A of GANGSTA RAP





アーティスト/タイトル レビュー
ABOVE THE LAW
/Livin' like a hustlers(1990)
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ABOVE THE LAW
/Vocally pimpin'(1991)

ABOVE THE LAWが91年にリリースしたミニアルバム。1stと2ndの間に出されたアルバムです。ミニアルバムと言ってもかなり完成度高いです!哀愁漂うシンセにバリー・ホワイトとSOULUSOULを上手く使ったトラックが秀逸な2.Play your game、G-MAN STANのギターがどこかもの悲しい3.Dose of the mega flex、FUNKADELIC/One nation under a grooveのコーラスから入るウェッサイファンククラシック4.4 the funk of it、ファンキーな5.Wicked、1st収録のLivin' like hustlersのremixである6もTHIN LIZZY/Johnny the foxのギターが印象的な仕上がりです。ATLのアルバムでは1番のお気に入りです。未聴の方はぜひお聴き下さい。(03/01/03)
ABOVE THE LAW
/Black mafia life(1993)
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ABOVE THE LAW
/Call it what u want(12)(1993)
93年にリリースされた2ndアルバム"Black mafia life"からのシングルカット。収録曲はA1.Call it what u want(radio)、A2.Call it what u want(inst)、B1.Call it what u want(album)、Call it what u want(inst)
2PAC&RAW FUSIONのMONEY Bを迎えたウェッサイファンククラシック!2PACから始まるマイクリレーもバッチリで、トラックもFUNKADELIC/Freak of the weekとPARLIAMENT/Aqua boogieの大ネタを用いながらも凝った作りをしていているので、ありがちな大ネタラップとはなっていないところが彼等の凄いところ。屈折したG-FUNKが味わえる好盤です。(03/03/09)
ABOVE THE LAW
/Uncle sam's curse(1994)
N.W.A.と共に西のGラップを支えてきたベテラングループABOVE THE LAWが94年にリリースした4thアルバム。このアルバムはアメリカでも高値で取引されるほど人気があるみたいです。実際、このアルバムからヒットした7.Black supermanはOHIO PLAYERS/Funky wormを弾き直したピーヒャラシンセが最高な哀愁ファンク!チカーノ・ラッパーのLIL BLACKYのSuper ballerネタといった方が今のファンには分かりやすいでしょうか。他にもウェッサイ・ファンクが充実しており、特にZAPP/More bounce to the ounceネタの1.Return of the real shit、THE TIME/Gigalos get lonely tooネタの3.Kalifornia、FUNKADELIC/Knee deepネタの8.The'G'in me、同じくFUNKAのOne nation under a grooveネタのタイトル曲9.あたりも最高ですし、数少ない哀愁系の5.Rain be for rain boと12.Gangsta madnessも何度お世話になったことか。若いファンにはイマイチ人気がないABOVE THE LAWですが、個人的にはぜひ聴いて欲しいグループの一つです。(03/11/01)
ABOVE THE LAW
/Kalifornia (1995)
WESTの大御所グループABOVE THE LAWが95年にリリースしたシングル。94年の名作『Uncle Sam's Curse』からのカット。プロデュースは、COLD 187UM。THE TIME/Gigalos get lonely too、LAFAYETTE AFRO ROCK BAND/Hihache、TONY TONI TONE/It Never Rains (In Southern California) ネタのA1. Kaliforniaがメインだが、むしろメインはATLらしい怪しげな雰囲気のドープ・ファンクA2. Ashes To Ashes, Dust To DustとKOKANEをフィーチャーしたP-FUNKっぽさを醸し出すA3. Pimp Clinic Anthemのアルバム未収録曲。(2014/08/31)
ABOVE THE LAW
/100 Spokes (1996)
WESTの大御所グループABOVE THE LAWが96年にリリースしたシングル。96年の『Time Will Reveal』からのカット。プロデュースは、COLD 187UM。ATLらしさ満点のドス黒いファンクA1. 100 Spokes (Album Version)、CRAZY CによるMANTRONIX/Fresh Is The Word使いの郷愁メロウ仕立てA2. 100 Spokes (Fresh On D's Remix)、オリジナルとあまり変わらないが、少しダークに仕上げたA3. 100 Spokes (Cold 187um Remix)、MC RENをフィーチャーしたどんよりと曇った感触のB1. Killaz In The Park (Album Version)、MAC DAD-Eによる郷愁感溢れるB2. Killaz In The Park (Mac & A.K. Remix)と全曲イケるね。(2014/10/14)
ABOVE THE LAW
/Legends (1998)

WESTの大御所グループABOVE THE LAWが98年にリリースした5thアルバム。プロデュースは、COLD 187UM、DJ K-OSS、KMG。大好きなATLなんだけど、このアルバムは一貫して曇りというかどんよりしていて聴き手を限定させるかな。JAYO FELONY参加の癖のあるファンク2. X.O. Wit Me、もの哀しい4. Promise Me、和的な琴(?)の哀しげなメロディが耳を惹く8. Deep AZ The Root、BROTHERS JOHNSON/Strawberry letter 23使いの郷愁感たっぷりな9. The Streets、YUKMOUTHをフィーチャーした夕暮れモードの14. Soul Searching、独特なダークなムードが印象的な15. Adventures Of...、ZAPP/More Bounce to the Ounceネタのファンク16. In God We Trustあたりは気にいったけど、いかんせん熱心なATLフリーク向けかな。(2014/01/09)
ABOVE THE LAW
/Forever rich thugs(2000)
大御所ABOVE THE LAW(A.T.L.)が2000年にリリースした7thアルバム。正直このアルバム聴いてショックを受けました。これがあのA.T.L.!? これってボツテイク集なんじゃないの!? って思ったほど冴えない曲ばかり… 確かにヘビー・ウェッサイ・ファンクの2.Black mob、アンビエント・ハウスみたいな雰囲気の8.Thug in your life、スーパーマリオらしきサンプル音が印象的な16.2 Killaz(Remix)は気に入りましたが、Black superman等のクラシックと比べると遥かに劣ります。これ買うくらいなら旧作をオススメします。(04/03/27)
ACE DEUCE
/Comin' up n' da ghetto(1996)
GANGSTA LUV誌でも大絶賛されていたテキサスのACE DEUCEが96年にリリースしたアルバム。南部では有名なプロデューサーMIKE B.が製作した曲がかなりカッコイイですね。特にファンキーな7.R.S.F.とILSEY BROS.を弾き直したメローなタイトル曲の11.が気に入りました。あとはOPTIMOプロデュースの13.Blood suckazとTheze dayz、少しダークな12.Penitentiary chancesが良かったですね。通向けのアルバムと思います。一般G系リスナーにはキツイかもしれませんね。(03/01/14)
ACE DEUCE
/1 Luv(1998)

