B of GANGSTA RAP








アーティスト/タイトル レビュー
BABY BASH
/Tha smokin' nephew (2003)

2003年にLATINO VELVETのメンバーBABY BEESHがBABY BASHに改名してリリースしたソロ・アルバム。プロデュースは、HAPPY PEREZ、MIKE CEE等。チカーノ初心者でLATINO VELVETすら聴いたことがなかったんで購入する前は不安だったんですが、見事に期待を(良い意味で)裏切ってくれました。ほとんどをプロデュースしているHAPPY PEREZがイイ仕事してますね〜。哀愁溢れるギターが素晴らしい1. Suga sugaから惹き付けられ、ハンドクラップ・ビートがイカしたメロウ・トラックに男性コーラスをフィーチャーした4. Shorty doowop、ボンサグ風のドリーミーなスロウ7. Image of pimp、ナイスビートに哀愁ギター、男性Vo.が最高な9. Feeling me等聴きどころ満載! チカーノ・フリークのみならずウェッサイ、サウス好きな方にもオススメです。(2003/11/29)
BABY BASH
/Menage a Trois (2004)

BABY BASHが04年にリリースしたボーナスDVD付アルバム。BABY BEESH時代のものを中心とした既発曲みたいですね。まあ、ブックオフで200円だったんでそれはそれでOKかな。HAPPY PEREZプロデュースで、寂しげな表情をみせるトラックにSHADOW、DON CISCO、FRANKIE Jをフィーチャーした1.Menage a Trois、これもHAPPY PEREZが手掛けた少しブルージーな感覚もする郷愁トラックにRUSSELL LEEの歌もバッチリハマった7.Dime Piece、FRANKIE J制作でTRU BREEDとKILLA NINEが参加したファンク8.Doe Doe Raps、DON CISCOとFROSTをフィーチャーした陽だまり系メロウ・チューン11.Crazy Love、HAPPY PEREZプロデュースでまろやかなギターに心奪われる絶品メロウ・ナンバー20.On The Coolが良かったですね。普通に楽しめたアルバムかな。(2011/11/24)
BABY BASH
/Super saucy(2005)

BABY BASHが昨年リリースしたアルバム。もはや説明不要の人気チカーノ・ラッパーですね。AKONをフィーチャーしたメロウ・グルーヴ1.Baby I'm Backも話題になっていましたね。流石にソツのない作りで、AVANTの歌も最高なまったり系メロウの2.Super Saucy、HAPPY PEREZ制作でNATE DOGGが参加したメロウ・チューン3.That's My Lady (Money)、PITBULLをフィーチャーしたノリノリな5.Trees、FRED WRECKが手掛けたスペーシーなトラックにSUGA FREE、MONEY MIKE、CHINGO BLINGが参加した10.That's What Tha Pimpin's There For、タイトなビートに哀愁メロディのトラックにAWAX、RICHIE RICH、そしてRUSSELL LEEの歌が絡む12.Better Than I Can Tell Yaが気に入りました。普通に良いアルバムだと思います。(06/04/29)
BABY BASH
/Cyclone (2007)

BABY BASHが07年にリリースしたアルバム。プロデュースは、KOOKIE、LIL JON、J.R.ROTEM、PLAY N SKILLZ、SCOOP DEVILLE、HAPPY PEREZJIM JONSIN、RYAN TEDDER、FELLI FEL等。メロウな曲が多くて聴きやすいね。女性ボーカル入りのメロウ・ナンバー3. Supa Chic、THE ISLEY BROTHERS/Voyage to atlantisネタのメロウ・トラックにMARCOS HERNANDEZの歌をフィーチャーした6. Mamacita、PAULA DEANDAの歌もマッチした優しげなアコースティック・メロウ9. As Days Go By (The Love Letter)、アコースティック・ギターを活かしたアップテンポなメロウ10. Na Na、RYAN TEDDERが参加したメロウ・グルーヴ11. Thrill Is Gone、KEITH SWEATの歌に喰われた感もあるメロウ・チューン12. Don't Stop、PIMP C、MISTAH F.A.B.、DA STOOIE BROS.をフィーチャーしたバキバキな13. Mean Mugがお気に入り。R&B好きならきっと気に入るはず。(2014/04/24)
BABY DC
/School dayz(1999)

(当時)12才のお子様ラッパーBABY DCが99年にリリースしたデビューアルバム。お子様ということでプロデューサーも肩肘張らないリラックスしたパーティ系の曲を提供しています。気に入ったのはフロア受けしそうなVAUGHAN MASON/Bounce,rock,skate,rollという有名ネタを使った(というかカバー)2.Bounce,rock,skate,roll、ファンキーな4.Rich kids 4 life(f/LIL RAKIM RAKIMの息子!?)、懐かしいNUTTIN' NYCE(良いグループです)の二人がコーラスで参加したハートウォーミングな7.I'm feelin' you、JAZZE PHAの手によるファンキーな12.Video game playa、亡き父に捧げたR.I.P.ソング13.Poppa was a soldier(R.I.P.)です。ごく平均的なアルバムですね。(03/03/30)
BABYGIRL
/Holla at me I'll put it on ya(1997)
ニューハーフ説もあるH.W.A.のメンバーBABYGIRLが97年にリリースしたソロアルバム。プロデュースは意外にもMYSTIKAL、GHETTO TINZ等を手掛けたPRECISE。内容はPRECISEが手掛けた数々のアルバムの中では平均的な感じがしますが、MANHATTANSの名曲Shining starネタのハートウォーミングな7.No matter what、DIANA ROSSの定番ネタLove hang over使いの12.Cure for this、ダーク系ピアノがGOODなNo matter what(Club ver.)はイイ感じです。PRECISE好きなら購入しても損はないと思います。(03/11/08)
BABY S
/Street fractions(2002)

Gラップの老舗RUTHLESS RECORDSから01年にリリースされたBABY Sの2ndアルバム。結構バウンシーなトラックが多いと聞いていましたが、確かにそんな感じで全然ウェッサイらしくなかったです。チキチキドラムにスペーシーなキーボードがイイ感じのタイトル曲3.、KOKANEをフィーチャーしたもの哀しい6.Get ur paper、STATE OF MINDのコーラスが冴えるメロ〜な16.Don't ask to be a gangsta、どかどかドラムに哀愁ピーヒャラシンセ、フックでのAUDIO TWO/Top billinのフレーズも効いた .Blast is chillin'の4曲はかなり好きなんですが、残りは全く聴けませんでした... 個人的にはガッカリな出来でした。(03/10/11)
BACKSTREET MEECH
/480 Headbanger(2003)

CHILEE POWDAH監修によるBACKSTREET MEECHの03年のアルバム。メロウ好きに知られたアルバムで、涼しげなメロウ・チューン6.Git Ya Hands UpとNUTMEGをフィーチャーしたSURFACEっぽい80'sテイストのメロウ・ナンバー8.N2Uの2曲が抜群!ブリブリ・シンセ入りの軽めのメロウ2.4's Up、落ち着いた感じのメロウ9.Backseat、多分ネタ(WORLD FAMOUS SUPREME TEAMのHey D.J.か?)使いのファンク18.Thugs Come AroundもGOOD。G MAN STAN制作の2曲が退屈なのが残念でしたが、メロウ・フリークなら聴いて損はないでしょう。(07/06/23)
BACKWOODS PRODUCTIONS present Da southern dropp off(2005)

ルイジアナ州ウエスト・モンローの新鋭集団BACKWOODS PRODUCTIONSが05年にリリースしたアルバム。メンバーは、MURDERUS SCREW、JOE BONE、T.A.、BIG CUZ、MR.HAの5名。最初に断っておきますが、このアルバム、史上最強のウンコ皿なんです(笑) 今まで色々聴いてきたんですが、ホントにトラックがショボイというか、あえてチープ感を出しているかもしれませんが、チープ過ぎて聴くに堪えないです。なぜこんな皿を紹介するかというと、たった2曲だけミラクル級の曲があるからなんです!9.South gonna holdは、FORCE M.D.'Sの名曲Tender love(泣けますね...)を使った甘酸っぱい80'Sメロウ・チューン!14.Chastiseは、80'Sテイストの鬼メロウ・トラックにヘタウマな歌とラップが絡む展開に腰砕け... メロウ・フリークならこの2曲のためだけでも購入する価値はあります!ぜひ聴いて下さい!(05/05/14)
BAD AZZ
/Word On Tha Streets (1998)

LAの重鎮BAD AZZが98年にリリースしたデビュー・アルバム。派手さはないが手堅い作りでなかなか聴かせますね。DJ POOHプロデュースでSNOOP DOGGをフィーチャーしたウェッサイ・ファンク1. We Be Puttin' It Down、ANT BANKS製作でWHODINI/Friendsビート使いの妖しげな2. Ghetto Star、FLIPが手掛けたB.T. EXPRESS/Everything Good To YouネタでTHE OUTLAWZ が参加したアーシー&ファンキーな5. This Life Of Mine、GANGSTAプロデュースでクラップビートが効いたファンク6. Livin It Up、これもGANGSTA製作で渋いファンキー・チューン8. Tha Sh*t (Why U F**k Wit Me?)、BIG KIDが手掛けたTHA LOWLIFESをフィーチャーしたR&Bテイストの夕暮れメロウ13. Continued Dedication、LIL BEAUプロデュースでANI DIFRANCO/Buildings And Bridgesネタの涼しげな17. Tha Last Time、KENNY McCLOUD製作でピーヒャラ・シンセが効いたファンク19. My Peopleがお気に入り。(2019/03/02)
BAD AZZ
/Personal business(2001)


LBCの中堅ラッパーBAD AZZが01年にリリースしたアルバム。プロデュースは、JELLY ROLL、BATTLECAT、LT HUTTON等、ゲストにはSNOOP DOGG、ICE CUBE、DAZ、KURUPT、KOKANE、SUGA FREE等と非常に豪華な面々。やはりここら辺は安定して聴けますね。傑作とはいかないまでも、好曲揃いで好感がもてます。特にお気に入りはBATTLECATプロデュースの80'S FUNK使いの10.How we get down、ナイスなハンドクラップビートにスペーシーなキーボードが絡んだトラックにRAS KASS、SILK E.FYNE、BUTCH CASSIDYをフィーチャーした2001 4dr.cadillac、男性Vo.が絡んだハートウォーミングな20.It's on all dayです。良くも悪くもメジャーの音って感じで、爽やかさが足りないのが少し残念。(03/12/20)
BAD AZZ
/Money Run(2003)

BAD AZZが03年にサクラメントのOUT OF BOUNDからリリースしたアルバム。OUT OF BOUNDといえば、もちろんBIG HOLLIS。その日本ではなぜだか全く人気の無いBIG HOLLISによる全面プロデュース。特に期待してなかったですが、HOLLIS色が前面に出た内容で、HOLLIS大好きな自分にとっては十分満足できました。特に愁いを帯びたメロディの2.If Its Hot、ピアノの音色が胸に沁みるトラックに40 GLOCKをフィーチャーした5.N 2Gether Now、男性コーラスを配したハートウォーミングなトラックにLIL TIPTOE、CONFLICTが参加した7.My Street、ファンク・ビートに郷愁メロディ、ブリブリ・シンセを合わせたHOLLISらしいトラックに女性コーラスもイイ感じの9.Come And Get It(ベスト・トラック!)、クラップビートにメロウなキーボードがマッチしたトラックにSOOPAFLY、LATOIYA嬢のコーラスをフィーチャーした10.It's A Party、ネタ使いのシンプルなファンク・トラックにLIL TIPTOE、SKEE64、BIG HOLLISを迎え、フックでのTom's Dinerもハマった12.California Sunshineがお気に入りです。普通にオススメできるアルバムです。(07/08/25)
BADDAZIS
/Fuel to da fire(2000)

サウス・キャロライナのトリオ"BADDAZIS"が2000年にリリースしたアルバム。ゲストには新作も好評なPASTOR TROY等。ペンピクによるジャケに惹かれて購入。かなりクセのあるトラックが多いので、好き嫌い分かれそうですが、個人的には結構ハマってますね。お気に入りはP-FUNK系のファンク・ビートに切ないシンセをのっけて、それをレゲエのダブっぽい音処理を施した独特な4.Dream killaz、怪しげな電子音が特徴のファンキー・チューン5.Platinum rox、軽めのドラムにキーボード&ギターの音色が染み渡る鬼哀愁曲10.Stress reliever、美しいピアノの旋律にうっとりするスロウ13.Just slideです。マニア向けかもしれませんが、悪くは無いのでぜひチェックしてみて下さい。(04/10/02)
BADWAYZ
/I'm The Bad Guy(1999)

ロスのSTUDD、シカゴのMURDA ONE、デトロイトのJOE RIZからなるBADWAYZが99年にJIVEからリリースしたアルバム。TOO SHORTの舎弟ということもあって実に手堅く、ソツのない内容に仕上がってます。ベスト・トラックは、JAY MACプロデュースで、ソウルフルなピアノに耳を奪われる哀愁トラックにJAZZE PHAの歌も雰囲気を盛り上げる6.One Life To LiveとMIKE D&SONNY B制作で心落ち着く音色のキーボードにキラキラ・シンセをまぶしたメロウ・チューン9.First Nightの2曲。他にはBEN E.KING/Supernatural Thing使いのファンキー・トラックにKOKANE(KOKAINEと表記)とTOO SHORTをフィーチャーした3.Gettin' Paid、ファンキー・ビートにワウギター、ダークピアノの腰の座ったファンキー・シット4.Shout It Or Be 'Bout It、HAPPY PEREZが手掛けたタイトなビートに電子ベースだけのシンプルなトラックにYOUNG BLEEDとTOO SHORTをフィーチャーした12.Make Money, Moneyがお気に入りです。地味で話題にも上らないグループですが、内容の伴わないレア盤よりははるかに聴き応えあるアルバムだと思います。(06/12/02)
BALLERS
/A day late and a dollar short(1997)
フロリダのグループBALLERSが97年にBLACK EYE/ICHIBAN RECORDSからリリースしたアルバム。こいつら一体何者なんでしょう?フロリダ産ながら洗練された都会的なセンスを持つ素晴らしいアルバムに仕上げていて、オヤGには堪りません!今まで数々のアルバムを聴いてきましたが、これほどまでに充実したアルバムはそう無いはず。どれもオススメですが、特にJAZZフレイヴァを散りばめたメロウ・グルーヴの3.FLA niggazと4.Hustler、EPMD、GHOSTFACE KILLAH、RUN D.M.C.も使ったBOB JAMES/Nautilusネタのファンキーな7.Time to get paid、女性Vo.絡みのメロウ・ファンク8.Saturday(これネタ使いでしょうか?)、S.O.S.BANDの有名メロウ・ネタNo ones gonna love you使いの11.No one's gonna play youの素晴らしさときたら... ショボイ絵ジャケやICHIBAN配給ということで手が出にくいかもしれませんが、哀愁・メロウ好きならぜひともGETして頂きたい極上の一枚です!最近話題になっているみたいですが、今ならまだ安価でGETできるはず。急げ!(だいぶ前にレビューしていた腹ペコ☆とん太さんにも改めてリスペクト!)(04/05/15)
BALLIN' A$$ DAME
/Get Rich Quick Schemes(2001)

