケロック的になる12分にも及ぶ大作! QUEEN LATIFAH/Wrath of My Madness (Soulshock Remix)、TONY M.F. ROCK/Don't Go Out Like a Sucka、THE D.O.C./The D.O.C. & the Doctor、BLACK, ROCK & RON/Rap Life、E.L. ME AND THE STREET PRODUCTS/Smoke Signals、COMPTON'S MOST WANTED/Hood Took Me Under、VOLUME 10/Mom & Deb、SOUNDS OF BLACKNESS/Everything Is Gonna Be Alright、8BALL & MJG/No Mercy、THE NOTORIOUS B.I.G./Warningなど、数多のアーティストがサンプリング。 A2. Hyperbolicsyllabicsesquedalymistic きたー!これよこれ!DJ QUIKネタの鬼ファンキーなイントロ・ブレイクやPUBLIC ENEMYネタの混沌としたダーク感溢れるピアノ・パート含めて、すべてがヤバいくらいカッコ良すぎるファンク・クラシック!初めて聴いた時には鳥肌立ったな〜 SUPER LOVER CEE & CASANOVA RUD/All You MC's、BIG DADDY KANE/I'll Take You There (Remix)、PUBLIC ENEMY/Black Steel in the Hour of Chaos、D-ICE/So Def Am I、TONY M.F. ROCK/Tony Rock's Theme、N.W.A/Kamurshol、KING TEE/Skanless、J.V.C. F.O.R.C.E./It's a K.O.、FACE DOWN/A Blackman、ICE CUBE/I Gotta Say What Up!!!、ABOVE THE LAW/Just Kickin' Lyrics、SOULA/Soul Sista、BIGG OCEAN MOBB IV-1-5/Drug Sellin'、ED O.G. & DA BULLDOGS/Speak Upon It、DJ QUIK/Born and Raised in Compton、MC Jr. CAS/Nice and Easy、JACK FROST/Based Onna True Story、RAHEEM/Kiss the Bride、BLACK DYNASTY/I Caught a Case、ATT WILL/Shoot 'Em Dead、PRIME MINISTER PETE NICE AND DADDY RICH/The Rapsody (In J Minor)、GANKSTA C/Don't Fuck Wit Me、NEMESIS/Temple of Boom、DADDY-O/Swung It, Blunted, Brung It、A.M.W./Lil Big Nigga、UGK/3 in the Mornin'、DJ MUGGS, DR. Dre AND B-REAL/The Puppet Master、E-A-SKI/IMG、RAPPIN' 4-TAY/Can Ya Feel Meなど、数多のアーティストがサンプリング。 B1. One Woman AL GREENのカバーのバラード。好みではないかな。 B2. By the Time I Get to Phoenix JIMMY WEBBが作詞作曲し、JOHNNY RIVERSやGLEN CAMPBELLがヒットさせたホッコリ系カントリーポップを8分にも及ぶ語りのイントロから、郷愁感たっぷりのメロディの中、エモーショナルに歌い上げる18分にも及ぶ長尺バラード。 ONE DEEP/Crime Stories、X-RAY/Now That's Sweetでサンプリング。 (2023/08/10) |
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ISAAC HAYES /…To Be Continued (1970) |
本日8月10日はサザン・ソウルの立役者の一人ISAAC
HAYESの命日です。 今回はISAAC HAYESが1970年にリリースし、全米R&Bアルバム・チャートで11週連続1位というヒットを記録した4thアルバムをご紹介。プロデュースは、ISAAC HAYES自身。バックの演奏は、THE BAR-KAYS!ヒップホップにどっぷりハマっていた大学生の頃、BIZ MARKIEネタの「Ike's Mood I」聴きたさにLPを購入し、聴きまくった思い出がありますね。 A1. Ike's Rap I 寂しげなピアノをバックに呟くように語るメドレーのプロローグ。WISEGUYS/Brick Life (Here Today, Gone Tomorrow)、TIMBALAND AND MAGOO/Beep Beep、FAT JOE/The Wild Life、PETE ROCK/Cake、NAS/Intro (Street's Disciple)等々でサンプリング。 A2. Our Day Will Come RUBY & THE ROMANTICSのカバーで、しっとりとしたスロウ。それほど好みじゃないかな。MF DOOM/Greenbacks、Operation: Greenbacks、REJJIE SNOW/1992などでサンプリング。 A3. The Look of Love もちろんBURT BACHARACH & HAL DAVIDの作品のカバーで、ドラマチックなバラード。この寂しげなメロディは聴く人を惹きつけますね。JAZZY JAY/Def Is the Status、OVERLORD X/X Versus the World、3RD BASS/Gladiator、RON C/Anotha Trick、MC REN/Right Up My Alley、CMW/Niggaz Strugglin、KRIS KROSS/Da Bomb、20-2-LIFE/Road 2 No Return、SMIF-N-WESSUN/Stand Strong、GANG SOCIETY/Part of Da Game、LOST BOYZ/Is This Da Part、LL COOL J/Hollis to Hollywood、8BALL & MJG/Top of the World、SPECIAL ED/Neva Go Back、II UNORTHODOX/Just a Little Flava、A-TOWN PLAYERS/True Players (Playerized Remix)、THE GRAVEYARDS/Do or Die (Remix)、ESHAM/Kill or Be Killed、HORACE BROWN/Trippin'、DR. DRE/Choices、JAY-Z/Can I Live、ALLURE/You're Gonna Love Me、MR. SERV-ON/Throw Ya City Up、LESCHEA/Let Me Sing It to U、AARON HALL/Don't Rush the Night、RON C/Urban Combat、RZA/Cousins、Odyssey、DJ SQUEEKY/Memphis、MESSY MARV、SAN QUINN、THE JACKA & HUSALAH/This Is the Mob for Life、MR. SCHE/G's Up Hoes Down、ACTION BRONSON/Marijuana Bronson、RAHEEM DEVAUGHN/Revelations 2010などなど、数多のアーティストがサンプリング。 B1. Medley: Ike's Mood I これよこれ!ブレイクビーツとしても最高峰で、ネタに使えるパートがいくつもあるのが強みですね。1分過ぎからのファンキー寄りのギターのフレーズ、1分44秒からの定番哀愁ピアノ、2分10秒からの、そのピアノと絡むストリングス?のメロディ、5分47秒過ぎのメロディが変化するところがサンプリングされてます。BIZ MARKIE/Make the Music With Your Mouth, Biz、SWEET G/Games People Play、DJ HOLLYWOOD/Hollywood's World、MC SHY D/Yes Yes Y'All、HOT DAY AND SUPER KIDS/Hot Day Master Mix、J.V.C. FORCE/Stylin' Lyrics、DJ ACE & DAQUAN/Hard to the Core、BIZ MARKIE/Cool V's Tribute to Scratching、NUMARX/I'll Remember Your Name (A, B, C)、ROXANNE SHANTE/Skeezer、BLACKMALE/The Smooth Jam、GRANDMASTER MELLE MEL AND THE FURIOUS FIVE/Piano、MC SHY D/G.T.F.O.M.F.B.、LONDON POSSE/Original London Style、BEATS INTERNATIONAL/Babies Makin' Babies (Stoop Rap)、LL COOL J/6 Minutes of Pleasure、MASSIVE ATTACK/One Love、THE KAY LC/Real Smooth、KENNY DOPE/The Magnificent、SLICK RICK/It's a Boy、JUICY J/Get Buck、ZHIGGE/Toss It Up、SELECTAH/Wede Man (Hoody Mix)、NAUGHTY BY NATURE/Knock Em Out Da Box、KILO/P.A.F. (Pussy Ass Folks)、COLD WORLD HUSTLERS/Anything 4 Money、DJ PAUL AND JUICY J/Smoke a Sack、INTELLIGENT HOODLUM/Grand Groove Part I、CHAPTER 3/Butter Hit、DJ PAUL AND K9/Chewin' Ass Nigga、JUICY J/Where They At、RAYVON/No Guns, No Murder、K-NOCK/Pump Pump、GHETTO POLITIX/The Grind Don't Stop、LORD INFAMOUS/Where Is Da Bud、MARY J. BLIGE/I Love You、AL KAPONE/Gangsta Lean、EMAGE/Feel the Funk、ERIC B./Louis Burrell、WARREN G/Still Can't Fade It、B.G./Get on My Feet、DA BRAT/Sittin' on Top of the World (Dupri Remix)、DRU DOWN/The Mobb、BLAK TWANG/B.S. Survivah、AL' TARIQ/Foxxy Brown、FOXY BROWN/(Holy Matrimony) Letter to the Firm、GRANDMASTER MELLE MEL AND SCORPIO/Mama、J-DAWG/Tell Me (Do You Still Care)、THE LOX/Bitches From Eastwick、GANGSTA PAT/Smoke Somethin'、CORMEGA/Bring It Back、KURUPT/Tha Streetz Iz a Mutha、LA CHAT/You Ain't Mad Iz Ya、BEANIE SIGEL/Still Got Love for You、ROYCE DA 5'9"/T.O.D.A.Y.、CORMEGA/Beautiful Mind、SMIGG DIRTEE/Die for Something、KAMI KAZE INC./All About My Hustle、QUASIMOTO/The Clown (Episode C)、JOE BUDDEN/I Shine、PETE ROCK/Hop, Skip & Jump、MC EIHT/Nobody Beat Us、FAT JOE/Jealousy、STYLES P/Gangster, Gangster、DMX/Soldier、JACKA & AMPICHINO(DEVILZ REJECTZ 2)/I Shot U Down、BIG L/Sandman 118、NAS/Reach Out、CRAIG G/Intro、CHAMILLIONAIRE/Reign Fall、RAEKWON/1,2 1,2などなど、数多のアーティストがサンプリング。 B2. You've Lost That Lovin' Feelin' Ike's Mood Iから続くTHE RIGHTEOUS BROTHERSのヒット曲のカバー。Ike's Mood Iと同じメロディの部分があるんで、もはやカバーといって良いのかな?まったく別の曲に聴こえるけど… B2. Runnin' Out of Fools ARETHA FRANKLINのカバーだけど、テンポを落とした独自のアレンジを施してますね。正直、曲としては全然好みじゃないかな。FRANKIE CUTLASS/Know Da Gameでサンプリング。 (2024/08/10) |
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ISAAC HAYES /Shaft (1971) |
サザン・ソウルの立役者の一人ISAAC HAYESが71年にリリースした映画『SHAFT(邦題:黒いジャガー)』のサウンド・トラック。ファンク・クラシックの1.Theme From Shaft、イントロがネタ使いされるブルージーな11.No Name Bar、これも頻繁に使われる19分にも及ぶもの哀しげな14.Do Your Thing、1.の続編の15.The End Themeが特に好きだな。ネタの宝庫なんでネタ好きは聴いておくべきアルバムですね。(2012/12/21) | |
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ISAAC HAYES /Joy(1973) |
ダンディな低音ボイスで有名なSOUL界の重鎮ISAAC HAYESが1973年に名門STAX RECORDSからリリースしたアルバム。約16分にも及ぶ壮絶ファンクのタイトル曲A1.Joyに尽きます!数々のクラシックを持つISAAC HAYESですが、この曲は代表的なネタの一つに数えられます。イントロと中盤のブレイク部分がネタとして使われています。正直Joy以外は、ちょっと無理でしたが…、でもトラック・メイカーやネタ好きならぜひ聴きましょう!(05/10/21) | |
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JAMES BROWN /The CD of JB |
GODFATHER OF FUNKことJAMES BROWNのSex machineを含む1958年から1974年の間の代表曲18曲を収録したお徳用BESTアルバム。細かい説明は専門サイト等で紹介されているので省きますが、HIPHOP、いやBLACK MUSICに興味を持った方なら絶対に聴いておくべきです!Sex machine、Soul power、Think、Payback、Mother popcorn、Super bad等、どれほどの曲にサンプルされてきたことか。自分もJBを聴いてからFUNK MUSICにはまりました。とにかくHIPHOPの原点がそこにあります。CDなら安いBEST盤が多くリリースされていますので、ぜひ聴いてください。(03/01/27) |
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JAMES BROWN /In The Jungle Groove (1986) |
英国のコレクターCLIFF WHITE監修によるJAMES
BROWNのコンピレーション・アルバム。もはやこれはJAMES
BROWNの代表作の一つといっていいんじゃないかな。これに影響を受けていないトラックメイカーやヒップホップ・アーティストはいないといっても過言じゃないはず。JBクラシックというかファンク・クラシックのオンパレードだね。 1.It's a New Day 軽快なファンキー・トラックもさることながらJBのノリにノった歌もほんとカッコイイの一言! 2.Funky Drummer Apacheと並ぶドラム・ブレイクの王様!曲自体はどこかジャズ・ファンクっぽくもあるね。ベーシックな逸品だと思う。 3.Give It Up Or Turnit a Loose(Remix) 豪快だな〜!このカッコ良さは神懸かっているよ、ホント! 4.I Got To Move ファンキーだけどドラムはあまり好きじゃないかな。 5.Funky Drummer(Bonus Beats Reprise) 2.からドラム・ブレイク部分を繋いだリミックス。まさに"ファンキー・ドラマー"。このビートだけあればご飯は何杯でもおかわりできるね。 6.Talking Loud And Saying Nothing(Remix) JBのタイトル・フレーズが印象的でカッコイイっす。 7.Get Up, Get Into It, Get Involved BOBBY BYRDとの掛け合いのイントロから血圧アップ間違いなしのモンスター級のファンキー・チューン! 8.Soul Power ホーンがイカしたファンキー・チューン。 9.Hot Pants 緊張感も感じるファンキー・ナンバー。 ヒップホップ、ファンク好きなら聴かずには死ねない名盤中の名盤! (2012/01/03) |
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JAMES BROWN /Motherlode (1988) |
ファンクの神様JAMES BROWNの1967年から1973年までの熱いライヴ/スタジオ録音音源から厳選されたオムニバス。1988年のリリースで、セレクトは信頼のCLIFF
WHITE氏。まさにファンクの洪水とはこのこと!ヒップホップ聴き始めの頃はとても重宝したな〜。 1. There It Is (Live) アポロ・シアターでの未発表ライブ。いきなり、このテンション。失禁確実! 2. She's The One 肉体的なグルーヴで包み込むファンク! 3. Since You Been Gone 直球ど真ん中のファンク! 4. Untitled Instrumental 郷愁感のあるホーンセクションもナイスなインスト・ファンク。 5. Say It Loud (Say It Live) 疾走感溢れてご機嫌なファンク! 6. Can I Get Some Help イントロの「ハッ」、「ンッ」の雄叫びでノックアウトされるファンク。 7. You Got To Have A Mother For Me まってました!このドライブ感溢れるファンキー・ドラムにはKO必至! 8. Funk Bomb ブラック・シネマのサントラ風のインスト・ファンク。 9. Baby Here I Come JBの激しいシャウトもナイスなクール・ファンク。 10. People Get Up And Drive Your Funky Soul (Remix) ゲットーの空気感ムンムンなファンク。 11. I Got Ants In My Pants (And I Want To Dance) (Remix) 小気味良いドラムがナイスなファンク。 ファンク・フリークなら絶対に持っていなければならない名盤の一つ。(2015/12/29) |
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JAMES BROWN /I'm Real (1988) |
ファンクの帝王JAMES BROWNが88年にリリースしたアルバム。プロデュースに当時勢いのあったFULL FORCEが参加。FULL FORCE流のストリート・ファンクをバックに帝王の復活!としてリリース当時話題になったもんです。JB自身の曲を使った針のプチプチ音も効果的な恕ファンキー・ナンバー3.Static (Part 1&2)とMACEOがサックスで参加したFunky Drummer使いの鬼ファンキーな7.She Looks All Types a Good、ヒューマンビートボックス+ドラムマシン+スクラッチのアウトロ的なファンク にはカッコ良さが漲っているけど、残りのファンク曲は今聴くとドラムが結構ダサい・・・ 当時はカッコ良く聴けたんだけどなぁ。まあ、それでもJBのファンキーな歌声で十分カバーされていてそれなりに聴けるけかな。全盛期のJBを聴きなれた人にはやっぱり物足りないかもしれないね。(2014/12/08) | |
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JAMES BROWN /Love Power Peace (1992) |
FUNKの帝王JAMES BROWNの71年のライブ・アルバム。Sex Machine、It's a New Day、Give It Up or Turnit a Loose、Super Bad、15-Get Up, Get into It, Get Involved、Soul Powerの代表的なファンクも収録しているけど、ドラムがイマイチ、軽いんだよな… 曲は悪い筈がないんだけど、ドラムがやっぱり気になるな。(2014/04/21) | |
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JAMES BROWN /The Next Step (2002) |