H-TOWNのACE DEUCEが98年にリリースしたアルバム。Gラップ・フリークには有名すぎるアルバムですね。こういったレア物が再発されるというのは嬉しい限りです。肝心の内容はというと、思っていたよりクセのある曲が多く、初心者がいきなり聴くのはちょっと無理があるかもしれませんね。メロウな5.1 Luv、SOLOプロデュースで80'sネタと思われるノリノリな8.Let's Freek、T-BLACKをフィーチャーし、フックでS.O.S.BAND/Just Be Good To Meのコーラスもはいったファンキー・チューン17.You R Da 1、ナイス・ビートのファンク・ナンバー19.GPC Git Giggy、LIL KEKEをフィーチャーしたメロウ・グルーヴ20.Skrilla Chasinあたりがお気に入りです。多少クセはありますが、値段の安い再発なら購入しても損はないでしょう。(07/11/02)
ACE DEUCE
/Raw & Uncut(2001)
ACE、NASTY DREW、EL DOGG、K-LEEからなるH-TOWNのベテラン・グループACE DEUCEが01年にBACKWOODZ RECORDSからリリースしたアルバム。かなり地味なアルバムですねこれは。GRIZZプロデュースで澄んだキーボードが印象的なトラックにUGKをフィーチャーした5.Grippin Grain、職人MIKE B.制作でS.O.S.BAND/Just be good to meをモチーフにしたトラックに男性コーラスが参加した8.You R Da 1、これもMIKE B.プロデュースでブリブリ・シンセでCHIC/Good timesを弾き直したH-TOWN流G-FUNK14.If Nigga Try U、これまたMIKE B.が手掛けたダーティ・サウス・ファンキーって感じの16.Ride Smoke & Oohh!、またまたMIKE B.による男性コーラス入りの寂しげな20.Dezgavooが気に入りました。聴いてみれば、良い曲はほとんどMIKE B.によるものですね。どうせなら全曲手掛けて欲しかった!ずば抜けた曲は全くないので、余程のACE DEUCEフリーク以外は必要ないかと思います。(05/12/03)
ACE DEUCE
/What do you see? The block star! (2004)

H-TOWNのベテランACE DEUCEの最新作。実にバラエティに富んだ充実した内容で、ベスト・トラックは、男性コーラスが絡む素晴らしくソウルフルなメロウ・チューン6.Ghetto loveとANGEL嬢の歌をフィーチャーした心落ち着く13.All I needの2曲。マジでヤラれましたね… ホント最高です!これ以外でもSEAN BLAZE制作でロック・テイストのアゲアゲな5.Ice money、MR.SERV ONをフィーチャーした70年代のブラック・ムービーのサントラのようなサイレンと銃声が響くファンキー・チューン8.Who?、SLICK RICKの声ネタもイイ感じのほのぼのした12. 5 minutes、WOODWILL参加のドープな14.PI’N、5TH WARD BOYZのE-ROCKプロデュース、ゲスト参加で80年代後期のようなネタ使いのファンキー・チューン15.Get up to come upが気に入りました。H-TOWNフリークならもちろん押えているかと思いますが、未聴の方は是非どうぞ!(2005/07/02)
ACRES HOME PLAYERS
/The waitin game(2000)
SHOWTIME&BIG JAYからなるヒューストン出身のデュオACRES HOME PLAYERSが2000年にリリースしたアルバム。イナたいヒューストンのB級グループで特筆できるような内容ではないですが、タイトなビートに暗闇に引きずり込むようなピアノ&ベースが絡む2.Laws on my tailは鬼ドープ!残念ながらこの曲以外には、フックでのダレた歌もイイ感じのファンキー・チューン3.Game、もの哀しい7.Confusedが気になった程度。そんじょそこらのメジャー盤には食指が動かないマニアの方にだけオススメします。(04/07/31)
A-GEE
/Strugglin' To Hustlin'(1999)
TXのチカーノ・ラッパーA-GEEの2ndアルバム。G-LUV誌掲載盤として有名で、かなり期待して購入したのですが、あまりのショボさに愕然… ラップとメロディは特に問題ないですが、ドラムのダサダサっぷりときたら… ほとんどの曲が耐え切れなかったです。辛うじて聴けたのが4.Ragz 2 Richesと6.It's Going Down Tonightの2曲のみ。メロディが良ければイイって人も多いかもしれませんが、長年HIPHOPを聴いてきた自分にとっては、このドラムは致命的。もう二度と聴くことはないでしょう。(06/05/13)
AGERMAN
/The Truth(2003)

3×KRAZYのメンバーで、敬虔なクリスチャンのAGERMANが03年にリリースしたアルバム。KEAKとB.A.が関わっていないのは寂しいところですが、メロウに聴きどころ多く、特にコーラス入りのメロウ・グルーヴ1.Truth、MTUME/Juicy Fruitっぽい曲調のメロウ・トラックにPATRICIA嬢のコーラスが絡む10.Never Let You Go、爽快メロウ・グルーヴの11.It's Your Loveは最高!良く夏に聴いていましたね〜。他にはブヨブヨ・シンセの6.Hold My Handとファンク・ナンバーの13.Great Is the Lordが良かったです。メロウ好きならチェックする価値はあると思います。(07/04/01)
A・G・2・A・KE
/Mil-ticket (1998)

G-MONEとMAC FEEからなるミルウォーキーのデュオA・G・2・A・KEが98年にRAP-A-LOT RECORDSからリリースした2nd アルバム。これ実は2ndだったんですね。長い間デビュー・アルバムだと思ってました。ダーク系から哀愁、メロウ系までバラエティに富んだトラックはもちろんだが、力強いラップもかなり聴かせてくれる充実作 ! SCARFACEが惚れ込んだだけありますね~。プロ デュースは、A・G・2・A・KE自身に88KEYZ、SCARFACE、MIKE DEAN。ゲットーの混沌とした感じのダーク系1. Mil Ticket、SCARFACEとLO-LIFEがゲ スト参加した寂しげな3. Mo Power、あの世を彷徨うような浮遊感溢れる4. Playa Dead、KENYA GRUV/Top Of The WorldネタのR&Bメロウ5. Big Balla Society、ズシっと重たいドラムにもの哀しいメロディの7. Can't Nobody Change This、おそらくネタ使いと思われる郷愁トラックに女性ボーカルが絡む8. C-Lo、Gの哀愁を感じる9. Flexious、郷愁トラックにK.B.とMAN CHILDをフィーチャーした10. Tomorrow Ain't Promised、近未来的な雰囲気のファンク11. Mil And Back、タイトなビートにピーヒャラ・シンセのダークな14. G Bout Money、ブリブリ・シンセ、スペーシーなキーボードが効いた郷愁トラックにYUKMOUTHが参加した17. R U High Yet?、寂しげな18. Believe Me Fameと好曲多し。G好きなら、ぜひとも聴いてほしいアルバムの一つ。
全面改訂(2019/08/11)
AKO MACK
/Akmonic(2000)
2000年にオークランドのBAYTOWN RECORDSからリリースされたAKO MACKのアルバム。02年リリースのアルバムがオリジナルかと思っていたんですが、2000年がオリジナルだったんですね。02年のアルバムとは収録曲が数曲異なっています。(本作は16曲、02年は14曲) アリゾナで録音していて、MR.IROCも制作に関わっているので、アリゾナのラッパーでしょうか?JEANETTE嬢のコーラス入りのノリノリ・ファンク4.Keep bombinが人気ですが、他には重たいファンク1.Ghetto anthem(Right,right,right)、ネタ名は忘れましたが、ネタ使いのメロウな11.Sittin on tilt、かつてのDR.DREっぽいG-FUNKトラックにJEANETTE嬢のコーラスをフィーチャーした14.Friday alldayも良い出来です。駄曲も結構ありますが、聴いて損はないアルバムだと思います。(05/06/25)
AL-D
/Home Of The Free
& Mind At Ease(2006)