サクラメントのBALLIN' A$$ DAMEが01年にリリースしたアルバム。プロデュースは、SACの名プロデューサーBIG HOLLIS。曲によってかなりバラつきがありますが、SAC特有の暗めの哀愁路線がイイ感じで、特にYOUNG CELLSKIとLUNI COLEONEをフィーチャーしたファンク・ビートに郷愁を感じるメロディの2.Livin' Life、シンプルなビートに寂しげなメロディのトラックにMIC-CとHOLLOW TIPが参加した4.We Got Dat Work、軽めのビートにキラキラ・シンセをまぶした8.My Pedigree、TEDDY PENDERGRASS/Love T.K.O.ネタの夕暮れ系トラックに男性コーラスも絡む13.Outta Controlがお気に入りです。再発されて入手しやすくなったので、SACフリークならぜひどうぞ。(06/12/16)
B.A.S.K.O.
/Mirror(1996)
96年にRIDEN' HI/ICHIBAN RECORDSからリリースされたB.A.S.K.O.なるラッパーのアルバム。所属レーベルがNYなので、NYのラッパーでしょうか?収録曲が、スキットを除いて10曲と少ないのですが、捨て曲がない好盤で、かなり聴かせてくれます!男性コーラス絡みのゆったり系グルーヴの5.Sweet thang、寂しげなトラックに男性Vo.を配した7.Scooby doo、哀愁溢れるシンセ&ピアノが耳を惹く9.Society、バックグラウンドVo.担当のMARVEE' KEITHのソロ曲のスロウ・ジャム10.Come my way、ボコーダー入りのレイドバックしたメロウ・チューン11.The blacker the berryが特にお気に入りです。G度は薄めですが、哀愁・メロウ好きならきっと満足できると思います。オススメです!(05/05/21)
B-DEF
/Prince of the city(1999)
デトロイトのB-DEFが99年にリリースしたアルバム。プロデュースにはSMITH BROTHERSの諸作品でお馴染みのD.R.PERIODやあのKENNY PARKER(aka KRS-1)も参加しています。ゲストには懐かしいK-STONEもいますね。どう見ても王子(PRINCE)には程遠い顔立ちですが(笑)、早口なゲスト(CRUCIAL CONFLICT)に合わせて早口ラップを披露したりとかなりテクニカルなラップで聴かせてくれます。お気に入りは、GAP BANDの人気クラシックOutstandingネタの5.Something you can feel、ソウルフルなギターとピアノが聴き所の7.Things will change、ファンク・ビートに浮遊感ああるキーボードが絡むノリノリな9.We ball、不穏な空気のトラックに早口ラップがイカす10.I ain't a killa、80'Sネタと思われるメロウでノリノリな11.My shortyです。コアなフリークからマスにまでアピールできる好盤で、メジャーからリリースされればある程度売れていたと思われるのですが、インディで埋もれてしまったのには残念な限りです。(05/03/19)
BE GEE
/Ya gotta BG(1993)

サクラメントのBEE GEEが93年にDEATH TRAP RECORDSからのリリースしたアルバム。このアルバムといったらやっぱりドリーミーかつメロウなタイトル曲1.ですね!アルバムの中でも際立って素晴らしい出来で、初めて聴いたときには思わず失○... しかし他の曲は残念ながらそれほど良くなく、強いて言えば郷愁を感じさせるシンセの音色が印象的な4.On my jock、KLEERの定番メロウ・ネタIntimate connectionをJAZZYに弾き直した8.Gangsta shit、少々ノリが足りないが定番ネタTOM BROWNE/Funkin' for jamaica使いの9.Sex phenが気になった程度。いずれにしてもタイトル曲だけでもぜひ聴いて欲しいです。(04/07/24)
BELO
/The Truth(2006)

DO OR DIEのBELOが06年にリリースされたソロ・アルバム。TWISTAに対抗したのかTHE LEGENDARY TRAXSTER制作でKANYE風パーカッションもアクセントになっているメロウ・トラックにJOHNNY P.をフィーチャーした3.So Exclusiveには大満足でしたが、残りは消化不良なトラックばかり・・・ 3.So Exclusiveが抜群なだけに残念なアルバムです。(07/03/10)
B.G.
/Chopper city(1996)

B.G.が96年にリリースしたアルバム。プロデュースはもちろんMANNIE FRESH。MANNIEの独創的なトラックは大好物なんですが、前半はあまり良い曲がなくて失敗かと思ったのですが、後半に立て続けに好曲が収録されていて安心しました。特にROGER/ZAPPの定番ネタBe alrightネタのメロウ・トラックにKEISHA嬢のお歌が絡む13.So much deathは絶品!文句なしですな。他にもWEST COASTフレイヴァ・ファンクの11.Play'n & Laugh'nと哀愁ファンクの12.Doing badの2曲がGOOD! この3曲はWEST好きでもイケます。アルバムとしてはアベレージだと思いますが、So much deathだけでも一度は聴いたほうがいいかも。(04/01/17)
B.G.
/It's all on u Vol.2(1997)

今やサウスを代表するラッパーのひとりとなったB.G.が97年にリリースしたアルバム。B.G.のアルバムの中でも哀愁・メロウ系が充実しているアルバムで、R&B調のスウィ〜トなイントロ1.Don't hate meから聴かせてくれます。LBC風メロウ・トラックで、さりげなくSTEVIE WONDER/Part time loverを合わせるあたりが心憎い3.Get your shine on、心温まるメロウ・チューン4.Livin legend、哀愁ファンクの5.Hot boys 226、スムーズなファンク6.Ride or die、ファンキーなビートに哀愁系ギターを合わせた7.Plan went sourがお気に入りです。MANNIEお得意のバウンス系に良い曲がないのが残念ですが、哀愁・メロウ好きなら外せないアルバムです!(05/02/05)
B.G.
/Chopper city in the ghetto(1999)

大ヒットした"Bling bling"を含むB.G.の99年のアルバム。いまさら説明することもないアルバムですね。MANNIE FRESHの余裕の仕事振りが光るアルバムで、マイ・ベストはBIG TYMERSをフィーチャーした郷愁系メロウ・グルーヴの5.With tha B.G.。ノリノリなバウンスもイイですが、MANNIEのツボを押さえたメロウ系も流石!他にはアグレッシブでイカした2.Trigga Play、ファンキー・ビートにブルージーな哀愁メロディの9.Real Niggaz、心落ち着かせるメロウ・チューンの11.Cash Money Rollも最高!サウス・フリークには基本中の基本アルバムですが、サウスが苦手な方でも一度は聴く価値あるアルバムだと思います。(05/12/10)
B.G./Checkmate (2000)

HOT BOYSメンバーのB.G.が2000年にリリースしたソロ5thアルバム。どこを切り取ってもMANNIE FRESH印のトラックのオンパレード。でも曲数が多い割にはあまりぱっとしないな、といったところか。しかしながら、かなり良い曲もあり、中でもR&BフレイバーたっぷりのLIL WAYNE参加の4. U Know How We Doと15. Get In Lineは最高に玉乱仕上がりで、フロアにもバッチリ!他にもファンキーなイントロ1. Big Tymers、ダーク&寂しげな3. Gun slinger、TURKをフィーチャーしたファンキーな5. What's That Smell、HOT BOYS & BIG TYMERSによる哀愁グルーヴ7. Change The World、南部特有の郷愁感溢れる11. Press One、電子音鳴り響くアゲアゲな13. I Know、妖しげな雰囲気の18. ProblemsあたりがGOOD。
追記(2019/07/)
B.G.
/Livin' legend(2003)

サウスのスーパースターB.G.が03年にリリースしたアルバム。CASH MONEYを離脱して作ったアルバムなんでMANNIE FRESHは一切絡んでなく、その代わりに新進プロデューサー陣を起用しています。T.SMOOTHプロデュースの哀愁溢れる12.R.I.P.はかなり気に入りましたが、残りはかなり微妙なトラックばかりで、アゲアゲなダーティ・サウス・チューン5.Hottest Of The Hot、GAR&REDをフィーチャーしたもの哀しい7.Batt'em Up、ノリノリな10.Do What You Doが辛うじて聴けた程度。やっぱMANNIEを起用しなかった影響は大きかったか・・・ 個人的には残念なアルバムでした。(06/02/09)
B.G.EVIL
/One Flew over the Cuckooz Nezt(2002)

北カリフォルニアのKILLA VALLEY ENT.から02年にリリースされたB.G.EVILのアルバム。このレーベル特有のチープ感溢れるトラックのオンパレードで、かなり聴き手を限定させる内容です。(このチープ感が病みつきになりましたが・・・) しかしながら、13.Ride 2 Niteは、ファンク・ビートに郷愁感溢れるメロディ、そして男性コーラスも挿入されていてメロウ・フリークも十分満足するできなのでは。これ以外にももの哀しい4.415 2 da 209と6.Anything Goez、G臭強いダーク・ファンク10.N-Terlude/Dancin' Wit da Devil、タイトなビートにもの哀しげなメロディの14.Why Me?あたりが気に入りました。興味のある方は13.Ride 2 Niteだけでも聴いてみては。(07/04/01)
B.G.KNOCC OUT&DRESTA
/Real brothas(1995)
故EAZY-Eとも交流があったコンプトン出身のB.G.KNOCC OUT&DRESTAの95年のアルバム(US盤)です。"Everyday allday"、"Compton hoe"、"Compton&Watts"、KOOL&GANG"Hollywood swingin"使いの"Compton swangin"等全体的にFUNK度数高いですが鬼メローな"Do or die"もあってかなり聴き応えがあります!日本での評価も高かったです。
BIG AL
/Ghetto stories(2000)
ダラスのベテラン・グループNEMESISのリード・ラッパーBIG ALが2000年にTRILOGY RECORDSからリリースしたアルバム。NEMESISといえばテキサスHIPHOPシーンのパイオニアで、PROFILE RECORDSからの『To hell and back』から愛聴している自分にとっては、なんとも不満の残る内容でした。WEST系ビートのダーク系3.Go hard in tha paint、女性Vo.絡みの寂しげな6.Black&Mild、夕暮れが似合いそうな哀愁ファンク12.Who's ta blame、ファンク・ビートにアーシーなギターを合わせたOUTROの14.Bangin in tha trunkは気に入りましたが、残りは全く印象に残らなかったです... 個人的には同時期にリリースされたNEMESIS/Munchies for your bass Da returnをオススメします。(05/04/30)
BIG BEAR
/Doin thangs(1998)

ネブラスカのBIG BEARが98年にリリースしたアルバム。ゲストにはLUNIZ、SUGA T等。ずば抜けた傑作はないもののハード系から哀愁・メロウ系までバランス良く収録された好盤に仕上がっています。ベスト・トラックは男性コーラス絡みの哀愁ファンク9.Player hatas、スペーシーなキーボードが心地良いレイドバックしたメロウ・トラックに女性Vo.をフィーチャーした16.Be realの2曲。他にも哀愁系の2.No liesと4.Heaven or hell、ダーク系ピアノがイカした15.Chop it upもお気に入りです。G好きなら聴いて損はないアルバムだと思います。オススメ!(04/07/10)
BIG BLAC
/Strikkly 4 da O.G. hustlers(1995)
テキサスの4 DEEP一派の巨漢ビアッチMC"BIG BLAC"が95年にリリースしたアルバム。プロデュースは4 DEEPのBIG BOSS、KLASS ONE等。第一印象はホントに女!?って感じです(笑) なかなかこんなストライプな上下着こなせません(笑) 内容もまさに4 DEEPそのもの。ゆえに聴く人を限定する怪しげで重たいトラック揃いです。お気に入りはファンキーなカッティングギターが印象的な2.Break em off、どことなくウェッサイ・ファンク的な趣の5.Rollin' with the B-Squad、哀愁系の8.I'm so real、4 DEEPをフィーチャーしたダーク系の11.Put that B.S. to restの4曲です。かなりのイナたさなので万人にはオススメしませんが、4 DEEP好きなら全然OKだと思います。(03/11/08)
BIG D&ICY HOTT
/In it to win it(2000)

TEXASのBIG DとSTREET MILITARYメンバーICY HOTTのタッグによるアルバム。ゲストには故BIG MELLO、K-RINO等も参加。敬愛する腹ペコとん太氏が以前紹介していたアルバムで、マイナーの域は抜けないものの捨て難い魅力のある内容です。ヘビーな西風ファンク3.It's Going Down、どことなくP-FUNKっぽい妖しげなファンク4.Laid Back On The Kreep、ドラムがイカしたタイトル曲6.In it to win it、寂しげなメロディが耳を惹く9.It's Like Thatがお気に入りです。全てのGフリークにはオススメできないが、H-TOWN好きなら聴いて損はないと思います。(06/03/18)
BIG DOG
/Call it what'cha want(1995)
デトロイトのデブG"BIG DOG"が95年にリリースしたアルバム。名の知れた大物の参加はないですが、生ギター&ベースを上手く生かした聴き応えある好盤に仕上がっております。ベスト・トラックは男性Vo.&コーラスをフィーチャーしたメロウ・グルーヴの10.They set me up。たぶんネタ使いでしょうかこの曲は? この他にはピーヒャラシンセがイカすメロウ・ファンクの2.I'm about to come up、哀愁ファンクの6.You mutha fuckas kill me、夕暮れに聴くとバッチリな哀愁溢れる9.4-Real、良質なインディ・ソウルを思わせるソウルフルなトラックが秀逸な12.What up dow、ダンスクラシック調(ネタ? 実際にSECRET WEAPON/Must be the musicのフレーズを使ってます)のノリノリな13.We be the shitがお気に入りです。派手さはないですが、その分飽きがこなく長く聴けるアルバムだと思いますので、G好きはぜひともGETして下さい!(04/02/28)
BIG-E&THE TREATMENT
/Mack status(2001)