ファンクの神様JAMES BROWNが2002年にリリースしたアルバム。プロデュースは、DERRICK "NEW FUNK" MONK。全盛期のJBと比べることは到底できないけど、今風のトラックに変わらぬJB節で楽しめますな。軽めのファンク1. Automatic (Remix)、G-FUNK風のピーヒャラ・シンセも効いた3. Motivation、涼しげなシンセもナイスなメロウ・グルーヴ4. Sunshine、G-FUNKっぽいクール・ファンク5. Nothing But A Jam、温かみのあるミディアム8. Why Did This Happen To Me、70年代のファンクを今風にしたような9. Good And Natural、BOBBY BYRDと熱いかけ合いを見せるファンク10. Killing Is Out, School Is In (The Triangle Mix)がGOOD.(2016/10/15) | |
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JAMES BROWN'S FUNKY PEOPLE PART2 |
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JESSE JOHNSON /Every Shade Of Love (1988) |
プリンス一派のミネアポリスの名ファンク・バントTHE TIMEのギタリストJESSE JOHNSONが1988年にA&M RECORDSからリリースした3rdアルバム。プロデュースは、JESSE JOHNSON自身。かなり歌い方やトラックもPRINCE色濃く、パッと聴いた感じはほとんどPRINCEだね笑 この時代特有のアップテンポな硬いビートのファンク・ナンバーで、途中のノイジーなギターソロもイカしたA1. Love Struck、さらにBPMアップし、叩きつけるビートに派手なシンセサイザーが効いたたロッキッシュなファンク・チューンA2. So Misunderstood、クラビネットでJEFF LORBERが参加したカッティング・ギターもナイスなミネアポリス・マナーでもろにPRINCEなタイトなファンク・ナンバーA3. I'm The One、アップテンポでTHE TIMEっぽい硬派なミネアポリス・ファンクA4. Color Shock、このアルバムの白眉とも言える哀愁溢れるギターも最高なメロウ・ミディアムB3. I'm Just Wanting Youがお気に入り。 (2025/01/18) | |
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THE JIMMY CASTOR BUNCH /It's Just Begun (1972) |
サックスを中心としたマルチ奏者のJIMMY CASTORが72年にリリースしたアルバム。映画『フラッシュダンス』の中のブレイクダンス・シーンで使われたヒップオップ裏国歌といっても過言ではないA2. It's Just Begunがこのアルバムの全てといってもいいんじゃないかな。この曲聴きたさに26年前に3000円だして輸入盤買ったな〜。(ちなみに中古レコードに3000円以上のお金だしたのはこれが最初で最後) もうこれだけで、お腹いっぱいだけど、イントロの声ネタが有名な原始人ファンクA3. Troglodyte(Cave Man)、疾走感溢れてファンキーなA4. You Better Be Good (Or The Devil Gon' Getcha)、WARみたいなラテン・ファンクB1.LTD (Life Truth & Death)、勢いのあるファンキー・チューンB3. Bad、 JACKSON 5/ABCに影響を受けた(パクリ?)爽快ファンキーB4. I Promise To Rememberも最高だね。CDは廃盤状態みたいなんで、ぜひとも再発してほしいね。(2014/03/13) | |
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THE JIMMY CASTOR BUNCH /The Bertha Butt Boogie (1974) |
サックスを中心としたマルチ奏者のJIMMY CASTOR率いるTHE
JIMMY CASTOR BUNCHが1974年にATLANTIC RECORDSからリリースしたアルバム『Butt
Of Course...』からのシングル。 A. The Bertha Butt Boogie - Part l イントロの「ヴァンヴァンヴァヴァヴァン、ヴァッヴァッヴァーヴァヴァヴァン」の声ネタがPROFESSOR X/Years of the 9、ICE CUBE/Friday、THE D.O.C./Erotix Shit等々でサンプリングされたバカっぽさ(誉め言葉)溢れるファンキー・クラシック! B. The Bertha Butt Boogie - Part ll A面の続編。 (2025/01/07) |
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THE JIMMY CASTOR BUNCH /The Everything Man - The Best Of The Jimmy Castor Bunch (1995) |
サックスを中心としたマルチ奏者のJIMMY CASTORが1966年から1979年までの間にリリースしたのアルバムからセレクトされたベスト盤。JIMMY CASTORといえば中学生の頃、映画『フラッシュダンス』の中のブレイクダンス・シーンでかかっていた「It's Just Begun」のあまりのカッコ良さにガツンと衝撃を受けたのが初めての出会いですね。(でも『フラッシュダンス』のサントラには未収録…) ヒップホップ・クラシックの一つでイントロのサックスから血圧アップ間違い無しの鬼ファンク3.It's Just Begun、イントロの声ネタが有名な原始人ファンク4.Troglodyte(Cave Man)、アフロ・ファンクな5.Say Leroy(The Creature From The Black Lagoon Is Your Father)、これもイントロが声ネタのファンキーな7.Bertha Butt Boogie、アップテンポなディスコ・ナンバーで意外とスマートな感じに仕上げた8.Potential、ファンキーな9.Supersound、これもイントロが声ネタの軽快なファンキー・ナンバー10.King Kong、少し都会的なグルーヴィーなディスコ・ナンバー12.Space Age、疾走感溢れるファンク14.Maximum Stimulationあたりが聴きどころ。結構クセのある個性的な音作りと思うけど、カッコイイね、やっぱり。(2013/06/21) | |
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SIR JOE QUARTERMAN & FREE SOUL /Same (1973) |
レア・グルーヴ・クラシック「(I Got) So Much
Trouble in My Mind」でお馴染みのワシントンDCのファンク・グループJOE
QUARTERMAN AND FREE SOULが1973年にリリースした唯一のアルバム。プロデュースは、BILL
TATE、COTTER WELLS、JOE QUARTERMAN。メンバーは、JOE
QUARTERMAN(ボーカル、トランペット)、GREGORY
C. HAMMONDS(ベース)、ALLEN STEWART(ドラム)、GEORGE
R. LEE(ギター)、 WILLIE PARKER JR.(ギター)、KARISSA
FREEMAN(キーボード)、LEON ROGERS(サックス)。JBに影響を受けたシンガーだが、声質がどこか都会的。ニュー・ソウル的な要素も取り入れたファンク名盤で全曲最高ですね! A1. (I Got) So Much Trouble In My Mind ホーンセクション、ワウギターもぶっ飛ぶくらいカッコ良過ぎるファンク・クラシック!KINGS OF PRESSURE/Give Me the Mike (Is This the End)、DJ?MIZ f/M.C. LUDICROUS/Trouble、STEZO/Put Your Body Into It、UTFO/Cold Abrasive、UTFO/Wanna Rock、THE TOGETHER BROTHERS/Gigolo Man、3RD BASS/Oval Office、OVERLORD X/Weapon Is My Lyric、DJ MAGIC MIKE AND MC MADNESS/Abracadabra、SON OF?BAZERK/Change the Style、DEF JEF/Cali's All That (UK Mix)、SHINEHEAD/Trouble等、数多のアーティストがサンプリング。 A2. I Made A Promise 小気味良いファンキー・チューン。 A3. The Trouble With Trouble ED?O.G. & DA BULLDOGS/Dat Ain't Rightネタの郷愁感溢れるファンク。 A4. The Way They Do My Life GURU/Pimp Shitで使われたBAZUKAのTONY CAMILLOがアレンジを担当したCURTIS MAYFIELDを意識したであろう夕暮れモードのファンキー・ナンバー。 B1. Find Yourself 明るめのホーンやコーラスが効いたライトなファンキー・チューン。 B2. Gonna Get Me A Friend JBマナーだがちょっと都会的な雰囲気もするグルーヴィーなファンク。 B3. Give Me Back My Freedom ニュー・ソウル的なもの哀しげなメロディが印象的なナンバー。 B4. I Feel Like This グッとテンポを落としたリズムに黒すぎるワウギターが耳を離さないスロウ・ファンク。 B5. Live Now Brothers ピースフルな雰囲気たっぷりのニュー・ソウルなミディアム。 先日紹介したシングル「Get Down Baby」もぜひ収録して欲しかったところ。(2025/02/15) |
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JOE QUARTERMAN AND FREE SOUL /Get Down Baby (1974) |
レア・グルーヴ・クラシック「(I Got) So Much
Trouble in My Mind」でお馴染みのワシントンDCのファンク・グループJOE
QUARTERMAN AND FREE SOULが1974年にリリースしたシングル。LP未収録みたいですね。(後に再発CDに収録) A1. Get Down Baby Pt. 1 「(I Got) So Much Trouble in My Mind」より熱さは控えめだが、クールなエレピが印象的なファンキー・トラックにいつも通り熱い歌を聴かせるファンク・クラシック!久しぶりに聴いたけど、最高にグルーヴィーだね、やっぱり! B1. Get Down Baby Pt. 2 A面の続編でインスト多めで、郷愁感のあるホーンも最高だな〜! (2025/02/07) |
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JOHNNY WAKELIN /In Zaire (1975) |
UKのポップシンガーJOHNNY WAKELINが76年にリリースした7インチ・シングル。7インチにハマっていた20数年前に意味分からず購入した覚えがあるね。A面の「In Zaire」は、TBS「おはよう700」で流れていたことで有名みたい。最近まで黒人歌手だと思っていたけど、白人だったんですね。軽快なアフロビートのファンキー・ナンバーで、「イン ザイール、イン ザイール」って単調なコーラスも覚えやすくてイイね。B面は、Reggae, Soul And Rock 'n' Roll」はほのかにレゲエを感じる軽めのポップ・ディスコでまずまずかな。(2013/12/13) | |
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KAREN YOUNG /Hot Shot (1978) |
フィラデルフィア出身の白人女性シンガーKAREN
YOUNGが1978年にWEST END RECORDSからリリースしたシングル。プロデュースは、ANDY
KAHNとKURT BORUSIEWICZ。 A. Hot Shot (Vocal-Long Version) 情熱的なトラックに熱いボーカルが印象的なダンス・ナンバーで、ディスコ・ヒットしましたね。人気曲だけど、黒っぽさは皆無だな… B. Hot Shot (Vocal-Short Version) A面のショートバージョン。 (2025/10/07) |
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KIDDO /Same(1983) |
P-FUNKのギタリストMICHAEL HAMPTONがメンバーのファンク・バンド"KIDDO"が83年にリリースしたアルバム。プロデュースは、REGGIE ANDREWSとLEON NDUGU CHANCLER。軽めのファンク中心ながら、結構聴かせてくれ、特にA1.Tired Of LookingからA2.What I See, I Likeとなだれ込むエレクトロ・ファンク、ZAPP、ROGERを意識したファンクA3.Try My Loving(Gimme Just Enough)、甘〜いスロウA4.Thinking About Your Charm、DAZZ BANDっぽいB2.StrangersがGOOD。ファンク好きは聴いて損はないでしょう。(09/02/12) | |
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KINSMAN DAZZ /Same(1978) |
DAZZ BANDの前身KINSMAN DAZZが78年にリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースは、E,W&FのPHILIP BAILEYとRALPH JOHNSON、TOMMY VICARI。ストリングのアレンジであのPATRICE RUSHENも参加。プロデューサーがE,W&Fの面々なんで、E,W&Fに通じるものがありますね。レア・グルーヴのコンピ『DISCOGNOSIS』にも収録されていた派手さはないものの重たいベースライン、ホーンセクションがイカしたファンクA1.Saturday Night、自然に腰が動くノリノリなファンキー・チューンA2.Get Down With The Feelin' 、フリー・ソウルっぽい爽やかなA3.Forget About Lovin' You、軽めのディスコ・ナンバーA4.Makin' Music、メリハリの利いたピアノが耳を惹くファンキーなB2.And I Mean、イントロのメロディはドラマチックで最高なんだけど、メインのメロディになるとイマイチになるところが残念なB3.Stand In Your Way、ジャズっぽいアレンジが印象的なファンキー・チューンB4.Name That Tuneがお気に入り。好アルバムなんだけど、未だCD化されていないのが残念ですね。ここら辺もぜひCD化して欲しいところ。(10/04/03) | |
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KLYMAXX /Meeting In The Ladies Room (1987) |
女性R&B/ファンク・バンドKLYMAXXが86年にSOLAR RECORDSからリリースした3rdアルバム。ポップス・ファンにもお馴染みのスロウ「I Miss You」がこのアルバムの目玉ってことになると思うけど、この曲そんなに良いかね? どう聴いてもR&B、SOULからはかけ離れているよ。正直、聴いてて反吐が出そう。これよりは、エレクトロ・ダンサーの1.The Men All Pause、活きの良いファンク2.Lock And Key、エレクトロ・ポップ・ファンクって感じのタイトル曲5.、ヒップホップ風味のエレクトロ・ファンク8.Love Bandit、少し寂しげなメロディだけど十分ノリの良いエレクトロ・ファンク9.I Betchaが聴きどころだな。良いグループだと思うけど、次作で失速したのが寂しい限り。(2012/09/17) | |
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KLYMAXX /Same (1987) |
女性R&B/ファンク・バンドKLYMAXXが87年にSOLAR RECORDSからリリースした4thアルバム。「セクシーッ!」のフレーズが印象的なアッパーなファンク・ナンバー1.Sexy、ミディアム・グルーヴの3.Divas Need Love Too、AORっぽいスロウ8.Come Backしか聴けなかったかな。かなりつまらないアルバムですね。(2013/10/23) | |
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KLYMAXX /The Maxx Is Back (1990) |
女性R&B/ファンク・バンドKLYMAXXが90年にMCAからリリースした6htアルバム。中心人物のJOYCE FENDELLELLA IRBY脱退後のリリースなので、総じてパンチ不足に感じましたね。(ニュージャックスイング調の跳ねたドラムが多いのもゲンナリ…) SOUL II SOULまんまのグラウンドビーツなメロウ・グルーヴ2. Good Love、スカスカ・ビートのファンク3. Private Party、80年代色を色濃く残す美メロ・ミディアム4. When You Kiss Me、2.のロング・バージョン11. Good Love (Extended Hype Club Vibe)は、良かっただけに少し残念。(2015/06/15) | |
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KOKOMO /Same (1975) |
UKのホワイト・ファンク・バンドKOKOMOが75年にリリースしたデビュー・アルバム。当時はAVERAGE WHITE BANDの対抗馬として結構人気があったみたいですね。たしかに音的にはAWBに近く、特にノリノリで勢いのあるファンキー・チューン1.Kitty Sittin' Pretty、小気味良いファンキー・ナンバー3.I'm Sorry Babe、少しアーシーな感じもするファンキー・チューン5.It Ain't Cool(To Be Cool No More)、変則リズムがマイナスだけど、かなりファンキーな7.Sweet Sugar Thing、まろやかなメロウ・ミディアム9.Angelがお気に入り。フリーソウル好きに人気があるのも頷ける内容ですね。(2012/11/02) | |
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KOOL & THE GANG /Live at P.J.'s (1971) |
ベテラン・グループ"KOOL & THE GANG"が71年にリリース3rdアルバム。2ndも確かライブだったんで、2作続けてライブとは、自信の表れなんでしょうね。このアルバムだと1. N.T.と7. Dujiiに尽きますね〜。N.T.は、ULTIMATE BREAKS & BEATSにも収録されたファンク・クラシック!どこを切り取ってもかっちょいいブレイク満載で、特にドラムのカッコ良さは何とも言えないですね。7. Dujiiは、GANG STARR/Jazz Thingの元ネタとして有名だけど、ネタということ抜きにして、曲として最高にグルーヴィーですな。ご機嫌なラテン・ファンク3. Sombrero Sam、ホーンセクションがイカしたドライブ感のあるファンキー・ナンバー4. Ronnie's Groove、ISAAC HAYESのカバー5. Ike's Mood/You've Lost That Loving Feeling、ボーナスで収録されたノリの良い8. PenguinもGOOD。ファンク好き・レア・グルーヴ好きなら押さえておくべき基本盤でしょう。(10/04/21) | |
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KOOL & THE GANG /Good Times (1972) |
70年代初頭にかなりのヒットを飛ばしたファンク・バンドKOOL& THE GANGが72年にリリースしたベスト、ライブを含める6枚目のアルバム。全体的にジャジーかつファンキーな好盤で、度々サンプリングされる若さみなぎるジャジーなファンキー・チューン1. Good Times、これもアップテンポでノリの良いファンク2. Country Junky、ストリングも効果的な美しいスロウ3. Wild Is Love、イントロから引き込まれるサンプリング・ソースとしても有名なインスト・ファンク4. North, East, South, West、疾走感溢れる豪快なファンク・ナンバー5. Making Merry Music、コルトレーンに捧げた穏やかなジャジー・メロウ6. I Remember John W. Coltrane、これまた頻繁にネタ使いされるカッコ良すぎるファンク7. Rated X、父親への愛情が深く感じられるジャジー・メロウ・ミディアム8. Father, Fatherと全曲最高!レア・グルーヴ、フリーソウル好きなら聴いておくべきアルバムだと思いますね。(2012/07/02) | |
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KOOL & THE GANG /Wild and Peaceful (1973) |
ベテラン・グループ"KOOL & THE GANG"が73年にリリースし、大ヒットした6thアルバム。KOOL & THE GANGの代表的なアルバムの一つで、全曲隙なしのモンスター級のアルバム!定番サンプルネタとしても有名で、イントロのホイッスルから引き続き放たれる強烈なブラス・セクションがとにかく最高にファンキーな1. Funky Stuffと2. More Funky Stuff、"Get down,get down"の掛け声もよくサンプルされているファンク・クラシック3. Jungle Boogie、メンバーの語りをフィーチャーしたハートウォーミングな4. Heaven at Once、ちょい軽めで軽快なファンキー・ナンバー5. Hollywood Swinging、アップテンポでファンキーな6. This Is You, This Is Me、イントロのカッティング・ギターから、ニヤリとさせてくれるファンキー・チューン7. Life Is What You Make It、エンディングは10分近くに及ぶジャジーな8. Wild and Peaceful。ファンク好きなら聴いて当たり前の基本盤でしょう!(09/12/13) | |