AL-Dの人気アルバム『Home Of The Free』に『Mind At Ease』から3曲追加した再発盤。オリジナルは長らく入手困難だったので、嬉しい再発ですね。メロウ、哀愁の連続で流石に人気があったのも頷けます。郷愁感あるメロウ・チューン2.Lost In Tha Hood、優しく包み込むようなメロウ5.Who Am I 2 Look Up 2、夕暮れに聴くとハマりそうな哀愁ナンバー6.Ghetto Child、DO OR DIE等でお馴染みのISLEY BROTHERS/Make me say it again girlネタの8.Long Live 83rd、MC EIHT/All for the moneyと同じTYRONE DAVIS/In the mood使いの12.Welcome 2 Tha Jungleが気に入りました。哀愁・メロウ好きなら入手しやすいうちに聴いとくべきでしょう。(06/12/02)
AL KAPONE
/Once a thugs(12)(1995)
アルバム"Da Resurrection"からのシングル。収録曲は、A.Once a thugs、B.Once a thugs(inst)
一言で言うとホラー系です。フックにEAZY-Eの曲と同じ女性ボーカルが入ります。これぐらいしか解説できないですね… 別にアルバムを持っていれば買う必要はないと思います。
ALL FOR ONE
/Rolling Thru H-Town (1991)
K-LA-SLIM、E.L. ME、LIL MIKE、EASY-JAYからなるテキサスはヒューストンのグループALL FOR ONEが91年にALBATROSS RECORDSからリリースしたシングル。プロデュースは、RENEGADE。E.L. MEは92年にE.L. ME & STREET PRODUCTS名義で『The 16 Lessons From The Streets』をリリースしているね。MC BREEDのクラシック「Ain't No Future In Yo' Frontin'」にも似た感触のPARLIAMENT、(多分)ISAAC HAYSEネタのファンキーなトラックがカッコイイね。アルバムは1枚リリースしてるみたいだけど、この曲はなかったはず。CDでリリースしているか知っている方は教えてほしいですね。(2014/03/30)
ALLFRUMTHA I
/Same(1998)
MACK10一派のデュオ"ALLFRUMTHA I"が98年にリリースしたデビューアルバム。メンバーのBINKYがほとんどプロデュースしています。勿論MACK 10,ICE CUBE,WC,CJ MAC,COMRADS等の身内もゲスト参加。一聴した印象は非常に武骨で、ヘビーかつファンキーなトラックがほとんどです。お気に入りはウェッサイ・ファンクの5.County jail、少しJAZZYなアッパー・チューンの10.Unthinkable、ファンキーな14.Rollin wit connectですが、他曲も悪くはないです。しいて言うならメロー系が全然無いのが残念なところです。ICE CUBE,MACK 10等が好きなら聴く価値はあると思います。(03/07/10)
ALLFRUMTHAI
/Uncut(2001)

BINKY MACKとSQUEAK RUのデュオALLFRUMTHAIが01年にリリースした2ndアルバム。このアルバムでは何といっても9.Cali Lifeに尽きますね!アコースティックギターと温もりのあるキーボードに心を奪われる名曲!女性コーラスも絡むとなれば人気がでるのもいわずもがなです。他にはBADAZZ参加の陽だまり系メロウ・グルーヴ3.Everybody、メロウなピアノが印象的な14.Just Me & My Doggがお気に入りです。ファンク系に駄曲が多いのは残念ですが、メロウ好きなら9.Cali Lifeのためだけにでも購入する価値有りです。(06/12/29)
ALLIE BABA
/Box Of 3 (2001)
オークランドのALLIE BABAが2001年にリリースしたシングル。アルバム『3 Wishes』からのシングル。RAPHAEL SAADIQをフィーチャーした郷愁感漂うA1. Box Of 3 (Radio Mix)、A1.よりシンセベースを厚めに施したA2. Box Of 3 (Club Mix)、DAZをフィーチャーしたJOHNNY GUITAR WATSON/Superman Lover使いと思われる重たいB3. Nothing To It (Club Mix)がGOOD。アルバムも聴いてみたいですね。(2014/08/13)
A.L.T.&THE LOST CIVILIZATION
/Another latin timebomb(1992)
ベテラン・チカーノ・ラッパーA.L.T.が92年にリリースしたデビューアルバム。このアルバムからはTequilaがヒットしたことで有名ですね。個人的にはこの曲があまり好きではなかったので、長い間黙殺していたアルバムだったんですが、いざ購入して聴いてみると、POPな曲はTequilaくらいで、残りはファンキーな曲が多くて楽しめました。(といってもかなりオールド・スクール系ですが…) 特にグラウンド・ビート系のドラムに爽やかなウワモノがタイトルどおりナイスな2.Summer breeze、短いながらもヘビーなP系ビートが最高なウェッサイ・ファンク5.What cha gonna do?、LEON HAYWOODLEON/I Wanna Do Something Freaky To Youネタのファンキー・トラックに女性Vo.がそのI wanna〜のフレーズをフックで歌った6.Freakyあたりは今聴いても十分通用する出来です。他は多少オールド感が強いので抵抗あると思いますが、サイプレス風なフリーキーな曲もありますので、その辺が好きな方はぜひ聴いてみて下さい。(03/06/15)
A.L.T. AND THE LOST CIVILIZATION
/Summer Breeze (1992)
ベテラン・チカーノ・ラッパーA.L.T.が92年にリリースしたデビューアルバムからのシングル。グラウンド・ビート系のドラムに爽やかなウワモノがタイトルどおりナイスなA1. Summer Breeze (Extended Mix)、ALL THE PEOPLE/Cramp Your Style使いのファンキーなB1. Summer Breeze (Remix)、ほとんどB1と同じだがダブ的な処理をしたB2. Summer Breeze (Hip Hop Mix)、PUBLIC ENEMYっぽさも感じるハーコー・ナンバーB3. In Between The Sheets (LP Version)がGOOD。(2015/06/20)
A.L.T.
/Stone cold world(1993)