カリフォルニア州モデストのスキンヘッド・ラッパーBIG-Eとその仲間が01年にリリースしたアルバム。プロデュースは、MAGICとPAT CHILLA。メロウ系が充実したアルバムでとても聴きやすいです。SIMPLY REDの名曲Holding back the yearsネタの3.Jailhouse blues、PAT CHILLAをフィーチャーした80'Sテイストのメロウ・チューン5.Kick-N-Eat、ZAPP/Computer love使いのトラックにKOL-Tをフィーチャーした7.Shot of pooh、男女コーラスを挿入した少し暗めの哀愁系9.Shot of pooh (Remix) 、定番ネタBROTHERS JOHNSON/Strawberry letter 23使いのメロウ・トラックにBIG VILLE、KOL-T、MO-MO、MS DEEをフィーチャーした10.Do you wanna ride、MIGHTY MIKE参加のほのぼのメロウ13.Can We get our humps on、SWEET SABLE/Old time's sakeや213/Another summerでお馴染みEDDIE KENDRICKS/Intimate friendsネタの14.Outra-Lickがお気に入りです。メロウ好きならきっと気に入ることでしょう。(05/07/02)
BIGGA THAN LIFE
/Welcome to the land of fonk(1998)
BIG GOTTI、CHIP&BUDDAFIELDからなるヒューストン(もしかしたらルイジアナ)の3人組みBIGGA THAN LIFEが98年にリリースしたアルバム。中ジャケで見る限り垢抜けない田舎者って感じの彼等ですが、ダーク系のトラック中心ながらもミドル・テンポのゆったりとしたグルーヴの哀愁系に美味しい曲があるんですよ。特にオススメはトークボックスをフィーチャーした8.Fulla playas、あのH-TOWNの凄腕"OPTIMO"が製作に関わった男性Vo.入りの9.Chocolate blunt、これまた男性Vo.絡みの12.Diamnods aren't foreverの3曲で、他にもヘビーBASSにファンキーギターがナイスな7.Drug smuglin'、暗めの哀愁トラックに男女コーラスが絡む20.Time after time等がGOOD。大推薦とは言えないまでも聴く価値は十分あるアルバムです。(SPECIAL THANX TO MR.とん太)(03/12/13)
BIG GEE
/About my paper(12)(2002)
サウスの新進グループBOYZ N DA HOODのメンバーBIG GEEが02年にリリースしたアルバム『Mechanicsville, USA』からの3曲入り12シングル。収録曲は、About my paper、I got what you want、Once upon a time。小気味良いビートに哀愁メロディのトラックにKANDY嬢のコケティッシュなVo.、BOYZ N DA HOODのメンバーBIG DUKE、JAZZE PHA、そしてBIG TYMERSのBABYをフィーチャーしたAbout my paperとREDMANもカバーしたICE CUBEの名作『Amerikka's most wanted』に収録の名曲Once upon a time in the projectsを丸々使ったOnce upon a timeがお気に入りです。アルバムがぜひ聴いてみたいですね。(05/08/27)
BIG HOLLIS
/Millenium(1999)
サクラメントの大物プロデューサーBIG HOLLISが99年にOUT OF BOUNDS RECORDSからリリースしたアルバム。このアルバム最強ですね!サクラメント特有の哀愁トラック満載でホント凄いです。お気に入りも多くて書ききれませんが、夕暮れに聴くとハマりそうな5.Vetrenz、メロウ・ファンクの6.KJ6、タメのあるナイス・ビートの哀愁ファンク7.KP dope dillah、流麗なギターの音色に心惹かれる12.The corners of my lost mind、軽めのビートに寂しげなキーボードを絡めたトラックにG MENACE&SKANLESSをフィーチャーした13.Ball n'chain、女性コーラス絡みのメロウ・ファンク14.Sideways、BIG SNIPE参加のメロウ・ファンク15.Snithez get stitchesが特にお気に入りです。SACフリークなら必聴の一枚ですし、SAC物が苦手な方でも十分聴ける内容だと思います。かなりオススメです!(05/04/02)
BIG HOLLIS
/Knocks(2002)

サクラメントの大物プロデューサーBIG HOLLISが02年にOUT OF BOUNDS RECORDSからリリースしたアルバム。このアルバムはBIG HOLLISの作品集で、3曲を除いて全て既発曲です。HOLLOW TIPによる叩きつけるようなビートにSAC特有の暗めの哀愁ピアノ&ピーヒャラシンセが絡む2.Slug 4 slug、YOUNG FIERCEによるISLEY BROS.の定番メロウBetween the sheets使いの3.Cop from em'、MAC DREによるユル〜いファンク5.Doing What I Do、RIDERLIFEによるファンク7.Neva Look Back、LEVITTIの歌をフィーチャーしたLUXURY RYDAZによる8.What Ballers Do、C-BOによる哀愁ファンク9.Paper Made、野獣系ラッパーG.P.による寂しげな17.Finally、LUNI COLEONEによるファンク・ビートに郷愁メロディの21.Dear Mamaがお気に入りです。このアルバムに収録されている曲のオリジナルを持っている方には必要ないですが、これからBIG HOLLISを聴いてみようと思っている方にはオススメです。99年の『Millennium』とセットでどうぞ!(05/09/03)
BIG HOLLIS
/Knocks 2005 The Mustard Gas(2005)

サクラメントの大物プロデューサーBIG HOLLISが05年にリリースしたアルバム。BIG HOLLISの作品集で、ほとんどが既発曲。タイトなビートに郷愁感のあるメロディの3.Mixing In(LACE LENO)、J.GOTTI『Full 60』にも収録されたメロウ・ファンク7.Real Ridaz(J.GOTTI、MESSY MARV、HOLLOW TIP&DB)、鬼ドープな9.Scarface Dust(KEAK DA SNEAK)、重たいビートにもの哀しいメロディ、フックのKOKANE風Vo.もイイ感じのEverywhere I Go(LUNI COLEONE)、PATRICE RUSHENの定番メロウネタRemind me使いの15.Teenage Rimz(SKEE 64、MESSY MARV、YOUNG MEEK)、ヘビー・ファンクの16.Gangstas(BIG SLEP ROCK&MARLON)が気に入りました。ベイエリア、SAC好きならきっと気に入ることでしょう。(06/07/28)
BIG HUTCH
/Executive decisions(1999)
ご存知ABOVE THE LAWのメンバーCOLD 187UMがBIG HUTCH名義で99年にリリースしたソロ・アルバム。ABOVE THE LAWの存在感も陰りが見えてきた時期のソロ・アルバムで正直言って凡作・・・ 何一つ心に残る曲はなかったです。期待して聴いた当時、かなりガッカリした記憶が蘇りました。熱心なABOVE THE LAW以外は聴く必要ないでしょう。(06/03/25)
BIG LEW
/Playa hatin 101(2001)
ワシントンDCの馬鹿ジャケラッパー"BIG LEW"が01年にリリースした(多分)デビューアルバム。プロデュースは1曲だけTONE CAPONEで残りはセルフ・プロデュース。ゲストは結構豪華で、TOO SHORT,SCARFACE,E-40,B-LEGIT等。結構期待していたんですが、かなり地味目のトラックが多く、また哀愁系もかなり少なくて不満が残りました。それでも、不思議な音処理が印象的なトラックにTOO SHORT&E-40の主役を食う個性的なラップをフィーチャーした5.There I go、ドラムの音がかなり好みなファンキー・チューンのタイトル曲17.をはじめ数曲は結構気に入りました。TONE CAPONEプロデュースの曲はイマイチで残念。あまりオススメはできません。(03/07/05)
BIG LOGIC
/Unlimited thought(2001)

01年にORPHEUS MUSICからリリースされたBIG LOGICのアルバム。ORPHEUSといえばWARLOCKと並んで昔から得体の知れないB級物のリリースで知られてますね。BIG LOGICも詳しいことは分かりませんが、WEST COASTのラッパーみたいです。ピアノが効いたメロウ・グルーヴ・トラックにWENDY嬢のコーラスが絡む4.Don't stopが一部ではクラシックと呼ばれていますね。この曲とイントロのギターで耳を奪われるピーヒャラ・シンセ入りの哀愁ナンバー6.Broke to ballinの2曲は文句なしに最高です。しかし他曲は正直聴くに堪えないものが多い… 強いて言えば音数の多いファンク8.Slideとドラムが弱すぎるメロウ・チューン14.Stackin notesの2曲がかろうじて聴けた程度。4.と6.が気に入らなければ購入しない方が無難でしょう。(05/11/05)
BIG MACK
/A better way(1995)
ベイエリアの巨漢Gスタ"BIG MACK"が95年にリリースしたアルバム。プロデュースはG-MAN STAN,LES-G,T.C.とウェッサイ好きならたまらない面子!はっきり言って傑作ですね,。どの曲もレベル高いです。あえてオススメを挙げるなら、G-MAN STANが手掛けた切れの良いギターが最高にイカしたウェッサイ・ファンクの2.Tru 2 this、レイドバックしたメロー・グルーヴの3.Countin money、哀愁溢れるピアノを絡めた7.A better wayの3曲にT.C.プロデュースの哀愁ファンク6.Reality check、ISLEYネタの9.Microphone、切ない夕暮れ系トラックの12.Outroです。とにかく素晴らしいの一言。必聴!!!(03/08/09)
BIG MEECH f/THE L.T.L.
/We're just cruizin'(12)(1994)
94年にWARLOCK RECORDSよりリリースされたBIG MEECHの12シングル。西のラッパーということ以外全く詳細は分かりません。プロデュースは、BELL&DRE。このDREはANDRE"COOL DRE"McJIMSONのことで、93年に50 SECOND&SOCENLA『Duces-R-Wild』をプロデュースしています。We're just cruizin'は、小気味良いビートに定番PATRICE RUSHEN/Remind meを合わせたメロウ・トラックに女性コーラスをフィーチャーした心地良い好曲。リミックスは、オリジナルより少し郷愁感がでていて、ブレイク部分のサマー・マッドネス風シンセもGOOD。両方とも甲乙つけがたいですが、一般受けするのはオリジナルの方でしょうか。B面のD.O.G.は、BOOTSY COLLINS/I'd rather be with you使いのナイス・ファンク!古き良きWEST COASTフレイヴァ溢れる好シングルでかなりオススメです!(05/11/26)
BIG MELLO
/Bone Hard Zaggin (1992)

テキサスのBIG MELLOが92年にRAP-A-LOT/PRIORITYからリリースした記念すべきデビュー・アルバム。プロデュースは、CRAZY C、D.J. HARVEE LUV、BIG MELLO、スクラッチはD.J. HARVEE LUV。初期RAP-A-LOTを代表する名盤中の名盤!BIG MELLOの存在感のあるラップも最高だね。(ほんと惜しいMCを失いましたね…) ブルージーかつファンキーな2.Bone Hard Niggaz、ONE WAY/Pull fancy dancerネタの80'sファンク3.Don't Let The Name Fool You、ZAPP/Be Alright使いのメロウ・チューン6.Love Don't Love Nobody、GAP BAND/Yearning for your loveネタのメロウ・ナンバー9.Gank Move、70年代のファンク使いの9.Symptoms Of A Crook、郷愁感溢れるメロウ・ナンバー11.Prime Time Live、TOM BROWNE/Thighs highネタの80'sファンク12.Living For The Weekend、LED ZEPPERIN/Kashmir使いのハード&ヘル13.Live In 3-D、BARRY WHITE/Playing Your Game Babyネタの14.Playin' The Game、AVERAGE WHITE BAND/For a love of your own使いのメロウ・トラック上で女性と会話する17.Conversation Rules The Nation、ブルージー 'N' ダーティーなトラック上でLORD 3-2、ICEY HOTT、D.J. HARVEE LUV等とマイクを回すポッセ・カット18.Straight From The Clarkeと好曲目白押し!リマスターされて格安で購入できるみたいなので、より多くのヒップホップ・ファンに聴いて欲しいですね。(2011/06/06)
BIG MELLO
/Wegonefunkwichamind(1994)
惜しくもこの世を去ってしまったH-TOWNの重鎮BIG MELLOが94年にリリースした2ndアルバム。BIG MELLOは優れたアルバムが多いことで有名で、2nd派と3rd派に分かれますが、自分は断然2ndです。このアルバムには本当に衝撃を受けました。当時のRAP-A-LOTの他のアルバムとは違い名前通りメロ〜なトラックが多くてマジで最高です!特にSUN/I had a choice使いのメロー・トラックに瑞々しいコーラスをフィーチャーした3.Back do akshun、SLAVE の名曲Slideのベースラインが効いている4.No hidin place、ERIC B.&RAKIM/Eric B. is presidentのビートにブリブリ・シンセベースをのっけたファンキーな6.Wind me up、レア・グルーヴ使いと思われるグルーヴィーな9.funkwichamind、KOOL&THE GANG/Summer madness風のスペーシー・トラックにBOZ SCAGS/Low downをさらっと加えた14.Dat killa、SLY&THE FAMILY STONEの名曲Family affairのカバーの16.Family affair94、メロ〜なスロー・トラックが玉乱17.So much love等々... 多すぎて書ききれないです。全てのGファンに聴いてもらいたい名盤です!(03/09/13)
BIG MELLO
/Southside Story (1996)

テキサスのBIG MELLOが96年にN-TERROGATION RECORDSからリリースした3rdアルバム。プロデュースは、MO'DANGEROUS、スクラッチにTHE TERRORISTSのDOPE E。このアルバム最初聴いたときは耳を疑いましたね。いえ、BIG MELLOのラップはカッコイイんですよ。悪いのは全てドラムの"音"。この時代にこのドラムはないでしょ… T-CONNECTION/Best of my loveネタの寂しげな3.Stackin' Paper、80'sネタと思われるノリノリな5.Fancy Thangz、郷愁感溢れる6.Gotz Ta Get Ova、重たいピアノが耳を惹くもの哀しい10.Strapped Assassin、FLOATERS/Float Onネタのメロウ・ナンバー12.Gotta Hold On、ベースが効いたファンキー・チューン14.Don't Lyxxあたりは好きなんだけど、ドラムがね… RAP-A-LOTから離れたのが裏目に出たのかもしれないね。結構人気があるアルバムみたいだけど、個人的には駄作に近いと思う。(2012/01/19)
BIG MIKE
/Somethin Serious (1994)

ニューオーリンズ出身で3-2とのコンビ"CONVICTS"、後にGETO BOYSでもマイクを握った BIG MIKEが94年にリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースは、BIG MIKE、N.O. JOE、 MIKE DEAN、JOHN BIDO 1、MICHAEL BANKS、PEE WEE等。派手さはないがBIG MIKEの貫禄たっぷりのラップが聴ける好盤。ラップ力を感じられるシンプルなファンキー・チューン1. Comin From The Swamp、おそらくネタ使いのH-TOWNファンク3. Ghetto Love、ピーヒャラ・ シンセが効いた郷愁ファンク4. Creepin-Rollin、PIMP CをフィーチャーしたWILLIE HUTCH/Ain't Nothing Like Togetherness、FUNKADELIC/God Old Musicネタで女性ボーカル入りの泥臭い 6. Havin Thangs、これもピーヒャラ・シンセと女性ボーカル入りの寂しげな7. On The Real、AL GREENWhat A Wonderful Thing Love使いのサザンフレイヴァ溢れて、どこか懐かしさを感じる 8. Playa Playa、GAP BAND/Outstandingネタでピーヒャラ・シンセ入りのH-TOWNフ ァンク10. Somethin Serious、TOM BROWNE/Funkin' For Jamaicaネタで小気味良いドラムのサザン・メロウ11. Get Over ThatがGOOD。聴いて損はないア ルバムでしょう。(2019/08/12)
BIG MIKE
/Still serious (1997)

ニューオーリンズ出身で3-2とのCONVICTS、GETO BOYSでも活躍したレジェンドBIG MIKEがRAP-A-LOTから97年にリリースした2ndアルバム。プロデュースは、MIKE B.、MIKE DEAN、N.O.JOE等。敏腕プロデューサーとBIG MIKEの安定したラップ力が組み合った、個人的にRAPA-LOTのアルバムの中でもトップクラスの傑作と思っていて、特にアーシーかつファンキーな 2. Seal It w/a Kiss、南部テイストのファンキー・チューン3. Southern Dialect、ファンキーなビートにもの哀しげなメロディの4. Candy's 4 Babies、MTUME/Juicy fruitネタの郷愁メロウな5. Burban & Impalas、ゆったりとした南部風情溢れるテンポにスペーシーなキーボードのトラックに早口フロウが最高な6. All a Dream、タイトなビートの哀愁グルーヴの7. It's Alright、郷愁感溢れるメロディが染み渡る8. Grey Skies、 胸に染み渡る12. Black Lacquerがお気に入り。G好きなら聴いておくべき基本盤ですね。
全面改訂(2019/12/21)
BIG MIKE
/Burban&impalas(プロモ12)(1997)
GANGSTA LUV誌でBEST100に選ばれていたBIG MIKEのアルバムStill seriousからのプロモ12インチです。A面のBurban&impalasは、あのJuicy fruitを使ったメローなトラックに女性ボーカルが絡むチ○ポ玉乱一品です!B1.Mic smokasはアルバム未収録曲でファンキービートにGラップ特有のシンセ、そしてトークBOXが絡む佳曲、B3.はMYSTIKALがゲスト参加したブルージーFUNK(女性VO.有り)です。
BIG MIKE
/Hard to hit(1999)