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KOOL & THE GANG /Funky stuff(1973) |
1973年の彼等の大ヒットアルバム"Wild & Peaceful"からの1stシングル。収録曲はA.Funky stuff、B.More funky stuff。定番サンプルネタとしても有名で、イントロのホイッスルから引き続き放たれる強烈なブラス・セクションがとにかく最高にファンキーな名曲!B面はFunky stuffの続編バージョン。(03/02/22) | |
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KOOL & THE GANG /Jungle boogie(1973) |
1973年の彼等の大ヒットアルバム"Wild & Peaceful"からの2stシングル。収録曲はA.Jungle boogie、B.North,east,south,west。定番サンプルネタとしても有名で、"Get down,get down"の掛け声もよくサンプルされていますね。これも必聴の名曲!B面は1973年のアルバム"Good times"からの曲でサンプルネタとしても頻繁に使われているファンキーな佳曲。(03/02/22) | |
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KOOL & THE GANG /Hollywood swingin'(1973) |
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KOOL & THE GANG /Light Of Worlds (1974) |
KOOL & THE GANGが74年にリリースしたアルバム。メロウ・クラシックとして数々の曲にサンプリングされたSummer Madness収録のアルバムとして有名ですね。これ以外も好曲揃いで、Jungle Boogieっぽいインスト・ファンク1.Street Corner Symphony、フリーソウル・テイストの爽やかな歌もの2.Fruitman、ベースラインが印象的なファンキー・チューン3.Rhyme-Tyme People、ラテンっぽさも取り入れた爽快グルーヴィーな4.Light Of Worlds、ボサノヴァ(?)テイストの5.Whiting H.&G.、イントロがネタに使われる和み系ミディアム6.You Don't Have To Change、ヘビー・ファンクの7.Higher Planeと全曲イケます。定番ともいえるアルバムだと思います。(2011/02/25) | |
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KOOL & THE GANG /Rhyme Tyme People (1974) |
KOOL & THE GANGが1974年にリリースした5th(ライブ盤も含めると7th)アルバム『Light
Of Worlds』からのシングル。 A面の「Rhyme Tyme People」は、名曲「Jungle Boogie」タイプの土っぽいリズムにキレのあるホーンが鬼カッコいいファンキー・クラシック! B面の「Father Father」は、3rd(ライブ盤も含めると5th)アルバム『Good Times』からで、優しく包み込むようなエレピが最高すぎるイントロから続くジャジーかつメロウなトラック上で父親への愛情を歌うクラシック!FASHAWN/Fatherでサンプリングされています。(2023/08/07) |
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KOOL & THE GANG /Love & Understanding (1976) |
KOOL & THE GANGが76年にリリースしたアルバム。ライブも3曲収録。名曲Funky Stuff系の1.Love & Understanding、クールなんだけどファンキーな2.Sugar、タイトルどおりエナジーを感じる4.Cosmic Energy、BPMを早めにしたアレンジがカッコイイ名曲Hollywood Swingのライブ5.、メロウ・クラシックとして数々の曲にサンプリングされたSummer Madnessのライブ6.、アフリカを感じさせるファンキーな7.Universal Sound(Live)、ファンキーでノリノリな8.Come Togetherと聴きどころ満載。この頃のKOOL & THE GANGに敵なし!って感じでほんと充実していて凄いね。(2013/02/10) | |
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LABELLE /Lady Marmalade (1974) |
PATTI LABELLE、SARAH DASH、NONA HENDRYXの女性R&BトリオLABELLEが1974年に名プロデューサーALLEN?TOUSSAINTを迎えてリリースした出世作『Nightbirds』からのシングル。 A. Lady Marmalade 全米1位にも輝いた躍動感のあるピアノが効いたファンク・ナンバーで、世界的にも人気がありますね。これ書いていて初めて知りましたがTHE ELEVENTH HOURというグループのカバーなんですね!いやー、知らないことだらけだ。 B. Space Children ズンチャズンチャするピアノが効いた疾走感溢れるナンバー。 (2024/11/07) |
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LIGHTNIN' ROD /Hustlers Convention(1973) |
レア・グルーヴ、元ネタとして有名なSportを収録したLIGHTNIN' RODが73年にリリースしたアルバム。KOOL & THE GANGやFULL MOON等の演奏をバックにLIGHTNIN' RODがポエトリー・リーディングするというもので、演奏自体はファンキーなことは確かだが、ポエトリー・リーディングにあまり馴染みがないリスナーには結構厳しいものがあるかもしれません。個人的にも前述の1.SportやERIC GALE、RICHARD TEE、CHUCK RAINYが演奏するファンキーな10.Grit's Den以外はあまり印象に残りませんでした。マニア向けのアルバムかもしれません。(09/04/19) | |
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MACEO & ALL THE KING'S MEN /Doing Their Own Thing |
ファンク界を支えた名サックス奏者MACEO PARKERとその仲間達が1970年にリリースした1stアルバム。プロデュースは、B.B. CUNNINGHAMとRAY RILEY。JAMES BROWNとの金銭トラブルで脱退したMACEO等のバンドメンバーによるアルバムで、JBの呪縛から解放されたイキの良いファンク・アルバムに仕上がってます。これは1991年にUKのCHARLYからリリースされたジャケット違いの再発盤で、ボーナス1曲を追加。MELLOW MAN ACE/En La Casa、L.L. COOL J/Cheesy Rat Blues、MARLEY MARL、MASTER ACE、CRAIG G、BIG DADDY KANE、KOOL G. RAP/The Symphony Pt. II、BEASTIE BOYS/Finger Lickin' Good、PETE ROCK & C.L. SMOOTH/Ghettos of the Mind、MYSTIDIOUS MISFITS/M.I Crooked Letter、AKINYELE/Checkmate、ERICK SERMON/Get Da Money、J-LIVE/MCeeでサンプリングされた「メイシオ!」と新たな出発の狼煙を上げるMACEO吹きまくりなグルーヴィーなインスト・ファンク1.?Maceo、SOUL II SOUL/Jazzie's Groove、OMNISCENCE/Lost in the Music、L.L. COOL J/To Da Break of Dawn、PROFESSOR GRIFF AND THE LAST ASIATIC DISCIPLES/The Word of God Griff on Duty、CAVEMAN/Caught Up、BIG DADDY KANE/Floatで使われたMACEOのボーカル入りの土臭いJB流儀のファンク・チューン2. Got To Getcha、DJ MAGIC MIKE/Feel the Bass. IIIでサンプリングされた軽快なホーン隊がナイスなインスト・ファンク3.?Southwick、ワウ・ギターも最高にカッコよく自然に体が動き出すファンキー・チューン4. Funky Women、FUNK, INC.のカバーで、GANG STARR/Form of Intellect、L.L. COOL J/Cheesy Rat Bluesでネタ使いされたブルージーなギターのイントロからファンキーなホーン隊、ワウ・ギターが続くインスト・ファンク6.?Better Half、どこかBLOOD, SWEAT & TEARSを思い起こさせる、RICHARD "KUSH" GRIFFITHがボーカルをとった心和ませる7.?Don't Waste This World Away、ドライブ感溢れるファンキー・チューン8.?Mag-Poo、ボーナスで収録された1970年リリースのシングル・オンリーのSLY & THE FAMILY STONEのファンキー過ぎるカバー10.?Thank You For Letting Me Be Myself Againがお気に入り。(2025/07/05) |
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MACEO & ALL THE KINGS MEN /Funky Music Machine (1972) |
ファンク界を支えた名サックス奏者MACEO PARKER率いるMACEO & ALL THE KINGS MENが72年にリリースしたアルバム。JBの元を離れてリリースしたアルバムみたいですね。JB直系のゴリゴリなファンクを期待していたけど、なんかAVERAGE WHITE BANDにTOWER OF POWERを足して水で薄めたような(悪い意味でなく)軽さを感じるサウンドに少し拍子抜け。ライトなディスコ・ファンク1. Funky Music Machine、ファンキーな2. I Want To Sing、TRAFFICの名曲のカバーでファンキー度アップした4. Feeling Alright、RARE EARTHのファンキーな名曲のカバー6. Born To Wander、キレの良いホーンセクションが爽快な10. A Funky Tale To Tellあたりはなかなか楽しめたけどね。(2015/01/07) | |
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MACEO PARKER /Us (1974) |
ファンク界を支えた名サックス奏者MACEO PARKERが74年にリリースしたアルバム。プロデュースは御大JAMES BROWN!そのJBのカバー1. Soul Powerからご機嫌なファンクを聴かせてくれますね〜。タイトルどおりパーレー感覚たっぷりのファンク2. Parrty、フリーソウル感溢れてグルーヴィーな3. Show And Tell、GAMBLE & HUFF作曲のソウルフルな4. Drowning In The Sea Of Love、軽快でグルーヴィーな5. I Can Play For (Just You & Me)、JBも哀愁ある喉を披露する夕暮れ系スロウ7. The Soul Of A Black Manが負いにいり。(2018/05/12) | |
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MACEO PARKER /Funkoverload (1998) |
ファンク界を支えた名サックス奏者MACEO PARKERが98年にリリースしたアルバム。とても楽しく、活き活きと演奏しているMACEOが印象的なアルバムで、特にMACEOの息子のラップをフィーチャーしたファンク1. Maceo's Groove、グルーヴィーな2. Uptown Up、SLY & THE FAMILY STONEの豪快なカバー3. Sing A Simple Song、小気味良いファンク5. Elephant's Foot、MARVIN GAYEのラップ入りカバー6. Let's Get It On、重心の低いファンク7. Youth Of The World、70年代のレア・グルーヴを再現したかのような8. We're On The Move、MARVIN GAYEのグルーヴィーなカバー9. Inner City Blues、楽しげなファンク11. Do You Love MeがGOOD。ファンク好きならぜいひ聴いておきたいアルバムだね。(2014/10/11) | |
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MACEO PARKER /Dial: M-A-C-E-O (2000) |
ファンク界を支えた名サックス奏者MACEO PARKERが2000年にリリースしたアルバム。いつもどおりノビノビと楽しく演奏している素敵なアルバムだな〜。「楽に行こうぜ〜」って言葉が聞こえてきそう。小気味良くてファンキーな2. Rabbits In The Pea Patch、アップテンポで最高にグルーヴィーな3. My Baby Loves You、THE ISLEY BROTHERSの名曲をファンク・テイストでカバーした4. I've Got Work To Do、DIANA ROSS/Love Hangoverをネタにしたと思われる渋いトラックにラップを合わせた6. Black Widow、70年代っぽいファンキー・チューン7. Coin Toss、DONNY HATHAWAY & ROBERTA FLACKのカバーで心温まる10. The Closer I Get To You、疾走感溢れるファンキー・ナンバー12. HomeboyがGOOD。(2015/04/08) | |
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MACEO PARKER /Made By Maceo (2003) |
ファンク界を支えた名サックス奏者MACEO PARKERが2003年にリリースしたアルバム。2000年の『Dial: M-A-C-E-O』に比べるとファンク度低いし、ファンクも軽め(特にドラム)だなぁ。 MACEO節がイイ感じのファンク2. Off The Hook、小気味良い3. Hats Off To Harry、勢いがあってファンキーな4. Quick Step、RUFUSのカバーでノリノリな9. Once You Get Startedくらいしか印象に残らなかったかな。(2015/05/10) | |
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MICHAEL MASSER AND MANDRILL /アントニオ猪木のテーマ 燃える闘魂 |
今日は偉大なファイター/スーパースターアントニオ猪木氏の命日です。 モハメド・アリから贈られた曲で、猪木の入場曲として有名なMICHAEL MASSER AND MANDRILL/Ali Bom-Ba-Ye(邦題:アントニオ猪木のテーマ 燃える闘魂)を聴いて故人を偲びます。 ”猪木ボンバイエ!猪木ガンバーレ!” A. Ali Bom-Ba-Ye Part.1 高揚感あふれるお馴染みのブラス隊と疾走感のあるアフロ・リズムが最高な燃える闘魂ファンク! B. Ali Bom-Ba-Ye Part.2 より燃え滾る続編。クラブ・プレイならこちらですね! (2023/10/01) |
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MATERIAL /One Down (1982) |
BILL LASWELL率いる先鋭集団MATERIALが82年にリリースしたアルバム。参加ミュージシャンは、CHICからNile Rodgers(ギター)とTONY THOMPSON(ドラム)、YOGI HORTON(ドラム)等、ボーカリストは、NONA HENDRYX、BERNARD FOWLER等に、これがデビューとなるWHITNEY HOUSTON。CHIC meets エレクトロって感じで好きだね、このアルバム。ベストは、イントロのボコーダーからヤバいエスニック・エレクトロ・ファンクって感じの8. Don't Lose Control。中学生の頃、ラジオで聴いてノックアウトされた思い出のある曲ですね。他には、モロCHICなファンク2. I'm the One、SLY&THE FAMILY STONEのアーシーなカバー3. Time Out、こもれモロCHICなノリノリ・ファンキー・チューン5. Come Down、ボコーダーもナイスなフロア・ナンバー6. Holding OnがGOOD。(2013/12/02) | |
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MATERIAL /For a Few Dollars More(邦題「夕陽のガンマン」) (1983) |
BILL LASWELL率いる先鋭集団MATERIALが83年にリリースしたシングル。タイトルどおりENNIO MORRICONEの「夕陽のガンマン」のカバー。ハービー・ハンコックのRock Itをマカロニウエスタン調にした感じかな。AFRIKA BAMBAATAAへのオマージュもあるかもしれないね。アルバム未収録なのかな?B面はアルバム『Memory Serves』から混沌とした世界が広がる「Silent Land」も収録。(2014/04/26) | |
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MCB /Same (1983) |
CAMEOをリストラ(?)されたベーシストのAARON MILLSとトロンボーンのJERYL BRIGHTが結成したMCBが83年にリリースした唯一のアルバム。プロデュースは、MCBとTOMTOM84。ファンクの裏名盤の誉れ高いアルバムと聞いていましたが、こえほどまでの完成度とは… ラップも取り入れたエレクトロを効果的にまぶしたフ強力ァンク1. Can't Fight The Feelin'、洗練されたダンス・ナンバー2. I'm The One You're The One、ラテン・フレイヴァを取り入れたフリーソウル・テイストのミディアム4. This Is Right、自然と体が動くディスコ・ファンク5. Do It Up、フリーソウル系の陽だまり系メロウ・ミディアム7. Bring It Back、疾走感溢れてグルーヴィーな8. Feels So Rightがお気に入り。セールス的には全くだめだったみたいだけど、生楽器にこだわったのがマイナスだったのかな… ディスコ、ファンク、フリーソウル好きにオススメしたいアルバム。(2014/12/03) | |
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THE METERS /Same (1969) |
ニューオーリンズの名ファンク・バンド"THE METERS"(現NEVILLE BROTHERS)が69年にリリースした記念すべきデビュー・アルバム。プロデュースは、ALLEN TOUSSAINTとMARSHALL E. SEHORN。音楽史上に輝くファンク名盤の一つで、最初から最後まで強烈なニューオーリンズ・ファンクの洪水!イントロの泥臭いギターから鷲掴みにされる1. Cissy Strut、ドラムが鬼ファンキーな2. Here Comes The Meter Man、イントロのベースで腰砕け確実の3. Cardova、自然に体が動くアップテンポでファンキーな4. Live Wire、オルガン・ジャズ・ファンクっぽい5. Art、ローテンポでほのぼのとしながらも根はファンキーな6. Sophisticated Cissy、ファンキーで陽気な7. Ease Back、ブルージーなギターが印象的なファンク8. 6v6 La、唯一のスロウで田舎を思い出すかのようなどこか懐かしい11. Stormy、SLY&THE FAMILY STONEのカバーで極上のセカンド・ライン・ファンク12. Sing A Simple Song、ボーナスで収録されたバカラック・ナンバーの13. The Look Of Love、細かいドラムがイカした14. Soul Machineが特に好きですね。ファンク好きなら必ず聴くべし!(2011/06/16) | |
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THE METERS /Look-Ka Py Py(1969) |