ベテラン・チカーノA.L.T.が93年にリリースした2ndアルバム。このアルバムも93年と古いですが、良い曲が多くて大のお気に入りです。 全10曲と少ないですが、捨て曲はほとんどありません。ほとんどをプロデュースしているTONY Gもイイ仕事してますが、MC EIHTとの仕事で知られるUNKNOWN製作の1.Ridin highと6.Take you backの2曲がずば抜けて素晴らしいです!Ridin' highはタイトルそのまんまの有名メロウ・ネタFAZE-O/Riding highを使ってます。このネタ使われるとオヤGは弱いです(笑) Take you backは定番ブレイクImpeach the presidentを組替えたビートにメロウなウワモノが最高に気持ちイイ! 残りは70'Sファンキーネタを使った渋いファンキー・トラック中心でオールド好きには堪りませんね。全体的にオールド感は拭えませんが、チカーノ好きならぜひ聴いて欲しいアルバムです。(03/11/29)
A.M.DRE'
/Get right(1994)

94年にリリースされたA.M.DRE'なるフィーメールラッパーのアルバム。シカゴ出身でレーベルがCITITRAX RECORDSということしか詳しいことは分かりません。このジャケじゃ購買意欲が萎えますよね。良質なマイナーG物をリリースしているSOLAR RECORDSのマークを頼りに試聴してみたところ、2. Gangsta G's の哀愁溢れるサウンドで腰砕けに… メジャーと何ら変わらぬ完成度の高さにびっくり!その後もブリブリ・シンセがウェッサイな雰囲気を出しているパーティーファンク3. If you don't know-ask somebodyで購入を決意。他にも渋いベースに哀愁ピアノがさり気なく被さる7. Real deal、MIDNIGHT STAR/Slow Jamネタのノリがいい9. Friday nite、ほのぼのファンキーな11. I got soul(outro)もこのクラスにしては満足する出来映え。実は94年の発売当時からずっと気になっていたんですが、何だか胡散臭くて結局買わなかったんです。当時買っとけばと今更ながら後悔したが、550円で買えてよかったかも。意外な掘り出し物でオススメです。(2003/01/19)
AMG
/Bitch betta have my money (1991)

DJ QUIK一派のAMGが1991年にSELECT RECORDSからリリースしたデビューアルバム。(このアルバムの前にもあるみたいだが…)プロデュースはAMG、COURTNEY BRANCH、TRACY KENDRICK、DJ QUIK。ジャケでもわかるようにエロ系ファンクのオンパレードで楽しめます!OHIO PLAYERS/Funky Wormネタのゆるくファンキーな1. The Vertical Joyride、仲間の2ND II NONE参加でJAMES BROWN/Funky Drummer使いのドライブ感のあるファンク2. Word 2 Tha D、VANITY 6/Nasty Girlネタのアップテンポでクールなファンク3. I Wanna Be Yo Ho、ERIC B. & RAKIMのクラシックMicrophone Fiendと同じAVERAGE WHITE BAND/School Boy CrushSchool Boy Crush使いのファンキーな5. Once a Dawg、シングルカットされた定番THE EMOTIONS/Blind Alleyネタのファンキーな6. Jiggable Pie、 ハーコー・ビアッチMCのBOSSが参加し、ESG/UFO、RARE EARTH/We're Gonna Have a Good Time使いでハードに攻める8. Mai Sista Izza Bitch、BOBBI HUMPHREY/Mestizo EyesネタのMestizo Eyesメロウなインスト10. Vertical Interlude、シングルヒットしたAL WILSON/Listen to Me使いの渋いファンキー・チューン11. Bitch Betta Have My Money、EDWIN BIRDSONG/Rapper Dapper Snapperネタのノリノリ・ファンク12. Lick 'Em Low Lover、HERBIE HANCOCK/Watermelon Man使いのファンキーな14. Nu Exasize、P-FUNK系ビートの16. Givva Dogga Bone、FUNK INC./Kool Is Back、MELVIN BLISS/Synthetic Substitutionネタの小気味よい18. Trunk O' Funkがお気に入り。
全面改訂(2020/01/18))
AMG
/Ballin' outta control(1995)

AMGの95年の2ndアルバム。1stよりメロー度数がアップしており、なかでも大ネタMTUME/JUICY fruit使いの3.Leather and wood、TEDDY PENDERGRASS/Close the door使いの8.Sucka for luvがオススメです!
AMG
/Bitch betta have my money 2001 (2000)

DJ QUIK一派のAMGが2000年にリリースしたアルバム。プロデュースは、DJ QUIK、BOSKO、RHYTHM D、MADDBALL TONY D.、THE NOMA、THE ORIGINAL CREW等。肩肘張らない良い意味で能天気なアルバムで、ライトでノリノリな1.Bitch 2001、DJ QUIKらしい涼しげなファンク4.Soak Me Baby、CAMEO/She's Strageネタの80'sファンク・トラックにDRU DOWNとBOSKOをフィーチャーした5.She's Paid、涼しげなギターが最高な爽快ファンク8.Reallionaire.Com、ネタ使いだと思われる郷愁感溢れるメロウ・トラックにPAPERBOYをフィーチャーした10.Come InsideがGOOD。これからの季節にピッタリなアルバムだね。(2011/07/17)
A.M.W./Criminals(1990)

THE BOSS MAN、CHUCKSTA、MELLOW-DからなるオークランドのトリオA.M.W.(AMERICA'S MOST WANTED)が90年にTRIAD RECORDSからリリースしたアルバム。95年の『The Real Mobb』がGフリークには人気が高いグループですね。リアルタイムで聴いた自分にとっては、このアルバムが最初で、『The Real Mobb』が5年ぶりにリリースされた時には、まだいたんだ〜って驚いた記憶があります。年代的にオールドスクール全開で、今のリスナーに受け入れられるかは微妙ですが、GRANDMASTER FLASHの名曲The MessageネタのA1.Criminals、GEORGE CLINTON/Atomic dogとKOOL&THE GANG/Jungle BoogieをあわせたA2.Addicted To The Dope Game、ネタ使いのノリノリ・ファンキー・チューンB4.Can You Step To Thisあたりは聴けるのでは。いずれにせよ万人向けではなく熱心なWESTマニア向けかもしれません。(07/04/25)
A.M.W./The Real Mobb(1995)