元GETO BOYSメンバーのベテランBIG MIKEの3rdアルバム。前作が傑作だったので期待して聞いたが、全体的にイマイチだった。全体的にダークな曲調が多くて単調な感じがしたが、A5の”Hustlers”はスペーシーかつ哀愁漂う曲で気に入った。好きなラッパーの一人なので次作に期待したい。
BIG MIKE
/Nawlins phats(2005)

祝BIG MIKE復活!ニューオーリンズ出身でMR.3-2とのCONVICTS、そしてWILLIE Dが抜けた後のGETO BOYSで活躍していた大物BIG MIKE久々の新作。クレジットが分かりづらいのですが、プロデュースは、おそらくMIKE B、CORY MOあたりでしょう。クレジット上は16曲なんですが、1曲目にイントロが収録されていて、曲順は一つ繰り下がります。聴いてすぐに分かる声質とフロウは、もっと評価されて然るべき存在で、その安定したスキルを引き立てるためか、トラック自体はわりと地味なものが多いです。ドープなトラック上で高らかにKINGの復活を宣言する2.Return of the king、TONE LOC/On fireと同じRUFUS&CHAKA KHAN/You got the loveネタのファンキー・トラックにLADONNAのコーラスをフィーチャーした4.Ain't nothing change、ダーク系の曲調がイカす5.On site、KORY Bのコーラスを絡めたメロウ・グルーヴ12.Fly&Brandnew、アフリカっぽい打楽器がアクセントになっているスペーシーなトラックにCOURTNEY BONDSがコーラスで参加したタイトル曲13.Nawlins phats、70'S SOULを思い出させる寂しげなトラックにGUTTAのコーラスが映える14.Little ghetto boy、アップテンポのビートにスペーシーなキーボードのトラックにTABU&KORY Bのコーラスが絡む15.Pray 4 meが気に入りました。派手な哀愁・メロウが無いなんてそんな陳腐なことは言って欲しくない。彼の"声"を聴くべき。(05/11/05)
BIG MIKE
/Keep It Playa(2006)

ニューオーリンズ出身でMR.3-2とのCONVICTS、そしてWILLIE Dが抜けた後のGETO BOYSで活躍していた大物BIG MIKEの最新作。収録曲が11曲と少ないながらメロウに最高な曲が収録しているんです!心地良いキーボードに耳を奪われる5.Swing'in With My Trunk On Bang、80'Sテイストのメロウ・グルーヴ6.4 Ever Young、心躍るグルーヴ・ナンバー7.What You Heardの3曲は絶品!どの曲もSLASHなる男性シンガーのコーラスも絡んでいるのもポイント高し。SYDNEE嬢とSLASHのコーラスをフィーチャーした哀愁漂う4.Don't Be Mad At Meと80'Sネタと思われる8.Do Something With Ya LikeもGOOD。メロウ・フリークなら聴き逃し厳禁でしょう!(06/12/04)
BIG MOE
/Purple world(2002)

H-TOWNの巨漢BIG MOEが02年にリリースしたアルバム。BMR誌でも大絶賛されていたアルバムですが、本当に聴き易く素晴らしいアルバムです!基本的にはシンガーなんですがNATE DOGGのようにHIPHOPを感じさせ、歌そのものに存在感がありますね。ゲストラッパーは身内のBIG POKEY,HAWK,LIL KEKE,Z-RO,NOKE D,LIL FLIPやPIMP C,PROJECT PAT等。どの曲もレベル高いですが、とりわけGROVER WASHINGTON JR f/BILL WITHERSの超有名曲"Just the two of us"ネタの3.S.U.C.(こんな大ネタを使うと売れ線系の曲になりがちですが、嫌味を感じさせないのは凄いです)、メローな4.Confidental playa、スペーシーな11.Dime piece、80'S R&B使いの12.Feel me、哀愁系の14.The letter、ISLEY BROS調の哀愁溢れる18.Parlay(RONNIE SPENCERも素敵ですね)はマジで最高の一言。Gファンは聴いて当たり前のアルバムですが、サウスに偏見を持っている(特に東しか認めない保守的な)HIPHOPファンにぜひこの素晴らしさを知って欲しいです。(03/06/22)
BIG MOE/Moe Life

H-TOWNのデブGシンガーBIG MOEが03年にリリースしたアルバム。サポートMCはZ-RO、3-2、D-WRECK、TYTE EYEZ、A3、T2、D-GOTTI等。名作『Purple World』と比べると分が悪いですが、かなりの充実作に仕上がっています。NOKE-Dプロデュースで80'Sテイスト(ネタ?)のノリノリな5.Shorty、BLUE NOTE&SALIH WILLIAMS制作で80'Sネタと思われる爽やかメロウ・グルーヴ8.My Girl、これも80'Sネタと思われるメロウ・チューン9.Every Body、定番THE TIME/Gigolos get lonely tooネタの16.Get Lonely Tooの4曲は絶品!この4曲だけでも十分満足ですが、哀愁漂う4.Just a Dog、RAKIM似のラッパーがイカす7.Big Dudes、ハートウォーミングな12.Leave Drank AloneもGOOD。H-TOWNフリークのみならずメロウ・フリークなら押さえるべきアルバムでしょう。(06/10/23)
BIG NASTEE
/My life,dreams&feelings(1999)
ジャケの営業スマイルが魅力的なシカゴのBIG NASTEEが99年にリリースしたアルバム。このアルバムは何か狙いがはっきりしない中途半端な印象を受けました。NY系のリスナーを対象にしているのか、G-RAPフリークを対象にしているのかはっきりしないですね。MC RENをフィーチャーしているのをみると後者だと思うのですが、耳の肥えたG-RAPフリークを惹きつけるだけの内容はほとんどないです。ただ17.Come onだけはI.F.A./Rollin'ネタでお馴染みのTEDDY PENDERGRASS/Come go with meを使っており、オリジナルに忠実なコーラスも最高でバッチリなんですが。(04/10/16)
BIG POKEY
/Hardest pit in the litter(1999)

H-TOWNのSUC(SCREWED UP CLICK)の主力メンバーBIG POKEYが99年にリリースした1stアルバム。H-TOWNの中でも特にクオリティが高いSUCですが、このアルバムもホントに素晴らしい!マジで聴けない曲は2、3曲しかないです。特に素晴らしいのがマルコム・マクラレンのビートを隠し味に使ったタイトなビートに哀愁溢れるウワモノがのっかるアッパー・トラックの10.Freestyle proとソウルフルな哀愁シット14.All inの2曲です!他には爽快なカッティングギターが最高なファンキー・トラックにRONNIE SPENCERをフィーチャーした4.Trippin me out、哀愁漂うピアノがグッとくるトラックにBIG MOE,LIL KEKE,MR.3-2をフィーチャーした6.Ball N-Parlay、C-NOTEが参加したもの哀しい15.Dog proof等がオススメです。全てのGフリークに聴いてもらいたいアルバムです。(03/09/27)
BIG POKEY
presents A bad azz mix tape III
(2004)

PRESIDENTIALの人気シリーズ『A bad azz mix tape』のBIG POKEY版。JHIAMEプロデュースで浮遊感あるメロウ・トラックにMUSSLINI、LYRICAL187、BETTYE、JHIAMEをフィーチャーした12.Woodと80'Sネタと思われるメロウ・グルーヴ・トラックにCARETTA嬢のコーラスがバッチリはまった17.On our grindの2曲がベスト・トラック。これ以外にはズブズブと沈み込むようなダーク・チューン5.Heavyweighters、ビートでグイグイ引っ張るシンプルなファンキー・トラックにLIL KEKEとMUSSLINIが参加した15.713、NOKE-D制作でタイトなビートの妖しげな19.Let ni**as knowが気に入りました。悪くはないですが、哀愁・メロウ系が少ないので一般受けはちょっと難しいかもしれません。(06/02/25)
BIG PRODEJE
/If the chucc fits, wear it ! (2005)

S.C.C.のBIG PRODEJEが05年にリリースしたソロ・アルバム。専門誌でも絶賛されていましたが、その評価に違わぬ好盤で、特にトークボックス入りのまったりした1.Gangsta Luv-2005、寂しげなトラックにLVのソウルフルな歌が心に染み渡る3.Thug And A Gentleman、EARTH,WIND&FIRE/DevotionとISLEYを合わせたような哀愁溢れるトラックにLVが歌を添えた6.Gangstaz Boogie、陽だまり系メロウ・チューン10.Do What U Do、MC BREED/Ain't no future in yo' frontin'をネタにしたヘビー・ファンク15.Come On、暗めのピアノが耳を惹くファンク16.Neva Got CaughtがGOOD!従来のS.C.C.ファンのみならず全てのWEST好きにオススメできるアルバムです。(06/04/08)
BIG STEVE
/My testimony(1999)

H-TOWNのGラップ集団WOSS NESSのメンバー故BIG STEVEが99年にリリースしたアルバム。ずば抜けた曲はあまりないですが、聴けない曲は1曲もなく、かなり質の高いアルバムです!ベストトラックはJUICYのダンスクラシック"Sugar free"使いのメローグルーヴトラックに男性Vo.が絡む13.Ghetto love。素晴らしすぎる1曲!これだけでも買った価値ありました。他にはPlanet rockネタのダークトラックに故BIG MELLOとMR.3-2をフィーチャーした2.Outta control、SWEET SABLE/Old times sakeと同じメローネタ使いの5.My b*tch、故FAT PATをフィーチャーしたBARRY WHITEネタの物哀しい10.Body rock、男性Vo.を大胆にフィーチャーし、その上トークボックスも飛び出す哀愁系の11.Left to right、切ない感じの15.Livin' witnessがGOODでした。ゲスト(本人もですが...)に故人が多いのも泣かせます... H-TOWN好きにはMUSTでしょう!(03/04/27)
BIG SYKE
/Hittin'cornaz(CDS)(1998)
98年にリリースされたコンピ『GHETT POLITIX』からのCDシングル。収録曲は1.Hittin'cornaz、2.Hittin'cornaz(Scooby Doo Remix)、3.Turn table terror/DJ RECTANGLE
故2PACの従兄として有名なBIG SYKEのこの曲はゆったりしたリズムのトラックに哀愁ピアノが絡む玉乱一曲!フックの女性Vo.がSIMPLY RED/Holding back the yearsのフレーズを歌うのもポイント高いです。2.のRemixはNY系ファンキー・トラックに差し替わっていますが、オリジナルの良さを殺しているのが非常に残念。Turn table terrorはP-FUNK系のヘビービートにDJ RECTANGLEの超絶スクラッチをフィーチャーしたスクラッチ・マニアには堪らない曲。Hittin'cornazを聴きたいために自分はCDシングルを買いましたが、アルバムを持っている方には必要ないと思います。(03/12/20)
BIG TRAY DEEE
/General's list(2002)

THA EASTSIDAZのメンバーBIG TRAY DEEEが02年にリリースしたソロ1stアルバム。ソロというかオムニバス形式のアルバムですねこれは。ベテランだけあってソツのない手堅い作りですが、ウェッサイ特有のメロー系が全然ないのが痛いですね… 個人的には全然OKでして、SNOOPをフィーチャーしたウェッサイファンクの3.Fine、緊張感溢れるヘビーな5.Izuwitit、OUTLAWZをフィーチャーした音処理が独特な哀愁系の8.Thugzzz prayU、KOKANEがいい味出しているヘビーウェッサイファンクの14.Clap yo handzが特に気に入りました。他にもなかなかファンキーな曲も何曲かあります。ファンキー系が好きな方はぜひどうぞ。(03/04/20)
BIG TUCK
/Tha Absolute Truth (2006)

ダラス出身で、ミックステープで人気を得たBIG TUCKが2006年にリリースしたデビュー・アルバム。ダラスと言えばRON CやNEMESISを思い出しますね。サウスど真ん中の曲が多いけど、威圧感のあるラップはなかなかカッコいいね。タイトルどおりモンスターの襲来って感じのダークでゴリゴリな1. Monsta、暗めで緊張感がある2. Welcome to Dallas、FAT BとTUM TUM参加の殺伐とした3. In da Hood、COOL & DREのDREをフィーチャーした重たいビートに電子音のベースがイカした6. That What's Up、SLEEPY LEE参加のブルージーで寂しげな7. Bottom Bitch、大物BUN B.をフィーチャーした昔のRON Cっぽい軽めのサウンドがナイスな8. Texas Takeova、TUM TUMとSLIM THUG参加でいきり立ったガヤが効いた攻撃的な9. Tussle、DOUBLE T.とLIL' RONNIEをフィーチャーしたWHODINIのFriends似のもの哀しげな10. U Can't See Me、ERYKAH BADUの歌も染み渡る哀愁溢れる11. Ain't No Mistaken (Danger Part II)、どこか寂しげな13. I'm a Ridahがお気に入り。(2021/01/23)
BIG TYME
/Finally made it(12)(2002)
02年にマイナー・レーベルよりリリースされた12シングル。収録曲は、A面にBIG TYME/Finally made it、B面にPATTERSON FATZ/Holla at da streets。メインのFinally made itは、GAP BAND/Outstanding使いのグルーヴィーなトラックに女性コーラスも絡む好曲!クラブで映えそうな曲ですね。かなりオススメのシングルです!(05/11/26)
BIG TYMERS
/How You Luv That Vol.2(1998)

CASH MONEYのBIG TYMERSが98年にリリースしたアルバム。メジャー配給前にリリースした同タイトルの再リリース的なアルバム。ファンキーからメロウと幅広い内容で、しかも全然チキチキしていないので、かなり聴きやすく仕上がっています。タイトなビートにワウ・ギターが鬼渋い1.Big Tymers(Intro)から耳を奪われます!LIL WAYNEとBUN B参加の鬼ドープなファンキー・チューン2.Playboy(Don't Hate Me)、JUVENILEとLIL WAYNEをフィーチャーした日曜の朝のような清々しく爽快なメロウ・チューン7.Cutlass, Monte Carlo's, & Regals、郷愁感溢れる8.Money & Power、80'Sネタ(?)のメロウ・グルーヴ・トラックにヘタウマな歌とコーラスがイイ味出している10.Beautiful、ボコーダー入りのメロウ・グルーヴ11.Ballin'、B.G.参加の80'Sテイストのメロウ・チューン16.Suga & Pac, Puff & Big(6 Fig)がGOOD!マイナーやレア盤だけに注目が集まりがちですが、このような定番アルバムはマイナーやレア盤を差し置いてでも絶対に聴くべき。(06/11/23)
BIG TYMERS
/I got that work(2000)