ニューオーリンズの名ファンク・バンド"THE METERS"(現NEVILLE BROTHERS)が69年にリリースした2ndアルバム。プロデュースは、もちろんALLEN TOUSSAINT。説明不要の名盤で、最初から最後まで極上のニューオーリンズ・ファンク炸裂!ドラムの絶妙な跳ね具合がイカすファンキー・ナンバー1. Look-Ka Py Py、JUNGLE BROTHERSやUGKがネタ使いしたギターとオルガンが耳を惹く2. Rigor Mortis、ICE CUBEがネタ使いした3. Pungee、SCARFACEが使ったファンキーな4. Thinking、JACKIE MITTOOっぽいオルガン・ファンク5. This Is My Last Affair、GANG STARRがネタ使いした跳ね系ドラムの6. Funky Miracle、大好きなULTRAMAGNETIC MC'SがEase Backで使ったファンキー・チューン8. Little Old Money Maker、ジャズ・ファンクにも通じるアップテンポな11. 9 'Til 5、TWO KINGS IN A CIPHERやC.M.W.が使った渋〜いファンク12. Dry Spell等聴きどころ満載で、ボーナスで収録された13. Grassと14. Borroも最高の出来。ファンク好きなら避けて通れないアルバム。必聴です!(09/12/26) | |
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THE METERS /Struttin' (1970) |
ニューオーリンズの名ファンク・バンド"THE METERS"(現NEVILLE BROTHERS)が70年にリリースした3rdアルバム。プロデュースは、ALLEN TOUSSAINTとMARSHALL E. SEHORN。1st、2nd同様音楽史上に輝くファンク名盤の一つで、最初から最後まで強烈なニューオーリンズ・ファンクのオンパレード!ニワトリのモノマネから始まるご機嫌なタイトル曲1. Chicken Strut、頻繁にネタ使いされるファンキーな2. Liver Splash、渋めのファンキー・ナンバー4. Joog、グルーヴィーな5. Go For Yourself、定番ファンクの6. Same Old Thing、数えきれないくらいサンプリングされたまさにアルティメットなファンク・クラシック7. Hand Clapping Song、小気味良くてファンキーな9. Tippi-Toes、アップテンポでイカした10. Britches、ドラム・ブレイクがBIG DADDY KANE/Long Live the Kaneを思い出させる11. Hey!Last Minute、勢いがあってファンキーな12. Ride Your Pony、ボーナス・トラックでオルガンがイカした13. Funky Meter's Soulと疾走感溢れる14. Meter Strutが特にお気に入り。ファンク好きなら必ず聴くべし!(2014/12/15) | |
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THE METERS /Cabbage Alley (1972) |
ニューオーリンズの名ファンク・バンド"THE METERS"(現NEVILLE BROTHERS)が72年にリリースした4thアルバム。プロデュースは、ALLEN TOUSSAINTとMARSHALL SEHORN。以前のアルバムよりかなりロック色が濃くて、なんか彼等らしくないなー。NEIL YOUNGのアコースティックな曲を郷愁感たっぷりにアレンジした3. Birds、オルガンの音色が魅力的なインスト4. The Flower Song、カリブ海をイメージさせる陽気な5. Soul Island、ツイン・ドラムのアーシーなファンク6. Do The Dirt、小気味よいファンク・ナンバー9. Gettin' Funkier Al The Time、ボーナスで収録された彼等らしいノリの良いファンク11. Chug Chug Chug-A-Lug (Push And Shove) Part 1と12. Chug Chug Chug-A-Lug (Push And Shove) Part 2はなかなか気にいったけど、これまでのアルバムと比べるとロックしすぎていてイマイチ馴染めないな。(2010/11/13) | |
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THE METERS /Rejuvenation(1974) |
ニューオーリンズの名ファンク・バンド"THE METERS"(現NEVILLE BROTHERS)が74年にリリースした5thアルバム。名作の多いTHE METERSですが、このアルバムも最高のニューオーリンズ・ファンクを堪能でき、ファンキーな1.People Say、イントロのギターで即死する鬼ファンキーな3.Just Kissed My Baby、アップテンポで畳み掛けるようなビートのファンキー・チューン4.What'cha Say、超ファンキーな5.Jungle Man、サザンロック風な哀愁感あるファンク7.It Ain't No Use、FREE SOULテイストの爽快グルーヴ8.Loving You Is On My Mind、パーカッシブな9.Africaと好曲揃い。ファンク好きなら必聴でしょう!(09/10/09) | |
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THE METERS /Fire on the Bayou (1975) |
ニューオーリンズの名ファンク・バンド"THE METERS"(現NEVILLE BROTHERS)が75年にリリースした6thアルバム。プロデュースは、ALLEN TOUSSAINT。涼しげなイントロで意表を突くユルいファンク1. Out In The Country、イントロからノックアウト間違いなしのこれぞ、NOファンク!な2. Fire On The Bayou、これまた黒過ぎるファンク3. Love Slip Upon Ya、アップテンポのファンキー・チューン4. Talkin' 'Bout New Orleans、腰にネットリとまとわりつくベースのイントロから悶絶必死の鬼ファンク6. Can You Do Without?、ソリッドなファンキー・ナンバー7. Liar、フュージョンっぽい流麗なギターのイントロから意表を突くミーターズ流フュージョン9. Middle Of The Road、1分少々の短さながら熱いファンクを披露する10. Running Fast、ボーナスで収録された10.のロング・バージョン12. Running Fast (Long Version)がお気に入り。ファンク好きなら聴くべきアルバムですね。(2015/02/17) | |
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MOTHER'S FINEST /Another Mother Further(1977) |
ブラック・ロック/ファンク・バンドのMOTHER'S FINESTが77年にリリースした3rdアルバム。ファンク好きに人気のパーカッションが炸裂する超絶ファンク7. Dis Go Dis Way, Dis Go Dat Wayだけを聴いた何の予備知識もないブラック・ファンが聴いたら、"なんじゃこりゃ、ロックじゃねーか"って失望するくらい思い切りのよいハードロック丸出しなんですよね。昔聴いた時には、そのロック色が気になって、イマイチだなあと思っていましたが、ロックも色々聴いてきて、改めて聴き直してみると、そのカッコ良さがようやく理解できましたね。ARETHAとCHAKAを混ぜたような女性ボーカルJOYCE KENNEDYの歌も滅茶苦茶イカすしね。ロック・ファンク2. Baby Love、2. と似た曲調のヘビー・ロック・ファンク5. Truth'll Set You Free、前述の7.、タイトルどおりハードロック全快の8. Hard Rock Loverがお気に入り。ロック好きにもぜひ聴いて欲しいアルバム。(09/12/06) | |
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MUTINY /Aftershock 2005 (1996) |
P-FUNKの最盛期にドラムを担当していたレジェンドJEROME BRAILEY率いるMUTINYが1996年にリリースしたアルバム。プロデューサーにはBILL LASWELLの名前もありますね。ターンテーブルで往年の名DJ"DXT"(aka GRANDMIXER D.ST) も参加。ロック色の濃いファンク1. The Growl、LED ZEPPELINぽさを感じる2. It's All Good、ラッパーをフィーチャーした泥臭いファンク3. No Choice、FAZE-O/Ridin' Highネタの5. Tickin' Like A Time Bomb、BILL LASWELLらしさを感じるファンク8. Desireあたりが聴けたけど、少しロック色が強めであまり魅力を感じなかったかな。(2017/10/28) | |
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MUTINY /Funk Road (2013) |
P-FUNK の最盛期にドラムを担当していたレジェンド“JEROME BRAILEY”率いるMUTINYが2013年にリリースしたアルバム。1995年の「Aftershock2005」以来のアルバムみたい。デジタル全盛の時代、ファンク・ミュージシャンが生き残るのは大変だと思うけど、ヒップホップと共存してレジェンドが作品を発表するのは嬉しい限り。TACKHEADにも通じるコラージュ感の中、ワウギター&浮遊シンセも耳を惹く1. Thoughts Patterns、どことなくセピア色したメロデイが耳を惹く2. Something Better To Do、歌、サウンドともにJAMES BROWNなファンク4. What? Yeah!!!!、70年代丸出しな漢ファンク6. Thee Funky Prez、DMX似のシンガーが歌う、少し近未来的なファンク8. Promanade (Git’er Done)、疾走感溢れるファンキー・チューン10. Lump、夕暮れモードの11. Sweet Blessings、R.KELLYあたりを意識したかもしれないミディアム12. Lights, Camera, Actionがお気に入り。(2017/08/05) | |
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NATION FUNKTASIA /In search of the last trump of funk(1991) |
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THE NEVILLE BROTHERS /Nevillization II: Live at Tipitina's (1988) |
ニューオーリンズの大御所ファンク・バンドTHE METERSを前身とするNEVILLE兄弟のファンク・バンドTHE NEVILLE BROTHERSが88年にリリースしたライブ・アルバム。ライブ自体は82年の録音なので、70年代のあの雰囲気があまりしないのは、ミーターズ・ファンには寂しいところ。ミーターズでお馴染み1. Pockey Way、ロッキッシュなギターもイカす硬派なファンク2. Wishin'、ルーツ・レゲエ meets NOって感じの5. Wake Up、意外にも都会的なディスコ・サウンドを披露する6. Dance Your Blues Away(シングル・オンリー?)、フュージョンっぽさも感じるロッキン・ファンク12. Saib's Grooveあたりは最高に好きなんだけどな〜。(2015/04/20) | |
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THE NEVILLE BROTHERS /Family Groove (1992) |
ニューオーリンズの大御所ファンク・バンドTHE METERSを前身とするNEVILLE兄弟のファンク・バンドTHE NEVILLE BROTHERSが92年にリリースしたアルバム。年代初頭なので黒いファンクを期待したけど、意外にもAORな雰囲気で肩透かし。しかし、なかなか聴かせてくれる内容で、THE STEVE MILLER BANDのスペーシー・ロックの名曲のファンキーなカバー1. Fly Like An Eagle、爽やかなコーラスも最高なAORグルーヴの2. One More Day、アダルトな雰囲気の郷愁グルーヴ3. I Can See It In Your Eyes、ノリの良い4. Day To Day Thing、小気味よく軽快なファンク8. Family Groove、ハードさを前面に出したファンク11. Let My People Go、ボーナス収録のハートウォーミングな14. Good Songがお気に入り。(2016/05/28) | |
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THE NEVILLE BROTHERS /Mitakuye Oyasin Oyasin/All My Relations (1996) |
ニューオーリンズの大御所ファンク・バンドTHE METERSを前身とするNEVILLE兄弟のファンク・バンドTHE NEVILLE BROTHERSが96年にリリースしたアルバム。ファンクというよりワールド・ミュージック的なアルバムかな。郷愁感溢れる1. Love Spoken Here、カリブっぽさもイイ感じの5. Whatever You Do、ファンキーな7. You're Gonna Make Your Momma Cry、BILL WITHERSの名曲のカバーで少しファンクにアレンジした9. Ain't No Sunshineくらいしか耳の残らなかったかな。(2015/06/22) | |
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THE NEVILLE BROTHERS /Valence Street (1999) |
ニューオーリンズの大御所ファンク・バンドTHE METERSを前身とするNEVILLE兄弟のファンク・バンドTHE NEVILLE BROTHERSが99年にリリースしたアルバム。ロック色濃い1. Over Africa、ファンキーなインスト4. Valence Street、5. If I Had A Hammer、MARIVIN GAYEっぽいニューソウル風の12. Tearsくらいしか聴けなかった… 昔みたいにファンクをやって欲しいですね。(2015/10/05) | |
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NEW BIRTH /Behold The Mighty Army (1977) |
大型ファンク・バンドNEW BIRTHが1977年にリリースしたアルバム。後のL.T.D./Kickin' Back等の激熱な歌で有名なLESLIE WILSONのボーカルに鷲掴みにされますね〜 ノリノリなディスコ・ファンク1. The Mighty Army、エモーショナルなスロウ2. Your Love Is、ピアノと四つ打ちドラムがガラージュ感を醸し出すLOFTクラシック(らしい)3. Deeper、ホーンセクションがイカしたライトなファンク・チューン4. Up Against The Wall、しっとりと、しかし歌は熱くのバランスがナイスな6. How Will I Live、ラテン・テイストのファンク7. Ain't It Something、グッと腰にくるグルーヴ感の8. Squeezing Too Much Livingがお気に入り。(2022/07/23) | |
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NEW BIRTH /Platinum City (1979) |
R&B/FUNKバンドのNEW BIRTHが79年にリリースしたアルバム。プロデュースは、JAMES BAKER、ホーンのアレンジにFRED WESLEYが参加。熱いシンガーのLESLIE WILSONが去った後なんで、熱心なファンからは無視されているアルバムみたいですが、個人的には気に入っていて、特にホーンが効いたメロウ・ミディアムのA1.Platinum City、フリーソウルっぽいハートウォーミングなA2.California BoundとA4.You Keep Me (At A Distance)、ホーンがイカしたファンク・ナンバーB1.Hit Record、ピュンピュン鳴っているイントロからもろディスコで、SUGARHILL GANG/Kick It Live From 9 To 5に似たホーンも飛び出すB4.Spank Spermがお気に入り。代表的なアルバムではないが聴いて損はないと思います。(09/12/26) | |
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THE NEW MASTERSOUNDS /Be Yourself(2003) |
UKのジャズ・ファンク・バンド"THE NEW MASTERSOUNDS"が03年にリリースした2ndアルバム。70年代の質感(特にドラムやオルガン)にかなりこだわったグループで、音だけ聴けばこれが、誰もが70年代のグループだと思うかもしれません。BARBARA ACKLIN/Am I The Same Girlにも似たCORINNE BAILEY RAEのボーカル入りのハートウォーミングな2.Your Love Is Mine、哀愁漂うメロディの4.Be Yourself、BOOKER T.&M.G.'S/Melting Pot似のファンキーな11.R.T.A.、ピアノが耳を惹く12.Do What You Gotta Doが特にお気に入り。凄く気に入ったアルバムなんですが、欲をいえば70年代の質感にプラスして現代的なエッセンスを取り入れて欲しかったかなと。それでも良いアルバムには変わりないので、ジャズ・ファンク、レア・グルーヴ好きならオススメできるアルバムです。(09/05/25) | |
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OHIO PLAYERS /Pain (1971) |
偉大なファンク・バンドOHIO PLAYERSがWESTBOUNDから71年にリリースした2ndアルバム。レア・グルーヴが出始めた80年代後期にOHIO PLAYERSの再発レコードを買い漁ったなあ、そいえば。これは7曲ものボーナスを収録したリイシュー。ピアノとホーンが印象的なファンク1. Pain、道端で演奏しているような雰囲気のアーシーなファンク3. Players Balling、ブルージーな味わいの6. Singing In The Morning、ここからはボーナスで、74年の『Climax』から泥臭いインスト・ファンク7. Climax、これも『Climax』から、MARVINE GAYEのカバーで原曲に忠実な8. What's Going On?、ホーンもカッコイイ軽快なファンク10. Feelin' Alright、これも『Climax』から、「メリーさんの羊」で始まるブルージーな13. Proud Maryがお気に入り。OHIO PLAYERSの全盛期はマーキュリー時代だとは思うけど、WESTBOUND期も洗練されてないカッコ良さがあって好きだね。(2012/02/06) |
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OHIO PLAYERS /Pleasure (1972) |
偉大なファンク・バンドOHIO PLAYERSがWESTBOUNDから72年にリリースした3rdアルバム。大定番のファンク・クラシック"Funky Worm"収録ってことで人気がありますね。これ以外も好曲揃いで、特にジャジーな面も感じられるファンキー・チューン1.Pleasure、ベースとピアノが効いたドス黒いイントロが最高な3.Pride And Vanity、ストレートで分かりやすいインスト・ファンク4.Walt's First Trip、曲自体は思ったほどファンクしてないけど、途中のシンセはクレイジーでぶっ飛んでいるクラシック8.Funky Worm、ボーナスとして収録された75年のアルバム『Rattlesnake』から郷愁感もあるインスト・ファンク11.What It Isとアップテンポでファンキーな12.Rooster Poot、93年発表の(おそらく未発表曲)腰にグッとくるファンク・ナンバー16.Satan's BoogieがGOOD。ファンク好きなら定番といえるアルバムでしょう。(2012/08/08) | |
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OHIO PLAYERS /Ecstacy (1973) |
偉大なファンク・バンドOHIO PLAYERSがWESTBOUNDから73年にリリースした4thアルバム。75年のレアなアルバム『Rattlesnake』からも4曲を収録。前作『Pleasure』には及ばないけど粒揃いで、軽快でファンキーな1. Ecstasy、ファンキーなインスト3. Not So Sad and Lonely、ネタ使いされる鬼渋いファンキー・チューン4. (I Wanna Know) Do You Feel It?、軽快なホーンにグッとくる5. Black Cat、どこかナスティな感じもするグルーヴィーなファンキー・チューン8. Sleep Talk、泥臭さも感じるファンキーな10. Short Change、『Rattlesnake』からノイジーなギターが耳を惹く11. Rattlesnake、イントロのカッティング・ギターがJBの曲を彷彿させる12. Hustle Bird、イントロのドラム・ブレイクだけで耳を持っていかれるファンキー・チューン14. She Locked It、初期のKOOL&THE GANGっぽいファンキーさを感じる未発表インスト曲15. Trans-Maximusがお気に入り。目玉となる曲がない気もするけど、充実作には間違いないですね。(2013/07/12) | |
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OHIO PLAYERS /Skin Tight (1974) |