A.M.W.が95年にD-SHOTのSHOT RECORDSからリリースしたアルバム。メンバーは、CHUCKSTAとLIL BIG(THE BOSS MAN)はそのままですが、MELLOW-Dが抜けてCHEECHが参加しています。Gフリークにかなり人気があるアルバムで、ほとんど全曲イケます!いきなりWILLIAM DeVAUGHN/Be thankful for what you've gotのカバーの歌物1.Oakland Niggaz Rideから惹き付けられ、郷愁感溢れるピアノがイイ感じの2.Strictly From The Streets、男性Vo.によるアカペラのイントロから惚れ惚れする4.Heart Of The City、ピーヒャラシンセが効いた夕暮れ系5.Gripping The Glock、ネタ使いブリブリ・のファンク7.No Money No Bitches、90年の『Criminals』収録のAddicted To The Dope Gameのリメイク8.Dope Game II、ブリブリ・シンセとピーヒャラシンセが耳を惹く哀愁系9.Mobb Life、寂しげな12.Footsteps等好曲揃い。Gフリークにはかなりオススメできる傑作です!(07/04/25)
ANT BANKS
/Sittin' on somethin' phat(1993)

オークランド出身のベテラン・プロデューサー兼MCのANT BANKSが93年にJIVEからリリースしたアルバム。1曲のみTOO SHORTプロデュースで残りは全てセルフ・プロデュース。個人的にWEST/G-RAPの中でもBEST10に入るアルバムで、特にBreakthroughのビートに生楽器を合わせたファットなトラックにフックのボコーダーも最高な4.U Just a punkのカッコ良さといったら!トラックだけでなくANT BANKSのラップもマジで最高!この曲聴き過ぎてライムをほとんど覚えてしまったくらい好きですね。もちろんこの曲だけでなく、伝統的なオークランドスタイルのファンク1.2 the head、BARRY WHITE/Never,never gonna give you up使いの哀愁系5.Livin' the life、PARLIAMENT/Let's Play Houseネタのタイトル曲6.、TOO SHORT、POOH-MAN、MHISANI(aka GOLDY)をフィーチャーしたノリノリなパーティ・ファンク9.Only out to ****もナイス!内容の伴わない高価なレア盤やマイナー盤聴くより、このようなベーシックなものをぜひ聴いて欲しい!(05/06/25)
ANT BANKS
/Late Nite (1993)
オークランド出身のベテラン・プロデューサー兼MCのANT BANKSが93年にJIVEからリリースしたアルバム『Sittin' On Somethin' Phat』からのシングル。プロデュースは、ANT BANKS。A面のLate Niteは、(たぶん)LONNIE LISTON SMITH/Space Ladyを使ったファンク・ナンバーだけど、地味かな。他に良い曲あったのになんでこれをシングルカットしたか疑問。B1.Roll 'Em Phatは、あまり好みじゃないかな。(2014/02/06)
ANT BANKS
/Livin' The Life (1993)
オークランド出身のベテラン・プロデューサー兼MCのANT BANKSが93年にJIVEからリリースしたアルバム『Sittin' On Somethin' Phat』からのシングル。プロデュースは、ANT BANKS。LOOSE ENDS/Slow Down使いのもの哀しげなA2. Livin' The Life (Street Remix)、BARRY WHITE/Never, Never Gonna Give You Upネタの郷愁感溢れる名曲A3. Livin' The Life (LP Version)、EAZY-Eの声ネタも冴える、もろP-FUNKなB1. Packin' A Gun (Street)、基本はLivin' The Lifeのリミックスと一緒だが、ビートをORANGE KRUSH/Actionに差し替え、ラップをダブ処理し、後半はANT BANKSのフリーキーな歌も披露するB3. Livin' The Life (Dove Sac Mix)(ベスト・トラック !)と全曲最高だね。(2014/02/21)
ANT BANKS
/The Big Bad Ass (1994)

オークランド出身のベテラン・プロデューサー兼MCのANT BANKSが94年にJIVEからリリースした2ndアルバム。93年のデビュー・アルバムにしてマスターピース『Sittin' on somethin' phat』には及ばないけど、伝統的なオークランド・ファンクを堪能できる優れたアルバム!P-FUNKっぽい1.The Big Bad Ass、ブヨブヨ・シンセとファットなベースが効いたライトなファンク・トラックにSPICE 1とTOO SHORTをフィーチャーした2.2 Kill a G、70年代の香りがするファンク・トラックにTHE COUPのBOOTSをフィーチャーした3.Streets Of Oakland、ISAAC HAYES/House Full Of Girlsネタの軽快なファンキー・トラックにOTIS&SHUGがコーラスで参加した4.The Drunken Fool、BOOTSY'S RUBBER BAND/F-Encounterネタの極上メロウ・ファンク・トラックにGOLDYをフィーチャーした5.Parlayin'、ドープなファンク・トラック上でTOO SHORTやGOLDYと裏切り者POOH-MANへの恨み節を披露する7.****** Wit Banks、PARLET/No Rump To Bumpネタのタイトなファンク・トラックにRAPPIN' RON&ANT DIDDLEYをフィーチャーした9.Pimp Style Gangstas、PARLIAMENT/Chocolate City使いのモロP印のファンク・トラックにTOO SHORTをフィーチャーした10.The Loot、ぶっといベースが最高なオークランド・ファンク11.Packin' a Gatと好曲満載。ANT BANKSのワルっぽいラップももちろん最高にカッコイイね。(2011/05/16)
ANT BANKS
/Parlayin' (1994)
オークランド出身のベテラン・プロデューサー兼MCのANT BANKSが94年にJIVEからリリースした2ndアルバム『The Big Bad Ass』からのシングル。プロデュースは、ANT BANKS。BOOTSY'S RUBBER BAND/F-Encounterネタの極上メロウ・ファンク・トラックにGOLDYをフィーチャーしたA1. Parlayin' (LP VERSION)、オリジナルよりブリブリ度数を高めにし、ビートを太く仕上げたA2. Parlayin' (Remix)、ドープなオークランド・ファンク・トラック上でTOO SHORTやGOLDYと裏切り者POOH-MANへの恨み節を披露するB1. ****** Wit Banksと全曲最高の出来。(2014/05/16)
ANT BANKS
/Do Or Die (1995)

オークランド出身のベテラン・プロデューサー兼MCのANT BANKSが95年にJIVEからリリースした3rdアルバム。もの哀しくて少し暗めのトラックにRAPPIN' RONとANT DIDDLY DOGをフィーチャーした2.Keep 'Em Guessin'、SPICE 1とTHE 187 FACをフィーチャーした妖しげなファンク4.Sound Of Lead、太いビートに寂しげなメロディの5.I Think I Wanna Die(Losin' It)、ファンキーなビートに郷愁感溢れるピーヒャラ・シンセ、そして女性コーラスも雰囲気を引き立てる9.No Time Fa Bs、郷愁感漂うオークランド・ファンク10.Gafflin' Season、落ち着いた雰囲気のソウルフルなインスト12.Smokestrumentalあたりは流石ANT BANKSって感じだけど、全体的に暗すぎるかな。1stと2ndと比べると一枚も二枚も劣るね。(2011/11/04)
ANT BANKS
/Think I Wanna Die (Losin' It) (1995)
オークランド出身のベテラン・プロデューサー兼MCのANT BANKSが94年にJIVEからリリースした3rdアルバム『Do Or Die』からのシングル。プロデュースは、ANT BANKS。オリジナルよりはダークかつミステリアスにアレンジしたA2. I Think I Wanna Die (Losin' It) (Radio Remix)、SPICE 1とTHE 187 FACをフィーチャーした妖しげなファンクB1. Sound Of Lead、太いビートに寂しげなメロディのB2. I Think I Wanna Die (Losin' It) (LP Version)がGOOD。(2014/11/04)
ANT BANKS/Big thangs(1997)