MANNIE FRESH&BABYのBIG TYMERSが2000年にリリースした2ndアルバム。このアルバムからは2.Get your roll onがヒットしてますね。(個人的にはその曲はピンとこなかったですが) 曲数多い割には聴ける曲が少なく感じましたが、9から11の流れが最高なんです!特に9.Sunday nightはR&Bシンガーが歌ってもなんら遜色ないほどまろやかなメロウ・グルーヴでほんとヤバイです!10.10 wayzは心地良いギターが印象的なトラックに子供の合いの手&コーラスが絡んだフロア・チューン。11.Hard lifeもギターが効いたアップテンポの哀愁系。この3曲以外にはファンキー・バウンス6.No,No、QUEEN PEN/Party ain't a partyネタでお馴染みEARTH,WIND&FIRE/On your face使いの8.My life、ドリーミーなメロウ・チューン18.Snakeが気に入りました。駄曲も結構ありますがSunday nightだけでも聴く価値はあると思います。(04/10/02)
BIG TYMERS
/Hood rich(2002)

MANNIE FRESH + BABY = BIG TYMERSが02年にリリースした  アルバム。以前のCASH MONEYのアルバムに比べるとかなり地味なジャケになってますが、内容はいつもどおりのMANNIEサウンド全開!傑作だとは思いませんが、聴きやすい好盤だと思います。それにしてもMANNIE FRESHは凄いですね。どのトラックを聴いてもMANNIEだと分かるその個性。頭が下がります。お気に入りはソウルフルなトラックにTQをフィーチャーした4.Sunny day、まるでWARREN G.系の心地良いメロー・トッラクにこれまたTQをフィーチャーした10.Gimme some、陽だまり系の12.Get high、TRICK DADDYとマイクを回すお得意ファンキー・チューンの16.Da man、哀愁系の17.Lil mamaです。CASH MONEYが苦手な方でもOKだと思うのでぜひ聴いて欲しいです。(03/07/19)
BIG TYMERS
/Big tymers heavy weight(2003)

BABY&MANNIE FRESHのBIG TYMERSが03年にリリースしたアルバム。プロデュースは、もちろんMANNIE。ゲストには、JUVENILE、LIL' WAYNE、TQ、PETEY PABLO、BUN-B、JAZZE PHA等。このアルバムかなり充実していて、マジで最高ですね!ファンキーなイントロ1.Big Talk(Intro)から惹きつけられます!ファンキー・ビートに切れのいいギターが効いたメロウ・グルーヴの2.This Is How We Do、TQをフィーチャーした80'Sテイストのメロウ・グルーヴ4.We Can Smoke、HONEY CONE/If I can't fly使いのソウルフルなトラックにPETEY PABLO&JOIが参加した7.I'll Take You There、JUVENILE&GILLYをフィーチャーしたノリノリ・バウンス8.Back Up、ハンドクラップ・ビートもナイスな11.Big Money Heavyweight、LIL' WAYNE&JAZZE PHAを迎えたサウス賛歌12.Down South、ファンキー・ビートに哀愁ピアノが耳を惹く16.My Life、HONEY CONE/Girls It ain't easy使いの明るめの18.Got Everythingがお気に入りです。マイナーには出せない安定感がありますね。貫禄の一枚だと思います。(05/09/10)
BIG U & THE MADHOUSE CREW
/Raw deal(1996)
オハイオ州シンシナティのBIG U & THE MADHOUSE CREWがSTREET PRIDE/ALEXIA RECORDSから96年にリリースしたアルバム。(ディストリビューとはICHIBAN) ジャケだけ見ると購買意欲がなくなりますが、これは全てのGマニアに聴いてもらいたい傑作です! ホント衝撃を受けました… 捨て曲なんて無いです! 1曲目のメロウなDrive me crazyからやられます。つづく2.Bounce ta disもブヨブヨシンセのメロウFUNKにボコーダーが絡んで即効でノック・アウト! 4.BIG U's in da houseもメロウなスロウ・トラックに男女Vo.&ボコーダーまで入っていてホント玉乱です! あえて他の曲は書きません。聴いてのお楽しみにしておきます。必聴!!! (03/12/13)
BIRDMAN/Fast Money(2005)

CASH MONEYの社長BABY aka BIRDMANによるソロ2ndアルバム。前半はシングルカットされた、BARRY WHITEネタの3.Neck of the WoodsとBUN Bと6SHOTをフィーチャーしたファンキー・チューン4.Ghetto Lifeぐらいしか聴けず退屈でしたが、後半盛り返し、サザン・フレイヴァ溢れるメロウ・グルーヴ12.Big Pimpin'、南部らしいホンワカしたメロウ・チューン13.Out the Ghetto、RICK JAMES/Ghetto Life使いの14.Around the World、MANNIE FRESH制作でDeBARGE/I Like Itにも似たメロウ・トラックにLIL' MOの可憐な歌声も絶妙にマッチした15.Solid Chic、これもMANNIEによるナイス・ビートのメロウ・チューン16.We Getting It On等耳を奪われっぱなし!サウスの定番アルバムの一つですが、未聴の方はぜひとも聴いて下さい!(06/10/23)
BIRDMAN
/5☆Stunna(2007)

CASH MONEYの社長BIRDMANによるソロ3rdアルバム。正直、期待していたより聴ける曲がかなり少なくて残念・・・ しかしボーナスとして収録されたTMIX制作でALL STARとYO GOTTIをフィーチャーした寂しげな20.We Gangsta、FLIPTONEが手掛けたラテン風味で郷愁感溢れる21.Bossy、これもTMIXがプロデュースしたハートウォーミングでソウルフルな22.R.I.P.の3曲はバッチリ!個人的にはこの3曲でOKでしたが、あまりオススメはできないです。(08/01/21)
BISHOP
/U know u ghetto(2001)

フロリダのTONY MERCEDES RECORDSから01年にリリースされたBISHOPのアルバム。購買意欲のなくなるジャケですが、かなり良い曲収録しているのでご紹介。5.M.O.E.T.(Money over everything)はISLEY BROTHERS/Make me say it again girlの泣きのギターを使った鬼哀愁曲でフィーチャーリングされているCHAMPの優しい歌声もGOOD!6.Da cribはドープなビートの悪っぽい曲。8.In love like mutha*@kaは美しいメロディーのトラックにDANNY P.のVo.もバッチリはまって咽び泣き必至!11.Freak in my lifeは80'Sテイストのメロウ・トラックに男性&女性コーラスも絡む気持ち良すぎる逸品!声とフロウにちょっとクセがあり、捨て曲も結構多いのでトータルで判断すれば微妙な出来ですが5、8、11はマジで最高なんで、哀愁・メロウ好きはぜひ聴いて下さい!(05/02/05)
BISHOP
/Alcohol,sex drugs(12)(2002)
フロリダのMC"BISHOP"が02年にリリースした12シングル(アルバム未収録)。収録曲は、A面Shut it down、B面Alcohol,sex drugs。
アルバム『U know u ghetto』も意外な好盤で最近話題になっていましたね。このシングルでは、メインのShut it downはいかにもダーティー・サウスって曲で、個人的には×でしたが、B面のAlcohol,sex drugsはオールドスクール調のゴリゴリ・ファンキー・トラックにフックでの男臭い掛け声もばっちりハマってマジで最高!好き嫌いが分かれるところだと思いますが、ファンキー好きならぜひチェックして欲しいです!(04/08/21)
BIZZY BONE
/Speaking in tongues(2005)

BIZZY BONEが昨年リリースしたアルバム。ボンサグ・メンバーのソロ・アルバムは個人的に気に入ったものがなく、このアルバムも大して期待していなかったんですが、期待を上回る好盤で驚きました!ベスト・トラックは、ハートウォーミングなメロウ・チューン13.All Good。これには参りました・・・ 癒されますねホント。他にもタイトなビートに重たいベースが絡む1.What U See、LL COOL Jのラヴ・ラップ・クラシックI Need Loveネタの5.BB da Thug、寂しげなピアノが耳を惹く10.Represent da Oneが良い出来です。ビートがしっかりした曲が多いので、通して飽きずに聴けると思います。哀愁・メロウはマイナーやレア物だけが持て囃されますが、このようなメジャー盤にも良曲があるのをお見逃しなく!(06/03/25)
BLAC
/Blac 2 Da Bone(2001)

以前紹介したSAN JOSEのDAIZE『Same daize different time』と同レーベルKEEP IT REAL RECORDSから01年にリリースされたBLACのアルバム。ゲストがSAN QUINN、ANDRE NICKATINA、MOB FIGAZ、HOLLOW TIP、MR.KEE等とかなり豪華。肝心の内容はというと、正直、消化不良のトラックばかりでかなり残念でしたが、夕暮れ系の哀愁トラックにゲストのMOB FIGAZのラップもバッチリはまった11.Soul Survivor、SURFACEの名曲HappyをモチーフとしたトラックにMR.KEEとJULISSA嬢のコーラスをフィーチャーした12.Nasty、ファンク・ビートにカッティング・ギターがナイスなメロウ・グルーヴ14.Rockin Toxic(80'sネタかも?)の3曲には大満足!メロウ・フリークならチェックする価値はありそうです。(06/12/29)
BLACK C
/70's Baby (2010)

サンフランシスコのRBL POSSEのメンバーBLACK Cが2010年にリリースしたソロ3作目。このノスタルジックなアートワークで予想できると思うけど、全曲70年代を中心としたソウル・ミュージックをサンプリングし、レイドバックした雰囲気を前面に押し出してます。いやー、BLACK Cやってくれますね〜!従来のG-RAPのイメージをう良い意味で裏切ってくれてベテランの懐の深さを実感しましたね。どの曲もほんと最高なんだけど、特にTHE REASON製作で実にソウルフルなんだけど、寂しげな表情も見せる1.Best Believe、ROME aka SLAPADELICが手掛けた素晴らしくソウルフルでファンキーな2.I Got Money、BLUNTプロデュースによるISLEY BROTHERS/Summer Breeze使いと思われる哀愁溢れる3.Need The Luv(f/YOUNG JUN3&A.R.)、THE REASONによる有名ネタ使いのファンキーな4.Mary Jane、BLUNTプロデュースでパーカッションがちょろっと入るところがニクいビートに早回しのコーラスがマジで最高なソウルフル&グルーヴィー・チューン6.Players Anthem、ROMEによるAVERAGE WHITE BAND/A Love Of Your Ownネタのトラックにムードたっぷりのサックスがマッチした9.My Bed Room(f/DEVIOUS)、BLUNTが手掛けたCHARLES EARLAND/I Will Never Tellネタのソウルフルかつグルーヴィーな10.I'll Never Tell(f/SIMON)、ROMEによるCHERRELLE/Stay With Me使いの80'sメロウ14.Stay With Me(f/HERMANATA)、ROME製作で温かみのあるメロウ・チューン16.Can't Go Back(f/TROUBLEMAKER&SIMON)がお気に入り。全体的に似た作風ばかりなんで後半少しダレるかもしれないけど、ここまで聴かせてくれるのはそうないはず。G-RAPやWEST物を普段聴かない人や70年代ソウルをこよなく愛する人にぜひ聴いてもらいたい傑作アルバム。(2011/03/06)
BLACK C
/Still Ruthless (2012)

サンフランシスコのRBL POSSEのメンバーBLACK Cが2012年にリリースしたソロ4作目。プロデュースは、DJ ROC PHELLA、JHETAUM NEIL、HERMANATA、ROME、B.C.、RIZZALINO、BLUNT、TD等。前作『70's Baby』も傑作だったけど、今作もバラエティに富んだ好盤!B-LEGITをフィーチャーしたFONDA RAE/Over Like a Fat Rat使いの渋い2.Visualize Me、SF映画っぽい暗めの5.U Know What It Is(f/MR.WALKER)、SAN QUINNとANDRE NICKATINAが参加した70'sテイストのアーシーな7.How It Is、ブリブリ・シンセ・ベースのベイ・ファンク11.Smell'n Like Kush(f/MOE DA HUSTLA&BEEDA WEEDA)、MAC MALLをフィーチャーしたトークボックス入りの郷愁ファンク13.The Streets Crazy、ROY AYERS/Everybody Loves The Sunshine使いの寂しげな15.Hatin On Me(f/HERMANATA、MESSY MARV&DELITHIA RIDEOUT)、寂しげな16.Cup Of Game(f/RAPPIN 4-TAY&YELLA)、キーボードでTHE ENHANCERが参加した80'sメロウ・グルーヴ(ネタ使い?)の17.Talkin Shit!、おそらく80'sネタのメロウ・グルーヴ19.We Got a Connection(f/LAROO&C.W.)がGOOD。ファン納得の1枚じゃないかな。(2013/07/21)
BLACK DYNASTY
/Deep East Oakland (1995)

オークランドのデュオBLACK DYNASTYがANOTHER HIT RECORDSから95年にリリースしたミニ・アルバム。全編に妖しげなピーヒャラ・シンセ入りで古き良きG-FUNKが味わえる定番アルバムですね。Gクラシックで妖しげなシンセと深いベースがヤバすぎる2.Ain't No Love、CLUB NOUVEAU/Why you treat me so badネタのトラックにDRU DOWNとDANGEROUS DAMEをフィーチャーした4.Deep East Oakland(OG Mix)、適度にヘビーかつグルーヴィーな5.Money Is A Factor In The "O"、4.のリミックスで少しR&B度をアップした6.Deep East Oakland(95 Style)、少し郷愁感も感じられる太いベースが最高な8.Fire It Upがお気に入り。やっぱこの時代のものは安定感があって好きだな。(2011/06/02)
BLACKJACK
/Street 2 da grave(1993)
SPICE 1等のプロデュースで知られるベテランBLACKJACKが93年にFUNKTOWN/ICHIBAN RECORDSからリリースしたアルバム。ブレイクビーツを生楽器と合わせたかなり渋めながら独特な不良っぽさに溢れた内容で、特に哀愁を醸し出すフルート(?)とピアノが印象的なインスト3.Moment of silence、重たいビートの怪しげな4.Killa within me、ファンキーな6. Pushin' up daisies、ABOVE THE LAW/Playin your gameと同ネタの渋いベースラインが印象的な8.Nice day 2 die、不穏な雰囲気の11.Intro F_ _ _ U、ファンキーな18.Ten shades of deathがお気に入りです。哀愁・メロウが充実した2nd『Addicted to drama』が人気ですが、ファンならぜひこのアルバムも聴いて欲しいです。(05/05/21)
BLACKJACK
/Addicted to drama(1996)