OHIO PLAYERSが74年にリリースしたアルバム。大定番のファンク・クラシック1.Skin Tight収録!ベースとホーンがカッコ良くて大好きですね。他にも疾走感溢れるファンキーなインスト2.Streakin' Cheek To Cheek、粘着ファンクの4.Jive Turkey、ジャジーなピアノが日曜の朝に似合いそうなスロウ5.Heaven Must Be Like This、ファンキーな6.Is Anybody Gonna Be Saved ?ファンク好きなら定番といえるアルバムでしょう。(2013/09/28) | |
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OHIO PLAYERS /Fire (1974) |
OHIO PLAYERSが74年にリリースしたアルバム。ファンク・クラシックのタイトル曲に尽きますね〜。KOOL&THE GANG/Funky Stuffに似た「イエ〜、アハッ」のイントロから始まる黒さを凝縮したようなファンクがカッコ良すぎ!他にもハートウォーミングな2.Together、勢いがあってエナジーみなぎるファンク3.Runnin' From The Devil、ほっこり系スロウ4.I Want To Be Free、小気味良いファンク5.SmokeがGOOD。『Skin Tight』と共に定番といえるアルバムでしょう。(2014/01/05) | |
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OHIO PLAYERS /Honey (1975) |
OHIO PLAYERSが75年にリリースしたアルバム。セクシーなエロジャケに目を奪われるね。彼等の定番といえるメロウな5.Sweet Sticky Thingが人気だと思うけど、個人的にはイントロのワウワウ・ギターからしびれるファンク2.Foppがベスト!TOO SHORTがネタに使っていたよね、そういえば。他には前述の5.Sweet Sticky Thingとシングルにもなったディスコ・ファンク6.Love RollercoasterがGOOD。でも内容は、ちょっとジャケ負けしているかな〜。もっとFoppみたいなファンクが聴きたかったね。(2014/04/04) | |
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OHIO PLAYERS /Ouch ! (1981) |
OHIO PLAYERSが81年にリリースしたアルバム。プロデュースが、RICHARD 'DIMPLES' FIELDSってのが悪すぎたのか、見る影もない質の低下っぷり… ライトなファンク・ナンバー2.Star Of The Partyやポップなファンク・ナンバー4.Everybody Dance夜をイメージさせるミディアム6.Just Meあたりは悪くはないけど、過去と比べるとね… よほどのフリーク以外聴く必要はないと思う。(2014/05/22) | |
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OHIO PLAYERS /Jam! (1996) |
OHIO PLAYERSが96年にリリースした78年のスタジオ・ライブ・アルバム。ファンク・バンドとしての本領発揮で、エネルギッシュな演奏を聴かせてくれるね。疾走感溢れてノリノリな1. Merry-Go-Round、シングル盤もかなり聴き倒したノリの良いファンキーディスコ2. Love Rollercoaster、少し派手にアレンジした代表曲のファンク4. Skin Tight、ゲットー臭でむせかえるようなファンク5. Fopp、少しジャジーな雰囲気もするファンク6. Magic Trick、これも代表曲の一つで11分にも及ぶファンク暴風雨8. Fire、攻撃的なファンク・ナンバー9. O-H-I-OがGOOD。スタジオだからか、観客の声が少ないのが気になるが… でも、十分カッコイイね。(2014/07/20) | |
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ONE WAY Featuring Al HUDSON (1979) |
AL HUDSON率いるONE WAYが79年にリリースしたアルバム。プロデュースは、AL PERKINS、ONE WAY、RICH BECKER。ファンク(ダンス)クラシックの2.You Can Do Itが一番有名かな?軽快でカッコ良くて大好きな曲ですね。だけど、これだけでなく、ほんと充実してます!切なすぎるスロウ3.Guess You Didn't Know、ガラージっぽいピアノがナイスでクールなダンス・ナンバー4.Music、郷愁感溢れる5.Come Dance With Me、涼しげなライト・メロウ・グルーヴ6.I Am Under Your Spellと耳が惹きつけられっぱなし。リリース量が多くて追いかけるのも大変なんだけど、いつかは全て聴いてみたいですね。(2012/08/28) | |
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PAPA GROWS FUNK /Live At The Leaf(2006) |
日本人ギタリスト山岸潤史を擁するニューオーリンズのファンク・バンドPAPA GROWS FUNK06年にリリースしたライブ・アルバム。ニューオーリンズ伝統のセカンドライン・ファンクをベースに素晴らしい演奏を聴かせてくれます。ベスト・トラックは、疾走感溢れるジャズ・ファンク的な8.Slinky Snake。70年代のジャズ・ファンクに引けを取らないくらいカッコイイ!最初聴いた時には鳥肌立ちましたねほんと。他にもファンキーな1.Pass It!、山岸氏のギター・ソロが印象的なファンキー・ナンバー3.Dolemite Returns、ベースが効いた7.Junker Man、小気味良い9.Fish-Eyed FoolもGOOD。レア・グルーヴ、アシッド・ジャズが好きな方ならきっと気に入るでしょう。(09/04/10) |
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PARLIAMENT /Rhenium (1990) |
PARLIAMENTが1970年にINVICTUS RECORDSからリリースしたデビュー・アルバム『Osmium』から8曲セレクトされ、3曲追加した再発アルバム。これ、LPレコードだからオリジナル『Osmium』からの2曲はカットされてるけど、CDだと全曲入ってるから、CD買っとけば良かったな… ファンク、R&B、ロック、サイケなど、なんでもありな内容で楽しめるね。熱く激しいロック'N'ファンクで、中盤のブレイクビーツも最高なA1. Breakdown、もろハードロックなドライブ感溢れるA2. I Call My Baby Pussycat、DE LA SOULでもお馴染みのヨーデルをぶちかましたキテレツなカントリー・ロックA3. Little Ole Country Boy、拡声器を通したような歌が印象的な土臭いロック・ナンバーA4. Moonshine Heather、1974年にFUNKADELICで再演するご機嫌なファンキー・ロックB1. Red Hot Mama、タイトルどおり破天荒なファンキー加減が伝わってくるB4. Funky Woman、オルガンが印象的なブルージー・ナンバーB5. Come In Out Of The Rain、バグパイプ?も取り入れたアコースティック・ギター、オルガンの優しげなメロディに引き込まれるB6. The Silent Boatmanがお気に入り。(2024/07/20) | |
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PARLIAMENT /Chocolate City (1975) |
ファンク大王GEORGE CLINTON率いるPARLIAMENTが75年にリリースした3rdアルバム。いまさら説明不用の偉大なグループですね。ドラムが弱いのが不満だけど、緊張感溢れるファンクを聴かせる1.Chocolate City、ノリが良くてファンキーな2.Ride On、2.と似た感触の3.Together、ホーンが印象的なファンク4.Side Effects、勢いがあってファンキーな5.What Comes FunkyがGOOD。(2014/02/19) | |
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PARLIAMENT /Mothership Connection (1975) |
ファンク大王GEORGE CLINTON率いるPARLIAMENTが75年にリリースした4thアルバム。説明不要のファンク名盤の一つだと思うけど、正直、最初聴いた時にはその良さは分からなかったかな。ヒップホップのフィルターを通して聴くと、そのカッコ良さが分かったけどね。ファンク・クラシックの1. P-Funk (Wants to Get Funked Up)、2. Mothership Connection (Star Child)をはじめ、タイトルどおりB級宇宙映画のサントラのような3. Unfunky UFO、お気楽ファンク4. Supergroovalisticprosifunkstication、これまたファンク・クラシックの6. Give up the Funk(Tear the Roof off the Sucker)、軽快なファンク7. Night of the Thumpasorus Peoplesと聴きどころ満載。(2015/01/17) | |
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PARLIAMENT /P-Funk Earth Tour (1977) |
GEORGE CLINTON率いるPARLIAMENTによる77年のライブ・アルバム。各方面で大絶賛されているライブですね。もちろんP-FUNKは好きだけど、ライブにはかなりの違和感を覚えるな。スタジオ盤でもかなりついていけない部分もあるけど、ライブだとちょっと引いちゃうね。確かに3. Do That Stuff、7. Mothership Connection (Star Child)、15分にも及ぶ10. Dr. Funkenstein、12. Give Up The Funk(Tear The Roof Off The Sucker Medley)は最高なんだけどね。まあ、熱心なP-FUNKフリーク向けじゃないかな。決して最初に聴くべきものじゃないよね。(2012/04/09) | |
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PARLIAMENT /Motor Booty Affair (1978) |
ファンク大王GEORGE CLINTON率いるPARLIAMENTが78年にリリースしたアルバム。これもファンク名盤の一つだよね。リズミカルなコーラスも印象的な明るく楽しいファンク2. Rumpofsteelskin、問答無用のファンク・クラシック ! 4. Aqua Boogie (A Psychoalphadiscobetabioaquadoloop)、ホーンセクションもイカしたカラっと仕上げたファンク5. One of Those Funk Things、ピュンピュンしたノリノリ・インベーダー・ファンク6. Liquid Sunshine、少し愁いを帯びたメロディのファンク7. The Motor-Booty Affair、オハイオ・プレイヤーズみたいな正統派ファンクっぽさも感じる8. DeepがGOOD。これだけ聴かされれば文句はないね。(2015/03/11) | |
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THE PERFECT CIRCLE /Same (1977) |
マイナー物ながら『BLACK MUSIC DISC GUIDE』に掲載されたことで知られるTHE PERFECT CIRCLEが77年にリリースしたアルバム。キラー・チューンってのはないけど、総じて平均以上のものがあり、特にレア・グルーヴって感じのインスト・ファンク1.Dip Stick、軽快ファンキーな2.For Your Funkification、ドリーミーなスロウ3.This Love Is Mine、ちょいクールでジャズ・ファンクっぽさも感じる5.Spread The News、アクション映画に使われそうなスリリングな6.The Perfect Circle、切ないスロウ8.I'll Always Love You(Girl)がGOOD。『BLACK MUSIC DISC GUIDE』に掲載されたのも納得できますね。(2013/11/9) | |
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PEOPLE'S CHOICE /Here We Go Again (1976) |
フィラデルフィアのファンク・バンドPEOPLE'S CHOICEが1976年にPHILADELPHIA INTERNATIONAL RECORDSからリリースした2ndアルバム『We Got the Rhythm』からのシングル。プロデュースは、フィリーと言えばGAMBLE & HUFF。A面は、あのLARRY LEVANもプレイしたと言われる「Here We Go Again」で、BPM早めのほとんどインストで、時折「ヒウィゴー アゲインヨー♪」と合いの手が入るディスコ・ナンバー。うーん、あまりピンとこないかな… B面は、1975年のデビュー・アルバム『Boogie Down U.S.A.』からの「Mickey D's」で、ドラマチックなピアノとエレピのメロディが耳を惹くジャジーなインスト・ナンバー。こっちの方が断然好みかな。(2023/02/07) | |
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PLATINUM HOOK /Watching You (1983) |
MOTOWNで活躍したファンク・バンドPLATINUM HOOKが83年にRCAからリリースした5曲入りのミニ・アルバム。プロデュースは、REGGIE ANDREWSとLEON NDUGU CHACLER。エレクトロ感もでているキレの良いファンク1. Woo、THE GAP BANDを思い起こさせるイントロから惹き込まれるスムーズなスロウ2. I Don’t Wanna Live Without You、ズシっと重たいファンク3. What You Want、アップテンポでノリの良い4. Girl I’m Watching You、黄昏感溢れるミディアム・メロウ 5. Wonderful Worldと全曲聴かせてくれますね。これ以降リリースはないみたいでとても残念。できればフルアルバムで聴きたかったと思わせるアルバムですね。(2014/07/25) | |
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PRINCE /For you(1978) |
78年にリリースされたプリンスのデビューアルバム。PRINCEはこの時17歳!現在も第一線で活躍しているのにはRESPECTですね。しかし、ヒットした3.Soft and wet以外は全く面白くなかった... |
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PRINCE /Same(1979) |
PRINCEが79年にリリースした2ndアルバム。CHAKA KHANの大ヒット曲Feel For Youの原曲8.I Feel For Youが収録されていることで有名ですが、それだけに終わらない快作で、ヒットしたメロウ・グルーヴの1.I Wanna Be Your Lover、アップテンポでロッキッシュな2.Why You Wanna Treat Me So Bad?、ファンキーな3.Sexy Dancer、静けさ漂う雰囲気で心に染み込むミディアム4.When We're Dancing Close And Slow等聴き逃せない名曲揃い。PRINCEだからって軽視しないで、聴いてもらいたいアルバム!(09/01/22) | |
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PRINCE /Dirty Mind(1980) |
PRINCEが80年にリリースした3rdアルバム。かなりロック、ポップス度が高いアルバムで、曲によっては、聴くに堪えないものもありますが、アップテンポの3.Do It All Night、ノリノリなミネアポリス・ファンクの5.Uptownと6.Head、アップテンポでファンキーな8.Partyupは流石の出来。ファンク好きは5.Uptownと6.Headはチェックして損はないでしょう。(09/03/29) | |
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PRINCE /Controversy(1981) |
PRINCEが81年にリリースした4thアルバム。PRINCE特有のロック色濃いファンク1.Controversyと6.Let's Workも好きですが、やはりしっとりとしたトラックにエモーショナル歌が素晴らしい名曲3.Do Me, Babyがこのアルバムの全てじゃないかな。(正直、この3曲以外、聴くに堪えなかったですが・・・) R&B好きなら3.Do Me, Babyは聴いておくべきでしょう!(09/02/16) | |
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PRINCE /1999(1982) |
PRINCEが82年にリリースした5thアルバム。リアルタイムでMTVで観た大ヒット曲の2.Little Red Corvetteが特に印象に残ってますね〜。どこか郷愁感漂う、ロックでもなくR&Bでもない新しい感じのポップ・ミュージックだなって中学生ながら感じてましたね。アルバム全体としては、聴けない曲も結構多いですが、ファンクに好曲があり、ノリノリな1.1999、イントロがネタ使いされるミネアポリス・ファンク5.D.M.S.R.、READY FOR THE WORLDがOh, Sheilaでパクった9.Lady Cab Driverがお気に入り。スロウが全然ダメだったのが残念ですが、思い入れも含めて十分満足できるアルバムでした。(09/07/18) | |
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PRINCE AND THE REVOLUTION /Purple Rain (1984) |
PRINCEが84年にリリースした6thアルバム。自身が主演を務めた映画『Purple Rain』のサントラ。PRINCEといえばこのアルバム収録で大ヒットした『ビートに抱かれて』(When Doves Cry)だな、やっぱり。当時、中1でMTVで見たそのキモいルックスにはかなり引いたけど(笑)、その独特で個性的なサウンドにはやられたね。MTVで見て速攻でシングル・レコード買ったくらい好きでしたね。正直、この曲の印象が強すぎてアルバムには思い入れが全くないんだよね。傑作と言われているけど、エモーショナルなスロウ3. The Beautiful Ones、エレクトロ・ポップって感じのノリの良い4. Computer Blueくらいしか聴けなかったかな。まあ、それでも大切なお思い出がいっぱい詰まったアルバムには変わりないけどね。(2013/04/04) | |
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PRINCE AND THE REVOLUTION /Around The World In a Day (1985) |
PRINCEが85年にリリースした7thアルバム。これの前のアルバム『Purple Rain』くらいからリアルタイムで聴いていたなー。シングル中心に聴いていて(アルバムは高過ぎて中学生には手が出せなかった)アルバムを聴いたのは最近なんだけど、やっぱ印象に残るのは当時の曲なんだよね。一回聴いただけでPRINCEと分かる素晴らしすぎるポップ・ナンバー4.Raspberry BeretとPRINCEの曲の中でもマイ・ベスト5に入るほど大好きなポップ・ファンク7.Pop Lifeがやっぱ最高だね〜。こういう曲を聴いていると中学の頃の甘酸っぱい思い出が蘇るね〜。やっぱ音楽って素敵やね。(2011/11/23) | |
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PRINCE AND THE REVOLUTION /Parade (1986) |
PRINCEが86年にリリースした8thアルバム。自身が監督を務めた映画『Under The Cherry Moon』のサントラとしてリリースとのこと。イントロのギターとシャウトもよくネタにされる全米No.1ヒット10.Kiss、アップテンポのファンク6.Life Can Be So Nice、ホーンもアクセントになったファンク8.Mountains、不思議なメロディをしている11.Anotherloverholenyoheadは気に入ったけど、この頃になると本格的にヒップホップを聴いていたんで、このくらいのレベルじゃヒップホップを超えるファンクを感じられないな。「Kiss」だけかなってのが正直なところ。(2012/06/15) | |
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PRINCE /Sign '?' The Times (1987) |
PRINCEが87年にリリースした2枚組アルバム。PRINCEファンから絶大な支持を受けているアルバムですね。自分的にはファンクやスロウは好きだけど、ロックっぽい曲はちょっとついていけないかな。PVも話題になった不思議な感触のファンク・トラック上で世を嘆いたSign '?' The Times、70年代っぽいアップテンポのファンクHousequake、アルバム中、一番好きな曲でデジタルチックだけど人間味が感じられる寂しげなThe Ballad Of Dorothy Parker、ロボコップ(古っ!)が登場しそうな近未来的なファンク・ナンバーHot Thing、少し暗めのIf I Was Your Girlfriend、郷愁感漂うファンク・チューンStrange Relationship、温もりを感じるスロウAdoreあたりをよく聴いていたね。強いて2枚組にする必要はなかったかと思うけど…、それでもPRINCEの底力を感じられたアルバムですね。(2011/04/27) | |