ANT BANKSが97年にリリースしたアルバム。ここでANT BANKSはプロデュースに徹しており、実質はコンピレーションアルバムとなっています。以前から好きなラッパー/プロデューサーの一人ですね。安定したサウンドを提供しており、特にメローな4.West riden'(f/KING T&SPICE 1)、OTIS&SHUGがバッキングVo.を務めたダークな5.Hard knox(f/J-DUBB&WC)、故2PACも参加したファンキーな6.4 tha hustlas(f/2PAC,TOO SHORT&MC BREED)、短い曲だがヘビーFUNKな8.Cutaluff(f/ANT BANKS&SLINK CAPONE)、激ファンキーな10.Make money(f/CJ MAC&K-DEE)、女性シンガーAUDRIANメインの哀愁系13.You want me back(f/J-DUBB&CJ MAC)がGOODです。名曲はないですが無難に聴ける良いアルバムです。(03/01/14)
A-1
/Mash Confusion (1999)

D-DAYとB-BONEのデュオA-1が99年にSICK WID IT/JIVEからリリースしたアルバム。プロデュースは、BOSKO、SAM BOSTIC、STUDIO TON、K-LOU等。全体的にどんよりした感じでパッとしないな。ダーク・ファンク・トラックにE-40、PHATZ、NIKKI SCARFOZE、LIL' BRUCEをフィーチャーした2.Mathematics、EPMD/You're A Customerネタの8.Mash Confusion、男性ボーカル入りの寂しげな9.Struggle N' The Projects、男女コーラスが絡むもの哀しげな10.Representくらいしか聴けなかった。うーん、1回聴いて終わるタイプのアルバムかな。(2011/06/12)
A-1 S.W.I.F.T.
/Turn yourself around(1994)

オハイオ州シンシナティのGラップデュオA-1 S.W.I.F.T.が94年にリリースしたデビューアルバム。GはGでもGOSPELのGってことでリリックはいたって健全。音的には東寄りでかなりショボイですが、西好きにも聴くに堪える良曲がありました!3.のタイトル曲は哀愁溢れるトラックにゴスペルコーラスが良い具合に絡む最高の一品!こんな良い曲があるならもっと早く買っときゃ良かったです… あと2.The real Gも浮遊感溢れる(ちょっと)メロー系な好曲。でもこの2曲だけなんですけど、多分中古屋で安く出回っていると思うので試しに購入しても損はないと思います。(03/05/11)
A-1 S.W.I.F.T.
/Don't cry…It's gonna be alright (プロモ12)(1996)
以前に紹介したオハイオ州シンシナティのGOSPELラップデュオA-1 S.W.I.F.T.が96年にリリースした2ndアルバム"Tales from the swift"からの4曲入りプロモ12'シングル。収録曲は、A1.Don't cry…It's gonna be alright(remix)、A2.Don't cry…It's gonna be alright(inst)、A3.Don't cry…It's gonna be alright(album)、A4.Don't cry…It's gonna be alright(acapella) B1.You know the deal、B2.The formula、B3.Backstabbers
こいつらかなり成長してますね!1stよりG度が高くなっています!特にA面のタイトル曲Don't cryなんて女性Vo.が絡む哀愁溢れる最高な出来。(remixは×ですが…) 名曲ですよこれは。B2.The formulaもR&B風トラックに男性Vo.が絡むナイスな出来。B面の他2曲も良い出来で、大満足の12'でした。アルバムをぜひともGETしたくなりました。(03/06/15)
AP-9
/World-wide mob figa(2002)

C-BOの舎弟グループMOB FIGAZのメンバーであるAP-9が02年にリリースしたソロアルバム。彼のラップはどこか東のラッパーに通じるものを感じますね。かなり好きなスタイルです。アルバムの方は土地柄かダーク&ヘビーなものが多くバラエティに欠けますが、もの哀しい12.Ballin'、ダークな14.Look in the mirror、ウェッサイファンクな18.One micはかなり気に入りました。もっと18のような曲があればよかったかも。(03/01/11)
AP.9
/Respect My Gangsta(2007)

精力的にアルバム、コンピをリリースしているMOB FIGAZのAP.9が07年にリリースしたソロ・アルバム。16曲中14曲をINDECENT THE SLAPMASTERがプロデュース。結構サウス寄りなトラックが多くて好みが分かれそうな感じがしますね。好みな曲は多くはないものの、もの哀しげな1.Respect My Gangsta、ハードなギターを活かしたハーコー・トラックにROXANNE(あの!? まさかね・・・)をフィーチャーした2.Rockstar Mobbin、ZEST制作で寂しげなトラックに子供がフックを歌う3.Daddy Is A Gangsta(ベスト・トラック!)、東っぽいビートにFunky Wormのようなシンセがのっかる9.Stone Top、軽めのビートにMINNIE RIPERTON/Inside My Loveを合わせたちょいメロウな13.Two Peopleは気に入りました。熱心なMOB FIGAZ、AP.9ファン以外には取っ付き難いかもしれませんが、3.Daddy Is A Gangstaはメロウ好きならチェックして損はないと思います。(08/02/22)
AP.9 & FED-X
/17708(2005)

ベイエリアの実力派グループMOB FIGAZのメンバーAP.9とFED-Xが05年にBLACK MARKET RECORDSからリリースしたアルバム。男っぽい中にもメロウネスを加味した渋い内容で、ベスト・トラックは、ROB LOプロデュースでタイトなビートにスペーシーなキーボードが耳を惹くトラックにHUSALAHとラガMCのUNDA Pをフィーチャーした10.Mobsta Life。ベタなメロウ・チューンが持て囃されますが、個人的にはこの位のメロウが一番心に響きますね。他にもMARK SPARKSプロデュースでC-BO親分が参加したドープな4.Loadin' Up、DJ 7が手掛けた70'sっぽいファンキー・トラックにR BETAをフィーチャーした6.Since a Kid、ROB LOによる泥臭いファンキー・シット9.How It Is、これもROB LO制作でKAMIKAZIをフィーチャーした郷愁感漂う11.Smooth Criminalがお気に入りです。メロウじゃなくても良いものは良い。オススメです。(06/06/03)
AQUA BLAQ
/Blaq Reign:Volume 1(2004)