SPICE 1等のプロデュースで知られるベテランBLACKJACKが96年にPENALTY/TOMMY BOY RECORDSからリリースしたアルバム。プロデュースはBLACKJACK、ゲストには、MC EIHT、NOTORIOUS B.I.G.、LUNIZ、SNAKES(of JUNIOR MAFIA)、DFC等、楽器はあのG-MAN STAN KEITH!ほとんど捨て曲のない好盤で、特に郷愁を感じるトラックに女性Vo.をフィーチャーしたA4.Would u die 4 me、NOTORIOUS B.I.G&SNAKESがファンク・ビートのメロウ・トラック上でマイクを握るA5.Young G's perspective、バックグラウンドVo.でNANCY FLETCHER&BO ROCCが参加した夕暮れ系のB1.Whatever it takes、レイドバックしたゆったり系グルーヴのB3.Living for today、MC EIHT参加の渋めの哀愁系B4.Nine of em'、女性コーラス絡みのメロウ・グルーヴB5.No loveがお気に入りです。名盤に相応しい内容なので、未聴の方はぜひチェックして下さい!(07/03/24)
BLACK MENACE
/Drama time(1996)
CASH MONEY RECORDSのライバルだったルイジアナのBIG BOY RECORDSから96年にリリースされたTHREAT&J DAWGのデュオ"BLACK MENACE"の(たぶん)デビューアルバム。プロデュースはもちろんLEROY"PRECISE"EDWARDS。BIG BOY関連でもトップクラスに位置するアルバムで、派手さはないものの南部流の哀愁曲満載でかなり聴かせてくれます。特にSPICE 1の2ndを思わせるドラマチックな4.Run up on 'da menace、南部特有の哀愁トラックが秀逸な7.Boot camp Wlife、心温まるメロディに感動すら覚える8.Family(ベスト!)、夕暮れ系の10.Feel what they feel、80'S FUNK調の12.Tonight's the nightsがお気に入りです。トータルではあのG-SLIMMに勝るのでは。Familyだけでも聴く価値は十分あるのでサウス・フリークならぜひともGETして下さい!(04/06/12)
BLACK MOPHIA CLAN
/BMC 4 life(1996)
テキサス州ダラス出身(たぶん)のBLACK MOPHIA CLANが96年にリリースしたアルバム。GANGSTA LUV誌でshorren G氏がベストアルバムに入れていました。ひとつ言えることはもっとましなドラムマシンを使ってほしいですね!ドラムが弱すぎます。ドラムが弱いと聴く気にもならないです。ということで、まあ中々聴ける曲もあるのですが、レベル低いです。高い金出して買う必要はないと思います。
BLACKOUT
/Club friendly(12)(2000)
メンフィスのBLACKOUTが2000年にリリースしたアルバム『Under the influence』からの3曲入り12'シングル。収録曲は、Club Friendly、Break It Down、Makin' Movesの3曲。メロウ度は低いながら80'Sネタ使いで女性コーラスが絡むBreak It Downとサウスらしいどことなく泥臭くて寂しげなMakin' Movesが気に入りました。気になった方はアルバムもチェックしてみて下さい。(07/12/13)
BLAC PHOAK
/First thang Monday morning(12)(2001)
アラバマのグループBLAC PHOAKが03年にリリースしたアルバムCollard greens and gunpowdaからの12シングル。収録曲は、A1.First thang Monday morning(Remix/Clean)、A2.First thang Monday morning(Remix/Inst)、A3.First thang Monday morning(Remix/Aca)、B1.Beat 'em、B2.Beat 'em(Inst)、B3.Start a riot、B4.Start a riot(Inst)
First thang〜はボンサグ風のもの哀しいスロー。B面はメンフィス系のホラー・トラック。悪くはないですがマイナーの域を越えない内容で物足りないです。(03/11/22)
DA BLACK SIDE BROWN
/Same(1996)

カリフォルニアのブラック&チカーノ集団DA BLACK SIDE BROWNによるアルバム。プロデュースはメンバーのZIGG ZAGG。FUNKADELIC/One nation under a grooveネタの2.Why U Wanna F*** Wit Me、AVERAGE WHITE BAND/For a love of your own使いのメロウな3.Real Love(Don't Die)、ネタ使いと思われるしっとりとしたメロウ・チューン6.Late Night High、スムーズなメロウ・グルーヴ10.Gangster Life、ネタ名は思い出せないがメロウな14.When We Cum 2Getherが気に入りました。いい意味のマイナー感がでていて好感持てるアルバムですね。WEST好きならオススメできるアルバムです。(06/03/04)
BLAXUEDE
/Dey don't kno(1999)

ニューオーリーンズのBLAXUEDEが99年にリリースしたアルバム。ゲストにはB.G.、LIL WAYNE、TURK等。力強いラップ・スタイルが持ち味ですが、トラックが全体的に暗めなうえにチキチキ・バウンスも多いので聴き手を限定させます。しかしメロウ好きにもバッチリな曲があるのでご安心を。5.Da sheetzはみんな大好きISLEY BROR./Between the sheets使いで、しかも女性コーラスも絡んで間違いないです!他にはちょい暗めの哀愁曲15.The only lady、悪の匂いがプンプンするダークな6.About da paper、WHODINI/Friends似のメロディの8.Where my niggas atがお気に入りです。安くでGETできるはずなので興味ある方はぜひ聴いて下さい。(04/08/07)
B-LEGIT/Tryin' To Get A Buck(1994)

94年にSICK WID' IT RECORDSからリリースされたB-LEGITのデビュー・アルバム。プロデュースはもちろんSTUDIO TON。このアルバムといえば、なんといっても7.Dank Roomに尽きます!B-LEGITの中でも一番愛聴している曲で、STUDIO TONらしいピアノが利いたメロウ・ファンク!これ以外はかなりトラックのチープさが目立ち、ZAPP風ファンクの3.Savage、80'Sネタ使いのファンク・チューン11.Just Living、郷愁感漂うアウトロ14.Smob Out以外は今のG-RAPファンには厳しいかもしれません。しかしながら、7.Dank RoomはG-RAPフリークならぜいひとも聴いて欲しい!(06/11/01)
B-LEGIT
/The hemp museum(1996)

V-TOWNの重鎮B-LEGITが96年にリリースしたアルバム。プロデュースはSTUDIO TON、KEVIN GARDNER、K-LOU、EMGEE等。ゲストにはE-40、KURUPT、C-BO、CELLY CEL等。メジャーになったSICK WID ITを毛嫌いするWESTフリークもいるみたいですが、これは聴かずにはもったいない好盤なんでぜひ聴いて頂きたいです。代表曲のHALL&OATES/Sara smileネタのハートウォーミングなトラックにDARYL HALL本人を迎えた8.Ghetto smileはもちろんのことLEVITTIの歌声が哀愁溢れるトラックにマッチした2.City 2 city、HIPHOPネタとしても有名なQUEEN/Another one bites the dust使いのウェッサイ・ファンクにLITTLE BRUCE&C-BOが参加した5.Gotta buy your dope from us、STAN THE GUITAR MANの泣きのギターが最高なタイトル曲6.、FUNK DADDY制作の切れのあるナイスビートのウェッサイ・ファンク15.My flow of cashがお気に入りです。D-SHOT/Six figuresほどの傑作とはいきませんが、ぜひ聴いてもらいたいメジャー皿の一つです!(04/09/25)
BLIND
/I don't care(12)(年代不明)
FOCUS ENTERTAINMENTなるレーベルからリリースされたBLINDなる正体不明のラッパーの12シングル。収録曲は、A1.I don't care(Dirty)、A2.I don't care(Inst)、A3.I don't care(Acapella)、B1.Things change(Dirty)、B2.Things change(Inst)、B1.Things change(acapella)
このラッパーについてネットで検索したんですが、何一つ分かりませんでした... 電話番号から推測するとマイアミかアトランタのレーベルかもしれません。I don't careはFUNKネタを使ったEAST系のパーティー・チューンですが、注目すべきはThings changeです。WEST COASTを思わせるレイドバックしたスムーズなメロウ・ファンク・トラックが絶品!!! おまけに男性Vo.もフィーチャーときたら... レコ派の方は見つけたら絶対にGETして下さい! 大推薦盤!(05/04/09)
BLOODS & CRIPS
/Bangin On Wax (1993)

BLOODS & CRIPSが93年にリリースしたアルバム。プロデュースは、RONNIE M. PHILLIPS、J-STANK、BATTLECAT等。敵対するの本物のギャング同士がラップしていることで話題になったアルバムですよね。ラップは粗削りながら、良質なウェッサイ・ファンクやG-RAP特有の哀愁ナンバーが聴けるクラシックに相応しい内容で、ZAPP/More bounce to the ounce、TWENNYNINE/Peanut Butter使いのファンク2.Bangin' On Wax、LEON HAYWOOD/I Wanna Do Something Freak to you使いの3.Shuda Beena B-Dog、PARLIAMENT/Mothership Connectionネタのファンク5.Rip A Crab In Half、ZAPP/Computer Love使いの6.Piru Love、LYN COLLINS/Do Your Thingネタのファンキーな7.No Way Out、スペーシーな9.C-K Ride、VAUGHAN MASON/Bounce,rock,skate,roll使いのファンク13.Crip, Crip, Crip、地味ながら妙に惹きつけられる14.Puttin' In Work、WILLIAM DeVAUGHN/Be thankful for what you've gotネタの15.Steady Dippin'、P-FUNKを弾き直した哀愁溢れる16.Mackin' To Slob Bitchesが聴きどころ。ベーシックといえるアルバムですね。(2011/06/21)
BLOODS & CRIPS
/Bangin' On Wax…
The Saga Continues (1994)

BLOODS & CRIPSが94年にリリースした2ndアルバム。プロデュースは、RONNIE M. PHILLIPS、LIL STRETCH、BIG WY、DUKE-E FINGAZ、TWEEDY BIRD LOC等。1stでは顔出しNGだったけど、2ndでは顔出してますね。1stには及ばないけど、ウェッサイ・ファンクを中心になかなか聴かせてくれる好盤で、特にネタ使いのファンク1.Gs & Locs、スモーキーなファンク・ナンバー4.Send That Crab Off To Die、RICK JAMES/Mary Janeを隠し味に使ったファンク5.Mafia Lane、ベースが印象的なファンク7.Can't Stop, Won't Stop、ほぼベースとビートのみのシンプルなファンク・トラックだけど、それが逆に魅力的な12.Slob 187、DeBURGE/I Like Itを分かりにくく使っているところがポイントの郷愁感漂う14.Every Dog Has His DayがGOOD。ウェッサイ・ファンク好きなら聴いて損はないでしょう。(2011/09/30)
BMD
/Summertime(2002)

見た目"小錦"なヒューストンの巨漢ラッパーBMDが02年にリリースしたアルバム。プロデュースにはSOUTHERN PLAYERSのRON Gも関わっています。それほど優れた内容ではないですが、メロウ系に好曲多いです。WILLIE Dも制作に関わったJUICY/Sugar freeネタの80'Sメロウ2.Every thang big、PAPA REUをフィーチャーしたメロウ・グルーヴ5.Da game、何故か主役のラップなしでRONNIE SPENCERとLIZ VAUGHNが歌いまくるスロウ・ジャム6.Do me、ノリノリ・ファンキー・チューンのタイトル曲8.、JUVENILE、PAPA REUも参加したファンキー・バウンス10.Nasty girl、ONE WAY/Cutie pieのカバーでコーラスも忠実に再現した14.Kutie pieがお気に入りです。H-TOWNメロウ・フリークなら押えて損はないアルバムだと思います。(05/07/16)
BODYSNATCHAZ
/On a sunday!(プロモ12)
以前紹介したPRIORITYのG-RAPコンピ"LEGAL DOPE"に収録されているWATTSのGグループBODYSNATCHAZが96年にリリースしたプロモ12インチ・シングル。
収録曲はA1.On a Sunday!(Street Mix)、A2.Inst、B1.On a Sunday!(STEPPED/on remix)
オリジナルVer.は80'S調の打ちこみドラムに透明感あるキーボードがのっかるトラックに男性Vo.が絡む哀愁漂う一曲。シンプルながらも良い感じです。RemixはEN VOGUE/Hold onと同じJBネタのファンキー・チューン。まあまあの出来。(03/08/02)
BOMBSHELL&BABY CAPONE
/Life is a battlefield(1999)
テネシー州ナッシュビルのGスタ・デュオBOMBSHELL&BABY CAPONEが99年にSHARP RECORDSからリリースしたアルバム。プロデュースには、あのPLAYA Gも関わっております。結構有名なアルバムなのでお聴きの方も多いかと思いますが、なかなか充実した内容で、特に後半からの流れがすこぶる良いです。ベスト・トラックは鬼切ないトラックに男性コーラスが絡む16.Keep it real。この曲ほんと素晴らしい!泣けてきますね… この曲にヤラれた方も多いのでは?この他にもしっかりとしたビートに哀愁溢れるメロディのタイトル曲10.、ゲットーの雰囲気漂うダークな11.Tryin to get onと14.Callin my name、寂しげなトラックにが女性コーラスが絡む12.Childhood miseriesがお気に入りです。それほどチキチキしていないので、誰にでも親しめると思います。かなりオススメです!(05/10/08)
B-1/Off the Hook Part2

H-TOWNのB-1が05年にリリースしたアルバム。ゲストにK-RINOやTRAEがいたのに興味をそそられて購入。ちょいメロウな4.My S! @# Be On(せっかくのメロウ・ネタがイマイチ活きていないのは残念)、BLACK MIKEをフィーチャーしたファンキーな7.Ball Wit My Homies、男性コーラス絡みの郷愁感漂う11.Grown Azz Man、タイトなビートにネタをあわせた12.If I Only Knewは気に入りましたが、その他は耳に残りませんでした。あまりオススメできません。(07/01/06)
BOO&GOTTI
/Perfect timing(2003)

シカゴのBOO&GOTTIが03年にCASH MONEYからリリースしたアルバム。プロデュースは、MANNIE FRESHがメインで他にはLESLIE BRATHWAITE、KANYE WEST、JAZZE PHA、R.KELLYと豪華な面々。派手さはないものの、MANNIEの手堅い作りが印象的な好盤で、ベストは清々しいメロウ・グルーヴの17.Out here。MANNIEのイケイケなバウンス・チューンだけでなく、こういったメロウも作れる幅の広さにはほんと感服しますね。これ以外にも、とにかくビートで持っていかれるノリノリな2.Chi-Town、ラテン調哀愁ギターが印象的な3.Girls be trippin、TQをフィーチャーしたギターが効いたノリノリな10.Baby girl、大好きなMOMENTSの鬼切ないWhat's your nameをループした11.Chicago(もっと原曲が持つスウィートな部分を出して欲しかった!)、JAZZE PHA制作でDELFONICS/Think it overをKANYE風に早回しした14.Think...、同じくJAZZE PHAプロデュースでMIKKEY、BABY、LAC&STONEが参加したメロウ・チューン16.Hot S**tがお気に入りです。R.KELLYの曲が退屈だったのが唯一残念なところですね。誰でも親しめる内容なので、未聴の方はぜひチェックして下さい。(06/02/15)
BOO BOO
/Splash party(12)(2001)
メリーランドのMC"BOO BOO"が01年にリリースしたアルバム『S.P.L.A.S.H.』からの12シングル。収録曲はA面Splash party(LP)、B面はSplash party(Cruizin mix)。
オリジナルはどうってことない曲ですが、Cruizin mixはビートも太くなったうえに、怪しげなシンセ、そしてフックでのボコーダーがイカしたファンクになっています。90年代中期のマイナーG-FUNKを思い出させますね。気になる方はアルバムもチェックしてみて下さい。(04/08/21)
BOOCHIANO
/Keepin it real(1999)