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PRINCE /Black Album (1994) |
PRINCEが1987年にリリースを宣言した後、なぜか撤回し、長い間、幻のアルバムとなっていたいわゆる『ブラック・アルバム』が1994年に正式にリリース。まあ、ブートでは出回ってたらしいけどね。87年当時、高校生でしたが、突然のお蔵入りには、かなりガッカリした覚えがありますね。いつの間にか正式にリリースされていたんですね。知らなかった。当時からトロットロのファンク全快みたいな話でしたが、確かにファンクに特化してるね。独特な音のシンセとホーンが効いたアップテンポのファンク・チューン1. Le Grind、ドライブ感溢れてリズミカルでファンキーな2. Cindy C.、チープなドラムに寂しげなギターのメロディがマッチした4. When 2 R In Love、80年代特有のドラムマシン・ビート、ハードなギターのトラックに声質を低く変えたPRINCEの語りがドス黒い5. Bob George、ジャズ・ファンク的なアッパーなインスト・ファンク7. 2 Nigs United 4 West Compton、小気味良い軽めの楽しげなファンク8. Rockhard In A Funky Placeがお気に入り。ただ、86年頃からヒップホップにのめり込んでいたので、正直、期待を上回るくらいのファンクを感じなかったかな。(当時のヒップホップのパワーはファンクを凌ぐものだったからね。)(2022/07/07) | |
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PRINCE /Gold Experience (1995) |
PRINCEが95年にリリースしたアルバム。87年の『Sign 'O' The Times』以降、自分の中では終わった存在だったPRINCEだけど、このアルバムからシングル・カットされた「The Most Beautiful Girl In The World」にはかなりヤラれたな〜。ハートウォーミングでちょっと古風な感じのトラックにPRINCEのファルセットがイイ感じにはまっていて、自分の結婚披露宴にも使ったくらい大好きな曲ですね。だけど当時、アルバムはチェックしてなく、最近初めて聴いたんだけど、ちょっと酷過ぎるね… K-1のテーマ曲の3.Endorphinmachineなんかも全然面白くないし、まず、なんで下手糞なラップを披露する必要があるのかなと。あと、エモーショナルなスロウ4.Shhhやしっとりとしたスロウ16.I Hate Youも曲自体は好きなんだけど、随所に出てくるロック調のギターやアレンジが最悪で、曲の良さを台無しにしている。正直、「The Most Beautiful Girl In The World」のシングルを持っていれば不要なアルバムだったな。(2010/11/30) | |
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RICK JAMES /High on Your Love Suite (1979) |
MOTOWNを代表するファンカーRICK JAMESが1979年にリリースした2ndアルバム『Bustin'
Out of L Seven』からのシングル。 A面の「High on Your Love Suite」は、BPM早めでパーカッションも効果的なキレッキレでノリの良いファンク・ナンバー。 B面の「Stone City Band, Hi!」は1978年のデビュー・アルバム『Come Get It!』からの曲で、CELLY CEL/Zig Zags and Body Bags でサンプリングされたモロP-FUNKマナーの粘着ファンク!こっちがやっぱり好みだな〜 (2023/09/07) |
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RICK JAMES /Wonderful (1988) |
MOTOWNを代表するファンカーRICK JAMESが88年にリリースしたアルバム。すでに全盛期を過ぎていたこともあって、当時は、あまり熱心に聴き込まなかったけど、改めて聴き直すとなかなかの充実作ですね、これは。弾けるようなデジタル・ファンクの1.Wonderfulと2.Judy、まるで曲調、歌い方も含め、まんまCAMEO/Word Upな4.So Tight、郷愁感漂うメロウ・グルーヴ6.Love's Fire、しっとりと大人のメロウ7.I Believe In U、自然と腰が動くグルーヴィーなファンク8.In The Girl's Room、1.、2.と同じ感触の9.Hypnotizeが特に好きですね。(2015/03/22) | |
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RIMSHOTS /7-6-5-4-3-2-1(Blow Your Whistle) (1975) |
SYLVIA ROBINSONのALL PLATINUM RECORDSのハウスバンドを努めていたRIMSHOTSが1976年にリリースしたアルバム『Down
To Earth』からのシングル。 A. 7-6-5-4-3-2-1(Blow Your Whistle)? 1975年にヒットしたGARY TOMS EMPIREのカバーで、小気味良いリズムにクラビネット、ホイッスル、そして女性ボーカルがナイスなファンキー・ディスコ。 B. Harvey Wallbanger 活きのよいリズムにファンキーなカッティング・ギターが効いたインスト・ファンキー・ディスコ。 (2023/12/07) |
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RIMSHOTS /Do What You Feel (Part 1) (1976) |
SYLVIA ROBINSONのALL PLATINUM RECORDSのハウスバンドを努めていたRIMSHOTSが1976年にリリースしたアルバム『Down
To Earth』からのシングル。 A. Do What You Feel (Part 1) (邦題:みんなでドゥドゥ!!)」 PETE ROCKがテンポを落としてAccelerateでサンプリングしていた小気味良いリズムにストリングス、ホーンセクション、フルートが効いたナイスなファンキー・ディスコ! B. Do What You Feel (Part 2) A面の続編。 (2024/03/07) |
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RIMSHOTS /Super Disco b/w I Wanna Be Myself (1976) |
SYLVIA ROBINSONのALL PLATINUM RECORDSのハウスバンドを努めていたRIMSHOTSが1976年にリリースしたアルバム『Down
To Earth』からのシングル。 A. Super Disco MADLIB/To Increase Efficiency of Mentation and Perceptionでも選曲されたノリノリななファンキー・ディスコ。 B. I Wanna Be Myself J.R. WRITER/I Really Rap、PLAYS AND STATIK SELEKTAH/Self Madeでサンプリングされたタイトなドラムに哀愁溢れるメロディに耳を奪われるメロウ・ナンバー。 (2024/09/07) |
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RIPPLE /Golden Classics Of The 70's (1992) |
レア・グルーヴがブームの頃、かなり人気があったアメリカのファンク・グループRIPPLEの1stアルバムにシングル・オンリーの曲をプラスしたアルバム。RIPPLEにはレア・グルーヴが盛り上がった80年代後半にずいぶんお世話になったね、ほんと。レア・グルーヴの定番曲って感じのファンク1.I Don't Know What It Is But Sure Is Funky、カッティング・ギターがイカす疾走感溢れるグルーヴィーな2.Be My Friend、駆け抜けるようなグルーヴ感がある5.See The Light In The Window、たぶん未発表曲で、疾走感溢れるインスト・ナンバー6.Cross Collateralization、これもレア・グルーヴの定番曲といえる8.A Funky Song、粋なホーンが効いたグルーヴィーなインスト・ナンバー9.Get Off、75年のシングルのB面でファンキーで自然に腰が動く12.Pride In Your Stride、74年のシングルで疾走感溢れてファンキーな13.This Ain't No Time To Be Giving Upがお気に入り。割と似た感じの曲が多いので後半ダレてくるかもしれないけど、人気があるのも頷けるね。ファンク好きなら聴いておきたいグループの一つ。(2013/10/10) | |
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ROYAL FLUSH /Hot spot(1980?) |
このグループについては全然わかりません。近くのBOOK OFFで購入しました。ジャケットがショボイとこに惹かれました。内容は全体的にP-FUNK風で、その手のファンクが好きな人ならOKでしょう。自分も3曲くらいは気にいりました。まあ、でもオリジナルレコードに高い金払って購入する価値はあまりないと思いますけど。 | |
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ROY LEE JOHNSON AND THE VILLAGERS /Same (1973) |
ギタリストかつシンガーのROY LEE JOHNSONがグループ名義で73年にSTAXからリリースしたアルバム。JAMES BROWNバリのストレートなファンク・サウンドを中心にWILSON PICKETTとJAMES BROWNを足して二で割ったような熱い歌が聴きどころ。もろJBを意識したであろう激熱なファンク1. Patch It Up、ブルージーかつファンキーな2. I'll Be Your Doctor Man、暑苦しさは控えめにスムーズで流れるようにグルーヴィーな4. I Can't Stand This Loneliness、アップテンポでファンキーなインスト5. The Dryer Part 2、ディスコ感もでたグルーヴィー・ファンク6. Don't Tell Me Nothing About My Woman、パーカッションが効いたインスト・ファンク7. Razorback Circus、セピア色のインスト9. Midnight At Riley's、5.のボーカルバージョン10. The Dryer Part 1がGOOD。ファンク好きにはバッチリのアルバムで、オススメです。(2014/01/18) | |
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SHARP /Same (1989) |
元MIDNIGHT STARのREGGIE CALLOWAYとVINCENT CALLOWAYに見出された6人組ファンク・バンドSHARPが89年にリリースした唯一のアルバム。甘茶ソウル百科事典に掲載されていて知っていたんだけど、勝手にバラード中心のグループだと思い込んでいてスルーしていました。最近、安価で見つけて聴いてビックリ!ほとんどがファンク・ナンバー、それも糞みたいなニュージャックスイングに毒されていない純粋な80'sファンクじゃないですか!特に代表曲でもある1.Playboyのカッコ良さといったら… JEFF LORBERもベース・シンセで参加した瑞々しいダンス・ナンバーで、80年代中期にこんなカッコイイ曲があったのか、って驚きましたね。他にも都会的なファンク2.Can't Get Enough、優しげでドリーミーなスロウ3.Second To None、シンセが効いたMIDNIGHT STARっぽいファンク4.Can't Take My Eyes Off You、アーバンなファンク6.Double Your Pleasure、甘く切ないスロウ7.Tomorrow Each Dayと好曲揃い。まったく売れず、これ1枚で消えていったのは80年代の汚点だと思うな。もっと聴いてみたいなと思わせるグループですね。(2012/05/04) |
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SHOTGUN /Ladies Choice (1982) |
オハイオのファンク・バンドSHOTGUNが82年にリリースした6thアルバムにしてラスト・アルバム。初期は未聴ながら重量級ファンクを聴かせたみたいだけど、これは都会的な洗練されたファンクを聴かせてくれますね。軽快なホーンがナイスなパーティー・ファンク1. Party Right Here (The Party's Right)、NY産みたいに洗練されたグルーヴィーな2. Ladies Choice、イントロのホーンだけで耳を鷲掴みにされる郷愁メロディのファンク3. Stand Up Reach for the Sky、疾走感溢れるダンス・ナンバー4. Keep It in Motion、ラップも取り入れたベースがイカす重量級ファンク5. Shake & Pop、タイトなドラムが効いたファンク6. Let Me Be Myself、パーカッションがアクセントになったノリノリな7. Caught Up in the Crossfire、ソウルフルなボーカルに引き込まれる唯一のスロウ8. Girl You Are My Everything、ボーナスで収録された5.のロングバージョン9. Shake & Pop (12" Remix)と全曲GOOD!これほどのアルバムを作りながら売れなかったとは、ほんと残念。ファンク/ダンクラ好きなら絶対に聴いておくべきアルバムだと思う。(2014/08/16) | |
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SHUGGIE OTIS /Here Comes Shuggie Otis (1970) |
JOHNNY OTISの息子で天才ギタリストのSHUGGIE OTISが70年にリリースしたデビュー・アルバム。参加メンバーは、LEON HAYWOOD(オルガン)、WILTON FELDER(ベース)、STIX HOOPER(ドラム)等と凄い面子。JIMI HENDORIXをR&Bっぽくしたような感じで、想像以上に聴きやすいですね。ドライブ感溢れるファンキー・ロックから途中、サイケっぽく転調し、最後はブルージーなロックでしめる1.Oxford Gray、アップテンポでファンキーなインスト3.Bootie Cooler、ブルージーかつファンキーなインスト5.Funky Thithee、この時代の典型的な曲調だけどアップテンポでファンキーな7.Hurricane、ブルージーな9.Baby, I Needed Youがお気に入り。名作『Inspiration Information』には劣るけど、聴いて損はないアルバムだと思う。(2012/05/12) | |
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SHUGGIE OTIS /Freedom Flight (1971) |
JOHNNY OTISの息子で天才ギタリストのSHUGGIE OTISが71年にリリースした2ndアルバム。参加メンバーは、GEORGE DUKE(オルガン)、WILTON FELDER(ベース)等。エバーグリーンな名曲2.Strawberry Letter 23に尽きますね、やっぱり。ほんと胸が締めつけられるね、この曲は。ブラジョンのも良いけど、このオリジナルも最高だね。他にも跳ねるようにファンキーな1.Ice Cold Daydream、アーシーなインスト3.Sweet Thang、ブルージーなファンク4.Me And My Woman、MILES DAVIS/In a Silent Wayにも似た13分にも及ぶエレピが心地良いインスト・ナンバー7.Freedom FlightがGOOD。(2014/09/11) | |
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SHUGGIE OTIS /Inspiration Information (1974) |
JOHNNY OTISの息子で天才ギタリストのSHUGGIE OTISが74年にリリースしたアルバムにボーナスを4曲プラスした再発盤。全曲セルフ・プロデュース、しかも一人多重録音で才能の片鱗を見せつけてますね。SLYみたいにリズムボックスを多用し、ジャンルレスな音を繰り広げていて、ほんと驚かされますね。ファンキーなビートがナイスな心ウキウキさせる1.Inspiration Information、なごみ系の2.Island Letter、SLY風のファンキー・ナンバー3.Sparkle City、幻想的なエレピが心地良いアンビエント系の8.Ping!、どことなく不思議系だけど後半の展開が最高な9.Not Availableがお気に入り。ボーナス・トラックでは、40年以上の前の曲とは思えない奇跡のメロウ・クラシック10.Strawberry Letter 23、、勢いがあってファンキーな12.Ice Cold Day Dream、心地良いエレピが印象的なフュージョン・ナンバー13.Freedom FlightがGOOD。好き嫌いが分かれるタイプの音楽かもしれないけど、時代を超越した素晴らしいアルバムだと思う。(2013/04/23) | |
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SLAPBAK /Fast food funkateers(1992) |
HARRIS BROTHERSを中心とした7人組FUNK BAND"SLAPBAK"が92年にリリースしたデビューアルバム。CAMEOのLARRY BLACKMONとBOOTSY COLLINSがそれぞれ1曲づつプロデュースしています。BOOTSY製作曲はたいしたことないですが、LARRY製作の7.True confessionsはいかにもCAMEOっぽい浮遊感あるメローミディアムでグーです。他にはもろP-FUNKな9.She never comesと12.Don't order my heart to goもカッコイイですがベストカットは、超メロ〜なミディアム5.If we were loversです。かなり良い曲です!(03/01/04) | |
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SLAVE /Same (1977) |
70年代後半から80年代前半に一世を風靡したファンク・バンドSLAVEが77年にリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースは、JEFF DIXON。後にリード・シンガーとなるSTEVE ARRINGTON未加入で、3rdから参加してます。個人的に大好きなグループで、レコードは全て買って聴き倒しましたね〜。太くヘビーなベースがカッコ良過ぎだね、マジで。ベスト・トラックは、その重たいベースとホーンセクションがバッチリきまったファンク・クラシックの1.Slideでしょう!この曲のベース最高だよね。これぞファンクって感じがするね。他には、ホーンが効いた軽快なファンク・ナンバー2.Screw Your Wig On Time、勢いのあるファンク・チューン3.Party Hardy、1.のパート2の4.Son Of Slide、イントロのギターから血圧アップ間違いなしのファンク8.Separatedあたりが特に好きですね。やっぱSLAVEはいつ聴いてもカッコイイね。ファンクの基本盤といえるアルバムだと思います。(2011/03/08) | |
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SLAVE /The Hardness Of The World (1977) |
70年代後半から80年代前半に一世を風靡したファンク・バンドSLAVEが77年にリリースした2ndアルバム。プロデュースは、JEFF DIXON&SLAVE。少々パンチ不足な感じもするけど、SLAVEらしいファンクを聴かせてくれ、1stの雰囲気を引き継いだベースが最高なドス黒いファンク6.The Party Songがベスト・トラック!こういうの聴くとSLAVE最高!ってなるよね〜。他には軽めのファンク1.Life Can Be Happy、重心低めのファンク2.The Great American Funk Song、時折見せるメロウネスも印象的なファンク3.Can't Get Enough Of You、SLAVEらしいハード・ファンク4.Baby Sinister、優しげなスロウ7.We Can Make Loveあたりが良かったかな。(2011/06/09) | |
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SLAVE /The Concept (1978) |
70年代後半から80年代前半に一世を風靡したファンク・バンドSLAVEが78年にリリースした3rdアルバム。プロデュースは、JEFF DIXON&STEPHEN WASHINGTON。SLAVEらしいファンクを聴かせる好盤で、セクシーな女性ボーカルもフィーチャーした自然に体が動くイカしたファンク6.Just Freakと心に響くキーボード&ホーンのメロディと交互に出てくるハードな曲調との対比が印象的な7.Coming Soonがベスト・トラック!Coming Soonはテープが擦り切れるくらい聴いたなー。この曲のメロウな部分が特に好きだね。他にもボコーダー入りのヘビー・ファンク1.Stellar Fungk、メロウでグルーヴィーな2.The Way You Love Is Heaven、ハードなギターとホーンが耳を惹くファンク4.Drac Is Back、4.とほとんど同じトラック(ギターがないだけ?)の5.We've Got Your PartyもGOOD。やっぱ最高だねSLAVEは。(2011/09/08) | |