メンフィスのAQUA BLAQが04年にリリースしたアルバム。リリース当時少し話題となっていたアルバムです。プロデュースのほとんどを手掛ける220のビート・メイキングにセンスがあり、また一般的にイメージするジクジク、ドロドロしたメンフィス物とは違っていてかなり楽しめます。特に人気なのが、ピアノを基調とした心落ち着かせるメロウ・チューン13.Ghetto Tearsと陽だまり系メロウ・グルーヴ・トラックに清涼感溢れる女性コーラスもバッチリな19.Have It Allの2曲。ほんと最高の出来で、今でもかなりの頻度で聴いていますね〜。他にもD.J.BOが手掛けたシンプルなダーク・ナンバー3.Whas Up Now、一風変わったウワモノのファンキー・チューン8.Revolooshun、タイトなビートにもの哀しいピアノの12.Tommorrow、アップテンポでノリノリな18.5 MicsあたりがGOOD。サウス・フリークはもちろん、メロウ好きも13.Ghetto Tearsと19.Have It Allはぜひチェックして下さい。(07/09/28)
ARABIAN PRINCE
/Brother arab(1989)
NWA第6の男(1stにサブメンバーとして参加)ARABIAN PRINCEが89年にリリースしたソロデビューアルバム。これがまたARABIAN PRINCEの渋い低音ボイスとファンキーなサウンドが絡んだ好盤!今聴いても当時の興奮が蘇ります。ONE WAY/Get Up、GAP BAND/Humpin'使いのウェッサイFUNKクラシック1.She's got a big posse、物哀しいギター&ダークベースが渋い4.Let the good times roll、アグレッシブなアッパーファンキートラックがドープな7.Situation critical、暗めの電子音とSCHOOLLY D/P.S.K.に似た打ちこみドラムだけのシンプルトラックに諭すようなラップが引きずり込まれる8.It's a dope thang、PUBLIC ENEMYを思い起こさせるノイジーなドープトラックにサンプリングした演説がのっかる10.Now you have to understand、REGGIE GRIFFIN & TECHNOFUNK/Mirda Rockネタのカントリー風の軽快なアッパートラック11.Gettin' downがお気に入りです。メローなサウンドは全く無く、トラックも89年制作と古いですが、ウェッサイGラップのパイオニアの一人であるARABIAN PRINCEは聴いて損はないと思います。(2003/03/01)
ARABIAN PRINCE/Situation critical(12)(1989) 89年にリリースされたARABIAN PRINCEの1stアルバム"Brother arab"からのシングル。収録曲 A1.Situation critical(radio)、A2.Situation critical(remix)、A3.Situation critical(bonus beat)、B1.Let the good times roll(extended remix)、B2.Let the good times roll(bonus beat)
Situation criticalは攻撃的なドラムにBOB JAMES/Mardi grasのような音をサンプリングしたファンキーシット!当時はこのような派手なトラックが人気でした。remixはほとんどオリジナルとは変りません。Let the good times rollは物哀しいギター&ダークベースが渋い曲でアルバムの中で一番好きな曲です。remixはイントロとブレイク部分にスクラッチを加えただけでトラック自体は同じです。(03/03/01)
ARABIAN PRINCE/Gettin' down(12)(1990) 89年にリリースされたARABIAN PRINCEの1stアルバム"Brother arab"からのシングル。収録曲 A1.Gettin' down(remix)、A2.Gettin' down(radio)、B1.It's a dope thang、B2.Hoggie doggie
Gettin' downはカントリー風の軽快なアッパートラックに少しエレクトロ風味をまぶした感じの軽めの曲。Remixといってもブレイク部分を長くしただけでトラック自体は同じです。It's a dope thangは暗めの電子音とSCHOOLLY D/P.S.K.に似た打ちこみドラムだけのシンプルトラックに諭すようなラップがいい感じです。Hoggie doggieはアルバム未収録曲で軽めのファンキーナンバー。あまり好みではないです。(03/03/01)
ARABIAN PRINCE
/Where's my bytches(1993)(国内盤)
93年に元NWAメンバーARABIAN PRINCEがリリースしたアルバムWhere's my bytchesをドルフィン レコーズが97年に未発表曲2曲を追加してリリースした国内盤。未発表曲This is what we doとHome grown blunt in da sackにつられて買ったが、This is〜はハウスチックなエレクトロで糞みたいな出来、Home〜は2曲目のHo's 2 bozakのインストロングバージョンみたいな感じで、何だか詐欺のような未発表曲に愕然... しかも、裏ジャケのエロいビアッチもカットされていてエロジャケマニアにはさらにがっかり...(下記オリジナル盤に続く)
ARABIAN PRINCE
/Where's my bytches(1993)(オリジナル盤裏ジャケット)
でも断っておきますが、このアルバムは怪しさ満点のエロGラップ盤の名盤中の名盤!最高です。特に哀愁ピーヒャラシンセにNANCI FLETCHERの歌が絡む2.Ho's 2 bozak、3.Where ya been bytch、5.Shoulda stayed in my bed、もの哀しい6.2ply、NWA系ハードトラックのTha underground、怪しげな4.Gotta get some p***y quick、Hoochie momma、BOOTY'S RUBBER BANDの傑作スローMunchies for your loveネタのスロートラックに"語り"(ラップではない)がエロい12.A poem from a pimp、そしてベストトラックの11.Give it up toniteはファンキービートに哀愁メローなシンセ&ピアノが絡んだ最高の一品。国内盤もいいですが、できるならエロいオリジナル盤を探しましょう!(03/01/19)
AREA51
/Body Snatchers(1999)

カリフォルニアのX-FILE RECORDSから99年にリリースされたAREA51のアルバム。メンバーは2PAC似のラップ・スタイルのVERB'L、DA PROPHET、FLASHの3名。東と西の混ぜたようなスタイルでなかなか聴かせてくれます。メロウ・ファンクの6.The Reel Thing、YARBOROUGH&PEOPLES/Don't stop the musicネタの8.Don't stop the music、西風ファンクの15.Ballers Boogie、ファンク・ビートにスペーシーなキーボードの16.It's On、陽だまり系の18.This Right Hereがお気に入りです。西も東も聴ける方なら結構楽しめるアルバムかもしれません。(07/06/02)
ARIGINATORS
/In the game(2003)