アトランタのBOOCHIANOが99年にリリースしたアルバム。2PACのそっくりさんとしてマニアには有名ですね。イナたいサウス風味のトラック中心ですが、それほどチキチキしていないので、割と聴きやすいアルバムだと思います。ベスト・トラックは泣きのギターが炸裂するソウルフルなトラックに女性Vo.をフィーチャーし、2PACが蘇ったかと錯覚を起こすくらいカッコイイBOOCHIANOのフロウがのっかる6.Freakin-A-G。これ最初聴いたときはかなり衝撃受けました!マジで素晴らしい名曲です!この曲だけでも十分満足ですが、男性Vo.絡みの切ない9.SouthsideにもまたオヤGはむせび泣き!声、トラック共に素晴らしいです。2PACファンはもちろん全てのGファンにぜひ聴いてもらいたい曲です!(04/04/03)
BOO DA BOSS PLAYA
/Floss(プロモ12)(2002)
ミシシッピの色男BOO DA BOSS PLAYAの02年のアルバム"Block 2 block"からのプロモ12シングル。
収録曲はA1.Floss(radio)、A2. Floss(album)、A3.Floss(Inst)、A4.Floss(A cappella)
B1.Doe boi(album)、B2.Doe boi(inst)
Flossは変な琴(?)のウワモノやホイッスルがイカしたパーティー・シット!最初はイマイチかな、と思っていたんですが、何度か聴くうちにすっかりはまってしまいました。BOOのプレイヤスタイルのラップも最高!(スタイルが少しJAY-Zに似ていますね) Doe boiはサウス特有の哀愁系。どちらも良いですが、個人的にはFlossがオススメですね。(03/06/01)
BOOGIE
/Under da influenz (1994)

テネシー州ナッシュビル出身のBOOGIE(PAPA JAYの弟)が94年にリリースしたアルバム。国内盤が出たことで分かるようにかなり優れたアルバムの一つです。MAZE/Youネタの疾走感溢れるトラックが素晴らしい1. Money and da highをはじめ、MAZE/While I'm Aloneネタのゆったりとした3. What's up wit da puff、ハードな4. Hell up in the hood、シングルにもなったEDWIN STARR/Easin' In、BOB JAMES/I Feel a Song (In My Heart)使いのトラックに女性Vo.をフィーチャーした哀愁溢れる傑作6. Shocked、メロウ・ジャズ・ファンクのタイトル曲8.、アップテンポの哀愁系9. South side swine、女性Vo.入りのメロウ・グルーヴの11. Floatin、ART OF NOISEの名曲Monents In Loveネタのもの哀しい14. Trick ass hoez(バッキングの男性Vo.がLove T.K.O.を歌っているところもポイント高し)、そしてラストは7分もの間、THE METERS/It Ain't No Useネタのトラック上で総勢8名もの仲間でマイクリレーする激ファンキーな15. Free style finalsでフィニッシュ。かなり充実した力作ですね。オススメです!(2003/01/25)
BOOTLEG
/Death Before Dishonesty (1999)

THE DAYTON FAMILYのBOOTLEGが99年にリリースしたソロ・アルバム。プロデュースは、FRANK ROBINSON、JERMAINE TIPTON、STEVE PITTS。CORY"CO-P"PETERSON等。BOOTLEGってドスが効いたイイ声していて惚れ惚れするね。ドープ&ハーコーな1.Death Before Dishonesty。BIG SHAWNをフィーチャーしたISLEY BROTHERS/For The Love Of Youネタのメロウ・ナンバー2.Fantasies、もの哀しい5.Mama、COMMODORES/Zoomネタの温かみのある6.Fly Away、JAKE THE FLAKEをフィーチャーした妖しくてもの哀しい10.Bad Guy、RASS KASSをフィーチャーしたソウルフルで郷愁感溢れる12.Sophisticated Thugs、MC BREEDのクラシックAin't No Future In Yo Frontをリメイクし、そのMC BREEDが貫録あるラップを披露する13.No Future、MADDAM DANEをフィーチャーした寂しげな15.Sidewaysがお気に入り。定番ともいえるアルバムだと思います。(2011/06/16)
BOO-YAA T.R.I.B.E.
/New Funky Nation (1990)

レビューはこちら
BOO YAA TRIBE
/West Koasta Nostra (2003)

ウエスト・コーストのOGグループBOO YAA TRIBEが03年にリリースしたアルバム。プロデュースは、1曲だけEMINEMで残りは全てBATTLECAT。リリース当時かなり話題になっていて、DVD一緒に2枚組で国内盤もリリースされていたよね。BATTLECATということで、バリバリのウエスト・コースト・サウンドを期待していたけど、かなり微妙な出来でガッカリしたな。ヘビーなビートに郷愁感あるキーボードがマッチしたトラックにKNOC-TURN'AL、OYSTER BOY、KING LUをフィーチャーした3.State Of Emergency、FIJIが参加したP-FUNK風味の10.Carson City、もろP-FUNKって感じのトラックにCROOKED I、EASTWOOD、KOKANEをフィーチャーした11.Take Yo Fade、RUFUS&CHAKA KHAN/Sweet thingをアレンジしたメロウ・トラックにBABY-DOWNが参加した12.Beautiful Thangは好きなんだけど、残りがねー… これよりは旧作聴くのをオススメするかな。(2012/02/10)
BORN 2WICE
/U Have The Right 2 Remain Violent(1993)

H-TOWNのハーコーMC"BORN 2WICE"が93年にリリースしたアルバム。G-FUNKに影響される前の泥臭いトラック満載で、購入当時かなり衝撃を受けた記憶があります。NYっぽいファンキー・トラックにRAKIMの声ネタを効果的に使った14.Famlee Angerが一押し。他にもヘビーな2.7 Executioners、ゲットーの閉塞感が感じられる3.9 Ozs Of Terror 93、MAIN SOURCE/Just Hangin' Outと同じGWEN McCRAE/90% Of Me Is Youネタの5.Suicide Note、緊迫感のある8.Dear Drug DealerもGOOD。4曲ほど2分未満のフリースタイルっぽい曲も収録されており、その中ではファンキーな10.Gangsta Freestyle、Suck My D*ckを連呼する11.Duck My Sick、LL COOL J/I Can't Live Without My Radio使いの13.Famlee Ain't S-tがお気に入り。かなりマニアックなアルバムですが、H-TOWN好きならぜひ聴いておいて欲しい。(08/05/16)
BOSS HOGG OUTLAWZ
/Serve & Collect III (2011)

テキサスのSLIM THUG率いるGスタ集団BOSS HOGG OUTLAWZが2011年にリリースしたアルバム。プロデュースは、KC、MR. LEE、G LUCK、DJ ROGERS、DSF。ゴリゴリな曲が多くて、おじさんにはちょっとついていけないところも多いけど、シンプルな電子音がクセになる1.What Up/SLIM THUG、 DRE DAYS、J-DAWG、サスペンスタッチなピアノが印象的な2. Biz/SLIM THUG、MUG、DRE DAY、攻撃的な6. Anybody Can Get It/LE$、J-DAWG、SLIM THUG、寂しげな雰囲気の10. No Moe Pain/J-DAWG、 SLIM THUG、MUG、HERBMAN、神秘的な雰囲気のメロウ・チューン11. F#%King This Game Up/SLIM THUG、MUG、LE$、DRE DAY、チープなドラムに愁いを帯びたメロディの12. Hogg Life/SLIM THUG、 DRE DAY、BLK、MUG、LE$、優しく包み込むようなメロディが秀逸な16. Get It/BLK、MUGは気に入りました。(2017/09/10)
BOSSMAN&BANDIT
/16 keys(1994)
94年にリリースされたBOSSMAN&BANDITなる2人組のアルバム。ノースキャロライナ出身らしいですが詳しいことは全く分かりません。GANGSTA LUV誌でも書かれていましたが、かなり凄い内容です!捨て曲もありますが、メランコリックな2.Born 2 da bad、哀愁溢れる5.Straight up gangsta、ダークな7.Make a mother fucker pay、甘茶スローに女性Vo.が絡む8.C U when I C U、ハートウォミングな15.Days gone byは最高です!見つけたら速攻で買いましょう。
BOTANY BOYZ
/Forever botany(2000)

H-TOWNのBOTANY BOYZが2000年にリリースしたアルバム。G-LUV詩にも掲載されていたので、有名なアルバムですが、正直内容は地味です。重たいファンク15.Com'n Down Wreckin PT.IIとJODECI/Forever My Lady使いのトラックにBILLIY COOKの歌が絡む18.Forever Botanyはかなり気に入りましたが、これ以外は普通に聴けるけど、これといってインパクトがなく残念・・・ 個人的には少し期待外れなアルバムでした。(06/04/22)
BREED NATION
/Face The Nation(2005)

カリフォルニアのBREED NATIONが05年にリリースしたアルバム。てっきりMC BREED関連のグループかと思っていましたが、全くの別人でした。ゲストにMESSY MARVやKEAK DA SNEAK等も参加しているので、地元ではそれなりに名の通っているんでしょう。B級感丸出しの内容ですが、なかなか気に入っていて、特にTOM TOM CLUB/Genius of loveをヒネリなくストレートに使ったフロア・チューン2.Whacha Gonna Do?、かなり聴き覚えあるメロディ(ネタかも?)のメロウ・チューン6.Ain't No Gangsta、下手な男性コーラスは余計だがハートウォーミングな9.Mother's Day、ソウルフルなピアノが効いた郷愁溢れる11.Time After Time、80's FUNK(ONE WAY?)ネタと思われる14.Shininがお気に入りです。US AMAZONでは捨て値で売られているので、興味のある方は聴いてみて下さい。(07/05/02)
BROTHA LYNCH HUNG
/24 Deep(1993)

サクラメントのボスBROTHA LYNCH HUNGが93年にリリースしたアルバム。これが一般的には1stと言われていますが、これ以前にリリースしているという話も聞いたことがあります。暗くドロドロして最後まで聴いてられない!というのが一般的なイメージですが、このアルバムはそんなことはないです。G-FUNK以前の硬派なファンク・トラック中心で、特にZAPP/More bounce to the ounce使いの3.Had 2 gat yaやGEORGE CLINTON/Atomic dogネタの7.Jackin' 4 jointsはかなりヘビーでカッコ良いと思います。そして意外にもPATRICE RUSHEN/Remind me使いのメロウ・トラックに女性コーラスが絡む8.Walkin' 2 my funeralなんてのもあって楽しめます。他にもEN VOGUE/Hold onをダークに仕上げた5.Lose a hoe,gain a hoe、70'S FUNKネタにブリブリシンセ絡めた6.Back fadeもGOOD。このアルバムはまだ聴きやすいと思うので、怖がらないでぜひ聴いて欲しいです。(04/02/14)
BROTHA LYNCH HUNG
/Season of da siccness(1995)

BROTHA LYNCH HUNG(BLH)が95年にリリースしたアルバム。怪しげなジャケから窺えるように、このアルバムからBLHの本領発揮と言ってもいいほど暗くドロドロとした世界に引きずり込みます。その暗さにハマれないと聴くに耐えないですが、ハマるとクセになりますね。お気に入りは渋いベースラインが効いたファンキー・チューン6.Return of da baby、JUICY/Sugar freeのドラムを使った哀愁系11.Gangsta shit、どこか危険な香り漂うタイトル曲15.、ダーク&ヘビー・ファンクの17.Real loccs。SAC好きなら基本盤だと思いますが、ダーク系が苦手な方は手を出さないほうが無難でしょう。でもBLHのラップはかなりカッコイイと思うんだけどな... (04/07/24)
BROTHA LYNCH HUNG
/The Virus (2001)

SACの重鎮BROTHA LYNCH HUNGが2001年にリリースしたアルバム。プロデュースは、CEDRIC SINGLETON。いつもながらの暗くどんよりしたSACスタイルだけど、割と聴きやすいかな、とも思う。SACの真骨頂ともいえるぶっといビートとベースに身震いする3.Sicc&High、SAC流儀の暗めの郷愁ナンバー4.Lay Low、どんよりしたメロウ・ナンバー6.Gotta Die Soon、TEDDY PENDERGRASS/Come Go With Me使いながら暗くしんみりさせるところがSAC流儀な7.Never Road With Me、SACテイスト溢れるダークな9.Die On The Cross、暗闇に引きずり込むようなウルトラ・ダークな12.One Of Usがお気に入り。絶対に一般受けしないと思うけど、これくらいじゃなきゃSACといえないね。(2012/005/31)
BROTHA LYNCH HUNG
/Snuff Tapes(2008)

SACの大御所BROTHA LYNCH HUNGが08年にリリースしたコンピ。ヒット曲のトラックを使用したものとオリジナル曲が混ざっているみたいですが、正直、ヒット曲に疎いので、どれが他人のトラックかあまり分かりません・・・、なので、「これ○○の曲だよ」って分かる方は指摘していただけると助かります。LUDACRIS/Runaway Loveを使った4.Runaway Love/BROTHA LYNCH HUNG、COS、TWAMP、TYE、染み渡るトラックにSPANDAU BALLET/TrueのコーラスがマッチしたLLOYD/You使いの8.Baby Girl/T RUSH、DOGG POUND/Cali Is Active使いの9.Valley Is Active/BROTHA LYNCH HUNG、TALLCAN G、COS、DEVIOUS、CURTIS MAYFIELD/Give Me Your Loveネタのソウルフルな10.Baylyfe/TWAMP、郷愁感溢れるトラックに男性コーラスも絡む12.Ordinary Thuggs/COS、BALLIN ASS DAME、TALLCAN G、HOGG、LUPE FIASCO/Kick Push使いの14.Kicc Push/BROTHA LYNCH HUNG、18.TEDDY PENDERGRASS/Close The Doorネタのメロウな18.Parlay/BETA、D.DUB、T.A.、LIL WAYNE/Go DJ使いのハイパーなファンキー・チューン19.No DJ/BROTHA LYNCH HUNGあたりがお気に入り。個人的にはかなり楽しめたアルバムですが、できればオリジナルの楽曲でリリースして欲しいところ。(08/04/25)
BROTHA LYNCH HUNG&C-BO
/Blocc movement(2001)
2001年にサクラメントの大物BROTHA LYNCH HUNG(BLH)とC-BOがタッグを組んでリリースしたアルバム。と言っても4曲しか一緒にやっていませんけど。イントロに続くダークな2.Gangsta(f/KAM)にはヤラれました!マジでBLHの早口ラップがカッコイイです!(最近聞いた中ではBEST!)これまたダークな4.Flippin chiccensと15.The plot、YUKMOUTH&SPICE 1参加の19.Don't stopもマイクリレーにヤラれます。サクラメント独特の暗いトラック中心なので好き嫌いがはっきりと別れますが、自分は結構好きです。(2002/12/31)
BROTHA LYNCH HUNG
&DOOMSDAY PRODUCTIONS
/The plague(2002)

SACのボスBROTHA LYNCH HUNGとラスベガスの重要グループDOOMSDAY PRODUCTIONSが組んでリリースしたアルバム。ジャケからも察することが出来るようにひたすら暗くどんよりとしており、好き者には堪らない、逆を言えば一般受けしない内容です。ベスト・トラックは、PHONK BETA制作で80'Sっぽいメロディのメロウ・ファンク16.You ain't wifey materialと切ないピアノの音色が耳を惹くトラックに男性コーラスとトークボックスも絡んだ18.Is anybody listeningの2曲。この2曲は、哀愁・メロウ好きにも十分イケるのでは?他にはもの哀しい7.I ain't even worriedと9.Frustrated、重たいビートに寂しげなピーヒャラ・シンセがマッチした13.ContagiousもGOOD。爽快・メロウ系を求めている方にはかなり厳しいものがあると思いますが、SAC系が好きな方ならかなりオススメできます。(06/02/15)
BROTHA LYNCH HUNG
&MC EIHT
/The new season(2006)