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SLAVE /Just a Touch Love (1979) |
70年代後半から80年代前半に一世を風靡したファンク・バンドSLAVEが79年にリリースした4thアルバム。プロデュースは、JIMMY DOUGLASS、SLAVE、STEVE WASHINGTON。SLAVEの代表作の一つで、ファンク・クラシックとして数々のサンプリングやKEITH SWEATのカバーでもお馴染みのタイトル曲1.Just a Touch Loveが有名ですね。いや〜、いつ聴いてもカッコイイね〜。トラックはもちろんだけど、STEVE ARRINGTONのボーカルにも最高だね。ガラージっぽいピアノが耳を惹くダンス・ナンバー2.Are You Ready For Love?、哀愁を帯びたファンク3.Funky Lady(Foxy Lady)、軽快なダンス・ナンバー4.Roots、下手なスウィート・ソウルよりスウィートなスロウ6.Thank You、イキイキしたダンス・ナンバー7.Shine、宇宙ボイス入りのP-FUNKっぽいコズミックなファンク8.Warningと聴きどころ満載。ゲスト参加したAURRAの二人も凄く効果的だね(特にSTARLENA嬢の歌)。CD化されて入手しやすくなったんで、未聴の方はぜひ聴いて欲しいですね。(2012/06/19) | |
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SLAVE /Stone Love (1980) |
70年代後半から80年代前半に一世を風靡したファンク・バンドSLAVEが80年にリリースした5thアルバム。プロデュースは、JIMMY DOUGLASS、STEVE WASHINGTON。このアルバムがSLAVEの最高傑作じゃないかな。とにかくファンク、メロウ、スロウどれをとっても完璧。AURRAのSTARLEANA YOUNGの歌がとにかく存在感たっぷりのメロウ・ファンク1. Let's Spend Some Timeからノックアウト!お得意のイントロでのMARK ADAMSのベースでニヤリとさせるメロウ・グルーヴ2. Feel My Love、メロウネス溢れるイントロからとろけるミディアム3. Starting Over、ファンク戦闘モード突入の4. Sizzlin' Hot、皆に愛されるSLAVEを代表するメロウ・ファンク5. Watching You、壮大さを感じるファンク6. Dreamin'、疾走感溢れるファンク7. Never Get Away、最後はディスコの雰囲気も醸し出すファンク8. Stone Jamと一気に聴かせてくれる。SLAVEを聴くならこのあるばむだけは外せないね。(2012/09/11) | |
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SLAVE /Show Time (1981) |
70年代後半から80年代前半に一世を風靡したファンク・バンドSLAVEが80年にリリースした6thアルバム。プロデュースは、JIMMY DOUGLASS。バンドとしても円熟期に入ってきたのか、これまた黒光りする傑作に仕上げていますね。ドス黒いファンク1. Snap Shot、クラップ・ビーツ、ベース、キーボード、歌どれもが完璧なパーティー・ファンク2. Party Lites、意外にもラテンっぽいアレンジのグルーヴィーな3. Spice of Life (Oh Yes, You're the Best)、彼等の代表曲「Just A Touch of Love」にとても似たファンク4. Smokin、郷愁感のあるメロディも秀逸なメロウ・ファンク5. Wait for Me、イントロのコーラスも印象的なメロウ・グルーヴ6. Steal Your Heart、唯一のスロウだけどベースが効いているところが彼等らしい7. For the Love of U、P-FUNKを意識したっぽい少しフリーキーなファンク8. Funken Townと全曲最高!ファンク好きならマストですね。(2014/06/29) | |
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SLAVE /Visions Of The Lite (1982) |
70年代後半から80年代前半に一世を風靡したファンク・バンドSLAVEが80年にリリースした7thアルバム。このアルバムからSTEVE ARRINGTONが抜けているのがとても残念だけど、なかなか聴かせてくれ、ライブ仕立てのファンク1. Intro (Come to Blow Ya Mind)、メロディアスなファンク2. Do You Like It... (Girl)、ヘビーなビートにメロウなキーボードが最高なミディアム・ファンク3. I'll Be Gone、自然に体が動くファンク・ナンバー4. Friday Nites、軽快なダンス・ナンバー5. Be My Babe、彼等らしい曲調じゃないけど十分メロディアスなミディアム7. Stay in My Life、ライトタッチのメロウ・グルーヴ8. VisionsがGOOD。前作「Show Time」よりは軽くなり、ボーカルも弱くなったのは残念だけど、ファンク好きなら聴いて損はないアルバムだと思う。(2014/11/19) | |
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SLAVE/88 (1988) |
70年代後半から80年代前半に一世を風靡したファンク・バンドSLAVEが88年にICHIBAN RECORDSからリリースした(たぶん)12枚目のアルバム。プロデュースは、KEITH NASHとMARK ADAMS。かなりショボいジャケットで、最初見たときに、これがあのSLAVEの末路かと愕然とした覚えがありますね。だけど、SLAVEの代名詞的な故MARK ADAMSのベースも健在で、なかなか聴かせる曲もあり、特に初期の頃を思い起こさせるダンサブルなファンク1.Shine、郷愁感溢れるメロウ・ミディアム2.Because Of You、踊れるファンク・ナンバー6.Summertime Girls、アップテンポでベースが効いたインスト・ファンク8.Bottoms Upには大満足。ただ、自身のヒット曲SlideをOHIO PLAYERSのキーボーディストBILLY BECKを迎えてセルフ・カバーしているんだけど、あまりにもドラムがダサ過ぎて話にならないかな。まあ、SLAVEを聴くなら初期に限るけど、余裕があればこれも聴いてみてください。(2012/12/23) | |
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SLY AND ROBBIE /Rhythm Killers (1987) |
レゲエ界の大御所SLY AND ROBBIEが87年にリリースした"ファンク"アルバム。プロデュースは、ベーシスト兼プロデューサーの鬼才BILL LASWELL、参加メンバーは、BOOTSY COLLINS(ベースではなくギター)、BERNIE WORRELL(ピアノ)、D.ST(ターンテーブル)、ボーカルは、BERNARD FOWLER、GARY COOPER、RAMMELLZEE、SHINEHEAD。かなりBILL LASWELL色濃く仕上がっていて、たぶんスラロビ・ファンが期待しているようなレゲエは全くないんで、レゲエ好きには不評なんだろうね。OHIO PLAYERSの名曲FireのカバーA1.Fire、アップテンポのLASWELL印のファンク・トラックにSHINEHEADがラップするA2.Boops (Here To Go)、オリジナルは全然好きではないが、かなり尖がった感じのPOINTER SISTERSのカバーB1.Yes We Can Can、SHINEHEADがDJの唯一レゲエを感じさせるヘビー・チューンB2.Rhythm Killer、PETER GUNっぽいメロディのトラック上でRAMMELLZEEがラップするB3.Bank Jobがお気に入り。ファンク好きなら聴く価値は十分ありです。CDもぜひ再発して欲しいですね。(09/12/30) | |
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SLY & THE FAMILY STONE /A Whole New Thing (1967) |
ファンク・ミュージックのイノベイター的存在SLY & THE FAMILY STONEが67年にリリースした記念すべきデビュー・アルバム。ファンク・ミュージックに収まりきれないごった煮感のするアルバムだけど、この独特の雰囲気は何とも言えないですね。勢いのあるトラックに血圧がアップする1. Underdogから惹き込まれるね〜。ロックぽい軽快な3. Run, Run, Run、出だしのホーンやドラムも頻繁にネタ使いされるファンク6. Advice、ホーン・セクションがカッコ良すぎる7. I Cannot Make It、LL COOL J/Mama Said Knock You Outネタで知られる8. Trip To Your Heart、ロックっぽいけど勢いがあってイカす10. Bad Riskあたりがお気に入り。新しい音楽の息吹を感じることのできるアルバムだね。(2010/11/19) | |
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SLY & THE FAMILY STONE /Dance To The Music (1968) |
ファンク・ミュージックのイノベイター的存在SLY & THE FAMILY STONEが68年にリリースした2ndアルバム。代表曲でノリノリな1. Dance To The Music収録のアルバムで、ファンクというよりはロックっぽいかなって感じましたが、それがむしろ聴きやすくしているのかもしれないですね。アップテンポで楽しげな3. I Ain't Got Nobody (For Real)、Dance To The Musicをよりハードにしたって感じの12分にも及ぶ大作4. Dance To The Medley:Music Is Alive?Dance In? Music Lover、ダンサブルで激しい5. Ride the Rhythm、アルバムの中では一番ファンクを感じさせる6. Color Me True、ファンキーなドラムがイカす後のSLYを感じさせるファンク・チューン7. Are You Readyあたりがお気に入り。ファンク好きのみならずロック好きにも聴いて欲しいアルバムですね。(2011/01/05) | |
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SLY & THE FAMILY STONE /Life (1968) |
SLY & THE FAMILY STONEが68年にリリースした3rdアルバム。過渡期にあたるアルバムで、時代を反映してかサイケデリック色濃い曲が目立ちます。ドカドカしたドラムが印象的な緊張感漂うファンク8.Love City、はじけたファンキー・ナンバー10.M'lady、少し影も感じるファンク11.Jane Is A Groupeeくらいしか耳に残らなかったかな。ロック・ファンなら1.Dynamite!、2.Chicken、5.Into My Own Thingあたりも楽しめるとは思う。(2011/04/10) | |
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SLY & THE FAMILY STONE /Stand (1969) |
SLY & THE FAMILY STONEが69年にリリースした4thアルバム。SLY流の屈折したファンクが前面に出ていて、20数年前、大学の頃に最初聴いたときにはあまり理解できなかったけど、今聴くとやっぱカッコイイなって思えるね。次第に熱気を帯び、終盤の2:17あたりから雰囲気が一転するところからカッコ良くなる1.Stand、曲自体は微妙だがタイトルが凄い2.Don't Call Me Nigger、代表曲の一つでファンクというよりロックを感じる3.I Want To Take You Higher、力強いドラムやホーンも最高なファンク・ナンバー5.Sing A Simple Song、ポップなソウル・ミュージックって感じで元気が出てくる6.Everyday People、自然に体が動き出すファンクで定番ドラム・ネタの8.You Can Make It If You Tryが好きですね。これもファンク好きなら定番のアルバムですね。(2011/05/14) | |
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SLY & THE FAMILY STONE /There's A Riot Goin' On (1971) |
SLY & THE FAMILY STONEが71年にリリースした5thアルバム。最高傑作と評されるるアルバムで、SLY流の屈折したファンクを展開してますね。20数年前に初めて聴いたときは、やけに暗いな〜って思ったけど、いまでは、それが逆に魅力に変わったって感じかな。ワウワウ・ギターが印象的なファンク1.Luv N' Haight、シンプルなビートにクラビネット(?)もイカす3.Poet、代表曲で普遍的に愛されている4.Family Affair、ノリの良い7.Brave & Strong、イントロがANOTHA LEVELやJCD AND THE DAWG LB.等数多くのアーティストに使われている8.(You Caught Me)Smilin'、アルバムの中では一番ポップかつハートウォーミングな11.Running Away、アーシーかつファンキーな12.Thank You For Talkin' To Me Africaが特に好きかな。まあ、ファンクを追求したいなら聴いて当り前じゃないかな。(2011/07/20) | |
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SLY & THE FAMILY STONE /Fresh (1973) |
SLY & THE FAMILY STONEが73年にリリースした6thアルバム。新メンバーのANDY NEWMARKがドラマーとして参加しており、そのドラミングも聴きどころですね。エネルギッシュなファンク1.In Time、派手さはないけど妙に惹きつけられるファンク3.Let Me Have It All、一見、冷めた感じもするが、実は熱い4.Frisky、ホーンもナイスなファンキー・チューン7.I Don't Know(Satisfaction)、ドラムがイカしたファンキー・ナンバー11.Babies Makin' Babiesあたりをよく聴いてます。全体的に地味だけど、その分、長く聴けるのかな。(2012/07/27) | |
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SLY & THE FAMILY STONE /Small Talk (1974) |
SLY & THE FAMILY STONEが74年にリリースした7thアルバム。幸せそうなジャケが印象的ですね。ジャケのイメージどおりかアクが薄まった感じがするな。バイオリンの導入もそれほど効果的だとは思えないしな。ベスト・トラックは、BEASTIE BOYS等が使った、これぞSLY流ファンクって感じの6. Loose Bootyだねやっぱり。これ以外にはそれほど好みはないけど、強いて言えば子供の声も印象的な軽めのファンク1. Small Talk、地味ながら惹きつけられるファンキーな7. Holdin' Onが聴けたかな。ボーナス・トラックの中ではオリジナルより軽快に聴きやすく仕上げた14. Loose Booty(Alternative Version)とお蔵入りしたのが勿体ないくらいアップテンポで激ファンキーな15. Positive(Instrumental)がGOOD。このアルバムを購入するならボーナス入りをオススメするかな。(2014/11/23) | |
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SLY STONE /High On You (1975) |
SLY STONEが75年にリリースしたソロ・アルバム。ソロといってもグループ名義との音の違いはそんなにないかなって感じ。ベースやドラムが完全にファンクしていてカッチョいい1. I Get High on You、DE LA SOUL/Say No Goでも使われた軽快ファンキーな2. Crossword Puzzle、AKINYELEがThe Robbery Songでイントロ部分を使った3. That's Lovin' You、ファンキーなオルガンが耳を惹くノリノリな5. Green Eyed Monster Girl、SLYらしさ溢れるファンキーな6. Organize、明るくて楽しげなファンキー・ナンバー10. Greedがお気に入り。言われているほど悪いアルバムじゃないね。むしろ『Life』よりははるかにカッコイイと思う。(2013/01/12) | |
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THE SOUND STYLISTICS /Greasin' The Wheels (2009) |
UKのアシッド・ジャズ・シーンで一世を風靡したJAMES TAYLOR QUARTET、INCOGNITO、THE NEW MASTERSOUNDS、SNOWBOY等のメンバーが結集したファンク・プロジェクトTHE SOUND STYLISTICSが2009年にリリースした2ndアルバム。前作は聴いてませんが、もろ70年代なインスト・ファンク・サウンドを聴かせてくれますね。ホーンもバッチリな疾走感溢れるファンキー・チューン1. Tie One OnからつかみはOK。超絶グルーヴィーなオルガン・ファンクにKO必至な2. The Crisis Generator、オルガンとフルート?が耳を惹く小気味良いファンキー・ナンバー3. Cornholin'、レイドバックしたクール・ファンク4. Eye Of The Storm、ドライブ感溢れてファンキーな5. Knucklehead、グルーヴィーなオルガン・ファンク6. The Burner、ファンキーなカッティング・ギターにスパイ映画っぽいキーボード、そしてホーン隊がナイスなファンク7. The Taking Of Peckham 343、ホーンもイカしたパーティー・ファンク9. Crack Away Jack、国内盤だけのボーナスでサイケな雰囲気も持ち合わせる鬼渋ファンク11. Greasin’ The Wheelsがお気に入り。(2022/10/08) | |
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SUGAR BILLY /Super Duper Love (1975) |
タイトル曲をJOSS STONEがカバーしたことで話題になったギタリスト兼シンガーのSUGAR BILLYが75年にリリースしたアルバム。軽快なファンク・トラックに塩辛ボイスがイイ塩梅の1.Too Much, Too Soon、ホイッスル入りのアップテンポのファンキー・チューン3.Sugar Pie、サザン・ソウル流儀のファンキー・ナンバー4.Treat Me Like You Don't Know Me、ファンキーだけどどこか和ませる5.Super Duper Love、パーカッションが効いたファンキー・チューン7.Keep Movin' OnがGOOD。とりたてて凄いアルバムじゃないけど、どこか惹かれるものがあるかな。(2012/11/15) | |
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SUN /Sunburn(1978) |
オハイオの大形ファンク・バンド"SUN"が78年にリリースした アルバム。プロデュースは、BEAU RAY FLEMINGとBYRON BYRD。このアルバムは、LPで購入して以来かなり聴き倒しましたね〜。おかげでノイズが目立ってきて、紙ジャケの再発CDを購入。ベスト・トラックは、何といってもテキサスの故BIG MELLOがBack do akshunで使った7.I Had A Choiceでしょう!甘くメロウに迫るSUN渾身のメロウ・ミディアム。他にはディスコ・ヒットした1.Sun Is Here、爽快ファンキーの2.Dance(Do What You Wanna Do)、ミディアム・ファンクの4.You're The One、ベースがイカした5.Long Drawn Out Thang、ちょい泥臭いファンキー・ナンバーの6.You Don't Have To Hurryもお気に入り。FUNK、R&Bの定番だと思うので、未聴の方はぜひ!(09/03/04) | |
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SUNFIRE /Same (1982) |
REGGIE LUCASがリーダーのグループSUNFIREが82年にリリースした唯一のアルバム。プロデュースは、REGGIE LUCAS、JAMES MTUMEがパーカッション、MARCUS MILLERがベースで参加。噂に違わぬ好盤で、ホント隙がないね〜。アーバンなディスコ・ファンク1.Shake Your Body、都会的なダンス・ナンバー2.Step In The Light、ズッっと重たいビートのファンク3.Feet、疾走感溢れるダンス・ナンバー5.Keep Rockin' My Love、切れの良いディスコ・ファンク7.Sexy Lady、優しげなミディアム8.Young, Free And Single、ボーナス・トラックでシングル・リリース・オンリーのエレクトロ感のあるアーバン・ディスコ9.Never Too Late For Your Lovin'と好曲満載。スロウがイマイチだったのは残念だけど、ファンク/R&B好きは聴くべきアルバムでしょう。(2014/10/12) | |