QUESとTUCKからなるフロリダ州デイトナビーチのデュオARIGINATORSがアトランタのCEO RECORDSから03年にリリースしたアルバム。マイナー丸出しのチープなジャケには、トホホですが、意外にもラップ、トラック共にしっかりしていて驚きました。ベスト・トラックは、とろけそうなギターの音色のメロウ・チューン1.Ideology。メロウ・フリークならまず間違いない逸品だと思います!これ以外には、アップテンポでノリノリなダーティ・サウス・チューン4..Going Off、80'Sテイストのファンク6.Trippin、男性Vo.とコーラスが歌いまくりの哀愁ファンク7.Being A Man、ファンキーなビートに寂しげメロディのトラックに哀愁を帯びた男性コーラスが絡む12.Luv For Yaが気に入りました。メロウ・フリークならIdeologyはぜひ聴いて下さい!(05/09/17)
ASKARI X
/Ward of the state(1992)
オークランドのモズリム・ラッパー"ASKARI X"が92年にRIGHTEOUS RECORDSからリリースしたアルバム。プロデュースは、GINO BLACKNELL。92年と結構古めながら絶大な人気を誇るアルバムで、特にGAP BAND/Outstandingを基調としたメロウ・ファンクの1.Ward of the stateと同じくGAP BANDの定番メロウ・ネタYearning for your love使いのトラックに女性コーラスが絡む2.Giants VS Giantsの2曲は絶品です!ホントこの2曲は大好きで、リリース当時から良く聴いていているんですが、十数年経った今聴いても最高ですね〜。この2曲以外では、ISLEY BROTHERS/Groove with youネタのインタールード7.Ansar machine、EPMDのクラシックYou're a customer使いの9.You're crazy、1.Ward of the stateのリミックスでベースを差し替えた14.Ward of the state(Street mix)がお気に入りです。数曲は古臭くて聴けないものがありますが、1.と2.だけでも聴く価値はあると思うので、ぜひチェックして下さい!(05/07/16)
ASSASSIN
/Soldierz at war(1999)

Gラップ・フリークに人気のASSASSINが99年にリリースしたアルバム。ASSASSIN名義ですが実際はASSASSIN監修のコンピですね。ASSASSINのアルバムの中ではかなり評判が悪いみたいですが、個人的には結構楽しめました。2分に満たない短さながらWARREN G/Dollars make senseと同ネタCOMMODORES/Painted pictures使いのメロウな6.Capitol game、BAR-KAYS/Hit and runネタのウェッサイ・ファンク8.Street soldierz、WHODINI/Friendsの定番ビートにDIVINE SOUNDS/What People do for moneyネタの哀愁メロディが絡むトラックがMONEY B.のハスキー・ボイスにマッチした12.For the moneyが特にお気に入りです。だけど納得いかないのは、Street soldierzとTell dem againの2曲は以前に紹介した95年リリースの『STRICTLY FOR THE STREETS:A COMPILATION ABOUT THE GAME』に別タイトルで収録されているじゃないですか... かなりへこみますね。熱心なASSASSINフリーク以外は必要ないかもしれません。(04/06/26)
AUDIO ASSAULT SQUAD
/Comin' up outta this bitch(1993)

「なんじゃこのヘンテコなジャケは…」と思わず絶句してしまった方もいることでしょう。こんなジャケで堂々とリリースしてしまうところとは?そう、ICHIBAN RECORDS!グループ名はAUDIO ASSAULT SQUAD。テキサスはフォートワースのグループで、お仲間にあのHUGGY君(笑) 売れる要素無し!しかし、これがまたB級感丸出しのファンキーGラップでGOODなんですよ。93年と古めですが、FUNKADELIC/Knee deep使いの3.It's all about the double A.S.、MAZEの名曲Befor I let goをストレートに使ったノリノリなフロア・チューンの7.Pump for moreもナイスですが、ベスト・トラックは何といってもイントロのピアノの旋律に思わず咽び泣くミディアム・テンポの哀愁メロウ13.Just who's your uncle。ホント良い曲ですよこれは!我が心のクラシック。こんなダサジャケ・アルバムにも良い曲が収録されていますので無視しないで、失敗を恐れずにガンガン掘りましょう!(03/08/09)
AWOL
/No deal (1992)

デトロイトのGラップグループAWOLが92年にリリースしたデビュー(?)ミニアルバム。6曲入りと少ないですが、JB、P-FUNK、ZAPP等の大ネタを使用したご機嫌なファンキーラップ満載の好盤!1曲目のIntroから(擬似?)ライブのフリースタイルで、ファンキーなスクラッチもバッチリ決まって盛りあがります。続く2. You don't want none of this part2はJAMES BROWNの定番ビートFunky drummerにBOB JAMESの超弩級ネタNautilusとKOOL & THE GANG/Jungle boogieをのっけた激ファンキー、3. Boogie mack and the soul manはDIGITAL UNDERGROUND/The Humpty DanceのドラムにPARLIAMENT/Theme From the Black Hole & Aqua Boogie & Flashlightを豪華にてんこ盛りなノリノリな一品、4. Keep onもREMY/Roll wit usでお馴染みのTOM BROWNE/Funkin' for jamaicaネタのフロアチューン、5. DreamingはTHE BLACKBYRDSの大ネタMysterious vibeを使ったメロウ・グルーヴでフックの女性コーラス&スクラッチも最高!タイトル曲の6.は渋めのダーク&ファンキー・シット。最高なB級Gラップでオススメです。ジャケとICHIBAN RECORDSで判断すると後悔しますよ!(2003/03/16)
AWOL
/What it be like(1993)

93年にリリースされたAWOLの2ndアルバム。全12曲の内5.You don't want none of this part2と9.Keep onの2曲は1stのダブり。2ndも中々の好盤で、1曲目のタイトル曲からZAPP/More bounce to the ounceとA TRIBE CALLED QUESTも使用したシタールネタを使ったご機嫌なFUNK!今のファンに受けそうなのがアーバンメローという言葉がピッタリなR&Bテイストたっぷりの6.Dreaming(remix)。1stのオリジナルも良かったですがremixも良いですね〜!他にもJAZZのウッドベースにラガラッパーを絡めたファンキーな3.Trilogy、渋いFUNKネタを使用した4.Wake up、JAZZYメローといった感じの7.U don't know me、サイケデリックな感じの(実際に初期FUNKADELICビートを使用)12.BLVDがお気に入りです。ICHIBAN RECORDSに埋もれた良質なG皿ですので、お見逃しなく!(03/03/16)
AWOL
/Detroit 4 life(1994)

DMW(DETROIT'S MOST WANTED)と並ぶデトロイトの雄AWOLが94年にリリースしたアルバム。結構活動歴は長く、古くはICHIBAN RECORDSから数枚アルバムをリリースしています。このアルバムはオヤG殺しのやるせない曲揃いの好盤です。ベストトラックはキラキラ輝くシンセがたまらなくメローな7.Cristalとドスを効かせたビッチラッパーを大胆にフィーチャーした鬼渋哀愁曲の15.Real bitch!!で、他には重たいビートにホーンのサンプルが渋いタイトル曲の3.、哀愁漂う4.Emcees come and emcees go、ダークなベースが鬼カッコイイ5.Dear abby、物哀しいピアノで咽び泣く8.Detroit 4 life Pt.2、JAZZのウッドベースが効いたヘビーファンクの10.Bengaeonmynutz、アッパービートにダークベースラインがカッコイイ12.Pay homage、EAZY-Eのビートを隠し味にしたシンプルなファンキーチューン13.Bassが良い出来です。2,3曲が1曲として収録されているため多少聴き辛いと思いますが、Gラップマニアなら必聴でしょう!(03/03/01)