SAC meets COMPTON!! BROTHA LYNCH HUNGとMC EIHTの強力タッグによるアルバム。SPICE 1とはまた違った意味でワクワクするコラボですね。プロデュースは、BIG HOLLIS、TRON TREEZ、VINCE V.、MC EIHT、BROTHA LYNCH HUNG等。TRON TREEZプロデュースでISLEY風哀愁トラックが二人のラップを引き立てる9.Buy another gunがベスト・トラック。大人の味といいましょうか、アダルトな魅力にあふれている曲ですね〜。他にもBIG HOLLISお得意の愁いを帯びたトラックの1.The new season Pt.1と15.The new season Pt.2、MC EIHT制作で(おそらく)B.T.EXPRESS/Do It ('Til You're Satisfied)使いの泥臭いファンキー・チューン3.That's all u can do、BIG HOLLISが手掛けた郷愁感溢れる4.Agent double 0 deuce 4 blocc &CPT(Rest in piss 2006)、BROTHA LYNCH HUNGによるネタを早回しした7.Dreams、これもBROTHA LYNCH HUNGによるNYっぽくスペーシーなネタをループさせた11.West side ridinが気に入りました。キャッチャーな曲がないのは、BROTHA LYNCH HUNGが主導しているからでしょうか(笑)。まあ、トラック云々より二人のコラボを楽しんでいただきたいアルバムですね。(06/02/25)
BROWN BOY
/Livin shady(2005)

人気チカーノ・ラッパーのBROWN BOYが昨年リリースしたアルバム。FINGAZZのプロデュースと殆どの曲がメロウで、しかもトークボックス絡みということでかなり人気のアルバムですね。個人的には、ここまで甘口に仕上げるのはちょっとやり過ぎに感じましたが、確かに聴き逃せない曲が多く、まったり系メロウ2.Livin Shady、スロウの4.Superman、TERRY TROUTMANのトークボックスをフィーチャーした落ち着いたメロウ・チューン5.Special、陽だまり系の7.Get Away、ノリノリな12.All I Ever Wanted、心落ち着かせる13.Come Back To Meが気に入りました。ただ、流行を意識してか、レゲトンなんていつしか忘れ去られるようなのも収録していますが、これは余計ですね。とにかくメロウなアルバムなんで、メロウ・フリークは聴いておいた方がいいでしょう。(06/04/08)
BROWN PRIDE
/Livin' in the barrio(1993)

チカーノ4人組BROWN PRIDEが93年にFAMILIA RECORDSからリリースしたアルバム。93年だけあってネタ感が強いオールドスクールなトラック中心ですが、ZAPP/So ruff, so tuffネタの1.Matter of pride、シンプルなファンク2.Gangsta stroll、ハートウォーミングな4.I don't wanna be the one、DRAMATICS/Whatcha see is whatcha get使いのファンキーなタイトル曲7.、JAMES BROWN/Funky drummerのドラムにHALL&OATES/I can't go for that似(ネタ?)のベースライン、CYPRESS HILL風のウワモノがイカすアップテンポのファンキー・チューン9.D.O.A.がお気に入りです。HI-CでおなじみのBILLY STEWART/Sitting in the parkネタのOn a friday niteはドラムの音が古すぎて個人的には×でした... 確かに古い作品ですが、味のある良盤だと思います。(04/02/21)
BROWNSIDE
/Eastside drama(1997)

故EAZY-Eに認められてデビューした(らしい)チカーノ6人組BROWNSIDEが97年にリリースした2nd(?)アルバム。プロデュースには良質な仕事で知られるTONY G&JULIO GとUNKNOWN(CMWで知られるDJ UNKNOWN?)等。いやー、参りましたね… もう本当に大好きなSWEET SOULの名曲TEMPREES/Love can be so wonderfulを使った極甘なトラックにお約束のファルセットボイスを中心とした男性コーラスがバッチリはまる17.Rest in peaceにはノックアウト!何も言うことはないです。その曲を手掛けたTONY G&JULIO Gの手腕が冴えていてWHODINI/5 minutes of funkを使った物哀しい6.Life on the streets、YARBOROUGH&PEOPLESのダンスクラシックDon't stop the music使いの9.Can't stop the southland、EAZY-E/The-Boyz-n-the-hoodのカバー12.Vatos'n the varrio等聴かせてくれます。UNKNOWNの渋い仕事も好感が持てます。良いアルバムなのでオススメです。(03/03/09)
BUENO
/Change the game(2003)

北カリフォルニアで活動するBUENOが03年にNOYZ"R"US RECORDSからリリースしたデビュー・アルバム。プロデュースは、HOLLOW TIP/Ghetto famousでも手腕を発揮したDJ EPIKが所属するFIREWORKS PRODUCTIONの面々、ゲストにはYUKMOUTH、E-40、KEAK DA SNEAK、故MAC DRE等。今時のベイ物で聴かれるゴリゴリ感はあまりせず、適度に哀愁・メロウを織り交ぜていて個人的にはかなり気に入りました!お気に入りはハンドクラップ・ビートに流麗なギターを絡めた哀愁トラックにANTONIの歌も挿入した4.Bueno shit、E-40をフィーチャーしたメロウ・ファンク9.West up、MC EIHT/All for the moneyと同じTYRONE DAVIS/In the moodネタの11.Nothn ova yourz、BROTHERS JOHNSONの人気曲Strawberry letter 23使いのタイトル曲13.、DOLA IKE&KEAK DA SNEAK参加のまろやかなメロウ・グルーヴ14.We on 1です。NOYZ"R"US RECORDSの今後の展開に期待できそうなアルバムと言えるでしょう。ベイ好きならぜひ聴いて下さい!(05/02/19)
BUENO
/Can't Knock Hustle (2009)

2003年のアルバム『Change the game』で一躍G-RAPシーンで有名になったサクラメントのBUENOが2009年にリリースしたアルバム。メインストリーム寄りの内容だけど、カッコイイね。DJ EPIKプロデュースのゴリゴリな1. Bueno Season、VINCE Vが手掛けたもの哀しげなトラックにCHARA嬢のコーラスが絡む2. Unstoppable、COZMOによるゴリっとしたトラックにYUKMOUTHをフィーチャーした3. F*ck Goin Broke、JB&PREMO VERA制作の寂しげな4. Mob Life、SHERMプロデュースの80'sチックなメロウ・トラックにHOLIDAE嬢のコーラスがマッチした5. Shine、TEAK"THA BEATSMITH"&DEE UNDERDUEが手掛けた心地良いメロウ・トラックに男声Vo.のBEARがオートチューンで参加した9. Cool、これもTEAK"THA BEATSMITH"&DEE UNDERDUEによる郷愁感溢れる13. Billion Dolla Bizness、SERGが手掛けたBLACKBYRDS/Mysterious vibeネタのメロウ・トラックにTHE JACKA、DUBB 20、コーラスのSTACI嬢が参加した14. Around The WorldがGOOD。プロモーション次第では全国区でもイケると思うんだけどな〜。今後も楽しみな存在ですね。(2011/09/13)
BIG AL PRESENTS
DA BUDDHA KLAN(1996)
ダラスのベテラン・グループNEMESISのMC"BIG AL"を含む総勢9名からなるDA BUDDHA KLANが96年にリリースしたアルバム。メンバーには新生NEMESISのメンバーとなるMABOODAもいます。残念なことにNEMESISのトラックを担当していたDJ SNAKEは全く関与していません。そのためバラエティ&クオリティに欠ける内容ですが(あくまでもNEMESISと比べてということで)、通好みの曲もいくつかあり、どこか遠くに誘うような感じの寂しげな5.Breaking fools down、70'S SOUL風の哀愁スロー7.Strickly conversation、ピーヒャラシンセの哀愁トラックに女性Vo.をフィーチャーした13.Kickin' it like big playersは気に入りました。他には少し暗めながらノリノリなファンキー・チューンの14.Cockhound a.k.a. gorilla pimpinも良かったです。アルバムとしてはマニア向けですが、G-LUV誌にStrickly conversationが載っていることもあり、気になる方はチェックしてみて下さい。(03/08/16)
BUN B
/II Trill (2008)

UGKのBUN B最新作。BUN Bらしい骨太でブルージーに仕上げており、LIL' WAYNE、Z-RO、8BALL&MJG、YOUNG BUCK等多彩なゲスト陣にもかかわらず、貫禄、そして存在感溢れまっくているBUN Bのラップも流石の一言。ベスト・トラックは、亡き盟友PIMP Cに捧げたSTEVIE WONDER/Ribbon In The Sky使いの心に染み渡る16.Angel In The Sky。涙なしには聴けませんね、ホント・・・ LIL' WAYNE参加のブルージーな3.Damn I'm Cold、METERSっぽいハンドクラップがナイスなファンキー・チューン8.Get Cha Issue、MYAをフィーチャーしたS.O.S.BAND/Just Be Good To Meネタの10.Good II Meもお気に入り。HIPHOP好きなら聴いて当たり前のアルバムでしょう。I Made Itあたりがお気に入り。サウス・フリークなら聴いて損はないでしょう。(10/04/17)
BUSHWICK BILL
/Phantom of the rapra(1995)
"小さな巨人"こと元GETO BOYSのBUSHWICK BILLが95年にリリースした2ndアルバム。体のハンディをものともせず活躍する彼には頭が下がります。元々GETO BOYSが大好きなので暗くドロドロしたトラックのオンパレードのこのアルバムも好意的に受け止められました。プロデューサーはJOHN BIDO、MIKE DEANに加えてウェッサイの人気チームMAD CJ MAC、SWIFT等。気に入った曲はMAD製作の70'S SOUL風の哀愁トラックが良い感じのA3.Time is hard、同じくMAD CJ MACプロデュースのダークなピアノが印象的なA4.Who's the biggest、ゆったりしたテンポのトラックにバイヴの音色が心地よいA5.Ex-girlfriendです。B面は全てダーク系です。メロー系は一切ないので全ての人にはオススメできませんが、ダーク系が好きな方はぜひ聴いてみて下さい。(03/04/27)
BUSHWICK BILL
/No surrender... No retreat(1998)
GETO BOYSの元メンバー"LITTLE BIG MAN"ことBUSHWICK BILLが98年にWRAP/ICHIBAN RECORDSからリリースしたアルバム。個人的にBUSHWICK好きだからという訳ではないですが、このアルバム凄いですよ... 聴けない曲は2、3曲しかないです。特に哀愁・メロウ系が充実しており、レイドバックしたメロウ・グルーヴ5.My bitch、木琴(鉄琴?)の音色が心地よいドリーミー・メロウの7.Hood rat、なぜかラッパー不在でR&Bグループが本格的に歌い上げるスロウ9.Don't be afraid、ナイス・ビートに寂しげなメロディと女性コーラスが絡む11.Let da rain come down、EARTH,WIND&FIRE/Devotionネタの12.Who's the mack?、ジャジーなネタ選びがセンス良い14.Gangsta funk、ブルージーな味わいの哀愁系15.Sa foolsも最高ですが、ベスト・トラックはZAPPの名曲Be alrightを使った18.Stand by meで決まりでしょう!軽めのドラムも気分ですし、女性コーラスも絡んでいてBe alright使いのなかでもS.C.C.の次に好きです。その風貌や元GETO BOYSということで、敬遠されがちですが、哀愁・メロウ好きならぜひともお聴き下さい!(04/10/23)
BUSHWICK BILL
/Gutta mixx(2005)

GETO BOYSの"小さな巨人"BUSHWICK BILLの最新作。意味不明なサイケ調のジャケには正直購買意欲を削がれますが、そこらへんがBUSHWICKらしさかもしれませんね(笑) ベスト・トラックは、STAN THE GUITAR MANが手掛けたYOUNG WOO、SWOSSでお馴染みSTEVIE WONDER/All I do使いのメロウ・グルーヴ15.20minutesormore (Soul Mix)でしょう!メロウ・フリークには間違いない逸品ですね。他にはファンキー・ビートに郷愁感あるメロディ、時折入るインド風女性Vo.のアクセントも効いた1.Drwahbushwickching、スペーシーなキーボードが心地良い7.Milleniumpimpwick、職人MIKE DEAN制作の地味ながらジワジワ効いてくるファンキー・チューン11.Dowhatyoudo、ダークでノイジーな13.Gorealaentertainment、SCREWEDながら普通に聴けるP-FUNK風な14.Milleniumpimpnscrewedが気に入りました。15.20minutesormore (Soul Mix)以外は正直クセのあるトラックばかりなんで好き嫌い分かれるところかもしれません... しかし、メロウ好きなら20minutesormore (Soul Mix)は聴き逃せないのでは?(05/09/24)
BUSHWICK BILL
/My Testimony of Redemption (2009)

GETO BOYSの小さな巨人BUSHWICK BILLが2009年にリリースしたアルバム。今作は、なんとクリスチャン・ラップとのこと。だけどそれはリリックだけで、トラックはGラップ・フリークに十分アピールできる充実ぶりなんでご心配なく。寂しげなギターのイントロから惹き込まれる3. Testimony Of Redemption、郷愁感溢れるオルガンのメロディに男声コーラスが絡む4. Goin' To The River、まろやかで優しげなメロウ・トラックに男声コーラスも雰囲気を引き立てる5. Calling To You、ビートがイカす6. God's Side Is Da Best Side、ビートでグイグイひっぱる11. God Heals The Pain、優しげなメロディに癒される13. Life Is A Beautiful Struggle、ハードロックというよりかヘビーメタル化した16. No More Child's Play、ISAAC HAYES/Hang Up On My Babyを使ったクラシックMind Playin Tricks on Meをセルフ・カバーした17. Renewed Mindあたりが特にお気に入り。好きなラッパーだけにこれからも活躍して欲しいですね。(2011/01/14)
BUST DOWN
/Putcha Ballys On (1991)
ニューオーリンズの伝説的なハーコー・ラッパーBUST DOWNが1991年にEFFECT RECORDSからリリースしたアルバム『Nasty Bitch (Chapter 1)』からのシングル。監修はマイアミのエロ大王LUKE!、プロデュースはIKE MIKE。田舎の大将的なしゃがれ声が最高なラッパーで、全く評価されていないのは残念な限り。
A. Putcha Ballys On
JAMES BROWN/Funky DummerビートにSTOP INC./Second Lineのホーン、WAR/Heartbeatを合わせたファンキー・チューン。
B. Nasty Bitch
チープでスカッスカなトラックにRUDY RAY MOOREのお下劣トーク「World's Biggest Dick」を合わせたサウスのTOO SHORT的なお下劣ラップ・クラシック!後にGANGSTA BOO/Nasty Trickでリメイクされたますね。
(2024/02/12)
BUTCH CASSIDY
/So cold(プロモ12)(2002)
EASTSIDAZをはじめとするウェッサイ物の客演シンガーとして有名なBUTCH CASSIDYが02年にリリースしたプロモ12シングル。収録曲は、A1.So cold(Clean)、A2.So cold(Dirty)、A3.So cold(Inst) B面はA面と全く同じです。プロデュースは、DJ QUIK!バッキングVo.はELとJAMESのDeBARGE兄弟とくればもう内容は保証付ですね!期待していたとおり、QUIKお得意のアップテンポのメローグルーヴでかなり玉乱です!BUTCH CASSIDYのVo.もQUIKのラップもDeBARGE兄弟のコーラスも全て最高!ウェッサイファン、特にQUIKファンは必聴でしょう!ところでBUTCH CASSIDYのアルバムでているんでしょうか?誰か知っている方情報提供お願いします。(03/09/20)