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SWEAT BAND /Same (1980) |
BOOTSY COLLINSによるP-FUNKのスピンオフ企画的なグループSWEAT BANDが1980年にリリースしたアルバム。プロデュースはもちろんBOOTSYで、参加メンバーもGARRY SHIDER、BERNIE WORRELL、MACEO PARKER、FRED WESLEY、PHILIPPE WYNNE等のお馴染みの面々。インスト中心で軽めな曲が多いが、フュージョン・ファンクの1. Hyper Space、どこかPOS FORCE/We Got The Funkを思い起こさせるファンク2. Freak To Freak、これぞP-FUNK的な鬼ファンク4. We Do It All Day Long、少し違和感があるが、アップテンポでファンキーなフュージョン5. Jamaica、小気味良いファンク6. Body Shop、4.の続編7. We Do It All Day Long (reprise)がお気に入り。(2020/09/19) | |
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TACKHEAD /Tape Time(1987) |
SUGAR HILLでのバックバンドやAFRIKA BAMBAATAAのアルバムにも参加していたKEITH LEBLANC(ドラマー)、DOUG WIMBISH(ベース)、SKIP McDONALD(ギター)のFATS COMETにUKのON-U SOUNDの主宰者ADRIAN SHERWOODが組んだTACKHEADが87年にリリースしたアルバム。インダストリアル、ノイズ・ロックとか呼ばれているみたいですが、PUBLIC ENEMYを聴いていた自分にしてみればこれをHIPHOPと呼ばないでどうするの?って感じですね。重たいビーツに演説やアジテーションがのっかる展開で、全曲最高に好きなんですが、近未来的なトラックに演説がかぶさるA1.Mind At The End Of The Tether、ART OF NOISE/Beat Box似のビートにハードなギターが絡むA3.Reality、BPM早めのトラックにスクラッチ、ハードなギターがイカしたB1.Hard Left、もうドープ!としか言いようのないB2.Get This、ヘビーなビートで耳を鷲掴みしていくB4.What's My Mission Now?が特に最高!紙ジャケットで再発(!)されていて入手も容易なので、HIPHOPフリークならぜひ聴いて頂きたいアルバムの一つ。(09/05/10) |
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TEENA MARIE /Emerald City (1986) |
LADY TことTEENA MARIEが86年にリリースした7thアルバム。勢いのあるファンク1. Emerald City、当時のREADY FOR THE WORLDというかPRINCE等のミネアポリス・ファンクを踏襲したと思われるアップテンポの2. Once Is Not Enough、時代柄かなりアップテンポのロック・テイストの3. Lips to Find You、STEVIE RAY VAUGHANがギターで参加した、RICK JAMESに想いを寄せた4. You So Heavy、チャカポコ・ドラムが効いたもの哀しい5. Shangri-La、寂しげなスロウ7. Love Me Down Easy、STANLEY CLARKEがベースで参加したアダルト・ムードのスロウ8. Sunny Skiesがお気に入り。(2015/04/12) | |
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TEENA MARIE /Ivory (1990) |
LADY TことTEENA MARIEが90年にリリースした9thアルバム。NJS調の跳ねたドラムがイマイチだけど若々しい3. The Sugar Shack、エモーショナルなスロウ4. If I Were A Bell、清涼感のある5. Just Us Two、BPM早めのグルーヴィーな8. Snap Your Fingers、サックスもアダルトムードを引き立てる9. Cupid Is A Real Straight Shooter、SOUL II SOULのJAZZIE Bが絡んだグラウンドビート感を残したメロウ・ファンク11. Since Day OneがGOOD。(2015/05/22) | |
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THE TIME /What Time Is It?(1982) |
MORRIS DAY、JIMMY JAM、TERRY LEWISが所属していたミネアポリスのファンク・バンドTHE TIMEが82年にリリースした2ndアルバム。クレジット上にはないがPRINCEも制作に関わっているみたいですね。勢いのあるファンク1.Wild And Looseから惹き付けられ、エレクトロっぽさも感じられるミネアポリス・ファンクの2.777-9311、これぞ80'sファンクって感じの4.The Walk、HIPHOPサイドから異常なまでに人気のあるメロウ・クラシック5.Gigolos Get Lonely Too、PRINCE風ファンクの6.I Don't Wanna Leave Youと好曲揃い。ファンク好き、PRINCE好きなら聴くべき基本盤でしょう。(09/09/20) | |
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THE TIME /Ice Cream Castles (1984) |
MORRIS DAY、JIMMY JAM、TERRY LEWISが所属していたミネアポリスのファンク・バンドTHE?TIMEが1984年にリリースした3rdアルバム.このアルバムからJAM & LEWISが脱退して新体制になったみたいですね。大ヒットして、ラジオでも頻繁に流れていた「Jungle Love」収録。ミネアポリス・ファンクをクールにキめる1. Ice Cream Castles、1.より明るく楽しい雰囲気のミネアポリス・ファンク2. My Drawers、しっとりとしたスロウなトラック上で寸劇を繰り広げる3. Chili Sauce、「オイオイオ♪」のジャングルっぽい(?)コーラスもバッチリはまったダンサブルな4. Jungle Love、ドリーミーなスロウだが、アダルトな歌詞がニヤリとさせる5. If the Kid Can't Make You Come、唯一のライブ・テイクでノリノリなパーティ・ファンクを披露する6. The Birdがお気に入り。(2024/10/26) | |
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TOWER OF POWER /East Bay Grease (1970) |
シスコのファンク・バンドTOWER OF POWERが70年にリリースしたデビュー・アルバム。T.O.P.といえばホーンセクションと凄腕ドラマーDAVID GARIBALDIによるリズムが"売り"ですよね。20数年前にラジオで4. Back On The Streets Againを初めて聴いたのが出会いだけど、彼らが白人だと知った時はかなり驚いたね。特にドラムの素人の自分でも分かるくらいにカッコいいドラムにはかなりヤラれたね〜。タイトなドラムにファンキーなホーンがイカす1. Knock Yourself Out、少しロックっぽいファンキー・ナンバー2. Social Lubrication、イントロのファンキーなベースとホーンだけでグッと惹き込まれる名曲4. Back On The Streets Again、明るくファンキーな5. The Skunk, The Goose, And The Flyが特にお気に入り。ファンク好きなら外せないアルバムでしょう。(2010/07/17) | |
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TOWER OF POWER /Tower of power(1973) |
シスコの白人ファンクバンドです。このグループは最高にファンキー!特にドラミングが超タイト!Hiphopのネタもたくさんあります。これはファーストアルバムで、1の"What is hip?"が昔から好きな曲です。駄曲もありますが安ければ買う価値はあるでしょう。 | |
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TOWER OF POWER /Back to Oakland (1974) |
シスコのファンク・バンドTOWER OF POWERが74年にリリースした4thアルバム。いつもどおりキレの良いホーンがイカした好盤で、特に疾走感溢れる彼等のテーマ曲とも言える1. Oakland Stroke…(短いのが残念!)、派手さはないがタイトな演奏が最高なファンク2. Don't Change Horses (In The Middle Of A Stream)、しっとりとしたスロウ3. Just When We Start Makin' It、爽やかなファンキーな4. Can't You See (You Doin' Me Wrong)、ブレイクビーツとしても有名な鬼ファンク5. Squib Cakes、郷愁感もあるファンキー・チューン7. Man From The Past、秋が似合いそうな8. Love's Been Gone So Long、1.の続き11. ...Oakland StrokeがGOOD。バランスのとれたファンク名盤じゃないかな。(2015/05/17) | |
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TOWER OF POWER /Live and In Living Color (1976) |
シスコのファンク・バンドTOWER OF POWERが76年にリリースしたライブ・アルバム。非常に熱のこもった演奏で、当時の勢いが感じられるね。小気味よく跳ねるドラムがイカす1. Down To The Nightclub (Bump City)、まったりとしたスロウ2. You're Still A Young Man、T.O.P.の代名詞的な曲で最高のノリを見せる3. What Is Hip?、20分以上にも及ぶファンク絵巻5. Knock Yourself Outが聴きどころ。T.O.P.の貫録を見せつける好ライブだね。(2013/05/10) | |
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VAUGHAN MASON AND CREW /Same(1980) |
現在も地道に活動しているVAUGHAN MASONが80年にグループ名義でリリースしたアルバム。VAUGHAN MASONと言えば何といってもダンス・クラシックで数々の曲にネタ使いされたB2.-3.Bounce,Rock,Skate,Roll Part I-IIですね!ベースラインが印象的なシンプルなトラックが逆に新鮮。腰にグッとくるファンクA1.Roller Skate、ベースが耳を惹くミディアム・ファンクA2.Cravin' Your Body、ファンキーなB1.We're Gonna Funk You Upもバッチリ。ファンク好きは押さえるべきアルバムでしょう。(09/02/20 |
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WAR /Why Can't We Be Friends ? (1975) |
ラテン・ファンク・バンドのWARが75年にリリースしたアルバム。プロデュースはJERRY GOLDSTEIN。WARほど不思議なグループはないですね。白人のLEE OSCARもいるものの、ほぼ黒人中心の構成なんだけど、やっている音楽はかなりラテン色濃く、最初聴いた時は戸惑いましたね。正直、それほど熱心なファンではないにもかかわらず、気がつくとLPをほとんど購入しているあたり、何か不思議な魅力にハマっていたのかもしれないですね。このアルバムだと定番ラテン・ファンキーの7.Low Riderが有名だけど、個人的にはICE-Tも使ったホーンとパーカッションが聴いたラップ的な要素も感じるファンク3.Heartbeatが最高!他にも美しく心落ち着かせるスロウ2.Lotus Blossomも大好きですね。(2013/07/27) |
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WILD CHERRY /Same(1976) |
ROCK界の一発屋がMy SharonaのTHE KNACKならば、ファンク界の一発屋はWILD CHERRYなんだろうな。そのWILD CHERRYは、70年頃に白人のROBERT PARISSIを中心に結成された白人ファンク・バンドで、これは76年にリリースしたデビュー・アルバム。永遠の定番ファンク1. Play That Funky Music はもちろん名曲には違いないけど、他のファンク曲がほとんど同じ曲に聴こえるというか、アレンジをちょこっと変えただけ!?みたいな感じ… 確かに曲単位として聴けば、重心の低いファンク2. Lady Wants Your Money、疾走感のあるファンキ・チューン4. Don't Go Near the Water、COMMODORESのカバー6. I Feel Sanctified( Play Thatにソックリ !)アーシーな9. What in the Funk Do You Seeは面白いが、やっぱどれも似ているんだよね(苦笑) なので、今聴くならPLAYER/Baby Come BackのAORの雰囲気にも似た爽やかなメロウ・グルーヴ7. Hold Onで決まりでしょう!まさかWILD CHERRYがこんな曲をやっているとは、恐れ入りました。ファンクの基本盤でもあるが、メロウ好きにもぜひHold Onは聴いて欲しいですね。(10/02/21) | |
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WILD CHERRY /Baby Don't You Know (1976) |
「Play That Funky Music」の大ヒットで知られる白人ファンク・バンドWILD
CHERRYが1977年にリリースした2ndアルバム『Electrified
Funk』からのシングル。 A. Baby Don't You Know 「Play That Funky Music」直系のカッコいいファンク・ナンバー!しかし…、2ndアルバムでも「Play That Funky Music」の呪縛から逃れられてないのが失速した理由かもしれませんね… B. Get It Up 1976年のデビュー・アルバムからで疾走感溢れるインスト・ファンク。 (2024/12/07) |
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WILD MAGNOLIAS /Same(1974) |
ニューオーリンズのブラック・インディアン・バンドWILD
MAGNOLIASの74年のデビュー・アルバムに未発表曲を追加した国内盤。ニューオーリンズのセカンド・ライン・ファンクの基本盤ですよこれは!ドス黒いファンクがこれでもか!って襲いかかります!3RD
BASS、DOUBLE XX POSSE、GETO BOYS等がネタにした4.Corey
Died on the BattlefieldやULTIMATE BREAKS&BEATSにも収録されJUNGLE
BROTHERSやSCHOOLLY Dが使った5.(Somebody Got)
Soul, Soul, Soulをはじめ肉体的なグルーヴの1.Handa
Wanda、イントロ・ブレイクで悶絶の超絶ファンキー8.Ho
Na Nae等聴きどころ満載。とにかくファンク好きなら避けては通れない名盤!(07/03/10) (余談ですが、数年前、彼等がに来日した際に偶然空港で出会って、「あなた達のファンですよ!」って話しかけたら、気さくに握手して、写真まで撮らせてもらいました。とてもフレンドリーだったのが印象に残ってます。) |
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THE WILD MAGNOLIAS /They Call Us Wild(1975) |
ニューオーリンズのブラック・インディアン・バンドTHE WILD MAGNOLIASの75年にリリースした2ndアルバム。以前レビューした74年の1stもニューオーリンズ・セカンド・ライン・ファンクの基本盤ですが、この2ndはそれを凌ぐ充実度!ほんと全曲かっこ良すぎてどの曲もオススメですが、特にグルーヴィーなファンキー・チューン1.They Call Us Wild、ビートとベースラインがイカしたBPM早めの5.Injuns,Here We Come、ファンキーな6.New Kinda Groove、1stにも収録されているモンスター級のイントロ・ブレイクを誇る超絶ファンキー・ナンバー9.Ho Na Naeがピカイチ。ファンク好きなら避けては通れない名盤!(09/02/26) | |
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WINDJAMMER /I (1983) |
ニューオーリンズ出身のファンク・バンド"WINDJAMMER"が83年にリリースしたデビュー・アルバム。若々しさ溢れるダンス・ナンバー1. You've Got Me Danching、スウィートなスロウ2. Stay、「愛のコリーダ」に似たダンス・ナンバー3. I've Had It、CON FUNK SHUNのスロウにも似た5. I'll Always Love You、快活なグルーヴィー・ファンク6. Rockin'、疾走感溢れる7. Don't Change、ガレージっぽいグルーヴィーな8. Time Will Tell、87年のシングル・オンリーな美しいスロウ10. Winter LoveがGOOD。少し軽い気もしたが、良いアルバムですね。(2015/02/10) | |
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WINDJAMMER /II (1984) |
ニューオーリンズ出身のファンク・バンド"WINDJAMMER"が84年にリリースした2ndアルバム。AORファンに人気というのも頷けるね。1st同様、軽めだけどその爽やかさには惹かれるね。ブリージン・メロウ・グルーヴの2. Tossing And Turning、CON FUNK SHUNっぽい軽快かつ爽快なディスコ・グルーヴ4. Am I Right、疾走感溢れる5. Call Me Up、胸キュン・スロウ8. Stay, Part II、切ないスロウ9. I'll Always Love You、エレクトロ・ダンサーの10. Dive Inside My Loveがお気に入り。(2015/09/07) | |
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WINDJAMMER /III (1985) |
ニューオーリンズ出身のファンク・バンド"WINDJAMMER"が85年にリリースした3rdアルバム。都会的なメロウ・グルーヴ3. I Thought It Was You、エレクトロ・ダンサーの5. She's A Dance Machine、切ないミディアム6. Honey I、(ロックっぽいギターは余計だけど)グルーヴィーな9. Higway Loverは好きだけど、1stからリリースするたびにAOR度数を上げていて、その手のものが好きな人にはいいんだけど、個人的にはR&B/FUNKというよりポップスだなって感じたな。(2015/05/03) | |
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ZAPP /Same (1980) |
故ROGER擁するZAPPが80年にリリースした記念すべきデビュー・アルバム。プロデュースは、ROGERとBOOTSY。時代を超越したファンク・クラシックの1.More Bounce To The Ounceと胸キュン・ラブリー・クラシックの5.Be Alrightの2曲がこのアルバムの全てといっても過言じゃないな。この2曲の陰に隠れているけど、パーカッションが効いたライト・ファンクの2.Freedomと3.Brand New Pplayerもイイね。ファンク好きなら聴いて当たり前のアルバムですね。(2014/07/08) |
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ZAPP/V (1989) |
故ROGER擁するZAPPが89年にリリースした5thアルバム。プロデュースは、もちろんROGER。あまり評価が芳しくないアルバムだけど、きちんと聴きどころはあると思いますね。SMOKEY ROBINSON&THE MIRACLESのカバーで原曲に忠実な1.Ooh Baby Baby、ラップはありきたりなレベルだけど、ROGERのトークボックスだけで十分なファンク・ナンバー2.I Play The Talk Box、OHIO PLAYERSのカバーでモダンにアレンジしたファンク4.Fire、ロマンチックなスロウ5.Been This Way Before、当時のファンクとしてはかなりカッコいい方だと思う6.Back To Bass-Iks、ドリーミーなスロウ8.Ain't The Thing To Doがお気に入り。確かに初期作に比べてパンチ不足だと思うけど、これはこれでOKだと思う。(2012/12/08) | |
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